松本隆作詞の歌詞一覧リスト  1376曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
東京ららばいチェウニチェウニ松本隆筒美京平若草恵午前三時の 東京湾(ベイ)は 港の店の ライトでゆれる 誘うあなたは 奥のカウンター まるで人生 飲み干すように にがい瞳(め)をして ブランデーあけた 名前は? そう 仇名(あだな)ならあるわ 生まれは? もう とうに忘れたの ねんねんころり ねころんで 眠りましょうか 東京ららばい 地下がある ビルがある 星に手が届くけど 東京ららばい ふれあう愛がない だから朝まで ないものねだりの子守唄  午前六時の 山の手通り シャワーの水で 涙を洗う 鏡のわたし 二重映しに レースの服の 少女が映る 愛をうばった 二年が映る 愛した? そう数知れないわね 別れた? もう なれっこみたいよ ねんねんころり ねころんで 眠りましょうか 東京ららばい 夢がない 明日(あす)がない 人生はもどれない 東京ららばい あなたもついてない だからお互い ないものねだりの子守歌  孤独さ そう みんなおんなじよ 送るよ いい 車をひろうわ ねんねんころり ねころんで 眠りましょうか 東京ららばい 部屋がある 窓がある タワーも見えるけど 東京ららばい 幸せが見えない だから死ぬまで ないものねだりの子守唄
ハートのスイッチを押して 新曲文坂なの 新曲文坂なの松本隆筒美京平冬色のコートの人たち 哀しげな瞳で歩く 反対に駆け出す私は 一人だけ自由な小鳥  アレしちゃダメ コレしちゃダメ ガラスの箱に閉じ込めないで 機械仕掛けの人形じゃない  ハートのスイッチを押して あなたの優しい指で ハートのスイッチを入れて 時の歯車錆びる前に Oh please, light up my heart 優しい指で  深呼吸 両手広げ 青空を抱きしめてみる 未来への切符を握って 改札であなた待ってる  アレしちゃダメ マダしちゃダメ がんじがらめの規則の糸を ひきちぎったら明日が見えた  ハートのスイッチを押して 心のボタンを押して ハートのスイッチを入れて 指の先まであたためて Oh please, light up my heart 優しい指で  ハートのスイッチを押して あなたの優しい指で ハートのスイッチを入れて 時の歯車錆びる前に Oh please, light up my heart 優しい指で
LIVING IN THE CITYJUDY ANTONJUDY ANTON松本隆瀬尾一三後藤次利Living in the city, city of my life Living in the city, city of my life やさしい人だわ 涼しいまなざし 光る朝のシャドー  Living in the city, city of my life Living in the city, city of my life めぐり合えたのね エメラルドの風 ゆれる愛のワーズ  動くの 動くの 心のままに きらめく 雲間を ただよい 受け止めてよ my my love 受け止めて my love  Living in the city, city of my life Living in the city, city of my life もう迷わないわ たがいのさみしさ 重ね合えば 愛  Living in the city, city of my life Living in the city, city of my life 都会に生きてる人の 美のうつくしさ つかみかけたブルースカイ  流れる 流れる 気流にのせて 高まる鼓動に あわせて 受け止めてよ ah 受け止めてよ ah 受け止めて my love
内気なガール・ハント立花理佐立花理佐松本隆筒美京平志熊研三Don't Be Shy You Are Looking So Nice Shu Be Doo Bee Shu Bee Doo Wa So Please Shoot My Heart  賑わう Twilight ほら Street Corner 後をつけて来るのね もう話しかけるChance狙う 雰囲気みえみえ  振り向いたら以外にHandsome 私の靴 Slow Down 派手なShow Window 覗いている ポーズをしながら隙を作るのよ  Girl Hunt Girl Hunt ねえ Girl Hunt 横目で待ってる 出逢いはとても大切なものだわ Girl Hunt Girl Hunt ねえ Girl Hunt 勇気を出してね 内気なタイプなんだわ Shu Be Shu Bee Doo Da Dee No No No No No No  Don't Be Shy You Are Looking So Nice Shu Be Doo Bee Shu Bee Doo Wa So Please Shoot My Heart  ざわめくStation こみあうSubway 斜め後ろ立ってる 今わざとよろけ靴を踏んで きっかけ作るわ  ごめんねって つぶやいても 消極的すぎるの せっかくその気になってるのに チャンスは1度よ 2度はあげないわ  Girl Hunt Girl Hunt ねえ Girl Hunt 女は損だわ 待つしかなくて つまらない感じね Girl Hunt Girl Hunt ねえ Girl Hunt 昔の人なら Handkerchief 落とす場面ね Shu Be Shu Bee Doo Da Dee No No No No No No  Girl Hunt Girl Hunt ねえ Girl Hunt 横目で待ってる 出逢いはとても大切なものだわ Girl Hunt Girl Hunt ねえ Girl Hunt 勇気を出してね 内気なタイプなんだわ Shu Be Shu Bee Doo Da Dee No No No No No No
隠恋慕吉田拓郎吉田拓郎松本隆吉田拓郎松任谷正隆雨街 風街 路面電車は 想い出みたいに 横切り消えた 線路の向こうで 子供のように 両眼を押さえた 君が立ってた 正直すぎる男が 優しすぎる女の 肩抱いた時 雨も上るよ 隠し隠せぬ隠恋慕 好きと言えずに 空見上げれば やっと見つけたよ 倖せの影  夢街 川街 舟を指さす 人生抱くには 小さな君の掌  ごらんよか細い 生命線を 一緒に重ねて みるのもいいね いたわりだけが 取り得さ 涙もろい男さ それでもいいと うなづいてくれ 隠し隠せぬ隠恋慕 時の流れに 顔を映して やっと見つけたよ 微笑みの影  正直すぎる男と 優しすぎる女を 雲の切れ間の 光が照らす 隠し隠せぬ隠恋慕 心の奥のひきだしの中 やっと見つけたよ 優しさの影
水蜜桃沢田玉恵沢田玉恵松本隆筒美京平武部聡志赤青緑黄色 原色の街角に あなたの乗るバイクのノイズ 近付いて来るわ  あたしガードレールに足を組んで座って 水蜜桃ひとくち齧り 愁いを飾るわ  遊びならいいわ 真剣な恋は 苦手なのよ あきらめなさい  そうね 傷付けたくない人だから 好きなんて言われても困るのよ ほんとよ 何度ひじてつされても懲りないの しょうがない負けそうね………… 今夜だけならさらっていいわ  わがままで気が強い 優しいとこも無いし 何処がいいの? 可愛い娘なら 他にいるじゃない  飛ばしてもいいわ 退屈は嫌い 夜を滑る流星が好き  そうね あたしとつきあうつもりなら 覚悟して言い寄った勇気だけ認める 薄いナイフのエッジでダンスする そんな気で抱きしめて………… 今夜だけならさらっていいわ  そうね 傷付けたくない人だから 好きなんて言われても困るのよ ほんとよ 何度ひじてつされても懲りないの しょうがない負けそうね………… 今夜だけならさらっていいわ
醒めた夢沢田玉恵沢田玉恵松本隆筒美京平船山基紀鏡の向こう側 唇には朱の色 手でこすりおとして違う色に変えるの テーブルに倒れたマニキュアのビンから 私の涙がこぼれてゆく  背伸びしても無駄ね 子供じみた恋を あなたは優しくかわすだけだもの どうせBad Bad Girl 私 悪い子 醒めた夢見るBad Girl  柔らかなベッドにひざを抱いて寝転ぶ すりガラスの窓の枝の影がこわいわ いけない夢を見て汗ばんだ夜更けは 心の芯まで淋しくなる  純情さの裏で 誘惑してみたい あなたの理性を粉々にしたい どうせBad Bad Girl 私 堕天使 一人は嫌い  背伸びしても無駄ね 子供じみた恋を あなたは優しくかわすだけだもの どうせBad Bad Girl 私 悪い子 醒めた夢見るBad Girl
ああ、スポーツの空気だ。桑名正博桑名正博松本隆桑名正博松任谷正隆しなやかに飛べ 南へ北へ あでやかに舞え 東へ西へ  パナマハットをとばして 君は涼しく走る  ウー 足はカモシカ ウー 髪はハヤブサ ウー まるで神話の女神さ きらめくよ  ハー 青い芝生わたる 君のジョギングシューズ  ウー 額の汗が ウー 宝石に変わる 走れよ 泳げよ そしてクールに 命の眩しさ見せつけてくれ からだを動かす人は美しいよ 生きてる限り 君はスポーツ  ウー あおい地球も ウー フィールドに変わる 踊れよ はしゃげよ そして素肌を 季節の光に 見せつけてくれ 心を動かす人は 美しいよ 生きてる限り 君はスポーツ  しなやかに飛べ 南へ北へ あでやかに舞え 東へ西へ  しなやかに飛べ 南へ北へ あでやかに舞え 東へ西へ
さらばシベリア鉄道戸子台ふみや戸子台ふみや松本隆大瀧詠一哀しみの裏側に何があるの? 涙さえも凍りつく白い氷原 誰でも心に冬を かくしてると言うけど あなた以上冷ややかな人はいない  君の手紙読み終えて切手を見た スタンプにはロシア語の小さな文字 独りで決めた別れを 責める言葉探して 不意に北の空を追う  伝えておくれ 十二月の旅人よ いついついつまでも待っていると  この線路の向こうには何があるの? 雪に迷うトナカイの哀しい瞳 答えを出さない人に ついてゆくのに疲れて 行き先さえ無い明日に飛び乗ったの  ぼくは照れて愛という言葉が言えず 君は近視まなざしを読みとれない 疑うことを覚えて 人は生きてゆくなら 不意に愛の意味を知る  伝えておくれ 十二月の旅人よ いついついつまでも待っていると
Feel So Fine芳本美代子芳本美代子松本隆筒美京平Feel So Fine 夜明けの Feel So Fine テラスに出れば 涼しい海の風が火照った肌を冷ます I Feel So Feel So Fine あなたの Feel So Fine 夢を見てたのよ ちょっぴり恥ずかしくて 人には言えない夢  下で早起きの波乗りたちの声がする 白い波が幾重にも…  Feel So Fine 海辺の Feel So Fine 素敵なホテル あなたがここにいれば 素敵の2乗なのに I Feel So Feel So Fine 芝生を Feel So Fine ジョガーが横切る 水着にもう着替えて プールに行こうかしら  遠く離れても いない分だけ愛してる 淋しさなど感じない  心配しないで浮気しない シャワー浴びたあと 鏡の前でポーズする 水着のあと くっきりと 夏の色ね I Feel So 気持ちいい風が 背中をくすぐる 気持ちいい朝ね 生きてる感じよ…
ワンサイデッド・ラヴ芳本美代子芳本美代子松本隆宮城伸一郎スパイク! ジャンプして ときめきを打つの スパイク! 受け止めて その厚い胸で  バレー部のエースだから もてるのも無理ない話 前髪のカーヴが素敵よ 誰もいない体育館 あなたを呼び出して打ち明けた  スパイク! 真っ直ぐに 飛んでいけ 心 スパイク! 避けないで この熱い想い  でも今はつきあってる人がいる 言いにくそうに つぶやくの ボールが転がる あの瞬間からワンサイデッド・ラヴ いいのよ いつまでも待ってるわ  スパイク! ジャンプして ときめきを打つの スパイク! 受け止めて その厚い胸で  スパイク! 真っ直ぐに 飛んでいけ 心 スパイク! 避けないで この熱い想い
天然色の夏芳本美代子芳本美代子松本隆筒美京平青い空を滑る 白い飛行機雲 私 太陽を見る 焦げた肌に光る 銀の砂粒たち あなた Tシャツを脱ぐ  愛してるって言ってよ 愛してるって何故言えないの? いけない人 いけない夏  愁い色の水着 真珠色のしぶき 風も動かない 午後 天然色の夏なのに 二人だけパラソルの下 色っぽくない時間が過ぎる 愛してるって言ってよ 愛してるって何故言えないの? いけない人 いけない夏 いけない人 いけない夏  赤いソーダ水に 金の指輪沈め 振れば涼しげな音 天然色の夏なのに あなただけ冷たい瞳 恋の絵の具を塗り忘れてる 愛してるって言ってよ 愛してるって何故言えないの? いけない人 いけない夏 いけない人 いけない夏
やさしくしてね佐東由梨佐東由梨松本隆筒美京平大村雅朗不思議 あなたのシャツは 遠い渚の香り もう泣かさないで  青い気持が不意に 胸の入江に寄せる もういじめないで  お願いやさしく振り向いて ねえ 強がる弱さを抱きしめて ねえ こんなのはじめてよ ふるえてる夢を もうこわさないでね  やさしくしてね ほんと やさしくしてね きっと あなたが好きなの  やさしくしてね ほんと やさしくしてね きっと あなたが好きなの  ガラスの雨粒集めたら ねえ きれいな涙ととりかえて ねえ 私は淋しさをぬぎ捨てて いいわ もう離さないでね 離さないでね  心流れる星に 願い言葉をひとつ しあわせにしてね  やさしくしてね ほんと やさしくしてね きっと あなたが好きなの
セクシャルバイオレットNo.1真田ナオキ真田ナオキ松本隆筒美京平佐藤和豊うすい生麻(きあさ)に 着換えた女は くびれたラインがなお悲しいね ファッション雑誌を膝から落して 駆け寄る心が たまらないほど フッ・フッ・フッ 色っぽいぜ 男と女の長い道程 もう俺は迷わない You make me feel good Sexual Violet Sexual Violet Sexual Violet No.1  情熱の朱(あか) 哀愁の青 今、混ぜながら 夢の世界へ ああ そこから先は You make me feel good Sexual Violet Sexual Violet Sexual Violet No.1  他の女を抱くより淋しい もらい泣きしても愛に溺れる フッ・フッ・フッ 色っぽいぜ 女と男の回り道なら もう俺は迷わない You make me feel good Sexual Violet Sexual Violet Sexual Violet No.1  ときめきの赤 吐息の青 今、溶けだした夢の世界へ ああ そこから先は...... You make me feel good Sexual Violet Sexual Violet Sexual Violet No.1  You make me feel good Sexual Violet Sexual Violet Sexual Violet No.1
花の精-わたしのON-AIR-沢田玉恵沢田玉恵松本隆筒美京平武部聡志海を見下ろすバルコニーへと あなたの影を縫って歩いた 月が妖しい光り放って 胸の奥まで蒼く照らすの  私綺麗な花一輪 めまいのような愛を注いで  昼顔りんどうアネモネ馬酔木 手折ることさえこわがる人ね 洗ったシャツには真紅の野薔薇 どんな花にもなれるのに ah 子供あつかい Umm 我慢出来ないわ  背伸びするなよ ポツリと言って 冷たい視線沖に投げてる 無理しないでね 胸の鼓動は ドラムみたいに乱れてるのに  どうせ可憐な花一輪 眉の愁いを読んでほしいの  昼顔りんどうアネモネ馬酔木 魅力の糸でたぐりよせるわ 心に咲いてる蘭のの絵模様 いっそ散らしてほしいのに ah あやふやな人 Umm 我慢出来ないわ  昼顔りんどうアネモネ馬酔木 手折ることさえこわがる人ね 洗ったシャツには真紅の野薔薇 どんな花にもなれるのに ah 子供あつかい Umm 我慢出来ないわ
海辺のテレフォン・ボックス芳本美代子芳本美代子松本隆井上大輔ガラスの向こうは渚よ ブルーに煙って 海岸通りを 横切る 人影もない  潮騒の音であなたの 声までかすれる もう一度言って 言葉が 聞きとれないわ あなたにもらったポシェット 肩からはずれて サヨナラと描いて破いた 手紙が落ちる  電話でKissしてね 微笑んで ケンカをしたあと 仲直り コードを指に巻き うつむいた 電話ボックス あなたが好きよ 憎らしいけどね  意地張って海に来たこと おこっていないの? 心配しないで 私は こんなに元気 透き通る空が素敵よ なんてね 嘘言う ほんとうは 大きな雨粒 ガラスをつたう  電話でKiss してね 許すよと やさしく受話器に くちづけて 早く迎えに来て 海沿いの 電話ボックス あなたが好きよ 憎らしいけどね  ガラスの向こうは渚よ ブルーに煙って 海岸通りを 横切る 人影もない  早く来て
紫外線沢田玉恵沢田玉恵松本隆筒美京平船山基紀太陽の見えない指が 身体ごとくすぐってゆく ちょっと待って あなたの目つきも そういえばあやしい感じ  好き? 嫌い? 好き? 嫌い? どうでもいいわ 私の肌は透き通る白  紫外線 視線がいい線 紫外線 意外に少年 不思議な八月 不思議な純情 私たちこんがりと灼けそうね  寝そべったヨットのデッキ イヤフォンに広がるリズム ちょっと待って 太陽背にして にらんだらこわいくらいよ  好き? 嫌い? 好き? 嫌い? わかんないけど 空の青さを突き抜けてみて  紫外線 視線がいい線 紫外線 意外に少年 危険な風向き 心は横向き 私たち仲良しになれそうね  紫外線 視線がいい線 紫外線 意外に少年 不思議な八月 不思議な純情 私たちこんがりと灼けそうね
もっとハートフルに愛してC-C-BC-C-B松本隆筒美京平船山基紀・C-C-BLittle Darlin' 謎めく月 意味ありげな瞳が神秘的 パステルの部屋 とりとめも無く 言葉だけが空回りさ  Please Please Give Me, Heartful Love Please Please Give Me, Heartful Love もっとリアルっぽく Do It 夢じゃないことを Let's Do It  Little Darlin' いじめないで まるでピンボール・ゲームみたい 悲しいね 抱きしめた手を つねってる指 気のある振りしてるくせに  Please Please Give Me, Heartful Love Please Please Give Me, Heartful Love もっとスリルっぽく Do It かなり真剣に Just Do It  Please Please Give Me, Heartful Love Please Please Give Me, Heartful Love もっとスリルっぽく Do It 夢じゃないことを Let's Do It  Please Please Give Me, Heartful Love Please Please Give Me, Heartful Love もっとスリルっぽく Do It かなり真剣に Just Do It
心の扉芳本美代子芳本美代子松本隆財津和夫ああ 夢ならさめないで あなたの腕の中 もう心の扉から旅立つ時間  あなたが腕にはめる 時計になりたかった 永遠に同じ時を 刻んで生きられるから  遠い汽車の汽笛が 私を呼んでいるの 去年のアルバムから 内緒で写真もらうわ  ああ 夢ならさめないで あなたの腕の中 もう心の扉から旅立つ時間  もしも胸の扉に 鍵をかけられるなら あなたと生きた日々を 死ぬまでしまっておくわ 涙ひとつ流さず 翔びたってく私の 気の強さ いつの日か 微笑(わら)って想い出してね  ああ 夢ならさめないで あなたの腕の中 もう心の扉から旅立つ時間  ああ 夢ならさめないで あなたの腕の中 もう心の扉から旅立つ時間
涙のコンチェルト石毛礼子石毛礼子松本隆松宮恭子飛沢宏元雨だれはピアノ ため息はビオラ 二人の別れを 知って歌うのよ  雨は何の色 雨は誰の色 ひと知れず降れば 明日は青空  ライトを浴びて 歌いかけるあなた とてもまぶしく 遠く感じる 学園祭のコンサート ノートに書いた いたずらなポエム ギターで曲を つくってくれた やさしさは過ぎてゆく もう涙顔で バラの花束も渡せない  雨だれはピアノ ため息はビオラ 二人の別れを 知って歌うのよ  雨は何の色 雨は誰の色 ひとしきり降れば 想い出に変るわ  拍手で終る きれいなメロディー 肩を抱いて 歌ってくれた 愛の言葉 そのままに もう歌わないで 二人でつくった愛の歌  雨だれはピアノ ため息はビオラ 二人の別れを 知って歌うのよ  雨は何の色 雨は誰の色 ひと知れず降れば 明日は青空
どうして?!佐東由梨佐東由梨松本隆筒美京平大村雅朗二人きりで放課後 街を歩いたら クラス中のうわさが 背中をつつくの  どうして?! いけないのよ どうして?! 好きになっちゃ どうして?! いけないのよ どうして?! 好きになっちゃ あなたまで何故 知らん顔ですれ違うのよ  好きだよと 頬にキスして ささやいた あれも嘘なの どうして そんなに つれなく 出来るの どうして?!  可愛い子ぶるつもりは 別にないけれど あなたの横顔みて ふと泣きたくなる  どうして?! いけないのよ どうして?! つきあってちゃ どうして?! いけないのよ どうして?! つきあってちゃ 若すぎるせい だけど愛の意味は知ってる  呼びだされ 叱られたけど くちびるを 噛んでただけよ どうして みんなは わかって くれない どうして?!  わからない何故 あの日からは他人の振りね 好きだよと 頬にキスして ささやいた あれも嘘なの どうして そんなに つれなく 出来るの どうして?!
