エピキュリアンポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 新藤晴一 | 篤志・Porno Graffitti | この世界の煌めくものをボクは放っとけないよ 何よりこの目で確かめたい 胸騒ぎが号令になってニヤけた顔になって そしたら脇目も振らず進め 頬に感じてるのは ロマンスの風 甘酸っぱく漂う香り 止められないよ Wow Wow Wow… I wanna“Joy & Smile” Wow Wow Wow… エピキュリアン 止まない笑顔は全部素敵な宝石のよう 愉快に Ride on time それが In my life 「山もあれば谷もある」って野暮なこと言わないで 時には思うがまま進め キミのことを死ぬほど好きになったら 心が嬉しくなって泣いていたんだ Wow Wow Wow… I gotta “Love & Cry” Wow Wow Wow… You're my star 涙と笑顔は実は隣り合わせなんだ ゆらゆらシーソーゲーム それも In your heart Wow Wow Wow… エピキュリアン Wow Wow Wow… I gotta “Love & Cry” Wow Wow Wow… You're my star ボクらは今日よりも明日の方が幸せだと強く信じよう いつでもドリーマー Wow Wow Wow… |
瞬く星の下でポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | 立崎優介・田中ユウスケ・Porno Graffitti | 見渡す限りの荒野に ひとり立っているんだ そりゃ身震いもするだろう 幼い少女が 夢に見ている 白馬の王子みたいなもの 僕らもどっかで 知らないうちに 期待してしまっていたのかも 不完全なこの世界を 誰かが 描き足してくれるなんてない 信じるという言葉を 君は子供っぽいと笑うかい? 見渡す限りの荒野で 行く先を示すもの 胸に抱いて歩いてこう 世界がわずかに輝く 僕の手にある『運命』という名の分厚い本を眺めている なぜだろう 今は開く時じゃない そこに何が書かれていても ろくでもない未来などは知りたくない それをいつか 愛す事も 人は真実か嘘かをことさら知ろうとするけど それは長い時の中 何度も入れ替わる 今日の涙は明日の笑顔になったらいいけど 白馬には自分が乗るほうがいい 大切な君の手をとりずっと高くまで行こう この場所がどこだろうと見上げれば瞬く星 その下で君を思えば 悪くない夜になる 不安を数えた指に温もりが灯る 信じるという言葉を 君は子供っぽいと笑うかい? 見渡す限りの荒野で 行く先を示すもの 胸に抱いて歩いてこう 世界がわずかに輝く |
やがて哀しきロックンロールポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | 近藤隆史・田中ユウスケ・Porno Graffitti | 時に棹させば流されて 遠ざかるばかりの人よ 涙も実にきれいね 思い出はまた飾られる あれは十四五の頃 色も恋も遠い 少年をたたせたのは オーヴァードライヴ ミュージック 人知れずいけない本開くように ヘッドフォンして目を閉じた夜 やがて哀しきロックンロール 躍る胸も 揺れる影も 消えそうになってる 今夜ステージの上に立ち ご機嫌を窺いながら 変わらぬビートに押され 愛の歌でも 欲しがるかい? 理屈臭い話ばかりでごめんなさい 吐き出すほどの熱を持った言葉は 周りから煙たがられてしまうから 万事うまくやりたいものね やがて哀しきティーンエイジ 輝く目も 滾る明日も くすまないように 今夜少しだけ張り切って 夢(きみ)の腰でも抱こうかと 気まぐれに伸ばした手を 強く抓られ引っ込めた ずっと大人になった yeah 友の現在(いま)をチラ見しながら 少し苦くなった酒を交わしたら 明けきらぬ街を行く右手にロックンロール こんな世の中に誰がした 本音出すのも憚られ 繋がりたいのよ君と 山場越えたあたりで 今夜ステージの上に立ち ご機嫌を伺いながら 変わらぬビートに押され 愛の歌でも 欲しがるかい? |
ルーズポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | 立崎優介・田中ユウスケ・Porno Graffitti | 車の中から見る街は幼稚な幻みたい ドアを閉めた低い音で 今日のことを断ち切ったつもり 形あるものは「いつか」「なぜか」脆く壊れてしまうという そんなルーズな仕掛けで世界(ここ)はできてる どんな闇に紛れ 声を出せなくても お互いの姿は 見えていたよ 何度も触れて うなずくたびいつも 何もかもが分かり合えた それ以上は あぁ 望まなかった 内緒にしていたつもりだろう 首元の小さなタトゥー 下ろした髪に隠しても 気づいていた 初めの日から 愛は誰かに見せたり まして誇るようなものではなくて どんな形 どんな色 そっと秘めたまま 永遠という文字が 何より似合うのは 「さよなら」や「後悔」だけなのかな 一度壊れた愛は戻らないと 綻びのないルールがある 星が全部ほら空から落ちる 夜を抜けた街は飴細工みたいに 恋人たちの想い 巻き込んだまま 歪んで捻れ 混ざって溶けてゆく そしてすぐに形作る 繰り返す夜は 束の間の舞台 |
メジャーポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | 江口亮・Porno Graffitti | 他人の目に映った自分の姿ばかり 気になってしまっている 臆病になっている Show me your eyes もしも何かの拍子で 皆に背を向けられたら この存在までも 消え去りそうで 冷たい水で顔洗って 鏡に向かっては 問いかけるばかり Who are you? 自分のメジャーで今 世界を測ったら 他人が作った地図とは ずいぶんと違うかも 人が言う大事と 僕の言う大事とは 並べて比べてみたって意味なんかなかったみたい さっと飛び越せそうな 小さな水たまりは 意外にハマったら 案外深くて 濡れた靴を 乾かしながら 次はもっと強く 踏み切ろうと思う Try again おせっかいな誰かが導きだした答えに わざわざ自分の未来を合わせることはない 不確定という可能性を残せば 転がる石ころみたいに 跳ねては加速をしていく なあ君が見てる景色はどうだい? なあ君が作る世界はどうだい? It's new world 自分のメジャーは確かにここにあって いつだって自己新記録を刻んではいるんだ 派手じゃないけれど 褒められはしないけれど 何度もそれを超えようと もがきながら進んでいく |
