土岐麻子作詞の歌詞一覧リスト  121曲中 1-121曲を表示

全1ページ中 1ページを表示
121曲中 1-121曲を表示
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
いつか晴れた日に伊調弦八[アリア(蒼井翔太)], 川和静[RiZ(波多野翔)]伊調弦八[アリア(蒼井翔太)], 川和静[RiZ(波多野翔)]土岐麻子森宗秀隆・西野蒟蒻誰も知らない 想いを閉じ込めていた ああ ふさわしくないことを 知るのがこわかったんだ  はるか ――触れそうな距離に見えて 遠ざかってゆきそうさ ――もどかしく届かない 届かないとしたって ――どうせ いつわらず走れたら ――いつも いつか ――同じ 見た未来に  きっと ある晴れた日に分かるだろう 僕の名前 僕の姿 どこにもないと きみの前でだけは 僕になれたこと  声は やまない雨のよう  人が望む 誰かに似た姿のまま 生きることを 他人のように眺めていた  やがて ――求められる日々のなか 雑踏に紛れたなら ――忘れられそうもない 忘れられるはずさ ――だから 言い聞かせても 体は ――たどり なぜか ――ついた またここに  きっと ある晴れた日に分かるだろう 胸の窓辺で あの日から降り続けている やまない雨に  この手 放せば ある晴れた日に分かるんだろう 僕の名前 僕の姿 どこにもないと きみの前でだけは 僕になれたこと  愛は やまない雨のよう  きっと ある晴れた日に悔やんでももう 僕の名前 僕の姿 どこにもないさ ああ ああ 僕はまだ ここで いまも この手 放せそうもないよ  I still want to stay here I still want to stay here I still want to stay here in the warm rain  I still want to stay here I still want to stay here I still want to stay here in the warm rain
鏡の国の私ItscoItsco土岐麻子朝本浩文絶望が 始発の電車に揺られ 凶暴な 夢をあやして帰る  ―キミハダレダ? 窓に映る 誰かによく似た誰か  ギラギラ 言葉の雨 突き刺さる 振り落とせ  360°鏡の国で 探しても 探しても 同じ顔 紛れも無いあたしはどこ? どこにも どこにも いないの?  ひと筋のi いつか盗まれたまま あらすじへ いつかすり替えられた  ―キミハダレダ? いぶかしげな 誰かによく似たあたし  ジリジリ 念いの熱 焼け付くの 走り抜け  360°鏡の国で 探しても 探しても 同じ顔 紛れも無いあたしはどこ? 応えて 応えて どこにいる?  忘れてた ことにしてた思想 恐れてた 明日にかざそう 一斉に今 開く瞳達 幾千のニセモノ  360°鏡の国で 探しても 探しても 同じ顔 紛れも無いあたしは、ねえ 応えて 応えて どこにいる?  終わりなく光る鏡の国で 苛立ったって 果無んだって 違う顔 紛れも無いこの手のなか あたしを あたしを つかまえたい
Misty今井美樹今井美樹土岐麻子川口大輔亀田誠治低い雲に覆われ にじんでる東京タワー シルクのように煙っている こんな景色が好きなの それは私の心に 少しだけ似ているから 胸をさすような せつなさも 曖昧な色で抱いてるの  会いたかったと 呟けばきっと すぐに 雨が降り出して 悲しくなるから とじこめていたい  遠い線路をライトが ぼんやりと走っていく 名前も知らぬ誰かの今日 なぜか愛おしく思う 街は静かに目を開け 染まってくペールブルー 指で作った フレームに 私の心も泳がせるの  悲しかったと 呟けばきっと すぐに 雨が降るけれど 涙流すのは 違う気がするの  言葉に変えるたびに すべてが過ぎ去ってゆくけど あなたがくれたやさしい時間は 私と生きてる  いつの日か 言葉を見つけるまでは Like a misty blue いまは 曖昧な色が 私らしいから  Everytime I lose my way You are my shining morning star In the misty blue
Summer Butterflies和紗和紗土岐麻子川口大輔夜明けの海に 幾千の羽のような雪が降る 遠くではしゃぐ声から抜け出し ふたりはここに来た  Say you love me now もう、恐がらないでいて Ah,Say you love me now いま、きみに触れたいよ  ああ 見つめれば止まらない ふたり飛んで火に入る まるで Summer Butterflies Just like the Summer Butterflies  そっと悲しい予感抱いて きっと真冬に焦げてく まるで Summer Butterflies Just like the Summer Butterflies  どうしていつも 見過ごして逃すようなふりをして ひとみをそらす その弱ささえも もどかしく愛しい  Say you love me now そう、信じなくてもいい Ah,Say you love me now この指に触れていて  ああ 近づけば止まらない ふたり飛んで火に入る まるで Summer Butterflies Just like the Summer Butterflies  そっと 悲しい予感抱いて きっと真冬に焦げてく まるで Summer Butterflies Just like the Summer Butterflies  静かに夜が明ける 雪の羽のかけら ふたりの肩 羽ばたいていま 季節外れの 恋に落ちるの  ああ 見つめれば止まらない ふたり飛んで火に入る まるで Summer Butterflies Just like the Summer Butterflies  そっと不安に寄り添って きっと真冬に焦げてく まるで Summer Butterflies Just like the Summer Butterflies  ああ 見つめれば止まらない もうすぐ飛んで火に入る まるで Summer Butterflies Just like the Summer Butterflies  そっと悲しい予感抱いて きっと真冬に焦げてく まるで Summer Butterflies Just like the Summer Butterflies  ああ 近づけば止まらない もうすぐ飛んで火に入る まるで Summer Butterflies Just like the Summer Butterflies  そっとスリルを感じても きっといつかやかれてく まるで Summer Butterflies Just like the Summer Butterflies
ロマンチックキリンジキリンジ土岐麻子堀込高樹朝日のように かろやかにそっと 夜のように 忍び足で深く  羽毛のように やわらかにそっと 鉄のような 衝撃でけたたましく  それは突然の魔法 窓をゆらし モノクロにかたまった部屋  弾けた花火のシャワー 騒ぐ鳥達のチアー きりもなく溢れる甘いラヴ・レター キラキラ光れ きみは まだ遠い星影 どうか消えないで 『ロマンチック』 あぁ…  迷路のように 複雑で 天井のような シンプルさで  毛皮のように なめらかで スイッチのような そう、潔さで  それは突然の魔法 ひからびてく! 乱暴な甘さのケーキ  弾けた花火のシャワー 踊る緑色サワー とめどなく溢れる甘いラヴ・レター キラキラ光れ きみは まだ遠い星影 どうか消えないで 『ロマンチック』 あぁ…  いらだちも憂いも ゆらゆれる陽炎 まぶたの裏に咲く花に水をあげたら とけてしまいそう
煙のLADY feat.土岐麻子さかいゆうさかいゆう土岐麻子さかいゆうna na na…  Oh 雨上がりの交差点 あなたを 探した 触れたことのある指で 姿を 描き出す  立ち止まる喫煙所で 孤独を照らすように 火をつけ吸ってため息をつけば  瞬間 宙に舞う煙のlady 紫の髪をくゆらせ 微笑んだ 途端揺れて くずれてゆく  oh 夢か現か 僕らは 運命か でたらめか そう 触れたと思ってもまた はがゆく はぐらかす  甘いバニラの香りを 何度も味わいたくて フィルター持つ指がやけどしそうだよ  瞬間 宙に舞う 煙のlady 紫の髪をくゆらせ 微笑んだ 途端揺れて くずれてゆく  瞬間 宙に舞う 煙のlady 姿なき愛もいつかは 形ある身体真似て 言葉になる  瞬間 宙に舞う 煙のlady 紫の髪をくゆらせ 微笑んだ 途端揺れて くずれてゆく  na na na…
ひとくちいかが?坂本真綾×土岐麻子坂本真綾×土岐麻子土岐麻子TENDRETENDREひとくちいかが?  「まだ 続きがあるのよ こんなこと言われたわ…」 「聞かせて」 「あなたの幸せのためにも 助言してるって」 「腑に落ちないわ」 「世界中 人生の価値は同じ定規じゃ」 「はかれないのに」 「ところでもうグラス空けたの?なにか飲むなら…」 「ボトルにしよう!」  テーブルの上に 不安ならべて 止まらないおしゃべり 不透明な未来も飲み干したらほら  do you want a bite? do you want a bite? 憂鬱なことも 分け合うたび笑えてくるの do you want a bite? do you want a bite? こっちの人生も ひとくちいかが?  コインの表と裏 指で弾くだけで 一瞬で 悲劇も喜劇へとひっくり返る わたしたちなら それができるの  テーブルの上の 不安たいらげ 止まらないknife and fork(止まらない) サプライズのケーキ ほのお吹き消すたびに 生まれ変わった気がする  do you want a bite? do you want a bite? ほろ苦ささえ 分け合うたび甘さに変わる do you want a bite? do you want a bite? こっちの運命も ひとくちいかが?  星に願いを 夢占いを それよりもっと 心強い どんなことも 笑い合える 仲間がいること  do you want a bite? do you want a bite? 憂鬱なことも 分け合うたび笑えてくるの do you want a bite? do you want a bite? こっちの人生も ひとくちいかが?  ひとくちいかが?
Hour Our HourCymbalsCymbals土岐麻子沖井礼二おまちかね Friday カーテンをはがして ドレスを縫うの 古いミシン  ワインとメロン バスタブで冷やして さぁ 襲いかかる 13のレシピ  ゆであがるマカロニ パーティーはこれから シュビドゥビ  チャイムを聞けば やってくる カラフルな いつもの仲間 いつもの声  黒焦げだよチェリー・パイ こぼれだすグラスの音は誰?  はじけとぶシャンパン! お気に入りのBGM So, It's a party time! Having a funny time! 狂うリズム ピアノははずむ  飛びかうフライド・チキン テーブルはもうめちゃくちゃ  はじけとぶクラッカー 赤い顔とつけひげ So, It's a party time! Having a funny time? おまけに、ほら! あいつまで来た…
April Thief Man ~あいつは4月泥棒~CymbalsCymbals土岐麻子沖井礼二私の4月はどこへ行ったの? 探してるんだけど 見つからない 気がつけば もう5月  そう彼は4月泥棒 まるでロニー・ビッグス 朝も 昼も 夜も みごとに盗まれてしまった  一目で 私は恋におちた 記念すべき日!まるで昨日のこと 楽しい歌を歌おう もう他のことなど考えられない! 学校にいても 友達といても どんな時も 彼は盗みにやってくる ナナナ  休日 ショッピングモールで 駆けていくナバル・シャツの影を見た 知ってる? 私はとても夢中なの 誰か教えて 彼を追い出す方法!  気がつけば 部屋も散らかり放題  陽はどんどんおちていって 記念すべき日 まるで昨日のこと 楽しい歌を無理矢理歌う 他のことなど考えられないから 学校にいても 友達といても どんな時も 彼は盗みにやってくる そしてまた あの肌寒い春のまま 足踏みをくらっているの 彼は天才的な 4月泥棒 ナナナ
さかあがり ~“Toothache and Chocolate”~CymbalsCymbals土岐麻子土岐麻子あぁ しとしと 今日もレイニー・デイ 水たまり ジャンプして  うずうず 虫歯 アフタヌン なんてこと チョコも おあずけさ!  いつものこと あいつはずるばかり ママさえも 朝からトゲトゲさ  さかあがり くるりしたら あいつも ママも 虫歯も 全部消えればいいのにな
So What?CymbalsCymbals土岐麻子沖井礼二沖井礼二“Are you still staying such a place, such a simple place? Baby, there's no time to lose, no time to hang around!”  There! So, you can see someone loves the busy days and life There! So, you can hear someone sings “Can't be with you, but I miss you, babe” There! So, you can see someone love the dramatic things and feels There! So, you can hear someome sings “Can't live without U, anymore!!!”  “Are you still staying such a place, such a simple place? Baby, there's no time to lose, no time to hang around!”  I know I go everyday as I like it, as I feel it I know I go everyday as I like it, at my own pace  This is all I do, this is all I say This is all I try. this is all I sing  There... So, I can see someone loves the busy days and life There... So, I can see someone loves the dramatic things and feels Ah, is this all of you? Is this all you need? Yes, do as you please Ah, is this all you say? Is this all you sing? Get out of my way!!!  I know I go everyday as I like it, as I feel it I know I go everyday as I like it, at my own pace I know I go everyday as I like it, as I feel it I know I go everyday as I like it, at my own pace  This is all I do, this is all I say This is all I try. this is all I sing
What's Entertainment?CymbalsCymbals土岐麻子沖井礼二・西野千菜美沖井礼二What should I do? Is it a tragedy or a silly slapstick? How should I do? It's the reality of me What do you want of me? Please tell me what you want  Down to 24 feet underground in the small room, endless time Running up the 34 stairs to out and then there's the merciless eyes  From a long into a London Mini From a border shirt into a check From a green into a powderly pink What is the correct one? “It's a mistake!”  Bells of 44 wakes me up in the morning, restless time Giving up the 54 answers to mail“How do you want my dress today?”  From sneakers into shoes one strap From a satiny shirt into a jean From a rosy cheek to Snow White What is the correct one? “Try it again!”  What should I do? Is it a tragedy or a silly slapstick? How should I do? It's the reality of me What do you want of me? Please tell me, what do you want? Day in and day out, it's driving me crazier side  From a naughty baby into mama From a smile into a belly laugh From a sweet into a bitter word Where is the correct one? “It's a mistake!”  What should I do? Is it a tragedy or a silly slapstick? How should I do? It's the reality of me What do you want of me? Tell me the best!  What should I do? A tragedy or a silly slapstick? How should I do? It's the reality of me What do you want of me? Please tell me, what do you want? Day in and day out, it's driving me crazier side
春の嵐JUJUJUJU土岐麻子菊地昇二ESME MORI遠くで鳴り響く 雨の気配は 少しホッとさせる 傘もないのに こんな空模様だけが この想い 隠してくれるようで  暮れてゆく都会 灯りの方へ 人は急ぎ足 わたしひとり 答えも名前も見つからぬ想い いまでも抜け出せない  ほんとうの心 ぶつけ合うよりも 傷つけて嫌われたかった 「行かないで」「ひとりにしないで」 そんなふうに言えないまま 春の嵐  海に落ちていくチェリーの夕陽 カクテルグラスのなかの東京 でたらめな恋の喧騒に逃げ ふたりは始まった  弱さ見せ いつか 呆れられるより 傷つけて嫌われたかった あの恋は なにも始められぬまま 終わったと気付いた 春の嵐  きみの顔を思い出せないのに そらさない眼差しが離れない  愛してたなんて 言うこともできず 悲しみも知らずに 終わった もしもまた きみと 会える日は きっと ほんの一瞬だって 向き合いたい  弱さ見せ いつか 呆れられるより 傷つけて嫌われたかった あの恋は なにも始められぬまま 終わったと気付いた 春の嵐
LADY, LADY, LADY20th Century20th Century土岐麻子トオミヨウトオミヨウ見上げれば 破れそうな ボール紙でできた月 ハイウェイとトンネルと 古い神話 女神像 書き割りの この町を 女たち 颯爽と迷う 点線で 切り取った 生き方じゃないほど迷う  愛するものを愛したい あなたは言う そうさ 特別なことじゃない  揺れて LADY LADY LADY いま にせものの 光と影で この町 照らす paper moon その 指で 破こうとしてるんだ  たったひとつ 雨の中 揺れる花のようなそれを 守りたいと あなたは言う 誰にとがめられたって いつのまに なにかが 溢れ出して止まらない 見ているよ 聞かせてよ その生きづらさのわけを  cause you're a woman なんて言葉 まだあなたの 心を 鎖のように縛る  揺れて LADY LADY LADY いま にせものの 光と影で この町 照らす paper moon その 指で 破こうとしてる  ほんとうの光は 僕らが 見つめ合ったその ひとみのなかだけにある wow wow so, you're just like a ray of moonlight
Ice Cream Talk feat. G.RINA土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ切り取った窓枠 壁に浮かぶ サーモンピンクの四角い空 夜がかじった 歯型みたいな ビルのsky line が暮れてゆく  oh girls この街が映画でも わたしたちの 脚本に終わりはないよ  ice cream talk タクシー飛ばして ice cream talk 話そう 朝まで ice cream talk 溶けてしまう前  ice cream talk 悔しい気持ちも ice cream talk 悲しい気分も ice cream talk 溶かしてしまおう ice cream talk  真夜中3時 西麻布の ホブソンズ2階窓際 子供の頃の 特別だった いまは気軽に来られるでしょ  oh girls 孤独という名の靴は 履きなれたら どこまでも行ける自由の靴  ice cream talk タクシー飛ばして ice cream talk 話そう 朝まで ice cream talk 溶けてしまう前  ice cream talk 悔しい気持ちも ice cream talk 悲しい気分も ice cream talk 溶かしてしまおう ice cream talk  ラムレーズンも甘すぎるmidnight 明日のこと気にせずコーヒーちょうだい? 「大好きだったのに」って もう いまさら言うのも 笑ってしまうくらい むなしさと 胸焼けと 不眠 淋しさと 恋しさは ツイン そういう夜は今夜が最後 tight rope みたいな恋はしたくないもう コンクリートに朝焼けてdrippin' sun もうそろそろ おひらきの時間 round & round おしゃべりしてるうちに アイスクリーム とっくに溶けていた  「あれは愛じゃなかった」 でもあなたが彼を愛したことは どんなことより ただひとつだけの素晴らしい事実  ice cream talk タクシー飛ばして ice cream talk 話そう 朝まで ice cream talk 溶けてしまう前  ice cream talk 悔しい気持ちも ice cream talk 家に着く頃は ice cream talk 笑ってしまえるから ice cream talk
