鈴木茂作曲の歌詞一覧リスト 53曲中 1-53曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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アトランチス井上純一 | 井上純一 | 松本隆 | 鈴木茂 | 鈴木宏昌 | さあ 漕ぎ出そうぜ七つの海まで 愛しい人がまどろむ渚まで 海賊のように髪をなびかせて 南の風に船の帆を張れよ あなたの胸に漂い着く 永遠の旅路に ああ アトランチス MY LOVE そこに 眠る やさしいほほにふれるまでは ああ アトランチス MY LOVE そして 遠い 神話の中へ いくつもの嵐くぐりぬけてきた あらくれだけに男を語れるさ 俺はこんなにもやせっぽちだけど 愛の強さは誰にも負けない 二度とあなたを泣かさないと 今は誓える ああ アトランチス MY LOVE 人は 時を 小舟で渡り夢を捜す ああ アトランチス MY LOVE そして 遠い 神話の中へ ああ アトランチス MY LOVE そこに 眠る やさしいほほにふれるまでは ああ アトランチス MY LOVE そして 遠い 神話の中へ |
月灯りの中で井上純一 | 井上純一 | 松本隆 | 鈴木茂 | 鈴木宏昌 | 輝く星をいくつ並べかえても お前の前では色あせるさ 銀河のほとりさまよう影を 追えば追うほど 涙を浮かべ小首をかしげ あとずさるだけ Shadow in the Moonlight beach お前が好きさ Shadow in the Moonlight beach はなれていても好きさ 悲しいくらい細いまつげをふせて いかなくちゃなんて言葉を切る 紙より薄い三日月抱いて 人知れず泣く 重ねた指に力をこめて 問わず語りに Shadow in the Moonlight beach お前が好きさ Shadow in the Moonlight beach はなれていても好きさ せつなさゆえに俺は見送るだけ |
唇にメモワール岩崎良美 | 岩崎良美 | 松井五郎 | 鈴木茂 | 鈴木茂 | 浅い夢からさめて 陽ざしのシャワーをあびるわ あなたのシャツを着たら 素肌に淡い愛がつたわる 唇にやさしい香り 胸を熱くする マイ ハニー 抱きしめてほしい 言いだせなくても ためいきで届けてみるわ 愛されていたい みつめあえば 心がわかるほど LOVE ME DO めざめが遅いあなた さめてく紅茶はつらいの 薔薇のくちづけ 頬に ゆうべの甘いキスのおかえし 唇にことばは邪魔ね そっと微笑んで マイ ハニー 抱きしめてほしい 気持ちはおなじよ 心まで手をさしのべて 愛されていたい すべてをあなたに あずけたひとことよ I LOVE YOU 抱きしめてほしい 気持ちはおなじよ 心まで手をさしのべて 愛されていたい すべてをあなたに あずけたひとことよ I LOVE YOU |
風信子太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 鈴木茂 | 僕の髪の毛を ひとすじ 指に巻きつけて待つという お前の黒い瞳の色が ブルーに変わる綺麗だよ 映画のセットのようだね 土煙走る冬の駅 まつ毛に涙はしらせながら お前は影を見ていたね 風信子 都会へ行っても 風信子 風で知らせるよ 風信子 枯れずに待っててくれよ あれから半年流れて 街へ来ないかと手紙を書く 返事にゃそうさ 「うぬぼれないで」 七文字 それがピリオドさ 風信子 音もなく咲いて 風信子 声もなく散った 風信子 無口なお前のようだ 白黒の写真の想い出 ひとつ鮮やかに残る色 お前の黒い瞳の色が ブルーに変わる風信子 | |
花いちもんめ区麗情 | 区麗情 | 松本隆 | 鈴木茂 | ぼくらが 電車通りを駆け抜けると 巻きおこる たつまきで街はぐらぐら おしゃれな風は花びらひらひら 陽炎の街 まるで花ばたけ 紙芝居屋が 店をたたんだあとの 狭い 路次裏はヒーローでいっぱい 土埃の風の子たちにゃあ 七つの海も まるで箱庭さ 右手の烟突は 黄色い煙を吐き 左手の烟突は 紅い煙を吐く みんな妙に怒りっぽいみたい みんな妙に怒りっぽいみたい | |
砂の女さかいゆう feat. 関口シンゴ | さかいゆう feat. 関口シンゴ | 松本隆 | 鈴木茂 | 風まじりの 雪がすべる 浜辺に いなづまのような なみがとどろく あなたの好きな 景色だわ 君は そうささやいて さみしそうに 目をそらす じょうだんは やめてくれ なげやりな 君の視線 たどって いらだちがあつい うずをえがくよ 話しあるなら早くして 君は そうつぶやいて ほほをかたくこおらせた じょうだんは やめてくれ はりのような 砂のつぶに おそわれ かばうように君をだいて もどるよ町へ | |
