街のサンドイッチマン氷川きよし | 氷川きよし | 宮川哲夫 | 吉田正 | 伊戸のりお | ロイド眼鏡に 燕尾服 泣いたら燕が 笑うだろ 涙出た時ゃ 空を見る サンドイッチマン サンドイッチマン 俺らは 街のお道化者(ドケもの) 呆(とぼ)け笑顔で 今日もゆく 嘆きは誰でも 知っている この世は悲哀(ひあい)の 海だもの 泣いちゃいけない 男だよ サンドイッチマン サンドイッチマン 俺らは 街のお道化者 今日もプラカード 抱いてゆく あかるい舗道に 肩を振り 笑ってゆこうよ 影法師 夢をなくすりゃ それまでよ サンドイッチマン サンドイッチマン 俺らは街の お道化者 胸にそよ風 抱いてゆく |
サンタクロース・アイアム橇トニー谷 | トニー谷 | 宮川哲夫 | 多忠修 | | メリー・クリスマス I'M ハムサム サンタクロース メニー・クリシミマス I'M ノオマネ サンザンクロース 紅い帽子 紅いコート ちよつといいザンショ 白い髭 白い雪 ステッキ ざあんスノオ(SNOW) 橇よ ハバハバ 鈴ならし いそげ 走れ オヽ ワンダフル ワンダフル ワンダフル 雪が降る リンリンリンリン チリリンリン 鈴が鳴る 滑るよ 滑る ボクの橇 引つくりがへれば I'M ソリ あゝ痛え、ぶつかつちやつた。 あ、きこえる きこえる ホーリン・ナイト こつちやあ ホーリンンダサレタ ナイトざんす ハイ、おこんばんワ お馴染の、サンタクロース チョト、いかれてるつて ? エヘヘヘ そンりやァ おめェ 家庭の事情(ズジョウ)で スッカタねいんザンスョ 一生ケンメ散々雪がふつて来る こつちは まあ ノーマネー 貧乏ボーイ ツー・マッチ・ハングリ・ボーイ ウワァッ、スズ・イズ 汚ねえ煙突だなァ、 ここから、入んのォ? トホヽヽヽヽ 可愛い 寝顔 素敵ざあんスノオ(SNOW) 朱い唇 悩ましざんスノオ マイ・プレゼント 何んにスノオ そつと 覗けば オゝ ワンダフル 雪が降る ドキリンコンコン ドキリンコン 心臓が高鳴る 高鳴るハート ボクの胸 察して頂戴 アイム・橇(ソリー) オー ザット・サイレン サイレン 火事、火事、火事ざんすョ ファイヤ ファイヤ(チュッ) キッス・オブ・ファイヤ タンゴ踊りたいにも ひとりぢやダメ 年に一度のコッチャ エキストラ あたしや しがないニコニコかぎよう ざんすからねネー あー 淋しいざんす あら、燃えてるの 私の橇ざんすョ あら、火元は ジス・イズ私ざんす 橇が燃える 橇が燃える アイム・ソリ ウフフ ウワーン。 |
あゝ家庭の事情!トニー谷 | トニー谷 | 宮川哲夫 | 多忠修 | 多忠修 | 眼鏡かけるのも 家庭の事情 髪をはやすのも さいざんす これでベリベリ ハムサム・ボーイ あの娘と別れて この娘と逢つて もてる苦労も 大變ざんす ばかな話で はべれけれ。 いかれてるのも 家庭の事情 左巻き(レフト)ざんす さいざんす 情にふるへて ふくらむ夢を タバコの煙に ふんわかとばしや ありや、いやーだ くるくる左マキリンコン ばかな話で はべれけれ。 GOと出るのも 家庭の事情 戀のシグナル さいざんす 街の柳も ホンワカ靡く バルンもチラリンコ 空からのぞく のぞくはづざんす 二枚目ざんす ばかな話で はべれけれ。 ベッサメ・ムーチョも 家庭の事情 戀のリベラル さいざんす 遠慮なんかは ノー・サンキュウよ 好きなら好きだと ハッキリあそべ ひまがあつたら アイ・ラブ・ユーしてよ ばかな話で はべれけれ。 |
