千葉幸雄作詞の歌詞一覧リスト  73曲中 1-73曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
祝い船一条貫太一条貫太千葉幸雄中村典正植原路雄晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船  今度港に 着くときは 子舟 孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船  いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日へ 祝い船
ほたる酒伊東めぐみ伊東めぐみ千葉幸雄大森一夫あなたがほしい 胸の火を 燃やして消して また泣いた ホーホーほたる ほたる酒 苦いと知って いるけれど 溺れてみたい 恋の川  暗闇だけの 世の中に かすかに見えた 夢あかり ホーホーほたる ほたる酒 消えずにおくれ 遠くても すがって生きる 指先に  幸せぼくろ 泣きぼくろ 鏡はなにも おしえない ホーホーほたる ほたる酒 わたしの恋の とまり木は 夜露の宿の ほたる草
無情酒海堂玄太海堂玄太千葉幸雄千葉とおる酒にこころが あるならば 恋の未練を 連れてゆけ 傷が痛むよ こころに深く 酒に情けが あるならば なぜに涙を 連れてくる  酒に捨てたい おもかげを 忘れさせない 酔わせない 瞼とじれば なおさら浮かぶ 逢うが別れの はじめなら 恋のさだめを うらむ酒  酒よおまえと 話さずに 誰と泣いたら いいのかよ 霧が小雨に 土砂降り雨に 酒よ無情で ないのなら なぜに今夜は こう苦い 
祝い船GOLD LYLIC門脇陸男GOLD LYLIC門脇陸男千葉幸雄中村典正晴れの門出のはなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船  今度港に 着くときは 子舟 孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船  いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日へ 祝い船
祝いしぐれ桑野ミユキ桑野ミユキ千葉幸雄山口ひろし鯛の刺身の わさびの辛さ 怒るあなたの 目に涙 夫婦ですもの わかります 娘を嫁に 出す心 せめて今夜は せめて今夜は 水入らず 明日の祝いの 門出酒  嫁ぐ娘が 畳に座り 両手ついての あいさつを わざと聞こえぬ ふりをして 天井向いて いるあなた 扇ひらいて 扇ひらいて かくしても 祝いしぐれが ひざに降る  親という字を よく見てご覧 立って木を見る それが親 苦労しながら 育てた木 今日咲く花が 実になって 孫という名の 孫という名の 芽を出せと 祈る幸せ 祝い唄
人情のれん島こうじ島こうじ千葉幸雄中村典正酒とゆう字に 雨風が ほこりにじんだ 人情のれん のぞみ持ち寄る なじみ客 酒の肴の するめのように 裂いて分け合う 夢がある  恋の夜道に 迷ったら ここが目じるし 人情のれん 赤ちょうちん コップ酒 うさを晴らして 忘れる涙 ふられ心の 雨やどり  熱いおでんが しみる胸 月の横町 人情のれん やる気 出そうよ 明日から 路地の小さな 空き地にさえも 青い芽を出す 草もある 
祝い船清水博正清水博正千葉幸雄中村典正晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船  今度港に 着くときは 子舟孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船  いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日へ 祝い船
石ころ仁義千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ川村栄二汗で登って 涙で下る 転ぶ人生 峠坂 ただじゃ起きない つかんだ石ころは 谷に落ちそで 踏みとどまった 俺の心の 歯止め石 歯止め石  石が流れて 木の葉が沈む 川がこの世の 水鏡 角がとがって つまずく石ころは 恋の浅瀬や 情けの渕の 水にもまれて 丸くなる 丸くなる  風に叩かれ 夕日に焼かれ 雪やしぐれに 濡らされる 俺と同じさ 小さな石ころは いつか世に出て 宝石よりも ひかり輝く 夢がある 夢がある
一匹狼千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ遠山敦今の時代に生きられなくて 骨になってる 奴ばかり こんな世だから 見せなきゃならぬ 男一途な生き様を 月にひと声 遠吠えしてる 俺は一匹 一匹狼さ 一匹狼さ  春に背いて 北へと走り ひとり大地の 風に立つ 胸に古傷 多過ぎるから 生まれ変って また逢おう 純なあの娘(こ)の 幸せ祈る 俺は一匹 一匹狼さ 一匹狼さ  情け知らずで 別れて行くぜ それで忘れて くれるなら 向けた背中は 冷たいけれど 熱い涙を かくしてる 月も雲間で 見てないふりだ 俺は一匹 一匹狼さ 一匹狼さ
男の覚悟千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお悲し涙は 黙って流せ 命咲かせた さだめを見せて 花は無情の 雨に散る 夢のともしび 手で囲っても 風に消される 男の覚悟  くやし涙は 笑って流せ どうせこの世は 人生将棋 駒を持つ指 血がにじむ 勝っているときゃ 親戚ばかり 負けりゃ他人の 男の覚悟  うれし涙は いっぱい流せ 長い苦労が 実ったときは 人の情けに ありがとう 上りあるなら 下りもあるさ 峠坂道 男の覚悟
