梶浦由記作詞の歌詞一覧リスト  265曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
永久 -トコシエ- -TV ver.-HYDE × MY FIRST STORYHYDE × MY FIRST STORY梶浦由記梶浦由記梶浦由記天を焦がす炎 正しさよりも正しく 祈る声も叫びも 羽虫のように儚く  いのちを喰らうモノが何故 汚れを知らぬように哀れみを乞うのか 闇を勝ち抜く魂だけが届く 手に入れろ永遠  滅びを知らない想いがここにある 力ある者よ夢を語れ 鳴り響け永久(とこしえ)を寿(ことほ)ぐ調べ やがて空を統べる光の中  喰い散らかした世界の隅で まだ蠢(うごめ)き抗う刃 這いつくばって 足掻けよ無惨に
永久 -トコシエ-GOLD LYLICHYDE × MY FIRST STORYGOLD LYLICHYDE × MY FIRST STORY梶浦由記梶浦由記梶浦由記天を焦がす炎 正しさよりも正しく 祈る声も叫びも 羽虫のように儚く  いのちを喰らうモノが何故 汚れを知らぬように哀れみを乞うのか 闇を勝ち抜く魂だけが届く 手に入れろ永遠  滅びを知らない想いがここにある 力ある者よ夢を語れ 鳴り響け永久(とこしえ)を寿(ことほ)ぐ調べ やがて空を統べる光の中  喰い散らかした世界の隅で まだ蠢(うごめ)き抗う刃 這いつくばって 足掻けよ無惨に  捻り潰した虫ケラが残した染みが消えない 一つだけ後に残した想いはずっと消えない  終焉の底へ雪崩落ちて行く 世界は吠える 凍りつく未来の果てに いのちは 想いは 生き抜くだろう 無限の刻(とき)を  滅びを滅ぼせ 運命(さだめ)を焼き尽くせ 力無き者は無様に散れ 組み伏せろ永久(とこしえ)を いのちの夢を やがて空に満ちる光の中  闇の中逝く花は小さな種を蒔く 遠い空の向こうへ 刻を渡る  頭(こうべ)を垂れて道を譲れ 掻き乱せ世界を  光を知らない心は夢を見る 遥か頂に爪を立てる 跪(ひざまず)け永久(とこしえ)を称えて歌え やがて天を統べるこの身の為  咲き乱れよ虚無の中で 成す術なく燃え尽きるまで 這いつくばって 歌えよ無惨に
Shoot (from HIGHWAY STAR -Covers- session)玉置成実玉置成実梶浦由記梶浦由記Ren(SUIREN)遠く弾け飛ぶ StarLight 散り急ぐ夢の欠片投げ捨て 差し伸べられた手のひらを傷つける  ただ殴りあう日々に 何を語り合うことがあるだろう 孤独な拳の強さだけ信じて  憎しみさえも力に変えて 背中合わせの DeepEmotion すれ違うほど近くなってく 瞳響き合う未来へ  Shoot for the future まだ光るその場所へ 勝ち残るためスピードを上げてゆく 加速するほど側にある輝きを いつしか守りたいと願ってた  何を弱さと呼んで強さと名付けて 闇を駆け抜け 分かり合えぬまま明日があればいい  どんな戯言よりも生き残る力だけが全て ぬるい慰めを振り払う角度で  温もりさえも置き去りにして 競う速さで飛ぶから いつか誰も見ない空へと 二人だけが届くのだろう  Shoot for the future まだ光るその場所へ 流星の夢撃ち付けて砕け散って 傷つけあったその日々の輝きを いつしか守りたいと願ってた  闇の向こうへ まだ光るその場所へ 勝ち残るためスピードを上げてゆく 言葉にしない約束を目の前の 背中に撃ち付けて走る
夕闇のうたKEIKOKEIKO梶浦由記梶浦由記梶浦由記光と影が手を取り駆け巡る 夜の中で生まれた 小さな手のひらからこの世界に 愛を届けたい  荒れ果てた空の下に咲く 一番あかるい花びら 笑いさざめいて君と行く 時の中を  祈りのように 天と土を結ぶ 君がうたう 優しく  君を想って 君に想われたい 同じ夜に生まれた 二人をいつか見送る空が 安らかであるように  晴れ晴れと続く道の上 かなしみも夢も輝く 騒ぎ立つ心そのままに 生きて行こう  この地を横切る風のように ただ綺麗な季節と想い出を 残して行くよ 光と影の中  祈りのように 伸ばした手のひらが 君の涙に触れる  愛しい気持ちが 世界に届きそうな 夕闇に 静かなうた
コイコガレGOLD LYLICmilet & MAN WITH A MISSIONGOLD LYLICmilet & MAN WITH A MISSION梶浦由記梶浦由記MAN WITH A MISSION・梶浦由記ずっと探していたんだ 愛は何処で迷って 散々打ち負かした夜に終わりは無くて 不条理がまかり通る 命が震え騒ぐ 混沌 こんな時代に恋に落ちて  悲しみが世界を何度打ち負かしても しなやかに舞う君の刃が 夢が通る道を拓く  愛し合って笑いたいな 優しいひとたちを全部守りたいな 届くんだ望めばきっと 君の声が僕を呼んで やがて夢のような朝焼けが空を焼く ひるがえる旗の向こうへ走り出した 美しい世界に 恋い焦がれて  一度見失った 想いが巡り巡る まだ届かないあの天辺で 風が騒ぐ  everything you did and said is still shining deeply in my mind どんな生き方だって 君の選んだ道  飾らない瞳で 君は初めて見つけた憧れを歌う  ひるがえる旗の向こうへ 行け  愛したいな 笑いたいな 優しいひとたちを全部守るために 強いんだ私はきっと 悲しくって苦しかった夜を切り裂いて 朝焼けを連れてくる  now trust me we can always sail through the cruel ocean from where life has begun  祈る声の中だけにある まだ知らない 美しい世界に 恋い焦がれて  I call the elemental name of love..
夜光塗料FictionJunction feat. ASCAFictionJunction feat. ASCA梶浦由記梶浦由記梶浦由記もう少し近づいてみたら 違う形に変わるかも 朝になったら消えてしまう モノだから安心だ  塗り潰して行くんだ 暗闇の色に 誰にも見えない それでも君だけに 閉じた瞳の中だけに映る 万華鏡をどうぞ wo wo......  ほんとの僕なんてまるで 見せられたモンじゃないから ぶちまけた色がまた酷い趣味してて ごめんね  塗り重ねて厚い 暗闇の箱の 蓋の隙間から ココロがはみ出して 目立ちたがりの恥ずかしい光を 隠す色は他に無いですか?  カタチにしたって言葉にしたって 朝になったらしょんぼりしちゃうんだ 消えて行くなら それもまたいいよね 彗星のように  なまめかしく尾を引いて 飛び去ってく 同じ骨で繋がっているような 君とならば 伝わってしまうものが 見えるものが 聞こえてくるものが あるような 無いような それもまた 今日だけの……  塗りつぶして行くんだ 暗闇のペンキで 誰にも見せない それでも君だけが 閉じた心の裏側の色を 笑ってくれたらいいな wo wo........
FictionJunction feat. AimerFictionJunction feat. Aimer梶浦由記梶浦由記梶浦由記見えない舟が港に佇んでいる 舳先に誰か口笛吹いている  終わらないもの二人で探していたい 諦めることにどんなに慣れていても  緑の灯りを両手に掲げて 海を照らしてる 海を照らしてる  眠い目蓋に貴方の指を感じてる 低いささやきが部屋を満たして行く  終わらないもの二人で信じていたい 慰め合えず唇閉ざしても  緑の灯りを両手に掲げて 海を照らしてる 海を照らしてる  眠い瞼に 貴方の声が届いてる……
ことのほかやわらかいFictionJunction feat. KAORI & KEIKO & YURIKO KAIDA & JoelleFictionJunction feat. KAORI & KEIKO & YURIKO KAIDA & Joelle梶浦由記梶浦由記梶浦由記簡単に触っちゃダメよ もうすぐ孵りそうな柔らかい光だから 夢と似た香りを放つシナモンロールを頬張って 待ち構える  今一番行きたい場所をそっと囁いてくれたら 付いて行く、 後からね きっと 振り向かずに歩いて行って 美しい背中を見せて 星の降る夜だから 愛の歌を作りたいだけなの  拾い集めた言葉たちが繋がって 夜を捕らえる鎖になるまで  ほら 三日月がひかる 貴方がひかる 鳥の形の波が遠くでひかる ドアも壁も光る 時計も光る 故郷のように光る山の 向こうまで 駱駝に乗って旅立とう 貴方と共に旅立とう  声を上げて貴方が笑う 優しい世界を寿ぐ 中庭の枇杷の実がきれいね もう少し遊んでいようよ ことのほかやわらかい 言葉だけを選んで 転がして 鳴らして  梢の風が光る 木馬がひかる 夏の記憶がまだ遠くでひかる 貴方の指が光る 私も光る 蓮華の花咲く 丘の向こうまで 駱駝に乗って旅立とう 貴方と共に旅立とう
BeginningFictionJunction feat. KAORI & KEIKO & YURIKO KAIDA & JoelleFictionJunction feat. KAORI & KEIKO & YURIKO KAIDA & Joelle梶浦由記梶浦由記梶浦由記白いカーテン揺らしてみる 終わらない夜を見つめてる  宛名のない絵葉書 私は元気だよと 何度も書いて消して  眠れない夜から始まってゆく 私がここにいるStory 何度でも生まれ変わる心のため 声よ届け未来へ  知らないうちに始まってた 波立つ星の海を越えて  空はやっと夜明けの口笛を響かせて 見下ろす街は夢の大地  眠れない夜に語り始める 私一人だけのStory 君のいない日々をきっと歩いて行く 今始まる未来へ  哀しみの日々を灯火に変えて いつか照らし出せる Glory 何度でも生まれ変わる自分のため 声よ届け未来へ
moonlight melodyFictionJunction feat. KAORI & KEIKO & YURIKO KAIDA & JoelleFictionJunction feat. KAORI & KEIKO & YURIKO KAIDA & Joelle梶浦由記梶浦由記梶浦由記月の奇麗な 夜に恋に落ちて まだ忘れない あの夏のメロディー ママは何度だって パパの話をした 恋の歌を 口ずさんで泣いていた  だから僕はきっと 君を泣かせないよ 抱きしめて口付けを何度でも 世界で一番君が大事だって ずっと側にいて 歌ってあげる  冬がぼくたちを 少し大人にした 春はまだ遠くて 花も咲きそうにない  ふいに一人になって 僕はママの涙と パパの気持ちもきっと 少しだけ分かった  月が奇麗で 僕らは恋に落ちて ただ眩しいだけの夏の夜を 愉快なメロディーで 軽いステップ踏んで 笑いながら 口付けを何度でも  ねえ月の奇麗な夜は思い出して 今はこんなに遠く離れても 世界で一番君が大事だって 僕がここにいて 歌っているよ
ParadeFictionJunction feat. KAORI & KEIKO & YURIKO KAIDA & JoelleFictionJunction feat. KAORI & KEIKO & YURIKO KAIDA & Joelle梶浦由記梶浦由記梶浦由記どこまで続くんだろうね 君が呟いた ほの光る坂道で 愛と憧れの歌を叫んで 泣いて笑って登って行く  見上げても空には星もなく 未来は優しく黙り込んで はにかんだ物思いだけが 足取りを急き立てる  遠くまで僕らは歩く 諦めながら 輝きながら 眩しくて長かった夏に 明るいリズムを残して行く  君の Parade 僕の Parade 華やかに  永遠は 儚く消えたモノの中にいて 僕たちを見送った あの日手放した光が今も 寂しい夜明けの空にある  まだ見ぬ街も知らない人も 何だか全てが懐かしいんだ 急がずに もう少し行こうか 高らかに僕のリズム 響け  歌を歌おう 声を合わせ 一人で歌っていた旋律は 幾つもの声を重ねて コーラスになる  遠くまで僕らは歩く 分かり合えずに 手を取り合って 寂しさは音楽になり やがては愛を語り始める  朗らかに僕らは歩く 諦めながら 輝きながら どうしても欲しかったものが 今はもう思い出せなくても  君の Parade 僕の Parade 遠くへ  祝祭の歌声 空に届け
それは小さな光のようなFictionJunction feat. KEIKOFictionJunction feat. KEIKO梶浦由記梶浦由記梶浦由記僕だけが見てた 君のこと 過去も未来も かなしみもよろこびも 全て  オトナになるってきっと 優しくなる事だと信じていた 子供の頃の僕のままに  君のこと守りたいと思う 暗闇から目覚めても 僕を待ち受けてる彼方で 二人を隠したこの街に 誰も知らない雪が降っていた 君は僕の胸に刻まれた 一番深い傷跡のようで 君が笑うこの世界の歌 取り戻すよ  どの部屋の時計も 少しズレていてさ 僕らはいつも 言葉を掛け違う歯車  ひとりぼっちで泣いた ヒーローごっこ 伸ばす前にくじけた 両手で君の頬に触れた  君のこと壊したいと思う 世界は夢の狭間で 黒い祈りを孕んで 大事なものだと撫でていた 優しい指がねじれてゆく  僕はただ僕のために 力なきこの手を 微かな輝きの方へ もがいてみる 君の歌う未来へ 導いてよ  守りたいと思う まぎれもなくあたたかい場所が あることを信じてる 寂しさに喰われた優しさが 白い雪に埋もれて行く夜 君は僕の胸に小さな火を灯す 古い傷跡のようで 微笑んでよ この世界の暗闇から 目覚めてゆく光のような 君のうた  僕だけが見てた 君のこと……
世界の果てFictionJunction feat. 結城アイラFictionJunction feat. 結城アイラ梶浦由記梶浦由記梶浦由記校庭の下からバス停までの 短い坂道だった 夕闇が二人を隠した時に 初めて近付いた頬の  白い冷たさに哀しくなる 恋の痛みも喜びも全て受け止めて  僕等は遠くまで行けると思う きっと世界は思ってたよりも 遥か広くまで僕等の為に その明るさで続いてるから  ガラスの向こうに広がっていた 緑の芝生の上 そんなに眩しい日溜まりの中 君が招くから  いつか扉開く勇気が出せたら ひとりぼっちのこの場所を捨てて 旅立とう  二人で遠くまで行けると思う 君と出会って初めて思った 世界の果てはきっと僕等の為に 広く明るく輝いている 今も遠く
もう君のことを見たくないFictionJunction feat. ritoFictionJunction feat. rito梶浦由記梶浦由記梶浦由記もう君のことを見たくない 君をこんなに傷つけたくて止まらない 僕の言葉で泣いてる 君の声を聞きたくない  なんで どうして 分かってくれないんだろう 意地を張って 僕だって辛いんだって 背中向けて耳を塞いで  だけど本当は抱きしめたい 優しい声で笑い合って ただ静かに 眠りたい  もう君の側にはいたくない 君を責めて勝ち誇って僕はいつも あとで死にたくなるほど 後悔に沈むのに 優しくなれたら  とてもつまらないことに 君はいつも 怒ってるよね とてもつまらないことを 聞きたくない 僕のせいで  どっちが正しいとかじゃなくて どっちも泣かない 道はどこで見つかるんだろう 眠れない  もう君のことを考えたくない 僕はきっとただのクズで それでいいよ 君の言葉で泣いてる 僕は誰にも見せない  何が足りないんだろう 僕ら 愛し愛されたら 二人は分かり合えると信じていた ずっと  ねえ、君のこと諦めたくない 音を立てて閉じたドアの向こう側 明日こそは君のこと 大事に抱きしめよう 明日はきっと きっと....
八月のオルガンFictionJunction feat. LINO LEIAFictionJunction feat. LINO LEIA梶浦由記梶浦由記梶浦由記透明な鍵盤が 夏の音符を探してる 世界が僕らを見つめている  丘を越えて光る 雲があんなに早いから どこまでもきっと君と行ける  八月のオルガンが 僕らの声を全て 空へ届けてくれるようで 眩しい季節の向こう  それはただ一瞬の 何もかもが美しい朝 滅びないものを僕らは知ってた  虚空へ漕ぎ出した オールはまだ頼りなくて 君の微笑みが舳先の旗  夏の空に打ち上げた僕らの歌声は 小さな火花になって瞬いて 消えてゆくけれど いつまでも忘れない 二人で響かせた木霊(エコー) まだ誰も知らない 新しいうたのように  閉ざされた砂漠に 初めて水を撒き散らして 艶やかに君が 繰り返す旋律  僕らが届かない箱舟が 横切る空に 標を残して燕が行く  夏の空 君のうた 僕らは未来を信じた どんなかなしみもきっと 超えて行けるんだと 踏まれた草の香り 恵みの水を待つ大地 今も君を探して 懐かしいうたが響く  八月のオルガンが 空に音符を散らして 僕ら遠くへ 二人で 行けると信じた 夏の日
蒼穹のファンファーレFictionJunction feat. 藍井エイル & ASCA & ReoNaFictionJunction feat. 藍井エイル & ASCA & ReoNa梶浦由記梶浦由記梶浦由記その朝僕らは旅立った 新しい世界へと 朝霧の扉を開くファンファーレ まだ誰も知らない地平へ 君と  地図のない大地に残す 初めての夢の轍 楽園と呼ぶには苦い 水辺を探して  蒼穹に浮かんだ僕らの夢の砦 鋼と石の swordland 君と遠くへ行く 強くなりたい理由をもう迷いはしない 語り始めよう未来を  幼い頃から夢見てた 地平線の彼方に 痛みも優しさも命の重さも まだ知らない空の城が 待っている  鐘の音で扉は開く 駆け抜ける流星のステージ 誰よりも早くその旗を 勝ち取って進む  蒼穹の無限が僕らの頭上にあり 君と走ろうずっと この手を離さずに 愛を欲しがって泣いて傷つけて傷ついて もう少しだけ高くへ  語り明かした水のほとり 静かな夜の 君の言葉 君の瞳 いつまでもずっと 忘れない歌  物語は続く  蒼穹の無限が僕らの頭上にある 高鳴る胸は運命より遠くへ行く まだ始まらない君の物語を聞かせて 語り続けよう未来を  涙と痛みと 失くしたものと 失くせないものを この手に  その朝僕らは旅立った 新しいページの 向こうへ
nocturneHinanoHinano梶浦由記梶浦由記梶浦由記降り積もる花びらに埋もれて 君はまだ幼い夢の中 暗闇に煌めくように nocturne 懐かしい光を奏でるよ  優しい記憶が 君のかなしみの近くで微笑むように 初夏の日差しが 君の行く道を照らしてくれるように  失くした時の中で手を伸ばして 側にいたいと歌っても いのちは明るい方へ行こうと 君を誘うよ、未来へ  宝石のような闇の輝きが 二人だけの物語を 琥珀色の 夢の中に 残した  降り積もる花びらが夜明けを 迷いなく空から呼び寄せて 愛しさと寂しさが君の胸に 新しい音楽を灯すだろう  光の方へ 君は行く 夢の終わりを 送るのは nocturne
君が見た夢の物語ASCAASCA梶浦由記梶浦由記Yuki Kajiura叶わない夢の物語 僕らは旅立つ 静かな波の遠くへ  最果ての海へと続く道だけを 覚えておけばいい 光の中に隠れた ヒカリを探す旅へ  1人で行けるはずなのに 誰かの涙がふいに優しくて 僕らは魂を宿して 愛を覚え涙にくれた  裏切りも無慈悲な企みも 憧れへ急ぐ誰かが 駆け抜けた跡  静かな冬の夜 凍てついた星が空から降りしきる 幾千の夢のノイズで 世界はまた輝く  届かない憧れと 諦めない僕らの story  喜びに震えた胸がかつてあって 光の在り処を教えてくれた人がいた 終わりある場所で終わらないものを 僕らは夢に見ていいんだ  遠すぎる願いと 眠れない夜を 幾つ飲み込んで 心は魂を宿して 愛を知らず生きて行けない  迷子のように なつかしく 嬉しいような 明るい景色  静かな冬の夜 優しい記憶が世界を支えてる 幾千の夢のノイズが 照らし出す海原  未来を夢見てる 僕らが漕ぎ出す story
朝が来るPLATINA LYLICAimerPLATINA LYLICAimer梶浦由記梶浦由記梶浦由記傷だらけの世界の頭上に 闇が重たくもたれかかって 覚めない時の中  悲しみは何処までも追いすがって それでも空は夜明けを探して 取りに行く未来  僕らは弱くも儚くもないよ 信じて愛して燃え尽きて行く  繰り返し 繰り返し 血を流すたましいが 夢を見るその先に 輝いて 輝いて 新しい朝が来る 希望が棚引く方へ 君を呼んでいる黎明へ  失うことで堕ちて行くか それとも光を追いかけるか 選んで来た道に散らした 涙も傷も遠くなって  息を殺し追憶の影に焼かれ それでも鮮やかに風を切って 手に入れる未来  情熱がいつだって灯火になるよ 天高く上れと狼煙を上げて  風になり 花開き たましいを掻き鳴らす 僕らが急ぐ場所へ 華やいで 華やいで 新しい朝が来る 光が棚引く方へ  夜のもう一つ向こうまで どうしても届かない手のひらを 支えてくれる声が いつの間に こんなに 響いてた  君の行く場所に 光あれと祈った 全ての心のため  繰り返し 繰り返し 血を流すたましいが 夢を見るその先に 輝いて 輝いて 新しい朝が来る もうすぐ始まる歌 君を呼んでいる黎明へ  傷だらけの世界の頭上に……
太陽の航路JUNNAJUNNA梶浦由記梶浦由記君が笑う風の中で 失くしたものにやっとサヨナラを言った もう行けるね、明日へ 髪をほどいて 太陽のルートで  痛みも、光も、本当の想いだけしか 私のこと傷つけない、だから  晴れ渡る空へ声の限りに歌うんだよ 初めての調べを 初めて知った愛のために かなしみが強く手足にしがみ付いても 君が笑うなら 世界はきっと輝くんだ 声を、高く  土と空を結んでいた 優しい光はずっと側にいた ほころびてゆく季節を 明るい方へ 太陽のルートへ  どんなに冷たい夜だって 濡れた瞳に輝くのは 涙だけじゃなかった  夢の残像が胸の勇気を奪う前に 泣き濡れた心を希望へ向かう船に乗せて 誰にも言えない思いを抱え込んでも 君が笑うなら 世界はきっと大丈夫さ 錨を上げたら もう止まらないんだ 手を取って 漕ぎ出して行く  燕を追い越して やがて春の風になる どうしてかな 初めて見るような心も体も 君の声に焦がれてる なつかしいほど  愛し愛されたよろこびを灯火のように 胸に掲げたら 嵐を超えて羽ばたくんだ かなしみがふいに心を縛る時も 君が笑うから 私はきっと空を見上げ 雲の向こうへと 太陽の航路で 歌声を響かせ……
白銀GOLD LYLICLiSAGOLD LYLICLiSA梶浦由記梶浦由記梶浦由記残酷な運命が 牙を剥き出して僕らを待ち構えていても この道は譲れないよ  まだ足りないこんなもんじゃない 届かないのはイヤだ 抜き身になれ 絆一つに背中を預け  美しい世界を 君の涙を 守りたい  雷鳴が時を告げる 僕らは空に放たれて 災いに降り注ぐ 白銀(しろがね)の刃に変わる  置いてきた物語と もう失くせないものがある 暗闇を塗りつぶせ 業火の淵へ、まっすぐに  大事なものを何一つ 諦めたくないと言うのなら 誰よりも尖らせろ 切っ先を  欲しがって欲張って 未来の胸ぐら掴んで捩じ伏せろよ 望むからこそ泣きわめくんだ  一番強い 風吹く丘を 探し出す  雷鳴が闇を照らす 刹那に空を駆け上がる 悲しみを逃さない 白銀(しろがね)の刃のように  一瞬で失くしたもの まだ追いすがって走るんだ 光の速度になれ 業火の淵へ、まっすぐに  ギリギリに研ぎ澄ませ 銀色に尖るまで 運命の隙間にねじ込んで 切り開いて ぶち破って  弱かったんだ あの時 哀れんで 悲しんで うずくまった夜を断ち切って 飛ばせ  雷鳴が時を告げる 僕らはきっと何度でも 優しさも悲しみも 白銀(しろがね)の刃に変える  もう一回飛び上がれば 綺麗な空が見えるはず 暗闇を塗りつぶせ 業火の淵へ 僕らは進む まっすぐに
明け星PLATINA LYLICLiSAPLATINA LYLICLiSA梶浦由記梶浦由記梶浦由記太陽を朱く閉じ込めて 車輪(くるま)は何処へ進む 混沌の吹き荒れる夜に 僕らの声が響いた  願いのあかりを灯して 心は夢を脱ぎ捨てて 白い道を行く  昏い空には明け星が未来を どうしても指して動かないから 優しく誘う昨日に手を振って 僕らは泣いた また走り出すため  迷っても嘆いても生命(いのち)は 明るい方へ手を伸ばすから 光を祈り空高く、歌声 せめて君に届くように  真実は勝ち残った後に 誰かが置いて行くもの 獰猛な獣が呼び合う 世界は傷を重ね 血の色に濡れた  遠吠えが月を堕とす 常闇に潜む小さな花 僕らは光を祈る手のひらで 滅ぼし合ったり 君を抱きしめたり  願いが叶うその日まで まだ紅に染まらない 白い道を行く  胸の中にある灯りが未来を どうしても指して消えないんだ 冷たく深く閉ざした心にも 小さく強く 輝き続けてる  思い出よ哀しみよ僕らを 明るい方へ送り出してよ 東の地平空高く、明け星 遥か遠い道の上に  太陽を追いかけて 車輪(くるま)は進む 混沌の歌  昏い空には明け星が静かに ただ一筋の光をくれた
