美輪明宏作曲の歌詞一覧リスト  31曲中 1-31曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ヨイトマケの唄クミコクミコ美輪明宏美輪明宏大貫祐一郎父ちゃんのためなら エンヤコラ 母ちゃんのためなら エンヤコラ もひとつおまけに エンヤコラ  今も聞える ヨイトマケの唄 今も聞える あの子守唄 工事現場の ひるやすみ たばこふかして 目を閉じりゃ 聞こえてくるよ あの唄が 働く土方の あの唄が 貧しい土方の あの唄が  子供の頃に 小学校で ヨイトマケの子供 きたない子供と いじめぬかれて はやされて くやし涙に くれながら 泣いて帰った 道すがら 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  姉さんかむりで 泥にまみれて 日に灼けながら 汗を流して 男にまじって 網を引き 天にむかって 声あげて 力の限りに うたってた 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  慰めてもらおう 抱いてもらおうと 息をはずませ 帰ってはきたが 母ちゃんの姿 見たときに 泣いた涙も 忘れはて 帰って行ったよ 学校へ 勉強するよと 言いながら 勉強するよと 言いながら  あれから何年 たった事だろ 高校も出たし 大学も出た 今じゃ機械の 世の中で おまけに僕は エンジニア 苦労苦労で 死んでった 母ちゃん見てくれ この姿 母ちゃん見てくれ この姿  何度か僕も グレかけたけど やくざな道は ふまずにすんだ どんなきれいな 唄よりも どんなきれいな 声よりも 僕をはげまし 慰めた 母ちゃんの唄こそ 世界一 母ちゃんの唄こそ 世界一  今も聞える ヨイトマケの唄 今も聞える あの子守唄 父ちゃんのためなら エンヤコラ 子供のためなら エンヤコラ
ヨイトマケの唄氷川きよし氷川きよし美輪明宏美輪明宏伊戸のりお父ちゃんの為なら エンヤコラ 母ちゃんの為なら エンヤコラ も一つおまけに エンヤコラ  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄 工事現場の ひる休み たばこふかして 目を閉じりゃ 聞こえてくるよ あの唄が 働く土方の あの唄が 貧しい土方の あの唄が  子供の頃に 小学校で ヨイトマケの子供 きたない子供 と いじめぬかれて はやされて くやし涙に くれながら 泣いて 帰った道すがら 母ちゃんの働くとこを見た 母ちゃんの働くとこを見た  姉さんかむりで 泥にまみれて 日に灼けながら 汗を流して 男にまじって 綱を引き 天に向って 声あげて 力の限り 唄ってた 母ちゃんの働くとこを見た 母ちゃんの働くとこを見た  慰めてもらおう 抱いてもらおうと 息をはずませ 帰ってはきたが 母ちゃんの姿 みたときに 泣いた涙も 忘れはて 帰っていったよ学校へ 勉強するよ と 言いながら 勉強するよ と 言いながら  あれから何年 たった事だろ 高校も出たし 大学も出た 今じゃ機械の 世の中で おまけに僕は エンジニア 苦労 苦労で 死んでった 母ちゃん見てくれ この姿 母ちゃん見てくれ この姿  何度か僕も ぐれかけたけど やくざな道は ふまずにすんだ どんなきれいな唄よりも どんなきれいな声よりも 僕をはげまし 慰めた 母ちゃんの唄こそ 世界一 母ちゃんの唄こそ 世界一  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄 父ちゃんの為なら エンヤコラ 子供の為なら エンヤコラ
ヨイトマケの唄佐々木秀実佐々木秀実美輪明宏美輪明宏千代正行“父ちゃんのためなら エンヤコラ 母ちゃんのためなら エンヤコラ もひとつおまけに エンヤコラ”  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄 工事現場の ひるやすみ たばこふかして 目を閉じりゃ 聞こえてくるよ あの唄が 働く土方の あの唄が 貧しい土方の あの唄が  子供の頃に 小学校で ヨイトマケの子供 きたない子供と いじめぬかれて はやされて くやし涙に くれながら 泣いて帰った 道すがら 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  姉(あね)さんかむりで 泥にまみれて 日に灼けながら 汗を流して 男にまじって 綱を引き 天にむかって 声あげて 力の限りに うたってた 