愛のでたらめ土岐麻子土岐麻子土岐麻子Tomi Yo渡辺シュンスケ壁紙をすべってゆくヘッド・ライト 肌をなでるように照らした もうひとつだけと言い訳して チョコレート手をのばす 一瞬は ひとつぶの 光る砂 とても甘い 時計の針が私たち 責めるように刻む  遠くで叫んでいるサイレン 近くの雨音は静かで 髪をとかしてゆく指先 くすぐるよう響いた もう忘れた はずでしょう どうしてまた ここにいるの? ただこの引力の正体を 確かめてみたい  頭をめぐる言葉はつめたいシンクへ流そう  ああ 愛のでたらめ きみの右手と私の右手で 拍手をしようよ 二人の奇跡に もつれた リズムで きみの3拍子と私の4拍子 12拍目で出会うそのときに 言えるの 好きだよ ああ 愛は でたらめ  きみの弱さを利用してる きみも弱さを利用してる しみこむように月は見てる 雨上がりの窓で ひとさじの 憎しみなら あったほうが おいしいもの 互い違いの心でもいい 刻みつけていたい  溢れるうしろめたさグラスに満たし飲み干そう  ああ 愛のでたらめ きみの右手と私の右手で 拍手をしようよ 二人の奇跡に もつれた 心は きみの3拍子と私の4拍子 12拍目で出会うそのときは 言えるの 好きだよ もう 愛は でたらめ  壁紙は白く色あせて 肌をあられもなく照らした いつのまにか夜があける チョコレートとけてゆく
愛を手探り土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ愛を手探り 指先で そのかたちおそるおそるなぞる  恋は怖がり 手を伸ばし 掴めば噛み付かれるかな  切れかけた 電球が 蒼い肌にちらつく タグをとって 袖通して わたしは嘘を着込む  何も信じない心を 隠すためのコート その下は さびしさ隠すためのシャツ  着膨れた私を なぜいとも簡単に あなたは脱がした  愛を手探り 指先で そのかたちおそるおそるなぞる  恋は怖がり 手を伸ばし 掴めば噛み付かれるかな  封を切る 段ボール 新しい私 届く 違う誰か装って 愛されようとしている  すねてひねくれた心 隠してたT シャツと でも信じたいという 願いを持つ肌 この正体を見せたら 失うかもしれない それならばそれまで  何も信じない心を 隠すための無邪気 その下は さびしさ隠すための嘘 着膨れた私を なぜいとも簡単に あなたは脱がした  愛を手探り 指先で そのかたちおそるおそるなぞる  恋は怖がり 手を伸ばし 掴めば噛み付かれるかな
Awakening土岐麻子土岐麻子土岐麻子EPO川口大輔目覚めるたび 透明な ハートがほら、生まれる  エンドロールが すべり出す その前に 映画館抜け出し 急がなきゃ 分かってる  本当の結末は いつだって もつれた心の奥で 眠ってる  目覚めるたび 透明な ハートがほら、生まれる Someday, Someway ささやかな悲劇を そう、笑って 生きてみるの  誰の心も 分からない 察せない 愛も正義も 誓っても こわれそう  天気雨、大通り きみのこと 忘れた胸が 痛むよ  こわれたっていいじゃない ハートはまた 動き出す Someday, Someway 終わらない悲劇を そう、笑って 生きてみるの  限りある身体で感じてる 限りある痛みの意味を こんな涙さえもいまは 流してみるの  目覚めるたび 透明な ハートがほら、生まれる Someday, Someway ささやかな悲劇を そう、笑って 生きてみるの  こわれたっていいじゃない ハートはまた 動き出す Someday, Someway 終わらない悲劇を そう、笑って 生きていくの
Apple pie in the sky土岐麻子土岐麻子土岐麻子関口シンゴ関口シンゴ海岸線 走り抜ける車はいま 輝く風景の 一点の乱反射 明日の行方は 分からないけど 信じていたい 僕らの Apple pie in the sky  時刻がまわって どこかの街の 渋滞情報 一度も止まらず 走ってた日々は特別だった  離れてゆく それぞれの場所 描いてきた 同じ夢を抱きしめ  海岸線 走り抜ける車はいま 輝く風景の 一瞬の乱反射 明日の行方は 分からないけど 信じていたい 僕らの Apple pie in the sky  きみがいつの日か どこかの街で 変わっていっても 愛を疑わない 心は変わらないで  またたく一瞬を 分け合えたなら 永遠になれる 僕らの Apple pie in the sky 3月の晴れた道 車はいま 輝く風景の 一点の乱反射 明日の行方は 分からないけど 信じていたい 僕らの Apple pie in the sky
ウィークエンドの手品土岐麻子土岐麻子土岐麻子奥田健介クリヤ・マコト月曜日火曜日水曜日 木曜、金曜日 ふいの窓越し 浮かんで漂ってそして 散らかった あいうえお 吹き飛んで降り積もる 肩の上  土曜日日曜日冷蔵庫 新聞紙フリージア ふうを開けましょう 誰かのお土産とそして 散らかした やいゆえよ 集めては放り込んだ 口の中  先週終わったつづき ふたりの五日間のストーリー ねえ こっちに座って コーヒーはラッテ ちょっとだけ 悪口も  月曜日火曜日水曜日 木曜、金曜日 きみに話したいことがある  今週終わったつづき ふたりの五日間のストーリー ねえこっちに座って 煙はライト たまには 天気予報  月曜日火曜日水曜日 木曜、金曜日 きみに話したいことがある  ウィークエンドの手品 とりどりの万国旗 さあ、見せてあげる  月曜日火曜日水曜日 木曜、金曜日 散らかった あいうえお 吹き飛んで降り積もる 肩の上  先週終わったつづき ふたりの五日間のストーリー ねえ こっちに座って つられ笑って 夜明けが来るまで  月曜日火曜日水曜日 木曜、金曜日 きみと話したいことがある
美しい顔土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウIs beautiful wonderful? 誰もあなたの 美しさ はかれない たったひとつの 身体を あなたを 誇れたならば ほんとうは あなたは美しい人  彫刻のフェイスライン 2000年生まれ 東京で暮らした 広告のような 十代の あなた 画像のなかで 綺麗  作り変えた顔は 未来を変えた  Is beautiful wonderful? 誰もあなたの 美しさ はかれない たったひとつの 身体を あなたを 誇れたならば ほんとうは あなたは美しい人  骨と目とリップライン 変えてその 尊厳を保った それは100年前の 2019年 少女の答え  彼女は my grandma わたしと似てないけど  Is beautiful spiritual? 誰もあなたの 美しさ はかれない たったひとつの 心を あなたを 誇れたならば “she is beautiful” あなたは美しくなる  嵐を 生き残った 小さな舟  Is beautiful the physical? 誰もあなたの 美しさ はかれない たったひとつの 身体を あなたを 誇れたならば ほんとうは あなたは美しい  鏡には 似ていない わたしがうつる そう あなたが あの日にそっと 隠した 遺伝子 美しいと 誇りに思う ほんとうは あなたは美しかった
エメラルド土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ輝く湾岸 迷路のdowntown 出口が見つからない 痛みを感じないふりは 美しいとあなたは言うわ 碧い文字の ネオン管 路地を照らした宝石 今夜は エメラルドの夢で逢いましょう  when the sun is going down 夜がまばたきはじめた 日々のゲームは beat'em up 進めない画面 click clack リセットも できないまま 私たちは 街の隅で それぞれ生きてきた  ひとりきり シートにもたれ 夢を見てたの まだ知らない言葉を交わしたい  輝く湾岸 迷路のdowntown 出口が見つからない 痛みを感じないふりが 美しいはずなんてないじゃない 点滅してる ネオン管 闇を照らした宝石 今夜は エメラルドの夢で逢いましょう  Highway 潜って やってきた古いホテル 薄汚れた赤いカーペットの部屋が ずっと 探してた 出口の入り口かもしれないだなんて 信じているのよ  ひとりきり心抱えて 逃げ出したら 同じ言葉の あなたを見つけた  輝く湾岸 迷路のdowntown 出口が見つからない 痛みを感じないふりが 美しいはずなんてないじゃない 点滅してる ネオン管 ふたり見上げた宝石 今夜は エメラルドの夢で逢いましょう
土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ降り出した雨 駆け出してく 恋人達 笑う声  いまごろきみは どこかの町 新しい傘を買ってる 空を裂いた稲妻が 強く 照らし 出した 駆け込んだ 屋根の下で ひとり 声も出せない  私しか知らないきみを きみは その弱さごと全部 捨ててしまいたかった 遠いどこかへ行くため  きみだけが知ってた私だけが ここで佇んでいる 風に転がるビニール傘 まるで私みたいね どこへ行く  鳴り止まぬ 雷鳴の音は 人々を家に帰す  私だけ このまま どこにも 帰れない ような気がした  きみを傷つけるような 悲しい出来事を そっとよける傘になって 守れると思ってた  いつか この風が やんだ頃 きみは その新しい愛も 捨てて しまうのでしょう やさしさ 思い出さずに  私しか知らないきみを きみは その弱さごと全部 捨ててしまいたかった 遠いどこかへ行くため  きみだけが知ってた私だけが ここで佇んでいる 風に転がるビニール傘 まるで私みたいね どこへ行く
きみだった土岐麻子土岐麻子土岐麻子渡辺シュンスケ渡辺シュンスケ青春のバカ騒ぎ そして孤独な日々 喜びと悲しみ 苛立ちと疑い これまでの幼い あの日々はきっと ここに辿り着く 一本道だったの きみがあらわれて きづいた  高架下の道路 嫌いだった路地も ふたりで歩くたび あざやかに色づく  見上げた肩越しに 不安は遠ざかって きみが笑うたび 世界中が輝く すべてがほどけてく  夜空に散らばる星のあいだ 星座のよう あらわれた やっと見つけたの そうきみだった それはずっと きみだったんだ  どうか消えずにいて どうか照らしていて 明日もその先も 私を導いて  どんな街で生まれ どんな人に恋し どんな忘れられぬ 思い出を持ってる なにも訊かないけど どんな日もずっと 変わらずにずっと きみは見ていてくれる 目の前の私を  低く広がった雲にひそむ 星座のよう 見えなかった やっと見つけたの そうきみだった それはきっと きみだったんだ  星と星をひとつずつつなぐ 星座のよう きみはそっと これまでの私のなにもかも つなぐように そこにいるの  どうか消えずにいて どうか笑っていて いまを疑わずに 変わらずそばにいて  どうか消えずにいて どうか照らしていて 明日もその先も 私のそばにいて
CAN'T STOP feat.大橋トリオ土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ青に流れ出す交差点 頬を伝い落ちた心が 足跡達に踏まれていく 私も歩いていく  さみしさ隠してる強気も 怒り隠してる悲しみも なにを隠してもあなたには 伝えてみたいよ  小さな声 耳をすます 誰も知らない 声でいいよ  I can't stop stop stop あなたの前では I can't stop stop stop それは止まらない 感じるまま踊りたくなる I can't stop stop stop 心止まらない  When I'm next to you When I'm next to you I can't stop this feeling 心止まらない  身体は虚しい容れ物で なかでは欲望が静かに 石油のように揺らめいてた 燃えることなどなく  たとえばどんな言葉よりも 言葉にならなかった無言 そこに隠し合った姿も 許し合いたいよ  遠い声に 耳をすます 誰も知らない 声でいいよ  I can't stop stop stop あなたの前では I can't stop stop stop それは止まらない 感じるままに泣きたくなる I can't stop stop stop 心止まらない  When I'm next to you When I'm next to you I can't stop this feeling 心止まらない  夜明けの街灯りのような 行き場のない 感情を抱いて 知らない顔した無口な景色抜けて スピード上げ 夜空の星が遠く消えていく前に 待ち合わせしよう 愛の名前の向こう側には なにがあるか わからないけれど  あなたの声 耳をすます 誰も知らない 声でいいよ  I can't stop stop stop あなたの前では I can't stop stop stop それは止まらない 感じるまま踊りたくなる I can't stop stop stop 心止まらない  When I'm next to you When I'm next to you I can't stop this feeling 心止まらない
QUIZ土岐麻子土岐麻子土岐麻子伊藤一葉(東京事変)髪を梳かす やさしい風が ネオンの丘に 消えたら  暗い闇を 泳ぎ続ける 地下鉄に乗る かなしみ乗せ  流れる夜を 響かせ また 今日が終わる 解けないクイズの答えは まだ泡のなか  やさしい顔 難しい顔 扉にもたれ 見つめる  読みかけの愛の詩 は ただ 眩むほど美しくて ああ  空かない席(イス)に苛立つ 小さな魂 解けないクイズの答えに 溺れて 泡になる  ああ ひしめき合う静けさに 呟く 密かな願いは クイズの答えを嘲笑って 騒がしい 矛盾の海 泳ぐ  「この手でいま きみを抱きしめたい」
Cry For The Moon土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ食べかけたチョコレートバター 履かない靴 着なくなったドレス 読まない本も 聴かないレコードも 次々 捨てて  缶・ビン・プラスチック・ラバー バスタブ 冷蔵庫 ブックカバー 返しそびれた スペアー・キーも  投げ捨てて 脱ぎ捨てて 放り捨ててしまいたいけれど I wanna stay here I wanna stay here すべてが終わってしまいそうで 手放せない  Cry for the moon 月よりも遠いなにかを Cry for the moon 手にしたくて 見上げている  Cry for the moon この部屋はまるでゴミ箱 願いかけた 星が落ちて 埋め尽くす  ポストの中や 胸の中 うまく仕分けられぬものばかり ほっといたまま もてあまして 床を どんどん隠す  窓には そびえ立つクレーン それは私のよう 動かずに 時は まだかと 空を見つめる  投げ捨てて 脱ぎ捨てて 放り捨ててしまいたいけれど I wanna stay here I wanna stay here すべてが終わってしまいそうで 手放せない  Cry for the moon 月よりも孤独な人よ Cry for the moon 愛を捨てて どこへゆく  部屋のどこかに眠る ひからびたなにか むなしい恋のミイラ よみがえらないわ  どこから聞こえる “壊れていてもかまわない”と 廃品回収車 こんなものでも大切なの  投げ捨てて 脱ぎ捨てて 放り捨ててしまいたいけれど I wanna stay here I wanna stay here すべてが終わってしまいそうで 手放せない  Cry for the moon 月よりも遠いなにかを Cry for the moon 手にしたくて 見上げている  Cry for the moon この部屋はまるでゴミ箱 願いかけた 星が落ちて 埋め尽くす  Cry for the moon 誰かが窓辺から捨てた 終わった恋を 誰かがまた 拾っていく
close to you土岐麻子土岐麻子土岐麻子関口シンゴ見下ろした路地は 帰る人の群れ ひとつずつそっと 静けさともしてゆく  誰かがあなたに あなたもあなたに 名前つけようとするたび無口になる  空に溶けそうな月 低く過ぎる飛行機  あなたは 薄明の屋上で 見渡して 探してる わたしの肩が その場所に なれたならばいいのに  のぞまれるままに 誰かのふりして 生きていくことは ときどき孤独になる  引き裂かないで 心と体を ちぐはぐなすべてを 両手で抱きしめたい  close to you close to you  ふたりは 薄明の屋上で 疲れ果て ふざけ出す あなたが あなたになったら またその笑顔を見せて
Calling土岐麻子土岐麻子土岐麻子Shin SakiuraShin Sakiura壁に留めた 絵葉書のなか 波しぶき いま動き出し ベッドをさらってく 絨毯は 白い砂浜 カーテンは南風 退屈な部屋で 寝転び あなたを思う  calling you 電話をしようよ 街のざわめきも なつかしく感じるのよ あの夏ふたりで ビーチボール見上げた逆光が ときを止めたまま  はなればなれの日々に 終わりが来るまでは あなたがくれた言葉を 抱きしめるから  calling you 話をしようよ 隣にいた日は 言えなかったようなことも また夏がきたら 同じ空を見上げて 止まってた ときが動きだす  冷たい風が あなたの街を凍らせ 眠れぬ夜は そばにいるよ  calling you 電話をしようよ 声を聞くたびに なつかしく感じるのよ あの夏落とした ビーチボール拾って 何度でも 約束をしよう
SUNNY SIDE土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ路地裏の角 曲がったら ふいに見つけて 拾い上げた それは真新しいラブストーリー 舞台がまわり プロローグ  時は1990 遠い町の片隅 探してた 待っていた 2018 たどり着いたこの場所 ついに出会う  Walk on the sunny side, sunny side 影が晴れてくアスファルトのステージ きみへと続く道を 照らす 一筋のスポットライト  Rainy night, darkest night いつか行き止まることもあるけど シナリオなんて役に立たない きっとそれはまやかし  きみと信じているから 明日へと続くストーリー  枕を投げて目が覚める 怖い夢見て 時間を見た セリフを忘れて でまかせに 舞台の袖で モノローグ  見渡せば ほら つくりかけのパノラマ 競技場 テレビ塔 輝く 生まれたての景色を 焼き付けて  Walk on the sunny side, sunny side 影が晴れてくアスファルトのステージ きみへと続く道を 照らす 一筋のスポットライト  Rainy night, darkest night いつか行き止まることもあるけど シナリオなんて役に立たない きっとそれはまやかし  きみと信じているから 明日へと続くストーリー  Walk on the sunny side, sunny side 影が晴れてくアスファルトのステージ きみへと続く道を 照らす 一筋のスポットライト  悲しみ 速い いつか行き止まることもあるけど きみへと続く道を 急ぐ たったそれだけのこと  きみも探しているから ここへと続く道を
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
さよなら90s Girl土岐麻子土岐麻子土岐麻子Tomi Yo渡辺シュンスケ秒針が狂ってく人知れず 少しずつ 玉ねぎが真夜中芽を出す 棚の隅で あぁ 嘆くのはやめて そう 誰かの見てない瞬間が動き続けてる それだけ  松見坂の霧に消えてく原付は チャイニーズ・レストランのデリバリーの女の子 ああ トンネルの向こう そう いつも急いだ 十年後の自分に向かい  彼女はずっと信じていたの 描いた夢の正しさを 違う未来を生きることなど 許せはしない  後ろの正面のあの子は 変わってゆく私責めるの さよならあの日の私 Bye Bye 90s Girl その手を放して  松見坂の霧をすべってくタクシー アルバイトした店はとっくに 駐車場 ああ トンネルを抜けて そう 思い出してた 十年前の幼い日々  あれからずっと探し続けて 描いた夢を手放した 違う未来を生きているけど いまを愛してる  後ろの正面のあの子は 変わってゆくことを嘆いた さよならあの日の私 Bye Bye 90s Girl その手を放して  後ろの正面のあなたよ 二年後すべてなくすけれど やがて見つける世界は きっと前より 美しいからね
サーファー・ガール土岐麻子土岐麻子土岐麻子高梨学脱ぎ散らかしたウィークデイ 床を埋め尽くすウィークエンド 戦うきみの ぬけがら達 ランドリー放り込む  染み付いた誰かの 煙、言葉 そして きみを惑わす 人生論なんて 出来損ないの私小説  この都会は 嵐の海 夢をさらいにくる  くぐり抜け、ゆけ、サーファー・ガール 波間に輝けプライドひとかけきらきら  のぞいた鏡に 冴えないむくみ顔 流れ流され 涙流す まあ、誰のせいでもなく  そう都会は 荒れ狂う海 夢を見ていたいのに  くぐり抜け、ゆけ、サーファー・ガール 波間に光らせプライドひとひらひらひら  息を鎮め ねえ聞こえる? 騒がしいその魂たちよ 憂鬱へと消える今日も 誇らしいドキュメント、だから…  くぐり抜け、ゆけ、サーファー・ガール 波間に光らせプライドひらひら  くぐり抜け、ゆけ、スーパー・ガール 波間に輝けプライドひとかけきらきら
That Summer土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ95年の曲 ラジオから流れて なにかムズムズと ひとり 身悶えてる  sweet and sour, I remember まるでねじれたままの it's a playback of that summer A面のテープ  静まる 街の喧騒 あなたに似た人を見かけた途端に 昔見た 八月の海 波の音が やけにリアルに打ち寄せたから  プルタブを押し上げたら 溢れ出した想いは泡 二人の服 濡らしてった 戸惑ったあの日  見つめ合った時間の砂 あんなにもあっけなくて あんなにも僕ら生きてた あなたの名はサマー  僕はきみのこと あの日忘れたんだ 逃げ込んだのは カセットのB面さ  I remember every summer たとえ裏返しても it's a playback memories flowers ねじれたままなのに  真夜中 ブラウン管 涙落とす 横顔を照らすたび 昼下がりの 階段教室 はしゃぐ笑顔 見つけるたびに 愛おしかった  プルタブを押し上げたら 溢れ出した想いは泡 二人の服 濡らしてった 戸惑ったあの日  飲み干した 空き缶を つぶすように 空っぽになった心 ギュッと握った 悲しみを 知ることに なったって 思い切りぶつかったら 良かったんだ 青空に弧を描き 投げ捨てた なにもはじまらぬまま 恋は終わった  プルタブを押し上げたら 溢れ出した想いは泡 二人の服 濡らしてった 戸惑ったあの日  見つめ合った時間のまま 逃げなかったら僕たちは どんな日々を愛したかな do you remember that summer?
