somewhereplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | あの月が何を見てるのか 僕にはわからない どこか遠くまででもいいよ たゆたい、ふたりでゆこう うまれ つらなり はなれて そっと消えてゆく 逆らうことのない円のような 覚え始めた互いのわずかな哀だけ 今を信じられる確かなものなら なぜ涙がこぼれる 痛みなんかないくせに 失くすものはないから このまま拭わずにいよう つなぎあう手を感じながら寄り添い歩いてる ここから夢への帰り道 ひと時でいい、眠ろう くるりくるり 時だけが過ぎてゆく いつか、すべて晒しあいながら いつか、ふたり無邪気に笑えるのなら なぜ涙がこぼれる 痛みなんかないくせに 誰も知らないような 僕らはふたりになるから |
さよならより、優しいことばplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | 朝と別れて、僕は夜に出会う 楽しい日々も過ぎ去っていくから さみしい別れは僕らを結ぶのさ 思い出より深く僕らを結ぶのさ さよならさえ気づかれないように手を振るよ 振り返らないでよ 夜明けの夢の終わりまで 瞳をとじれば… wah-wah 見知らぬ宇宙のどこかで うっかり出会えるはずだろう またね… 今日と別れて僕は明日に出会う 悲しい日々も過ぎ去っていくから さよならより優しいことばがみつかるはずさ 今日を楽しんでよ 君にも明日がある 微睡んでく… wah-wah 目前の暗い闇など いつか去っていく記憶さ それじゃあね… wah-wah 見知らぬ宇宙のどこかで うっかり出会えるはずだろう だから今、 忘れておくれよ この僕を だから今、 目前の朝を喜ぼう それじゃあね またね |
シャララplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 君が笑う それだけで それだけでよかった 君は今 誰に笑う 誰の目瞳に映るの 僕は今日も、元気でした 何の役にも立たず 無力感を抱えながら ベッドに入るのさ ひとつ、ひとつ 歳をとって ひとつ、ひとつ 失くしてった 明日の予定なんか 余計悲しくなるよ シャララ もどかしさを誤魔化してみるのさ 幾何学的に単純で 迷惑なこの僕の心を シャララ 愚かしくも愛せはしないだろうか 容易いようで難解な 身悶えること僕の心を 僕は今日、何ができた 空しさつらつら 忙しいと嘆きながら 暇を持て余して ひとつ、ひとつ はぐらかして 少しづつ 嫌になって 明日の予定なんか ああ…眠れないよ シャララ 狂おしくも取り繕ってるさ すくすくと育つ後悔に のたうちまわってるこの僕は シャララ 気持ちいいほど からっぽになりたい 何も感じなくなるほど 求めることも忘れるほど 自問自答しては、わかった気になり、退屈していく普通の憂鬱 君のまなざしをどうすればよかった 何故、僕にも明日がある 何故、僕にも未来があるの シャララ 悔やみながら進むしかないのか 永遠という錯覚に、永遠に翻弄されながらも また退屈して 自問自答してる こうしてまた夜に取り残されてく |
少年plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 優しい言葉忍ばせて 押し込んでいった ごまかした ただどうしようもなく さびしいだけ ねぇ 本當は無益な偽善。それだけ こわくて。こわくてさ。 青さを、、、 青さを否定して。 あ一ぁ。 はずれていたキミの的 そもそもなんか狙ってた? ダラダラと過ごしていた。排他的か? ゆらゆらと漂っていた。忘れたくて眠るだけ こわくて。こわくてさ。 青さを、、、 青さを否定して。 あ一ぁ。 こわくて。こわくてさ。 青さを、、、 青さを否定して。 それだけ。それだけで。 どこまで どこまで考えた? あ一ぁ。 |
砂のようplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 悲しみには意味があるという 痛みには理由があるという さんさんと降り積もる刹那は まるで砂の山のよう どうして どうして どうして どうして どうして どうして 真実には意味があるという 現実には理由があるという 振り落とされ流れてく意識は まるで砂の嵐のよう どうして どうして どうして どうして どうして どうして 空は閉じてゆく あがけばあがくほど 僕は落ちてゆく もがけばもがくほど このまま抜け出せないままで そのまま埋もれてゆくの? 小さな砂のような真実と 大きな暗闇の現実と 時の流れに抗えなくても 僕には逆らう意思がある 何度も 何度も 何度も 向こうへ 向こうへ 向こうへ 虚しく消えてく あがけばあがくほど 空しく消えてく もがけばもがくほど |
スローモーションピクチャーplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | スローモーションピクチャー 一瞬は永遠の結晶です 壊れてしまうのはしょうがないんだ 愛し合う僕らは幻想です 只只 哀しみは心の血晶です 埋め込まれてるからしょうがないんだ 絶え間ない確かな結晶です 只只 スローモーションピクチャー 君がいない でもそれでも 君がいない でも |
