森坂とも作詞の歌詞一覧リスト  42曲中 1-42曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
わかれざけみずき舞みずき舞森坂とも杉本眞人佐藤和豊握りしめた グラスの底で コトリと 溶けてゆく氷 置いてきぼりを くらったような この虚しさに 酒を注ぐ 泣くに泣けず 呑んで呑んで 酒が泪に かわるまで 呑むしかできぬ 別れ方 莫迦だと笑って いるだろうか  だれもいない あんたの席で 主(あるじ)の帰り 待つボトル 夜の長さを 噛みしめながら ただやりきれず 目を閉じる ひとりごちて 呑んで呑んで 酔えば隣に いるようで 忘れるなんて できないよ あんたの代わりは いないから  心ひとつ 呑んで呑んで 別れ言葉が 言えるまで こんなに苦い 酒なんて 知りたくなかった 莫迦やろう
酒連々みずき舞みずき舞森坂とも桧原さとし佐藤和豊あの人この人 ひとり来て お猪口を揺らす 止まり木酒場 ふとしたはずみで うちとけりゃ 手拍子はじまる 夜もある 昔の歌から 流行(はや)りの歌で 浮かれ酒 けんか酒 詫び酒 泣き酒 笑い酒 ガランと冷えた 人の世に ぬくもり一つ 赤ちょうちん  しばらく会わずの 顔なじみ 変わりはないと 笑っていても 注ぎ合う徳利の やせた手が 苦労の月日を ものがたる うそぶき上手に あいづち上手 憂き世酒 がまん酒 やけ酒 深酒 こころ酒 ほろ酔う背中 見送って サラサラゆれる 縄のれん  三杯上戸(さんばいじょうご)に 底抜け上戸 祝い酒 偲び酒 夢酒 にが酒 なごり酒 肩寄せ生きる 人の世に ほんのり灯る 赤ちょうちん
さよならの街角二見颯一二見颯一森坂とも水森英夫石倉重信小さな窓辺で 愛を育てたの つらいお別れ 思いもせずに 重荷でしたね わたしの気持ち あなただけよと 尽くすほど アデュー アデュー さよならの街角  ときめく恋など もういらないの あなたわたしの やすらぎでした 忘れられない 素顔のままで 肩に甘えた ぬくもりを アデュー アデュー さよならの街角  泣かない約束 交わすこの指で 涙拭くたび いい聞かせるの あなた以上に 愛せる人と きっといつかは 出逢えるわ アデュー アデュー さよならの街角
愛 DA・LI・DA門松みゆき門松みゆき森坂とも国安修二矢田部正私のことはほっといて 好きなだけ酔わせてよ 夜の長さに身を委ね 忘れたい何もかも やっぱり出て行くあなた 冷たい靴の音 愛なんて ただのまぼろしよ 二度と夢は見ない DA・LI・DA・LI・DA(ダリダリダ) いくら飲んだって 涙ひとつ流れない  なりふりなんかかまわずに 尽くすだけ尽くしたわ やさしい指で抱かれたら 裏切りも許せたの 心を失くした顔に ルージュは似合わない 愛なんて ただのゲームだと 私ひとり遊び DA・LI・DA・LI・DA(ダリダリダ) 今じゃあの部屋に 笑い声は響かない  夜明けを探して歩く けだるい風の中 愛なんて ただのまぼろしよ 二度と夢は見ない DA・LI・DA・LI・DA(ダリダリダ) 広いこの街で 明日(あす)も生きるまたひとり
さだめ燃ゆ丘みどり丘みどり森坂とも向井浩二伊戸のりお別れ話を 切り出せぬよに きつくあなたの 唇噛(か)んだ しかめたその眼が 死ぬほど好きよ 地の果てまでも 連れてって かがり火頼りに 身を寄せる 死に場所探しの 旅でいい 愛して 愛して 愛しても 愛し足りぬと あぁ さだめ燃ゆ  捨てたあの町 あの人達の 影がこの胸 ゆさぶる夜は 身体(からだ)の奥まで 焼けつくほどの あなたの愛が 欲しくなる 安らぐことさえ 叶わない 世間に背いた ふたりです 求めて 求めて 求めても 求め尽きぬと あぁ さだめ燃ゆ  あなたの炎に 身を巻かれ 火の粉(こ)と散りたい この命 愛して 愛して 愛しても 愛し切れぬと あぁ さだめ燃ゆ
