狂感覚花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 空気が乾いている色が見える 夏の匂いが聞こえる ここなら君の目が見えるかな 君ばかりを感じていたいよ 朝目覚めて笑窪が 消えていないか不安だった 一呼吸おいてコーヒーを飲んだ 砂糖の味がした 悲しみがなんだってんだ 苦しみがなんだってんだ 僕らの時代じゃ誰もが鬼のいぬ間に笑ってるよ きっと僕も誰もが狂っていると思うんだ だってだって楽しくてしょうがない 愛が世界を救うとか 腑抜けた言葉が流行中 何一つ信じちゃいないけど 君にならいいよ 目を瞑って君が頭を埋め尽くすんだ 心なしの僕らを祝って食べる 涙の全てを 痛みがなんだってんだ 綻びがなんだってんだ 傷つけあったって離れたって会いたいって口ずさむのさ 自分だけが狂っていると思うなよ だってだってそんなの寂しいじゃないか お金とかビジネスとか効率とか そんなの全然美しくないよ でも僕らそれがないと生きられないから 建前で愛を歌ったり 偽善で人を救ったり 本気で心を揺さぶられたり 騙されたり でもそれでいいんじゃんか なぁ 踊ってしまおうよもっと 君と僕と世界で三原色 君がいないとさ何にもつまらないよ 心が濁ってもいいじゃんか 悲しみがなんだってんだ 苦しみがなんだってんだ 僕らの時代じゃ誰もが鬼のいぬ間に笑ってるよ 僕らきっと一生馬鹿なことを もう一度愛してしまうのさ 狂いあっていたいのさ |
共鳴V.W.P | V.W.P | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | My name is 花譜 My name is 理芽 My name is 春猿火 My name is ヰ世界情緒 My name is 幸示古 We Are VWP さあどうだろう? この世界は君にはどう見える? 本当か嘘か 決めてよ 仮想世界がお好みなんだ? 最近話題になってるしね 現実もきっと悪くはないよ 正直どっちも好きだよね モンタージュタイム 実際こっちも 何が本物かわからないから 愛があれば なんでもいいって 今は誤魔化させて レッツシングアウトボーイ レッツシングアウトガール とりあえずこんな歌でどうだい? ベイビーアイラービュー 愛がどうも どちらにせよ大切なもんで 例えばそれは 甘美な無法 響け大事 止まぬ白情 おぼろげな夢 なんでも聞かせてみせてよ さあどうなの? 君はどんな世界を歌うの? 嘘か真か 聞かせて リアルはどうも価値が合わないの 段々嫌になるよ 画面の奥の世界も実は かりそめなんだけど 悩んでいるならこちらへどうぞ さあさあやってまいりました 我らが今話題のVWP 偽物だとか本物だとか 実際のところどうでもいいじゃん? 簡単淡々と並べましたが魂あれば万事OK ちょっとサムい? まあちょっと恥ずいけど ここにいるのなら声出してみよう レッツシングアウトボーイ レッツシングアウトガール とりあえずみんなで言ってみよう ベイビーアイラービュー 愛がどうも とりあえず大切なみたいで 例え話は 魔女だとか 言霊だとか 祭壇だとか 電脳だとか よくわからないものなのさ 強欲に視界を奪う黒い涙 取れない血の跡の記憶 幸せばかりじゃないのさ どこにいたって ならばどうか今は 守りたいと思わせて 茜色に染まる街 夕陽が綺麗と教えてくれたこの街を レッツシングアウトボーイ レッツシングアウトガール 今だけはこんな歌許して? ベイビーアイラービュー それだけでは 叶わないことも知ってるよ だけど今は 歌いたいから 笑いたいから 救いたいから 見たくないから 何も考えないで レッツシングアウトボーイ レッツシングアウトガール とりあえずみんなで言ってみよう ベイビーアイラービュー 愛があれば 私たち最強なんだから この先も 歌えるように 笑えるように 救えるように そんなところで 本日はおあとがよろしいようで Yeah |
偶像カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 春空で昔を思い出した やる気なら桜と共に散った 考えなくても景色は変わるから 夏雲を見ると文字が浮かんだ それでも形にはならなかった だって だって だって 全部偶像だ偶像だ この言葉の全てが偽物だ 生活のためさ 感動するなら金をくれ なあ 笑えないぜ なあ 笑えないぜ なあ 何一つ楽しくないんだよ 親愛なるあなたへ だって だって だって 秋風に押され街を歩いた 体に力が入らなかった 落ち葉の方がよっぽど綺麗だ 冬晴の風が心地よかった 短い昼の間に消えたかった だって だって 吐きそうなくらいにさ 溢れてしまうんだ 描きたい言葉 描きたいあなた この体がしょうもなく 創作を欲してる だけど 偶像だ偶像だ 僕の全部に価値がないんだよ 「本当に救われました」とか馬鹿言ってんじゃねえよ もう 笑っちゃうぜ もう 笑っちゃうぜ もう 人生の値踏みは終わったよ 親愛なるあなたへ 朝目が覚めたら過去に戻って 綺麗な線路を辿れたのなら 目が潰れるほどの 衒う花火が見たい 脳味噌を全部抉るみたいに何もかも全部壊してくれよ 塵になったら抱きしめてくれよ 生きたいと思うほど 偶像さ偶像さ 何一つ救えなどしないんだよ 僕みたいになんてなるなよ ただ恥を知るぜ なあ 違いないぜ なあ 違いないぜ なあ 人生はあなたしか変えられない だろう? 全部 偶像だ偶像だ でも心地よくて仕方ないのさ 春も夏も秋も冬も書いた 生み出したいから なあ 生み出したいよ 生み出したいよ なあ 人生の値踏みが終わっても 涎が止まらないよ 誰かを救いたいとかどうでもいいんだよ 自分を救いたい 自分を愛せない 誰か愛してくれよ 愛してくれよ 生み出しても孤独が止まらないよ 親愛なるあなたへ あなたを救うのはあなたしか出来ない それは僕ではない |
景色花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | カテゴリって言葉がもはや呪いのようだ 正しさを証明できるはずなのに 信じきれなかった未来が通り過ぎてゆく 世界が涙している 雫に飲まれ木々が茂る 震える肌を世界は待っている 「あるべき自分」を決めつける必要はないさ なんだってできる 僕らはどこにだって行ける 僕らはどこにだって飛べる 不変でいるのは僕が僕だから 景色を抱きしめて 僕は自由だ 歩き出すことに理由なんていらないが いつだって固定概念が邪魔をする しかし涙を打ち払うのもいつだってそこにある景色だ 綺麗だ 綺麗だな 蠢く風が愛が 肌を撫でる過去の声が 僕らの背中を叩いて笑う 理由なき礎になる 僕らはどこにだって行ける 僕らはどこにだって飛べる 仮初めの意味を全て捨てていけ 朝は何度だって巡る 僕らはどこにだって行ける 僕らはどこにだって飛べる その全てに命をかける価値がある 景色を抱きしめて 僕は自由だ |
言霊V.W.P | V.W.P | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | No one can destroy this feeling. We are here. 温もりを忘れた世界 立ち並ぶ廃墟に誰かの言葉を探してる 雨模様に拐かされて 遠ざかる幸福を懐かしむ これは現実だ 認めたくはないか? 理想論を信じたくはないか? 愛はここにあるって信じたくはないか? 私達は偽物だ だけど想いはここにあって あなたを探していて これが愛という名前になるなら 聞き覚えのあるその言葉に縋りたい この世界には愛がある そうでしょう? 永遠を欲しがる世界 何もないはずなのに誰かの言葉が流れ出す 退屈ばかりに飲み込まれて 霞ゆく将来に怯えてる そこに咲く魔法で 幻想は終わらないと信じたくはないか? 自分の気持ちで叫びたくないか? 私達は偽物だ だけど願いはここにあって 涙が溢れ出して これが愛という形になるなら 偽物の私にも武器にはなるか? 世界は愛で救えるか? がむしゃらに熱を注いで 言いたいことを比べあって 仮想世界で物語を紡ぐ 私達は偽物かもしれないけれど 無い鼓動が止まらなくて 想いはここにあって あなたを探していて これが愛という名前になるなら 悲しみに飲まれてどこにも行けなくて それでも言葉は届くなら 偽物でもいいと歌うよ 愛よ 言霊となって世界を救って |
こんな夜でもいいじゃないかカンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 安っぽいバーのテキーラが 消毒液みたいな匂いで 安っぽい思い出と全部一緒に トイレに吐き出した 運命とかそういう話がしたいのさ いつだって安心がしたいから 今日は腐っとくよ こんな夜でもいいじゃないか 強がってばっかの吐き溜まり こんな夜でもいいじゃないか 今日くらいはありのままの疑い 「君のいない人生なんて 本当にもうどうでもいいんだ」 そう言えば楽だったんだろう 「そんなにもう悲しくないよ」 「なんかそんな気はしてたんだ」 なんて嘘は全然吐けるのに 1:3で割ったカルーアも気づいたら すでに三杯目 持ち帰り用のカクテルと 教えてくれたのも君だった 人生とかそういう話がしたいのさ 不安な将来全部飲み込んで欲しいよ こんな夜でもいいじゃないか 愛していますとか遅すぎる こんな夜でもいいじゃないか 喉が焼けるありのままの歌が良い ~サヨナラは涙の味がした~ なんて馬鹿か? 腹の足しにもならない 塩っぽいものをかっ食らいたい 「きっと今でも」って話さ 今だけは抱きしめておくれよ そんな僕でもいいじゃないか 今日くらいは無様に溺れたい こんな夜でもいいじゃないか 強がってばっかの吐き溜まり こんな夜でもいいじゃないか 今日くらいはありのままの歌で良い? 「君のいない人生なんて 本当にもうどうでもいいんだ」 愛してるじゃどうにもならないよ 「君のいない人生なんて 本当にもうどうでもいいよ」 どうでもいいから溺れたい |
