夜が明けたら夜が明けたら一番早い汽車に乗るから 切符を用意してちょうだい 私のために一枚でいいからさ 今夜でこの街とはさよならね わりといい街だったけどね 夜が明けたら一番早い汽車に乗って いつかうわさに聞いたあの街へ あの街へ行くのよ いい人が出来るかもしれないし ンーあの街へ行くのよ 夜が明けたら一番早い汽車に乗るわ みんな私に云うの そろそろ落ち着きなってね だけどだけども人生は長いじゃない そう あの街はきっといいよ 夜が明けたら一番早い汽車に乗るから 切符を用意してちょうだい 本当本当よお 一枚でいいのよ いつだって身軽なあたしじゃない そうー乗るのよ | 浅川マキ | 浅川マキ | 浅川マキ | | 夜が明けたら一番早い汽車に乗るから 切符を用意してちょうだい 私のために一枚でいいからさ 今夜でこの街とはさよならね わりといい街だったけどね 夜が明けたら一番早い汽車に乗って いつかうわさに聞いたあの街へ あの街へ行くのよ いい人が出来るかもしれないし ンーあの街へ行くのよ 夜が明けたら一番早い汽車に乗るわ みんな私に云うの そろそろ落ち着きなってね だけどだけども人生は長いじゃない そう あの街はきっといいよ 夜が明けたら一番早い汽車に乗るから 切符を用意してちょうだい 本当本当よお 一枚でいいのよ いつだって身軽なあたしじゃない そうー乗るのよ |
赤い橋不思議な橋が この町にある 渡った人は 帰らない 昔、 むかしから 橋は変わらない 水は流れない いつの日も 不思議な橋が この町にある 渡った人は 帰らない いろんな人が この町を出る 渡った人は 帰らない 赤く赤く 塗った 橋のたもとには 赤い赤い花が 咲いている 不思議な橋が この町にある 渡った人は 帰らない 不思議な橋が この町にある 渡った人は 帰らない みんな何処へ行った 橋を渡ってから いつかきっと 私も渡るのさ いろんな人が この橋を渡る 渡った人は 帰らない | 浅川マキ | 北山修 | 山木幸三郎 | | 不思議な橋が この町にある 渡った人は 帰らない 昔、 むかしから 橋は変わらない 水は流れない いつの日も 不思議な橋が この町にある 渡った人は 帰らない いろんな人が この町を出る 渡った人は 帰らない 赤く赤く 塗った 橋のたもとには 赤い赤い花が 咲いている 不思議な橋が この町にある 渡った人は 帰らない 不思議な橋が この町にある 渡った人は 帰らない みんな何処へ行った 橋を渡ってから いつかきっと 私も渡るのさ いろんな人が この橋を渡る 渡った人は 帰らない |
ちっちゃな時からちっちゃな時から 浮気なお前で いつもはらはらする おいらはピエロさ さよなら お嫁に行っちゃうんだろ いまさら気にするのか 俺を ちっちゃな時から 俺の近くには いつもお前がいて ヘマもやれなんだ さよなら 明日からは 一人だし 大丈夫 気楽にやって行くさ ちっちゃな時から 可愛いお前だ 何かあったら来な こんな俺だけど さよなら 夕焼けがきれいだよ 泣くなんて お前らしくもないぜ | 浅川マキ | 浅川マキ | むつひろし | | ちっちゃな時から 浮気なお前で いつもはらはらする おいらはピエロさ さよなら お嫁に行っちゃうんだろ いまさら気にするのか 俺を ちっちゃな時から 俺の近くには いつもお前がいて ヘマもやれなんだ さよなら 明日からは 一人だし 大丈夫 気楽にやって行くさ ちっちゃな時から 可愛いお前だ 何かあったら来な こんな俺だけど さよなら 夕焼けがきれいだよ 泣くなんて お前らしくもないぜ |
アーメン・ジロー船乗り稼業の みなし子ジロー 黒い肌が ますます黒く 遠洋航路を 船行く時は 海の男も聞き惚れる 惚れるんだ 赤い夕日に 祈りをこめて 奴が唄うよ アーメン いつしかあだ名も アーメン・ジロー 港の女と 所帯を持った 赤ん坊が生まれた時は 19のパパだよ 頑張らなくちゃ 神に祈りを 捧げたジロー 奴は祈った アーメン それから半年 アーメン・ジロー 南の海で 嵐にあった 船はくだかれ 波間に沈む 最後のその時まで 奴は祈ったのさ 俺にゃ坊やが 坊やがいるんだ 奴は叫んだ アーメン お前の墓だよ アーメン・ジロー お前が愛した この丘に 一人ぽっちで 帰って来たね 港が見えるこの丘で この丘で もう一度唄うか アーメン・ジロー お前の唄を アーメン | 浅川マキ | 浅川マキ | 山木幸三郎 | | 船乗り稼業の みなし子ジロー 黒い肌が ますます黒く 遠洋航路を 船行く時は 海の男も聞き惚れる 惚れるんだ 赤い夕日に 祈りをこめて 奴が唄うよ アーメン いつしかあだ名も アーメン・ジロー 港の女と 所帯を持った 赤ん坊が生まれた時は 19のパパだよ 頑張らなくちゃ 神に祈りを 捧げたジロー 奴は祈った アーメン それから半年 アーメン・ジロー 南の海で 嵐にあった 船はくだかれ 波間に沈む 最後のその時まで 奴は祈ったのさ 俺にゃ坊やが 坊やがいるんだ 奴は叫んだ アーメン お前の墓だよ アーメン・ジロー お前が愛した この丘に 一人ぽっちで 帰って来たね 港が見えるこの丘で この丘で もう一度唄うか アーメン・ジロー お前の唄を アーメン |
裏窓裏窓からは 夕陽が見える 洗濯干し場の梯子が見える 裏窓からは より添っている ふたりが見える 裏窓からは 川がみえる 暗いはしけの音が聞こえる 裏窓からは ときどきひとの別れがみえる 裏窓からは あしたが見える 三年前はまだ若かった 裏窓からは しあわせそうな ふたりが見える だけど 夜風がバタン 扉を閉じるよ バタン また開くよ バタン もうまぼろしは 消えていた 裏窓からは 川が見える あかりを消せば未練も消える 裏窓からは 別れたあとの 女が見える | 浅川マキ | 寺山修司 | 浅川マキ | | 裏窓からは 夕陽が見える 洗濯干し場の梯子が見える 裏窓からは より添っている ふたりが見える 裏窓からは 川がみえる 暗いはしけの音が聞こえる 裏窓からは ときどきひとの別れがみえる 裏窓からは あしたが見える 三年前はまだ若かった 裏窓からは しあわせそうな ふたりが見える だけど 夜風がバタン 扉を閉じるよ バタン また開くよ バタン もうまぼろしは 消えていた 裏窓からは 川が見える あかりを消せば未練も消える 裏窓からは 別れたあとの 女が見える |