先生のススメplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 先生 空は飛べますか 誰よりも高く ねぇ 先生 何が見えますか 僕の未来は 今 理論にあてはめて すぐ答えてよ ねぇ 先生 さぁ 先生 あぁ まるで独裁者のように 非力な僕にすごいすごいことを さぁ今してよ 先生 恋はしてますか 夜泣くような 先生 何ができますか 罪深き こんな僕らに 先生 もっと 先生 あぁ まるで独裁者のように 無垢な僕にすごいすごいことを さぁ今すぐ |
その叙情にplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 誰が束ねた?誰が始めた?君のお手柄?僕はぬけがらさ。 進め偽善者。掲げるのは世界平和。それに諂う君はすごいね。 ああ。そんなもの薄れてゆくのです。 そう。問題はそこではないのです。 吐き捨てる感情。押されて泣くな。もう泣くな。 書き留める感情。白いノ一トを塗り潰す。 乾ききった日常。わずかばかりの水をたす。 それくらいでいいの。気持ちとしてはそれくらいでいいの。 結構上手にできたでしょう? 案外何でもできるでしょう? 自尊心+怠慢=現状 結局誰かのモノマネだった 電車の窓から見飽きた景色 目をそらす 細い路地から昼間の月が顏を出す 明日こそきっと 諦めきれず手を伸ばす 試してみるか? こんな僕らを愛せるか キミが。 そうじゃないな。そんなんじゃないな。 こうじゃないな。こんなんじゃないな。 やりたいことはこんなんじゃないんだ。 あいにく今日はこんなんです。 |
空から降る一億の星plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 君が僕にとって 僕が君にとって なんなのかなんて 知る由などなくて 哀色の心には 理由(わけ)がきっとあって うっかりこわくなって ふたりの未来をぼんやり憶ったりしてると不安になるんだよ いやだよ、いやだよ 関われないことに関わっていると さみしさにこわく、 こわさにさみしくなる 空から降る一億の星にひとつだけ願いごとをして 隣にある君の横顔があまりにも遠くに憶えたせいで 君が歳をとって 僕も歳をとって ふたり丸くなって ふたりで星になって 僕らのすぐ側には 死が身近にあって うっかりこわくなって 想像できないことを考えていると不安になるんだよ いやだよ。いやだよ。 不可解さを避けるようにしてみては ぼんやり夜空をながめて、あぐねていた 空から降る一億の星にひとつだけ願いごとをして この大きな宇宙の下ではあまりにも僕は幼すぎて よそよそしくも 寄り添いあうよ 囁くように 祈って けたたましくも 優しく在るよ からかうように ひかって…ながれた… 空から降る一億の星にひとつだけ願いごとをして 僕がいつか星になったときも、君の隣にいられるかな 舞い上がる一片の願い 藍色の空に溶けてゆく 煌きだす一億の最後に 僕はひとり、君をおもっている |
空が笑ってるplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | 窓枠で 切り取られた景色眺めてると 胸に ポッカリ 大きな穴があくの あの煙突の煙が雲になってるんだと そう信じてたのどれくらい前だったかな? でもさ雲に触れたら何か変わるかな カラフルな雨がからかうかな 円になったよ ほら 円になったよ 色と色が手をつないでる 円になったよ また 円になったよ 明日は晴れるかな 着ぐるみのウサギからもらった無色の風船 他人が嫌いなみんなが繋がろうともがいてる 空に自由を尋ねて月に未来を委ねて それで何か分かった? 何か変わった? だからさ夢のあるものは大人だましでさ 可愛らしいものは子供だまし 円になったよ ほら 円になったよ 誰と誰が手をつないでる 円になったよ でも 演技だったよ 嘘だから さよなら 色とりどりの真実の渦の中 ボクはうずくまる 未来が支度している 支配しているんだ 頭痛いな ヘンになったよ ヘンになったよ 背を向けて 目を閉じてさ もういいかな ねぇ 誰かいないかな もう誰もいないんだな ひとつ ふたつ 雲が浮かんでる ボクを連れてってよ ふわふわ ゆらゆら くすぐったい風が吹く 空が笑ってる |
体温plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 何度も、何度も忘れてしまえばいいんだろう そうすればこんなに臆病にならずに済むだろう 何度も、何度もやり直しできればいいんだろう そうすれば痛みを知らずに過ごせてしまうだろう このままでいいなら、このままでいいでしょ 何処にも行けずに… 幼気な瞳には涙が似合うけど… それでも… それでも触れていたいから 僕はわがまま ないものねだり たよれぬまま ひとりになる 何故、こんなに無邪気に 明日に君を残したまま 僕は、恥ずかしい 毎日、毎日、それらしく生きてはみるけど 自分を尊ぶ心がどうも優しくて このままでいいなら、このままでいいでしょ 心はゆらいで 無垢なその瞳には涙が滲むけど… それでも… それでも許し、許されたい 僕はわがまま ないものねだり こどものまま もがいている 手をつないで ふたりは いつでも独りきりだった 互いに怯え 想いよじれてゆく 僕らは忘れ合う すべて 君のいうとおり ぜんぶ 君のいうとおり 痛みを知らないで、愛は計れない 守れない約束して 叶わないこと願って そんなわがままに今日もまた生かされて 嘘ばっか うそばっか… |