City Lights土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウCity Lights あなたの目でゆれる City Lights またたく窓明り City Lights 孤独な人かくす City Lights あなたは探してる  City Lights 誰かが手を振った 街の灯は 都会の福音
City Lights Serenade土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔誰かの声が誰かの名前を呼ぶ 僕はひとりで むらさきに暮れる街を 歩く  手を振って帰る人波はやがて 港町 燈す 早送りの日々は 繰り返す点滅 きみのいない寂しささえ そっと 紛れさせて  星座みたいな 街の灯はそれぞれの 朝を信じて輝き 僕は僕へと帰る  どこかへと帰るカモメ達がいま 静けさを残す この胸の不安を 消すのはもうきみじゃない そうさ ほかの誰でもなく きっと この手のひら  星座みたいな 街の灯はそれぞれの 朝を信じて とても綺麗に輝く  City Lights Serenade 街の灯ひはそれぞれの ああ 愛を信じて輝き 僕は僕へと きみはきみへと帰る ふたたびいつか出逢うまで
脂肪土岐麻子土岐麻子土岐麻子G.RINAトオミヨウパンプス脱いで ドアにもたれて 彼女は今日もため息つく 冷蔵庫の光を探す  こみあげてくる 胸のジェラシー ソーダで飲み込んだ  誰もこない部屋は隠れ家 いつのまにか胸の中に 脂肪みたいなやわらかい壁  忘れてしまいたいことばっか 夢を見てたいの  憂鬱をのせた タルトを一切れ 一口で食べる 誘惑のフォークで 次の一切れ そしていつの日か 孤独だけが太ってゆくの  恋の切なさを 寒い夜の歌を 心が叫んでいる ねえどうか気付いて 自分を食べてしまう前に  彼は言ったわ 慕ってくる あの子が急に 気になるなんて バーベキュー味 袋を破る  わからないのね 試食みたいな 幼い恋でしょ  悲しみの皮を ナイフで剥いたら 一口かじるの なぐさめの甘い蜜 味わいつくす そしていつの日か 孤独だけが太ってゆくの  恋の切なさを 寒い夜の歌を 心が叫んでいる ねえどうか気付いて 自分を食べてしまう前に  そしていつの日か 孤独だけが太ってゆくの  恋の切なさを 寒い夜の歌を 誰も知らない君を ねえどうか吐き出して  恋の切なさを 寒い夜の歌を 心が叫んでいる ねえどうか気付いて  自分の心まで食べてしまう前に
SHADOW MONSTER土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウフロアの壁に巨大な 踊る黒い怪物 それは僕らの影 手招くように揺れてる  扉の向こう側 さらに奥の扉 現実も妄想も 次々に飲み込む  Do that dance パステル気分で 体を塗り替えろ Do that dance メロウに溶けてく心 踊ろう  Let me dance with you SHADOW MONSTER tonight 影にうつした僕は Baby, don't stop the music so satisfying 誰にだってなれるんだ  Let me dance with you SHADOW MONSTER tonight 彼だけは知ってる Baby, don't stop the music so satisfying 探しものは踊らなきゃ見つからない  踊る人の隙間から 見えるあの子は誰 しらけた顔をして 周り見定めてる  何者にもなれない そんなところだろうか 何かでしかない僕と どちらがもどかしいかな  Do that dance パステル気分で 体を塗り替えろ Do that dance メロウに溶けてく心 踊ろう  Let me dance with you SHADOW MONSTER tonight 影をまとったきみは Baby, don't stop the music so satisfying 誰にだってなれるんだ  Let me dance with you SHADOW MONSTER tonight 彼女なら知ってる Baby, don't stop the music so satisfying 探しものは踊らなきゃ見つからない  ああ 非常階段 熱い風が きみの髪をくずした ああ かけがえのない 知らない人よ きみにふれてみたい 名前を つければすぐ 壊れてしまいそうな心を 抱いたままで踊ろう  Let me dance with you SHADOW MONSTER tonight 影にうつした僕は Baby, don't stop the music so satisfying 誰も知らない誰かさ  Let me dance with you SHADOW MONSTER tonight 僕たちは知ってる Baby, don't stop the music so satisfying 探しものは踊らなきゃ見つからない
SPUR土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウどうしよう 視線のシュプール のがさない のがさない 逃避行 揺れるプリズム 止まらない 止まらない 真っ白な息で 鼓動を上げて 恋が 駆け抜けてゆく  いつもの街並み ぬりつぶしてゆく 光る雪は まるで つかの間の魔法  心にひそんだ 臆病も白く 隠し この願い一つ 叶えて  ふたり エレベーター みるみる遠ざかる東京 空まで行きそう  どうしよう 視線のシュプール のがさない のがさない 逃避行 一面スクープ 止まらない 止まらない 真っ白な想い ごまかしたくない 恋を 駆け抜けてゆけ  降り積もったなら どんな風景も 影をなくし まるで 生まれたてのよう  あなたの心は 分からないけれど きっと この熱い想い 伝える  まるで パラシュート くらくら落ちてゆくパノラマ 時間を止めて  どうしよう 視線のシュプール のがさない のがさない 逃避行 揺れるプリズム 止まらない 止まらない  片道の ふたつのシュプール 終わらない 終わらない 悲しみも ふわりくぐる 止まらない 止まらない 真っ白な明日も 鼓動を上げて 恋と 駆け抜けてゆけ
SU SA MIN土岐麻子土岐麻子土岐麻子渡辺シュンスケ渡辺シュンスケす・さ・みん ここで暮らすのは す・さ・みん やめて す・さ・みん ここはそう、私の す・さ・みん 胸のなか  真夜中 ひとけのない 路地裏 サンダル履きで 自販機の 光の前 まぶしさに泣いた  パジャマの 胸のすきま からっぽな 心の中に こっそり それは入り込んで 缶コーヒー 不味くした  「なにもかも時代のせい」 知らない私 つぶやいた それから きみに 名前をつけてみたんだ  す・さ・みん ここで暮らしても す・さ・みん いいんだよ す・さ・みん ここはそう、私の す・さ・みん 胸のなか  す・さ・みん きみがいれば私 す・さ・みん 不思議だわ す・さ・みん なんだかラクになれる す・さ・みん 気がするの  不安生まれ卑屈育ち お安い 孤独と仲良し 毛並みは お部屋の埃で出来ているの フワフワの  「なにもかも誰かのせい」 ゴミを蹴飛ばしつぶやいた もう分かってる そろそろきみにさよなら  す・さ・みん ここで暮らすのは す・さ・みん もうやめて す・さ・みん ここはそう、私の す・さ・みん 胸のなか  す・さ・みん きみといると私 す・さ・みん きっとずっと す・さ・みん 誰にも愛されない す・さ・みん 気付いてる  す・さ・みん さよならをしよう す・さ・みん いつかまた す・さ・みん 誰かを愛してみたい す・さ・みん 心から  す・さ・みん
smilin'土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔待っているよ smilin' あと少し 0.5秒後 スローモーションみたいに 微笑むの きみはもうすぐ  焦げる 真夏の空 彼方から 射手座の矢が狙う きっと 胸に 刺さる  待っているよ smilin' あと少し 0.2秒後 スローモーションみたいに この星に 幸せが降る  迫る 灼熱の空 向こう側 傾く天秤座 きっと 隠し 切れない  言葉より歌より すべてを揺らす ただひとつの奇跡 Keep smilin' Keep smilin'  Just smilin'…!  待っているよ smilin' もう少し そうもうすぐ スローモーションみたいに その笑顔は わたし溶かしてきっと 恋をさせるの
SUPERSTAR土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔川口大輔・田中義人遠ざかる はしゃぐ喧騒とサイレン ふたりきり 取り残されて見つめ合う  探してる 次のカードは何通り そらせない ひとみのなか吸い込まれた  不確かなものは こりたはずよ 呪文をといた きみは誰  Hello my superstar, ah! まばたきひとつで Break down my superstitions わたし壊れる わけもなくいとしくて わけもなくかなしいの きみを信じそう  宙を舞う 思いは言葉にはぐれて 胸のなか 触れたなら呼吸が止まる  不確かなことは 無駄なことと 呪文をかけた 自分はどこ?  Hello my superstar, ah! きみを見つけたら Break down my superstitions わたし透明 わけもなくせつなくて わけもなくおそろしいの きみを信じたい  逃げないで 覚めないで 夢でも  Hello my superstar, ah! まばたきひとつで Break down my superstitions わたし壊れる この星に降り注ぐ もしかしてきみは奇跡 愛さえも 信じそう  Hello my superstar,ah! きみを見つけたら Break down my superstitions わたしどうなる  何を信じたい?  何を信じるの?
Sentimental土岐麻子土岐麻子土岐麻子奥田健介海へ抜ける道 一人きりで引き返した  バックミラーの向こう どんな未来があったのか 知ってる  So sentimental… 隠せないくらいに 恋をしたの Just sentimental… 息が止まるくらいきれい過ぎた昨日までが 涙に変わるの  止・ま・ら・な・い Sentimental mood 持・て・あ・ま・す Sentimental mood  見馴れた街角 二人の幻見かけた  もう波が染まる頃ね どんな未来があったのか 知らない  So sentimental… 隠せないくらいに 溢れ出して Just sentimental… 悲しくなるくらいきれい過ぎるそのすべてを 壊したくないの  いくつの星座がささやいても いくつの朝が夜をこじ開けても また同じ 答えに出会いつづける  So sentimental… 隠せないくらいに 溢れ出して Just sentimental… きりもないほど  Ah sentimental… 悲しくなるくらいきれい過ぎるそのすべてに 触れていたいのに  So sentimental… 隠せないくらいに 溢れ出して ああ,そっと Just sentimental… 私はここで 止まったまま  So sentimental… 悲しくなるくらいにきれい過ぎる そのすべてを壊したくないの  止・ま・ら・な・い Sentimental mood 持・て・あ・ま・す Sentimental mood
ソルレム土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウ水道の水は 花瓶から 溢れ出して流れていく 蛇口を止めても 心こぼれていく  あの日どこで間違えたかと 何度も考えるけど 何度もきみにたどりつく ああ  I don't know what to do with you tonight I don't know what to do このまま 僕らの手で摘み取るしかない 行き場ない愛  誰も知らない ソルレム ソルレム 狂ったように咲いては 西日に向かい すがっている  道をよく知ってる僕らは よく知らないふりをして 迷ってはできるだけ 遠回りした  あの夜 真っ暗な空き地に 一面に咲き並んでいた ひまわりがなぜか怖かった ああ  I don't know what to do with you tonight I don't know what to do このまま 僕らの手で摘み取るしかない 行き場ない愛  花瓶のうえ じり じり 狂ったように咲いては 西日に向かい すがりつく  アスファルトの熱 夜がきても 僕を焦がすよ  I don't know what to do with you tonight I don't know what to do このまま 僕らの手で摘み取るしかない 行き場ない愛  誰も知らない ソルレム ソルレム 狂ったように咲いては 西日に向かい すがるのさ
地下鉄のシンデレラ土岐麻子土岐麻子土岐麻子橋口なのめ(Natty Ratty)渡辺シュンスケ少女は 鏡の中 瞳を見つめ 誓った ここを飛び出してきっと この夢 かなえる  窓の外流れる 生まれた町に さよなら トランクに入れたのは 憧れ それだけ  森を抜ける風が稲穂揺らし ネオンの街へとすべる 地下鉄に乗り継ぎ 雑踏の舞踏会 自由の シンフォニー  少女は 若く強く 怖いものなどなかった 手に入れたものたちを 並べて 誇った  誰かの目にとまり 誰かをたどる毎日 夢をかなえるチャンス 若さと 引き換え  吹き荒れてる風がビルを抜けて 彼女の心をたたく 靴音を響かせ 出掛けるの舞踏会 プライド 飾り  鐘が鳴って 魔法はとけていった ホームにすべりこむ馬車から また次のシンデレラ 降り立つの  女は鏡の中 ひとりぼっちで 見つめた そして思い出したの あの日の 憧れ  向かい風が前髪を飛ばして 彼女の顔は美しく ガラスの靴 放り 背を向けた舞踏会 踊るように  夢から覚めた地下鉄で 青に変わる交差点で 彼女は彼女を生きているの 「そうよ明日に手が届く そして私はここにいる」 叫んで いるの
travellers土岐麻子土岐麻子土岐麻子Soma Genda・Moe Sasaki・TejeMoe Sasaki・Soma Genda・Teje息をひそめて 二人眺めてた 線香花火 火が落ちて消える 僕たちは 離れてしまった やっと気づいた 見慣れてた その横顔が遠い  きっと僕たちは 旅の途中で出逢い ここまで過ごしてきた はじめから 違った目的地の travellers ここからわかれみちなんだ 少しこのまま  ほんの一瞬の 情熱を分け合った きみと歩いた 景色は鮮やかだった  振り向いたきみは 少し笑って 出逢った頃と とても似てて 引き止めることは これ以上出来ないことと思い知った  きっと僕たちは 旅の途中で出逢い ここまで過ごしてきた はじめから 違った目的地の travellers ここからわかれみちなんだ さよならしよう  さよならしよう
トーキョー・ドライブ土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔川口大輔Tokyo Drive 手招きする光 Tokyo Drive 私は探してる Take a ride 一瞬の永遠を Drive until you see the light  すり抜けてく 金曜日の喧騒 すべり込んだ 天現寺橋の交差点  刻み出すウインカーは右 破裂しそうな魂のビート 動き出した明治通り 愛しい きみに いま会いたい  Tokyo Drive 手招きする光 Tokyo Drive 私は探してる Take a ride 一瞬の永遠を Drive until you see the light  人影ないラフォーレの辺りは あの頃ついた ため息達が落ちてる  16歳の憧れと 25歳の歯痒さと この街は私を見てた それが ここで 生きてく意味  Tokyo Drive 手招きする光 Tokyo Drive 私は探してる Take a ride 一瞬の永遠を Drive until you see the light  変わりゆく景色に 飲まれてゆくたび 夢にはぐれるけど 探しつづけた誰かの手に そう、きみにやっと出会えたんだ  Tokyo Drive 手招きする光 Tokyo Drive 私は探してる Take a ride 一瞬の永遠を Drive until you see the light  Tokyo Drive 行き先は決めずに Tokyo Drive 誰もが探してる Take a ride 永遠の一瞬を Drive until you see the light  Drivin' through the night Searchin' for the light
TALK SHOW土岐麻子土岐麻子土岐麻子toetalk to your eye in deep blue 遠く ゆらいでる your eye in deep blue  silence fallin' on and surroundin' us perfectly I'm waitin' for sounds from your lips certainly 探り maybe for my eyes only  さまよって 凍る言葉は、そう 唯一の解答? ささやいて いま、きみのTALK SHOW 情熱を解凍  talk to your eye in deep blue 遠く ゆらいでる  再送信 返る無言は、そう 憂鬱な回答? ささやいて さあ、きみのTALK SHOW 情熱の解凍  さまよって 凍る言葉は、そう 唯一の解答? ささやいて いま、きみのTALK SHOW 情熱を解凍  I'm searchin' for the answer in your SILENT SHOW...
