週末僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 金子麻友美 | | 月曜日は いつも安心で 可笑しくなって 少し笑う 土曜日には 彼は少し ワインを飲んで 髪を撫で 古い映画を観る 週末が 嵐のように過ぎ去っていく 日曜日は いつも不安で たまらなくて 彼にあたる いつも単調に 平日は過ぎ また週末が |
深度は秘密のハイウェイ姫乃たま | 姫乃たま | 姫乃たま | 君島大空 | 君島大空 | ホテル横目にカーブに差し掛かる ライト後ろに流れる高速 窓開けて君はひどく退屈そう 軽い憂鬱 重い煙草が 風と流れ込んで口塞ぐ ねえ 暗い海に行こうよ すぐどこまでも潜ってみせてよ ねえ 深い海でしようよ ふたり 目を閉じて 夜に溶ける ゆれる スピードが上がる 宙ぶらり ひかる遠くのトンネル抜けたら なにもかも飽きて 君は泣き出しそう バックシート倒して 眠りに落ちる速度で逃げ切りたい ねえ 暗い海に行こうよ 月あかりの橋が架かってる でも踏み込んだら消えちゃいそうで渡れない ねえ 暗い海に行こうよ すぐどこまでも潜ってみせてよ ねえ 深い海でしようよ ふたり 目を閉じて 夜に溶ける |
好きになったらどうしましょう姫乃たま | 姫乃たま | 姫乃たま | 町あかり | | 好きになったらどうしましょう 嫌われてしまったらどうしましょう 悩むよりも簡単に 好きになったらそうしましょう 好きになったらどうしましょう 好きになったらそうしましょう 南の島に行きましょう ずっと手を繋いでましょう 好きになったらどうしましょう おいしいものいっぱい食べましょう そのまますぐに抱き合って眠れるのならそうしましょう 好きになったらどうしましょう 好きになったらそうしましょう 南の島に行きましょう ずっと遊んでいましょう 好きになったらどうしましょう 目が覚めたら夢のような匂い ほほえんでから 笑い合って暮らせるのならそうしましょう 好きになったらどうしましょう おいしいものいっぱい食べましょう そのまますぐに抱き合って眠れるのならそうしましょう 好きになったらどうしましょう 目が覚めたら夢のような匂い ほほえんでから 笑い合って暮らせるのならそうしましょう あなたを好きでいましょう 私にしてくれるように あなたを好きでいるように 私を好きになりましょう 私を好きでいるように あなたも好きでいましょう 好きになったらどうしましょう 好きになったらそうしましょう |
そういうこと姫乃たま | 姫乃たま | 姫乃たま | 藤井洋平 | | 友達はみんな やめなよって言うの バカだって あなたを好きになるなんて 誰とデートしたとか付き合ってたとか それ聞いて私 ただ笑ってた いつもお願いしているの 次はもっと話せますように きれいに着飾ってる時に 偶然ばったり会えますように でも振り向かない 私に気づかない 特別になりたい いつかでいいから 友達はみんな やめなよって言うの バカだって あなたを好きになるなんて 誰を泣かせたとか騙してたとか 友達もあなたが好きだから あなたは優しいけれど 私にも笑顔なんだけど あの子と同じように ふざけた感じで喋ってくれない ああ 振り向かない 私に気づかない 恋人になりたい いつかでいいから 今日ね 着飾って会えたんだけど ミュール直してた 外股のままで 内股だったら違ったのかな あなたと私はそういうことみたい 運命わかったの そういうことって あなたと私はそういうことみたい 運命わかったの そういうことって そういうことって そういうことって |
卒業式では泣かなかった姫乃たま | 姫乃たま | 姫乃たま | 鳥居真道 | 鳥居真道 | 私 魔法がとけたみたい 大変よ いつもの校舎がなんだかすごく眩しい こんなきれいな場所に居たんだね はなれる日にたどり着くまで全然気づかなかった 卒業式が終わって 私どうなるの? 制服脱いで たちまち大人になっちゃう もうこのままじゃいられないのね 私 魔法がとけたみたい 残念ね まばゆい帰り道は ほら普通の道 みんなの声 遠くに聞こえてる なつかしいってこういう気持ちのこと言うのかしら 卒業式が終わって 私どうなるの? 制服脱いで たちまち大人になっちゃう いま私どこにいるんだろう なにもかもが変わってしまうから 年下の女の子の制服も過ぎた季節 卒業式が終わって 私どうなるの? 制服脱いで たちまち大人になっちゃう 明日はみんなお別れしてはなればなれ また会おうねとゆびきり約束したけど きっともう会わないね きっともう会えないね 思い出の中でまたね |
テレビは砂嵐僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介 | | 愛してる そばにいて 行かないで ドアも閉めず 去っていく あなた |
