不知火情歌女のこころは 海に似て 恋しさ憎さ 寄せ返す 不知火は もえる不知火は 胸の炎よ 誘い火よ 逢いに 逢いに来なけりゃ 忘れると あなた 呼びます 不知火情歌 男のこころは 空に似て 寂しさばかり 果てしない 不知火を もえる不知火を 風の吐息が もてあそぶ 「ずるい ずるい男」と 言いながら あなた 恋しい 不知火情歌 男と女は 空と海 闇夜にかくれ 抱(いだ)き合う 不知火は もえる不知火は 恋の炎よ 情け火よ 抱いて 抱いてください 夜明けまで あなた 揺らめく 不知火情歌 | 瀬口侑希 | 田久保真見 | 弦哲也 | 石倉重信 | 女のこころは 海に似て 恋しさ憎さ 寄せ返す 不知火は もえる不知火は 胸の炎よ 誘い火よ 逢いに 逢いに来なけりゃ 忘れると あなた 呼びます 不知火情歌 男のこころは 空に似て 寂しさばかり 果てしない 不知火を もえる不知火を 風の吐息が もてあそぶ 「ずるい ずるい男」と 言いながら あなた 恋しい 不知火情歌 男と女は 空と海 闇夜にかくれ 抱(いだ)き合う 不知火は もえる不知火は 恋の炎よ 情け火よ 抱いて 抱いてください 夜明けまで あなた 揺らめく 不知火情歌 |
春雷恋の焔(ほのお)が あかあかと もつれて 燃える 外は稲妻 抱かれて すがる夢情け 悔やみはしない 戻れない 罪を承知の ひと夜に 身を焦がす 行かないで 傍(そば)にいて この手離さない ため息を かき消して 鳴りひびく 春雷よ 青い迷い火 めらめらと 闇夜に 燃えて 爪の先まで あなたの 色で染まります 波打つ肌は 騙せない そうよ確かな 絆が 欲しいのよ 行かないで 傍にいて この手離さない 寝顔見て 愛しさが また募る 春雷よ 悔やみはしない 戻れない 罪をしかるか 弥生の 走り雨 行かないで 傍にいて この手離さない 明日(あした)への 希望(のぞみ)の灯(ひ) 消さないで 春雷よ | 瀬口侑希 | 小野塚清一 | 桧原さとし | 竹内弘一 | 恋の焔(ほのお)が あかあかと もつれて 燃える 外は稲妻 抱かれて すがる夢情け 悔やみはしない 戻れない 罪を承知の ひと夜に 身を焦がす 行かないで 傍(そば)にいて この手離さない ため息を かき消して 鳴りひびく 春雷よ 青い迷い火 めらめらと 闇夜に 燃えて 爪の先まで あなたの 色で染まります 波打つ肌は 騙せない そうよ確かな 絆が 欲しいのよ 行かないで 傍にいて この手離さない 寝顔見て 愛しさが また募る 春雷よ 悔やみはしない 戻れない 罪をしかるか 弥生の 走り雨 行かないで 傍にいて この手離さない 明日(あした)への 希望(のぞみ)の灯(ひ) 消さないで 春雷よ |
幸せになってねからだに充分 注意をするのよ お酒もちょっぴり ひかえめにして あなたは男でしょう 強く生きなきゃだめなの わたしのことなど 心配しないで 幸せになってね わたし祈ってます あなたはちっとも 悪くはないのよ 女のわたしが わがままでした あなたのそばにいて 何もしてあげられずに サヨナラするのは 哀しいものよ 幸せになってね わたし祈ってます 時間が必ず 解決するのよ どんなに苦しい 出来事だって あなたはわたしより もっといい人見つけて いいわね お願い 泣いちゃ可笑しいわ 幸せになってね わたし祈ってます | 瀬口侑希 | 中川博之 | 中川博之 | 竜崎孝路 | からだに充分 注意をするのよ お酒もちょっぴり ひかえめにして あなたは男でしょう 強く生きなきゃだめなの わたしのことなど 心配しないで 幸せになってね わたし祈ってます あなたはちっとも 悪くはないのよ 女のわたしが わがままでした あなたのそばにいて 何もしてあげられずに サヨナラするのは 哀しいものよ 幸せになってね わたし祈ってます 時間が必ず 解決するのよ どんなに苦しい 出来事だって あなたはわたしより もっといい人見つけて いいわね お願い 泣いちゃ可笑しいわ 幸せになってね わたし祈ってます |
幸せに遠い岬海鳴りに 山背の風音(かざおと)交じっています 漁火を 見つめる心が凍えています 海にこの身を 沈めたら 愛の傷あと 消えますか ああ さいはての宿は 幸せに一番遠い 岬のはずれです 誰かしら 昔の恋唄うたっています 同じよに 理由(わけ)ある女が泊っています 酔って愚痴など 言い合えば 痛み半分 取れますか ああ さいはての宿は 幸せに一番遠い 岬のはずれです 眠れずに 海辺で夜明けを迎えています 砂山に 貴方の想い出埋めています 過去を波涛(しぶき)で 洗ったら 明日の航路(ゆくえ)が 見えますか ああ さいはての宿は 幸せに一番遠い 岬のはずれです | 瀬口侑希 | 木下龍太郎 | 大谷明裕 | 南郷達也 | 海鳴りに 山背の風音(かざおと)交じっています 漁火を 見つめる心が凍えています 海にこの身を 沈めたら 愛の傷あと 消えますか ああ さいはての宿は 幸せに一番遠い 岬のはずれです 誰かしら 昔の恋唄うたっています 同じよに 理由(わけ)ある女が泊っています 酔って愚痴など 言い合えば 痛み半分 取れますか ああ さいはての宿は 幸せに一番遠い 岬のはずれです 眠れずに 海辺で夜明けを迎えています 砂山に 貴方の想い出埋めています 過去を波涛(しぶき)で 洗ったら 明日の航路(ゆくえ)が 見えますか ああ さいはての宿は 幸せに一番遠い 岬のはずれです |