素敵すぎてしまったポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | 馬場一嘉・Porno Graffitti | あの夜が夢のように少し素敵すぎてしまった そうか これはその罰だろう 夢を見終えた暗闇なんだろう 風が街角で「行くあてがない」と泣いた 「それは僕のセリフ」だと良いニュースが言ってる 失われていく様を 勤勉な監視官のように じっと見つめてる 急ぎも躊躇いもせず 割れたままの砂時計 時を宙に返す ささやかなレクイエム あの夜が夢のように少し素敵すぎてしまった そうか これはその罰だろう 夢を見終えた暗闇なんだろう 「淋しい君だからずっと側にいてあげる」 そう囁いた悪いニュースにぎゅっとHug をされた 冷たい骨を晒した解体途中のビルの上を舞うムクドリ その巨体は少しずつ時に体を啄まれ ようやく眠るのか 過ぎたことはもういいだろ 知りたくないことばかり深く知ってしまう やすらかなレクイエム あの夜が夢のように少し素敵すぎてしまった そうか これはその罰だろう 夢を見終えた暗闇なんだろう |
カシオペヤの後悔ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 新藤晴一 | tasuku・Porno Graffitti | ひどく深い眠りのサイクル 靄のかかる正常な意識 どうして慢心が口を衝いた 身の丈知らずの馬鹿者よ 成したものなど宇宙(そら)の塵ほど 一瞬で消え去るほどのもの 虚しいカシオペヤの後悔 痛いくらい我が身貫く 灼熱のプライドが激しい豪雨に打たれたように冷たい 吹けよ嵐 轟け雷(いかづち) 壊せ砕け 腐った心 思いは彼方まで駆け巡って 記憶はどうしても拭えない 体中に廻った毒を綺麗に失くす血清を 嘘を許してしまうのも それを支配する我が心 コントロールを失くしたら誰にも救えない哀しい暴発ばかり 「夢を見てるだけならいいでしょ? 蒼い海に体浮かべていたい」 古の女神が僕に語りかける ポセイドンに裁かれて逃れられない罰が下るのか? もう都合のいい言の葉は誰の耳にも届かないだろう 虚しいカシオペヤの後悔 消える事ない深い傷跡 もう二度とは戻れない 崩れないように 負けないように 時が過ぎるのをただ静かに待ってる |
はなむけポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | Tomi Yo・Porno Graffitti | 嗚呼 宵待ち窓を開ければ風と隣の子のリコーダー 嗚呼 西の空には落ちるものかと茜色の夕陽 一時待たずにまた今日が 昨日という過去に名前を変える はなむけにビールを飲もう 今日の日に感謝を込めて 俺が飲まないのなら どこの誰が飲む? 少しだけ足を伸ばして 遠い日の恋など思えば 密か満ちる心に 黄金の泡沫 何を見せる? 嗚呼 青春それはまるで爪痕 愛でるよりもヘビー 涙で流すには遥かで 笑うには誠実すぎた日々よ ちびちびと飲むのはおよし どうも景気悪くてだめだ 淡き傷の数だけ 空けたグラスの誇らしき 無い物ねだりがすぎてた 身の程知らずがすぎてた あいつは今どうしている? いつか会えた時に愛してると言ってやる それならばビールを飲もう 添えられる言葉もないが 俺が飲めないのなら 誰か飲んでくれ 夜に詩を詠みたいけれど 字にすれば褪せてゆくから 朝になれば消えてく 記憶の狭間に隠しとこう |
ゆきのいろポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | Tomi Yo・Porno Graffitti | 暗い部屋の壁に掛かる一枚の絵 泣いたり笑うたび塗り重ねてきた 綺麗な色ばかりじゃない僕の絵に 雪のような君の姿 どう描こうか 僕は指先を汚したまま突っ立ってる こんな手で触れたら消えてしまわないかな? 殴り書きのままだった僕の未来までも とても意味があるような気持ちになる 今 君がいるだけで 全部がうまくいきそうで 進んでゆける 誰かにひどい言葉 投げつけられ 破り捨てそうになった時もあったけれど 大切なものは確かで そんな簡単に 穢されはしないとどっかで感じていた 愛でるでもなく 飾るでもなく 何気なく過ぎる日をありのままに写して 降り注ぐ光の中で どんな君に会えて あとどれだけの表情を 見つけられる? 温めた掌で 新しい色を乗せるよ 交わるレイヤー 雪の色は何色だろう?ただの白じゃ冷たくて この街を覆う雪はどこか暖かく見える 自分ではどうしようもない 縺れあった昨日を 丁寧な手順でそっと解いてくれた 迫る夕闇の底 沈んでしまわないように 殴り書きのままだった僕の未来までも とても意味があるような気持ちになる 今 君がいるだけで 全部がうまくいきそうで 進んでゆける |
嵐吉井レイン | 吉井レイン | 新藤晴一 | 新藤晴一 | | 夏の始まり サンダルを履いた少年たちが海へ向かう 氷の溶けたラテに太陽の光が波のように揺れる ただ淡々と仕事をする 日めくりカレンダーみたいに 過ぎ去ったなら さっさと破かなきゃ 私の恋の嵐は あなたを巻き込めずに 誰も知らない 名もない海で ほどかれ溶かされてゆくの レジを打ってるバイトの女の子 汚れのない白いシャツ 机には小さな水たまり 薬指でそっと拭った 頬の涙 まだ流れたまま 私の恋の嵐は 風もなく雨もなくて 微熱のような 高鳴りだけが 密かに続いている 真夏の少年たちもいつか 季節に追い抜かれる 悲しくはない 誰か教えてあげてよ 私の恋の嵐は あなたに巻き込めずに 誰も知らない 名もない海で ほどかれ溶かされ許されてゆくの |
マイモデルポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | TASUKU・Porno Graffitti | 例えば携帯ならめまぐるしいほど 何度もモデルチェンジをしてるけど 僕らは当然そういうわけにはいかない 初期型スペックは変わらない たくさんの不具合を抱え プログラムにはバグばっか それでも予測不能な新しい時代が迫り来る 立ち向かえ ぶつかる風は強くとも 身ぐるみ 剥がされたとしても ディス イズ マイ ライフ 誰にも預けられない その全部自分自身でしっかり引き受けなきゃね 時には 人生にも休みが必要で 慌てない ちょっと ひとやすみひとやすみ ビーチで巡らせるライフプランならば すべてが ノー問題なんだぜ 波の音が罵声に聞こえ 鳥に阿呆呼ばわりされて もう少しいい気分でいさせてほしいけど 待ったなし 言い訳を 百万回わめいてみたとこで 手加減もされず 遠くまで 逃げ出したつもりでいて 今まさに走るこの道こそが まさにそう ディス イズ マイ ウェイ 頼りないマイモデルを剣にして 戦っているこの姿が ぱっとしない 切られ役に見えるかい? それならば派手にやられるのもいいかも 立ち向かえ ぶつかる風は強くとも 身ぐるみ 剥がされたとしても ディス イズ マイ ライフ 誰にも預けられない その全部自分自身でしっかり引き受けなきゃね |
煙ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | TASUKU・Porno Graffitti | 誰かと分かり合おうなんて 正直 めんどくさい お互い三歩離れたら 万事がうまくやれる 裸の感情は 剣(つるぎ)のように 気づかぬうちに人を この身を斬りつける 不確かなもので出来てる 煙のような自分自身 消えてしまわないように 孤独を気取って嘆いている 嫌っている 逃げているところだ 重たいドアを押し開けて 覗き込んだ世界に 飛び込んだところで悪意に 貫かれるかもしれない 人が笑い顔を覚えたのは 近づかれた時の 警告なんだろう 揺るぎないものなんてまだ どこかで見つけられるのか それを手にいれた時には 誰も傷つけず 手を取り合って 繋がれるのか それも幻か 裸の感情を 丸め込めば 胸の奥深くに 隠せればいいけど たちの悪い夢の中で どこかの高いところから 落ち続けているみたいだ 地面を恐れて 覚めない世界 不確かなもので出来てる 煙のような自分自身 消えてしまわないように 孤独を気取って嘆いている 嫌っている 逃げているところだ |
ネガポジポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | 篤志・ポルノグラフィティ | SO 問題はNEGATIVEでCOMPLEX うまくいかない MY LIFE 我らは嫌になるほど 気質生真面目JAPANESE 双肩にのしかかるPRESSURE 逃げ出したくなったり 人生生涯勝敗つけて しんどいとこにいってるみたい 友達とずっと遊んでたい 明くる朝が明けても ずっと戯れあってたい FOREVER 終電車が空いてるNIGHT 誰も帰ってないよ 調子乗ろ上昇しよう REALはここに捨てていこう 友達とずっと遊んでたい 見た目良さげな女子が来たとしても僕は困らない 友達とずっと唄ってたい RHYTHMに身を任せて ぐるぐる頭振ろう FOREVER 友達とずっと遊んでたい 見た目良さげな女子が来たとしても僕は困らない 友達とずっと唄ってたい RHYTHMに身を任せて ぐるぐる頭振ろう FOREVER FOREVER 寝れば YOU NEVER FOREVER ノレば YOU NEVER FOREVER 酔えば YOU NEVER FOREVER 跳べば YOU NEVER… |
クリシェポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | あなたは側にいた いつでも僕の側に 心に近いところに あなたは笑ってた 僕の腕に隠れて おかしそうに笑っていた こんな美しい夜に 胸に満ちる想いは 今も褪せないあなたとのことばかり 「二度と会わない」と言った その意味に 今日もひとり深く沈んでく 会いたくて 恋しくて どうにかなりそうで どこにもいないってことを思い知る 涙 あなただって 同じように 想っててくれたら などという夢がよりいっそう 僕を泣かせるよ さよなら告げた街 家路を急ぐ人を 煩わせる夕立 街頭ビジョンから 流れるヒットソング あの頃の曲はない ガードレールに繋がれて 停まったままの時間 太い鎖 解きようもないままに 二度と会えないとしても それでもいい? 声に出さず問い続けてる 音のように 熱のように 掴みようもないもの なくなってしまえば何も残らない 涙 悲しみが 降り続き 僕を飲み込む頃 二人が出逢ったわけを じっと感じてる もし時を戻すことができて 胸にたくさんの花束を抱いて あなたの前に立った姿を描く 幸せな眠り 訪れるように 会いたくて 恋しくて どうにかなりそうで どこにもいないってことを思い知る 涙 いつかまた 同じように 笑ってくれるかな などという夢がよりいっそう 僕を泣かせるよ 会いたくて 恋しくて… 音のように 熱のように 掴みようもないもの… |