Endless Love Song芳本美代子芳本美代子松本隆宮城伸一郎霧が晴れてくわ 草の葉にも 朝陽の光の粒 木立ちを駆け抜け スウェット・シャツ もうじきあなたの家  One Boy One Girl めぐり逢えた 時に感謝してね あなたに歌いたい 終わりのないラブ・ソング  水たまりの Blue sky 笑顔だけが 取り柄の私だけど 眠い目をこすり起きて来なさい 元気をわけてあげる  One Boy One Girl 世界中で 一番好きなあなた 聞いてよ この胸の 終わりのないラブ・ソング
卒業乙葉乙葉松本隆筒美京平制服の胸のボタンを 下級生たちにねだられ 頭かきながら 逃げるのね ほんとは嬉しいくせして  人気ない午後の教室で 机にイニシャル 彫るあなた やめて 思い出を刻むのは 心だけにしてとつぶやいた  離れても電話するよと 小指差し出して 言うけど 守れそうにない約束は しない方がいい ごめんね  セーラーの薄いスカーフで 止まった時間を結びたい だけど東京で変わってく あなたの未来は縛れない  ああ 卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう でも もっと哀しい瞬間に 涙はとっておきたいの  席順が変わりあなたの 隣の娘にさえ妬いたわ いたずらに髪をひっぱられ 怒ってる裏で はしゃいだ  駅までの遠い道のりを はじめて黙って歩いたね 反対のホームに 立つ二人 時の電車がいま引き裂いた  ああ 卒業しても友だちね それは嘘では無いけれど でも 過ぎる季節に流されて 逢えないことも知っている  ああ 卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう でも もっと哀しい瞬間に 涙はとっておきたいの
青い靴芳本美代子芳本美代子松本隆筒美京平Dancing Dancing 踊らせて 心のボリュームひねって Dancing Dancing 柔らかな リズムに身体をひねって  (一人なの?)かまわないでよ (振られたの?)余計なお世話 あなたは別の誰かと 違うステップ踏むのね あの娘なら誰にでも誘われて 踊るタイプ  Dancing Dancing 青い靴 かかとのベルトが切れそう Dancing Dancing 真っ白な ドレスが素肌にはりつく  (可愛いね)私の何処が? (つきあえよ)ほっといてよね 言い寄る男たちなら 星の数ほどいるのに 何故あんな人にだけまなざしが さすらうのよ  一人きりじゃ踊れないわ  Dancing Dancing 踊らせて 心のボリュームひねって Dancing Dancing 柔らかな リズムに身体をひねって (一人なの?)そうねたぶんね (振られたの?)ううん振ったの ハンサムな子の背中に 両手まわして踊るわ 肩ごしに目があえば 嫉妬してくれるかしら そしてわざと目をそらすの  Dancing Dancing 青い靴 かかとのベルトが切れそう Dancing Dancing 真っ白な ドレスが素肌にはりつく  電気仕掛けの人形みたい 音が止んだらもう動けない Dancing Dancing 踊らせて 心のボリュームひねって Dancing Dancing 柔らかな リズムに身体をひねって I can't play, I can't dance Dancing Dancing 青い靴 かかとのベルトが切れそう Dancing Dancing 真っ白な ドレスが素肌にはりつく I can't play, I can't dance 心のボリュームひねって Dancing Dancing 柔らかな リズムに身体をひねって I can't play, I can't dance
傷心スピード・ウェイ野口五郎野口五郎松本隆野口五郎野口五郎Speed Ride away 悲しみを追い抜いて Ah! Break Break away 風を切る心 Speed Ride away この闇を抜けた時 Ah! Break Break away 淋しさも消える 心の傷に沁みるバーボン バスの窓に頬を寄せた 夜にちらばる銀の星を 線でつなげば君の笑顔 あー未練だね  Speed Ride away 地平線までも  青い標識くぐり抜けた ここで君の街が終わる 草原を切る白い線を 引き返せない愛がたどる あー夜明けだよ Speed Ride away 想い出を置き去りに Ah, Break Break away 明日への道へ
ハイスクールララバイ諏訪部順一諏訪部順一松本隆細野晴臣とにかく とびきりの美少女さ うかつに近寄れば感電死 授業も上の空よそ見して チョークが飛んで来た ハイスクール・ララバイ  ねぇ君 下駄箱のらぶれたあ 読まずに破くとはあんまりさ 可愛い顔して冷たいね 廊下で振り向いた ハイスクール・ララバイ  100%片思い Baby I love you so 好き好き Baby 100%片思い グッと迫れば 無理無理 Baby 100%片思い Baby I love you so 好き好きBaby 100%片思い ちょっと振られて フリフリBaby  放課後 満員(すしづめ)のバスの中 ブレーキよろめいた偶然に 息までかかるほど急接近 いきなり平手打ち ハイスクール・ララバイ  ねえ君 もっと深く知りあおう ついては週末のデートなど… もじもじ問いかけた瞬間に 夕陽が落ちて来た ハイスクール・ララバイ  100%片思い Baby I love you so 好き好き Baby 100%片思い グッと迫れば 無理無理 Baby 100%片思い Baby I love you so 好き好きBaby 100%片思い ちょっと振られて フリフリBaby
Auroraの少女芳本美代子芳本美代子松本隆筒美京平北国めざして旅立つ船の デッキでタワーが消えるのを見た きらめくコンビナート 星くずの灯を あの娘も あなたの部屋で見るのね  Lonely girl from North country 風に波打つ麦畑 Lonely girl from North country 鞄を抱いて帰るのよ あなたが着せた流行りの服を Girl from North country 小鳥のように脱ぎ捨てて  時計に耳寄せ瞳を閉じれば あなたと生きてた時間が揺れる あの娘が忘れた花柄の傘 気付かぬ振りして はしゃいだあの日  Lonely girl from North country 小川の岸のヒヤシンス Lonely girl from North country 私ルージュは似合わない 望み通りの綺麗な人に Girl from North country そう最後までなれなくて  Ah あきらめきれない Ah 愛のかけらを Ah 明日はカモメに ちぎって投げる  Lonely girl from North country 北に輝くオーロラは Lonely girl from North country 哀しみに似た蜃気楼 想い出という 海に向かって Girl from North country 船は汽笛を鳴らしてる
サーフ・ブレイクC-C-BC-C-B松本隆筒美京平船山基紀・C-C-B渚だけもう2時間も 見続けてよく飽きないね 勝手にヒロイン気取るけど 傷付いたのはぼくの方さ  明日からは友達ねって アイス・ティー氷が溶けるよ 最初君から近付いたのに せつなくなると逃げるポーズさ  Bye-Bye-bye Bye-bye-bye デュルル 素敵なサーフ・サイド 髪をとかして Bye-bye-bye Bye-bye-bye デュルル 素敵にハートブレイク 明るい顔で Bye-bye-bye Bye-bye-bye  バック・ミラーの君が消えたら 涙の洪水さ  みんなにもあわせる顔が ないんだよ黙って消える 君のボードを車の屋根に 乗せたい奴は星の数さ  あの日からは全部 I love you それなのに半分 You love me イージーな道選ぶ娘だもの わかってたのさ振られるってね  Bye-bye-bye Bye-bye-bye デュルル 素敵なサーフ・サイド 靴を磨いて Bye-bye-bye Bye-bye-bye デュルル 素敵にハートブレイク 口笛吹いて Bye-bye-bye Bye-bye-bye  カー・ステレオのボリュームあげて 涙の洪水さ  デュルル 素敵なサーフ・サイド 靴を磨いて Bye-bye-bye Bye-bye-bye デュルル 素敵にハートブレイク 口笛吹いて Bye-bye-bye Bye-bye-bye
約束C-C-BC-C-B松本隆筒美京平米川英之Ah 誓うよ 死ぬまで忘れないと君のこと もう泣くなよ 傘で顔をかくした雨の街  今は運命に裂かれても必ず逢える時がくるさ  きっとSomeday Anyday 偶然にいつか Someday Anyday どこかで その時は微笑んでくれるね  こんなに 胸が騒ぐ恋など無いだろう  別々の街で暮しても窓から見える星は同じ  きっとSomeday Anyday 結ばれる時が Someday Anyday くるはず 約束はしないけど Someday  流れてく水が岩を過ぎひとつに またとけあうように  きっとSomeday Anyday 偶然にいつか Someday Anyday どこかで その時は微笑んで Someday
Inner MindC-C-BC-C-B松本隆渡辺秀樹大谷和夫・C-C-Bゆうべ君の夢を見たよ また逢ったね そうつぶやくと はにかむ顔した 面影も消去したはずさ 何故?せつないね まだぼくの潜在意識は 過去に縛られている  Coolだね 人はそう言うけど 振りだけだよ Oh 思い出に残った傷痕 まだ痛むよ  電話掛けて元気かいと 言いたいけどプッシュホンのボタンが押せない 新しい恋人が出来た でも 噂だね 聞きたくて聞けない言葉が 胸で渦を描くよ  Coolだね 人はそう言うけど 振りだけだよ Oh 思い出に残った傷痕 まだ痛むよ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
冬のリヴィエラ藤あや子藤あや子松本隆大瀧詠一小倉良彼女(あいつ)によろしく伝えてくれよ 今ならホテルで 寝ているはずさ 泣いたら窓辺のラジオをつけて 陽気な唄でも聞かせてやれよ  アメリカの貨物船が 桟橋で待ってるよ  冬のリヴィエラ 男ってやつは 港を出てゆく 船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね  彼女(あいつ)は俺には過ぎた女さ 別れの気配をちゃんと読んでて 上手にかくした旅行鞄に 外した指輪と酒の小壜さ  やさしさが霧のように シュロの樹を濡らしてる  冬のリヴィエラ 人生って奴は 思い通りにならないものさ 愛しければ 愛しいほど 背中合わせになる  皮のコートのボタンひとつ とれかけて サマにならない  冬のリヴィエラ 男って奴は 港を出てゆく 船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね
マンハッタン・スクランブル野口五郎野口五郎松本隆筒美京平野口五郎言葉のショット・ガン 不意にあなたはさよならと ぼくの胸撃ち抜いたね 迷路のような夜の中 あなたはまぎれた マンハッタン・スクランブル うず巻く都会は Rainbow Illumination マンハッタン・スクランブル あなたを捜して Up & Down  夜空に燃え上がる まばゆいダウンタウン 人をぬい走るあなた 黄色いタクシーがぼくの 瞳の前をすぎる マンハッタン・スクランブル しじまにそびえるスカイ・スクレイパー マンハッタン・スクランブル あなたを捜して Up & Down
御意見無用、花吹雪C-C-BC-C-B松本隆筒美京平船山基紀・C-C-Bあいつの車のクラクションが呼んでる 待たせちゃ悪いぜ 消えなよ お前が自分で生きかたを決めるほど 大人になったと知らずに……  綺麗だぜ泣き顔に花吹雪モダン・ガール 未練だぜ口笛もかすれてるモダン・ボーイ  ああ御意見無用 I'm So Blue ああ振られて無情 蒼い春が散る散る  擦り切れたレイ・チャールズ 針が飛ぶ飛ぶ What I Say そんなにせつなく見るなよ 俺なら平気さ お前より可愛くて 素直な彼女を探すさ  愁いだぜうす紅の横顔がモダン・ガール 悲恋だぜ溜め息が追い掛けるモダン・ボーイ  ああ言い訳無用 I'm So Fine ああ振り向きゃ無情 白い花が舞う舞う  四の五の言わずに消えなよ  綺麗だぜ泣き顔に花吹雪モダン・ガール 未練だぜ口笛もかすれてるモダン・ボーイ  ああ御意見無用 I'm So Blue ああ振られて無情 蒼い春が散る散る
いかないで佐東由梨佐東由梨松本隆筒美京平大村雅朗いかないで いかないで 夢なら醒めないで 待って  いかないで いかないで 私のそばにいて 好きよ  時はいつも急ぎ足 そわそわする夢のあと 帰さないわ あなたの時計 ソファーの隅 そっとかくした  You said “勝手にBye-Bye” No No “そんなのないわ” 覚悟しなさい  いかないで いかないで 背中を向けないで 待って  いかないで いかないで あなたを離さない 好きよ  Don't go away Please don't go away Don't go away Please don't go away Don't go away Please don't go away Don't go away Please don't go away  街はいつも 青い雨 振られたってめげもせず 甘い歌のドーナツ盤で 気をひくのに 鈍い人だわ  You said “勝手にBye-Bye” No No “そんなのないわ” 覚悟しなさい  いかないで いかないで あなたを離さない 好きよ  いかないで いかないで いかないで いかないで Don't go Don't go away
24時間の恋人野口五郎野口五郎松本隆佐藤寛野口五郎レースの陽を肩にまいて 木立から走るあなた コーラの紙コップかかえ こぼさずに持ってるの? 微笑が似合う君だ 明るさぼくを染めてる 言葉を飛び超えた愛 二人ならつかめる I want you I want you I want you いいだろう  かげろうほら揺れる芝生 青空に漂いそう あなたは瞳を閉じたままで くちづけが欲しいの? 倖福は指のすきま こぼれてしまうものだよ だからね24時間 そばにいて微笑って I want you I want you I want you いいだろう Please Be Beside Me For Only 24 Hours  Please Be Beside Me For Only 24 Hours
STAR-LIGHT TRAIN大橋純子&美乃家セントラル・ステイション大橋純子&美乃家セントラル・ステイション松本隆佐藤健佐藤健星のふるえる夜の道で 耳をくすぐる声がする “Star-light train 汽車はじきに出ます” 瞳こらして 振り向いても 声の主など視えないの “Star-light train夢の旅へどうぞ” 翼を広げてるプラネタリウム 流星走る中 透明な腕が私を Ah-抱きしめた  闇を切り裂く稲光りが 青く岩肌 照らし出す “Star-light train 駅はじきに見える” こんな風景 見憶えある 月の写真のクレーター “Star-light train こわいことはないよ” 夢なら覚めてよと頬つねっても 身体は宙に浮く 透明な腕が私を Ah-抱きしめた  翼を広げてるプラネタリウム 流星走る中 透明な腕が私を Ah-抱きしめた
ソバカスのある少女森丘祥子森丘祥子松本隆鈴木茂宮田繁男北の通りで ソバカスのある 少女を見かけたなら 声をかけてくれ  君が寒さに ふるえていたら 一枚きりの肩かけ 差し出すだろう  石のような心も あたためちまう女さ  泣かした事が 昔あるんだ 風も叫んでたよ ひどい奴だと  石のような心も あたためちまう女さ  今でも髪は 長いだろうか 君も 友だちなら たしかめてくれ
哀しみ専科三木聖子三木聖子松本隆大野克夫船山基紀あなたは夜明けを 手に抱いてきて 朝日のまぶしさ 教えてくれた あなたのマフラー 編むまで私 希望も編めない 不器用だった  あなたとくちづけ してから私 くちべに買うのが 楽しくなった あなたのひろげた 両手の中で はばたく小鳥に なれる気がした  あと1つだけ 1つだけ教えて下さい 涙はどうすれば 止まるのですか あと1つだけ 1つだけ教えて下さい 涙はどうすれば 止まるのですか  あなたを駅まで 送った夜に 心に踏切り あるって知った あなたが都会に 行くって聞いて 初めて地図帳 指でたどった  あなたにさよなら 言われてふいに 横断歩道の 長さ感じた 心にぽっかり あいたうつろで 愛したあなたの 大きさ知った  あと1つだけ 1つだけ教えて下さい 涙はどうすれば 止まるのですか あと1つだけ 1つだけ教えて下さい 涙はどうすれば 止まるのですか  あと1つだけ 1つだけ教えて下さい 涙はどうすれば 止まるのですか
いつか晴れた日に椎名純平椎名純平松本隆山下達郎CHOKKAKU雨は斜めの点線 ぼくたちの未来を切り取っていた 窓の板ガラスへと 「自由」って言葉を書いては消した  Crying like the rain 生きることは悲鳴だね 時代の海を 木の葉のように 迷うだけ ただ涙は青くこわいほど透けていた  いつか晴れた日に君と 野に咲く花探そう いつか晴れた日に君と いつか(明日天気になあれ) いつか(雨のち晴れ) Ah! ah! Clear Sky!  傷つくことを恐れ 黙るより孤独と戦いたくて 泣きたいような夜は 「希望」ってロウソク胸にともした  Crying like the rain こわれかけたプラモデル 翼もなしに 想い出だけが 舞い上がる ただ見上げる瞳こわいほど澄んでいた  いつか晴れた日に君と 線路沿いに歩こう いつか晴れた日に君と いつか(明日天気になあれ) いつか(雨のち晴れ) Ah! ah! Clear Sky! あの頃の少年に逢おう  いつか晴れた日に君と 野に咲く花探そう いつか晴れた日に君と いつか(明日天気になあれ) いつか(雨のち晴れ) Ah! ah! Clear Sky!  いつか晴れた日に君と 線路沿いに歩こう いつか晴れた日に君と いつか(明日天気になあれ) いつか(明日天気になあれ) いつか(明日天気になあれ) いつか(雨のち晴れ) Ah! ah! Clear Sky! Ah! ah! Clear Sky! Ah! ah! Clear Sky! あの頃の少年に逢おう あの頃の少年に 少年に 少年に…
キャンディ海蔵亮太海蔵亮太松本隆原田真二高山和芽キャンディ アイラブユー 目覚めてよ 窓を越えてぼくは来た イバラに囲まれ眠る横顔を 揺り起こすのは風さ  キャンディ アイラブユー 許してよ ダイヤモンドは持ってないけど 草の葉に光る朝のきらめきを 素肌にかけてあげる ぼくは君の中溶けてゆく 寒い心 そのやさしい手で包んで… Umm キャンディ  君はぼくの中 ひとつだね 夢の渦に巻きこまれて舞い上がるよ アイラブユー  キャンディ アイラブユー 泣かないで 君が泣けば空も泣いちまう 誰も君の髪さわらせたくない 死ぬまでぼくのものさ 寒い心 そのやさしい手で包んで… Umm キャンディ
風の竪琴南こうせつ南こうせつ松本隆南こうせつ水谷公生風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰?  記憶の部屋の夏の海辺に 日傘をさした君が立ってる まるで言葉を消し去るように うるむ瞳に空を映して  声をかければ薄らいで 逃げ水に似た幻さ  風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? もう逢えないね もう逢えないわ もう夢でしか逢えないね  昨日あなたの夢を見たって 別れぎわふと君は言ったね どんな夢って聞けないぼくに 君も話題を外らしたきりさ  時は虚ろに過ぎてゆき 冬の陽射しがぼくを縫う  風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? もう逢えないね もう逢えないわ もう夢でさえ 逢えないね  風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰? 風の竪琴を弾くのは誰?