誰も知らないplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | 誰が知ろう 今わたしの中に ねむっている哀しみのこと 誰が知ろう 今わたしの中に ねむっている愛情のこと 誰も癒せない わたしだけが知ってること 誰も奪えない 時々それらしい言葉にしてはみるけど 誰が知ろう 今あなたの中に ねむっている淋しさのこと 誰が知ろう 今あなたの中に ねむっている優しさのこと 何かをあたえる愛 何もしない 何もあたえない愛 誰も嗤えない すこし また すこし あなたらしくなってゆく 誰もがひとりで 所在もなく 行く場所もなく 誰かを想いながら 自分自信を確かめているから |
手紙plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | あなたと過ごす日々に 理由が必要になって このまま 僕ら このまま 寂しくはなればなれ あなたの姿は声になって… そして声すら懐かしくなって… 決して抗えないものなのか 決して叶わないものなのだろうか 僕をみてくれよ 別々の道を歩くけど いつかまた叱ってほしいよ 言い訳用意しとくから 言いそびれた言葉が浮かんでは 人懐っこくすり寄る感傷 捨ててしまわずに抱えていこう 交わると願うこの道の先へ やがて 擦り切れるだろう ずるずると引き摺れば 小さくなるだろう それが寂しさだろう 消えはしないだろう どんなに時が経っても 大きくなるだろう きっとそれが愛だろう 僕をみてくれよ 愚かでも歩くこの様を いつか会えると決めつけて 理由はいらなくなるだろう 理由はいらない そうだろ |
手のなるほうへplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 急ぎ足で日々は過ぎてゆく 明日のボクに僕は間にあうかな? 今日の空がとても眩しいから 気の向くまま僕は旅に出る 風が吹けば風なるほうへ 雨が降れば雨なるほうへ 晴れの日には花咲くほうへ あの向こうの手のなるほうへ ねぇ いいでしょう ずっと待ってた風に 只、吹かれながら 喜びも悲しみも昨日に消えるのだろう ねぇ いいでしょう ずっとこのまま変わることなく 目の前にある今をゆこう 明日の中をボクは歩いてる 明日の先に帰る場所がある 空が花を咲かすように 僕は吟を歌うのかな ねぇ いいでしょう ずっと待ってた風に只、吹かれながら 遠ざかる雲にまだ答えを探してるけど ねぇ いいでしょう 弱さごと雨に只、打たれながら 明日をゆくボクがまた僕を呼んでいるのだろう ねぇ いいでしょう ずっとこのまま迷うことなく 手のなるほうへ 僕はゆこう 今をゆこう |
東京plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 他の人が口にするほどヒドイ所でもなくて 自分自身が思ってたほど素晴らしい所でもなくて 大衆文化 作為があった 計算だった イヤになった 矢印の方へ 従っておくか イスとりゲーム ボクは残れなそうだ 見えなくなった 言えなくなった 逃げたくなった こわくなったかな プラス思考 それが流行り 社会の役に立て そんな言葉背負って とりとめのない言葉だけが身体の中うねりをつくってる こんな毎日と戦ってる 辟易してただ線をなぞった 明日はなんかする事あった? どうやらボクは一人になったようだ 埃臭いバスに揺られ 気付かれないように溜め息をついた その手をはなしてよ この道を引き返したいよ こんなはずじゃなかったんだ 見えなくなった 言えなくなった 逃げたくなった こわくなったかな プラス思考 それが流行り 社会の役に立て そんな言葉背負って 埃臭いバスに揺られ 気付かれないように溜め息をついた |
匿名plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 人はいいの。今を見ろよ。もう... 誤解をとくよ。それを背負うよ。でも... 君はどう? もうわかってる?虚勢張る君に力はなく 匿名の彼らがさ、何か見透かすような態度。微笑。外面よく よくない思想たちが手を拱いているんだよ。 表裏一体のこの世界で 世間體どうよ? うるせえ。いいよ。もう... 感情の墓場で土を掘るの。でも... 君次第だろう。受け止める。そんな覚悟があるかどうか 形がすでにあっても目を凝らしてごらんよ 型にはまる?それもいいでしょう 応えをせかすような生産的意見だろ? 要はバランス さあ応えろ 君はどう?もうわかってる? 虚勢張る君は昨日 |
DRIPplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | コーヒーカップは空だった 汚れた底を隠したんだ 2万キロもある深さを 誰にも気付かれないように 何食わぬ顔してさ そうみんな人間 おかわりが欲しくてさ 後先など考えてらんないでしょ ほら 目は冴えちゃってさ 我慢が出来ない なんという為体さ 欲望の中毒者 … 何と 1:1 だって 腹に入りゃ全部同じ 潔白を証明しても 腹の中はまっくろくろ あれもいいね これもいいね それもいいね なんて嘘 真実で混ぜてみて ねぇ少しは 飲みやすくなるでしょ ほら 頭冴えちゃってさ 我慢が出来ない なんという為体さ 欲望の中毒者 |
ドーナツの真ん中plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | 愛なんてどこにある このほしにはあるの? 朝のなか 夜のなか このほしのどこにあるのだろう ぼくはくるしむ せまりくる いのちの期限に ぼくはおびえる くるかもしれない 孤独に ドーナツの真ん中を覗いているだけなのか? 信じることしか許されていないのか ほんとうの愛はどこ このほしにあるだろう あおいそら あおいうみ ふるさとは話してくれないよ 花よ、おしえて ぼくに、おしえて ぼくは、しりたい 抱きしめたいんだ 一過性のものなのか とぎれてしまうものなのか いや、きっと記憶よりふかい つよいものだろう ほんとうの愛はある このほしにあるのさ ぼくの側 きみの側 ふたりの中に ともに ふるえ ともに ないて となりにいて なにもいわないでも 朝日よりも 夜風よりも 曖昧で、確かなものだから |