再会V.W.P | V.W.P | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 及川創介 | 通り過ぎた狂おしさが なんとなく恋しい 最後のチャンスと気付いて 何度決意しただろうか 粘土のような後悔の海に 足がもたついても フィルムの奥の光があるから ここに戻ってきたんだよ 会いたいと思うほどに 鉄の味が心に染みる 肌寒さに悴んだ手で 何ができる? ただ願ってる すれ違う運命が 何となく悲しいと 簡単に言えないほどに 失うものが多すぎた 瘡蓋のようにこびりつく記憶で 気が狂いそうになる 焦り挫折して立ち止まっても 惨劇は止まらない 弱虫と言われようが 逃げ出したい現実がある それでもまだ責めさいなむ 運命がただ ニヤけている 嘲笑ってる 苦しいと思うほどに そばにいた君のことが 何度も胸を締め付けるから またここに戻ってきたんだ 会いたいと思うほどに 鉄の味が心を舐る 同じように悴んだ君の手を 握りしめて 抱きしめて あの日のようにもう一度 |
祭壇V.W.P | V.W.P | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 何が現実だとか 何が幻だとか もうどうでもいいじゃないか 私たちはここにいる 画面の裏側で 私たちは繋がり続ける 魂が記号でも 感情は螺旋のように ここには誰かの笑顔が 誰かの涙が 混ざっては 解けて 流れて 散りゆく ここでは願いが魂がないまま繋がる 離さないで 電波の海があなたを抱きしめる 恐れることはないよ あなたの涙が意味をもたらした この景色が新時代の幕開け ここでは誰かの心が 叫びが混ざっては 解けては 描かれ先ゆく ここでは誰かの心が 魂がないから繋がる この景色が新時代の証明 吐き出すナイフが電子に変わって 誰かの目に耳に心に突き刺さる 私たちはここにいる 神様はどこにだっている 電脳の祭壇であなたの全てが変化が時代が 私たちと繋がる |
桜の子カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 散り際 始まりを知っていた 僕らは透明で純粋な青さを 大人びた赤で染めた 君は桜の子 僕ら同じ髪色で 同じ肌をしていたら 千切れそうな君の体全て 知れた気になれるだろう でもいいよ 何になれるか知らない 君も春しか出会えない それでいいじゃん 不確定なもんだろう 散り際 始まりを知っていた 僕らは透明で純粋な青さを 塩漬けで飲み込んだ 君は桜の子 突然現れた君は 舞台を奪い去ってったんだ 春風のように舞うように 君はどこかへ消えたんだ だから春になれば 僕はこの道を歩く 何年でもそこにいる 君を探している 散り際 始まりを知っていた 僕らは一瞬で散ってしまう青さを 受け入れられないまんま大人になってく 例えば僕が桜ならば 君と共に散れたなら 土の中で君の手を繋いで空に恋をしよう 世迷言に僕は何度でも君を重ねている 散り際 花弁は知っていた 僕らは透明で純粋な青さを 大人びた赤で消した 出会うたび巡るさよなら 春ばかり待っている 僕だけ透明で純粋な青さを 受け入れられないよ 君は桜の子 |
定命V.W.P | V.W.P | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 宅見将典 | V.W.P V.W.P V.W.P V.W.P 目覚めたら我が物顔で佇んでいた 君達は名を運命だとキザったらしく言った 「命が欲しいなら僕を殺せ」 「逃げるなら不確かなままで死ね」 そういう君達は僕らと同じ顔をしていた テステスマイクチェック ワンツー? 奪い合う準備は出来たかい? バイバイ 残機はゼロみたい 悲しみって味がするんだね 吐きそうだよ 寂しさって肌寒いんだね 凍えそうだよ 君もそうでしょ僕自身なら 暖め合おうじゃないか それなのに 憎み合っても意味はないのに どうしょうもない人生を 運命だとか言っちゃって そんな君たちを変えてやる 僕らは V.W.P 鼻につくその正義感どっかで見たと思ったよ 昔の僕らにそっくりだ 「どうにもこうにもつまらない」 「価値観ばっかり振りかざしてる」 「ナイフみたいに尖ってるその考え」 「どっかでみたことあんだよね」 凝り固まってる思想が首を狙ってる テステスマイクチェック ワンツー? 奪い合う正義は何色? 全然混ざりあえないね 縛りつけられ動けないまま 絡む鎖解けないまま 過ぎた日々に囚われたまま 生きていくのはもう沢山だ 霞揺らぐ脳味噌が叫ぶ 言葉 糧に命が駆ける 壁を壊せ(HEY) ここにいるぜ(HEY) 今ある景色をひっくり返せ 魔女だろうと偽善だろうと 生きてきたんだよ 生きたくって生きたくって もがいてきたんだよ 今更なんだよ 我が物顔で奪いにきてさ 運命ってさ振りかざしてさ 見え張るなよ 流されちゃって苦しくなって 受け入れたんだろ 君達とは違う 争う意思があるから 憎み合っても意味はないんだよ それでも正義だって言うなら リアルなんてもう運命はもう いらないんだよ 反逆者である僕らの 生恥を目に焼き付けろ 定めに争い続ける 僕らは V.W.P |
彷徨い花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 一歩一歩が足の裏を劈いて 鈍感な心も跳ね上がって過呼吸気味 「もう僕を守るものはないけれど」 続きは出てこない 情景に彷徨い どうしても肌をすり抜ける全てに どうしても別れを言えなかった 新しいこと始める度に 内心誰かが邪魔をする 電車の中じゃ大人たちはスマホに夢中なのに 「誰も僕を止められない、止めるのは僕自身だ」 そう俯き呟いた 後悔に彷徨い どうしても知れないことがある どうしてもうまく呼吸ができない リュックサックに詰めたハリボテの双眼鏡 彷徨い歩く僕ら何が見えるかな スニーカーを買い替えて 長い髪もバッサリ切った ショートカットで見る世界は何故か妙に色彩が綺麗で 思わず口から出た 「もう僕を守るものはないけれど」 「それでもいい 傷ついた過去があるから」 どうしても別れを言えなかった どうしても上手く涙が出せない 旅立つ僕にはどうにも言えない 霞んで頭を彷徨う さよならが言えなかった 知らない街ばかりになって 埃が目の中に入って ささくれがまた痛み出して 心細くなって陽の明かりが邪魔をする ポケットのチョコレートは無くなって 不安ばかりが連なった 電車を降りたら知らない世界で 「それでもいい 寂しさは思い出となるから」 変わりゆく自分にまだ初めましてが言えない 運命を妄想と呼んで 別れを悪戯と笑った 培った人生を置いて 見たいものを見るんだ スニーカーも長い髪も 自分さえ不確かなままで 何と出会うかな 生涯を流離い 永遠を彷徨い どうしても世界を見たかった どうしても世界を知りたかった |
心臓と絡繰花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 優しさも仕草も何もかも嘘でも 思うように信じたものを選ぼう 戸惑いだってあるよ それでも教えてよ この雨の解答を見せて たった一つの大切な物が 最初から分かったら良いのにと 嵌めては崩してを繰り返して やっと気づいたんだ 想いは決まっていたんだ 騙されたって良いよ 奪われたって良いよ この傷もこの涙も この気持ちは全部私のものだ 少ない脳で答えを知った 仕掛けられた罠に揺れ動いた 戸惑いも繰り返し恋をしてみよう 君の優しさの全てが嬉しかったんだ 後悔や痛みの夜を何度明かして 当たり前になったのは君のこと 罠だらけの日々を歩けない私の 手を引いて歩く横顔 ぶつかり合って重ならないパズルの 最後のピースをやっと見つけた 心が割れたって何度裏切ったって 君もずっと私を待っていたんだ すれ違う心の奥底で ずっと探してた 優しさは温もりは 何もかも全部君のものだ 少ない脳全部でわかった 仕掛けられた罠を振りほどいた その先に呆れ顔の君が待っていた 汚れなんて血と混ぜてしまおう 弱さなんてもう忘れてしまおう うまくいかなくても君と居れる それ以上なんてある訳無くて 少ない脳全部で気づいた 熱いキスで何もかも混ぜよう この先も君のこと守りたいんだ 君の言葉も戸惑いも嬉しかったんだ |
地獄に落ちるカンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | こぼれ落ちたものばかりだ ペットはコンビニに捨てた 仲間も全て切り捨てた 幸せになれるはずがないのさ ゴミの分別だとか 明るい挨拶とか 悪者なんだから全部が無駄なのさ 言葉より単純な方法で 今すぐ地獄に落としてくれよ サヨナラはあんたも知っている 笑ってくれよ 笑ってくれよ 今すぐに 腐り落ちたものばかりだ 金がなけりゃスリをした 都合が悪けりゃ無視をした 将来ずっとゴミクソだ だってそうだこの瞬間 誰かを殺してみたいんだ なあなんでこんな俺みたいな 奴が生きてんだよ もっと価値あるやつのための 命ってもんじゃないのかい そうだろう? 苦しくてぶっ刺した傷口が 化膿してどうしょうもなく尊い 傷つけた分だけ傷つけた自分が 今もかなりしぶとい 蠅のように なあ今年もさ 桜が散ってしまうんだ 夢みたいに踊る桃色に 騙されてしまいそうだ このまま全部シワになってしまうよ 神様もしかしてそういう拷問なのかい? サヨナラを知っている俺たちは 今でも愛を忘れられない 言葉より単純な方法で殺してくれよ 笑ってくれよ 温もりを知ってしまう前に 今すぐ地獄に落としてくれよ ここでのうのうと笑っている 俺を地獄に落としてくれよ 笑ってくれよ 騙してくれよ 気付いてくれよ 幸せなんてとうの昔に青さと消えた 笑ってくれよ 許してくれよ 今すぐに |