赤いスイートピー興津和幸興津和幸松本隆呉田軽穂春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ 煙草の匂いのシャツにそっと寄りそうから  何故 知りあった日から半年過ぎても あなたって手も握らない  I will follow you あなたについてゆきたい I will follow you ちょっぴり気が弱いけど 素敵な人だから  心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー  四月の雨に降られて駅のベンチで二人 他に人影もなくて不意に気まずくなる  何故 あなたが時計をチラッと見るたび 泣きそうな気分になるの?  I will follow you 翼の生えたブーツで I will follow you あなたと同じ青春 走ってゆきたいの  線路の脇のつぼみは 赤いスイートピー  好きよ 今日まで 逢った誰より I will follow you あなたの生き方が好き このまま帰れない 帰れない  心に春が来た日は 赤いスイートピー
NATURALLY藤井尚之藤井尚之松本隆藤井尚之NATURALLY 自然に抱きあえばいいさ NATURALLY 心の動きにまかせて  都会じゃ素直に 生きることも難しい いいのさ こうして そばにいると安らぐから  NATURALLY まがいのジュエルを外しな NATURALLY 君には飾りはいらない  タイトなブルー・ジーン そのラインが素敵だよ クールな生き方 今無理して変えちゃだめさ  風もモノトーンの街に 君のルージュだけ紅い  傷つけあうことも 愛している証拠 好きと言葉じゃなく 爪の跡で告げて  ガラスの舗道に 嘘の石を投げないで 真実のことだけ 耳のそばでくちずさんで  風もモノトーンの街に 君のルージュだけ紅い 風もモノトーンの街に 君のルージュだけ紅い  踊るように抱けば 不幸でかまわない 確かなのは君の 身体の重みだけ  NATURALLY 自然に抱きあえばいいさ NATURALLY 心の動きにまかせて NATURALLY
オレンジの口紅藤田陽子藤田陽子松本隆筒美京平Takeshi“Tico”Toki(Little Tempo)去年の季節のかわり目に 私が借りてたサマーセーター どうすればこの海で返せるの ひと目だけでも逢えませんか 淋しい口実でしょうか 冷や汗かいてたコカコーラ 二人で半分ずつ飲んだ あの夏の光  あの頃あなたが泳ぐたび 「サメよ!」と指さし驚かした 青い波 青春がきらめいた もう一度だけ乗りませんか おなじ湘南電車に 岩場でキスした想い出も 心に悲しく打ち寄せる あの夏の光  青い波 青春がきらめいた またバスに乗り行きませんか 白い海岸道路を オレンジ色の口紅さえ 20才を過ぎれば似合わない あの夏の光
メモワール松尾久美子松尾久美子松本隆吉田拓郎瀬尾一三あんまりね あんまりね あんまりじゃない あんまりね あんまりね あんまりじゃない 知らず知らずに海岸通り 突きあたりは海ね もう もう独りにして  泣きたいのか泣けないのか 自分でもよくわからない その人ともここに来たの? リゾートの小さなテラス  彩りさえ失くしかけた 風景はガラスの向う もう誰も信じられない あなたしかいなかったから  あんまりね あんまりね あんまりじゃない あんまりね あんまりね あんまりじゃない つかず離れず夕暮れる海 行止りの時間 もう もう独りにして … 独りにして  ストレートで珈琲飲む 習慣もあなたの真似ね 失恋する苦さだけは しっかりと覚えておくわ  必死でいまこらえてるの 泣き顔の一歩手前で 明るかった私だけを まなざしに縫い止めていて  あんまりね あんまりね あんまりじゃない あんまりね あんまりね あんまりじゃない 知らず知らずに海岸通り 突きあたりは海ね もう もう独りにして … 独りにして
Loving You金井夕子金井夕子松本隆筒美京平船山基紀いいのよ誰れにでも過去はあるもの そして あやまちも 通りすぎた人の名前 話さないで今は  過去は過去よ その人に私が 良く似てても心が違う My Love, My Love もう想い出に頬づえなんてしないで 今ひととき Loving you  いいのよその人の写真 日記に はさみ忘れても ふれられたら痛い傷の ひとつふたつあるわ  過去は過去よ そして明日になれば 私だけの心に変わる My Love, My Love もう想い出に頬づえなんてしないで 今ひととき Loving you Loving you
SeptemberPiiPii松本隆林哲司BIOMAN辛子色のシャツ追いながら 飛び乗った電車のドア いけないと知りながら 振り向けば隠れた  街は色づいたクレヨン画 涙まで染めて走る 年上の人に会う 約束と知ってて  September そしてあなたは September 秋に変わった 夏の陽射しが弱まるように心に翳がさした September そして九月は September さよならの国 解きかけてる愛の結び目涙が木の葉になる  会ってその人に頼みたい 彼のこと返してねと でもだめね気の弱さ くちびるも凍える September そしてあなたは September 秋に変った 話すことさえなくなるなんて私に飽きた証拠 September そして九月は September さよならの国 めぐる季節の色どりの中一番淋しい月  借りていたDictionary 明日返すわ “Love”という言葉だけ切り抜いた後 それがGood bye, good bye September そしてあなたは September 秋に変った 私ひとりが傷つくことが残されたやさしさね September そして九月は September さよならの国 トリコロールの海辺の服も二度と着る事はない
水彩画の町大滝詠一大滝詠一松本隆大瀧詠一大瀧詠一水彩画の町に 花あんずが匂うと 風にぶらさがる 海ほうずきのように 髪をほどくんだね くすくす笑いながら そんなにすますなよ うってほしいんだから あいづちぐらいは  水彩画の部屋に 花あんずがいちりん しなやかにまわる 風車のように ぼくのまなざしを からだに巻きつける
少女夜曲岡田奈々岡田奈々松本隆実川俊高田弘白い障子あけてみる 雪降る夜は 恋しさだけつもります あなたは来ない 髪を梳かす赤い櫛 待てど暮せど 銀のかごに入れられた 小鳥のようね  夢二の絵本は閉じたまま 私はあなたを待ってます 忘れな草 おし花にした やるせなさをかみしめて  時に追われて 春が来ても 私の胸は冬のままでしょう  いつのまにか友達の垣根をこえて バラの棘で指をさし ひとりで泣いた 赤や青の着物きた 人形みたい もて遊ばれ捨てられて しくしく泣いた  炬燵に涙の文字を書き あなたの名前を書いて消す あやとり糸 プツンと切れて せつなさだけあふれます  振り子時計に揺られながら 今夜もひとり また泣き寝入り  夢二の絵本は閉じたまま 私はあなたを待ってます 忘れな草 おし花にした やるせなさをかみしめて  時に追われて 春が来ても 私の胸は冬のままでしょう
瑠璃色の地球海蔵亮太海蔵亮太松本隆平井夏美高山和芽夜明けの来ない夜は無いさ あなたがポツリ言う 燈台の立つ岬で 暗い海を見ていた  悩んだ日もある 哀しみに くじけそうな時も あなたがそこにいたから 生きて来られた  朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球  泣き顔が微笑みに変わる 瞬間の涙を 世界中の人たちに そっとわけてあげたい  争って傷つけあったり 人は弱いものね だけど愛する力も きっとあるはず  ガラスの海の向こうには 広がりゆく銀河 地球という名の船の 誰もが旅人  ひとつしかない 私たちの星を守りたい  朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 瑠璃色の地球
ラスト ワルツ イン ブルー金井夕子金井夕子松本隆筒美京平船山基紀あなたが浮かべた薄荷煙草の 煙が瞳にしみて痛いわ 涙がひとすじ頬をつたわり 飛び散る真紅のエナメルの靴  踊りましょうか 最後のワルツ 指を絡めて ねえ二人きり 踊りましょうか 踊りましょうね la la la la la la la la la la la la la  それは嘘 みんな嘘 あなたは来ない 哀しみに頬寄せて私だけ舞う Last Waltz in Blue 涙相手の舞踏会  夜空を指さす高層ビルに 灯りを点せば プラネタリウム 電話であなたは逢えないと言う せつなく噛んだわ 爪のマニキュア  踊りましょうか 最後のワルツ 瞳見つめて ねえ今夜だけ 踊りましょうか 踊りましょうね la la la la la la la la la la la la la  それは嘘 みんな嘘 あなたは来ない 手を宙にさしのべて独りくるくる Last Waltz in Blue 涙相手の舞踏会  踊りましょうか 最後のワルツ la la la la la la la la la la la la la  それは嘘 みんな嘘 あなたは来ない 泣きながら星空に輪を描くのよ Last Waltz in Blue 涙相手の舞踏会
「C」クリィミーマミ(太田貴子)クリィミーマミ(太田貴子)松本隆筒美京平fangトパーズの月明りあなたを追って Tシャツを脱ぎながら入り江に走る  見ないでね 約束よ 水晶の波 てのひらにもぎたてのリンゴかくして  濡れた砂のスロープ ほうき星が流れる 私 夜空ただよう ガラスの魚みたい  Close Your Eyes 抱きしめて ピアノのように優しく弾いて Close To Me ささやいて C から始まる 恋のバラード  抱きしめて ささやいて 抱きしめて ささやいて  友達と話したの 誰が最初に 大人への階段を登るかなって  不思議だわ 幸せに抱かれてるのに さそり座の赤い星 涙で曇る  黙りこくる時間が 愛を確かめるのよ 私 孔雀みたいに 綺麗になってみたい  Close Your Eyes キスされて 閉じたひとみに銀河が残る Close To Me さりげなく C から始まる私の未来  抱きしめて ささやいて 抱きしめて ささやいて
ひとり芝居佐藤舞佐藤舞松本隆荒井由実あなたの声をそっと真似て 私の名前つぶやいたの そんな風に呼ばれたのが 昨日の事みたいね  白いブラウス紅茶のしみ あなたがいつかこぼしたでしょう それは拭けばおちるけれど 消せないのは悲しみ  お砂糖はふたつだったでしょう あなたの好み忘れないわ 話しかけてもあなたはいない ただ悲しみがこみあげるだけ  振り向きもせず夏が過ぎて 思い出だけが残るのなら カレンダーをめくりながら 忘れたいのあなたを  借りっぱなしの本もみんな 返せないまま棚の隅に…… 引き取り手のない心は どこに置けばいいでしょう  レコードは何をかけましょうか? あなたがいつも選んだでしょう 話しかけてもあなたはいない ただ悲しみがこみあげるだけ  話しかけてもあなたはいない ただ悲しみがこみあげるだけ
SWEET MEMORIESCHEMISTRYCHEMISTRY松本隆大村雅朗なつかしい痛みだわ ずっと前に忘れていた でもあなたを見たとき 時間だけ後戻りしたの  「幸福?」と聞かないで 嘘つくのは上手じゃない 友だちならいるけど あんなには燃えあがれなくて  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 Sweet memories  Don't kiss me baby we can never be So don't add more pain Please don't hurt me again I have spent so many nights Thinking of you longing for your touch I have once loved you so much  あの頃は若過ぎて 悪戯に傷つけあった二人 色褪せた哀しみも今は 遠い記憶 Sweet memories  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 Sweet memories
うさぎ温泉バラード角川博角川博松本隆大瀧詠一萩原哲晶空にウットリ お月様 ほら うさぎと 呼び出して  きみはカラコロ 下駄の音 月見酒でも しゃれようか  うさぎ うさぎ なぜ目が赤い ゆうべ涙の夢を見た  うさぎ温泉 湯煙音頭 ハァ ピョン ピョン ハァ ピョン ピョン いきな姉さん チョイト 湯気のかげ うさぎ温泉 湯煙音頭 いい湯 いい町 チョイト 来やしゃんせ  雪のあかりの障子から 川の流れはさやさやと きみはピンクに頬染めて 膝でうとうと もう寝息  うさぎ うさぎ なぜ耳長い 好きと あなたの言葉待つ  うさぎ温泉 湯煙音頭 ハァ ピョン ピョン ハァ ピョン ピョン ブルーな人も チョイト跳ね上がる うさぎ温泉 湯煙音頭 いい湯 いい町 チョイト 来やしゃんせ
冬便り岡田奈々岡田奈々松本隆瀬尾一三瀬尾一三お変りないですか? 街の暮らしはいかがですか こちらは毎日雪です 手のひらをさしだすと消えてしまう白い雪 人の心は違いますね 日めくりが1枚めくれる度に あなたの愛が うすれるようでこわいんです  うす紅色の浮雲見ると ただ何となく泣きたくなるの あなたの好きな雪割草が 夕風の中うなだれてるわ  古い手紙はみんな もうそらで憶えた 待ちきれない春に あなた帰ってきて  雪が降っています 誰もいない小さな窓に 雪が降っています あなたのいないさみしい心に  そちらの雨はつめたいでしょう 風にふるえていないでしょうか 待つことだけが私の愛と 言いきかせては泣きじゃくる冬  白い雪をみんな 涙でとかしたら いじらしく想って 戻ってくれますか  愛してます とても とても… 春になったら 春になったら… きっと逢えますよね
ボビーに片想い新田恵利新田恵利松本隆松任谷由実松任谷正隆想い出してBobby たしか雨の駅ね 今ぼくの瞳(め)には 君しか見えないと言った 想い出してBobby みんな嘘ひとひら あなたの愛って 造花のバラのようなもの  遅手(おくて)な娘から あでやかな娘に あなたは上手に 乗りかえたけど 倖せゆきを 哀しみゆきに 私ぶきっちょに 乗りおくれてる  ちょっとBobbyに片想い 涙片手の旅だけど ちょっとBobbyに片想い 哀しみだけが肩に重いわ  想い出してBobby 知らばっくれないで 図書館の裏で 並べた誘いのフレーズ 想い出してBobby 時は独楽のように 二人の心を 廻して止まりかけてるわ  消されかかった 伝言板に あなたがチョークで書いた“Good-Bye” そっと右手で こすって拭けば 心に灼きつく 白い言葉ね  ちょっとBobbyに片想い そう想えたら気が楽ね ちょっとBobbyに片想い 哀しみだけが肩に重いわ  ちょっとBobbyに片想い 哀しみだけが肩に重いわ
海のレストラン岡田奈々岡田奈々松本隆松崎しげる林哲司オレンジジュースが飲みたくなって ひとりで訪ねた海のレストラン 波はガラスの向こう 白く吠える いつかあなたはここで ひき潮みつめ 二人の恋に似てると言った  オレンジジュースのコップのふちに 夕陽がゆっくり沈んでゆくわ 瞳閉じれば遠い夏の響き あの日座った椅子が涙に揺れて 忘れた愛がよみがえるのよ  オレンジジュースに映るハイウェイ あなたのバイクが見える気がして めぐる季節を待って私泣いた 電話番号書いた くしゃくしゃの紙 とけた氷が春を知らせる
ロンリー・ガール佐東由梨佐東由梨松本隆筒美京平大村雅朗Lonely Girl 淋しいんじゃないよ Lonely Girl 独りが好きなだけ 皮ジャンなんて着たらだめだね また振られちゃった でもいいよね いたずらにひいてたルージュだけ Tシャツで拭きながら 行っちゃいなよ彼女を連れて パーティーでも好きなところへね どうせ私あなたに似合う 靴もドレスも持ってないから  Lonely Girl 淋しいんじゃないよ Lonely Girl 独りが好きなだけ Lonely Girl 泣いてるんじゃないよ Lonely Girl 風がまぶしいだけ  言葉使いを直したりして かなり無理したのに もう馬鹿だね 彼女ならやさしい子だもんね 性格も素直だし 行っちゃいなよ手をつないでね 私ここで見送ってあげる 歩道橋に座っているよ ねじの切れた人形みたく I Love You I Love You 忘れなくちゃね でも I Love You I Love You 哀しみの色は濃くなるだけ  Lonely Girl 淋しいんじゃないよ Lonely Girl 独りが好きなだけ Lonely Girl 泣いてるんじゃないよ Lonely Girl 風がまぶしいだけ  Lonely Girl 淋しいんじゃないよ Lonely Girl 独りが好きなだけ Lonely Girl 泣いてるんじゃないよ Lonely Girl 風がまぶしいだけ
イエロー・サブマリンの刺繍古時計古時計松本隆筒美京平萩田光雄おそろいのジーパンに 刺繍した イエロー・サブマリン 今はもう すり切れた夢がしずむ  あの頃は お金が無くて 三本立ての ビートルズ 堅いイスで 君と見た事 覚えているよ  君がいて 僕がいて 生きて来たはずじゃないか わからない なぜ君が心変わりを  駅にある 赤電話で 友達の処 泊まるって あの日君は 噓の電話を 家にかけてたね  おそろいのジーパンに 刺繍した イエロー・サブマリン 今はもう すり切れた夢がしずむ  嫌ってた お茶や華も 通い出したと君は言う 20才過ぎた事は そんなに君を変えたのか
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
幼な友達岡田奈々岡田奈々松本隆佐藤健林哲司あなたは今でも覚えているかな 古いミシンの陰にかくれて 私のおでこに手をあてながら 熱があるねと ひそひそ遊び  あれからいくつも春を数えた うつむきながら街で会うでしょう 予備校帰りのあなたの背中 私の胸は ドキドキ熱い  こっちを向いて お願いだから 大人になった恋に気付いて 欲しいものなど何もないけど ただあなたの指先にふれたいの  情けが取得の下町育ち 路地を走ればすぐ隅田川 夕ごはんだよと誰かが呼べば おみやげみっつ 背中に痛い  大人の映画の真似したキスに 足がふるえた想い出もある 今よそよそしく あいさつしてる あのくちびるがとても愛しい  こっちを向いて お願いだから 大人になった恋に気付いて 欲しいものなど何もないけど ただあなたの指先にふれたいの
時計の針を止めて岡田奈々岡田奈々松本隆松崎しげる林哲司あじさいの色変わっても 変わらない愛を信じた 雨にぬれ 咲いてる花が いとしくて じっと待っていたの  ああ こわいほどに倖せすぎる あなたの腕の中で つよくつよく 抱きしめていて 時計の針を止めて  いつだって歓びなんて 悲しみと紙一重なの 時はすぎ あなたの愛も 移るなら 明日はもういらない  ああ こわいほどに倖せすぎる あなたの腕の中で 何も何も もう言わないで 時計の針を止めて
らぶ・そんぐ岡田奈々岡田奈々松本隆瀬尾一三瀬尾一三あなたに誘われて 車に飛びのった 月の光浴びて きらめく長い髪 軽いジョーク言って 笑い声は風に 赤や青のネオン 流れ星のようね  退屈な毎日 ぬけだしたかったの 冒険がしたくて あなたに連いて来た なのにラジオからの古いラブ・ソングが 私を悲しみに呼び戻すのよ  あなたお願い ラジオを止めて それはとっても悲しいメロディー 好きだった人がくちずさんでた 忘れたはずの愛のメモリー  車を止めて見る きれいな船の灯ね 時の流れ見つめ 涙指で拭いた 笑顔をつくっても心は沈んでる このまま星空に墜ちてしまいそう  あなたお願い ラジオを止めて それはとっても悲しいメロディー 好きだった人がくちずさんでた 忘れたはずの愛のメモリー  あなたお願い ラジオを止めて それはとっても悲しいメロディー 好きだった人がくちずさんでた 忘れたはずの愛のメモリー
風をあつめてたまきあや+谷口崇+ヤマサキテツヤたまきあや+谷口崇+ヤマサキテツヤ松本隆細野晴臣ヤマサキテツヤ街のはずれの 背のびした路次を 散歩してたら 汚点だらけの 靄ごしに 起きぬけの露面電車が 海を渡るのが見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を  とても素敵な 昧爽どきを 通り抜けてたら 伽籃とした 防波堤ごしに 緋色の帆を掲げた都市が 碇泊してるのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を  人気のない 朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら ひび割れた 玻璃ごしに 摩天楼の衣擦れが 舗道をひたすのを見たんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を
オリエンタル ムーン金井夕子金井夕子松本隆筒美京平船山基紀朝凪ぎは真珠色 白い月さえ 紫の舟に乗り西に追われる 天鵞絨の波の音は繻子の感触 うつら・つら眠る頬やさしく醒ます  The music goes on so oriental 夏から冬まで待ってます  あなたは恋しい方だから あなたは恋しい方だから 処女の夢は紅い花 白い砂の上にてんてんてん……と咲く  夕凪ぎは紅玉色 色硝子越しに 幻の海を視る三角の窓 水濡れた黒髪を哀れぐむなら 弓なりの道たどりながら戻って  The music goes on so oriental 朝な夕なに泣いてます  あなたは恋しい方だから あなたは恋しい方だから 処女の意味は紅い花 夢の遠い河にはらはらはら……と散る  The music goes on so oriental 東の国から歌います  あなたは届かぬ人だから あなたは届かぬ人だから  The music goes on so oriental The music goes on so oriental
ふるさとをあげる岡田奈々岡田奈々松本隆実川俊高田弘あなたにふる里を見せてあげたい 小さな柿の実を手にのせて 都会で生きて来た淋しがりやに 囲炉のあたたかさあげたいの  ほら汽車の窓は雪化粧ね あの鉄橋わたれば もうすぐ駅よ 迎えに来た母さんに あなたのこと恋人と 白い息を弾ませて 紹介するでしょう  晴れたら裏山に二人で登り 遠くの山や川 見ましょうね あなたが木枯らしにふるえてたなら 私のくちびるであたためて  ふる里知らない寒いあなた 私の両手で包んであげたい 幼なじみに会っても あなたのこと恋人と 頬を紅に染めながら あいさつするでしょう
放課後岡田奈々岡田奈々松本隆都倉俊一高田弘いつもあなたと放課後に みちくさした道 忘れません 今にも不意に手を振って あなたが来そうな曲り角  鞄をさげて歩いたわ 港の見える長い坂道 あの時「好き」と言えたなら この愛は続いていたかしら  ひとりぼっちの放課後は 淋しい涙が友だちよ あなたに似てる あかね雲 「弱虫だね」って笑ってる  ふたつ違いの上級生 幼い愛が届かなかった あの時くちづけ せがんだら この愛は続いていたかしら
最後の手品佐藤博佐藤博松本隆Atsushi Sato・佐藤博佐藤博タバコのセロファン折って 紙ヒコーキ 退屈 溜息で舞い上がるかな  長袖パジャマの君が コーラびんにゆれるよ 気の抜けた時が漂う  鮮やかな君の手品 負けたよ 胸ポケット裏返せば 愛はもう もぬけのから  種明かし打ち明けられ 淋しい 山高帽中で誰と 隠恋慕してたんだい  かじかむ君の指先 並べた嘘が白い 雪の夜出てったきりさ