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  慰めてもらおう 抱いてもらおうと 息をはずませ 帰ってはきたが 母ちゃんの姿 見たときに 泣いた涙も 忘れはて 帰って行ったよ 学校へ 勉強するよと 云いながら 勉強するよと 云いながら  あれから何年 たった事だろう 高校も出たし 大学も出た 今じゃ機械の 世の中で おまけに僕は エンジニア 苦労苦労で 死んでった 母ちゃん見てくれ この姿 母ちゃん見てくれ この姿  何度か僕も グレかけたけど やくざな道は ふまずにすんだ どんなきれいな 唄よりも どんなきれいな 声よりも 僕をはげまし 慰めた 母ちゃんの唄こそ 世界一 母ちゃんの唄こそ 世界一  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄 “父ちゃんのためなら エンヤコラ 子供のためなら エンヤコラ”
ヨイトマケの唄菅原やすのり菅原やすのり美輪明宏美輪明宏若草恵今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄 工事現場の ひるやすみ たばこふかして 目を閉じりゃ 聞こえてくるよ あの唄が 働く土方の あの唄が 貧しい土方の あの唄が  子供の頃に 小学校で ヨイトマケの子供 きたない子供と いじめぬかれて はやされて くやし涙に くれながら 泣いて帰った 道すがら 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  姉さんかむりで 泥にまみれて 日に灼けながら 汗を流して 男にまじって 綱を引き 天にむかって 声あげて 力の限りに うたってた 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  慰めてもらおう 抱いて貰おうと 息をはずませ 帰ってはきたが 母ちゃんの姿 見たときに 泣いた涙も 忘れはて 帰って行ったよ 学校へ 勉強するよと 云いながら 勉強するよと 云いながら  あれから何年 たった事だろ 高校も出たし 大学も出た 今じゃ機械の 世の中で おまけに僕は エンジニア 苦労苦労で 死んでった 母ちゃん見てくれ この姿 母ちゃん見てくれ この姿  何度か僕も グレかけたけど やくざな道は ふまずにすんだ どんなきれいな 唄よりも どんなきれいな 声よりも 僕をはげまし 慰めた 母ちゃんの唄こそ 世界一 母ちゃんの唄こそ 世界一  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄  父ちゃんのためなら エンヤコラ 子供のためなら エンヤコラ
ヨイトマケの唄ダイアモンド☆ユカイダイアモンド☆ユカイ美輪明宏美輪明宏父ちゃんのためなら エンヤコラ 母ちゃんのためなら エンヤコラ もひとつおまけに エンヤコラ  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄 工事現場の ひるやすみ たばこふかして 目を閉じりゃ 聞こえてくるよ あの唄が 働く土方の あの唄が 貧しい土方の あの唄が  子供の頃に 小学校で ヨイトマケの子供 きたない子供と いじめぬかれて はやされて くやし涙に くれながら 泣いて帰った 道すがら 母ちゃんの働くとこを見た 母ちゃんの働くとこを見た  姉(あね)さんかむりで 泥にまみれて 日に灼けながら 汗を流して 男にまじって 網を引き 天にむかって 声あげて 力の限りに うたってた 母ちゃんの働くとこを見た 母ちゃんの働くとこを見た  慰めてもらおう 抱いてもらおうと 息をはずませ 帰ってはきたが 母ちゃんの姿 見たときに 泣いた涙も 忘れはて 帰って行ったよ 学校へ 勉強するよと云いながら 勉強するよと云いながら  あれから何年 たった事だろ 高校も出たし 大学も出た 今じゃ機械の 世の中で おまけに僕は エンジニア 苦労苦労で 死んでった 母ちゃん見てくれこの姿 母ちゃん見てくれこの姿  何度か僕も グレかけたけど やくざな道は ふまずにすんだ どんなきれいな 唄よりも どんなきれいな 声よりも 僕をはげまし 慰めた 母ちゃんの唄こそ世界一 母ちゃんの唄こそ世界一  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄 父ちゃんのためなら エンヤコラ 子供のためなら エンヤコラ