IN THE DARKポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | どこだここは そうだここは 諦めが気怠く香ってる生温い胃の中だ 小さな羽虫が群れるだけの白熱灯 チラチラ瞬いて静かに消えた おかえり僕の元へ 君の名前は確か暗闇 忘れてなんかいないよ また逢えて嬉しい さぁこの身を さぁすべてを ひと思いに飲み込んでおくれ さぁ身ぐるみ 剥ぎ取ってくれ 僕にこびりついた たくさんのしがらみを ゆっくり居座って かまわないからね暗闇 ろくでもない明日が手招きしてる 見ろよ僕に群がる うるさい二枚舌の羽虫 偽りだけの言葉で目が回ってしまう まだ進めって まだやれるって 空の井戸からは水は汲めない 誰が味方? あんたは敵? 何も信じれなくなる前に おさらばさ 悪いもんでも食ったような顔をしてるな暗闇 つい光を求めてしまう心が不味いのだろう どこだここは そうだここは 諦めが気怠く香ってる 酸っぱい胃液の海に溶けて くだらないものは沈めばいい さぁこの身を さぁすべてを ひと思いに飲み込んでおくれ もっと消化して もっと浄化して しばらくは君と戯れよう 暗闇よ |
MONSTERポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 決着(けり)をつける頃かも 見栄を張るばかりの人生 身の程を知ればそこで 振り出しに戻れるのだろう 裏側を暴かないでよ そこに在(あ)るもの分かっている 「夢」や「希望」を喰い尽くす「嘘」や「妥協」というMONSTER 自分自身と交わした約束 破り続けていたら いつのまにやら居座り続ける この心の奥深くに 決着(けり)をつける頃かも 見栄を張るばかりの人生 身の程を知ればそこで 振り出しに戻れるのだろう 「しょうがない」という言葉で 逃げ出すことを正当化して 甘ったれな安易な道へと 知らぬ間に誘うMONSTER 自分自身を律することさえ ままならないくせして 誰かのせいや 時代のせいにして 傷を負わなくしていた 小手先で誤魔化しを 利かせるのは上手くなった その場しのぎで繋いで 偽物の汗を流した 百花繚乱? 諸行無常? おお なんてこった ならば I'm a LOOSER 誰の心にも飼い馴らしてる It's a BIG MONSTER もう隠せないと覚悟を決めたら 不意に怖くなったよ 少しだけでいい 勇気を下さい キミはどんな風に見てたの? 知らないのは自分だけ 等身大の自分を 他人はすべて知ってる 悲しきピエロの夢 決着(けり)をつける頃かも 時間はもう残されてない 期待はずれの自分に おさらばしてゼロに戻ろう |
光の矢ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 騎兵隊の行軍に似た黒い鳥たちは予感 時に託した光の矢が闇を裂くだろう 破れた雪雲 眩い金色の針と 少女が紡いだ沈黙の糸をもって 振り払うことだ (WEAKNESS) 戦いの前夜 長い影 メタルの酒杯で (GIVE YOU CLOUD NINE) 飲み干す不安 立ち向かう炎 嘆きの杖が刺さったまま海が哭いている 彼方へ轟くその重苦しい声は 残らず詩人が銀の紙に残す 取り戻すことだ (BE PROUD) 弓を引く腕が狙うもの 逃げ込んだ迷宮 (IT'S A PHANTOM) 約束の場所がここではないこと 蒼き翼を広げ 豊饒の夜を飛ぼう どこまでも 振り払うことだ (WEAKNESS) 戦いの前夜 長い影 メタルの酒杯で (GIVE YOU CLOUD NINE) 飲み干す不安 高揚して 取り戻すことだ (BE PROUD) 弓を引く腕が狙うもの 逃げ込んだ迷宮 (IT'S A PHANTOM) 約束の場所がここではないこと |
小規模な敗北ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・Porno Graffitti | 目の前に立ちはだかる敵は壮大 壁のような日常 押せど引けど びくともせず 戦う気は削がれてゆく 致命的な傷を避け のらりくらり躱して 自分を守るのはそういうことだ 小規模な敗北 繰り返して じりりじりりと後ずさりしてる いつか見てた夢が焼かれてゆく 僕は無責任な傍観者だ そうまでして先延ばしてる 偽物だと暴かれること 生温い日常の中 偽物でもやってこれた 薄皮を通して しみ込んだ怠惰 それなら夢など見なきゃいい 焼け野原を冷ます雨が落ちて 青春の日が生焼けのままで 白旗を振ったら許されるの? そもそも僕など相手にしない? 小規模な敗北 繰り返して じりりじりりと後ずさりしてる いつか見てた夢が焼かれてゆく 僕は無責任な傍観者だ 恥を上塗れば多少なりと 痩せたSOULを隠せるのかな 我が身可愛いのは誰も同じで 甘やかせたい 君も同じだろ? |
邪険にしないでポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・Porno Graffitti | 上手(うも)ぉに言えやあ えぇんじゃけど なんかゆうたらお前が そがいにプンスカ 怒りょぉるけぇ わしもええ気がせんわ 時が経とぉが経たまぁが どうでも 変わらんもんだってあろぉ? よせる波は途切れんじゃろぉし 夏にはみかんは香るじゃろぉ 好きか嫌いかで言うたら好きよ 大事かどうかで言うたら大事 お前がおらんなったら まあ 寂しいかも知れん わしの気持ちがわからんゆうんか いつもお前の名前呼ぶ時にゃ その後ろにハートマーク そっと付けとんじゃが わからんか こがいに近くにおったのに気付かんこともある こがいに近くにおればこそわからんこともある 離れとってもどぉしょんか気になって じゃけえゆうて電話するんはつまらんし ちぃたぁ可愛いとこみせて メールでもしてこいや 好きか嫌いかで言うたら好きよ 大事かどうかで言うたら大事 お前がおらんなったら ぶち寂しいかも知れん |
この胸を、愛を射よポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・Porno Graffitti | 言葉になど出来ない涙だってあるさ そんな日は何も聞かず 君のそばにいる 悲しみの静寂に 君が消えぬように 光がどこかにあること すぐに思い出してくれるように 雷がまさに君を貫こうと唸ってるなら 切り立ったビルに僕が登って その的になろう 輝く明日が君に訪れるまで 白と黒の世界に 時のない過去に 手足を掴まれたまま 動けないでいる 君の名を何度も 呼んでいるから どんな時も僕の声がする方へ歩いてくればいい 狼の群れが君の眠りを狙ってるなら この身を差し出しても 安らかな夢を君に 新たな朝日が君を揺り起こすまで 本当は君のために出来ることなどなくても 他の誰より強く思っているのは本当 ほんの少し勇気が必要な時には いつだって君のほんの少しになろう |