紅花恋唄丘みどり丘みどり森坂とも岡千秋伊戸のりおなみだ落ちるなヨォー ひとり畑で 摘む紅の花 棘(とげ)の痛みに 操(みさお)を立てて 無事の便りを 月山(おやま)に祈る あんた元気で 達者でね 出羽(でわ)の旅路は六十里 六十里越え  最上川(かわ)も峠もナァー みんな酒田の 港を目指す 北の根雪に おとこの夢を 埋もれさせたく 無かったわたし あんた元気で 達者でね ひとりぼっちの冬が来る また冬が来る  氷柱(つらら)とけたらヨォー きっと帰ると 知らせを聞けば 爪の先まで 紅花色(べにばないろ)に 染めて浮き立つ おんなの心 あんた元気で 達者でね 待って嬉しい三度目の 三度目の春
錦秋譜島津亜矢島津亜矢森坂とも杉本眞人川村栄二色づく紅葉(もみじ)の千代紙が 立派な表紙絵も 過ぎ去る月日のまにまに 褪せた日記帳 私が生まれた朝から 柔らかな文字で 欠かさず五年綴られた 育児の記録です お見通しですね お母さん 母を知らずに母になり とまどう娘を 助け舟 千のメッセージ こんなに愛されて いたんだと 私は親として 何を残せるか そばで見ていて くれますか いつも朧(おぼろ)げな 母の横顔が くっきり微笑んだ  疲れて寝た子のあったかさ 抱(いだ)けば思い出す やさしく広い膝の上 ふりそそぐ木漏れ日 頬っぺと頬っぺをくっつけて 暮れてゆく景色 あなたといつか見たような そんな気がします 不思議なものです お母さん 子供時代をもう一度 生きているようで ぬくもりに 逢いたくなったら 日記を辿(たど)ります 何度でも 笑顔は宝もの 失くさないでねと 声が聞こえる 風の中 短い縁(えん)でも あなたの娘に 生まれてよかった  そうねわかります お母さん 我が子を想い手をあげる 手のひらの痛み 真っすぐに 育って欲しい 泣く子を涙ごと 抱きしめた 私は親として 何を残せるか ずっと見ていて くれますか あなたの分まで 全てをかけて 愛を綴りたい
雪陽炎丘みどり丘みどり森坂とも中尾唱伊戸のりお不実でしょうか 愛していても 知られたくない 顔がある 凍える肌は 夜ごと燃えるのに こころの仮面は 燃え残る あゝあなた 愛のつぐないは しあわせ手離す 事ですね 別れも告げずに 行(ゆ)くことを 雪 雪 雪が責めます 夜明け前  後ろめたさに 胸詰まらせて 明日(あす)が怖いと 泣いた夜 言葉じゃなくて 髪を抱き寄せる 無口なあなたの あたたかさ あゝ今も 愛の温もりを かじかむこの手が 探してる あなたに戻れる 道は無い 雪 雪 雪の向こうに 何がある  あゝあなた 愛が燃え尽きる 真白な炎が 見えますか 遠くでご無事を 祈ります 雪 雪 雪を道づれ どこへゆく
Rebirth丘みどり丘みどり森坂とも向井浩二京田誠一胸に手を当てて ひとり考える 歩んだ道に 落したままの後悔を あきらめた夢や 傷つけた人達に 許してもらえる 私だろうか 神さまが用意した 地図などないの きっと人生は 今を生きる事だから 泣きながら 迷いながら それでいいですね 結びながら 解(ほど)きながら 生まれ直してゆく けがれなき夢に導かれ 私は 私は もう一度ここから 歩き出す そしていつか あなたの悲しみを 背中から包むような 愛を歌えたら  長い暗闇も 今は怖くない 愛する人を 失うことに比べれば 大切にしたい あなたとのこの時を 時間はいのちと 教わりました 人生と人生が ふれあう時に 愛はサナギから 蝶へ目覚め飛び立つの 目を合わせ 息を合わせ これでいいですね 結びながら 解きながら 出逢い直してゆく はげましの声に導かれ 私は 私は 青空に未来を 描き出す そしていつか 逢えないあの人に 時空(とき)を超え届くような 歌を歌えたら