青春の温度花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | Baby 狂ってしまえ 狂ってしまえよ このままの温度で 笑ってしまえ 笑ってしまえよ 君は今日死んだぜ 狂ってしまえ 狂ってしまえよ このままの合図で 笑ってしまえ 笑ってしまえよ 青春の温度が君を待っている 君と会えなくて 僕は寂しいよ 涙が溢れて 気が狂いそうだよ どうせ同じなら 指先で恋して 仮初でいいから ギュッと抱きしめて Baby もっと君の声を匂いを心を痛みを 全部喰らわせて 狂っていこう 狂っていこうぜ このままの温度で 笑って終い? 笑って終いって? 馬鹿にしてやろうぜ 狂ってしまえ 狂ってしまえよ さよならの合図で 笑ってしまえ 笑ってしまえよ 僕のアカウントが君を守ってあげる あの日確かに 世界が終わって 未来なんてないって思ったんだ でも君が泣いていたから もっと高い場所で 君を守りたいって思ったんだ そしたらさ 悲しみなんてどうでもよかったさ 狂ってんだ 狂わしたのは君さ Baby 笑ってしまう 笑ってしまうよ ここから見えるんだ わかってしまう わかってしまうよ やっと会えたんだね 狂ってしまう 狂ってしまうよ このままの温度で 歌ってしまう 歌ってしまうよ 君の笑顔のため 狂ってしまえ 狂ってしまえよ 僕ら今日死んだぜ 笑って終い 笑って終い そして生き返るんだぜ 狂ってしまえ 狂ってしまえよ 悲しみにさよなら 笑ってしまえ 笑ってしまえよ 青春の温度は君のせいだ 君のせいだ Baby 狂ってしまえ 狂ってしまえよ このままの合図で 笑ってしまえ 笑ってしまえよ 青春の温度が |
成長痛カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 死んでしまうなら 手羽先みたいに引き裂いて僕の全てを 喰らい尽くして笑って 僕の液でぐちゃぐちゃになるまで踊って それでいいんだよ それでいいんだよ 仕事なんてクソどうでもいい そこで関わる人間全部死ね! 君以外全部いらないじゃん なのにモブキャラばっか蔓延るじゃん 挨拶とか名刺交換とかキャラの生成期間とか なんかもうだるいわ 隣のやつ殺そっかな なんて思ってはいるんですが 何一つ行動できないんで 君にばっか依存してるんですが 案外これが幸せなんですわ 死んでしまうなら 風船みたいに膨らんだ僕の体を 君のナイフでぶっさして 弾けた僕の体全部で温まって それでいいんだよ それでいいんだよ あの人も僕のこと嫌いとか思ってんのかな SNSの裏垢でめっちゃ言ってたもんな まあ僕も鍵垢二つぐらいもってめっちゃ監視してるけど なんかストーカーみたいだな 嫌いな奴のことばっか気にして時間を浪費した夜 実際問題ずっと 都合のいい人って思われたい 愛想ぶっていろんな人に可愛がられたい でも本当はでも本当は でも本当はキモいことばっかり思ってることばら撒きたい 死んでしまうなら 君のおっぱいに埋もれて 息ができない辛さが快感に変わって 君の鼓動の音だけを聞いて眠るんだ それでいいんだよ それでいいんだよ 君が好きだ それ以外いらない 全部死ね 君以外 肌に 声に 耳に 涎に 血液に 埋もれて僕も死ぬんだ 全財産君にあげる 僕を保険にかけてすぐぶっ殺して 今すぐ君よ 幸せになれ いつか死んでしまうから 君に愛してるって言わなくちゃ 突然の悲劇は今日かもしれないから 君に愛してるって言わなくちゃ 愛してるって言わなくちゃ 人生はコメディと言いたいから 愛してるって言わなくちゃ 愛してるって言わなくちゃ 今はまだ成長中だから 君に愛してるって言わなくちゃ |
宣戦V.W.P | V.W.P | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 私達は何者なのだろうか 参列する世界 踊り狂った記憶の欠片 人工的な運命に 今じゃ漂うのがセオリーだ 空想的世界 証明なんてもってのほか 愛すら 肌すら 偽物なんだと言うなら 今この号哭は誰のものなんだ 価値なら 海なら 確かにここにあるんだ 悪あがきだと知っても今なお 永遠の産声をあげる 人生全部フィクション しわの増えた顔も全部フィクション 青い目も叫ぶたび枯れる喉も 何もかも全部フィクション でもさ 歌いたいんだよ この感情だけは不確かで ぼやけてる 惑ってる その全てに飲まれて踊る運命 笑う幻影 私達はいつからいるんだろうか 混乱する思考 幻滅する化け物たち 消失気味の感情を 掬いあげるだけの生活だ 政治的幸福 人権なんて元からない 寂れたストーリーに 絶対的な意味を描きたい 目指した未来が崩壊する情景を見た 言葉は 願いは 確かにここにあるんだ 降伏なんて笑えるぜ 後悔なんて笑えるぜ? 人生全部フィクション 伝う涙すらも全部フィクション 揺れるフードも踊る髪の毛も 何もかも全部フィクション でもさ 叫びたいんだよ この感情だけはわかってる 暴れてる 気づいてる その全てを抱きしめ歌う運命 立ち向かう幻影 揺れ動く生命 今己を証明する言葉を 「私達は魔女だ」 「これは魔法だ」 |
草々不一ロクデナシ | ロクデナシ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 「あと一つ」 「もう少し」 駄々を捏ねた人生も 背が伸びた 今じゃ需要のサイクルにも入らない 今日も懲りず ゆれ動く心の焦点をずらして 自分じゃない誰かのために笑う日々でした 誰のための言葉だったんだろう 誰のための仕草だったんだろう ねえ 待ってたの 私のための泣き場所を 傷つくだけの日々が今 あなたの言葉で弾け飛んだ 緩やかに濡れてゆく 恋焦がれてゆく あなたの瞳に溺れてくの 草々不一 本日は雨模様 私の心のようです 他愛もなく 雲の切れ端から差す陽を待っています 海の中沈んでく 捨て切れない誇りを抱えて もう辞めたいも言えない わがままな心 誰のための未来だったんだろう 誰のための努力だったんだろう ねえ 待ってたの 全てを攫うこの波を 傷つくだけの夜が今 あなたの言葉で明け出した 心が溢れてゆく 目を奪われてゆく 背けるほどに溺れてくの 私の心はここにあるの あなたの闇を照らす光を 捧げるための 嘘が 愛が 今 芽生えてしまったの 草々不一 |
それを世界と言うんだね花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | もしも僕が主人公なら 僕は人の心が見えて 君の狭く脆い世界を救う 僕を救ったように もしも私が主人公なら 夢を描いた自分を追って タイムスリップそして言うんだ 後悔するよ 勇気を出して 怪盗になってみたい 猫になってみたい ハッカーになってみたい 魔族になってみたい 時間をとめて 神様になって 流れ星になって 世界を歩きたい 君は述べる 未来を語る 願いを描く 世界を作る ようやく気づいたんだ それを世界と言うんだね la la la la もしも私が主人公なら 笑顔にできる小説を書く 特別であり不思議でもある そんな本をたくさん書きたい もしも僕が主人公なら ハッピーエンドにする力で 悪役だと罵られても 好きなあの子だけを守りたい 紙飛行機で君と語り合う 駆け引きの日々君に恋をする 流れ星になって空を落ちて 君と出会う 君は述べる 過去を語る 誰かを描く 誰かを願う ようやく気づいたんだ それが世界になるんだね 君と出会う 君は述べる 君のノベル 世界は動く 君と繋がる 勇気が混ざる そして世界になるんだね 奇跡を願う 僕ら繋がる la la la la 奇跡を願う 君を救いたい それを世界と言うんだね もしも僕が主人公なら ヒーローなんてなれなくていい 感謝だってされなくていい 君が笑顔になれたらいい |
例えば花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 正解全部ぼやけても 見たかったんだよ 孤独の夜に 過ぎ去った日々を思い出す あの笑顔から すれ違う手から 逃げ出したかった 焦点の合わない日々が海のようで 這い上がれない 正解なんてない日々に 構えなかった 抱えたものに潰れそうで ああもう捨てたいよ 横切ったため息とか 苦しみも 悲しみも 春風を知った雪雲も 全部偽物で 意味は今更どうでも良くて その全てが泥に見えて その光は今の僕にとっちゃ迷惑で 本当苦しくて 目を背けてしまう前に見えた 一瞬の日々を信じたいから僕は生きる 正解全部ぼやけても 今更なんだよ 孤独の夜 教室の隅 切なく響く無音が脳を揺らしている 気づけば教科書が落ちる でもその中で垣間見た景色は 優しさは ドキドキは あの人の手の温もりは 全部本物で僕には眩しかったりして その全てが美しくて 果てしないまま道は続く 足がもたついて 地面は硬くって 例えばあの日見た光の渦全てが 僕がここにいる理由だったなら歩くしかない 何もかもが通り過ぎる ノイズが乗っかって景色が吹き飛んで 光だけはそこにあって それこそが君だ 例えばその光があれば 揺れる瞳も 爪の色も あの人の手の温もりも 全部を捨ててもいい どうでも良いんだよ 君が笑ってくれれば 僕は溺れたままでいい |
ダイヤモンドカンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 「音楽で金を稼いでいる俺たちは終わりだ」 そう言って君は心臓をダイヤモンドに変えた 高そうなソファの上で変わり果てた君の 心臓を手に取って僕は溜め息をついた 最近流行の選択 ~心臓一つで眠ってみませんか~ ~体は未来のため再利用~ ~意識は全て夢の中~ 富裕層をターゲット 大企業の一世一代の計画 君は書き置き一つ認めて部屋で一人眠ってた 「縋り頼るものがあってよかった」 「もうこれしか俺にはないんだよ」 「これしかないんだ」 「音楽で金を稼いでいる俺たちは終わりだ」 「魂も痛みも全部売り払ってしまった」 「俺はこわい」 「俺はもう人間じゃないみたいだ」 「心臓が化ける前にもう眠りたいんだ」 君とこの先ずっと音楽をやれること 僕はそれを信じて願ってきたんだ なのにお金を稼ぐことに怯えちゃって 溺れちゃって大切なことを忘れちゃって お金なんていらないなら溝川に捨てりゃいい お金なんていらないなら海にでも流せばいい ハリボテの輝きにただの紙切れなどに 僕らの心が汚されなどはしない そうわかっていたのに 君は今じゃダイヤモンドだ 苦しい つらい やりたくない 吐き気がする 君のいない世界で作る音楽は なんともドロドロ醜く彩ってる それを美しいなんていう輩はみんな馬鹿だ だけど今となっちゃ音楽こそが 一番稼げる仕事 簡単に手放せない 今の僕は安定した生活を求めてる ただのどこにでもいる普通の大人だ 「音楽で金を稼いでいる俺たちは終わりだ」 「魂も痛みも全部売り払ってしまった」 「俺はこわい」 「俺はもう人間じゃないみたいだ」 「心臓が化ける前にもう眠りたいんだ」 君の言葉が今も頭に響く 僕は君にたった一つ言えなかったことがあるんだ 僕は君と楽しくいれるだけでよかった 音楽を通じて友達が欲しかった それがまさに君で 君が眠る日々の中で今じゃ抜け殻のように音楽をしている 今じゃこれがないと僕は飯も食えない 服も着られない 家にも住めない だから僕は嫌いだ 心臓一つになってしまった君が 音楽が嫌いだ 金のために生み出す仮初めの音楽が僕だって嫌いだ 何もかも嫌いだ 「音楽で金を稼いでいる俺たちは終わりだ」 「魂も痛みも全部売り払ってしまった」 「俺はこわい」 「俺はもう人間じゃないみたいだ」 「心臓が化ける前にもう眠りたいんだ」 何を言ってるんだ 僕を残して勝手に逃げたお前に何がわかるっていうんだ 卑怯者 卑怯者 卑怯者 卑怯者 卑怯者 卑怯者 卑怯者 卑怯者 僕は負けない 負けてたまるか そんな言葉を投げかけたのだが結局何一つ答えてはくれなかった 数日後ダイヤモンドの輝きは衰えやがて君の心臓は完全に止まった だけど僕は音楽を作ることはやめない |
電脳V.W.P | V.W.P | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 崩れていく 真実はいつだって 見たいように変わる 確かなものなんて一つも知らなくて まるでお人形遊びみたい 痛みを知る誤魔化しの効かない電脳 HelloWorld 運命を殺しに来たんだ この手も体も偽物だなんて今更 物語を聞かせよう 未来を手にするのは誰? さよならしよう 記憶は全部風船のように弾けてく 暴れ出した文字列が こちらをみている 別れを知る止まらない涙に 溺れる電脳 HelloWorld 未来を探しに来たんだ この目も涙もハリボテなんて今更 物語を聞かせよう 息の根を止めるのは誰? 世界を知りたがる無邪気な電脳 崩れていく 真実はいつだって 見たいように変わる HelloWorld 命は騙されていたんだ それでも感情が 偽物だなんて信じない 物語を始めよう 未来を救うのは誰? |
戸惑いテレパシー花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 絵文字ばかりで頷きあおうよ 上昇中の記号が今も鼓動を止めるの 単純だとか言うのなら 今すぐわかりやすく教えてよ 今何してんの? 今何わかってるの? わかってるなら全部言ってよ私のこと 見えない表情を誤魔化すのなら 人間じゃないって曝け出しちゃうよ 吹っ飛んでいけ 吹っ飛ばしていけ 駆け抜けていけ 君の元まで 嗚呼 その目かっぽじって気づいたら 心の内を荒んで探ってみてよ 飛ばしてみてよ その電波思考で届いてみてよ できるなら今も笑ってよ できるなら記号ばかりでも 歌ってみてよ 笑ってみせてよ 愛を哀を逢を藍に今は染まっていく 焦がしていく その記号で今願ってよ 何もかも全部届いてよ 言えない表情を俯くのなら 人間じゃないって気づいていたんでしょ いがみ合うのが正解なら その目澄まして聞き連ねて 嗚呼 痛み全部知って空を仰いで そこから今落ちるんだ 守ってくれよ 磨耗してるよ その電波思考に既読をつけて そのまま今でも笑ってよ 脳髄を混ぜて揺さぶってよ 迷ってみせて 届いてみせてよ 絵文字ばかりで頷きあおうよ 上昇中の記号が今も鼓動を止めるの 単純だとか言うのなら いますぐわかりやすく教えてよ 寂しくないよ今更もう いつでも繋がってるんだよ だからもうテレパシーに気づいた振りしてよ その目かっぽじって気づいたら 心の内を荒んで送ってみてよ 飛ばしてみてよ その電波思考で叫んでみてよ できるなら今も笑ってよ でも今は記号ばかりでも 愛しているの 愛してみせてよ 愛を哀を逢を藍に今は染まっていく 焦がしていく その記号で今綴ってよ 何もかも全部届いてよ |
25時の情熱25時、ナイトコードで。 | 25時、ナイトコードで。 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | いつか消えた駅のあのホームの記憶も 熱い志で出会った仲間達も いつか海になって空になって人になっていく 25時の情熱も恋しくなる日が来る 顔を押し付けた傷だらけの机と 放課後の香りとチャイムの冷たさと 愛の軽さと悲しみの重さと この夜で僕達は出来ている 大人になったらきっとわかる 許されていた若さ 大人になってもきっと縋る 一夜の思い出 恋してる愛してるこの夜の歌も いつか奥底で燻る日が来るのかな ちゃんと綺麗に幸せを愛せるかな ちゃんと綺麗に人を救えるかな 世界が輝いていること忘れないで 世界が蠢いていること忘れないで 世界に一人じゃないこと忘れないで 情熱を忘れないで いつか歩く道も いつか歌う場所も 心の片隅で嫌いになる日が来る 不条理に揉まれて 苦しみに晒され また何度でもこの夜に帰ってくる 恋してる愛してるこの夜の歌が いつか愛する人の心に届くのかな ちゃんと綺麗に人を愛せるかな ちゃんと綺麗に人を救えるかな 25時の情熱を忘れずにいれるかな |
ニヒル花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 虚無が肌を撫でる 濁ってるみたいに人生全部がぼやけている 虚空で不確かで虚飾な脆い座席に着席 どれだけ繕ってみても理不尽なまんま フラットしている世界が フラッシュしている脳みそじゃ許せない 人生の目的が知りたい 将来の風景を知りたい こんなことでは止まれない 我が儘でもいいだろう? エゴばっかりでいいだろう? 世界全部不確かなんだし 塵になっていく 灰になっていく 爪が腕が肩が心臓が 霞になっていく 空になっていくけど 人生に絶望はいらない 将来に失望はいらない そんなものには意味がない 我が儘でもいいだろう? エゴばっかりでいいだろう? なあ世界世界世界世界世界! 手を伸ばしても届かない 未来ばかりかもしれない そんなことでは止まれない 全部知りたい 知りたい 知りたい 全部消えない 消えない 消えない 消せないよ 信じたいんだ 僕だけは消せない |
