セレモニーキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | | 忘れたい事も忘れてしまったから 新しい色に塗り替えてしまおうと 高い空に届くように 深く胸に沁みるように 日差しの中みるみる育ってゆく 緑色のように 懐かしい歌に心を揺らしながら 昨日の続きをこれから始めようと 時の重み 言葉の意味 大した出来事じゃないと 迷いの中 心が軽くなれば 新しい季節を それでも君は行く 片目を閉じたまま 傷ついても 失っても その全てを受け止めて 日々は続いて行く 悲しい気持ちは穏やかな水色に 嫌いな自分を鮮やかな桃色に 頭の中描くように より自然に染めるように 暮らしの中 次々変わって行く 険しい毎日も 止まらぬ感情に涙がこぼれても もがきながら おどけながら 歌いながら 許しながら 日々を解いて行く 雲が流れて行く 形を変えて行く それでも君は行く 片目を閉じたまま 傷ついても 失っても その全てを受け止めて それでも君は行く |
黄昏電車キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 悲しい鳥は泣きながらひらひら 帰りの途中 私は見つめてる いつの間にかに 忘れてたさよなら あの日のさよなら 本当のさよなら 汚れた街も 悪い心も 黄昏は染める 私は夢の中 夕焼けこやけの電車に揺られ 今夜ひとり 誰かを想うよ あの日に帰りたい 今の私の心のままならば 言えるよ きっと言えるよ この街の薫りは 右左と流れて 私の心を我に返してしまう 泣き止んだ子供 母親までも 黄昏に染まる 私は夢の中 夕焼けこやけの電車は今日もみんな 夢の中へと誘うよ あなたへの一言 今の私の気持ちのままならば 言えるよ きっと言えるよ 夕焼けこやけの電車に揺られ 今夜ひとり 誰かを想うよ あの日に帰りたい 今の私の心のままならば 言えるよ きっと言えるよ |
黄昏電車松たか子 | 松たか子 | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | 佐橋佳幸 | 悲しい鳥は泣きながらひらひら 帰りの途中 私は見つめてる いつの間にかに 忘れてたさよなら あの日のさよなら 本当のさよなら 汚れた街も 悪い心も 黄昏は染める 私は夢の中 夕焼けこやけの電車に揺られ 今夜ひとり 誰かを想うよ あの日に帰りたい 今の私の心のままならば 言えるよ きっと言えるよ この街の薫りは 右左と流れて 私の心を我に返してしまう 泣き止んだ子供 母親までも 黄昏に染まる 私は夢の中 夕焼けこやけの電車は今日もみんな 夢の中へと誘うよ あなたへの一言 今の私の気持ちのままならば 言えるよ きっと言えるよ 夕焼けこやけの電車に揺られ 今夜ひとり 誰かを想うよ あの日に帰りたい 今の私の心のままならば 言えるよ きっと 言えるよ |
太郎のおかたづけキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 私の名前は太郎です これから始めます 自分のおかたづけ 周りにいろいろお世話かけてますが まずは自分からきれいにしてみます 私が最近気になることといえば ずいぶん長く頭を使わなかったこと もう少しあの時頭を使っていればと 思うことが多かった気がします 私の名前は太郎です これから始めます 自分のおかたづけ 花子にもいろいろお世話かけてますが もうすこし自分からきれいにしてみます 今ならまだまだ間に合うかもしれないと 思えたことがとても良かったみたい 考え方と行動で何事も変わるってこと 気づかなかったことに気づかなかったみたい 私の名前は太郎です これから始めます 自分のおかたづけ きれいにしてみます 太郎のおかたづけ |
ちょうど今からキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | さらば 卒業バスが走る 涙を抜けて 痛みを超えて 僕らを乗せて 知らない街の景色の 知らない言葉が 夢の意味を教えてくれる 道の悪さにバスが揺れる 旅の荷物と夢のかけらが落ちそうになる 夢中で拾い集めそっと抱えたら それは君の声と やさしさの色と 胸の奥を締め付ける恋の香り 君を見て 恋をして ちょうど今から熱い想いを告げるよ 大きな世界の 大きな木の下で 小さな心の動き確かに僕は感じた 今夜 卒業バスを降りる 旅のはじめを憶う涙が落ちそうになる 私の初めての長く遠い旅は 広いこの空に 敵わない心の 僕の事を強くする恋に変わる 僕は今 恋をして ちょうど今から君に想いを告げるよ 小さな瞳の 小さな手のひらの 大きなひとの温もり 感じて僕は進む 君を見て 恋をして ちょうど今から熱い想いを告げるよ 大きな世界の 大きな木の下で 小さな心の動き確かに僕は感じた |