夢情の酒二見颯一二見颯一森坂とも水森英夫石倉重信忘れた昔に 灯りを入れて ひとり呑んでる 駅裏酒場 憂さを注ぎたす 俺の手を 止めたあの指 あの涙 やけにチラつく やけにチラつく 今夜の酒だ  小雨の屋台で 肩寄せふたり 生きる温もり 確かめ合った 星も見えない 裏通り どこではぐれた 倖せと 問えば切ない 問えば切ない 今夜の酒だ  のれんに舞い込む 巷の風が 今もあいつは ひとりと告げる よせよこの胸 なぜ揺らす あわす顔など ない俺さ 呑めばしぐれる 呑めばしぐれる 今夜の酒だ
ごめんよ二見颯一二見颯一森坂とも水森英夫石倉重信一目でいいから 逢いたくて 夜汽車を乗り継ぎ 来たと言う 君のふるえる 黒髪を 抱けば広がる 故郷(こきょう)の香り お願い お願い もう泣かないで ごめんよ ごめんよ 許しておくれ  忘れたつもりは 無かったが まぶしい東京(とかい)に 浮かれてた 君は変わって ゆく僕を どんな思いで 待ったのだろう 淋しい 淋しい 心の内を ごめんよ ごめんよ 聞かせておくれ  からめた小指に 口づけて 変わらぬ気持ちを 誓う夜 君はつらいと 泣くけれど 今は帰そう 故郷(こきょう)の空へ かならず かならず 迎えに行くよ ごめんよ ごめんよ 待ってておくれ
みどりのケセラセラ丘みどり丘みどり森坂とも岡千秋伊戸のりお窓の三毛猫 あくびをすれば 見てたこちらもほっこりと ひと休み 回り道した分やさしい 人に出逢えるよ そやね そやな あくせくしたってしゃあないね 風まかせ  恋はほんまに 不思議なものね 人の心を盗んでも 叱られぬ 懲(こ)りてサヨナラしたそばから 胸が会いたがる そやね そやな ジタバタしたってしゃあないね それが恋  丸い心も 拗(す)ねれば四角 とかくこの世はまんまるく 笑いましょう ここで足踏みして泣いても 明日(あす)はやって来る そやね そやな くよくよしたってしゃあないね ケセラセラ
天気雨山口瑠美山口瑠美森坂とも金田一郎石倉重信溜息つくと しあわせは 逃げていくから 笑うのよ やさしい母の 呼ぶ声が 聞こえてきそうな 夕焼け空  誰もが胸いっぱいに 涙を抱え生きてる あぁ人はいじらしく 愛しいものですね  サラサラ降り出す 天気雨 喜び哀しみ 溶け合う街で 私は私の しあわせ探す 今日の日にサヨナラと ほほ笑みながら  不器用すぎる 娘だと 泣いた私の 背を撫でて 自分のことを もう少し 許してごらんと 諭された日  今でも父の言葉が 心の中で生きてる あぁ人は何度でも 出逢えるものですね  サラサラ降り出す 天気雨 涙と笑顔を 思い出にして 私は私の 足跡残す 陽だまりのあたたかさ 確かめながら  サラサラ降り出す 天気雨 喜び哀しみ 溶け合う街で 私は私の 青空探す 涙にはサヨナラと 手を振りながら
望郷終列車二見颯一二見颯一森坂とも水森英夫石倉重信夢を道連れ プラットホーム ひとり故郷(ふるさと) 後にした 母の母の 母のやさしい 手紙の文字に むせび泣きした 十九の旅路 あの春恋しや 望郷終列車  花もはじらう あの娘の瞳(ひとみ) かくす涙の いじらしさ 愛し愛し 愛し面影 忘れはしない 夜毎(よごと)つのらす 遥かな想い 届けておくれか 望郷終列車  青い畳も いつしか褪せて 胸に侘しさ 吹き抜ける いつかいつか いつか名を上げ 帰れる日まで 夢で今夜は 帰ってみよか 汽笛が呼ぶよな 望郷終列車