ダイアリー 08/06/09ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 新藤晴一 | ak.homma・Porno Graffitti | 最近もTVの中 僕を見かけたりするだろう? まさかこんなにやれてるなんて僕も思ってなかった 誇らしい気持ちもあるけど「運が良かっただけでしょ?」と 自分自身に聞いてみたけど「違う」って言えなかった 君ならなんて言うのだろう? でも僕には唯一偽りないものがある こんな自分にも手放せないもの見つけた 目の前の君に歌い続けてることが 僕自身の明日に繋がっていくこと 見果てぬ夢より今は叶えた夢の方が多くて これから僕に何ができるか悩ましいこともある 君の見る夢はどうですか? まだ僕の中に眠っている僕がいる そう信じているよ 照れるけど本当だ いつか完成するまで歌い続けるから そんな僕に付き合ってもらってもいいかな? 迷いがちな僕のことを受け止めてくれてサンキュー 喜びの歌 歌っていても 憂いのギター弾いていても 探してるもの見つけよう 一緒にね |
痛い立ち位置ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・Porno Graffitti | ねえ 純情をコインに換えて賭けさせといて ルーレットが回り始めない 期待させられた分は取り返したい あなたが全部悪いんだよ 会いたい ねえ 怒ってるの? 着信は残ってるはず 三度目は直留守だし ねえ 理由を教えて欲しいよ もっと叱って 何だっていいから声が聞きたい ネイル拭い取ったこの手で触れさせて 遊び慣れた女を演じきれない この立ち位置が痛いよ 言えずにいた想いが 今 私を責める 「このままじゃ哀しいでしょ?」 特別な存在になりたい 疲れた肌を眠らせて メイクを落として 独り寝の夜に慣れたわけじゃない なあ どうしたんだい 街はウィークエンド お前のこと その真ん中にいるんだろ? そう いつだって 電話の向こうはパーティノイズ 誰彼となく誘って誘われて ネイル拭い取った時だけしおらしく 明日には夜の光を泳ぐ 思わせぶりが手口 鋭さを増す切り口 隠せない傷口 本当は泣いてるの? ここが迷路の入り口 タバコの灰が落ちるまで話は聞くけど 疲れたダンシングドール 独りは嫌いかい? 隠す バレる 透ける 逃す 惑う 焦る 赤? 黒? この立ち位置が痛いよ 心がずっと痛いよ 今 あなたに聞くわ このままじゃ哀しいでしょ? 二人の距離が微妙 曝け出さない窮状 踏み込んで来た以上 このままじゃ帰せない 危うい恋が炎上 |
ナイトトレインポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・Porno Graffitti | あてもなく歩いてたんだ 狂った街を出てから どのくらい経ったのだろう どこかにいる違う自分に会いたい 密やかな旅立ちだった 別れを告げる人もない 俺がいない事で何も 変わりはしない世界なんだし 道は途切れ 森を川を越えて その先に見つけたものは朽ちたステーション 深夜の貨物列車は錆び付いた車輪を抱え うずくまった格好して 闇の先を睨む 荷台に飛び乗っていた 遠くに連れてってくれよ 鋭い警笛を鳴らし お前なら知ってるだろ 地の果てはどんなもんだった? 星に手が届く場所も 虹がずっと消えない場所も 夜が明けるまでは少し眠ろう それまで夢の続きを話そうか 深夜の貨物列車が重い体を揺すって 静かに走り始めた 鼓動がゆりかご 新しい景色を見たら すぐ叩き起こしてくれよ ずっとずっと先だろうけど |
オニオンスープポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・Porno Graffitti | オニオンスープが評判のリストランテ よく磨きこまれたオーク材のカウンター 春の兆しは重く閉ざされた人の口も 軽くするのか ランチ時の店内は華やいで 温かいスープをひとすくい口へと運んで たぶん幸せはこんな味付けなんだろうって いつもくだらない悩みで空腹を満たそうとしてきた 僕らが難しい顔で抱え込む あれやこれやなど美味しい時間に敵わない まだ冷たい水 皿を洗う奥の見習いコックに 俺たちだって頑張ろうぜなんて思ってみたりして 穏やかに誰かの笑顔を一度でも作れると 人はそれを思い出し何度も笑える そんな風に思えるには あと何枚お皿を洗いましょう? 胸いっぱいで店のドアをくぐり抜ける頃には 二人でくるはずだったことなんて忘れていた 温かいスープをひとすくい口へと運んで たぶん幸せはこんな味付けなんだろうって いつもくだらない悩みで空腹を満たそうとしてきた |
グラヴィティポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・Porno Graffitti | 「さあ その手を離して こっちにおいでよ」 銀の空中ブランコは夜空に弧を描き揺れる 近づいては離れる あなたの手に 受け止めて欲しいのに まだ一人揺れるのはなぜ? 私を強く引き寄せる力は今 暗い闇の底に待つ地面でしょうか 息をのんで 目を閉じて 飛び出してく この体も この胸も ただあなたに惹かれ 迷わずに行けると思うよ 両手を広げて ねえ 三日月ライトをそっと消したら ぎゅっと肩を抱いててね 一人落ちてしまわぬように 私を強く引き寄せる力は今 確かに感じられる心の高鳴り この闇は 優しいカーテン つつまれて< いつからか時間が意味をなくしていたの 一秒と千年の間に違いはなくて 永遠でなくてもいい 限りある命と 愛しい時が流れて 小さな泡になって消えていく瞬間 それさえ愛したい この体も この胸も ただあなたに夢中 手をならして 呼び続けてね 私はここに いつからか時間が意味をなくしていたの 一秒と千年の間に違いはなくて |