男の山河千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ南郷達也俺だって 俺だって 夢があるから 歩いてきたよ つらい山坂 長い道 汗と涙を 拭く手のひらに 我慢二文字 にぎりしめ 耐えて忍んだ 男の山河  俺だって 俺だって 意地があるから 登ってきたぜ 冬の峠の 遠まわり 早い近道 知ってはいるが 遅くなっても しあわせの 春が来るだろ 男の山河  俺だって 俺だって 傷があるから 痛みがわかる 情けかけ橋 この世川 旅の苦労の 涙の数で 人は大きく なると云う 道は遥かな 男の山河
おふくろ日本一千葉げん太千葉げん太千葉幸雄営造はじめ石倉重信夕方になると ごはんの匂いが プーンとして 温ったか味噌汁 待っていた からすの親子が ねぐらに帰ろと 啼く頃は 背伸びをして見る 遠い空 ふるさとごころに おふくろ逢いたい いわし雲  山寺の鐘が 野菊の小道で ゴーンと鳴る 夕焼けだろうか ふるさとも 瞼に浮かぶよ 白髪にとまった 赤とんぼ 小川で大根 洗ってる その手をつないで おふくろー緒に 歩きたい  涙を噛みしめ 切れなくなったか 糸切り歯 苦労を背負って 曲る腰 それでも俺には おふくろ笑顔が 日本一
おやじの下駄千葉げん太千葉げん太千葉幸雄原譲二丸山雅仁祭り太鼓に 血が騒ぎ おやじの形見の 下駄をはく 不器用細工の 男物 おやじが歩いた 人生の 坂道ばかりで すり減る苦労を 知っている  俺は息子を 肩ぐるま おやじの心が いまわかる 青空つかんで 高くなれ 大人になったら この下駄で おやじが残した 涙の足あと 踏みしめろ  汗をふく手を 振るくせが おやじにこのごろ 似てきたよ 時代の違った 道だけど 男が生きてく 同じ道 いくつも峠を 歩いて行こうよ 男下駄
俺の昭和が遠くなる千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ池多孝春ふるさと本線 夕焼け列車 汽笛がひと声 呼んでいる 各駅停車の 旅をして 帰ってみたいな あの頃に 昭和よ 昭和よ 俺の昭和が 遠くなる  お下げのあの娘(こ)と 指切りしたら ハモニカ小僧が 赤くなる いつまで経っても 初恋は きれいなまんまで いておくれ 昭和よ 昭和よ 俺の昭和が 恋しいよ  ふるさとなまりが 心にしみる 親戚みたいな 上野駅 下りの列車を おふくろが 夕焼け見ながら 待っていた 昭和よ 昭和よ 俺の昭和に 戻りたい
女の背中千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ遠山敦男の背中に 哀愁がある 女の背中に ふるさとがある 帰るはずない あの人だけど もしかいつでも 帰れるように 肩のすき間を あけてるわたし あけてるわたし  男の背中に 爪あとがある 女の背中に 傷あとがある 胸の傷なら かくせるけれど 背中合せの 恋しさ憎さ 合せ鏡で さわれば痛い さわれば痛い  男の背中に さよならがある 女の背中に おかえりがある 泣いた数だけ 幸せがきて 笑う数だけ 悲しみがくる 同じ数です この人生は この人生は
おんなの橋千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおおんなはいつも 男の川の 心の岸に 橋架ける この橋ひとり 渡っても あの日に あの日に つづく道はない おんなの橋は もどり橋  谷間に架ける 吊橋よりも 気持ちが揺れる 迷い橋 後ろに一歩 身を引いて 前にと 前にと 一歩また進む おんなの橋は 未練橋  月日の流れ 浅瀬がいつか 深まるだけの 恋の川 命のかぎり 愛しても いつかは いつかは 虹も消える空 おんなの橋は なみだ橋
おんな船千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお涙の海の 苦労の波を ひとりで超える おんな船 運命でしょうか 運命でしょうか この恋は 別れが 別れが 別れが後に ついてきた はじめて逢った あの夜に  旅する疲れ 休めてくれる 港が欲しい おんな船 未練でしょうか 未練でしょうか 泣きぐせは 儚い 儚い 儚い虹の 夢をみて 命をかけた 人でした  心の行方 照らしてくれる 灯台岬 おんな船 演歌でしょうか 演歌でしょうか 人生は 明日に 明日に 明日に生きる 帆柱に 海鳴りひびく 応援歌
酒は明日の力水千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ遠山敦酒はほたるも 恋しがる 甘い水ですいのち水 いのち水 苦い涙は 苦い涙は 忘れましょ 夢の止り木 浮世草 酒に情けの 酒に情けの 花も咲け  酔えばおかめの 私でも クレオパトラに見えるでしょ 見えるでしょ 顔もほんのり 顔もほんのり さくら色 呑んで二度惚れしてほしい さしてさされて さしてさされて 深い仲  ひざを枕に ねむったら かぜをひきますねぇあなた ねぇあなた きっと仕事の きっと仕事の 疲れでしょ 寝顔見つめて ふくまつげ 酒は明日の 酒は明日の 力水
出世鯉千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおこの世の川に 夢を抱き 天まで昇れ 竜になれ 男は鯉の滝のぼり 苦労の波を くぐるたび でっかくなれよ 出世鯉  明日のために 泥水を 涙で飲んだ こともある 男は鯉の滝のぼり 人生賭けるよ 大勝負 一花(ひとはな)咲けよ 出世鯉  度胸をきめて まな板に 笑って命 のせてみろ 男は鯉の滝のぼり 志(こころ)を高く 跳びあがれ あの虹越えろ 出世鯉
