伊勢正三作詞の歌詞一覧リスト 261曲中 1-200曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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22才の別れ原田波人 | 原田波人 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 松井タツオ | あなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖い手に触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を 見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった 私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ5年の月日が 永すぎた春と言えるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く私にとって ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変らずにいて下さい そのままで…… |
誰そ彼 ~黄昏~ with キム・ヒョンジュン押尾コータロー | 押尾コータロー | 伊勢正三 | 押尾コータロー | このまま… もしも私が死んでしまっても 宇宙の何処かで また逢えると信じているの いつかは 知らない星で暮らせたらいいな 海に沈む 夕陽が見える丘で 黄昏… 小鳥達が帰ってくる家は 心にもドアにも 鍵などかけなくていい 小さなレンガの暖炉 二人で灯して あなたが爪弾く ギターを聴いてる それは過去も未来もいらない時間 あなたにそっと 寄り添いながら まどろみの中 堕ちてゆきたい 永遠も一瞬も わたしは「誰そ彼」を待つ このまま… もしもあなたに逢えなくなっても 誰にも気づかれない 恋のままで めぐり逢い 不思議なもの かりそめの距離「誰そ彼」 あなたと私は 鏡のように映し合い この地球で 出逢いながら悲しい恋の物語 想い出の雲に抱かれ あなたにそっと 寄り添いながら まどろみの中 堕ちてゆきたい 永遠も一瞬も わたしは「誰そ彼」を待つ いつかは… 二人が一つに戻れる日まで 誰にも気づかれない 恋のままで 「誰そ彼」私だけのまぼろしでも 「誰そ彼」私だけのまぼろしでも | |
なごり雪さだまさし | さだまさし | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 倉田信雄 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
22才の別れ (未発表ヴァージョン)アグネス・チャン | アグネス・チャン | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せに すがりついてしまった 私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ 5年の月日が 永すぎた春と いえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く 私にとって ひとつだけ こんな私の わがまま 聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいてください そのままで......... | |
なごり雪木山裕策 | 木山裕策 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 出川和平 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
なごり雪Toshl | Toshl | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 川口大輔 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時が行けば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
涙憶野口五郎 | 野口五郎 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 大谷幸 | 涙が心の雫なら こみ上げる時の通り道を また一つ君の胸に 作ってしまいそうな夜 ほんのきっかけが欲しいのに その一言から戻れるのに そう君が言えば僕も変われる…‥ 身勝手な言葉がよぎる 何時間君の胸に閉じ込めたら その言葉は微笑みになるの? これ以上僕の胸に閉じ込めたら この言葉は「さよなら」になる 君を傷つけた僕だけが 君を癒せると気づいた時 巡り巡る愛は時に 煩わしさのためにある なぜ君と出会う?その訳を 偶然のかけら拾う訳を 僕は遠い記憶の中に 君を捜していたかも知れない 何時間君の胸に閉じ込めたら その言葉は微笑みになるの? これ以上僕の胸に閉じ込めたら この言葉は「さよなら」になる 何時間僕の胸に抱きしめたら 君はやさしく瞼を閉じるの? 何時間君の胸に埋もれたら 君と初めて出会えるのだろう |
遥かなる想いまつざき幸介 | まつざき幸介 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 松下英樹 | 誰もが一度 川の流れを 変えてみたいと 若くもえたあの日の唄が どこかで聞こえている にぎやか通りぬけ 裏通りの陰で ふっと足を止めたその時 いつも聞こえてくる 若い夢が 君のその手に 育ち始めたら そっと愛を知った人へと わたしてくれるかい 小さなともしびが ひとつふたつ ともり 一人じゃないと知ったその時 明日が笑ってる はじける汗と風の匂いが 旅へと誘うから ぼくらのくつは いつも半分 すりきれているだろう 愛したあの人は 今どこにいるのだろう いつか君を むかえに行こう 約束はできないけど いつか君を むかえに行こう 約束はできないけど |
テレポーテーション伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 森一美 | 静かな雨音に 目覚めるように 誰にも気付かれず そばにいて どんなに離れても 二人はきっと 二つで一つだと 感じてる‥ さみしさは距離じゃない もどかしいキモチ こんなにも そばにいること感じながらずっと 逢えない時間だけ 僕らはきっと 何かで結ばれて 強くなる その時同じこと 同じ素振り まばたく間さえ ないくらい どんなに離れても その瞬間 二人は一つだと 気付いてる 光より速く走る? 君への想い こんな時 アインシュタインも認めてくれるかな? 宇宙の仕組みとは 愛なのかな… 僕らの胸の中 限りなく 一粒の愛なのに 二つの隙間 同じ時 同じようにくぐり抜けてみせる その時 愛は波 重なり合い 誰にも気付かれず 抜け出そう |
冬の恋伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三・森一美 | さよならは言わないで このままお別れしましょう 寂しさと また逢えるときめきは つづれに織りなすもの もしも今 一粒の時を戻せたら 何を望むの 寂しさは まるで砂時計 積もるように満たされては good night さよならは言わないで このままお別れしましょう 冬の恋 温もりで滲む窓 冷たく透き通る前に せめて今 強がるふりして マニッシュなトレンチコート いつもより きつめに結んで 歩き出そう振り向かずに good night 逢いたくて 逢えなくて 寂しいわけではないこと… 好きだから 寂しいのが恋だと あなたに解き明かされたの さよならは言わないで このままお別れしましょう 寂しさと また逢えるときめきは つづれに織りなすもの |
小さな約束伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | SPICY CHOCOLATE | 送って来たのに「ここでいいから」と バックミラー映る おぼつかないハイヒール 二人だけの未来に 続く道はどこにある 見えない街角 君が曲がる‥その前に 自分に素直なだけなら 恋はどうして罪になるの? 「楽しかった」とうつむく 「でも寂しい」と微笑む そんな君のやさしさに 向かい風の中で誓った さよならするくらいなら 他には何もいらない‥ せつない願い一つ 叶えてあげられずに 勘違いばかり そう肝心な近い思い なら思い違いの その重い誓いじゃない 小さな約束 キュートな束縛 今度いつ逢える? 何食べる? イタリアン? ネパーリアン? 君が眠りにつく頃は 閉じるまつ毛想い 夢にほろ酔い もしも君が哀しく 雨に打たれるなら 君をつたう滴になる 想い冷たい夜を灯して さよならするくらいなら 苦しさ預かるから 雨に消えそうな恋 も一度灯すために 小さな約束重ねて 夢はいつしか現実になるもの 岩だらけの海も 荒波に揉まれて きれいな砂浜に変わる いつかそんなビーチを歩こう さよならするくらいなら そこまで探しに行こう 明日に向かう足跡 確かに残すために |
夏純情伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 宵祭りぽつり 雲は錫(すず)色に 浴衣の薄紅 君を浮き彫りにしてる こんな日に限って 制服 胸のポケット ペンのインク 滲むハートになるんだ wo_ 音もなくて 遠い花火弾ける wo_ 待ち合わせて なおさら‥夏純情 紅い帯‥ゆらり (‥ユラリ) 逃げる金魚みたい すぐに破れて 紙のハートになるんだ 風やなぎ夕凪 セルロイドの風車 走れば 回せた 初恋の“迎い”風 wo_ 長い石段 触れたままの指に wo_ ここにとまれ 赤トンボの純情 wo_ 君を知って 夏が過ぎて行くなら wo_ 切なさとは そのすべてが君です wo_ 「ずっと好きだった」 その一言 言えずに wo_ 燃えるだけのかがり火 ‥夏純情 wo_ 風を切れば 風の音が聴こえる wo_ 夢ひと夏 空蝉鳴く ‥純情 |
雨のウインク伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 冷たい雨の中でも しあわせに肩を濡らして 歩こう銀色の道 訳など‥それは内緒で 思いつめた瞳が 今夜も愛しいから ほんのひと時だけの 時が流れても いつまでもいつまでもずっと 都会は恋のあぜ道 雨音ウインクしてる 見上げるビルの谷間も 心は区切りない空 どうせ二人のために‥ 傘に隠れるように イチョウ並木を秋に 色づける雨よ このままでこのままで ずっと スキだから気付かぬ その胸の痛みを どこか遠いところへ 二人で埋めに行こうよ 月の砂漠みたいに 誰にも見つからない とこしえの見果てぬ夢‥いつまでもいつまでもずっと |
イノセント・ノベル伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 森一美 | きっと恋は‥子供の頃 覚えたばかりの言葉のようなもの それはまるで 誰にも書けない 不思議な小説みたいに 穢れなく 綴られた 間違いだらけの文字 行方のないストーリー だから めくりめくページめくる指を そっと湿らせてしまう いつかきっと‥めぐり逢える 記憶の小路(こみち)の景色のようなもの それはまるで 誰にも見せない 甘い白日夢みたいに 雨上がり 月かがり 私は宵待ち草 誰そ彼に腕枕 そんな しおれないままの夢の花を そっと“露らせて”しまう 雨上がり 月かがり 私は宵待ち草 誰そ彼に腕枕 今は しおれないままの夢の花で ずっと待ち続けたい |
旅する二人伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 抱きしめてみても 心は奪えない どんな時も二人は 初めての旅してる 遅い新幹線 乗り継ぐ想い 時間忘れるくらい 長いレール 見つめたっていいジャン 愛したくて 好きにはなれない 抑え切れぬ それは波のよう 旅する二人は めぐり逢うために 自分という意識の 源から来たよ 和菓子屋の前で チョコ好きな君 立ち止まらせるくらい 二人のルーツ 混じったっていいジャン サイコロ振れば 裏と表に きっと同じ 哀しみも愛も 風の行方 誰も知らない 人の心 人は見えない 愛したくて 好きにはなれない 抑え切れぬ それは波のよう 愛しい君 ここへおいでよ ここからは 約束の未来 |
秋の葉の栞伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | ほんのりと この胸の中に 点るような夏の蛍は もう何処かへ飛んで行ったの? 好きな気持ちがそばにあると 少し窮屈になるのが恋だなんて‥ 知らなかったよ ねえ どうして… 逢えなくなってから 僕らは初めて それが恋と気付いたのかな 季節の色が変わるキモチになって ただ哀しいだけだったのに 鮮やか過ぎる葉鶏頭 夏の終わりを告げる 君のまるで子猫のような そんな爪の傷の痕も 今はなお 愛しいくらい かけ違いの胸のボタンを 独りでは直せない時 お互いが鏡だったよ ねえ そうだろう… 風に落ちる秋の葉をしおりに 心の痛むページ そっと閉じれば 初めて逢った頃の Love Story いつかまた風にめくれて 忘れた言葉見つかる時が きっと来るから ねえ どうして… あんなに強く抱きしめた時に どこかが壊れそうなキモチだったの なぜか都会のざわめきは聴こえない 僕はまだ独りじゃない 君の笑い声 あふれたままの空を見上げた |
コートに花束を隠して伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 森一美 | コートに花を隠して 君の家まで曲がり角 ドキドキするなんて‥それくらいのキモチ 君のほっぺに ご飯粒 昼飯時を忘れてた なんてドジなオレ 初めての恋 Ah- まぶしさの中には Ah- 君がいたんだなんて 幼なじみの季節に 知らず咲いてた花を そっと君に送るよ 階段下から響くのは 君の親父の咳払い いえいえ違うんです‥今日だけは違う Ah- 春風の中には Ah- 桜吹雪のような どこかちょっぴり哀しい 見送るような思い そっと君に送るよ そっと‥片思いのまま ずっと‥育てた思い 明日はこの街 離れる君への 思い届け コートに花を隠して 君の家まで曲がり角 ドキドキするなんて‥それくらいのキモチ 初めての恋 |
風の日の少年伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 信号の「青」という色は 本当は「緑」なのに それはそれでいいんだと思えること 世の中にはままあるけど 肩書や身分身なりを まとう選ばれし者に すべてはキャリアだと言われたなら その視点の角度を変えてみないか 未熟な果実が 雨にうたれても 嵐の中でも 落ちないそのわけを 誰もが風の日の少年だった頃 未完成というしなやかさこそ 今 必要なんだ 有り余る夢の 花びら千切りながら いつかオトナになる日が訪れる 人生で一番危うい時 現在、過去、未来を まっすぐな一本道だと わざわざ決めつけなくてもいいから すべてが自分なのだから 失うものから 足りるものを知る 諦めた時から 満たされることを知る 何度も転んでは乗りこなす自転車 負けても楽しいジャンケンみたいに すべては共にある 時代の流れに 水鳥のように 流されもせず 逆らうこともなくただ浮かんだままで 誰もが風の日の少年だった頃 未完成というしなやかさこそ 今 必要なんだ またいつかどこかで逢えたらいいな 風に髪をなびかせるままの あの少年に 初めて逢った頃のままの しなやかな君に |
俺たちの詩伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 夢を見た 鳥達と いつも高く 飛びたかった その鳥は 飛べなくて そんな時‥笑ってた 若過ぎた あの頃は いつもそこで 傷つき きれい事 並べても 世の中も 汚れてた あやまちを 許すのは 過ぎて来た 時だけ 今はまだ ここにいて そこまでは 到らず 世の中が まともなら 俺達は いらない 俺達が まともなら 世の中が ゆがんでる いつかは よみがえる 何もかも 過ぎゆく わずかな 灯火も それがすべて 哀しみだとしても 夢を見た あの頃の 俺達が 笑ってた 「自由」とは‥考えず 不自由を 嫌ってた どんな時 突っ張れて どんな時 おもねた どんな時 許し合い どんな時 とがめた 原宿の 街並みや 世の中の 法律が いつの間にか 変わるのは 誰かしらの 思い付きなら それだけは 見極めて 自分らしく 振り返る 青春とは‥失うための 合鍵と 知りながら 青春の 難破船が 抗えぬ 波を知り 流れ着く 灯台の 灯りだと 知った時 誰と誰が 諦めて 誰がまだ 漂う またいつか その日から 男なら 漕ぎ出す 哀しみ 育てるんだ くやしさに 苛まれ 頼らず‥こらえるんだ それが人の 哀れみだとしても ただ‥君 らしくあれ どんな星に生まれたとしても ‥どんな日が 訪れるとしても |
冬の恋-parallel伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | もしも今 一粒の時を戻せたら 何を望むの 寂しさは まるで砂時計 積もるように満たされては good night さよならは言わないで このままお別れしましょう 冬の恋 温もりで滲む窓 冷たく透き通る前に 君は踵を返し 寂寥の黄昏に消えた 夜空の紺青は深い海のようだ いつか晴雪の空で 僕らはきっと‥また逢える せめて今 強がるふりして マニッシュなトレンチコート いつもより きつめに結んで 歩き出そう振り向かずに good night 逢いたくて 逢えなくて 寂しいわけではないこと… 好きだから 寂しいのが恋だと あなたに解き明かされたの 間断なく降り続く想い 時間泣くふり 軋む時計 無常の恋 恋すれば 別のタイムライン その奇跡のサイン あいまいでも 是が非でも?じゃない 思い 余儀ない灯は消えない パラレルワールドを 哀しくない方に辿ればいい いつか君と過ごした あの部屋の窓 ‥雪は下から上に舞ってた さよならは言わないで このままお別れしましょう 寂しさと また逢えるときめきは つづれに織りなすもの | |
なごり雪豊崎愛生 | 豊崎愛生 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった | |
22才の別れ島津亜矢 | 島津亜矢 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 田代修二 | あなたに さよならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった 私の誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ5年の月日が 長すぎた春と いえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く 私にとって ひとつだけ こんな私の わがまま 聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで…… |
幸せの坂道 <Collaboration with 伊勢正三>馬場俊英 | 馬場俊英 | 伊勢正三 | 馬場俊英 | 思えばこうして 君と暮らしながら 幸せのカタチが どんなのか気付かないまま 「おかえりなさい」 君のその一言と 風呂上がりのビールと 視線の先には…猫 ありふれた毎日を トゥルル ずっとずっと繰り返して それが幸せだと 幸せな時は気付かないもの そんなものかな いつもそばにいて 君が困ったときに 背中のファスナー 任される存在だよね 僕は白いシャツ 「心配ね パスタのソース」 そんな君の笑顔と 西日が眩しい シルエット 幸せの坂道は トゥルル どこまで登れば辿り着ける? いつか通り過ぎて… 坂道だったと気付くのかな ありふれた毎日を トゥルル ずっとずっと繰り返して それが幸せだと 幸せな時は気付かないもの そんなものかな 出会った頃のように トゥルル 少し長めに手を繋ごう 今でもドキドキする そんな気持ちを 忘れないで 忘れないで | |
なごり雪由紀さおり・安田祥子 | 由紀さおり・安田祥子 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 坂田晃一 | 汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの 雪が降ってる 東京で見る雪は これが最後ねと さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるが さようならと動くことが こわくて 下をむいてた 時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去った ホームにのこり 落ちてはとける 雪をみていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった |
なごり雪城南海 | 城南海 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 倉中保・増本直樹 | 汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年より ずっと きれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年より ずっと きれいになった |
なごり雪八代亜紀 | 八代亜紀 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊藤雪彦 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった |
なごり雪津吹みゆ | 津吹みゆ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 石倉重信 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
さよなら以外に伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | もしも 今君が どこかで誰かと しあわせでいるならもう 忘れなくちゃいけないよね 今も聴こえるんだ 君が肩に掛けた ストローバッグ揺れる度 鈴の音のチャームの音 思えば僕は 君に何かしてあげられたのかな もう泣かせなくてもいいこと‥たったひとつ さよならしたこと以外に 遊園地は雨 閉まる電車のドア 真冬の街の自販機 間違えた「冷たい」ボタン しくじった時の 笑顔のスライドショー 恋とは‥すべての瞬間(とき)が 過ちなのかもしれない 今でも朝の まぶしい光とブラインドの影 まだ眠たそうな君の‥水着のあと それは夏の日の消印 今でも僕は 君に何かしてあげられるのかな まだ今でもいつまでも‥たったひとつ 思い続けること以外に |
あの頃の僕は伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あの頃の僕は若すぎて 君の気まぐれを許せなかった そんな君のやさしさは おとなびていました 机の上に編みかけの セーター残していったまま 朝から続く雨の日に 泣きながら飛び出していった 君はもう この古いアルバムの中の 想い出の女として 小さな灰皿の中で燃えてゆくのです 君の長い髪はとても 素敵だったと言いたかった 別れの言葉が夢の中で こんなにきれいに響いてます 心のほんの片隅で つぶやいた言葉 たとえば誰かの小説の ひとつの甘いフレーズとして 僕の心の本棚に しまっておけるものなら 君はもう 二人でいつも買ってた 合挽(あいびき)のコーヒーの あのほろ苦い味も忘れたことでしょう 今は一人部屋の中で コーヒー沸かしているんです 君はもう この古いアルバムの中の 想い出の女として 小さな灰皿の中で燃えてゆくのです 君の長い髪はとても 素敵だったと言いたかった |
なごり雪磯崎みお | 磯崎みお | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下を向いてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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なごり雪クリス・ハート | クリス・ハート | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 堀倉彰 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
なごり雪丸本莉子 | 丸本莉子 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 中村タイチ | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
渋谷川やなわらばー | やなわらばー | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | どこまでも どこまでも青い海を あなたと二人見つめてた あの頃はお互いの未来を語り そして今がその時 初めて「渋谷駅」に降りた日の そこから送った写メールが まさか海を越え 届くあなたへの「サヨナラ」とは知らずに 二人の他には 風に揺れるウージと白い雲‥今は遠い夏 潮風に少し錆びた自転車 砂浜では押しながら歩いた日も ‥幻 Wo- いつまでも 途切れずに続く人波 一人で泣ける場所もない ビルの谷間の狭い空には 窮屈そうな「月」 コンクリートの川の名前は 100年前の渋谷川 憩いとさみしさが同じ空気の都会の片隅 私の涙をその川に落とせば 東京湾に流れるかな? 二人がこんなに離れてしまっても 海はそこまで繋がっているんでしょう ‥あの日に Wo- ふと声が聴こえた そんな気がして 振り向けば 灯り滲むだけ 夕暮れの街は さみしさをまといながら なぜかあなたの笑顔が浮かぶ もう少しここで頑張ってみるから いつも私を励ましてくれたあなたに ‥ありがとう Wo- ‥そして‥サヨナラ |
忘れものやなわらばー | やなわらばー | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | よけいな電話したみたいね ゴルフシューズを忘れたくらいで あなたの行く先なら 気付かない振りしてただけ だからそんな嘘に「くすん」と笑ってみせるの 借りる靴なら 紐はきつく締めないで あなたならすぐほどきたがるでしょう‥ 束縛と愛は違うことくらい その娘に 教えてあげてね 夕暮れ灯り ポツリポツリ やっぱり滲む涙の街並み 顔に書いた答えが ガラスに映らぬように 部屋の明かり消して ただいつまでも待つわ 忘れものはいつも‥ここにある “やさしさ”という名の危険なナイフ 他の誰かがケガをしないように 私が預かるから 寒い夜に‥雪を払う振りして 私の肩そっと抱き寄せる やさしさですぐ女心の 頑なな場所を切り裂いて‥ また自由にどこかへ飛んでゆく 必ず戻って来るくせに 忘れものはいつも‥ここにある 誰にも貸せない私の愛 でも嘘つく時の逸らした‥その目を 私に気付かせないで |
二人の目覚まし時計やなわらばー | やなわらばー | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | その目覚まし時計に やっと手を伸ばしたら 「今日は日曜…」そんな幸せは今 どこにあるんだろう ねえ…今年もまた 季節が過ぎてゆく きっとあなたは スノーボードも片付けないまま そう…春になっても あの日の 部屋の中には 私の胸にも 仕舞いきれない想い出があるの 階段に冬が来て 水道も冷たくて 指がかじかむ… そんな想い出がなぜ温かいんだろう ねぇ…今でもまだ トーストかじりながら 書類見てたり ネクタイ探したり 相変わらずなの? そう…いつも朝は 忙しさに紛れて オレンジジュースの 酸っぱさと甘さでケンカしたあの頃 悲しいこともいつか 笑えるようになったら お互いの胸に 許し合えることばかり…いくつあるんだろう 一つ先のバス停までの未来…渋滞 時を無駄使いしながら 何気なく過ごした日々を 幸せに思えたら つまんないことや 退屈だった時間さえ 愛しさになる その目覚まし時計に 二人手を伸ばしたら 「今日は日曜…」そんな幸せは今 どこにあるんだろう |
ジュゴンの涙やなわらばー | やなわらばー | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 月夜に舟を漕げば 金の波が揺れる 悲しい気持ちは 愛の始まりなの 嘆き届かぬ時代に 流すジュゴンの涙が 砂に落ちていつの日か 碧い貝になる 薄紅サガリバナは 夜明け前の手紙 島風に流れ 愛と知らずに咲く 時を忘れてください 月の道を帰る人 今は何も言わないで ここで待っている 嘆き届かぬ時代に 流すジュゴンの涙が 砂に落ちていつの日か 碧い貝になる |
あの唄はもう唄わないのですか川野夏美 | 川野夏美 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 松井タツオ | 今朝 新聞の片隅に ポツンと小さく出ていました あなたのリサイタルの記事です もう一年経ったのですね 去年も一人で 誰にも知れずに 一番うしろで見てました あの唄 もう一度聞きたくて 私のために作ってくれたと 今も信じてる あの唄を… あなたと初めて 出会ったのは 坂の途中の小さな店 あなたはいつも唄っていた 安いギターをいたわるように いつかあなたのポケットにあった あの店のマッチ箱ひとつ 今でも 時々とりだして ひとつ つけてはすぐに消します あなたの香りがしないうちに… 雨が降る日は 近くの駅まで ひとつの傘の中 帰り道 そして二人で 口ずさんだ あの唄はもう唄わないのですか 私にとっては思い出なのに… |
なごり雪川野夏美 | 川野夏美 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 石倉重信 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
22才の別れ川野夏美 | 川野夏美 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 松井タツオ | あなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖い手に触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を 見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった 私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ5年の月日が 永すぎた春と言えるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く私にとって ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変らずにいて下さい そのままで…… |
海岸通川野夏美 | 川野夏美 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 佐藤準 | あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく 夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとおり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街 離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく |
ささやかなこの人生やなわらばー | やなわらばー | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 森正明 | 花びらが 散ったあとの 桜がとても 冷たくされるように 誰にも 心の片隅に 見せたくはないものが あるよね だけど 人を愛したら 誰でも心のとびらを 閉め忘れては 傷つき そして傷つけて ひきかえすことの出来ない 人生に気がつく やさしかった 恋人達よ ふり返るのは やめよう 時の流れを 背中で感じて 夕焼けに 涙すればいい 誰かを 愛したその日には たとえば ちっぽけな絵葉書にも心が動き 愛をなくしたその日には 街角の唄にも ふと足を止めたりする 風よ 季節の訪れを 告げたら 淋しい人の心に吹け そして めぐる季節よ その愛を拾って 終わりのない物語を作れ やさしかった 恋人達よ ささやかな この人生を 喜びとか 悲しみとかの 言葉で決めて 欲しくはない |
なごり雪PENICILLIN | PENICILLIN | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君はつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった | |
あいつパンダフルハウス | パンダフルハウス | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 石川鷹彦 | 雪の中 一人の男が 山に帰っていった ただそれだけの話じゃないか あわただしい季節の中で 花束投げた あの娘の言葉が こだまして帰ってくるけど 雪どけ水の音に消されて また静けさがおとずれる だからもう忘れちまえよ あんなやつのことは こんなかわいい人を残して 一人でゆくなんて あいつがたとえ 想い出ひとつ 何も残さなかったのは あいつにすれば せいいっぱいの 愛だったんだね 春が来たら 去年と同じように また山でむかえよう それまでにきっとあいつの 得意だった 歌をおぼえているから ………………………… |
海岸通坂本冬美 | 坂本冬美 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 船山基紀 | あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく 夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとうり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく |
なごり雪リン・ユーチュン | リン・ユーチュン | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時が行けば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった | |
旅のどこかで夏川りみ | 夏川りみ | 伊勢正三 | 南こうせつ | 吉川忠英 | それは春の 雪解けの頃の 冷たい水の 胸のせせらぎ そんな季節の 変わり目の頃は 誰もそうなの… 大丈夫なの 旅のどこかできっと 気付くことがある 誰もが幸せ 噛みしめて生きていると… あなたはやさしい その瞳のままで 涙は心の 虹への前触れ 白い産毛の木蓮のように 冬の間に 春は生まれて 知らずしらずに 時が過ぎるのも 哀しい人が 笑顔になるため 旅のどこかできっと 気付くことがある 喜び哀しみ その中で生きていると… あなたはやさしい その蕾のままで 春の光を 夢見る旅人 旅の荷物は ほんの少しだけでいい 小さな幸せ 携えて生きてゆこう… あなたはもうすぐ その蕾を咲かせ 春の光に はにかむ旅人 |
なごり雪吉幾三 | 吉幾三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 野村豊 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった |
なごり雪kevin | kevin | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた 汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君の口びるが 「さようなら」と動くことが こわくて 下を向いてた 時が行けば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去った ホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった | |
なごり雪暮部拓哉 | 暮部拓哉 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 秋元直也 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下を向いてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
なごり雪岩佐美咲 | 岩佐美咲 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった | |
つかの間の雨増田惠子 | 増田惠子 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あなたがそっと右手を出して 雨に濡れた私の髪を うまく左にとかしてくれた ほんの私の髪のくせまで あなたは憶えてくれたのですか あなたはとても気がつく人だったけど 気づいて欲しいものは他にあった 突然雨が降りだした街を あの頃いつもそうしたように 二人肩を寄せて歩いた ほんのひとふりの雨とたったひとつの傘が 最後のドラマを作ってくれたのに 肩にまわしたあなたの手には あの頃のぬくもりはもうなかった 空があかね色に燃えつきてそして つかの間の雨もあがってしまった ビルの谷間に沈む夕陽を見て 悲しいと思うのは私だけでしょうか | |
22才の別れ柴田淳 | 柴田淳 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 羽毛田丈史 | あなたに「さようなら」って言えるのは きょうだけ 明日になって またあなたの 暖かい手に触れたら きっと言えなくなってしまう そんな気がして わたしには鏡に映った あなたの姿を見つけられずに わたしの目の前にあった 幸せにすがりついてしまった わたしの誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつがみんな君の 人生だねって言って 17本目からは 一緒に火をつけたのが きのうのことのように 今はただ五年の月日が ながすぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆくわたしにとって ウウウーウウウウウ… ひとつだけこんなわたしの わがままきいてくれるなら あなたはあなたのままで 変らずにいてください そのままで |
22才の別れ高田みづえ | 高田みづえ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あなたに「さようなら」って言えるのは きょうだけ 明日になって またあなたの 暖かい手に触れたら きっと言えなくなってしまう そんな気がして わたしには鏡に映った あなたの姿を見つけられずに わたしの目の前にあった 幸せにすがりついてしまった わたしの誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつがみんな君の 人生だねって言って 17本目からは一緒に火をつけたのが きのうのことのように 今はただ五年の月日が ながすぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆくわたしにとって ウウウーウウウウウ… ひとつだけこんなわたしの わがままきいてくれるなら あなたはあなたのままで 変らずにいてくださいそのままで | |
なごり雪河村隆一 | 河村隆一 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが 最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた、季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった | |
22才の別れ吉幾三 | 吉幾三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 野村豊 | あなたに“さよなら”って言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの温かい手に ふれたらきっと 言えなくなってしまう そんな気がして… 私には 鏡に映った あなたの姿をみつけられずに わたしの 目の前にあった 幸せにすがりついてしまった 私の誕生日に 22本のロウソクを立て ひとつひとつが みんな君の人生だねって言って 17本目からは 一緒に火を付けたのが 昨日のことのように… 今はただ 5年の月日が 長すぎた春と言えるだけです あなたの 知らない所へ 嫁いでゆく私にとって ひとつだけ こんな私の わがままきいてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで |
なごり雪川嶋あい | 川嶋あい | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は、 時計を気にしてる、 季節外れの雪が降ってる、 東京で見る雪はこれが 最後ねと、 寂しそうに君がつぶやく、 なごり雪も降る時を知り、 ふざけすぎた、季節の後で、 今春が来て、君はきれいになった、 去年よりずっときれいになった 動き始めた、汽車の窓に顔をつけて、 君はなにか言おうとしている、 君の口びるがさようならと動くことが 怖くて下を向いてた、 時がゆけば幼い君も、 大人になると気づかないまま、 今春が来て、君はきれいになった、 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり、 落ちてはとける雪を見ていた、 今春が来て、君はきれいになった、 去年よりずっときれいになった | |
22才の別れやなわらばー | やなわらばー | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あなたに「さようなら」って言えるのは きょうだけ 明日になって またあなたの 暖かい手に触れたら きっと言えなくなってしまう そんな気がして わたしには鏡に映った あなたの姿を見つけられずに わたしの目の前にあった 幸せにすがりついてしまった わたしの誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつがみんな君の 人生だねって言って 17本目からは 一緒に火をつけたのが きのうのことのように 今はただ五年の月日が ながすぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆくわたしにとって ウウウーウウウウウ… ひとつだけこんなわたしの わがままきいてくれるなら あなたはあなたのままで 変らずにいてください そのままで | |
雨の物語やなわらばー | やなわらばー | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろ そんなこと ふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の 終わりに こんな雨の日 似合いすぎてる 誰もが物語 その一ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ とても悲しい 物語だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした 君が ドアのむこうに 立っていたのは 窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの 雨が 君の心の くもりガラスに | |
なごり雪蘭華 | 蘭華 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが 最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今春が来て君は きれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと 動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今春が来て君は きれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去った ホームにのこり 落ちてはとける 雪を見ていた 今春が来て君は きれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった… | |
笑顔トワ・エ・モワ | トワ・エ・モワ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あなたが産まれて来た時 どうして泣き顔だったの それでも周りに笑顔が あんなに溢れていたでしょう 誰かを好きになるだけで 時計が悲しく見えたり あんなにほろ苦い恋も 今では甘い贈り物 時がいつか 悲しい景色を選んで塗り変えてくれる そしていつか あなたの涙の分だけ 笑顔に会えるでしょう 空が泣きそうな時も 花には歌が聴こえてる どこかで虹を見上げると 誰もが笑顔になるでしょう 風の街で 帽子を押さえながら ほら笑ってしまうでしょう 通り雨に 駆け込む軒先でも ほら笑顔に会えるでしょう 風の街で 帽子を押さえながら ほら笑ってしまうでしょう どんな時も あなたの涙の分だけ 笑顔に会えるでしょう 心に笑顔がある限り… |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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悲しみは雪に眠るalan | alan | 伊勢正三 | 長岡成貢 | 長岡成貢 | 瞳を閉じた今も 暗闇ではないでしょ? 私の温もり 今夜はずっとそばに どこまで愛せばいい それさえ見えないまま あなたの夢つなぐ その懸け橋になって ああ 美しくあるために 人は悲しいほど愛に生きて そっと涙流すもの 去り行くその背中に さよならは言わないで いつまでも待ってる 二度とは帰らぬ人 確かに聴こえるのは 時代の産声(うぶごえ)でしょ? 未来を閉ざせば 扉を叩く音 ああ 季節外れの雪が 悲しみ美しく すべて白く淡く塗りかえるのなら 血潮に染まる薔薇は 時代に咲く初花(はつはな) 今こそ思うまま 深雪(みゆき)に眠ればいい 明日に捧げるのは 穢(けが)れのない命を 信じるその日まで また生まれ変わるまで 瞳を閉じた今も 暗闇ではないでしょ? 私の温もり 今夜はせめてそばに 訪れを待つわ 一夜(ひとよ)の胸の中で |
雨の物語研ナオコ | 研ナオコ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる 誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく 僕の部屋のドアに 書かれていたはずさ “とても悲しい物語”だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは 窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに | |
22才の別れかぐや姫 | かぐや姫 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あなたに「さようなら」って言えるのは 今日だけ 明日になってまたあなたの 暖い手に触れたらきっと 言えなくなってしまう そんな気がして……… 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった 私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつがみんな君の人生だね って言って 17本目からはいっしょに火をつけたのが 昨日のことのように……… 今はただ5年の月日が 永すぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆく私にとって ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで | |
なごり雪かぐや姫 | かぐや姫 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で ぼくは時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた 汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君の口びるが 「さようなら」と動くことが こわくて 下を向いてた 時が行けば 幼ない君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去った ホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった | |
なごり雪元ちとせ+秦基博 | 元ちとせ+秦基博 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 松浦晃久 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節の後で 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下を向いてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
今はちがう季節南こうせつとかぐや姫 | 南こうせつとかぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 君と別れた夏は こわれた置時計 そして風を忘れた 小さな風鈴 ブロックべいに沈む 夕陽がさびしくて 痛む胸の中に すんでます秋が 君が笑ってる 君が走っている アルバムの中 一つ二つ三つ 思い出見つけ わざとむなしくなるのさ 何もかもが昔 今はちがう季節 そしてぼくの心も 変わってしまった 君と歩いた道を 一人歩いてみる 低い丘を回って 海に続く道 青い青い海も 夏にさよならして 誰も乗らないボートが 砂に並んでる 狭いあの部屋で 毎日暮らしたいと 口ぐせのように いつも言ってたっけ そんな君だから 好きなままでいたいの 沖を走る舟は 白い波を残し 水辺で遊ぶ鳥は どこへ帰るのか | |
雪が降る日に南こうせつとかぐや姫 | 南こうせつとかぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から 窓の外は何にも見えない 見えない 約束を信じてた 約束を信じてた 昨日の夢は 終わるよ 雪の上に 足跡続くよ 続くよ 私を連れてゆこうと あなたは言ってたのに 足跡を追いかけて 足跡を追いかけて 昨日の夢は 終わるよ 昨日の夢は 終わるよ | |
アビーロードの街南こうせつとかぐや姫 | 南こうせつとかぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | あの日の君は傘さして 青山通り歩いてた 君は雨の中 丁度今日みたいな日だった ビートルズの歌が きこえてきそうと 二人で渡った交差点 mm… いつもは君と歩く道 今日は一人で歩いてる 通りがかりの喫茶店 ガラス窓越し雨の街 いつもなら君を 無理して笑わせている頃 隣の二人は 見てきたばかりの 映画の話をあれこれと mm… 一人のテーブルつまらない 君に逢えない水曜日 車の流れが耳につく 話し相手もいないとき ポケットをさぐり やっと見つけた10円玉 公衆電話 だから 大きな声で言えないけれど 好きなんだ mm… 地下鉄駅まで帰る道 青山通り雨通り | |
あの人の手紙南こうせつとかぐや姫 | 南こうせつとかぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 泳ぐ魚の群に 石を投げてみた 逃げる魚達には 何の罪があるの でも今の私には こうせずにはいられない 私の大事なあの人は 今は戦いの中 戦場への招待券という ただ一枚の紙きれが 楽しい語らいの日々を 悲しい別れの日にした 殺されるかもしれない 私の大事なあの人 私たち二人には 何の罪があるの 耐えきれない毎日は とても長く感じて 涙も枯れた ある日突然帰ってきた人 ほんとにあなたなの さあ早くお部屋の中へ あなたの好きな 白百合をかかさず 窓辺に 飾っていたわ あなたのやさしいこの手は とてもつめたく感じたけど あなたは無理してほほえんで 私を抱いてくれた でもすぐに時は流れて あの人は別れを告げる いいのよ やさしいあなた 私にはもうわかっているの ありがとう私のあの人 本当はもう死んでいるのでしょう 昨日 手紙がついたの あなたの 死を告げた手紙が | |
おもかげ色の空南こうせつとかぐや姫 | 南こうせつとかぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 別れた時 おもかげ色の空を忘れました 飲みかけのグラスに映った 空を忘れました あの日の君は 笑いさえもうかべていた まるでぼくの後姿に よろしくと言いながら 通り過ぎる風 それが季節 とても寒い季節 ガラス窓のすき間みつけては せまい部屋の中へ なぜかさびしい夕暮れ時 風が止まり そんな時にふと思い出す やさしかった人を いつか君が忘れていった レンガ色のコート 僕には少し短すぎて とても着れそうにない 想い出として 君はここにおいてゆこう 部屋のあかり消しながら また会うその日まで また会うその日まで また会うその日まで | |
置手紙かぐや姫 | かぐや姫 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 君はまだたくさんの 紙袋をかかえたままで この手紙読んでいるだろう これで最後の男の気まぐれとして どこかそこらの窓からすててくれ 君となら一緒に暮らしたかった 二人でいつも立ち止まってしまう あの赤いレンガの家で……… ルンルン ルルル……… 今日の淋しさは風にごまかされて いつまでも消えそうもない ぼくのほんのひとことが まだ二十前の君を こんなに苦しめるなんて だから行く先は ぼくの友達に聞いてくれ 君に会わないで行くから 今頃はぼくもまた昔のように どこかの町のカフェテラスで ビールでも飲んでいるだろう ルンルン ルルル……… 君が帰る頃は夕暮れ時 部屋の明かりはつけたままで | |
なごり雪新沼謙治 | 新沼謙治 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった | |
なごり雪松原健之 | 松原健之 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの 雪が降ってる 東京で見る雪は これが最後ねと さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるが さようならと動くことが こわくて 下をむいてた 時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去った ホームにのこり 落ちては溶ける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった | |
あかり灯して前川清 | 前川清 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 春は名のみの風の頃に 散ってゆくのも知りながら 花は戻らぬ時の中で咲くのがいい 夏は蚊遣りの香りがして やさしい女(ひと)を想い出す 酔えばいつしかひざ枕の 夢の跡に もどかしいくらいに もどらぬダイヤル あの頃ってなぜか 恋もゆっくり 時のまにまに あの日下宿の大家さんは 家賃を下げてくれた人 人の情けがまかり通る時代がいい 雨の形は見えないもの 雲は流れてしまうもの 時は移ろい 枯れ葉が舞う 無常の空に 秋の心のはぐれ雲よ 一人旅なら分かるだろう 旅に出るのは…寂しさとは友達だから 星降る夜には 涙はいらない 過ぎ去った日々の あかり一つ一つ 胸に灯して 冬の言葉を指でなぞり 息で曇った窓に書く 人が暮らせば温もるよな時代になれ | |
なごり雪中西保志 | 中西保志 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると 気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける 雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった | |
つかの間の雨由紀さおり | 由紀さおり | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あなたがそっと右手を出して 雨に濡れた私の髪をうまく左にとかしてくれた ほんの私の髪のくせまで あなたは憶えてくれたのですか あなたはとても気がつく人だったけど 気づいて欲しいものは他にあった 突然雨が降り出した町を あの頃いつもそうしたように 二人肩を寄せて歩いた ほんのひと降りの雨と たったひとつの傘が 最後のドラマを作ってくれたのに 肩にまわしたあなたの手には あの頃のぬくもりはもうなかった 空があかね色に燃えつきて そして つかの間の雨もあがってしまった ビルの谷間に沈む夕陽を見て 悲しいと思うのは私だけでしょうか | |
なごり雪Scott Murphy | Scott Murphy | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれになった | |
なごり雪坂本冬美 | 坂本冬美 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 船山基紀 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
なごり雪中森明菜 | 中森明菜 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 古池孝浩 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
なごり雪五木ひろし | 五木ひろし | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった | |
なごり雪岡平健治 | 岡平健治 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの 雪が降ってる 東京で見る雪は これが最後ねと さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるが さようならと動くことが こわくて 下をむいてた 時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去った ホームにのこり 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった | |
22才の別れ岡平健治 | 岡平健治 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あなたに さよならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった 私の誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは私いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ五年の月日が 長すぎた春と いえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く 私にとって ひとつだけ こんな私の わがまま 聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで………… | |
雨の物語中森明菜 | 中森明菜 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 古池孝浩 | 化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる 誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく 僕の部屋のドアに 書かれていたはずさ “とても悲しい物語”だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは 窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに |
22才の別れ中森明菜 | 中森明菜 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 清水俊也 | あなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖い手に触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を 見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった 私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ5年も月日が 永すぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く私にとって ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで………… |
海岸通やなわらばー | やなわらばー | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 関淳二郎 | あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく 夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとうり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街 離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく |
なごり雪中孝介 | 中孝介 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気付かないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった | |
あの唄はもう唄わないのですかクミコ | クミコ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 服部隆之 | 今朝 新聞の片隅に ポツンと小さく出ていました あなたのリサイタルの記事です もう一年経ったのですね 去年もひとりで誰にも知れずに 一番うしろで見てました あの唄 も一度聞きたくて 私のために作ってくれたと 今も信じてる あの唄を……… あなたと初めて 出会ったのは 坂の途中の小さな店 あなたはいつも唄っていた 安いギターをいたわるように いつかあなたのポケットにあった あの店のマッチ箱ひとつ 今でも時々 とりだして ひとつ つけてはすぐに消します あなたの香りが しないうちに……… 雨が降る日は 近くの駅まで ひとつの傘の中 帰り道 そして二人で 口ずさんだ あの唄はもう唄わないのですか 私にとっては思い出なのに |
なごり雪石川ひとみ | 石川ひとみ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった | |
なごり雪井上あずみ | 井上あずみ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 米山拓巳 | 汽車を待つ君の横で ぼくは時計を気にしてる 季節外れの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけ過ぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるが「さようなら」と動くことが こわくて下を向いてた 時が行けば 幼い君も 大人になると 気付かないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった |
なごり雪夏川りみ | 夏川りみ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年より ずっと きれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年より ずっと きれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年より ずっと きれいになった |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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雨の物語佐藤竹善 | 佐藤竹善 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる 誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたばすさ “とても悲しい物語”だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは 窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに | |
なごり雪リュ・シウォン | リュ・シウォン | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 池田大介・PIPELINE PROJECT | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
遥かなる想いかぐや姫 | かぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 誰もが一度 川の流れを変えてみたいと 若くもえたあの日の唄が どこかで聞こえている にぎやか通りぬけ 裏通りの陰で ふっと足を止めたその時 いつも聞こえてくる 若い夢が 君のその手に育ち始めたら そっと愛を知った人へと わたしてくれるかい 小さなともしびが ひとつふたつ ともり 一人じゃないと知ったその時 明日が笑ってる はじける汗と風の匂いが 旅へと誘うから ぼくらのくつはいつも半分 すりきれているだろう 愛したあの人は 今どこにいるのだろう いつか君をむかえに行こう 約束はできないけど いつか君をむかえに行こう 約束はできないけど | |
湘南 夏かぐや姫 | かぐや姫 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 湘南へ帰る人達の 顔がとてもやさしい すこし心が落ちついた 鎌倉すぎたあたり なぜ海が見たいのだろう もう若くもないのに もしも沈む夕陽に 間に合えば ただそれだけのこと 湘南へ帰る人達の うでが西日に染まり 陽やけのあとが暖かく Yシャツに触れている なぜ海が見たいのだろう もう若くもないのに 海に沈む夕陽を 見とどけて ただそれだけのこと | |
幸福のメニューかぐや姫 | かぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | UFO見た見たと女房 騒ぎながら 目玉焼をつくってる 夕日が追いうちをかけて 沈むと幸せは 家(うち)の中へ とじ込められる どこのチャンネルも 競ってニュースを伝えると 1日もそろそろ 暮れてしまう 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Ah Yeah かべのシミを 隠すための ポスターも いつの間にか 部屋を飾ってる これが俺の暮らしだと 決めてるうちは 幸せは このへんで とどまってくれる 小さな悩みなら どこかそこらの店先の 週刊誌にでも 答えてもらおう 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Yeah yeah yeah… (リラリラ リラの花 リラのこと好きよ) それにしても このまえの四暗刻(スーアンコク) 単騎待ちは 悔しかった ため息まじりに 明日がくれば 誰もが 朝をむかえることができる ようやく季節も 動く気配をみせると タケノコメバルが 釣れ始める 悲しめば損 楽しめば得 悲しめば損 楽しめば Yeah yeah yeah… | |
わかれ道かぐや姫 | かぐや姫 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | ああ 君の長い髪と 胸のふくらみを 愛して 時は流れた つい きのうまでは もうもどれない 道二つ 分れて 歩き始めて 別れたことに気づいた ああ ぼくの心の中に 寂しい椅子がある そう昔 君もそこに すわっていたんだね ああ 君といた頃は 誰にも 愛は一度 めぐると知っていたのに ああ 六本木の街に降る雨が 街ゆく人達の 肩を濡らして も少し早く ほんとの愛を知ってたらと 誰もが後悔しながら 歩いてる ああ 君がいた頃は 酒にも 飲まれることは なかったことに 気づいた | |
遠い街南こうせつとかぐや姫 | 南こうせつとかぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 菜の花のじゅうたんが 敷かれる頃に この村にやってきた かわいい女の娘 砂利道に 足をとられてころび 泣く君のおでこに そのわけも知らず 唇あてた 暖い春の日 幼い約束は 指きりげんまん 秋までの友達を 河原の小石に託し 誰かがおはようと 言った気がして ふり向くと 朝顔のむこうに 君が笑ってた お祭りの笛に 誘われたふたり 仲良く手をつないで 風車まわし 野原をかけた さわやかな夏の日 夕暮れの静けさを 打破るのは お風呂がいやだと 逃げまわる子供の声 稲刈りも終り 冷たい風を感じる秋の日 この村を離れ 遠くの街へ帰っていった君 さよならを云うために 丘に登れば 田舎道 土けむり 都会へとバスは走る 都会へとバスは走る | |
雪が降る日に南こうせつ | 南こうせつ | 伊勢正三 | 南こうせつ | 雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から 窓の外は何にも見えない 見えない 約束を信じてた 約束を信じてた 昨日の夢は 終わるよ 雪の上に 足跡続くよ 続くよ 私を連れてゆこうと あなたは言ってたのに 足跡を追いかけて 足跡を追いかけて 昨日の夢は 終わるよ | |
田中君じゃないか南こうせつとかぐや姫 | 南こうせつとかぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 一人で歩いてたら 声をかけられた 誰かと思ったら 田中君じゃないか 何となくダブル背広が 板についてるね なんだってもう君は 課長だって本当? 笑顔で別れたけれど 後に残るわびしさ 住みなれた四畳半の 裸電球を めがけてゴムをはじく あざやかなこの手つき 財布の中を見たら 百円玉三つ これでは今夜もまた ラーメンライスなのか 気楽なものだけれど むなしいその日の暮らし 寝むたい目をこすって 出かけて行きます 八時半の電車に乗る いつものあの娘見たさに 真白なマンションの ドアをあけたとたん まぶしいくらいかわいい妻が むかえてくれる どうかこんな夢だけでも 見せて欲しい気安めに | |
雨音に口づけを榊原郁恵 | 榊原郁恵 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 佐藤準 | あの時にどうしてあなた こんな私見つめていたの 週末ににぎわう街で すれ違った恋 抱き寄せられて 逃げ出したのは 人ごみだけのせいじゃなく 突然恋に落とされてゆく 自分が見えないのです 私がきっとあなたに ついてゆく道は雨音 あの店で待ってるあなた どんな服を着てゆけばいい 私には似合わないのね やっぱりあなたと 好きと言われて 自身なくして 受話器をとることも出来ず 別れられなくなってしまえば もっと悲しいでしょう そんな時にもかまわず 泣けるのが私だけの恋 あぶない恋と 気付いていても なぜかもうひとりの私 あの日あなたのまぶしい眼から ずっと離れられない 私がきっとあなたに ついてゆく道は雨音 |
せめて今夜だけは前川清 | 前川清 | 伊勢正三 | 脇山和夫 | 萩田光雄 | せめて今夜だけは 酔ったふりをして 貴方に抱かれる夢を見ながら眠らせて 忘れたはずの恋なのに 見果てぬ夢に酔いしれて 許されない二人のままで 重ねすぎた思い出の日々 もうこれで最後の夜 誰のせいでもないけど せめて今夜だけは 酔ったふりをして 貴方に抱かれる夢を見ながら眠らせて 悲しい朝が来る前に 気付かぬ様に出ていって あなたの胸のぬくもりだけは いつまでも忘れないわ もう二度と逢えないの 時に流されて行くだけ せめて今夜だけは 酔ったふりをして 貴方に抱かれる夢を見ながら眠らせて せめて今夜だけは 酔ったふりをして 貴方に抱かれる夢を見ながら眠らせて |
なごり雪徳永英明 | 徳永英明 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 坂本昌之 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいていた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