馬鹿じゃなかろかトニー谷 | トニー谷 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 多忠修 | 甘いランデブ ときめくハート 灯影ほんわか 数寄屋橋 さいざんす さんざ待たせて おや まだ見えぬ 可愛い あの娘の 眞知子巻 二枚目氣取りで ゐるけれど 馬鹿ぢや なかろか この男 青い煙りに 溜息のせて 喫かすピースも 二箱目 さいざんす 來たら告げたい せつない科白(せりふ) レッスン濟んだに まだ來ない 二枚目氣取りで ゐるけれど 馬鹿ぢや なかろか この男 空に流れる 電光ニュース 待つてゐるよと 書いとくれ さいざんす ホント、待つ身は べちよりんこ辛い 全く、TOO・MATCH いやざんす 二枚目氣取りで ゐるけれど 馬鹿ぢや なかろか この男 バナナ踏んだら つるりんこに辷る 辷りや いたいよ アスファルト さいざんす あ、いたかつたと 逢へずに歸る 頬つぺに 冷たい 霧が降る 二枚目氣取りで ゐるけれど 馬鹿ぢや なかろか この男 |
ブクブク・マンボトニー谷 | トニー谷 | 宮川哲夫 | 多忠修 | 多忠修 | ハローお嬢さん おコンチワ アッー! アーッ! アブナイ たすけて! 「アリャー 此處どこだべさ ウエア・イズ・ヒヤ どこ あら、おフィッシュが泳いでる 海の底だべさ」 あの娘に見惚(みと)れて つるりんこ すべって、ころげて どぶりんこ ブクブク變だよ いやざんす ブクブクおかしい 變ざんす まぐろのおっさん おコンバンワ 喋ればオヤマタ 泡が出る 溜息ついても 泡が立つ ブクブク・マンボ ブクブクブクブク ブクブク・マンボ ブクブクブクブク マンボで唄へば アライヤダ コンブがあたしに ネチョリンコン 水中旅行と シャレるかな こんな機會(チャンス)は 二度とない 乙姫御殿(パレス)は どこかしら 人魚のキャバレは ないかしら 人魚のネエさん おコンバンワ 歩けばオヤマタ 泡が出る 坐って見たとて 泡が立つ ブクブク・マンボ ブクブクブクブク ブクブク・マンボ ブクブクブクブク マンボで踊れば アライヤダ ひらめの彼女が ペチョリンコン パールのネックレス パラリンコ 造ってあの娘に プレゼント 出来たらどんなに 素敵だろ ついでに珊瑚の ブローチも いわしの兄(あん)ちゃん おコンニチワ ウキウキ オヤマタ 泡が出る ブカリコ ブカリコ 泡が立つ ブクブク・マンボ ブクブクブクブク ブクブク・マンボ ブクブクブクブク マンボで浮かれりゃ アライヤダ 海月(くらげ)も さざえも エッサッサ マンボ マンボで アラ エッサッサ |
忘れじのブルース鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 吉田正 | いまでも変わらず 愛していると ひと言つげたい いとしい人よ 逢える日は 逢える日は もうないけれど 抱いているのさ 面影だけは なんにもいわない 街灯ひとつ 泣かないつもりの 涙をさそう 遠いゆめ 遠いひと 君の名よべば 風にふるえて 落葉がむせぶ どんなに遠くに はなれていても 心をよせあい 過ごしたあの日 忘れない 忘れない いついつまでも 抱いているのさ 想い出だけを |
哀愁酒場鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 寺岡真三 | 酒は飲めても 酔えない人が 肩を寄せ合う 身を寄せる それでなくても 寂しいものを 誰が呼んだか 哀愁酒場 滲む灯影も あゝ ほの暗い 何も云ううまい 云うのは辛い 胸にしまって 忍ぼうよ 青いグラスに 落とした涙 乾(ほ)せば切ない 哀愁酒場 尽きぬ嘆きが あゝ また溜る 笑うつもりで 歪んだ笑顔 何処へ向けたら いいのやら 喫(ふ)かす煙草の 煙りも細く 揺れて消えゆく 哀愁酒場 月も小窓で あゝ 泣いている |