さらばシベリア鉄道哀しみの裏側に何があるの? 涙さえも凍りつく白い氷原 誰でも心に冬を かくしてると言うけど あなた以上冷ややかな人はいない 君の手紙読み終えて切手を見た スタンプにはロシア語の小さな文字 独りで決めた別れを 責める言葉探して 不意に北の空を追う 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ…いつまでも待っていると この線路の向こうには何があるの? 雪に迷うトナカイの哀しい瞳 答えを出さない人に 連いてゆくのに疲れて 行き先さえ無い明日に飛び乗ったの ぼくは照れて愛という言葉が言えず 君は近視まなざしを読みとれない 疑うことを覚えて 人は生きてゆくなら 不意に愛の意味を知る 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ…いつまでも待っていると 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ…いつまでも待っていると | 瀬口侑希 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 西村真吾 | 哀しみの裏側に何があるの? 涙さえも凍りつく白い氷原 誰でも心に冬を かくしてると言うけど あなた以上冷ややかな人はいない 君の手紙読み終えて切手を見た スタンプにはロシア語の小さな文字 独りで決めた別れを 責める言葉探して 不意に北の空を追う 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ…いつまでも待っていると この線路の向こうには何があるの? 雪に迷うトナカイの哀しい瞳 答えを出さない人に 連いてゆくのに疲れて 行き先さえ無い明日に飛び乗ったの ぼくは照れて愛という言葉が言えず 君は近視まなざしを読みとれない 疑うことを覚えて 人は生きてゆくなら 不意に愛の意味を知る 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ…いつまでも待っていると 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ…いつまでも待っていると |
さよならのエアポート今夜私は 旅に出る 最終便で ひとりきり 出発ロビーの アナウンス 遠い異国の 名を告げる 愛しあっても 同じ未来描けない そんな恋も あるから… 搭乗ゲートを くぐったら あなたの胸には 戻れない さよならのエアポート 愛しさふりきって 星空へ飛び立つ 別れの翼 ふたり暮らした あの街が 星屑みたいに 遠ざかる 青く輝く 滑走路 そっと見下ろす 窓の外 銀の翼 夜の海を越えたなら すべて過去に なるのね 地球のどこでも いいのです 私は私を 歩くから さよならのエアポート せつなさ抱きしめて 昨日から旅立つ 別れの翼 明日の見えない この恋を 断ち切るための 夜間飛行(ミッドナイトフライト) さよならのエアポート 涙を道づれに あなたから飛び立つ 別れの翼 | 瀬口侑希 | 冬弓ちひろ | 大谷明裕 | 竹内弘一 | 今夜私は 旅に出る 最終便で ひとりきり 出発ロビーの アナウンス 遠い異国の 名を告げる 愛しあっても 同じ未来描けない そんな恋も あるから… 搭乗ゲートを くぐったら あなたの胸には 戻れない さよならのエアポート 愛しさふりきって 星空へ飛び立つ 別れの翼 ふたり暮らした あの街が 星屑みたいに 遠ざかる 青く輝く 滑走路 そっと見下ろす 窓の外 銀の翼 夜の海を越えたなら すべて過去に なるのね 地球のどこでも いいのです 私は私を 歩くから さよならのエアポート せつなさ抱きしめて 昨日から旅立つ 別れの翼 明日の見えない この恋を 断ち切るための 夜間飛行(ミッドナイトフライト) さよならのエアポート 涙を道づれに あなたから飛び立つ 別れの翼 |
淋代海岸涙こらえた 私のように 今にも雪が 降り出しそうな 淋代(さびしろ)海岸 歩いています はるか聞こえる 海鳴りに あなたの声が 混じります 夢を見ました 短い夢を ふたりの暮らし 幸せだった 淋代海岸 木枯らし鳴いて 枯木くわえた 鳥でさえ 故郷(ふるさと)めざし 還(かえ)るのに 燃えたこころと 身体(からだ)の炎 静かに消せる はずなどないと 淋代海岸 淋しすぎます ふわり風花(かざはな) 肩に舞い ひとりの冬を 教えます | 瀬口侑希 | 喜多條忠 | 大谷明裕 | 蔦将包 | 涙こらえた 私のように 今にも雪が 降り出しそうな 淋代(さびしろ)海岸 歩いています はるか聞こえる 海鳴りに あなたの声が 混じります 夢を見ました 短い夢を ふたりの暮らし 幸せだった 淋代海岸 木枯らし鳴いて 枯木くわえた 鳥でさえ 故郷(ふるさと)めざし 還(かえ)るのに 燃えたこころと 身体(からだ)の炎 静かに消せる はずなどないと 淋代海岸 淋しすぎます ふわり風花(かざはな) 肩に舞い ひとりの冬を 教えます |
佐渡の浜百合朱鷺(とき)が舞う 夕空を 朱鷺色に 染めて舞う 両津(りょうつ)の港のおけさ丸 あの人いるかと 駆けてきた わたし浜百合 風に 風にふるえてる 待ちわびて ただひとり 姫崎(ひめさき)の 灯台よ 夢で逢えても この身体 ぬくもり欲しいと せがみます わたし浜百合 夜に 夜にしのび泣く 寄り添って 夫婦岩(めおといわ) 赤々と 陽が沈む 忘れられても 忘れない 日毎にやせては 欠ける月 わたし浜百合 風に 風にふるえてる | 瀬口侑希 | 高畠じゅん子 | 大谷明裕 | 竹内弘一 | 朱鷺(とき)が舞う 夕空を 朱鷺色に 染めて舞う 両津(りょうつ)の港のおけさ丸 あの人いるかと 駆けてきた わたし浜百合 風に 風にふるえてる 待ちわびて ただひとり 姫崎(ひめさき)の 灯台よ 夢で逢えても この身体 ぬくもり欲しいと せがみます わたし浜百合 夜に 夜にしのび泣く 寄り添って 夫婦岩(めおといわ) 赤々と 陽が沈む 忘れられても 忘れない 日毎にやせては 欠ける月 わたし浜百合 風に 風にふるえてる |