ヨイトマケの唄サエラサエラ美輪明宏美輪明宏今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄 工事現場の ひるやすみ たばこふかして 目を閉じりゃ 聞こえてくるよ あの唄が 働く土方の あの唄が 貧しい土方の あの唄が  子供の頃に 小学校で ヨイトマケの子供 きたない子供と いじめぬかれて はやされて くやし涙に くれながら 泣いて帰った 道すがら 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  姉さんかむりで 泥にまみれて 日に灼けながら 汗を流して 男にまじって 綱を引き 天にむかって 声あげて 力の限りに うたってた 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  慰めてもらおう 抱いてもらおうと 息をはずませ 帰ってはきたが 母ちゃんの姿 見たときに 泣いた涙も 忘れはて 帰って行ったよ 学校へ 勉強するよと 云いながら 勉強するよと 云いながら  あれから何年 たった事だろ 高校も出たし 大学も出た 今じゃ機械の 世の中で おまけに僕は エンジニア 苦労苦労で 死んでった 母ちゃん見てくれ この姿 母ちゃん見てくれ この姿  何度か僕も グレかけたけど やくざな道は ふまずにすんだ どんなきれいな 唄よりも どんなきれいな 声よりも 僕をはげまし 慰めた 母ちゃんの唄こそ 世界一 母ちゃんの唄こそ 世界一  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄
ヨイトマケの唄島津亜矢島津亜矢美輪明宏美輪明宏“父ちゃんのためなら エンヤコラ 母ちゃんのためなら エンヤコラ もひとつおまけに エンヤコラ”  今も聞こえるヨイトマケの唄 今も聞こえるあの子守唄 工事現場のひるやすみ たばこふかして目を閉じりゃ 聞こえてくるよあの唄が 働く土方のあの唄が 貧しい土方のあの唄が  子供の頃に小学校で ヨイトマケの子供きたない子供と いじめぬかれてはやされて くやし涙にくれながら 泣いて帰った道すがら 母(かあ)ちゃんの働くとこを見た 母(かあ)ちゃんの働くとこを見た  姉(あね)さんかむりで泥にまみれて 日に灼(や)けながら汗を流して 男にまじって網を引き 天にむかって声をあげて 力の限りにうたってた 母(かあ)ちゃんの働くとこを見た 母(かあ)ちゃんの働くとこを見た  慰(なぐさ)めてもらおう抱いてもらおうと 息をはずませ帰ってはきたが 母ちゃんの姿見たときに 泣いた涙も忘れはて 帰って行ったよ学校へ 勉強するよと云いながら 勉強するよと云いながら  あれから何年たった事だろ 高校も出たし大学も出た 今じゃ機械の世の中で おまけに僕はエンジニア 苦労苦労で死んでった 母ちゃん見てくれこの姿 母ちゃん見てくれこの姿  何度か僕もグレかけたけど やくざな道はふまずにすんだ どんなきれいな唄よりも どんなきれいな声よりも 僕をはげまし慰めた 母ちゃんの唄こそ世界一 母ちゃんの唄こそ世界一  今も聞こえるヨイトマケの唄 今も聞こえるあの子守唄 “父ちゃんのためなら エンヤコラ 子供のためなら エンヤコラ”
僕は負けない美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏どんな雨にもどんな風にも 僕は負けない 負けてたまるか どんな苦しいことが起こっても どんな悲しいことが起こっても にっこり笑って 闘(たたか)う力が僕にはある どんな嵐もやって来い  貧しい育ちがなんだと云うのさ 悪口なんぞは どうってこたないのさ 飢えも寒さも 親がないことも 僕は悲しみ嘆いたりはしない 明るい明日が大きな夢が待っている この手でしっかりと掴むのだ  恋の悩みがなんだと云うのさ 悲しい過去などどうってこたないのさ 誰のせいでも 罪でもありゃしない 自分の人生は自分で作るのさ 強い力で働き続けて輝く明日を この手でしっかと掴むのだ この手でしっかと掴むのだ
哀しみの中から美輪明宏美輪明宏ぬやまひろし美輪明宏哀しみの中から うたが生まれ うたの中から 力があふれる 若者たちよ うたえ 哀しみのうたを 哀しみのうたを  苦しみの中から うたが生まれ うたの中から 力がよみがえる 若者たちよ うたえ 苦しみのうたを 苦しみのうたを  淋しさの中から うたが生まれ うたの中から 力が生まれる 若者たちよ うたえ 淋しさのうたを 淋しさのうたを  喜びの中から うたが生まれ うたの中から 涙がにじむ 若者たちよ うたえ 喜びのうたを 喜びのうたを