DSK019姫乃たま | 姫乃たま | 姫乃たま | 藤井洋平 | | そんなに急に電話ひとつで呼び出されても困っちゃうなあ なんてね、わざと口に出して言ってみたけれど 少し早歩き 交番を横切って 踏切を渡った あそこのディスクユニオンへ ちょっと! レコードさくさくしている君 バイト行かないの? うつむいたまま くさくさしている君 何かあったのね? そんなに急に呼び出したわりに素っ気ないのね 困っちゃうなあ これが好きとか 何があったとか 音が良いとか そうじゃないでしょう? 本当はほかに話したいことあるのわかってるんだよ うつむいたまま くさくさしている君 何かあったのね? レコードさくさくしている君 バイト行かないの? レコードさくさくしている君 バイト行かないの? なんだかくさくさしている君 何かあったのね? レコードさくさくしている君 仕方のない君 そうね、天気もあんまり良くないしね 何か食べようか |
鳥踏んじゃった僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介 | | 声がでない理由は いつか踏んだ鳥が死んだからか |
ないしょ僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介 | | あの子 今頃 どうしてるかしら ママのクローゼットに 一緒に 息を殺して 隠れた |
二月生まれ僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介 | | 四月生まれの君は 優しくする義務がある 二月生まれの私に 優しくする義務 おりがみがとても上手で 背もずっと高いし 男の子なんだから ずっとそばで守っていてね 四月生まれの君は 優しくする義務がある 二月生まれの私に 優しくすること! 大人になったけど 君は背が高いまま 同い年なんだけど ほぼひとつお兄さんのまま 四月生まれの君は 優しくする義務がある 二月生まれの私に 優しくすること! 真夜中に電話をかけても優しくでてね 迷子になったら車で迎えに来て 一番大切なのはふたりがいること 死ねる時までずっとそばで笑って暮らすこと |
人間関係姫乃たま | 姫乃たま | 姫乃たま | 藤井洋平 | | 店員が笑ってるから 少し戸惑ったよ このカフェも変わったんだね 私達はどうなんだろう あの頃のここときたら 店員は無表情で たばこ吸っても怒られなくて 煙みたいな会話ばっかしてた 「この間のパーティー最高だった」 「横浜のバンドが人気だって」 「深夜観た映画面白くてさ」 「ねえ、この後 どこ行ってなにしようか」 内緒でここで会った先生 死んじゃったって 三年も前に 店員が笑ってるから 少し戸惑ったよ このカフェも変わったんだね 私達はどうなんだろう この頃元気にしてる? 仕事の調子はどう? いま人間関係にいるよ どうしようもない会話思い出してる 「そういえば あのジャズ喫茶って行った?」 「あの子の彼 やり方がめちゃくちゃだって」 「東京って最高の街だよね」 「ねえ、この後 どこ行ってなにしようか」 男の子の気を惹きたくて 裸の写真送ってた あの子がヌードモデルだって ずいぶん遠くまで来たような どこにも行けていないような |
眠る前の音楽僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介 | 佐藤優介 | 音楽を聴いている時 音楽もまたあなたを聴いている 音楽から耳を塞ぐことはできない 水に入る時 水もまたあなたに入っている 水から隙間を防ぐことはできない この世界に生きる時 世界もまたあなたの中に生きている 一度生まれたものはいなくなることができない 愛にさらわれた時 愛もまたあなたにさらわれている 愛に抗うことはできない 愛に抗うことはできない 愛に抗うことはできない |
バーヨコハマ姫乃たま | 姫乃たま | 姫乃たま | 町あかり | | 大人でいるって とっても素敵 隣の知らない人に 乾杯と内緒話 「あの、お好きなお酒を、どうぞもう一杯だけ。 今日は夜更かししませんか。誰も怒らないから」 大人でいるって とっても素敵 運命なんてもうなくて どこへでも好きなところへ 「あの、この店を出たら、ちょっとそこの港まで 酔い醒ましに行きませんか。船が光ってるから」 私もあなたも、もう大人だから、 どこかへ行くことも行かないこともできて、 一緒にいることもいないこともできるの。 それってとっても愉快で、とっても寂しいことだと思わない? 月も海のあかりも 濡れて揺れているみたい 小舟のような道を ゆらり揺れながら歩く 私たちこんな自由で なんて寂しいんでしょう |