さだめの海背伸びしたって 見えぬ明日(あす) ふたりの暦(こよみ)は 捲(めく)れない 宿命(さだめ)と云う名の あなたの海に 心もからだも 投げ出したのは 霧に霞んだ 夜でした 幸せそれとも 不幸せ どうして世間が 決めるのか 宿命(さだめ)と云う名の あなたの海で 燃えてもだえて 溺れるほどに 思慕(おもい)なおさら 深くなる 離れられない 離れない この世で添えない ふたりなら 宿命(さだめ)と云う名の あなたの海を 小舟に揺られて 抗(あらが)いながら たどり着きたい 次の世へ | 瀬口侑希 | 本橋夏蘭 | 蔦将包 | 竹内弘一 | 背伸びしたって 見えぬ明日(あす) ふたりの暦(こよみ)は 捲(めく)れない 宿命(さだめ)と云う名の あなたの海に 心もからだも 投げ出したのは 霧に霞んだ 夜でした 幸せそれとも 不幸せ どうして世間が 決めるのか 宿命(さだめ)と云う名の あなたの海で 燃えてもだえて 溺れるほどに 思慕(おもい)なおさら 深くなる 離れられない 離れない この世で添えない ふたりなら 宿命(さだめ)と云う名の あなたの海を 小舟に揺られて 抗(あらが)いながら たどり着きたい 次の世へ |
告白今夜だけは 帰らないで 指をからめてみるけど 愛の後の 甘い言葉 気まぐれと 笑われるの あなたなんか 遊びだって 軽い気持ちでいたのに 腕の中で 瞳とじて なぜかしら 震えてるわ あなたのすべて 欲しいけれど 打ち明けたなら 壊れるでしょう そうよ大人の恋のはずが 心に 嘘はつけない… 今夜だけは 帰らないで このまま夢を見させて そして一人 酔ってみるの あなた残した お酒で 扉閉めて 帰る背中 ため息で 追いかけたい こんな夜を 重ねながら 胸に隠した告白 〈恋〉じゃなくて〈暮らし〉だから その女(ひと)が 大事なのね あなたのすべて 欲しいけれど 打ち明けたなら 壊れるでしょう そうよ覚悟の恋のはずが せつなく 今は苦しい… だから一人 酔っているの このまま夢で泣かせて あなたのすべて 欲しいけれど 打ち明けたなら 壊れるでしょう そうよ秘密の恋のはずが 涙で 何を願うの… 他になにも 欲しくないの このまま夢を見させて | 瀬口侑希 | 朝倉翔 | 大谷明裕 | 竹内弘一 | 今夜だけは 帰らないで 指をからめてみるけど 愛の後の 甘い言葉 気まぐれと 笑われるの あなたなんか 遊びだって 軽い気持ちでいたのに 腕の中で 瞳とじて なぜかしら 震えてるわ あなたのすべて 欲しいけれど 打ち明けたなら 壊れるでしょう そうよ大人の恋のはずが 心に 嘘はつけない… 今夜だけは 帰らないで このまま夢を見させて そして一人 酔ってみるの あなた残した お酒で 扉閉めて 帰る背中 ため息で 追いかけたい こんな夜を 重ねながら 胸に隠した告白 〈恋〉じゃなくて〈暮らし〉だから その女(ひと)が 大事なのね あなたのすべて 欲しいけれど 打ち明けたなら 壊れるでしょう そうよ覚悟の恋のはずが せつなく 今は苦しい… だから一人 酔っているの このまま夢で泣かせて あなたのすべて 欲しいけれど 打ち明けたなら 壊れるでしょう そうよ秘密の恋のはずが 涙で 何を願うの… 他になにも 欲しくないの このまま夢を見させて |
恋の舟噂の風に 逆らいながら ひとり漕ぎ出す 女の小舟 好きだから 好きだから 儚い恋だけど 港しぐれが 降る夜は 枕濡れます あぁ 逢いたくて… 波間にそっと 名前を呼べば 灯影(ほかげ)ほのかに 寄りそう小舟 夢でした 夢でした 叶わぬ夢だけど 逢えば別れが くるものを 淡い残り香 あぁ いとしくて… 運命(さだめ)の波に 流されようと ついて行きたい 女の小舟 好きだから 好きだから 儚い恋だけど 霧笛ひと声 鳴く夜は ひとり手酌が あぁ せつなくて… | 瀬口侑希 | 菅麻貴子 | 水森英夫 | 石倉重信 | 噂の風に 逆らいながら ひとり漕ぎ出す 女の小舟 好きだから 好きだから 儚い恋だけど 港しぐれが 降る夜は 枕濡れます あぁ 逢いたくて… 波間にそっと 名前を呼べば 灯影(ほかげ)ほのかに 寄りそう小舟 夢でした 夢でした 叶わぬ夢だけど 逢えば別れが くるものを 淡い残り香 あぁ いとしくて… 運命(さだめ)の波に 流されようと ついて行きたい 女の小舟 好きだから 好きだから 儚い恋だけど 霧笛ひと声 鳴く夜は ひとり手酌が あぁ せつなくて… |
恋の花あなたの指に もてあそばれて いちずに歌う ピアノのように やさしくされるほど 愛を女は 信じてしまう 罪な花でも 花は花 わたし、夜咲く 酔芙蓉 哀しみ ホロリ ホロホロリ 朝が来るまで 酔わせてネ あなたに出会い 愛することが 二人にとって 運命なんて あまりに出来すぎた 恋のシナリオ 三流シネマ 罪な花でも 花は花 わたし、夜咲く 酔芙蓉 嘘つき ホロリ ホロホロリ 夢のつづきを みています あなたと吐息 かさねることが 誰か不幸に するならいっそ このまま 息を止め 二人別れて しまいましょうか 罪な花でも 花は花 わたし、夜咲く 酔芙蓉 あなたに ホロリ ホロホロリ 朝が来るまで 酔わせてネ | 瀬口侑希 | たかたかし | 幸耕平 | 竜崎孝路 | あなたの指に もてあそばれて いちずに歌う ピアノのように やさしくされるほど 愛を女は 信じてしまう 罪な花でも 花は花 わたし、夜咲く 酔芙蓉 哀しみ ホロリ ホロホロリ 朝が来るまで 酔わせてネ あなたに出会い 愛することが 二人にとって 運命なんて あまりに出来すぎた 恋のシナリオ 三流シネマ 罪な花でも 花は花 わたし、夜咲く 酔芙蓉 嘘つき ホロリ ホロホロリ 夢のつづきを みています あなたと吐息 かさねることが 誰か不幸に するならいっそ このまま 息を止め 二人別れて しまいましょうか 罪な花でも 花は花 わたし、夜咲く 酔芙蓉 あなたに ホロリ ホロホロリ 朝が来るまで 酔わせてネ |