こんな風に過ぎて行くのなら アルバムバージョンこんな風に過ぎていくのなら いつか 又(また) 何処かで なにかに出逢うだろう あんたは去ってしまうし あの娘も あっさり結婚 今夜程 淋しい夜はない きっと今夜は世界中が雨だろう こんな風に過ぎて行くのなら いつか 又 何処かで なにかに出逢うだろう 子供達が 駆けてく道を 何気なく 振り返れば 長い長い わたしの影坊師(かげぼうし) そうよ今夜もやるせない夜の幕が開く こんな風に過ぎて行くのなら いつか 又 何処かで なにかに出逢うだろう なにもかも隠(かく)してくれる 夜のとばりをくぐり抜ければ 今夜程 淋しい夜はない きっと今夜は世界中が雨だろう | 浅川マキ | 浅川マキ | 浅川マキ | | こんな風に過ぎていくのなら いつか 又(また) 何処かで なにかに出逢うだろう あんたは去ってしまうし あの娘も あっさり結婚 今夜程 淋しい夜はない きっと今夜は世界中が雨だろう こんな風に過ぎて行くのなら いつか 又 何処かで なにかに出逢うだろう 子供達が 駆けてく道を 何気なく 振り返れば 長い長い わたしの影坊師(かげぼうし) そうよ今夜もやるせない夜の幕が開く こんな風に過ぎて行くのなら いつか 又 何処かで なにかに出逢うだろう なにもかも隠(かく)してくれる 夜のとばりをくぐり抜ければ 今夜程 淋しい夜はない きっと今夜は世界中が雨だろう |
セント・ジェームス病院今日は あの娘の亡骸(なきがら)に 逢いに来たのさ セント・ジェームス医院 ここは貧しい病院の 白く冷めたいテーブルの上 あの娘の顔は 青黒い 貧弱 静か 美しい いまは あの娘も 世界中 何処へでも 自由に行ける身さ だけど あの娘に聞いてみな おれのような だめな男には出逢わないだろう そうさ あの娘は運がない こんな 貧しいセント・ジェームス医院 おいらが死んだ時 エナメルの ピカピカのジュース穿(は)かせておくれ それから帽子も 忘れずに 時計のくさりも入れて 埋めてくれ だって やつらに悟られたくない 本当はおいらが文無しだってね 今日は あの娘の亡骸(なきがら)に 逢いに来たのさ セント・ジェームス医院 そうさ あの娘も運がない 差別されたこのセント・ジェームス医院 今日は あの娘の亡骸に 逢いに来たのさ セント・ジェームス医院 | 浅川マキ | JOE PRIMROSE・日本語詞:浅川マキ | JOE PRIMROSE | | 今日は あの娘の亡骸(なきがら)に 逢いに来たのさ セント・ジェームス医院 ここは貧しい病院の 白く冷めたいテーブルの上 あの娘の顔は 青黒い 貧弱 静か 美しい いまは あの娘も 世界中 何処へでも 自由に行ける身さ だけど あの娘に聞いてみな おれのような だめな男には出逢わないだろう そうさ あの娘は運がない こんな 貧しいセント・ジェームス医院 おいらが死んだ時 エナメルの ピカピカのジュース穿(は)かせておくれ それから帽子も 忘れずに 時計のくさりも入れて 埋めてくれ だって やつらに悟られたくない 本当はおいらが文無しだってね 今日は あの娘の亡骸(なきがら)に 逢いに来たのさ セント・ジェームス医院 そうさ あの娘も運がない 差別されたこのセント・ジェームス医院 今日は あの娘の亡骸に 逢いに来たのさ セント・ジェームス医院 |
引越し今日 この部屋に 西日(にしび)が あたりました 近いうちにこの部屋出て行く 今夜も窓の外 靴の音かと耳を澄ますと あれは遠い日のロマンス わたしはもうじき このアパート出て行く 今日 この部屋に 西日(にしび)があたりました 近いうちにこの部屋出て行く せめて前の家の あの少年にだけは 気付(きづ)かれぬように わたしはもうじき このアパート出て行く | 浅川マキ | 浅川マキ | 浅川マキ | | 今日 この部屋に 西日(にしび)が あたりました 近いうちにこの部屋出て行く 今夜も窓の外 靴の音かと耳を澄ますと あれは遠い日のロマンス わたしはもうじき このアパート出て行く 今日 この部屋に 西日(にしび)があたりました 近いうちにこの部屋出て行く せめて前の家の あの少年にだけは 気付(きづ)かれぬように わたしはもうじき このアパート出て行く |
町の酒場で町の酒場で 酔(よ)い痴(し)れた女(おんな)に 声をかけてはいけない どんなにあなたが淋しい時でも 昔あなたが 恋したひとに似ていても 声をかけてはいけない 町の酒場で 酔い痴れた女に 声をかけてはいけない たとえあなたが旅の途中でも はやくこの町を 発(た)ちなさい あなたの行く先いい事あるだろう | 浅川マキ | 浅川マキ | 浅川マキ | | 町の酒場で 酔(よ)い痴(し)れた女(おんな)に 声をかけてはいけない どんなにあなたが淋しい時でも 昔あなたが 恋したひとに似ていても 声をかけてはいけない 町の酒場で 酔い痴れた女に 声をかけてはいけない たとえあなたが旅の途中でも はやくこの町を 発(た)ちなさい あなたの行く先いい事あるだろう |
トラブル・イン・マインドこころはむしばみ わたしはブルー いやな日々が続く こゝろの病(やまい)は あてどなくひろがり いやな日々が過ぎて行く だけどもいつかは わたしも逃れる こんな暗い日々を やがてはお日様(さま)が わたしの家の裏木戸の辺りにも さし込むと想うけれど 寂(さび)しげに続く ひとりぼっちの線路に わたしは頭を載(の)せ横たわる 二時発の夜汽車が 通り過ぎた時に わたしのすべては終わる | 浅川マキ | RICHARD M.JOMES・日本語詞:浅川マキ | RICHARD M.JOMES | | こころはむしばみ わたしはブルー いやな日々が続く こゝろの病(やまい)は あてどなくひろがり いやな日々が過ぎて行く だけどもいつかは わたしも逃れる こんな暗い日々を やがてはお日様(さま)が わたしの家の裏木戸の辺りにも さし込むと想うけれど 寂(さび)しげに続く ひとりぼっちの線路に わたしは頭を載(の)せ横たわる 二時発の夜汽車が 通り過ぎた時に わたしのすべては終わる |
翔ばないカラス盲のカラスが 枯木の下で しゃれこうべつついて 笑ってる カラス どうした ひもじいか おまえの口は なぜ紅い おまえ あんなに 胸さわがせて 探しまわった あの女 どの手で だまして 閉じ込めた 見えぬ瞼の裏側に やっぱり恐いから 迎える夜が 寒くて おまけに 真暗で だんだん おまえを 消していく カラス おまえは なぜ黒い 盲のカラスが 雪降る朝に しゃれこうべ 抱きしめ はねひろげ 閉じた瞼に 氷柱(つらら)をさげて 寒くないのか ふるえもせずに カラス どうした 翔ばないか カラス おまえは なぜ白い | 浅川マキ | 真崎守 | 浅川マキ | | 盲のカラスが 枯木の下で しゃれこうべつついて 笑ってる カラス どうした ひもじいか おまえの口は なぜ紅い おまえ あんなに 胸さわがせて 探しまわった あの女 どの手で だまして 閉じ込めた 見えぬ瞼の裏側に やっぱり恐いから 迎える夜が 寒くて おまけに 真暗で だんだん おまえを 消していく カラス おまえは なぜ黒い 盲のカラスが 雪降る朝に しゃれこうべ 抱きしめ はねひろげ 閉じた瞼に 氷柱(つらら)をさげて 寒くないのか ふるえもせずに カラス どうした 翔ばないか カラス おまえは なぜ白い |