あの頃のぼくはイルカ | イルカ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 木田高介 | あの頃のぼくは若すぎて 君の気まぐれを許せなかった そんな君のやさしさは おとなびていました 机の上に編みかけの セーター残していったまま 朝から続く雨の日に 泣きながら飛び出していった 君はもう この古いアルバムの中の 想い出の女として 小さな灰皿の中で燃えてゆくのです 君の長い髪はとても 素敵だったと言いたかった 別れの言葉が夢の中で こんなにきれいに響いてます 心のほんの片隅で つぶやいた言葉 たとえば誰かの小説の ひとつの甘いフレーズとして ぼくの心の本棚に しまっておけるものなら 君はもう 二人でいつも買ってた 合挽(あいびき)のコーヒーの あのほろ苦い味も忘れたことでしょう 今は一人部屋の中で コーヒー沸かしているんです 君はもう この古いアルバムの中の 想い出の女として 小さな灰皿の中で燃えてゆくのです 君の長い髪はとても 素敵だったと言いたかった |
海岸通イルカ | イルカ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 佐藤準 | あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく 夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとうり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく |
なごり雪平原綾香 | 平原綾香 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 沢田完 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっと |
なごり雪高橋直純 | 高橋直純 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった | |
雪が降る日に村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 経田康 | 雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から 窓の外は 何にも見えない 見えない 約束を信じてた 約束を信じてた 昨日の夢は 終わるよ 雪の上に 足跡続くよ 続くよ 私を連れてゆこうと あなたは 言ってたのに 足跡(約束)を追いかけて 足跡(約束)を追いかけて 昨日の夢は 終わるよ 昨日の夢は 終わるよ |
22才の別れ村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 経田康 | あなたにさよならって言えるのは今日だけ あしたになって またあなたの温かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして… 私には鏡に映ったあなたの姿をみつけられずに わたしの 目の前にあった幸せに すがりついてしまった… 私の誕生日に22本のろうそくを立て ひとつひとつがみんな君の人生だねって 言って 17本目からは いっしょに灯をつけたのが きのうのことのように… 今はただ5年の月日が長すぎた春と言えるだけです あなたの知らないところへ嫁いでゆく 私にとって… ひとつだけこんな私のわがまま聞いてくれるなら あなたはあなたのままでかわらずにいてください そのままで… |
君と歩いた青春太田裕美 | 太田裕美 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 萩田光雄 | 君がどうしても 帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ 少し 幸せに出来なかった事 故郷(くに)へ帰ったら あいつらに会うといいさ よろしく伝えてくれ きっと又 昔のように みんなで楽しくやれるさ みんないい奴ばかりさ 僕とは 違うさ そして あの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ ケンカ早い奴もいた 涙もろい奴もいた みんな君の事が 好きだったんだよ 本当はあいつらと 約束したんだ 抜けがけは しないとね バチ当りさ 僕は だけど本当さ 愛していたんだ きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは 僕が一番最初だったね 君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか |
海岸通岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 古川昌義 | あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたを乗せた船が小さくなってゆく 夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言う通り妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった まるで昨日と同じ海に波を残して あなたを乗せた船が小さくなってゆく |
雨の物語保田圭 | 保田圭 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 朝井泰生 | 化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら 窓の外は雨 雨が降っている 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる 誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく 僕の部屋のドアに 書かれていたばすさ “とても悲しい物語”だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは 窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに |
22才の別れ保田圭・矢口真里 | 保田圭・矢口真里 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | たいせー | あなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖い手に触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を 見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった 私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ5年の月日が 永すぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く私にとって ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで…… |
なごり雪JINDOU | JINDOU | 伊勢正三 | 伊勢正三 | JINDOU | 汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節外れの 雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと 寂しそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節の後で 今春が来て君はキレイになった 去年よりずっとキレイになった 動きだしたTRAIN ゆっくりと発車 なごり雪の降る空の真下 駅のプラットホーム 時間通りに 別れを告げる鐘響きわたった ガラス窓の向こうから 君は何かを言いたそうにしているような その唇が『サヨナラ』と動くことが怖くて下を向いた 時がゆけば幼い君も 大人になると気付かないまま 今春が来て君はキレイになった 去年よりずっとキレイになった 君との想い出は 雪と共に溶けて春の大地に そう 寂しさも溶かすように 儚い日差し 青春の日々 君が去ったホームに残り 落ちては溶ける雪を見ていた 今春が来て君はキレイになった 去年よりずっとキレイになった 今春が来て君はキレイになった 去年よりずっとキレイになった キレイになった |
君と歩いた青春岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 古川昌義 | 君がどうしても帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ少し 幸せに出来なかった事 故郷(くに)へ帰ったら あいつらに会うといいさ よろしく伝えてくれ きっと又 昔のように みんなで楽しくやれるさ みんないい奴ばかりさ 僕とは違うさ そして あの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ ケンカ早い奴もいた 涙もろい奴もいた みんな君のことが 好きだったんだよ 本当はあいつらと約束したんだ 抜けがけは しないとね バチ当りさ僕は だけど本当さ 愛していたんだ きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは 僕が一番最初だったね 君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか |
nagoriyukiビリケン | ビリケン | 伊勢正三 | 伊勢正三 | バギードッグ | (ラップ)まだまだ行けるハズだねyeah! 未だ見ぬ次の春までyeah!! 未だ君とした約束は胸に ズットいつも ソット胸に… 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく (ラップ)君と出逢い もう三度目の春 時間が経ち 思い出となる日も来る? だけど今は だから今は 何にも言わないで こうしていたいよ なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春がきて 君は きれいになった 去年より ずっと きれいになった (ラップ)流れゆくは 懐かしいラヴソング ふいに涙なんて誘ってまた 今は はなればなれ 時間も流れ 慣れない仕事 なんか今日も疲れ 毎日があたりまえに繰り返し 繰り返し想うのは君のコト 元気でいますか?変わらずいますか? また僕のコト覚えていますか? 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるが「さようなら」と 動くことが こわくて下を向いてた 時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま (ラップ)time goes by…きっと君も いつかまたふり返る日も来るだろう 君がもしも 迷うトキモ 道はきっと続いていくだろう。 今 春が来て 君は きれいになった 去年より ずっと きれいになった (ラップ)あの頃僕ら妙にはしゃいじゃって 未来、時代、みんな見ないフリ。 きっと明日なんて 勝手に ふってくるなんて思ってた 悪気もなくね お互い 長い時間をこえて 駆ける お互い 笑いあえるように 夜空に想うよ。 君が去った ホームにのこり 落ちては とける 雪をみていた 今 春がきて 君は きれいになった 去年より ずっと きれいになった 去年より ずっと きれいになった (ラップ)なごり雪もふるトキを知り なごむ影にまたせつなさを知り |
なごり雪新垣勉 | 新垣勉 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 宮下博次 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
なごり雪市井紗耶香 | 市井紗耶香 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | たいせー・高橋諭一 | 汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった |
夕顔南こうせつ | 南こうせつ | 伊勢正三 | 南こうせつ | 朝日に 移り香も 消えゆく 刹那の窓辺から やさしく 堪(た)へるよな ほほ笑む 眼をした 人が好き 人の情けに ほろ酔えば 十二月の間に 乙女心のかほどにも 知り難さを思ひて 佇(たたず)む あの娘は 十九になる そのくせ 激しい恋をする 夕暮れに 咲く花は なんにも 語らず ただ白く 通ひ路 待ち暮らす 心に漣(さざなみ) 立ち濡れて 今度 逢へる時は すでに 雪の中の 温(ぬく)もり はくほどに 白く息が ふれ合う その頃がいい あの娘は 十九になる この世で一番 愛(かな)しとき あの娘は 十九になる この世で一番 愛(かな)しとき | |
君と歩いた青春伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 瀬尾一三 | 君がどうしても帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ少し幸せにできなかったこと 故郷へ帰ったらあいつらに 会うといいさよろしく伝えてくれ きっと又昔のようにみんなで 楽しくやれるさ みんないいやつばかりさ ぼくとはちがうさ そしてあの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ ケンカ早いやつもいた 涙もろいやつもいた みんな君のことが好きだったんだよ 本当はあいつらと約束したんだ 抜けがけはしないとね バチ当たりさぼくは だけどほんとさ愛していたんだ きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは ぼくが一番最初だったね 君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか |
わかれ道伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 佐藤準 | あぁ 君の長い髪と胸のふくらみを愛して時は流れた つい昨日までは もう もどれない道二つ分れて 歩き始めて別れたことに気づいた あぁ ぼくの心の中に寂しい椅子がある そう 昔君もそこにすわっていたんだね あぁ 君といた頃は 誰にも愛は一度めぐると知っていたのに あぁ 六本木の街に降る雨が 街ゆく人達の肩を濡らして も少し早く ほんとの愛を知ってたらと誰もが後悔しながら 歩いてる あぁ 君がいた頃は酒にも飲まれることはなかったことに気づいた |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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そんな暮らしの中で伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 歩き始めた子供の 笑い声が響いてる そんな暮しの中で 芽ばえ始めた「何か」を 大切にして生きるため 日々の暮しがある 時計の針が時を 流しているわけでもなく 明日の朝 新聞の日付がただ 変わっているだけのこと 2センチ足らずの雪が 科学の街 東京を 一日でぬりかえる その変わらぬ雪の色に 人は何を思うのだろう 変わりゆくこの日々に 寒さの中に かくれているのは 暖かさなのだから 冬の朝 目覚めたときの あと五分の幸せを 誰もが知ってる |
けんかのあと伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | けんかの後の 冷めたスープに 沈む涙のスパイス ホロ苦さも忘れて 同じことくりかえす 男のエゴとプライドなんて まるで脱ぎ忘れた靴 孤独な時初めて 鏡に写してみる 時計の針は小刻みに まだ話しかけてくる 愛し合うことを望むなら なぜ、ひきとめなかった もどかしいくらい エスカレーターの 人波にもまれながら 夕闇のホームまで 思い出が多すぎて 鳴り響くベルの中を 今、駆け登って行く 次々に流れる窓に ふとさよならがよぎる 時が渦巻く都会に 今、何を求めるの 振り向けばそこに君が 手を差し伸べてるのに |
男は明日はくためだけの靴を磨く風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 瀬尾一三 | 夕暮れの街並がすこしづつ暗くなってゆく ひとりの男が今日も坂道を下りてくる アパートのドアを開け 手さぐりで灯りをつけた時 今日一日がふと目の前を通り過ぎる ひとり暮らしは気楽と言えばいい 過去のことは思い出さず これからのことは解らない 男は明日はくためだけの靴を磨く その日暮らししていてもほらこんなに幸せだと 大きな声で笑える日もいつかはくる 時の流れに身をまかすのもいいさ やさしい女がどこかにいたような気がする そんな気持にたとえ答えられなくても 男なら恋心をさりげなくポケットに入れて そのあとでそっとどこかで取り出してみたとき 熱い思い出静かに消せばいい 男なら夢のひとつくつがえすこともできるし 夢からさめたらまた新しい夢を見ればいい 窓辺で枯れてゆく一輪ざしの花でさえ この部屋の中で精一杯に咲いていた そんなちいさな生きざまを見つけたい |
おはようおやすみ日曜日山田パンダ | 山田パンダ | 伊勢正三 | 山田つぐと | 佐藤準 | 君が眠れない そんな夜は ふるさとの話を 聞かせてあげよう あの高速道路のかげに 朝日が昇るまでに 君を遠い田舎の町まで 連れていってあげよう ふるさとの言葉を しゃべりたい夜は なぜか星空も 近くに見えてる ああ こんな東京にも まだきれいな星空が 残っていると人々は 知っているのだろうか 明け始める頃に うでまくらとけて 君の寝息なら いくら聞いてもいい ああ どんなにだきしめても まだ愛し足りない 思わず口づけてしまう 細い肩のあたりに おはよう おやすみ 日曜日 心ゆくまで眠ろう 都会がうるさ過ぎるのは 誰のせいでもないさ |