僕と日曜日美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏口笛吹いて僕も出掛ける 皆が出掛ける 今日は日曜日 お金はないし 恋人もいない ないないづくしだけれど構わない 何もなければ 心配もいらない 苦労の種など何も欲しくない 懐軽く 心も軽く どうやらおつむも軽いらしいけど それでもいいさ 幸せならば 明日は明日の風が吹くだろう  欲張り爺いは 首を絞められる 人気稼業じゃ 足を掬われる 恋人持ったら 苦労させられる 世帯を持ったら 所帯やつれする 嫌なこったそんなの 僕なんざお気楽 悟りを開いて働けば愉しい 日曜の銀座ブラブラ歩いて 明日又働いて それでいいのさ 働き疲れて よく寝た朝に 空が碧けりゃそれでいいのさ
孤独美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏孤独を逃れて暖め合おうと 結ばれてみたが のがれるすべなく二人は別れる 思い出の街角 一人の淋しさはこらえきれるけれど 二人で居てこの淋しさは どうにも耐えられず この浮世にただ二人だけで 残された様な惨めな思いは  一人の淋しさは希望と 夢とがあるけれど 二人で居ればただ二人だけヨ 人はみんな所詮は孤独サ 愛し合ったとてどうにもならない 今日も街へ出る 無駄だと知っても 無駄だと知っても
砂漠の青春美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏何をしても すぐに飽きて 金も無いが困りもせず 夢も見るがすぐ諦め 自惚れてはすぐ白ける 中途半端な器量して 劣等感は人一倍 親も友達も信じない 何をどうして生きりゃいい 砂漠の青春  オートバイも馬鹿らしくて 本を読めば頭痛がする おしゃれしても誰も見ない ラブ・ハントも自信がない 部屋に居てもただ居るだけ 街に出ても何も起きず 叫びたいがその勇気がない 何をどうして生きりゃいい 砂漠の青春  恋もされず 恋しもせず 喜びもなく 涙もない いい子でもなく 悪くもなく 薄ら平和の今日この頃 そうかといって死ぬのはいや 旅もクラブもみんな飽きて 考えるのもめんどくさい 何をどうして生きりゃいい 砂漠の青春 何をどうして生きりゃいい 砂漠の青春
老女優は去りゆく美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏これでお別離なのね この劇場も 化粧を落として 煙草をふかせば 思い出すわ あの頃を 過ぎた昔を 女優を夢に描いて 街へ来た頃を 私は十六 田舎訛りで 震えながら訪ねた ここの楽屋口  長い下積みの後で やっとありついた 端役でも 私は嬉しかったわ それからは だんだんと主役になれて 輝くスポットライト浴びた歓び 楽屋には花々 拍手の嵐 取巻きの人々 甘い生活  でも 若くして成功した誰しもがそうであるように 私もまたつい いい気になっていた その後 数多くの失敗が続いた 批評家には叩かれ 主役はライバルに持って行かれた おまけに愛する夫は 若い女優と駈落ち たった一つ心の支えだった子供は 病気で死んで それを優しく慰めてくれていたあの人も 事故で死んだ ふと気が付くと まるで潮が引くように 私の身の回りから人々が遠ざかっていた 孤独の中で 毎晩 毎晩 浴びるようにお酒を飲んで やがてアルコールと麻薬の中毒 そして入院 あの泥沼の中から私が這い上がるまでに どんな思いをしたか 決して誰にもわからないわ 世間では私のことを再起不能と嘲笑っていた 落ちぶれた過去のスター 落ち目の流れ星 もう一度 舞台に立ちたい あのスポットライトの下で拍手を浴びたい 私は恥を忍んで カムバックを目差して 通行人の端役から出直した 人々の同情の眼 蔑みの眼にも私は耐えた なぜならば 私には女優としての誇りと自信があったから でもその後の想像を絶する人々の悪意 意地悪 屈辱の数々 でも私は負けなかったわ 耐えて 耐えて 耐えて 耐えぬいた そして とうとうあの念願かなった あのカムバックの日の 太陽のように輝くスポットライト 嵐のような拍手を私は一生忘れないわ いろんな役をやった 女王も 娼婦も 人妻も 娘も でもそれらは 今は皆幻のように消えて 私は すっかり老いさらばえて 今日 この劇場で引退して行くのだ  そうよ この劇場は解っているのね 舞台に人生を 賭けた私を 私の何もかも 生きて来た道を さようなら 愛する我が劇場 老兵は静かに消え去るのみ 出て行く迄明かりは消さないでね 出て行く迄明かりは消さないでね