冬のリヴィエラ田中あいみ田中あいみ松本隆大瀧詠一彼女(あいつ)によろしく 伝えてくれよ 今ならホテルで 寝ているはずさ 泣いたら窓辺の ラジオをつけて 陽気な唄でも 聞かせてやれよ アメリカの貨物船が 桟橋で待ってるよ 冬のリヴィエラ 男ってやつは 港を出てゆく 船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね  彼女(あいつ)は俺には 過ぎた女さ 別れの気配を ちゃんと読んでて 上手にかくした 旅行鞄に 外した指輪と 酒の小瓶さ 優しさが霧のように シュロの樹を濡らしてる 冬のリヴィエラ 人生って奴は 思い通りに ならないものさ 愛しければ 愛しいほど 背中合わせになる  皮のコートのボタンひとつ とれかけてサマにならない 冬のリヴィエラ 男って奴は 港を出てゆく 船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね
砂の女さかいゆう feat. 関口シンゴさかいゆう feat. 関口シンゴ松本隆鈴木茂風まじりの 雪がすべる 浜辺に いなづまのような なみがとどろく あなたの好きな 景色だわ 君は そうささやいて さみしそうに 目をそらす じょうだんは やめてくれ  なげやりな 君の視線 たどって いらだちがあつい うずをえがくよ 話しあるなら早くして 君は そうつぶやいて ほほをかたくこおらせた じょうだんは やめてくれ  はりのような 砂のつぶに おそわれ かばうように君をだいて もどるよ町へ
VIVA CALIFORNIA鈴木茂鈴木茂松本隆鈴木茂フリーウェイの動脈を 錆びた自動車(くるま)がほとばしる Angels are comin' to L.A in California コーク片手にマルボロの 煙の糸で文字を書く  VIVA VIVA CALIFORNIA VIVA VIVA CALIFORNIA 太陽は義眼のように 荒野の街を照らしてる 今ぼくはラシェネガから マリブの海に行くところ  金髪女が手で招く マッサージ・パーラーの闇の色 Angels are comin' to L.A in California イミテーションの宝石(いし)を手に ビバリーヒルズに灯が点る  VIVA VIVA CALIFORNIA VIVA VIVA CALIFORNIA モンローの腰つき真似て 星条旗まで千鳥足 今ぼくはジョギングシューズの ほどけたひもを 結んでる  VIVA VIVA CALIFORNIA VIVA VIVA CALIFORNIA 魂のゴールドラッシュ 夢を求めて人は来る そう君も避難民なら 西海岸へ行くといい
みちくさ岡田奈々岡田奈々松本隆中村泰士高田弘いつもの道 曲り角 あなたのことを待ちぶせる きっと見違えるはず うすくお化粧しているから  胸を押えて 目をつむって あなたの腕に飛び込むの 子供じゃない いつまでも だけど心は ふるえてる  映画で見た ラブシイン そっとあなたに置き変える 頬がとても熱いの 私いけない娘でしょうか  あなたの指 ふれた時 稲妻に似たときめきが 口で言えぬ恥じらい 心の奥をかけめぐるの  涙の意味も 知っているわ いくつか恋のまねごとも みんな あなた知る前の 長い幼い道草ね  映画で見た ラブシイン そっとあなたに置き変える 頬がとても熱いの 私いけない娘でしょうか
交換日記岡田奈々岡田奈々松本隆中村泰士高田弘あなたが書いて 私が読むの 日記の中の 白いページは はじめてくちづけしたあの日  ちょっぴりてれて 押し花ひとつ ほんとは好きと 書けばいいのに はにかむあなたの乱暴な字  内緒よ誰にも 見せないでね 秘密のダイアリー 並木道で手を振った 青いシャツを着たあなたが目に浮かぶ  私が書いて あなたが読むの 嫌いと書いて 消しゴムで消す ケンカをした日のページなの  あなたが飛ばす 紙飛行機に つんとすまして 知らん顔した あと三日だけは口きかない  内緒よ誰にも みせないでね 秘密のダイアリー 明日 駅で出逢ったら 元気ないわねと背中をたたいちゃう  内緒よ誰にも 見せないでね 秘密のダイアリー 恋はいつもドラマなの ふたり作るのよ小さな物語
なぐさめ古時計古時計松本隆筒美京平萩田光雄あなたやせたわ 頬のあたりが 仕事はとても きついのでしょう 日曜日ごとに 逢えなくて 淋しいけれど 我慢してます 今日は二人 なぐさめ話 失くした夢を ワインに浮かべ 昔はよかった よかったと 久し振りだね あなたの笑顔  結婚しよう そんな話も この頃さけて しまいますね ふたりで力を 合わせようって あの口づけも 忘れましたか アーあなた 何もいらない 銀の指輪も 小さな家も あなたの隣で 目がさめる 朝の光が 欲しいだけです  あなた不思議ね 他人同志が よりそいあって 生きてるなんて 心の支えを失なったら 人はよろけて 崩れるでしょうね 夏は海の砂に 絵を描き 秋は色づく 街を歩いた 不況の冬だと 言うけれど 春一番の 風はもうすぐ
Cold Blood鈴木茂鈴木茂松本隆鈴木茂虎の絵を背中に描いた 皮ジャンパー 粋に着こなし 恋という堕落ゲームで 俺たちを地獄に堕とす あの娘の名は Cold Cold Blood 血も涙もない Cold Cold Blood  柄までもナイフで刺して ごめんねと可憐に笑う よろよろと心の傷を 手で押さえ男は消える あの娘の名は Cold Cold Blood 血も涙もない Cold Cold Blood  ハンサムな命知らずが 熱くしてやるとホラ吹き あくる朝 メイドは部屋で 凍えてる男を見つけた あの娘の名は Cold Cold Blood 血も涙もない Cold Cold Blood  純情な少年が来て 手のひらにためた涙を 髪の毛にふりかけた時 氷ってた心が溶けた 町から消えた Cold Cold Blood うわさも聞かない Cold Cold Blood
ミッドナイト・トレイン畠山美由紀+林夕紀子+Bophana畠山美由紀+林夕紀子+Bophana松本隆細野晴臣小池龍平Gonna take a mid-night train Just me alone I'm a heart-break girl Do do do do do do……………  Gonna take a mid-night train Just me alone I'm a heart-break girl Do do do do do do……………  Gotta pair of one-way tickets One is mine Doncha know the other one yours 'Cause I ain't got no use  I've been waiting so long here 'till the last train Just left the station I've tried and tried to call you There's no reply And I missed you so  Can't you hear the whistle of love train It's the cry of my lost love  Gotta pieces of broken love in my suitecase That's all I've got Now I know breakin' up is hard for me 'Cause I ain't got no hope
ルビーの指環Ms.OOJAMs.OOJA松本隆寺尾聰くもり硝子の向うは風の街 問わず語りの心が切ないね 枯葉ひとつの重さもない命 貴女を失ってから………  背中を丸めながら 指のリング抜き取ったね 俺に返すつもりならば 捨ててくれ  そうね 誕生石ならルビーなの そんな言葉が頭に渦巻くよ あれは八月 目映い陽の中で 誓った愛の幻  孤独が好きな俺さ 気にしないで行っていいよ 気が変わらぬうちに早く 消えてくれ  くもり硝子の向うは風の街 さめた紅茶が残ったテーブルで 衿を合わせて 日暮れの人波に まぎれる貴女を見てた  そして二年の月日が流れ去り 街でベージュのコートを見かけると 指にルビーのリングを探すのさ 貴女を失ってから………  そして二年の月日が流れ去り 街でベージュのコートを見かけると 指にルビーのリングを探すのさ 貴女を失ってから………
赤いスイートピークリィミーマミ(太田貴子)クリィミーマミ(太田貴子)松本隆呉田軽穂折倉俊則 from STRIKERS春色の汽車に乗って 海に連れて行ってよ  煙草の匂いのシャツに そっと寄りそうから  何故 知りあった日から 半年過ぎても あなたって手も握らない  I will follow you あなたに ついてゆきたい I will follow you ちょっぴり 気が弱いけど 素敵な人だから  心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー  四月の雨に降られて 駅のベンチで二人  他に人影もなくて 不意に気まずくなる  何故 あなたが 時計をチラッと見るたび 泣きそうな気分になるの?  I will follow you 翼の 生えたブーツで I will follow you あなたと 同じ青春 走ってゆきたいの  線路の脇のつぼみは 赤いスイートピー  好きよ 今日まで 逢った誰より I will follow you あなたの 生き方が好き このまま帰れない 帰れない  心に春が来た日は 赤いスイートピー
水中メガネistist松本隆草野正宗ΣKIYM・いのうえけいこ水中メガネで記憶へ潜ろう 蒼(あお)くて涼しい水槽の部屋  あなたの視線に飽きられちゃったね 去年は裸で泳いでたのに  泣きながら鏡の 前で踊るゆらりゆらり俄(にわ)か雨 水中メガネをつけたら わたしは男の子  微かな潮騒 空耳なのかな 無言の会話がきしむ音かな  あなたは無視して漫画にくすくす わたしは孤独に泳ぎだしそう  熱帯の魚と じゃれるように暑い暑い夏の夜 心はこんなに冷たい わたしは男の子  岩陰でいちゃついてた あの夏の匂い  洪水みたいに 時の波がゆらりゆらり打ち寄せる 水中メガネの向こうで  一人 鏡の 前で踊るゆらりゆらり俄か雨 水中メガネを 外せば 見知らぬ女の子
我が心のピンボールイシイモモコ from ハミングキッチンイシイモモコ from ハミングキッチン松本隆大瀧詠一井上鑑はにかみやが愛の唄を作り 風の部屋でカセットをまわした 観客は君だけ 相手はなしさ  それは恋の TILT はしゃぎすぎ しくじったのはぼくの夢 心がカタカタ泣いてるよ  淡い髪に指を伸ばした時 「今夜 髪を洗い忘れたから…」 柔らかな背中の冷たい拒絶  それは恋の TILT 忘れても 想い出せば苦笑い 心がカタカタ泣いてるよ  好きと君が口に出さなくても 気持ちだけは分かり合えるなんて あれ以来誰にも心許せない  それは恋の TILT ぷっつりと 逢うことさえ避けてたね 心がカタカタ泣いてるよ
心のとびらアグネス・チャンアグネス・チャン松本隆平尾昌晃馬飼野俊一ノックしても やさしい声 かえってこない 今 さそいに来て ひとり 帰る日曜日なの 耳をすましてみても ひびくのは胸さわぎ 今 どこに行ったの 誰と一緒にいるのでしょうか  あなたの心のドアは 閉じたまま でもそれを開ける 愛の鍵に 私 なりたい  私のこと あなたはどう思ってるかしら 今 鍵穴から 風になって 忍び込みたい あなたの部屋の日記 何が書いてあるかな そのページめくる 風になって のぞいてみたい  あなたの心のドアは 閉じたまま でもそれを開ける 愛の鍵に 私 なりたい
ひとりぼっちは嫌い高橋美枝高橋美枝松本隆松尾一彦川村栄二心がシュンとした日には 胡桃(くるみ)色した風の中 背中をキュッと弓なりに 流れる曇を数えるわ Um…ひとりぼっちは嫌い  とりあえず もう逢えないと 自分には言い聞かせたの 勝手よね ひとりよがりに 好きだった それだけの事 遠い街へと消えたひと 訪ねて来いと言ったきり あとはもう なしのつぶてね  心がシュンとした日には 窓から電話ほうりたい 涙がピッとにじむ日は ポストも口を閉じたまま Um…ひとりぼっちは嫌い  ルックスがいまいちとかね 欠点を箇条書きした でも嘘ね 無理がみえみえ 嫌いにはとてもなれない  遠い街でも汽車でなら 2・3時間で着くけれど 私には無限に遠い  心がシュンとした日には 胡桃色した風の中 ハンカチ ギュッと絞るほど もう思い切り泣きたいの Um…ひとりぼっちは嫌い
Galaxy Girl鈴木茂鈴木茂松本隆鈴木茂デッキに佇む あなたの手から 広がる星座は きらめくアンドロメダ  YOKOHAMA 出てから もう三日たつね 鏡の波間に映る SILVER MOON  You are Galaxy Girl, Shining Star You are Galaxy Girl, Shining Star  100万光年はなれていても ぼくはあなたを追うだろう  南に吹く風身体で受けて あなたは眠れぬ頬を冷やす  船室は暑くて そう口ごもる 小さな背中に 両手を走らせた  You are Galaxy Girl, Shining Star You are Galaxy Girl, Shining Star  100万光年はなれていても ぼくはあなたを追うだろう  You are Galaxy Girl, Shining Star You are Galaxy Girl, Shining Star
BAD DREAM鈴木茂鈴木茂松本隆鈴木茂ライトが歪んだ路地を匍(は)うたび 女は汗ばむハンドルを切る 飛び去る未来と過去のはざまで 乳房は尖がってわなないていた  Thrill in the night Thrill in the night  靴音だけが夜を引き裂き 誰れかが誰れかを追いつめる 何かに脅え 何かを恐れ 誰れかに誰れかは追われてる  そんな恐しい夢を見た  砕けて零れる砂時計から 凍えた時間が雪崩れはじめる 倒れた女の金箔の背に くいこむ爪なら死の指先だ  Thrill in the night Thrill in the night  石に変わった俺の足は 逃げても逃げても動かない 影に震えて 影に縫われて 逃げても逃げても動かない  Thrill in the night Thrill in the night  ヒッチコックのサスペンス映画のように どんでんがえしはもうじきだ 光る銃口 火が走る時 俺はベッドで飛び起きた  そんな恐しい夢を見た
裸樹堀内孝雄堀内孝雄松本隆堀内孝雄岡田徹語り終えた後で言い残した事が 涙に姿変え時を移して散る くちびるに手を当てうつむいて黙って 煙草の吸殻にあなたは瞳(め)を伏せる  何か言ってお願いだから 心変わりを許されるのは 責められるより辛すぎる  木の葉を脱いだ裸樹が 北の星座に震えるように 人は独りなんだね 人は独りなんだね そんな淋しい言い方されて 突き離すだけ辛すぎる  さよならと問われて答えさえ出さずに 諦めるあなたの弱さが悲しくて 私の手を握り力ずくで引けば 人生の舗道でこうして迷わない  何か言ってお願いだから 行くなとポツリそのひと言を 待ち焦がれれば辛すぎる  何故止めないの そう聞けば きっと静かに笑うでしょうね 愛の枝を折るなと 愛の枝を折るなと そっとやさしくしかられたなら そう願うだけで辛すぎる  荒れ野の果ての裸樹も 凍る大地に根をおろすのに 人は何んて脆(もろ)いの 人は何んて脆いの 時の流れに足をすくわれ すがる腕さえないままに 時の流れに足をすくわれ 生きて行くなら辛すぎる
冬のリヴィエラ(2016 Remastering ver.)仲田まさえ仲田まさえ松本隆大瀧詠一彼女(あいつ)によろしく伝えてくれよ 今ならホテルで寝ているはずさ 泣いたら窓辺のラジオをつけて 陽気な唄でも聞かせてやれよ  アメリカの貨物船が 桟橋で待ってるよ  冬のリヴィエラ 男って奴は 港を出てゆく船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね  彼女は俺には過ぎた女さ 別れの気配をちゃんと読んでて 上手にかくした旅行鞄に 外した指輪と酒の小壜さ  やさしさが霧のように シュロの樹を濡らしてる  冬のリヴィエラ 人生って奴は 思い通りにならないものさ 愛しければ 愛しいほど 背中合わせになる  皮のコートのボタンひとつ とれかけて サマにならない  冬のリヴィエラ 男って奴は 港を出てゆく船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね
天文台南佳孝南佳孝松本隆南佳孝丘の上の天文台へ 星を探しに行こう  いつか君が銀のUFO(ひかり)を 見たという丘へ  時計の針が止まり 風が草をないで 光の帯の中で 君を抱きしめる  祈るように君は夜空に 呼びかけていたね  ぼくがカメラ構えた時は 星空だけのスクリーン  世界が終わるなんて 予言は信じない 光の帯の中で 君を抱きしめる
幻花鈴木茂鈴木茂松本隆鈴木茂Everything is transparent now transparent now Everything is transparent now transparent now.  夜の都会のウィンドウの中で 少女の裸身がきらめいていた  夜を横切る長距離の汽車が 銀河に向って車輪を投げる  君は UMI ぼくは KAI 透きとおる夢さえも 時がたてば濁るのを 僕らは知らなかった  オペラグラスで太陽を見つめ 瞳を焦がした少年の手の  口から飛んだ溜息の蝶が 少女の額で翅ふるわせる  君は UMI ぼくは KAI 透きとおる夢さえも 時がたてば濁るのを 僕らは知らなかった  Everything is transparent now transparent now Everything is transparent now transparent now.
水のルージュ金澤豊金澤豊松本隆筒美京平大谷靖夫鏡の街を 横切るドレス まばゆい恋が 乱反射する そうね時には 素直になって 夢の斜面を 滑り降りたい True love tonight, Two love too late 時間のゴンドラ 流れる景色見ながら 水面に指で輪を描く  水のルージュ 不思議なイマージュ ah 心は泉 愛はせせらぎ 水のルージュ あふれるように ah 流れるように 自然に生きたい Kiss me please 水のルージュ  透明なのは あなたの瞳 底に沈んだ 嘘がきらめく それでもいいわ 小石のように 知性と理性 投げ捨てるから True love tonight, Too love too tight 漂流するまま 月の光の青さが二人の胸を濡した  水のルージュ 不思議なイマージュ ah 涙はビーズ 夢は蜃気楼 水のルージュ 光も影も ah 揺れて動いて 沈んでゆくのね Fu,,,  水のルージュ 不思議なイマージュ ah 心は泉 愛はせせらぎ 水のルージュ あふれるように ah 流れるように 自然に生きたい Kiss me please 水のルージュ
ロンリー・ガールおかゆおかゆ松本隆筒美京平鈴木豪Lonely Girl 淋しいんじゃないよ Lonely Girl 独りが好きなだけ 皮ジャンなんて着たらだめだね また振られちゃった でもいいよね いたずらにひいてたルージュだけ Tシャツで拭きながら 行っちゃいなよ彼女を連れて パーティーでも好きなところへね どうせ私あなたに似合う 靴もドレスも持ってないから  Lonely Girl 淋しいんじゃないよ Lonely Girl 独りが好きなだけ Lonely Girl 泣いてるんじゃないよ Lonely Girl 風がまぶしいだけ  言葉使いを直したりして かなり無理したのに もう馬鹿だね 彼女ならやさしい子だもんね 性格も素直だし 行っちゃいなよ手をつないでね 私ここで見送ってあげる 歩道橋に座っているよ ねじの切れた人形みたく I Love You I Love You 忘れなくちゃね でも I Love You I Love You 哀しみの色は濃くなるだけ  Lonely Girl 淋しいんじゃないよ Lonely Girl 独りが好きなだけ Lonely Girl 泣いてるんじゃないよ Lonely Girl 風がまぶしいだけ  Lonely Girl 淋しいんじゃないよ Lonely Girl 独りが好きなだけ Lonely Girl 泣いてるんじゃないよ Lonely Girl 風がまぶしいだけ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
スタンダード・ナンバーDEENDEEN松本隆南佳孝侑音時は忍び足で 心を横切るよ 何か話しかけてくれないか  あっけないKISSのあと ヘッドライトを消して 猫のように眠る月を見た  好きと言わない お前のことを 息を殺しながら考えてた  愛ってよくわからないけど 傷つく感じがいいね  泣くなんて馬鹿だな 肩をすくめながら 本気になりそうな俺なのさ  深入りしちゃだめさ つぶやきのリズムも 揺れる瞳見れば 乱れるよ  煙草がけむいわと 細めに開けた窓 潮の匂いだけが流れこむ  ドアを開いて 独り 海へ 歩くお前を車で見てたよ  愛ってよくわからないけど 傾く心がいいね  笑っちゃう泣かれて 口説くのも忘れた ほろ苦い男の 優しささ 男の 優しささ
いちご畑でつかまえて大滝詠一大滝詠一松本隆大瀧詠一多羅尾伴内早く迎えに来て 白い自転車で ディズニー映画に似た 夜明けを抜けて  雨のしずくがまだ 窓に光る朝 レース模様の服 選んで待つわ  いちご畑で私を つかまえていいわ  恋は魔法つかい つえを振るだけで ただの女の子が ガラスのプリンセス  赤いいちごの実に そっとキスをして 走るあなたの手に 投げてもいいわ  好きとささやかれて めまい感じても 私簡単には 振り向かないの  いちご畑で私を つかまえていいわ  そしてあなたの手を じらす風になる 走り疲れた時 わざと転ぶかもね  好きな人できたら 最初は逃げるものよ そう教わった ママの恋のてほどき  恋は魔法つかい つえを振るだけで ただの女の子が ガラスのプリンセス
ゆめまくら木之内みどり木之内みどり松本隆小泉まさみDreamin' 恋なんて Blue Blue Dreamin' 意地悪な夢です ひとりぽっちのまどろみは Blue Blue Dreamin' 胸騒ぎばかり  迷路のような街角を あなたは駆けて行く  追いかけようとするけど この靴が動かない  しっかりつかんでいないと 愛は逃げるでしょう あなたと生きる青春 哀しい正夢ですね  Dreamin' そよ風が Blue Blue Dreamin' 揺り起こす朝です 眠ってる間に泣いたのか Blue Blue Dreamin' 朝焼けがにじむ  夢のあなたは旅仕度 陽炎揺れる路 振り向く頬に 別れのくちづけが苦かった  追っても追っても逃げてく 人の倖せね あなたと生きる青春 哀しい正夢ですね  Dreamin' そよ風が Blue Blue Dreamin' 揺り起こす朝です 眠ってる間に泣いたのか Blue Blue Dreamin' 朝焼けがにじむ  Dreamin' 恋なんて Blue Blue Dreamin' 意地悪な夢です ひとりぽっちのまどろみは Blue Blue Dreamin' 胸騒ぎばかり  Dreamin' ラ・ラ・ラララ Blue Blue Dreamin' ララララ…
夏服を着た女たち南佳孝南佳孝松本隆南佳孝点滅するシグナル 急ぎ足で渡れば すれ違ったコロンが 手招きする  もしも声をかけなきゃ もう死ぬまで他人さ 忙しいと冷たく ことわるなよ  夏服を着た小鳥たちが 白いテラスではしゃいでるよ  涼しいカクテルを 夢に注いで  細い腰のカーヴは 忘れていたオブジェさ 導火線の火花は もう消せない  夏服を着た小鳥たちが 秋に向かって翔び立つのさ  君だけぼくの手に 残ればいいさ