きらいなはずだった冬にかぐや姫 | かぐや姫 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 水谷公生 | 夕焼け空のなごり残して きれいに暮れてゆく 街を 君とこうして また並んで歩いている 寂しい季節が過ぎて 暖かい心の春が Wo…やってくる 年を数えて 三度目の冬 も一度 めぐり逢うこと なぜか手のひらに 記されていたような 不思議な運命という名の 結びつく 二つの星が Wo…知っている 似合うセーター その肩ごしに 感じる君は 同じさ 涙もろくなったのは ぼくのせいだね やさしい涙の糸が からみつく長いまつ毛に Wo…酔っている |
僕は何をやってもだめな男です南こうせつとかぐや姫 | 南こうせつとかぐや姫 | 伊勢正三 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 僕は何をやってもだめな男です 昨日歩いてて犬におしっこをかけられました ガムをかんでも舌をかんでしまうし トイレに入ってチャックがしまらず オロオロしたこともありました 僕は何をやってもだめな男です 電話で彼女の母親に愛を告白しました パチンコやってもチューリップが開いたためしなし 電車のドアにコートをはさんで 一緒に走ったこともありました 僕は何をやってもだめな男です エレベーターがとまらず一日上がったり下がったり 何もしないのに機動隊にはこずかれて こわいおばさんに囲まれじわじわ いじめられたこともありました |
そんな人ちがい南こうせつとかぐや姫 | 南こうせつとかぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 南こうせつ | この街のはずれの店で 髪が伸びた君と 久しぶりなんていって 会ったあの日 気まづく出したタバコに 火をつけてくれた君の 薬指光った指輪が すべてを語っていた 遠くに見かけた人は 見覚えのあるセーター 今日も又想い出一つ そんな人ちがい 赤い自転車とまる度に 階段をかけおりてった ah あの頃 逢いたくて逢いたくて 飛び出した風の街で 肩寄せた二人連れに 追い越されてった Lala lalala… Lala lalala… Lala lalala… Lala lalala… |
好きだった人南こうせつとかぐや姫 | 南こうせつとかぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 南こうせつ | 好きだった人 ブルージーンをはいていた 好きだった人 白いブーツをはいていた 好きだった人 ステテコもはいていた 好きだった人 Tシャツが似合ってた 失恋ということばは 知ってたけれど 失恋ということばは 知ってたけれど 好きだった人 金魚すくいがうまかった 好きだった人 ヤクザ映画に誘ってくれた 好きだった人 アベレージが 102 だった 好きだった人 ハンバーグを食べていた 失恋ということばは 知ってたけれど 失恋ということばは 知ってたけれど 好きだった人 つよがりをいっていた 好きだった人 一度だけキスしてくれた 好きだった人 レモンをかじってた 好きだった人 海を見つめて泣いていた 失恋ということばは 知ってたけれど 失恋ということばは 知ってたけれど 失恋ということばは 知ってたけれど 失恋ということばは 知ってたけれど 失恋ということばは 知ってたけれど 失恋ということばは 知ってたけれど |
海岸通伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく 夜明けの海が悲しいことを あなたから 教えられた海岸通 あなたの言うとうり 妹のままで いた方が 良かったかもしれない あなたがいつか この街離れてしまうことを やさしい腕の中で 聞きたくはなかった まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく | |
北国列車伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | ぼくが君を追いかけてる 夢から目覚めたときは 汽車は夜を走りつづけ 朝の駅へついたところ 君を忘れるため長い旅に出て 旅の終わりにこの街を選んだ 去年の今頃汽車にのり 二人で旅した北国の あの雪の白さが何故か忘れられずに ぼくの他にはあと少しの 人を降しただけで 汽車はすぐにまだ暗い 朝に消えて行った おもいきり背伸びをした 薄暗い空に 君の星座がまだ光ってる 君の生まれたあの星が こんなきれいに輝いて 君と暮らした東京では 見たことなかったけれど 君を忘れるため長い旅に出て 旅の終わりにこの街を選んだ 去年の今頃汽車にのり 二人で旅した北国の あの雪の白さが何故か忘れられずに | |
雨の物語伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから ぼくはまだ君を 愛しているんだろう そんなこと ふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終わりに こんな雨の日似合いすぎてる 誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ “とても悲しい物語”と 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアの向こうに立っていたのは 窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心の くもりガラスに | |
海風伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 海風 吹いてた あの頃いつの時も 潮の満干に すべてを感じて 幼な心に吹いてた 淋しい時 とても淋しい時 今もぼくのなぐさめに 吹くのは 海風 海風 吹いてた 今はここにいるけど 時の流れが ぼくを変えても 今も故郷に吹く あの日の夢 とてもきれいな夢 今のぼくに何かを 残してくれた 海風 | |
Bye Bye伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 人は誰でも皆 愛し愛されて 悲しい恋の終わり 知り過ぎてるのに いつかその傷跡 右手でかくして 左手でまた誰かを抱くことがなぜできたりする 男には女は解からない 時がいくつ流れても……… Bye Bye さよならを Bye Bye 告げた夜は 男ひとり その背中に星がひとつ流れる きれいな言葉だけで 人は愛せない それに気づいたところで まだ若すぎるさ コスモスの咲く頃 アジサイは消えて 若い心の傷は いつの間にか治っているもの 女には男は解からない 涙いくつ 流しても……… Bye Bye 三日月に Bye Bye 操られて 女ひとり恋の道を迷い始めている | |
通り雨伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 通り過ぎた雨に 細い肩を濡らして あの娘は一人ぼっちになろうとしている 淋しいのなら忘れよう 人の心なんて にぎやかなお祭りの人ごみの中で 浴衣がけ 細い肩 通り雨 二年ぶりにたずねた 下町のお祭りは まるであの日と同じ顔でむかえてくれたのに 久しぶりなら忘れよう なつかしさなんて 風車くるくると音をたてる夜に 浴衣がけ 長い髪 通り雨 幸せすぎてこわいと 大吉破いてすてた 何もかもが昔にむかって走り去ってゆく 思い出すなら忘れよう おもいでなんて 指切りがほどけてはいけないはずなのに カラカラと 石畳 通り雨 赤い鼻緒切らして 上目使いに笑った かわいそうなくらいの小さな胸もと 悲しいのなら忘れよう 君の笑顔なんて 熱い涙足もとにはじけて落ちた日に ほほ濡らす 悲しみの 通り雨 | |
冬京伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | ぼくの部屋の タ暮れは 君が去った ドアの方から始まる あの頃ぼくと そして君の夢は 同じものだと 思っていた ぼくの胸に 顔をうずめて 潮の香りがすると 故郷のない君だから わかるのだろう あの頃ぼくは 何のために 君と同じ朝を むかえてたんだろう 赤い電車は 止まらないほどの その小さな駅の 見える部屋で 階段のぼる ぼくの足音 響き始めたとき 読みかけの本にしおりを はさむ人もいない こんな淋しさ それも東京 そして生きていくため 暖かい愛がなければ 冬は越せはしない | |
星空伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 星がきれいね とっても 近く見えるわ 赤い星 青い星 私中学校の時 バレーボール部にいたのよ 恋人? いたわよ とっても背が高くて真黒に陽焼けして シュークリームが大好きだったキャプテン 私生徒手帳にいつも 彼の写真入れてた でも死んじゃったの その人 どうして? ううん お母さん教えてくれなかった こんなきれいな星空だったわ その人思いきり ジャンプして そう、お星さまに手が届いちゃったのよ | |
あいつ伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 雪の中一人の男が 山に帰っていった ただそれだけの話じゃないか あわただしい季節の中で 花束投げた あの娘の言葉が こだまして帰ってくるけど 雪どけ水の音に消されて また静けさがおとずれる だからもう忘れちまえよ あんなやつのことは こんなかわいい人を残して 一人でゆくなんて あいつがたとえ 想い出ひとつ 何も残さなかったのは あいつにすれば せいいっぱいの 愛だったんだね 春が来たら 去年と同じように また山でむかえよう それまでにきっとあいつの 得意だった 歌をおぼえているから ………………………… | |
みつばちマーヤの冒険水前寺清子 | 水前寺清子 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 雨あがりの虹は とてもきれいですねマーヤ 果てしなく広がる 青い空のむこう どこかに咲くという 夢の花を 捜し求めて 今旅立つ おお 冒険 ちびすけ みつばちマーヤ さわやかな朝に 背伸びをしてますねマーヤ 新しい季節の 訪れとともに これから始まる 時代の中で 風に向って 今飛び立て おお 冒険 ちびすけ みつばちマーヤ 流れる雲が いねむりしてますねマーヤ ふるさとの野山は 見えなくなったけど 誰かが待ってる ロマンの国へ ふり返らず さあ 行こう おお 冒険 ちびすけ みつばちマーヤ | |
おやすみマーヤチータ | チータ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 星がひとつ流れて またひとつ生まれたら すばらしい明日まで おやすみなさい 夢は知らない国の 愉快なことや 悲しみの物語 聞かせてくれる 睡蓮の花の ベッドの上で 長い旅に疲れて 羽を休めるときは ふるさとの友達を 思い出します だけど明日になれば どこかできっと 新しい友達が 待っているから おやすみなさい 涙をふいて だけど明日になれば どこかできっと 新しい友達が 待っているから おやすみなさい 涙をふいて おやすみ マーヤ! | |
根なし草かまやつひろし | かまやつひろし | 伊勢正三 | 南こうせつ | 旅に疲れ愛を忘れ 根なし草のように 風まかせ 運まかせ 何もかも忘れて さそわれるままに一人旅に出て さそう人もない町でふと足を止めれば 何故か なつかしい町 何故か 淋しげな町 人はみな この町を 田舎と呼ぶらしく 麦畑がわざとらしく並んでいた 道を教えてくれたやさしい人の 白いワンピースのとても細い肩が どこか君に似ている どこか君の面影 西へ西へと走る夜汽車の窓に 書いた落書きの向うに かすんで見えるのは あれは遠い町の灯 あれは遠い故郷(ふるさと) あれは遠い町の灯 あれは遠い故郷 | |
古都風 | 風 | 伊勢正三 | 大久保一久 | 別れた人には 京都が似合うと 始めて気づいた 木屋町通り 古い都への 出逢いとはいつも こうして始まるものでしょうか いつか いつか こんな時がくるねと 君は 君は 遠い空を見つめて つぶやくように云った いつも にぎやかな 四条通りにも 悲しい目をした 人がいる 嵯峨野のあたりに 沈む夕陽さえ 急いでぼくから逃げてゆく 何もかもが ぼくに 背中を向けて ぼくは ぼくは 一人とり残されて しまったような気がする | |
みつばちマーヤの冒険チータとみつばち合唱団 | チータとみつばち合唱団 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | アニメタル | 雨あがりの虹はとてもきれいですね マーヤ 果てしなく広がる青い空のむこう どこかに咲くという 夢の花を さがし求めて 今旅立つ おお冒険 (マーヤ) ちびすけ (マーヤ) みつばちマーヤ 爽やかな朝に背伸びをしてますね マーヤ 新しい季節の訪れと共に これから始まる時代の中で 風にむかって 今飛び立て おお冒険 (マーヤ) ちびすけ (マーヤ) みつばちマーヤ |
夜にまぎれて伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 突然 おまえが かけこんできた夜 雨に濡れたまま涙かくし あてつけ? ならよせよ それとも本気なの 私を抱いてとふるえていた 何もかも今 忘れてしまえ 流れゆく時の中に 抱きしめるたび 想いはつのる 許されぬ出逢い重ねて 答えはひとつだけ あいつをとるなら これが最後の夜だけれど 幼い横顔 まつ毛が濡れてる 胸打つカメオ かすかに揺れ 帰したくない ずっとこのまま 抱きしめていたいから 別れるなんて 聞きたくもない ゆれ動く心のまま ふりしきる雨 愛は激しく つかのまの出逢い重ねて 夜にまぎれて 求めあうふたり さよならを言う前に | |
僕と子犬と1月のバス通り伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 君の部屋に子犬がいて いつも僕と走り回った 彼と僕は今もずっと 友達のままでもいいのに 君に会えない 今でも so lonely 心変わりを責めたりしない だけど も一度君の涙をそっと こぼして欲しい部屋を借りたよ こんな街に 子供の頃広く見えた バス通り今は狭い道 一つの夢叶う度に すぐにちっぽけなものになる 遠く離れて暮らせば so lonely 初めて分かるこんなに近い二人 この街へ来てあの日の写真も まだダンボール閉じ込めたまま そしてずっと ah‐なのに君は ah‐忘れようとしても この街の雨冷たく so lonely 君を泣かせた悲しい言葉胸に 心やさしくなるにはもっと 君の涙が必要なのに 君が僕に望むものは ずっとそばにいることだった やがて時がほどく絆 僕はそれに気付かなかった | |
冬の地下鉄伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 都会の朝の吐息が 窓を曇らすwo-冬の地下鉄 君の声が聞こえて 振り向いても 寄せる人波 あの頃許せなかった街に 今は一人流されて このまま大人になる あの日何を信じたの 君と共に過ごした季節の 輝きだったのか 毎日GRAYの景色が 窓を流れるwo-こんな時代に 君の肩を抱いたり悲しませたり 夢を見ただけ ホームで 誰の目も気にせず喧嘩もした あの頃なら 過ぎ行く時の中で 君が僕と違うわけを どんな言葉どんな言い訳も 解き明かしてはくれない 時代に逆らえば 羽根のように傷ついた 若さという なんて無防備な キラメキ抱きしめて このまま大人になる あの日何を信じたの 何もかもが二度と戻れない 輝きだったのか 都会の朝の階段 駆け昇ればwo- もう春の香り | |
堤防のある町伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | さざ波が光る陽射しの中で あの頃の夏を捜した 堤防にもたれたら 海が見えないだろう せっかく帰ってきたのに 吹く風に止まるカモメのように ぼくはまだこの町にいて まるで木の葉が波に のまれてしまうような 都会で傷ついた君と 時が戻りそうで 夏が終わるまでの ほんのひとときだけの 季節にまた出会った だけの二人 海沿いのちっぽけなストアー 陽にやけたあの日の二人 スパイクを持った君と 僕はまだユニフォーム 帰りにパンをかじった 君が変わりそうで きれいになりそうで ずっとそばにいなけりゃ 言葉も変わってゆく だけの二人 時が流れそうで 夏が終わりそうで ほんのひとときだけの 季節にまた出会った だけの二人 君が変わりそうで きれいになりそうで ずっとそばにいなけりゃ 言葉も変わってゆく だけの二人 | |
海は遠いのかい伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 渋滞12キロの表示なんて 都会じゃそう珍しくないだろう 「疲れた」っていう言葉せつなくて 長い恋も赤いテールランプ灯した このサンデードライバーの波にもがき あの頃の二人若かった 風に聞いてよ 海は遠いのかい? いつの間にかそれは遠い遠い果てなの 半袖じゃ寒いだろう 車に戻ろうか 同じ景色ほど 違って見えるのはなぜ 風に聞いてよ 海は遠いのかい? いつの間にか今は遠い遠い果てなの 言い出せなくて 時だけが過ぎて 寝顔になった 君をずっとずっと見ていた | |
夏の流星伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 夏まぼろし それは時の流星 夜流れる 君は時のしずく 下りてきた石段 君に息を飲む なんて初めての 浴衣が似合うのか ロケット花火の音が 遠く聞こえるだけ 夏まぼろし それは時の流星 夜流れる 君は時のしずく そして風が止まる 今が苦しくて 君は指先で 風鈴を弾いた 橋を渡る夜行列車 遠く見送るだけ 夏通り雨 短冊を濡らして 窓流れる 君は時のしずく ロケット花火の音が 遠く聞こえるだけ 夏この頃 閉ざされたビルの窓 ふと都会の 憐れみすら感じた 夏まぼろし それは時の流星 夜流れる 君は時のしずく | |
ハルの風伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 緑の季節が コートを奪い去って きっとあとはきっと きっかけを待つだけ 春になって 悲しそうな 彼女が気になる 下北から春の風が 乗り込んで来たよ 初めて話した 倒れた傘を拾って まるでなくした切符 すぐには見つからない ポケットの中探るように 言葉捜すけど 下北から先の駅は もう止まらないよ 忘れかけた恋のような 彼女が気になる 下北から先の駅は もう止まらないよ | |