ひとりにしないGOLD LYLIC寺本圭佑GOLD LYLIC寺本圭佑森坂とも小田純平矢田部正少し痩せたね 無理してないか 振り向くあなたを 思わず抱いた ふたりでいれたら 嬉しいと 気遣うこころの いじらしさ 倖せと 倖せと はぐれずに ひとりにしないよ これからは  つらい時には 教えておくれ つないだこの手を 信じて欲しい 誰よりきれいな その瞳 守ってあげたい 涙ごと 愛しさと 愛しさと はぐれずに ひとりにしないよ これからは  何があろうと 肩寄せあおう 乗り越えられるさ さぁ目を上げて ごらんよもうすぐ 夜が明ける 歩いてゆこうよ 陽だまりを 温もりと 温もりと はぐれずに ひとりにしないよ これからは
大丈夫氷川きよし氷川きよし森坂とも水森英夫石倉重信大丈夫 大丈夫  夢は果てなく 憧れのせて 笑いとばせぬ悲しみも バネになれ すったもんだの 世の中で ひとりぼっちは 味気ない お手を拝借 アリャさ コリャさ エーエーエェ 大丈夫だよ  人はなぜなぜ 恋焦がれるの ダメといわれりゃ尚更に 好きになる 風邪は三日で 治るのに いまだ薬が 見つからぬ それが恋だよ アリャさ コリャさ エーエーエェ 大丈夫だよ  大丈夫 大丈夫  時はうしろに 流れはしない 月が沈んで陽がのぼり 明日は来る おもう存分 泣いたあと 胸のエンジン 積み替えて やると決めたら アリャさ コリャさ エーエーエェ 大丈夫だよ  大丈夫 大丈夫 大丈夫 大丈夫
恋ひととせ山口瑠美山口瑠美森坂とも金田一郎石倉重信叶えるだけが 恋でしょうか 身を引くことは 愚かでしょうか あのひととせの 思い出抱いて 五度目の春に ふと立ち止まる いいえ私は しあわせでした 散りゆく桜が 教えています あえかに咲いても 花は花 叶わなくても 恋は恋  忘れてしまう ものでしょうか 懐かしむ日が 来るのでしょうか あの夕立に 駆け出すふたり まぶしい日々に ただ目を閉じる いいえ私は しあわせでした やさしい雨が 笑っています ひとひら欠けても 花は花 届かなくても 恋は恋  いいえ私は しあわせでした 二度とは逢えない 運命(さだめ)としても どこに咲いても 花は花 実らなくても 恋は恋
相生の雨瀬川瑛子瀬川瑛子森坂とも徳久広司南郷達也思えば苦労の 雨降りつづき 越えた月日の 愛おしさ ひとつの傘を 持つ手はふたつ ふれ合う温もり 信じ合い 濡れて嬉しい 相生の雨  歩めばぬかるむ 浮き世の坂を 同じ夢見て 連れ添って 泪が乾く その度ごとに 絆を固めた 夫婦道(めおとみち) 惚れてしみじみ 相生の雨  小枝を飛び立つ つがいの鳥が 春を知らせる 雨上がり いついつまでも 笑顔の花に 互いの真心 注ぎ合い いのち咲かせる 相生の雨
菜の花通り三丘翔太三丘翔太森坂とも水森英夫丸山雅仁山も野風も 黄色に染まる 大きな夕日の 菜の花通り 石蹴(け)りみちくさ あの娘(こ)も今じゃ きれいになったか 逢いたいな さよなら三角 遠い春  あぜの案山子(かかし)が 背伸びをすれば お囃子(はやし)ちかづく 菜の花通り 半被(はっぴ)をはずませ 神輿をかつぐ 兄(あに)さん連中の かけ声が この頃なんだか 懐かしい  荷物ひとつで 若者たちが 街へと旅立つ 菜の花通り 見送るばかりの 日やけたベンチ 今でもあるかな あの場所に また来て四角の 停車場(ていしゃじょう)
紅殻情話山口瑠美山口瑠美森坂とも聖川湧石倉重信恋の柄杓(ひしゃく)で 散らした水に 濡れる祗園の 石畳 追って追われて 紅殻情話 格子へだてた あなたの背中 息をひそめて やり過ごす  あわせ鏡の うなじに咲いた 夢のなごりの 紅(あか)い花 やがて悔しい 紅殻情話 元の白地(しろじ)に 戻せるならば 洗い流して 高瀬川  わざと小さく 縁どる口紅(べに)は あなた好みの 薄化粧 五山(ござん)送り火 紅殻情話 燃えて散りじり 蛍の恋は 今夜限りの 命です