砂の女ジャンク フジヤマ | ジャンク フジヤマ | 松本隆 | 鈴木茂 | 宮崎裕介 | 風まじりの 雪がすべる 浜辺に いなづまのような なみがとどろく あなたの好きな 景色だわ 君は そうささやいて さみしそうに 目をそらす じょうだんは やめてくれ なげやりな 君の視線 たどって いらだちがあつい うずをえがくよ 話しあるなら早くして 君は そうつぶやいて ほほをかたくこおらせた じょうだんは やめてくれ はりのような 砂のつぶに おそわれ かばうように君をだいて もどるよ町へ |
ちぎれ雲SKYE | SKYE | 松本隆 | 鈴木茂 | SKYE | あをむらさきの木陰の下で きみは すやすや眠り人形 日差しに透けた耳たぶ ふたつ 真っ赤に熟れた野苺みたい あをむらさきの木陰の下で きみは すやすや眠り人形 子供たちの はしゃぐ跫音に 光で濡れた草が揺れます そよそよ そよ風 知らん顔して きみのくちびる そおっと盗んでる 空にぽっかりちぎれ雲 遠くで町の音がしてます ゆらゆら 木漏れ陽 知らん顔して きみの頬っぺた そおっとお化粧 あをむらさきの木陰の下で ぼくも うとうと 眠り人形 |
あと5歩で君のくちびる鈴木茂 | 鈴木茂 | 仲畑貴志 | 鈴木茂 | 灼けついた砂の上で ピンクのビニールクロス なにも気づかず 眠りつづける女(ひと)よ 知っていたのか夏の陽は ぼくの密かなたくらみを 胸の中まで光を入れて 隠しごとまで照らしてしまう クイック クイックスロー クイック クイックスロー あと5歩で あと3歩で あと少しで 君のくちびるさ 青空に微笑むように くちびるわずかにひらき 青い果実の 香り広げる女(ひと)よ 夜が来るまで待つなんて いまのぼくには罪なこと 光と陰のはざまにゆれて そっと熱いため息ひとつ クイック クイックスロー クイック クイックスロー あと5歩で あと3歩で あと少しで 君のくちびるさ | |
君はだまっていても嘘をつく鈴木茂 | 鈴木茂 | 仲畑貴志 | 鈴木茂 | スカイブルーに 赤くひとすじ 時を描いて 太陽(ひかり)は翔ぶよ ふりかえる つかのまに 君ひとり 大人になってゆく Liar 小指つかって Silence is Fire 髪をかきあげる You're a Bad Liar 舌をふるわせ Silence is Fire くちびるなめる アー君は嘘をつく だまっていても アー君は嘘をつく レッドワインで 指をぬらして くもりガラスに つづった言葉 誓あう 約束も 消えてゆく うたかたのうちに Liar 顔をそらせて Silence is Fire 瞳うるませる You're a Bad Liar ポーズつくって Silence is Fire くつ下なおす アー君は嘘をつく だまっていても アー君は嘘をつく セピアカラーに 今日が色あせ ぼくもいつしか 心をとざす 愛という 言葉さえ 愛という 意味をなくした Liar 知らぬ男に Silence is Fire 視線あわせる You're a Bad Liar 吐息もらして Silence is Fire ボタンをいじる アー君は嘘をつく だまっていても アー君は嘘をつく | |
Galaxy Girl鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | デッキに佇む あなたの手から 広がる星座は きらめくアンドロメダ YOKOHAMA 出てから もう三日たつね 鏡の波間に映る SILVER MOON You are Galaxy Girl, Shining Star You are Galaxy Girl, Shining Star 100万光年はなれていても ぼくはあなたを追うだろう 南に吹く風身体で受けて あなたは眠れぬ頬を冷やす 船室は暑くて そう口ごもる 小さな背中に 両手を走らせた You are Galaxy Girl, Shining Star You are Galaxy Girl, Shining Star 100万光年はなれていても ぼくはあなたを追うだろう You are Galaxy Girl, Shining Star You are Galaxy Girl, Shining Star | |
銀河ラプソディー鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | 摩天楼の灯きみの涙を映してる 話してわかりあうなら夜を明かせばいいさ 泣いてないで訳を聞かせてごらん 水くさいじゃないか黙ってるなんて 長くせつない髪が乱れる時 窓にひろがる銀河も流れるよ 水銀灯に浮かぶ街を見つめているきみの 小さな肩の震えがぼくに哀しみを告げている 涙ひとり占めにするなんてずるい ぼくにつきあわせてその哀しみに 長くせつない髪が乱れる時 窓にひろがる銀河も流れるよ | |