ドア土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウガラス窓の雨 あなたの涙を思い出す ゆうべから続く 嵐は静まる気配もない  空っぽにしたボトル ふざけあった大通り ドアを閉めてもつれるように抱き合った 読み終えた本のように あの日々をしまいこんで 僕らしい幸せ感じ生きているけど  今夜雨が止んだら 今夜雨が止んだら 僕はあなたのドアを たたいてしまいそうだよ お互いから逃げ出し お互いを傷つけた 終わりを恐れたんだろう 僕らはまだ本当は 向かい合ってもなかった  憎んでみせたり 恋しく思ってみたりした 思い出すことも いまはもうなくなっていたけど  あの部屋に続く道 夢のなか現れて 目が覚めるときとても虚しくなるよ でたらめな恋だったと 忘れ去ってしまうには 大切な人だったのかもしれない  今夜雨が止んだら 今夜雨が止んだら 僕はあなたのドアを たたいてしまいそうだよ 土砂降りのこんな日を あなたがどんなふうに 過ごしてるのだろうかと 思うと胸が苦しい なぜかは分からないけど  あの部屋に続く道 夢のなか現れて 目が覚めるときとても虚しくなるよ でたらめな恋だったと 忘れ去ってしまうには 大切な人だったのかもしれない  今夜雨が止んだら 今夜雨が止んだら 僕はあなたのドアを たたいてしまいそうだよ 土砂降りのこんな日を あなたがどんなふうに 過ごしてるのだろうかと 思うと胸が苦しい なぜかは分からないけど  今夜雨が止んだら 今夜雨が止んだら
読唇術土岐麻子土岐麻子土岐麻子伊澤一葉伊澤一葉・川口大輔たった3秒 見落としそう 唇が くせのあるならんだ歯を 見せたら 世界はやっと 動き出す 語ってほしい ほんの少しのきみを  “一瞬のほんとう”でいいから 見せてほしい 一瞬で隠れてしまう きみは誰なの  たった3度 核心へと 近付いて ストップモーション 途切れた声 笑って抜け出して また 見失う 探っていいよ 不安なままだっていいよ  “一瞬のほんとう”でいいから 見せてほしい 一瞬に翻弄されてる きみを探してる  “一瞬のほんとう”でいいから “一瞬のほんとう”でいいのに  “一瞬のほんとう”でいいから いつか見せて 一瞬に翻弄されてる おろかな二人
Don't let it go土岐麻子土岐麻子土岐麻子渡辺シュンスケ渡辺シュンスケホントのところ 全然分からない 全米が泣く あの映画のロマンが  去年の服じゃ 胸はって生きられない 目下、あなたの アイデンティティはどこ?  「ありのままでいい きみのままでいい」 誰かが歌いあげてる そもそも私らしさとはなんだ?  monday ほのおのように tuesday 恋に落ちても wednesday 変われない 誰かののぞむ誰かにはなれない  追い求めてる 安心や安定は どこまできたって 手をすり抜けてゆくの  ありのままなの そのはずなのに どうしてだめなんだろう 私よ、私らしさを疑え  thursday 無一文でも friday バカにされても saturday 変われない 噂通りの誰かにはならない  バスルームの鏡のなかの 冴えない女 愚かでダメな人ね ずっと嫌ってた でも本当は気づいていた それこそ私 あなたを愛したい  oh baby monday 嵐がきても tuesday 槍が降っても wednesday 変われない 私よ、私らしさを教えて thursday 夢からさめて friday 愛を知るまで someday 変わらない 胸の高鳴りだけを信じるの  Oneday 見つけたい Lady, Don't let it go
夏の横顔土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔川口大輔ベランダの 向こう側 溶けてゆく ビルの影 白く消えそうな 街あかり ゆっくり夜が明ける  ひとりきり 飛び出した 日が射す部屋 思い出す ふたりを探すの 胸のなか 寄り添ったふたりを  あの日 なにも分かってくれないと 責めたまま 愛を失くした それきり二度と 戻らぬ日々は幻  ひとりきり 生きてると あの頃は 思ってた あなたのやさしさ 見えないまま 愛を求めていた ごめんね  何度も 夢でおとずれる 遠いあの夏の朝 今度はきっと 見失わない 穏やかな日の まぶしい 横顔  ひとりだと 見えてくる あの日々は そのままの 私でいられた いつだって そばにいてくれてた  そしてあの日々の 木漏れ日に いま支えられてる ありがとう
名前土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ川を照らす三日月 揺れる バナナの舟 飛び込んで 砂に沈む 星座を 拾いにいこう  暗い水の中では 泡の服をまとい 手を伸ばし すくいあげたそばから こぼれていくの  けして私のものにはできないから 光は綺麗  あなたのひとみ あなたの肌は たったひとつの あなたの名前 鮮やかに輝いて きりもなく美しい けして誰のものにもできないから  川に沈む 三日月 なにもかもが消えて 岸辺から 朝に溶ける 星座を 見上げていたの  けして私のものにはできないから 光は綺麗  あなたのひとみ あなたの肌は たったひとつの あなたの名前 鮮やかに輝いて きりもなく美しい けして誰のものにもできないから
NEW YEAR, NEW DAY土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔から騒ぎの夜空に 幾千の雪が舞う 朝には白い街ね Here comes a beautiful BRAND-NEW YEAR!  de-ya... みんな BYE-BYE 手を振って  de-ya... 帰るタクシー探す頃  脱ぎ散らかした 服はパーティーの抜け殻 ネイルを落とす 目にリムーバー滲みて逸らす  悲しくもないのにどうしてだろう 子供みたいに泣きたい そうよ気付かないふりをしてきた からっぽな一瞬が悲しいのに  ベランダのパノラマに 幾千の雪が舞う 朝には白い世界 Here comes a beautiful BRAND-NEW YEAR!  de-ya... つけっぱなしのドラマでは de-ya.... ヒロインが大げさに泣く  あの日届いた 長いメールは最後まで 優しい文字達 とげのようハートにささった  肌色に戻った冴えない爪 まるでこの頃の私 永遠などないと知ってるけど 本当の一瞬に出逢いたいの  モノクロのこの街に 幾千の雪が降る 白く塗り替わる頃 Here comes a beautiful BRAND-NEW YEAR!  何かが起こりそうね 何も起こらないかも それでも明日が来る Here comes a HAPPY BRAND-NEW DAY!  de-ya... きみに BYE-BYE 手を振って de-ya... 光るネイルに塗り替える  de-ya... 今日に BYE-BYE 手を振って de-ya... 光る明日に塗り替える
NEON FISH土岐麻子土岐麻子土岐麻子Shin Sakiura・土岐麻子夜の気配が 屋根に染みこむ さびしさを隠すように 派手なネオンライト 飾り出した都会 遠まわりで歩く  あの日の夢とはぐれないように はだかの心抱きしめた  この街は水槽で 路地深く 潜る僕はネオンフィッシュ 極彩色をまとい いまはただ泳いでゆけばいいさ 今日を生きた証拠 誰ひとり知らないけどネオンフィッシュ 月の光に 照らされろ 泳いでゆくよ  One day I saw the stars above the highway 夢を描いたんだ  弱く卑怯で誰かといるよりも 孤独になっても もっともっと強くいたいと願うよ  red light blue light 着飾った服のなか はだかの心抱きしめた  この街は水槽で 路地深く 潜るわたしネオンフィッシュ 極彩色の夢を 抱きしめて泳いでゆけばいいさ ひとりきりの夜も それを「自由」と呼んでみるネオンフィッシュ 月の光に 照らされろ 愛を食べろ
熱砂の女土岐麻子土岐麻子土岐麻子G.RINAあなたはこう 言い聞かせる 「ラストシーンは 知れてるでしょ」  波がさらう砂の城 沸き上がる 歓声のなか そう あなたはどうしても まだ それを楽しめない  目覚めよ熱砂の女 灼かれてく ああ 砂の上 気まぐれ?運命? いいえどれも違う  とまどう熱砂の女 容赦ない ああ 砂の熱 言い訳 探しても 情熱が始まるの  あなたはもう 分かっている 確かな未来 それは幻想  肩に触れる指先に あの傷が 騒ぎ出しても いま夕日のハイライト そう 逃したくはないの  あなたは熱砂の女 灼かれてく ああ 砂の上 気まぐれ?運命? いいえどれも同じ  目覚めよ熱砂の女 逃れられない砂の熱 言い訳 探しても 情熱が始まるの  胸騒ぎ I'll fall in love again 立ち眩む So fall in love again 胸騒ぎ I'll fall in love again 立ち眩む So fall in love again  あなたは熱砂の女 灼かれてく ああ 砂の上 気まぐれ?運命? いいえどれも同じ  目覚めよ熱砂の女 逃れられない砂の熱 言い訳じゃないなら 情熱を始めるの
眠れぬ羊 (with TENDRE)土岐麻子土岐麻子土岐麻子TENDRETENDRE長い夜を終え 看板をしまう街の音 夢から醒めた 仲通りの十字路 駐輪場から見上げた空 今朝は愛おしく思える  探しものはまだ 見つからないままで それでもこんなふうに笑い合うの  眠れぬ羊 朝焼けの街 散り散り仲間に手を振って 帰る時間が好きなの やさしさ数えて 昨日より今日は 上手に生きてゆける  数杯のコーヒー チョコレートサンデーとフレンチフライと 夜更けのスープと あの席で聞いた これまでの話なら全部 自分のことのよう 覚えてる  望んだようには いかないことばかり そのたびさまようけど わたしたちは知ってる ほんとうの望みを知るための 間違いだって  わたしたちは知ってる  眠れぬ羊 朝焼けの街 散り散り仲間に手を振って こんな時間が好きなの やさしさ数え歩く 眠れない夜の 群像劇のなか わたしたちは生きてる
眠れる森のただの女土岐麻子土岐麻子土岐麻子谷口尚久ときにはささやくように ときには強く強く 知らない明日のその先 描いてた 揺るがない自由な人よ  横切る黒い鳥 滑るように空を裂く 迫る木々 立ち込める霧に 世界はどこへ 隠れていってしまったの?  そして 眠れる森に迷い込んだ きみは 明けない夜奥深く 昨日にはぐれたままで無力さ 佇むだけのただのひと  そして転がるように 答えは指を こぼれて  遠ざかる喧騒 無邪気は揺れる蜃気楼 届かない 闇の向こうへと 世界はいつか 隠れていってしまったの  そして 眠れる森に迷い込んだ きみは 明けない夜奥深く 昨日にはぐれたままで無力さ 佇むだけのただのひと  占うほどあまる 運命達を見上げ 数えたなら 星に願いを そっと 思い出して いつかの祈りを  そして 眠れる森に迷い込んだ きみは 明けない夜奥深く くるった方位磁石の針抱え 佇むだけのひと  それは 眠れる森に迷い込んだ わたし 明けない夜の奥深く あすのみぎわに見る幻を 信じるだけのただのひと
High Line土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ下を見るな 覗き込めば かたく冷たい 舞台のフロア スポットライト浴びたら 右に 客席の暗闇 左には 摩天楼の書き割り  足元には 一本の綱が 得体の知れない 未来に向かい 張られている 進め 次の足を出せと 誰かが そばで怒鳴っている  一分一秒 不思議に思う こんなにも恐ろしいこと 誰もが どうして こなすのかと  high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ  high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ  僕らもかつて 揺るがぬ明日を 信じていた小さな子供の 姿だった 誰かの 期待にそえなくって 無償の 愛 失うまでは  いまでも 認める ことできない 棲みついたさみしい気持ち でたらめな 愛を 探しているんだ  high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ  high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ  なにかに頼っていないと 生きることは こわくてしかたない  high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法の candy 噛んだ  high line 揺れる 綱の上 たわむ 綱の上 正気じゃいられない high line 揺れる 綱の上 世界が止まって見える ような 魔法なんてない
heartbeat土岐麻子土岐麻子土岐麻子さかいゆう川口大輔Can't you hear my heartbeat? きみは聴こえてるの? Make me feel what I should be いま、鼓動の鳴るほうへ  刻一刻と溶けるアイスクリームみたいな この街 一秒ごとになにもかも変わってしまうんだ  この声を たどってよ 隠せなくって 胸の奥で 名前を呼んだ  Can't you hear my heartbeat? 愛しいのはなぜだろう Make me feel what I should be いま、鼓動の鳴るほうへ  深く深く底に沈めた ハートが 動き出したのは きみの鼓動の シンクロ  いまなにを 信じてる? 張り裂けそうな 交差点で きみを探した  Can't you hear my heartbeat? たとえ傷付いても Make me feel what I should be いま、鼓動の鳴るほうへ  I've been here. Looking for you!  夜がほら 燃えてゆく 誰の望んだ 僕はきっと 誰でもないと知っているのに  Can't you hear my heartbeat? きみは聴こえてるの? Make me feel what I should be いま、鼓動の鳴るほうへ  Can't you hear my heartbeat? 愛しいのはなぜだろう Make me feel what I should be いま、鼓動の鳴るほうへ  Can't you hear my heartbeat? たとえ傷付いても 明日よ、こちら いま、鼓動の鳴るほうへ
heartbreak土岐麻子土岐麻子土岐麻子Tomi YoTomi Yo誰も知らない 誰も気付かない 隠した心 隠れた部屋 夢からさめた 東京は雨 眠ったふりのまぶた 起こして  こうして朝が やってくるたび ふたりに話す言葉はなくて 形に出来ない ふたりの関係 ぼんやり考えてみるだけ  How can I live today? 起き上がれない体  床に散らばる 割れたハートは きみの無言が跳ね返した跡 きっとほんとは どんなきみでも 許されること 知らないんだ  How can I live today? こんな朝をどうやって生きればいい? もっと触れてたいのに  いつか  その声も その指も その匂い その温度も 愛しかた 忘れそうで きみを探した、ハートのかけら  小さなうそと 小さなほんと 正しいことと 間違ったこと 勝手なきみの ひとみに映る 世界の形を教えて  How can I live today? 体じゅうからみつく 気まずい朝 触れれば触れるほどはなればなれ  How can I live today? こんあ朝をどうやって生きればいい? 答えは知ってるけれど  いつか  その声も その髪も そのひとみ くちびるも 愛しさを 忘れそうで きみを探した、ハートのかけら  悲しみや 恐れてるそのわけは 聞かないけど 一秒だって 忘れないで 抱きしめていた、ハートの鼓動
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
Bubble Gum Town土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ待ち合わせしなくたって お腹が すいたら 路地裏の 小さなダイナー 僕らは 集まった  雨上がりのビルの上 雲の速さ気付かず 色彩は永遠だと思っていた  baby 銀紙を剥がした東京 甘くて刺激的なバブルガム 膨らませ弾け鳴らせ 響け  悲しみもすぐに忘れ 高鳴る胸はまるでバブルガム 味わえ 味がしなくなるまで  bubble gum town  若いきみならなおさら 知らない ふりでいい 形あるもの全てが いつかは朽ちること  今日のその体でしか 感じることできない 喜びがあることを僕は知ってる  baby 銀紙を剥がした東京 甘くて刺激的なバブルガム 膨らませ弾け鳴らせ 響け  明日街は誰のものか 退屈しのぎ的なバブルガム 味わえ 味がしなくなるまで  bubble gum town  銀紙を剥がした東京 甘くて刺激的なバブルガム 膨らませ弾け鳴らせ 響け  明日街は誰のものか 退屈しのぎ的なバブルガム 味わえ 味がしなくなるまで  bubble gum town
Valentine土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ終わらない夢から覚めたような 雨上がりに光が差すような それはある日ふいに気づいた Fell in love, fell in love, fell in love with you  どんな秘密だってわけあいたい ほんのちょっとじゃなくってたくさん お腹のずっと底で笑えたんだ Fell in love, fell in love with you  You are my only Valentine You are my only little Valentine  愛してるって 想いひとつで こんなにも心が輝く どこにいたって はなればなれだって こんなにも心が強くなる  So, you give me the sweetest life 毎日がはかない とびきりのバレンタインみたい ふたりきりの時間 とけてゆく甘さ その一瞬を 大事に味わいたい  叶わぬ恋を忘れられない さみしがることをやめられない それは愚かな呪いだった Fell in love, fell in love, fell in love with you  完璧なふたりじゃないけれど 欠けたままのグラスで乾杯! 完璧な人生に思えるんだ Fell in love, fell in love with you  You are my only Valentine You are my only little Valentine  愛してるって 想いひとつで こんなにも心が輝く どこにいたって はなればなれだって こんなにも心が強くなる  So, you give me the sweetest life 毎日がはかない とびきりのバレンタインみたい ふたりきりの時間 とけてゆく甘さ その一瞬を 大事に味わいたい  あなたへ毎日 忘れず贈ろう あふれる心に 一番近い言葉  愛してるって 想いひとつで どうして心が満ちてゆく どこにいたって はなればなれだって なぜ心強くいられるの  愛してるって 想いひとつで こんなにも心が輝く どこにいたって はなればなれだって こんなにも心が強くなる  So, you give me the sweetest life 毎日がはかない とびきりのバレンタインみたい