はいからはくちあがた森魚あがた森魚松本隆大瀧詠一はいから はいから はいから はいから  きみは はいから 裳裾をからげ 賑やかな都市を飾る 女郎花(おみなえし) ぼくは ぼくは はいから はくち  はいから はいから はいから はいから  ぼくははいから血を吐きながら きみのNO!に ただ夕まぐれ ぼくは ぼくは はいからはくち
風をあつめてMichael KanekoMichael Kaneko松本隆細野晴臣Michael Kaneko街のはずれの 背のびした路次を 散歩してたら 汚点だらけの 靄ごしに 起きぬけの路面電車が 海を渡るのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を  とても素敵な 昧爽どきを 通り抜けてたら 伽藍とした 防波堤ごしに 緋色の帆を掲げた都市が 碇泊してるのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を  人気のない 朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら ひび割れた 玻璃ごしに 摩天楼の衣擦れが 舗道をひたすのを見たんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を
愛に肩寄せて木之内みどり木之内みどり松本隆平尾昌晃あなたが私を抱く手が好き 小舟を岸に結ぶようです 不安に揺れ動く心をつないでて 今日まではあなたに逢うため 生きてた気がします  肩寄せて歩きましょう 季節のふちどりを 愛は結びあう指先に 静かに揺れます  私がくじけそうになったら あなたは叱りながら支えて 一人で生きるには淋しい街だから 風の中 人のあたたかさ 不思議にしみますね  頬寄せて話しましょう 心の扉(と)をあけて 愛は信じあう事だよと 教えて下さい  肩寄せて歩きましょう 果てない道だから やがて歩きだす愛よりも ひと足先にね
風の谷のナウシカ玉井詩織(ももいろクローバーZ)玉井詩織(ももいろクローバーZ)松本隆細野晴臣武部聡志金色の花びら散らして 振り向けば まばゆい草原 雲間から光が射せば 身体ごと宙に浮かぶの  やさしさは見えない翼ね 遠くからあなたが呼んでる 愛しあう人は誰でも 飛び方を知ってるものよ  風の谷のナウシカ 髪を軽くなびかせ 風の谷のナウシカ 眠る樹海を飛び超え 青空から舞い降りたら やさしくつかまえて  花や木や小鳥の言葉を あなたにも教えてあげたい 何故人は傷つけあうの しあわせに小石を投げて  風の谷のナウシカ 白い霧が晴れたら 風の谷のナウシカ 手と手固く握って 大地けって翔び立つのよ はるかな地平線  風の谷のナウシカ 眠る樹海を飛び越え 青空から舞い降りたら やさしく抱きしめて
負けるなハイジ藤井隆藤井隆松本隆本間昭光本間昭光負けるなハイジ 距離は遠く坂は険しいけど 高い壁が道を塞いでても いつかきっと風の向きも変わるその時まで 夢を探し続けよう  哀しいとき逆に笑えば その口元に 幸福って妖精たちが 集まるから  ピンチになったらぼくの名を呼んで 必ず力になってあげる 人間は 独りじゃない  負けるなハイジ 川は深く雨が激しくても 泥に両手ついて泣きじゃくっても いつかきっと青い空の海に漕ぎ出せるさ 愛の帆を張る日が来る  孤独なんて内ポケットに 折り畳むのさ ほら涙はそよ吹く風で 乾かしちゃえ  隣りの誰かと肩組んでみよう 生きる歓びを肌と肌で感じたら 独りじゃない  負けるなハイジ 髪を梳かし胸を弓なりにね 風を切って前に進んでいけ いつかきっと曲がりくねる日々に迷わないで 答え探し出せるから  負けるなハイジ 距離は遠く坂は険しいけど 高い壁が道を塞いでても いつかきっと風の向きも変わるその時まで 夢を探し続けて  髪を梳かし胸を弓なりにね 風を切って前に進んでいけ いつかきっと曲がりくねる日々に迷わないで 答え探し出せるから
白いパラソル二階堂和美二階堂和美松本隆財津和夫お願いよ 正直な 気持ちだけ聞かせて 髪にジャスミンの花 夏のシャワー浴びて  青空はエメラルド あなたから誘って 素知らぬ顔はないわ あやふやな人ね  渚に白いパラソル 心は砂時計よ あなたを知りたい 愛の予感  風を切るディンギーで さらってもいいのよ 少し影ある瞳 とても素敵だわ  涙を糸でつなげば 真珠の首飾り 冷たいあなたに 贈りたいの  渚に白いパラソル 答は風の中ね あなたを知りたい 愛の予感
氷イチゴの頃木之内みどり木之内みどり松本隆財津和夫氷と書いた白いのれんが 今年も夏を知らせます あなたと食べた氷イチゴは 今日も涙の味します  カンカン照りの街の公園 あなたと木陰捜したわ せみが泣き止む木によりかかり 初めてキスをしましたね  ひと夏で燃えつきた 青春はうすばかげろう 羽のような悲しみ残し 愛はどこに消えたのでしょう  あなたの部屋で夜遅くまで 野球ナイター見ましたね 泊まって行けと投げた言葉に プイと横向きホラ三振!  あなたがくれたカセットテープ 声で綴ったラブレター 聞き終ったらスパイ映画の ように消えてた恋でした  ひと夏で燃えつきた 青春はうすばかげろう 羽のような悲しみ残し 愛はどこに消えたのでしょう 愛はどこに消えたのでしょう
COOL南佳孝南佳孝松本隆南佳孝俺をわかってくれなくていいさ 心の影なんて 読める方がおかしいよ  髪を変えたら 綺麗になったね 前の方がずっと 好みだったけれど  アルトサキソフォン 泣くみたいに 淋しい夜は 愛もなしに抱きたがる 男にはなれないさ  アルトサキソフォン 泣くみたいに ほろ苦い風 誰かの腕で夜明けまで 眠りたい俺だけど  俺をわかってくれなくていいさ 明日の夢なんて 壁にかいた落書きさ 壁にかいた落書きさ
閃光ロック西山浩司西山浩司松本隆井上大輔井上大輔She's a beautiful teacher beautiful teacher やばいぜ彼女俺らの Senko  長めのスリットちらつかせ モンロー・ウォークのいかした彼女 お茶でもどうって誘ったら 振り向く素顔に見覚えありさ  何か用?って聞かれたら いえ…あの…その…いい天気ですね She's a beautiful teacher beautiful teacher やばいぜ彼女俺らの Senko  それから虚ろな日が続き 数学幾何学想いは2乗 白紙の答案その裏に 好きって書いたら即呼び出しさ  何の事?って問われたら いえ…あの…その…言葉もなしさ She's a beautiful teacher beautiful teacher ちょっぴりまぶしい俺らの Senko  ポケットラジオをしのばせて 休みの時間は屋上パーティー スイッチひねった瞬間に しっかり彼女が現れたのさ  あっ Senkoと言いかけて いえ…あの…その…踊りませんか She's a beautiful teacher beautiful teacher ちょっぴりまぶしい俺らの Senko
Woman“Wの悲劇”よりparis matchparis match松本隆呉田軽穂杉山洋介もう行かないで そばにいて 窓のそばで腕を組んで 雪のような星が降るわ 素敵ね  もう愛せないと言うのなら 友だちでもかまわないわ 強がってもふるえるのよ 声が……  ああ時の河を渡る船に オールはない 流されてく 横たわった髪に胸に 降りつもるわ星の破片(かけら)  もう一瞬で燃えつきて あとは灰になってもいい わがままだと叱らないで 今は……  ああ時の河を渡る船に オールはない 流されてく やさしい眼で見つめ返す 二人きりの星降る町  行かないで そばにいて おとなしくしてるから せめて朝の陽が射すまで ここにいて 眠り顔を 見ていたいの
愛染橋堀内孝雄堀内孝雄松本隆堀内孝雄若草恵春一番が吹き荒れた後 花を敷いた路地へ 今日こそ返事聞かせてくれと 問いつめられそうで  あなた以上にやさしい人は いそうにもないけど 結婚なんて旧い言葉に 縛られたくなくて  橋の名は愛染橋 ほほえんで渡れば恋がかなう うつむけばそれきりとまどい橋  うちは淋しい女やからね 愛なんてよう知らん 時の流れも春のうららに 渡りたい 渡れない  髪の芯まで飽きられる日が 来ないとも限らず そしたらすぐに別れる勇気 ありそうでなさそで  橋の名は愛染橋 ただ一度渡ればもう戻れぬ 振り向けばそこから想い出橋  うちは愚かな女やからね 人生もよう知らん けれどあなたに手招きされて 渡りたい 渡れない
ヨーヨー木之内みどり木之内みどり松本隆市川善光いつもならプイと横向いて そのまま何処かへ消えても 三日も待てずにあやまる あなたが来ない  いつもなら好き?って聞く時は 両手を広げて これだけ! 飛び込む心を包んだ あなたがいない  あなた行ったり来たり 行ったり来たり 人の心は掴まえきれない ヨーヨー ヨーヨー 行ったきり もう戻らない  いつもなら走るバスの窓 素っ気なく背中向けてた あの日に限って手を振り あなたは消えた  いつもなら他の誰かさんと 仲良く話をしても ただの寄り道と笑った あなたは何処に  あなた行ったり来たり 行ったり来たり 愛はいつでも不確かな遊び ヨーヨー ヨーヨー 悲しみは ただ空廻り  子供が帰った日暮れ坂 ヨーヨーがひとつ転がる 遊びあきられた淋しさ 坂を転がる  あなた行ったり来たり 行ったり来たり 人の心は掴まえきれない ヨーヨー ヨーヨー 糸が切れ もう帰らない
君は天然色遊助遊助松本隆大瀧詠一遊助・N.O.B.Bくちびるつんと尖らせて 何かたくらむ表情は 別れの気配をポケットに 隠していたから 机の端のポラロイド 写真に話しかけてたら 過ぎ去ったとき しゃくだけど今より眩しい  想い出はモノクローム 色を点けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美しの Color Girl  夜明けまで長電話して 受話器持つ手がしびれたね 耳もとに触れたささやきは 今も忘れない  想い出はモノクローム 色を点けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美しの Color Girl  開いた雑誌を顔に乗せ 一人うとうと眠るのさ 今夢まくらに 君と会う トキメキを願う 渚を滑るディンギーで 手を振る君の小指から 流れ出す虹の幻で 空を染めてくれ  想い出はモノクローム 色を点けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美しの Color Girl
雪幻燈あがた森魚あがた森魚松本隆あがた森魚午後の雨は 雪に編まれて 窓を襲う白い花びら 道が凍える前に 帰るよ 今日一日働きづくめ 舵のとれた小舟のように 君のやすらぐ港が欲しい 棄てたもんじゃないさ僕の人生 少しづつ良くなる僕の人生 白いひげの医者が言ったよ 自分の身体 大事にしろと 君はそれ見たことと微笑うね  雪幻燈の眩しい街で ほら童話の挿絵のように 足跡だけが君に続く 今日一日働きづくめ 舵のとれた小舟のように 君のやすらぐ港が欲しい 棄てたもんじゃないさ僕の人生 悪友たちに内緒にしても そろそろ君のお腹が目立つ 棄てたもんじゃないさ僕の人生 僕も心を入れかえなくちゃ 棄てたもんじゃないさ僕の人生 少しづつ良くなる僕の人生
ルビーの指環小片リサ小片リサ松本隆寺尾聰宮田'レフティ'リョウくもり硝子の向うは風の街 問わず語りの心が切ないね 枯葉ひとつの重さもない命 貴女(あなた)を失ってから  背中を丸めながら 指のリング抜き取ったね 俺に返すつもりならば 捨ててくれ  そうね 誕生石ならルビーなの そんな言葉が頭に渦巻くよ あれは八月 目映い陽の中で 誓った愛の幻  孤独が好きな俺さ 気にしないで行っていいよ 気が変わらぬうちに早く 消えてくれ  くもり硝子の向うは風の街 さめた紅茶が残ったテーブルで 襟を合わせて日暮れの人波に 紛れる貴女(あなた)を見てた  そして二年の月日が流れ去り 街でベージュのコートを見かけると 指にルビーのリングを探すのさ 貴女(あなた)を失ってから  そして二年の月日が流れ去り 街でベージュのコートを見かけると 指にルビーのリングを探すのさ 貴女(あなた)を失ってから…
赤い靴のバレリーナ甲斐よしひろ甲斐よしひろ松本隆甲斐よしひろ赤い靴で踊るように 前髪1mm切りすぎた午後 あなたに逢うのがちょっぴりこわい 一番綺麗な時の私を あなたの心に灼きつけたいから  明るくなったね人に言われて 誰かのせいよと謎めきたい 言葉にした時こわれてしまう やさしい気持ちをはじめて知った  赤い靴で 踊るように 街を歩けば風もはしゃぐわ 私恋してるのよ  見知らぬ電車で見知らぬ海へ 見知らぬ駅まで切符を買った  海からあなたに電話をかけて 今すぐ来てよとわがまま言おう 車を飛ばして来てくれるかな それともやさしく叱られるのかな  赤い靴で 踊るように ビーチ歩けば波もささやく 君は恋してるねと  前髪1mm切りすぎた午後 あなたに逢うのがちょっぴりこわい
TSUPPARING BLUES鈴木茂鈴木茂松本隆鈴木茂2時に俺はここへバイク止めた ちょっと よそ見している間にどうだ タイヤもハンドルも何もかも 姿消しちまう  甘く見るなよと叫んでも 誰も彼も知らん顔 うかうかしてたら命まで とられちまう東京って言う奴は  3時すぎに預金おろすために 銀行屋のカウンターに立った いきなり両脇にガードマン 腕をねじられた  手配の写真に似てただけ 親ゆずりの人相さ うかうかしてたら人生が すり減っちまう東京って言う奴は  5時に俺が声をかけた女 無口そうな髪がウブな奴さ すべてが終わったら振り向いて 右手さし出した  別れの握手と想ったら ギャランティーをせびるのさ うかうかしてたら心まで 絞り取るよ東京って言う奴は  甘く見るなよと叫んでも 誰も彼も知らん顔 うかうかしてたら命まで とられちまう東京って言う奴は
Lucky Chanceをもう一度降幡愛降幡愛松本隆筒美京平本間昭光Pinkの薔薇の束を背中に隠しながら 君のRoomをKnockしたよ 甘い時間が流れ あとひと息でKissに たどり着くChanceに電話のBell  どうせRival「あいつは No No No」 Dateに誘い「二枚目禁止」  燃える瞳読みあったね 君も同じ気持ちさ あとは何かきっかけさえ つかまえればMake-Me-Love-Yeah  ついてないどうすりゃいいのさLady 幸運を祈るよ最後のLucky  渚に車停めてギターで弾くよLove Song Mood満点の空から雨 助手席の君の顔 もう一息でKnock Down ささやきの途中 邪魔なVoice  野暮なPoliceman「君たちNo No No」 にらみつけてる「恋愛禁止」  君が欲しい そして君も ぼくの心欲しいね あとは二人ほんの少し 勇気だせばMake-Me-Love-Yeah  ついてないどうすりゃいいのさLady 幸運を祈るよ最後のLucky  君が欲しい そして君も ぼくの心欲しいね あとは二人ほんの少し 勇気だせばMake-Me-Love-Yeah  ついてないどうすりゃいいのさLady 幸運を祈るよ最後のLucky
口笛を吹く女南佳孝南佳孝松本隆南佳孝言葉を忘れたのか 君は無口になった 傷つけあった日々を 責めもせずに  裏切ったのはぼくで 許せないのが君さ 化石になった愛が 距離をつくる  桜の木の下に 車をとめれば 調子外れ 君は下手な 口笛を吹く  瞳を覗きこむと 虚ろな部屋が見える 積木がひとつひとつ くずれてゆくよ  痛みが余り強いと 何も感じなくなる そして平和な顔で 花は散るよ  狂い咲きの桜が 雨に散り急ぐ フロントガラス埋める花で 何も見えない  桜の木の下に 車をとめれば 調子外れ 君は下手な 口笛を吹く
赤いポシェット坂上香織坂上香織松本隆財津和夫風色の花が咲いてる 都会までさらっていって 春行きのバスが来るまで 停留所 離れて待った  好きだよとささやかれても うつむいて答えなかった 何もかも捨ててあなたと 生きれたら素敵でしょうね  赤いポシェット 手帳を出して ほんとの気持ち読ませたいけど でもだめね ハンカチを今日は 忘れてきたから  ハンサムなあなたのことを 都会の娘 ほっておかない わがままね 別れ際まで やきもちをやいてるなんて  おいでよとあなたが言えば 驚いた顔をしたまま 心だけバスに乗るはず 身体だけ置き去りにして  赤いポシェット 抱きしめながら サヨナラのキス おでこにされた 泣かないわ ハンカチを今日は 忘れてきたから  赤いポシェット バスに乗りこむ あなたの背中何度もぶった 肩ひもが切れて哀しみが 舗道に散らばる
涙の糸と銀の針鈴木茂、尾崎亜美鈴木茂、尾崎亜美松本隆鈴木茂鈴木茂ほら混んだ電車で 千切れたのか胸のボタンが無い そう任しといてと 君は言って僕のシャツを奪う  あなた銀の針下さいね 愛の彩(いろどり)を刺繍して 綺麗な思い出織れるよう  そう悪い時には 悪いことがきっと続くものさ その襟の先には ルージュのシミ浮気がバレちまったよ  あなた言い訳はいらないわ 胸に思い出を縫い留める 涙の絹糸を下さいね  そう愛ってやつは 針に糸を通す難しさだよ ねえふくれないでさ 破けそうな心繕(つくろ)ってくれ
あの日のホンモクBIBIBIBI松本隆筒美京平アロハという店が本牧にある (YOKOHAMA, YOKOHAMA) ジューク流れる懐かしいロックン・ロール (YOKOHAMA, YOKOHAMA) そこまで来たから ちょっと寄ったの (YOKOHAMA, YOKOHAMA) 昔のあなたがいる気がしてさ (YOKOHAMA, YOKOHAMA) パーム・ツリーズ 椰子のその下で ペパーミント飲んでたものね ふる ふる ふらない ふる ふる ふる なみだがふる くる くる これない くる くる くる かならずくる あの日は雨ん中 二時間も待ったわ  トロピカル・ボーイ 色褪せたシャツ (YOKOHAMA, YOKOHAMA) 振り向くたびごと 昨日が映る (YOKOHAMA, YOKOHAMA) あれから二年ね どこへ消えたの (YOKOHAMA, YOKOHAMA) おなじみ顔もここはいない (YOKOHAMA, YOKOHAMA) サーフブレイク 時の流れには 誰も勝てないものね ふる ふる ふらない ふる ふる ふる ふらない ふる ふる ふる ふらない ふる ふる ふる ふらない ふる あの夏はとても寒い夏だったわ……
波止場南佳孝南佳孝松本隆南佳孝港の酒場のカウンターに ひじをついて眠る お前は誰?  人生のボトルを傾けて 最後の命まで飲み干すようだね  よければ俺の部屋に来ないか 何もないけど窓からは  夜明けの海が見渡せる 錆びた心抱きあえばいいさ  今夜は気分が乗らないなら 俺の胸を枕がわりに眠りな  よければ俺の部屋に来ないか 胸につかえた哀しみも  人に話せば楽になる 旧いラジオひかえ目にかけて  嫌なら無理に誘わないけど 俺もひとりぼっち熱い夜だから 夜だから
氷雨月のスケッチ矢野顕子+TIN PAN矢野顕子+TIN PAN松本隆鈴木茂雨のむこうに街が煙って 赤や黄のパラソル涙に濡れて  12色の色鉛筆で スケッチされたお前の顔 ねえ もうやめようよ こんな淋しい話  お前の暗い瞳の中に 青褪めた街 深く沈んで ねえ もうやめようよ こんな淋しい話
美少女エレジー長江健次長江健次松本隆吉田拓郎鈴木慶一髪からピンクのリボンほどいて ぼくの小指にそっと結んだ どういう意味なの もう逢えないの 問いかけたけど謎の微笑さ  Good-bye Girl 青い電車のドアが Good-bye Girl 閉まる瞬間に サヨナラって言葉が 風にちぎれたよ  Be-少女 Be-少女 八重歯がとても 可愛かったよ 可愛かったんだよ  混んでる映画で靴をふまれて 飛び上がったね それが出逢いさ 帰りにソフトをおごってくれた その横顔に一目ぼれだよ  Good-bye Girl 愁(うれ)い顔みるたびに Good-bye Girl ときめいてしまう 君以上の人には 二度と逢えないさ  Be-少女 Be-少女 女の子って 永遠の謎 永遠の謎  Good-bye Girl 次の彼に振られて Good-bye Girl 泣く時が来たら ぼくに電話をしなよ なぐさめに行くよ  Be-少女 Be-少女 八重歯がとても 可愛かったよ 可愛かったんだよ  可愛かったんだよ
Sweet MemoriesRickie-GRickie-G松本隆大村雅朗なつかしい痛みだわ ずっと前に忘れていた でもあなたを見たとき 時間だけ後戻りしたの 幸福?と聞かないで 嘘つくのは上手じゃない 友だちならいるけど あんなには燃えあがれなくて  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 Sweet memories  Don't kiss me baby we can never be So don't add more pain Please don't hurt me again I have spent so many nights Thinking of you longing for your touch I have once loved you so much  あの頃は若過ぎて 悪戯に傷つけあった二人 色褪せた哀しみも今は 遠い記憶 sweet memories  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 Sweet memories
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
暗闇坂むささび変化(LIVE Version)小坂忠 with 葡萄畑小坂忠 with 葡萄畑松本隆細野晴臣所は東京麻布十番 折りしも昼下がり 暗闇坂は蝉時雨 黒マントにギラギラ光る目で 真昼間から妖怪変化 ももんが ももんが おお ももんが  蝶々はひらひらひら 蝙蝠ぱたぱた 怪しげな 雲流れる 黒ソフトに耳まで裂けたロで 「御無沙汰でした」と草臥れた声 ももんが ももんが おお ももんが  思い出してみればお婆ちゃんの昔噺で お目にかかった以来 「苦労話のひとつやふたつ聞かせろ」と 手を取りゆくのも絵空事 ももんが ももんが おお ももんが
Woman “Wの悲劇”より上野優華上野優華松本隆呉田軽穂時乗浩一郎もう行かないで そばにいて 窓のそばで腕を組んで 雪のような星が降るわ 素敵ね  もう愛せないと言うのなら 友だちでもかまわないわ 強がってもふるえるのよ 声が…  ああ時の河を渡る船に オールはない 流されてく 横たわった髪に胸に 降りつもるわ星の破片(かけら)  もう一瞬で燃えつきて あとは灰になってもいい わがままだと叱らないで 今は…  ああ時の河を渡る船に オールはない 流されてく やさしい眼で見つめ返す 二人きりの星降る町  行かないで そばにいて おとなしくしてるから せめて朝の陽が射すまで ここにいて 眠り顏を 見ていたいの
SWEET MEMORIES半崎美子半崎美子松本隆大村雅朗武部聡志なつかしい痛みだわ ずっと前に忘れていた でもあなたを見たとき 時間だけ後戻りしたの  「幸福(しあわせ)?」と聞かないで 嘘つくのは上手じゃない 友だちならいるけど あんなには燃えあがれなくて  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 sweet memories  Don't kiss me baby we can never be So don't add more pain Please don't hurt me again I have spent so many nights Thinking of you longing for your touch I have once loved you so much  あの頃は若過ぎて 悪戯(いたずら)に傷つけあった二人 色褪せた哀しみも今は 遠い記憶 sweet memories  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 sweet memories