愛の贈り物美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏生まれた時から 目出たい人生 父親は船乗り 海に消えた 母親は男と 闇に消えた 捨てられて 拾われて たらい回しさ いじめられて 泣いた涙のんで 育った  ちっちゃな頃から 醜いアヒルの子 友達も出来ず 独りぼっちで 気持ち悪がられて 惨めに生きた 肩をすぼめ すねてグレた地獄の中で 恨むことと 憎むことで生きて来られた  ある晩 いつもの飲み屋で出会った 同じ身の上の 孤独なあなた すぐに解り合えた 傷の深さ 生まれて初めて知った 恋の楽しさ 愛の強さ 人の情け人の温もり  二人で見つけた ちっちゃなアパート 幸福の意味も 初めて知った 優しさも芽生えた 痩せた心に 労りあって暖めあって 貧しいながら 手を取りあって 直向きに生き続けた  幸福も束の間 あの人は死んだ 生まれつきの病と 貧しさとで 疲れ果てて消えた 遠い国へ 手を握って微笑んで 残した言葉 あたたかい思い出を ありがとう  あの人は教えた こんな私にも 人並みの労りと やさしい血が 流れていた事を 残っていた事を 人は誰も孤独じゃない 悪魔でもない 愛があれば人は誰も 神になれると  私はこの世の はみ出し者でも 今こそ信じよう この私を こよなく優しい 心があるもの もしも誰か孤独ならば 差し上げましょう 愛の光りに輝く 青い鳥を 愛の光りに輝く この心を
黒蜥蜴の唄美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏だれも入れぬ ダイヤの心 冷たい私の 心の中には どんな天使も 悪魔のささやきも 男の愛など とどきやしない  そんな私を 恋のどれいに するほどすてきな かがやきに会ったら ダイヤの心を 守り通すため 私は死ぬのよ 愛をのがれて ウウー
東京美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏世界の都でどこよりも 素晴らしいのはそれは東京さ 浮気で鳴らしたこの僕(ぼく)が 東京だけは離れられないで 誰(だれ)よりも大切に愛してる都さ 世界の恋人それは東京さ  パリやローマやニューヨーク 悪くはないが昔の恋人さ 遊びにあきたこの僕が 離れられない愛(いと)しいその人は 新しく装えど心古き女 仇(あだ)な黒髪それが東京さ 世界の都でどこよりも 素晴らしいのは 「なんてったって」それは東京さ
春の雨美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏さあもういい子だから涙をふいて 私の話をお聞きなさい そうよだいぶ昔の話なのヨ 今の会社に勤めたころ 素敵(すてき)な人に会ったのヨ  三ツも年は下だけど 頼もしそうな人だった それから五年の年月を かけがえのない青春を 彼に捧(ささ)げて生きたのヨ 結婚の日だけを楽しみに 花嫁衣装を夢に見て  ところがある日突然に 彼は私を裏切って ほかの女とゴールイン かわいい感じの人だった 憎んで恨んでひと思い 死んでやろうと思ったが やっぱり生きててよかったワ  考えて見れば本当に そんな思いも知らぬまま 味気ないまま一生を 終わる人さえよくいるワ そう思ったらあべこべに 笑(え)顔で彼に言えたのヨ 「アリガト勉強になりました」 その時のアイツの顔ったら さあもういい子だから わかったでしょう 貴方より不幸な人はざらよ そうヨそれは春の雨と同じヨ これから芽ばえる花のような この人生のプロローグ サア涙をふいて涙を涙を涙を
うす紫美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏秋の色哀(かな)しそはうす紫よ 二人で歩まん都のはずれを 冷たき小指に小指をばからませ 落ち葉の唄声あられみながら 愛し合うたとてせんないものを 結ばるる二人にあらで君と吾(われ) などど別るるに 別れられぬ身なれば いかにせん君よああこの悲しみを さり気なく装うこのかなしみを 愛し合うたとてせんないものを 結ばるる二人にあらで君と吾 なれど別るるに 別れられぬ身なれば 肩抱に合うてただしのび泣くのみ 夕べもほのかなうす紫よ