紅の酒今夜で最後と 言うのなら どうか酔わせて くださいな 惚れた男と のむ酒は あつい吐息が あつい吐息が はらはらはらと 舞い落ちて 夢を染めます 紅の酒 傷痕ひとつも 残せない そんな優しさ 欲しくない 惚れたあなたの 腕の中 夢のかけらを 夢のかけらを くらくらくらと 飲み干して 涙 酔わせる 紅の酒 きりりと真っ赤に 引いた紅 どうぞ落として くださいな 惚れて女は 花になる どうせ散るなら どうせ散るなら はらはらはらと 泣き濡れて 夢に 散りたい 紅の酒 | 瀬口侑希 | 田久保真見 | 徳久広司 | 石倉重信 | 今夜で最後と 言うのなら どうか酔わせて くださいな 惚れた男と のむ酒は あつい吐息が あつい吐息が はらはらはらと 舞い落ちて 夢を染めます 紅の酒 傷痕ひとつも 残せない そんな優しさ 欲しくない 惚れたあなたの 腕の中 夢のかけらを 夢のかけらを くらくらくらと 飲み干して 涙 酔わせる 紅の酒 きりりと真っ赤に 引いた紅 どうぞ落として くださいな 惚れて女は 花になる どうせ散るなら どうせ散るなら はらはらはらと 泣き濡れて 夢に 散りたい 紅の酒 |
霧にむせぶ夜涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺(おれ)なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 逢(あ)いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君より激しい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 分ってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君より淋しい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 | 瀬口侑希 | 丹古晴己 | 鈴木淳 | 竜崎孝路 | 涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺(おれ)なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 逢(あ)いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君より激しい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 分ってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君より淋しい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 |
北の慕情北のさびれた 港宿 遠く漁火 ゆれてる お酒並べて 泣いてます 二度ともどらぬ 時間に あなたのやさしい 胸に抱かれ愛された 熱い女のよろこびは 夏の日の 恋の蜃気楼 ひとり海鳴り きいている 岬近くの 荒磯(ありそ)で 寒いこころが 呼んでます あなたさがして 来たけど とどかぬ夢なら この身投げて死にたいわ あなたひとりに駆けた恋 さよならは とても言えないわ 今日も誰かが 冬の海 つらい涙を 捨てに来る だけどわたしに 神様が いたらあなたに 逢わせて あなたのやさしい 胸に抱かれ愛された 寄せては返す想い出を 抱きしめる 愛しています 愛しています | 瀬口侑希 | たかたかし | 幸耕平 | 竜崎孝路 | 北のさびれた 港宿 遠く漁火 ゆれてる お酒並べて 泣いてます 二度ともどらぬ 時間に あなたのやさしい 胸に抱かれ愛された 熱い女のよろこびは 夏の日の 恋の蜃気楼 ひとり海鳴り きいている 岬近くの 荒磯(ありそ)で 寒いこころが 呼んでます あなたさがして 来たけど とどかぬ夢なら この身投げて死にたいわ あなたひとりに駆けた恋 さよならは とても言えないわ 今日も誰かが 冬の海 つらい涙を 捨てに来る だけどわたしに 神様が いたらあなたに 逢わせて あなたのやさしい 胸に抱かれ愛された 寄せては返す想い出を 抱きしめる 愛しています 愛しています |
ガラスの雪許してください 旅立つわたし 命のかぎりに つくしたけれど 夜汽車に揺られて 灯りは遠く 窓打つみぞれは 雪になる 恋はガラスの雪 凍えて砕け散る 恋は 恋は ガラスの雪 乱れた文字です 最後の手紙 女の祈りが 届くでしょうか かもめも飛ばない 港に着いて 「あなた」と叫べば 雪になる 恋は ガラスの雪 心に突き刺さる 恋は 恋は ガラスの雪 恋は ガラスの雪 はかなく砕け散る 恋は 恋は ガラスの雪 | 瀬口侑希 | 石原信一 | 櫻田誠一 | 竜崎孝路 | 許してください 旅立つわたし 命のかぎりに つくしたけれど 夜汽車に揺られて 灯りは遠く 窓打つみぞれは 雪になる 恋はガラスの雪 凍えて砕け散る 恋は 恋は ガラスの雪 乱れた文字です 最後の手紙 女の祈りが 届くでしょうか かもめも飛ばない 港に着いて 「あなた」と叫べば 雪になる 恋は ガラスの雪 心に突き刺さる 恋は 恋は ガラスの雪 恋は ガラスの雪 はかなく砕け散る 恋は 恋は ガラスの雪 |