人間そっくりplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | 子供の頃あった正義感はオモチャ箱の中 焦燥感は僕の中 あの頃は良かった そんなもんはアルバムの中 後ろ向き人生まわれ右 幸福なもんか この手で何を何を守れた 何を与えた 耳をふさいで 扉を閉めた すべて出来て 何も出来ない 君が髪を切った キレイだった すごく似合ってた 問題は君を好きなのかどうか 楽したい人ばっか ボクもそっか じゃあ何しよっか 後ろ向き人生まわれ右 大袈裟なもんか その手で何を何を掴んだ 何をつくった その目ふさいで頭をなでた すべて出来て何もできない 戯けることだけ上手くなる それでも明るく生きてます。 人間そっくりなボクですが それなりに生きてこれました。 いつも まぁいっか 今週何しよっか? 今日まで何点だった? 今はわかんない |
能天気日和plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | グッドモーニング! 毎日したいでしょ 朝寝坊 おひさまが覗き込む 悪戯な微笑み 一秒がせわしなく追いかけてくるから 朝食とため息を無理矢理に流しこむ パジャマを裏返しに着てみては もどーれ もどーれってさ 無駄な悪あがき 脳天気な気質 のんびりしてちゃいけないよ 煩忙的現実 余裕なくてもいけないよ 道理的防衛本能 交互にボクを攻めるのさ 遅刻まで あと5分 ちょっと待った 鏡のボクの顔を見よう さぁ今日も始まるボクのふりのショー 楽天的気質 それじゃビリになるかもしれないよ 表面的現実 心許しちゃいけないよ 多難的人生行路 それでもめげずに行きますか でもそんな感じでいいの? まぁ いっか グッドモーニング! |
high&lowplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | high & low… 期待感なんて たいしてないのに どうしてこんなに 焦っているのか 知っていることは たっぷりあるのに どうしてこんなに 虚しくなるんだ いたいいたいいたいいたいのとんでゆけ ココロとカラダよれよれになるんだ 自分ひとりがヒロインきどりでいて 鏡をみて どうでもよくなる あーあ high & low… 失うものなんか なんにもないのに どうしてこんなに まよっているのか やるべきことは たっぷりあるのに どうしてこんなに あくびがでるんだ いたいいたいいたいいたいのとんでゆけ りきむことなく生きていけたなら みたい ききたい いいたいよぜんぶぜんぶ テレビをつけて どうでもよくなる あーあ |
拝啓。皆さまplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | ふいに思い出した少し前のこと。 たまには下を向いて、躓かないように。 昨日は何に悩んでいたんだっけ? いいか。忘れようか大したことじゃないさ。 すべて 終わりにしようと思った少女は、 駅のホームに飛び込んだんだ。 隅のほうにいるのが好きなの。誰も届かない。覗けないんだ。 病気の人たちを演じ涙誘う。そんなテレビドラマ僕は嫌い。 誰かがそこに線を引くから、息が詰まるな、行き詰まるな。 拝啓、皆さま。僕らはつくづく馬鹿なものですね。 学習しない。 |
はじまりの吟plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | ひざを抱えたまま 何が出来るのかな 今日を拒みながら ボクは始まってゆく 東からの風が明日を連れて来てくれるなら 部屋の扉を開けてぬるりと歩き出そう 大切なのは抱え方じゃなく、忘れ方 しらけちまっただけ はずれちまっただけ けがれちまっただけ どれだけ? 耳をすますだけ 目をとざすだけ 変わりつづけてくさ それだけ… 今日を拒みながら ボクは始まってゆく |
はずれた天気予報plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 1つ歳をとると 知らないことも増えて それでもロウソクの火を消す 漠然としたものに ちゃんと色をつけて それも生きる術であるのかな どっかで見た 川沿いの道 掃り道 知らず知らずに こうやって また歳をとるのかな もうこれ以上悲しむことなんてないよ まだ夢の中。現実なんて見れないよ こんな調子で まだ立ち止まってるよ3年前から 結局 子供のまま歳だけとって子供のまま はずれた天気予報に少し腹をたてて 今日は1人部屋で過ごそうかな 昨日の言葉忘れてよ もう許してよ 大事なことが輪郭だけなぞり掠めてく もうこれ以上悲しむことなんてないよ まだ夢の中。現実なんて見れないよ こんな調子で まだ立ち止まってるよ3年前から 結局 子供のまま歳だけとって子供のまま ゆらゆら世界をはばたいて こんな世界はどう? |
パンクplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | あくびしたまま 死んでしまえるなら 何もせずに 馬鹿になれたなら 虚しいほど 僕は正常だ 意味はないのさ どこにも… いたいよ いたいよ 満足なこの両手のせいで いたいよ いたいよ よく見えるこの両目のせいで そらにうたえば 必死な僕は ああ なんて滑稽 嗤えよ 嗤えよ そうでもないと僕はもうやってらんないから やかましいほど 饒舌な人なら こざかしいほど 利口な人なら 目眩がするほど 僕は正常だ 意味はないのさ なんにも… いたいよ いたいよ 約束するこの口のせいで いたいよ いたいよ 貸してしまうこの耳のせいで そらにうたえば 必死な僕は ああ なんて滑稽 嗤えよ 嗤えよ そうでもないと僕はもうやってらんないから |
ひとつ、さよならplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | ひとしきり戯れて 君はもういない かげりゆく八月の夕暮れ、青 いない いない 時が変わる それはまるで嘘みたいだ ひとつ、さよなら なくさなくていいようにね 残されたのは君の香り 蜜のような 愛さないことは 簡単な ことさ 愛しいと思うけど 確かなのは僕のほうさ 微睡んで ゆらり ゆらり いない いない 僕は祈る それは まるで悪みたいだ ひとつ、さよなら こわさなくていいようにね 忘れないのは夏の香り 眩しいほど かげりゆく八月の夕暮れの、不在 夢のあと 永久にいて |
人との距離のはかりかたplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | きいて。僕の声を おしえて 君との距離を わかってる みんなもうわかってる それが自分のためだってこと ねぇ、変わったのは君のほうだろ? アレも、コレも違うんだ これじゃ誰といても同じなんだ 言葉にするだけ無駄かもな でも言葉にしなくちゃダメだよな 誰かに頼まれた訳じゃないけど 信じたいんだよ 似た者どうしだろ でもどうしても 傷つけちゃうんだよ なんでなんだろう 現実は甘くないのさ トゲがジャマするんだよ 今までは 無意識に出来てた でも意図的はなかなかうまくいかない ねぇ、必要な嘘もあるだろう アレも、コレも君のため。 いや、違う。僕のためだったんだ 言葉にするだけ無駄かもな でも言葉にしなくちゃダメだよな 誰かに頼まれた訳じゃないけど 信じたいんだよ 似た者どうしだろ ねぇ 平行と垂直さ 「並ぶ」のもいい 「重なる」もいい 「気にしない」もいい 楽じゃない... 傷つきたくない僕がいて 傷つけたくない僕がいる 苦い実かじるも君となら 暗いトンネルも君となら 人との距離のはかりかた 僕自身イマイチわかってないけど 君とはずっと はからなくていい距離をみつけたいんだよな そう思うんだよ 信じたいんだよ 寄り添いたいんだよ 僕の声が届くといいな |
独りのときのためにplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | ハロー 虚しさよ おどけてみせるよ ぼくは この胸の中 苦しみを笑うすべを ハロー 悲しみよ あおく染まるよ ぼくは この胸の中 ふるさととおんなじ色さ いつの日か 来てしまう 独りのとき いつまでも もっていよう 胸の中 天国を ハロー 愛しさよ 抱きしめたいよ ぼくは あどけない笑顔 胸の中 光が射すよ ハロー 喜びよ 終わることのない歌よ 意味などのない おもいがけない場所にゆくよ いつの日か 来てしまう 独りのとき いつまでも もっていよう 胸の中 天国を |
普通の生活plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 暖かいスープとうたた寝と 疲れの無い身体と余った休みと まだ片付けなくていい机の上と そう、僕が望むのはこんな普通の生活 そんなものはない そんなものがあるはずないだろう 約束の時間にあわてないこと やり終えた宿題と進むペンと 意味のない夜更かしと長電話と そう、僕が望むのはこんな普通の生活 そんなものはない そんなものがあるはずないだろう こんなことさえ僕の憧れている生活 |
fly&fallplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | おちてゆく ゆっくりと ボクはいま まっさかさま おちてゆく ゆっくりと どこまでも まっさかさま おちてゆく クロールで ふかふかの雲の中 すり抜けた すり抜けた キミの手を差し出してよ 観覧車浮かんでる ほら夜が明けてゆく 星くずの街の中 魔法が解けてゆく ボクからはキミへと空からは海へと 自由なその早さで雨のようにおちてゆく なんにもない なにもない なんにもない 永遠のよう なんにもない なにもない なんにもない 終焉のよう 海から空へとボクらは還ってゆく 空から宇宙へとボクらは還ってゆく いま風が吹いてふわり どこまでもどこまでも そう今日も明日も明後日も いつまでも飛んでゆこうかな |
プレイヤーplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 物憂げなこの想いを哀しみと名付けて 誰より僕はまったくの一人みたいだ 退屈に身を委ねて夢だけを見ている どこか遠くでゆっくりと明日が始まってゆく 空が流れている 流れ流れてゆく 今日がほら淋しそうに風に舞ってた 並んで飾っている奇麗な幸せは いつか誰にでもやってくるのかな 絶え間なく終る日々に サイレンが聴こえる やがて世界はゆっくりと冷めていくのだろう 笑って忘れてた小さな孤独は いつか音もなく蒼く膨らんでく 許されないことだと思っても 僕はいつも未来を憶ってた あの空を烈しく燃やすような涙を流しても |
星になってplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | 過去も未来も幾千もの星になって 宇宙を彷徨って 枯れゆく花 あなたは綺麗だ 今いのちがうまれている 言うに事欠いて傷つけてしまって 空きカン蹴飛ばして 寝転んだ そらがやさしかった また朝がきて 今日も生きてた 夢の前にあんなに思い詰めてたのに 今は朝をよろこんでいる 過去も未来も幾千もの星になって宇宙を彷徨って 酸いも甘いも今あなたを、 あなたの明日をうみだしている 泣いているあなた、笑っているあなた どちらもよろこびにつながってゆくだろう 世界に祝福されるだろう わたしもあなたもいつの日にか 星になって宇宙を流れて やがて 新たな名前をもらうのだろう そして眩しく輝きつづけるだろう |
ぼくがヒトであるならplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | ぼくはしらない 約束の有効期限を まもるまでいらない いらない ぼくはしらない 欲望の有効期限を 満たすまでいらない いらない 一度、交わしたのなら 二度と帰れはしない いつか、満たしてみたい 決して枯れてしまわないほど このまま はなさない 朧げな約束でも 偶然に 怯えないように このまま はなさない 危うげな欲望でも 充足に 怯えるまで ぼくはいきたい ぼくにおしえて 愛情の最低限度を 用量をしらない しらない ぼくにおしえて 憂いの最低限度を 心がうるさい うるさい 誰かを想いながら 自分を疑いながら それでもいきてみたい もしも、ぼくがヒトであるなら このまま はなさない 醜いこんな身体でも 誰かにとって…誰かにとって… このまま はなさない 儚いこんな命でも このぼくが捨てるまで ぼくはいきたい |
ボクのために歌う吟plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 今はここから逃げる気もしなくて キミはボクに期待しすぎた 冷めきった態度で遠ざけて 感情 圧し殺して 苦しんで 相変わらずでいんの? 心配かけたくないの どうすればいいの? 意味がわからなくて もう ねぇよ ここはなにもねぇよ くだらねぇよ 全部くだらねぇよ 終わらねぇよ なにも終わらねぇよ 壊してよ 言葉頼って生きているんだ これからどれくらいの犠牲をだすの? もう疲れたよ 苦しいよ 悲しいよ ねぇ 腐っちまったね 何を考えてんの? 遠くを見つめながら キミは暗い子なの? 何を求めてるの? もう ねぇよ ここはなにもねぇよ くだらねぇよ 全部くだらねぇよ 終わらねぇよ なにも終わらねぇよ 壊してよ |
born tonightplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | いつものまま 昨日のまま もうお月さま 僕はこのまま 黙ったまま ほらもうお日さま 身体このまま 意識だけが まっさかさま 感情の名前すら 知らぬまま わからぬまま ひとすじの泪 ぽつり ぽつり ひとつぶの泪 どこへゆく 何故、かなしみと名付けられたのだろう 何故、むなしさと名付けられたのだろう 誰かの目に その視線に 怯えたまま 下を向いたまま その心 凍りついたまま 人の夢が消え ぽつり ぽつり 人が人を諦め むなしくなる いったい何に怯えているのだろう 人が人らしくいられなくなりそう 一億の泪 消えるよに 一億のよろこび 祈るよに 恋するように生きてゆけるのなら ぼくもあなたも人らしく在るだろう 心の中の灯を絶やさずにいれば ぼくもあなたも怯えずに在るだろう |
まだみぬ君plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 言いたいことが山ほどあって 君のことが知りたくて 僕だけにきかせてよ 新しい微笑みで 君想って 目を瞑ってる 無垢になった ねぇ神様おしえてよ 特別になりたいよ 君想って 目を開けたら 風が立った その瞬間、探しにゆこう まだみぬ君だから はじまり探しにゆこう その日を探しにゆこう 君がいないと思うほど 君のこと感じるから 君がいないと思うほど いとしく思えるから 言いたいことが山ほどあって 君のこと 知りたくて |
待ち合わせの途中plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | 天気予報は晴れのマーク 蒼空は嫌だった 迷子だなんて気付かなかった 気付きたくなかった 何をして来たのだろう 何と向きあえたのだろう どこにも行けないままで 約束だけ探してた 誰かがそうどこかで 僕のことを待ってる あの日が呼んでいる 今はきっと待ち合わせの途中 風はやんで またひとりぼっち 答えなどなかった あるがままでいたいなら 傷ついて泣けばいい 譲れないものがあるから 独りでも 歩くだけ 見上げれば眩しい色褪せた蒼い空 誰かが呼んでいる 今もきっと待ち合わせの途中 僕は大人になる 何が分かるのか 季節は流れてゆく もっと遠くへ 此処じゃない何処かで 待ってる人がいる 彷徨えど僕は行こう いつかあの約束の場所まで |