バーヨコハマ町あかり&池尻ジャンクション | 町あかり&池尻ジャンクション | 姫乃たま | 町あかり | 池尻ジャンクション・宮崎貴士 | 大人でいるって とっても素敵 隣の知らない人に 乾杯と内緒話 「あの、お好きなお酒を、どうぞもう一杯だけ。 今日は夜更かししませんか。誰も怒らないから」 大人でいるって とっても素敵 運命なんてもうなくて どこへでも好きなところへ 「あの、この店を出たら、ちょっとそこの港まで 酔い醒ましに行きませんか。船が光ってるから」 私もあなたも、もう大人だから、 どこかへ行くことも行かないこともできて、 一緒にいることもいないこともできるの。 それってとっても愉快で、とっても寂しいことだと思わない? 月も海のあかりも 濡れて揺れているみたい 小舟のような道を ゆらり揺られて歩く 私たちこんな自由で なんて寂しいんでしょう |
パノラマ街道まっしぐら姫乃たま | 姫乃たま | 姫乃たま | 直枝政広 | 直枝政広 | 出発は夜更けだった 日がのぼる気配は遠い 暗がりのずっと先見えてくる 見えてきた? 惨憺たる道のり 君ならどうする 問いかける 夜が明ける匂いがする 目がくらむ光ここはどこ おぼろげなドライブコース見えてくる 見えてきた? 散々だった道のり でも君の気配感じてる 目に見える標識じゃ行き先はわからない きっと終わりは海 指先にひらく空 気まぐれな強い風 髪が頬くすぐる 私はもうすぐに笑いだしてしまいそう どこに来たかわかる? 素晴らしいところだよ 果てしない目的地見えてくる 見えてきた? 燦々たる道のり 君の声がする 聞こえてる 天気雨降り出して 変に笑い飛ばしちゃう気分 まっしぐらでいる理由見えてくる 見えてきた? 燦然たる道のり 君と共にある 知っている 目に見えない でもわかる ゴールに君はいる きっと終わりは海 指先にひらく空 気まぐれな強い風 髪が頬くすぐる 君は砂を蹴って 駆け出して笑って はじめて振りむいて 旗を振って見せて かんながらの道は手放しのままでいい 視界がひらけてく まっすぐ運ばれる 私はもうすぐに笑いだしてしまいそう どこに来たかわかる? 素晴らしいところだよ |
ひつじのたたかい僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介 | | ひつじは つよいひつじを 決めるときには あたまをぶつける よわいひつじ 困り つよいひつじの あたまをぶつ |
百年は孤独僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介 | | わたし鮮度が落ちちゃった 完璧な大人になれないまま テレビは水泳のレースを流してる 花瓶の水は目減りしてる 映画の結末も読んだ本の内容も片っ端から忘れて 憂鬱表では恋人たちが痴話喧嘩 昔の恋人たちどうしてるかしら ああ、なんて美しい私の日常 なんでもやりたがる貧乏性と何もしない富豪だけの都市で 少なくとも百年は孤独わたし鮮度が落ちちゃった 人生の残りが掴めそう窓から新宿の夜景が見える どれもこれもが昨日みたい 青い煙草の煙が白く吐き出されるのをぼんやり見つめながら ため息表から弾ける声が聞こえてる あの頃の友だちどうしてるかしら ああ、なんて美しい私の日常 なんでもやりたがる貧乏性と何もしない富豪だけの都市で 少なくとも百年は孤独 |
二密僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃん | | 窓を閉めるよ ふたりきりさっきの話の続きをしよう 今日はいったい何曜日だろうオープンテラスから人が消えてクラブが閉まって バーが閉まって時が止まった街の窓はそれでも開いてる ダウンタウンへ繰り出せない ダウンタウンへ繰り出せない ダウンタウンへ繰り出せない いまはスローダウン(スローダウン) キャンドル点けて ワインでも古い映画を流しておこうか それでくっつこう 伝染るようにね どうしてふたりなら大丈夫なの ワインに栓して 音が止まってするとますます 私たちの空気が濃くなる ダウンタウンへ繰り出せない ダウンタウンへ繰り出せない ダウンタウンへ繰り出せない いまはスローダウン(スローダウン) いまはスローダウン(スローダウン) |
分断僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃん | | Ladies and Gentlemen, Boys and Girls. LGBTQuestioning and Queer and Everyone! 当パーティでのウイルス感染は禁止されております。 検温は手首で。ついでにお好みの香水をひと吹き。 顔全体を覆う非日常的なデザインの仮面でご参加ください。 |