海と真珠JUNNAJUNNA梶浦由記梶浦由記梶浦由記calling of the sea 波の向こう  始まりの海は広く眩しくて 雲になり空に溶けるよ 隠されてた物語の続きを この波に描いて 幼い船は行く  やさしい君の歌が 未来へ想いをつなぐ  東へ行く舳先に風よ急げ 遥かな海を越えて行く 胸に秘めた君だけのエルドラドまで calling of my heart 波の向こう  探していた場所までもう少しで あどけない旅は終わるの? 嵐に吹かれ地図を見失って 戻れない明日へ 水はずっと続いていた  キラキラ光る空へ 恋しい名前を叫ぶ  心のまま 額に風よ騒げ 遥かな海を越えて行く 遠くへ行くために きっと生まれてきた 憧れの帆を掲げ 星よ導いて  その瞳に会いたくて far to the east 未知の世界へ まだ見ぬ大地へ 高鳴る胸の炎で海を照らすよ  calling of my heart 波の向こう  東へ行く心に風よ騒げ 遥かな海を越えて行く 悲しみには 私を奪わせないわ 漕ぎ進む唇に 懐かしい愛の歌 to the land of east
wonderlandAimerAimer梶浦由記梶浦由記梶浦由記迷いの森にあるほんとう 探しに行く月のひかり 羊歯を踏んで足を濡らして ひたりほとり夏の小道  よく笑って泣いて見つめあって おそるおそる恋に堕ちた ふたり歩き出した違う方へ 呼び合う声だけもどかしく find me in the wonderland  そろそろ手を汚して 自分の欲しいものを 追いかけてみる みつあみをほどいて 同じ星を齧る ふたりになる  寂しがって夜になって まだ明るい夢のほとり 食べかけで残した心だって ここから始まるうたになる  世界は君のものさ、どこへ行こうか、貴方は笑う 踏み外してみようか、後ろめたさが私を誘う find me in the wonderland  どうしたって 生まれ変わるほどの 強い意志が必要だわ 慎重ないのちだった 私だけじゃ道は見つからない  星を数え繋ぎ合わせ まだ知らない夏の星座 見つめあって泣いて朝になって ここから始まる物語  もう一人じゃないのよ、夢のようでしょ、私は歌う 寂しさはひるがえり旗の元へと二人は集う 何も思い通りにならないことが始まったから 踏み外してみようか、目隠し鬼の手の鳴る方へ in your wonderland  あなたが迷う場所に あかりを灯すために 花束一つ抱いて りりしく笑いましょう  もう一人じゃないのよ、とても怖いね、幸せなんて 寂しさはひるがえり旗の元へと二人は集う 世界は君のものさ、手が届いてあなたがいて 踏み外してみようか、愛するひとが私を誘う find me in the wonderland in your wonderland  綺麗な吐息になって あなたの歌をうたって
暁の車森口博子森口博子梶浦由記梶浦由記時乗浩一郎風さそう木陰に俯せて泣いてる 見も知らぬ私を私が見ていた 逝く人の調べを奏でるギターラ 来ぬ人の嘆きに星は落ちて  行かないで、どんなに叫んでも オレンジの花びら静かに揺れるだけ やわらかな額に残された 手のひらの記憶遥か とこしえのさよならつま弾く  優しい手にすがる子供の心を 燃えさかる車輪は振り払い進む 逝く人の嘆きを奏でてギターラ 胸の糸激しく掻き鳴らして  哀しみに染まらない白さで オレンジの花びら揺れてた夏の影に やわらかな額を失くしても 赤く染めた砂遥か越えて行く さよならのリズム  想い出を焼き尽くして進む大地に 懐かしく芽吹いて行くものがあるの  暁の車を見送って オレンジの花びら揺れてる今も何処か いつか見た安らかな夜明けを もう一度手にするまで 消さないで灯火 車輪は廻るよ
MagiaMary's BloodMary's Blood梶浦由記梶浦由記SIN・Mary's Bloodいつか君が瞳に灯す愛の光が 時を超えて 滅び急ぐ世界の夢を 確かに一つ壊すだろう  躊躇いを飲み干して 君が望むモノは何? こんな欲深い憧れの行方に 儚い明日はあるの?  子供の頃夢に見てた 古の魔法のように 闇さえ砕く力で 微笑む君に会いたい 怯えるこの手の中には 手折られた花の勇気 想いだけが頼る全て 光を呼び覚ます 願い  いつか君も誰かの為に 強い力を望むのだろう 愛が胸を捉えた夜に 未知の言葉が生まれて来る  迷わずに行けるなら 心が砕けてもいいわ いつも目の前の哀しみに 立ち向かう為の 呪文が欲しい  君はまだ夢見る記憶 私は眠らない明日 二人が出会う奇跡を 勝ち取る為に進むわ 怯えるこの手の中には 手折られた花の刃 想いだけが生きる全て 心に振りかざす 願い  囚われた太陽の輝く 不思議の国の本が好きだった頃 願いはきっと叶うと 教えるお伽噺を 信じた  静かに咲き乱れていた 古の魔法優しく 世界を変える力が その手にあると囁く 終わらない夢を見よう 君と行く時の中で 想いだけが生きる全て 命を作るのは 願い
Magia松澤由美松澤由美梶浦由記梶浦由記いつか君が瞳に灯す愛の光が 時を超えて 滅び急ぐ世界の夢を 確かに一つ壊すだろう  躊躇いを飲み干して 君が望むモノは何? こんな欲深い憧れの行方に 儚い明日はあるの?  子供の頃夢に見てた 古の魔法のように 闇さえ砕く力で 微笑む君に会いたい 怯えるこの手の中には 手折られた花の勇気 想いだけが頼る全て 光を呼び覚ます 願い  いつか君も誰かの為に 強い力を望むのだろう 愛が胸を捉えた夜に 未知の言葉が生まれて来る  迷わずに行けるなら 心が砕けてもいいわ いつも目の前の哀しみに 立ち向かう為の 呪文が欲しい  君はまだ夢見る記憶 私は眠らない明日 二人が出会う奇跡を 勝ち取る為に進むわ 怯えるこの手の中には 手折られた花の刃 想いだけが生きる全て 心に振りかざす 願い  囚われた太陽の輝く 不思議の国の本が好きだった頃 願いはきっと叶うと 教えるお伽噺を 信じた  静かに咲き乱れていた 古の魔法優しく 世界を変える力が その手にあると囁く 終わらない夢を見よう 君と行く時の中で 想いだけが生きる全て 命を作るのは 願い
春はゆくGOLD LYLICAimerGOLD LYLICAimer梶浦由記梶浦由記梶浦由記それでも手を取って となりに佇んで 初めて抱きしめた、かたち  欲張ってかなしみを抱えすぎていたから 幸せを何処にも もう持ちきれなくて  花びらを散らした風が 扉を開いて 変わる季節  しんしんと降り積もる時の中 よろこびもくるしみもひとしく 二人の手のひらで溶けて行く 微笑みも贖いも あなたの側で  消え去って行くことも ひとりではできなくて 弱虫で身勝手な、わたし  償えない影を背負って 約束の場所は 花の盛り  罪も愛も顧みず春は逝く 輝きはただ空に眩しく 私を許さないでいてくれる 壊れたい、生まれたい あなたの側で  笑うよ せめて側にいる大事な人たちに いつもわたしは 幸せでいると 優しい夢を届けて  あなたの側にいる あなたを愛してる あなたとここにいる あなたの側に  その日々は 夢のように……
雲雀ASCAASCA梶浦由記梶浦由記Yuki Kajiura大事なものをいつも 私は間違えるの 微笑みに みんな何かを隠してる  もう誰も知らない 約束がひとつ 物語の始まりと 終わりを繋いでた  呼び合っているような 雲雀の声だけ遠く 雲の向こうへ 草原に優しい影を残して  ねえ 本当はいつだって 光の中にいたよね 愛の形を 見つけにゆくの  羽を休めることを 雲雀は知らないの ひたむきな 風を選んで 天高く  太陽の元へと 駆け上がるようだと 子供たちが指さした 光の道しるべ 空へ  懐かしくあどけない 悲しみを捨ててゆこう ひとすじ空へ舞い上がる 翼に心をのせて ねえ 本当はいつだって 一人は寂しいからね 大事なものは ひとつじゃないの  呼び合っているような 雲雀の声だけ遠く 雲の向こうへ 草原に優しい影を残して ねえ 本当はいつだって光の中にいたよね 辿りつきたい ところがあるの 愛の形を 見つけにゆくの
from the edgeGOLD LYLICFictionJunction feat. LiSAGOLD LYLICFictionJunction feat. LiSA梶浦由記梶浦由記梶浦由記悲しみに囚われたくはない 俯いた場所に涙を落として行きたくない  運命を振り解いて 走り出せるはずなんだ 願いは叶うはずなんだ 叩き潰せ昨日の葛藤 cry for the future from the edge of darkness  向かい風を乗っ取って 嵐の先は見えなくたって もう道は選べない、勝ち残れ! 迷いはいつも愛情と怒りを秤にかける さあ、立ち上がるんだ、もう一度  今、君はその刃を 何処へ振り下ろす?  優しさと馴れ合いたくはない 手が届いたって掬えるものはそんな多くない  足を前に動かすんだ 陽のあたる場所にきっと たどり着けるはずなんだ 笑い合えるはずなんだ 僕らは進む、闇を砕いて cry for the future from the edge of darkness  何を叫び泣いたって 淀んだ世界の嘆きに染まる もう帰れない愛の春 記憶が吹雪に凍る なくしたものは、ねえ、戻らないんだ、何一つ  投げ捨てたいと思っていた弱さだって 君の手を離さない、最後の楔になっていた cry for the future from the edge of darkness  走り続けるんだって 嵐の先は見えなくたって もう道は選べない、勝ち残れ! 迷いは君の感情に自由と言う痛みをくれる さあ、立ち上がるんだ、何度でも  今、君が行く大地に 雪は降り積もる ただ白い未来
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
I beg youPLATINA LYLICAimerPLATINA LYLICAimer梶浦由記梶浦由記梶浦由記あわれみを下さい 墜ちた小鳥にそっと触れるような かなしみを下さい 涙ぐんで 見下ろして 可哀想だと口に出して 靴の先で転がしても構わないわ 汚れててもいいからと 泥だらけの手を取って  ねえ輪になって踊りましょう 目障りな有象無象は全て たべてしまいましょ スパイスは堪え難いくらいがいいわ lie, lie, lie, la la la...  怯えた小鳥は さよならなんて言えなくて 愛を請う仕草で黙り込んで つつましいつもりでいた lie, lie, it's a lie, not a lie, もう辛い 散々傷ついて やさしいせかいに誰だって行きたいわ  ひとつに溶けてしまいましょ 憎しみも愛情もむしゃむしゃと 頬張ってしまいましょ 混沌の甘い甘い壺の中で lie, lie, lie, la la la...  曖昧に笑うから 会いたいと思うのよ I know you're here to stay with me 愛されていたいだけ  lie, lie, lie, you're to be with me 雷鳴の咲くところ 惨憺たる heavenly feeling 愛だけ残ればいい  しんしんとかなしみだけがふりつもる 願望も悔恨もただ埋め尽くす きずな結んだ遠い春の日の 傷跡さえも消えてしまうの  やがてキラキラ夢の中 朽ちて行く光は貴方に 届くはずだから まぶしくて 涙が止まらない ねえどうか側にいて 泥だらけの手を取って 離さないで どうかずっと側にいて 離さないで 暗くなるの、側にいて 離さないで、見えないわ ただずっと側にいて 離さないで ただずっと 愛してる
花の唄PLATINA LYLICAimerPLATINA LYLICAimer梶浦由記梶浦由記梶浦由記その日々は夢のように 臆病な微笑みと やさしい爪を 残して行った  退屈な花びらのように くるしみを忘れて 貴方の背中でそっと 泣いて笑った  帰らぬ日々を思うような 奇妙な愛しさに満ちた 箱庭の中で 息をひそめ  季節が行くことを忘れ 静かな水底のような 時間にいた  冷たい花びら 夜に散り咲く まるで白い雪のようだね 切なく 貴方の上に降った かなしみを全て 払いのけてあげたいだけ  貴方のこと傷つけるもの全て 私はきっと許すことは出来ない 優しい日々 涙が出るほど 帰りたい 貴方と二人で 見上げた 花びらが散った  月が雲に隠れて 貴方は道を失くして 泣き出しそうな 目をしてた  ぎざぎざなこころだって ふたつ合わせてみれば 優しいものがきっと 生まれてくるわ  私を傷つけるものを 貴方は許さないでくれた それだけでいいの  戯れに伸ばされた 貴方の手にしがみ付いた 諦めていた世界に やがて温かな灯がともる  冷たい花びら 夜を切り裂く 私が摘んだ光をみんな束ねて 貴方の上に全部 よろこびのように 撒き散らしてあげたいだけ  わるいことをしたらきっと貴方が 怒ってくれると約束したよね だからきっともう一度 私を見つけてくれるよね 寂しいところに もういなくていいね 一人で 見上げた 花びらが散った
百火撩乱KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記夢を見て僕らは泣いた 涙を持たぬ筈の 鋼の心で 運命(さだめ)を思った 違う夜明けの色を祈り  何を守る為にまた 消えた時を彷徨って 滅びへと駆け抜ける 光放つ刃  あの時消えて行った 紅い虹の彼方には 君が見た世界がまだ 目醒めを知らず天にあって  花のように咲く炎の中に 今も佇む僕らの姿 刻み込まれた道に凍る 砕けた夢の痕  残された僕らはきっと 錆びた鎖を繋ぐ最後の欠片で 見届けた夜の 月の光を蒼く宿す刃  守りたいと思うのは 君が夢を見た世界 光へと駆け抜けた その道の眩しさ  思いを残したまま 心は散って行くけれど 焼け堕ちた道を辿り 数多の夢が今も空を焦がす いつか焔は天に届く
カンタンカタンKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記こんなに晴れ渡る 九月の眩しさ ココロは空っぽ  沈んで行くような 重たいカラダを 手放してみる  カンタンだった夢の世界が 僕らに背を向ける時に カタカタと揺れる汽車の窓から 瞳だけを空に放つ 青空の向こう  カラッポの時間を 軋むレールの声が どこまで運ぶ 未来とかじゃなくて ただ遠いだけの 場所に行きたい  淡々とリズム 感情が溶けて 止まっている身体だけを カラカラと廻る車輪に乗せて 名前のない蒼い街へ 運ばれて行くよ  時を走る汽車の中 カタンカタン カンタンに流されて雲だけが光る 空っぽのココロに何かカタンカタン ひからびた午後に響くエコー  重たく抱え込む キボウという荷物を 今日は置いて来た 燦々と降り注ぐ 秋の一日が ただここにある  透明な景色 風がふわふわ 重さの無い街を過ぎる モノクロ映画を闇の中から 見つめるような 淡いだけの 眩しさを抜けて  眠たい汽車は進むよ カタンカタン 簡単にどこまでも行ける気がしてる カラッポの筈のココロが カタンカタン 何かが一つ溢れて落ちた  時を走る汽車の中 カタンカタン 簡単に何処までも行けたらいいのに 雲が消えたら空はただ青くて とても奇麗な いちにちだったね
とんぼKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記歩き回ってた ぼくたちの物語 意地悪な風に 追いつかれないように  塞ぎ込んでいる 君の肩に止まった 蜻蛉を取ろうか 僕はまだ迷ってた  君が好きなモノを僕は 少しだけキライだった だからぼくらは手を繋ぎ 他にする事もなく 歩き回ってた  雨になるのかな 君が君に囁く 雲は遠いけど 僕は僕に答える  ぼくらはふたりで 塞ぎ込むことにした 寂しさに二度と 追いつかれないように
into the worldKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記この先は海へ向かうしかないようで 地図のある旅は 終わるんだと噛み締めた こんなに彷徨って世界はまだ幼く 恐れと歓びの向こうへ続いている  何も見えない場所まで行く 新しい種を探して 初めての水を 大地に落とすための旅路 夢の中へは一人で行くよ 誰も側には立てないね 星空に差し伸べた手のひらに 小さな光を灯している  遠くまで来たと思えば思うほど 一粒の水の輝きに魅せられて 静かに世界と瞳を合わせて 奇麗な秘密をもう一つ ほどきに行く  心の中へ降りて行く旅 だから何処にも逃げないよ 底知れぬ蒼い泉を探る 水の中で 諦めたくて泣いてる時も 誰も側には立てないね 暗闇で指に触れた朽ち木に 小さな光を灯してみる  毎朝君の旅は始まる 世界の中へ 遠くへ......  何も見えない場所まで行く 新しい種を探して 冬空に君が目指す梢に 育つように 君に残せる言葉もなくて だけど寂しくはなかったよ 憧れの翼を砕いてまだ 夢は誘う 小さな光を灯しに行く 空を仰いで 胸の深くへ into the world
メルヒェンKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記信じきっていた世界の形だって 君の周りを廻り出して 右の方に傾いた  この手の中に 夢も何もなくて だけど何かここにあって 胸をジリジリ焼いた  恋しい人が 君を抱きしめてくれたら 曖昧な夢が 秩序の底を打ち抜いた  からっぽになって 僕らは箱の中 を見ていた箱の外 どこにいるのか知らない だけだった  それは君が忘れてた 伝え話しに似ていた 沈黙を探す為に 口を閉ざせないぼくたちが 語り継ぐ 無垢な童話をぼくたちは生きていた 愛しさというノイズを 欲しがって欲しがって 胸をジリジリ焼いた  逆立てていた 気持ちを削ぎ落とした ここにある物語は とてもシンプルだった  狼狽えたまま 僕らは箱の外 それとも深い箱の中 最後の頁を超えて 旅立った  1オクターブ外して僕らは歌う  歓びの残像 未来もそこにあって 君とまだ笑い合って 何か儚いものが 見えた
春を待つKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記雨が遠くなる ほころびた雲の中 つたない春の風が 夜明けを歌ってる  君が側にいて 明るい空を探すから まだ暗いこの場所にも 光が降るんだろう  このままずっと優しい日々が 続いて行くと信じてみるよ 今はただ眩しい朝焼けを そっと迎えよう  夢を見ることが あまり得意じゃなくて いつも黙って笑っていた 心が君と会って  花が咲くように 始まって行くものがあって 蕾が蕾のまま 枯れてゆく事もあった  やがて光は消えて行くだろう だけど何度も帰って来るよ 手を取って 二人で春を待つ 君と一緒に雲を抜けたら もうすぐ
longingGOLD LYLICユナ(神田沙也加)GOLD LYLICユナ(神田沙也加)梶浦由記梶浦由記梶浦由記手に入れるよきっと……  何処へ行けるのか 僕らはまだ知らない 生まれたばかりの翼を広げたら  強く高く君は飛べる 憧れよ側にいてずっと  彼方に輝く星が導く場所へ 誰よりも早く辿り着くよきっと 世界がその手に 隠してる光を この手で暴いてみせるよ 今すぐ  諦めたことを 諦められずに 振り返るのは もう終わりにしよう  遠く見えた丘に立って 憧れを手に入れるきっと  見えない光が 君を呼んだ夜明け 僕らは旅立つ 新しい世界へ 夢の始まりを 君の歌に乗せて 奇跡を暴いてみせるよ 今すぐ
deleteユナ(神田沙也加)ユナ(神田沙也加)梶浦由記梶浦由記梶浦由記優しい言葉を 失くした闇の中 最後の祈りも静かに消えていった  夜明けは遠く君は一人 出口のない夢の中で 涙 だけが道を照らした  誰にも届かず朽ちて行く歌がある 哀しみ一つも奏でられずに終わる 声もなく君はただ泣いた  ノイズが途切れて 誰かが数を数えた  光を齎す定めの人は来ない 淀んだ時間は斑に凍り付いて  恐れを研いだ刃を手に 抱きしめ合う形をして 君と僕は傷を重ねた  何処にも届かず君の声は潰えた 消え行く事さえ誰も気付かぬままに 無造作に数字を増やした  いつか光の中で 側にいてくれると信じた  形の無いぼくたちは 形のある世界へと いつか帰る道を探した  忘れてしまった優しい人の声を 探して彷徨う道は何処まで遠い 声もなく君はただ泣いた 道はやがて途絶えた
smile for youユナ(神田沙也加)ユナ(神田沙也加)梶浦由記梶浦由記梶浦由記優しい言葉を貴方がくれた 寂しい時には抱きしめてくれた  哀しいこともあったけど 浅い春の喜びも 二人で分け合った  時が終わる前に 遠い人に 残したい言葉を探した ありがとうとただ繰り返した それだけが貴方の胸に 届けばいい  心よどうか遠く 空を駈けて 微笑みを貴方に伝えて 消えて行く春の 名残のような 温もりだけをその胸に そっと 残して行けたら smile for you
やさしいうたKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記優しい気持ちになることが 時々むつかしくて 夜空に白く溜息を置いて来た  おんがくがいつでも 私の心にあって ただひとつ行きたい場所を 照らしてくれるように祈った  明日歌う うたはきっと 冬の陽射しの中で きらきらと風をまとい 君の胸に届くだろう  濡れた芝生の上で 誰もが笑いさざめいて 大好きなひとたちと 甘いお菓子をつまんで  みんなが笑いさざめいて 優しい音を探しに 手を振ってそれぞれの 夢路へ帰るまで  わたしはみんなを見送って 小さなハミングで 消えて行く背中の向こうに 微笑みを届けたくて  涙が誘う夜も 静かな 鈴の音が呼ぶ方へ 迷わず行けたら 木枯らしを超えた頃 また会えるから 一緒に遊ぼう 笑って  明日歌う うたのために 奇麗になれなくても 透明な心のまま 眠りたいと祈った  おんがくを探して 真っ白な地図を広げて まっすぐに ただ素直に 歌いたいだけ  まだ誰も知らない やさしいうた 明日口ずさむ やさしいうた 君に届け
blazeKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記見えない空辿って 僕らは夢を抱いて 蒼白い風の吹く道を歩き出してた  ひび割れた心を 奇麗に繋いだって 今までの世界はきっと もう帰らない 駆け抜けて行った 時間の中にあった 諦めた光をそっと 拾い集めて  誰もが違う夢を奏でて 未来は歌う  風が嵐を呼んで 君の道を奪って あどけない灯火は燃え尽きて それでも目を開いて 僕らは何度だって 胸に灯す炎の先へ 歩き出してた  太陽の秩序に 空はまだ逆らって 新しい世界はいつも 混沌の中 優しさだけじゃ手に入らないものに 頑な夢を託した  思い通りに行かないことが 君の心の 扉を開く  ただ俯いてたって どうせ明日は来るって 追い立てる灯火に急かされて この手で掴みたい モノがあるって叫んで それだけの熱量で今日も 歩き出してた  高い空を過って 風は君を誘って あどけない灯火の呼ぶ方へ 憧れに鞭打って 僕らは何度だって 胸を焦がす炎の先へ 走り出してた 未来へと繋がる筈の light your sole way
夏の朝KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記八月のいちばん高い空から 降りて来る 寂しい笛の音が 消えた方へ誘われて  風と遊ぶ雲のかたちが 君を呼んでる ただふいに 遠くまで行きたいと思う 夏の朝  どこまでも届く風 終わりのない空を信じて 生まれたばかりの夏 幼い光の小道  君には聞こえない 風の中の歌声 私には見えない 草の中の道しるべ  忍び込んだ知らない庭の 影に溺れて恋をした 優しくて眠たくて 光に溶けるようで  君の知らないことが 書いてあった 蒼い背表紙の まだ見ぬ本に挟んだ 小さな栞を抜き取って  どこまでも届く風 終わりのない夏を信じて 眩しい朝が始まる ひかりは生まれたばかり
それは小さな光のようなGOLD LYLICさユりGOLD LYLICさユり梶浦由記梶浦由記江口亮僕だけが見てた 君のこと 過去も未来も かなしみもよろこびも 全て  オトナになるってきっと 優しくなる事だと信じていた 子供の頃の僕のままに  君のこと守りたいと思う 暗闇から目覚めても 僕を待ち受けてる彼方で 二人を隠したこの街に 誰も知らない雪が降っていた 君は僕の胸に刻まれた 一番深い傷跡のようで 君が笑うこの世界の歌 取り戻すよ  どの部屋の時計も 少しズレていてさ 僕らはいつも 言葉を掛け違う歯車  ひとりぼっちで泣いた ヒーローごっこ 伸ばす前にくじけた 両手で君の頬に触れた  君のこと壊したいと思う 世界は夢の狭間で 黒い祈りを孕んで 大事なものだと撫でていた 優しい指がねじれてゆく 僕はただ僕のために 力なきこの手を 微かな輝きの方へ もがいてみる 君の歌う未来へ 導いてよ  守りたいと思う まぎれもなくあたたかい場所が あることを信じてる 寂しさに喰われた優しさが 白い雪に埋もれて行く夜 君は僕の胸に小さな火を灯す 古い傷跡のようで 微笑んでよ この世界の暗闇から 目覚めてゆく光のような 君のうた  僕だけが見てた 君のこと......
monochromeKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記Yuki Kajiuraモノクロの吐息だけで 色はまだ見えない 散り散りのイメージだけ あてどなく集めて  動かない時計の音 白い闇の影 気怠い声 君は歌う (窓辺の感傷で)  言葉にしたくないものだけ 言葉にしてみたい 水のかたちの歌になって 透明に流れる  夜のリズムが君の胸を揺らす 埒も無い事だけで泣けて来る まだ白いだけの頁が目を焼いた 眠れなくて誰かと遊びたい  削ぎ落とすモノも無くて しどけなく語りすぎて 欲望の騒ぎ立てる 君だけの歌は何処に  窓からの風が君の頬に触れた 眠れなくて誰かと遊びたい  曖昧に光る音符が手に触れた 眠らない音たちと遊びたい
五月の魔法KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記Yuki Kajiura水色の夜明けは夢見てた 聞こえない波の音楽 しらじらと心の中にある ほのあかるい蒼の音  花の名前を君に教えた 五月の魔法 恋をしていたね 手を差し伸べてくれたら 何処までも行けそうで  愛しているよと世界は歌う こいびとの静かな声で 遠くで優しく君を呼ぶから ひとりで空を駈けておいで  笹舟を浮かべて逃げ出した 懐かしい夏の音楽 ほんとうはもう少し先まで 隣にいる筈だったね  きらきら光る別れの朝に 明るい雨が二人を濡らして 信じることを覚えた 眼差しを照らし出す  愛という言葉を信じるために 光の在処を歌う 大切なものがこの胸にあるの 君が指差す空の向こう  夢の通い路 光らせておこう 羽ばたく小鳥の 寂しさを連れて  西へ行く木馬を呼び止めて 閉じた瞳にキスをひとつ 冷たい指のぬくもりを 窓辺で歌っていた  海を知らない子供が描いた 奇麗な水がほんとうの海 失くしたくないものなら いつだってここにある  愛していたいと世界は歌う いのちの鈴を揺らして 遠くで優しく君を呼ぶから ひとりで夢を駈けておいで 蒼い心のまま
うすむらさきKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記Yuki Kajiura甘い夢から覚めた名残のように 瞼の裏にいつもあるうすいむらさき 私を染める  スミレに刻まれて枯れて行く 春の睦言 もうすぐ海に出るあたりで 何かを諦めた水の わかれうた  白い鳥が見せた 寂しい翼の裏側 やがては夜と同じ場所へ消えて行く 朝霧の裾 全てを染める  過ちのように咲いていた 甘い花の香り手のひらの中 闇から光へ 暮れて行く夜明けの色に 心奪われる 夢の中の調べ 乾いた心の砂に滴る 世界がまた愛しくなる 連なる思い出を従えて  天窓の向こうに 糸を引いて降って来るもの あなたの触ってはいけない処にある ひかりのような ひとりうた  冷たいひかがみに 凝ってる薄い憂鬱 優しくなれないひとたちが 泣いていた秋の夕暮れ  全てを染める 貴方を染める
identifyKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記Yuki Kajiura意味もないくらいの寂しさ もっと頑丈に生きていたくて 突っ張って 聞かない振りをした  行く当てのないココロたち 離れてしまいそうになる 引っ張って ここにいると教えて  君の声が聞こえる 少し頑張って側にいるよ 痛みの前で閉じた 扉をほら、開いて  今会いたくて まだ恋しくて きっと君のため 心使い果たして 暗闇と軽い葛藤を 鈍い輝きに いつか変えてみせるよ side by side  嘘のようでも嘘じゃない 言葉は全部真実なんだって 淡々と 君は目を合わせない  分かり合えないことばかり いっそ丸ごと飲み込んで つっかえた 君はずっとそこにいる  イビツな夜の中で 少し泣いたって側にいるよ 混乱と混沌の 世界にまだ迷って  今会いたくて 君が恋しくて どんな魂胆も まだ可愛いもんで 純情も熱い懇願も 君のシルシを 確かめて行くから one by one  息も付けないよな寂しさが 強く頬を引っ張って 温もりとかそんなモノの方へ まだ引力が止まらない 散々飼い慣らした筈の感情 根こそぎ連れて行く 輝く君の熱量  会いたくて まだ恋しくて きっと君のため 心使い果たして 躊躇いと軽い葛藤を 鈍い優しさに すぐ変えてみせるよ  とんがった爪を丸めて 慰め合える 引かれ合うタマシイ 混沌の世界の上で 何かを叫ぶ 愛に良く似た one by one
灯影KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記Yuki Kajiura小指が遠すぎた 最後の高い音を 貴方が優しく鳴らした 甘いピアノ  誰も届かない波間に落ちる 雨に触れたような 細い調べ  君が思うより ひかりは近くにあると 貴方はそっと笑う わたしのそばで  進む道が何処へ続くとしても いつも胸の中に 灯るあかり  かなしみにも 甘いかたちを残してくれる 星の無い夜にある 優しい記憶 あなたのそばに
むすんでひらくKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記Yuki Kajiura手のひらのくぼみに 君がくれたものを まだぜんぶ乗せたままで 最後の駅をもう過ぎた筈の 錆びたレールを辿って  君と僕が出会うことが 夢見ていた未来の全てと思っていた  重ねた指と指が透き通るから 僕らはこころを結んだ 君が泣いていたのはやわらかい過去 消えない繋がりの音楽 一人じゃないと初めて知った 瞳を開いた  大事な音がある 胸の中の細い糸に触らないように 選ばれた記憶の 色の無い絵の具で君の絵を描いた あの夏の日 光の入り江で  二度と行けない場所で待ち受けている 約束はまだずっと守られたまま 風に揺れる梢を ただやさしく 支えている  未来は続く 雨を待つ灰色の丘で 君は誰と出会い 僕は誰を想う 暖かい風を呼びながら  プラネタリウムの空 暗闇を待つ ツギハギの壁を晒して 閉じ込められた場所で初めて光る ぼくたちを動かすダイナモ 息をひそめた夢のかたまり むすんでひらくよ  みずうみの底には 夏の蒼い雨の雫が 今も沈む つめたいものだけを食べて育つ ぼくのやわらかいこころ また花咲く 時が来るよ
空色の椅子KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記Yuki Kajiura夏空を慕い 追いかけて行く雲は どうしてあんなに光るの  そらいろの椅子に 誰かが笑っていた 影だけ残る  風に流された 帽子が水の上で 沈み行く場所を探して  それでも何だか 華やいだかたちで 空を見上げてる  花を散らして小道を行けば 冬の匂いがすぐ側にある  群れに遅れた渡りの鳥が 一人は嫌だと南へ 風は急ぐ  誰かが立ち去ったあとの椅子には 寂しさがそっと座ってる  よくきたね きっと秋が終わるまで そこにいるんだね
far on the waterKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記Yuki Kajiura知らない景色がいつも まだ頼りない輝きで 君を招いて 新しい朝が始まる  憧れの近くへ 一つだけ未来へ  何処までも何処までも 続いてる水の上に 僕たちは小さなオールで さざなみを描いた やがて水は広く緩やかに 僕らの軌跡を 飲み込んでまだ深く 静かに 時を運ぶ  この波の向こうへ 僕らの舟は行く  音の無い海が聞く 初めての歌のように 僕たちが小さなオールで 響かせた水音 ありのままで行けるよりも 遠くを指し示して 風を従えて南へ 舟は進む 暗い海の向こうに光が射す  きっと君に届くよ 消え行く僕らの歌
真昼KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記空の高みを見つめながら 貴方の側を歩いてる 古いかなしみに陽の当たる 真昼を何と名付けよう  貴方の中を泳いでる 赤黒黄金(こがね)の魚たち ふいに水面に踊るように 奇麗なこころが見えてくる  遠い夏の物語のように 白い舟の影の中で遊ぶ 水しぶき空へ投げて 笑うだけの  こんなに寂しい水の上に 何かが降りて来たような 夏はただ眩しく輝いて 私は貴方に恋をした
五月雨が過ぎた頃にKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記いつか君の手を取って 歓びを呼べるはず そんな風にぼんやりと 僕らは明日を信じた  昨日咲いた花のように 思いはすぐ散って行くよ 間違えても戻れないと いつから知っていたんだろう  五月雨が過ぎた頃に 君が微笑むように 君の気付かない場所に 小さな花を植えよう  過ぎて行く日々の中に 置いて来たもののため せめて華やかな声で 優しいうたを送ろう  ここにいる事を歌うよ 夜の中を通り過ぎて 消えて行く僕らの声が 君に届いたらいいな  未来のような何かを 僕たちは夢見てる 君と声を合わせたら もっと遠くに響いた  五月雨が過ぎた頃に 君が笑ってるように 誰にも見えない花を 君の近くで咲かせているよ
One LightKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記君が出会った心はきっと 一つだって間違いじゃない 同じ夢を抱いて 道を違えた人を思った 野晒しの憧れを掲げて 進む荒野  微笑みもその涙も ここに捨てて行けないから 夏の影を抱いて白く高く 名も無き僕と君の旗  まだ果てなく続くこの道の彼方に たった一つの光を 千の心で 見上げる空を信じてる 導く星を東の高みに 指し示すよ 夢はこの手で叶える  伸ばして落ちた指で奪った いたいけな地図を翳して 木枯らしに背いて 汚れてたって譲れぬこと ここから始まる明日の方へ 暮れる大地  零れ落ちて行く筈だった 君の小さな溜息を 閉じた夜の中に迷わぬように 胸に刺して僕は行くから  まだ果てなく続くこの時の彼方に 君の微笑みがきっと輝くように 絶えざる思いは二人を近くへ いつか結んでくれると 信じている 君の夢見た空  もがいて落ちた指で掴んだ 野晒しの憧れを掲げて 僕は行ける  まだ果てなく続くこの道の彼方に たった一つの光を 千の心で 見上げる空は何処までも蒼く 連なる叫びの向こうへ 続いてる  まだ焼け焦げたままの大地に 緑がやがて萌え出ずるように 響く歌声 遠くへ行けると信じた 僕らの名も無き心のままに 光の射す 世界が始まる
ring your songFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記now we've come so far from darkness and will never be apart so we leave for tomorrow to start our lives again  find me there, my tiny feathers of my holy ancient days you will calm all my sadness and ring your song only for me  find me there, my tiny feathers of my holy ancient days I will calm all your sadness and sing my song only for you.
secret gameFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記come to me we never be apart the sun you see is me  no more pain no memories remain now you can play with me  so love me now you are the one I give you all the stars I see the rain is gone no pain is here my heart I beg you all your love  come to me we never be apart the sun you see is me  no more pain no memories remain now you can play all the games with me
mazeFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記if you seek for the fire in your eyes if you wanna be a liar you're the one wanna be a silly one find the fire in your eyes  come and look for a mystical maze if you want me be a lier I'm the one want me be a silly one I'll be there in your eyes  we two dive in the mystical maze unsolvable riddles waiting love me now, or leave me in the dark if you need me there's no need to cry for me I'm in your eyes  joy will come when the summer is lost if you're searchin for a good one I'm the one gonna show you bad one I will take you right away  wake and feel for the fell of dark what a helpless rejyoicing, what a pain gonna search for sweet things I will take you far away  can't you see the the love that I gave you don't you see the love that you found you should know the love that you want is ever in your heart if you seek the fire in your eyes and if you want the fire in your heart
canta per meFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記canta per me addio quel dolce suono de' passati giorni mi sempre rammenta  la vita dell'amore dilette del cor mio o felice, tu anima mia conta addagio...  tempra la cetra e canta il inno di morte a noi si schiude il ciel volano al raggio  la vita dell'amore dilette del cor mio o felice, tu anima mia canta addio...
