サマーバケーションカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | わけもないけどなんだか悲しい やさしくしてほしいとかじゃないけど 噴水広場は今日も代わり映えない 少し遠くに行ってた友達のこと思い出した 手紙をくれたのに 返事を書くのも忘れてた どうかそのまま サンセットビーチの眩しさよ 夏が終わる頃には全部がよくなる 君がそのまま そのままそばにいれてくれたら いつか終わる頃には全部がよくなる 全員きれいに同じ顔して 返事しやがって 最高の思い出作りしよう 夏は苦手だからこそ |
さよーならあなたカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | すれ違う人 白線の上を丁寧に歩く 野良猫みたいに うつむきがちな夏の朝には 誰かに迷惑かけたくてしかたない いろんな気持ちが毎日 うまれて キスして ふざけた言葉がだいすき ヘイ ベイべ たまにはいいでしょう ふと気がついたら ときめくセリフも思い出に変わる さびしいけれど だから今だけ どうか今だけは 魔法が解けるまで 愛しあおうよ 明日には忘れる約束 たくさんしようよ 小鳥がさえずるときまで ヘイ ベイべ たまにはいいでしょう ああ、あなたに 花の名前の一つでも あげること できたらいいのにな |
燦々カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 日に焼けたぬいぐるみたち この暮らしの事情を誰よりも知ってる 出窓から見える向かいの家のこどもがひとり バスケの練習してる しっかりとした気持ちでいたい 自ら選んだ人と友達になって 穏やかじゃなくていい毎日は 屋根の色は自分で決める ざらついた壁を視線でなぞる 灰色の空に退屈をおぼえる 悲しくて寂しい夜にも サモエドは笑ってる そうおもえば愛おしい日々 間違っても別に構わない 次の日も君といれるかがずっと不安で 燦々とした気持ちでいよう 胸が詰まるほど美しいよ ぼくらは しっかりとした気持ちでいたい 自ら選んだ人と友達になって 穏やかじゃなくていい毎日は 屋根の色は自分で決める 美しいから ぼくらは |
車窓よりカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 新幹線でおにぎりひとつ 君からもらったチョコレート2枚 包装紙で折り紙したよ 君からもらったチョコレート苦い スポットライトから 降り注ぐ憧れとバンドの正しさよ 恋に似た 何かだな 普通じゃいれないよ 今日は帰れないよ 普通じゃいれないよ 今日は帰れないよ 普通じゃいれないよ 優しくなれないよ 普通じゃいれないよ 傷つけたくないよ 普通じゃいれないよ 早くかえりたいよ 普通じゃいれないよ そのままでいいよ 身体の変化発見次第 わざわざ報告させてよ ねぇ お気に入りのマグカップが割れた その日から変わってく かなりどうでもいい話 君にもらったチョコレート 新幹線から見える 過ぎてく景色好きなんだ |
週明けカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 私だけをみてればいいのに 世界がひろすぎて 退屈な月曜日 壊すのはこわいから 綺麗な景色を 信じて暮らしてる きっと これかも とりあえず なにか食べよう 呼ばれた気がして 振り向いてみたけど 太陽と風の中 君はいなかった お家の裏庭で 少し悪いこと しようよ 二人きり 帰りを待ってる とりあえず 今日は眠ろう 鼻歌まじりで 君のすきな歌を 歌っておもいだす 口の中のうごき 私だけを みてればいいのに 世界がひろすぎて 退屈な月曜日 |
祝日カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | お腹が痛くなったら 手当てをしてあげる 嫌われないように 毎日不安にならないようにしている それはそう あなたと目をあわせるようなこと みんなに内緒もいつまでできるかな 飽きないな 若気の至りか 気持ちの問題か あとは抱き合って確かめて あなたが振り返らなくても 姿が見えなくなるまで 気づかれないように見送る できないことも頑張って やってみようと思ってる 幸せのためなら いくらでもずる賢くいようよ いつまで一人でいる気だよ 飽きないな 若気の至りか 気持ちの問題か あとは抱き合って確かめて 飽きないな 若気の至りか どうでもいいことだ これからの話をしよう 祝日 どこに行きたいとか |
ジェットコースターカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | ジェットコースター 逆さまになって 正直とっても怖かった どうにか生きてる 暑い夏は汗とまらない 今日も寝苦しい 夜を迎える 星はみえないけれど 君の寝息をきけるなら この街も悪くはないね 空中ブランコ 西日がさす中 いつまでも他愛ないぼくら 隣に座った 知らないこどもの瞳を 忘れられないまま 夜を迎える 星は見えないけれど 君が分かってくれるなら この街も悪くはないね 触れたい 触れたいな しりたいと思うのは 可笑しなことじゃないでしょう 分かってはいるけれど 夜を迎える 星は見えないけれど 君が笑ってくれるなら この街も悪くはないね |
序章カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | ふたりでいると 悲しみだって不完全燃焼 落ちた涙はいずれ 乾いて透明になること 教えてくれたね 蟻の巣の近くに置いた角砂糖 朝には無かった 悪魔の仕業さ 世界のことなんか知りたくなかったのに 知識が増えるほど ふたりでおしゃべりしたいと 目尻も下がってしまう 自転車ライト 付け忘れたまま走った真夜中 急ぐお巡りさん 今回だけだと見逃してくれた だけどなんでかな 無性に腹がたって涙がでてきた 星がでているからか 悪魔の仕業さ 世界のことなんか知りたくなかったのに 知識が増えるほど あなたと暮らしてみたいと 景色を眺めてしまう 赤くて熟れた夕日 諦められないと素直に思っている 知識が増えるほど 優しく笑っていたいと イライラ思っているよ |
スイミングカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | じりじり夏の始まり セミの鳴き声が響く午後 額に流れる汗と揺れる陽炎が不思議だね 張り切って今年は水着を買った 誰に見せるわけでもないのに 水に飛び込むタイミング 準備は出来てる 鼻をつまんで いちにのさんで いちにのさんで と、び、こ、め スイミング スイミング すすむ すすむ あなたのクロール見てみたい 前に進むには身体を動かせ あなたのクロール見てみたい 張り切って今年は海に行こう あなたのこと誘ってもいいかな? 水に飛び込むタイミング 準備は出来てる 鼻をつまんで いちにのさんで いちにのさんで と、び、こ、め スイミング スイミング すすむ すすむ あなたとクロール泳ぎたい 前に進むには心も動かせ あなたとクロール泳ぎたい 素足で走るための砂浜 勇気を出してポニーテールする 目がくらむほどの青空に 負けないように立っている 陽を浴びるための半袖 焼ける肌は気にしちゃならない アスファルトを溶かす太陽に 負けないように立っている スイミング スイミング すすむ すすむ あなたのクロール 見てみたい 前に進むには身体を動かせ あなたのクロール 見てみたい スイミング スイミング すすむ すすむ あなたとクロール泳ぎたい 前に進むには心も動かせ あなたとクロール泳ぎたい |
セゾンカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | いろんな話をしてきたね 二人 落ち着いてきたよ やっといま ミモザが揺れる 何も起こらない一部屋に響く 換気扇の音 やけに落ち着く プリズムは光る たぶんこれからも続いていく テーブルの上 雑に置かれた財布と鍵 丁寧な愛 油断した心に 安心するんだよ 不思議とさ 雑に抱きしめあいたいだけ 君と 間違ってなかったって うん 幼いことを気にしているのか ミモザが揺れる4月も終わる 4月も終わる毛布をしまう たぶんこれからも続いていく 綺麗と思うもの 空の色 キャラクターのキーチェーン 丁寧な愛 醒めなくてもいい たぶんこれからも続いていく テーブルの上 雑に置かれた財布と鍵 丁寧な愛 油断した心に 安心するんだよ 不思議とさ 幼いことを気にしているのか ミモザが揺れる 4月は終わる 気にしているのか幼いことを |