手の鳴る方へキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | さあみんな手の鳴る方へ たかおになら高い方へ登るさ いろおになら同じ色に染まるさ みんな同じ服を着て歩くのが好き あんな事をしたらみんなに嫌われる 外したら叩かれるそんな世界 されど恋し 僕は程々にて帰り路を急ぐよ 明日走れるようにサラダでも食べるよ 今日もみんな汗水を流して ベルトコンベアー流れ作業捗るさ みんな同じ物を沢山作るのが好き 壊れたなら新しいのと取り替える 人々は流れてくそんな世界 だけど恋し さあみんな手の鳴る方へ鬼に食べられるぞ 僕は程々にて帰り路を急ぐよ さあみんな手の鳴る方へその隙に僕らは 誰も見た事ない所へと急ぐよ 辛いけど僕一人歩いてもしょうがない 僕もきっとそのうちにいつかは強い風に流されて行くのだろう さあみんな手の鳴る方へ さあみんな手の鳴る方へ僕も連れて行けよ 明日走れるように同じ色に染まるよ あの交差点の頭のじゅうたん僕らも踏み付けて 誰も見た事ない所へと急ぐよ |
トイレと革靴サトミツ&ザ・トイレッツ | サトミツ&ザ・トイレッツ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | | 変哲もない朝が始まり なんてことないすれ違いで 君は泣き出し 僕は怯えて 壊れだす朝 いつもなら手を振りあって お互いの事を思い合って 君が磨いた 革靴を履き 家を出る はずなのに 始発電車に揺られて どさくさに 靴踏まれて 君の事を思い出せば 今日までを振り返る まずは始めてみたい事 君のために出来る事 そうだ僕はせめてトイレから磨こう 君が磨き続けた僕の革靴のように そうだ君のためにトイレ磨き続けよう 磨き続けよう 数えてみたら やさしさだらけ 身に付けるもの 君だらけ カバンの中を覗いてみれば 逆さまのお弁当箱 そんな事考え出したら ああ 帰りたい やっと探し始めた 君のために出来る事 そうだ僕はせめてトイレから磨こう 君が積み重ねてた遠い毎日のように そうだ君のためにトイレ磨き続けよう そこから 始めよう 磨き続けよう |
都市と光の相対性キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 真夜中の目抜き通り シグナル消えた突然に 風の中を星の中を 光の中を飛んでゆく 環状線を内回り 反時計を刻むように 夜を超えて都市を越えて 時の流れも変えてゆく 夜空を跳ね回る喜びを 揺れ動く悲しみを捕まえて 時の海を飛び回れどこまでも 星はいつも暦どおり 雨はいつも予報どおり 常識から非常識へ 裏返しに進んでゆく 相対性の理論どおり 光が飛ぶスピードに 遠さよりも重さよりも 時間軸を変えてしまえ いつかの君が見た僕の夢 僕が見た君の夢 叶えよう 朝に消えてしまう前に いつかの君が見た僕の夢 僕が見た君の夢 叶えよう 月のそばで いつまでもどこまでも |
du-lu-bi-duキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | | あなたに初めての 笑顔くれた人の ひとつひとつ数えたなら 歩いてごらん du lu bi du bida du bi du du lu bi du bida du bi du du lu bi du 忘れられない 私を包み込む思い あなたの本当の 笑顔みせてごらん いつか開く本の中に 聴こえた声と du lu bi du bida du bi du du lu bi du bida du bi du du lu bi du 忘れられない 私を包み込む du lu bi du Twinkle little star du lu bi du Twinkle little star du lu bi du 忘れられない 私を包み込む思い |
ない!キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 後藤秀人 | キンモクセイ | 涙が止まらない 気持ち癒せない 心落ち着かない 言葉も出ない 笑いも起こせない 仕事が終わんない しばらく遊べない 夢も叶わない 誰一人寄り添う人もない 心ない 涙も拭えない から サタデナイ いつもつまんない 夢も見ない 取り柄もない ろくでもない なにもわかんない 誰もいない Lonely Night 稼ぎも上がらない うだつも上がんない 貸しても戻らない 連絡取れない 思い出出てこない 特技が言えない 初恋終わらない 忘れられない しばらく人肌に触れてない 温もりない 着信一つもない まだ サタデナイ いつもつまんない 夢も見ない 取り柄もない ろくでもない なにもわかんない 誰もいない Lonely night 好かれたい 本当は君といたい 愛されたい 素直に愛したい から 諦めない もう拒まない 逃げ出さない 無理はしない 気にしない 目をそらさない 理想ばかり語らない 諦めない もう拒まない 逃げ出さない 無理はしない 気にしない 目をそらさない 抜けだしたい Lonely Night |
ナイスビートキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | ナイスビートが世界をほら きれいにきれいに洗う このごろ誰かが教えてくれた ハイスピードなからくりは終わりを告げ 生きる僕らの悲しみを喜びにする 寝苦しい夜がつらいのは すぐに高望みをするから 夜は自分に都合の良い時間さ ナイスビートが僕の心 きれいにきれいに洗って つま先から目の奥まで baby 見えなければ見えないほど 大事に大事に思う こんな気持ち初めてだね baby このごろ誰かが教えてくれた 恥ずかしい夢 見たあとの恐い夢は 僕を自らどんな気持ちにさせたいの? そんなときにこのビートが ためらい傷を減らすんだって 一言じゃ説明つかぬ夜さ ナイスビートが僕の心 きれいにきれいに洗って つま先から目の奥まで baby 見えなければ見えないほど 大事に大事に思う こんな気持ち初めてだね baby このごろ誰かが教えてくれた |
泣き虫ケトルDarjeeling | Darjeeling | 伊藤俊吾 | Darjeeling | Darjeeling | Sunday morning 起きぬけの主人(あるじ) いつもよりちょっと遅めの起床 Monday morning 目覚ましにひとつ ダージリンの熱い給湯 ひと仕事 Tuesday morning 厨房の窓に 差し込んでくる都会の空でも Wednesday morning 人間ってやっぱりいいな いつかは部屋の外に出て のんびり沸かしてみたい Thursday morning ガス台で毎日 火にかけられるばかりじゃ イヤになっちゃうよ Friday morning 泣き虫と言わないで 沸かす事がわたしのお仕事なのだから Sunday morning 起きぬけの主人(あるじ) 突然現れた新しいケトル そしてSunday evening やがて日は暮れる 役目が終わった 泣き虫の日曜日 役目が終わった 泣き虫の日曜日 ラララ... |
七色の風キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | あぁ 南の風 七色の風 誘われるままに 僕はあなたを迎えに行く 街は騒ぎ出す 過去も未来もかきまぜる あぁ 薄くなるシャツと 初めて交わす言葉は いつもとは違うぎこちなさ 街は騒ぎ出す 僕はあなたを迎えに行く 夏はカラフル あなたを変える 二人に綺麗な色を着けるはずだから ずっと二人で ずっと二人で 小さな幸せ集めて 次はひまわり あぁいつもの街も あなたが忘れた麦藁帽子も 水の中であくびをひとつ 夏は泳ぎ出す 僕はあなたを愛している 菜の花揺れて 季節も変わる 何気ない変化も感じていけたらいいな ずっと二人で ずっと二人で 小さな幸せ集めて 明日はひまわり 昨年の夏より 今年の夏より 二年後の夏よ 七色に光れ あなたの歩幅と リズムに合わせて 歩きましょう 踊りましょう あなたまでもうすぐなんです 夏はカラフル あなたを変える 二人に不思議な色を着けてくれるから 育てましょうよ ずっと二人で 今日が綺麗な 想い出になれ 小さな幸せ集めて 次はひまわり |
波キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・高山一也 | 波の静かな 木漏れ日の朝 僕ははるばる 一人旅 仕事忘れて 彼女忘れて はるばる遠い 一人旅 帰るところはあるのだけれど なぜだか今日は 一人ベッドで泣きました 一人きり 一人きり 一人きりで今日は泣きました 帰ろうよ 帰ろうよ 気の済むまで泣いて帰ろう Uh- 今日も変わらず 街は動いて 僕ははるばる 一人旅 知らない場所の 道路標識 眺めて気付く 一人旅 「みんな今頃 何してるかな 頑張ってるかな 僕のことを忘れないかな」 一人きり 一人きり 一人きりで今日は泣きました 人のせい 人のために 他人のぬくもりを感じました 帰ろうよ 帰ろうよ 気の済むまで泣いて帰ろう Uh- |
兄ちゃんの唐揚げキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 兄ちゃんが帰ってきました 今までに見た事のない顔して 兄ちゃんは帰ってくると すぐに部屋に閉じこもってしまいました 母さんは僕を誘って さっき行ったスーパーにまた行くよと 「たまねぎを買い忘れたの」 夕食の支度を終えて言いました 小さな子供には解らない事だらけです 小さな子供には解らないけど 感じる事もあるんです 僕は早く大人になりたいと 思って 思って 思っていました 夕方のスーパーマーケットから 去年建て直したばかりの家の 食卓に帰ってきました 今日の唐揚げはいつもと色が違います 母さんは僕に聞きました 「学校に好きな子まだいないの?」と 僕はとても恥ずかしいので 母さんにウソをついてしまいました 小さな子供には解らない事だらけです 小さな子供には解らないけど 感じる事もあるんです 僕は早く大人になりたいと 思って 思って 思っていました 時計の針9時を回って お風呂の支度をしに二階に行き 毎日と違う空気を感じながら パンツとタオル抱え お風呂から上がって僕は 母さんのサンダルがないのに気づき 兄ちゃんの唐揚げはまだ テーブルの上に置いてありました 小さな子供には解らない事だらけです 小さな子供には解らないけど 感じる事もあるんです 僕は早く大人になりたいと 思って 思って 思っていました |