さそり座の森伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | さそり座の森に 忍び込んだ 君を捉えて 壊れるくらい 離さない 君をこのまま 離さない |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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Realize伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 時が舞い降りる 夕暮れのホーム ストロボの電車が 君を瞬かせる 恋は夢のようで それでいて寂しい 戻れない時間に 埋められてゆく 時よすぐに 二人をもっと早く追いつめて 20世紀の果てまで この世界が闇になって もしも君とはぐれても 抱きしめると わかる 街は今冷たい オーラに包まれ 見過ごせないような 出来事にも慣れて 人の目に映れば 間違いだらけの それが僕らだけの 方舟でもいい 崩れさった 時代を繰り返して さまようのか 迷える森の果てまで 疲れ切った 人波泳ぐ 君のそのしなやかさで そこから 抜け出して 時よすぐに 二人をもっと早く追いつめて 20世紀の果てまで この世界が闇になって もしも君とはぐれても 抱きしめると わかる | |
PIER 39伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | もうこんなとこまで歩いて来たのか 波の香り急に胸に届く 思い出が途切れるボードウオーク まだ人で賑わう黄昏のピアで 君は何を僕に伝えようとするのか 誰一人誰一人それに気付かなくて このままでこのままで別れそうな二人 なぜ君と過ごした 夜の短さを時はすぐに忘れさせてしまう 手のひらをこぼれる砂のように もう僕の心に戻れないなら 君の胸に寒流の風冷たいなら どこにでもどこにでも行ってしまえばいい 誰よりも誰よりも遠く離れるなら そしてもう週末のざわめきに紛れて 人ごみに消えてゆく君だけが悲しい 誰一人誰一人それに気付かなくて 賑やかに賑やかに暮れてゆく夕暮れ | |
JUN伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 雨の美術館 朝の星座 誰も知らない木星 古いシトロエン マチスの色 窓の向こうの紫陽花 JUN 君らしくて JUN 悲しいもの ずっとずっと 会えない日の JUN 美しいもの 雲の切れ間に 風のしぐさ 午後の謎めくピノ・ノワール 紺のワンピース JOBINの音 思いがけないラブシーン JUN 君らしくて JUN あざなうもの こんな気持ちにさせる季節 JUN もどかしいほど JUN 君らしくて JUN 絶えないもの いつの日にか思い出より JUN 美しいもの | |
A Girl of 14teen Summers伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 夏の向こうに 消えて行く恋を ノートにはさんだ 君の涙の夕立も晴れて 笑顔が素敵 悲しい時は 話してごらん 君は今ときめきに 戸惑いを見せて 立ち止まる季節 いつか友達を 守れないことや 譲れないことで 君がその胸を 痛めてしまうのは やさし過ぎるから 思い通りに 行かない時もある 君は今揺れ動く 少女のままに 立ち止まる季節 悲しい時は 話してごらん 君は今そしてずっと そのままでいい 笑顔が素敵な 少女のままで | |
海岸通風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく 夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとおり妹のままで いた方が良かったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく | |
ほおづえをつく女風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 振り向きもせずに男は去った 女は半年泣き続けた 薄暗い部屋でほおづえをついたまま 幸せな日々を思い出していた 何故すてられたのかもわからないまま 女は半年泣き続けた 新しい季節が女を変えた 出会いを求めて町に出た 髪を切り胸のボタンひとつはずして 化粧直して女は生まれ変わった お茶を飲みながらほおづえをついたまま 女は男を捜しつづけた 女はそっと煙草くわえた 男はすかさず火をつけた かげりある女はとてもきれいに見える 思わず誰でも手をさしのべてみたくなる 灰皿の中の古い燃えさしがまた 新しい炎で燃え上った 数える間もなく時は流れた 振り向きもせずに男は去った 慣れすぎた暮らしに女は甘えすぎて 男の心にまでほおづえをついてしまった 夜空の星がとても美しいのは ほんのすこし光っているから | |
22才の別れ風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せに すがりついてしまった 私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ 5年の月日が 永すぎた春と いえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く 私にとって ひとつだけ こんな私の わがまま 聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変らずにいて下さい そのままで………… | |
ささやかなこの人生風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 花びらが散ったあとの 桜がとても冷たくされるように 誰にも心の片隅に 見せたくはないものがあるよね だけど人を愛したら 誰でも心のとびらを閉め忘れては 傷つきそして傷つけて ひきかえすことの出来ない人生に気がつく やさしかった恋人達よ ふり返るのはやめよう 時の流れを背中で感じて 夕焼けに涙すればいい 誰かを愛したその日には たとえばちっぽけな絵葉書にも心が動き 愛をなくしたその日には 街角の唄にもふと足を止めたりする 風よ季節の訪れを 告げたら淋しい人の心に吹け そしてめぐる季節よ その愛を拾って終わりのない物語を作れ やさしかった恋人達よ ささやかなこの人生を 喜びとか悲しみとかの 言葉で決めて欲しくはない | |
傘の雫イルカ | イルカ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 時には雨の街角 待ち合わせたね 君はすまなさそうにそっと 雨に濡れた傘をたたんだ 時計見ながら 着て行く服選んで 迷う時ほど 会えばすぐそんなことなど 恋は忘れさせてくれる そんなひととき 傘の雫で床に書いたプロポーズに 気づかなくてそのまま時は流れた もしも流れる時間を 先回りして分かっていたなら 誰も代わりは出来ない 君だったことに気づいていたのに 街行く人波から もてはやされた 昨日までの店が突然 姿消したりするような 流行り廃りに 誰もが惑わされて 生きてきたから 自分らしく飛べる翼も いつか邪魔になってしまう 飛べないふりして もしも都会に迷い込んだ 冬鳥でもいつかはまた 海を渡る日が来る だからも一度会いたい 君といた頃の自分に会いたい そして悲しいくらいに 純粋な夢捜しに行きたい もしもこの長い雨が 今もその胸を濡らしているなら 恋という辛い雨を 砂のように受け止めてあげたい | |
雨の物語風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから ぼくはまだ君を 愛しているんだろう そんなこと ふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日似合いすぎてる 誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ “とても悲しい物語”だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアの向こうに立っていたのは 窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心の くもりガラスに | |
雨に眠るIS(伊勢正三・池田聡) | IS(伊勢正三・池田聡) | 伊勢正三 | 伊勢正三・池田聡 | 有賀啓雄・佐藤佳幸 | 君の髪が濡れたままで 冷たいほど愛しさは募る 逢いたくて逢いたくて今日まで ずっとこの日を待ち続けた 愛することの他には何も 出来なくしてくれてもいい 雨の街に似合うように 君は衿を立てるだけでいい どこまでもどこまでも歩いて 歩き疲れて眠る前に 今でも誰よりも君が好き その一言だけ言わせて “他の誰かを好きになっていいの” 君はもどかしさで僕を見つめる その背中 その髪 細い肩 振り向けば動く唇 愛することの他には何も 出来なくしてくれてもいい どこまでもどこまでも歩いて 歩き疲れて眠る前に 今でも誰よりも君が好き その一言だけ言わせて |
ひと夏のしずく南こうせつ | 南こうせつ | 伊勢正三 | 南こうせつ | 徳武弘文 | 今なんて言ったの 潮風がさえぎる 岬のカーブを 曲がりきった時から 今はもう冷たい 季節だと感じた あんなにはしゃいだ 君の笑顔忘れそうで 波がだんだん君の サンダル濡らして 砂に書けば崩れる ひと夏の言葉 もう誰もいない渚 消えてゆく Only you 抱きしめた痛みを 恋だとは知らずに 岬の灯台 瞬くの見つめた オレンジの涙に 夕映えを溶かして 無理して微笑む 時はすでに恋のBlue 月がキラキラ波に 浮かんで揺れてる 君のほほにこぼれた ひと夏のしずく もう誰もいない渚 抱きしめて Only you 波がだんだん君の サンダル濡らして 砂に書けば崩れる ひと夏の言葉 もう誰もいない渚 消えてゆく Only you 抱きしめて Only you… Only you… |
はるかぜを待つ人鈴木茂 | 鈴木茂 | 伊勢正三 | 鈴木茂 | 夏限りに燃えつきてしまう ユリの花には愛しい思いを見た 翼ならべて鳥は南へ飛ぶ 限り知ればすぐに 遠い昔の人達が 旅をしのんで思ふあたりの夕暮れ 風冷たく指先を冷やし ビルの日影が信じられなくなる頃 去年のセーター少しほころびて ちょうどなじむ頃さ 秋も深まる土曜日は 街ゆく二人の肩もよりそいやすく 都会の冬こそ 君が欲しかった 山吹色のはるかぜ吹くまでは 旅の心と気まぐれは 時の流れのせいさ 春の訪れ知る人は 冬の寒さも愛に変えてしまう | |
ささやかなこの人生沢田聖子 | 沢田聖子 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 花びらが散ったあとの 桜がとても冷たくされるように 誰にも心の片隅に 見せたくはないものがあるよね だけど人を愛したら 誰でも心のとびらを閉め忘れては 傷つきそして傷つけて ひきかえすことの出来ない人生に気がつく やさしかった恋人達よ ふり返るのはやめよう 時の流れを背中で感じて 夕焼けに涙すればいい 誰かを愛したその日には たとえばちっぽけな絵葉書にも心が動き 愛をなくしたその日には 街角の唄にもふと足を止めたりする 風よ季節の訪れを 告げたら淋しい人の心に吹け そしてめぐる季節よ その愛を拾って終わりのない物語を作れ やさしかった恋人達よ ささやかなこの人生を 喜びとか悲しみとかの 言葉で決めて欲しくはない | |
海岸通アグネス・チャン | アグネス・チャン | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだと何故 気ずかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたを乗せた船が小さくなってゆく 夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとおり妹のままで いた方が良かったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく | |
あいつイルカ | イルカ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 雪の中一人の男が 山に帰っていった ただそれだけの話じゃないか あわただしい季節の中で 花束投げた、あの娘の言葉が こだまして帰ってくるけど 雪どけ水の音に消されて また静けさがおとずれる だからもう忘れちまえよ あんなやつのことは こんなかわいい人を残して 一人でゆくなんて あいつがたとえ 想い出ひとつ 何も残さなかったのは あいつにすれば せいいっぱいの 愛だったんだね 春が来たら 去年と同じように また山でむかえよう それまでにきっとあいつの 得意だった 歌をおぼえているから | |
想い出の駅前広場イルカ | イルカ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | あれからもう一年も経つのですね この駅であなたと別れてから かじかんだこの手をいれたあなたの ポケットは とても暖かだった いつまでも 忘れはしない あなたにもらった このぬくもりを 精一杯の笑顔をうかべて 小さく手をふってくれたあなたへ 何か言おうとしたけど声にならず 白い息だけが 窓をくもらせた 噴水のある なつかしいこの駅の 広場は昔のままだけど ただ新しい映画のポスターが 時の流れを おしえてくれる いつまでも 大切にします あなたにもらった この想い出を この街へ降りたときから始まる 昔のくせが まだぬけない私です 最終電車の時間を気にして 思わず時計を見てしまうあのくせが | |
初恋イルカ | イルカ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 片えくぼの私の 片想いなのかしら 今日もまた いつものバス停で すれちがうだけの あなた エンピツ倒して カタンコトン 愛してます 愛されてます 占うゆくえは こんなに素敵な愛の芽ばえです 愛してる ただそれだけが言えないの とても素敵なあなたへ 夕べ お風呂上がりに 鏡に映った私 どうしてこんなに可愛い娘 あなたは放っておくのでしょう 私の大事な宝物 思われニキビもつぶさずに 毎日こんなに 一生けんめい育ててきたのに 愛してる ただそれだけが言えないの とても素敵なあなたへ いつか 三日遅れて届いた バースデーカード それがあなたからのものだと 気づいたときには遅かった いつかテニスの試合を 木かげで見ててくれたのも 今から思えば のっぽのあなたの姿だったのに 愛してる ただそれだけが言えないの とても素敵なあなたへ | |
雨の物語イルカ | イルカ | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる 誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ 「とても悲しい物語」だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは 窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに | |
夏この頃かぐや姫 | かぐや姫 | 伊勢正三 | 山田つぐと | 我が家では 何だかこの頃 静かな日々が 続いてる 山で死んだ あいつがいた頃は とても にぎやかだったのに 白髪が増えた 親父も 将棋の相手が いないと ふとぐちを こぼしたりする この頃 僕も何だか淋しくて 深夜放送を 聞いたりする ゆうべどこかで あいつの好きだった 歌が かかっていたっけ 妹も 部屋にこもり ラジオ聞きながら 泣いてた 好きだったんだね あいつのこと 通り雨過ぎた あとに残る 香りは 夏この頃 おふくろも 嫌いなはずだった 小犬を飼って みたりしてる 今朝早く 兄貴から 男の子が生まれたと 知らされた 夏の暑い盛りに…… | |
南風知らん顔かぐや姫 | かぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | 石川鷹彦 | 夏の朝 はちのうえの 朝顔を けとばしてったのは 長い旅に疲れきった 南風のいたずらです たいくつな時には 部屋の窓たたいて たとえばふるさとのこと 聞かせてくれるかい 南風は知らん顔で 街角を曲がっていった 南風は 熱い国の 恋の香りを 運んできては ぼく達に同じ朝をむかえさせようとしている 君を抱いたそのあとで 君の寝顔横にして 窓をあけたら 冷たい風がほほをなでる 南風は知らん顔で どこかへ帰っていった |
何かいいことありそうな明日風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 毎日がおもしろい程過ぎてゆく 君と暮らす毎日も 平和すぎる程 「今日は早く帰るつもりだったけど 田舎のやつにさそわれてね ほら あいつに引越しのとき 世話になったろう だからさ あと半チャンつまんで すぐ帰るから お土産はショートケーキかい それとも にぎり かい」 この街にももうすっかり住み慣れた あい変らず遅(のろ)いのは 駅前の工事中 角の酒屋のオヤジともすっかり 顔なじみになってしまって 「オールドにしてよ」なんて言うと 「おや景気いいね」と 「給料日前だから あんまり無理しないで」 なんて言われて 「それじゃやっぱりホワイトでいいよ」と 今日が終れば 明日までの人生さ 明日は 明日の風に吹かれて 「夕べは タバコが切れたくらいの事で どなったりして悪かったね ただ毎日がなんとなく 平和すぎるから 明日も又晴れるといいね……」 何かいいことありそうな 明日になりそう | |
終りのない唄風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 今日まで悲しいこともあったし ときには腹をかかえて笑った そして何度か唄うことが とても苦しいものだと思った それでも僕は唄ってゆきたい 誰かが聞いてくれる限り たとえばそれが旅で知り合った 一人の少女だとしても | |
歴史と季節の国風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 幼ない頃の想い出を 誰もが忘れかけている アスファルトの すき間にも花は咲いてる ほろ苦い想い出も…… いつまで君は そこにいたのかい 歴史と季節の国 めぐる季節その訪れを 路地裏の風に感じてた 夏 雨あと われた西瓜汗のにおい 土を噛む下駄の音 夕焼け姉の肌の温もり 悲しさは楽しさにも似て | |
夕凪風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | ふと言葉がとぎれたとき こがね虫が飛び込む 夏 夕暮れ 風が止まる瞬(ひととき)の間に うすけむり たなびけば…… 君のそばは 君のそばは うすむらさきの芳り 月夜に蔭れているのは めくる明日の幸せ タ顔の花 君の笑顔 透(すきとお)る白さを 簾越しにくらべては…… 君のそばは 君のそばは うすむらさきの芳り | |