月明りのシルビアポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 新藤晴一 | 野崎ブラザーズ・Porno Graffitti | シルビア 月明りで踊りを見せてよ ナイフの切れ味で After Rolling それから俺も廻らせて 仮面は決して外さないけど Wow 背中を添う指に Wow 秘め事も添わす 妖しい夜に wow baby 危うく浸りそうだけど Don't you never falling love お前の約束 破り捨てたならこのゲームには勝利の美酒を シルビア 悲しみも喜びも捨てたと お前はつぶやいた その瞳の奥には星くずのように 涙の結晶が見えていた Wow 騙そうとするなら Wow 自分も騙して 確かなものは Wow baby この世界にはどこにもない 今の二人は薄い氷の上を渡る旅人のようなもんさ スリルがいい シルビア 踊ろうよ 果てるまで 俺も愛なんて 必要ない 妖しい夜に wow baby 危うく浸りそうだけど Don't you never falling love お前の約束 破り捨てたならこのゲームには勝利の美酒を |
ウェンディの薄い文字ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・Porno Graffitti | 何度叱っても痛く叩いても 幼いウェンディの薄い文字 かすれている文字 誰も気付かない 幾度も消され なくなった 薄い氷に小石滑らせるように ペンの先が撫ぜるだけさ 君は言う 何か強く残さなくちゃ いけない物が今の私にあるとは I don't know 思えないのよ ウェンディは強情に羽のついたペン ウェンディは慎重にはばたかせて ウェンディは小さい物思う少女 ウェンディはいつもフリルのスカート タイプ打ちされた童話で暴れる 死神がウェンディを怖がらす 文字をどうして不吉に並べてしまう? キスと好きは真反対さ 君は言う 悲しい事は忘れなくちゃ 嬉しい事も明日になればなくなるのならば 忘れなくちゃね ウェンディは強情に羽のついたペン ウェンディは慎重にはばたかせて ウェンディは小さい物思う少女 ウェンディはいつもフリルのスカート ウェンディ君だって可愛い指に リングをはめる頃になったら 強い文字で |
Free and Freedomポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭二 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | I'm an innocent gipsy 大海原に放り出され 我が身を漂流させてる 天国でも楽園でも何にもなくても 構わない I want to be free BGMに行き急ぐヤツの悲鳴を聴いて 微笑み優越感に酔う 見えない繋がれた鎖なんて感じない 軽くてどっか飛んでっちゃいそう 浮世離れの気楽さを思うがままに 誰にも邪魔をされないで 甘い果実だけ啜っていこう アウトロー気取りのアイツのハイヒールを盗め 気が済むまで自由を謳って Stop the time 僕らの周りだけはBreak it down 風と息づかいの音だけ I need love 自由を手に入れたその後は 甘い甘い「愛」という果実を そして「愛」へ辿り着いたらもうこの場所を 離れない 繋がっていたいよ それで僕らは自由への漂流を終える 「自由」にとって「愛」とはつまり毒入りの果実 それはとても甘い 僕らは一人きりでは生きていけない なのに誰にも縛られたくない矛盾と 永遠に戦い続ける生き物なんだ そして未だに答えはない あえてもう一度言う アウトロー気取りのアイツのハイヒールを盗め 気が済むまで自由を謳って Stop the time 僕らの周りだけはBreak it down 風と息づかいの音だけ 憧れているFreedom 僕らにとってそれは 何処へ連れ出してくれるのかな? 僕らは一人きりでは生きていけない それに何度でも気付くだろう |
DON'T CALL ME CRAZYポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 悪い夢で目を覚ましたら ベッドの下に隠れてた もう次のヤツかい?軋むスプリング そっと彼女の部屋を出て ブーツの中のコイン探す 表がデビルで裏がドクロじゃねぇ… I BELIEVE IT 待っているんだ 稲妻に打たれるような啓示を まだ息を殺して 今に見てろ DON'T CALL ME CRAZY(STANDING IN MY WAY) DON'T CALL ME CRAZY 小さくマエナラエの状態で せめて他人と距離をとる 割り込むんじゃねぇよ ルールは守れよ LOOKING FOR IT 止んじゃいないんだ 飛べるほど鳥肌を立てる情熱を ただこれほどまでに 塞がってる DON'T TELL ME WHY(STANDING IN MY WAY) DON'T TELL ME WHY 不穏に響くはこの町中 捨てられた無名の夢の喘ぎ からすに羽奪われたまま 泣いている天使には PISTOLSを I BELIEVE IT 待っているんだ 稲妻に打たれるような啓示を まだ息を殺して 今に見てろ DON'T CALL ME CRAZY(STANDING IN MY WAY) DON'T CALL ME CRAZY |