Cold Blood鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | 虎の絵を背中に描いた 皮ジャンパー 粋に着こなし 恋という堕落ゲームで 俺たちを地獄に堕とす あの娘の名は Cold Cold Blood 血も涙もない Cold Cold Blood 柄までもナイフで刺して ごめんねと可憐に笑う よろよろと心の傷を 手で押さえ男は消える あの娘の名は Cold Cold Blood 血も涙もない Cold Cold Blood ハンサムな命知らずが 熱くしてやるとホラ吹き あくる朝 メイドは部屋で 凍えてる男を見つけた あの娘の名は Cold Cold Blood 血も涙もない Cold Cold Blood 純情な少年が来て 手のひらにためた涙を 髪の毛にふりかけた時 氷ってた心が溶けた 町から消えた Cold Cold Blood うわさも聞かない Cold Cold Blood | |
サテン・ドール鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | ブラッディ・メアリーひとくち 君の口唇が濡れる 海のテラスに響くよ 波のトレモロ達 熱帯に咲く花の色彩に埋もれて 謎めいた微笑を投げかける 君はサテン・ドール ブラッディ・メアリーふたくち 君の髪が揺れる 夜のカーテンつらぬく 十字の星灯り 傾いて行くだけの僕のこの気持ちを はぐらかし 後ずさる赤い靴 君はサテン・ドール ブラッディ・メアリー底まで 君の頬が燃える 濡れた音色のピアノが 心にゆらめくよ 人生はカーニバル ララララと歌って 夜の中 フラフラと踊り出す 君はサテン・ドール | |
サマー・ワイン鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | エメラルド色の陽の中で 翼たたむ 天使たち 君は掌 見てる これが生命線 短いね フッと笑う 横顔を 何の花に たとえよう サマー・ワイン 幸薄い日々を グラスにそそぎ いま一息に残りの人生を飲み干そう 安壜を窓にすかしたら 君の淡い肩ごしに 過ぎ去った日が見えた 君の中にいた少女がね 窓の外を飛び去るよ 二人 20才代(はたち)の半ば サマー・ワイン 幸薄い日々を グラスにそそぎ いま一息に残りの人生を飲み干そう | |
サンタモニカ・ラリー鈴木茂 | 鈴木茂 | 仲畑貴志 | 鈴木茂 | ダウンタウンで 見かけたおまえ シグナルで うしろについて クラクションを ひとつ鳴らせば ミラーに くっきりと ぼくを睨む ブルーアイ 挑むような 誘うような おまえの目を 追いかけて 追いかけて バカなことだと サンタモニカ・ラリー 風が笑っても サンタモニカ・ラリー ぼくはおまえの サンタモニカ・ラリー あとを追うのさ サンタモニカ・ラリー ウィルシャーを 突っ切るクルマ ビバリーの 芝生の匂い 引き裂いて 低いボディが 軋んで すべるよ 赤く燃えた ブルーアイ 古い恋を忘れられず おまえのあと 追いかけて 追いかけて なぜ消えたのか サンタモニカ・ラリー わけを知りたくて サンタモニカ・ラリー ぼくはおまえを サンタモニカ・ラリー 探し続けた サンタモニカ・ラリー 海岸通り 追いつめれば おまえはただ 知らん顔さ 知らん顔さ 甘いギャンブル サンタモニカ・ラリー カードをめくれ サンタモニカ・ラリー 今日の出会いが サンタモニカ・ラリー 明日を狂わせる サンタモニカ・ラリー | |
ジュリエット鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | ジュリエット 光のシャワーに 黄金色(きんいろ)の肌を洗わせて眠れ ジュリエット 心の津波に 喉走る酒が 拍車をかけるよ 砂も灼けつく夏さ むきだしの愛を 見せつけてやれ ジュリエット髪を水で梳き 逆光をまとう妖精のようだ ジュリエット 水着をほどいた 背中は海原 ぼくは沈んでく 時も焦げつく夏さ 絡めあう指に永遠がある | |
人力飛行機の夜鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | 横顔が好き この位置から見る まんざら悪くない ああ 両手を広げて飛行機 きみを乗せて墜落 倒れ込んだ青いたたみ とびきり熱いお茶を啜ろうか 茶ばしら いい気分 ああ 炬燵でうとうとするきみ 早春の宵が更けてゆく ぼくもうとうと ム… 飛行機ブンブン 両手を広げて あの街 この街 飛行機ブンブン 両手を広げて あの街 この街 | |
砂の女鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | 風まじりの 雪がすべる 浜辺に いなづまのような なみがとどろく あなたの好きな 景色だわ 君は そうささやいて さみしそうに 目をそらす じょうだんは やめてくれ なげやりな 君の視線 たどって いらだちがあつい うずをえがくよ 話しあるなら早くして 君は そうつぶやいて ほほをかたくこおらせだ じょうだんは やめてくれ はりのような 砂のつぶに おそわれ かばうように君をだいて もどるよ町へ | |