Cat-Walk Dancing後藤輝基後藤輝基松本隆羽場仁志KASHIF三日月よりも蒼い夜 真珠の靴で踊るSidewalk  二つの鼓動重ねれば ゆらめく波のリズムになる  好きなのにDon't you know 冷たいねWhat you want そっと忍び足後から目隠し  Step シャム猫みたい Step つま先立って Cat-Walk 首に Kiss をあげる Step 天国までの Step 長い階段 Cat-Walk 探しながらDance with me  この星空を切り取って ドレスを縫って着飾りたい  あなたが吐息つくような 笑顔で私誘うから  惑わせてLet me know 優しさでI wonder why みんな人見知り淋しさに目隠し  Step 銀河がまわる Step 都会がまわる Cat-Walk 月のシャワー浴びて Step 大人の世界 Step はみ出した靴 Cat-Walk 夢のようにDance with me  Step シャム猫みたい Step つま先立って Cat-Walk 首にKissをあげる Step 天国までの Step 長い階段 Cat-Walk 探しながら Dance with me  Step 銀河がまわる Step 都会がまわる Cat-Walk 月のシャワー浴びて Step 大人の世界 Step はみ出した靴 Cat-Walk 夢のようにDance with me
Sweet Memories feat.麗蘭山下久美子山下久美子松本隆大村雅朗吉田建なつかしい痛みだわ ずっと前に忘れていた でもあなたを見たとき 時間だけ後戻りしたの  「幸福?」と聞かないで 嘘つくのは上手じゃない 友だちならいるけど あんなには燃えあがれなくて  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶Sweet Memories  Don't kiss me baby we can never be So don't add more pain Please don't hurt me again I have spent so many nights Thinking of you longing for your touch I have once loved you so much  あの頃は若過ぎて 悪戯に傷つけあった二人 色褪せた哀しみも今は 遠い記憶Sweet Memories  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶Sweet Memories
Free小泉今日子小泉今日子松本隆馬飼野康二陽だまり色の港には 異国の船と薄荷(ハッカ)ティー 光の粒が風に浮かんで 素敵な気分  心の壁にかこまれて 生きてるだけじゃつまらない につまりそうな恋から逃げて 午後の散歩よ  Free Time 自由に生きてみたい Free Time 誰にも縛られずに 嫌いとか飽きたとか そんなんじゃない もう少し私の時間を 見つめてみたいの  あなたが誰と逢ってても 妬いたりしない本当なの 泣かないなんて意外に強い 性格なのね  Free Time 独りで歩きたいの Free Time はばたく鳥の様に 別れたら後悔を きっとするかも でも今は自分の気持ちを 信じてみたいの  Walk In The Wind 元気を Walk In The Wind だそうね  Free Time 自由に生きてみたい Free Time 誰にも縛られずに 嫌いとか飽きたとか そんなんじゃない もう少し私の時間を 見つめてみたいの
素直じゃなくって御免小泉今日子小泉今日子松本隆林哲司素直じゃなくって御免 可愛くなくって御免 両天秤にかけて 冗談じゃないわ  他の娘との噂を 否定する時の表情 微妙にあわててアンテナにピンときたの  車から飛び降りて ドアを過激に閉めた 止めないで 指先はさんでも知らないから  ハイヒール脱ぎ捨てて ぶつけたい気分よ  素直じゃなくって御免 優しくなくって御免 最初が肝心だと 誰かが言ってた  背中で気障にBye-Bye 右手でひらひらBye-Bye 甘やかしたらだめよ 男の人って  先回りしてクラクション 図々しい態度ね 頭にきちゃうわ 自惚れが鼻につくわ  簡単に許さない 悪い癖になるわ  素直じゃなくって御免 可愛くなくって御免 車の窓をあけて 言い訳しないで  背中で気障にBye-Bye 右手でひらひらBye-Bye こんなに気が強いと 嫌われるかもね
SWEET MEMORIES(Studio Session Live)さかいゆうさかいゆう松本隆大村雅朗さかいゆうなつかしい痛みだわ ずっと前に忘れていた でもあなたを見たとき 時間だけ後戻りしたの 「幸福?」と聞かないで 嘘つくのは上手じゃない 友だちならいるけど あんなには燃えあがれなくて  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 sweet memories  Don't kiss me baby we can never be So don't add more pain Please don't hurt me again I have spent so many nights Thinking of you longing for your touch I have once loved you so much  あの頃は若過ぎて 悪戯に傷つけあった二人 色褪せた哀しみも今は 遠い記憶 sweet memories  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 sweet memories
卒業二階堂和美二階堂和美松本隆筒美京平二階堂和美制服の胸のボタンを 下級生たちにねだられ 頭をかきながら逃げるのね 本当は嬉しいくせして 人気ない午後の教室で 机にイニシャル彫るアナタ やめて想い出を刻むのは 心だけにしてとつぶやいた  離れても電話するよと 小指差し出して言うけど 守れそうにない約束は しない方がいい ごめんね セーラーの薄いスカーフで 止まった時間を結びたい だけど東京で変わってく あなたの未来は縛れない  ああ 卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう でももっと 哀しい瞬間に 涙はとっておきたいの  席順が変わりあなたの 隣の娘にさえ妬いたわ いたずらに髪を引っ張られ 怒ってる裏ではしゃいだ 駅までの遠い道のりを はじめて黙って歩いたね 反対のホームに立つ二人 時の電車がいま引き裂いた  ああ 卒業しても友達ね それは嘘ではないけれど でも過ぎる季節に流されて 逢えないことも知っている ああ 卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう でももっと 哀しい瞬間に 涙はとっておきたいの
湘南ひき潮吉植未央吉植未央松本隆弾厚作湘南ひき潮 砂の中のサンダル 賑わった海の家を秋風が消して行く 君は水着をバスケットにしまって 灼けた肌袖にかくし街へ行くバスに乗る  8月の熱い砂が 冷えて行く秋に 色の褪せた愛を抱いて 君が振り向く 手紙を書くわと頬をかたく凍らせ 一夏の想い出手に都会の少女になる  淋しさを走る風と 翳り行く陽射し 砂に残る靴の跡に 君が浮かぶよ
幸福になろーね水谷麻里水谷麻里松本隆羽田健太郎何か一番大事なことを みんな忘れている気がするの クヨクヨしたり メソメソしたり 夢を丸めて捨てようとして  幸福になろーねって つぶやいてごらん 風が吹いても雨が降っても 一人じゃないんだよ  幸福になろーね 幸福になろーね 幸福に 幸福になろーね  力いっぱい握手しようよ 希望の光り胸に灯(とも)して ほらランドセル 背負った頃の あの朗らかさ思い出してね  幸福になろーねって ささやいてごらん 明日は明日 今日よりきっと 明るい日になるんだよ  幸福になろーね 幸福になろーね 幸福に 幸福になろーね  幸福になろーね 幸福になろーね 幸福に 幸福になろーね
ジュリエット鈴木茂鈴木茂松本隆鈴木茂ジュリエット 光のシャワーに 黄金色(きんいろ)の肌を洗わせて眠れ  ジュリエット 心の津波に 喉走る酒が 拍車をかけるよ  砂も灼けつく夏さ むきだしの愛を 見せつけてやれ  ジュリエット髪を水で梳き 逆光をまとう妖精のようだ  ジュリエット 水着をほどいた 背中は海原 ぼくは沈んでく  時も焦げつく夏さ 絡めあう指に永遠がある
ハッスルしないで男の子北村優子北村優子松本隆穂口雄右ねえ ハッスルしないで 男の子 ねえ ハッスルしないで 男の子  秋だから ロマンチックな街角に 誘われたのよ 暗がりで ふれあう指がふるえてる 気持を告げる 告げる 困るわ 困るわ 息もつかせず せまる せまる あなたハッスル こわいわ こわいわ 女の子って ブランコみたいに 揺れて揺れて 動くのよ  ねえ ハッスルしないで 男の子 ねえ ハッスルしないで 男の子 帰るとか 帰らないとか強がって すねて甘えて 一歩二歩 離れただけで淋しさに 振り向く私 私 あせるわ あせるわ 強い両手で せまる せまる あなたハッスル こわいわ こわいわ 女の子って ブランコみたいに 揺れて揺れて 動くのよ  ねえ ハッスルしないで 男の子 ねえ ハッスルしないで 男の子
CHECK OUT LOVE山口百恵山口百恵松本隆加藤ヒロシだってあなたはニュース・ペイパー広げ 私 紅茶のさめてく色見てた ため息ひとつで心はさざ波 無口な時間がロビーに漂よう  涙と笑顔が隣りあわせって はじめて私は知ったのよ  チェック・アウト・ラブ あー二人 時計の針は朝十時 チェック・アウト・ラブ どうすれば 愛を清算できますか  だって涙のしみた手紙なんて まさかあなたに手渡せないでしょう 切手もはらない絵葉書一枚 あなたの鞄のすき間にかくした  ハローとグッバイかんたんすぎる 言葉に人は惑うのね  チェック・アウト・ラブ あー二人 失くしたものが多すぎる チェック・アウト・ラブ どうすれば 愛を清算できますか  ハローとグッバイ繰り返し 回転ドアはまわります  チェック・アウト・ラブ あー二人 ここから何処へ旅立ちますか チェック・アウト・ラブ どうすれば 愛を清算できますか
あやか市の動物園ROLLYROLLY松本隆細野晴臣RUI・ROLLYあやか市 おそろ市や わび市では ないのです ぼくらのげんじゅうしょは ひとご都 なのです こおちゃをすするおまえ ぼくのどが からからだぜ からから ぱいろっとの からから わらいです からだをまさぐり つながろうとしたんだ ふれあえないこと しっているくせの あやかし おまえとぼくがいる けど ぼくら はいないのです じゆうをかたりあい かべにぬりこめあう ぼくら です
リンゴの森の子猫たち津田依子津田依子松本隆筒美京平小笠原寛リンゴの森の子猫たちに 誘われたのよ楽しいPARTY(パーティ) 木靴カタコト タップ・ダンス 枝に小鳥のコーラス隊ね  好きよスプーンおばさん さあさ一緒に踊りましょ 好きよスプーンおばさん シェイプ・アップもしなくちゃね ほら見えない倖(しあわ)せと クルクル手をつないで 熊のドラムにあわせながら シルク・ハットのアヒルが踊るの みんな笑顔ではちきれそう だって今日はおばさんのBIRTHDAY(バースディ)  好きよスプーンおばさん はにかんだ眼が素敵なの 好きよスプーンおばさん あなたみたいに生きたいわ ほら世界のてっぺんで クルクル輪を描いて  リンゴの森の子猫たちに 誘われたのよ楽しいPARTY(パーティ) 木靴カタコト タップ・ダンス 枝に小鳥のコーラス隊ね  リンゴの森の子猫たちに 誘われたのよ楽しいPARTY(パーティ) 木靴カタコト タップ・ダンス 枝に小鳥のコーラス隊ね 枝に小鳥のコーラス隊ね
枝垂桜クミコ with 風街レビュークミコ with 風街レビュー松本隆亀田誠治冨田恵一白障子 指を束ねて コンコンと狐の影絵 ねえお酒 弱くなったね 言葉尻 ふっと途切れて  静けさの落下傘たち ぼくたちは抱き合っていて どちらかが手を離したら 闇の底 墜落しそう  枝垂桜くらくら 枝垂桜くらくら 部屋に吹き込む花びらが 渦を描いて舞ってます  花びらが頬に貼りつく とらないで このままでいい 嘘泣きで花の涙と 洒落てたらほんとに泣けた  一言を口に出したら こなごなにすべて壊れる ぼくたちはだから無口に 夜の音 耳すますだけ  枝垂桜くらくら 枝垂桜くらくら 酔いがまわったまぶたには 景色も円を描きます  時代には妥協できない 頑ななあなたの魂 悲しみの坂へと鞠を 抛るなど 私には無理 うなだれる首の角度で 生きている重みがわかる 疲れたら肩にもたれて 30分そっとお眠り  枝垂桜くらくら 枝垂桜くらくら 部屋に吹き込む花びらが 渦を描いて舞ってます
雪見宿小柳ルミ子小柳ルミ子松本隆筒美京平想い出を追う旅の仕度は 墟のように軽く……軽く…… 糊のきいてる浴衣に着がえ ひざをくずして泣いてみます  とっくりを並べてもうひとついかがと 写真のあなたへ話しかけるなんて… ちょっと淋しい雪見酒 まだ酔えません雪見宿 ひとり唄でもうたいましょうか 哀しみをこらえて  やさしさなんて口走るほど 人生を知ってもないし あなたを憎むそれができれば 楽になれるとひとりごとに  もう寝ようかなんてあなたの声真似て 冷たい布団に背中丸くしても ちょっと淋しい雪見酒 まだ酔えません雪見宿 ちらちら煙る雪の破片を 哀しみに浮べて
嵐ヶ丘山口百恵山口百恵松本隆加藤ヒロシ人が忘れた草原は 風の暴れる風景画 なびいた草の波模様 私の髪が舞うのです  音沙汰なしの時の流れを あなたの影が近づいて来る  フォー・エヴァー フォー・エヴァー 愛は変わらぬ永遠のもの そう教えたのは誰ですか  つづれに折れる丘の道 息を切らしてさすらうの 拾い集めた想い出が 胸にずっしり重いから  あきらめ悪い私の日々を あなたの影が横切って行く  フォー・エヴァー フォー・エヴァー 愛は変わらぬ永遠のもの 信じさせたのは誰ですか  まぶしい夏のゆらめきの中 あなたの影が遠ざかってく  フォー・エヴァー フォー・エヴァー 愛は変わらぬ永遠のもの 待ち続けるのは誰ですか
水彩画の街~乱れ髪矢野顕子+TIN PAN矢野顕子+TIN PAN松本隆大瀧詠一水彩画の街に 花あんずが匂うと 風にぶらさがる 海ぼうずきのように 髪をほどくんだね くすくす笑いながら そんなにすますなよ うってほしいんだから あいづちぐらいは  水彩画の部屋に 花あんずがいちりん しなやかにまわる 風車のように ぼくのまなざし からだに巻きつける  割れた 鏡のなか たたみの青がふるえる なにをそんんあに 見てるんだい  髪を切りすぎたね まるで男の子だよ  外は乱れ髪のような雨 ごらん きみの髪がふる ごらん きみの髪がふる  窓を埋める影から きみのひとみが光る なにをそんなに にらむんだい  髪を切りすぎたね まるで男の子だよ  外は乱れ髪のような雨 ごらん きみの髪がふる ごらん きみの髪がふる
約束原日出子原日出子松本隆筒美京平外は冬しぐれ 白い町 これが2杯目の ウィスキー・ソーダ すりきれたレコードが 時の流れを歌う  ひとり都会へと 流れ去り 風の手紙さえ 来ないけど 待っててと 言われたの なのに この店は 人影もない  針を止めた 腕の時計を 私の手に 残して これで愛は 永遠だよと めぐり逢う 日付けまで 決めたのに  あの人は あの人は来ないの  何か帰れない 事情でも…… 違う淋しさに 振られたの 荒れくるう 胸さわぎ 心ふたつに 割(さ)くの  ひとりフラフラと 店を出て やがてたどりつく 部屋のドア 友だちが 言うように あてもない恋は 捨ててしまおう  誰もいない部屋の電話が 何度も鳴り響いた 鍵を開けて 走り寄ったら 鳴り止んだ ベルの音 誰かしら  あの人に あの人に逢いたい  二時間後に 扉にノック 泣きはれた眼を 上げる 二年前の約束の日に やさしさが 花束を 抱いて来た  あの人の あの人の微笑
スローなブギにしてくれリクオリクオ松本隆南佳孝Want you 俺の肩を 抱きしめてくれ 生き急いだ男の 夢を憐れんで  Want you 焦らずに 知り合いたいね マッチひとつ摺って 顔を見せてくれ  人生はゲーム 誰も自分を 愛しているだけの 悲しいゲームさ  Want you 弱いとこを 見せちまったね 強いジンのせいさ おまえが欲しい  人生はゲーム 互いの傷を 慰め合えれば 答えはいらない  Want you want you 俺の肩を 抱きしめてくれ 理由なんかないさ おまえが欲しい おまえが欲しい おまえが欲しい
恋に落ちるクミコ with 風街レビュークミコ with 風街レビュー松本隆永積崇冨田恵一恋に落ちるってのは 本当の墜落 立ってた地面が消え 上下左右もなく falling love falling love  知り合って数秒後には なんとなく理解し合える どうやって生きてきたって そんなこと何も知らずに  思いつく牽制球の 言葉投げ反応みたり ブレーキをかけるつもりで アクセルを踏み間違えて  恋に落ちるってのは 本当のきりもみ 輪を描いた花火の 残り火の糸たち falling love falling love  理性など無意味なものね 羽根のない天使たちには 美しく弓の形に 背を反らし矢を放つだけ  恋に落ちるってのは 本当の墜落 立ってた地面が消え 上下左右もなく falling love falling love  恋に落ちるってのは 本当のきりもみ 輪を描いた花火の 残り火の糸たち falling love falling love
MOON BABY鈴木茂鈴木茂松本隆鈴木茂月の絵筆がひとすじ 君の瞳(め)をぬらす  星の粉でも蒔いたように 髪がきらめくよ  肌を彩どる夜風に 僕の瞳(め)が眩む  闇のガウンを脱ぎすてて 僕の手においで  時の波間へと身を横たえて 君の吐息の小舟に乗りたい  君を知るため今まで 生きて来たようだ 髪をうなじに束ねて 僕の手においで
高校三年生'82山口良一山口良一松本隆南高節岡田徹卒業と口にするたび あなたの顔が かげるようだね 春色のシャツに着がえた 街をだまって 二人歩いた 大学の合格通知 昨日あなたに見せたときにも ほほえみの裏側にある さみしいかげを みのがせなくて…  サヨナラと どんな顔して あなたにいえば いいんだろう カワのカバンにつるした ミッキーマウスも もう似合わない年頃  席順は一字ちがいで いつもあなたのうしろのイスさ 長いカミあらった日には なぜか リンゴのかおりがしたよ  サヨナラと どんな顔して あなたに言えば いいんだろう クラス会には 必らずもどってくるさと つぶやくだけのたそがれ
純愛小泉今日子小泉今日子松本隆大沢誉志幸お前一人だけが 女じゃないさって 別れの矢が突き刺さる  コップの水 顔に 浴びせても冷たく 苦笑いね 最低よ  ドアを開け振り向く私に 忘れものだぜって 指輪が 胸にあたって痛いわ  純愛 キスもしない 女だと嫌いになるの? 純な気持ち抱いたままじゃ 流行らない恋ね わかってる サヨナラね  窓ぎわであなたは 気障なくわえ煙草 二枚目でもないくせに  気取るなよと言われ キッとにらむけれど 心の火は飛ばないわ  戯れに抱かれる人なら 友だちの中にもいるけど 真似の出来ない話よ  純愛 春の風が 涙を花びらに変える あの娘ならば すぐおちたの だけど本物の愛じゃない サヨナラね  そうね純愛 キスもしない 女だと嫌いになるの? もういらない ペアの指輪(リング) あなたの車のアンテナに サヨナラね 罪なひと
サングリア −真昼の夢−尾崎紀世彦尾崎紀世彦松本隆筒美京平萩田光雄サングリア In The Day-Dream 人生をしたたかに生きた男の サングリア In The Day-Dream ほろ苦いとまどいも粋なスパイス  白い鎧戸 遠浅の海 もの憂げな髪 風で梳かして 君は奇跡さ 人生なんて 知りつくしてる男の眼にも  一糸まとわぬ夢の背中に 赤いグラスをコトリと置いて きれいに別れようぜ ああ ああ ああ  サングリア In The Day-Dream スペインの火の酒が作った恋 サングリア In The Day-Dream 哀しみに沈むのも粋なスパイス  10年前に出逢えていたら 渋い科白にときめくけれど 痛み知らずの白い若さを 傷つけるのがふとこわくなる  酔いが醒めれば水晶の肌 今なら傷も浅くてすむさ きれいに別れようぜ ああ ああ ああ  サングリア In The Day-Dream 人生をしたたかに生きた男の サングリア In The Day-Dream ほろ苦いとまどいも粋なスパイス
ハートブレイク・トレインst.ヴァレンタインst.ヴァレンタイン松本隆井上大輔ハートブレイク・トレイン ハートブレイク ハートブレイク・トレイン ハートブレイク 悲しい汽笛で歌ってくれよ  君の住む町に背を向け 貨物列車に飛び乗ったのさ 傷ついた心のかけら 今は誰にも見せたくないよ  いかしてるぜ 君はまったく 軽いひじてつ 10カウント負けさ I Love You I Love You But You Don't Love Me  ハートブレイク・トレイン ハートブレイク 今日から涙のシングル・ボーイ  止めたって無駄な事さと 気障な言葉(セリフ)も用意したのに 馬鹿ねって肩をすくめて 君は冷たく駅にも来ない  いかしてるぜ 君はホントに 俺を振ったと言いふらすなんて I Love You I Love You But You Don't Love Me  ハートブレイク・トレイン ハートブレイク 今日から涙のシングル・ボーイ
風をあつめて神部冬馬神部冬馬松本隆細野晴臣街のはずれの背のびした路地を 散歩してたら 汚点だらけの靄ごしに 起きぬけの路面電車が 海を渡るのが見えたんです それでぼくも 風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を…  とても素敵な味爽どきを 通り抜けてたら 伽藍とした防波堤ごしに 緋色の帆を掲げた都市が 碇泊しているのが見えたんです それでぼくも 風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を…  人気のない朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら ひび割れた破壊ごしに 摩天楼の衣擦れが 舗道をひたすのを見たんです それでぼくも 風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を…
Rouge et Noir大橋純子大橋純子松本隆筒美京平そして赤い陽が街に影をひく そうあなたの肩の向う側に沈むの ゆらめいた闇は黒い夜 風だけが騒ぐ 仕方ないよとつぶやきはポツリと そして禁じられた愛は罪の色 二人の Rouge et Noir  そして赤い部屋 脱いだ服は黒 そしてあなたの腕の煙草だけが白いの 押し黙る壁に映る影 船の灯は窓に 仕方ないわとすすりなきかすかに  そして時は過ぎ愛は見えかくれ 二人の Rouge et Noir
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
