喜多条忠作詞の歌詞一覧リスト 44曲中 1-44曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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暁に帰る大久保一久 | 大久保一久 | 喜多条忠 | 大久保一久 | 水谷公生 | 一晩中 心を叩いた雨も すっかり 上ってしまったよ そうさ少し 酔っているんだよ 君にさよならも 言えないくらい シーツをかぶった 君の寝姿は いつも体を曲げている 今日は君を抱かずに 眠ろう 今日は君を抱かずに 眠ろう それが最後のやさしさになる 一晩中ともった 飴色ランプ ぼんやりぼやける 朝焼けさ いいよ君は 起きなくていいよ 遠い夢の中 さまようがいい 煙草に火をつけ 君を見ていると なぜかほほえみ 浮かべてるみたい 女は朝に 淋しさ抱いてる 男は朝に 女を見つめる それは眩しいさよならの朝 今日は君を抱かずに 眠ろう 今日は君を抱かずに 眠ろう |
土佐堀川オール巨人 | オール巨人 | 喜多条忠 | BORO | 船山基紀 | ライオンの橋の とっ先で あいつは川を 見つめてた あんたはそれで すむからええと あいつは涙を ためていた 橋をくぐった 伝馬船 まるで二人の 恋のよに 今にも 沈みそうやった 柳が揺れる 公園で 初めてそっと 抱きよせた あんたは家で 待つ人がいる あいつはマフラー 投げつけた 土佐堀川は 想い川 まるで俺から 逃げるよに 小さな蟹が 這っていく あれは十九の 春やった まるで昨日の ことのよに 土佐堀川は 流れてる 土佐堀川は 流れてる |
メランコリー伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 喜多条忠 | 吉田拓郎 | 前田俊明 | 緑のインクで 手紙を書けば それはサヨナラの合図になると 誰かが言ってた 女は愚かでかわいくて 恋にすべてを賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 腕から時計をはずすように 男とさよなら出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね 人の言葉をしゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の名前を呼んだ にくらしいわね 男はどこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 恋人つれてるあの人に 平気で挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね |
いつか街で会ったなら鈴木雅之 | 鈴木雅之 | 喜多条忠 | 吉田拓郎 | 服部隆之 | 何気ない毎日が 風のように過ぎてゆく この街で君と出会い この街で君と過ごす この街で君と別れたことも 僕はきっと忘れるだろう それでもいつか どこかの街で 会ったなら 肩を叩いて 微笑んでおくれ さりげないやさしさが 僕の胸をしめつけた この街で僕を愛し この街で僕を憎み この街で夢を壊したことも 君はきっと忘れるだろう それでもいつか どこかの街で 会ったなら 肩を叩いて 微笑みあおう それでもいつか どこかの街で 会ったなら 肩を叩いて 微笑みあおう それでもいつか どこかの街で 会ったなら 肩を叩いて 微笑みあおう |
神田川川野夏美 | 川野夏美 | 喜多条忠 | 南こうせつ | 松井タツオ | 貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横町の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった 貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった |
やさしい悪魔徳永英明 | 徳永英明 | 喜多条忠 | 吉田拓郎 | 坂本昌之 | あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの ウォーウォー 燃える シルエット Ah Ah Devil, My sweet little Devil Mm やさしい悪魔 Ah Ah Devil, My sweet little Devil Mm やさしい悪魔 イエイエイエ グッドダーリン ドゥドゥ あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色ぶどう酒に 花びら浮かべばあの人よ ふるえる小指が そう教えるの 鏡に映る 長いまつ毛の ウォーウォー 恋のエトランゼ Ah Ah Devil, My sweet little Devil Mm やさしい悪魔 Ah Ah Devil, My sweet little Devil Mm やさしい悪魔 Mm やさしい悪魔 やさしい悪魔 やさしい悪魔 |