退屈な日々にさようならをカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 退屈な日々に さようならを そんなに落ち込むこともない 君は知らない もう少しで きっといつか 忘れてゆく 待ち望んじゃないのに なんで 君はやってきたの 誰かに恋したの? それは 仕方がないことだ これ以上悪くなることもない なんとなく歩いてけば なんとかなる 君は知らない もう少しで きっといつか 忘れてゆく 使いかけの手帳とペン 散らかしっぱなしの部屋 壊れかけの機械のように 今日も動き回る 毎日やんなっちゃうよ 言い訳ばかりしてるよ 同じことを繰り返す 生きているから 繰り返す 待ち望んじゃないのに なんで君はやってきたの 誰かに恋したの? それは 仕方がないことだ 仕方がないことだ |
タオルケットは穏やかなカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 今の形になるほどに アイスキャンディー熊のぬいぐるみ 大事にするのが大変になるのはなぜだろう 喉に詰まった君の言葉は 角が痛い 雲は厚い いいんだよ 分からないまま 曖昧な愛 家々の窓にはそれぞれが迷い シャツの襟は立ったまま 苦くて甘い君の空気 ぼくはいつも顔色を伺うばかりで 考えすぎて熱が出た日 それぞれの答えや解決 喉に詰まった 君の視線は 帰る場所さ ひとりじゃない いいんだよ 分からないまま 曖昧な愛 家々の窓にはそれぞれが迷い シャツの襟は立ったまま 怖い夢なんて忘れてしまおう 鈴の音が鳴る方へと 安心する声の方へ 大丈夫と抱きしめて いいんだよ 分からないまま 曖昧な愛 家々の窓にはそれぞれが迷い シャツの襟は立ったまま |
追憶カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 昨日は最悪だった わたしなにもわるいことしてない 本棚に積み重なってる あれは夢も希望もないぜ 君はいつも死にたがった私を 連れ出してくれたね 君はいつも歌って踊る 晴れた日には 特に 2人で 外へ |
月明かりカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 風邪をひいて独りになった日には 今日この町で一番可哀想なのは僕だ、と思う 救われてく僕の psykhe あの角を超えても 道は続いてく 僕が居なくても 足を暗闇にとられそうだ どうか今日この町で腕を無理矢理にでも そうさ ひっぱってくれ 救われてく僕の psykhe 菜の花が眩しい ありえない話ばかりが転がる 弓を引いた夜を忘れないで 震える手で抱きしめた 僕もあなたも許されてる 真夏 夜の散歩 月明かりとか |
手紙カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 目を閉じて耳をすませば ページをめくる音だけが響いてる 明日は手紙を書こう 消えたい夜のこと きら きら きら ほら 動かせその欲望を 安らかに眠る横顔 快晴で透けて落ちるレースの影 明日は手紙を書こう 消えたい夜のこと きら きら きら ほら 動かせその欲望を 君の笑う その隙間に ほんとの少し居られたらいい 久しぶりに食べた果物 みたいな気持ちだよ 明日は手紙を書こう 奮い立つ祈りを きら きら きら ほら 動かせその欲望を |
天使adieu | adieu | カネコアヤノ | カネコアヤノ | Yaffle | 誰も抱きしめてくれない夜は 私の胸においでよベイビー あなたの瞳は冷たい 道行く人 もっと簡単に挨拶してよ 月明かりが優しいね 透けるブラウス 天使がイタズラしてるだけだよ今日は 涙をそっと小瓶にいれて 光にかざすんだ きっとそうだ ぬいぐるみは殴れない 愛おしくて ベランダ出て 想いは彼方 あなたの言葉は儚い 野花みたく 人混みの中夢を見ている 月明かりが眩しいね 全てを照らす 天使がそっと囁いた 頑張ろうぜ 涙をちょっと小瓶にいれて 光にかざすんだ もう大丈夫 月明かりが優しいね 赤らむ頬に 天使がキッスしにきてるだけだよ今日は 涙は止んで 天使も帰る 瞳は光る 瞳は光る |