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
fake wingsFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記shine, bright morning light now in the air the spring is coming sweet blowing wind singing down the hills and valleys keep your eyes on me now we're on the edge of hell dear my love, sweet morning light wait for me, you've gone much father, too far
Sweet SongFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記I remember the days of summer We were so close together You were humming the songs of silence Sweetly plucking the harp of wind  Ev'ry moment was sacret and mystic We were near to the shore of eternity The days are gone, and will never come back  You were a half of me……Long time ago  Life can never be perfect without you But I'm still on my way to the future For I remember your sweet song in my mind  To the lost horison, I'm calling your name Again and again……  Though the night is so dark a new dawn is so close to me Sun will come and shine on all seeds of hope “bud and bloom….”  I remember the days of winter You were sitting beside me All alone in the shuttered places We were waiting for thawing day  Ev'ry moment was sacred and mystic We were hoping the night was eternal The days are gone, and so far away I'm still singing your sweet song for long Long windy nights……
ring your bellKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記Yuki Kajiuraいつか心が消えて行くなら せめて声の限り 幸福と絶望を歌いたい  僕らを待つ運命は いつでもただ 命が夢を見て駆け抜ける 今の続き  君が泣いた夜はその中に 遠い未来の輝きを隠してた 静けさが君を待つ 眩しい丘 きっと行ける 君の地平へ ring your bell, and raise your song  君がそんなに欲しがっていた 光が消えて行く 何度でもその時を知っている  蒼白い道の上に立ち塞がり 未来へ行く足を止めるのは 君の心だけ  夜明けはまだ遠い 明るい星も見えない だから窓を開いて 風に乗り響くだろう 明日を呼ぶ君の調べ 闇の中へ ring your bell  君へと続いてた道の 君から続いて行く道の 眩しさはきっと消えないから  君が泣いた夜の向こうには まだ何も無い 始まりが広がる 風に乗り消えるだろう 明日を呼ぶ君の調べ 遠い地平へ 木霊を残して ring your bell, and raise your song
こいびとの昔語りの夕暮れのKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記Yuki Kajiuraこいびとの昔語りの夕暮れの 草野が黄金(きん)に染まる頃 土の香りに噎せ返る 山裾にひとつの旗 雨に汚れたままで 淀んだ風を呼んでいる  静けさは立ち昇り立ち昇り 夏の日の僕らの秘密は眠る 白い旗の元に 白い旗の元に  紅の涙と焔に焼かれて ぼくらは何処まで静かになれるの きらきらと朝露を残した 草の穂をかきわけてかきわけて こいびとの昔語りのうつくしさ  寂しさは立ち昇り立ち昇り しんしんとこの胸を呼び戻す 静けさは立ち昇り立ち昇り なつのひの僕らは還る 白い旗の元へ 白い旗の元へ
believeGOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記まだ何も知らない 二人だった 左手で儚く 虚無を弄った 僅かな葛藤が 君の手を縛って 未来の姿を欺く  守ることさえ知らないけど 偽りの理想(おもい)でも構わない 生きてみたい 自分を  巡り来る 時の中で出会った 君といた僕を信じている この夢が優しく果てるまで 切り開け蒼い日々を fight your fate  静かな夜に そっと灯した 言葉だった 冷たい雨のように落ちる 白い月の光の中で  信じること だけを信じた 眩しいほど強く 夜を照らす光だった 思いを繋ぐよ  まだ僕は知らない 哀しみが運命(さだめ)の果てに描く 虚無の姿を  願いの残像が ノイズのように降って 古びた思いも見えない  それでも君が笑ったから どうしても捨てられない未来 生きてゆこう 自分を  過ぎて行く時の中で出会った 変わりゆく僕を信じている この夢が果てるその先まで 切り開け蒼い日々を fight your fate
in every nothingKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記がらんとした世界 慰めの欠片も無い 白い夜の中で 言葉はいらない 理解し合った試しも無い 黒い星の上で そんなに甘く 君は歌う  何にも無い まだ暗い光も無い 見えない 世界の果てへ帰ろう いらない物は何も無い まだ知らない 空の色を見つけて 胸は騒ぐ いつまでも  木枯らしだけ残る 焼け焦げた野原がある 遠い空も見える 透明になる 憎み合わない心になる 風は秋に変わる 沈黙だけを 僕は歌う  予感はある 光を生む夜がある あまねく 響き渡る音色(おと)がある 届かぬものは何も無い まだ知らない 輝きを夢に見て 胸は騒ぐ いつまでも  答えはある 手の中に誇りはある 孤独な 大きな木のようになる 冬枯れてただそこにある 雨が行けば 萌え生ずる緑になる  胸は騒ぐ 切なく歌う いつまでも
lapisKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記いつもの夜になれば いつものドアを閉じて いつもと違う何か 探しに行く  花の香りの紅茶 夢を南へ運ぶ 睫毛の上で遊ぶ 涼しい風  君は何処にいるのだろう 空の奥へ沈む 瑠璃色の歌声が 夢を東へ誘う  やさしいおんがく どこか見えない岸辺の 暖かい波音だけが 濡れた瞼に寄せる  廻る木馬に乗って 光る小川を超えて 水の中の宝石 探しに行く
heavenly bluePLATINA LYLICKalafinaPLATINA LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記君が見る夢は 古いインクで紙に書いた祈りのよう 小さなその手が縋るものも 今はまだ何処にも無い それでも君の行く道を 奇麗なものは奇麗なままで 守り続けたいと思うよ  空と水が星を染めて 淡く虹を描いて散って 眩しい夜君が歌う 声は何処まで届くのだろう  憧れの住まう 蒼い星のひかり ただ僕らは恋をして たったひとつの未来の為に 今の全て奏でてみる 飛び立つよ まだ暗い空へ  君の囁きは 閉じた心を切り裂いてく刃のよう 無邪気な光に晒された この身を守る術など無い 眩しさという哀しみを 瞬きもせず受け止めている 君を守りたいと思うよ  何処から来て何処まで行く かつて生まれた場所に立って 何を思い何を探す 僕は何処まで届くのだろう  君を招いてる 蒼い星の光 遠ざかるほど奇麗に たったひとつの願いのように 闇の中で揺れている 手を伸ばす まだ暗い空へ  遙かなる調べ 蒼い星の光 ただ誰もが恋をして たったひとつの未来の為に 今の全て奏でている  君が夢見るなら 側に立って 同じ彼方へ手を伸ばすよ 君が信じた静かな空に いつか僕も届くだろう 何処までも眩しい heavenly blue
暁の車玉置成実玉置成実梶浦由記梶浦由記岸利至風さそう木陰に俯せて泣いてる 見も知らぬ私を私が見ていた 逝く人の調べを奏でるギターラ 来ぬ人の嘆きに星は落ちて  行かないで、どんなに叫んでも オレンジの花びら静かに揺れるだけ やわらかな額に残された 手のひらの記憶遥か とこしえのさよならつま弾く  優しい手にすがる子供の心を 燃えさかる車輪は振り払い進む 逝く人の嘆きを奏でてギターラ 胸の糸激しく掻き鳴らして  哀しみに染まらない白さで オレンジの花びら揺れてた夏の影に やわらかな額を失くしても 赤く染めた砂遥か越えて行く さよならのリズム  想い出を焼き尽くして進む大地に 懐かしく芽吹いて行くものがあるの  暁の車を見送って オレンジの花びら揺れてる今も何処か いつか見た安らかな夜明けを もう一度手にするまで 消さないで灯火 車輪は廻るよ
elementalFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記胸の中にあった elemental grace 知らない世界で 飛んで泣いて落ちて 夢に疲れたって 今ちょっと怯えてるのね 嘘のように元気な顔して 明日は会いに行くから たまに気持ちが上手く 機能しなくなるだけ  elemental pain 昨日夢に見てた場所までは なかなか届かないよね 命を突き動かすもの もっとpureな筈で rain 今日もぬるい雨の降りしきる この感傷の全て どうか優しく許して下さい 零れ落ちて行く  鍵をかけたままで 遊びにおいでと呼ばれたような 君の漆黒の 心の手触り ピースの足りないパズル 解って欲しくない事を 残したままで解ってと 曇り硝子越しに差し出す 胸の真実  elemental pain 君の中に渦を巻いている 怒りはどんな声で 正しさという出口に迷って ただの熱量になる rain 痛みも強さも抱え込んで ただ生きて行く術を 勝ち取りたい 自由になったり 孤独になったり  生まれたばかりの奇麗な 心を汚した葛藤が 私を作ってくれるのね 「今」の在処は 悪くない  elemental pain 優しい気持ちになりたいのに 胸が軋むのはどうして 何を抱え生まれて来たのか 答えは無いけど rain こんなぬるい雨に騙されて 手に入れたぬくもりが 泣きたいほど大事なものです 君の手を取るよ 君の手を取るよ  たまに嘘を付く心で始めよう 少し大人びたリズムで始めよう
storytellingFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記静かな夜の片隅に落ちてた 小さな星の欠片 まだここにある 涙になるのかヒカリになるのか 明日になれば 消えてしまうだろう  夢と希望と哀しみに満たされて 最短の距離で行こう 少し取りこぼしても 無理矢理手に取ったものだっていいよ カタコトのまま 夢は叶うだろう  このままずっとずっと…… 夏だけが煌めいて 何かそんな風に信じて 行けるかも 愛の無いうたのような 日々だってここにある 何かが始まる  同じ話だけ 繰り返してるけど  旅人のような気持ちでいたいんだよ 何処か浮ついて 「初めて」を持て余して 無邪気な涙も まだ軽い恋も 明日になれば 消えてしまうかな  いきなり降って湧いて夏になって 気のせいでもいいから 理由(わけ)もなく幸福(しあわせ)になる ときもある 難しいうたのように この日々は続いてく もうすぐ 奇麗な和音(コード)が 始まる  咲いてみたくて ふいに笑う 恋のようになる こともある 小さな 今日の 物語  このままずっとずっと…… 君の手を離さずに 何かそんな風に信じる ときもある 思い出と慰めを 振り払って行けるかも  もうすぐ 新しいうたが 始まる  聞こえて来る
stormFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記静かに二人を包んでいた 綺麗な動かない時間から 羽を広げ飛び立つ時が もう側に来てるの  緑の夜の中寄り添って 無口な慰めをくれたから どんな時もその温もりを 抱きしめて行ける  夢の住むこの場所を守りたいずっと 風の音、運命の歌が響いて 灯火を手に取って冬空を照らす 胸の星をただ信じて  空を行く鳥たちの交わす鳴き声 暮れて行く草原に響いてるよ 安らぎの大地へと帰るため 最後の風を超えて行く  額にちりちりと夕凪が 嵐の予感を運んで来る 貴方に吹く風の全てを 受け止めてあげたい  優しい時間だけでいいのに いのちは切なさをくれるのね 二人でいたよろこびだけを 抱きしめて行くわ  愛の住むこの場所を守りたいずっと 体ごと運命に焼かれてもいい 灯火を手に取って冬空を照らす 胸の星をただ信じて  空を行く鳥たちの交わす鳴き声 暮れて行く草原に響いてるよ 嵐を超えて辿り付く場所は きっと貴方の胸の中 帰るわ……
凱歌FictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記やがて途絶えた道の 向こうに淀むものを その重さだけ 声も無く知っていました  かりそめの朝 偽りの歌さえざえと 僕らの喉を鳴らした 無惨な凱歌  こんなに蒼くまだ蒼く月が光るから 夜は秘密を守れずに唇を濡らす まだ永久に閉ざされた数多の扉を 届かぬ闇のその中に 隠して下さい  時を運ぶには小さすぎる舟でした 舵を流して ただ波を漂いました  春の喘ぎが憧れを育む頃に 傾きながらよろこびを歌い続けて  ちりちり瞬く 冷たい鈴の音 瞳の深くに 花火を灯して  モノクロで描く 研ぎ澄まされた絵のように 心を削いで その骨を晒せる日まで  ただひとときを生き残るために歌ってる 何も持たない僕たちの不器用な凱歌 まだ永久に閉ざされたこの胸の中に ノイズのような音ばかり散り散りに響く  夢より甘くまだ甘く 夜の旋律は 遠くなるほど近くなる 静寂の調べ  こんなに蒼くまだ蒼く月が光るから 傾きながら切れ切れに 僕たちは歌う
君の銀の庭GOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記そっと開いたドアの向こうに 壊れそうな世界はある 朝が来るのか 夜になるのか 迷いながらひかりは綻びて  声が呼ぶまではもう少し遊ぼう 花のように廻る時を繰り返し  夢はこの部屋の中で 優しい歌をずっと君に歌っていた 何がほんとのことなの 一番強く信じられる世界を追いかけて 君の銀の庭へ  道に迷ったあの子が今日も 一番早く帰り着いた 正しさよりも明るい場所を 見つけながら走ればいいんだね  幼い眠りを守りたい番人 大人になる門は固く閉ざされて  君は気付いていたかな? ほんとのことなんて いつも過去にしか無い 未来や希望は全て 誰かが描く遠い庭の 我が侭な物語 まだ誰も知らない  ひたむきな小鳥の声で歌う子供は 何を隠し何を壊し 燃える時計 秘密めく花の香り 「ここにいるよ」  静かに寄り添って 何処にも行かないで 窓辺で囀って 何を失くしたって  夢はその腕の中に 優しい人の嘘も嘆きも 閉じ込めていた 何か足りない心で 光を纏い飛んで行こう 少女のかたちをして 終わらない始まりへ ほんとうの終わりへ  静かに寄り添って 何処にも行かないで 窓辺で囀って 何処にも行かないで
misteriosoKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記彼方へ 君の手を取り 心だけが知ってる場所へ misterioso 舞い上がるよ この星が見た夢のように 輝く空  遠くで呼んでる 憧れの残した木霊(エコー) 哀しみ棚引かせて 道の無い未来へ急ぐよ  新しい頁を開き 世界は君を待ってる  明るい心で 全ての時を行けるなら  何処かへ続いてると 信じて  空は蒼く高く 幼い風が光る 小さな鈴のように まだ見ぬ不思議の唄  長過ぎた夜の果てに 夜明けを呼び覚ます chorus どんなに儚くても 始まりの時を告げて  世界はまだ君のため 歓びを隠しているから misterioso 舞い上がるよ 追いすがる涙の向こうへ 眩しい 明日へ
追憶KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記仄暗い 霧の中消えて行く 影を見送る 手を振った奇麗な曲線(カーブ)が いつまでも揺れてる  美しい朝は 誰かを送る為にあるのだろう 胸を啄む甘い宝石を また一粒残して  追憶の ざらりとした手触りに 指を這わせて きらめいた 真昼の星を静かに 夜へ落とそう  戯れる記憶の中 何も届かない 永遠とよく似た 夢の砦に 「あの日」の風が吹く 額を抜けて行く 磨かれた時間の罠 追憶の深く もう何もいらない  顔の無い声と 瞼を滑る 見えない指先 優しさだけを 繋ぎ合わせた貴方は 名前も持たない  瓶の中にある空は もうすぐ日暮れて 黄金(きん)色の吐息を ただ繰り返す 一番幸せな 時を探したら 欲張りな子供は 何処まで還るのだろう  森のほとりにある 楡の木の下で 愛の仕草だけを ただ繰り返す 夏の風過ぎ行く 額を抜けて行く 音の無い空から降る ことばの無いうた もう何もいらない  美しい記憶の国で 追憶の宴を始めよう
アレルヤGOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記未来は君に優しいだろうか 緑の雨が君を濡らすまで まっすぐに まっすぐに 行けるだろうか 泣けるだろうか 全てが静かに 燃える日まで  アレルヤ 祈りは何処にも 届かず消え失せて  僕らは うずくまったまま 夜明けをやり過ごして  あかるい方へ あかるい方へ きっともがいて 何度も泣いて 僕らはゆく 僕らはゆく  こんな小さな君の手を取って いたいほどの かがやきがあって 幸福(しあわせ)の記憶だけ 残したいと願いながら 優しく無意味に 消える日まで  アレルヤ 全てのいのちが 歌うときが来るって 信じて 雨の中で両手 ふりかざして踊って  笑ってるんだ 笑ってようよ 涙の海で 抜き手を切って 未来へゆく 未来へゆく  小さないのちを ふりしぼって ふりしぼって ふりしぼって きみのみらいへ  アレルヤ
dolceKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記ふりつもるのは 白くやさしいもの 柔らかな時間 小さなためいき  迷い子の夢 丘の上を渡る 遠くで呼んでる 静かな歌声  全てのいのちが辿り着く場所へ 二人手を取って ただ歩いて行ける  愛をささやく くちびるに溢れる 甘くなつかしい こいのものがたり  canta, dolce
al fineKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記ひかりがふる 始まりへと ドアが開く  硝子の花 月の祭り 天のコーラス  空の蒼と 琥珀の波 夏の光 満ちて ひとりじゃない こころたちが 繋ぐ メロディー  君のために consolation
consolationKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記息をするだけじゃ叶わない もっと深くまで行く為の 涙と嘆きを下さい  むごたらしいほど奇麗な君の神様 激しく滅び去る者だけを愛した  Quo Vadis Domine? その声は祈りと呼ぶまでも無い いつか君の願いだけが届くと信じている  張りつめた空の麓へ 僕らは荷物を担いで 逃げるようにつんのめって歩いた  始まりの星は静かに 君の行く先を照らして 蒼ざめた谷底に輝く  Quo Vadis Domine? 慰めをいつか君の手の中に 欲しがる心のままでは 届かない場所にある  諦めず手を伸ばす 欲深い心が 満たされて眠るまで 光に遠い道を  何でも食べたい魂 齧り付いた夢吐き捨て 哀れみを下さいと叫んだ  Quo Vadis Domine? 慰めをいつか君の手の中に 全て燃やし尽くした頃 届くと信じている
DoorKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記小さな足音を 夢の中で聞いた 誰かが私の ドアの前にやって来る 少年の眼差しの懐かしい影が あの頃みたいに扉叩いてる  遠い雨の街を 今も忘れない 貴方のバスを待った 遠回りの帰り道 哀しいサヨナラさえ 今は夢の中 つまらない冗談だと笑えるかしら  土曜日の朝だから 訪ねて来たんでしょ? 朝靄のドアを開けて 入っておいでよ、早く……  小さな足音が 夢の中に消えた 白い枕の上に 古い歌を残して
花束KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記硝子の花束を抱えきれず 僕らは立ち竦む 何か一つここに 捨てて行こう 君はそっと呟く  憧れの樹の 梢に残る結び目を 解きたい  手の中にある歌も 春のいのちの冷たさも 静かな砂の上で 君が夢に灯した 遠いあかりも  全てが消えて行くことが ふいに微睡むように 優しい  獣の声を上げ 呼び合っては ひとりきりで笑う 僕らの寂しさに どんな花を 誰が泣いてくれるの  懐かしい朝 透明な場所で生まれたと 信じたい  立ち枯れてく心を 春の涙に手向けよう 虚ろなままの胸は 空の全ての色を 見つけられるよ  昨日の花束を踏みしだいて 僕らが行く 荒野で
signalKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記何だってすぐにこんな風に 溶け去ってしまうの 夢だってすぐに立ち消えて 笑って済ますでしょう 残るものは何 ほんとのこと 歩いて来た道で もぎ取った何か 喉元に つかえたままのsignal  I gotta goin' keep believin'  昨日永らえた怒りなら 見込みはあるのでしょう 尖ったネジをギリギリと 焔を放つまで 許さなくていい 自分のこと 錆び付いた心を 足りない答えと 苛立ちを 逆立てて進むの  空の蒼が そのまま海へ落ちて行く 雨を運ぶ風の行く丘へ 遠く光る 銀色の雲呼び寄せて 澄んだ声で歌い出す  いつか……  泣いて放たれる想いなら 手放して構わない 転がってみれば 少しずつ 何とか動くでしょう 残らなくていい ギリギリで手にした光から 逃げ出した夜の 私の事 私は許さないわ
obbligatoKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記奇麗な感傷が 壊れた海に風を呼んでいる  静かに舞い落ちる 綿毛のように夜を埋めて行く  琥珀の波 錆びた小舟は 月の引力擦り抜けて行く 愛を囁く腕は白く 水の表に輝いていた  甘く canto lamento 眩しい夜の波紋の中で 繰り返す恋のうた obbligato 寄り添いながら二つの声は 一つになれないまま  額に刻まれた印のように 細い手を取った  無数の感情が 音符のように胸を埋めて行く  生まれる前に消えて行くうた 閉じた瞼を慰めるもの 私のことを忘れずにいて 声もかたちも失くした後も  canto lamento 真珠のような吐息連ねた 満ち潮の首飾り obbligato 寄せて離れて二人の声は 帰らぬ波のように
木苺の茂みにKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記木いちごの茂みに 恋心甘く実って 唇染めながら ただ愛だけ囀った  どうかこの夏が光に満ち 終わらぬように 暗い嵐の日々を 思い出さぬように  永遠を叶えて 世界をここに閉じ込めて はかなさを知らない 幼い瞳の中に  小さな無花果と 少しだけ愛を下さい 蒼白い額に 消えないキスを一つだけ  どうか行かないで夏の光 貴方の頬に憂いが 季節を刻む前に 凍り付いてしまえば  凍てつく森はまだ 夏の光を夢に見る 眩しい風の中 二人は今も笑ってる
夢の大地GOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記こんなに静かな 薄紅の夜明けに まだ誰も知らない 憧れの歌が 高らかに始まる  僕らが行ける 限りある果てまで 遠ざかる未来を 懐かしく照らしてる  去り行く君の為 誰かが繋ぐメロディー 流れるその先へ 僕たちを連れて行く  夜空の何処かにあるという 見えない星を目指し 逆巻く時の 彼方へと 僕らはいつでも 未来へ連なる 夢を急ぐ 踏み分けた荒野に 灯火を残して行く  貴方が生まれた その眩しい朝に まだ誰も知らない 華やかな歌が 静かに始まった  何処まで行こう この広い世界は 手を伸ばす遥かへ まだ遠く続いている 夢の大地 空は蒼く 果てなく
ひかりふるKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記ひかりが 夢のような歌が 君の頬を濡らし やわらかな空 遠くまで行く 小さな心一つだけで まだ震える翼で  明日へ 懐かしい昨日へ この指で結んだ小さな約束を 叶えに行こう 時の終わりで 君に会えるその日を胸に 願いだけになって 遠ざかる未来まで  私が何処にもいなくなっても 全てを照らす光の中 いつも君の側にいるから  儚すぎて 消えて行きそうな世界 だけど君がいる それだけで守りたいと思った  静かな祈りに瞳を閉ざして もうすぐ最後の安らぎに 届くから 眩しい朝  ひかりが 夢のような歌が 君を照らす……
未来GOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記夢を叶えて 一人で探してた星の 同じ光を 君が見つめているだけで いつもの夜が闇に染まる頃 走り出せるはず 一人じゃない心たちのように  明け行く空は 誰かが信じた明日を 裏切り続けて それでも小さな祈りを 諦めないよ 届かないと泣き濡れた 君をただ抱きしめたい 側に居るよ、ずっと  そんな寂しい心じゃ 大事なものも失くしてしまうよ 少し優しい未来を信じていいんだと かなしみを暖めてあげたい  街は静かに 君が描いた日々の中 数えきれない 夢の灯りが消える頃 いつもの夜が輝き始める 君を守りたい 一人じゃない心で行く 未来
DistanceFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記巡り会った心が 呼びあうよ遠い真実 逆巻く波を隔て 同じ夢を叫んだ  どうしようもなく 奪い合う日々だから ただ頬に触れて 少しだけ微笑んだ  ここにいるから 見えない星の歌 愛と言う名の幻を奏でて  離れていた心が 呼び合うよ遠い真実 逆巻く空の向こう 同じ光を見てる  やわらかな指で 哀しみを暖めて 幸福の種が 一つだけ芽吹くように  花のようだね 散って行く光は 愛を信じて何処まで行けるだろう  明日を照らす歌が 貴方にも響くように 切なくまだ眩しく 慰めを歌ってる  懐かしい瞳 失われた星の 祈りが未来へ 届くまで  初めて見た光を 取り戻す為の真実 世界はまだ激しく 安らぎを夢見てる  離れていた心が 手を伸ばす胸の真実 逆巻く空を超えて 同じ光の方へ
eternal blueFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記この胸が語る言葉を信じて 見えない空の中へ 羽ばたいて行ける eternal blue  俯いた心 抱きしめた背中 何処かで聞こえる 寂しげな音楽を 追いかけて行く 暗闇の最中で 夢見てる空は蒼く  消えて行った幾つもの光には 哀しみと優しさの記憶さえ もう見えない 手を伸ばす まだ儚い未来は 輝きさえ知らずに 眠り続けてる 目覚めを待って  振り払う昨日 脱ぎ捨てたチカラ 「本当」の意味を 決めるには早すぎて 何も見えない ここからもう一度 始まりを打ち鳴らして  僕が僕でいられる場所を信じて 戦う日々の中に手を伸ばす だから今は なぐさめと優しさに手を振って 新しい瞳で 迎え撃つ未来 eternal blue  沈黙よりも静かな夜に 初めて心に灯した 君の瞳  君の言葉を信じて 頼りない空の中へ 君と僕が巡り会う過去は 確かな未来へ繋がっていたよ eternal blue  滅び行く世界の夢を信じて 祈りのような空へ手を伸ばす やがて朝が開く 絶望の片隅で 輝きさえ知らずに 眠り続けてる 僕に会いたい
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
moonfesta~ムーンフェスタ~KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記満月の夜を待ちわびていた 鏡でダンスのお稽古してた 黄色いドレスを刺繍で飾り 白い花摘んで髪を束ねて  月のフェスタ ポルカの輪 廻るよ 閉じて繰り返す 貴方に届くまで 得意なステップのまま 笛の音響いて……  暗い森の中輝く広場 祭りの焔は空まではぜる 新しい靴は羽より軽い 貴方のつま先踏まないように  踵でリズムとって 廻るよ 太鼓に合わせて 白い月タンバリン 手に取って打ち鳴らしてみる 笛の音響いて……  願い事ひとつ 月が沈むまで 口に出さなければ叶うはず 高鳴る胸の恋しさは 貴方にも秘密のまま  楽の音に浮かれ 降りて来た星が 銀色の羽を震わせ 今日は魔法の夜だから 靴の鈴の音が 終わらない……  満月は渡る暗闇の中 見上げる心の願いを乗せて 夜空に消え行く篝火の歌 小さな未来を祈る灯火  笑顔が輪になって 廻るよ 太鼓に合わせて 鈴の音空高く 光を打ち鳴らしている  月のフェスタ いのちの輪 広がる 閉じて繰り返す 貴方と手をつないで このまま揺れてさざめいて 夜明けまで
屋根の向こうにKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記ひとりきり佇んでいた風の中 幸せの名前をそっと呼びました。  優しい嘘を付いて きらきらと笑っていたい、いつも  ありあまる光が夏の空を満たしていた 本当は世界はいつも君の側にいた  きっと夢に届く そんなほのかな眩しさ ふいに顔を上げた 屋根の向こうに  数え歌減らして回す糸車 増えて行く見えないものを紡ぐから  透明な駅に立って 未来への汽笛に耳を澄ませ  夢の手を取って少しだけ行こうか 浮き立つ心を 白いマストに見立てて  そっと影は笑う あんな遠くで微笑む リラの花を揺らした 風の囁き  ありあまる光はいつも君の側にいた 本当はずっと前から君は知っていた  そっと振り向く雑踏 ふいに涙は優しく 夏の雫になって 屋根の向こうに
空は高く風は歌うGOLD LYLIC春奈るなGOLD LYLIC春奈るな梶浦由記梶浦由記Sorao Moriどうして空はこんなに青くて 何も悲しみを知らぬように いつも躊躇わず明日へと崩れ落ちる  いのちは足りないまま生まれて来るのね 痛みが満たすものもあるのね 欠け落ちた心に貴方が触れて  二人で行く未来は 穢れの無い強さで  空は高く風は歌う 夢を見てた 歓びへと 人はいつか辿り着ける 子供の瞳で貴方は信じた 側にいるよ 凍り付いた森を抜けて その瞳が世界の嘆きに 迷わぬように  どうして届かない光だけが いつも何よりも眩しい正しさで 叶わない明日へと人を裁く  冷たい背中にそっと触れてみた 世界の優しさを信じない人だから 誰よりも優しかった  生きていたよ未来へ 空に風を残して  夢は何処に眠るのだろう いつか誰もいなくなった この岸辺に寄せて返す 光の欠片になれると信じた 闇に還る想いたちが 燃え尽きてく その灯りを標に 世界はまた夢を見る  空は高く風は歌う 貴方が見た夢の記憶 その叫びが 優しい木霊を 返しているよ
to the beginningGOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記あと一度だけ奇跡は起こるだろう 優しい声で描く歪んだ未来  もう誰も泣かない世界の為に 紅く汚された空の 何処にも届かず消える叫びと祈り 慰めは捨てて行ける  奇麗な月の光が 始まりへと沈み行く その彼方へ 閉ざされてく瞳で まだ遠くへ 手を伸ばす 君の嘆きを信じて  本当は誰が救われたくて 迷う心が空に穴を穿つ  君を選んで たった二人の歓びを探せたなら どんな冷たい焔に身を焼かれても 微笑みの近く  のたうつ夢 命の意味 怯えてるこの世界を 澄んだ水の中へ還したい  哀しみだけ消せはしない そんな人の心の理さえ この手で切り裂いて down to zero we go  奇麗な月の光は ただ静かに 始まりへ朽ちて行くよ 閉ざされた憧れは まだ遠くへ 闇の中 君と生きた 日々の全て 優しい歌
満天GOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記静かに瞬く 星たちの散り逝く空 届かぬ祈りが 天と地を満たしてた  細い枝に光るのは 咲き忘れた未来 まだ名残惜しそうに蕾を落とした  ほら、もう時は満ちて 実る黄金の果実 その手で摘み取るだけで 世界は終わるから  穢れぬものとして降る雪の白さは 温もりを知れば消えてしまうの 奇麗な夢だけが貴方を切り裂いた 冷たい瞳の優しさと真実  激しく瞬く星たちは天に背いて 仇なす祈りが この空を墜とすまで  私を弔う為の 花束はいらない 心が潰えぬうちに願いを叶えて  見届けてみたい 人の望みが 燦々と光に満ちる時を  翼を欲しがって誰もが泣いていた 命が奏でる 満天のコーラス  焼け焦げた願いが 空を抉じ開ける頃に 懐かしい故郷は きっと花の盛りでしょう  激しく瞬く星たちの夢の跡  安らぎのあると人の言う 最果てまで 月影優しく 行く路を教えてよ  静かに瞬く星たちの 祈りの空 貴方の叫びで この夢が終わるまで
EdenKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記雨に打たれた街の空には 待ちわびていた夜明け 夢より少し小さなものを 鞄に詰め込んで  今始まるよ 自分の歩幅でパレード 小さな靴音届くといいな 泣いて笑って 君に  昨日失くした大事なものが 明日を照らす灯り 一つ向こうの知らない路地へ 迷い込んで行くよ  夢を見ようか 少し大胆な気分で 明るい景色を描けるといいな 今日の絵の具で 君と  見慣れた寂しさ、未来への高度 この指で鳴らす草笛の温度 間違えた道で君の手を取って 風吹く丘へ  雲の隙間で瞬いたのは 昔飛ばした夢の飛行機 just say good-bye  口笛高く街の空には 涙に濡れた夜明け 永遠よりも儚いもので 世界は出来ていた  何処へ行こうか 解き放たれた哀しみが 空の高みへと消えて行くような 眩しい季節 君と  楽園へ続く僕たちの航路 ひたむきに笑う、それだけの勇気 産声と共に戻らない日々へ 僕たちは漕ぎ出していた  高波のように押し寄せる未来 クロールで超える運命の領土 鮮やかに大胆に駆け抜ける迷路 泣いて笑って 君と  雨に打たれた君の心に 待ちわびていた夜明け
sandpiperKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記いつからこの場所で泣いていたのか 忘れてしまって 涙の理由さえ枯れてしまうまで 一人で隠れていたいの  風が呼ぶけど 応えはなくて 空は哀しく一人きり 愛したことも 砂の脆さに 消えて  もう貴方が何処にも見えない 雲は旅を誘うけど いつか一人で飛び立つ時まで 私は空を失くして 眠るいそしぎ  故郷へ続く蒼い風をただ 信じていたのよ 幸せの道しるべ緑の島へ 貴方の翼を見つめて  自由になれば 道を失くした 世界は哀しいほど広く 海より高く 天より低く 行くわ  もう貴方に傷つくこともない やがて閉ざされる蒼穹 帰る場所さえ見えなくなるけど 私は空を忘れて 歩き始める
九月KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記秋の雫が貴方の頬に 憂いを落とし 見えない月に願いをかけた 愛しさが溶けるように  きっと夢の中で 貴方の微笑みに会える そっとキスをしてよ 消え行く九月の為に  赤い小指のお話をまだ 信じてた頃 幼い星に願いをかけた 夢のような恋をするの  ねえ、きっと雨になるから 雲が逃げるまでここにいて 何も言わなくていいの 歌って 二人の為に 優しく  見えない月に願いをかけた 夢のような恋をするの  こんな秋の夜には 昨日の微笑みに会える そっとキスをしてね 消え行く二人の為に 優しく
in your eyesKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記いつのまにか答えの無い 道に踏み込んだのね 濡れた睫毛触れ合うまで もうあと僅かなの  二人で静かに時を重ねたい そんな願い空しく たちまちココロ浮かれ騒ぎ ただ夢見心地で 儚い純情貴方に捧げ 恋はそんな甘くない 抱きしめてすり抜けて 見上げた秋の空  in your eyes 貴方の側で 恋のすべてが見たいの 瞳映し合うとき いつも笑顔でいたいね in your eyes  見つめ合えばもう一人の 私に会えるのね 決めつけてた自分らしさ 塗り替えて行くようで  心が一つじゃ足りないみたい キスがキスじゃ終わらない 足取りさえもおぼつかない クラクラ……夢の中 いいとこ見せたい、ニワカでごめん 恋はそんなユルくない 痛いほど抱きしめて 純情秋の空  in your eyes 切ない胸も 少し泣いてた昨日も 瞳映し合えたら 全て笑顔に変えるよ in your eyes  二人で静かに時を重ねたい そんな願い空しく たちまちココロ浮かれ騒ぎ ただ夢見るだけで 切ない感情貴方のものよ 恋の願い叶えたい 抱きしめてこの胸を 心は秋の空  in your eyes 二人で見てる 少し明るい世界へ 瞳映し合うとき いつも笑顔でいるから in your eyes
destination unknownKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記夢を語りすぎて 命が軽くなりそうで 愛の教科書には 何にも書いてなさそうで 瞳をこらす 確かな物は何処 胸を焦がす何かを探して  秘密抱えたなら 少しは重くなれそうで 貴方の瞳には 何か潜んでいるようで 指を伸ばす 生きる楔が欲しくて 二人は初めてキスをしたの  その瞳は何を見つめ 銀色の朝の中を 満ち潮の夜の中を 彷徨って行くのでしょう  この水は何処へ続く 塞き止められた日々の中 穢れ無いものはいつも  愛の無い場所にあるのでしょう  心の片隅に 何か淀んでいるようで 愛で塗り潰せば 全て正しくなりそうで 瞳をこらす 夜明けの星は何処 奇麗な光が一つ欲しい  この濁りを愛と呼んで ありふれた影の中を もどかしい夜の中を 漂って行くのでしょう  この水は何処へ続く 流れを恋い慕っていた 探してるものはいつも 届かない場所にあるのでしょう  自分の傷ならば 自分で嘗めて治せそうで それでも傷跡を 見せびらかしたくなりそうで ヒトになるまで まだまだ遠い道かしら 心は何時からここにいたの  夢を語りすぎて 命が軽くなりそうで 愛の教科書には 何にも書いてなさそうで  この水は何処へ続く 銀色の夜の最中を 爛漫の愛の中を 何処までも流されて行くの
neverendingKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記振り向いた風の欄干に 残された誰かの面影 追いついた筈の曲がり角 いつもその先で笑ってる  見た事の無い記憶が 足首の骨の中に 痛まない刺のように ちりちりと鈴を鳴らす  never-ending song 僕らの胸にいつでも 広がる空 雲の中 光を隠し 懐かしさを歌ってる  月の声、夜に鳴く鳥の 銀色の羽を集めてた 君のこと見失ったのは 昨日燃え尽きた森の中  探したいものを探し 哀しみを甘く求め この胸は切なさへと いつも帰って行くんだろう  カンテラが 夜の海にただ淡く弧を描いて もういない人を 未来の光のように照らす  never-ending song 消えてはまた始まるよ 別れのうた 寂しくて切なくて やがて優しい 君の声で
ことのはKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記伝えたいことと違う色に どうして ことのは 染まるのかな 秋風がそっと散らす絵の具に はらはらと濡れた 紅い夕暮れ  ほんとうは もう少し やわらかい 気持ちだった  愛しさは 我が侭で 貴方に届きたい  心に生まれた風の強さに 優しい言葉が怯えていた 色付き波打つ胸に隠れて 真っ白なままで いたいと泣いた
magnoliaKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記ほころびて行けば あとは散るまで咲くだけの 恋になりそうな 堅い莟が揺れている  白く白く愛したい 澱みの無い 冷たい水だけを飲み 生まれた花のように  貴方の色に染まらない心だけど 甘くなつかしいその手で 抱きしめてよ 恋は始まってもいない 全ては箱庭の中の 小さな夢語り  magnolia いつまでも貴方が 彷徨い目指す場所に白く 届かぬ空から微笑む 光のひとひらのように 未来を照らしているよ  壊れた記憶の 優しい声に気付くまで 貴方が行きたい 眩しい道が見えるまで  迷い子のまま 心が指差す方へ いつも頼りにするのは 奇麗な花ばかり  やがてさんざめく世界に 高鳴るうた 愛という名の憧れを分け合うから 恋が始まって行くのね 全ては二人で咲かせる 奇麗な花の中  Magnolia 黎明のトルソー 明るい闇の中にあって 届かぬ空から奏でる 夢見る天体のロンド 未来を歌っているよ  ほころびて行くよ 甘い莟が揺れている
胸の行方KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記もう一度だけさよならを聞かせてよ 夜はすぐ終わるから 冬の雨に震えてた街角に 何を置いて来たのだろう  好きな本の最後の一行に こみあげる愛しさを 誰に語る事もなく閉じ込めて 胸はどこへ行くのだろう  let me roll in the river of life let me flow down the river of life go the sun round the river of life 胸の行方を照らして  夢ばかりを見ていると言われても ただ優しくなりたい 目の前の人たちを慰める 言葉だけを見つけたい  let me roll in the river of life let me flow down the river of life sky is high on the river of life 胸の行方を探して  夜明けはいつもコバルトブルー 窓辺に騒ぐ名前の無い小鳥の群れのように 願いの叶う朝を他愛無く信じて  let me roll in the river of life let me flow down the river of life go the sun round the river of life 胸の行方を照らして
symphoniaGOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記ずっと昔の物語を聞かせて 貴方が今日だけのコーラスを重ねて symphonia of time  胸に眩しい花火のような憧れ 迷いと躊躇いの誘いを進むよ  東の風に 昨日の景色を見届けたら 時の手を取って まだ見ない明日へと  今、明るい音楽世界の彼方へ 貴方のいのちが愛を奏でている  いつか全ての大地に降る夜明けへ 小さな灯火一つだけで進むよ  夢の行方を きっと静かな 鐘の音が見送ってくれる 果てしない地平へと  今、明るい音楽空に届くまで 僕らの信じた愛を奏でている  ひとの想いが花咲き降り積もり 僕らの世界を愛で満たしてゆく  聞かせて 貴方の調べ
stone coldGOLD LYLICFictionJunctionGOLD LYLICFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記頑な心のままで 石ころは何処まで行ける 砂のように脆く崩れる 一文字も読めない未来  don't believe in action ただ前に進むだけじゃ見えない show me your emotion 言葉に出来ないものを下さい  一粒の冷たい石に 秘められた熱もあるだろう どうせなら勝ちに行きたい 何もかも見えない未来  you are my illusion 空っぽのままの心でもいい show me your addiction 閉ざされた夢を探して  勢い任せで掴んだ手が きっと君を変えてくsignal 会いたくて 飛んだって 落ちて行くけれど もう一度空を目指して 放り投げる想い全て 泣いたって 分け合って 君が笑うまで  一粒の涙の為に 石ころはひび割れて行く 夢一つ守れるのなら 砕け散る意味もあるだろう  show me your emotion 頑なままの心でもいい no more contradiction ごまかし切れないものを下さい  騙された場所で見つける 大切な想いもあるさ 泣き言を笑い飛ばせば 明日さえ掴めるようで  It's all for affection どんな嘘よりも酷い真実 you are my devotion 逃げる事はもう出来ない  それは君のため それともただ僕のため 繋いだ passion 愛なんていつだって ひとりぼっちだけど 微笑み一つで救われたんだ ちっぽけな心なんだ 頑張って 転がって 君に出会うまで stone cold  頑な心のままで 石ころは微笑んでいる 一つだけドアを開けたら 眩しくて見えない未来 いつだってその場しのぎで どこまでも転がって行く だけどほら、光の方へ 少しずつ行ける気がする  初めての恋をしたんだ 君だけがそこにいたんだ 会いたくて、抱き合って 一人ぼっちになるときも  いつもただ君が泣かないように 寂しさに震えぬように 頑張って 呼び合って 側にいると伝えたい 優しさに目を覚ました ちっぽけな心なんだ 会いたくて 転がって 触れ合う二つの stone cold
ひとりごとFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記喋りたいことを誰かが 聞きたいと思ってくれるかな ひとりごとでも構わないけど 受け止めてくれたら  昨日咲いた花のこと 窓辺で見てた夢のこと 聞いて欲しくて  愛したい時に貴方は 愛したいと思ってくれるかな こんなにたくさんの心に 居場所はあるかな  風に紛れてく 言葉の行く先を 二人の未来へ 届けられるかな  こんな静かな夜 流れる星 願い事を 貴方にだけ 届くように 呟いてる ひとりごとのように  喋りたいときに貴方が 私を振り向いてくれたなら どんなに素敵な音楽が 聞こえるでしょう 夢のように  愛したいときに貴方を 本当に大事に出来るかな 好きという気持ちを一人で 遊んでいないで  二人の未来を 見つけられるかな  風に吹かれて消えて行く 言葉は何処まで届くかな ひとりごとでも構わないけど 受け止めてくれたら……
my long forgotten cloisterd sleep梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記in my long forgotten cloistered sleep you and I were resting close in peace was it just a dreaming of my heart? now I'm crying, don't know why  where do all the tears come from? could no one ever dry up the spring? if you find me crying in the dark please call my name, from the heart  sing with me a tiny autumn song weep me melodies of the days gone by dress my body all in flowers white, so no mortal eye can see  where have all my memories gone? should I roam again up yonder hill? I can never rest my soul until you call my name you call my name, from the heart  in my long forgotten cloistered sleep someone kissed me, whispering words of love is it just a longing of my heart? such a moment of such peace  where do all the tears come from? with no memories, why should I cry? I can never rest my soul until you call my name…you call my name you call my name, call my soul, from the heart
I swear梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記I swear, my love I will always be by your side I'll be your shelter and keep you from the cold and rain from every hurt of life and fallen pain  I know, I'm in love in overwhelmin' tears and bravery so I smile, and I kiss you to show you how a heart is made in every breath of love  call me your only one sharing the time of life searching for old-time forgotten melodies calling the name of love we're in the pain of love sharing the old-time forgotten melodies  calling you only one sharing the time of life never betray my forgotten melodies  I swear you're my love you'll never be alone in freezing night and I'll be your memories to warm you in tomorrow's rain in sleepless night  if you are still in the shadow if you are still in your pain just call my name I'll be your light, till the sun will find you by the name of darkness I swear to you  call me your only one sharing the time of life you're my sweet triplet in boring melodies calling the name of love we're in the pain of love searching for old-time forgotten melodies  singing the song of love we're in the pain of love never betray my forgotten melodies calling the name of love we're in the pain of love sharing the old-time forgotten melodies  calling the name of the true love sharing the time of the pain and I swear so I swear by you……
forest梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記summer rain falls on the apple branches lights from heaven dancing with the shadows  come take my hand let me be in your forest  sometimes you think loneliness is better than pain and you sink deeper in your valley  is this the place to be, in your memory?  no, I never wanna lose you in the forest of the night in vanity's lair yearning for the angel calling hear the lonely prayer ringing through the land of rain across the thin air they sing voice to voice the ancient melodies calling you  autumn goes by combing twilight into my hair I look back on the passing tenderness  let me stay by your side in your memory  no, you never gonna find me in the forest of the night in vanity's lair no more holly angel calling hear my lonely prayer ringing through the land of rain across the thin air we sing voice to voice the ancient melodies I'm calling you  no, I never wanna lose you in the forest of the night in vanity's lair yearning for the angel calling hear the lonely prayer ringing through the land of rain across the thin air they sing voice to voice the ancient melodies I'm calling you
Sweet Song梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記I remember the days of summer We were so close together You were humming the songs of silence Sweetly plucking the harp of wind  Ev'ry moment was sacret and mystic We were near to the shore of eternity The days are gone, and will never come back  You were a half of me……Long time ago  Life can never be perfect without you But I'm still on my way to the future For I remember your sweet song in my mind  To the lost horison, I'm calling your name Again and again……  Though the night is so dark a new dawn is so close to me Sun will come and shine on all seeds of hope 
everytime you kissed me梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記everytime you kissed me I trembled like a child gathering the roses we sang for the hope your very voice is in my heartbeat sweeter than my dream we were there, in everlasting bloom  roses die, the secret is inside the pain winds are high up on the hill I cannot hear you come and hold me close I'm shivering cold in the heart of rain darkness falls, I'm calling for the dawn  silver dishes for the memories, for the days gone by singing for the promises tomorrow may bring I harbour all the old affection roses of the past darkness falls, and summer will be gone  joys of the daylight shadows of the starlight everything was sweet by your side, my love ruby tears have come to me, for your last words I'm here just singing my song of woe waiting for you, my love  now let my happiness sing inside my dream..........  everytime you kissed me my heart was in such pain gathering the roses we sang of the grief your very voice is in my heartbeat sweeter then despair we were there, in everlasting bloom  underneath the stars shaded by the flowers kiss me in the summer day gloom, my love you are all my pleasure, my hope and my song I will be here dreaming in the past until you come until we close our eyes
I reach for the sun梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記every kiss you gave me touched my heart every word still ringers in my mind still lights the way to go the song I sing is all for my love  every boat is aiming for the shore every seed is growing towards the light my heart still knows the place to go let all my grief show the way below  every tear, could be like rain of grace to me  I reach for the sun and sing for the sky wishing my heart could fly down to where my happiness lives up the blue hills to reach in the heart of the rainbow  I leave this place and then I'll get on board leaving all sadness behind a brighter new dawn is breaking I reach for your soul deep in immortal love  every heart is wounded by some love but every soul keep searching from above we'll make our way beyond the hard pouring rain just to find love  I reach for the sun and sing for the sky wishing my love would hear anywhere your lonely soul is I'll be with you We'll meet in the heart of the rainbow  stretching my hands to the songs of the earth far to the unresolving truth my life is a mystic dream to me I reach for your soul deep in immortal love
March梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記dancing with my shadow my springtime now is coming every tiny flower is singing about what love is  bless me with some memories you taught me how to feel yet one more lonely ache one more sigh for your eyes for your soul  pressed in my book of pleasure a crumpled four-leaf clover rustling for the old days the moments that I treasure  take my hand, my shadow you left me on a summer's day but I dance with you only  hear the wind, now that spring is coming with all the joy and laughter in the sky all the birds are singing for this happy season you shall hear sweeter whispers of love under all the branches now in March, every leaf and cloud are shining bright without you  in my dreams I wander through all those scattered flowers how I smiled beside you like a new born angel  bless me with your memories just like shelter from the sunlight I sing for you only  in the air see that March is coming, bringing joy and laughter on the hill all the flowers are in bloom with hopeful wishes hear the bells ring across the river praising light and shadow now in March, every song and soul are filled with joy  hear the wind, now that spring is coming with the lover's glory in the sky all the birds are singing for the lost illusions you shall hear sweeter whispers of love under all the branches in March, every leaf and cloud are shining bright without you
maybe tomorrow梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記梶浦由記the moon is gone and the night is still so dark I'm a little bit afraid of tomorrow  for this day was so long and hard for me and I've lost some of the things so far I have trusted  now I will close my heart and sleep a while bless my dream with gentle darkness until I could have my strength to wait for the light maybe tomorrow……  I've come through some betrayal, some old pains, some addiction to the love and some good-bye  like you did, like my mother, father did, I will cry a little while and wait for tomorrow  there's no way to be free from the loneliness it took so long for me to notice but now I am on my way to find my light maybe this day…… maybe tomorrow……  I will sleep a while, until the dawn wakes me up again I still believe……come what may……  there is no way to be free from love deeper we sink in the darkness brighter is shines in our hearts the lights of love  the moon is gone and the night is still so dark I'm a little bit afraid of tomorrow but I will go…… I'll go over…… I will go……
暁の車米倉千尋米倉千尋梶浦由記梶浦由記風さそう木陰に俯せて泣いてる 見も知らぬ私を私が見ていた 逝く人の調べを奏でるギターラ 来ぬ人の嘆きに星は落ちて  行かないで、どんなに叫んでも オレンジの花びら静かに揺れるだけ やわらかな額に残された 手のひらの記憶遥か とこしえのさよならつま弾く  優しい手にすがる子供の心を 燃えさかる車輪は振り払い進む 逝く人の嘆きを奏でてギターラ 胸の糸激しく掻き鳴らして  哀しみに染まらない白さで オレンジの花びら揺れてた夏の影に やわらかな額を失くしても 赤く染めた砂遥か越えて行く さよならのリズム  思い出を焼き尽くして進む大地に 懐かしく芽吹いて行くものがあるの  暁の車を見送って オレンジの花びら揺れてる今も何処か いつか見た安らかな夜明けを もう一度手にするまで 消さないで灯火 車輪は廻るよ
snow fallingKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記雪は白く大地を染めて 空へ続く道を造る  結んだ手がまぼろしのようで 遠く見える背中に触れた  箱の中の時間のような 音符の無い ritardando  明日溶ける夢の中だから 永遠まで歩いて行けそうで  傘の陰でそっと 微笑んだ瞳 秘密めいた夜 二人だけで 優しくなる残像 遠く見える街灯 世界は今小さな箱庭  よろこびへ続く 白い道をずっと 二人で行けると 信じてみたくなる さよならとそっと つぶやいたあとで 明日会えるのに 不思議ねと 笑う fallin' snow  雪が溶けた朝にはきっと 消えた夜を想いながら  雪の日を 唄いながら
MagiaPLATINA LYLICKalafinaPLATINA LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記いつか君が瞳に灯す愛の光が 時を超えて 滅び急ぐ世界の夢を 確かに一つ壊すだろう  躊躇いを飲み干して 君が望むモノは何? こんな欲深い憧れの行方に 儚い明日はあるの?  子供の頃夢に見てた 古の魔法のように 闇さえ砕く力で 微笑む君に会いたい 怯えるこの手の中には 手折られた花の勇気 想いだけが頼る全て 光を呼び覚ます 願い  いつか君も誰かの為に 強い力を望むのだろう 愛が胸を捉えた夜に 未知の言葉が生まれて来る  迷わずに行けるなら 心が砕けてもいいわ いつも目の前の哀しみに 立ち向かう為の 呪文が欲しい  君はまだ夢見る記憶 私は眠らない明日 二人が出会う奇跡を 勝ち取る為に進むわ 怯えるこの手の中には 手折られた花の刃 想いだけが生きる全て 心に振りかざす 願い  囚われた太陽の輝く 不思議の国の本が好きだった頃 願いはきっと叶うと 教えるお伽噺を 信じた  静かに咲き乱れていた 古の魔法優しく 世界を変える力が その手にあると囁く 終わらない夢を見よう 君と行く時の中で 想いだけが生きる全て 命を作るのは 願い
輝く空の静寂にはGOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記冷たい涙をたたえて 時が満ちる頃 貴方は光を探して 闇を開くだろう  茜の歌声 その胸を染めて行く 永遠に焦がれて 散り急ぐ旋律(しらべ)のように  輝く空の静寂(しじま)には 私の庭がある 何時か貴方が辿り着く 汀(みぎわ)の彼方に  月を守る夜の闇が 囁く子守唄 泣かない子供の瞳が 夢に濡れるまで  さよなら 二度とは会えない貴方だから 愛しく狂おしく 夜は胸を抉るように  輝く空の静寂には 貴方の家がある 月の堕ちる闇の向こう みなもとへ還る 細い路
adoreKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記見果てぬ夜明けのimage(イマージュ) 二人の胸にソプラノを響かせて やがて歓びの空 待ち受けるchorus まるで愛のように光る  かなしみの届かない 風の吹く場所がある 時を止めて 水になって 波の形も失くして むすびあう  世界の嘆きを連れて 儚く甘く残酷な未来へと 蒼く逆巻く時のたてがみを駆る 貴方だけが the one that I adore  どうしても叶わない 願いだけ分け合って 寂しさを見送って 貴方がここにいるから 生きている  繋がる瞳のimage 二人の胸に透明なベルが鳴る いつか終わりゆくもの その中にだけ 永遠があるように  見果てぬ夜明けは深く 眩しい夏のソプラノを響かせて やがて空にはうたが 土に叫びが まるで愛のように光る
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
the worldFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記the world  you are here alone again in your sweet insanity all too calm, you hide yourself from reality do you call it solitude? do you call it liberty? when all the world turns away to leave you lonely  the field are filled with desires all voices crying for freedom but all in vain they will fade away there's only you to answer you, forever  in blinded mind you are singing a glorious hallelujah the distant flutter of angels they're all too far, too far to reach for you  I am here alone again in my sweet serenity hoping you will ever find me in any place I will call it solitude when all my songs fade in vain fly my voice, far away to eternity
vanityFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記enter the scenery of love lovers are in pain they blame and pick on each other you play melodies of love forgotten phrases tender and sweet  come a little bit closer don't stay in the shadows my boy (la la la la la la la) the melody's fading..... now or never, love will go  I'll be there by your side share your fears in the silent redemption touch my lips, hold me tight live in vanity for a while  as winter melts in the sun boys will be out running and reaching for the light oh mother please find me in that place before the memories tear us into pieces  clinging to affection, we somehow do learn to live (la la la la la la la) in endless motion never coming back, love will go  you'll be there by my side you may never know my devotion feel my breath in the quiet night live in vanity for ever  won't you feel my gentle emotion let us live in peace with conviction if you're here please hold me……
in the land of twilight, under the moonFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記in the land of twilight, under the moon we dance for the idiots ring-around-the-roses, jump to the moon we sing with the castanets  I will sing for crescent moon dancing with the castanet as the end will come so soon in the land of twilight  high and loud, the sound of your bell of the twilight all alone, it rings and echoes in twilight  now you are watchin' us from out of circle wanna be in the company boy, but you are lonely dances with nobody run away child, to your hiding place  in the land of twilight, under the moon we dance for the idiots ring-a-roses, jump to the moon we sing with the castanets
forestFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記summer rain falls on the apple branches lights from heaven dancing with the shadows  come take my hand let me be in your forest  sometimes you think loneliness is better than pain and you sink deeper in your valley  is this the place to be, in your memory?  no, I never wanna lose you in the forest of the night in vanity's lair yearning for the angel calling hear the lonely prayer ringing through the land of rain across the thin air they sing voice to voice the ancient melodies calling you  autumn goes by combing twilight into my hair I look back on the passing tenderness  let me stay by your side In your memory  no, you never gonna find me in the forest of the night in vanity's lair no more holly angel calling hear my lonely prayer ringing through the land of rain across the thin air we sing voice to voice the ancient melodies I'm calling you
winterFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記we're in the middle of the winter and walking hand in hand long time no see, but now you're here with me to bless this icy land  if the night is dark and cold I will warm you with my kiss let me hold you in my arms again and vow to stay with me through the snow  I was always sad and cold all alone, before we met now you've taught me how to find the light even in darkness of winter  up and over the hills of snow we'll keep on walking through winter
salva nosFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記dominus deus exaudi nos et miserere exaudi dominus  dona nobis pacem et salva nos a hostibus salva nos, deus  dominus exaudi nos dominus miserere dona nobis pacem sanctus, gloria  dona nobis pacem e dona eis requiem inter ovas locum voca me cum benedictis pie jesu domine dona eis requiem dominus deus sanctus, gloria  christe eleison libera me perpetua libera animas omni fidelium, jesus dona nobis pacem dona eis requiem sanctus, sanctus deus  dominus deus miserere....