野あざみの君に舟木一夫 | 舟木一夫 | 喜多条忠 | 服部きよし | この街で もしも君に逢えたなら 僕はあげよう 野あざみの花を とげが痛いとノートを破り いつか手と手が触れあった あれは幼い恋 この街で もいちど君に逢いたい この街で もしも君に達えたなら 僕はあげよう 野あざみの花を 汽車を見ようと野道を歩き いつか日暮れて泣き出した あれは幼い恋 この街で もいちど君に逢いたい あれは幼い恋 この街で もいちど君に逢いたい | |
風の香り舟木一夫 | 舟木一夫 | 喜多条忠 | 浜圭介 | 君が出て行った部屋には からっぽの心が残った 冷たい言葉を言ったのは 僕の方だったけれど 今日も郵便ポストに 君からの手紙をさがしに行く 窓辺に届く秋風は 君のとかした髪の香りさ 君が出て行った朝には トーストの香りがしていた 冷たいコーヒーを飲みながら 君のカップを見ていた うっすら赤い口紅が まっ白なカップの端についていた コスモス揺らす秋風は 君の残した紅の香りさ | |
旅をしたけれど舟木一夫 | 舟木一夫 | 喜多条忠 | 小笠原寛 | 旅をしたけれど 僕にはやはり都会の方がいい 善良そうな人々や 美しすぎる山々よりも ざわめきとネオンの街で ひとりきり流される方がいい 帰ってきた二〇三号室に もう君は居ないけれど 旅をしたけれど 僕にはやはりひとりの方がいい 幸福(しあわせ)そうな語らいや 暖かすぎる食卓よりも 橋の上ポツンと立って 暮れなずむ街並みを見ていたい 帰ってきた二〇三号室に もう君は居ないけれど ざわめきとネオンの街で ひとりきり流される方がいい 帰ってきた二〇三号室に もう君は居ないけれど | |
すてきな雨の日西郷輝彦 | 西郷輝彦 | 喜多条忠 | 三木たかし | 青木望 | 水溜りをさけながら君は 少し遅れて僕について来たね 濡れて剥がれたポスターは いつか見に行った映画だったね 青い歩道橋の上で 君は「さよなら」と小さく言って 消えて行ったね なんて なんてすてきな雨の日 君が一番 きれいだった雨の日 なんて なんてすてきな雨の日 僕が一番 悲しかった雨の日 雨上がりの夕日にはどこか 心ゆする色がとけているね 白いスカーフ投げたら まるで雲のように飛んで行ったね 君のうわさ聞いているよ 海がキラキラと輝く街で 生きていると なんて なんてすてきな雨の日 君が一番 きれいだった雨の日 なんて なんてすてきな雨の日 僕が一番 悲しかった雨の日 |
冬知らず船村徹 | 船村徹 | 喜多条忠 | 船村徹 | 愛し過ぎれば 別れが来ると それがお前の くちぐせだった 長い冬にも 笑顔で咲いた 冬知らず 冬知らず お前が好きな 花だった 遠く汽笛の 聞こえる宿で 声を殺して 背中が泣いた 水もやれずに それでも咲いた 冬知らず 冬知らず さびしい旅の 花だった 風が鳴るたび お前が俺を 呼んだ気がする こころが切れる 俺の若さを 許して咲いた 冬知らず 冬知らず 春さえやれぬ 花だった | |
神田川井上由美子 | 井上由美子 | 喜多条忠 | 南こうせつ | 貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴男は私の体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった 貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった | |
私のアンティック佐良直美 | 佐良直美 | 喜多条忠 | 穂口雄右 | 穂口雄右 | 古いラベルの マッチ箱 一本擦れば 魔法のように 私は自由な 旅人になる 遠い昔に 見たような 高い杏(あんず)の 樹の上に 忘れていた空 ひろがるのです ロシア紅茶の カップには 淋しさ色した 夕陽の町が ゆらゆらゆられて 浮かんで来ます それはやさしい あの人が いまもひとりで 居るという もういちど 訪ねてみたい町です 青いガラスの オルゴール 開ければ夢の 続きのように 私は幼い 女の子です 道のほとりの 赤まんま 母に抱かれて 手を伸ばし 手のひらいっぱいに 摘みとるのです |