BIRTHDAY CAKE土岐麻子土岐麻子土岐麻子松本良喜奥田健介聴こえる? 脈打つ地下鉄のなかで みるみる ふくれる強暴なラブソング 見上げる のぼりのエスカレーターから そろそろ自由が ほら 射し込んでくる  過去も未来も もう かなわない 今は 大声で叫びたいくらい愛しい 瞬間  Singin'out,baby Swingin'out,baby 欲望のまま すすめ、きみと生きる この街は 今日もまるで BIRTHDAY CAKE  よからぬ思いも 頭に溢れて 見慣れた通りを たちまち塗り替える 孤独な夜でも 通気孔口から 一気に自由が ほら 押し寄せてくる  過去も未来も 関係しない 今は 大声で笑いたいくらい貫く 光る  Singin'out baby Swingin'out baby 欲望のまま すすめ、きみと生きる この街は真新しい BIRTHDAY CAKE  Singin'out baby Swingin'out baby 欲望のまま すすめ、きみと生きる この街は吹き消した BIRTHDAY CAKE  Singin'out baby Swingin'out baby 何が起きても すすめ、きみと生きる この街に 感傷はいらない
birthday song土岐麻子土岐麻子土岐麻子Soma Genda・Yui MuginoSoma Genda笑顔も 泣いた顔も 少し不機嫌な顔も 古い写真のなかの どんな顔も特別なの  雨が上がった街が目を覚まし きみが生まれた日を知らせる ある日出会ってからわたしの世界の色も生まれ変わった  指をこぼれてく 砂によく似た はかない一瞬をきみは 永遠みたいに 輝かせるから  you make me feel so happy 色付いていく日々 明日は one hundred roses 昨日は morning glories 雨に chocolate cosmos 夜に forget-me-nots きみがくれた colors 花束にして送ろう baby  忘れないでいて どんな日もきみはかけがえのない存在だってこと いつも覚えていて どんなきみだっていい ずっとそばにいるから happy birthday boy  朝のスタンドで 10分間だけのコーヒー きみのいる世界は どんなものも美味しくする  瞳を閉じたら願うの birthday cake 誰もまだ見ぬ夢を 炎吹き消し 叶えていって  you make me feel so happy 色付いていく日々 明日は one hundred roses 昨日は morning glories 悲しみに daisy 孤独に raspberry きみがくれた colors 花束にして送ろう baby  少し涼しくなったこの街 let's take it slow リボンほどけば 新しい日々が 開いてく  like the flowers きみがそこにいれば 明日は one hundred roses 昨日は morning glories 雨に chocolate cosmos 夜に forget-me-nots きみがくれた colors 花束にして送ろう baby  忘れないでいて どんな日もきみはかけがえのない存在だってこと いつも覚えていて どんなきみだっていい いつもそばにいるから happy birthday, honey
Perfect You土岐麻子土岐麻子土岐麻子和田唱(TRICERATOPS)強い風が ブラインド飛ばし 散らばってく ストライプの街 ふいに雲の影 まぶたを隠して きみをそっと起こす  目覚めるたび きみは美しく 何度だって 塗り替えられてく 嘆いた昨日も 新しい今日の果てに 葬り去る  涙の向こう側 のぞく悪魔さえ コインの表と裏 僕は知ってる  You're so Perfect, Perfect You ああ いつも きみはまるで 完璧な宇宙 光も陰も自由も気まぐれもすべて 僕は抱きしめる  苛立ちのその先 のぞく悪魔なら コインの表と裏 悲しまないで  You're so Perfect, Perfect You ああ いつも きみはまるで 完璧な宇宙 光も陰も強さもはかなさもすべて 僕は抱きしめる  光も陰も自由も気まぐれもすべて 僕は抱きしめる
HIBIKI土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔ああ 見つめるたびに くるおしく けたたましく (Wow...) 何かがふるえる 体中 響き出す  去年の服は すべて捨ててしまった 無難な人を 演じては 飽きていた  いつの頃から 誰にもやさしいのは 本当はただ あきらめて いただけね  やっと感じている気がしてるの 本当の 喜びも寂しささえも これが愛かは 知らないけど  ああ 見つめるたびに くるおしく けたたましく (Wow...) 何かがふるえる 体中 響き出す  もう どうか消えないで 抱き合って 傷つけ合って (Wow...) ふたつの魂 ひとつに響き合う  生まれた町は 面影を隠すように 知らない店が 現れて また消えて  変わらないものなど何もないと あの日々は 信じることに冷めてたの それもまた愛と信じていた  ああ 見つめるたびに くるおしく けたたましく (Wow...) 何かがふるえる 体中 響き出す  もう どうか消えないで 笑い合い ぶつかり合い (Wow...) ふたつの魂 ひとつに響き合う  愚かと笑われても信じてる 胸のふるえを  ああ 触れ合うたびに 美しく 真新しく (Wow...) ふたつの魂 ひとつに奏で合う  もう どうか消えないで ささやかに そして強く (Wow...) ふたつの孤独が ひとつの音楽に 変わってゆく  ああ 悲しみさえも 生きる喜びなのかも (Wow...) 魂のかけら 体中 響き合う  もう どうか消えないで いつか離れたとしても (Wow...) 鳴り止まずにいて
Beautiful Day土岐麻子土岐麻子土岐麻子渡辺シュンスケ渡辺シュンスケ皮を剥く 剥く 剥く タマネギ 鍋で煮る 煮る 煮る スペアリブ 針を置く 置く 置く ダンスクラシック また眠る 寝る 寝る 午後五時  ランナー達が 走り出し 新記録に 涙流す そんなふうに泣いてみたい 加湿器の水はカラッポ!  水に浮く 浮く 浮く 区民プール 謎を解く 解く 解く アシモフ 思い出す 出す 出す 忘れる 噛み砕く 抱く 抱く 憂鬱  窓の外は恋人達 喧嘩をして また抱き合う あんな素直になれたなら いまも愛されてたかな?  今日もただここで こうやって生きてる ボンヤリ持て余し なんとなく生きてる ふがいない日々をやり過ごして誰かの 輝かしい日を ジリジリと眺めてる  It's a beautiful day! So beautiful life It's a beautiful day! So beautiful life  一番街で夢を買い パーキングの青い空 ユニオンで思い出さばき 花瓶のお花にお水を!  明日もまたきっと 昼過ぎに目を覚まし なにかを繰り返し なんとなく生きてる なにもない日々を タバコの煙に巻いて きみのいない日々を やりすごして いつかの 輝かしい日々を思い出し生きてる  It's a beautiful day! So beautiful life It's a beautiful day! So beautiful life
picture frame土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔一人 暮らした 日々はいとしい 美しいものと おいしいもの 近くに住む 仲間達と  若かった頃 恋はときどき 美しいものや 大事なもの 引き換えにして 見失った  探していたのは 心のパズルの 欠けたピースなんかじゃなくて すべてをふちどる フレームだったと きみに出会って やっと気付いた  どんな私も きみは 包んで 晴れわたった日も 曇る日も きみと描く一枚の絵  遠く 離れた 家族とのように 笑い合う時間 あたたかく 私らしさ 思い出した  二人 自然に 向かい合ってた テーブル囲んで おいしいもの 同じ言葉 分かち合った  探していたのは 心のパズルの 欠けたピースなんかじゃなくて すべてをふちどる フレームだったと きみに出会って やっと気付いた  どんなきみでも 包み込みたい 澄み切った今日の この時を 描き足してく 一枚の絵  きみと描く一枚の絵
PINK土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ惑わせたいそうです まやかしたいそうです ネオンライト 照らす からだ  彼女は19歳 ほんとうは一切 傷付きたくないからで  17平米 9万1000円 狭くて高い ワンルーム  誰を愛したって 終わるでしょ、なんて 本気で言うの  おばけが出そうで シャワーが苦手 染めたての髪を洗えば  排水溝へと 鮮やかに流れる一面のピンク!  Under the PINK たった一言を Under the PINK ゆるがないものを Under the PINK 美しい朝を 待ちわびてるけど  Under the PINK 止められないほど Under the PINK 愛おしいものを Under the PINK 人肌のなかに 探しているけど  まるで僕らは 脇役みたい 安い ドラマ 主役は誰  彼は29歳 にじんだ視界 煙がしみる  夜が散らかした 朝日の町は 夢からさめたよな顔で  すすけた路地に 欲望を手招く看板のピンク!  Under the PINK ゆるされることを Under the PINK やさしい誰かを Under the PINK 美しい朝を 待ちわびてるだけ  Under the PINK しらじらしい夜 Under the PINK 埋められるなにか Under the PINK 人肌のなかに 探しているけど  はりつめた 幾千の弦を 一斉にはじけば 無口な想いが 震えてすぐに 響き 叫びに変わるよ 近づいて もっと触れたいよ そう近づいて ピンクの血潮の 素肌の下に Tonight Tonight なにかがあるなら  Under the PINK カフェのキャンドルライト Under the PINK 小さなブルーライト Under the PINK 地下のブラックライト 誰を探してる  Under the PINK 止められないほど Under the PINK 愛おしいものを Under the PINK 人肌のなかに 夢見ているから
Fancy Time土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ溢れ出すサブウェイ 光る街を泳いで 約束のフライデイ きみを迎えに行くよ  イヤフォンのソウル・ミュージック 流れてく一瞬に 刻みつけたなら 世界は 変わるかい?  Let me stay! 週末の夜は Stay! あっけないもんさ Stay! 好きなことばかり 話そう 話そう  Won't you stay! 3秒後もまた Stay! きみに逢えるかな Stay! 今夜何度でも 恋したい 恋したい  tu... 踊ろう It's Fancy Time  いつのまにか僕は 追いかけてたつもりが 追われるようになって そして、少し疲れた  だけどこんな夜は 流れてく一瞬を 刻みつけたいんだ 世界は 変わるかい?  Let me stay! なにもかもきっと Stay! あっけないもんさ Stay! それならばいっそ 踊ろう 踊ろう  Won't you stay! 3秒後もまた Stay! ここで待ってるよ Stay! 僕ら何度でも 夢見る 夢見る  終わらないでFancy Time から騒ぎでいいさ この街は忘れてゆくよ 僕の影を踏んで 君の影を踏んで 夜明けまでステップを踏もう  tu... 踊ろう It's Fancy Time  この気分はファンシー きみはとても綺麗で 夢も希望もあるし 絶望に疲れたよ  生きるコツはきっと 流れてく一瞬を 刻みつけることさ それしかないだろう?  Won't you stay! 僕らが死ぬまで Stay! あっけないもんさ Stay! それならばいっそ 踊ろう 踊ろう  終わらないでFancy Time から騒ぎでいいさ この街は忘れてゆくよ 僕の影を踏んで 君の影を踏んで 夜明けまでステップを踏もう  tu... 踊ろう It's Fancy Time
ファンタジア土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔無口に流れる まどろんだ街 ラジオからララバイ にじむ街路樹  吹き消せばほのお ほのかに残す 不機嫌そうな面影 不思議さ どうして こころ 離れない  きみに恋をした影は 光になる 凍えた街は 極彩の塗り絵に変わる 夜明けのファンタジア  きみに恋をした星座は 雪に変わる いますべての哀しみ達 静かに 昨日へ帰る  行き場をなくした 言葉の意味も 目覚めをなくした 眠りの森も  封じ込める魔法 ホッチキスのよう 振り向いたその面影 不思議さ どうして こころ 離れない  きみに恋をしたクラクション 歌に変わる 虫達さえも オニキスの黒に輝く 夜明けのファンタジア  きみに恋をした僕は 少しくるう いま目に映るなにもかも 生まれたばかりの世界  ファンタジア…  きみに恋をした影が 光になる 凍えた街は 極彩の揺れる塗り絵と変わる 鮮やかに  きみに恋をした星座が 雪に変わる いますべての哀しみ達 静かに 昨日へ帰る  そしていま きみに恋をした僕は 優しくなる いま目に映るなにもかも 甘く淡い夜明けの ファンタジアさ
feelin' you土岐麻子土岐麻子土岐麻子さかいゆうどうしてきみが 笑うだけで 涙が出るの 不思議さ  今日まできみが 過ごした日を 殆ど知らない それでも  その目で 揺れている すべてをなぜか 僕は知っている  feelin' you, feelin' you しみ込むように きみを感じる ただ,そこにいて  土曜の街は 光る迷路 何度も愛を 見失う  今日まできみは いろんな場所 旅をしてきた そして今  この目の前にいて そこに立ってる よく出逢えたね  feelin' you, feelin' you しみ込むように きみを感じる それだけでいい  Lalala…  feelin' you, feelin' you 溢れるほど きみを感じる そこにいて  feelin' you, feelin' you しみ込むように きみを感じる それだけでいい
Fried Noodles土岐麻子土岐麻子土岐麻子G.RINAトオミヨウHey boy! Can I have a stir fried noodles?  熱帯夜の厨房で 水一杯握りしめ カウンター越し眺めている たった一時間の 時差で眠れなくて ガイドブックで見た食堂  飛び散った人参 宙を舞うマッシュルーム 一番下でまわるシュリンプ それを 放射状に 追いかけてく麺(ヌードル) やがて 全てが鍋に帰る  ああ、いま食べたいものは何 読めない メニューはよりどりみどり ああ、いま食べたいものは何 一人 身体にたずね続ける  Hey boy! Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? With shrimp & mushroom Hey boy! Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? 私を探さないで いまだけは  熱帯夜の海風 はじめての空港は 何か知らない匂いがした ライトアップ見上げたら 摩訶不思議なビル 突然のレーザー光線  大きなスーツケース 引きずった中身は もしもの時用のあれこれ それは 鉄のようなニッポンでの私 それは 鉛のような未練  ああ、いま食べたいものは何 読めない メニューはよりどりみどり ああ、ただ食べたいものを食べよう そんな 自由さえ忘れていた  Hey boy! Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? With shrimp & mushroom Hey boy! Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? 私を探さないで いまだけは  Hey boy! Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? With shrimp & mushroom Hey boy! Can I have a stir fried noodles? Can I have a stir fried noodles? 私を探さないで ほっといて  ああ、いま食べたいものは何 読めない メニューはよりどりみどり ああ、ただ食べたいものを食べよう いまは自由を噛みしめていたい
Flamingo土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔川口大輔巻き戻した古いビデオ うつすのは モノクロに揺れてるあの日 八月の日 乱反射して  砂嵐から聴こえるの 波の音 私の名前を呼ぶのは あなたの声 あなたの声  朝焼けはグラデーション―オレンジからピンクへと あの日くれた 情熱が 夜をぬりかえたの  flamingo, searchin' for you ねぇ どこにいるの? I miss you, flamingo, I want to kiss you もう逢えなくっても どうしてなの その姿を flamingo 今夜も flamingo 探しているの  本当は分かってたの はじめから 早送りして この恋の 最後のシーン 悲しいシーン  朝焼けのグラデーション 夜を燃やしてゆくわ あなたくれた 情熱が わたしを塗りかえたの  flamingo, searchin' for you ねぇ どこにいるの? I miss you, flamingo, I want to kiss you もう逢えないのに どうしてなの その姿を flamingo 今夜も flamingo 探しているの あなたを flamingo 愛しているの
Flame土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウこわごわと 子供のように ひと息に マッチを擦る  ベッドには 波紋のような キャンドルの 影が泳いで  暗い夜の中で 望みをあぶり出すよう こわごわと 子供のように それを見ていた  これが愛なら あの人照らす 光になるかな どうか教えて  小さく灯る炎 誰にも 吹き消せない 揺れる 揺れる 火を 肌の中に隠してる おそれ戸惑って 吹き消そうとするたびに 風に乗ってなお メラメラと強く燃える  あの人は 子供のような 横顔で マッチを擦る  開け放つ 窓の向こうへ 小さな火 吸っては吐いて  時間が灰になり たちまち崩れてゆく 生きている そんなことを はじめて思う  これが愛なら 誰かのことを 傷つけるかな どうか教えて  小さく灯る炎 誰にも吹き消せない 揺れる 揺れる 火を 肌の中に隠してる おそれ戸惑って 吹き消そうとするたびに 風に乗ってなお メラメラと強くなるの
Black Savanna土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウああ あの鳥はどこへ行く どこへ帰る in the twilight この街では誰も 気になどしない  ある日 街にあいた あの大きな 黒い穴 来年には 巨大な ビルができると聞いたけど 想像できない  土を食むような ショベルカー 砂埃あげて走る トラック 昼でもまるで 夜の闇 夜でも昼のように目を開け 頭もたげる クレーンの群れ 野生が息づき 重機揺れる 地面が揺れた  a black black black black black savanna night a black black black savanna night  ああ 足の遅い私 食べられてしまいそう  a black black black black black savanna night a black black black savanna night  ああ こっちを見つめる 食べられてしまいそう  いつも 感じてる 得体知れない 焦燥 育っていく 巨大な ビルはこの街の時間を 脅すようさ  土を食むような ショベルカー 砂埃あげて走る トラック 昼でもまるで 夜の闇 夜でも昼のように目を開け 咲き並んでる バルーンライト 野生が息づき 重機揺らし 地面が揺れた  a black black black black black savanna night a black black black savanna night  ああ 足の遅い私 食べられてしまいそう  a black black black black black savanna night a black black black savanna night  ああ 私の血と肉を 捧げる気はないの  ああ あの鳥が帰る場所 どこにもないと in the twilight この街では誰も 気付いていない