あの男が死んだらあの…… あの男がもしも 本当に死んだら この世は天国 皆んながそう言うの あの男が死んだら 夜明けの道には朝日が なんて素適な目覚め あゝ そんな気分 あの男が死んだら 皆んなは踊り狂い 誰もが抱き合いながら ああ 祈るのさ あの男は悪魔だわ 憎しみをまき散らして行くよ あの男は悪魔よ 悪魔はこの世に降りて来て 普通の人のような服装(なり)をして歩いてる それは本当のことよ まだ遅くはないわ あの男を閉じ込めて あの男を閉じ込めて ある晴れた日の朝に 小さな口髭つけた 小さな口髭つけた 悪魔が芝生のそばで 永い眠りについた そうよ あの男を殺っつけろ そうよ あの男閉じこめて チャンスは今だ | 浅川マキ | JRUING BERLIN・日本語詞:浅川マキ | JRUING BERLIN | | あの…… あの男がもしも 本当に死んだら この世は天国 皆んながそう言うの あの男が死んだら 夜明けの道には朝日が なんて素適な目覚め あゝ そんな気分 あの男が死んだら 皆んなは踊り狂い 誰もが抱き合いながら ああ 祈るのさ あの男は悪魔だわ 憎しみをまき散らして行くよ あの男は悪魔よ 悪魔はこの世に降りて来て 普通の人のような服装(なり)をして歩いてる それは本当のことよ まだ遅くはないわ あの男を閉じ込めて あの男を閉じ込めて ある晴れた日の朝に 小さな口髭つけた 小さな口髭つけた 悪魔が芝生のそばで 永い眠りについた そうよ あの男を殺っつけろ そうよ あの男閉じこめて チャンスは今だ |
ロンサム・ロードとぼとぼと歩いて行く あの淋しい道 この高いビルの窓から 見えるあの道 もしも あなたが旅立つなら 見てごらん もう一度 とぼとぼと疲れ果てて 歩くあの道を とぼとぼとあなたが行く あの淋しい道 この高いビルの窓から 見えるあの道 そのままあなたが旅立つなら 見上げてごらんよ ビルの上 神様がつの笛吹く こんな夜明けには | 浅川マキ | GENE AUSTIN・日本語詞:浅川マキ | NATHANIEL SHILKRET | | とぼとぼと歩いて行く あの淋しい道 この高いビルの窓から 見えるあの道 もしも あなたが旅立つなら 見てごらん もう一度 とぼとぼと疲れ果てて 歩くあの道を とぼとぼとあなたが行く あの淋しい道 この高いビルの窓から 見えるあの道 そのままあなたが旅立つなら 見上げてごらんよ ビルの上 神様がつの笛吹く こんな夜明けには |
ケンタウロスの子守唄ぼうや そんなに泣くのなら そんなに ねんねが きらいなら 砂漠の星へ捨てましょうか 砂漠の星は 赤い星 赤いお馬が 走って行く ぼうや そんなに泣くのなら そんなに ねんねが きらいなら 夜のない星行きましょうか 夜のない星 白い星 白いお馬が 走って行く ぼうや そんなに泣かないで そんなに ねんねが きらいなら ぼうやの星へ 帰りましょう ぼうやの星は 青い星 青いお馬が走って行く | 浅川マキ | 筒井康隆 | 山下洋輔 | | ぼうや そんなに泣くのなら そんなに ねんねが きらいなら 砂漠の星へ捨てましょうか 砂漠の星は 赤い星 赤いお馬が 走って行く ぼうや そんなに泣くのなら そんなに ねんねが きらいなら 夜のない星行きましょうか 夜のない星 白い星 白いお馬が 走って行く ぼうや そんなに泣かないで そんなに ねんねが きらいなら ぼうやの星へ 帰りましょう ぼうやの星は 青い星 青いお馬が走って行く |
朝日樓(朝日のあたる家)あたしが着いたのはニューオーリンズの 朝日楼という名の女郎屋だった 愛した男が帰らなかった あん時あたしは故郷を出たのさ 汽車に乗ってまた汽車にのって 貧しいあたしに変わりはないが 時々想うのはふるさとの あのプラットホームの薄暗さ 誰か言っとくれ妹に こんなになったらおしまいだってね あたしが着いたのはニューオーリンズの 朝日楼という名の女郎屋だった | 浅川マキ | 浅川マキ | アメリカ民謡 | | あたしが着いたのはニューオーリンズの 朝日楼という名の女郎屋だった 愛した男が帰らなかった あん時あたしは故郷を出たのさ 汽車に乗ってまた汽車にのって 貧しいあたしに変わりはないが 時々想うのはふるさとの あのプラットホームの薄暗さ 誰か言っとくれ妹に こんなになったらおしまいだってね あたしが着いたのはニューオーリンズの 朝日楼という名の女郎屋だった |
かもめおいらが恋した女は港町のあばずれ いつもドアを開けたまま着替えして 男たちの気をひく 浮気女 かもめ かもめ 笑っておくれ おいらの恋は本物で港町の真夜中 いつもドアの前を行ったり来たりしてる だけど おいらにゃ手が出ない かもめ かもめ 笑っておくれ ところがある夜突然成り上がり男が 一人 バラを両手いっぱいに抱きかかえて ほろ酔いで 女のドアを叩いた かもめ かもめ 笑っておくれ 女の枕許にゃ バラの花が匂って 二人抱あってベッドにいるのかと思うと おいらの心はまっくらくら かもめ かもめ 笑っておくれ おいらの恋した女の部屋にとび込んで 不意にジャック・ナイフをふりかざして 女の胸に赤いバラの贈りもの かもめ かもめ かもめ かもめ おいらが贈ったバラは港町にお似合いだよ たった一輪ざしで 色あせる 悲しい恋の 血のバラだもの かもめ かもめ 笑っておくれ かもめ かもめ さよなら あばよ | 浅川マキ | 寺山修司 | 山木幸三郎 | | おいらが恋した女は港町のあばずれ いつもドアを開けたまま着替えして 男たちの気をひく 浮気女 かもめ かもめ 笑っておくれ おいらの恋は本物で港町の真夜中 いつもドアの前を行ったり来たりしてる だけど おいらにゃ手が出ない かもめ かもめ 笑っておくれ ところがある夜突然成り上がり男が 一人 バラを両手いっぱいに抱きかかえて ほろ酔いで 女のドアを叩いた かもめ かもめ 笑っておくれ 女の枕許にゃ バラの花が匂って 二人抱あってベッドにいるのかと思うと おいらの心はまっくらくら かもめ かもめ 笑っておくれ おいらの恋した女の部屋にとび込んで 不意にジャック・ナイフをふりかざして 女の胸に赤いバラの贈りもの かもめ かもめ かもめ かもめ おいらが贈ったバラは港町にお似合いだよ たった一輪ざしで 色あせる 悲しい恋の 血のバラだもの かもめ かもめ 笑っておくれ かもめ かもめ さよなら あばよ |