はずれくじ風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 恋それがとても はかないものだと知ったのは 君だらけの厚い日記の 最後のページを めくったとき あの日黙って 君と歩いた 長い坂道 歩くたびに 耳にいつまでも ひびいてる ハイヒールの冷たい音 いつか道端でひろった 誰かにすてられた ラブレター ぼくから ぼく宛の手紙 運んだは 君だけど いつの間にやら 傷つけ合って 別れた場所へ もどって見たら 恋のはずれくじが舞ってる ほらそこにも ほらあそこにも いつの間にやら 傷つけ合って 別れた場所へ もどって見たら 恋のはずれくじが舞ってる ほらそこにも ほらあそこにも | |
流れる風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 夕日の消え色 美しく終わって 時の流れを ぼくに教える もう君は忘れようとしていた言葉を 過ぎゆく流れに捨てた 隔てる月日が流れを創って 言葉が霞かに 翳りを染めてる ああ 時がいつか懐かしさを作る頃 すべてが変わる…… ああ 時は休むことを知らずに流れる 誰もが一度はふりかえる…… | |
通り雨風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 通り過ぎた雨に 細い肩を濡らして あの娘は一人ぼっちになろうとしている 淋しいのなら忘れよう 人の心なんて にぎやかなお祭りの人ごみの中で 浴衣がけ 細い肩 通り雨 二年ぶりにたずねた 下町のお祭りは まるであの日と同じ顔でむかえてくれたのに 久しぶりなら忘れよう なつかしさなんて 風車くるくると音をたてる夜に 浴衣がけ 長い髪 通り雨 幸せすぎてこわいと 大吉破いてすてた 何もかもが昔に向かって走り去ってゆく 思い出すら忘れよう おもいでなんて 指切りがほどけてはいけないはずなのに カラカラと 石畳 通り雨 赤い鼻緒切らして 上目使いに笑った かわいそうなくらいの小さな胸もと 悲しいのなら忘れよう 君の笑顔なんて 熱い涙足もとにはじけて落ちた日に ほほ濡らす 悲しみの 通り雨 | |
でい どりーむ風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 幼ない日の春の道は 桜の雪降る中を えび茶色のランドセルが 軽くゆれるそんな道だった 始めて開いた新しい教科書 それは夢の世界 それはまるで不思議な宝物 幼ない日の夏の夜は 空から星が降りてきて 屋根裏から手を伸ばせば 届きそうなそんな星空 眠れない夜は かとりせんこうの煙 指でたどり あの娘のこと思いだしたり 幼ない日の秋の空は ヒコーキ雲追いかけて あの娘と二人 走りつかれ たおれた野原で約束したっけ 大きくなったら ぼくはジェット・パイロット 青い空いっぱい 君の名前書いてあげると 幼ない日の冬の色は 窓ガラスの曇り色 白い息が通りすぎる 急ぎ足でバス通りまで 季節の忘れもの ところどころ残る雪を 見つけたとき 足あとつけ急ぐ家路を | |
月が射す夜風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 窓から月が射す夜は 言葉では喋りたくない 君と居る 夏が行く 暑すぎたね ふふ 遠くを見てる 横顔が寂しい君だけれど 人はみな 寂しがりやの 顔してるものだろう 音が跡切れた風鈴だけに 寂しい人の心が解かる あの時 笑っていたね 流されれば すべてが終わるなんて 君は今 夏の終わりに何を捨ててゆくのか 季節が動く時の 蝉の声 響けば 寂しい人の心も変わる | |
地平線の見える街風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 汽車はもう出ようとしてるのに あいつと握手のひとつもできない てれくさいものさ男同士なんて 明日から淋しくなるというのに 旅に出るのはいつもの気まぐれさと 笑いながら君は言う 今頃雪に眠る北の街で wo− 夢を見て欲しいすばらしい友よ 君はいつまでもさ 酒と涙の味が同じだった あの頃はとてもよかったね 君はそのひげをそらないで欲しい この街で暮らした思い出として 君の部屋は車の写真と いくつかの地図に囲まれ 西の窓から黄昏れる頃 wo− いつもきまってカリフォルニアの歌が 流れてきたものだった 君はいつもぼくに言ってた口ぐせのように このせまい国のどこかにきっと wo− 地平線の見えるところがあるとね その目を輝かせて | |
そんな暮らしの中で風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 歩き始めた子供の 笑い声が響いてる そんな暮しの中で 芽ばえ始めた「何か」を 大切にして生きるため 日々の暮しがある 時計の針が 時を流しているわけでもなく 明日の朝 新聞の日付がただ 変わっているだけのこと 2センチ足らずの雪が 科学の街 東京を 一日でぬりかえる その変わらぬ雪の色に 人は何を思うのだろう 変わりゆくこの日々に 寒さの中に かくれているのは 暖かさなのだから 冬の朝 目覚めたときの あと五分の幸せを 誰もが知ってる | |
少しだけの荷物風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | もしも幸せを計ることができるなら 積重ねた新聞の高さなのかも知れない もうすぐ君もこの部屋を出て 新しい生活が始まる 住み慣れたこの部屋に 慣れすぎたその時が いつかは来ることもわかってはいたけれど 愛し合ってたあの頃の二人は けんかも出来たのに この頃君はとてもやさしい目をしてる 愛し合ってたあの頃の二人に 一日はすぐに暮れたのに この頃時はぼくの回りで止っている | |
アフタヌーン通り25風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 涙ぐんでたように見えた あの日の店の片隅にいて 流れてるのはとても古いアメリカの唄のよう そして二杯目のコーヒー ウフフフ…雨が降り始めたから もう君を離さないよ そして君と も一度うまくやってゆきたい 風が季節を運んでいった 君はやさしい女になった 煙草ふかしていつか見た フランス映画のよう 帽子を深めにかぶって ウフフフ…雨が雪に変わる頃 君を連れてゆくよ 街はずれに見つけた 新しいぼくの部屋まで | |
曙風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 雪が溶けて河を流して 時の流れも変わり始める頃 ああ誰もが人恋しくて そっとつぶやく言葉が たまらなくやさしい 悲しみなんて幸せの前触れ 月が出るまで このひとときを君に 影を残して西へと流れてゆく 今日の終わりを愛する人へ ああ東京かすみそうな街 そっと暮らしてゆければ ただそれだけでいい 悲しみなんて幸せの前触れ 月が出るまでこのひとときを君に 悲しみなんて幸せの前触れ 月が出るまでこのひとときを君に | |
あいつが生まれた朝風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | いつの間にか夜が明けて 土曜日へと流れる あいつが生まれた朝に 初雪の便り聞いた 暦の色もあせる頃 さそり座を通り過ぎて 指折り数えた十月も 忘れられてしまう 窓辺の花甘く香り ゆく秋を懐かしめば 今年も暖かい冬が お前をつつんでくれる ああ時は流れ流れて ………………………… 誰もが皆この冬に 一年をふり返る もうそれは還らない 日々だけど | |
冬京風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | ぼくの部屋の 夕暮れは 君が去った ドアの方から始まる あの頃ぼくと そして君の夢は 同じものだと 思っていた ぼくの胸に 顔をうずめて 潮の香りがすると 故郷のない君だから わかるのだろう あの頃ぼくは 何のために 君と同じ朝を むかえてたんだろう 赤い電車は 止まらないほどの その小さな駅の 見える部屋で 階段のぼる ぼくの足音 響き始めたとき 読みかけの本にしおりを はさむ人もいない こんな淋しさ それも東京 そして生きていくため 暖かい愛がなければ 冬は越せはしない | |
Bye Bye風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 人は誰でも皆 愛し愛されて 悲しい恋の終わり 知り過ぎてるのに いつかその傷跡 右手でかくして 左手でまた誰かを抱くことがなぜできたりする 男には女は解らない 時がいくつ流れても…… Bye Bye さよならを Bye Bye 告げた夜は 男ひとり その背中に星がひとつ流れる きれいな言葉だけで 人は愛せない それに気づいたところで まだ若すぎるさ コスモスの咲く頃 アジサイは消えて 若い心の傷は いつの間にか治っているもの 女には男は解らない 涙いくつ 流しても… Bye Bye 三日月に Bye Bye 操られて 女ひとり 恋の道を迷い始めている | |
暦の上では風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 君が涙ポツンと落した日 街では もう春のセーターが店先に並んでた 街はまだ冬の名残り 風は冷い 君が窓開けてぼくを呼べば やっぱり振り向いてしまう 君の涙が雪に変ってぼくの肩に落ちた 君から借りたノートを返したその後で 二言三言かわした言葉がぎこちない 「卒業」なんて言葉はとてもきらいさ 君と悲しみ 君と笑った学生時代も終わり ボタンダウンのシャツもそろそろ 着れなくなってくる頃 下りの汽車の時間が気にはなるけど 野球帰りの子供達の声 にぎやかな午後のひととき 暦の上ではもう春なのに まだまだ寒い日がつづく | |
北国列車風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | ぼくが君を追いかけてる 夢から目覚めたときは 汽車は夜を走りつづけ 朝の駅へついたところ 君を忘れるため長い旅に出て 旅の終わりにこの街を選んだ 去年の今頃汽車にのり 二人で旅した北国の あの雪の白さが何故か忘れられずに ぼくの他にはあと少しの 人を降しただけで 汽車はすぐにまだ暗い 朝に消えて行った おもいきり背伸びをした 薄暗い空に 君の星座がまだ光ってる 君の生まれたあの星が こんなきれいに輝いて 君と暮らした東京では 見たことなかったけれど 君を忘れるため長い旅に出て 旅の終わりにこの街を選んだ 去年の今頃汽車にのり 二人で旅した北国の あの雪の白さが何故か忘れられずに | |
海風風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 海風 吹いてた あの頃いつの時も 潮の満干に すべてを感じて 幼な心に吹いてた 淋しい時 とても淋しい時 今もぼくのなぐさめに 吹くのは 海風 海風 吹いてた 今はここにいるけど 時の流れが ぼくを変えても 今も故郷に吹く あの日の夢 とてもきれいな夢 今のぼくに何かを 残してくれた 海風 | |
3号線を左に折れ風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 都会に住んでる人達は 時には海へ行きたくなる 車飛ばしながらふとそう思う 3号線を左に折れ 海へ向う道に吹く風 今はもう冷たく右腕をなでる 忘れさられた海は 波の音さえ 心なしかさびしい この海で写した二人の 記念写真を今埋めて 想い出は返そう出逢った海へ 写真に写るときの君は いつも目をつぶっていたね きれいなものだけを見てたかったんだね あの街並が見える 遠く霞んで しまっておいたストーブ もう出さなければ いけない季節です | |
お前だけが風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | たとえこの世界で一番きれいな人が ぼくを好きだと言っても たとえこの宇宙で一番きれいな星を ぼくにくれると言っても ぼくは何もいらない お前だけが お前だけが お前だけがいてくれたらそれでいい お前のやさしい笑顔がそこにあれば それでいいのさ ぼくとお前の可愛いい子供が生まれたら 写真を見せて 言うんだ これがパパとママの若い頃の写真さ どうだ今も変わらないだろうと 朝陽がもうさし込んでくる お前だけを お前だけを お前だけを 愛しているから 夜がとても短かすぎて 愛を語り尽くせない 夜がとても短かすぎて 愛を語り尽くせない | |
忘れゆく歴史風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 小雨が窓をたたく日曜日の朝は 一人になったことを また思い出す 君のいない朝は こんなにもさみしいものですか いつも君と二人の朝は 踏切の音をかぞえながら すこしずつ 明けていったのに 君を忘れるために 街へ出てみたけれど 君の思い出に 出会ってしまう 電車道に沿って 咲いてる名も知らぬ花の色は あの日の君の口紅と同じ 淡いオレンジ色してる 日に焼けた 君に似合ってた あの日から毎日のなにげない出来事も 君を忘れてゆく 歴史の一つ 夏のにわか雨が かわいた砂にしみこむように 秋はすぐに通りすぎて 君のいないこの冬は どこまで 寒くなるのだろう | |
時の流れ風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 目の前の砂時計を うら返せば時はすぐに流れてゆく 煙草をひとつもみ消せば 夜がまたすこしだけ短くなった 一日の終りが楽しかったり とても悲しかったりしたのは みんな君がいたからなのさ 時は流れてゆく 何もかもを忘れたくて この街離れるぼくを誰が笑う 三月もすれば もう誰も ぼくのことなど 聞いたりはしないだろう どんなに遠くへ離れても 季節の風が追いかけてくる どこかでぼくが 立ち止まらないように 時は流れてゆく 朝が夜に暮れたそのあとで また夜が朝に明けてゆくように 別れることが 終わりならば 別れることが始まりだと言えないだろうか ぼくにとっては突然だったけど 君には わかっていたのかも知れない 壊すためにつくる積木のように 時は流れてゆく | |
君と歩いた青春風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 君がどうしても帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ少し 幸せにできなかったこと 故郷へ帰ったらあいつらに 会うといいさよろしく伝えてくれ きっと又昔のようにみんなで 楽しくやれるさ みんないいやつばかりさ ぼくとはちがうさ そしてあの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ ケンカ早いやつもいた 涙もろいやつもいた みんな君のことが好きだったんだよ 本当はあいつらと約束したんだ 抜けがけはしないとね バチ当りさぼくは だけどほんとさ愛していたんだ きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは ぼくが一番最初だったね 君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか | |
あの唄はもう唄わないのですか風 | 風 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 今朝新聞の片隅に ポツンと小さく出ていました あなたのリサイタルの記事です もう一年経ったのですね 去年もひとりで 誰にも知れずに 一番うしろで見てました あの唄 もう一度聞きたくて 私のために作ってくれたと 今も信じてる あの唄を…… あなたと初めて出会ったのは 坂の途中の小さな店 あなたはいつも唄っていた 安いギターをいたわるように いつかあなたのポケットにあった あの店のマッチ箱ひとつ 今でも 時々とりだして ひとつ つけてはすぐに消します あなたの香りがしないうちに 雨が降る日は 近くの駅まで ひとつの傘の中 帰り道 そして二人で口ずさんだ あの唄はもう唄わないのですか 私にとっては 思い出なのに | |
青春南こうせつとかぐや姫 | 南こうせつとかぐや姫 | 伊勢正三 | 南こうせつ | やりたいことをやるのさ なぜそれが悪いのかい 俺達若者だけに 今できることがあるのさ 夢・夢があるから 若い この青春という名の夢が まちがうことがこわくて それで何ができるのかい 泥にまみれることが 美しい俺達さ 朝、目が覚めて思うんだ 一人暮らしのわびしさ だけどきっといつか かわいい恋人を 恋・恋をするから 若い この青春という名の恋を 一人ぼっちが好きだなんて 笑わせるんじゃないぜ せまいところを飛びだして 恋の花咲く世界へ 歌・歌があるから 若い この青春という名の歌が 大声あげて歌えば 何もかも忘れるさ そしてまた始まるんだ 美しい青春が | |
海のトリトン須藤リカ・南こうせつとかぐや姫 | 須藤リカ・南こうせつとかぐや姫 | 伊勢正三 | 南高節 | 海の底の昼さがり そっと 耳を澄ませてごらん 虹色のサンゴ礁の向うから きこえてくるよ 海の底のオーケストラ エレキギターは シビレエイ どんどこクジラの ドラムかん ピーヒャラ横笛 ウナギくん のこぎりザメは ギーコギーコ トリトンのタクトに合わせて さあ歌おう 七つの海の音楽会 海の底の夜は更けて みんな集まれ 目をさまして コンブの森の大広場へ 始まり 始まり 海の底のファッションショー 照明係は ちょうちんアンコウ カニさん チョキチョキ切符きり はちまきタコさん 場内整理 トップモデルは 人魚姫 真珠のドレスがキラキラと 夢のような 七つの海のニューファッション 海の底にそびえ立つ 海底火山の聖火台 プラカードは チョロチョロやどかりくん 入場行進 海の底のオリンピック マラソン選手は マンボウさん やり投げビュンビュン やりいかくん ジャンプ一番 トビウオさん 円盤投げは クモヒトデ 貝殻のメダルを目指して さあ頑張れ 七つの海のオリンピック | |
二つの朝伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 梶原順 | ドアのポストに溢れた 新聞の日付で 君の部屋の冷たさを数えた あまり良くない噂の 奴らと遊んでる そんな思いこの胸をかすめた Ah-別れた日から Ah-それぞれの朝 君に一つ預けてる朝を も一度だけ 僕に返して欲しくて 重い三脚下ろした 音がして振り向く 「早起きなのね」向こうから微笑む 君が写した星座に 囲まれた部屋で 今までの僕の間違いに気付いた Ah-君の部屋には Ah-こんなに星が 君の心にある宇宙を 知らず知らず 僕は狭めてたと知った Ah-僕の好きだった Ah-あの日の香り 初めて開けたその紅茶は 今日の為にずっとここにあると知った |