フラワー・バス・ステーション能瀬慶子 | 能瀬慶子 | 喜多条忠 | 浜田省吾 | 船山基紀 | 太陽もつかむほどの 背高のっぽね あなたのあだ名は Big ミッキーマウス・ボーイ 恋の天使よ Big ミッキーマウス・ボーイ やさしいまなざし そっとかた抱かれ バスを待つひととき めくばせしたのに 気づかない フラワー・バス・ステーション フラワー・バス・ステーション 春の日の花たちも ふたりをふりかえる はち植えのシクラメンを ゆれるバスの中 かるがる片手で My ミッキーマウス・ボーイ 私の家まで My ミッキーマウス・ボーイ 運んでくれるの ちょっと寄りますか 紅茶でもどうです かわいいカップに入れますよ フラワー・バス・ステーション フラワー・バス・ステーション 花びらもふくらんだ 春の日の昼さがり フラワー・バス・ステーション フラワー・バス・ステーション 春の日の花たちも ふたりをふりかえる |
星空の天使達能瀬慶子 | 能瀬慶子 | 喜多条忠 | 浜田省吾 | 船山基紀 | 星空へ 星空へ お帰りよキューピッド 星空の天使達 おしゃべり好きね 今夜も私の 恋のうわさ話 まだあいつのこと 恋人と決めた わけでもないのに おしゃべりね あいつに恋心 そっと 抱かせてみたいから 目くばせしないで キューピッド 少しはお黙り キューピッド 星空で 星空で 私の恋見守って 星空の天使達 おせっかい好きね 今夜はとうとう あいつの部屋の 窓をこじあけ 私の気持ちを 耳うちしたのね おせっかいね あいつにさみしさの わけを 気づかせてみたいから 約束したでしょ キューピッド 裏切らないでしょ キューピッド 星空で 星空で 私の恋見守って あいつにさみしさの わけを 気づかせてみたいから 約束したでしょ キューピッド 裏切らないでしょ キューピッド |
マキシーのために南こうせつ | 南こうせつ | 喜多条忠 | 南こうせつ | マキシー それがお前のあだ名さ マキシー お前は馬鹿な女さ マキシー 夢を見たことがあったろう マキシー 二人で金をもうけて 青山に でっかいビルを建てて おかしな連中 集めて 自由な自由な お城を造ろうと マキシー 俺 今まじめに働いてんだよ マキシー 風の便りにきいたけど マキシー どうして自殺なんかしたのか マキシー 睡眠薬を百錠も飲んでさ 渋谷まで一人で歩いていって ネオンの坂道で 倒れたって 馬鹿な奴だったよ お前は最後まで マキシー 俺は明日旅に出るぜ マキシー お前のせいじゃないのさ マキシー お前ほど遠くには行けないが マキシー 一人旅には変らないのさ 悲しみを抱えたままで 夜空に光るお前の 星を捜すまで さようなら マキシー | |
神田川中森明菜 | 中森明菜 | 喜多条忠 | 南こうせつ | 鳥山雄司 | 貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった 貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった |
白馬山麓狩人 | 狩人 | 喜多条忠 | 平尾昌晃 | 悲しみに陽が当れば 銀色に山が輝きはじめる 淋しさを踏みしめれば さくさくと雪が音を立てます 生きてゆくことは 何本もの分かれ道 雪に落とした手袋は 鮮やかいろの さよならのようさ 君を追って駆け出すように 白い馬描き出して山が光る 白馬山麓凍てつく 胸に短い夢のつづきがよぎる たそがれに身をさらせば 山小屋に遠くあかりがともるよ 泣き笑いくりかえして 誰かが 今日もそっと生きてる 青春の日々は気がつかない落し物 なくしちまったそのときに どれほど愛していたかがわかる 俺を拒むあの山肌が 白い馬描き出せば春は近い 白馬山麓 雪解け水は 心の中をつたって落ちる 青春の日々は気がつかない落し物 なくしちまったそのときに どれほど愛していたかがわかる 俺を拒むあの山肌が 白い馬描き出せば春は近い 白馬山麓 雪解け水は 心の中をつたって落ちる | |
モジリアニの少女あべ静江 | あべ静江 | 喜多条忠 | すぎやまこういち | 三年前の春の日でした あなたは突然引っ越しをして 部屋には一枚の絵がありました モジリアニの少女 瞳のない眼で私をみつめ 首をちょっぴり傾けて 置いてゆかれた淋しさに 二人で抱きしめ合いました ひとり暮らして二年が過ぎて あなたのことなど忘れてました ところがあなたは手紙をくれた モジリアニの少女 瞳のない眼で私をみつめ 首をちょっぴり傾けて 二度と戻っちゃいけないと 私を抱きしめ言いました | |