霧氷橋幸夫 | 橋幸夫 | 宮川哲夫 | 利根一郎 | 一ノ瀬義孝 | 霧氷…… 霧氷…… 思い出は かえらない 遥かな 遥かな 冬空に 消えた恋 霧の街角で 告げたさよならが 僕を 僕を 僕を泣かす 霧氷…… 霧氷…… なにもかも 夢だった 今でも 今でも 愛しては いるけれど どこにいるさえ 今は知らぬ人 僕を 僕を 僕を泣かす 霧氷…… 霧氷…… 美しい 恋だった 消えない 消えない 悲しみを 胸にだき 霧の街角を 一人今日もゆく 僕を 僕を 僕を泣かす |
雨の中の二人橋幸夫 | 橋幸夫 | 宮川哲夫 | 利根一郎 | 一ノ瀬義孝 | 雨が小粒の真珠なら 恋はピンクのバラの花 肩を寄せ合う小さな傘が 若いこころを燃えさせる 別れたくないふたりなら 濡れてゆこうよ 何処までも 好きとはじめて打ちあけた あれも小雨のこんな夜 頬に浮かべた 可愛いえくぼ 匂ううなじもぼくのもの 帰したくない君だから 歩きつづけていたいのさ 夜はこれからひとりだけ 君を帰すにゃ早すぎる 口に出さぬが思いは同じ そっとうなずくいじらしさ 別れたくないふたりなら 濡れてゆこうよ 何処までも…… 何処までも 何処までも |
国道18号線フランク永井 | フランク永井 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 吉田正 | あの日逢わなきゃ逢いさえしなきゃ 俺にゃなかった心の乱れ ヘッド・ライトも届かぬ闇に あの娘のえくぼが消えては浮かぶ 東京―軽井沢切ない愛を はこぶ国道 ああ18号線 何故と聞かれりゃ言えないけれど とても気になるあなたのことが 明日も待ちますわたしはひとり 白樺林の夕陽の中で 東京―軽井沢儚ない愛を つなぐ国道18号線 何が本当の生きがいなのか わかる気がするおぼろげながら 誰が消せよう二人の胸に 燃える恋の灯命のほのお 東京―軽井沢変らぬ愛を 結ぶ国道 ああ18号線 |
赤と黒のブルース木村充揮×近藤房之助 | 木村充揮×近藤房之助 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 近藤房之助 | 夢をなくした 奈落の底で 何をあえぐか 影法師 カルタと酒に ただれた胸に 何で住めよか 何で住めよか あぁ あの人が 赤と黒との ドレスの渦に ナイトクラブの 夜は更ける 妖しく燃える 地獄の華に 暗い心が 暗い心が あぁ また疼く 月も疲れた 小窓の空に 見るは果てない 闇ばかり 倒れて眠る モロッコ椅子に 落ちた泪を 落ちた泪を あぁ 誰(たれ)がしろ |
アリューシャン小唄三沢あけみ | 三沢あけみ | 宮川哲夫 | 不詳 | | 明日は逢えなくなる人に せめて笑顔でつぐお酒 もしも女でなかったら ついてゆきたやアリューシャン ひとりさびしくニシン場に 咲いたあたしは流れ花 待てとあなたに言われても 待っていますと言えぬ恋 無理なねがいと知りながら ゆかせたくないアリューシャン せめて御無事で帰る日を 今はこころにいのるだけ 霧ににじんだシコタンの 赤い灯が泣く泣き明かす あれは亡き母 亡き父の 今もしずかに眠る島 |
湖愁山内惠介 | 山内惠介 | 宮川哲夫 | 渡久地政信 | | 悲しい恋の なきがらは そっと流そう 泣かないで かわいあの娘よ さようなら たそがれせまる 湖の 水に浮かべる 木の葉舟 ひとりの旅の 淋(さび)しさは 知っていたのさ 始めから はぐれ小鳩か 白樺の こずえに一羽 ほろほろと 泣いて涙で 誰を呼ぶ 夕星一つ また一つ ぬれた瞳を しのばせる 思い出すまい なげくまい 東京は遠い あの峰を 越えてはるかな 空のはて |