みかんの木陰山口瑠美山口瑠美森坂とも聖川湧石倉重信瀬戸の夕凪ぎ 尾を引く船は 遠いあの日へ 帰る船 不憫な思いは させまいと 働きとおした あなたの背中 苦労の枝に 実をむすぶ 香る蜜柑は 母の愛  無事な暮らしを 見守るように 霞む島影 うるむ海 元気でやるのよ それだけを 何度もつぶやき 手をふる母の 忘れはしない あの涙 白い蜜柑の こぼれ花  今日という日を 薄紅色に 染める夕陽の おだやかさ 他人(ひと)をねたまず 疑わず 小さな幸せ 分け合う姿 笑顔の先に 実をむすぶ 香る蜜柑は 母の愛
北陸ながれ旅大江裕大江裕森坂とも蔦将包蔦将包佐渡の夕陽に 別れをつげて 今日は黒部の 宿場町 身体(からだ)ひとつで 出直す旅だ すがるお前を ふりほどき ひとり冬空 旅のれん みぞれが寒い みぞれが寒い 北陸ながれ旅  連れて行ってと おまえの声が 潮のうねりと 追いすがる さわぐ松風 安宅(あたか)の関で 無事でいるかと あおぐ月 口に出さずに 旅千里 越前抜けて 越前抜けて 北陸ながれ旅  落ち葉ふみしめ 琵琶湖のほとり どこへ行くかと 雲が言う あの日追われた 浪花(なにわ)の街で 春にゃ根をはり 花咲かす 胸に誓った 旅土産 迎えに行くぜ 迎えに行くぜ 北陸ながれ旅
門出船松尾雄史松尾雄史森坂とも水森英夫南郷達也胸に大志を 抱いてこそ 井戸の蛙は クジラに化ける 世間という名の 大海原へ 若い真っ新な 夢だけ積んで 晴れて漕ぎ出す エンエ エンエ エンエ エンエ エ 門出船  つらい憂き目に 荒れる日は 人のご縁が 御助け舟だ 絆は切れない 八の字結び 一期一会の 出会いを乗せて 情けうれしい エンエ エンエ エンエ エンエ エ 門出船  明日へ明日へと 舵を切る 青くまぶしい 船頭すがた 出世の二文字(ふたもじ) こころに抱いて ドンと時代の 潮目がきたら 風に帆を張れ エンエ エンエ エンエ エンエ エ 門出船
やさしい夜に西崎緑西崎緑森坂とも桧原さとし石倉重信今夜わたしが あなたをふってあげる しあわせにはお互い 縁がないのよ 泣かせたなんて あやまらないで 笑い話にしてから 別れましょうよ だから今日は飲ませて もう少し  そうねわたしは ひとりでやってゆくわ 水の合ったどこかで 暮らすつもりよ 酔いたい夜は 連絡すると 小指からめてほどいて 別れましょうよ 店を出れば他人に なるふたり  哀しいほどに あなたがわかる どこか淋しい女を 捨ててゆけない 優しすぎるあなたを ふってあげる
帰ろう我が家へ徳永ゆうき徳永ゆうき森坂とも西村幸輔西村幸輔じぐざぐ坂道 登って行こう 雲が呼んでる 夕焼け小焼け よろこびが一つ 悲しみはいくつ ともりはじめた 灯かり数えて 帰ろう我が家へ たそがれおれんぢ  きのうの涙に さよなら告げて みんな一人で 旅しているね それぞれの場所で 見上げてる空に 今日も夕陽が 語りかけるよ 帰ろう我が家へ たそがれおれんぢ  淋しさを隠し 口笛を吹いて そっと笑おう 歩き続けよう 帰ろう我が家へ たそがれおれんぢ