片恋しぐれ小雨つま弾く 人恋(ひとこい)うたは なんで哀しい 別れうた 女ごころに 降る雨が 通り雨なら いいものを もう一度逢いたい 片恋しぐれ ひとり重ねる 手酌のお酒 肩も落ちます 夜更けごろ 酔って忘れる はずなのに 酔えばなおさら 恋しくて もう一度抱いてよ 片恋しぐれ 白いのれんの 向こうにゆれる どこか空似の 影法師 今度こそはと 決めたのに あとも追えずに みれん酒 もう一度逢いたい 片恋しぐれ | 瀬口侑希 | 坂口照幸 | 筑紫竜平 | 南郷達也 | 小雨つま弾く 人恋(ひとこい)うたは なんで哀しい 別れうた 女ごころに 降る雨が 通り雨なら いいものを もう一度逢いたい 片恋しぐれ ひとり重ねる 手酌のお酒 肩も落ちます 夜更けごろ 酔って忘れる はずなのに 酔えばなおさら 恋しくて もう一度抱いてよ 片恋しぐれ 白いのれんの 向こうにゆれる どこか空似の 影法師 今度こそはと 決めたのに あとも追えずに みれん酒 もう一度逢いたい 片恋しぐれ |
風の盆恋歌蚊帳の中から 花を見る 咲いてはかない 酔芙蓉 若い日の 美しい 私を抱いて ほしかった しのび逢う恋 風の盆 私あなたの 腕の中 跳ねてはじけて 鮎になる この命 ほしいなら いつでも死んで みせますわ 夜に泣いてる 三味の音 生きて添えない 二人なら 旅に出ましょう 幻の 遅すぎた 恋だから 命をかけて くつがえす おわら恋唄 道連れに | 瀬口侑希 | なかにし礼 | 三木たかし | 若草恵 | 蚊帳の中から 花を見る 咲いてはかない 酔芙蓉 若い日の 美しい 私を抱いて ほしかった しのび逢う恋 風の盆 私あなたの 腕の中 跳ねてはじけて 鮎になる この命 ほしいなら いつでも死んで みせますわ 夜に泣いてる 三味の音 生きて添えない 二人なら 旅に出ましょう 幻の 遅すぎた 恋だから 命をかけて くつがえす おわら恋唄 道連れに |
海峡わかれ雨別れ 別れ 別れ手紙を 握りしめ ひと汽車遅れ 追って来た 港駅は 雨 雨 雨が降る 指が寒い 肩が寒い 心が寒い どこにいるのよ ああ…恋しい 恋しいあなた 泣いて 泣いて 泣いて手を振る 海峡に あなたの船は 消えてゆく 呼んでみても 雨 雨 雨が消す 死ねとばかりに ほほを叩く 冷たいしぶき 抱いてください ああ…もいちど もいちどあなた 港 夜明け 雨 雨 雨の中 髪が凍る 夢が凍る 命が凍る 一目逢う日を ああ…待ちます 待ちますあなた | 瀬口侑希 | 水木れいじ | 北原じゅん | 馬場良 | 別れ 別れ 別れ手紙を 握りしめ ひと汽車遅れ 追って来た 港駅は 雨 雨 雨が降る 指が寒い 肩が寒い 心が寒い どこにいるのよ ああ…恋しい 恋しいあなた 泣いて 泣いて 泣いて手を振る 海峡に あなたの船は 消えてゆく 呼んでみても 雨 雨 雨が消す 死ねとばかりに ほほを叩く 冷たいしぶき 抱いてください ああ…もいちど もいちどあなた 港 夜明け 雨 雨 雨の中 髪が凍る 夢が凍る 命が凍る 一目逢う日を ああ…待ちます 待ちますあなた |
海峡寝息をたてる あなたの背中 見えない海が 横たわる 波間に浮かぶ わたしは小舟 明日のゆくえ どこですか たとえ幸せ 薄くても 禁じられても 恋は恋 うねる運命(さだめ)の 海峡に 涙だきしめ ああ 舟がゆく 噂に痩せた 指先からめ ふたりの海に 風が吹く 鴎(かもめ)になれば 越えられますか 岬の明かり みえますか めぐり逢うのが 遅くても 燃えるこの胸 恋は恋 うねる運命(さだめ)の 海峡に 夢を揺らして ああ 舟がゆく いいえこの世に 裂かれても 禁じられても 恋は恋 うねる運命(さだめ)の 海峡に 情(なさけ)ひとひら ああ 舟がゆく | 瀬口侑希 | 石原信一 | 桜田誠一 | 竜崎孝路 | 寝息をたてる あなたの背中 見えない海が 横たわる 波間に浮かぶ わたしは小舟 明日のゆくえ どこですか たとえ幸せ 薄くても 禁じられても 恋は恋 うねる運命(さだめ)の 海峡に 涙だきしめ ああ 舟がゆく 噂に痩せた 指先からめ ふたりの海に 風が吹く 鴎(かもめ)になれば 越えられますか 岬の明かり みえますか めぐり逢うのが 遅くても 燃えるこの胸 恋は恋 うねる運命(さだめ)の 海峡に 夢を揺らして ああ 舟がゆく いいえこの世に 裂かれても 禁じられても 恋は恋 うねる運命(さだめ)の 海峡に 情(なさけ)ひとひら ああ 舟がゆく |
女のゆりかご花は咲いても 淋しいものは 人の別れと 春の雨 あなた夕食 済んだろか 風に吹かれて 飲んではないか 今じゃ逢えない 人だけど あなたがゆりかご 私のゆりかご 下り列車の 笛の音(ね)聞けば 部屋を温(ぬく)めて 待っていた 遠い昔の 想い出を 窓に浮かべて 今夜もしのぶ 足をからめて 眠りたい あなたがゆりかご 私のゆりかご 伊豆の稲取 河津のさくら 一度二人で みたかった 愛を探して 生きるのね 人は悲しい 旅人だから 明日(あす)に夢さえ ないけれど あなたがゆりかご 私のゆりかご | 瀬口侑希 | 里村龍一 | 岡千秋 | 南郷達也 | 花は咲いても 淋しいものは 人の別れと 春の雨 あなた夕食 済んだろか 風に吹かれて 飲んではないか 今じゃ逢えない 人だけど あなたがゆりかご 私のゆりかご 下り列車の 笛の音(ね)聞けば 部屋を温(ぬく)めて 待っていた 遠い昔の 想い出を 窓に浮かべて 今夜もしのぶ 足をからめて 眠りたい あなたがゆりかご 私のゆりかご 伊豆の稲取 河津のさくら 一度二人で みたかった 愛を探して 生きるのね 人は悲しい 旅人だから 明日(あす)に夢さえ ないけれど あなたがゆりかご 私のゆりかご |