昭和男節千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお涙と酒とでヨー ちゃぶ台濡らし 黙ってふいてた げんこつで 昭和によく居た 男達 女に泣いたら からすが笑う まぶたの汗だと 負け惜しみ 恋など忘れろ これが昭和の 男節  相合傘でもヨー 重なる手と手 触れてはいけない 好きだから 昭和によく居た 男達 幸せなんかに できないけれど せめても心の 雨やどり 横丁しぐれか これが昭和の 男節  ど阿呆の正札(しょうふだ)ヨー 背中に貼って 利口な世間に 意地を張る 昭和によく居た 男達 義理など古いと 言われた俺が 見せるぜ人情 紙芝居 人生我が道 これが昭和の 男節
立山連峰千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおげんこつで俺を叱って ふところに俺を抱きしめ 雪をかぶって立ってる山よ きびしい きびしい おやじになって やさしい やさしい おふくろになり 俺を育てた 立山連峰  風吹けば 両手ひろげて 雨降れば 傘の心で 俺を庇(かば)って 立ってる山よ ふるさと ふるさと 恋しい時は 瞼を 瞼を 閉じれば 今も 俺を見守る 立山連峰  海に向って 立ってる山よ 男の 男の 怒涛の船に 生きてく 生きてく 進路を照らす 俺の灯台 立山連峰
津軽酒千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお渡る世の中 甘くはないと 北の地酒が 身にしみる 辛さ苦さは 男の味だ グラスなどより 茶碗が似合う お父(ど)うじょっぱり 津軽酒  酒は人肌 凍(しば)れる胸に 厚い人情 酌み交わす 白いりんごの 花咲く日まで 冬が我慢を 教えてくれた 唄はじょんがら 津軽酒  遠い昔も 地吹雪なのに しがみついてた 故里(くに)ごころ 岩木川にも 流れはあるが 親にもらった この血の中に 今もつながる 津軽酒
名取川千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおおもかげを 深く抱きしめ 人の世の 涙集めて 名取川 時を運ぶよ 雪に咲く 白いこぶしは 目立たない 花のこころか みちのくの春浅い 名取川  あの時の 月を浮かべて あのひとの すがた映して 名取川 恋を運ぶよ 月見草 なにも言わずに 宵待ちの つらさ伝えて せせらぎがしのび泣く 名取川  名取川 夢を運ぶよ 遡(さかのぼ)る 秋保(あきう)湯の宿 虹が立つ 港閖上(みなとゆりあげ) まぼろしの橋架ける 名取川
涙の祝い酒千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ池多孝春「ママ…わたしね、おおきくなったら パパのおよめさんになるの」  花嫁姿が 泣きながら 花婿姿と そばに来た 一人で座った めでたい席に 杯二つを 置いてった 妻よ 呑もうか おまえと二人 うれし涙の 祝いの酒だ  おまえの笑顔の この写真 上衣(うわぎ)の左の ポケットに ハンカチまるめて にぎったこぶし 何度もまぶたを ふいている 妻よ 見ただろ 三々九度を 熱い涙の 固めの酒だ  重たいくらしの 苦労なら いつでもおまえと 分け合った 娘が嫁ぐ日 このよろこびを 半分とどける 男親 妻よ しあわせ 守っておくれ 祈る涙の 祝いの酒だ
人情しぐれ傘千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ丸山雅仁まつげに小指を 胸にはてのひらを 悲しくおさえりゃ しぐれがまた濡らす 女がひとりで 女がひとりで 生きてく夜道 遠くに小さな 夢あかり 涙の雨よけ 人情しぐれ傘  よろこび半分 かなしみ半分の 生きてるさだめは 誰でもみな同じ 汗ならいっぱい 汗ならいっぱい 流していいが 涙は少しに しましょうよ 片袖濡らして 人情しぐれ傘  人生みたいな 細道横丁に いつかはきれいな 虹見る雨あがり 心がカゼひきゃ 心がカゼひきゃ 背中が寒い 触れ合う肩先 あたたかい 持つ手を重ねる 人情しぐれ傘
花巻の女千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ南郷達也胸に降る 胸に降る 雨ニモマケズ 恋の火を 恋の火を 燃やしています 口紅を 名前の下に 染めてある 手紙をくれた 花巻の女(ひと)  星の夜 星の夜 銀河鉄道 もしあれば もしあれば 逢いに飛びたい 結ばれぬ さだめの糸の 切れはしを 小指に巻いた 花巻の女  次の世に 次の世に 生まれてきたら めぐり逢い めぐり逢い 夫婦(めおと)にしてね 目じるしは 襟足ぼくろ みつけてと すがって泣いた 花巻の女
風雪峠千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ南郷達也旅の人には きれいな雪景色 北の者には 辛い冬 寒いからこそ ぬくもり欲しい 肩をおまえと 寄せ合って 越える 越える人生 風雪峠  穴の空(あ)いてる 手袋息かけて 涙ふいてる 指の先 雪にふたりの 足あと消され 泣いたあの日を 忘れない 歩き 歩きつづける 風雪峠  旅の人には 小さな名もない木 北の国では 心の木 明日はなろうよ ひのきになろう 夢の芽を出す あすなろが 春を 春を呼んでる 風雪峠