ブルー・バード土岐麻子土岐麻子土岐麻子奥田健介「心にぽっかり 大きな穴」 10人つないでネックレスに かしましく  台風と 通り雨 竜巻が 屋根を行き過ぎる  You're lookin' for a shape of blue その指を 離れて行った 青い鳥なら あきれるほど すぐに戻る きまぐれに 歌い出す  「心にひっそり 小さな闇」 たくさん集めて水玉模様 にぎやかに  人々と 蛙と 高気圧 影が行き過ぎる  You're lookin' for a shape of blue 悲しみの 海に泳いでも 体はいつも あきれるほどに頑丈にできている 歌い出す  台風と 通り雨 竜巻が 屋根を訪れる  You're lookin' for a shape of blue その指を 離れて行った 青い鳥なら あきれるほど すぐに戻る きまぐれに  Lookin' for a shape of blue 悲しみの 海に泳いでも 体はいつも あきれるほどに頑丈にできている 歌い出す
Blue Moon土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウカクテルのグラスには 青いレモンの月が浮かぶ 窓の向こうは星も見えない暗い空  僕ら水槽の魚のよう 四角い水の中から 押し寄せるような強い波を 恐れているんだ  I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why あいまいな愛の I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why 嘘をついた  ポケットに入れてきた 言葉をひとつずつ探って 傷つけぬようにさよならをやっと伝えた  きみは水槽の魚を見て あわれだねとつぶやいた 押し寄せるような想いにいま 飲まれてしまいそう  I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why あいまいに愛に I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why 嘘つけない  目の前で泣いてる きみはとてもきれいで 息をひそめたブルー・ムーン 僕はとても無力   いまはどんな言葉も つくりもののにせもの きみが飲み干すブルー・ムーン 愛はとても無口  からっぽのグラスへと 青いレモンの月が転ぶ あっけないほど長かった夜が明けてく  きみの愛情に向き合うのが なぜかとても怖くて 逃げ出すように別の人に 恋したんだろう  I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why あいまいな愛の I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why 嘘をついた  I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why あいまいな愛は I don't know why, don't know why, don't know why I don't know why 揺らいでいる  目の前で泣いてる きみはとてもきれいで 息をひそめたブルー・ムーン 僕はとても無力   きみを愛してるって なぜいまさら思うの 僕を暴いたブルー・ムーン 愛はとても無口
プラネタリウム土岐麻子土岐麻子土岐麻子にしのちなみ大石学ささやく 月明かり 金色 こぼれそう ベランダゆがんで もう海岸線  またたく ひしゃく座達 目印 動き出す スピード上げたら スピンしてほうき星 滑って連れて行って  世界中 プラネタリウム 蛍光灯、ドラマチック かわるがわる  ささやく 月明かり 銀色 溶け出しそう 星座揺らめいて 現われた影  無口な 砂の中 まばたく 化石の声 指を鳴らしたら 首尾よくほうき星 滑って連れて行って  ささやく 波明かり 藍色 はぐれそう 振り向けば 踊る ボートのワルツ  どしゃぶり 雨音達 不機嫌 窓たたく ほどけた五線紙 転がる♪に乗って ふたり連れて行って  ささやく 月明かり 金色 こぼれそう ベランダゆがんで もう海岸線  またたく ひしゃく座達 目印 動き出す スピード上げたら スピンしてほうき星 すべって連れて行って  も・う・そ・う 今夜も 夢は終わらない
プロフィール土岐麻子土岐麻子土岐麻子佐伯ユウスケ川口大輔あなたは 痛みに 気付かぬふりして わたしは 弱さを ごまかし 生きてきた  雨が落ちる 夜が明けていく 誰かに忘れられていく すべては変わるけれど どうか 疲れないで  ビニール傘越しの青信号 去りゆくあなたに  変わらない 答えが 安心が 憧れが 欲望が そばに、そこにありますように  わたしが生まれてきたこと そんなふうに生きてきたこと 隠せないプロフィール  踏切が鳴る 昨日が終わる 手にいれてもまた失う すべてが変わる日々に ずっと 疲れてたの  その悲しみを 分け合うことは もう出来ないけど  変わらない 強さが やすらぎが 刺激が 誰かの手が そばに、ここにありますように  変わってく すべてが美しくいとおしい そのことを 変わりゆく あなたの横顔が 教えてくれたの
Peppermint Town土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウうなりあげる室外機 うだるよな午後の路地裏 ゆらゆら揺れる陽炎 すべて溶けちゃいそう  海を渡る線路 去年出来たばかり がらんとしたコンクリート 広がった空き地に 町ができてゆくのね 心だけ取り残されてく  Peppermint Town 臆病なきみはいつでも 昨日に生きているから Peppermint Girl 変わりゆくわたしは きっときっと忘れてしまうの 夢を語ったこと 愛を歌ったこと ペパーミント色の町で  四角から切り取られた 小さな三角のかけら やさしさのない正論で きみを突き刺したの  空を渡るホームで さっき買ったばかり 溶け出しそうなアイスクリーム こぼれ落ちたミントグリーン すべては終わるけど 心だけ走り続けてく  Peppermint Town 臆病なきみのとなりで わたしは孤独だったの Peppermint Girl 甘くて少しだけからい 思い出に変わりそうよ 夢を語ったこと 愛を歌ったこと  はしゃいだ夏のこと 今年の夏のこと 恋をした日のこと 溶けちゃったペパーミント どこへ駆け出したらいいの?  Peppermint Town さよならは昨日のきみへ それとも今日のわたしへ? Peppermint Girl 動き出したモノレールは 光る波を追い越した Peppermint Town 臆病なきみといるより 素敵なところへ行くわ Peppermint Girl さよならと口笛吹いて きっと忘れてしまえる 夢を語ったこと 愛を歌ったこと
ホロスコープ土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔川口大輔仕掛けた 最後の花火が 冷たく曇る窓越しに ぼやけて 消えた さよなら ばかな季節  四角い 小さなこの町 何度も 見渡してみては 数える 消えた 約束 でもどうか嘆かないで  きみがいつか大人になり 忘れるまで こわい夢も ああ 不安な日も全部 付き合ってあげる  ひとりで ここへやって来た ふたりは ふたりを見つけた こぼれた 言葉つないで 手をつないだ  まあるい 小さなこの空 ここから 見渡してみれば 世界は まるで 他人のように頼りなく揺れる  きみがいつか大人になり 忘れるまで こわい夢も ああ さみしさも全部 付き合ってあげる  なにが永遠の愛か なのが真実か まるで分からないけれど きっと ひとつだけ言える  きみがいつか大人になる そのときまで こわい夢も ああ 不安な日も ただ付き合うよ  でもね ずっとふたり 大人になどなれないかもしれないね 心配で疲れ果てても 髪を撫でて 笑わせて 付き合ってあげる
HOME土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウ胸の奥で人知れず 揺れていた 僕のかすかな灯りをきみは 掌で守るようにして 愛と 名前をつけた  「どこかへ帰りたい」 でもどこへ帰ればいいのか 一人きりで 分からなくてはぐれてた 僕らが出会うまでは  you're my home, sweet home 輝いてる パノラマの街 you're my home, sweet home どんな夜も 離れてても 心帰る場所はきみだよ  あの頃 帰り道 見渡していた 高台からの多摩川の街 森へ帰る鳥の群れは 僕をさみしくさせた  生まれた場所なら 知らないアパートに変わって 体さえも行き場がない気がしてた 僕らが出会うまでは  you're my home, sweet home 輝いてる パノラマの街 you're my home, sweet home どんな夜も 離れてても 心帰る場所はきみだよ  暗闇でも きみがともす 灯りだけ 手を振るように 揺れる  you're my home, sweet home 輝いてる パノラマの街 you're my home, sweet home どんな夜も 離れてても 心帰る場所はきみだよ  離れてても 僕が帰る場所はきみだよ
HOO-OON土岐麻子土岐麻子土岐麻子西寺郷太降り出した雨に眩んだ 繰り出した迷路の街 逃げる 人波  始まったアメフトのようさ 苛立った飴色の信号 騒ぐ 交差点  くるまった毛布の窓辺 見下ろして目を閉じた  いつからストップしたモーション 切り取ったムービー抱いて  まるで 動かない さびた時計の秒針 一秒と変わらず刻まれているのに  強まった雨に叫んだ 押し寄せるあふれる思い 絡み合う いつかのデスティニー 巻き戻せあの場所へ  風雲 抱いて silent days're gone gone gone そう揺れ 風雲 巻き起こして いま始まる運命 連れ 風雲 抱いて come on silent days're gone gone gone silent days're gone gone gone  愛のtragedies 歌うcomedies 繰り返すdays & nights 見つめ合えば溶けてく その瞳は太陽  oh peppermint & tangerine lavender, rose & canary とりどりに よみがえる いつかのデスティニー 巻き戻せ あの場所へ  風雲 抱いて silent days're gone gone gone そう揺れ 風雲 巻き起こして いま始まる運命 連れ 風雲 抱いて come on silent days're gone gone gone 取り戻すのさ silent days're gone gone gone 壊したストーリー  I just wanna be where you are I just wanna be by your side I just wanna be there tonight can't stop it, baby  I just wanna be where you are I just wanna be by your side I just wanna be there tonight can't stop it, baby  風雲 抱いて… 風雲 巻き起こして いま始まる運命 連れ 風雲 抱いて come on silent days're gone gone gone 取り戻すのさ  silent days're gone gone gone いま壊したストーリー
僕は愛を語れない土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔川口大輔向かい合うテーブルで 揺れている火が あなたを照らす  どんな日を過ごしたの どんなものを見て 笑ったの  僕は愛を語れない それでも you make me feel this love is real 胸は語るよ 健やかなる日も病める日も あなたのすべてを 僕は見ていたいんだ ずっと  陽に透けるその髪を 風がとき あなたが笑うたび  似たような日が少し 特別なものに 刻まれるよう  僕は愛を語れない それでも you make me feel this love is real 知っているんだ あなたと過ごす日々はまるで 刹那に借りてる 僕の宝物さ きっと  何度か見失って 何度か目をそらした それでも 目が覚めるたびに 心はあなたのこと 探した  僕は愛を語れない それでも you make me feel this love is real 胸は語るよ 健やかなる日を 病める日も あなたのすべてを 僕のすべてにする 誓うよ
BOYフロム世田谷土岐麻子土岐麻子土岐麻子渡辺シュンスケ渡辺シュンスケきみの心は たとえば世田谷の路地 一通だらけ 本音を迂回するのよ  ah-oh 大原抜けて 松原辺りで気づく 追いかけ迷って 戻れなくなった私  きみはいつでも強がりばかり そんな弱ささえも すべて愛しかった  さよなら BOY 嘘つき BOY ほんとのきみ会いたかった 夢見る BOY それでも好きだった さよなら BOY 世田谷 BOY 抜け道は どこだった 嘘でもなんでも好きだった  きみはいつでも 不安にふるえていたの パーティーに出掛け 忘れようとしてもムダ  ah-oh お酒の泡の向こうの そのまた向こう 心の迷路 不安もてあましたまま  それでもいつか 246で 二車線並んで 夢を見たかったの  さよなら BOY 嘘つき BOY ほんとのきみ知りたかった 逃げてる BOY それでも好きだった  さよなら BOY 世田谷 BOY ほんとのきみ 残念ね 嘘でもなんでも好きだった  知ってるはずでしょう 逃げても逃げても やがてもっと深く 傷つくこと 明日への抜け道 見つけたらきっと 今度は笑って話そう いつか…!  さよなら BOY 嘘つき BOY ほんとのきみ どこにいた 嘘でもなんでも好きだった  さよなら BOY 嘘つき BOY ほんとのきみ会いたかった 夢見る BOY それでも好きだった さよならを するわけは きみといて 分かったから 嘘では生きてはいけないの
MY SUNNY RAINY土岐麻子土岐麻子土岐麻子奥田健介My Sunny Rainy, My baby 浮かれたステップ踊り出す 気まぐれに My Baby うわの空 晴れわたる  陽のあたる大通り 乱反射する そのSmileひとつ 街はSpring Time  My Sunny Rainy, My Baby ふいにステップストップして まさにRainy, My Funny ふいにあやしげな空  逃げ出すオーケストラと 伴奏者達 ほら始まるCount Down だけど  雨に降られても I Don't Mind 竜巻も吹雪もブリキでも パラソルたたんで待ちましょう その瞳に 虹がかかるまで  My Sunny Rainy, My Baby 浮かれたステップ踊り出す ずぶぬれに My Baby 嘘みたい 晴れわたる My Baby Rain  My Sunny Rainy, My Honey まるできみは天気雨 My Sunny Rainy, My Funny 不思議な恋人  瞳のぞいたら 乱反射する そのSmileいつか陰り出す  嵐が来たって I Don't Mind 絶望も無謀な野望でも パラソルたたんで待ちましょう Baby Sunny Rainy 虹がかかるまで  My Sunny Rainy, My Baby 浮かれたステップ踊り出す 気まぐれに My Baby 嘘みたい 晴れわたる My Baby Rain My Baby Shine  My Sunny Rainy, My Baby My Sunny Rainy, My Baby  雨に降られても I Don't Mind きみを愛してる
Mr. Summertime土岐麻子土岐麻子土岐麻子福山輝彦夕立ににじむ フロントグラス 馴れないふたりは ぎこちなく無口  でもその指に そっと触れるたびに どんな痛みも どうしてなの 忘れる気がする  Mr. Summertime, ah 懐かしいような 新しい夏へ連れてって 寄り添った 二つの孤独で 終わらない旅に出たい  井の頭通り 差しかかれば ふざけたビルボード 見つけてふき出す  その悲しみに そっと手を重ねれば あんな日々さえ人生だと 笑えそうなの  Mr. Summertime, ah 懐かしいような 新しい夏へ連れてって 寄り添った 二つの孤独は 終わらない夏になる  その魂に そっと触れるたびに どんな未来も 溢れ出す 強い日差しに  Mr. Summertime, ah 懐かしいような 新しい季節が手招く それぞれの ああ、孤独さえいまは 大切に愛したい  Mr. Summertime, ah Show me the true meaning of eternity…
Mirrors土岐麻子土岐麻子土岐麻子LambCLambCgirl 放課後の教室で in the mirror 覗き込んだ 未来の姿が 目の前のウィンドウに いま もう一度 そう 映った気がした  red, white, blue, pink and yellow 変わってゆく空を見上げても たったひとつ変わらない 胸の奥の高鳴り信じたい  baby まなざしに eye line くちびるに No. 09 誰かのためじゃない あなただけの魔法 快適な body line 刻んだ favorite line 覆い隠さないでいて 輝き出せ brand new day  渋滞の5番街で back mirror へ 上海の路地裏の 水たまりへ 新宿のショーウィンドウへ おんなじ願い 映す人がいる  red, white, blue, pink and yellow ひとりひとり色彩はグラデーション たったひとつの体と 心を誇らしく思いたい  baby まなざしに eye line くちびるに No. 9 あなただけの色で あなただけの魔法 誰しも誰かの 新しい価値を 塗りつぶさないでいて 輝き出せ brand new day  まなざしに eye line くちびるに No. 9 誰かのためじゃない あなただけの魔法 快適な body line 刻んだ favorite line コンパクトを閉じたら 輝き出す brand new day  まなざしに eye line くちびるに No. 9 あなただけの色で あなただけの魔法 誰しも誰かの 新しい価値を 塗りつぶさないでいて 輝き出せ brand new day