さよならの街であべ静江 | あべ静江 | 喜多条忠 | すぎやまこういち | 青いレースのカーテンの 向うはちらちら白い雲 あなたの面影追いかけて 北の街 秋には枯葉の雨の中 二人で歩いた大通り 想い出すらも今は凍え ひとりきり 教えて下さいあなた どれが振りつむ粉雪で どれが私の熱い涙かを 白いベールで包まれた ホテルの窓からさよならと ぽつんと言って泣きました 泣きました 春にはパンジー敷きつめて 二人で見ていた花時計 想い出すらも今は止まり ひとりきり 教えて下さいあなた どれが振りつむ粉雪で どれが私の涙かを | |
神田川五木ひろし | 五木ひろし | 喜多条忠 | 南こうせつ | 貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった 貴方はもう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった | |
アン・ドゥ・トロワ(ばいばいキャンディーズ)吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 喜多条忠 | 吉田拓郎 | 鈴木茂 | やさしい言葉聞いた気がする それが淋しさの季節の終わり 今日からはあなたと二人 誰も知らない出発だから 夢の中から駈けてきた 愛という名のお酒に酔って アン・ドゥ・トロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・トロワ 流れるように 人は誰でも一度だけ 全てを燃やす夜が来る アン・ドゥ・トロワ 今がその時 もう戻れない アン・ドゥ・トロワ 今がその時 もう戻れない さよなら キャンディーズ |
風の街吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 喜多条忠 | 吉田拓郎 | 松任谷正隆 | 道のむこうで 手を振った 大きな声で サヨナラ言った あいつを ふと思い出す 今も元気で いるだろか 白い仔犬を 抱きあげる 君はちょっぴり 幼く見える 表参道 原宿は なつかしすぎる 友達や 人に言えない 悲しみすら 風が運んで しまう街 空に昇って 消えてゆく 子供の赤い 風船一つ 遠い昔の 思い出が 空にポツンと 消えてゆく 僕の名前を 呼ぶ時の 君はちょっぴり 大人に見える 表参道 原宿は なつかしすぎる 友達や 人に言えない 悲しみすら 風が運んで しまう街 なつかしすぎる 友達や 人に言えない 悲しみすら 風が運んで しまう街 |
朝森山良子 | 森山良子 | 喜多条忠 | 岩沢幸矢 | 萩田光雄 | 朝の新聞に はさみ込まれたチラシを見て 白い家具を買おうと思うの かわいらしいウィスキーボンボンを 口の中に放り込む うすいお酒が 風のように心にひろがってゆくわ こんな時 あなたが居れば 口に出して幸福といえるのに 青い受話器から 古い友達の弾んだ声 昨日子供が生まれた知らせ ゆりいすにもたれて思い出す セーラー服のあの頃 遠い初恋 窓に映る雲にも教えてあげたい こんな時 あなたが居れば 口に出してさよならが言えたのに |
陽炎の坂道古時計 | 古時計 | 喜多条忠 | 大場弘一 | 杉谷夫二朗 | うららかな陽射しの中で まるで夢見るように 陽炎が揺らいでいます 君のいなくなった季節が またやって来たのですね あの日から僕の部屋を訪ねてくるのは 窓から吹く春の風だけ 今でも僕には時々見えます 踏切を渡り陽炎の中を ゆらゆら 揺れて あなたがあなたが やって来るのを 夕暮れの子供のように 君はさよならも言わずに姿を消した 花をささなくなった花瓶が まだ部屋の隅にあります あの日から僕の部屋を寂しくするのは 写真で見る君のほほえみ 今でも僕には時々見えます 踏切を渡り陽炎の中を ゆらゆら 揺れて あなたがあなたが やって来るのを |
さよならの街古時計 | 古時計 | 喜多条忠 | 都倉俊一 | 田辺信一 | この街から遠ざかる今 すれちがうものがある それは淋しげに バスに手をふる 君の泣きそうな影 夢を追いかけるむなしさに くたびれたわけじゃない この愛がほんとのものなら 逢える日も来るさ 君とかわしてた約束 何ひとつも守れなくて ぼくは今日 旅立つけれど どうか許してほしい けれど悲しみに出逢ったら ぼくだけにおしえてくれ すぐにでも君を迎えに行くから 君のあどけない泣き顔 ことばさえもかけられずに バスのガラス窓たたいて それがさよならがわり この街から遠ざかる今 すれちがうものがある いつの日か君に教えられたい |
海を見ていたら麻丘めぐみ | 麻丘めぐみ | 喜多条忠 | 井上忠夫 | 海を見ていたら 哀しみが ひろがるの 眼の中 一杯に 蒼い蒼い 哀しみ 夕陽に照らされた あなたの顔が 今日はとても 美しいから 海を見ていたら はじらいが 身をつつむ 手のひら 一杯に 淡い淡い はじらい 渚に輝いた あなたの瞳 今日はとても 美しいから 海を見ていたら 思い出が 出来そうよ 初めて あなたとの 熱い熱い くちづけ 夕陽に照らされた あなたの顔が 今日はとても 美しいから | |