ふるさとしぐれ千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ前田俊明山は夕焼けサー 野道は小焼けヨー 川に木の橋 下駄の音 俺が生まれた あの空あたり いつも帰るよ 夢で帰るよ あかね雲 胸にほろりと ほろりと ふるさとしぐれ  俺とあの娘(こ)はサー 野菊を摘んでヨー 石の地蔵さん おがんでた 丸い小石の 十円玉を 二つ供えて 両手合わせて ねがいごと それはないしょの ないしょの ふるさとしぐれ  電話しようか 逢いたくなった 呼んでいるのか 泣いているのか 風が吹く 遠いあの娘に あの娘に ふるさとしぐれ  ハアー ふるさとしぐれ
ふるさと船千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ蔦将包俺のこころの ふるさとは 惚れたおまえの 胸の中 遠い海から ふるさと船は 夢で今夜も 夢で今夜も 港に帰り 胸に錨を 下ろしたい  蝉も蛍も この俺も 夢の儚さ みな同じ 海が墓場さ ふるさと船は 命果てたら 命果てたら おまえの胸に 俺のこころを 埋めてくれ  何を探しに 旅の空 俺もこの世の 渡り鳥 泣くな海猫 ふるさと船は 男度胸じゃ 男度胸じゃ 負けないけれど 母の古巣が 恋しいよ
望郷三陸千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ川村栄二まるで絵はがき 並べたように 海の景色が 目に浮かぶ 遠く離れて つながる想い 胸に線路が つづいてる ああ三陸 いつの日か 俺の三陸 帰りたい 潮のかおりの 小さな駅に 夢が今夜も 走り出す  岬めぐりの ジグザグ道は 似てる気がする 人生に 空に一羽で 鳴くうみねこも 愛の止まり木 欲しいのか ああ三陸 もう一度 俺の三陸 逢いたいよ 岩にかくれて 咲く浜菊は あれはあの娘(こ)の こころだよ  ああ三陸 あの頃が 俺の三陸 なつかしい 白い灯台 ふるさと港 海女(あま)が迎える サッパ舟
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
望郷始発駅千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおふるさとに 祝いごとでもなけりゃ 帰れないのかと 山が叱る そばで「おかえり…」と 川が笑う 花がどこかで 咲いてるような 風の匂いが なつかしい ふるさとは ふるさとは ふるさとは いいなぁ  おみやげは 俺の元気な顔さ 友よ学校よ 海の駅よ 「みんな ただいま…」と 空に叫ぶ 生れ育った みどりの大地 親の足跡 残ってる ふるさとは ふるさとは ふるさとは いいなぁ  兎(うさぎ)追いかけ 小鮒も釣った 俺の人生 始発駅 ふるさとは ふるさとは ふるさとは いいなぁ
望郷波止場千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ丸山雅仁津軽海峡 連絡船で 北の大地を 捨ててきた  瞼とじれば あの山川が うしろ見るなと また叱る 二度と泣かない つもりでいたが 遠い霧笛は 空耳だろか 俺を呼んでる 望郷波止場 ああ…  霧に迷った 鴎が一羽 胸の波間に 今も飛ぶ 連れて行ってと 涙ですがる 声が聞こえる あの娘(こ)の声が 俺を呼んでる 望郷波止場 ああ…  沖の漁灯(いさびり) 命火なのか 荒れる吹雪に 見えかくれ 夢と希望は 消えずにおくれ 力だせよと ソーラン節が 俺を呼んでる 望郷波止場 ああ…
望郷雪国千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ蔦将包北のふるさと いまごろ雪だろか おふくろ背中を まるめているんだろ 兄弟三人を 育てたおふくろと 炉ばた囲んだ 冬の夜の あの味噌汁が 恋しいなァ  甘いあんこに でっかい餅食べりゃ ねむたくなるから はしゃいで遊んでた 兄弟三人で あんこのヒゲかいて 笑いころげた 雪の夜の あんころ餅が 恋しいなァ  いくら都会の 料理がうまくても 心がお腹を 空かしているんだよ 兄弟三人は おふくろ手料理の 味が欲しいよ 寒い夜は 煮っころがしが 恋しいなァ
望郷わらべ唄千葉げん太千葉げん太千葉幸雄千葉とおる松木好文夕焼け子やけを 見あげれば 子供のこころに もどるのさ 風呂焚くけむりが のぼる頃 帰っておいでよ 日が暮れる 「ごはんだよ」 おふくろ呼んでた 野原みち  お盆にお祭り お正月 夢だけ帰るよ 山の駅 いつでも子守の 唄がわり 背中で聞いてた わらべ唄 「あの唄」 おふくろ電話で 聞きたいよ  夜業に炉ばたで 皮むいた 干し柿今年も とどいたよ 爺ちゃんに似ている 孫連れた 嫁さん見たいと 書いてある 「おふくろ」 おふくろ手紙を ありがとう  かえるが鳴くから かーえろ この顔みやげに 帰ろかな
瞼のふるさと千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ南郷達也瞼の中の ふるさとは 山がある 川がある 道があり 橋がある 春には白い 花が咲き 秋には赤い もみじ散る 夢路をたどり 泣くところ  瞼の中の ふるさとは 海がある 島がある 船があり 岸がある 父母兄弟(おやきょうだい)や 友がいる 手をふりながら 見送った あの日のままの 顔もある  瞼の中の ふるさとは 空がある 雲がある 夕陽あり 月もある 遠くにあれば 想うもの 涙に濡れて 浮かぶもの 変らぬ景色 いつまでも