兄弟美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏さあ着いたぞおまえが生まれたとこだ ふるさとの匂(にお)いがわかるだろう あの山はとうさん川はかあさん みんな喜んでるよ弟よ  君がここをいやがり都に出て いろんな苦労をしていることを 風のたよりに聞くたびに 胸を痛くしてたよ弟よ  親父(おやじ)たちもあの世で泣いてるだろう たった二人だけの身内だから それを思えばもう畑仕事が 手につかず困ったよ弟よ  それからしばらく後君の名前が 新聞や雑誌に出てきたね 挙闘選手で強い奴だと それで僕もテレビを買ったんだ  とうとう恐れてたその日が来た 君が命をかけた選手権 心ない運命(さだめ)に目はつぶれて 何も見えなくなった弟よ  だけど君は偉いよいいじゃないか 男として立派に闘(たたか)った 栄光に輝く思い出を鮮やかに その胸に持っている  さあ行こう二人で手をつないで 子供のころ仲よく走った道 あの山も小川も君の帰りを 温(あたた)かく待ってるよ弟よ
ふるさとの空の下で美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏ふるさとのふるさとの 駅に降りたちただひとり 迎える人もないままに 静かな町をコツコツと 歩けば涙あふれでる 幾年前か忘れたが あの原爆の火の中を 逃げて走った思い出が 今さらながらによみがえる 平和なころには家中で 遊んだ丘もここあたり みんなの名前呼んでみよう オーイ オーイ  傷ついて傷ついて 別れ別れた親や子が 眠ってるのか安らかに 空を指さす慰霊塔 拝めば胸もこみあげる とうさんかあさんにいさんも きっとここだろ一緒だろ 皆さん僕は来ましたよ こんなに大きくなりました からだにゃ傷もあるけれど 心に傷はないはずだ 空を見上げて胸を張ろう オーイ オーイ  泣きながら泣きながら 飢えてた幼い僕たちの あの焼け跡ももう今は きれいな店が並んでる かわいい子供が遊んでる 悪い生活(くらし)もしてきたが 今では立派に東京の 小さいながらも工場で 明るく働くからだです この長崎の青い海 この長崎の青い空が いつも励ましてくれたんだ このふるさとのこの大地 僕はしっかと踏みしめて 強くこの世を生きるんだ オーイ オーイ
金色の星美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏何気ない夕べのひと時 アパートの窓べにもたれて 過ぎていった昔を 一人思い浮かべる あれもこれも時の流れにのり 今は遠い空の果てに 消えていって 美しい星と輝く あああの星は赤い光 恋に燃えてた青春の星 あああの星は青い光 悲しい別れに泣いた星よ 今は皆な綺麗(きれい)な星よ  思えばよくもただ一人で 険(けわ)しかった茨(いばら)の道を傷つきながら 生きて来たのが不思議だけれども それはきっとあの星のためよ いつもいつも私を見て 優しく微笑(ほほえ)んでいるあの金の星よ あああの星は金の光 希望に満ちた愛の光 あああの星をいつの日か 輝く思い出で飾るだろう いつか逢える愛する人と 金の星を
トニーの唄美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏青い海辺に 白いスポーツカーを 止めて たたずむ青年が一人 あかがねに 陽(ひ)に灼(や)けた 横顔に きらめくは 夏の憂(うれ)いに 満ちたまなざし 遠い向こうの 水平線を みつめてたたずむ 青年が一人  白い砂浜に 書いたその名前 赤い夕陽で トニーの文字が 貝がらで 輝いて 空高く 唄ってた 波のうたごえと コーラスになり 青い海原に 想いをはせながら 明るく笑った 青年が一人  あの夏の人を 夢にたどりながら 今来てみれば ただ白い浜辺に たわむれる 波の音 海鳥の ひとりごと あの日のあの人の 面影はなく 青い海原に 想いをはせながら 明るく笑った 青年よいずこ トニー トニー トニー トニー
貴方のためのブルース美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏ナイト・クラブのけむりの中で うたってるわたしのうつろな眼に 貴方が今夜も違う人と 腕組み交(か)わし笑いながら はいってくるのが見えたが 今では恨(うら)みも涙もない  わたしにゃお金も暇もない 貴方を養う力はない けれども貴方がほかの人を いつものように嘘をついて 口説(くど)いて踊るそのとき わたしは歌ってあげましょう ああ…… 真(まこと)しやかに聞こえる 恋のブルースうたうだけ