天使とスーパーカーカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 目線は同じだから 新宿知らない人たちでも ベイベー 明日の辞書はないから ドラマチックな人生 かっこいい 馬鹿みたいでもいんだぜ 花束隠しておくよ 夜になったら迎えにいくよ スーパーカーで 今日の天使は君に決めた 知らない街の雪の日に 心に咲いた白い花 目線は同じだから 新宿知らない人たちでも ベイベー 溢れる水のように 闇より深い頭の中も ミラーボール回して 今日はダンスを すべて忘れるダンスを 夜が明けたら送って行くよ スーパーカーで 今日の天使は君に決めた みんなが月を見てる隙 くちびるの先 夢の跡 今日の天使は君に決めた 知らない街の雪の日に 心に咲いた白い花 くちびるに夢の跡 間違いも深い傷跡も やさしく 忘れてあげるから |
とがるカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | だれかが想いを燃やす 恋もキスも たのしい わたしの花は枯れない 一生枯れさせない 今夜も月がきれい それだけで しあわせ あなたの花は枯れない 一生枯れさせない かわる!かわる! かわってく景色を受け入れろ いつだって苦しいよ だけど今日は たのしい あなたの花は枯れない 一生枯れさせない 穏やかな日々は良い だけどたまに 飽きる 愛が花束になる 一生枯れないやつ かわる!かわる! かわってく覚悟はあるはずだ 刺激的とは少し違う 光の中を馬鹿みたく 走って揺れる まつげの先 巻き戻しなんていらないよ 壊れたものは だいたい捨てるよ 熟した果実だ おれたちは とがる!とがる! とがってるかなりね わかるだろ |
布と皮膚カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | いろんなところがドキドキしてる Tシャツの襟ぐりと首の境を 行ったり来たりバレないように 指先でそっと縫い目をなぞった 布と皮膚 布と皮膚 布と皮膚 交互になぞった 眠れない夜にそっと 布と皮膚 交互になぞった 爪を短く切りそろえてる キミの頬 つねったり ギターを弾いたり 願いは一つ 愛が暮らしになればいい もっと、呼吸をしやすく 布と皮膚 夢と外 舌でそっと 交互になぞった 眠れない夜に ずっと 夢と外 交互に帰った 布と皮膚 布と皮膚 布と皮膚 交互になぞった 眠れない夜にそっと 布と皮膚 交互になぞった |
眠れないカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 今夜は頭が痛い 大きく息を吸って 肺へ酸素を送る 心地よいだろう 瞼を休め集中 時に鼓動は大きすぎて身体を揺らして気づけば朝だ いっぱいいっぱいのたましい集めても 棘は無くならない ぎりぎりのハート 犬達 走る吠える 草むらの上 唾液だらけのボール 宝物だね 夢にまで出てきたわ 執着心は醜くなんかないわ 身体が素直なだけさ 照れて髪触る たのしいお話も 棘は無くさない ぎりぎりのハート 眠れない 無理に寝ない こうして誰かを想ったりして 明日の愛を想像する 最近目が悪くなって 君の顔を恥ずかしくもなく見れるよ 眠れない 無理に寝ない こうして誰かを想ったりして 眠れない 無理に寝ない 眠れない 無理に寝ない 雑だ おれなんて暮らしは だけど明日の愛を想像する |
はっぴいえんどを聴かせておくれよ(仮)カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 欲しい服とか靴とか本とか 猫も欲しいしギターも欲しいな いろんな所に行ったりしたいし あぁ お金持ちになりたい 代官山 青山 表参道 銀座 六本木 が似合う大人になりたい なりたくない わりと、どっちでもいいや まだまだ先がみえない ああ、こんなものさっさとおわらせて 公園とかスーパーとかどっか外出て空気吸おうぜ ああ、早くはっぴいえんどを聴かせておくれよ ああ、こんなものさっさと終らせて 公園とかスーパーとかどっか外出て空気吸おうぜ ああ、はやくハッピーエンドで終らせてくれよ |
花ひらくまでカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 秋口みたいな春のはじめ 曇ってばかり 今夜も一歩 踏み出すには星が足りない 君の帰りをいつもの椅子に 腰掛けて待つので精一杯 空きかけの缶ジュースのまわり 反射するアルミ 朝日で綺麗 背中から腕を回して 石ころの数かぞえるみたく 少しづつ指を動かす 咲くのに時間がかかってる チューリップ眺めて 温かいお茶をすするのです |