娘に贈る感謝状千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ前田俊明娘が嫁ぐ 晴れの日に しぐれがなぜか 心を濡らし 袖に降る お下髪(さげ)の髪が 高島田 育ってくれて ありがとう 涙をこらえ 娘に贈る感謝状  瞼の裏に 今もなお 走っているよ 娘の赤い 三輪車 畳に座り 泣きながら 両手をついて あいさつを 言われる前に 娘に贈る感謝状  故郷のおやじ おふくろも 門出の孫の きれいな姿 みておくれ 絆を胸に 花結び このしあわせを ありがとう 女房と俺が 娘に贈る感謝状
夫婦残照千葉げん太千葉げん太千葉幸雄千葉とおる前田俊明いのちを燃やし 生きてきた 姿がみえる 夕焼けに 山河越えた 夫婦旅 ああ 人生の残照に おまえの顔が きれいだよ  おまえと逢えて よかったよ この世の長い みちづれに 幸せだった ありがとう ああ 人生の残照に こころで俺は 礼を云う  不器用だから 遠まわり 歩いた道に 悔いはない ぬくもり交わす 手をつなぐ ああ 人生の残照に おまえと並ぶ 影法師
夫婦だるま千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ石倉重信好きで呑んでる 酒じゃない 男の心の 傷ぐすり 百も承知で 酌するおまえ 起きて転んで 夫婦だるまの 二人旅 俺には命の 女房だよ  夫婦湯呑で ふたり酒 心にひびなど 入らない 箸で叩いて 唄って踊ろ 泣いて笑って 夫婦だるまの にらめっこ 負けたと笑顔の 女房どの  古い畳も いいものさ たばこの焦げあと 涙あと しみてにじんだ 人生模様 酸いも甘いも 夫婦だるまの かくし味 俺には宝の 女房だよ
しあわせ夫婦旅千葉げん太&島悦子千葉げん太&島悦子千葉幸雄宮迫はじめ前田俊明あなたと呼ばれて おまえと呼んで 子育て時代の 苦労も越えた いまさら好きだと 云えないけれど 見つめるその目に 「ほ」の字が見える 愛してる ハイわたしもよ 似たもの同士の ほのぼの夫婦旅  おまえとはじめて 指きりしたら わたしの小指が まっ赤になった 野菊が咲いてた 学校がえり ふるさと初恋 お祭りばやし 寄り添って ハイ歩きましょう 相合い傘です ラブラブ夫婦旅  七回転んで 八回起きて その度深めた 夫婦の絆 無口で無骨で 無愛想だけど そこらがあなたの いいとこなのよ これからも ハイよろしくね ふたりで乾杯 しあわせ夫婦旅
祝い船津吹みゆ津吹みゆ千葉幸雄中村典正石倉重信晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船  今度港に 着くときは 子舟孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船  いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日へ 祝い船
沖田総司鳥羽一郎鳥羽一郎千葉幸雄聖川湧石倉重信指でさわれば 傷つくだろう 君は可憐な 白い花 春に背いて 新撰組の 沖田総司は 加茂の河原の 月に泣く 花よかおりを ありがとう ありがとう  咳をこらえて 横向く顔に 君はどうして 涙ぐむ 胸の血を吐く 思いをこめて 沖田総司は 許せみじかい この命 花よかおりを ありがとう ありがとう  いまに近づく 時代の朝を 君は待ってと すがりつく 燃えて夜空に 流れる星か 沖田総司は 生きて越えたい 二十歳坂(はたちざか) 花よかおりを ありがとう ありがとう
ふるさとだよお兄ちゃん西村亜希子西村亜希子千葉幸雄聖川湧石倉重信ここから北国 トンネル抜けて 赤い夕陽の 山の駅 ふるさとだよ お兄ちゃん 白い小さな 木の箱に そっと吹いてる 秋風も 東京みたいに 冷たくないでしょう  手紙の写真に 似ている女(ひと)が ひとりホームで 泣いていた あの人だね お兄ちゃん 酒場づとめは 辛いでしょ 涙ふいてる 横顔に わたしはこころで 呼んだの義姉(ねえ)さんと  上りの列車で 三年前に 夢を燃やして 行ったのに ふるさとだよ お兄ちゃん 幼なじみの サブちゃんが こんな若さで バカヤローと 大つぶ涙を 流して迎えたよ
祝い船はやぶさはやぶさ千葉幸雄中村典正周防泰臣晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船  今度港に 着くときは 子舟 孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船  いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日へ 祝い船
祝い船氷川きよし氷川きよし千葉幸雄中村典正石倉重信晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船  今度港に 着くときは 子舟孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船  いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日へ 祝い船
祝いの舞扇福浦隆之福浦隆之千葉幸雄愛川トオル・中村典正旅はみちづれ この世は情け それが要の 夫婦道 松と鶴との 縁結び 明日へ翔び発つ 翼のように 夢をひろげる 夢をひろげる 祝いの舞扇  何の色にも 染まっていない 白い打掛け 夫婦色 竹に雀の 丸い仲 一つのぞみも 末広がりに 虹に染めよう 虹に染めよう 祝いの舞扇  いつも春とは きまっていない 雪の日もある 夫婦旅 梅に鴬 寄り添って 愛の誓いを 忘れぬように 胸にたたもう 胸にたたもう 祝いの舞扇