陽はまた昇る美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏恋人よ 泣かないで 陽はまた昇る 暗い部屋から 外の夜明けをごらん! たとえ 私が死んだとしても それは この世の宿命なんだよ 雨の日も風の日も 嵐もあるさ けれども 後できっと 陽はまた昇る  恋人よ 泣かないで 想い出の中に あたしは生きているよ あなたと共に 君がひとりで 旅に出るとき 夕陽の中で 君を見てるよ 私が君のために尽くしたことを 涙の暗い海へ捨てないでおくれ  恋人よ 泣かないで 陽はまた昇る 薔薇のような 微笑み忘れちゃいけない 私のあとに 誰かやさしい人に出逢って 幸せにおなり 君が微笑むときは 私も幸わせ 遥かな空の上で 喜んでいるよ 恋人よ泣かないで 陽はまた昇る
さいはての海に唄う美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏波も高く荒き さいはての磯に 唯一人唯一人 入り陽に涙ぐむ 君をあきらめ 都を捨てて 思いこめ 唄うこの唄 波に消されゆく  しがない唄うたい 旅から旅へと 裏ぶれて流れゆく 冬の浮雲 死ぬもならず ただ何んとなく 生きている 虚ろな身に 北風が吹く  いつか旅の宿で もしも死んだなら 荒海を飛んでゆく 鴎になりましょう 白い翼で つらい世間を 力強く 愛しい人と 生きてゆく為に 力強く 愛しい人と 生きてゆく為に
ボタ山の星美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏これはこの世のことならず 死出の山路の裾ぞなる 賽の河原の物語 聞くにつけても哀れなり  二つや三つや四つ五つ 十にも足らぬ嬰児(みどりご)が 賽の河原に集まりて 父恋し母恋し‥‥  ボタ山のテッペンに 子供が二人 冬の夜の木枯らしに震えながら 兄と弟の子供が二人 ひもじい ひもじい子供が二人 赤い頬を濡らして 弟がいうた 「兄ちゃん 帰ろうよ お家に帰ろう」 兄は悲しげに小首を振った 幼い 幼い小首を振った 白い息を吐きながら 兄はいうた 「やつれた母ちゃんの 済まなそうに 「今日も又 何んにも食うもんの無かよ」っていうじゃろう あの顔が可哀想だもんな」 やがて そのうちに 疲れた子供は 可愛いうなじを抱き合うたまんま うつらうつらと眠ってしもうた まつげに 涙を溜めたまんまで‥‥ 兄弟は夢をみた 弟がいうた 「だんだん ボタ山の…小そうなったよ ぼくたちは お星さまになってしもうたよ お星さまの金米糖 いっぱい食べよネ…」 ボタ山のテッペンに 星がふたつ 冬の夜の寒空に瞬いている 苦しみ多い世の中を眺めている 悲しげに 悲しげに眺めている
いとしの銀巴里美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏銀座の街角にあるシャンソン喫茶店 その名は銀巴里という 私の古巣 少年の頃からここで過して 雨の日も 雪も 嵐の夜も シャンソンを歌って生きてきました  生きることに疲れて死にたい人がいたり 恋に破れて泣いている人もいました 初めてここで会い 恋が芽生えて 結ばれた人も 別れた人も いろんな人達に歌を捧げて  人を慰め 励まし 笑わせたりしていても 私も人の子ですから いろいろとありました 歓び哀しみ 泣いて嘆いて 崖を登るように苦しんでいたことも けれども私は歌い手ですから  誰もいない銀巴里で耳をすますときに 過ぎ去った青春時代の いろいろな人達の 笑声や 泣声や 呟いてる声が 床や壁や椅子から聞こえてきます 想い出の宝石が鏤(ちりば)めてあるのです  やがて私も老いぼれて歌えなくなったら 若い小鳥たちの歌を聴くでしょう 愛しい銀巴里の片隅の席で それまでは夢中で ただ一生懸命 歌い続けましょう いとしの銀巴里で 歌い続けましょう いとしの銀巴里で
ヨイトマケの唄槇原敬之槇原敬之美輪明宏美輪明宏小倉博和“父ちゃんのためなら エンヤコラ 母ちゃんのためなら エンヤコラ”  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄 工事現場の ひるやすみ たばこふかして 目を閉じりゃ 聞こえてくるよ あの唄が 働く土方の あの唄が 貧しい土方の あの唄が  子供の頃に 小学校で ヨイトマケの子供 きたない子供と いじめぬかれて はやされて くやし涙に くれながら 泣いて帰った 道すがら 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  姉さんかむりで 泥にまみれて 日に灼けながら 汗を流して 男にまじって 網を引き 天にむかって 声をあげて 力の限りに うたってた 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  慰めてもらおう 抱いてもらおうと 息をはずませ 帰ってはきたが 母ちゃんの姿 見たときに 