少年夕暮れの風が ほほをなぜる いつもの店に 行くのさ 仲のいい友達も 少しは出来て そう捨てたもんじゃない さして大きな出来事もなく あのひとは いつだってやさしいよ 何処で暮らしても同じだろうと わたしは思っているのさ なのにどうしてか知らない こんなに切なくなって 町で一番高い丘に駆けてく頃は ほんとに泣きたいぐらいだよ 真赤な夕日に船が出て行く わたしのこころに何がある | 浅川マキ | 浅川マキ | 浅川マキ | | 夕暮れの風が ほほをなぜる いつもの店に 行くのさ 仲のいい友達も 少しは出来て そう捨てたもんじゃない さして大きな出来事もなく あのひとは いつだってやさしいよ 何処で暮らしても同じだろうと わたしは思っているのさ なのにどうしてか知らない こんなに切なくなって 町で一番高い丘に駆けてく頃は ほんとに泣きたいぐらいだよ 真赤な夕日に船が出て行く わたしのこころに何がある |
ガソリン・アレイ何もかもが うまくいかなくてさ 毎日毎日が これじゃ 俺が生きてる事さえ無駄な気がしてきた 帰ろう 俺らが生まれた あのガソリン・アレイへ 帰ろう 細い路地の あのガソリン・アレイへ 何気なく見りゃ 街並みさえも 泣いてるみたいだが この街を離れて行く事は 間違いかも知れない だけど わかって欲しいんだ 俺らは決めたのさ 帰ろう 俺らが生まれた あのガソリン・アレイへ 帰ろう 細い路地の あのガソリン・アレイへ 凍りつくような風が足許を吹き抜けて行くけど ウェザー・コートは少しぼろでも とにかく汽車に乗ろう いますぐ ここを発つのさ 俺らは決めたのさ ガソリン・アレイの細い路地に ミルク配達のやつが やって来る 夜明け前までに 俺らは着くはずさ 帰ろう 俺らが生まれた あのガソリン・アレイへ 帰ろう 細い路地の あのガソリン・アレイへ だけど 何だか 変なんだよ 嫌な予感がする 不吉な気持ちが苦しめるよ 何かがおきそうだ もしも うまく行かなくってもさ 俺らを この土地へ 葬るなんて やめてくれよ ここは 寒すぎるぜ 帰ろう 俺らが生まれた あのガソリン・アレイへ 連れてってよ 細い路地の あのガソリン・アレイへ | 浅川マキ | ROD STEWART・RON WOOD・日本語詞:浅川マキ | ROD STEWART・RON WOOD | | 何もかもが うまくいかなくてさ 毎日毎日が これじゃ 俺が生きてる事さえ無駄な気がしてきた 帰ろう 俺らが生まれた あのガソリン・アレイへ 帰ろう 細い路地の あのガソリン・アレイへ 何気なく見りゃ 街並みさえも 泣いてるみたいだが この街を離れて行く事は 間違いかも知れない だけど わかって欲しいんだ 俺らは決めたのさ 帰ろう 俺らが生まれた あのガソリン・アレイへ 帰ろう 細い路地の あのガソリン・アレイへ 凍りつくような風が足許を吹き抜けて行くけど ウェザー・コートは少しぼろでも とにかく汽車に乗ろう いますぐ ここを発つのさ 俺らは決めたのさ ガソリン・アレイの細い路地に ミルク配達のやつが やって来る 夜明け前までに 俺らは着くはずさ 帰ろう 俺らが生まれた あのガソリン・アレイへ 帰ろう 細い路地の あのガソリン・アレイへ だけど 何だか 変なんだよ 嫌な予感がする 不吉な気持ちが苦しめるよ 何かがおきそうだ もしも うまく行かなくってもさ 俺らを この土地へ 葬るなんて やめてくれよ ここは 寒すぎるぜ 帰ろう 俺らが生まれた あのガソリン・アレイへ 連れてってよ 細い路地の あのガソリン・アレイへ |
こんな風に過ぎて行くのならこんな風に過ぎて行くのなら いつか また 何処かで 誰かに出逢うだろう あんたは 去ってしまうし あの娘も あっさり結婚 今夜ほど 寂しい夜はない そうさ 今夜は 世界中が雨だろう こんな風に過ぎて行くのなら いつか また 何処かで 何かに出逢うだろう 子供たちが 駈けて行く道を 何気なく 振り返れば 長い長い わたしの影法師 そうさ 今夜も やすせない夜の幕が開く こんな風に過ぎて行くなら いつか また 何処かで 誰かに出逢うだろう 何もかも 隠してくれる 夜の帳を くぐり抜ければ 今夜ほど 寂しい夜はない そうさ 今夜は 世界中が雨だろう | 浅川マキ | 浅川マキ | 浅川マキ | | こんな風に過ぎて行くのなら いつか また 何処かで 誰かに出逢うだろう あんたは 去ってしまうし あの娘も あっさり結婚 今夜ほど 寂しい夜はない そうさ 今夜は 世界中が雨だろう こんな風に過ぎて行くのなら いつか また 何処かで 何かに出逢うだろう 子供たちが 駈けて行く道を 何気なく 振り返れば 長い長い わたしの影法師 そうさ 今夜も やすせない夜の幕が開く こんな風に過ぎて行くなら いつか また 何処かで 誰かに出逢うだろう 何もかも 隠してくれる 夜の帳を くぐり抜ければ 今夜ほど 寂しい夜はない そうさ 今夜は 世界中が雨だろう |
INTERLUDETime 夢のよう 夢のはざまは いまはこの夢 僕は信じたい 涙。光る。雨降りそそぐ向こう いまがこのときが 恋の始まりなのか 抱き合うよりも 深い未知の世界は 僕の人生さえも 変えて流れた日 恋。この恋は終わりがくるのだろうか Time 夢のよう 夢のはざまは いまは 夢 ふたりで信じたい 涙。光る。夢降りそそぐ向こう 愛しいひと その日まで Time 月日が 流れて行くのなら いまは この夢 僕は信じたい 涙。光る。佇むドアーの向こう 潜むその影は 恋のはじまりなのか Loving you 出会う So much more この日 Loving you 秘密に揺れて Loving you 抱き合う No, nobody knows when love will end So till then, sweet friend Time 夢のよう 夢のはざまは いまは この夢 僕は迷わない 涙。光る。雨降りそそぐ向こう 愛しいひと その日まで | 浅川マキ | Hal David Shaper・Georges Delerue・日本語詞:浅川マキ | Hal David Shaper・Georges Delerue | | Time 夢のよう 夢のはざまは いまはこの夢 僕は信じたい 涙。光る。雨降りそそぐ向こう いまがこのときが 恋の始まりなのか 抱き合うよりも 深い未知の世界は 僕の人生さえも 変えて流れた日 恋。この恋は終わりがくるのだろうか Time 夢のよう 夢のはざまは いまは 夢 ふたりで信じたい 涙。光る。夢降りそそぐ向こう 愛しいひと その日まで Time 月日が 流れて行くのなら いまは この夢 僕は信じたい 涙。光る。佇むドアーの向こう 潜むその影は 恋のはじまりなのか Loving you 出会う So much more この日 Loving you 秘密に揺れて Loving you 抱き合う No, nobody knows when love will end So till then, sweet friend Time 夢のよう 夢のはざまは いまは この夢 僕は迷わない 涙。光る。雨降りそそぐ向こう 愛しいひと その日まで |