出世鯉福浦隆之福浦隆之千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおこの世の川に 夢を抱き 天まで昇れ 竜になれ 男は鯉の滝のぼり 苦労の波を くぐるたび でっかくなれよ 出世鯉  明日のために 泥水を 涙で飲んだ こともある 男は鯉の滝のぼり 人生賭ける 大勝負 一花(ひとはな)咲けよ 出世鯉  度胸をきめて まな板に 笑って命 のせてみろ 男は鯉の滝のぼり 志(こころ)を高く 跳びあがれ あの虹越えろ 出世鯉
津軽酒福浦隆之福浦隆之千葉幸雄宮迫はじめ蔦将包渡る世の中 甘くはないと 北の地酒が 身にしみる 辛さ苦さは 男の味だ グラスなどより 茶碗が似合う お父(ど)うじょっぱり 津軽酒  酒は人肌 凍(しば)れる胸に 厚い人情 酌み交わす 白いりんごの 花咲く日まで 冬が我慢を 教えてくれた 唄はじょんがら 津軽酒  遠い昔も 地吹雪なのに しがみついてた 故里(くに)ごころ 岩木川にも 流れはあるが 親にもらった この血の中に 今もつながる 津軽酒
津軽の母ちゃん福浦隆之福浦隆之千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお「…母ちゃん、元気か? 今年は、津軽に帰るからな…」  かぜなどひくなとヨー えんぴつ便り ふるさと小包 とどいたよ 母ちゃんりんごを ありがとね 皮など剥かずに 噛ります 東京(とかい)じゃ 東京じゃ 買えない 味だもの  みちのく津軽にヨー 旅する人は 厚手のセーター 持つという 母ちゃんじょんがら 聞きたいな お岩木お山は 吹雪でも 心は 心は 薄着で 暖かい  浅草名物ヨー 雷おこし みやげに買ってく 夢ばかり 母ちゃん今年は 帰りたい 東京タワーに のぼっても 津軽は 津軽は 見えない 北の空
東北道福浦隆之福浦隆之千葉幸雄愛川公笙川端マモル奥の細道 芭蕉の道を あの娘探して 歩く旅 峠いくつに 港をいくつ 越えて渡って 来たけれど うわさかくした 湯のけむり 花の白河 振り出しに 雪の津軽へ 東北道  いつか青葉が もみじになって 遅い春来て 早い秋 ここはみちのく あの娘の故郷 やっと見つけた 足跡を 冬の地吹雪 消してゆく 白い灯台 岬道 照らせ行く先 東北道  月も晦日で あの娘の歳も やがて三十路の 風が吹く どこにいるやら 幸せだろか 訪ね疲れた 旅まくら ひとり泣いてる 夢をみた 詫びを一言 言いたくて 影を追いかけ 東北道
福浦隆之福浦隆之千葉幸雄大森一夫川端マモル麦という奴ァ 男草 人に踏まれて 強くなる 冬をだまって こらえても 春の出番に 風雪を 麦ははねのけ 立ち上がる  春のさくらの かおりなく 秋のもみじの いろもない 目立つ花では ないけれど 夢を大きく 実らせる 麦は男の こころ花  恋は嘘では なかったと いつかわかって くれるだろ 君のまわりに 咲く花が 散った後から 芽を出せと 麦を一粒 撒いてゆく
雪の宿福浦隆之福浦隆之千葉幸雄宮迫はじめ蔦将包雪にも匂いの あることを あなたとはじめて 知りました 湯舟にひとひら 雪の宿 吹雪のあとには 月が出て みだれた黒髪 指で梳(す)く  雪にも情けが あるのなら ふたりを包んで 降りつもれ 人目に隠れる しのび宿 障子を細目に 開けながら 世間のせまさに 泣くばかり  こころの寒さに 着てみたい 春待ち模様の 紅がすり 北国湯の街 雪灯り おんながひとりで あしたから 生きてく夜道の 牡丹雪
祝いしぐれ福田こうへい福田こうへい千葉幸雄山口ひろし山田年秋鯛の刺身の わさびの辛さ 怒るあなたの 目に涙 夫婦ですもの わかります 娘を嫁に 出す心 せめて今夜は せめて今夜は 水いらず 明日の祝いの 門出酒  嫁ぐ娘が 畳に座り 両手ついての あいさつを わざと聞こえぬふりをして 天井向いて いるあなた 扇ひらいて 扇ひらいて かくしても 祝いしぐれが ひざに降る  親という字を よく見てご覧 立って木を見る それが親 苦労しながら 育てた木 今日咲く花が 実になって 孫という名の 孫という名の 芽を出せと 祈る幸せ祝い唄
祝い船福田こうへい福田こうへい千葉幸雄中村典正山田年秋晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船  今度港に 着くときは 子舟孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船  いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日(あした)へ 祝い船
祝い船二見颯一二見颯一千葉幸雄中村典正斉藤功晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船  今度港に 着くときは 子舟孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船  いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日へ 祝い船
祝いしぐれ松前ひろ子松前ひろ子千葉幸雄山口ひろし鯛の刺身の わさびの辛さ 怒るあなたの 目に涙 夫婦ですもの わかります 娘を嫁に 出す心 せめて今夜は せめて今夜は 水いらず 明日の祝いの 門出酒  嫁ぐ娘が 畳に座り 両手ついての あいさつを わざと聞こえぬ ふりをして 天井向いて いるあなた 扇ひらいて 扇ひらいて かくしても 祝いしぐれが ひざに降る  親という字を よく見てご覧 立って木を見る それが親 苦労しながら 育てた木 今日咲く花が 実になって 孫という名の 孫という名の 芽を出せと 祈る幸せ祝い唄