春の夜へカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 昼過ぎ起床の今日の朝へ インスタントコーヒーをいれるために 熱いお湯を沸かす やかんが震える部屋の空気 気まぐれに歩く春の夜へ 桃色の花びら 希薄な僕ら 熱い眼差しだね 歩幅が合わなくなってきても あのとき言った言葉を忘れないよ ショーウィンドウは全てを見てる 時々 叱って君が 寄せ集めの家具で過ごす日々へ 僕しか分からない美しさよ 額を合わせてる 後ろで漏れてる甘い朝日が あのとき言った言葉を忘れないよ ショーウィンドウは全てを見てる 時々 叱って君が 思い出してごらんよ 僕たちはさ 勝手ばっか考えろよ 今日だけ 好きなことができるよ 僕たちはさ あのとき言った言葉を忘れないよ ショーウィンドウは全てを見てる 時々 叱って君が |
光の方へカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 視界で揺れる髪の毛先が好き 茶色く透けてる 綺麗だね 言葉が反射する こころの底に 言葉じゃ足りないこともあるけど 瞳は輝きを続ける たくさん抱えていたい 次の夏には好きな人連れて 月までバカンスしたい 隙間からこぼれ落ちないようにするのは苦しいね だから光の方 光の方へ 靴のかかと 踏んで歩くことが好き 潰れた分だけ なぜか愛おしくて 僕だけの命 チューブのチョコレートみたいに けち臭く 最後まで 繊細に指先で触れる 壊れそうだよな 僕ら 次の夜には星を見上げたい ちっぽけだからこそ もっと勝手になれる たくさん抱えていたい 次の夏には好きな人連れて 月までバカンスしたい 隙間からこぼれ落ちないようにするのは苦しいね だから光の方 光の方へ できるだけ光の方へ 光の方 光の方へ |
閃きは彼方カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 僕らの日々へ僕らが誠実であれよ 世界が一度終わりを迎える やりなおせるよ 元通りじゃない 僕は閃いた 雷光のように 気づけば怖いくらい強くなったね 今は意味がない 会って話したい 君と 外は晴天 今はため息 この家が城 守られている 一人の夜は想いを募らせ 僕は閃いた 雷光のように 気づけば怖いくらい強くなったね 今は意味がない 会って話したい 君と 触りたい 君を 話がしたい 君と |
抱擁カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 星が降りてくる夜の話 君と作った電車のレールは途中で止まってるね 水が溢れてしまった 悲しい きっとこれは誰も悪くはなくて ただ、ただ、 抱擁をまっていた 胸の中で まるで私が聞き分けの悪い赤子のようにぎゅっと 二十二世紀の愛のかたち 月の光を忘れないで坊や からだは暖かい 年はまた明けていった 天井の角を見つめ 心を許したかったから ただ、 抱擁をまっていた 胸の中で まるで私が聞き分けの悪い赤子のようにぎゅっと 抱擁をまっていた 胸の中で からだの中を流れる血潮 暖かいねぎゅっと まるで私が聞き分けの悪い赤子のようにぎゅっと |
星占いと朝カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | いけしゃあしゃあと平気なふりをしたい 冷たい紅茶を一気に飲み干して 君が僕の街の灯り 一緒の気持ちなのにね こないだ見た嘘くさい占いのせいだよ 朝日の中シャワーの粒が光る 君のことずっと考えて朝 いけしゃあしゃあと眠りについてみたい 喧嘩じゃ眠れないし踊れない 君が僕の夢の祈り 一緒にいるよ 歌うよ こないだ見た嘘くさい占いなんて嘘だよ 朝日の中シャワーの粒が光る 君のことずっと考えて朝 明るい道 乾いた肌が光る 君とそっとずっと歩きたい道 |
Home Aloneカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | ホームアローン この暮らしにもようやく慣れてきた 手遊びが大きくなった今でもなおらない いつもどおりだよ カバンの中身 傘がいるらしいけど 手がふさがるしいらない ただの予報だよ 良い子にしてれば 大丈夫な気がしてる ホームアローン この暮らしにもようやく慣れてきた 行き場のない花束のため 花瓶を買いにゆく いつもどおりだよ 外に出てみる せっかくの休みでも 君がいないと暇だ ポケットにいれたよ 刺激と安心 大丈夫な気がしてる 確信的な朝を何度もむかえにゆくために これからも ずっとどうにかしなくちゃ 君をおどろかせていたい 確信的だ 今日は必ずいいことあるはずだ 追いかけたバスが待っていてくれた かっこいいまま ここでさよなら ホームアローン この暮らしにもようやく慣れてきた 手遊びが大きくなった今でも なおらないままだよ |