妹南こうせつ | 南こうせつ | 喜多条忠 | 南こうせつ | 妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息を たてている妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか 妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分 心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや 妹よ 父が死に母が死に お前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝お前が 出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ 妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことが あっても我慢しなさい そしてどうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ | |
冬の灯台アグネス・チャン | アグネス・チャン | 喜多条忠 | 大野克夫 | 雨に濡れた 石段を あなたの足が 早すぎて 白い灯台 ついた時 あなたの姿 見えなかった 私の心の先っぽに 白い灯台 あったなら かなしい別れをする前に あなたの心も照らせたでしょう 岬めぐる 北風に あなたの声は 聞こえない 耳をそばに 寄せたのに あなたは何も 言わなかった 淋しい心の 片隅に かすかな光が あったなら 私のちいさな ささやきも あなたの心に 届いたでしょう 私の心の先っぽに 白い灯台 あったなら かなしい別れをする前に あなたの心も照らせたでしょう | |
欅並木山田パンダ | 山田パンダ | 喜多条忠 | 山田つぐと | 石川鷹彦 | たった一人の毎日を 悲しみとか寂しさとかで 名付けてしまいたくはない 櫻並木の若葉から 僕の愛したあのひとの ルージュの香りがもれてくる いつかもこんな道で 出逢ってそして手ばなして 遠いさよなら背中で聞いた 遅い目覚めの昼下がり 手に取るもの目に映るものの 全てが何故かいとおしい 僕が愛したこの街に いつか戻ってくる時も まぶしい若葉の頃だろうか いつかもこんな道で 出逢ってそして手ばなして 遠いさよなら背中で聞いた |
真夜中のエレベーター松崎しげる | 松崎しげる | 喜多条忠 | 都倉俊一 | 夜のロビーに映る 冷たいランプの青 煙草を消して そっとくちづけ 今日の別れが来る 今日までの僕達が 明日からは想い出に 変ってしまう そんな気がする 四角い箱に乗る 部屋の鍵はかけないで エレベーターが降りるまでは 僕の心を鍵の音で 閉ざさないで欲しい 愛というには寒く 恋というには熱い 二人のことを 知っているのは 夜の静けさだけ 扉が開(あ)いて君は 後ろ向きに手を振り 声を出さずに さよなら言って つらい別れが来る 部屋の鍵はかけないで エレベーターが降りるまでは 僕の心を鍵の音で 閉ざさないで欲しい | |
東京ジェラシーテレサ・テン | テレサ・テン | 喜多条忠 | CHEN SHEAU SHYA | 青いドレスも 胸の真珠(パール)も 夜に溶けるように似合っているのに 倖せがなぜかしら 似合わない私 悪い 悪い男(ひと)よね あなた あなたのことよ 今日はどこの酒場で うれい顔してるの 東京ジェラシー 淋しい夜と ふられた夜だけ Love me 部屋のあかりは つけておきましょう 白いバラの花が別れを告げるはず 行先は風にでも聞いて下さい だめな だめな女ね そうよ 私のことよ 「好き」と離さないで ただ言えばいいのに 東京ジェラシー 淋しいくせに 強がりばかりの Far away だめな だめな女ね そうよ 私のことよ 「好き」と離さないで ただ言えばいいのに 東京ジェラシー 淋しいくせに 強がりばかりの Far away サヨナラ 東京ジェラシー | |
風のあとを古谷一行 | 古谷一行 | 喜多条忠 | 東郷和声 | まるで風のあとを追いかけるように 想い出が残る店に又 僕は来てしまった 君が左手で砂糖をいれた 砂糖はこぼれてお皿に落ちた か細い指がそれをぬぐって 涙がひとつぶ爪にこぼれた まるで風のあとを追いかけるように 君がいなくなった街に又 僕は来てしまった きっと僕の事を許さないだろう すて猫のような眼差しが 僕の胸をつきさす 君はいきなり首の鎖を 両手でちぎって僕に投げた 指輪をぬいて窓に投げた ガラスがくだけて恋が終った まるで風のあとをかけぬけるように 君がいなくなった春が又 街に来てしまった 街に来てしまった | |