逃げろキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・高山一也 | だから僕は 走って逃げる 君思う気持ちはこの先変わらないけど あの人だけはこの世から消えてほしい 君を思う気持ちはこの先変わらないけど あの人だけはグチャグチャに潰れてほしい だから僕は 走って逃げる 直線の日陰素敵な空模様 通勤の時間きれいな女の人が 電車に間に合わない 凄い顔で走る 結局間に合わない 化粧はばっちりだったのに だから僕は 走って逃げる 壁を蹴って 壊して逃げる 慰めの歌は現実味がない 癒される君も僕にしたら嘘つきだ 君を思う気持ちがこの先わからないから 今すぐ逃げろ急いで逃げろ だから僕は 走って逃げる 壁を蹴って 壊して逃げる だから僕は 走って逃げる |
花についてキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | あの頃のにおいがする 寂しいけど嫌いじゃないな もっともっと嗅ぎたくなるよ でもすぐに消えてしまった 花については苦手だけれど 中でも唯一のぼくの好きな花 花については苦手だけれど 中でも唯一のぼくの好きな花 |
春のセンセーションキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 白井雄介 | キンモクセイ・澤近泰輔 | ちょっと早めの恋の 訪れに戸惑う僕 まだ季節は変わらないと 花と緑が教える やっと始まる恋に 顔のにやけがとれない 目が覚めても 目が覚めない 右と左頬をつねる 君の名前を聞けば 春一番よりもセンセーション 今朝きた新聞の隅 君の名字探しているよ 清く正しく美しくなれる 恋は健康にいいね 私はこの春あなたに決める 恋は勉強にいいね 恋はお仕事にいいね アハハン みっともないくしゃみの 二発目をこらえる僕 君の努力わからないと 目玉焼きがこしょうをふる よっぽどじゃない限り 他の事気にならない 家を出ても 目が覚めない 右と左をよく見る 君の名前を呼べば 春一番よりもセンセーション めちゃくちゃ早起きをして 君が来るのまちぶせてるよ 清く正しく美しくなれる 恋は健康にいいね 私はこの春あなたに決める 恋は勉強にいいね アハハン 君の名前を聞けば 春一番よりもセンセーション 少し気が早いけど 僕の名字重ねてみるよ 清く正しく美しくなれる 恋は健康にいいね 私はこの春あなたに決める 恋は勉強にいいね センセイ!私はあの子に決める 恋は健康にいいね 恋はお仕事にいいね アハハン |
ひぐらしキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | この歌が僕の事 悩ませるときがある この歌が しあわせにしてくれることもある 僕は今日もわからない 僕は今日も届かない わからない いつまでも 僕は今日も歌を唄う どこまでも行きなさい愚か者 君の声が途切れるまで 涙を流し続けなさい 瞳が枯れる日まで 青空が僕の事 悩ませるときがある 吹き荒れる嵐が しあわせにしてくれる 大好きな 大好きな 大好きな あなたが 目の前にいる事が ただそれでしあわせなのに どこまでも行きなさい愚か者 君の夢がなくなるまで 涙を流し続けなさい 涙を捨てる日まで |
人とコウモリキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 白井雄介 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 私はここに生まれて 何故か息を吸い込み 犬を抱きしめて泣いた あの水も流れていった 誰にも習わず育つ心が 痛くなるのは恋 そして流れる そして流れる 緑と青をまぜながら 人とコウモリ手をつなげる場所 裏の裏まで見つめて感じたい 愛の雫がこぼれていく場所 いつか飲み干す唇 誰だ? あなたはここに生まれて なぜか息を吸い込み 写真を見つめて泣いた あの夜も流れていった 雨にも風にも負けぬ心が 時に泣くのは恋 そして流れる そして流れる 言葉と嘘をまぜながら 人とコウモリ話し合える場所 先の先まで見つめて感じたい 人の願いがこぼれていく場所 巧みに酔わす唇 誰だ? 誰にも習わず育つ心が 痛くなるのは恋 そして流れる そして流れる 緑と青をまぜながら 人とコウモリ手をつなげる場所 裏の裏まで見つめて感じたい 愛の雫がこぼれていく場所 いつか飲み干す唇 誰だ? |
二人にしやがれキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | いそがしい日々が続き いろいろと忘れがちな事が たくさん増えてきて 失うものも増えてきました こんなとこで 通りゃんせされてしまったな だれかさん わたくしに 話しを聞かせて 恋人になってくれないか 友達になってくださいよ この性格 僕も考えますから どうか一緒に 遊んでくださいな 強い人に憧れて わたくしは歩いてきたつもりが なぜかしら 歳をとる毎に 涙もろくなってきました 春夏秋冬いつだっけ 忘れてしまったな あの頃の僕の夢 どなたか教えて! 恋人になってくれないか 友達になってくださいよ 君のこと 僕も考えますから どうか一緒に歌ってくださいな 探し物は見つかりましたか 探し物は見つかりましたか 今宵君だけに こんなとこで 通りゃんせされてしまったな だれかさん わたくしに 話しを聞かせて 寂しいな 寂しいな 「しまったなぁ」 だれかさん わたくしに 話しを聞かせて 恋人になってくれないか 友達になってくださいよ この性格 僕も考えますから どうか一緒に 遊んでくださいな |