TOO MUCH MYSTERYその夜は 雨すら降ってたさ あたしは 彼に逢いに行く 好きなあのひとに 逢ったことなど ほんとは一度も ないのだけれども TOO MUCH ミステリー…… 古い知り合いのあんただけれど わかりはしないさ 大事なところに 今夜は出くわしたものさ 好きなあのひとに 逢いに行くのに そんなあたしを とても不思議だなんてさ TOO MUCH ミステリー…… こんな夜は 忘れはしないさ あたしは 彼に逢いに行き 好きなあのひとの 肩越しに 眩しくライトが 光っていたのだけれど TOO MUCH ミステリー…… | 浅川マキ | B.Crutcher・H.Banks・R.Jackson・日本語詞:浅川マキ | B.Crutcher・H.Banks・R.Jackson | | その夜は 雨すら降ってたさ あたしは 彼に逢いに行く 好きなあのひとに 逢ったことなど ほんとは一度も ないのだけれども TOO MUCH ミステリー…… 古い知り合いのあんただけれど わかりはしないさ 大事なところに 今夜は出くわしたものさ 好きなあのひとに 逢いに行くのに そんなあたしを とても不思議だなんてさ TOO MUCH ミステリー…… こんな夜は 忘れはしないさ あたしは 彼に逢いに行き 好きなあのひとの 肩越しに 眩しくライトが 光っていたのだけれど TOO MUCH ミステリー…… |
あなたなしで川を下って行くあの船のように ゆらゆら揺れながら流れて行こうよ あゝやるせなくあゝ愛しく 変わることのない おいらのこの暮しは 明日も同じように続いて行くのだろう あゝあなたなしで行くさ 町に出て女を追いかけるこの暮しに とても勝目はないさ なにも変わりはしない あゝ一日は長い 煙草は五箱で今日も吸ってしまうし 片手にはコップ酒 いつも離しはしないさ あゝやるせなく愛しい | 浅川マキ | 日本語詞:浅川マキ | EUGENE WILLIAMS | | 川を下って行くあの船のように ゆらゆら揺れながら流れて行こうよ あゝやるせなくあゝ愛しく 変わることのない おいらのこの暮しは 明日も同じように続いて行くのだろう あゝあなたなしで行くさ 町に出て女を追いかけるこの暮しに とても勝目はないさ なにも変わりはしない あゝ一日は長い 煙草は五箱で今日も吸ってしまうし 片手にはコップ酒 いつも離しはしないさ あゝやるせなく愛しい |
ちょっと長い関係のブルースあいつが 或る夜、あたしに言ったの おまえは気が多いよってね どうして、そんな事あいつが言うの ひとの気も知らないで 都会の冬は深くなって行くばかり あたしは ただ、泥くさく生きてるだけなのさ 今朝は今朝で 非常ベルが鳴って目が醒めちまったよ この古いアパート、もう嫌になっちまう あたしは 古い女なんかじゃない ただ、ちょっと年取っただけさ だって、あたし あいつの事なら見落しちゃないもの あいつは決まったところに帰って行く 待ってるひとのところに帰って行く そうなの あいつとあたし 一体、なんなのかしらね これじぁ 秘密の夜など持てはしない | 浅川マキ | 浅川マキ | 浅川マキ | | あいつが 或る夜、あたしに言ったの おまえは気が多いよってね どうして、そんな事あいつが言うの ひとの気も知らないで 都会の冬は深くなって行くばかり あたしは ただ、泥くさく生きてるだけなのさ 今朝は今朝で 非常ベルが鳴って目が醒めちまったよ この古いアパート、もう嫌になっちまう あたしは 古い女なんかじゃない ただ、ちょっと年取っただけさ だって、あたし あいつの事なら見落しちゃないもの あいつは決まったところに帰って行く 待ってるひとのところに帰って行く そうなの あいつとあたし 一体、なんなのかしらね これじぁ 秘密の夜など持てはしない |
それはスポットライトではないもしも 光が またおいらに 当るなら それを どんなに待ってるさ ずっと以前のことだけれど その光に気付いていたのだが 逃がしただけさ だけど ふたたび いつの日にか あの光が おいらを照らすだろう あの光 そいつは 古びた町の ガス燈でもなく 月灯りでもない スポット・ライトでなく ローソクの灯じゃない まして 太陽の光じゃないさ あの光 そいつは あんたの目に いつか輝いていたものさ また おいら いつか感じるだろうか あんたは何を 知ってるだろうか | 浅川マキ | B.Goldberg・G.Goffin・日本語詞:浅川マキ | B.Goldberg・G.Goffin | | もしも 光が またおいらに 当るなら それを どんなに待ってるさ ずっと以前のことだけれど その光に気付いていたのだが 逃がしただけさ だけど ふたたび いつの日にか あの光が おいらを照らすだろう あの光 そいつは 古びた町の ガス燈でもなく 月灯りでもない スポット・ライトでなく ローソクの灯じゃない まして 太陽の光じゃないさ あの光 そいつは あんたの目に いつか輝いていたものさ また おいら いつか感じるだろうか あんたは何を 知ってるだろうか |
暗い日曜日暗い日曜日に 両腕に花を抱えて あたしは 疲れたこころで あんたとあたしの部屋へ だけど あたしはわかってるの あんたはもう来ない この部屋には 木枯しがうめき叫ぶ 聞きながら 声を殺して あたしはすすり泣いた あんたとあたしの部屋は もう 耐えられぬ苦しさ いつか死のう日曜日に この部屋で もしもいつかあんたが 戻るときがあったなら この部屋のドアー開けたら ローソクがもえてるだろう まるで激しい希望のように 見開かれたままの目は あんたの来る方へ 怖わがらないで恋人よ もしその目があんたを 見られなくなっていても そのときは言うだろう 命よりも あんたを愛していたと 暗い日曜日 | 浅川マキ | J.Mareze・F.Eugene Gonda・S.Renzo・日本語詞:浅川マキ | J.Mareze・F.Eugene Gonda・S.Renzo | | 暗い日曜日に 両腕に花を抱えて あたしは 疲れたこころで あんたとあたしの部屋へ だけど あたしはわかってるの あんたはもう来ない この部屋には 木枯しがうめき叫ぶ 聞きながら 声を殺して あたしはすすり泣いた あんたとあたしの部屋は もう 耐えられぬ苦しさ いつか死のう日曜日に この部屋で もしもいつかあんたが 戻るときがあったなら この部屋のドアー開けたら ローソクがもえてるだろう まるで激しい希望のように 見開かれたままの目は あんたの来る方へ 怖わがらないで恋人よ もしその目があんたを 見られなくなっていても そのときは言うだろう 命よりも あんたを愛していたと 暗い日曜日 |