変な恋僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 金子麻友美 | | 君と僕は 35歳 離れてても 兄弟みたい 君と僕は セックスをして 歌を歌って 遊んで暮らす 君と僕の 変な恋は 変な恋さ 普通の恋 |
僕とジョルジュ僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃん | | 昨日の夜 君が死んだ 眠るようにして 最後のベッドはとてもあたたかかった 死ぬ瞬間の記憶はないらしいから 私が覚えているよ いつまでも君はいつも物憂げな表情をしていた 誰より優しくて 外で他人には微笑んだ でも泣いていることを知っていた 泣きだせないほどつらい日もあった 私はただそばにいた 大丈夫だと言いたくて 私は君 君は私 ずっとそうだった 最初に見た時からもうわかっていた どんな日だって 何も見えなくなったって変わらずにそばにいるよ いつまでも君はいつも難しい表情をしていた 実は苦しいままで ずっといることはできないけど 嬉しい時を忘れてしまうでしょう 泣くほど笑った日もあったのよ 私はただそばにいて 心配ないと言いたかった 君と出会ってからのこと 最初から覚えてるよ 何もかもだから君は大丈夫 何の心配もなかった |
僕はレタッチャー僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 金子麻友美 | | 僕の仕事は 写真を修正すること コンビニで 今日もお弁当 あっためてもらって帰ります 今日の仕事は 好きだった女優の修正でした 目の前の 写真を見て あの頃の気持ち 思い出した 時間が経って 赤い線だらけの君の写真 いまの君 僕は知った 君は僕の顔も知らないまま しわを消して しみも消して 目は大きく 僕の手の中 本当の君 遠ざかる |
迷子僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介 | | あら ここはいつか来た場所だわ なんでいつもこうなるのかしら かわいそうな アタシ 道ならぬ道を行く ちょうど三秒前 いつも通り今度の王子さまも逃げた 逃げた 坂を転がって こんがらがって 穴に落っこちて 視線にさらされて あら ここはいつか来た場所だわ なんでいつもこうなるのかしら かわいそうな アタシ 道ならぬ道を行く 奥さん ごめんなさい 頭が弱くって よく判らないの なんてね |
マジで簡単なコネクション姫乃たま | 姫乃たま | 姫乃たま | STX | | マジで簡単なコネクション 下品な話ばかりねフラストレーション いつも散々なディレクション だったら自分でやるわディストラクション 「私とにかく褒められたーい」って可愛い顔して彼女言ってた それで他人に好かれて妬かれて嫌われる仕事してるんだけど もし普通に生きられたのなら、もっとちやほやされただろうに ハイリスクな人生を選んだんだ? 「危険を取れない奴らは沈め」 嘘吐き続けアディクション 訪れた時が終わりサティスファクション 現実世界のフリクション ここで生き抜くことが私のミッション 地上じゃなくても事情は同じ 見返したいよね? あいつらのこと 自分を捨てずに不貞ずにやり過ごすのも戦い方のひとつです どうして君は認めて欲しいって願うばかりで 何もしないの? もしかして、もしかして、自分が 天才じゃないって気付いちゃうのが怖いんじゃないのかにゃ~? マジで簡単なコネクション 下品な話ばかりねフラストレーション いつも散々なディレクション だったら自分でやるわディストラクション 嘘吐き続けアディクション 訪れた時が終わりサティスファクション 現実世界のフリクション ここで生き抜くことが私のミッション |
未開の智僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃん | | それは恋に落ちるようなこと簡単に世界がまるで変わっちゃう フォークの先が割れたみたいに簡単に世界がまるで変わっちゃう どうして気づかなかったんだろう こんなに必然的なのにとても思いがけなかった カメラと万年筆があればほら簡単に世界がまるで変わっちゃう 会えなくても声が聞こえたら簡単に世界がまるで変わっちゃう そういうこと まだまだあるのそういうこと まだまだあるの そういうこと まだまだあるの…… |