二人のアカボシキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・澤近泰輔 | 夜明けの街 今はこんなに 静かなのにまたこれから始まるんだね 眠る埋立地(うみべ)と 化学工場の 煙突に星が一つ二つ吸い込まれ 沢山並んだ 街の蛍達も 始まる今日に負けて見えなくなってゆく 君とも離れることになる あの高速道路の橋を 駆け抜けて君つれたまま 二人ここから 遠くへと逃げ去ってしまおうか 消えそうに欠けてゆく月と 被さる雲はそのままに 二人のアカボシ 遠くへと連れ去ってしまおうか 橋の継ぎ目と 二人に届く 電波には懐かしいあのメロディーが 聞こえてるかい? みだれ髪に しみるようミヤウジヤウ ハルカカナタへ 見渡せば青く続く信号機が 二人の想いを照らせばいいのにな 明日の僕らは何処にいる? また今日も汚れてく街は 蝕む煙を吐き出す 君の知らない遠くへと連れ去ってしまおうか 瞬かない星が一つ 夜明けの街に消えてゆく 二人ここから 宛てのない明日を探そうか 僕の決意と伝えきれない想いが 街の音に消えないうちに 朝焼けの水蒸気が 隣の空を彩る 懐かしいメロディーは 風と共に終わる 君の髪の毛が震えてる あの高速道路の橋を 駆け抜けて君つれたまま 二人ここから 遠くへと逃げ去ってしまおうか さようなら街の灯りと 月夜と二人のアカボシ 最後の想いは 君が振り向く前に話そうか 夜明けの街… |
二人のアカボシ丸本莉子 | 丸本莉子 | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | 松岡モトキ・宮田"レフティ"リョウ | 夜明けの街 今はこんなに 静かなのにまたこれから始まるんだね 眠る埋立地(うみべ)と 化学工場の 煙突に星が一つ二つ吸い込まれ 沢山並んだ 街の蛍達も 始まる今日に負けて見えなくなってゆく 君とも離れることになる あの高速道路の橋を 駆け抜けて君つれたまま 二人ここから 遠くへと逃げ去ってしまおうか 消えそうに欠けてゆく月と 被さる雲はそのままに 二人のアカボシ 遠くへと連れ去ってしまおうか 橋の継ぎ目と 二人に届く 電波には懐かしいあのメロディーが 聞こえてるかい? みだれ髪に しみるようミヤウジヤウ ハルカカナタへ 見渡せば青く続く信号機が 二人の想いを照らせばいいのにな 明日の僕らは何処にいる? また今日も汚れてく街は 蝕む煙を吐き出す 君の知らない遠くへと連れ去ってしまおうか 瞬かない星が一つ 夜明けの街に消えてゆく 二人ここから 宛てのない明日を探そうか 僕の決意と伝えきれない 想いが街の音に消えないうちに 朝焼けの水蒸気が 隣の空を彩る 懐かしいメロディーは 風と共に終わる 君の髪の毛が震えてる あの高速道路の橋を 駆け抜けて君つれたまま 二人ここから 遠くへと逃げ去ってしまおうか さようなら街の灯りと 月夜と二人のアカボシ 最後の想いは 君が振り向く前に話そうか |
二人のムラサキ東京キンモクセイと東京ジェンヌ | キンモクセイと東京ジェンヌ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | いきなりの君の誘い 断るわけが無いよ だって君はクールな東京の人 独りぼっちの夜が 寂しいからじゃないの だってあなたクールな東京の人 悲しくて悲しくて 踊りませんか 絡みあうステップ ゆらゆら落ちてゆく 心震える東京の夜 あなただけ 君だけに ありふれた順序でいいよ ムラサキ色の東京の夜 抱きしめて 一度だけ 心からあたためて 声に出せない想いが こんな夜にはあるの きっと素敵なあなたが受け止める 震える右のポケット今確かに感じてる きっと君のメールはすみれ色 星空も無い街と 人は言うけれど 心は通い合う 村咲くのMOON LIGHT TOKYO シャボンが滲む東京の夜 誰だって はじまりは 知らない人同士だから 程よく冷たい東京の夜 さよならは 言わないで 指先も濡れるメロディー 星空の無い街に 花も咲くなら 名前さえ知らない二人はMOON LIGHT TOKYO 心震える東京の夜 あなただけ 君だけに ありふれた順序でいいよ ムラサキ色の東京の夜 さよならは 言わないで 指先も濡れるメロディー 抱きしめて 一度だけ 心からあたためて |