赤と黒のブルースちあきなおみ | ちあきなおみ | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 夢をなくした 奈落の底で 何をあえぐか 影法師 カルタと酒に ただれた胸に なんで住めよか なんで住めよか ああ あのひとが 赤と黒との ドレスの渦に ナイトクラブの 夜は更ける 妖しく燃える 地獄の花に 暗いこころが 暗いこころが ああ またうずく 月も疲れた 小窓の空に 見るは涯ない 闇ばかり 倒れて眠る モロッコ椅子に 落ちた涙を 落ちた涙を ああ 誰が知ろ |
ズンドコ横丁雪村いづみ | 雪村いづみ | 宮川哲夫 | 渡久地政信 | | 久しぶりだナー、肩抱きよせりゃ 可愛いエクボが濡れている ここは港のズンドコ酒場 海の男のたまり場所 トコ ズンズンドコたまり場所 ラムにするかな、シャンパン抜こか 唄にしようか踊ろうか 逢いたかったわ おたがいさまさ 飲むぜ今夜は浴びるほど トコ ズンズンドコ浴びるほど うまいもんだナ、半年ぶりの 陸の空気と云う奴は 苦労忘れのズンドコ節さ はめを外して浮かれるぜ トコ ズンズンドコ浮かれるぜ |
東京ドドンパ娘渡辺マリ | 渡辺マリ | 宮川哲夫 | 鈴木庸一 | | 好きになったら はなれられない それは はじめてのひと ふるえちゃうけど やっぱり待っている それは始めてのキッス 甘いキッス 夜をこがして胸をこがして はじけるリズム ドドンパ ドドンパ ドドンパがあたしの胸に 消すに消せない火をつけた 好きになったら 忘れられない それは はじめてのひと 一度燃えたら 消すに消せない まるでジャングルの火事恋のほのお 好きよ好きなの とてもしあわせ 燃えちゃいたいの ドドンパ ドドンパ ドドンパが あたしの胸に 消すに消せない火をつけた |
赤と黒のブルース青江三奈 | 青江三奈 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 夢をなくした 奈落の底で 何をあえぐか 影法師 カルタと酒に ただれた胸に なんで住めよか なんで住めよか ああ あの人が 赤と黒との ドレスの渦に ナイトクラブの 夜(よ)は更ける 妖(あや)しく燃える 地獄の花に 暗いこころが 暗いこころが ああ またうずく 月も疲れた 小窓の空に 見るは涯(はて)ない 闇ばかり 倒れて眠る モロッコ椅子に 落ちた涙を 落ちた涙を ああ 誰が知ろ |
夜霧の第二国道青江三奈 | 青江三奈 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | つらい恋なら ネオンの海へ 捨てて来たのに 忘れてきたに バック・ミラーに あの娘の顔が 浮かぶ夜霧の ああ第二国道 花の唇 泪の瞳 想い出さすな 帰らぬ夢を ヘッド・ライトの 光の中に つづくはてない ああ第二国道 闇を見つめて ハンドル切れば サイン・ボードの 灯りも暗い 泣かぬつもりの 男の胸を 濡らす夜霧の ああ第二国道 |
夜霧に消えたチャコ青江三奈 | 青江三奈 | 宮川哲夫 | 渡久地政信 | | 俺のこころを 知りながら なんでだまって 消えたんだ チャコ チャコ 酒場に咲いた 花だけど あの娘は可憐な 可憐な娘だったよ 青いネオンが 泣いている 紅いネオンも 涙ぐむ チャコ チャコ 帰っておくれよ もう一度 俺のせつない せつないこの胸に |
虹のルンバ淡谷のり子 | 淡谷のり子 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 白バラの花に頬よせ 悲しみを星に歌えば あふれ湧く涙のしずく 水色のシェードににじむ ああ ルンバ ルンバ 女の祈り 想い出は 胸にさそうよ 喜びの夢は儚く 幸せは虹と消えゆく 呼べばとて甲斐なきものと 知りつつも面影慕う ああ ルンバ ルンバ 女の涙 夢去りし 胸を濡らすよ 白バラの花は香れど ひめやかに春は過ぎゆく 一人抱く空しき心 糸切れしギターの唄か ああ ルンバ ルンバ 女の嘆き 空ろなる 胸を揺するよ |