淋しさには名前がない………そうね 気ままに暮らしていこうかな 何もいらない これからは だけど これで いいのかしらね 又 ひとりよ 私 あの人のこと 恨んでないの 男の人は いいものよ 何にもいらない これからは ひとりの夜は やっぱり長いけど 又 ひとりよ 私 淋しさには名前がない ………誰がいったの 何にもいらない これからは 扉を開けたら 朝の光が 又 ひとりよ 私 | 浅川マキ | 浅川マキ | 浅川マキ | 山木幸三郎 | ………そうね 気ままに暮らしていこうかな 何もいらない これからは だけど これで いいのかしらね 又 ひとりよ 私 あの人のこと 恨んでないの 男の人は いいものよ 何にもいらない これからは ひとりの夜は やっぱり長いけど 又 ひとりよ 私 淋しさには名前がない ………誰がいったの 何にもいらない これからは 扉を開けたら 朝の光が 又 ひとりよ 私 |
にぎわいほんの少しばかり 遠出したくなった 今夜のおれは 何処へ行くのだろうか 車に揺れるのに 身を委せながら 想い出さずには いられなかった ちょうど この港がにぎわってた あの頃のことを 細い路地の古い階段を降りてった いつもの店の ドアーを開けたのだが 誰も振り向かなくて あいつもいなかった 想い出さずには いられなかった ちょうど この港で知り合った 仲間達のことを このまま このおれは 帰らないかも知れない あの女はやっぱり待つのだろうか 波止場にたたずめば 秋ももう終りさ 想い出さずには いられなかった ちょうど この港がにぎわってた あの頃のことを | 浅川マキ | 浅川マキ | かまやつひろし | | ほんの少しばかり 遠出したくなった 今夜のおれは 何処へ行くのだろうか 車に揺れるのに 身を委せながら 想い出さずには いられなかった ちょうど この港がにぎわってた あの頃のことを 細い路地の古い階段を降りてった いつもの店の ドアーを開けたのだが 誰も振り向かなくて あいつもいなかった 想い出さずには いられなかった ちょうど この港で知り合った 仲間達のことを このまま このおれは 帰らないかも知れない あの女はやっぱり待つのだろうか 波止場にたたずめば 秋ももう終りさ 想い出さずには いられなかった ちょうど この港がにぎわってた あの頃のことを |
コントロール降る降る都会に 雨がふりそそぐ ベッドの下は 涙の洪水 あなたの言葉が からだのなかを渦まく こんな夜は 世界中が雨だよ それなのに いつからか 身についた コントロール 気配を背後に感じても 振り向きもしない 今夜もまた ナイロン・カバーの女が 男の袖引く町を 通り抜けて わたしはコートの襟を立て ちょうど 真夜中過ぎる 降る降る今夜は 雨が降りそそぐ いつもの酒場は空いているはず カウンターに凭れ あのひとを待つと 少しは哀しい気持が湧いてくるさ それなのに いつからか 身についた コントロール あの男 背後に感じても 振り向きもしない いまは ただ 降り頻る雨に身をゆだね 夜をやり過してる あのひとと 一緒になるの ならないの ちょうど都会の女 | 浅川マキ | 浅川マキ | 後藤次利 | 後藤次利 | 降る降る都会に 雨がふりそそぐ ベッドの下は 涙の洪水 あなたの言葉が からだのなかを渦まく こんな夜は 世界中が雨だよ それなのに いつからか 身についた コントロール 気配を背後に感じても 振り向きもしない 今夜もまた ナイロン・カバーの女が 男の袖引く町を 通り抜けて わたしはコートの襟を立て ちょうど 真夜中過ぎる 降る降る今夜は 雨が降りそそぐ いつもの酒場は空いているはず カウンターに凭れ あのひとを待つと 少しは哀しい気持が湧いてくるさ それなのに いつからか 身についた コントロール あの男 背後に感じても 振り向きもしない いまは ただ 降り頻る雨に身をゆだね 夜をやり過してる あのひとと 一緒になるの ならないの ちょうど都会の女 |
POSSESSION OBSESSION危険が迫ってる その予感 またも繰り返す深い過ち とめどのない ジェラシーにさいなまれても 眠れぬ夜が続いても まるで 不貞を働いたあの女のように It's a case of Possession Obsession gimme gimme だからさ 人生 いつだって 通りすがりの旅人 危険が迫っている またも繰り返す深い過ち とめどない パッション そうさ ときめきは何にも代えがたい I can say just a taste of Possession Obsession gimme gimme 昨夕も ふたりは それぞれに 心隠して 笑い合ったね 抱合う そのすぐあとで またも繰り返す深い疑い 眠れない夜 そうさ 重なるたびに失くすの なにかしらね It'a case of Possession Obsession gimme gimme | 浅川マキ | Daryl Hall・John Oates・Sara Allen・日本語詞:浅川マキ | Daryl Hall | | 危険が迫ってる その予感 またも繰り返す深い過ち とめどのない ジェラシーにさいなまれても 眠れぬ夜が続いても まるで 不貞を働いたあの女のように It's a case of Possession Obsession gimme gimme だからさ 人生 いつだって 通りすがりの旅人 危険が迫っている またも繰り返す深い過ち とめどない パッション そうさ ときめきは何にも代えがたい I can say just a taste of Possession Obsession gimme gimme 昨夕も ふたりは それぞれに 心隠して 笑い合ったね 抱合う そのすぐあとで またも繰り返す深い疑い 眠れない夜 そうさ 重なるたびに失くすの なにかしらね It'a case of Possession Obsession gimme gimme |
放し飼いサインは もう出さない ……いいだろう サイン これっきり 無しだぜ いいだろう……お互いに ラスト・チャンス ものにしろよ その閃き おまえの ミラクル 美しいぜ 美しい 泣かせるじゃないの おまえは好きにしな 俺を捨てろよ おまえは好きにしな いますぐ 俺を捨てろよ ヘイ いまだ! 放し飼い 暗い時代の 幕開けじゃないのかい だったら 無しだぜ ……そうだろう サインは 無しだぜ サインは もう出さない ……わかるだろう サイン これっきり 無しだぜ いいだろう……お互いに ラスト・ナイト 見かけたぜ その閃き おまえの ミラクル やるじゃないの やるじゃない まだまだ行けるぜ おまえは好きにしな 俺を捨てろよ おまえは好きにしな いますぐ 俺を捨てろよ ヘイ いまだ! 放し飼い 新しい時代の 幕開けじゃないのかい だったら 無しだぜ ……いいだろう サインは 無しだぜ | 浅川マキ | 浅川マキ | 浅川マキ | | サインは もう出さない ……いいだろう サイン これっきり 無しだぜ いいだろう……お互いに ラスト・チャンス ものにしろよ その閃き おまえの ミラクル 美しいぜ 美しい 泣かせるじゃないの おまえは好きにしな 俺を捨てろよ おまえは好きにしな いますぐ 俺を捨てろよ ヘイ いまだ! 放し飼い 暗い時代の 幕開けじゃないのかい だったら 無しだぜ ……そうだろう サインは 無しだぜ サインは もう出さない ……わかるだろう サイン これっきり 無しだぜ いいだろう……お互いに ラスト・ナイト 見かけたぜ その閃き おまえの ミラクル やるじゃないの やるじゃない まだまだ行けるぜ おまえは好きにしな 俺を捨てろよ おまえは好きにしな いますぐ 俺を捨てろよ ヘイ いまだ! 放し飼い 新しい時代の 幕開けじゃないのかい だったら 無しだぜ ……いいだろう サインは 無しだぜ |