女が泣いてる港町それじゃアバヨと 口笛吹いて あんたが消えてく 裏通り 見送るもんか 追うもんか どうせ気まぐれ カモメ鳥 灯りを消して 窓辺でひとり 女が泣いてる 港町 別れ霧笛を 遠くに聞けば も一度逢いたい 抱かれたい 見送るもんか 追うもんか わたし未練な 迷い猫 指輪を抜いて 想い出すてて 女が泣いてる 港町 遊び夜風に 頬なでられて 幸せ夢見た だけだもの… 見送るもんか 追うもんか 明日(あす)も港にゃ 船が着く 強がり言って くちびる噛んで 女が泣いてる 港町 | 瀬口侑希 | かず翼 | 蔦将包 | 南郷達也 | それじゃアバヨと 口笛吹いて あんたが消えてく 裏通り 見送るもんか 追うもんか どうせ気まぐれ カモメ鳥 灯りを消して 窓辺でひとり 女が泣いてる 港町 別れ霧笛を 遠くに聞けば も一度逢いたい 抱かれたい 見送るもんか 追うもんか わたし未練な 迷い猫 指輪を抜いて 想い出すてて 女が泣いてる 港町 遊び夜風に 頬なでられて 幸せ夢見た だけだもの… 見送るもんか 追うもんか 明日(あす)も港にゃ 船が着く 強がり言って くちびる噛んで 女が泣いてる 港町 |
音更の雪洗い髪さえ 芯まで凍え 湯冷めするよな 冬の夜 しんしんしんしん 音更の雪 肌があのひと 恋しがる こころ埋もれる ひとり宿 すきま風吹く 真夜中すぎは 布団引き上げ 隠す肩 しんしんしんしん 音更の雪 ひとりぼっちは 死にそうよ おもい抱き寝の 忘れ宿 北の故郷(ふるさと) 寒さがつづき 春になっても 薄氷(うすごおり) しんしんしんしん 音更の雪 恋の終わりに 舞う小雪 梟(ふくろう)淋しい ひとり宿 | 瀬口侑希 | 高田ひろお | 筑紫竜平 | 南郷達也 | 洗い髪さえ 芯まで凍え 湯冷めするよな 冬の夜 しんしんしんしん 音更の雪 肌があのひと 恋しがる こころ埋もれる ひとり宿 すきま風吹く 真夜中すぎは 布団引き上げ 隠す肩 しんしんしんしん 音更の雪 ひとりぼっちは 死にそうよ おもい抱き寝の 忘れ宿 北の故郷(ふるさと) 寒さがつづき 春になっても 薄氷(うすごおり) しんしんしんしん 音更の雪 恋の終わりに 舞う小雪 梟(ふくろう)淋しい ひとり宿 |
おけさ恋歌命までもと 誓った恋を 捨てに来ました 四十九里(しじゅうくり)越えて 小木(おぎ)は夕凪 両津(りょうつ)は荒磯(しぶき) 男ごころの 裏表… 遠く聞こえる おけさの節に みれんあとひく 佐渡の海 涙ひとつぶ 手酌の酒に 落ちて面影 ゆらして消える 夢の昔と あきらめようか 思うそばから 恋しがる… 窓をあければ いさり火ひとつ 燃えてせつない 佐渡の夜 あてはあるのか 寒くはないか 群れにはぐれた 一羽の朱鷺(とき)よ どこか似ている 哀しい運命(さだめ) 明日を探して 風に泣く… はるか岬の 灯台あかり 夢をかえして 佐渡の海 | 瀬口侑希 | 水木れいじ | 岡千秋 | 竹内弘一 | 命までもと 誓った恋を 捨てに来ました 四十九里(しじゅうくり)越えて 小木(おぎ)は夕凪 両津(りょうつ)は荒磯(しぶき) 男ごころの 裏表… 遠く聞こえる おけさの節に みれんあとひく 佐渡の海 涙ひとつぶ 手酌の酒に 落ちて面影 ゆらして消える 夢の昔と あきらめようか 思うそばから 恋しがる… 窓をあければ いさり火ひとつ 燃えてせつない 佐渡の夜 あてはあるのか 寒くはないか 群れにはぐれた 一羽の朱鷺(とき)よ どこか似ている 哀しい運命(さだめ) 明日を探して 風に泣く… はるか岬の 灯台あかり 夢をかえして 佐渡の海 |
運命の悪戯香水の封を 切ったように 胸にあふれる 愛おしさ 指輪もピアスも すべて外すわ あなたの愛だけ 身にまとう ねえ 受け止めて その胸に ため息も涙も からだごと 運命の 悪戯…なのね いいのこのまま 堕ちて行けたら きっと最後の 恋だから 見せかけの 夢を追いかけて 泣いて別れた 若い日よ やさしい吐息に 傷もとけるわ あなたの孤独を 抱きしめて ああ 黄昏に 染まる空 いつまでも綺麗と ささやいて 運命の 悪戯…なのね 時を戻せる 魔法はないわ 夢を見ましょう つかの間の ねえ 受け止めて その胸に ため息も涙も からだこと 運命の 悪戯…なのね 終わることない 夢を見させて 胸の炎が 消えるまで | 瀬口侑希 | さくらちさと | 徳久広司 | 西村真吾 | 香水の封を 切ったように 胸にあふれる 愛おしさ 指輪もピアスも すべて外すわ あなたの愛だけ 身にまとう ねえ 受け止めて その胸に ため息も涙も からだごと 運命の 悪戯…なのね いいのこのまま 堕ちて行けたら きっと最後の 恋だから 見せかけの 夢を追いかけて 泣いて別れた 若い日よ やさしい吐息に 傷もとけるわ あなたの孤独を 抱きしめて ああ 黄昏に 染まる空 いつまでも綺麗と ささやいて 運命の 悪戯…なのね 時を戻せる 魔法はないわ 夢を見ましょう つかの間の ねえ 受け止めて その胸に ため息も涙も からだこと 運命の 悪戯…なのね 終わることない 夢を見させて 胸の炎が 消えるまで |
うた酒場には 酒場の唄があり 呑み屋には 呑み屋の唄がある つかのまの安らぎ たわむれに 人々は 帰らぬ愛をうたう ガタガタしなさんな 男は ジタバタしなさんな 女は 人生一幕 一幕芝居 ああ 演じて見せようよ 港には 港の夢があり 波止場には 波止場の夢がある 旅立ちのときめき 胸に秘め 人々は 哀しく海をうたう ガタガタしなさんな 男は ジタバタしなさんな 女は 人生一幕 一幕芝居 ああ 涙はかくそうよ ガタガタしなさんな 男は ジタバタしなさんな 女は 人生一幕 一幕芝居 ああ 演じて見せようよ | 瀬口侑希 | 塚口けんじ | 桜田誠一 | 伊戸のりお | 酒場には 酒場の唄があり 呑み屋には 呑み屋の唄がある つかのまの安らぎ たわむれに 人々は 帰らぬ愛をうたう ガタガタしなさんな 男は ジタバタしなさんな 女は 人生一幕 一幕芝居 ああ 演じて見せようよ 港には 港の夢があり 波止場には 波止場の夢がある 旅立ちのときめき 胸に秘め 人々は 哀しく海をうたう ガタガタしなさんな 男は ジタバタしなさんな 女は 人生一幕 一幕芝居 ああ 涙はかくそうよ ガタガタしなさんな 男は ジタバタしなさんな 女は 人生一幕 一幕芝居 ああ 演じて見せようよ |