わがままな片想いコシミハルコシミハル松本隆細野晴臣コシミハルTIC TAC 私の 胸の時計は急ぎ足ね 逢うたびに 秒読みしているロケットみたい ときめくのよ でもね プライドが邪魔するから 好きですなんて まさか言えない  あなたのまわりに やさしい娘なら星の数もいるはずね とびきりつれない素振りをしたら 眼をひくかも 違う彼女を連れているたび 急に哀しい想いするけど 顔に出さない  ピ・ピ・ピ わがままな片想い 愛してるわ ほんとよ  あなたの隣りの 椅子が空いても 私きっと座らない  誰かと仲良く話しこんでは すまし顔よ 別に内気な訳じゃないけど 背中を横眼で追うだけなの 声はかけない  ピ・ピ・ピ わがままな片想い 愛してるわ ほんとよ わがままな片想い 愛してるわ ほんとよ  嫌われたって 仕方ないわね きっと屈折してる性格 走り出せない  ピ・ピ・ピ わがままな片想い 愛してるわ ほんとよ わがままな片想い 愛してるわ ほんとよ
赤いスイートピー梓文音梓文音松本隆呉田軽穂工藤恭彦春色の汽車に乗って 海に連れて行ってよ 煙草の匂いのシャツに そっと寄りそうから  何故 知りあった日から半年過ぎても あなたって手も握らない  I will follow you あなたについてゆきたい I will follow you ちょっぴり気が弱いけど 素敵な人だから  心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー  四月の雨に降られて 駅のベンチで二人 他に人影もなくて 不意に気まずくなる  何故 あなたが時計をチラッと見るたび 泣きそうな気分になるの?  I will follow you 翼の生えたブーツで I will follow you あなたと同じ青春 走ってゆきたいの  線路の脇のつぼみは 赤いスイートピー  好きよ 今日まで逢った誰より I will follow you あなたの生き方が好き このまま帰れない 帰れない  心に春が来た日は 赤いスイートピー
スロー・ダンスは踊らない立花理佐立花理佐松本隆筒美京平だまされない あなたは遊び上手 距離をおいて心を透かして見る もっと時間をかけて もっと余裕を見せて 誘いをかわすのよ  Slow Dance Slow Dance 靴を踏んでいいの? Slow Dance Slow Dance 踊りたくない  仕方ないわ あなたに嫌われても 壁にもたれ私をじっと見てる いいの遠慮しないで 他の娘と踊ってよ 妬いたりしないから  Slow Dance Slow Dance じきに曲が終わる Slow Dance Slow Dance 踊りたくない  Slow Dance Slow Dance 靴を踏んでいいの? Slow Dance Slow Dance 踊りたくない Slow Dance Slow Dance 踊りたくない
東京ららばい片岡健太(sumika)片岡健太(sumika)松本隆筒美京平亀田誠治午前三時の東京湾(ベイ)は 港の店のライトで揺れる 誘うあなたは奥のカウンター まるで人生飲み干すように 苦い瞳(め)をしてブランデーあけた 名前は? そう、仇名ならあるわ 生まれは? もう、とうに忘れたの ねんねんころり寝転んで眠りましょうか 東京ララバイ 地下があるビルがある 星に手が届くけど 東京ララバイ ふれ合う愛がない だから朝まで ないものねだりの子守歌  午前六時の 山の手通り シャワーの水で涙を洗う 鏡の私 二重映しに レースの服の少女が映る 愛をうばった二年が映る 愛した? そう、数知れないわね 別れた? もう、慣れっこみたいよ ねんねんころり寝ころんで眠りましょうか 東京ララバイ 夢がない明日がない 人生はもどれない 東京ララバイ あなたもついてない だからお互い ないものねだりの子守歌  孤独さ、そう、みんな同(おんな)じよ 送るよ、いい、車を拾うわ ねんねんころり寝ころんで眠りましょうか 東京ララバイ 部屋がある窓がある タワーも見えるけど 東京ララバイ 倖せが見えない だから死ぬまで ないものねだりの子守歌
ハートを狙うキューピット水谷麻里水谷麻里松本隆筒美京平少年みたいに 髪を短くしたら 天使のようだね つぶやくあなた Stary Night  硝子の靴なんていらないわ 好きだよ そうささやいてね 背中の羽でバタバタ空を舞うわ まんまるのお月様横切って  Wow Wow ハート狙うキューピット 素顔のままで Fall In Love  涙のかけらを 空に放ってごらん きらめく星座が ふたりを包む Stary Night  ダイヤのリングなんていらないわ 優しさだけ欲しいの今 あなたのことを考えてると胸が シクシクと痛むのよ不思議だわ  Wow Wow ハートを狙うキューピット 普段着のままの Angel  あなたの手に抱かれたら ハートを狙うキューピット
スピーチ・バルーン原田郁子原田郁子松本隆大瀧詠一井上鑑細い影は人文字 海の背中に伸びている  君は春の客船 冬の港見てるだけ  言いそびれて白抜きの言葉が 風に舞うよ 音の無いスクリーンだけを 眺めてるように  吐息ひとつスピーチ・バルーン 声にならない飛行船 君は耳に手を当て 身をよじるけど何も届かない  投げた Tape 絡まり 気まずさだけ伝わって 動き出した甲板(デッキ)は 君の人生運び去る  言いそびれて白抜きの言葉が 波に浮かぶ 想い出のブラス・バンドが 耳元を過ぎる  暗い海に向かって ヘッドライトのパッシング 君は泣いているのか もう遠すぎて何も映らない
スローなブギにしてくれダイアモンド☆ユカイダイアモンド☆ユカイ松本隆南佳孝Want you 俺の肩を 抱きしめてくれ 生き急いだ男の 夢を憐れんで  Want you 焦らずに 知り合いたいね マッチひとつ摺って 顔を見せてくれ  人生はゲーム 誰も自分を 愛しているだけの 悲しいゲームさ  Want you 弱いとこを 見せちまったね 強いジンのせいさ おまえが欲しい  人生はゲーム 互いの傷を 慰め合えれば 答えはいらない  Want you I want you 俺の肩を 抱きしめてくれ 理由なんかないさ おまえが欲しい おまえが欲しい
TOO・SHY西村知美西村知美松本隆井上ヨシマサねえ喉が渇いたわ どこかに寄ろうよ 海沿いの店の名は黄色いサブマリン うるさい娘だって思っているでしょ もう2時間しゃべっている 不思議なデートね  ぎこちない空白を言葉で埋めても 微笑んで聞くだけね 無口なのは何故? 瞳があうたび気まずくそらして こわいものに触れるような 時間が過ぎてく  TOO Shy ほんとのことは TOO Shy 言わないでいて 心準備して来たつもりなのにね TOO Shy 暑くないのに TOO Shy 掌に汗 まだ内気な恋  いくつものテレビからサーフィンのBGV 見とれてる横顔にあなたのまなざし かわいいねなんて突然言うから 私バリア張る間もなく俯くポーズよ  TOO Shy 真面目になると TOO Shy 急にこわいわ 私おかしいの あがってるみたいね TOO Shy 肩の力が TOO Shy 何故か抜けない まだ内気な恋
風をあつめて楠瀬誠志郎楠瀬誠志郎松本隆細野晴臣街のはずれの 背のびした路次を 散歩してたら 汚点だらけの 霧ごしに 起きぬけの路面電車が 海を渡るのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を  とても素敵な 味爽どきを 通り抜けたら 伽藍とした 防波堤ごしに 緋色の帆を掲げた都市が 碇泊してるのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を  人気のない 朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら ひび割れた 玻璃ごしに 摩天楼の衣擦れが 舗道をひたすのを見たんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を
SWEET MEMORIES (Duet with YOU)ダイアモンド☆ユカイダイアモンド☆ユカイ松本隆大村雅朗なつかしい痛みだわ ずっと前に忘れていた でもあなたを見たとき 時間だけ後戻りしたの  「幸福?」と聞かないで 嘘つくのは上手じゃない 友だちならいるけど あんなには燃えあがれなくて  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 Sweet memories  Don't kiss me baby we can never be So don't add more pain Please don't hurt me again I have spent so many nights thinking of you longing for your touch I have once loved you so much  あの頃は若過ぎて 悪戯に傷つけあった二人 色褪せた哀しみも今は 遠い記憶 Sweet memories  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 Sweet memories
SWEET MEMORIES雨宮天雨宮天松本隆大村雅朗宮永治郎なつかしい痛みだわ ずっと前に忘れていた でもあなたを見たとき 時間だけ後戻りしたの  「幸福?」と聞かないで 嘘つくのは上手じゃない 友だちならいるけど あんなには燃えあがれなくて  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 sweet memories  Don't kiss me baby we can never be So don't add more pain Please don't hurt me again I have spent so many nights Thinking of you longing for your touch I have once loved you so much  あの頃は若過ぎて 悪戯に傷つけあった二人 色褪せた哀しみも今は 遠い記憶 sweet memories  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 sweet memories
火星のサーカス団南佳孝南佳孝松本隆南佳孝星空に響くファンファーレ ヒゲの団長の挨拶  観客はみんな火星人 決して笑わない人たち  空に舞い上がる 空中ブランコ そうさぼくは哀しいピエロ  火星のサーカス団 ロケットに乗って 銀河を旅するのさ  故郷に飛んで帰りたい 青い海のある地球に  星空に響くファンファーレ そしてサーカスが終わるよ
雨のライダーブルースイモ欽トリオイモ欽トリオ松本隆細野晴臣鈴木慶一・細野晴臣哀しい気持ちが 小雨に打たれて 皮ジャン濡らすのさ  バイクを傾け 峠を抜ければ お前の町がある  ライダー・ブルース ライダー・ブルース 愛したことさえ Daydream  キラキラしてたぜ 俺たちの青春 悔いはないさ  哀しみ One more time 嵐の中 サヨナラ One more time 愛に走る  ゴーグル拭いても にじんだ涙で カーブが見えないぜ  別れの手紙が 本気か嘘かを 確かめたいだけさ ライダー・ブルース ライダー・ブルース お前の横顔 Daydream  キラキラしてたぜ ひと夏の幻 忘れないさ  哀しみ One more time もう一度だけ サヨナラ One more time 逢いに走る  哀しみ One more time 嵐の中 サヨナラ One more time 愛に走る
木綿のハンカチーフ橋本愛橋本愛松本隆筒美京平武部聡志・本間昭光恋人よ ぼくは旅立つ 東へと向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す 探すつもりだ いいえ あなた 私は 欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って  恋人よ 半年が過ぎ 逢えないが泣かないでくれ 都会で流行りの指輪を送るよ 君に君に似合うはずだ いいえ 星のダイヤも 海に眠る真珠も きっと あなたのキスほど きらめくはずないもの きらめくはずないもの  恋人よ いまも素顔で くち紅も つけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真 写真を見てくれ いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも 木枯らしのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね  恋人よ 君を忘れて 変わってく ぼくを許して 毎日愉快に 過ごす街角 ぼくは ぼくは帰れない あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ 涙拭く 木綿の ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい
キャンディーリクオリクオ松本隆原田真二キャンディー アイラブユー 目覚めてよ 窓を越えて ぼくは来た イバラに囲まれ眠る横顔を 揺り起こすのは風さ  キャンディー アイラブユー 許してよ ダイヤモンドは持ってないけど 草の葉に光る朝のきらめきを 素肌にかけてあげる  ぼくは君の中溶けてゆく 寒い心 そのやさしい手で包んで キャンディー  君はぼくの中ひとつだね 夢の渦に巻きこまれて舞い上がるよ  キャンディー アイラブユー 泣かないで 君が泣けば空も泣いちまう 誰も君の髪さわらせたくない 死ぬまでぼくのものさ 寒い心 そのやさしい手で包んで キャンディー
花いちもんめ区麗情区麗情松本隆鈴木茂ぼくらが 電車通りを駆け抜けると 巻きおこる たつまきで街はぐらぐら おしゃれな風は花びらひらひら 陽炎の街 まるで花ばたけ  紙芝居屋が 店をたたんだあとの 狭い 路次裏はヒーローでいっぱい 土埃の風の子たちにゃあ 七つの海も まるで箱庭さ  右手の烟突は 黄色い煙を吐き 左手の烟突は 紅い煙を吐く みんな妙に怒りっぽいみたい みんな妙に怒りっぽいみたい
東京ららばい宇野美香子宇野美香子松本隆筒美京平西村幸輔午前三時の 東京湾(ベイ)は 港の店の ライトで揺れる 誘うあなたは 奥のカウンター まるで人生 飲み干すように にがい瞳をして ブランデーあけた 名前は? そう 仇名ならあるわ 生まれは? もう とうに忘れたの ねんねんころり ねころんで 眠りましょうか 東京ららばい 地下がある ビルがある 星に手が届くけど 東京ららばい ふれあう愛がない だから朝まで ないものねだりの子守歌  午前六時の 山の手通り シャワーの水で 涙を洗う 鏡のわたし 二重映しに レースの服の 少女が映る 愛をうばった 二年が映る 愛した? そう 数知れないわね 別れた? もう なれっこみたいよ ねんねんころり ねころんで 眠りましょうか 東京ららばい 夢がない 明日がない 人生はもどれない 東京ららばい あなたもついてない だからお互い ないものねだりの子守歌  孤独さ そう みんなおなじよ 送るよ いい 車をひろうわ ねんねんころり ねころんで 眠りましょうか 東京ららばい 部屋がある 窓がある タワーも見えるけど 東京ららばい 幸せが見えない だから死ぬまで ないものねだりの子守歌
予め追放された者たち桑名正博桑名正博松本隆筒美京平淋しい顔した人達が グレイの都会を流れてる レミングみたいに声もなく グレイの都会を流れてる ここはエデンの東 ジェインは単位が足りなくて 教授の自宅のベルを押す 硝子の瞳のウインクに 教授はパイプを床に置く 馬鹿な世界さ!! ポールは貧しい恋人に ダイヤの指輪を買うために ナイフを片手にウラ町の ストアで人生反古にした 淋しい顔した人がのる 電車の行方は何処だろう すました仮面の裏側に 真っ赤な涙が流れてる ここはエデンの東  ジャニスが抱いてる乳飲み子は ミルクも飲まずに泣いている この世に生まれて来たことの 不幸に気付いて泣いている 馬鹿な世界さ!! モーレア神父は教会で 愛とは何かを話してる 信者は一人も来ないのに 椅子たち相手に話してる 淋しい顔した人たちが グレイの都会を流れてる ここはエデンの東 エデンの園から神々は アダムとイブとを追い出した 俺たちカインの申し子は 真っ赤な涙を流してる ここはエデンの東
セレナーデクミコ with 風街レビュークミコ with 風街レビュー松本隆フランツ・シューベルト冨田恵一優しくささやく夜の歌 静かな森までおいでって  梢がさわぐよ青い月 遊ぶ影 秘密の庭には誰一人 来ないから  小夜鳥 かわりに歌ってよ あなたに言えない愛の歌  小夜鳥 苦しいぼくの恋 知っていて 嘆きの綺麗な笛を吹き 揺さぶって  かたくなな胸が少しずつ 動き出すように 恋人よ そばに来て 抱いてて
ディープ・ソウル大橋純子大橋純子松本隆筒美京平潮風 砂に線をひき 失った恋の熱さまし 一人でも生きれる……(嘘が上手ね) エナメルの靴が濡れてる 海鳴りが揺れてる ディープ・ソウル 傷跡は深い海の底 ディープ・ソウル 魂は夜に叫ぶけど 波は何も答えない  かじかむ指が想い出す あの人の胸のぬくもりを つめたさが嫌いよ……(嘘が上手ね) 想いきり駆けて転んで 砂まみれすさんで ディープ・ソウル 血のにじむ愛の唄を今 ディープ・ソウル 魂は海を渡るけど 波は何も答えない  あゝ 傷ついて 愛の深みにさらわれて あゝ きらきらと 青い海へと堕ちてゆく Fallin' down, Fallin' love  ディープ・ソウル 哀しみは心絞る風 ディープ・ソウル 魂は夜に叫ぶけど 波は何も答えない ディープ・ソウル 傷跡は深い海の底 ディープ・ソウル 魂は夜に叫ぶけど 波は何も答えない
トロピカル・ランデブー桜田淳子桜田淳子松本隆筒美京平あなたと二人で旅するのならば 楽園みたいな島がいい 人魚の振りして波間をただよい 月の彩(いろど)りに染(そ)まりたい トロピカル・トロピカル・ランデブー (必ずゆきましょう) 星屑を敷(し)きつめた砂浜へ (必ずゆきましょう) トロピカル・ランデブー 小舟を漕(こ)ぎましょう 天国に手が届く遠い島へ  泳いで眠ってライムを齧(かじ)って 裸足(はだし)の自分に戻りたい 銀色の波で心を洗えば 涙で生きてた日も消える トロピカル・トロピカル・ランデブー (明日はゆきましょう) 巻貝(まきがい)の髪かざり探してね (明日はゆきましょう) トロピカル・ランデブー 心を寄せましょう 椰子(やし)陰に包まれて眠る島へ  トロピカル・トロピカル・ランデブー (必ずゆきましょう) 海風に揺れながらくちづけて (必ずゆきましょう) トロピカル・ランデブー 舟の帆(ほ)をあげましょう 甘い歌 ああ ゆれる愛の島へ トロピカル・トロピカル・ランデブー (必ずゆきましょう)…
瑠璃色の地球岩波理恵岩波理恵松本隆平井夏美夜明けの来ない夜は無いさ あなたがポツリ言う 燈台の立つ岬で 暗い海を見ていた  悩んだ日もある 哀しみに くじけそうな時も あなたがそこにいたから 生きて来られた  朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球  泣き顔が微笑みに変わる 瞬間の涙を 世界中の人たちに そっとわけてあげたい  争って傷つけあったり 人は弱いものね だけど愛する力も きっとあるはず  ガラスの海の向こうには 広がりゆく銀河 地球という名の船の 誰もが旅人  ひとつしかない 私たちの星を守りたい  朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 瑠璃色の地球
瑠璃色の地球KOBUDO -古武道- feat 夏川りみKOBUDO -古武道- feat 夏川りみ松本隆平井夏美妹尾武夜明けの来ない夜は無いさ あなたがポツリ言う 燈台の立つ岬で 暗い海を見ていた  悩んだ日もある 哀しみに くじけそうな時も あなたがそこにいたから 生きて来られた  朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球  泣き顔が微笑みに変わる 瞬間の涙を 世界中の人たちに そっとわけてあげたい  争って傷つけあったり 人は弱いものね だけど愛する力も きっと あるはず  ガラスの海の向こうには 広がりゆく銀河 地球という名の船の 誰もが旅人  ひとつしかない 私たちの星を守りたい  朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球  瑠璃色の地球
木綿のハンカチーフひごさつまひごさつま松本隆筒美京平恋人よ ぼくは旅立つ 東へと向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す 探すつもりだ いいえ あなた 私は 欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って  恋人よ 半年が過ぎ 逢えないが泣かないでくれ 都会で流行りの指輪を送るよ 君に君に似合うはずだ いいえ 星のダイヤも 海に眠る真珠も きっと あなたのキスほど きらめくはずないもの きらめくはずないもの  恋人よ いまも素顔で くち紅も つけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真 写真を見てくれ いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも 木枯らしのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね  恋人よ 君を忘れて 変わってく ぼくを許して 毎日愉快に 過ごす街角 ぼくは ぼくは帰れない あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ 涙拭く 木綿の ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい
冬のリヴィエラ with オーケストラ・ディ・ローマ Featuring 服部隆之 (Live Version)鈴木雅之鈴木雅之松本隆大瀧詠一彼女(あいつ)によろしく伝えてくれよ 今ならホテルで寝ているはずさ 泣いたら窓辺のラジオをつけて 陽気な唄でも聞かせてやれよ  アメリカの貨物船が 桟橋で待ってるよ  冬のリヴィエラ 男って奴は 港を出てゆく船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね  彼女(あいつ)は俺には過ぎた女さ 別れの気配をちゃんと読んでて 上手にかくした旅行鞄に 外した指輪と酒の小壜さ  やさしさが霧のように シュロの樹を濡らしてる  冬のリヴィエラ 人生って奴は 思い通りにならないものさ 愛しければ 愛しいほど 背中合わせになる  皮のコートのボタンひとつ とれかけてサマにならない  冬のリヴィエラ 男って奴は 港を出てゆく船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね
赤いスイートピーフラチナリズムフラチナリズム松本隆呉田軽穂フラチナリズム春色の汽車に乗って 海に連れて行ってよ 煙草の匂いのシャツに そっと寄りそうから  何故 知りあった日から 半年過ぎても あなたって手も握らない  I will follow you あなたについてゆきたい I will follow you ちょっぴり気が弱いけど 素敵な人だから 心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー  四月の雨に降られて 駅のベンチで二人 他に人影もなくて 不意に気まずくなる  何故 あなたが時計を チラッとみるたび 泣きそうな気分になるの?  I will follow you 翼の生えたブーツで I will follow you あなたと同じ青春 走ってゆきたいの 線路の脇のつぼみは 赤いスイートピー  好きよ 今日まで 逢った誰より I will follow you あなたの生き方が好き このまま帰れない 帰れない 心に春が来た日は 赤いスイートピー