TSUPPARING BLUES鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | 2時に俺はここへバイク止めた ちょっと よそ見している間にどうだ タイヤもハンドルも何もかも 姿消しちまう 甘く見るなよと叫んでも 誰も彼も知らん顔 うかうかしてたら命まで とられちまう東京って言う奴は 3時すぎに預金おろすために 銀行屋のカウンターに立った いきなり両脇にガードマン 腕をねじられた 手配の写真に似てただけ 親ゆずりの人相さ うかうかしてたら人生が すり減っちまう東京って言う奴は 5時に俺が声をかけた女 無口そうな髪がウブな奴さ すべてが終わったら振り向いて 右手さし出した 別れの握手と想ったら ギャランティーをせびるのさ うかうかしてたら心まで 絞り取るよ東京って言う奴は 甘く見るなよと叫んでも 誰も彼も知らん顔 うかうかしてたら命まで とられちまう東京って言う奴は | |
はじめは他人...鈴木茂 | 鈴木茂 | 来生えつこ | 鈴木茂 | 行きずりの窓 憂い顔の 名も知らぬ人が 瞳伏せて うつむくうなじ 心惹かれ 忘れられぬまま 揺れて迷う日々よ はじめは他人 それぞれの暮らし 時のへだたり すれ違う日々 はじめは他人 流れた月日の 後側には いくつもの物語 時はとつぜん 知らん顔で 見知らぬ二人を 熱くさせる 恋はいたずら 驚かせる 僕の腕の中 あなたからだ寄せる あなたに触れる くらやみの肌の ひんやりとした きめのこまかさ あなたが洩らす くらやみの吐息 ひんやりとした 部屋のなか 埋めつくす はじめは他人 それぞれの暮らし 時のへだたり すれ違う日々 はじめは他人 流れた月日の 後側には いくつもの物語 | |
八月の匂い鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | 鄙びた停車場に立ち 影の中に身を置き ラムネ飲みほすおまえを見てる 「空しいね」おまえの「淋しいね」うなじに 「哀しいね」ひとすじ「空しいね」流れる 「淋しいね」冷や汗 蒼いラムネの空壜 陽に灼けた肌にあて ああ冷いとあまえは笑う 白茶けた陽射し浴びて揺れるおまえの胸が 50マイルも遠くに見える 「空しいね」左の「淋しいね」小指が 「哀しいね」痛むよ「空しいね」おまえの 「淋しいね」歯の跡 手垢のついた客車に身をゆだねて座れば ぶつかる膝の交流電気 「空しいね」飛び去る「淋しいね」景色に 「哀しいね」吹かれて 「空しいね」ふたりの「淋しいね」笑顔が 「哀しいね」崩れる | |
はるかぜを待つ人鈴木茂 | 鈴木茂 | 伊勢正三 | 鈴木茂 | 夏限りに燃えつきてしまう ユリの花には愛しい思いを見た 翼ならべて鳥は南へ飛ぶ 限り知ればすぐに 遠い昔の人達が 旅をしのんで思ふあたりの夕暮れ 風冷たく指先を冷やし ビルの日影が信じられなくなる頃 去年のセーター少しほころびて ちょうどなじむ頃さ 秋も深まる土曜日は 街ゆく二人の肩もよりそいやすく 都会の冬こそ 君が欲しかった 山吹色のはるかぜ吹くまでは 旅の心と気まぐれは 時の流れのせいさ 春の訪れ知る人は 冬の寒さも愛に変えてしまう | |
BAD DREAM鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | ライトが歪んだ路地を匍(は)うたび 女は汗ばむハンドルを切る 飛び去る未来と過去のはざまで 乳房は尖がってわなないていた Thrill in the night Thrill in the night 靴音だけが夜を引き裂き 誰れかが誰れかを追いつめる 何かに脅え 何かを恐れ 誰れかに誰れかは追われてる そんな恐しい夢を見た 砕けて零れる砂時計から 凍えた時間が雪崩れはじめる 倒れた女の金箔の背に くいこむ爪なら死の指先だ Thrill in the night Thrill in the night 石に変わった俺の足は 逃げても逃げても動かない 影に震えて 影に縫われて 逃げても逃げても動かない Thrill in the night Thrill in the night ヒッチコックのサスペンス映画のように どんでんがえしはもうじきだ 光る銃口 火が走る時 俺はベッドで飛び起きた そんな恐しい夢を見た | |
100ワットの恋人鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | 春のウィンドウに映してみたけど 流石にきまった一張羅のスーツ わざと五分も待ち合わせ遅れてった それなのに何故きみは 二十五分もぼくを待たせたの ふたりしみじみと話したかったの きみの早口 マシンガンのようさ ショーケンがどんな素敵かを話しては 頬そめてウットリ ぼくの顔見て我にかえったの 別れる間ぎわに手渡されたセーター 編んでる内に春になったの そんなふたりが肩寄せて生きてゆく you are my sunshine でもないが きみは明るい100ワット電球さ | |