mellow yellow土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ見渡す埋立地の ビル群の窓うつる 西日の空 エンドロールが流れ出した  僕らはひとつの影絵 ほんとはふたつの肌 離れる頃に優しさを思い出すなんて  きみといたい twilight time さかさまの水面が うつした lemonade sky 染まってく mellow mellow yellow  終わりがあることを 忘れていたことを はかない lemonade sky たしなめるよう mellow yellow  古びた高層マンション 無数の窓ガラスは いつか誰かが言い淀んだ言葉でくもる  もうすぐ夜がくるから うやむやにすればいいさ 暮れゆくこの美しさが それを問い詰める  きみといたい twilight time さかさまの水面が うつした lemonade sky 染まってく mellow mellow yellow  終わりがあることを 忘れていたことを はかない lemonade sky たしなめるよう mellow yellow  ネオンライトがともる チャイナタウン 羽織った僕の服に袖通して 少し笑ってきみは歩き出す I don't wanna say good bye 気づいたんだ  港の向こう岸に 工場のライトアップ 僕らそっと エンドロールを巻き戻そう  夜へと影が混ざった 孤独なふたつの肌 離れる前に優しさを思い出したんだ  きみといたい twilight time さかさまの心に うつった lemonade sky 染まってく mellow mellow yellow  終わりがあることを 忘れていたことを はかない lemonade sky たしなめるよう mellow yellow
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
モンスターを飼い馴らせ土岐麻子土岐麻子土岐麻子奥田健介クライマックスの海過ぎれば 影を伸ばすパノラマの都会 沸き上がるビルの隙間に 潜む 呼吸  誰かに投げられた言葉 どこかに書かれた落書きにも 隠れたつもりの小さな 瞳 まばたく  ねえ 忍び寄るモンスター きみを 誘って走る きりもなく生まれては迫り来る 恐るべきモンスター きみにくちづけを! 寄り添い微笑んだなら きっと どこへも行ける スピードを上げて  フロントグラス踊るように 立ち並ぶライト流れてゆく 願いはただ輪投げのよう はずれて消える  ねえ 忍び寄るモンスター きみを 誘って走る きりもなく生まれては迫り来る 恐るべきモンスター きみにくちづけを! 夜に沈む前に  知らないの?モンスター 時は始まったばかり きりもなく生まれてはまわり出す 忍び寄るモンスター きみを愛すのさ 風に揺れて遠く 届かない声が 掻き消されてしまう前に 気まぐれな運命たちに 壊されてしまう前に  シャララララモンスター…  忍び寄るモンスター きみを 誘って走る きりもなく生まれては牙を剥く 恐るべきモンスター きみにくちづけを! 夜に沈む前に  いたずらなモンスター きみを 飼い馴らすだけさ きりもなく生まれては迫り来る 恐るべきモンスター きみを愛すのさ 寄り添い微笑んだなら きっと どこへも行ける スピードを上げて
やわらかい気配土岐麻子土岐麻子土岐麻子秦基博鈴木正人確かなものなど どこにもないと嘆いた あの頃 本当は ずっと何を探してたんだろう  少しゆっくり話すくせが 愛しくって まだ うつったまま  夏の雨と 秋の影と 冬のサイレン 春に舞うビル風を 胸のなかの きみのやわらかい気配 抱きしめて歩いた 忘れたくないと泣いた  黙ってそれきり 出てゆくきみを見ていた あの頃 本当は この弱さがただ もどかしくて  きみの答えになれなかった 僕を残して夜が明ける  線路のさび 工場の壁 小さな歩道橋へとつづく道 胸の奥の きみのやわらかい気配 ありふれた景色も 物語にしてくれた  つないだ指 負けず嫌い シャツの匂い 笑う一瞬の美しさ いまも残る このやわらかい気配 きみが生きたすべては 確かな永遠だった  あのとききみは 本当は何を 幸せと感じていたの 分からない さよなら でも このやわらかい気配 まだここで生きてる 確かな悲しみ抱いて
夕暮れよ土岐麻子土岐麻子土岐麻子宮川弾クリヤ・マコト“夕暮れ”――きみはある日、 影絵の街 むらさきの陽 映すのを止め いつの日か 答え 見せるの?  千の花は開き 千の葉は舞い降りて やがてささやき 千の朝は誓い 千の夜は祈りへ やがてさざ波 寄せる 繰り返し  “晩秋”――きみもある日、 線路のさび あめいろの灯 見せるのを止め いつの日か 答え くれるの?  千の花は開き 千の葉は舞い降りて やがてざわめき 千の夏は光り 千の冬は瞳へ やがてはかなく 影落とすだけ  流れるライトは静脈のようさ 波打つ星 誰かの笑い声、音楽 “夕暮れ”―― きみを忘れてまた夜へ戻る  “夕暮れ”――きみはある日、きみを忘れ  千の花は開き 千の葉は舞い降りて やがてささやき 千の朝は誓い 千の夜は祈りへ やがてさざ波 寄せる 繰り返し  千の花は開き 千の葉は舞い降りて やがてざわめき 千の朝は光り 千の夜は祈りへ やがてさざ波 寄せる 繰り返し
Light My Fire土岐麻子土岐麻子土岐麻子渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET / THE ZOOT16)La La La… La La La…  夏の女神誘えば いろめき出す 足元に沸き上がる 雨を踊れ こころ南開けば ざわめき出す いまハートをあつくして きみを燃やせ  Love にじむ夜も Love しみる夜も Love あきらめて明日へ Love 火をつけましょう  夏の女神誘えば いろめき出す 足元に沸き上がる 雨を踊れ こころ南開けば ざわめき出す いまハートをあつくして きみを燃やせ Love にじむ夜も Love しみる夜も Love あきらめて明日へ Love 火をつけましょう 夏の女神誘えば いろめき出す 足元に沸き上がる 雨を踊れ こころ南開けば ざわめき出す いまハートをあつくして きみを燃やせ  La La La… La La La… Light My Fire La La La… Light My Fire La La La…
RADIO土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ真夜中のラジオを 聴き終えたら なんとか夜を 生き抜いた気がしてた ああ あの頃 友達より イヤフォン越しの大人 分かってくれる気がした  15歳の終わりに 嘘をついた はみ出すことは だいそれたことだった ああ あの時 こんな大きな 心の穴は ずっと消えないと思った  I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen  行き場のない あの日の心は 名前の分からない痛みを 知ったときに ずっと未来を生きている いまの僕を救った 張り裂けそうなfifteen  25歳の終わりは 嘘をつかずに 僕であること 向かい合うと決めたんだ ああ あの日の 世界はなんだか 大人になったら とても小さかったんだ  I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen I was fifteen  行き場のない あの日の心は 名前の分からない痛みを 知ったときに ずっと未来を生きている 誰かのこと救った 張り裂けそうなfifteen  行き場のない あの日の心は 名前の分からない痛みを 知ったときに ずっと未来を生きている いまの僕を救った  行き場のない あの日の心が 名前の分からない痛みを 知ったときに きっと未来 救ったこと まだ知らないきみは ラジオ抱きしめる
ラブソング土岐麻子土岐麻子土岐麻子橋口なのめ(Natty Ratty)渡辺シュンスケ夢の途中 ふと誰かと すれ違った気がして目覚めた 針を落としたレコードが “Lovely day, Lovely day” 今日の日を讃える  朝日の街のアスファルト 新しいヒールで響かせて ゆうべ夜明けまで語った “自由とは” “女とは” 思い出し笑う  私の人生には 古い仲間と とうとい時間が溢れるけれど  愛おしい人よ 愛おしい日々を 愛おしいあのこに捧ぐというのなら wow 愛おしい今日を もっと 生きるため せめて私に 負けず嫌いを返してよ 愛おしがってくれた、私の短所を  きみと恋をしてたことも とっくに恋が終わったことも そしていま悲しいことも 誰ひとり 誰ひとり 知らないだなんてね  夢の途中 ふと誰かが 髪をなでた気がして目覚めた そんな夜は この部屋が “きみがいない きみがいない” 静かに叫ぶ  私の人生から きみが消えたら 私もどこかへ消えてしまった  愛おしい人よ 愛おしい日々を 愛おしいあのこに捧ぐというのなら wow 愛おしくもない明日を 生きるため せめて私に 悲しみ方を教えてよ きみを愛した日々を いつか愛したいの  愛おしい人よ 愛おしい日々よ
Rendez-vous in '58土岐麻子土岐麻子土岐麻子EPO川口大輔雨が降る 月曜日 ふたりどこへも 出掛けられない 予約したテラス席 キャンセルした また来週 バラバラのグラスの 黄色い泡の向こう 明日よ、まだ迎えに来ないで  Free your mind when we get by 小さな この部屋 We'll spread our wings and we can fly ふたりでいたなら  とめどなく溢れ出す 言葉は旅をするの キッチンの向こうのランウェイから  58年のニューポート アニタで踊って 71年のビターエンド 紛れる“You've Got a Friend” 85年のイビザで デュランと乾杯 あなたといたなら どこへも行ける  寂しさは いつだって 傷を舐め合う 危険なファンタジー そんなもの 笑うたび 忘れてく 気がするの バラバラの時間を 生きてるふたりだから 何時間あっても足りない  Free your mind when we get by 小さな この部屋 We'll spread our wings and we can fly レコードまわそう  とめどなく溢れ出す 想いは旅をするの バスルームの空を泳いで  67年のニューヨーク ウォーホルと語り 東京に渡ればカーナビーツ どうぞ失神させて 50年のリオ・デ・ジャネイロ 水着で流して 何を見て どんな歌を歌う  2010年あの場所を 覚えてるかしら? 素敵なあなたに 何度でも 初めて出逢いたい
乱反射ガール土岐麻子土岐麻子土岐麻子川口大輔灼けつくほどのセンセーション / 運命 / 安全な刺激 / 破れた恋の忘れ方…  探してみてもいつだって はじけて 泡に消えてゆく 目を閉じてきみを瞑うよ  乱反射ガール その目は 僕のすべてを 溶かしては 光になる  乱反射ガール 乱反射ガール クラ・クラ 真夏の奇跡さ 触れたいよ いつかときが 変わっても きみはいま 一瞬を 閃くように 輝かせる  足跡たどる砂浜は パノラマ ハイコントラスト 過去も未来も必要ない  乱反射ガール 小さな 僕の光を 受け止めて 解き放つよ  乱反射ガール 乱反射ガール キラ・キラ 真夏の奇跡さ 触れたいよ 明日ときが 終わっても きみはこの 一瞬を 閃くように 信じている  I see sunshine of summer in your eyes I will stay by your side, won't you be mine I see sunshine of summer in your eyes You will stay with me  乱反射ガール 乱反射ガール ああきみは 真夏の永遠さ 輝いて いつかきみが 僕を忘れても 一瞬を 閃くように 乱反射して
Little Prayer(sasakure.UK Electwinkle Remix)土岐麻子土岐麻子土岐麻子脇田潤流星に背を向けた 祈る指も 人知れずほどいて  魔法のとけた 祈る歌も 静寂へと捨てた  眠れなくていつか のぼった屋根から金平糖の街 キラキラ 宝石箱と信じてた  鏡の中に リトル・プレイヤー 僕は きみに任せ走るよ 夜を追い越すんだ 今   注意:オリジナルの歌詞を掲載しております。
LIBERTINE土岐麻子土岐麻子土岐麻子松本良喜左折する一瞬 さらわれる視線 気まぐれに誘う 砂の王国 駆け巡る 素肌に灼けつく熱 出口のない熱  まばたきに焦げる 太陽にシルエット 色彩のリズム達 宙を舞う 駆け上がる 体中騒ぐ夏 出口探してる  降りかかれドラマティック 理性の傘ひろげれば そう 繰り返すだけの日々  LIKE A LIBERTINE つま先から LIBERTINE 唇まで LIBERTINE はだかになって あ・つ・く 差し迫る一瞬 こぼれ出したのは 言葉じゃなくてテーブルのグラス 拡がり続けるソーダの泡に 飲み込まれて黙る  降りかかれドラマティック 理屈の傘ひろげれば そう 繰り返すだけの日々  LIKE A LIBERTINE つま先から LIBERTINE 唇まで LIBERTINE はだかになって あ・つ・く  取りかかれドラマティック 理性の傘ひろげれば また 繰り返すだけの日々  LIKE A LIBERTINE 影を脱いで LIBERTINE 素肌まとって LIBERTINE こころ反射 あ・つ・く  LIKE A LIBERTINE つま先から LIBERTINE 唇まで LIBERTINE はだかになって あ・つ・く
Rain Dancer土岐麻子土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウ窓をたたいてる 嵐が強まる 悪い男だと 優しいみんなが 私引き止めて 涙流すのを なんだか不思議に見ていた  いつでもずっと信じたかった 愛とはすべて許すことと でも気づいたら なにひとつも 彼に許されてこなかった  Rain Dancer おさえてた この胸の ああ 沈黙を 破るよに Rain Dancer 踊れ どしゃ降りを ああ ふりしきれ ふりしきれ Rain Dancer おさえてた 悲しみを ああ ただ洗い流すように Rain Dancer いまは 泣きたいの 止まないで 止まないで  窓をたたいてた 嵐が静まり 朝がくる頃は 優しいみんなも 帰ってしまうの ひとりになっても 私は私を救える?  いつでもずっと信じたかった 傷つくことも幸せだと でも気づいたら いつのまにか 笑うことを忘れていた  Rain Dancer おさえてた この胸の ああ 沈黙を 破るように Rain Dancer 踊れ どしゃ降りを ああ ふりしきれ ふりしきれ Rain Dancer おさえてた 悲しみを ああ ただ洗い流すように Rain Dancer いまは 泣きたいの 止まないで 止まないで  夜が明けたら 雨がやんだら この悔しさも 愛しさも どんなふうに姿変えるのかしら Now dance & Cry for rain!  Rain Dancer おさえてた この胸の ああ 沈黙を 破るよに Rain Dancer 愛の 間違いを ああ 知る勇気 教えてよ Rain Dancer おさえてた 悲しみを ああ ただ洗い流すように Rain Dancer もっと 泣きたいの 止まないで 止まないで
ロマンチック土岐麻子土岐麻子土岐麻子堀込高樹朝日のように / かろやかにそっと 夜のように / 忍び足で深く  羽毛のように / やわらかにそっと 鉄のような / 衝撃でけたたましく  それは突然の魔法 窓をゆらし モノクロにかたまった部屋  弾けた花火のシャワー 騒ぐ鳥達のチアー きりもなく溢れる甘いラヴ・レター キラキラ光れ きみは まだ遠い星影 どうか消えないで 『ロマンチック』 あぁ…  迷路のように / 複雑で 天井のような / シンプルさで  毛皮のように / なめらかで スイッチのような / そう、潔さで  それは突然の魔法 ひからびてく! 乱暴な甘さのケーキ  弾けた花火のシャワー 踊る緑色サワー とめどなく溢れる甘いラヴ・レター キラキラ光れ きみは まだ遠い星影 どうか消えないで 『ロマンチック』 あぁ…  いらだちも憂いも ゆらゆれる陽炎 まぶたの裏に咲く花に水をあげたら とけてしまいそう
Lonely Ghost 先行土岐麻子 先行土岐麻子土岐麻子トオミヨウトオミヨウただの気まぐれだと 悪びれもせずに 運命は席を立って きみの前から消えた  からっぽの椅子を見つめてた 喫茶店 あの日の雨は止まない  誰もが きみの 悲しみに 気付かず 通り過ぎたんだね 大きな傘で 迎えに行くから 小雨の丘  サビた弦に触れて 切らしてしまうように 無理に話し出そうとしたなら 崩れゆく  書き割りの都会 ホログラムの幽霊 孤独が見せた幻  誰かが きみを 探しても 気付かず 通り過ぎて行った 大きな傘で 迎えに行くから 帰ろう Lonely Ghost  ああ もどかしくなるほど 横顔が遠い 肩を抱き寄せて 歩き続けたら やがて見えてくる 日差しの公園 つめたいアイスクリームと 海風のにおい きみが帰る家  誰もが きみを 愛しても 気付かず 叫んでいたんだね 大きな傘で 寄り添いながら いま 帰ろう Lonely Ghost
Cheers!豊崎愛生豊崎愛生土岐麻子トオミヨウトオミヨウ帰りたくて岸辺を見た 22時のクルーズ 時計を見て立ち上がって ぶつかった大きな影  見つめ合った目と目 名前も知らないふたりは これが第一話の最初のシーンだとすぐに気付いたの  33階の東京タワー 近づくふたつのグラスの はじける泡がそっと隠したつづきは誰も知らない 初めて出逢ったあのときからどこへ出かけて行ったって あなたがいる場所がわたしには 世界で一番素敵な場所  帰りたいのに帰るところ どこにもない気がしてた ひとりきりで味わうには この街大きすぎた  あなた越しの景色 ここにいていいんだと思えるの 冷たく感じてた 硬いアスファルトは陽だまりになった  あなたとわたしが生きた今日に毎日乾杯しよう はじける泡が針をつついて時間が動き出した 初めて出逢ったあのときからどこへ出かけて行ったって あなたがいる場所がわたしには 世界で一番素敵な場所  あなたとわたしが生きた今日を毎日乾杯しよう はじける泡が針をつついて時間が動き出した 雨が降っても嵐がきてもわたしははぐれないよ この場所があなたにも一番 心強い場所になれるように
Yellow Shadow堂島孝平堂島孝平土岐麻子堂島孝平斉藤伸也(ONIGAWARA)待ち合わせてた場所に 辿り着けない 迷子のような 気分のまま 今日も 生きてるよ 家に帰る 人波から 名前を呼ぶ きみの声が 聞こえた気がした  なにから僕は逃げ出したつもりか 本当の自分? それともふたりきりの孤独? I'm losing you you...  交差点 動き出せない 僕はからっぽ 西日のイエローシャドー 恋しさ焦がしてく あの日々きみのことを思うたびに 「生きているんだ」って 体が叫んでた 叫んでた  他人と違った 生き方が怖かった 紛れ込んだひとだかりで 歌う人を 見てる He plays the guitar  you...  海を突き抜けてく風が 髪に絡んで まぶたのイエローシャドー 眩しく光ってた いやというほど愛し感じてたんだ 「生きているんだ」って もう逃げ出した日は 戻らない  名前を呼んで 名前を呼んで 僕の名前を あの日のひとみで
Silhouette (feat. Asako Toki)Night TempoNight Tempo土岐麻子Night TempoNight Tempo明かりを消した裸足のきみは ベランダの柵にもたれ 遠く流れてゆくハイウェイ 見つめていた  記憶のなか消えそうな あの姿 照らしたくて そっと火をつけたcigarette I miss you  ソウルの街は 今頃雨さ 夜空が星を 東京がネオンライトを 照らし出すように あぁ 夜が来るたびに きみを想い出すよ  Tonight tonight tonight tonight ドアの Tonight tonight tonight tonight 向こう 近づく靴音の記憶 胸を刺す  東京の街 あれから少し 変わってしまった ソウルの交差点の どこかで生きる あぁ きみの隣には 誰かがいてほしい  Tonight tonight tonight tonight ドアの Tonight tonight tonight tonight 向こう 遠ざかったヒールの音 戻らない  あのとき ひとりで僕は ベランダのきみのシルエット 夢のように綺麗だと ただ 見ていた  素足のきみのすべてを 知っているつもりだった きみを孤独にしたこと 気付かずに