NaNaNa サマーガールポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 夏の校庭に紛れ込んだ 野良を「まゆ毛犬」にして 男子がバカ騒ぎしてる間も 女子は女を磨いていた 老いも若きも男以外は 太陽のもとでは サマーガール あー変わらない俺たちの前を過ぎるグラマラス 砂に埋まった俺のGカップが波に崩れてく NaNaNa… サマーガール NaNaNa… サーファーガール NaNaNa… サマーガール NaNaNa… サーファーガール ビキニと下着の違いがまだ解決してないけど 海パンでたむろってる場合じゃない 太陽の恋人 サマーガール さあ監視塔を奪い取って見逃さないグラマラス ボディ&ソウル 欲しがってくれ ひと夏分のエピソード NaNaNa… サマーガール NaNaNa… サーファーガール NaNaNa… サマーガール NaNaNa… サーファーガール ブラの秘密も はみ出さぬ恥じらいも 綺麗の努力 俺なら全部気付いてやる さあ何もかも夏のせいにして 打ちあがれ Get It Up 海岸は君らのステージだ 眩しくて Good NaNaNa… サマーガール NaNaNa… サーファーガール NaNaNa… サマーガール NaNaNa… サーファーガール NaNaNa… サマーガール NaNaNa… サーファーガール NaNaNa… サマーガール NaNaNa… サーファーガール |
何度もポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | | 楽しげな話しが尽きたように 黙った月の夜 ポロリポロリと髭を弾いてる 猫は屋根の上 みんな誰かに出逢って そして時には惹かれあって でも少し嫌いになって また好きも少し増えて 足したり引いたり 今いくつだろ 猫が知るたった一つの曲が響いている 名前のない公園に錆び付いた ベンチとシーソーと 世界を簡単にひっくり返せた 鉄棒も眠る じっと両手を見つめて 途中から数え直して どこで躓いたのか 確かめられたとしても 同じ痛みをなぞるだけなら 暁に酔うほどわからなくもなってきた 目を開けたら君がいるまで何度も 目を閉じよう じゅう数えるのはだぁれ? もう無理しなくてもいいよ だいたい計算は苦手 ただ僕に尋ねてよ 答えはわかっているから 最初も最後も変わりはなくね 湿ったらいい音が出せないと猫が言う |
社員 on the beachポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | | 山積みの仕事が片付いたら どこでもいいから南の島へきっと行こう エアチケットならネットでとって 窓開ければ海の見えるホテル 夜には競うように瞬く星を見上げ あー最高って呟こう SHINE ON THE BEACH 待ってろ 白い砂 考えるだけでも日焼けしそうだ SHINE ON THE BEACH 舞い降りる BREATH OF SHINE この街からいつか抜け出せる日を胸に描く 終わりそうにない仕事を前に 遠ざかってく南の島が ガイドブック買い込んで逃避の準備はすでに万全なんだけど 全部投げ出して行こうか 誰にだってそんな時もあるでしょ? ビーチが俺を待っている 疲れきった頭じゃ笑えもしない イージーにいこう SHINE ON THE BEACH 待ってろ 白い砂 考えるだけでも日焼けしそうだ SHINE ON THE BEACH 舞い降りる BREATH OF SHINE 思いだけが地球を一回りして仕事に戻るぜ |
Ouch!!ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 新藤晴一 | | 女心わからない 男が多すぎよ フヤケたその心を叩き直せ 毎晩毎夜大変ね 仕事の他にもお付き合い お酒はほどほどにしといてね だけどアンタこのご時世 21世紀にもなって 連絡ひとつもよこせないのなんで!? 女心は時に情け無用なのよ アンタの事情なんて関係ないわ 信じてるし男の甲斐性もわかっている だけどいつも心にアタシが居て!! 複雑怪奇な迷宮 Woman's heart 未来永劫のテーマだ Woman's heart 夢を大いに語るのは素敵なことだと思うわよ ロマンは男に必要ね だけどアンタが見てるのは今日じゃなく明後日ばっかなの まさに”ローマは一日にしてならず” 女心は常に現実的なのよ 健気な幸せが大切なの 上を向いて歩いて足をすくわれるより 石橋でも叩いてゆっくり進め!! 筋金入りの正論だ no objection 手のひらの上で結局 Rollin' stone 女心ひとしお 魅かれ続けるのよ 母性の賜物ね Baby love to you 女心ひとひら しおらしいものなのよ だからアンタ背中で 漢(おとこ)見せて!! |
プッシュプレイポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 狂喜する声が満ち溢れていた 立ち向かうように髪を振り乱し 「その拳突き上げろ」と唄う あのロッカー まだ闘ってっかな? 両手にもポケットにもバッグにさえ 荷物が溢れ動けなくなってる くだらないものだってあるんだけど それがどれかも思い出せない 僕を突き動かし導いた あの魂の叫び 今聞きたい ひと掴みの怒りを分け合う スタジアムは熱に冒される 皆拳を突き上げて唄う あのショーは 何を残したかな? かつてロックが発明された時代 混沌とした世界が敵で 勝負の見えてきた現代は 立ちはだかる壁も探せない 耳を塞いでる奴らにまで 聞こえるように馬鹿でかい音で 「その拳突き上げろ」と唄う あのロッカー まだ闘ってっかな? 古いライブビデオ 放り込み 始まりのボタンを押してくれ OK もう一度血をたぎらせて 気持ちのギア オーヴァードライヴする この拳を突き上げて唄う どっかには 届くかもしれない |
黄昏ロマンスポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 君の前では何故こうも ただの男になるんだろうね 優しいウソも繕えず言葉になる 足りないなら問いつめてよ いらないなら捨ててよ もとから見当違いなら承知さ はしゃぎすぎた季節から黄昏に変わってゆく 僕は上手に乗れてはいないけれど 何一つ終ってやしないのに まだ生きるとして 僕らには始まりや始まってないものばかりさ ねぇ気付いてる? いつの日か年老いて終わりを感じながら 公園のベンチで思い返してみる 君にとっての幸せがいったいどこにあったのか ひとつくらいは増やせてあげられたかな 君のすべてわかってあげたい ひとつも残さず いつの日か君が話す全部に頷けるようにね そっと Close to your life 何一つ終ってやしないのに まだ生きるとして 僕らには始まりや始まってないものばかりさ ねぇ気付いてる? |