冬の磁石キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 後藤秀人 | キンモクセイ・澤近泰輔 | 冬の空気は 僕の心を 恥ずかしいほど 見透かすくらい 透明だった 真冬の恋が揺れる 星屑の夜空に 飛び出す君 白く吐き出す声に 戸惑うこの部屋を 飛び出す僕 走り出す景色 動き出す恋は 気がつけば 冬の彼方 引き合うはずのNとSが 理屈通りの世界を超えて なぜか離れてゆく 冬の空気は 僕の心を 恥ずかしいほど 見透かすくらい 透明だった 二人帰れない夜 自販機の明かりで話こんだ 同じ場所を探した 涙があふれそうで また走った 寒くていいよ 暗くていいよ 追い風よ彼女の方へ 引き合うはずのNとSが 理屈通りの世界を超えて なぜか離れてゆく 君の温度を飲み干せるなら 夜の空気を振り切るくらい 強くなれるのに 冬の空気は 僕の心を 恥ずかしいほど 見透かすくらい 透明だった 冬の彼方に消えてゆくのは 明ける夜空と飛び出す君と僕の冬の始まり |
ふるさとキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 街路樹の黄色 空はせつないろ 何故あの人は僕の心を あのふるさとの香りのように包むのだろう はじめて会ったのに だれでもきっと歩き出せば ふるさとの香りを 知らず知らずのうちに思い出しているから 心晴らす君の魔法は あの頃の香りと これからを行くための灯りになる 君連れてこうかな ただいま おかえり 繰り返す言葉 何故やさしさは いくら経っても 僕の心の深いところに残るのでしょう 涙が出るのに 今でもふと思い出せば 果てしないふるさと 僕らにはほらいつか帰れる場所があるから 僕にもやっと愛の謎が 解けるような気がする 明日の風と昨日の雨も連れて たまには帰ろうかな 何故 青空も 君のことも ずっといつまでも眺めていられるのでしょうね 明日も晴れるかな だれでもやっとたどり着けば ふるさとの香りが 漂う場所を不思議と探し出しているのさ 僕にもやっと愛の謎が 解けるような気がする 明日の風と昨日の雨も連れて たまには帰ろうかな 君連れてこうかな |
星屑太田裕美 | 太田裕美 | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | 笹路正徳 | 涙 こらえて歩いたら 見えない涙が流れたよ 誰でも気づかぬ 涙なら 僕のところで星になれ あぁ 星屑 二人で歩いた 長い夜 あぁ あんなに 別れをおそれた 二人の別れ 涙 こらえて歩いたら たくさん言葉がこぼれたよ 誰も気づかぬ 言葉なら 僕の独り言歌になれ あぁ 星屑 ゆびおり教えた 長い夜 あぁ あんなに 明日を夢見た 二人の別れ 涙 こらえて歩いたら 思い出ばかりが流れたよ 誰も気づかぬ 涙なら 思い出枯れるまで 泣いてみる あぁ 星屑 二人で歩いた 長い夜 あぁ こんなに 泣いても泣いても 二人の別れ |
僕の夏キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・澤近泰輔 | 始まりの夏 そろそろ僕は お腹が減りました 朝顔よりも 早起きをして 深く息を吸い込む それから僕は これから歩く 君はどこに行くの 強い日差しを浴びた道路が 光も曲げて見せる 夏の陽炎が 僕を手招きする 君に見えたから 行こうかな 僕の夏 悲しいことがあっても僕は お腹が減りました 涙流して食事をとると 昔を思い出すよ 大事なことは 子供の頃に もう教えられたの それでも今も 追いかけている 僕の空と逃げ水 夏の陽炎が 僕の頬なでる 君に見えたから 行こうかな 僕の夏 夏は短い とても短いから 朝顔よりも もっとはやく 夏の陽炎が 僕を手招きする 君に見えたから 行こうかな 僕の夏 夏にさらわれてしまおうかな 僕の夏 |
僕の行方キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 秋の空では思い出を 冬の街では哀しみを 春の風には身をまかせて 夏の空には旅立ちを 夏の街にはお別れを 夏の風は人を残して 寂しい夏の三番ホームに はちきれる夢をケースにつめて 始まりのベルが鳴る 夏の電車は走る 僕らを乗せて走る 引き返したい気も知らないで 夏の電車は走る 汽笛が叫び走る 残してきた人も知らないで かげろう遠く 遥か遠く 眼を閉じれば少し前の 口の動きが眼に浮かぶ だけどそれは白線の外側 あの日の歌が蘇る そんな自分を重ねてみる だけどなごり雪は降らない 離れる街の景色には 速さで起こる砂埃 足跡を残してくれ 夏の電車は走る 僕らを乗せて走る 幾つの気がかりも知らないで 夏の電車は走る 汽笛が叫び走る 僕の独り言もかき消して 風の想いとはうらはらに 次の街では始まりを 次の街では幸せを 次の街では喜びを 次の街では力強さを 想い出おいた三番ホームは 寂しい夏のエピソードを 力に次の街へ 夏の電車は走る 僕らを乗せて走る 引き返したい気も知らないで 夏の電車は走る 汽笛が叫び走る 残してきた人も知らないで 今より遠く 遥か遠く |