TOKYO GIRL林田健司林田健司松本隆林田健司髪を短く巻いたり 心境の変化ね うつむいてると可愛い顔も台無しよ  知ってる?恋って不思議なバスに似ている 飛び降りたり乗り遅れても 待ってれば来るわ  東京の空に聳えるビル街 陸橋にもたれ二人肩寄せ見た 東京をいつか手に入れてみせる だから泣かないと今は指切りして  この街に来てメイクは上手くなったけど 幸の薄さが舗道に影をひくみたい  知ってる?未来は買えないダイアじゃないわ 薬指の涙の粒に キラキラと映る  東京に生きる女の子たちは 運命の糸でそっとあやとりする 東京の街をブローチに変えて 胸を飾りたい それが私の夢  あでやかな花よりも街路樹が好きよ 青空へ希望の小枝をのばす  東京に生きる女の子たちは 運命の糸でそっとあやとりする 東京をいつか手に入れてみせる だから泣かないと今は指切りして 東京の街をブローチに変えて 胸を飾りたい それが私の夢
透明なチューリップ薬師丸ひろ子薬師丸ひろ子松本隆細野晴臣水晶の星が 流れてく夜空を あなたと二人で 祈るように見てたの  湖のほとりにたたずめば ほころぶの心のつぼみまで  透明なチューリップ 散るまぎわ一瞬 透き通る青さが 私たちみたいね 透明なチューリップ  傷付くことだけ 恐れてた昨日を 遠い過去にして 翔び立ってゆくのよ  抱いていた孤独を投げ捨てて 不思議だわ身体が軽くなる  透明なチューリップ 岸辺に揺れていた 命のはかなさを 哀しむかのように 透明なチューリップ  透明なチューリップ 散るまぎわ一瞬 透き通る青さが 私たちみたいね 透明なチューリップ
REVOLUTION田村英里子田村英里子松本隆筒美京平新川博オパール色の濡れたスカート ひざでじゃれてる波の真ん中 うまくいかない恋だったから しょうがないねとまぶたこすって  いつもあなたの言うなりだった だけどはじめて逆らったわね 私あなたのぬり絵じゃないと 右手で頬をあざのつくほど Sha la la la Girl's are Changin'  REVOLUTION Wow Wow……… さよなら 昨日の私 REVOLUTION Wow Wow……… さよなら 少女の季節 涙をバネに私が変わる かわいこぶった世代が変わる Wow Wow……… かわいこぶった世代が変わる  知らず知らずに汚れた心 海の青さで洗ってみよう ダイアモンドも色褪せるほど 素顔の私光っているはず  今はとっても哀しいけれど 自分で決めた生き方だから 媚びることだけ上手な娘なら 星の数ほどたくさんいるわ Sha la la la Girl's are Changin'  REVOLUTION Wow Wow……… あなたの知らないうちに REVOLUTION Wow Wow……… 世界は動いているの ほんとの愛を知ってる人が 次の時代の主役になれる Wow Wow………  REVOLUTION Wow Wow……… さよなら 昨日の私 REVOLUTION Wow Wow……… さよなら 少女の季節 涙をバネに私が変わる かわいこぶった世代が変わる Wow Wow……… かわいこぶった世代が変わる
木綿のハンカチーフMs.OOJAMs.OOJA松本隆筒美京平恋人よ ぼくは旅立つ 東へと向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す 探すつもりだ  いいえ あなた 私は 欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って  恋人よ 半年が過ぎ 逢えないが泣かないでくれ 都会で流行りの 指輪を送るよ 君に 君に似合うはずだ  いいえ 星のダイヤも 海に眠る真珠も きっと あなたのキスほど きらめくはずないもの きらめくはずないもの  恋人よ いまも素顔で くち紅も つけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真 写真を見てくれ  いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも 木枯しのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね  恋人よ 君を忘れて 変わってく ぼくを許して 毎日愉快に 過ごす街角 ぼくは ぼくは帰れない  あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ 涙拭く 木綿の ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい
真空キッスアポジー&ペリジーアポジー&ペリジー松本隆細野晴臣回転木馬のオルゴール 赤青緑のイリュミネーション あなたピエロの真似しながら 鏡の迷路へと手招きしてる 雲間にそびえる観覧車 下を見ちゃだめよ 目がまわる 黄昏色の遊園地に 無数の風船が舞い上るのよ 真空キッス きつく抱かれると 真空キッス チッ息しそうよ 受動的な私 性格ネ 自動的に瞳 閉じてるの カヌーは漂泊(ながれ)て 密林(ジャングル)へ ガイドはライフル乱れ射ち 機械仕掛の野獣たちに おびえる振りをして しがみつきたい 真空キッス 人目も気にせず 真空キッス 人ごみの中 刺激的に息を止めたまま 悲劇的に私愛してる 真空キッス きつく抱かれると 真空キッス チッ息しそうよ 受動的な私 性格ネ 自動的に瞳 閉じてるの 黄昏色の遊園地に 無数の風船が舞い上るのよ
揺れながらミッドナイト大橋純子大橋純子松本隆筒美京平O AM あと2・3分 Harborは 霧景色 トレンチ・コートを腕に下げ あなたが船から降りてくる 私は哀しく眼を伏せて 駆け寄る心を こらえてる 君 変わったね 3年も待ったよ  (Waiting for you, but it's too late) (at rainy midnight harbor) もう 忘れたかい? 待つことに疲れたの (Cryin for you so hold me tight) (at rainy midnight harbor) 揺れる 揺れない 揺れながら Midnight 揺れる 揺れない 揺れながら Midnight 午前0時の男と女…… めぐり逢い……哀しい  O AM ちょっと廻って 裏ぶれた船員BAR 女の弱さを責めもせず 無口が余計につきささる 私は心の残り火を 煙草と一緒にもみ消した 君 変わったね 名前まで変えたのよ (Waiting for you, but it's too late) (at rainy midnight harbor) そう どんな奴? 待たせない人だった (Cryin for you so hold me tight) (at rainy midnight harbor) 揺れる 揺れない 揺れながら Midnight 揺れる 揺れない 揺れながら Midnight 午前0時の男と女…… すれ違い……淋しい  揺れる 揺れない 揺れながら Midnight 揺れる 揺れない 揺れながら Midnight 午前0時の男と女…… 生き別れ……皮肉ね
銀のロケット水谷麻里水谷麻里松本隆筒美京平あんなに意識をしているのに 冷たい態度で擦れ違う 泣きたいくらいに 好きなくせして わざと瞳 そらして知らん顔  忘れ物だよって声かけた 右手に揺れてるネックレス ハートの形のロケットの中 あなたのフォトグラフ  秘密の恋知られて 頬染めて逃げたわ あれからぎこちなくて 逢えない 銀のロケット  背中に視線を感じてるのに 振り向く勇気が無い  秘密の恋知られて あやふやな気持ちよ うれしいか哀しいか 謎なの 銀のロケット  微妙な変化に気がついた みんながひそひそ噂する 私は決して外さないのよ あなたのフォトグラフ  Still I Love You So, Yes I Will Ah Still I Love You So, Yes I Will Ah…
迷宮のアンドローラ氣志團氣志團松本隆筒美京平夢なの? 夢じゃない 夜空を駆けめぐる 瑠璃色  車を飛ばして 天文台へ Kiss の途中で あなたが消えた あやしげな Laser Beam 身体ごと In The Air 浮かぶあなた  “アンドローラ” 銀河から Lovin' You あなたを迎えに来た 銀の Flying Saucer “アンドローラ” テレパシー感じる 心は無重力に Fallin' Love “アンドローラ”  こんなの困るわ 不思議な“Good-Bye” 涙が加速度 つけて走るわ 幻だけ Science まなざしだけ Silence 置いてきぼり  “アンドローラ” 好きだよと言って 何度も宇宙遊泳 させたくせして “アンドローラ” お願いよ一緒に 銀河に連れて行ってほしい  “Sotto Sotto Sayonara” “Sotto Sotto Sayonara” “Sotto Sotto Sayonara” “Sotto Sotto Sayonara” Don't Go Please! Shootin' Star! 消えないで!  “アンドローラ” 銀河から Lovin' You “アンドローラ” テレパシー感じる 心は無重力に Fallin' Love “アンドローラ” “アンドローラ” “アンドローラ”
サヨナラのあくる日つみきみほつみきみほ松本隆細野晴臣心にけがをした後は 白い繃帯巻きましょう 胸をギュッて縛ったら 水もしたたる男の子  イバラで作った髪飾り 人なんか好きになるから バチがあたる  サヨナラのあくる日 私 毛布にくるまって サヨナラのあくる日 雨よ降れって祈ってた  振られたんだか振ったのか よくわかんない別れ方 許せないのはサヨナラと 肩たたく手の優しさよ  ダイヤの指輪があったなら 嘘っぽいガラスの心 傷つけたい  サヨナラのあくる日 私 涙ではれた目で サヨナラのあくる日 真っ青な空見上げてた  永遠に続く恋など ありゃしないって一人言  サヨナラのあくる日 私 毛布にくるまって サヨナラのあくる日 雨よ降れって祈ってた  サヨナラのあくる日…… サヨナラのあくる日……
SAILING水谷豊水谷豊松本隆山梨鐐平石川鷹彦入江と小舟が 錨をおろしたように 人は翼休め 哀しみへとつながれていた  Sailing 風の無い 季節を通り過ぎたら Sailing 夢を探しに 旅立つのさ Sailing 嵐にも 破れない 新しい船で  黒い雲が騒ぎ 波にむち打たれようと ぼくには君がいる ひとすじの光が見える  Sailing 星の無い 海流(ながれ)を漂う心 Sailing やさしい声で 知らせてくれ Sailing 魂が 旅をする 未来に向って  Sailing 風の無い 季節を通り過ぎたら Sailing 夢を探しに 旅立つのさ Sailing 嵐にも 破れない 新しい船で  Sailing 星の無い 海流(ながれ)を漂う心 Sailing やさしい声で 知らせてくれ Sailing 魂が 旅をする 未来に向って  Sailing 風の無い 季節を通り過ぎたら Sailing 夢を探しに 旅立つのさ  SAILING
Sweet Memorieskevinkevin松本隆大村雅朗なつかしい痛みだわ ずっと前に忘れていた でもあなたを見たとき 時間だけ後戻りしたの  「幸福?」と聞かないで 嘘つくのは上手じゃない 友だちならいるけど あんなには燃えあがれなくて  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 sweet memories  Don't kiss me baby we can never be So don't add more pain Please don't hurt me again I have spent so many nights Thinking of you longing for your touch I have once loved you so much  あの頃は若過ぎて 悪戯に傷つけあった二人 色褪せた哀しみも今は 遠い記憶 sweet memories  失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 sweet memories
SEPTEMBERISEKIISEKI松本隆林哲司Shunsuke Suzuki辛子色のシャツ追いながら 飛び乗った電車のドア いけないと知りながら 振り向けば隠れた  街は色づいたクレヨンが 涙まで染めて走る 年上の人に会う 約束と知ってて  September そしてあなたは September 秋に変わった 夏の陽射しが弱まるように心に翳がさした September そして九月は September さよならの国 解きかけてる愛の結び目涙が木の葉になる  会ってその人に頼みたい 彼のこと返してねと でもだめね気の弱さ くちびるも凍える  September そしてあなたは September 秋に変わった 話す事さえなくなるなんて私に飽きた証拠 September そして九月は September さよならの国 めぐる季節の彩りの中一番淋しい月  借りていたDictionary 明日返すわ “Love”と言う言葉だけ切り抜いた後 それがGood-bye, good-bye  September そしてあなたは September 秋に変わった 私ひとりが傷つくことが残されたやさしさね September そして九月は September さよならの国 トリコロールの海辺の服も二度と着る事はない
ソバカスのある少女矢野顕子+TIN PAN矢野顕子+TIN PAN松本隆鈴木茂北の通りで ソバカスのある 少女を見かけたなら 声をかけてくれ  君が寒さに ふるえていたら 一枚きりの肩かけ 差し出すだろう  石のような心も あたためちまう女さ  泣かした事が 昔あるんだ 風も叫んでたよ ひどい奴だと  石のような心も あたためちまう女さ  今でも髪は 長いだろうか 君も 友だちなら たしかめてくれ
白い水平線岡部ともみ岡部ともみ松本隆加瀬邦彦マリン・ブルーのTシャツ越しに お前の好きな海が寝返り打つ  こんな別れに似合うわ Salty Dog グラスを指ではじきつぶやいたね  Oh, Girl 不思議に憶えているぜ 砂に置いた Portable radio 悲しいバラード歌ってた Oh, Girl 逢いたいもう一度だけ  海岸道路二車線の道 君の車が消えて5度目の夏  しばられるのは嫌いと笑う 若さが見せる夢は罪作りさ  Oh, Girl シャワーで濡らした髪を テラスに出て渇かしてたね 星くずみたいな想い出さ Oh, Girl 逢いたいもう一度だけ  Oh, Girl 今でも忘れてないぜ お前と見た遠い岬を 背中を淋しく抱きしめた Oh, Girl 逢いたいもう一度だけ Oh, Girl……
瞳はダイアモンド矢川葵矢川葵松本隆呉田軽穂愛してたって 言わないで…  映画色の街 美しい日々が 切れ切れに映る いつ過去形に変わったの?  あなたの傘から飛びだしたシグナル 背中に感じた 追いかけてくれる 優しさも無い  ああ 泣かないで MEMORIES 幾千粒の雨の矢たち 見上げながら うるんだ 瞳はダイアモンド  哀しいうわさも 微笑い飛ばしたの あなたに限って 裏切ることはないわって  でもあなたの眼を覗きこんだ時 黒い雨雲が 二人の青空 消すのが見えた  ああ 揺れないで MEMORIES 時の流れが 傷つけても 傷つかない心は 小さなダイアモンド  ああ 泣かないで MEMORIES 私はもっと 強いはずよ でもあふれて止まらぬ 涙はダイアモンド
風たちぬ Duet with 島田歌穂稲垣潤一稲垣潤一松本隆大瀧詠一風立ちぬ 今は秋 今日から私は心の旅人  涙顔見せたくなくて すみれ・ひまわり・フリージア 高原のテラスで手紙 風のインクでしたためています SAYONORA SAYONARA SAYONARA…… 振り向けば色づく草原 一人で生きてゆけそうね 首に巻く赤いバンダナ もう泣くなよと あなたがくれた SAYONORA SAYONARA  SAYONARA…… 風立ちぬ 今は秋 帰りたい 帰れない あなたの胸に 風立ちぬ 今は秋 今日から私は心の旅人  性格は明るいはずよ すみれ・ひまわり・フリージア 心配はしないでほしい 別れはひとつの旅立ちだから SAYONORA SAYONARA SAYONARA…… 草の葉にくちづけて 忘れたい 忘れない あなたの笑顔 想い出に眼を伏せて 夏から秋への不思議な旅です  風立ちぬ 今は秋 帰りたい 帰れない あなたの胸に 風立ちぬ 今は秋 今日から私は心の旅人
抱いて…マニ☆ラバマニ☆ラバ松本隆David Fosterマニ☆ラバ何度も別れを 心に決めても あなたの顔を見るたび How can I stop loving you  誰かの電話を あわてて切るのね 私はくちびる噛んで 哀しく微笑う How can I stop loving you  Hold me 嵐の 夜はベッドで抱いていてね Hold me 心が 風に吹かれて 飛ばされぬように 抱いて 抱いていて  知らない都会で 生きてる夢見た 目覚めてあなたを探すの 月の光りに How can I stop loving you  Hold me あなたに 秘密にしてた ニュースがある Hold me 私の 奥に芽生えた 命を祝って 抱いて 抱いていて  Hold me 嵐の 夜はベッドで抱いていてね Hold me 心が 風に吹かれて 飛ばされぬように 抱いて 抱いていて  抱いて 抱いていて 抱いて 抱いていて
二重奏RUI(イ・スンチョル)RUI(イ・スンチョル)松本隆J.Y.Choiぼくが孤独なとき 君は笑う 太陽のように 胸の暗がりを 照らす  カフェで紅茶飲もう 運河沿いの風で冷えたから ぼくら電線の 鳥みたい  兄妹のような影を ひきずって散歩したね 横顔が綺麗なこと はじめて気がついて 空気がゆらり 揺らぐ  ぼくは何のために 生きてるのか それもわからない 君に逢う日まで そうだった  自分さえ愛せなくて なぜ人を愛せるだろう もし君を好きになれば 必ずいつの日か 不幸にしそう だから背中向けたいのに ぼくの心が君をじっと見てる  自分さえも愛せなくて なぜ人を愛せるだろう でも君がもし駅なら ぼくって通過する 汽車じゃないはず  ゆうべぼくは君を抱いた その話題触れないけど 君の瞳(め)は問いかけてる 答えの代わりにね 抱き寄せたんだ 肩を…
夏なんです楠瀬誠志郎楠瀬誠志郎松本隆細野晴臣田舎の白い畦道で 埃っぽい風が立ち止る 地べたにペタンとしゃがみこみ 奴らがビー玉はじいてる ギンギンギラギラの 太陽なんです ギンギンギラギラの 夏なんです  鎮守の森は ふかみどり 舞い降りてきた 静けさが 古い茶屋の 店先に 誰かさんとぶらさがる ホーシーツクツクの 蝉の声です ホーシーツクツクの 夏なんです  空模様の縫い目を辿って 石畳を駆け抜けると 夏は通り雨と一緒に 連れ立って行ってしまうのです モンモンモコモコの 入道雲です モンモンモコモコの 夏なんです  日傘くるくる ぼくはたいくつ 日傘くるくる ぼくはたいくつ
哀しみの種薬師丸ひろ子薬師丸ひろ子松本隆井上陽水私はいらないの 薬指の指輪も未来の約束も 雨の日 帰りを待つ窓はなく 風の日 迎えに行く道もない 一緒に映した写真を一枚もらえば それでいい  夢は正夢 最初キスした日から すべて知ってたの それは哀しみの種  いけない涙で 不幸を育てているのは 誰ですか?  私はいらないの 小鳥の鳴く夜明けも あなたの名前さえ 雨の日 宛名のない手紙書き 風の日 日付のない日記書く あなたの聞いてた古いレコードをもらえば それでいい  夢は正夢 愛しはじめた日から 失う気がした それは哀しみの種  あぶない恋だと 知っててあきらめないのは 誰ですか?  夢は正夢 最初キスした日から すべて知ってたの それは哀しみの種  夢は正夢 愛しはじめた日から 失う気がした それは哀しみの種  いけない涙で 不幸を育てているのは 誰ですか?
Woman “Wの悲劇”より村上ゆき村上ゆき松本隆呉田軽穂もう行かないで そばにいて 窓のそばで腕を組んで 雪のような星が降るわ 素敵ね  もう愛せないと言うのなら 友だちでもかまわないわ 強がってもふるえるのよ 声が……  ああ時の河を渡る船に オールはない 流されてく 横たわった髪に胸に 降りつもるわ星の破片(かけら)  もう一瞬で燃えつきて あとは灰になってもいい わがままだと叱らないで 今は……  ああ時の河を渡る船に オールはない 流されてく やさしい眼で見つめ返す 二人きりの星降る町  行かないで そばにいて おとなしくしてるから せめて朝の陽が射すまで ここにいて 眠り顔を 見ていたいの
STARLIGHT SERENADE鈴木康博鈴木康博松本隆鈴木康博グラス手に踊れば 揺れる赤いワイン こぼさないように…  KISSしていいね 懐かしい日々のようにね  Starlight Music 想い出の Piano Man 今夜は 哀しいメロディーを 弾かないでくれ  逢える気がしてたよ タキシードのパーティー 声をかけた瞬間(とき)の  瞳の動き まるで昔のままなのさ  Starlight Music 星影の Dancin' 本気さ 酔ってる振りをして 抱きしめたいよ  不幸だったよ 君と他人になってから  Starlight Music 想い出の Piano Man 今夜は 哀しいメロディーを 弾かないでくれ  Starlight Music 星影の Dancin' 本気さ 酔ってる振りをして 抱きしめたいよ
ルビーの指環北川大介北川大介松本隆寺尾聰D.C.Oくもり硝子の向こうは風の街 問わず語りの心が切ないね 枯葉ひとつの重さもない命 貴女を失ってから 背中を丸めながら 指のリング抜き取ったね 俺に返すつもりならば 捨ててくれ  そうね誕生石ならルビーなの そんな言葉が頭に渦巻くよ あれは八月目映い陽の中で 誓った愛の幻 孤独が好きな俺さ 気にしないで行っていいよ 気が変わらぬうちに早く 消えてくれ  くもり硝子の向こうは風の街 さめた紅茶が残ったテーブルで 衿を合わせて日暮れの人波に まぎれる貴女を見てた  そして二年の月日が 流れ去り 街でベージュのコートを見かけると 指にルビーのリングを 探すのさ 貴女を失ってから  そして二年の月日が 流れ去り 街でベージュのコートを見かけると 指にルビーのリングを 探すのさ 貴女を失ってから Tu lu lu…
Rainy Day Woman松原みき松原みき松本隆亀井登志夫紫の入江のように 都会は季節の帆をたたんでる あなたより先に目覚めて 寝顔を見つめて5分泣いたわ グラスに半分のジン・ライム 口移しに注がれたひと夏の光と影  It's rainy rainy day 微笑みより涙を It's rainy rainy day 選ぶ女がいてもいい It's rainy rainy day 不思議だけど別れの日は 決ってこんな雨の朝  心など置き忘れても 淋しさ重ねた夜はレザリアム こんな事ねえいつまでも 続けていたって仕方ないもの 誰かに聞かれたら  あんな女こちらから捨てたよと言えばいいわ It's rainy rainy day 舞い戻ってくるさと It's rainy rainy day 置き手紙破っても It's rainy rainy day 髪を濡らす光る粒に 誓って真剣な気持ち  真珠のネックレスほどき 濡れた舗道に並べるわ さよならのアルファベット It's rainy rainy day 天気よりも雨が It's rainy rainy day 似合う女がいてもいい It's rainy rainy day 皮肉だけど旅立つ日に 限ってこんな雨の朝
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