いのちのバトン島津亜矢島津亜矢森坂とも金田一郎田代修二何もかも 欲しがって生きるより つつがない日々を 大切に暮らせ 口ぐせ沁みつく あなたの背中から 大事な何かを 教わりました  時に冷たく 我が子を突き放す 父とは 孤独なものですね  泣いて泣いて生まれ 泣いて泣いて死別(わか)れる 涙でつなぐ いのちのバトン いつか渡され いつかは託す 愛してくれて ありがとう  しあわせを 見失いそうな時 夕焼けに抱かれ 足元をごらん おまえを見守り 離れぬ影法師 いつでも一緒と 教えてくれた  すべて捨てても 我が子を守りたい 母とは せつないものですね  泣いて泣いて生まれ 泣いて泣いて死別れる 涙でつなぐ いのちのバトン 落とすものかと ひたすら走る 愛してくれて ありがとう  泣いて泣いて生まれ 泣いて泣いて死別れる 涙でつなぐ いのちのバトン いつか渡され いつかは託す 愛してくれて ありがとう いのちに刻む ありがとう
似た者どうし浜博也浜博也森坂とも桧原さとし南郷達也宵の口から したたか呑めば 親父の姿が 目に浮かぶ 田舎ぐらしは ごめんだなんて いきがる昔が やるせない 男の日の目は 夢の夢 夜にまぎれた カラスが一羽 俺も近頃 わかってきたよ 親父あんたの 酒の味  群れを嫌って はぐれた背中 並べて飲んでる 夜もある 帰る塒と 話せる奴が あるだけましかと 独り言 いまだに土産も 作れない 夢の苦さが 今さら沁みる うまくやれない 生き方さえも 親父ゆずりの この俺さ  ふらりと暖簾の 店を出て 夜にまぎれた カラスが一羽 駅へ流れる 人ごみの中 親父贔屓の 酒に酔う
おまえに愛を山川豊山川豊森坂ともやまかわ豊うつむき健気に 咲く花が 酔えば酔うほど おまえに見える すまなかったね しあわせやれず 抱けば折れそな 背中のうすさ 辛いばかりの 暮らしをさせた  夢追うおとこの 身勝手を すべて許して 尽くしてしまう こわれものだよ 愛しいおまえ もしも昔に 戻れるならば ひとりきりでは 泣かせはしない  このまま会わずに 終われない たとえおまえが 誰かと居ても 拭いてやりたい 泪も過去も 長い旅路の これから先を 俺にもう一度 あずけて欲しい
北の終列車徳永ゆうき徳永ゆうき森坂とも水森英夫伊戸のりお君のさよならを かき消した ベルに急かされ 飛び乗る列車 待っていてとは 言わないけれど 手と手を重ねる ガラス窓 あぁ涙の 北の終列車  白くすきとおる 雪の肌 ふれたあの日を 忘れはしない 胸がふるえた 広がる夜空 大事にするよと 抱きしめた あぁ戻れぬ 北の終列車  今は君ひとり 故郷(ふるさと)に 残す運命(さだめ)が 悲しく憎い ここで待つわと 告げてるような 漁り火にじんで 遠ざかる あぁ切ない 北の終列車
さよならは言わせないパク・ジュニョンパク・ジュニョン森坂とも1601どうか話してほしい 君の心の傷 出てゆくつもりなんだろう その涙かかえて一人 別れの向こう側に 明日(あす)などないのに 跡が残るほど 強く抱き寄せて Don't wanna hear you say goodbye 離しはしない 君以外 愛せないから  愛は目に見えない だから怖いんだね 心をさしだせるのなら この胸を切り裂きたいよ 孤独は捨てて行こう 落葉の季節に 過去をせめないで 今を抱きしめて Don't wanna hear you say goodbye 他の誰かを 君はもう 愛せないから  瞳そらさずに 熱くくちづけて Don't wanna hear you say goodbye 他の誰かを 僕はもう愛せないから
花かげろう永井みゆき永井みゆき森坂とも弦哲也前田俊明空の徳利に 待宵草(まつよいぐさ)を 一輪挿した おんなの想い 手酌に酔うころ あなたは気づく 消えたこころの 花灯り 恋の裏木戸(うらきど) キチリと閉めりゃ 花は無口な 意趣返し  袷羽織(あわせばおり)を 鴨居にかけて ほころび見つけ 繕(つくろ)いなおす 一人じゃなんにも 出来ない人に 文字の代わりに 綴(つづ)る糸 弱い未練に 鋏(はさみ)をいれて 祈るしあわせ 袖しずく  肩に流した 黒髪断って ひと色口紅(べに)を 明るく引いた あの日の私は 他人のそら似 きっと二人は すれ違う 足を止めずに 恋路が辻を 風と消えます 影ぼうし