風信子鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | 僕の髪の毛をひとすじ 指に巻きつけて待つと言う お前の黒い瞳の色が ブルーに変わる綺麗だよ 映画のセットのようだね 土煙走る冬の駅 まつ毛に涙はしらせながら お前は影を見ていたね 風信子 都会へ行っても 風信子 風で知らせるよ 風信子 枯れずに待っててくれよ あれから半年流れて 街へ来ないかと手紙を書く 返事にゃそうさ 「うぬぼれないで」 七文字 それがピリオドさ 風信子 音もなく咲いて 風信子 声もなく散った 風信子 無口なお前のようだ 白黒の写真の想い出 ひとつ鮮やかに残る色 お前の黒い瞳の色が ブルーに変わる風信子 | |
微熱少年鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | 俄か雨降る午後に 体温計を挾み 天井の木目 ゆらゆらと揺れて溶けだした 窓のガラスを叩く 野球帽子の少年の ビー玉を石で砕いては空に撤き散らす ほらね 嘘じゃないだろう 路面電車は浮かんでゆくよ 銀河へと 遠い電車の響き 路地から路地に伝染り 目覚めれば誰もいない部屋 夜が忍び寄る ほらね 嘘じゃないだろう 路面電車は浮かんでゆくよ 銀河へと | |
VIVA CALIFORNIA鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | フリーウェイの動脈を 錆びた自動車(くるま)がほとばしる Angels are comin' to L.A in California コーク片手にマルボロの 煙の糸で文字を書く VIVA VIVA CALIFORNIA VIVA VIVA CALIFORNIA 太陽は義眼のように 荒野の街を照らしてる 今ぼくはラシェネガから マリブの海に行くところ 金髪女が手で招く マッサージ・パーラーの闇の色 Angels are comin' to L.A in California イミテーションの宝石(いし)を手に ビバリーヒルズに灯が点る VIVA VIVA CALIFORNIA VIVA VIVA CALIFORNIA モンローの腰つき真似て 星条旗まで千鳥足 今ぼくはジョギングシューズの ほどけたひもを 結んでる VIVA VIVA CALIFORNIA VIVA VIVA CALIFORNIA 魂のゴールドラッシュ 夢を求めて人は来る そう君も避難民なら 西海岸へ行くといい | |
HEY! WOMAN鈴木茂 | 鈴木茂 | 仲畑貴志 | 鈴木茂 | Hey! Woman Hey! Woman 髪を切ったりして 心変りか Hey! Woman Hey! Woman ジタンなんか くわえてた キザな野郎はどうしたい Hey! Woman 俺も独りさ Hey! Woman 俺も独りさ Hey! Woman Hey! Woman 赤いヒールはいて どこへ行くのさ Hey! Woman Hey! Woman ふられたのか ふったのか いいさどうでも 独りだろ Hey! Woman 俺も独りさ Hey! Woman 俺も独りさ Hey! Woman Hey! Woman 俺の側へおいで かまわないだろう Hey! Woman Hey! Woman 知らぬ振りか 気取るなよ Make Love なら今のうち Hey! Woman 俺も独りさ Hey! Woman 俺も独りさ | |
幻花鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | Everything is transparent now transparent now Everything is transparent now transparent now. 夜の都会のウィンドウの中で 少女の裸身がきらめいていた 夜を横切る長距離の汽車が 銀河に向って車輪を投げる 君は UMI ぼくは KAI 透きとおる夢さえも 時がたてば濁るのを 僕らは知らなかった オペラグラスで太陽を見つめ 瞳を焦がした少年の手の 口から飛んだ溜息の蝶が 少女の額で翅ふるわせる 君は UMI ぼくは KAI 透きとおる夢さえも 時がたてば濁るのを 僕らは知らなかった Everything is transparent now transparent now Everything is transparent now transparent now. | |
MOON BABY鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | 月の絵筆がひとすじ 君の瞳(め)をぬらす 星の粉でも蒔いたように 髪がきらめくよ 肌を彩どる夜風に 僕の瞳(め)が眩む 闇のガウンを脱ぎすてて 僕の手においで 時の波間へと身を横たえて 君の吐息の小舟に乗りたい 君を知るため今まで 生きて来たようだ 髪をうなじに束ねて 僕の手においで | |