見知らぬ朝plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 床にころがってる ゆめ、ゆめ まぼろし 寝ても 覚めても ゆめ、ゆめ まぼろし 今朝の占いでは 最高の一日 さめざめ ためいき 孤独な休日は 壁に向いて話して なんか話して 何処にあったってわからない 側にあったってわからない 幸せにふれてみたい 今日こそ… 明日こそ… いずれは… …まぼろしなの? 退屈と虚無感と… みあきたあさ 見飽きた朝 僕に向けられた、優しい声 みしらぬあさ 見知らぬ朝 ひとりぼっちはこわくない ひとりぼっちはこわくない 幸せからは学べない 独りがこれほど 誰かを感じること |
夜間飛行plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | 最終バス乗り過ごして ただ 物思いにふけながら夜明けを待つ 何かに急かされ焦る日々は 胸の中に染みをつくりだすよ なにもかんがえなくていい こじらせたいわけじゃない なにも悔いることはない すべてはからくり なにもいわなくたっていい ことばは武器にならない 誰だってあいされたい あいしあいたい はやすぎる日々のなかで汚れてく やぶけるほど 消し去るほど まぶしい愛を… いのちはユウゲン…ユウゼン… どんなにいそいでも…ユウゲン… すべてのものへの…ソンゲン…ソンゲン 愛にあたえられた…ムゲン…ムゲン 汚れてく はやすぎる日々のなかで 夜明ケ待ツ 夜ノ底 マブシイ 愛想フ |
ゆれて...plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 曖昧な風景 曖昧な情景 曖昧な条件 相対な偶然 ゆれて... ゆれて... 夢の中へ 腕の中へ 夢の中へ 胸の中へ |
よい朝を、いとしいひとplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | 日々は徒然 なにもないとなにもないから 酸いも甘いも君がいないと味気ないから ひとりには馴れるけど 孤独では生きていけないから よい朝を、いとしいひと よい朝を… 君をまるごとこの僕の中に沈めたいよ 甘い寂しさも灰色の底へ 君が不在の僕の心はただの水槽 空の水槽、ひとりの水槽 気まぐれを許してよ 今日までも、そして明日からも よい朝を、いとしいひと よい朝を… 僕の傷みがいつか泡のように消えるまで 君のよろこびが僕を満たすまで 僕のため 君のためそうすべて愛のために あふれてゆくよ 僕の水槽 日々は徒然 なにもないとなにもないから 僕は君を探さないよ 信じてるだけ |
夜の雨plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | 夜の雨 彩るネオン 無機質なさみしさが覆う 僕の心 薄いガラス 無機質な疑問がうつる とどのつまりなんなんだ 僕の正体はなんだ いったいどうするべきだ ボクハ、ナヤンダ ボクハ、ナヤンダ つまるところなんなんだ 暗中模索の結果 いったいどうするべきだ ボクハダレダ ボクハダレダ 「わかること」と「わからなさ」は どこで覚え いつ覚えた 「自然」なこと「不自然」なこと どこで感じ いつ感じた 夜のかなた 意識のかなた すくいもなく こたえもなく それでもなお生きつづける 夜の雨はまだ止まない 夜の街 息をひそめる 心の声 うるさくなる お願いだから ほっといて でも心は手離せない とどのつまりなんなんだ 僕の心とはなんだ いったいどうするべきだ マタ、ナヤムンダ マタ、ナヤムンダ つまるところなんなんだ 八方ふさがりなんだ いったいどうするべきだ ボクハドコダ ボクハドコダ ねえこんなにも曖昧なのに 僕の存在が曖昧なのに シアワセとかカナシミとか あふれそうさ こわれそうさ 記憶のかなた 細胞のかなた こたえはある どこかにある 探しながら 生きつづける 抗いながら ずっと ずっと 人の心ってなんだ 人の正体はなんだ 孤独ないきものなのか それだけじゃないはずだ 僕だけ独りのようで、 みんなが独りのようだ とどのつまりそうなんだ 夜の雨はもうあがった |
よろこびの吟plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 真っ白な夢をみたよ 透けてしまうような ゆっくりと歩いたんだ 思い出のように 夜空に太陽が 青空には月が なんかあたたかいな キミは知ってるかな ボクは生きている 星が泣いているんだ 聴こえているのは よろこびの吟 いつだって語りかける 揺りかごのような ひろいひろいあの海には 燃える草原が あ り の ま ま の 幼 き 光 は キ ミ と な り ボ ク を 包 む だ ろ う 瞬 い て は 終 わ る こ と の な い い つ か の 物 語 に な る キミは生きている 声をあげているんだ 鳴りやむことはない よろこびの吟 |
よわむしplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 白馬の王子様なんていない。 3分間の救世主だっていないよ。 そんなことわかってるんだよ。ただ信じたいだけなの。 そっとしておいてほしいの。あ、そう。そうやって泣いてろ。 弱虫の相手は後でするから。 不安な夜でもボクは大丈夫。 白馬の王子様なんていない。 3分間の救世主だっていないよ。 そんなことわかってるんだよ。ただ信じたいだけなの。 そっとしておいてほしいの。あ、そう。そうやって泣いてろ。 片づけた昔の絵本を... 強くなった自分自身が... 凄いでしょ? ねぇ、ほめてお父さん。 それが大人であり正義でしょう。 デタラメな応え。君はワルモノでしょう。 優越感に浸れ。干渉はしないでしょう。 ヘソ曲げる陰口 ステータスなんですか? 侮蔑 劣等抱え、みんな生きている。 |
laughplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | きいて あなたとわたしとの せってん XとYの せってん 言葉すらとどかぬ おおきな真実 きいて 沈黙もとどかぬ せってん 何十兆個もの せってん おそろしくなるほど単純なのさ laugh...laugh...laugh...laugh 確かめるように ためらわないように 悲しむあなたをみたくはないのさ laugh...laugh...laugh...laugh とどけ 心の奥まで とどけ 血潮の奥まで とどけ 二重螺旋のふかくまでとどかせ せってん あなたとわたしとの せってん 探し求めている せってん 悲しみもとどかぬおおきな真実 laugh...laugh...laugh...laugh 繋ぎとめるように 見失わないように どんなときでも 側にいたいのさ laugh...laugh...laugh...laugh laugh...laugh...laugh...laugh 憶えててほしいから すこし すこしでいいから 苦しみの中にいてほしくないのさ laugh...laugh...laugh...laugh |
Laundryplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | plenty | 街の灯りがキレイ ここは東京銀河 ねむりの前に気づく寂しさ 今日の代価 うとうとしながら 泪の行方を考えたりして 鼻唄をうたいながら… 夢の中に行けたのなら… 君にもし逢えたときは… 言葉を詰まらせるのかな… どうかな… ララララ… |
理由plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 理由はなくて… 言葉が出なくて… 無責任で… 大人気なくて… 大人になれば強くなれると思うんだよな… 可能性としてはなくはないと思うんだよな… 理由はなくて… 言葉が出なくて… 無責任で… 大人気なくて… 大人になりたくて 大人になりたくて 誰かのこと考えてたくて |
劣勢plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | 敗れかぶれでもいい 少しは前を向いてるか? 四面楚歌の生活 飛びだせば即、狙い撃ち ヒュルリラ 舞って散ってゆくわずかに残った自尊心 今すぐだって何でだって ひとまずくぐり抜けりゃいい そう劣勢、劣勢の日々の僕ら どうすりゃあいいの とおりゃんせ 虚勢、無理に張ってでも 振り返っている暇はない つじつま合わせるだけ 騙し騙し今日を生きてる 逃げる選択はない オギャアと生まれ落ちたその日から 世間は僕らに何を期待する? ア・ラ・ア・ラ・ソ・コ・ニ・ハ・マ・ダ・イ・ッ・チ・ャ・ダ・メ・ヨ ア・ラ・ア・ラ・ソ・コ・ニ・ハ…ダ・メ・ヨ もう劣勢、劣勢の日々の僕ら どうすりゃあいいの とおりゃんせ こなせ、迷わずゆけよ 形勢、うっちゃれ 何故故に何故か何故何故僕ら、、、 何故故に何故か何故何故 何故故に何故か何故何故僕ら、、、 何故故に何故に僕らは在るの? |
枠plenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | | もったいぶってどうすんの? 今しかないよ。 錆びてしまった 行動力と思考。 道徳意識、背徳感 やり過ごす日々。 選択肢は他にはない。 世代とかなにかで括られてもう鬱陶しいんだよ。 小さくまとまんなよ。 こんな想いも捨てればゴミだ。 そんなの知らないよ。 言葉だけでも僕は残すよ。それ以上はなく それ以下でもない。 憶測なんか差し挟むなよ。その解釈は なんの価値もないんだ。 何回目の朝が僕を起こした。 変なプライドぶら下げて。 どうして人は死んじゃうの? 望んでないのに。 群れ、固まって、嘲笑って。 枠の中で過ごす僕たちは頭つかうんだよ。外に出るんだよ。 今、君だけに話してるから 誰も いらないよ。 言葉だけでも僕は残すよ。それ以上はなく、それ以下でもない。 限られてるよ。持て余すなよ。その感覚は僕のものじゃないんだ。 それがいいよ。それがいい。 言葉だけでも僕は残すよ。それ以上はなく、それ以下でもない。 この場所からさ、君らを待つよ。 それ以外はない それ以外はないんだ。 |
ワンルームダンサーplenty | plenty | 江沼郁弥 | 江沼郁弥 | 佐藤雅彦・plenty | 夜の中、とり残されてゆく 目を閉じて、耳を塞いでまどろむ 拠りどころ 探す言葉たちが 部屋の中 いっぱいにしてゆくよ じりじり と じりじり と 苦しくなって ねむれない ねむれない どうにかなってしまいたいの ごまかすように こわれたように くずれるように おどればいい ふかい ふかい 夢の果てに 落ちてみたい ねえ ワンルームダンサー 僕のなか ありとあらゆるもの 生きている間につかいきりたい スカスカ の スカスカ に なるまで 燃え尽きて 燃え尽きて 灰になってしまいたいの いのるように とろけるように やぶけるように おどればいい ふかい ふかい 夢の果てに 落ちてみたい ねえ ワンルームダンサー ごまかすように こわれたように くずれるように おどればいい いのるように とろけるように やぶけるように おどればいい 僕の中の ちいさなあいを 育てるのさ 欲望のまま 君は君で ちいさなあいを みつけてみて ねえ ワンルームダンサー |