Human Beingポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 岡野昭仁 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 私を紹介します 霊長類ヒト科に属しています 知能は高く生態系の頂点に居ます この世に生まれてきました 真白で穢れなくみんなとうまく 暮らせていました 私は人間です 言葉も上手く操れています 心通う全てのものを「友」と呼びましょう 掲げるのはヒューマニズム Ah 愛のエデンヘ行こう 愛する人が出来ました この世は危険で一杯です その人を守る事が全てです 私達、基準です こちら都合良くやらせてもらいます 邪魔なものはすぐに側から離れて下さい 私達、中心です 言っている事が分からないなら 強権を振るいます 害とみなして消してしまいましょう 私を紹介します 霊長類ヒト科に属しています 知能は高く生態系の頂点に居ます 私は人間です 気付くのが少し遅いようです 全て壊していつか私も消えてしまうでしょう |
まほろば○△ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | まほろばのピンヒール 直接な口づけがcock-a-hoop 今宵生まれては今宵消え行くままの恋じゃない だから見せつけて 透明の向こう側のシャワーシーン 大都会午前25時 帰れない 帰しはしないから もっと裸でタブーを泳ごう 知らない君の奥深くを 体でわかりあいましょう 声にならない声が今 何よりもおしゃべり 広いベッドの下で君は飛ぶと叫んだ後 のけぞり僕の上で どこまでも淫ら落ちるという 所詮知らない名前を呼ぶこともできはしない 大夜会 未明の渋谷 風のないこの坂の上 なぜに体と気持ちを競わす?そういう自虐的な趣味なの? 無理に演じたりするから 「君は強い女」だからってふられたりしたでしょう? もっと裸でタブーを泳ごう 知らない君の奥深くを 体でわかりあいましょう 声にならない声が今 何よりもおしゃべり まほろばの光を見て 焦がれる悲しき性よ 爆ぜては元の他人へと 恋にならない恋が今 夜のしじまに消ゆ |
蝙蝠ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 綺麗な色も何度か 重ねていけばいつか 哀しい黒色になる 諦めたように あなたの瞳はつまり そういう類のもので 誰をも寄せ付けないで 記憶を隠していた 細い雨が ただあなたへと 降り続くなら 洗い流せればねぇ… 忘れた昨日も 許せない今日も 明日も未来も いらないなんて 完全な白の脆さを知って 完全な黒の深さ知って 動けないでいる 人はいつも涙で 不実な色を落すよ それは風が雨雲を 振り払うように なのに雨は またあなたへと とめどなく 突き刺さっていく 忘れた昨日も 許せない今日も 明日も未来も 何もかもを 一つも残さず 受け止めてあげたい 黒ならば黒で愛そう 触れてもいいかな? 僕らは今更 白い鳥じゃない 身を寄せ合う蝙蝠でいい 密やかに空を じゃれあい泳ぐ 誰をも寄せ付けないままに 感じていたい |
くちびるにうたポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 薄い氷が はりつめた闇を 爪先で歩くから 凍えて 眠れないよ 閉じた傷あと 淡い桃色は 悲しいほど綺麗 いつかは消えるのかなぁ 星の降る夜空など とうに絶滅した 僕らはせめて願いをかけて くちびるにうたを灯そう 優しいうた 愛のうた 世界中のメロディで 心を抱いてあげましょう やわらかな言の葉の花束をそっと添えて くちびるのうたを繋ごう キスの様に 恋の様に ララ吐息のブレス ひとときだけの流星 覚えてはいられない夢の中のハーモニー 街のどこかで 猫がささやく まだ見ぬ明日について ヒソヒソ うわさ話 長い夜が明ける |
デッサン#3ポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 君の困った顔など 見たくはないから さよならしてあげる 理由を話すかわりの 溜息ほど 尚更辛い この狭い部屋に遥か遠い君がいて 悲しみは いつだって女だけに降りそそぐ もう いいでしょ 出ていって ドアを閉めて もう 君なしの私を始めたい その瞬間から 日々のささいな事にも いくつもの分かれ道があって 大樹のような迷路で 折れた枝に辿り着いた 行き交う人は どこかひとつ見つめている 会いたくて 急ぎ足 恋人が待つのでしょう あぁ 馬鹿みたい いつまでも何を願う? あぁ 君なしの私を始めたのに うまくいかないや もう いいでしょ これ以上 苦しまない もう 悲しみよ さよなら おだやかな春の途中 |
TVスターポルノグラフィティ | ポルノグラフィティ | 新藤晴一 | 新藤晴一 | ak.homma・ポルノグラフィティ | 気楽なトーク 豪華に揃う 華やかなゲスト 掴み狙う みんな笑う TVスター屋さん アピールは大切 歌も聞いてよ 切り取られた歌を なんだ?アーティストって 哀しきTVスター? 身を切って創って それまで グラム売りをするようなもんか… バストアップ 電波にのる 届け君まで 見て見て僕を 見ないで僕を 目深(まぶか)にキャップ 君だけのための歌は今 CDショップに並んでる 一人部屋で書いた 白い紙に書いた 言葉が街に舞い散る 気付いてくれるといいな 満たされてはいけない 満たされるために僕は歌うのに 夜にサングラス 愛しきTVスター? しがないバンドマンのクセに 気取るのも大変だよね やがて僕ら去って そしてファンも去って また時代が過ぎようが かわらず音楽はあるだろう |