来来ラブソング姫乃たま | 姫乃たま | 姫乃たま | STX | | はい、来来軒の 私、猫です 新宿路地裏に店はあります ここは酔っ払いと それと時々 どろんとした犬がやって来るけど 目と目じゃ通じない 好吃ロ馬?猫吃飯 目と目じゃ通じない 我愛イ尓!吃飯了! 私は猫なので可愛がられます 脂っこいものとかもらえるのです なのに犬ときたら 目を離してる隙に 急にいなくなって 鍋になってる 目と目じゃ通じない 好吃ロ馬?猫吃飯 目と目じゃ通じない 我愛イ尓!吃飯了! そうやって時々 犬が来ても 会えなくなるから好かないように 目と目じゃ通じない 好吃ロ馬?猫吃飯 いつかあの鍋 食べてみよう |
無邪気な少女僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介 | | ママみたいにはなりたくないな パパも私のほうが好きでしょう もう我慢しないで 大人の女なんて ご機嫌取るのだって 面倒くさいでしょ パーティードレスを着ていると 素っ気ないふりしてる人ほど 瞳孔を開いて 声をかけてくるわ パパがいないうちに 小さい私に 何も知らない 何もできない 大人がいないと 何も 隠されたラプンツェルみたいに ずっと少女のままでいたいわ 醜悪な色のキャンディ 巨大なテディベア 全部 買ってあげたい 小さい女の子 何も知らない 何もできない 大人がいないと 何も 今夜 大人の秘密を教えて パパは答えてくれない |
やすらぎインダハウス姫乃たま | 姫乃たま | 姫乃たま | 町あかり | | 傷ついてだめだね キス好きね なでなで ひとり呑みだめだね 私でも呼んでね いつも頑張ってる 座ってる 時も気が張ってる 上司からはノルマの調子どう? 部下からは ノロマ!あの人トロいよ 汗が湧いたワイシャツ パタパタ これで乾いた? お疲れさま~インダハウス やすらぎインダハウス! 疲れてる そんな時は 私ですがお呼びですか? やすらぎになりたいな 預かります つらい気持ち 寂しくてだめだね 寝れないね なでなで 落ち込んじゃだめだね 私 見てるからね ドキドキ心臓破裂しそう ドギマギしちゃって喋れなそう それでもちらっと目を見ては ババっと逸らして地面を見てた ハラハラ 気まずい周囲 恋煩いにつき取扱注意 恋に落ちたな~インダハウス やすらぎインダハウス! 疲れてる そんな時は 私ですがお呼びですか? やすらぎになりたいな 預かります つらい気持ち 外ではやっぱり強くなくっちゃ 人として芯は太くなくっちゃ 甘えるな 怠けるな 騒ぐな いつだって慌てるな でもちょっと甘えたい? 優しい腕に抱かれたい? いいよーバブバブ インダハウス やすらぎインダハウス! 疲れてる そんな時は 私ですがお呼びですか? やすらぎになりたいな 預かります つらい気持ち 疲れてる そんな時は 私ですがお呼びですか? やすらぎになりたいな 預かります つらい気持ち |
42歳僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 金子麻友美 | | 花びらを巻き込んで 重たい風が吹く 好きな人はずっと 42歳 短くした 髪を結おうとした 好きな人はずっと 42歳 むつかしい 本を読む 古めいた 映画も 観たけれど 落ち葉が 雨に撃たれても 好きな人はずっと 42歳 バスタブから伸びた 脚を眺めてても 好きな人はずっと42歳 好きな人はずっと42歳 好きな人はずっと42歳 |
ら抜き言葉僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃん | | ちょっと気になる彼抜けてるところに苛立っちゃう 「私と寝られる?」って訊いても「寝れるよ」だってさ 上から目線! ちょっと気になる彼抜けてるところが気になっちゃう 「デート来られるの?」って訊いても「来れるよ」だってさ イライラしちゃう埋めてあげたい ら・ら・ら・ラヴュー欠けた部分がアイラヴュー 「これからどうする?」って訊いても「決めれる」だってさ ハラハラしちゃう埋めてあげたい ら・ら・ら・ラヴュー欠けた部分がアイラヴュー埋めてあげたい ら・ら・ら・ラヴュー欠けた部分がアイラヴュー! |
わたしはちょっと僕とジョルジュ | 僕とジョルジュ | 姫乃たま | 金子麻友美 | | 喜びも 悲しみも 日常も わかちあいましょう わるい時 よい時も 健やかに 手を繋ぎましょう 外国に一緒に住もう 君の母国語が通じない 愛してる 大好きだよ ねえ 僕だけを頼って どうしたら離れずに僕たちは 生きていけるだろう 君に会うまでの僕は 泣いたりしていないけど いつだって孤独だったよ 僕の誓いが永遠に守られますように 君はずっと知らない国で 誰とも喋れないまま 僕のこと大好きだよね? 外国に一緒に住もう 君の母国語が通じない 愛してる 大好きだよ ねえ 僕だけを頼って |