カチューシャ物語淡谷のり子 | 淡谷のり子 | 宮川哲夫 | 佐々木俊一 | | 霧の港に 咲く花は 青い灯影に 夜ひらく 想い濡らして 泣いたとて どうせ儚い どうせ儚い どうせ儚い 流れの花よ ああ、妾が 妾が 酒場のカチューシャよ 黒い衣裳(ドレス)の 紅バラが 褪せりゃ女の 夢も散る 濡れたルージュの 哀愁(かなしみ)を 喫かす煙草の 喫かす煙草の 喫かす煙草の 煙にかくす ああ、妾が 妾が 酒場のカチューシャよ |
赤と黒のブルース鶴田さやか duet with 鶴田浩二 | 鶴田さやか duet with 鶴田浩二 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 安部潤・寺岡真三 | 夢をなくした 奈落の底で 何をあえぐか 影法師 カルタと酒に ただれた胸に なんで住めよか なんで住めよか ああ あの人が 赤と黒との ドレスの渦に ナイトクラブの 夜は更ける 妖しく燃える 地獄の花に 暗いこころが 暗いこころが ああ またうずく 月も疲れた 小窓の空に 見るは涯ない 闇ばかり 倒れて眠る モロッコ椅子に 落ちた涙を 落ちた涙を ああ 誰が知ろ |
好きだった鶴田さやか duet with 鶴田浩二 | 鶴田さやか duet with 鶴田浩二 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 寺岡真三・船山基紀 | 好きだった 好きだった 嘘じゃなかった 好きだった こんな一言 あの時に 言えばよかった 胸にすがって 泣きじゃくる 肩のふるえを ぬくもりを 忘れられずに いるのなら 好きだった 好きだった 俺は死ぬ程 好きだった 言っちゃならない さよならを 言ったあの日よ 笑うつもりが 笑えずに 顔を背けた 悲しみを 今も捨てずに いるくせに 好きだった 好きだった 口にゃ出さぬが 好きだった 夢にまで見た せつなさを 知っていたやら 馬鹿な男の 強がりを せめて恨まず いておくれ 逢える明日は ないけれど |
赤と黒のブルース石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 夢をなくした 奈落の底で 何をあえぐか 影法師 カルタと酒に ただれた胸に なんで住めよか なんで住めよか ああ あのひとが 赤と黒との ドレスの渦に ナイトクラブの 夜は更ける 妖しく燃える 地獄の花に 暗いこころが 暗いこころが ああ またうずく 月も疲れた 小窓の空に 見るは涯ない 闇ばかり 倒れて眠る モロッコ椅子に 落ちた涙を 落ちた涙を ああ 誰が知ろ |
小さな酒場真奈尚子 | 真奈尚子 | 宮川哲夫 | 吉田正 | カンザスシティバンド | アデュー アデュー あの人が好きだった 静かなこの曲が 今夜も私を 辛くする 小さな酒場の片隅で 古びたピアノを弾きながら アデュー アデュー 歌っている 淋しい私 アデュー アデュー 灰(ほの)暗い灯の下で 座り手のない椅子が だまって誰かを 待っている 涙は見せない はずでした 女の悲しい あきらめを アデュー アデュー 歌っている 淋しい私 「あの人はもういない どこにもいない」 私はひとり |