夕焼け波止場鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | 夕映えのカーテンが防波堤におりてきて 波は血を流してるし ぼくはそれを 眺めてるだけ むきだしの寂寥が岸壁に打ち寄せて 潮風の研ぎ澄ました鋭い爪 胸にくいこむ そんなにいきがるなよ あの娘の胸が待ってる 夕凪ぎ前に帰ってあげなよ 街路には淋しさの船団が碇泊し それを縫う季節風に ぼくはいつも 酔いしれるだけ 夕闇は葡萄色 沈む陽に照らされて ひらひらと紋白蝶が波の上を渡ってゆくよ そんなにいきがるなよ あの娘の胸が待ってる 夕凪ぎ前に帰ってあげなよ | |
レイニー・ステイション鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | レイニー・ステイション サングラスの雨が 街の色をにじませてる あせるあせるよ 君は駅で 重いトランクひきずる頃 渋滞のタクシー飛び出して 雨を縫って走って来たよ レイニー・ステイション 悩んでる君に 気付けなくて どじな僕さ あせるあせるよ 間にあわなきゃ 二度と逢えない 予感がする 改札を切符も買わずに 走り込めば ひと足違い 映画なら ここで終わり だけど愛は 続くはずさ レイニー・ステイション 向いのホームに ぼんやり立つ 君が見えた あせるあせるよ 頬の上に 涙の線も弱々しく 汽車にのる勇気がなかったの 泣きくずれる君は 腕の中 | |
涙の糸と銀の針鈴木茂、尾崎亜美 | 鈴木茂、尾崎亜美 | 松本隆 | 鈴木茂 | 鈴木茂 | ほら混んだ電車で 千切れたのか胸のボタンが無い そう任しといてと 君は言って僕のシャツを奪う あなた銀の針下さいね 愛の彩(いろどり)を刺繍して 綺麗な思い出織れるよう そう悪い時には 悪いことがきっと続くものさ その襟の先には ルージュのシミ浮気がバレちまったよ あなた言い訳はいらないわ 胸に思い出を縫い留める 涙の絹糸を下さいね そう愛ってやつは 針に糸を通す難しさだよ ねえふくれないでさ 破けそうな心繕(つくろ)ってくれ |
LADY PINK PANTHERスターダスト☆レビュー | スターダスト☆レビュー | 松本隆 | 鈴木茂 | 添田啓二 | 日除け帽子(ソフト)に流し目煌り 君は陽炎 LADY PINK PANTHER 可愛い暗殺者(キラー) ろくに狙いをつけないで! 赤いマニキュア 黒いペディキュア 揺れる靴下止(ガーター) LADY PINK PANTHER 悪女(わる)ぶってても 素顔はとても寂しいね LADY PINK PANTHER 壁の貼絵(ポスター) 速くその絵を出ておいで 心の中を爪先だって 横切る女豹… LADY PINK PANTHER 悪女(わる)ぶってても 素顔はとても寂しいね LADY PINK PANTHER 壁の貼絵(ポスター) 速くその絵を出ておいで |
エトセトラ高見知佳 | 高見知佳 | 竜真知子 | 鈴木茂 | あなたが私に 会いにくるのは 他に行く場所が ないときだけね 愛してることを かくせない 不器用な私を 思い出すときだけ 仕事の続きや 飲み友達 あなたを取り巻く 忙しい日々 ほんの少しの 息ぬきと つかのまのスリル さがしているのね ねえあなた 今夜だけはそばにいて 明日になったら また忘れてもいいから 恋と不安と エトセトラ なるようになるわ なるようになるわ さびしさときめき エトセトラ なるようにしか ならない あなたのオフィスに 電話をしたら とてもそっけなく 返事したわね 二人の時の 優しさを 男のひとって どこにかくすのよ ねえあなた 今夜だけはそばにいて 明日になったら また忘れてもいいから 昨日 今日 明日エトセトラ なるようになるわ なるようになるわ よろこびかなしみ エトセトラ なるようにしか ならない | |
ソバカスのある少女TIN PAN ALLEY | TIN PAN ALLEY | 松本隆 | 鈴木茂 | 北の通りで ソバカスのある 少女を見かけたなら 声をかけてくれ 君が寒さに ふるえていたら 一枚きりの肩かけ 差し出すだろう 石のような心も あたためちまう女さ 泣かした事が 昔あるんだ 風も叫んでたよ ひどい奴だと 石のような心も あたためちまう女さ 今でも髪は 長いだろうか 君も 友だちなら たしかめてくれ | |
はあどぼいるど町TIN PAN ALLEY | TIN PAN ALLEY | 松本隆 | 鈴木茂 | 射つか射たれるか この町は はあどぼいるど 棘のある 接吻(きす)に刺されて 正直な 胸に風穴 甘える髪は 諾 くちびるは 否(のお)なのに 気をつけろ 猫目(きゃっつあい) 切り札は ハートの女王(くいーん)さ 迷探偵(ほーむず)も真っ青さ 謎かけ遊び す−ぷが寒い喉を 火のように駆け巡る お返しに 君の中に 引き鉄を ひいてやるさ 快盗賊(あるせーぬ)も地団駄さ しりとり遊び | |