乙女失格。南波志帆南波志帆土岐麻子末光篤矢野博康切りすぎた前髪 裏切った天気予報 すれ違った電話 待ちくたびれた返信  動き出した交差点に 混じるけれど 心止まったまま 夢はあるけど こんな小さな今日さえ 上手く生きられない 愛もあるけど なんだか笑えないの きっと私、乙女失格。  物分かりがいいのは たぶんどこかひとごとで 決まった正解のなかで生きるのは 弱さ  これを「挫折」と呼ぶのなら 少しかっこいいわ …泣けてくるわ  夢はあるけど こんな小さな今日さえ 上手く生きられない 愛もあるけど どうして笑えないの 目下、私、乙女失格。  東京の風が 濡れたつけまつ毛 はがして落ちてゆく  息をころせば鼓動の奥で 叫ぶ声が聴こえてくる  「どうする?きみはもうあきらめるの?」  変わらない 夢はあるけど いまは なんだかちょっと 上手く生きられない でもねこれも大事な私の日々 そうよ、私、乙女失格。  切り過ぎた前髪 雨に降られた週末  剥がれかけのネイル 誰かの人生論  答えのない毎日 きみの声忘れそう  動き出した交差点 いま走り抜けてゆく
カノープス南波志帆南波志帆土岐麻子矢野博康皆川真人どうしてここに来たの? どうして泣いてるの? 叶わない事は いくつあるの? 胸に問い掛けては掻き消す  小さな窓開ければ 東京の物憂げな むらさきの夜空 他人のようで そらすたび どこかうしろめたくて  一番遠い星に願いをかけるように あの頃はただ 果てぬほど 私は私の強さを信じてた 二十歳前の、カノープス  幼い頃にママに 聞いた冬の神話 南の夜空に 瞬く星 舟達を導いた カノープス  どんな些細な事も 恋をなくした日も パジャマに毛布で 白い息で 窓の向こうの明日を探した  なにもおそれず 空を見上げて笑っていた あの頃のように もう一度 私は私の弱さを拭いたい 20年目の、カノープス  都会のビル街を 灯した星の光 きっと いつしか 夢見ることさえも 誰かにゆだねてた  幻の星に祈りを捧ぐように あの頃はただ 果てぬほど 私は私の強さを信じてたの  迷わずに空を見上げて笑っていた あの頃のように もう一度 私は私のすべてを信じるの そのときには また導いて 私の中にいる星、カノープス
ごめんね、私。南波志帆南波志帆土岐麻子矢野博康氷はじいたら ちいさな青空に 不機嫌な顔 覗き込んだの 我ながらハッとして 視線をそらした ねえ きみはいま どうしてるの?  まだ間に合う?それとも遅い? ホントはただ気まぐれなんかじゃない  「ごめんね」っていつからこんなに難しい言葉になっちゃったんだろう グラスの真夏が溶けてく  「ごめんね」いつからこんなに戸惑う二人になっちゃったんだろう 言いたいのに 言えない いつでも きみといたいのに  ごめんね、私。  近づくほどに 離れていくみたい ため息がそっと ソーダに消えてく 約束はいつも 私をからかって ハートの中を 塗りつぶすよ  まだ間に合う?それとも遅い? ホントはただ強気なふりをしてる  「ごめんね」っていつからこんなに難しい言葉になっちゃったんだろう グラスの真夏が呼んでる  「ごめんね」いつからこんなに戸惑う二人になっちゃったんだろう 言いたいのに 言えない いつでも 笑わせたいのに  ごめんね、私。  砂浜に残る 足跡達たどってゆく 昨日の私にもう一度 逢えたらきっとこう言うわ  「ばかね」  「ごめんね」っていつからこんなに難しい言葉になっちゃったんだろう グラスの真夏溶けないで…  「ごめんね」きみが笑うたび世界は生まれ変わるんだろう グラスの真夏飲み干せば  「ごめんね」どうしてこんなに難しい言葉になっちゃったんだろう 言いたいのに 言えない ねえきみを 笑わせたいのに 待ってて 笑わせてみせる  ごめんね、私。 ごめんね、私。
たぶん、青春。南波志帆南波志帆土岐麻子矢野博康ずっと 忘れたふりをしてる 無邪気に笑ってみても ねえ、難しい  皆はしゃいでる帰り道 私は うわの空で きみの姿 思い出す  ちょうど二年前 この並木道で ふと目と目 かさなって はじまった  さよなら いつかは なにもかも忘れてしまう  だけど、青春 輝いた日も 平凡な日々も こんな悲しみさえ 忘れたくない  もう あれからときは過ぎて 見馴れた 絵画館さえ 他人みたいね  そっと 季節は変わるたび 語るわ なにもかもが 同じままで いられないと  ボールパークには 去年の二人に よく似た恋人達 ふざけ合う  さよなら いつかは なにもかも忘れてしまう  だけど、青春 輝いた日も 平凡な日々も こんな寂しささえ 忘れたくない  さよなら いつかは 忘れる日がやって来るわ  たぶん、青春 輝いた日も 平凡な日々も  さよなら さよなら あの日の背中に手を振れば 青春の胸騒ぎ 情熱とあきらめの真ん中で 揺れて 戸惑っている  ああ まだこんな 痛みさえも 抱いていたいよ  もう少し…
2センチのテレビ塔南波志帆南波志帆土岐麻子奥田健介奥田健介・矢野博康夜が明けてしまう 占いの途中 星座達ももう見えない  窓の左に光る 2センチのタワーの 向こうに住む きみを想って 手を振るわ  いつもその 気まぐれなふりの心 開く鍵が見つからない  明日 声を聴かせて 笑った顔を見せて ねえ落ち着きのない いつものあの仕草で  こわがらないで その胸の孤独なら そのままでいいから  そうそのままでいいから  誰にも優しいのは 心の奥で 誰にも期待してないから  おやすみのメールのあと 2センチのタワーの 点滅をきみに例えて 話してる  いつかその 頑ななふりの心 溶かす魔法 見つけたいの  明日 声を聴かせて 笑った顔を見せて ねえ落ち着きのない いつものあの仕草で  こわがらないで 不安でもおそれでも すべて連れておいで  あかりの消えたタワーに そっと誓った きみを信じる 信じて  声を聴かせて 笑った顔を見せて ねえ落ち着きのない いつものあの仕草で  こわがらないで 不安でもおそれでも 隠してるつもりの孤独も すべてそのままでいいから  そうそのままでいいから そうそのままでいいから
Bless You, Girls!南波志帆南波志帆土岐麻子奥田健介突然の夕立に 駆け出してぶつかり合っては わけもなく笑う  いつだって私たち 過去と未来にもつれては せわしなくて  不安ならうつろうものだわ だけど今日もまた 誰かがくしゃみしてる  bless you! さあ瞳開いて こわがらないで bless you! そう瞳閉じたら そばにいるから Hey, girls! ささやかないまがつづきますように bless you! それぞれの瞳で 今日を瞬いてく  唐突に降り止んだ 大通りに陽が差してく 濡れたシャツのまま  まるで何事もなく 動き出す街のリズムに 合わせ歩く  終わりない群像ドラマね ほらね今日もまた 誰かが転んでるわ  bless you! さあ瞳開いて こわがらないで bless you! その瞳閉じたら そばにいるから Hey, girls! ささやかないまがつづきますように bless you! それぞれの瞳で 今日を信じてるの  bless you! さあ瞳開いて こわがらないで bless you! そうそばにいるから… Hey, girls! ささやかないまがつづきますように bless you! それぞれの瞳で 今日を瞬く  Hey, girls! 都合よくたって いいよそばにいる bless you! それぞれの瞳で 今日を信じてるの
矛盾、はじめました。NegiccoNegicco土岐麻子さかいゆうconnie・NEGiBANDMake up your mind!  矛盾、はじめました。 矛盾、はじめました。 素晴らしいあしたのため 決めたの 矛盾、はじめまして。 生まれたてのわたし ああ 幸せはどこに?  真夜中 あの子の SOS 持ち寄った(コンビニの) 缶ビール(シュークリーム)  今夜はみんな そばにいるから 聞かせてよ(傷ついた) 胸の内(眠れるまで)  「彼を嫌いになんてなれない」 「そんなあなたがね 嫌いなの」 すっぴんのあの子 いつか泣き笑う  Make up your mind!  矛盾、気付きました。 素敵な恋だけど 素敵なわたしじゃいられないの 矛盾、はじめまして。 生まれたてのわたし ああ 幸せって なんだ…?  もうすぐ 夜が明けるわ 悲しみは(寝不足も) わけ合ってゆこう  ああ誰も知らない ほんとうは あしたの自分の 救い方 だからこうやって ともに生きるのよ  Make up your mind!  矛盾、はじめました。 矛盾、はじめました。 素晴らしいあしたのため 決めたの 矛盾、はじめまして。 生まれたての疑問 ああ こんにちは  あきらめるのは まだ早いよね  Make up your mind!  矛盾、はじめました。 わたしたちいつだって 理想と現実の迷子なの 矛盾、はじめまして。 頑張るほど傷ついて ああ ゆくこともあるでしょ  矛盾、はじめました。 矛盾、はじめなきゃね! 理想も現実も生きたいの 矛盾、はじめまして。 新しいわたしたち ああ 信じてる ああ いつの日か ハッピーエンド つかもう  Make up your mind!
やわらかい気配秦基博秦基博土岐麻子秦基博確かなものなど どこにもないと嘆いた あの頃 本当は ずっと何を探してたんだろう  少しゆっくり話すくせが 愛しくって まだ うつったまま  夏の雨と 秋の影と 冬のサイレン 春に舞うビル風を 胸のなかの きみのやわらかい気配 抱きしめて歩いた 忘れたくないと泣いた  黙ってそれきり 出てゆくきみを見ていた あの頃 本当は この弱さがただ もどかしくて  きみの答えになれなかった 僕を残して夜が明ける  線路のさび 工場の壁 小さな歩道橋へとつづく道 胸の奥の きみのやわらかい気配 ありふれた景色も 物語にしてくれた  つないだ指 負けず嫌い シャツの匂い 笑う一瞬の美しさ いまも残る このやわらかい気配 きみが生きたすべては 確かな永遠だった  あのとききみは 本当は何を 幸せと感じていたの 分からない さよなら でも このやわらかい気配 まだここで生きてる 確かな悲しみ抱いて
ping-pong原田知世原田知世土岐麻子伊藤ゴロー伊藤ゴロー打ち返す ピンポンボール 左の虚空へと 消えてく あなたはそう ふいうちに弱いから  いまからあなたへと 伝える言葉にも きっと そんなふうに おかしな顔をするわ  あなたとならば もっと笑える あなたとならば 怖くないのよ 夜が来る前の こんな時間さえも  (ping-pong) (ping-pong) 打ち返す真っ白な音 響きあい そうよ 迷いはないの  (ding-dong) (ding-dong) ふたりでいる理由など なにもない だから かけがえない  気付いたら いつでも 同じ時間 分かち合った こんなふうに なにも気にせず靴を脱いで  白いボールを追い 夢中になれるのが なんだか 不思議なのよ ここにしかいないわたし  あなたをいつも 笑わせたいの あなたとならば 夕日が落ちた そのあとの夜を ともに生きてみたい  (ping-pong) (ping-pong) 打ち返すこころがいま 響きあう そうよ 迷いはないの  (ding-dong) (ding-dong) ふたりでいる理由など なにもない だから かけがえないの
目隠し日向ハル日向ハル土岐麻子小野秀幸ひといきれ 市場のネオンが 壁に映す人々の影 大きなけもののシルエット 騙し合いする  路地の奥の月影の部屋 誰も知らないこの場所では あなたのことはなにもきかず 放っておくから  その美しい心 傷つけ 生きるやつら 憎けりゃ憎み いつかは逃げ出してほしい  やさしいひとよ 強くなるな 火薬が赤く 夜を染めても 目隠しで ここにいて  自ら旅立った誰かは 他人に打ち明けるくらいなら ひとりで苦しみ抜くことを 選んだのかも  あなたが選ぶどんな答えも 寄り添うけど そんな私がここにいること 知っていて  やさしいひとよ 私の肩へ 顔をうずめ 1000を数えて 目隠しで ここにいて  やさしいひとよ 強くなるな 火薬が赤く 夜を染めても  いとしいひとよ 私の肩へ 顔をうずめ すべて忘れて 目隠しで ここにいて
PINEAPPLEV6V6土岐麻子P3AK・Andy LoveP3AKi feel your love  画面の向こう 朝陽の部屋 ほお張るメロウイエローなパイナップルを 見せびらかし あなた 笑う こっちはもう 雨の夜さ  手を伸ばし 一秒でも 僕のそばに 引き寄せられたならいいのに 今夜も 手を振って 画面消した  はなればなれでも あなたに触れてる ひとりきりの部屋 暗がりのなか 確かにここにいるような 温度を抱いてる  I think about your love 遠くにいても 同じ時を 同じ愛を 生きているから feel your love どんなときも feel your love, feel your love 揺れる髪も 冷たい指も 抱きしめていた 肌のにおいも 感じられるよ  湿気たfirecracker 日がなアイスクライマー 自暴自棄だった 間違えてた  距離は僕ら引き裂けなかった あの頃よりももっと feelin' like being with you!  ささやかな喜びでも 他愛ない笑い話も こんなにもあなたに 伝えたいってことを 知らなかった  はなればなれだから 心に触れたい ひとりでなにかを かかえる前に ぼくがここにいることを 信じてほしいんだ  I think about your love 遠くにいても 同じ時に 同じ愛を 生きているから feel your love どんなときもfeel your love, feel your love  歩き方も 笑う声も 日差しのなか 透ける目の色も 思い出せる  小さな肩が 突然の雨に 濡れないように prayin' prayin' 祈るよ 祈るよ  暖気流が上昇 通り覆う影を 彼女は逃げ切って 駆け込んだcorner store 「強くいたい」と願う わけはただひとつ just for love!  I think about you errday! 遠くにいても 同じ時に 同じ愛を 生きているから feel your love どんなときもfeel your love, feel your love  揺れる髪も 冷たい指も 甘い果実のような笑顔も 思い出せる
MAGIC CARPET RIDEV6V6土岐麻子田尻知之(note native)・本澤尚之田尻知之・本澤尚之Magic carpet ride  バックミラーのキラー通り あの日の自分を見かけたんだ 「調子どうだい」((まあまあ)) 問いかけてきた ((You stepped out of the 90s))  古着のシャツ あの夏 ひまなやつらでドーナツ ありあまった情熱 解き放つすべも知らず Dance  怖くないと言えば嘘になるがもう一度 いま 胸の熱さだけ 信じてみたい  いつか飛び乗った夢 高いビル超えてまた 水面かすめて 美しくめまぐるしく 時計のなか迷い込み Round and round and round and round and round...  Steppin out of the darkest cloud!  Magic carpet ride  Magic carpet ride  Clap your hands Until the kick comes back 止められないRhythm踊り続けろ Can you hear me? 裸足のかかと鳴らし feel it それぞれ自由でいいんだ この際誰の目ももう don't care  4、5分のこの曲に 永遠を刻み付け そう いまだけを生きろ  音楽だけが時間を超えるよ  見下ろしたこの街の灯りのどこかにいる 僕を信じてくれたきみが愛おしい  「後悔はしてないか?」 いつも未来の僕に 語りかけてた どんな日々も誇りへと 変えてきた僕 信じて Flying high...  Steppin out of the darkest cloud!  Nana nana nana nana nana Nana tonight 見たこともない Nana nana nana nana nana 景色へと旅立つのさ Nana nana nana nana nana Nana tonight 見たこともない Nana nana nana nana nana 景色へと連れて行くよいま
Slow & Easy!PenthousePenthouse土岐麻子浪岡真太郎Penthouse照りつける空を飲み干して 午後の日差しにふざけ合う影 集まれば それだけで僕ら いつでも自分らしくなれるさ  下道の渋滞抜けた窓に 潮風混じる  いま たえまなく流れる 砂時計を横に倒して話そうよ Slow & Easy 今日も笑い合って 他愛ない僕らでいよう  誰かから讃えられれば 嬉しいが ずっと追い求めるのは この胸に輝く理想 近づく時の 熱い気持ちだろう  あの頃も いまも変わらない 夢で待ち合わせよう  ただ たえまなく流れる 砂時計を横に倒して話そうよ Slow & Easy 今日も笑い合って 他愛ない僕らでいたい  波を待ちわびては もどかしい日も 笑い笑わせ合えたら 誇らしく思えるよ 誰とも似ていない人生をいま  あふれる思いも 砂時計を横に倒して話そうよ Slow & Easy 明日を信じられる 他愛ない僕らでいよう
24/7松下奈緒松下奈緒土岐麻子渡辺シュンスケ田中隼人ひとりで出かける朝は いつもの道 街路樹も 久しぶりに思えるの まるで 旅人の気分ね  ひとりきりになりたいと あのとき強がったけれど 風の音に誘われて 路地を抜け ふと見上げたら  広がる川のカーブ まぶしい東の空 そよ風 水面を揺らして 私の頬をなでる あれから探してたの こころの帰る場所を あなたのやさしい横顔 いますぐ会いたいの  ひとりで眺めているの 橋の上 水上バス 知らない人が手を振る なぜか 微笑んでしまうの  あの日のふたりの喧嘩 答えなんて出ないけれど 完璧な日曜日よ 他愛もなく 話したいの  夏には仕掛け花火 冬にはイルミネーション 見上げるまなざしをずっと 隣で見ていたいわ いつでも探していた あなたの笑った顔 幼いふたりもいつしか 大人になったよね  かけがえのない 大切な場所 並んで 歩いて行く その肩越しから 見渡す この町よ  広がる川のカーブ まぶしい東の空 下町 ビルのシルエット 行き交う人の流れ この町を歩いたら やさしさ思い出した 明日はふたりで一緒に ご飯を食べようよ 一緒に おうちに帰ろうよ
スタードーム宮川弾宮川弾土岐麻子宮川弾泡へと消え去った夜明けのフリーズに 夜の鳥は無口に耐えしのぐ 誰のため? 小馴れたあいづちは不馴れなあいまいさ 夜の街は語り過ぎそれならベランダへ出て  ガラスの天球ひと振り たちまち ベイビィメイビィ魔法のように スパンコールの幾千の星が降る さぁ星に願いを!  路地へ沈む前に  夜の街は語り過ぎ それならベランダへ出て さあ! ガラスの天球ひと振り たちまち ベイビィメイビィ魔法のように スパンコールの幾千の星が降る  めぐらせぬいた耳と見過ぎた目をそっとしまったら 鍵をおろし 甘やかな'イメージ'の花弁を開かせるのがいい  ガラスの天球ひと振り たちまち ベイビィメイビィ魔法のように スパンコールの幾千の星が降る ガラスの天球ひと振りすれば
全1ページ中 1ページを表示

リアルタイムランキング

  1. オトノケ
  2. 鉄道唱歌
  3. PLASTIC SYNDROME II
  4. ボクサー
  5. Bling-Bang-Bang-Born

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

注目度ランキング

  1. Tokyo stuck
  2. 歩道橋
  3. MONOCHROME
  4. 染み
  5. Crazy Crazy

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×