萩物語り山本みゆき山本みゆき森坂とも高田弘高田弘まさか夢なの 夢じゃない 頬をあなたが 優しくつねる 別れて十年 止まったはずの 胸の時計が 春を指す うれし涙で みかんの花が ほろりこぼれる 城下町  好きなあなたの 志(こころざし) 守りたかった 身を引いてでも あれから一人の おんなの道は 先の見えない 鍵曲(かいまが)り  恋の一文字(ぐともじ) 書くたび消える  波がさらった 菊ヶ浜(きくがはま)  どんな時代に 生まれても 糸を手繰れば あなたに続く 小さな町しか 知らない私 広い世間も ふたりなら 弱音封じに 口づけられて  明日(あす)へせせらぐ 藍場川(あいばがわ)
旅の酒氷川きよし氷川きよし森坂とも水森英夫石倉重信北の外れで 飲む酒は 人の温もり 燗の酒 生きてる匂いが よく似てる 知らぬ同士が 手拍子合わせ どこか寒そな 提灯に 歌を聞かそうか 旅の酒  雨の港で 飲む酒は 遠いあの娘を 憶う酒 苦さを飲み干す ぐい呑みに 何も聞かずに 酌してくれる 店のオヤジの 無口さが やけに沁みるよ 旅の酒  ひとり湯の町 飲む酒は 母を浮かべて 手酌酒 つまらぬ愚痴など こぼさない そんな強さが 男にあれば 酒に強くは なるまいに 詫びて詫びれぬ 旅の酒
越後雪歌木原たけし木原たけし森坂とも村沢良介丸山雅仁稲穂はざ掛(が)け この秋暮れりゃ 鉛色(なまりいろ)した 冬が来る 三か月(みつき)の永さを 風呂敷に お父(と)う結んで 出稼ぎ支度 降るな積もるな 別れ雪 あぁ 別れ雪  雪の背丈も 織り手のよさも 耳で分かると 爺(じじ)が言う 今夜も夜なべの 居座機(いざりばた) おっ母(かあ)木を打つ トントンカラリ 消すな絶やすな 榾灯(ほだあか)り あぁ 榾灯り  軒の氷柱(つらら)は 越後の涙 春の日差しに うれし泣き 野面で仕上げる 雪晒(ゆきざら)し 汽車の窓から 見えるかお父う 白く咲かせた 迎え花 あぁ 迎え花
望郷小倉太鼓出光仁美出光仁美森坂とも水森英夫丸山雅仁畳一間の 明かりを消せば 小倉太鼓が 聞こえてくるよ ひとりぼっちに 寝酒が沁みりゃ やけに故郷 恋しくて 帰りたい 帰れない 擦れた毛布で 泣き明かす 泣き明かす  心ひとつを 二つに分けて 恋と夢との 狭間でゆれた 月も片割れ 玄界灘に 置いてきた日が 懐かしい 会いたいよ もう一度 遠い十九の あの人に あの人に  その手に孫を 抱きたかろうに 詫びても詫びれぬ 幾年月よ アー ヤレソノ ヤンサノセー  幼なじみも 祭りにゃ戻る あばれ太鼓に 小倉は燃える 揃い浴衣を 心に絡げ ひとり東京で 夢を追う 帰りたい 帰れない 積もる不義理の 夏が往く 夏が往く
さよなら酒石原詢子石原詢子森坂とも水森英夫石倉重信うわべばかりで 恋した頃じゃ 分らなかった 愛おしさ 面と向かって お酌をすれば からだ丸めて 照れてるあなた こんないい男(ひと) どこにもいない 悲しい昔は さよなら酒よ  肌を刺すよな 噂の雨に ひとり打たれて 耐えてきた ぬいだ上着を ひとつの傘に 今はあなたと 寄り添い歩く こんないい男(ひと) どこにもいない 悲しい昔は さよなら酒よ  過去の話は 色々あって 酔えばすぐ出る 涙ぐせ お酒注ぐ手を やさしく止めて 何も言わずに 待っててくれる こんないい男(ひと) どこにもいない 悲しい昔は さよなら酒よ