明日あたりはきっと春はっぴいえんど | はっぴいえんど | 松本隆 | 鈴木茂 | 冬化粧 白は流れて 砂糖菓子の街 ひっそりと テーブルには 牛乳瓶に詰められた ぼくらの春が ほら ごらん 冬が空をゆっくりと渡ってゆくよ 冬がだんだん遠くなる 春の部屋 緑は流れ 木蓮の花 咲き乱れて 鳥になった ぼくとお前は 溶け出した春に舞い上る あしたあたりはきっと春 | |
さよなら通り3番地はっぴいえんど | はっぴいえんど | 松本隆 | 鈴木茂 | 知らない空が ぐるりとまわり 冬の絵の具が 淋しく流れる どの通りにも さよならなんて 淋しい言葉が 滲んでいるだけ こうしてぼくは待っていよう きみが微笑みを想い出すまでは | |
花いちもんめはっぴいえんど | はっぴいえんど | 松本隆 | 鈴木茂 | ぼくらが 電車通りを駆け抜けると 巻きおこる たつまきで街はぐらぐら おしゃれな風は花びらひらひら 陽炎の街 まるで花ばたけ 紙芝居屋が 店をたたんだあとの 狭い 路次裏はヒーローでいっぱい 土埃の風の子たちにゃあ 七つの海も まるで箱庭さ 右手の烟突は 黄色い煙を吐き 左手の烟突は 紅い煙を吐く みんな妙に怒りっぽいみたい みんな妙に怒りっぽいみたい | |
氷雨月のスケッチはっぴいえんど | はっぴいえんど | 松本隆 | 鈴木茂 | 雨のむこうに街が煙って 赤や黄のパラソル涙に濡れて 12色の色鉛筆でスケッチされたお前の顔 ねえ もうやめようよ こんな淋しい話 お前の暗い瞳の中に 青褪めた街 深く沈んで ねえ もうやめようよ こんな淋しい話 | |
305の招待席布施明 | 布施明 | 門谷憲二 | 鈴木茂 | 淋しい夜にはおいで 悪い女だと言われても 雨にぬれておいで 赤い靴さげて 女の君が 男の僕が 生まれたままになって 灯りを消して 部屋中の愛 海に変えよう なりさがれ 女に この愛に 流されて あどけなく 堕ちてゆけ そのままの君でいい ああ 二人の夜にはもっと 悪い女でいて欲しい 笑いながら服を 部屋中におとせ 髪をおろして 腕をからめて 祭りの酒をのもう 背中をすべる指先だけが 愛を奏でる なりさがれ 女に この愛に流されて あどけなく 堕ちてゆけ そのままの君でいい ああ なりさがれ 女に この愛に流されて あどけなく 堕ちてゆけ そのままの君でいい ああ | |
真夏の少女堀ちえみ | 堀ちえみ | 中里綴 | 鈴木茂 | 冷たい レモンのジュースを ひと息 飲みほした気分 あなたに 逢いに行く時は 身体の中まで フレッシュ 時間がないわ 急がなきゃ 鏡の前で 手間どった 揺れてるポシェットの中には 大切なあなたの写真 真夏の光に誘われて 素敵な想い出づくり 連れてって いつの日が眩しい海へと だって Dreamin' Dreamin' マイ・ハート おなたといると そうよ Dreamin' Dreamin' マイ・ハート 夢が広がる 初めて 出逢った時の ときめき 今も消えなくて ごめんね たまにうつむくのは あふれる 想いのせいなの あなたのお喋りの中に 時々出てくる仔犬を 私にも 一度見せてね 坂道を 散歩させるの 真夏の光に誘われて ふたりの恋は育つわ 教えてね 少しずつ小さな癖まで だって Dreamin' Dreamin' マイ・ハート 一人でいると そうよ Dreamin' Dreamin' マイ・ハート あなた夢みる | |
ファニー前川清 | 前川清 | 山川啓介 | 鈴木茂 | 古い港の町で あの娘(むすめ)に もしも会ったら 渡してくれないか この青い指輪を 別れた日から もしも つらい暮らし しているなら 指輪がゆるいだろう 気がかりさ そいつが ファニー あだ名はファニー やさしい娘(こ)さ 肌 寄せ合って暮らした ふり向くたびに過去は ひと駅ずつ遠くなってく わがままなこの夢 責めてた泣き顔も 都会の海に呑まれ 誰もみんな 変わってゆく おれも夢を売って あの娘が幸せなら なにも言わず 戻っておくれ 翡翠色の海に 指輪を捨ててくれ ファニー ふるさとファニー 帰りたい でも 遠すぎるお前さ グラスの中の海は 過去とおなじ セピアの色 お前が愛してた あのおれは 死んだよ ファニー……… | |
黄昏はオレンジ・ライム松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 鈴木茂 | あなたの電話を待ってたの 黄昏はオレンジ・ライム デートの支度も終えたのに 時計の針はなぜか意地悪 いたずらに過ぎてゆく It's too late 楽しみだった It's too late 映画の時間も 今では間に合わない It's too late グラスにライムをひと絞り 飲み干して忘れたいの いつでも気分で振り廻す そのわがままにつきあえないわ 他のひと探してね It's too late 服を着換えて It's too late 夕陽を見てたら 不思議に泣けて来たの It's too late It's too late グラスに映る It's too late 夕陽を見てたら 不思議に泣けて来たの It's too late | |
