羊毛とおはな/コトリンゴライヴレポート　2008年12月21日

羊毛とおはな/コトリンゴライブレポート

羊毛とおはな/コトリンゴ

羊毛とおはな/コトリンゴ恵比寿 Garden Hall

2008年12月21日@恵比寿 Garden Hall

撮影:永田真太郎/取材:ジャガー

2008.12.20

毎年この冬の季節に開催され、好評を博している人気イベント。その初日をコトリンゴと羊毛とおはなという新進気鋭の2組が飾った。グランドピアノの音色とささやくような優しい歌声で会場を包み込んだコトリンゴ。ドラムとベースを招いてのバンドアレンジで心弾むナンバーを披露し、場を盛り上げる。そして、カバーを中心に安らぎのひと時を演出した羊毛とおはな。市川和則の奏でるアコギが何とも言えない温かさを発すれば、千葉はなの歌声はその上を楽しげに舞い踊り、観客ひとりひとりのもとへその温もりを届ける。手拍子が自然と沸き起こった「ララルララルララ」を始め、観客との一体感が素晴らしい。アンコールでは、クリスマスソングの定番「White Christmas」をコトリンゴとともに熱演し、とても贅沢なライヴの締め括りを迎えるのだった。