あの娘がくれたブルース暗い港に来て見れば 潮の匂いと外国船 聞いてくれるなわたしの話を 今更出番がないものを 影とふたりで今日迄来たが 遠くの灯りも又消えりゃ 弱いおいらに戻ってしまう あゝ昔を想うじゃないが あの娘がくれたブルースよ うたを唄おうか 口笛吹こうか 酔って今夜も何処へ行く 雨になるのか南の風が なんで今更あんたの暖み 影とふたりで今日迄来たが 遠い霧笛を背中に聞いて 弱いおいらに戻ってしまう あゝ昔を想うじゃないが あの娘がくれたブルースよ 昨日拾った手紙のなかに あのふるさとの秋の色 何の未練もない筈なのに わたしのこころに船が着く 影とふたりで今日迄来たが 港灯りに夾竹桃が…… 弱いおいらに戻ってしまう あゝ昔を想うじゃないが あの娘がくれたブルースよ | 浅川マキ | 浅川マキ | 浅川マキ | | 暗い港に来て見れば 潮の匂いと外国船 聞いてくれるなわたしの話を 今更出番がないものを 影とふたりで今日迄来たが 遠くの灯りも又消えりゃ 弱いおいらに戻ってしまう あゝ昔を想うじゃないが あの娘がくれたブルースよ うたを唄おうか 口笛吹こうか 酔って今夜も何処へ行く 雨になるのか南の風が なんで今更あんたの暖み 影とふたりで今日迄来たが 遠い霧笛を背中に聞いて 弱いおいらに戻ってしまう あゝ昔を想うじゃないが あの娘がくれたブルースよ 昨日拾った手紙のなかに あのふるさとの秋の色 何の未練もない筈なのに わたしのこころに船が着く 影とふたりで今日迄来たが 港灯りに夾竹桃が…… 弱いおいらに戻ってしまう あゝ昔を想うじゃないが あの娘がくれたブルースよ |
こころ隠してむらさき色の アイシャドウ 強く引いて 金色のハイヒール 黒いストッキング 男たちに囲まれて けばけばしくて こころなど隠して こころなど隠して 愛するの 真夜中過ぎは 行方知れず 誰か尋いたら そう伝えておくれ 奈落の底で蠢めいている 男たちの古い歌 聞こえて来るときには こころなど隠して こころなど隠して 愛するの | 浅川マキ | 浅川マキ | 近藤等則 | | むらさき色の アイシャドウ 強く引いて 金色のハイヒール 黒いストッキング 男たちに囲まれて けばけばしくて こころなど隠して こころなど隠して 愛するの 真夜中過ぎは 行方知れず 誰か尋いたら そう伝えておくれ 奈落の底で蠢めいている 男たちの古い歌 聞こえて来るときには こころなど隠して こころなど隠して 愛するの |
ふしあわせという名の猫ふしあわせという名の猫がいる いつも 私のそばに ぴったり 寄りそっている ふしあわせという名の猫がいる だから 私は いつも ひとりぼっちじゃない この次 春が来たなら むかえに来ると言った あの人の嘘つき もう春なんか来やしない 来やしない ふしあわせという名の猫がいる いつも 私のそばに ぴったり 寄りそっている | 浅川マキ | 寺山修司 | 山木幸三郎 | 山木幸三郎 | ふしあわせという名の猫がいる いつも 私のそばに ぴったり 寄りそっている ふしあわせという名の猫がいる だから 私は いつも ひとりぼっちじゃない この次 春が来たなら むかえに来ると言った あの人の嘘つき もう春なんか来やしない 来やしない ふしあわせという名の猫がいる いつも 私のそばに ぴったり 寄りそっている |
めくら花昔のことは忘れたよ あんたのことも忘れたよ ガキのおいらにゃ涙も出ない 流れさすらい 落ちこんで やっと咲きます この めくら花 夏の光がとけてった あんたの瞼も渇いたろ 今のおいらにゃ とても歌えぬ 走り走って なお走り 胸の高まりひそめた恋歌 遠いところで死んでった おいらの二十歳 あんたの温み とおにおいらにゃ傷さえ失せた 狂い狂って なお狂い いつか散ってた あの めくら花 | 浅川マキ | 藤原利一 | 浅川マキ | 山木幸三郎 | 昔のことは忘れたよ あんたのことも忘れたよ ガキのおいらにゃ涙も出ない 流れさすらい 落ちこんで やっと咲きます この めくら花 夏の光がとけてった あんたの瞼も渇いたろ 今のおいらにゃ とても歌えぬ 走り走って なお走り 胸の高まりひそめた恋歌 遠いところで死んでった おいらの二十歳 あんたの温み とおにおいらにゃ傷さえ失せた 狂い狂って なお狂い いつか散ってた あの めくら花 |
ジンハウス・ブルース近よらないでよ わたしの側に だって わたしは いま 罪に溺れてるからさ おごってよ 誰か ジンを一杯さ ねぇ 誰かいないの ジンをおごってくれる そんな人には やさしくしなきゃね だって わたしは いま 罪に溺れてるわ こんなわたしでも 陽気なときにはね 怒る気などには とてもなれないものさね おごってよ 誰か ジンを一杯さ ねぇ どこかにいないの アルコール密売人がさ 密売人だったら まさしく友達さね だって わたしは いま 罪に溺れてるわ この洋服だって いらないんだってば ほんと ほんとよ 何もいらないんだってば おごってよ 誰か ジンを一杯さ ジンハウス・ブルースが わたしに取り憑いたのよ | 浅川マキ | 浅川マキ | HENRY TROY・FLETCHER HENDERSON | 山木幸三郎 | 近よらないでよ わたしの側に だって わたしは いま 罪に溺れてるからさ おごってよ 誰か ジンを一杯さ ねぇ 誰かいないの ジンをおごってくれる そんな人には やさしくしなきゃね だって わたしは いま 罪に溺れてるわ こんなわたしでも 陽気なときにはね 怒る気などには とてもなれないものさね おごってよ 誰か ジンを一杯さ ねぇ どこかにいないの アルコール密売人がさ 密売人だったら まさしく友達さね だって わたしは いま 罪に溺れてるわ この洋服だって いらないんだってば ほんと ほんとよ 何もいらないんだってば おごってよ 誰か ジンを一杯さ ジンハウス・ブルースが わたしに取り憑いたのよ |