真っ赤な林檎にお願いキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | タイムマシンがまだ出来ないなら 夕べの事など早く忘れて いいじゃないか 悲しみ抱えた町に風が吹いて キラキラとひらひらと 花びらは次の場所 あぁ 雲一つもない空の眩しさ さぁ 私ここからどこへ行こうかな どこまでも? 太陽はいつも誰にでも微笑んで ギラギラとメラメラと 私たちを焦がすよ 黒いカバンに隠し持ってる 真っ赤な林檎に 火をつけてしまおうぜ! いつまでもどこまでも あの時もこれからも 誰でもきっと隠してる 真っ赤な林檎 タイムマシンは無いけれど この先きっと無いけれど いつか君に話せたらいいのにな 真っ赤な林檎にお願い さぁ タイムマシンはもう出来ないから あなたも私と指切りしましょう いつまでも 太陽はいつも誰にでも微笑んで ギラギラとメラメラと 私たちを焦がした 長い時間の向こう側を 真っ赤に塗ろうぜ 遠回りしようぜ 気をつけていこうぜ! いつまでもどこまでも あの時もこれからも 誰でもきっと隠してる 真っ赤な林檎 タイムマシンは無いけれど この先きっと無いけれど いつか君に話せたらいいのにな 真っ赤な林檎にお願い その時までは おあずけ アハハン |
真っ白キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 今日もあなたに会えたよ でもなんだか満たされないよ 足早に過ぎてく日々の中で 白い時間を何日もあじわってるよ 部屋はなんだか汚いし 最後のたばこも切れたよ こんな木曜日に家にいるのも おかしいよね Ah-おかしいよね 幸せすぎて何かを 忘れているのかもしれないね 悪くない人たちが泣いている 笑う事は出来ないよね 僕になんか 楽に今日を終えたい 楽に味方をつけたい 楽に楽に思うように 重い物を動かせるように みんな考えているでしょう? 私には関係ない 本気で思ったことある僕には 何も言うことが出来なくなっているよ Ah-悲しいよね 涙が出てこないのは 裏切りものの証拠か? 都合が悪くなるとすぐに 眠くなってしまうのはなんでだろう? 幸せすぎて何かを 忘れているのかもしれないね 悪くない人たちが泣いている 笑う事は出来ないよね 僕になんか |
密室キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 誰かと一つの部屋 二人きりになったとしたら 僕は何を話せるだろう 言葉の節々 僕の本当の気持ちが出て 君はそれに感づいてしまうだろう だけど君がいい人だったら そんな僕を包んで欲しい そしたら僕もいい人だから そんな君を包んであげる 悲しいニュースが終わって 胸をなで下ろしたとき 僕は何を考えてるだろう 僕のまなざしの先に 本当の未来が出て 君はそれに腰を抜かすだろう そして君がいい人だったら そんな僕を見ていて欲しい そしたら僕もいい人だから そんな君を抱きしめてあげる 涙で汚れた部屋 一人きりになったとしたら 僕は何を始めるだろう 鏡に映った僕の本当の姿が出て 僕はそれに腰を抜かすだろう だけど君がいい人だったら そんな僕を見捨てて欲しい そしたら僕もいい人だから そんな君を壊してあげる |
むすんでひらいてキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | この世は終わりに向かい進む船よ 季節の移り変わりまで狂わせる 父と母と日の光を浴びてきたから 生きてる 二人生き延びることを望むならば 恥じらいなど捨てて人として歩く 桃色に透けてる君の耳を見てると 心が むすんでひらいてやさしくなれる 確かに流れる血潮抱いて 涙を流して生きてもいいなら 死ぬまで君を離さないと そう思えるこのごろ 私の心に滲みる季節の花 節目の訪れに咲いた一輪の また唄おうか 一頃とは違う私を願って むすんだ拳の小指から数え いつしか両手で足りぬ程に 月日の早さに負けないように 死ぬまで君を離さないと そう思えるこのごろ むすんでひらいてやさしくなれる 確かに流れる血潮抱いて 涙を流して生きてもいいなら 死ぬまで君を離さないと そう思えるこのごろ そして流れる涙 |
目隠しの街キンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 大人になって土曜日 車乗ってドライブ 一人乗り 色着けたこの街は 一人用には 造られていない 話し相手が必要 話し相手が必要 一大事 胸張って歩くなら 辺り構わず お話をしようよ ただの楽しい話がしたいね 上っ面の楽しい話でイイから 涙と悲しみと笑いの夜越えて 未来の始まり お芝居を観ようよ 紙芝居も観ようよ 疑わないで TVも映画も角度をつければ 創り物に見えない ただの楽しい話が観たいね 上っ面の作り話でイイから 泣き虫の主役と自分重ねられたら 未来の始まり ただの楽しい話がしたいね 上っ面の楽しい話でイイから 僕の目に映る物だけが本当じゃ無い まだまだ見えない 未来の始まり |