祝い船松前ひろ子松前ひろ子千葉幸雄中村典正晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船  今度港に 着くときは 子舟孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船  いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日へ 祝い船
お岩木山松前ひろ子松前ひろ子千葉幸雄中村典正矢田部正山よ!山よ! お岩木山よ あの娘のかわりに 聞いてくれ 男の山には 道などないが 歩いたところが 道になる まっくろ日焼けの 顔だけど 心は雪より 白いのさ  山よ!山よ! お岩木山よ 世間のかわりに 聞いてくれ 男の俺には 柄でもないが うす紅すがたが いじらしい みちのく小桜 摘む指を きれいに洗おか 谷清水  山よ!山よ! お岩木山よ おふくろがわりに 聞いてくれ 男の義理とか 人情などに そっぽを向いてた 俺だけど 人生峠の 苦労坂 越えたらおやじに 似てきたよ
おめでとさん松前ひろ子松前ひろ子千葉幸雄中村典正山口順一郎桜一輪 令和に咲いた 今朝はうぐいす 初音(はつね)を聞いた 春は大地に 青い芽生まれ 森の小鳥が 巣をつくりだす 新しいこと はじまるときは みんな唄おう お手拍子 ソレ、おめでとうさん おめでとさん おめでとうさん  船は大漁 港に帰る 稲は田んぼを 黄金(こがね)に染める 祭り太鼓が 月夜にひびく 鶴と亀との 祝いの座敷 おめでたいこと 重なるときは みんな囃(はや)そう 声合わせ ソレ、おめでとうさん おめでとさん おめでとうさん  歌があるから 心が晴れる 虹の空から 明日(あした)が見える 夢があるから 力が湧いて 汗の中から 笑顔が浮かぶ しあわせなこと よろこぶときは みんな踊ろう 足拍子 ソレ、おめでとうさん おめでとさん おめでとうさん
初孫松前ひろ子松前ひろ子千葉幸雄山口ひろし前田俊明梅の小枝で うぐいすが 初音聞かせる 声よりも 待っていました 初孫の めでためでたの 産声を 祝う我が家に 春が来た  笑顔 やさしい おひな様 強く元気な 鯉のぼり どちらでも良い 初孫が 無事で生まれて くるように 願いましたよ 氏神さまへ  早く這うよに 立つように 立てば歩めと 祈ります 見たいものです 初孫の いつか世に出る ひとり立ち 夢が心の 杖になる  
はなむけ祝い唄松前ひろ子松前ひろ子千葉幸雄山口ひろし南郷達也夕陽の小みちで 手と手をつなぎ 並んだ親子の 影法師 花嫁姿に 心はしぐれ 幼い月日が 目に浮かぶ 娘の門出に はなむけ祝い唄  金襴緞子の 帯しめながら 花嫁御寮は なぜ泣くのだろ  夫婦の契りは 親子の契り 両家に家族が 増えました 三月桃の日 五月の節句 可愛いい初孫 抱ける日を めでたさ重ねて はなむけ祝い唄  涙と汗とを いっしょに流し 歩いて行くのよ 長い旅 雨風雪の日 道づれだから 人の字みたいに 支え合う 二人の明日へ はなむけ祝い唄
母に唄った子守唄松前ひろ子松前ひろ子千葉幸雄山口ひろし斉藤功夢をみました 故郷の母を 泣いてまくらが 濡れました 長い坂道 わたしがおんぶして 軽い背中に 小声でそっと 母に唄った 子守唄  母が自慢の あの黒髪も 逢うたび白く 雪化粧 数え切れない 苦労に細る指 ゆるむ指輪が わかってますと 母に唄った 子守唄  母の笑顔が やさしく浮かび 胸をいつでも あたためる 辛い涙が しみてた糸切り歯 どうか幸せ かみしめるよに 母に唄った 子守唄
松前ひろ子松前ひろ子千葉幸雄中村典正丸山雅仁人は誰でも 一生一度 花も嵐も くるという どんなときにも この手のひらに 夢の一文字 指で書き 生きる山坂 生きる山坂 越えてゆく  夜の川面(かわも)に 小舟を漕(こ)いで 浮かぶ十五夜 手ですくう これでしあわせ つかんだはずが 指のすき間に こぼれ落ち 夢がくだける 夢がくだける 水の月  遠くばかりを 探していたが やっと見つけた 足もとに 雨が小降りの 水たまりには 映る小さな 夢あかり 雨よあしたは 雨よあしたは 虹となれ
祝い川松前ひろ子&三山ひろし松前ひろ子&三山ひろし千葉幸雄中村典正伊戸のりお二つの川が 一つになって 末広がりの 夫婦川 今日人生の 流れにも めでたい橋の 渡り初め 三三九度の 盃舟を 仲よく漕げよ 祝い川  情けの枝に 寄り添いながら やさしくかおる 藤の花 あぁ天高く 伸びる枝 嵐がきても 支え合う 涙の影の 苦労が実る 姿を映す 祝い川  半分だけの 二本の糸が 絆となって 花結び 門出の歌に 袖しぐれ 笑顔でかくす 親ごころ のぞみを高く 真鯉に緋鯉 あの滝登れ 祝い川
祝いしぐれ三山ひろし三山ひろし千葉幸雄山口ひろし鯛の刺身の わさびの辛さ 怒るあなたの 目に涙 夫婦(めおと)ですもの わかります 娘を嫁に 出す心 せめて今夜は せめて今夜は 水入らず 明日の祝いの 門出酒  嫁ぐ娘が 畳に座り 両手ついての あいさつを わざと聞こえぬ ふりをして 天井向いて いるあなた 扇ひらいて 扇ひらいて かくしても 祝いしぐれが ひざに振る  親という字を よく見てご覧 立って木を見る それが親 苦労しながら 育てた木 今日咲く花が 実になって 孫という名の 孫という名の 芽を出せと 祈る幸せ 祝い唄