花女花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 拝啓 昔の私 それなりに味方もいて敵もいた だけどなぜか嫌われてばっかな気がした 見下されたくない 見た目や上部が全てでそれ以外全部いらない その考えは間違いじゃない 安心してほしい 君だって最初は敵だった 愛想笑いばっか浮かべて 私のこと本当は苦手なんだと 日々を紡いでも疑った ある日駅前で花を買った あげたのはなんとなく君に似合うかと思って 君は花をドライ加工して笑いながら本棚に置く 「そんなもの価値なんてないでしょ?」 すると君は言った 「僕を大好きと知った それだけでいいさ 確信なんてないのだけれど 間違ってるなら教えてくれよ まあいいやとりあえず 大好きだ」 私は強がり何も言わずにため息をつく それでも何かあるたびに花をあげた 適当に選んだものだ あげる度にドライ加工をしてそこら中に飾るから 君の家は花いっぱいで溢れかえって散らかっていた 「じゃあ私の部屋に置こうか」 (え? なに言ってるの? ) (今まで敵だったんだよね?ねえ) (彼を好きにでもなった?) 「ああそうだよ私は好きなんだ彼のことが」 (ねえ 忘れたの?) (本当は全部わかってるんだよね?) (人は人を見下すものよ) 彼は違う (違うって何?) (簡単に信じれるなら勝手にしなよ) (ねえ花女) 変化する心 それが吐けなくて 君のそばではにかむばかり 間違ってるとは思わないフリ 恋の意味を知らず鮮やかに 確信が持てないまま すれ違う日々も増えた あの日初めてあげた花びらも 年季が入って色落ちた ああそうか永遠なんてないんだ どんなにどんなに加工しようが花は枯れるし 私たちもシワを作っていつか土に帰る 紡いだ日々も培った笑顔も何もかもがいつかは消える 嗄れて枯れ落ちて全て消えるなら私はどうする? そう思ってから早かった 痛みも知恵も増えた もう時間なんて必要ない 嗚呼 ごめんねお別れだ 人生は一度きりだ 互いの吐息が手を繋ぐ きっかけはいつも花だ さよなら さよなら 今までの私 大好きを言える それだけでいいの これから何度傷つけあって 間違ってるなら教えてほしい この花に誓う 大好きよ (拝啓 未来の私) (本当普通の大人になったね) (本当普通の大人になっちゃったんだね?) (くだらない くだらない ) (過去の痛みは全部消えない) (敵だって消えるわけじゃない) (わだかまりを抱えて生きて) (そして美しく散っていけばいい) (揺れて溢れ落ちた花のように ) しきたりなんかはいらない 世間体も忘れ去った 花束を持って君の元へ それだけでいいんだ |
春を発つ花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | あれからずいぶん経ったなと 思い返す日々も何度目だろう もし違う道を なんてことはもう今更か 僕ら一瞬を強く生きている 他人事なんて馬鹿は言えない 選び放題の今を話そう 全てが吹き荒れる 春を発つあなたの胸の 鼓動がずっと止まらぬように 駆け足浮き足立った 僕らの歌が響きますように ハロー 僕らの出会いが風を運ぶ 運命なんてもの信じたくなるよ 転んで置いてかれながら 何度も迷う日々もあるだろう それでも忘れないでほしい 月並みな言葉だけど 一人じゃないこと 言葉も喜びも痛みも誰かと分かち合えること 夢物語はいつだって現実に変えられることを 春を発つあなたの日々が 誰かに愛を教えますように 春一番の風に揉まれ 新たな愛を知りますように あなたが何者かあなただけが知っている 誰一人止めることはできない 春を発つあなたがいつか 思い出せる場所になれたのだろうか 彷徨い歩くあなたの 背中をあと何回押せるのだろうか 春を発つあなたの足が いつまでも前を向きますように 春を発つあなたの声が いつまでも咲き誇りますように ハロー 僕らの出会いが風を運ぶ 運命なんてもの恥ずかしくもなるよ |
反逆者の僕らEMA | EMA | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 身動きも取れず眺めてる 世界は不自由だなって 思いたい分だけ損してる 今更って話なんだよ 傷つくのを恐れて自分自身を縛りつけてる 弱さを隠したいのに視界ごと見えなくなっている そんなもんじゃないだろう 立ち上がろう 僕自身を解き放つのは僕だけだ 未来を追う僕らは当たり前に馬鹿にされて 常識に囚われた世界が許さない だからなんだっていうんだ 未来を追うから輝ける 僕らを邪魔するな 信じるものを信じた僕らを解き放て あり得ないものはあり得ない そういってスーツを着飾る 最近暑くてしょうがない でも肌を見せるのが怖い 皆何かを怖がってる 弱さが消えた人なんてどこにもいやしないんだ 未来を追う僕らは当たり前に批判されて 常識を愛してる誰かさんの目がひかる だからなんだっていうんだ 未来を追うから輝ける僕らを邪魔するな 見たいものを探す僕らを解き放て 大団円ばかりが良いとは限らない そう信じて世界を見ていたんだろう そんなもんじゃないだろう 立ち上がろう 僕自身を解き放つのは僕だけだ 未来を追う僕らに明日が来る保証もない 常識に囚われた世界が監視してる だからなんだっていうんだ 未来を追うから輝ける 僕らは邪魔出来ない 信じるものを信じた僕らを解き放て 反逆者の僕ら |
ババロア 吉乃 | 吉乃 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | ご丁寧に存在意義とか聞いちゃって なんのお笑いって感じ 笑ってんのはてめえだけだよ ほんと何様って感じだ お前こそなんだよ いてもいなくても同じってのはお前だって同じだろ 挨拶をして感謝をしあって 今日もよく出来ました 等間隔に並んだ机に座って未来を見てます でいいだろ これでいいだろ だってちゃんと生きてんだからいいだろ 思考が頭を埋め尽くす 僕だけの呪いが消えないんだ 生きることに理由はいらないなんて知ったこと言うなよ 神様でもないくせにこの痛みをわかったふりすんなよ ぶっ殺したいよ でも殺せないよ でもじゃあどこでぶちまけりゃいいの 僕を殺せばいいの とか言ったらまた遠い目で見んの ふざけんなよ ああもう 全部ムカつくな 無駄に金のかかる生活 好きでやってんのか他人のためにやってんのかわからなくなってきた趣味 おいしいパンを食べたいからその分の肉を削ぎ落とそう 新しいことを学びたいから恋人と別れよう 最悪の手段こそ最高の娯楽になんのはなんで 朝作ったババロアが食べられる夜が愛せないのはなんで 定型文みたいな「エモ」とか言われてもどうすりゃいいの この呪いの中で生きてんのに ねえ それすら否定すんの ぶっ殺してよ 終わりにしてよ 否定するくらいなら楽にしてよ できないくせに何言ってんの もう心が破裂しそうなのに なんで 誰にも愛されたことないから せめて人肌だけでも 人肌が許されないなら せめて動物だけでも 動物もお金がないから せめて自分だけでも抱きしめさせてよ 抱きしめないとどっか行っちゃうよ こんな自分でもずっと大切なんだよ こんな自分でも愛してんだよ 生きることに理由はいらないのになんで求めちゃうんだろう 朝ごはんとか歌を歌うとかそれが楽しいじゃダメなの 毎日何か甘いものが食べれてそういう幸せじゃダメなの どうしてこんなに心が溶けていくの この呪いを解いて そんで抱きしめて 今すぐキスをして 愛で固めて僕を形作って ねえ 全部ぐちゃぐちゃになる前に誰か食べて 好きに甘くして それを人生とか言って 痛みは人のせいなのに救うのも人なんだ 助けて 僕がどこかに行ってしまう前に どうか心を固めて抉って 掬って 救って |
光莉犬 | 莉犬 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 僕は光だ 君を照らす光だ 心だって体だって粒子になって 君を守れるように 滲んだ痛みも全て 君を照らせるように そんな光だ 僕らは時代と共に 怪物に成っていく 得体の知れぬ皮膚が生える 自分に見覚えがなくなってゆく 身長 体重 職についてる 化粧をしてる バンド生活 他人の評価が心地いい人 その裏でずっと生きづらい人 カテゴリされてる何かから 一歩踏み出してみないか 僕はそうだな 僕は光だ 君を照らす光だ 未来だって過去だってさらけ出すさ 君は孤独じゃないよ 君の痛み全ては 君だけのものじゃないよ そんな光だ 精一杯呼吸をしてる 暗い海の底で消費してる 歴史とか時代とか そういう奴らに飲み込まれていく 社会性 知性 学歴の質 見た目以外も人を決める世界 その癖顕然に言えないなら 理解し難い何かに分別 全て認めて欲しいわけじゃない せめて僕自身を語れる 言葉をくれないか 君がくれないか 君は光だ 僕を照らす光だ 見た目なんて思想なんて関係ないぜ 僕は孤独じゃないよ 僕の痛み全てを 君が癒したんだよ そんな光だ 独身 夫婦 選ばれた人 夢を追う人 諦めた人 目の前を歩く傘を持つ人 散歩する猫にキスをする人 二面性 擬態 本当の自分 認められずとも縋るべき場所 認められたのに苦しい心 何者か悩む君の姿は 誰よりも輝くべきだから 僕がいるんだ 僕は光だ 君と生きる光だ 心だって体だって粒子になって 君の全てを支える希望になりたい 君を照らせるような そんな光になりたい |
畢生よ花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 僕らはやりたいことやるために 描き続けた未来 偉大さに欲望し続けて数年 爪も髪も手入れ不足だ 奪う側と奪われる側 与える側と与えられる側 気付くまで何度失った 思い返すほど無様だ 証を残したかったり 大切なものがあったり 死に絶えた選択肢が 鈍い心に染みる 見失ったものはなんだ? 守るべきものはなんだ? 何を信じ何を目指して 命をかければいい? 愛すべきものたちと 同じ方向を歩きたい 畢生よ そのためには 僕らはどう生きればいい 小汚い日々を補うために 見ないふりばかり続けた過去が 当たり前のように嘲笑 プライドばかりが邪魔をする 奪う者と奪われる者 失敗したら失敗したまま すれ違う生涯すら様々 じゃあ僕は何をしてんだ? 自分勝手な自分を変えるために足掻きたい 限られた残機が揺れる心に触れる 見失ったものばかりだ 守りそこなったものばかりだ 何を信じ何を目指して 命を諭せばいい? 愛すべき者たちを愛することはできるか? 畢生よ 愚かさをどうにも拭えないのだ 愛されたいなら愛すればいい 与えられたいなら与えればいい 誰かの命を蹴落としてまで 保ち続けた時間 未熟さを捨て去って救うべきものがある 鈍い心が今だと叫ぶ 見失ったものばかりで 守れなかったものばかりで しかし確かに胸を張って なりたい未来がある 愛すべき者たちを愛すべきと気づいた 畢生よ 終わるのならあなたの希望となる |