夜霧のシャンソン鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 多忠修 | 銀杏の枯葉が 舗道に眠る 月も傾く 夜更けの街で 秘めた想いを 唄うシャンソン あの娘は もう寝たか 灯りも見えぬ ただ 夜霧だけ 夜霧だけが いつか この胸を 濡らすよ 夜空のネオンも 侘びしく消える 一人せつなく ギターを鳴らし 熱い泪で 唄うシャンソン あの娘は 聞くだろか せめても夢で ああ 星屑も 星屑さえも いつか 消えてゆく はかなさ |
裏町ポルカ鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 小沢直与志 | 涙が出た時ゃ ポルカ 頬っぺた濡らして ポルカ ポルカを唄えば 悩みも晴れる やさしいポルカ 嘆きも憂いも さらりと消える ポルカ ポルカ 裏町ポルカ 泣きたかったら 唄およポルカ 口笛鳴らして ポルカ 星空仰いで ポルカ ポルカを踊れば あの娘も唄う うれしいポルカ 泣き顔なおして あの娘も唄う ポルカ ポルカ 裏街ポルカ 肩をたたいて 踊ろよポルカ 小雨の降る夜も ポルカ ネオンが濡れても ポルカ ポルカを唄えば ミモザが香る あかるいポルカ 貧しい小窓に 灯りをともす ポルカ ポルカ 裏街ポルカ せつなかったら 唄およポルカ |
ロッキーの呼び声宮城まり子 | 宮城まり子 | 宮川哲夫 | 宮城秀雄 | 宮城秀雄 | 馬車にゆられて ロッキー越える 私ゃ 西部のシクラメン 恋に都も捨てた花 あなたのキッスに 身を燃やしゃ ああ 遥かなる山の呼び声は 女心の悲しみを今日も誘うよ 星をみつめて カンテラふって 私ゃ 西部のシクラメン 恋に命も散らす花 あなたの腕に 身を投げりゃ ああ 遥かなる山の呼び声は 女心の悲しみを今日も誘うよ |
メリーのパパは何処の人宮城まり子 | 宮城まり子 | 宮川哲夫 | 加藤光男 | 佐野鋤 | 青い瞳が泣いている メリーのパパは何処の人 海の向こうの面影を 瞼に呼べば サフランの花も 小雨に 濡れて散る散る 濡れて散る ゆれるブロンド バラの肌 メリーのパパは何処の人 いくら呼んでも届かない 花を売る娘(こ)の悲しみを ママは 便りに 何と書く書く 何と書く 赤いズックの破れ靴 メリーのパパは何処の人 誰の情けか 胸に抱く 銀のクルスも街の灯に濡れりゃ 冷たく ゆれているいる ゆれている |
赤と黒のブルース山内惠介 | 山内惠介 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 惠介バンド | 夢をなくした 奈落の底で 何をあえぐか 影法師 カルタと酒に ただれた胸に なんで住めよか なんで住めよか ああ あのひとが 赤と黒との ドレスの渦に ナイトクラブの 夜は更ける 妖しく燃える 地獄の花に 暗いこころが 暗いこころが ああ またうずく 月も疲れた 小窓の空に 見るは涯ない 闇ばかり 倒れて眠る モロッコ椅子に 落ちた涙を 落ちた涙を ああ 誰が知ろ |
赤と黒のブルース五木ひろし | 五木ひろし | 宮川哲夫 | 吉田正 | 竜崎孝路 | 夢をなくした 奈落の底で 何をあえぐか 影法師 カルタと酒に ただれた胸に なんで住めよか なんで住めよか ああ あのひとが 赤と黒とのドレスの渦に ナイトクラブの 夜は更ける 妖しく燃える 地獄の花に 暗いこころが 暗いこころが ああ またうずく 月も疲れた 小窓の空に 見るは涯ない 闇ばかり 倒れて眠る モロッコ椅子に 落ちた涙を 落ちた涙を ああ 誰が知ろ |
東京ドドンパ娘水森かおり | 水森かおり | 宮川哲夫 | 鈴木庸一 | 丸山雅仁 | 好きになったら はなれられない それは はじめてのひと ふるえちゃうけど やっぱり待っている それははじめてのキッス 甘いキッス 夜をこがして胸をこがして はじけるリズム ドドンパ ドドンパ ドドンパが あたしの胸に 消すに消せない火をつけた 好きになったら 忘れられない それは はじめてのひと 一度燃えたら 消すに消せない まるでジャングルの火事 恋のほのお 好きよ好きなの とてもしあわせ 燃えちゃいたいの ドドンパ ドドンパ ドドンパが あたしの胸に 消すに消せない火をつけた |