ソバカスのある少女森丘祥子 | 森丘祥子 | 松本隆 | 鈴木茂 | 宮田繁男 | 北の通りで ソバカスのある 少女を見かけたなら 声をかけてくれ 君が寒さに ふるえていたら 一枚きりの肩かけ 差し出すだろう 石のような心も あたためちまう女さ 泣かした事が 昔あるんだ 風も叫んでたよ ひどい奴だと 石のような心も あたためちまう女さ 今でも髪は 長いだろうか 君も 友だちなら たしかめてくれ |
ソバカスのある少女矢野顕子+TIN PAN | 矢野顕子+TIN PAN | 松本隆 | 鈴木茂 | 北の通りで ソバカスのある 少女を見かけたなら 声をかけてくれ 君が寒さに ふるえていたら 一枚きりの肩かけ 差し出すだろう 石のような心も あたためちまう女さ 泣かした事が 昔あるんだ 風も叫んでたよ ひどい奴だと 石のような心も あたためちまう女さ 今でも髪は 長いだろうか 君も 友だちなら たしかめてくれ | |
氷雨月のスケッチ矢野顕子+TIN PAN | 矢野顕子+TIN PAN | 松本隆 | 鈴木茂 | 雨のむこうに街が煙って 赤や黄のパラソル涙に濡れて 12色の色鉛筆で スケッチされたお前の顔 ねえ もうやめようよ こんな淋しい話 お前の暗い瞳の中に 青褪めた街 深く沈んで ねえ もうやめようよ こんな淋しい話 | |
抱きしめられて山口百恵 | 山口百恵 | 松本隆 | 鈴木茂 | 鈴木茂 | 暮れない街の壁にもたれて 音を消したTV黙って見てる 無口を通り過ぎて せつなさだけ今はあなたに 男と女を足しても引いても 0(ゼロ)になる答えが哀しい 抱きしめて……ひび割れるほど 硝子の若さ その破片で傷つけたいの あなたを 泣かされたあと薔薇を手折って 月の床に赤い花びら散らす 若さは意味もなしに 軽い罪を犯すものなの 歓び哀しみ足しても引いても 0(ゼロ)になる二人が淋しい 抱きしめて……息が切れるほど 私の胸の吹雪で今凍らせたいの あなたを 抱きしめて……ひび割れるほど 硝子の若さ その破片で傷つけたいの あなたを |
春爛漫山口百恵 | 山口百恵 | 松本隆 | 鈴木茂 | 鈴木茂 | 手に構えた一眼レフの レンズの中あなたは振り向いて 春の海はひねもすのたり 寄せる時の流れもゆるやかに 未来の花嫁の腕に 花を投げる風と木の詩(うた) 大地は浅き夢見し春 淋しき色は匂えど 春……春……らんまん 一人のただの女として あなただけのために生きているから 二歩遅れてあなたの背中 ヘッドホンを下げてる影を踏む やさしささえはなせないけど 今 無言の約束信じても 未婚の旅人の先に 花の枝が作るトンネル 過去から未来への長旅 あなたの腕に触れれば 春……春……らんまん 一人のただの女として 心決めた言葉口に出さずに 大地は浅き夢見し春 淋しき色は匂えど 春……春……らんまん 一人のただの女として あなただけのために生きているから |
Follow You山下久美子 | 山下久美子 | 野原理香 | 鈴木茂 | すれちがう ただ それだけで 見知らぬ人に 恋したの 人波 かきわけながら 白いコート 追いかけてみた アスファルトのこみち レンガ色のビルディング 左に曲がれば シグナル Follow You Follow You ふり向かないで このまま歩き続けてね Follow You Follow You 夢をあたしに 見させてね どこまでも ついてく 公園のそば 足を止め ころがるボール ひろいあげる 子供たちにかえす ほほえみ そっと胸に 受けとめてみた キャメル色のマフラー あみこみのセーター せいたかのっぽの 恋人 Follow You Follow You ゆっくり歩いて あなたを 見失ってしまう Follow You Follow You 夢をあたしに 見させてね どこまでも ついてく Follow You Follow You ふり向かないで このまま歩き続けてね Follow You Follow You 夢をあたしに 見させてね どこまでも ついてく すれちがう ただそれだけで 見知らぬ人に 恋したの 夕陽にそまる 街角 あなたの影が長くなる | |
花いちもんめROLLY | ROLLY | 松本隆 | 鈴木茂 | ぼくらが 電車通りを駆け抜けると 巻きおこる たつまきで街はぐらぐら おしゃれな風は花びらひらひら 陽炎の街 まるで花ばたけ 紙芝居屋が 店をたたんだあとの 狭い 路地裏はヒーローでいっぱい 土埃の風の子たちにゃあ 七つの海も まるで箱庭さ 右手の烟突は 黄色い煙を吐き 左手の烟突は 紅い煙を吐く みんな妙に怒りっぽいみたい みんな妙に怒りっぽいみたい | |
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