祝い船三山ひろし三山ひろし千葉幸雄中村典正晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船  今度港に 着くときは 子舟孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船  いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日へ 祝い船
お岩木山PLATINA LYLIC三山ひろしPLATINA LYLIC三山ひろし千葉幸雄中村典正伊戸のりお山よ!山よ お岩木山よ あの娘のかわりに 聞いてくれ 男の山には 道などないが 歩いたところが 道になる まっくろ日焼けの 顔だけど 心は雪より 白いのさ  山よ!山よ お岩木山よ 世間のかわりに 聞いてくれ 男の俺には 柄でもないが うす紅すがたが いじらしい みちのく小桜 摘む指を きれいに洗おか 谷清水  山よ!山よ お岩木山よ おふくろがわりに 聞いてくれ 男の義理とか 人情などに そっぽを向いてた 俺だけど 人生峠の 苦労坂 越えたらおやじに 似てきたよ
北のほたる酒三山ひろし三山ひろし千葉幸雄中村典正前田俊明甘い水だと だまされたのか そこもおんなじ 苦い水 ほたるほたるよ 飛んで来い 竜飛岬の 津軽の恋は ちょっとしょっぱい 味だけど 飲んでみるかい 北のほたる酒  蝉のようには 鳴かないけれど 命燃やして 身を焦がす ほたるほたるよ 辛いだろ 濁り川には 住めないなんて きれいごとなど 言わないが 酔えば泣きぐせ 北のほたる酒  片手のばして しあわせひとつ つかみたいけど とどかない ほたるほたるよ なぜ逃げる 沖でイカ釣る 漁火(いさりび)よりも 欲しい小さな 夢あかり 津軽海峡 北のほたる酒
四万十川PLATINA LYLIC三山ひろしPLATINA LYLIC三山ひろし千葉幸雄中村典正伊戸のりおいまは大河(たいが)の 四万十川(しまんと)だけど もとは山から 湧いた水 人も出会いを 大事にしたい 沢が集まり 川になる 深い情けの 淀みもあれば 清い浅瀬の 愛もある  遠い流れの 四万十川越えて 心つなげる 沈下橋(ちんかばし) 土佐の高知の よさこいまつり 君のおもかげ あのかおり ゆずの真白な 花一輪が 胸にいまでも 咲いている  曲りくねった 四万十川だから 生きる姿を おしえてる 渕があろうと 早瀬があろと 夢をみちづれ 木の葉舟 波に濡らされ しぶきに打たれ 海をめざして 明日へ漕ぐ
宝もの三山ひろし三山ひろし千葉幸雄中村典正南郷達也一行書いては また消して かぜなど引くなと みじかいが 心をこめてる 封筒に 故郷のかおりも 入ってた 見るたび涙で 読み返す おふくろ手紙が 手紙が宝もの  男は器用に 生きるなよ くよくよしないで 元気出せ 裏町屋台の おやじさん 商売抜きだぜ 飲んでけと コップにお酒を 注ぎ足して 人情言葉が 言葉が宝もの  だまって酒飲む 兄ちゃんは 写真の父ちゃんに 似てきたよ 電話の向こうで 妹が 笑っているのに なみだ声 顔だけみやげに 帰ってと 待ってる家族が 家族が宝もの
棚田しぐれ三山ひろし三山ひろし千葉幸雄中村典正伊戸のりお夢を積み上げ 苦労を重ね 山の棚田の ふるさと景色 遠く数える 田毎(たごと)の月に 浮かぶ想い出 あのおもかげが 瞼濡らして 露しぐれ  夕陽ばかりか 心もしずむ 山の棚田の 峠を越えて 嫁に行ったと あの娘のうわさ 恋の傷あと つついて泣かす 笹の葉に降れ 畔(あぜ)しぐれ  渡り鳥でも 一羽じゃ飛ばぬ 山の棚田の 夜風にひとり 俺も人の子 涙がでたら 汗のふりして こぶしで拭くが なにでぬぐうか 胸しぐれ
波止場という名の酒場三山ひろし三山ひろし千葉幸雄中村典正伊戸のりお港に帰る 船よりも ねぐらにもどる 海鳥か 男の夢の この止り木で 涙を酒で うすめたい 心の錨 下ろしたい 「波止場」という名の 北国酒場  北風そして 冬の町 火のよな酒が 欲しくなる さすらい船に 灯台もなく 霧笛の音も 聞こえない 心にしみる ひとり酒 「波止場」という名の 旅路の酒場  流水とけりゃ 春なのに 鴎が一羽 なぜ消えた 上衣(うわぎ)の襟を 立てても寒い 一口飲んで 目をつぶりゃ 心に浮かぶ 泣きぼくろ 「波止場」という名の さいはて酒場
春恋のれん三山ひろし三山ひろし千葉幸雄中村典正前田俊明花も遅咲き 北国だから いつも心は 冬景色 せめて指先 だけでもいいの あなたあなた やさしく てのひらで 寒いだろうと 暖めて 酒も人肌 春恋のれん  わざとお猪口に 口紅つけて ひとり呑んでた ふりをする 肩と背中が さみしい夜は あなたあなた 上衣(うわぎ)を 着せかけて 夢をつつんで ほしいのよ 名残り雪降る 春恋のれん  白い徳利を 一輪挿しに 赤い造花の 寒椿 嘘も悲しい 本当も辛い あなたあなた 信じて いいですか うれしがらせた まごころを 遠い足音 春恋のれん
渡り鳥三山ひろし三山ひろし千葉幸雄中村典正伊戸のりお渡り鳥 北国を 見てきたろ ふるさとの 夕焼けは きれいだろ さんま焼く おふくろが けむたそうに 涙ふく あの姿 見えたろか 羽があるなら この俺も 飛んで行きたい 帰りたい  渡り鳥 ふるさとの あの娘から 言付けが なかったか 待ってると あのときは さよならと 背のびして 踏切で 泣いていた 花すすき 詫びをみやげに 山の駅 夢で夜汽車を 走らせる  渡り鳥 人生も 旅だから 俺のこと 仲間だと 呼んでくれ 苦労山 涙川 また越えて 幸せを 探すのか 遠い空 逢えば別れる さだめでも 胸を濡らして しぐれ降る
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