大谷能生作曲の歌詞一覧リスト 4曲中 1-4曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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乱暴と待機相対性理論と大谷能生 | 相対性理論と大谷能生 | ティカ・α | 大谷能生 | 大谷能生 | いつでもどこでも誰でもいいの ふたつにひとつは当たりくじなの リズムのない甘い甘い恋にご用心 これよりあれよりそれが欲しいの グーチョキパーならあいこで終わりでしょ あげる 君にあげる それはナイショ ナイショのつぼみ 恋の旅人 男の子 男の子 愛の待ち人 女の子 女の子 ホノルルあたりで二人はすれ違う いつかはどこかで誰かになるの ふたりでひとりのわたしに会いたい あげる 全部あげる それはナイショ ナイショのみのり 恋の旅人 男の子 男の子 愛の待ち人 女の子 女の子 ブラジルあたりで二人は別れるの |
ハートマーク/心臓松永天馬 | 松永天馬 | 松永天馬 | 大谷能生 | しろいしろいしろいしろい 僕の 心臓 吐き出した ドロリとした、自意識のなれの果てみたいな涙 慰 届かなかった手紙みたいに クシャクシャ丸めて捨ててしまった ティッシュの中には天使が宿り 並行宇宙まで飛び上がって 君を妊娠させているんだな しろいしろいしろいしろい 君の裸 想像しながら 心臓撫でる虚しい上下運動は いつか鼓動と重なって 並行宇宙の只中で 君から産まれてみたいと願って 祈って さわって ふるえて 教会のような、宇宙船のような、君のなかに入ることが出来たら 僕と君は曖昧になって、 聴こえるかい、心臓の音だって、どちらのものか分からない 僕は過去形で未来を伝えたい現在の子どもになって ハートマークの染みを 君につけたかった 決して生まれることのなかった 子どもになって かつて生まれることのなかった 言葉になって | |
キスマーク/唇松永天馬 | 松永天馬 | 松永天馬 | 大谷能生 | あかいあかいあかいあかい 君の唇からこぼれる ドライマティーニのしずく雨のしずくかしずく 傘をさすように人差し指差し入れたい そんな気持ちわかるかい あかいあかいあかいあかい 僕の指先からこぼれる インクスティックのしずく血のしずくなかんずく 紅をさすように君に塗りたい君の口紅になりたい 僕の 人差し指 君の濡れた唇をなぞり、出し入れする指、舌に爪を立てる指、 涎まみれになる指、歯茎の裏にさよならと書く指、言葉のかけら探す 指、指、指、指で、S,H,I,T… 呼吸は世界とキスすることだが 言葉はキスを中断させるだろう 声を放つためには重なった唇を離さねばならず 話すためには口火を切らなければならない キスは詩に似ているが セックスは小説に似ているが 決してイコールではない ペンがペニスに似ていて 指先に似ていて しかしイコールでないのと同じように シャルル・ド・ゴール空港いつまでも上陸できないボーイング機のようさ 君の唇かき混ぜる僕の指は君の声を探し続けるが 君は声にならない声で一呼吸嗚咽を漏らし 飲みこんだ言葉は涙になって瞳からこぼれた コートダジュール空港いつまでも着陸できないバルビツール齧る僕の指は グラスに浮かんだ氷の上に墜落して コンクリートとアスファルトと泥水と一滴の血を シェイクしてガラスのかけらを添えた カクテルくるくるくるくるくるくるくるくる 掻き回す 「都会」ってカクテルだ いけてるだろう? ナプキンに拭き取られた君のキスマーク 歌にならない歌で歌ってる | |
T字架松永天馬 | 松永天馬 | 松永天馬 | 大谷能生 | 僕は 僕を 背負って歩いている 君の背骨の細い路地を 綱渡りのように一歩いっぽ踏みしめながら 僕は 僕を 背負って歩いている 君の下着のなかへと 息も絶え絶え潜りこむ 血を流しながら 汗を流しながら 涙を流しながら 口に溜まったインクを吐き散らしながら それが 言葉だってことも知らずに それが 祈りって呼ばれることも分からずに 僕は 君に 辿り着いた 君の丘の上に 僕は 僕を 突き立てる 固くなった僕を 突き立てる 月面に降り立った宇宙飛行士のように 僕の旗を 垂直に 地面へと 突き刺す 痛い 痛い 痛いのは 僕だろうか 君だろうか それとも あいつだろうか 固くなった 僕は あいつみたいだ あいつは 君を苦しめる あいつの見ている前で 僕は君に鞭うたれた 一、二、三十九回も鞭うたれて 茨の冠かぶせられて 僕は僕(シモベ)と書かれた看板を 首からかけられて 両手に杭打たれて あいつに磔られた 僕はいつか 僕であることをあきらめて あいつから放たれた 無数の光が 地面に降り注ぎ 君の夜を 白く汚した 真っかっかな夜だった 世界が生まれた夜だった どうか三日後に 僕が君になりますように 僕があいつで なくなりますように すべて消えて なくなりますように 生欲が | |
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