ほろよい酒場伍代夏子伍代夏子森坂とも水森英夫前田俊明惚れた男は 気ままな夜風 今夜はどちらの 暖簾をゆらす 空けておきます いつもの席は 「ご予約様」の 三角札が ポツリ淋しい ほろよい酒場  水の違った あの人達も 今では気の合う お馴染み同士 口説き文句も それぞれだけど 私を酔わす 相手はひとり あなた一色(ひといろ) ほろよい酒場  お気をつけてと 見送る路地に よく似た人影 目で追いかける 灯り消さずに ため息ひとつ あなたのための 人肌酒が 冷めていきます ほろよい酒場
よりそい草石原詢子石原詢子森坂とも水森英夫石倉重信あの町この町 流れてきたの 浮草みたいに 女がひとり 馴染みもないのに 大阪は ふしぎね ふしぎね 水が合う 咲かせていいのね もう一度 あなたによりそい この町で  ひと雨過ぎれば 光がさすと 弱気な私を 支えてくれる あなたの笑顔と 優しさが いつでも いつでも ここにある 小さなことでも 倖せよ あなたによりそい この町で  賑わうネオンに 時間を忘れ あなたと二人で 歩いていたい ぬくもり感じる 大阪で このまま このまま いつまでも 暮らして行きたい 離れずに あなたによりそい この町で
母娘十年水木ケイ水木ケイ森坂とも水森英夫南郷達也初めて母に 逆らいました 夢を支えに 生きると決めて 親の役目は ここまでと ホームの影(かげ)で 佇(たたず)む母が 瞼(まぶた)から 離れない あれから十年 ちぎれ雲  ときおり届く 荷物の中は 北の匂いの 泥(どろ)つき野菜 風邪を引くなと 添えてある やさしい文字に 心が揺れる 今はまだ 会えないの 母親ゆずりの いじっぱり  右手を母に 引かれて歩く お宮参(みやまい)りの 古びた写真 まわり道した 親孝行 ごめんねずっと 淋(さみ)しくさせて 会わせたい 男(ひと)がいる 素直な私で 帰ります
恋うさぎ水木ケイ水木ケイ森坂とも水森英夫南郷達也掛けたまんまの あなたのシャツに 袖を通して うずくまる 西日の差しこむ 六畳二間 しあわせ集めて 暮らしてたのに こんなに広い 囲いの中で 待つしかできない 恋うさぎ  薄いあかりの 蛍光灯が シンと冷たい 台所 料理はお前の 取り得だなんて 私に女の 自信をくれた あなたの言葉 並べて泣いて ひとり赤目の 恋うさぎ  淋しがらせる あなたが悪い 責めたあの日を 消せたなら 手帳の日付に 大きく「×(ばつ)」を お酒にすがって 何度も書いた 夜空の向こう チラリと見える 月にも帰れぬ 恋うさぎ
吉祥祝い歌出光仁美出光仁美森坂とも水森英夫石倉重信昇る朝陽に 拍手二つ 晴れのこの日を 祝おうじゃないか 若い二人の 縁(えにし)の糸が くるり くるり くるり円(まどか)の円(えん)を描く 花の笑顔が 揃いぶみ  ひらり稲妻 青田に跳ねりゃ 夢がほころぶ しあわせ実る 時に冷たい 浮世の雨は 愛を 愛を 愛を育てる力水 飲んで寿(ことほ)ぐ 夫婦雛  富士の高嶺の 花嫁姿 今日のお前は 日本一さ 通う心は 親なら子なら 拭う 拭う 拭う涙のあたたかさ 門出めでたい 祝い歌
アカシア雨情美川憲一美川憲一森坂とも水森英夫前田俊明時を知らせる 別れの鐘が 鳴りやむまでは 抱いててほしい 北の女の 凍える胸に あなたは春の 陽だまりでした 見上げれば アカシアが 雨に震えて 泣いている  北の大地を 流れる風に どこか似ている あなたのにおい いつか戻って 来る旅人の 安らぐだけの 止まり木でいい 手のひらで アカシアの 花が静かに 泣いている  あなたなしでも 季節は巡る 咲いてせつない アカシアの径(みち) 夢の中でも やさしい人を 忘れられずに 今夜もひとり 見上げれば アカシアが 雨に震えて 泣いている
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