cynical worldFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記here we stand in ravishing rain joy is like pain it feels like a miracle you can't turn back, you're in chains never again return from a cynical world  if you feel you've loved me in vain why not re-live your guilty love affairs in the warm breeze you will cry again and again that's fate for a criminal  good intentions lost in thin air you were craving for affection and a certain invitation led you here to me in the cynical world  no one but me, in this cold place I will love and serve you, criminal that's your final consolation now hang on to me, in the cynical world
key of the twilightFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記come with me in the twilight of a summer night for a while tell me of a story never ever told in the past  take me back to the land where my yearnings were born the key to open the door is in your hand now fly me there  fanatics find their heaven in never-ending storming wind auguries of destruction be a lullaby for rebirth  consolation, be there in my dreamland to come the key to open the door is in your hand now take me there  I believe in fantasies invisible to me in the land of misery I'm searchin' for the sign to the door of mystery and degnity I'm wondering down the secret sun  come with me in the twilight of a summer night for a while tell me of a story never ever told in the past  take me back to the land where my yearnings were born the key to open the door is in your hand now take me there to the land of twilight
everytime you kissed meFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記everytime you kissed me I trembled like a child gathering the roses we sang for the hope your very voice is in my heartbeat sweeter than my dream we were there, in everlasting bloom  roses die, the secret is inside the pain winds are high up on the hill I cannot hear you come and hold me close I'm shivering cold in the heart of rain darkness falls, I'm calling for the dawn  silver dishes for the memories, for the days gone by singing for the promises tomorrow may bring I harbour all the old affection roses of the past darkness falls, and summer will be gone  joys of the daylight shadows of the starlight everything was sweet by your side, my love ruby tears have come to me, for your last words I'm here just singing my song of woe waiting for you, my love  now let my happiness sing inside my dream..........  everytime you kissed me my heart was in such pain gathering the roses we sang of the grief your very voice is in my heartbeat sweeter then despair we were there, in everlasting bloom  underneath the stars shaded by the flowers kiss me in the summer day gloom, my love you are all my pleasure, my hope and my song I will be here dreaming in the past until you come until we close our eyes
I reach for the sunFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記every kiss you gave me touched my heart every word still ringers in my mind still lights the way to go the song I sing is all for my love  every boat is aiming for the shore every seed is growing towards the light my heart still knows the place to go let all my grief show the way below  every tear, could be like rain of grace to me  I reach for the sun and sing for the sky wishing my heart could fly down to where my happiness lives up the blue hills to reach in the heart of the rainbow  I leave this place and then I'll get on board leaving all sadness behind a brighter new dawn is breaking I reach for your soul deep in immortal love  every heart is wounded by some love but every soul keep searching from above we'll make our way beyond the hard pouring rain just to find love  I reach for the sun and sing for the sky wishing my love would hear anywhere your lonely soul is I'll be with you We'll meet in the heart of the rainbow  stretching my hands to the songs of the earth far to the unresolving truth my life is a mystic dream to me I reach for your soul deep in immortal love
open your heartFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記open your heart to eternal dimension  open your heart for love and affection  open your heart your every emotion  open your heart for tears and rejection  come to the grace of heaven's eternal fantasy come to the grace of earthly devoted harmony
a farewell songFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記the sun goes down in the twilight now's the time we sing along our goodbye I hear your whisper in my dreams from now, and on and on forever  so sing my love, one more time we never see no second time  the sun goes down in the twilight and now's the time you kiss me, saying goodbye but in the night I remember the song you sang me all night long the song of love that shines me ever in the dark  good night……
red moonKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記手を伸ばして君に触れたとき 高い音符が胸の中にひとつ 暮れ行く空 二人で見つめた どこまでも続く世界が 呼んでいた  恋に落ちて痛みを知り 人は人になれるのだろう 君が泣いた夜の向こう 響き渡る時のシンバル  この空に描く二人の運命(カルマ)が 愛の歌を奏でるときっと信じて 赤い月の涙 静かな音楽 生きて行こう 光を分け合うように  君の声が呼んでくれたから はじめての願いが生まれたようで その手を取り 見果てぬ空まで 六月の赤い月影 追いかけて  生まれ堕ちた涙の海 人は何度叫ぶのだろう 潰えた夢、影の中に 光あれと 響けアレルヤ  生きて行く、ただそれだけの運命(カルマ)が 喜びより苦しみを呼ぶのはどうして 夢見るのはいつも静かな音楽 君と眠る彼方へ届くように  君に触れたとき 初めてのうたが世界に生まれた  砕け落ちた夏の中に 響き渡る嘆きの歌 恋も夢もいつか消えて それでもまだ届かぬ声  汚れた手で花を喰らい 君と共に生きるのだろう 滅びの夢 時の向こう 聞こえるでしょう 遠いアレルヤ  この空にたった一度だけでいい 愛の歌を響かせて 焔(ほむら)のように 溢れ出すよ 激しく静かな音楽 赤い月は夢を見る 最後の空
テトテトメトメKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記恋人のようなキスをもう一つ 甘く落としたなら 目覚めた頃には二人 ありふれた恋の迷路の中  手と手を合わせて覗き込むのは なかなか見えない貴方のココロ もっとずっと近くで まだ遠すぎて まだまだ知りたい 恋は何処にある?  歩くテンポを 私がいつも貴方に合わせている 切り過ぎた髪 どうやら誰かのタイプじゃないらしい  目と目を合わせて君が見るのは かなり着飾った私のココロ やりくり上手と言われるけれど 辻褄合わせじゃ 恋は行き詰まる  ぐるぐる廻って 始めに戻って 我が儘勝手な 背中を抱きしめた ぐるぐる心は 貴方に戻って 未来も憂いも その腕に預けたから…… 複雑怪奇で なんかちょっと浮気で 暢気な格好で 会いに来る人だから ぐるぐる廻って もっともっと迷って 何度も怒って それでも会いたくて 今……  大事なものが少しずつ変わって また夏が来る 好きになるのに理由(わけ)はないけど 答えは決まっていた  目と目を合わせて夢を見るのは こんなに近くに君がいたから 名も無き日々にも夢を見るから 手と手の間に 恋はここにある
fantasiaKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記この目を開いて見えるものを教えて 愛しさの全てが知りたい 切ない溜息 甘くて苦い砂を 踏み締めて トキメキの国へ  寄せては返すまどろみの中に居て その退屈もいいかなと思ってた 今、少しずつ始まった戸惑いに 揺れる心 貴方だけに見せてあげたくなる  貴方がくれたのは きっと魔法のキスだから 時の中に迷った 寂しい瞳を開いて 二人だけの世界で 目覚めて行く fantasia 終わりのない物語 綴って行けるよ 二人で  貴方と私の 違うようで似ている 愛しさの形を知りたい 切ない溜息 やがて一つになって 胸の中 高まる波音  涙の海の中へ 解けた闇の中へ 雨はやがて初めの 光を連れて来る  寄り添う腕の中で 貴方の声の中で もうすぐ夢は終わる 暁が開く  混沌の歌、輝きと躊躇いが 恋の夜明けを銀色に染めるよう まだまどろみが醒めやらぬこの胸に 聞こえて来る 明るい声が今 花開いて  貴方の胸で今 見つけている音楽は 時の中に迷った 寂しさの魔法破って 眠る世界の闇が 目覚めて行く fantasia 奇跡はここにあるから 優しい瞳を 開いて
春は黄金の夢の中KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記静かな山査子(さんざし)の祈りのように 一人で震えてる寂しい月影 今爛漫の花びら 永久(とこしえ)の春 まだ貴方に会える日まで どれだけ遠く  心に留めたのは木霊(こだま)の調べ あなたの優しさが遠くで響く さあお休み、金色の夢に遊んで まだ貴方に会える日まで どれだけ遠く  今爛漫の花 夢に遊んで  まだ貴方に会える日まで どれだけ 遠く とおく
KyrieKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記五月の吐息に触れて 安らぎ囀(さえず)る空の中 ツグミの呼び声 果てまで響いていた  翳(かげ)ろう瞳の中に 祈りと慰めを見つけた 沈黙の中で生まれた 歌のように  Kyrie 追憶の木霊(こだま)するその庭に 貴方の声が響くから 時の中を彷徨(さまよ)う Kyrie eleison  呟く泉のほとりで恋した 嘆きの園には 今はもう誰もいない  貴方の記憶の中の 一番幸せな場所まで 茨の小径(こみち)を 二人で行けたのに  Kyrie 魂に刻まれた静けさを 恋するように歌うから 時の中を運んで  Kyrie 追憶の木霊(こだま)するその庭に 光を歌う鳥達と 貴方の影が眠る Kyrie eleison
闇の唄KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記暗闇が君の頬を紅く染めている 燃え盛る冬の炎 薔薇色の翳(かげ)り  古ぼけた憧れと 尽き果てた夢の後 胸の中 熱く凍えてる  輝きの落ちる場所 暗がりのフルートに 酔い痴れて  海に夢幻のカノン 空に焦がれるマルカート  恋しい君のため楽(がく)の音高らかに 闇夜に咲く華を讃えて月は陰ろう 虚ろな心には夢だけ鳴り響け 果てないこの歌を奏でて星は堕ち行く  終わらない夜の中で語る炎の物語 盗まれた光の中に僕達の春は眠る 胸の中の追憶と寂しさが実を結ぶ頃 夜は深く香(かぐわ)しく君の夢を孕んでいる  艶(あで)なる楽(がく)の音 始まる闇の中 激しいレガート 奏でて月は堕ち行く 虚ろな心には夢だけ鳴り響け 恋しい君のため 奏でる闇の音楽
星の謡KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記奇麗な空が見えた 月の無い夜だった 闇が光を帯びたように見えた  その星はまだ白く 今すぐ届きそうで 手を伸ばしたら 冬の風が吹いた  僕等が行くその場所はきっと嵐になるんだろう 誰もが望むもの 欲しがって進む限り  夢の大地に立って 君の瞳に合って 僕等は何を奪い 何を探しに行くんだろう 祈りはそこにあって ただ君の手を取って 轟く未来 草の海 天を統(す)べる日まで  君は奇麗な声で 空の嘆きを詠う 僕は光の粒さえ蹴散らして  それでも二人だけに 見えるものがあるなら 空が落とす雫を受け止めて  きっと明日はもう少し 高く遠く飛べるだろう 夢よ遊べ今は 幻が君の真実  憧れだけがあって その声が呼ぶ方へ 僕等は誰に出会い 何を失くして泣くんだろう 賭けるものも無くて ただ君の手を取って 響けよ未来 星のうた 空を手に入れたい 夢の謡(うたい)  遠い空に灯火は光る 君の合図で夜明けが始まる
intermezzoKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記ライトの影には 憂い顔したハーレクイン 今日はね ひとりきり 見たかった舞台なのに  intermezzo 今はね すこし心がぽかり 喜劇の幕間(まくま)には 甘いお菓子を食べよう  終わりはもう分かってるstory 幸せごっこ嫌いじゃないよ なみだがでる  intermezzo さよなら チョコレートもおしまい 喜劇の幕開けは 甘いワルツの音 kiss....me....