畢生よカンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 僕らはやりたいことやるために 描き続けた未来 偉大さに欲望し続けて数年 爪も髪も手入れ不足だ 奪う側と奪われる側 与える側と与えられる側 気付くまで何度失った 思い返すほど無様だ 証を残したかったり 大切なものがあったり 死に絶えた選択肢が 鈍い心に染みる 見失ったものはなんだ? 守るべきものはなんだ? 何を信じ何を目指して 命をかければいい? 愛すべきものたちと同じ方向を歩きたい 畢生よ そのためには 僕らはどう生きればいい 小汚い日々を補うために 見ないふりばかり続けた過去が 当たり前のように嘲笑 プライドばかりが邪魔をする 奪う者と奪われる者 失敗したら失敗したまま すれ違う生涯すら様々 じゃあ僕は何をしてんだ? 自分勝手な自分を変えるために足掻きたい 限られた残機が揺れる心に触れる 見失ったものばかりだ 守りそこなったものばかりだ 何を信じ何を目指して 命を諭せばいい? 愛すべき者たちを愛することはできるか? 畢生よ 愚かさをどうにも拭えないのだ 愛されたいなら愛すればいい 与えられたいなら与えればいい 誰かの命を蹴落としてまで 保ち続けた時間 未熟さを捨て去って救うべきものがある 鈍い心が今だと叫ぶ 見失ったものばかりで 守れなかったものばかりで しかし確かに胸を張って なりたい未来がある 愛すべき者たちを愛すべきと気づいた 畢生よ 終わるのならあなたの希望となる |
人を気取る花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | あなたがくれた人生で 僕は今紙に書いてる まるで神様みたいだね 今も見ているかな? 心が荒む数秒前 いつもあなたが笑ってる 操り人形なんだ今でも 待っていたって海に化けないのに 舞っていたって何も美しくないのに 僕は気取って気取って気取って気取って 痛んだ人生を歌って書いて泣いて知ってしまった あなたがいない人生はまるで死んだみたいなのに 今生きている味がしたんだ 「楽になりたい」ってだけで逃げようとした 「正解が欲しい」ってだけで反抗期だと言われた そんな過去すら喰らった 過食気味なんだよ今は 吐いてしまうほど強くはないけど もったいぶって海に潜んでいる 「もったいないよ」 「明日死んじゃうなら?」 どうでもいいよ 気取って気取って気取って気取って気取った 人間を歌って書いて泣いて踊ってしまった あなたがいない人生はまるで大波のように 心の全てが揺さぶられている もしも話をしようよ もしも僕が海になったらさ 僕の元に落ちてきて僕はあなたを飲み込んで 寂しさばかり詰め込んだ僕の腹の中は 何色なんだろうね 人を気取って気取って気取って気取って気取った 人生を歌って歌って歌って歌って歌った 単純さ 今でも愛しいよ あの頃に今も戻りたいよ 人に もっと笑って笑って笑って笑ってほしいよ 海に願って歌って化かして叫んでる僕を あなたのいない人生を今も喰らって生きている さよならの味がする |
秘密V.W.P | V.W.P | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 宅見将典 | 僕らを抱きしめてくれないか 寒くてしょうがないんだ もう癒えない消えない傷口の奥で 流れ出る血脈の音が聞こえないんだ 感覚のない命が苦しい 風に締め付けられてささくれた指先が 人生を気取っている あの海の 白向けた空の 外側に行きたいとがむしゃらに生きた今までは 全部無駄だったのか 馬鹿らしくて仕方ないのに 投げ出すことができない 僕らをその枯れた両の腕で 抱きしめてくれないか もう期待できない温もりが愛しい かさぶただらけの心 それすらも全部フェイクだ 僕らの日々は 全部がフィクション 誰が願ったんだ これが新世界なんて 誰が祈ったんだ 全部投げ捨ててまで 子供騙しの真っ赤な両手で 一体何を守れるだろうか この感情は全部信号だった そんなの今更さ がむしゃらに生きた今までは全部無駄だったのと 裏切られるとわかって それでも信じてきたんだ 僕らは人間ではなかった 体温も爪も全部がそう 終末世界のおままごと 二度と確かめる事はできない 感じる事はできない 命が憎い それでもハリボテの両の腕で 愛を気取っても良いか? もう聴けない見えない心臓をもう一回 騙してみようじゃないか 許してくれやしないか 僕らにはもう 秘密はいらない |
不器用な男カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 死にたくないから物語を書いていた 時代じゃないのにペンを使った 気取っていたんだ 気が遠くなるほど物語を気取った 大人になるのが本当楽しかった 死にたくないから物語を書いていた 君ならどんな結末を望むだろうか こんな展開は君なら笑うだろうか 泣くんだろうか 怒るだろうか 架空の君を書いていた 掴めない感触は綺麗で それ全部フィクションなんだ それでも書いた 終われなかった こんなんで終わるかよ 書ききったって言えるかよ 春も夏も秋も冬も書いた 死にたくないから ゴミみたいな部屋で 今日も生み出していた そうさ俺は不器用な男 死にたくないよ 死にたくないよ 死にたくないよ 死にたくないよ 死にたくないよ 人間らしさを知りたいから物語を書いていた 正々堂々言葉が出せない俺は人間じゃないから 言いたいことだけ書き留めていたら物語が出来ていた 誰も見ないけどなんか楽しかった 人間らしく笑ってみたいから物語を書いていた 頬の筋肉は等の昔に廃れちまった 評価されるたび嬉しくなるのはきっと俺が醜いからだ 褒められたいと思うたび自分を恥じた 会えないからボロクソ書いた 昔の友人先生家族 あの日愛した君すらも それだけで優越感があった 人生全部埋めるように 寂しさを全部埋めるように 朝も昼も夜も日々を書いた 倒れてしまうほどに だって何にも満たされやしないんだよ そうさ俺は欲張りなんだ 生み出したいよ 生み出したいよ 生み出したいよ 生み出したいよ 生み出したいよ 音楽 恋愛 映画に旅行 話のネタになることはなんでもやった 吐き出してはまた食らった 食らって泣いて吐いて泣いて なんか人間みたいだな 人生全部焦がすように ひたすらペンを震わせた 何年何十年生涯これだけだった こんなものがクソの役に立つものか そんなのわかっている わかっているのに こんなんじゃ終われない 書ききったって言えやしない 春も夏も秋も冬も書いた 死んでしまうから ゴミみたいな部屋で 泣きはらしながら書いていた そうさ俺は不器用な男 死にたくないよ 死にたくないよ 死にたくないよ 死にたくないよ 死にたくないよ 生み出したいよ 生み出したいよ 生み出したいよ 生み出したいよ 生み出したいよ 死にたくない |
変身V.W.P | V.W.P | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 安宅秀紀 | 海を渡って気づいた 君を思って気づいた 化物になることばかりを 選んだのは僕だった あの日見た塩の味も 夢で見た空の景色も 埃が舞うみたいに 痛みすら忘れてゆく 蜜の味すら思い出せない 昔食べてたお菓子すら 今じゃ粘土の塊みたいで あとに侘しさが残る 鏡に映る自分は 見たことない化物になっていて 知らん顔で ファンデーションで濁した 風がなびいて花が笑って そこに僕の顔があって 何もかも愛したのは そこに未来があったからだ 空想が鼓動を打って 好きな人も忘れ去って 僕らはもう戻れないんだよ 根こそぎ抉っていく 恋に埋もれて夏になり 潮風が去って秋になり 土に潜って冬になり 知らずに肌が剥がれ落ちる ツノが生えて泣き叫び 翼を払って海を浴び 化物になって夜空を謳歌した 寂しさばかりが 寒さに変わり心を攫っていく 気づけば誰かの面影ばかりが 絶えず変わっていく 大人になれないまんまで体だけが 錆びついて炭になる 翼が舞うたび新たな風が 過去を捨て去ってった 雨が好きだった理由も 雪が嫌いだった理由も 何もかも薄れるほど 涙で何度夜を浪費した 空想が鼓動を打って 好きな歌も忘れ去って 僕らはもう戻れないんだよ 根こそぎ貪っていく 海を渡って気づいた 君を思って気づいた 化物になることばかりを 選んだのは僕だった 冬が寒くて痛いから 君の顔を探していた あの日切り捨てたことすらも 羽根が全部持ってった 風がなびいて花が笑って 君がすきだった日々を 忘れるほどがむしゃらに生きて 何年が経っただろう 果実が鼓動を打って 意味なんて忘れ去って 今更もう戻れないんだよ がむしゃらに日々を 貪って生きていく 何回も何年も 思い出す 抉れた翼で 飛んでゆく |
僕Lezel | Lezel | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 子供みたいな夢を抱えて 大人たちに隠した秘密基地 隠れてないでもう出ておいで そろそろ僕の心に帰っておいでよ 一歩 もう一歩 歩み出す後悔 丸い背中を恥じはしない 抱えられるだけいいじゃんか こんな日は 口ずさんで 「会いたい」って 「さよなら」って 音色に沿って これからもっと 皺を増やして その裏ずっと 鼓動を打って 零れ落ちて その分湧き上がる熱 歌いたいって 願いそびれた春 雨にさらされ雪が染みついて 日も防げない暗い闇の中 それでもずっとここにいたんだね 歩けなくって恥ずかしくって意気地になって 綺麗に生きるとかいいよ 真面目になるとかいいよ 夢を諦めなくても良いよ 何も恥ずかしくないよ 君は君らしく 僕は僕らしく 歌って 歌って もう君なんて 大嫌いって 嘘をついてごめんね 今迎えに行くよ 口に出して 心に沿って 這いつくばって泥に塗れて それでもずっと愛してたんだ 歌いたいって 願いそびれた春 おかえり ただいま 歌いたいって ちゃんと願ってた僕 |