泣いた涙も 忘れはて 帰って行ったよ 学校へ 勉強するよと 云いながら 勉強するよと 云いながら  あれから何年 たった事だろ 高校も出たし 大学も出た 今じゃ機械の 世の中で おまけに僕は エンジニア 苦労苦労で 死んでった 母ちゃん見てくれ この姿 母ちゃん見てくれ この姿  何度か僕も グレかけたけど やくざな道は ふまずにすんだ どんなきれいな 唄よりも どんなきれいな 声よりも 僕をはげまし 慰めた 母ちゃんの唄こそ 世界一 母ちゃんの唄こそ 世界一  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄 “父ちゃんのためなら エンヤコラ 子供のためなら エンヤコラ”
不倫美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏やるせない風が 湯上りの肌を 優しくくすぐる 海辺のホテルに またたく漁火(いさりび) 潮騒のハーモニー 星影にゆれる レースのカーテン 若い貴方の腕が 私をそっと包み 人妻の愁いを 一時(ひととき)忘れさせ 乙女の日に かえすの  テラスに腰かけ 貝を投げている 貴方を見ている 私は年上 海沿いのハイウェイ ドライブしながら それぞれの家へ 又帰って行くの いけない事と知ってて 離れられないのよ 子供の寝顔に 詫びて泣いて 不倫の恋に 又身を焦がすの  末は地獄だと 恐れていながら ほの暗い路地で 逢瀬を重ねる 乙女の頃から あこがれた夢を やっと手にしたの 離せやしません 日毎の苦しみも 夜毎の悲しみも たまに逢う日の 恋の炎で 焼き尽くし 燃え尽くしてしまうの
長崎育ち美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏久留米絣(がすり)の藍(あい)の匂いに 思い出すのはああ長崎よ ダラダラ坂の石畳 カラリンコン カラリンコン 下駄(げた)履(は)いて 友だちと二人で歩いていたら 「天主堂」の鐘が ユーゴハンって鳴ったよ 祈りの歌も聞こえていたね  「異人屋敷」で港の船に 見とれていたら夜になったよ ポンポン船の赤い灯が ユラリンコン ユラリンコン 波の上 向こう岸のあかりもユラユラゆれて 友だちと二人ため息ついた ザボンの月と夜の長崎  春は「凧(はた)揚げ」夏「精霊(しょうろう)流し」 秋は「お宮日(くんち)」冬だきゃ休み お祭り好きのふるさとは ジャラリンコン ジャラリンコン 聞こえます 賑やかな「蛇(じゃ)踊り」のドラや太鼓が 友だちと二人飴(あめ)しゃぶって歩いたよ 揃いの絣で長崎育ち 久留米絣の藍の匂いに 思い出すのは ああ長崎よ
ヨイトマケの唄PLATINA LYLIC美輪明宏PLATINA LYLIC美輪明宏美輪明宏美輪明宏父ちゃんのためなら エンヤコラ 母ちゃんのためなら エンヤコラ もひとつおまけに エンヤコラ  今も聞える ヨイトマケの唄 今も聞える あの子守唄 工事現場の ひるやすみ たばこふかして 目を閉じりゃ 聞こえてくるよ あの唄が 働く土方の あの唄が 貧しい土方の あの唄が  子供の頃に 小学校で ヨイトマケの子供 きたない子供と いじめぬかれて はやされて くやし涙に くれながら 泣いて帰った 道すがら 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  姉さんかむりで 泥にまみれて 日に灼けながら 汗を流して 男にまじって 綱を引き 天にむかって 声あげて 力の限りに うたってた 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  慰めてもらおう 抱いて貰おうと 息をはずませ 帰ってはきたが 母ちゃんの姿 見たときに 泣いた涙も 忘れはて 帰って行ったよ 学校へ 勉強するよと 言いながら 勉強するよと 言いながら  あれから何年 たった事だろ 高校も出たし 大学も出た 今じゃ機械の 世の中で おまけに僕は エンジニア 苦労苦労で 死んでった 母ちゃん見てくれ この姿 母ちゃん見てくれ この姿  何度か僕も グレかけたけど やくざな道は ふまずにすんだ どんなきれいな 唄よりも どんなきれいな 声よりも 僕をはげまし 慰めた 母ちゃんの唄こそ 世界一 母ちゃんの唄こそ 世界一  今もきこえる ヨイトマケの唄 今もきこえる あの子守唄 父ちゃんのためなら エンヤコラ 子供のためなら エンヤコラ
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