I have a dreamKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記公園のベンチで笑っていた 夏の朝 草原が緑に輝いてた  ほんとうは見えない君の瞳 どんな色? 君が見てる空を見つけたくて  I have a dream ささやかすぎて とても君に言えそうにはないけれど  朝が来る 目をこすり 人混みを歩いてく 繰り返す日々の中 小さな夢を探し続ける  心なんてきっと何処にも無い それでも 僕等を作っている何かがある  夜行列車の窓 顔映して 信じてる 目覚めるのはきっと光の街  I have a dream 眠れぬ夜も 胸の願い幾つ捨て去った後も  春が来る 風が吹く 僕達は歩いてく 変わらない日々のため 小さな夢を抱きしめている  時は行く 僕達は すれ違い また出会う 凍えてた冬の日をかみしめて 朝が来る 風が吹く 人混みを歩いてく 君のため 僕のため 世界は夢を紡ぎ続ける
時の向こう 幻の空FictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記愛しさはいつも 哀しみへと続いてるの? 君に もう一人きりで 泣かないでと言い出せずに  色褪せてく世界の歌 僕等は終わりへ旅をする その束の間に君と出会った 命を削るように  時の向こうに確かにあった 遙かな故郷、君と行けるの 愛も見えない夜の向こうに 幻の空  夢を見るたびに苦しむのに それでもまだ笑うの 風に逆らって あとどれだけ足掻けばいい  この惨劇の行方がただ 静かな夜であればいい 知っていたんだ、届かないこと それでも僕等は闇を駆け抜け  時の向こうにゴールはあるの? 辿り着いたといつか言えるの? 生きて行くから どうか光を 幻の空  いつでも 君の側にいるから 世界の時を止めて 抱きしめたいのに in the land of pain  時の向こうに僕等は還る 遥かな故郷君と行けるの 愛を見つけて超えて行くのは 惨劇の空 夢を見る荒野
野原FictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記この手を離さず 明日へと続く道を 貴方と二人 行きたい  ハシバミの木陰には 微笑みの記憶だけを 花びらのように 残して  よろこびの待つ野原へ 貴方と行こう 遠くで呼んでいるのは 懐かしい故郷のうた  海を越え風を抱き 心を汚さぬように ただ愛に耳を澄ませて  憧れの住むところ 真白い最果てまで 一歩ずつ歩いて行くだけ  導く星のあることを この世界はいつでも 夏の野原の輝きに 溢れていた  憧れの住むところ 夏草の燃え落ちる 最果てまで 続いている 道を  海を越え風を抱き こころを空の中へ 解き放つ夏の 野原へ
sapphireKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記こいびとの 白い手のひらに一粒 落ちた sapphire  慰めに触れた 夜に生まれて来た 無垢な雫が 光になる  哀しみさえ貴方の手で 蒼い宝石に変わるの 甘い吐息 古い嘆き 全て飲み干してくれたら 側にいるわ  冷たい果実 吐息のように 零れて行く  愛に触れた胸の中に 貴方が残した光は 暗い闇へ降りる路も 蒼く照らし出す sapphire 夜の中で
光の旋律GOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記この空の輝き 君の胸に届いてる? 夢見てた調べは静けさのように  君の手がまだ夢に遠くても 思い出してよ 優しい声を 誰かが君のため 歌った幸福(しあわせ)の和音(コード)  空の音響け、高く哀しみを超えて 君の目に映るものは全て本当の世界 涙さえ君をここに留めておけない 降り注ぐ光の中 明日を奏でて  本当は誰にも聞こえない そんな音だった でも誰の胸にも明るく響いてた  幸せはきっと次の坂道で 君の不意をついてキスをくれるよ いつかその涙が涸れる頃 聞こえる君の和音(コード)  太鼓の音から始まるよ song of love 誰もが知っていたその歌に一つ 空色の音符重ねて  一人で歌ってたときは少しだけ寂しくて 君のことずっと呼んでいた 届いたんだよね? 君の元へ  ほんとうの痛みが 君の胸に触れたとき 夢見てた調べが 静けさのように  空の音響け、高く哀しみを超えて 今ここに生きてること 笑い合えるその日まで 優しさも夢もここに留めておけない 消えて行く光の中 明日を奏でて  やがて君の手が掴む永久(とこしえ)の真実 かなわないと思うから いっそ高らかな声で その歌に君は希望と名付けて泣いた 夢見る人の心に 確かに届くよ
うつくしさKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記闇が夜明けに変わる頃 はじまりがおわりを食べている その暗黒と その黎明の うつくしさ  月は今日も沈んで行く 春は明日消えて行く その一瞬の その臨終の うつくしさ   手に入れた星の雫は ただの石ころに変わってく 遠くで煌めいているものが 僕等を縛る  目の中にいるカナリアは 歌を忘れてしまったから まだ届かない 届きはしない うつくしさ   朽ち果てて行く箱庭に 還らない種を蒔き続けて  その黎明が その春雷が その暗黒が ただ残酷に  僕等を包む
progressiveKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記気紛れな心の真実 君の涙一つで崩れて 昨日までいた世界を失くした  振り向かずに走ってた道は何処だっけ? 空飛ぶ夢見てた頃はどんな歌を歌ってたの?  ほんとの自分って何時だって ほんとの姿より奇麗な 「なりたいワタシ」の事だったよね  つたない歌、笑っちゃうねお子様だったね でも本気で歌ってた昨日の葛藤  僕等は幻を生きて行くのだろう 一人じゃないことに慣れないこの胸で 何処へ消えたんだろう昨日見た夢は 雲が晴れた空に初めて虹が見えた day so far…  例えば君に背を向けたとき 見えるものと見えなくなるもの 夕暮れの中、誰かが泣いてる  そこに居るの? 頼りないね手を取り合って 一人でいる時よりも寂しくなるの  それでも君がまだ笑う、それだけで ココロの荒波を希望と欺いて 何処へ消えるんだろう君と見る夢は 遠く晴れた空の見えない虹の彼方 we go far……  もう無理だって、何度叫んだか分からない それでもまだ歩いてく遥かな雑踏  僕等は何度でも生まれ変わるんだろう 昨日を悔やむだけ悔やんだこの胸で 何処へ行けるんだろう君と見る夢は 雲の晴れた空に描いた虹の彼方 光の中
storiaPLATINA LYLICKalafinaPLATINA LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記秘密の黄昏に 君の手を取った 古のバラード 繰り返すように紡ぐ romance of life  君のことをいつも歌いたい 悲しい夜を温もりで満たして 愛を見つけて  ヒナギクが咲いてた 白い月輝いてた 君の囁きで始まるよ 永久のstoria  水の中沈んで行った 懐かしい恋の物語 光と影の中から 愛しさは生まれて 還る  君の目を見てた その腕の中で  恋人の囁き 星屑のチター 古のバラード 泉を満たして 風は西へ  優しい歌を君と歌いたい 五月の月が今此処にある 恋の歌が今宵響くから 冷たい胸を温もりで満たして 語ろう 愛のstoria
liricaKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記月の光が 貴方の頬に触れたら キスを 涙のように 命のしるしのように  静けさが鳴り響く 心は震えている まだ恋は深く果ても無く 終わらぬ lirica  紡ぐ指先 貴方のかたちになって 夜はやっとほどけて なぐさめを信じ始める  海鳴りが木霊する 懐かしい空遥か遠く 恋は深く果ても無く 目眩の中へ  いつか全てが 貴方のかたちになって 優し< 同じ一つの 影へと帰るときまで  うたう つむぐ
さよならソリティアHIMEKAHIMEKA梶浦由記梶浦由記堀越亮大好きと思うからね 傷ついたり 躊躇ったり 冷たい頬を寄せ合って 心が生まれた  いつも今すぐに会いたい  無口になるほど好きよ 優しさどうしたら見えるの? 抱きしめてもっと強く 暖かな胸を信じるよ さよならソリティア 明日へ……  小さな私だから 全部でも足りないよね 何にも隠さないで 貴方にあげたい  まだ白い夜明けを見送って  こんなに大事な人に どうして巡り会えたのと 痛いほど繋ぐ指で 寂しさ消える夢を見るの さよならソリティア  もう一人じゃないから 明日目覚めるの 貴方と……  大好きな人だからね 側にいる 守ってる 貴方へ繋がる大地に 生まれて良かった
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
Parallel HeartsFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記僕等は 未来を変える力を 夢に見てた  ノイズの中聞こえて来た君の泣き声 笑っていた僕の弱さを暴いた  君の行く道は君にしか分からない 違う空追いかけて  僕等は未来へ向かう勇気を 欲しがって過去に迷う 君が笑うほんとうの 現在へ還り付くまで  君の事を知りたいと思って初めて 寄り添えない心の距離に怯えた  分かり合えないと分かったそれだけで 二人が始まって行く  涙も痛みも全て抱きしめてあげたいけど 走れば走るほど遠くなる気がして不安になる 何処まで行けばいいの……  ノイズの中聞こえて来る君の歌声 失くしていた僕の姿が今見えるよ  一人で行く筈だった未来を 変える力を下さい 君が笑うそれだけで 高く飛べる  僕等は心を繋ぐ勇気を 欲しがって愛に迷う 君と笑うほんとうの 僕に還り付くまで
ひとみのちからFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記好きだから 見つめるだけで伝わるなんて 笑ってるからいいと思ってた 好きだから  ほんとうは そんなに子供じゃないよとか 口にしてるより考えてるよとか 全部気づいてると思ってた  言葉にしなくても分かる筈なんて それはただの我が儘 今になってやっと気がついたのは 少し大人になったせい?  好きだから 信じ過ぎてた ひとみのちから  好きだから ほんとのことが嘘になったり 悲しいことも増えるのね そんな事さえ…… ケンカさえしなかったね  言葉にしなくても分かる二人になろう だから言葉を重ねて 綺麗なだけじゃない気持ちの全てを 今度こそ伝えよう それとももう遅すぎるの……?  好きだから 信じていたい ひとみのちから
LacrimosaGOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記暗闇の中で睦み合う 絶望と未来を 哀しみを暴く月灯り 冷たく照らしてた  君のくれた秘密を標に 蒼い夜の静けさを行く  Lacrimosa 遠く砕けて消えた 眩しい世界をもう一度愛したい 瞳の中に夢を隠して 汚れた心に 涙が堕ちて来るまで  幻の馬車は闇を分け 光のある方へ 夢という罠が僕たちを 焔(ほむら)へ誘う  空の上の無慈悲な神々には どんな叫びも届きはしない Lacrimosa……  僕等は燃えさかる薪となり いつかその空を焼き尽くそう  L'acrimosa ここに生まれて落ちた 血濡れた世界を恐れずに愛したい 許されるより許し信じて 汚れた地上で 涙の日々を数えて
GloriaKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記愛しさはすぐ近くに ほんとうは居たのでした 冷たい両手で 貴方の頬を包み 長い旅を終えたような 静かな安らぎの中 ひとりを悼んで 少しだけ泣きました  Gloria 全て世はこともなく 午後の陽射しあかるく 幸せの歌響き 雲雀の丘は光る 貴方と共に行こう この坂道を行こう むせかえるほど薫る 若草を踏んで  果物のかたちをした まあるい楽器のように 貴方が奏でるかなしみとよろこびが 私を洗い揺さぶり いたみとなぐさめが今 貴方を愛せる 心をつくりました  Gloria なにかやさしいものが 確かにここにあって 幸せの歌うたう その儚さを行こう 愛と希望のために 涙と贄(にえ)のために 眩しい夜と昼の はじまりを踏んで
love come downKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記初めて出会ったその日から 魅惑の瞳に酔いしれて image…just keep comin'on  こんなに恋したら体ごと 一つに溶け去ってしまいそう damage…keep me hangin on  愛しさのチカラ 心は舞い上がって この空の果てまで 思いの強さを夜毎に競い合って 白い鳥の翼  不埒な夢を舞い降りて 君にだんだん近くなって行く 体中で愛を奏でて  広がる果てしない未来へ 蒼い黎明胸が痛むほど keep movin'on to you 愛の世界へ come over…  首筋のキスで笑い出して それだけで全て許し合って こんなに簡単なことね  飽きっぽいお前はそろそろって みんなは言うけどまだまだで このまま行けそうだね?  おんなじ所で怒ったり泣いたりして この時の果てまで 期待値を超えて大胆に分かり合って 二人で飛ぶ翼 love come down to me  不埒な夢を舞い降りて 君がだんだん近くなって来る 二人だけの愛の姿へ  広がる果てしない未来へ 世俗混沌ものともしないで keep movin'on to love 愛の世界へ come over…
夏の林檎KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記垣根の向日葵に隠れて いそいでキスをした 君のやわらかなほっぺたは きっととても甘いだろう  野兎追いかけて草の中 誰にも見えないね 素知らぬ顔した野原に 脱ぎ捨てた靴の矢印  何もない夏でした ただ恋をしただけでした  踊る三日月真夏の夜は 夢見る恋を連れて来る 檸檬色した星を数えて 君の心にキスをする  笛の音が君をさらってく 風の中 やがて来る秋へ  若すぎる緑の林檎は 銀紙の味がする 切なさが実る枝から 君が盗ってくれました  眠らない魚の夢見る 終わらない夏でした 心も季節も林檎も 色付く事さえ忘れて  寒がりな風見の鶏が もうすぐ秋だよと謡う  揺れる三日月真夏の夜に 忘れた恋を思い出す 夢のひとひら 星の鈴音 君の心にキスをする  その夏のあどけない林檎 いつまでも胸にある果実
また風が強くなったKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記僕等が乗る筈だった船は沈んでいた 焼け焦げた地図だけが波に揺れていた ”weigh your anchor…and dream on!”  海を渡る燕は渇きに戦きながら 懐かしい故郷の春を夢見てた ”storm is coming…”  その船は炎に包まれて 未知の岬に消えたのです 水底に朽ちた羅針盤が 今もまだ北を指しています  また風が強くなった  道を照らす筈だった星は闇に堕ちていた 燃える舳先に独り君は佇んだ ”storm is coming…!”  全ての光の消え去った 貴方の指の隙間には 嘗めたら少しだけ塩辛い 苦難の粒が残るでしょう 何の役にも立たないけど 少し光に似てるそれが 私が貴方に残して行く たったひとつの おくりもの  また風が強くなった 僕の方へ吹いて来た  weigh your anchor…and dream on!
音楽KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記それでも誰かを信じたい君の小さな溜息は 世界の何処にも届かず消えた  雨は二人を打ち据えて僕は瞳を尖らせて 何にも出来ないこの手を離した  僕に見えないものが君には見えていたの 太陽が昇る場所までまだ遠い  魂の中にある一条の光を信じて 叫びたい言葉さえ無いけれどただ叫んでいる それが僕の音楽  いつ終わるかなんて分からない きっと終わるときも分からない だからもう少し、せめてもう一歩  何処へ行きたいか分からない それでもしつこく呼ぶ声に 嵐を選んで碇を上げる  叫ぶ力も尽きて その雲が消える頃 激しい夜明けが海をも枯らすだろう  魂が果てるまで一条の光を信じて 泣きながら歌うんだ眠れない夜の向こうに きっと君の音楽  明日への近道がどうしても見つけられない 一つずつ 一歩ずつ そんなの分かっているけれど 太陽が昇る場所へ  それでも信じ続けたい君の小さな溜息が 僕の胸を不意に貫いた  君の手を取る為に闇雲にただ愛を信じて 僕達は手探りでじたばたとまだ旅の途中 魂が果てるまで一条の光を信じて 出鱈目な旋律が溢れ出す夜の向こうに きっと僕の音楽
明日の景色KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記哀しい景色がいつも一番奇麗に 心の深くに残るのはどうして 躊躇う月影まだ沈みきれずに 夜の中に二人を閉じ込めていた  さようなら 今まで言葉に出来なくて 何度も貴方を傷つけたけれど ここから一人で帰れる道だから 月の明るいうちに指を離して  夜明けに怯えてる頼りない未来を 眩しさと涙で迎えよう  一人で生まれて一人で生きられずに 二人に戸惑って泣くのはどうして 慰めたいとか 抱きしめていたいとか 奇麗なだけの心で生きて行けなくて  何度も振り向きながら 開く戻れない扉 明日へ続いてる最後の標  冬から春へ風が吹いて やがて花が薫るように 繰り返す日々の中いつも 心よ咲き誇れ  押し寄せる黎明 月はもう見えない ここから始めよう 今日と明日  さようなら 見送る影がやがて白く 優しい時の中へ消えて行くまで…
seventh heavenKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記歌って欲しい 静かな愛の言葉 泣いていたのは 貴方のせいじゃなくて 夜の中に消えて行った 淡雪に別れを告げたの  闇の中から聞こえた胸の鼓動が やっと痛みを私に教えてくれた この傷に口づけて 儚く触れ合う指を 離さないでいて ずっと  こんなに明るい世界へ 君が私を連れて来た 眩しくて眩しくて 何も見えない 光の中  強く抱きしめていて 凍えた吐息を分け合い 貴方と私の 名残の雪が溶けて  それは夢のような 日々の中 貴方が笑ってる それだけでいい ただ傍にいるから  もう一人じゃない ずっと 二人で行く まほろば  歌って欲しい 君の 僕の 夜の 朝の  海の  空の調べ
星屑FictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記恋しくて切なくて眠れない夜の 星屑の集め方僕等は知ってる long night......  あの夏の朝 五月の夜を 輝く日々をこの胸に飾って 誰に語ろう もう帰らない優しい君のうた 会いたい……  かなしみも切なさも星屑に変える 想い出の使い方僕等は覚えた  きみがすきだよ まだいとしいよ はりさけそうなこの胸がいつかは また恋をして痛み抱えて 微笑み合うのかな one summer night……  恋して キスして 覚えたせつなさは ほしくずのうた 君の胸まで 空を超えきっと届くよ  君に出会って僕は初めて 生きてくことが いとしくなったから 明日に出会う誰かにきっと 優しく出来るよね  きみがすきだよ まだいとしいよ しあわせでいてよね? 遠いあかりを灯した窓に 優しいあの日々を 夢見て
記憶の森FictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記風の中で君が泣いてる 振り向けばもう聞こえなくなる 現なのか幻想なのか 歪んだ時を僕は彷徨う  何処へ行ったの? あの頃の景色 木漏れ日の刺すせせらぎで遊んでた 二人の声は森に閉じ込められて 夏の向こうに隠れてる  遠ざかる君の呼び声 止まない風の隙間を吹き抜けて 見えない影 君を捜して 僕は闇の中へ沈んでく 暗い森の奥で 君が笑っている  赤い月が世界の果てを照らしてた夜 生まれた二人 思い出さえ持たずにいても 君の瞳は眩しく見えたのに  僕等は同じ時の中にいて 側にいてさえ巡り会えずにいた 瓦礫の森に残った花を散らして 黒い涙の雨が降る  泣き叫ぶ僕の歌声 風の願いを叶えるその為に 君だけが僕の心に 嘆きと哀しみを取り戻す  遠ざかる君の呼ぶ声 巡る記憶の螺旋に消えて行く 見えない影 君を捜して 僕は闇の中へ沈んでく  暗い森の奥で 君が笑っている
銀の橋FictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記夕闇影になる橋を見ていた 届かない場所へ渡れるはずの  自転車を乗り捨てて時間を止めていた 動かない雲から冬枯れの光 このままじゃダメなのにこのままでいたくて 淡い陽射しの中 いつまでも立ってた  川辺に吹く風に身を竦め 夢を語ろうとしてみた だけど言葉になるものなんて どこにも持ってなかった  夕闇影になる橋を見ていた 届かない場所へ渡れるはずの  水面に揺れる月にふいに素直になる 聞こえない歌にそっと耳を澄ませた 明日出会う誰かと解り合える気がした その為に一人待っていたんだと  誰もが探してる幸せは みんな違う形をして ふいに伸ばした手を掠めてく 輝きだけを残して  夕闇影になる橋の向こうに 届かない場所が手招いている  どんなに遠くへ行くときも私を連れて行って ずっと昔の約束の中へ連れて行って  暮れて行く空の最後の光 届かない場所が手招いている 夕闇影になる橋を見ていた 届かない場所へ渡れるはずの 渡れるはずの………
here we stand in the morning dewFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記こんな不器用に晴れた冬空に騙されて 僕らが見つけたその場所は 誰にも見えない  キスの甘さよりもっと頑なな 繋がりを欲しがって 口笛一つで風を呼んでいた here we stand in the morning dew  君の目が見つめてる僕らの姿に いつかは届くはず それは誰も知らない僕らの在処 君の未来の何処か  誰もいないブランコがいつまでも揺れている 日曜の午後 僕らが見つけたその場所は 雨に塗れてる  何も欲しくない このまま手を取り合ってずっと 切なさだけでもいいと思った here we stand in the morning dew  幸せの行く先を何時かは見つける さよならをすり抜けて きっと誰も知らない僕らの場所で 君の未来の何処か  待ち伏せる永遠の微熱にせかされ 僕らは夢見てる 愛と言う約束のいらない静寂 僕の未来の何処か
synchronicityFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記この温もりは何処へ行くの 明日になれば消えてしまうの 胸の鼓動を合わせたならば 同じ深みへ降りて行けるの  いつもいつも側にいるよ どんな遠く君の心が迷っても  暗闇の中に二人で漂いながら 無邪気な小鳥のように翼を寄せていた 寂しい時には笑顔に隠れる君は 溶けない氷の刃 この胸を晒して 抱きしめる ずっと…  君は一人で何処へ行くの 振り返るのが怖いだけなの 胸の形も哀しい色も 本当はきっとよく似てるのに  いつかきっと還る場所を 二人同じ儚さで見つめている  この闇の中でどんなに離れていても 心は何より強い絆で呼び合って 寂しい時には笑っていても分かるよ 冷たい指を涙で 暖めてあげたい 側にいる…  暗闇の中に二人で漂いながら 無邪気な小鳥のように翼を寄せていた 寂しい時には笑顔に隠れる君は 溶けない氷の刃 この胸を晒して 抱きしめる 側にいる ずっと…
花守の丘FictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記丘を染めて白い花が 咲き誇る夏には 貴方といたこの日々を 思い出すでしょう  それはとても哀しいけど 綺麗な一時で 生きてるよろこびの 全てを知った  最後の光を惜しむように 暮れ行く大地が優しい声で 永遠を歌い出すまで  何も言わず散って行った 静かな花のように 迷いのない強さが 私にありますか  それはとても小さなこと 例えばどんな時も 微笑み絶やさない 勇気を持てたら  貴方の記憶を胸の中で 誇れる私でいられるように 優しさを語りましょう 枯れない涙の海から  丘を染めた白い雪が 溶けて行く大地に 何度もまた花びらは 返り咲くでしょう  最後の光を惜しみながら 暮れ行く大地が優しい声で 哀しみを歌う時 よろこびの種を蒔く 永遠を語りましょう 貴方の愛した未来を
水の証FictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記水の中に夜が揺れてる 哀しいほど静かに佇む 緑成す岸辺 美しい夜明けを ただ待っていられたら 綺麗な心で  暗い海と空の向こうに 争いの無い場所があるのと 教えてくれたのは誰 誰もが辿り付けない それとも誰かの心の中に  水の流れを鎮めて 暮れる大地を潤す調べ 今はどこにも無くても きっと自分で手に入れるの いつも、いつか、きっと  水の証をこの手に 全ての炎を飲み込んで尚 広く優しく流れる その静けさに辿り着くの いつも、いつか、きっと 貴方の手を取り……
cazador del amorFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記瞳と手のひらに炎を隠し歩いた 昨日の果てから  静かに扉を空けて この悲しみを晒し行くわ 光の夜へ  小さな胸のその奥に こんな激しい命があるの 世界の愛しさの秘密を 綺麗な魔法で解き明かしたい  生まれた意味のようなものを 知らずにいても 砂漠はほら、春になって  側で笑う誰かを 抱きしめたくなるほど 愛に溢れていたよ  泣いていた私を 貴方だけが見てた 愛しさを知って始まるのね 命は  知らないはずの愛の歌 懐かしいあの岸辺で 貴方が教えてくれたこと 今なら分かるよ もう一度会いたい 心から  こんなに生きている 私を見届けて......  愛しさを知る為に生まれた 今愛を追いかけて進むわ cazador…… del amor……
秘密FictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記あなたがいた場所には花が落ちてた 冷たい水たまりですぐに溶けた  あのときあなたが教えてくれたこと 誰にも言わずに秘密にしておくね  遠い太鼓の音が冬を招いてる あれは哀しみという名の古いリズム  あなたが消えた場所に花が芽吹いた それは二人だけの秘密の残り火
宝石FictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記密やかに流れる歌声に そっと耳を澄ませて 白い月の溜息分け合うの 甘く口づけて  恋人のようだね もっと抱きしめて  こんなに光る野原の暮れる方へ 君が一人で行くから 今は結んだ指の強さに縋り付いて 君の孤独を離さない  小さな光はきっと 暗闇の深くに沈んでいるから 遠く微睡む宝石の夢 夜の底に二人で探してる  一つだけしかない名前で 私を呼んで欲しいの まだ誰も知らない 世界の何処かで眠ってる  想い出と未来にずっと輝いて  購う傷の深さが この想いを支えるような気がして 今は優しさよりも痛さで 凍り付いた君の心を溶かしたい  逃れることの出来ない影のように いつも近くにいるから 君の落とした涙の粒が指を飾る宝石 キラキラと  こんなに光る野原の その向こうへきっと二人で行くから 今は結んだ指の強さに縋り付いて 君の孤独を離さない  小さな光をきっと 暗闇の深くに見つけられるから 遠く宝石の眠りを探して 夜を越える力を信じてる
ユメノツバサFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記こんなにも遠くへ二人は来てしまって あの頃の 幼い君の微笑みにもう帰れないね  君が笑う世界が好きで 側にいたい、それだけ 忘れかけた痛みを胸に  time goes by 時の流れは二人を変えて行くけれど 失くしたものも夢見るものも その手を取って思い出すよ いつも君の側で  悲しいことさえ覚えておきたいから 君の地図に 私の為のページを残しておいてね  未来から吹き付ける風を 君はあの日信じた 明日はもっと高く舞い上がれ……  time goes by 時が過ぎてもきっと変わらぬものがあるの 届かないから、見つけたいから 夢の翼を探しに行く 側にいてね、ずっと……  la la la… 側にいるよ、ずっと……
みちゆきFictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記切なさの限りまで抱きしめても いつまでも一つにはなれなくて  優しさより深い場所で 触れ合うのは痛みだけ 二人を結んで下さい  僕らはもう夢を見ない 戸惑いながら手を取って 残酷な夜明けの方へ 歩き出す  ほんとうの言葉はきっと ほんとうの世界のどこか 僕らの無口な夜に 潜んでる 今もきっと  寂しさを知る為に出会うのだと 口づけを交わすまで知らなくて  それでも今君と会えた 喜びに震えている 心を支えて下さい  僕らはもう夢を見ない 暖かい場所へ逃げない 残酷な夜明けをきっと 越えて行く  諦めてたその静けさ ほんとうの言葉をきっと 愛し傷つけ合うために 探し出す いつかきっと  切なさの限りまで抱きしめても いつまでも一つにはなれなくて  夜明け前の冷たい星 二人だけのみちゆきを どうか照らして下さい
fairytaleKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記子供の頃に置いてきた 夢を思い出した 若草色の哀しみを 細く甘く歌う my fairy tale  何も終わることのない 永遠を知っていた もう誰も語らない 二人の物語  キスを一つ残して 君は何処へ行く 灯火一つ抱いて 森に消えて行く in the dark  ずっと遠くへ歩いてく 懐かしい面影 ずっと遠くが君の家 辿り着けはしない your fairy tale  夢に見た永遠は閉ざされたままで 過ちは深く隠されたままで 消えていく帰り道 君がもう見えない ……さよなら  霧の森を抜けて 君は何処へ行く 一つだけ手を振って 明日へ去って行く  君を好きになって 永遠は終わる 生きて行く喜びと 痛みが始まる in the light
serenatoKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記春を待つ花のように 風の中震えていた もう少し近くに来て 命に触れたい  神様がいない国の 空のない草原には 帰りたい帰れないと 嘆く鳥たちの調べ  愛しい人と寄り添って生きて行きたい いつも祈っているのは 貴方のことばかり  涙を詩に変えて 甘く奏でるよ serenato 鈴の音 夏の在処探して 今宵最後の星が照らす道を行こう 二人で  太陽が隠れてから たましいは凍えていた 信じない信じたいと 愛を彷徨った二人  愛しい貴方と寄り添って生きて行けたら いつか寂しい大地に 光を呼び戻して  いのちの旅路を行く 奏でる響きは serenato 鈴の音 夏の影を重ねて いつか遠い静かな空へ届くよ  涙を歌に変えて 夢路に奏でる serenato 鈴の音 夏の在処探して いつか遠い最後の町へ 羽を休め 二人で 眠ろう
ARIAGOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記ユメのカケラ 君がくれた 明けない夜に潜む  寄り添う星 一つ消えて 夜明けの ARIA が響いた  もう この止まない雨の中で 昨日に怯えることもない 今 君を失くした未来は 始まったばかり  果てない闇の中 君がくれた篝火が 伽藍のこの胸に 生まれたいのちを 照らしている  消えたものと 変わらぬもの 無惨な空が光る  別れを告げ 微笑み合い 寂しい ARIA を重ねて  ねえ、人は何時まで独りで 二人に焦がれて行くのだろう まだ 君の綺麗な未来は 始まったばかり...  優しさを知らない 君がくれた優しさが 伽藍のこの胸に 名も無き光を 灯している  孤独の船を漕ぎ 篝火は嘆き集う 伽藍の世界には 数多の ARIA が響いている
sprinterGOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記君と出会い 叶わぬ夢を見た それはたった一秒で越える永遠  I'm calling 君を 守ってあげたくて 伸ばした指も震えてるそのまま 抱きしめた  僕等に出来る事はただ、生きているんだと 力尽きるまで 成す術無く叫び続ける、それだけなんだ 君に届く? 僕が届く? 絶望の甘さ打ち砕いて走り出すんだ 今すぐ 螺旋(せかい)の果てまで  I'm calling 遠く足掻く僕の唄が 君の頬を空に向けられたら 独りじゃない……  剥き出しの真実(ほんとう)が こんなカラクリの心にも 溢れ出すほど詰まっていたんだ  光の早さで消えて行く昨日へ手を振って 何処までも明るい砂漠を 今、僕等は時を蹴り走る  風に向かい破れた旗を振り 君のいない道を 僕は僕の為 行くんだ…… 螺旋(せかい)の果てまで……  君に会いたい 君が恋しい 君に会いたい 君が愛しい  I'm calling 僕がここに居た証は 今もきっと君の瞳の中  I'm calling 閉じる螺旋に逆らって 哭いて叫んで消えて行く僕等は  生きて、いるんだ 此所に、いるんだ……
Silly-Go-Round石田燿子石田燿子梶浦由記梶浦由記(夢から醒めてもこの手を伸ばすよ……)  同じ強さで呼び合う 心になれるのならば 何人分の傷でも僕は受け止められるよ  もう少しだって気がするんだ この壁が崩れる 黎明(れいめい)  夢から醒めてもまだ見ない夢の方まで 僕等は一人で走り続けるしかないんだ 転がり迷って作り出す僕の引力が いつか 君へ  寂しさに流されたり 嘘を嘘で隠したり 何度も間違えたのに また「最後の恋」をして  見飽きたはずの黄昏が こんなに綺麗だと泣いた  ゴールのつもりでリセットボタンに飛び込んで 僕等はぐるぐる同じ場所を回ってるんだ 勢い任せで いつかは昨日の引力を 越える 君と  僕は君に出会う  夢から醒めても 僕等は夢を乗り継いで まだ見ぬ誰かに懲りずにこの手を伸ばすんだ 足りない心と身体が愛を捜す引力が 届く 君に  (夢から醒めても この手を伸ばすよ……)
oblivious ~俯瞰風景mix~KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記本当は空を飛べると知っていたから 羽ばたくときが怖くて風を忘れた  oblivious 何処へ行くの 遠くに見えるあの蜃気楼 いつか怯えながら 二人の未来を映して  よるべない心二つ寄り添う頃に 本当の悲しみがほら翼広げて  oblivious 夜の中で 真昼の影を夢見るように きっと堕ちて行こう 光へ  本当は空を飛べると知っていたから 羽ばたくときが怖くて風を忘れた oblivious(何処へ行くの) oblivious(夜の中で) きっと堕ちて行こう 光へ  we go further in the destiny...  いつか 君と 二人 夜を 朝を 昼を 時を 風を  oblivious 側にいてね 静かな恋がほら始まるよ いつか震えながら 二人の未来へ  oblivious 何処へ行くの 遠くへ逃げてゆく水の中 何て綺麗な声で 二人の未来へ 歌って
interlude 01KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記夜明けへ急ぐ電車の窓にもたれて 堕ちてくる星を集めて 夢のパズルは欠片一つ足りなくて  同じようなものを みんな探してるけど 少しずつ全部違うよね 君は何処へ行くの?  明日になれば綺麗な空に 銀の虹が 闇を抜けて君の元へ 光を届けるだろう  君へと続く夜を 僕へと続く夜を 遥かな道を  逃げて行く水 止まらない風 夜明けへ急ぐ 満ち潮の歌  橋を渡った河の向こうへ 眩しい夏の真昼の中へ  君は何処へ行くの?