ホームシックナイト ホームシックブルースカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | パパママ どうもありがとう 今日から旅に出ます 私 景色を眺めて音楽を聴いて ぼんやり歩いていけば さみしくないと思ってた ああ ホームシックナイト ホームシックブルース きっとすぐ帰るけど お家の枕が恋しいな テーブルの上には いつもおなじみの目玉焼き 毎朝飲んでいる 牛乳の味さえ ああ ホームシックナイト ホームシックブルース きらきら胸うつものがこの街にはあるかしら すぐ帰るなんてウソだから たまに電話するよ パパママ どうもありがとう 姉さん 恋人よ 会いたいなんてウソだから 手紙はいらないよ ああ ホームシックナイト ホームシックブルース ホームシックナイト ホームシックブルース |
ぼくら花束みたいに寄り添ってカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 音楽が終わるのと同時に 晴れてた空が曇ってしまって 明るい部屋が翳りゆく 最近悲しいニュースが多いねと呟く君の横顔 失礼だけど可愛すぎて 感動している 些細なことで 間違ってないよと こちらへおいでと手招き 感動している君の眼の奥に今日も宇宙がある 喧嘩の後のアイスは美味しいね 破壊的な気持ちの後の甘い誘惑 仲良くしてたいよと朝方小指で約束ね いつもごめんね 感動している 忘れないように 泣きじゃくらないで 全部君が思うように 感動している いつまでも 今は過ぎてゆくこと 感動している 些細なことで 間違ってないよと こちらへおいでと手招き 感動している君の眼の奥に今日も宇宙がある |
マジックペンと君の名前カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | マジックペンで君の名前を書いた 白い紙に 目の前で話す 偉そうにしてるおじさまには 興味がない 君の名前はいい名前 いつか苗字をくださいな 君の名前はいい名前 ねえねえねえ 呼んだだけ マジックペンと君の名前は とても相性がいい 夢中になってる私のことを 止めるおじさまには センスがない 君の名前はいい名前 いつか苗字をもらうんだ 君の名前はいい名前 ねえねえねえ 呼んだだけ 君の名前はいい名前 いつか苗字をおそろいに 君の名前はいい名前 ねえねえねえ 呼んだだけ ねえねえねえ 呼んだだけ |
窓辺カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 例えば甘やかしてくれるなら それはもう ダメにしてくれ もしくは隠してるナイフを突き立ててくれ あなたが賢い人ならば 時計の針が遅れたまま 気づかず ひとり遅れた 歩くのが遅いから私は合わせられない ばらばらで集まる 灯台で 瞳孔の動きは美しく ブラインドの前でただ座るだけ 順番待ちの毎日を 気づけば過ごしていたな 瞼から子うさぎが跳ねてく 波のようだね 波のようだね あなたが優しい人だから 瞳孔の動きは美しく 冷たい床 私の体温 嫌で解ける 日々を編む 少しづつよくなってけばいいね ブラインドの前でただ座るだけ |
もしもカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 空の色がもしも違う色だったら こんな気持ちになるだろうか どこかの大地じゃ 小さな悩みさ 小さな悩みさ 玄関の前で立ち尽くす夜は 世界の大きさなんかよりも愛が 怖いけど頑張るしかないんだね 変わることと変わらずにいること 何から食べるか迷うのと同じで タイミングや風向きの違いさ 胸に秘めてる 僕を秘めてる 夢を抱いてる 昔に邪悪な小人が住み着いていった 心に だけど愛が 僕の思想や髪型がもしもこの先に変わっても今が 満足したいけど したくなくて 意地でも 見つめる覚悟 できてる? ほら小さな頃のお前が ほら夢見た頃のお前が |
やさしいギターカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 紐をかたく結んでも意味がなかった 私はあなたがいないと夜更かしばかり ふたりはよわいね 不規則に弾ける泡のよう 私はあなたがいないと夜更かしばかり 不安の形は日々変わりゆくように やさしいギターを弾けるか 安心したいだけの証 いつまでも隣を照らしておくれ 時に事実は傷をつけ別れを促す 優しさばかりが愛か 分からずにいたい 知らないあなたを知ることはこわい 上手にできない 好きなぶん それだけ苦しい 優しさばかりが愛か 分からずにいたい 不安の形は日々変わりゆくように やさしいギターを弾けるか 安心したいだけの証 いつまでも隣を照らしておくれ |
ゆくえカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | のびのびしたい 都会の真ん中 ほんとうはしたい 街中口づけ ぼくたち動物なんのために 生きるかなんて 今日決める 素直な動物 柔らかい髪 しっとりとした爪 まつ毛は短め 愛する人へも 秘密はあるだろう 抱き合う服の皺がぶつかる交差点が すてきだよ 違うことを考えて 水しぶきを浴びて 透ける体の向こう 今まで ほんとうこわかったよね よくよく見ると必要がない そんなのずっと分かって集めて 抱き合う服の皺がぶつかる テレビで言ってた 僕達どうやら 今どうにかしてる あなたの4分の3まででもいいから知りたい 失敗するよりさよならするほうが私は苦手 家庭訪問 今日は大丈夫 話をしたい 似ているようで似てないね ぼくたち だから抱き合って 抱き合う服の皺がぶつかる交差点が 愛おしいよ 違うことを考えて 期待させていつも 火照る体の向こう 今まで ほんとうこわかったよね |
湯船カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | たくさん泣いた たくさん泣いた理由はない ただ ただ なんとなく 「なんで?」とかは聞かないで ああ今日はもうお風呂に入ろう 洗濯器に服を放って 湯船に涙を溶かしましょう 泡に疲れを食べてもらおう 曇った鏡は私のよう 全部流してしまおう たくさん笑った 笑った理由は山ほどある あんなに腹がよじれるほど 笑ったのって いつぶりだろう ああ 今日も もうお風呂に入ろう にやつき顔の裸の王様 湯船に笑顔をもっていこう 変な鼻歌 歌いながら いい夢見るための準備運動 体が湯気に包まれたって 怖くないわ いらないものが多過ぎる 答えを求めて 溺れて 沈んで 泣いて 笑って 正しさ求めて 光が見えたら 手を上げ 浮かんで また 前を向いて行ける 私 |
予感カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 予感はいつも通り過ぎてゆく 風の中 君といるこの日々は可愛くない顔で 写真に映るのも良いと知った 天使を抱えてる 恨みと引き換えに 天使を抱えてる 独り 暗い部屋 怖い夢から逃げて この歌と 歪んだ空気 私たちの視線は両者 君は 君だけはいつでも笑っていいんだよ 消えない傷を守る ふたりの涙 空が落ちる夜 羽はないよ 高すぎるところへは行ってはいけないから 息を吐いた 朝焼けが綺麗で 部屋は染まる この場所で 天使を抱えてる 恨みと引き換えに 天使を抱えてる 独り 暗い部屋 怖い夢から逃げて この歌と |
ラッキーカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | ラッキー ハードルが低くなった競争 野良イヌのままがいいな 休みの日は川沿いを歩けば ロックやパンクが終わらないように 輝く水面が見れるね オッケー 明日には皿洗いをしよう 欲望のままのフィギュア 休みの日は川沿いを歩けば ロックやパンクが終わらないように 輝く水面が見れるね 荒野を駆けるメリージェーン 無理ない範囲で君の隣にいたいだけ どれだけ痛みを分け合えるか 心配はしてないよ 仮病使って休んだ日に見た あなたと午後の光が僕を包んでくれるかぎり |
爛漫カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | こないだ夜道をあるいていた 発光してる 赤いみのり 熱でうなされて見た夢は 東京の空 ピノキオの星 枕元で女神が抱き寄せてくれた わかってたまるか 涙が溢れる お前は知るのか 季節の終わりに散る椿の美しさを 身体が火照るような赤、赤、赤い色 ぼくの心の様 生まれてしまった そのせいで ぼくにはできる お前を守る 珈琲にミルクが溶けてゆく 名前もない 快楽のため 自暴自棄よりも早く走るしか 明るい部屋はないんだよ お前は知るのか 季節の終わりに散る椿の美しさを 身体が火照るような赤、赤、赤い色 ぼくの心の様 |
りぼんのてほどきカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 目の前を過ぎてゆく車のボディに私が映っている さっきまで泣きじゃくってた パーティのクラッカーみたいに なんとか生き抜いた 読みかけの本が溜まっていることを思い出した なんとか生き抜いた プレゼントボックスのりぼんを 体のかたちが変わっても 焦ってほどいてたい できるだけ髪の毛をきれいに梳かす だれも分からなくていい あなたは窓の外を眺めようとはしない なんとか生き抜いた 涙とかきわけた人ごみ あなたは強い人 あなたは強い人 なんとか生き抜いた プレゼントボックスのりぼんを 体のかたちが変わっても 焦ってほどいてたい 輝きの果てには ただゆくしかないのさ |
ロマンス宣言カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 机の下にかくしたおもちゃたち 今日も わたしの全てをあざ笑うのだ 言ってはいけないと分かっていても 深い傷をつけても 君たちは甘いチョコ だけど謝りたくない だれにも見せない わたしの理想の家族計画 体が凍えて ふるえる夜には 誰かの力をかりなくちゃ 机の下にかくした恋心 今日も わたしの全てを抑え込むのだ 嵐の夜にこじれたロマンス けれど どんなに酷くされたって 次の日には 優雅にお湯を沸かして コーヒーのむのよ わたしの理想の喧嘩計画 分かってほしくて かなしいときには だれかの力をかりなくちゃ 謝りたくない だれにも見せない わたしの理想の家族計画 体が凍えて ふるえる夜には 誰かの力をかりなくちゃ お湯を沸かして コーヒーのむのよ おしゃれな出窓に 花を飾って 大きな犬の横にはロマンス そろそろロマンスどうにかしなくちゃ ポケットの中の小さなお話かもしれないけど 関係ないでしょ 私の横には決まってロマンス そろそろロマンスどうにかしなくちゃ |
わかりやすい愛 丈夫なからだカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | いま わたしには欲しいものがある それはお金では買えなくて 嘘ないシャボンのようなんだ お気に入りのTシャツを 穴が空くまで私は着たいな わかりやすい愛 丈夫な体があれば 君のことを大切にできるかな いま わたしには欲しいものがある それは山のように大きくて きれいな色をしてるはず 好きな季節のはじまりに 似てて胸がくるしくなりそう わかりやすい愛 丈夫な体があれば 君のこと大切にできるかな わかりやすい愛 丈夫な体があれば 恥ずかしいなんてことないのかな わかりやすい愛 丈夫な体があれば 大切に傷つけて トゲトゲも丸くなって さよならも愛おしくなるのかな |
わすれてたことカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | 久しぶりに会った あの子は なんか雰囲気変わってた 昔はもっと 汚い笑い方 してた、してたのに 今では君が だれだか わからない 考えすぎて疲れて ふて寝した この街は退屈すぎて とんだり はねるを繰り返す どうしても空は高くて 何度も何度も繰り返す 風がスカートを めくること やめない限り 嘘がへたでも 信じてる 信じてる 信じてる |
わたしたちへカネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | カネコアヤノ | | あの子は誰よりも退屈に慣れている こちらを見て泣いたりはしない 真夏の日差しに育てられた 母よりも怖いぐらい わたしでいるために 心の隅の話をしよう 変わりたい変われない 変わりたい代わりがいない わたしたち あの子の目の奥はいつも何か信じているようでそらせない 部屋の片隅でくすぶる熱 ささやかな優しさと 歩き方さえ羨ましいよ 寄りかかることが怖い 愛ゆえに わたしでいるために 心の隅の話をしよう 変わりたい変われない 変わりたい代わりがいない わたしたち |