朝きて昼きて晩もきて藤本二三代 | 藤本二三代 | 宮川哲夫 | 利根一郎 | 利根一郎 | 朝きて 昼きて 晩もきて うれしがらせてどうする気 知っているのね わたしの気持 あなたほんとにわるい人 朝きて 昼きて 晩もきて 試合はこびの上手いこと みせて頂戴作戦タイム 次の攻手が知りたいの 朝きて 昼きて 晩もきて ちょっと座ってすぐ帰る 貴方がずいぶんベテランなのネ だからカッカとじらすのネ 朝きて 昼きて 晩もきて あなたほんとにせっかちネ 駄目よ そんなに急いじゃ駄目よ まるで明日がないみたい 朝きて 昼きて 晩もきて 三度三度のおつきあい 一度ぬけてもやりきれないワ やっぱりあたしの負けなのネ 朝きて 昼きて 晩もきて |
明日は東京へ帰る人藤本二三代 | 藤本二三代 | 宮川哲夫 | 豊田一雄 | 佐野雅美 | 天城越えして修善寺泊り 明日は東京へ帰る人 どうせ私は湯の町椿 あとを追ってはゆけぬ恋 お逢いしなけりゃよかったものを 弱い女のぐちかしら 涙こらえて背中を向けて 声にならないさようなら 下田街道一人でもどりゃ 遠く三島の灯がむせぶ いのち儚い湯の町椿 燃えた昨日は夢の夢 |
公園の手品師秋元順子 | 秋元順子 | 宮川哲夫 | 吉田正 | 桑山哲也 | 鳩がとび立つ 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ うすれ日に ほほえみながら 季節の歌を ラララン ラララン ラララン うたっているよ 貸してあげよか アコーディオン 銀杏は手品師 老いたピエロ 雲が流れる 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ 口上は 言わないけれど なれた手つきで ラララン ラララン ラララン カードをまくよ 秋がゆくんだ 冬が来る 銀杏は手品師 老いたピエロ 風が冷たい 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ 何もかも 聞いていながら 知らぬ顔して ラララン ラララン ラララン すましているよ 呼んでおくれよ 幸せを 銀杏は手品師 老いたピエロ |
湖愁舟木一夫 | 舟木一夫 | 宮川哲夫 | 渡久地政信 | 杉村俊博 | 悲しい恋の なきがらは そっと流そう 泣かないで かわいあの娘よ さようなら たそがれせまる 湖(みずうみ)の 水に浮かべる 木の葉舟 ひとりの旅の 淋(さび)しさは 知っていたのさ 始めから はぐれ小鳩か 白樺の こずえに一羽 ほろほろと 泣いて涙で 誰(たれ)を呼ぶ 夕星(ゆうぼし)一つ 又一つ ぬれた瞳を しのばせる 思い出すまい なげくまい 東京は遠い あの峰(みね)を 越えてはるかな 空のはて |
東京ドドンパ娘 (リミックスバージョン)うめ吉 | うめ吉 | 宮川哲夫 | 鈴木庸一 | 兼崎順一 | 好きになったら 離れられない それははじめての人 ふるえちゃうけど やっぱり待っている それははじめてのキス 甘いキス 夜をこがして 胸をこがして はじけるリズム ドドンパ ドドンパ ドドンパが あたしの胸に 消すに消せない火をつけた 好きになったら 忘れられない それははじめての人 一度燃えたら 消すに消せない まるでジャングルの火事 恋のほのお 好きよ好きなの とてもしあわせ 燃えちゃいたいの ドドンパ ドドンパ ドドンパが あたしの胸に 消すに消せない火をつけた |