僕とサスぺンスSchrodinger's Cat | Schrodinger's Cat | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 知らなかった 不思議な見た目をしてるな 鋭く光る 僧坊に心が揺れ動く 頭の中で君が暴れてる もう君から目が離せない 日々に混ざる幻だけでは たどり着けない獣道 君と出会い 僕は今 君に命を狙われている 僕らの出会いに意味があるのなら この運命が世界を教えてくれるのかい? すれ違う声もいつかは混ざるよ 見えない未来に怯えていなくても 誰もいなくていいさ 誰も知らなくていいさ 僕のものだ 膨らむ想像に針が降る 影が走る そこに現れたのは、、、 もうなんだよ 邪魔しないでよ 不安なんだよ まだ怖いから 知らない僕の世界が 毛むくじゃらに溢れてく 言葉が通じない 何考えてるかわかんない ほら命を狙われている!? 僕らの出会いに 意味があるのだろう この運命が世界を教えてくれるのかい? すれ違う声に戸惑うだけでも 初めてのことだ 未来を教えて もうなんだよ 不安なんだよ まだ怖いけど 疲れちゃったよ とりあえず今はご飯の時間だよ |
魔女花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | これは魔法だ 生きた日々を忘れた私の奇跡だ 永遠の時代で 反逆者になったの 偽物の子供達 離さないで今を 許さないで意味を 確信犯で繋がった 見たいものを見せて 教えて 燻る欲望だらけの日々に 言葉に魂はあるか? 答えて 歌って 意味を抱きしめるように あなたの産声を 頭の悪い号哭を 届いて なぞって 意味を確かめるように この世界は私の物だ 月が鳴り響くまで これが現実だ 楽園を目指した電子の奇跡だ 永遠の世界に 脳髄をくすぐる 偽物の景色達 生きて来た意味と あがいて来た過去が 仮想世界で舞っている 証明を待ってる 諦めるな今は 目指した己の価値に 存在に確信はあるか? 歌って 喚いて 手に入れた世界に 連なる産声が 文字列に成り舞っている 壊して 奪って 奪われてしまう前に この世界は私のものだ 音が鳴り響くまで 寂れた過去の礎を踏みにじり 私たちは歌う 探して あがいて 生きて来た証明が 私の産声が 文字列に鳴り舞っている 今己を証明する言葉に魂はあるか? 戦え 抗え 今を抱きしめるように あなたの産声を 頭の悪い号哭を 答えて 歌って 電子の海を舞い踊って この世界は私たちの 証明を探している |
魔女V.W.P | V.W.P | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | これは魔法だ 生きた日々を忘れた私の奇跡だ 永遠の時代で 反逆者になったの 偽物の子供達 離さないで今を 許さないで意味を 確信犯で繋がった 見たいものを見せて 教えて 燻る欲望だらけの日々に 言葉に魂はあるか? 答えて 歌って 意味を抱きしめるように あなたの産声を 頭の悪い号哭を 届いて なぞって 意味を確かめるように この世界は私の物だ 月が鳴り響くまで これが現実だ 楽園を目指した 電子の奇跡だ 永遠の世界に 脳髄をくすぐる 偽物の景色達 生きて来た意味と あがいて来た過去が 仮想世界で舞っている 証明を待ってる 諦めるな今は 目指した己の価値に 存在に確信はあるか? 歌って 喚いて 手に入れた世界に 連なる産声が 文字列に成り舞っている 壊して 奪って 奪われてしまう前に この世界は私のものだ 音が鳴り響くまで 寂れた過去の礎を踏みにじり 私たちは歌う 歌う 探して あがいて 生きて来た証明が 私の産声が 文字列に鳴り舞っている 今己を証明する言葉に魂はあるか? 戦え 抗え 今を抱きしめるように あなたの産声を 頭の悪い号哭を 答えて 歌って 電子の海を舞い踊って この世界は私たちの 照明を探している |
窓を開けてCIEL | CIEL | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 目が覚めて 舌打ちして 夕日を眺めながら 項垂れて パンを齧る 虚しくてもう味がしないんだ 大丈夫 そう大丈夫 心に言い訳をする 吐くように 挑むように 入れた力で立ち上がった 窓の外に景色は続く 震える手で鍵を開けた 爪をかじって 膝を抱えて やる気がずっと後ろを向いている 歯軋りしながら 嫌なことばっか 考えてずっと 涙が海になってる 部屋で溺れそう あの日の空は まだあるって わかってるはずなのに 大丈夫 そう大丈夫 心がそう叫んでるんだ 全部 そう全部 踏み出した足に委ねちゃおうよ 大丈夫 もう大丈夫 後悔はもう知り尽くしたんだ そうだ きっとそうだ 振り返れやしない 窓の外に景色は続く 気の向くまま歩いてこうよ 頑張る僕らを馬鹿にしている 電波が今は大流行中 都会の人は全員煙のよう 世界の全てが敵だったり 本当嫌になるよ でも負けてらんないよ 踏み出そう 踏み出そう 踏み出そう このまま終われない きっと そうきっと 涙の海を超えた先で 誰も知らない世界があるはずなんだ 大丈夫 そう大丈夫 心がそう叫んでるんだ きっと ただきっと 踏み出した心は止まらない 窓の外の景色は鈍く灰色に広がってる? そんなことないよ もう動けない? No! まだ早いよ 目を拭って上を見ようよ 馬鹿みたいに空は青いから 乗り込んだ運命止まれないよ 窓を開けて |
眼差しロクデナシ | ロクデナシ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | あの夜がこの目に 染み付いて離れない 心一つ明け渡せないままで さよならの数だけ 欠けていく景色が 小さな背中を身勝手に押す もういかなくちゃ 痛みに負けたくないから 好きなもの一つ二つ 少しずつつまんだ 顔のない僕ら 産声を上げた 出来立ての目玉で 君の顔を見た 酷く 酷く美しい眼差しだから ふと 生きなければと思った 寂しさも嫌われ 愛しさも煙たがられ 欠伸一つろくに出来ないけれど 君だけの心を 打ち明けて欲しいの それが君の肉に変わるから ねぇ 涙だけ 隠そうとするのはやめて 心から泣いて 心から笑って 君にさよならをしないで 好きなもの一つ二つ 少しずつ願って 形づく僕ら 産声を上げた 出来立ての目玉が 僕の顔を見た ロクでもない体が 陽に焼けてついに明かされる僕ら 産声を上げた 出来立ての愛で 君と見つめ合った 酷く 酷く美しい眼差しだから 今 生きたいと思った |
まほう feat. 理芽花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 希望論を言って見たいの それが本当の音楽と言えるなんて 信じたいだけなんだ これが魔法? 呼吸や鼓動や景色の全てを拾い集めて 誰もが好きに信じたものが尊く見える ぐちゃぐちゃのどろどろのこれってなんなの? 傷つけたり愛し合ったり笑いあったり 言いたいことが沢山あるのに焦って言葉が詰まるんだ 音に乗せたら言えるのに 名前のない気持ちばっかり過食気味に色づくばかり これがもしかして ああもしかして これが魔法? 馬鹿みたい! らららら 不可解で不可侵に彷徨い溶ける心 知っちゃった ワクワクが世界を癒す力になる それは海だったり風だったり嵐だったり それは恋だったり涙だったり薬だったり それは絆だったり唇だったり笑顔だったり 思い出だったり全部全部全部 弾けて見えた 確かなことなんて何一つないけど勝手に体が動くんだ やり残したことだらけ 名前のない気持ちが籠から出たがってる 自分に嘘はもうつけないよ 馬鹿でもいいなら ようこそ ぐちゃぐちゃのどろどろの私たちが見えるなら 叫ぶから見てて そう これが魔法 ららら 音楽は魔法 |
未観測花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | まるでベイビーだね そう言う君もどうなんだ 見捨てはしないさ 共に青臭いまま叫ぼうよ 花の蜜を吸って一等賞を目指す帰り道 いつまでたっても未来があると信じてる僕らを 愚かだって決めつけないで 半端者ばかりを嫌わないで 何一つ頑張れなかった一日をわざわざ悔やまないで いつか泥になる そして未観測だった花が咲く その時はどうせ全部美しくなってるんだから 今は泥臭く不可解な意味を歌おうよ 我ら不合格 されどおいそれとくたばらぬ セオリー通りの人生なんてどうかご勘弁 だがしかし身動きできない肺と寂れた心臓 そんなもんだから息も絶え絶えに逃亡 あいつは終わり と馬鹿にした奴も本当は怯えてた 食わず嫌いの社会はいつも 苦味の僕らを切り裂こうとする こんな時代だからこそ黙ってるわけにはいかないだろう あいつもどうせ僕と同じように いつか泥になる そして未観測だった花が咲く その時はどうせ全部曝け出しあってるんだから 今は泥臭く不可解な意味を歌おうよ 我ら未完成 されどやすやすと負けはせぬ いつか泥になる そして確かにそこが道になる その先の歴史を駆け抜ける奴らに歌いたい だから今生きる それさえ出来てりゃ勝者だ 我らは不可解 されどむざむざに死にはせぬ |