埋み火犀川の… 秋は逝き ひとりに寒い 雪が舞う 加賀を捨てて 友禅を捨てて 恋にはしれぱ 母が泣く 埋み火が あゝ 雪に舞う おもかげを… 追いながら お酒にしずむ 川伝い 愛のぬくみ あなたのぬくみ 知らず恨んだ 日もあった 悲しみが あゝ 叫びます 兼六の… 冬は逝き あかねの空に 花が舞う 加賀に生きて 友禅に生きて 義理を立てれば 恋は死ぬ 埋み火が あゝ 花に舞う | 瀬口侑希 | 塚口けんじ | 櫻田誠一 | 伊戸のりお | 犀川の… 秋は逝き ひとりに寒い 雪が舞う 加賀を捨てて 友禅を捨てて 恋にはしれぱ 母が泣く 埋み火が あゝ 雪に舞う おもかげを… 追いながら お酒にしずむ 川伝い 愛のぬくみ あなたのぬくみ 知らず恨んだ 日もあった 悲しみが あゝ 叫びます 兼六の… 冬は逝き あかねの空に 花が舞う 加賀に生きて 友禅に生きて 義理を立てれば 恋は死ぬ 埋み火が あゝ 花に舞う |
命燃ゆあなたの苦労は 何だったのと 微笑む顔に 黙って訊(き)いた ひだまり 縁側 かぼそい肩が 小さく細く 震えてた 叱られて 叱られて 泣いた軒先 日が暮れて 心細さに 振り向いたけど ごめんなさいが 言えぬまま 命燃ゆ 涙燃ゆ ささやかな 母の人生 離れて暮らした 歳月(としつき)がある 心配ばかりかけては 詫びた おまえはいつでも 強情だから やりたいように やって来た てのひらで てのひらで 撫でて かがんで くるまれて 強いあなたに 負けるもんかと 私は大人になりました 命燃ゆ 涙燃ゆ 素晴らしい 母の人生 叱られて 叱られて 泣いた軒先 日が暮れて 心細さに 振り向いたけど ごめんなさいが 言えぬまま 命燃ゆ 涙燃ゆ ささやかな 母の人生 命燃ゆ 涙燃ゆ 素晴らしい 母の人生 | 瀬口侑希 | 渡辺なつみ | 浜圭介 | 田代修二 | あなたの苦労は 何だったのと 微笑む顔に 黙って訊(き)いた ひだまり 縁側 かぼそい肩が 小さく細く 震えてた 叱られて 叱られて 泣いた軒先 日が暮れて 心細さに 振り向いたけど ごめんなさいが 言えぬまま 命燃ゆ 涙燃ゆ ささやかな 母の人生 離れて暮らした 歳月(としつき)がある 心配ばかりかけては 詫びた おまえはいつでも 強情だから やりたいように やって来た てのひらで てのひらで 撫でて かがんで くるまれて 強いあなたに 負けるもんかと 私は大人になりました 命燃ゆ 涙燃ゆ 素晴らしい 母の人生 叱られて 叱られて 泣いた軒先 日が暮れて 心細さに 振り向いたけど ごめんなさいが 言えぬまま 命燃ゆ 涙燃ゆ ささやかな 母の人生 命燃ゆ 涙燃ゆ 素晴らしい 母の人生 |
或る女のいる酒場あんな男なんてさ とうに忘れたわよ 強がりばかり呑む酒に むせて泣いている 泣いている 泣いている そりゃひどい話さ ポイと捨てるなんてさ 人の不幸は蜜の味 酒の肴だよ ワインで朝まで 言いたい放題 ここは新宿三丁目 ドラマチックだね ねぇ ねぇ 何故かあんたが 気になる夜です ここは涙の行き止まり 或る女のいる酒場 なんで男と女 いつも擦れ違うの 決まり文句じゃ酔えないの あんた野暮だよね 野暮だよね 野暮だよね そりゃ星の数ほど わんさいるさ 男は そんなあんたに惚れました 私罰当たり ワインで酔ったら 人目をしのんで ここは新宿三丁目 ロマンチックだね ねぇ ねぇ 好いたあんたの 涙が可愛い ここは女の正念場 或る女のいる酒場 ワインで朝まで 言いたい放題 ここは新宿三丁目 ドラマチックだね ねぇ ねぇ 何故かあんたが 気になる夜です ここは涙の行き止まり 或る女のいる酒場 | 瀬口侑希 | 渡辺なつみ | 浜圭介 | 若草恵 | あんな男なんてさ とうに忘れたわよ 強がりばかり呑む酒に むせて泣いている 泣いている 泣いている そりゃひどい話さ ポイと捨てるなんてさ 人の不幸は蜜の味 酒の肴だよ ワインで朝まで 言いたい放題 ここは新宿三丁目 ドラマチックだね ねぇ ねぇ 何故かあんたが 気になる夜です ここは涙の行き止まり 或る女のいる酒場 なんで男と女 いつも擦れ違うの 決まり文句じゃ酔えないの あんた野暮だよね 野暮だよね 野暮だよね そりゃ星の数ほど わんさいるさ 男は そんなあんたに惚れました 私罰当たり ワインで酔ったら 人目をしのんで ここは新宿三丁目 ロマンチックだね ねぇ ねぇ 好いたあんたの 涙が可愛い ここは女の正念場 或る女のいる酒場 ワインで朝まで 言いたい放題 ここは新宿三丁目 ドラマチックだね ねぇ ねぇ 何故かあんたが 気になる夜です ここは涙の行き止まり 或る女のいる酒場 |
雨に咲く花およばぬことと あきらめました だけど恋しい あの人よ ままになるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの 別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 咲いている 花がわたしの 恋かしら はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ ひとり泣くのよ むせぶのよ | 瀬口侑希 | 高橋掬太郎 | 池田不二男 | 西村真吾 | およばぬことと あきらめました だけど恋しい あの人よ ままになるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの 別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 咲いている 花がわたしの 恋かしら はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ ひとり泣くのよ むせぶのよ |