燕の来る頃に古谷一行 | 古谷一行 | 喜多条忠 | 伊勢正三 | 歩道橋の下に燕が巣を作ったと お前が言ったのは朝だった 俺は髭を剃りながら 春だからねと言った 玄関のベルがなって小さなトラックが お前の荷物を運んで行った 二年ばかりの生活のうちに 白いタンスと鏡がふえた 歩道橋の下に燕が巣を作ったと お前が言ったのは朝だった 俺はそれを想い出して 服を着替えて行った 黄昏の歩道橋は夕陽に照らされて 燕の姿はどこにもなかった 今日から一人と思ったとたん 赤い夕陽が心に落ちた | |
私の歌松崎しげる | 松崎しげる | 喜多条忠 | 都倉俊一 | 海の黄昏(たそがれ)は 私の心に いつかどこかで 出会ったような 白い小舟を繋(つな)ぐ 遠い世界へと 白い帆を広げて 愛の言葉 溢(あふ)れる海へ 私は漕(こ)ぎ出す たとえ嵐が来ようと 私には歌がある 孤独と愛の歌を 私は歌おう 海の黄昏は 私の心に 長い髪した 女の影を 淡く映してみせる 遠い悲しみを 隠した灯台 愛の名残り なつかしむように あかりをともして たとえ嵐の夜も 消えないランプのように 孤独と愛の歌を 私は歌おう たとえ嵐が来ようと 私には歌がある 孤独と愛の歌を 私は歌おう | |
はーばー・れいん岸田敏志 | 岸田敏志 | 喜多条忠 | 岸田智史 | 君には嘘もよくついたけれど 愛するための嘘もあったよ ヨットのマストが風に揺られて 心の軸をゆさぶるみたいに 季節のせいさと言ってみたけれど 寒さはきっとただの淋しさ 道しるべすらも見失ってしまった 二人は旅人 さよなら どちらかが泣き出し 泣けない方が肩を抱くだろう さよなら 最後のくちづけに 微笑む方がバスに乗るだろう ハーバーレイン・ハーバーレイン そしてどちらかが雨ン中 出会いもかなり下手だったけれど 別れはきっともっと下手だね 岬の先っぽの白い灯りが 想い出集めにじんで燃えてる 僕より三つも若いくせして 君からいつも教えられたね もう逢えないとわかっていればいるほど 君がきれいに見えるよ さよなら言葉にもならずに 泣き出す方がきっと愛してた さよなら別れはいつでも 駆け出す方が多く傷ついて ハーバーレイン・ハーバーレイン そして僕だけが雨ン中 | |
旅立つ想い南こうせつ | 南こうせつ | 喜多条忠 | 南こうせつ | 星降る前に洗った髪を 君は夕焼けで乾かしていたね 心の隅に吹きくる風は ほんのちょっぴり幸せのかおり 首をかしげてほほえむ君の 仕草は誰かにほめられたかい 愛することは一度じゃないと わかっているけど無口になるね 宵待草にこぼれる砂は 君と旅立つ約束のようさ 指から指へこぼれる砂に 君の瞳が光をはねる 遠い想い出ふりむかないよ 明日のすき間に君がいるから 愛することは悲しいことと わかっていても旅立つことさ | |
まぶしすぎる街風 | 風 | 喜多条忠 | 伊勢正三 | 俺はいつから うつむいて歩くことを知ったのか 俺はいつから やさしさがむごいことと知ったのか 夕焼けに背中を見せ 都会のビルにあかりがともる 誰もいない部屋を 俺は今飛び出してきた 誰もいない部屋を俺は今…… 俺はどうして この暮らし幸せと名付けない 俺はいつから 淋しさをごまかすように微笑ってる 信号は変わったけれど 心の中に矢印は出ない まぶしすぎる街へ 俺は今飛び出してきた まぶしすぎる街へ俺は今…… 信号は変わったけれど 心の中に矢印は出ない まぶしすぎる街へ 俺は今飛び出してきた まぶしすぎる街へ俺は今…… | |
春になれば吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 喜多条忠 | 吉田拓郎 | Takuro Yoshida | 誰からも傷つけられたくなくて ギターばかり弾いてた夜がある お前を傷つけたくなくて 気付かぬふりで微笑んでた夜がある お前がいなくなってからも 春になれば ポピイの花を買っちまう 淋しさが 心の扉を叩くまで 人はそれまでの倖せに気付かないんだね 人はそれまでの倖せに気付かないんだね 左手でお前の髪をまさぐり 右手で心をまさぐる俺さ お前に縛られたくなくて 有り金はたき旅に出かけた夜もある お前がいなくなってからも 春になれば 知らない街で酔っちまう 悲しみが 心の扉を叩くまで 人はそれまでのあやまちに気付かないんだね 人はそれまでのあやまちに気付かないんだね |