目で見ろキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 目を見ろ まずは目を見ろ 目を見ろ 奴の目を見ろ 目で見ろ まずは目で見ろ 疑い かけて目を見ろ 頭の中より 騙される前に 手で触れてみろよ 手で触れてみろよ ダサイはずの趣味も TVでの嘘も 予想以上の今も 奴の目の奥を良く見て俺を信じろ! 目を見ろ まずは目を見ろ 目で見ろ 奴の目を見ろ 疑い かけて目を見ろ そのキャラに騙されず見ろ 奴の目の奥を良く見て俺を信じろ! 目を見ろ まずは目を見ろ 手で触れろ そして感じろ もう二度と 繰り返すなよ もう二度と 間違えるなよ 目で見ろ! |
メロディキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 男は男らしく 女は女らしく 君がこの世にいるから 僕は男になる 夢を見てた頃の 恋は愛になって 嘘も夢も唇も 君を抱きしめたくなる メロディ 今なら君に話せるくらい 近くにいるのに 「好き」と その一言が簡単すぎて 出てこないのです 君に十二色の 時が過ぎる頃に いずれ他の夏が来てしまうから 僕は…僕は… 僕がこの世にいるから 君を抱きしめたくなる メロディ 十二音の道しるべが そこにはあるのに 「好き」と その一言が簡単すぎて 出てこないのです メロディ 今なら君に話せるくらい 近くにいるのに 「好き」と その一言が簡単すぎて 出てこないのです |
優しい人になりたいキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 忘れたくない気持ち抱いて 色々考えましたが 傷を作って あなたのもとへ 向かう途中で倒れるような 風邪をひいた心は 小さくなって 何かを守る前に たどりつかずに死んでしまう あなたの声を聞かせてよ とにかく気づくのが遅いから あなたの夢を聞かせてよ 僕もまだまだ 気がついてない 早く優しい人になりたい 冬の窓に明かりが灯って木枯らしが吹き荒れる夜 木の実を取って あなたのもとへ 向かう途中で死んでしまう ありとキリギリスだって 小さくなって 誰かを守る為に 嵐の夜を歩いている あなたの声を聞かせてよ とにかく気づくのが遅いから あなたの夢を聞かせてよ 僕もまだまだ 気がついてない 早く優しい人になりたい |
Young Sundayキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 君のこと想うと 雨が急に降り出して 急いでも無駄だと 僕は雨を楽しんだ 明日のことを学ぶ日々は 君のこと学ぶ日々だ 「僕はあなたをずっと守っていきたいな」 やっとの思いで君をつかまえたのは 時間と日付変わりたての日曜日 ほんの少しのかけらも話せずに 過ぎて行く できたての夢 Young Sunday あどけない心は 夜の長さも知らずに 星の数くらいの 想いの丈を教えた こんなに広い空の端で ひと際輝く星よ 「僕はあなたをそっと守っていきたいな」 乙女の髪に心をうたれながら 河原の道を追いかけてた日曜日 ほんのささいな言葉も探せずに 遠ざかる 追いかける夢 Young Sunday そして夜風はそっと 動き始めた やっとの想いは君に届くのかな やっとの想いは君に伝わるのかな 声がここまで出てきては飲み込む 過ぎて行く 帰れない星 Young Sunday やっとの想いで君をつかまえたのは 時間と日付変わりたての日曜日 ほんの少しのかけらも話せずに 過ぎて行く できたての夢 Young Sunday |
ゆびわキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ | 家の窓から飛ぶ 夢を見たのは 隣に君がいない 星空の綺麗な日 毎日楽しく やってはいたよ そろそろ 君の指に そんな想い忍ばせて過ごしてる 君の声と 僕と いずれあの子と あの子の声で 目覚め 優しい窓越しに ああ君と一緒に暮したい ああ一緒に暮したい 君と歩く度に 思う事は 甲斐性のない僕を ずっと見てくれた事 ありがとう 明日僕が生まれて 最初で最後の 男らしいものを こっそり探しに行こう 部屋の窓から 君の指と 僕と いずれこの部屋に 差し込む景色が 僕と 君のものになるように ああ君と一緒に育ちたい ああ一緒に暮したい ああ一緒に眠りたい |
夢を見させてキンモクセイ | キンモクセイ | 伊藤俊吾 | 伊藤俊吾 | キンモクセイ・佐橋佳幸 | 三日目の朝を迎えた 駅のホームで私は 快速電車を見送っている 通学途中の学生か 私を上から見下ろして 近寄りがたいのか 見て見ぬふりして あの人の心の中に どうやら私はいないようで… 愛を売ります マッチはいりませんか 愛を売ります 夢を見させて 悲しみの夜が訪れた 行きつけの店で私は 空の徳利を並べている 三十半ばの後輩が 私を上から見下ろして 不自然な慰めの言葉をかける 永年勤続の将来に どうやら私はいないようで… 愛を買います マッチで暖めて 愛を買います 夢を見させて 愛を売ります マッチはいりませんか 愛を売ります 夢を見させて 街は知らぬ2人と 似つかない星空と ピンクのネオンを浮かべでいる いつかの青空のような いつかの私のように 明日の私にも 夢を見させて 愛を買います マッチであきらめて 愛を買います 夢を見させて 愛を売ります マッチはいりませんか 愛を売ります 夢を見させて |