あなたの胸で泣きながら人を 愛することは いつでも 少し哀しい 心は 季節が 過ぎるように 変わって しまうから 今 あなたの胸で そうあなたの胸で 泣きながら 流されてしまいたい すべてを 失くしても 二度と 戻れなくても いい 愛なんて 夢なのでしょう 今夜だけの 儚い幸せが あればいい 人を 愛することが あやまち なんて哀しい 後悔 すること 知ってても あなたと 生きたいの ただ あなたの胸で そうあなたの胸で 泣きながら 乱されてしまいたい あしたを 失くしても そばに 居られるのなら いい 愛なんて 嘘なのでしょう それでもいい 見えない幸せを 信じてる 愛なんて 夢なのでしょう 今夜だけの 儚い幸せが あればいい | 瀬口侑希 | 田久保真見 | 若草恵 | 若草恵 | 人を 愛することは いつでも 少し哀しい 心は 季節が 過ぎるように 変わって しまうから 今 あなたの胸で そうあなたの胸で 泣きながら 流されてしまいたい すべてを 失くしても 二度と 戻れなくても いい 愛なんて 夢なのでしょう 今夜だけの 儚い幸せが あればいい 人を 愛することが あやまち なんて哀しい 後悔 すること 知ってても あなたと 生きたいの ただ あなたの胸で そうあなたの胸で 泣きながら 乱されてしまいたい あしたを 失くしても そばに 居られるのなら いい 愛なんて 嘘なのでしょう それでもいい 見えない幸せを 信じてる 愛なんて 夢なのでしょう 今夜だけの 儚い幸せが あればいい |
あした川心はとうに 夫婦(めおと)なものを なんで世間は 引き裂くの あなたとふたり 手探りで 運命(さだめ)に逆らい 棹をさす ぎっちら ぎっちら 夢の中 灯りを探す あした川 どんなに清く 流れる水も 渦を巻いたら 濁ります しっかり胸に 抱いていて 初めてゆるした 夜のように ぎっちら ぎっちら 揺れながら 灯りを探す あした川 浮き世の道を こぼれた恋は 今日を生きてく 道はない この世の果ての つぎの世に 添えるその日が あるのなら ぎっちら ぎっちら 身を寄せて 灯りを探す あした川 | 瀬口侑希 | さくらちさと | 大谷明裕 | 南郷達也 | 心はとうに 夫婦(めおと)なものを なんで世間は 引き裂くの あなたとふたり 手探りで 運命(さだめ)に逆らい 棹をさす ぎっちら ぎっちら 夢の中 灯りを探す あした川 どんなに清く 流れる水も 渦を巻いたら 濁ります しっかり胸に 抱いていて 初めてゆるした 夜のように ぎっちら ぎっちら 揺れながら 灯りを探す あした川 浮き世の道を こぼれた恋は 今日を生きてく 道はない この世の果ての つぎの世に 添えるその日が あるのなら ぎっちら ぎっちら 身を寄せて 灯りを探す あした川 |
朱い鳥愛し過ぎるのは 罪ですか 罪と知りつつ すがる胸 吐息の花火が 爆(ぜ)るとき 女はひととき 永久(とわ)を見る 朱い鳥… 朱い鳥… 熱い血汐が 炎と燃えて あなた恋しと 天に舞う ひと夜を千夜と 闇に舞う あなた追いかけて 渡る橋 橋が崩れて 目が覚める 夜明けがそこまで しのび寄る 骨まで折るほど 抱きしめて 朱い鳥… 朱い鳥… いのち焦がして 炎と燃えて 姿一途に 凛と舞う ひと夜を千夜と 冬に舞う 朱い鳥… 朱い鳥… 熱い血汐が 炎と燃えて あなた恋しと 天に舞う ひと夜を千夜と 闇に舞う | 瀬口侑希 | 坂口照幸 | 蔦将包 | 蔦将包 | 愛し過ぎるのは 罪ですか 罪と知りつつ すがる胸 吐息の花火が 爆(ぜ)るとき 女はひととき 永久(とわ)を見る 朱い鳥… 朱い鳥… 熱い血汐が 炎と燃えて あなた恋しと 天に舞う ひと夜を千夜と 闇に舞う あなた追いかけて 渡る橋 橋が崩れて 目が覚める 夜明けがそこまで しのび寄る 骨まで折るほど 抱きしめて 朱い鳥… 朱い鳥… いのち焦がして 炎と燃えて 姿一途に 凛と舞う ひと夜を千夜と 冬に舞う 朱い鳥… 朱い鳥… 熱い血汐が 炎と燃えて あなた恋しと 天に舞う ひと夜を千夜と 闇に舞う |
愛の旅人にごり水を連れて 走る山河よ 泣いた人も 泣かぬ人も 肩を寄せ合う 北の旅路ひとり 夢を信じて 流れます あなたは男 愛の旅人 女の胸を さすらうばかり それでいいの まわり道しても いつか逢えるよ 幸せに逢える なごり雪で洗う 傷の痛みよ 過去を耐えて 今を耐えて 風に吹かれる 寒い旅路ひとり おそい夜汽車を 待ってます わたしは女 揺れるともしび 男の胸に 希望(あした)を点もす それでいいの 背中向けたけど きっと帰るよ ふるさとに帰る 誰も 誰も 愛の旅人 恋しい胸を さすらうばかり それでいいの まわり道しても いつか逢えるよ 幸せに逢える | 瀬口侑希 | 山田孝雄 | 櫻田誠一 | 伊戸のりお | にごり水を連れて 走る山河よ 泣いた人も 泣かぬ人も 肩を寄せ合う 北の旅路ひとり 夢を信じて 流れます あなたは男 愛の旅人 女の胸を さすらうばかり それでいいの まわり道しても いつか逢えるよ 幸せに逢える なごり雪で洗う 傷の痛みよ 過去を耐えて 今を耐えて 風に吹かれる 寒い旅路ひとり おそい夜汽車を 待ってます わたしは女 揺れるともしび 男の胸に 希望(あした)を点もす それでいいの 背中向けたけど きっと帰るよ ふるさとに帰る 誰も 誰も 愛の旅人 恋しい胸を さすらうばかり それでいいの まわり道しても いつか逢えるよ 幸せに逢える |