いつか街で逢ったなら吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 喜多条忠 | 吉田拓郎 | Takuro Yoshida | なにげない毎日が 風のように過ぎてゆく この街で君と出会い この街で君と過ごす この街で君と別れたことも 僕はきっと忘れるだろう それでもいつか どこかの街で会ったなら 肩を叩いて微笑んでおくれ さりげないやさしさが 僕の胸をしめつけた この街で僕を愛し この街で僕を憎み この街で夢を壊したことも 君はきっと忘れるだろう それでもいつか どこかの街で会ったなら 肩を叩いて微笑みあおう それでもいつか どこかの街で会ったなら 肩を叩いて微笑みあおう |
やさしい悪魔吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 喜多条忠 | 吉田拓郎 | Takuro Yoshida | あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない 二人の影はやがてひとつの 燃えるシルエット AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Mu Mu… やさしい悪魔 あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色ブドウ酒に 花びら浮かべばあの人よ ふるえる小指が そう教えるの 鏡に映る長いまつ毛の 恋のエトランゼ AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Mu Mu… やさしい悪魔 |
メランコリー吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 喜多条忠 | 吉田拓郎 | Takuro Yoshida | 緑のインクで手紙を書けば それはサヨナラの合図になると 誰かが言ってた 女はおろかでかわいくて 恋にすべてを賭けられるのに 秋だというのに 恋もできない メランコリー メランコリー それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 腕から時計をはずすように 男とさよならできるんだって 淋しい淋しいもんだね 人の言葉をしゃべれる鳥が 昔のひとの名前を呼んだ にくらしいわね 男はどこかへ旅立てば それでなんとか絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 恋人つれてるあの人に 平気で挨拶しているなんて 淋しい淋しいもんだね 淋しい淋しいもんだね |
やさしい悪魔小泉今日子 | 小泉今日子 | 喜多条忠 | 吉田拓郎 | あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて 一つの燃える シルエット Ah! Ah! Devil, My Sweet Little Devil Woo Woo Woo やさしい悪魔 Ah! Ah! Devil, My Sweet Little Devil Woo Woo Woo やさしい悪魔 あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 葡萄酒に花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう教えるの 鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ Ah! Ah! Devil, My Sweet Little Devil Woo Woo Woo やさしい悪魔 Ah! Ah! Devil, My Sweet Little Devil Woo Woo Woo やさしい悪魔 やさしい悪魔 やさしい悪魔 | |
とりのこされて高田恭子 | 高田恭子 | 喜多条忠 | 川口真 | 竜崎孝路 | 靴音がするたびに カーテンを開けてみる コーヒーカップをみるたびに 砂糖いくつ?とたずねたくなる 愛のにがさ 愛のためらい 私の全て 変えて今 窓のむこうは にわか雨 あなたの胸の外に 心から泣く場所の無いのを知りました あなたとの思い出を 捨てるには多すぎる いたずら書きしたアルバムや 赤と青との二本の歯ブラシ 愛のむごさ 愛のやさしさ 私の全て 変えて今 窓のむこうは にわか雨 あなたは最後まで 爪切りのある場所も知らない人でした |
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