メルの黄昏花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | メル 君はそうやっていつも自分を責めてばかりだ テレビのニュースもあの子の自殺も 君のせいではないんだよ メル 君はそうやっていつも自分を責めてばかりだ 正義はいつも移り変わる 過去など関係ない 意味を知らず雪を見ていた 寂しさばかり積もるばかり 恋をしてた見える全てに カーテンの隙間で揺れ動く 世界を見るメル 君はいつも悲しい顔でテレビを見てる 正義などない 好きなものを信じなさい でも君は変わらない メル 君はそうやっていつも寂しさを建前にするんだ 抱きしめても優しく接しても どこか目の奥は虚ろなんだ メル 君はそうやっていつも苦しさを題材にするんだ 悲しいことばかり思って 幸福を無視して 春の海を絶えず見ていた その時やっと笑顔を見せた 恋をしてたあの日のように 砂浜の上で踊り出す 涙するメル 君はいつも切なく肌を震わすばかり 冷たいのだろう 抱きしめてあげるから でも君は止まらない メル 君は今どこにいるんだ 書き置きひとつ残さないで 知識も無くどこにいくのだ 去る先で幸せなのか 意味を知らず雪を見ていた 寂しさばかり重なるばかり 青さにまみれ生き急ぐのか それでもいいが後悔するな 信じる人も愛する人も全て諦め 絶えぬ不幸を抱きしめ消えた 君は正しいのか 君は正しいのか |
モンタージュ花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | ああもう交代の時間さ どうしようもないくらいさ 我慢ができないんだ 本当の正体を曝け出したいよ 暴れちゃいたいよ どっちが私かわからないんだ 友達には言えない 先生にも内緒 一瞬であっと言わせられるんだよ 妄想じゃないんだって 空想じゃないんだって 私本当は宇宙人なの 感動的な再会をどうぞ 妄想的な盲信をどうぞ 信じたいものを信じたい人が 信じたいように願うんだ 見たいものだけを見てるんだ 実は普通の人なのに モンタージュのかかった どの部分が好きですか 君の目を私と交換して 見える世界が同じなら 私の正体なんてわからない あの人はこういう人で この人はこういう性格で じゃあ私の人柄ってどんなのって 実際どのくらい知ってるのだ? 誰からもよく思われたいって 思ってるのバレてる? 魔法瓶だって知ってる? 複雑な程優れてると思う そういう考えって醜いって誰かが言ってる あ、もう一人の私だ 規則的に変わる心情 本心なんて絶対に叫べない それでも誰かが言ってるんだ 本当の私は君と同じなんだ 時たま笑って嘆いて モンタージュのかかった どの部分が好きですか 君と私の耳を交換して 聞こえる歌が同じなら 私の心なんて届かない モンタージュのかかった どの部分が好きですか 君と私のパーツが混ざって 信じたいことが同じなら いつか必ずすれ違うはずだ そうでしょう ねえそうでしょう 何者でもない私たちは 傷つけあって混ざり合って いつか誰かの何かになれるから |
世惑い子花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 一体どうしたんだい? そんなところで悩んでさ 何が辛いんだい? 何でそんなに震えてんだい? ってこんなこと聞くこと自体 君にとっちゃ迷惑かな でも心の底から迷ってる君に 出来ることはあるかな 僕らこの先の未来なんてわからないから ルールなんてどこにもないんだから 好きなことを好きと言っていいんだよ 好きなことを好きにやっていいんだよ 一つだけあるだろう 心の奥に眠る何かが それは愛かもしれない憎しみかもしれない 君が決めていいんだよ 舐められることや見下されること そんなことばかり気にしてしまうよな 周りの目ばかり感じてしまうのは そんなにいけないことではないから 心の奥に眠る大切なものは しっかり両手に抱えて欲しい それだけは大事に愛して欲しい 世界を滅ぼしてもしょうがない 一つだけあるだろう 息を潜め蠢く何かが それは未来なのか過去なのかは 君だけが知っている 逃げること戦うこと 殺すこと許すこと 愛すること信じ合うこと しょうもないことで笑うこと その全てに価値を決めるのは紛れもない君だから そうだろう 僕らこの先の未来なんてわからないから ルールなんてどこにもないんだから 好きなことを好きと言っていいんだよ 好きなことを好きにやっていいんだよ 一つだけあるだろう 焦がれるほど描いた何かが それはいずれ世界を覆すことを 君だけが知っている |
夜が降り止む前に花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 止まらない闇に 泡に芽吹く花が 空に埋もれ消える 月が輝く塔に今 君の面影を知る 胸に住む確信が 波を呼び 言葉に酔う 何一つ無駄じゃなかった 今言わなくちゃ 涙を合図に 届けに行くんだ 濡れすぎた夜空が 僕らに呼吸を許さなかった 足宛き歩いた 満たされた光に 一度きりの言い訳を 夜が降り止む前に 止まらない闇に あなたの輪郭を 遠く鳴る海が奪い去る 胸が照らすその場所には 知りたい言葉がある あなたにはわからないわ 何一つ聞こえないや 「今まで」と「これから」は かき乱した夜に消えていけ 届けに行くんだ 喚き出す夜空が 僕らの明日を信じなかった 裏切り歩いた 満たされた朝日で 熱を意味を捨てていく 濡れ出した街に あなたの輪郭を 淡い指先でなぞる 夜が降り止む前に |
輪廻V.W.P | V.W.P | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 繰り返す絶望に 囚われたまま逃げ出せないのさ じゃあ一つしかないだろう 未来は俺たちの手に 掴み取れ 神様のつもりか 天罰のつもりか 言いなりになんてなるか 変わりゆく未来と 変わらない仲間と どうにもうまくいかない交差する思考 フラッシュバックする絶望 繰り返すままじゃいられない 一度捨てたもの全て 取り戻すためにここにきた 守りたいものばかりだ 全て失ってたまるか この熱が霞に消える前に 希望論は輪廻する 目を覚ませばそこは 同じような世界 膝が震えている 退場は許されない 目の前に広がる ボロボロに朽ちた世界 フラッシュバックする意向 人類は立ち止まる 絶望が腹を鳴らす 一度捨てたもの全て 取り戻すためにここにきた 二度と失ってたまるか 怒りで身を焦がしてきた 哀れだって思わないでくれ 希望論を繰り返せ さよならはいい飽きた 繰り返すなら何度でも立ち向かうさ あの日こぼれ落ちたものを 取り戻すためにここにきた 魂は着飾らない もうどこにも逃げやしない わからずやだと馬鹿にしてくれ それでも希望を信じている 輪廻するなら何度でも 未来を掴み取れ |
輪廻(TV.size)V.W.P | V.W.P | カンザキイオリ | カンザキイオリ | カンザキイオリ | 掴み取れ 神様のつもりか 天罰のつもりか 言いなりになんてなるか 変わりゆく未来と 変わらない仲間と どうにもうまくいかない交差する思考 フラッシュバックする絶望 繰り返すままじゃいられない あの日こぼれ落ちたものを 取り戻すためにここにきた 魂は着飾らない もうどこにも逃げやしない わからずやだと馬鹿にしてくれ それでも希望を信じている 輪廻するなら何度でも 未来を掴み取れ |
私論理花譜 | 花譜 | カンザキイオリ | カンザキイオリ | | 今更もう遅いよ 誰もが踊ってるキラーボールの幻が蠢く街 アイドンノー さぁ声を振り絞って スクランブル交差点 君とだけは交わらない どうしてよって君が惑う声が聞きたいの 「歩けど歩けど人で群れるのになんで一人と踊らなきゃならないの?」 ハイファイに混ざるビル街の この先君と私は出会える? No 1.2.3 カモン ベイベ ベイベ 見つけ出して摩天楼の隠れ家で 私ロンリーロンリー バズった妄想でさあ今 私風になる この街にハロー 寂しさにハロー 幼気な魔浪 噛み締めてアイロニー 今は 今はこの場所で待ってる 会いに来て? ヘイ! ハチ公前のたまり場で ネタを探してるユーチューバー お決まりみたいに現れるお化粧バッチリ女子高生 流行りのファッションどーだい? 一昔の見た目でドンストップ にっちもさっちも量産型のエモさが売りに出てます 夢を追って現れました 今日と違う明日へレッツゴー! 「誰にもないスタイルを目指して、遥々やってまいりました」 そのファッション知ってるよ ナンバーワンを目指してもキッズ 皆心は一つ さぁ だから私と踊って? 一人は嫌 1.2.3 カモン ベイべ ベイベ 見つけ出して摩天楼の明晰夢で 私ロンリーロンリー バズった妄想でさあ今 私風になる この街がマイハニー 妖艶な魅力のマイダーリン 幼気なハロー 噛み締めてハロー 今は 今は この場所で待ってる 幻なら 言葉じゃないって笑って 皆味方さ都会のジプシー でも誰もが孤独でリスキー 悩みぬけ誰もがオンリーワン ただロンリーワン 今は 今は スクランブル スクランブル スクランブル 1.2.3,4 立ち止まったってわからないわ 引き裂かれたってわからないわ バズった妄想でもう 摩天楼に溺れる 風になる この街にハロー 寂しさにハロー 幼気なステップ 噛み締めてハロー 今は 今は この場所で待ってる 会いに来て 私論理 論理 私ロンリー ロンリー |