君が光に変えて行く~acoustic ver.KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記あたたかな風の中で 誰かが呼んでる 暗闇を惜しむように 夜明けが始まる  明日はきっと 綺麗な空に 銀色の虹がかかるでしょう  こんなに哀しい景色を 君が光に変えて行く 小さな涙の粒さえ 宝石のように落ちてく 未来の中へ  心には秘密がある それでも触れたくて 触れ合えば壊れて行く 躊躇いは螺旋の中へ 人は何を探すの  こんなに明るい世界へ 君が私を連れて行く 眩しさにまだ立ち竦む 背中をそっと抱きしめる  信じる事の儚さを 君が光に変えて行く 目覚めた朝には涙が 宝石のように落ちてく 未来の中へ
interlude 02KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記未来の中へ 羽ばたきながら堕ちて行く 真昼の中へ 一人ずつの二人で  lalala... 本当は空を飛べるはず lalala... 哀しみの翼で  暖かな風の中で 春は甘く花を散らして
finaleKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記歌って 欲しい 夜を越えて  君の 僕の 空の  しらべ
つきのしじま -ultimate mix-牧野由依牧野由依梶浦由記梶浦由記愛しさはどうしたら届くかな そっと指で繋がって それだけで 一人じゃないと分かるよ  今はただ静けさに甘えて 温もり分け合って 眠っていたい  ねえ、夜の向こうには光があること 貴方は時々忘れてしまうのね 翼を失くした二人の行方を 月だけが見つめてるの  不思議だね、横顔が懐かしい ずっと時の向こうから 貴方をね、知っていた気がするの  まだ知らない記憶の何処かで 同じ月の下で 寄り添ってた  ねえ、側にいることが慰めになると 貴方は黙って教えてくれるのね 翼を失くした優しい背中に ふりそそぐ 月の調べ  つきのしじま…  ねえ、夜の向こうまで 光になるまで きっとこの手を離さず行けるよね 翼を失くした二人の眠りを 月だけが見つめてるの
傷跡KalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記静けさから歩き出す まだ見ぬ愛の景色へ この痛みを信じたいの 夜を越えて  貴方が触れた胸に優しい傷が一つ 隠していた涙が紅に零れ落ちて  冷たい肌の上にやっと灯した花びら 私がここにいる さいわいを歌うよ  もう夢も終わる 星くずが消える頃 ねえ、生きていると分かるほど抱きしめて  静けさから生まれて まだぬくもりも知らず ただいのちに届きたいの 夜を越えて  なつかしいなつのあめ 私を見送ってね 信じ合う始まりへ 泣きながら行けるように  よろこびもかなしみも 刻みつけたい深く 貴方とここにいる さいわいの名残に  星くずが消える頃 初めて見る光の中で  その瞳で くちづけで 恋した跡を下さい 生きることに貫かれて泣いてみたい  静けさから歩き出す まだ見ぬ遠い夜明けへ ただ願いを叶えたいの 夜を越えて
君が光に変えて行くKalafinaKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記あたたかな風の中で 誰かが呼んでる 暗闇を惜しむように 夜明けが始まる  明日はきっと 綺麗な空に 銀色の虹がかかるでしょう  こんなに哀しい景色を 君が光に変えて行く 小さな涙の粒さえ 宝石のように落ちてく 未来の中へ  心には秘密がある それでも触れたくて 触れ合えば壊れて行く 躊躇いは螺旋の中へ  橋を渡った河の向こうまで 明日はきっと…… 真昼の中で 春は甘く深く香るのでしょう 夢から醒めて 人は何を探すの  こんなに明るい世界へ 君が私を連れて行く 眩しさにまだ立ち竦む 背中をそっと抱きしめる  信じることの儚さを 君が光に変えて行く 目覚めた朝には涙が 宝石のように落ちてく 未来の中へ
obliviousGOLD LYLICKalafinaGOLD LYLICKalafina梶浦由記梶浦由記梶浦由記本当は空を飛べると知っていたから 羽ばたくときが怖くて風を忘れた  oblivious 何処へ行くの 遠くに見えるあの蜃気楼 いつか怯えながら 二人の未来を映して  よるべない心二つ寄り添う頃に 本当の悲しみがほら翼広げて  oblivious 夜の中で 真昼の影を夢見るように きっと堕ちて行こう 光へ  いつか 君と 二人 夜を 朝を 昼を 星を 幻想を 夏を 冬を 時を 風を 水を 土を 空を we go further in the destiny……  oblivious 側にいてね 静かな恋がほら始まるよ いつか震えながら 二人の未来へ  oblivious 何処へ行くの 遠くへ逃げてゆく水の中 何て綺麗な声で 二人の未来を 歌って
synchronicity牧野由依牧野由依梶浦由記梶浦由記梶浦由記この温もりは何処へ行くの 明日になれば消えてしまうの 胸の鼓動を合わせたならば 同じ深みへ降りて行けるの  いつもいつも側にいるよ どんな遠く君の心が迷っても  暗闇の中に二人で漂いながら 無邪気な小鳥のように翼を寄せていた 寂しい時には笑顔に隠れる君は 溶けない氷の刃 この胸を晒(さら)して 抱きしめる ずっと…  君は一人で何処へ行くの 振り返るのが怖いだけなの 胸の形も哀しい色も 本当はきっとよく似てるのに  いつかきっと還る場所を 二人同じ儚(はかな)さで見つめている  この闇の中でどんなに離れていても 心は何より強い絆で呼び合って 寂しい時には笑っていても分かるよ 冷たい指を涙で 暖めてあげたい 側にいる…  暗闇の中に 二人で漂いながら 無邪気な小鳥のように翼を寄せていた 寂しい時には笑顔に隠れる君は 溶けない氷の刃 この胸を晒(さら)して 抱きしめる 側にいる ずっと…
Calling織田かおり織田かおり梶浦由記梶浦由記梶浦由記何処までも続いてる星空見上げて歌う 限りある僕達の 永遠を夢見るメロディー  胸に溢れる愛しさの水は 未来の果てで誰かに届くだろう 信じているよ  遥かな時を駆け抜けて 僕達の呼び声はいつか大きな歌になる 愛を紡いで行けるよ 今はまだこんなに小さな光だけど  分かり合う喜びに体ごと焼かれた夜に 限りある温もりの 永遠を初めて祈った  君のためにきっと生まれて来たと ただ声の限りに叫び続けたい 呼び合う声が時を超えるように  震えてた手を取り合って 失くしたくないと思って 僕等の胸に儚さがいつか生まれてた 終わりに怯えて泣いて 終わらない歌を歌った まだ見ない地平の方へ 君と行けるから……  遥かな時を駆け抜けて 僕達の呼び声はいつか大きな歌になる 愛を語って行けるよ 今はまだこんなに小さな 光だけど  遥かな時を駆け抜けて 星空見上げて歌う 愛を紡いで行けるよ 永遠を夢見ている 光の中
約束FictionJunction YUUKAFictionJunction YUUKA梶浦由記梶浦由記梶浦由記こんなに激しい過去と未来、僕等の進む道 風はもうすぐ嵐になって夜明けを運ぶ  見捨てた夢だった、子供の頃 秘密の隠れ家に書いて消した  潰えた星の見送り方を 泣きながら覚えた  こんなに激しい過去と未来、僕等の進む道 自分らしさを演じることに疲れて眠る 毎日捨てては生まれ変わる見知らない心を 僕等は自分と呼び続けてる、そんな約束  また一つ分かれた行き止まりで 変わらぬ運命だと呟いても  分かり合えずに言葉反らした 日々がただ悲しい  あの時泣いてた僕の為に僕はまだ明日を 最果ての歌のように甘く信じ続ける 風はもうすぐ嵐になって未来は降り注ぎ 果たせずに今日も一つ落ちた遠い約束  こんなに激しい過去と未来、僕等の進む道 たった一度だけ笑うために 嵐を超えて  約束のない世界がいつか僕等を呼ぶ頃に 最果ての歌が遠く甘く聞こえればいい 風の作る道を……
romanesqueFictionJunction YUUKAFictionJunction YUUKA梶浦由記梶浦由記梶浦由記終わらない夏のように 散らない花のように 抱きしめたその腕を ずっと離さないでいてよ  憧れを繰り返し 何処へも行けなくても 抱きしめたその腕をずっと離さないでいてよ 今、昨日も明日も燃やし尽くしてもいい 切なさの立ち止まる この一時が二人の全てよ  縋り付いてみても 胸はまだ違う儚さで 時のリズム数えてる 赤い星の夜  消えて行く温もり 繋ぎ止めたいのよ 瞳閉じた君を  憧れを繰り返し 何処へも行けなくても 抱きしめたその腕をずっと離さないでいてよ 時の慰めの全て消し去ってもいい 切なさを焼き尽くし 今生きているのここに 二人で  胸が痛むほどの情熱に 心委ねたら なくしたものこの腕に 取り戻せるようで  分け合った涙がこぼれ落ちないよう 瞳閉じていたの  終わらない夏のように 散らない花のように 抱きしめたその腕をずっと離さないでいてよ 今、寄る辺のない恋に消え去ってもいい 切なさの立ち止まる この一時が二人の全てよ
光の行方FictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記梶浦由記懐かしい瞳の 淋しげな眩しさ 凍えてる大地は 光を待っているの どこまでも貴方と行けると信じて 冬空の彼方 夢を……  その胸に輝く 優しさを見つめて 流れる星達の 行方に祈りよ届け 今全てを賭けて 描いた明日には 静かな光が満ちて……
Where the lights are (Japanese ver)FictionJunctionFictionJunction梶浦由記梶浦由記ふるさとへ帰ろう 花満ちる まひるの中へ  あの夏に降り積む ひとすじの ひかりになれたら  おやすみ 涙の褥に抱かれて 優しい夢路を さいわいの住む 故郷へ   さよなら 全ての愛を置いて行くわ 夢見る旅路は さいわいの住む 遙かへ
ユメノツバサ牧野由依牧野由依梶浦由記梶浦由記こんなにも遠くへ二人は来てしまって あの頃の 幼い君の微笑みにもう帰れないね  君が笑う世界が好きで 側にいたい、それだけ 忘れかけた痛みを胸に  time goes by 時の流れは二人を変えて行くけれど 失くしたものも夢見るものも その手を取って思い出すよ いつも君の側で  悲しいことさえ覚えておきたいから 君の地図に 私の為のページを残しておいてね  未来から吹き付ける風を キミはあの日信じた 明日はもっと高く舞い上がれ……  time goes by 時が過ぎてもきっと変わらぬものがあるの 届かないから、見つけたいから 夢の翼を探しに行く 側にいてね、ずっと……  側にいるよ、ずっと……
荒野流転FictionJunction YUUKAFictionJunction YUUKA梶浦由記梶浦由記梶浦由記月影凍る大地を 転がり踏み分けて行く 滅びと再生の時代が始まる  自由を重く掲げて 道なき道を選んで 真昼より眩しい日没を越えて  夢を語るように時の船は行く その闇路の向こうに新しい夜明け  僕等はきっと暗闇の腕から生まれてきた かなわぬ恋をするように 光へと彷徨ってく どこまでも果てしのないこの道を 帰る術は無い  生き抜くことに戸惑い 死に行く事に怯えて 僕等の呼吸には哀しみが宿る  叫びは孤独に失せて 涙の滴を啜り 誰もが一人きり荒野を流離う  あれは月の夢か 白く光る花 けぶる丘の彼方 煌めき手招く  胸に響く悠久の音楽に耳を済ませ 風に惑う砂のように 刹那へと消え失せても どこまでも果てしのないこの道を 荒野の向こうへ  僕等はきっと 暗闇の腕から生まれてきた かなわぬ恋をするように 光へと誘われて どこまでも果てしのないこの道を 帰る術は無い 彼方へ…
Fields of hopeGOLD LYLICラクス・クライン(田中理恵)GOLD LYLICラクス・クライン(田中理恵)梶浦由記梶浦由記こんなに冷たい帳の深くで 貴方は一人で眠ってる 祈りの歌声 淋しい野原を 小さな光が照らしてた  貴方の夢を見てた 子供のように笑ってた 懐かしくまだ遠く それは未来の約束  いつか緑の朝に いつか辿り着けると 冬枯れたこの空を 信じているから Fields of hope  生まれて来た日に抱きしめてくれた 優しいあの手を捜してる 祈りの歌声一つ消えてまた始まる 頼りなく切なく続く  いつか緑の朝へ 全ての夜を越えて それはただ一人ずつ 見つけて行く場所だから  今はただこの胸で 貴方を暖めたい 懐かしくまだ遠い 安らぎのために Fields of hope  懐かしくまだ遠い 約束の野原 Fields of hope Fields of hope
月の呪縛(カース)石田燿子石田燿子梶浦由記梶浦由記月の呪縛(カース) 冷たい夢の中で…  言葉のない世界で僕らは愛を語る いつか君に届くまで 傷だらけの腕(かいな)で抱き寄せた唇の はりつめた願い溶かしたくて ねえ愛し合った過去の 美しさ捨て去れば 明日もっと綺麗な夜へ行けるから  月の呪縛(カース) 冷たい夢の中から 君を遠く連れ去りたくて 何処まで行ける 愛を信じていい場所まで  痛みをまだ知らない子供だけのやり方で 君は君を閉ざしてる 耳元で囁いた初めての愛の言葉 まっすぐな瞳惑わせたい ねえ君を抱きしめて 暖められるならば どんな罰も罪も今は怖くない  月の呪縛(カース) 冷たい夢から醒めて 君と漂い繋ぎ合って 何処まで行こう 愛の静寂(しじま)を手にするまで  ねえ愛し合った過去の 美しさ捨て去れば 明日もっと綺麗な夜へ行けるから  月の呪縛(カース) 冷たい夢の中から 君を遠く連れ去りたくて 何処まで行ける 愛を信じていい場所まで  何処まで行ける 愛を信じていい場所まで 夜の向こう 二人だけで
焔の扉石田燿子石田燿子梶浦由記梶浦由記傷付いた指で暁のドアを開くよ 明日をこの手で選び取ると決めたから  風よ今強く この身に纏った炎(ほむら)を支えて  扉の向こうへ 優しい手を振りかざして 涙を奪うよ もう一度愛を信じるために  小さく瞬く あれは誰を送る光 空に咲く花を子供達は指差して  消えた地平へと 希望の種を捜しに飛び立つ  過ぎゆく夕凪 哀しみよ今は静かに 私を見守って いつかまた故郷へ還る その日まで  嘆きの大地に赤い雨は降り注ぐ 風の泣く声は暗い焔を煽って  それは遠い約束 懐かしい声 震える胸をどうか支えて my dear……  焔の扉へ 優しい手を振りかざして 明日を奪うよ もう一度愛を知りたい、心から 今開く 運命の空
dream scapeFictionJunction KAORIFictionJunction KAORI梶浦由記梶浦由記見たことのない草の海が 銀色に揺れてざわめいて 夢と現(うつつ)の堺目あたりの景色  君に出会うため? それともまだ見ない誰かの瞳のため 風を分けて行く dream scape  もうすぐ鳴るね、目覚ましの音 でもその先もまだ夢かもしれないね 大事なものは何処にいたってあまり変わらないよね  目覚めてもまだここにいようと思うよ それが勇気というものかとも思うよ  sittin' in the silence...everlasting night breeze... (I believe...I deceive...I relieve...) 暗すぎて見えないだけさ…… in my......  泣きたくなくて放ってあった胸のササクレに 今頃 追いかけられて息もつけなくて しがみついていた真実がボロボロに枯れて落ちるまで  今ちょっと見えないだけさ……  現実だって夢だって君を迷わせるだけだからさ  坂道の上の曲がり角、幾つでもその先に行きたい 音楽の中にしか無い風景の向こうへ 暗すぎて見えないだけさ……  夢の続きには夢が 七色の迷路みたいに 音階の無い草笛に歌を見つけるために 広すぎて目がくらんでも 歌いすぎて喉が枯れても 見たことのない草の海を 例え君がいなくなっても  暗すぎて見えないだけさ…… dream scape
Silly-Go-RoundFictionJunction YUUKAFictionJunction YUUKA梶浦由記梶浦由記梶浦由記(夢から醒めてもこの手を伸ばすよ……)  同じ強さで呼び合う 心になれるのならば 何人分の傷でも僕は受け止められるよ  もう少しだって気がするんだ この壁が崩れる 黎明(れいめい)  夢から醒めてもまだ見ない夢の方まで 僕等は一人で走り続けるしかないんだ 転がり迷って作り出す僕の引力が いつか 君へ  寂しさに流されたり 嘘を嘘で隠したり 何度も間違えたのに また「最後の恋」をして  見飽きたはずの黄昏が こんなに綺麗だと泣いた  ゴールのつもりでリセットボタンに飛び込んで 僕等はぐるぐる同じ場所を回ってるんだ 勢い任せで いつかは昨日の引力を 越える 君と  僕は君に出会う  夢から醒めても 僕等は夢を乗り継いで まだ見ぬ誰かに懲りずにこの手を伸ばすんだ 足りない心と身体が愛を捜す引力が 届く 君に  (夢から醒めても この手を伸ばすよ……)
深海の孤独桑島法子桑島法子梶浦由記梶浦由記悲しみを教えて…   瞳を閉じていたら 悲しみも見えないと 温もり知らずにいれば 傷付く事もないと 思い出せない 優しい声を 弔う胸の海原 消え失せた過去から 誰かが呼んでいるの 悲しみをこの手に 取り戻す時はいつと 二度とは来ない今 貴方のことしか見えない  遠くで静かに光る やさしい船が一つ 逆巻く嘆きを乗せて 胸の波間に消える 知らないはずの 温もりを何故 捜して惑う海原 さざなみゆらめいて 命の船は行くよ 星ひとつ見えない 波間を越えて進むよ 暗闇の向こうに 貴方のことしか見えない  いつか見てた波の 静けさの方へ 海の底に消えた 優しさの方へ 愛し合う未来を 確かに知っているの 悲しみをこの手に 取り戻すその時まで 二度とは来ない今 貴方のことしか見えない
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