大砂塵草っぱらのずっと向こうの あの山高いよ 遠いなとっても とっても遠いさ あの山のずっと向こうは 真っ赤な空だよ 広いなとっても とっても広いさ 季節を風が吹くと 俺はどこかへ行きたかったよ 話はそれだけかい わかっているさ 俺たちは大都会の 迷い子さ 話はそれだけなの わかっているよ 俺たちは大都会の 迷い子さ この狭い部屋の中で 本当に 日々は長いよ あの山のずっと向こうに 行くときにゃ 見知らぬ車に 乗り込むさ 荷物とおいらは 揺れながら 明日は知らない 気まま旅 行く手には大砂塵 俺は南へ行くだろう 愛する人もない俺だが ちょっぴり今夜はいい気分 ラララ… ラララ… 胸に手を当てて 目を閉じりゃ 本当に 日々は長いよ | 浅川マキ | 浅川マキ | 浅川マキ | | 草っぱらのずっと向こうの あの山高いよ 遠いなとっても とっても遠いさ あの山のずっと向こうは 真っ赤な空だよ 広いなとっても とっても広いさ 季節を風が吹くと 俺はどこかへ行きたかったよ 話はそれだけかい わかっているさ 俺たちは大都会の 迷い子さ 話はそれだけなの わかっているよ 俺たちは大都会の 迷い子さ この狭い部屋の中で 本当に 日々は長いよ あの山のずっと向こうに 行くときにゃ 見知らぬ車に 乗り込むさ 荷物とおいらは 揺れながら 明日は知らない 気まま旅 行く手には大砂塵 俺は南へ行くだろう 愛する人もない俺だが ちょっぴり今夜はいい気分 ラララ… ラララ… 胸に手を当てて 目を閉じりゃ 本当に 日々は長いよ |
ナイロン・カバーリングナイロン・カバーリング それは何かと解かるでしょうね 薄物を見れば 息もつまり熱くなるの そんなあたしのことを 知りたくないの あなた 独得なあたしの歩き方を 見つめてあなた 想いを巡らす ねぇそうでしょう だけど あなた忘れてる 今夜あたしを 今夜あたしの値段を あんたは お金で払ったの それなのに ばっちり 目が覚めてるなんて 思っているんだから ナイロン・カバーリング それは何かと解かるでしょうね なんて 恥さらしな女だって 言えた義理ね あんたの娘さんが あたしのような事をしていたとしたら きっと あなた 殺してしまう ねぇそうでしょう そうよ そんな あなたを 誰も責めない だけど これは何なの いったい 何なのかしらね それなのに ばっちり 目が覚めてるなんて 思っているんだから ナイロン・カバーリング それは何かと解かるでしょうね 薄物を見れば 息もつまり熱くなるの だけど 男のひとは 追いかけ続けるだけね 感じたいと思う 自分の そんな気持ちを 追いかけるだけ ねぇそうでしょう だけど あなたのあのひと 幸せなあのひと そんなあなたの気持ちを とても わかりはしないの それなのに ばっちり 目が覚めてるなんて 思っているんだから あんたの寝息が聞こえる もう おやすみ ナイロン・カバー もう おやすみ | 浅川マキ | M.Levin・日本語詞:浅川マキ | M.Levin | | ナイロン・カバーリング それは何かと解かるでしょうね 薄物を見れば 息もつまり熱くなるの そんなあたしのことを 知りたくないの あなた 独得なあたしの歩き方を 見つめてあなた 想いを巡らす ねぇそうでしょう だけど あなた忘れてる 今夜あたしを 今夜あたしの値段を あんたは お金で払ったの それなのに ばっちり 目が覚めてるなんて 思っているんだから ナイロン・カバーリング それは何かと解かるでしょうね なんて 恥さらしな女だって 言えた義理ね あんたの娘さんが あたしのような事をしていたとしたら きっと あなた 殺してしまう ねぇそうでしょう そうよ そんな あなたを 誰も責めない だけど これは何なの いったい 何なのかしらね それなのに ばっちり 目が覚めてるなんて 思っているんだから ナイロン・カバーリング それは何かと解かるでしょうね 薄物を見れば 息もつまり熱くなるの だけど 男のひとは 追いかけ続けるだけね 感じたいと思う 自分の そんな気持ちを 追いかけるだけ ねぇそうでしょう だけど あなたのあのひと 幸せなあのひと そんなあなたの気持ちを とても わかりはしないの それなのに ばっちり 目が覚めてるなんて 思っているんだから あんたの寝息が聞こえる もう おやすみ ナイロン・カバー もう おやすみ |
If I'm on the late sideそうさ おいらが 乗り遅れても 迷わずにさ 行ってさ おくれよ 駅で逢えなくても おいらは きっと行く 信じてくれないやつとは つき合えぬ おれにことづてなら 赤帽さんにね それで すべてOK 乗ってさ おくれよ メリーランドからシルバータウン おいらは 歩くさ 約束の町に来たのに あの店にもいない そうだね ダーリン 気づくべきだったよ もっと早く おいらは このことに 今度 逢うときゃね うめ合わせは きっとするぜ だから心配せず 迷わず…… ラララ…… | 浅川マキ | ROD STEWART・R.LANE・日本語詞:浅川マキ | ROD STEWART・R.LANE | | そうさ おいらが 乗り遅れても 迷わずにさ 行ってさ おくれよ 駅で逢えなくても おいらは きっと行く 信じてくれないやつとは つき合えぬ おれにことづてなら 赤帽さんにね それで すべてOK 乗ってさ おくれよ メリーランドからシルバータウン おいらは 歩くさ 約束の町に来たのに あの店にもいない そうだね ダーリン 気づくべきだったよ もっと早く おいらは このことに 今度 逢うときゃね うめ合わせは きっとするぜ だから心配せず 迷わず…… ラララ…… |
アメリカの夜片手でハンドル左に大きく切って 街角に車が軋む 爆音残す 少しだけ窓を開ければ 移り行く季節の匂い 若い女たちがはしゃいで行く いまはこのサングラス気に入っている 寂しい日が続いても It's all right これでいいのか、なんて It's all right 誰が何と言おうと It's all right 今頃 あのひとは It's all right 空っぽの夢乗せて 午後の陽射し避けながら 車が軋む 爆音残す 知っているかい あのシネマ「アメリカの夜」をさ なにもかもがブルーのフィルターに紛れている そうさ いまこのサングラス気にいっている 目を逸らさないで 今日と云う日に 目を逸らさないで 僕を真正面から見て欲しい 寂しい日が続いても It's all right これでいいのか、なんて It's all right 誰が何と言おうと It's all right 今頃 あのひとは It's all right | 浅川マキ | 浅川マキ | 浅川マキ | | 片手でハンドル左に大きく切って 街角に車が軋む 爆音残す 少しだけ窓を開ければ 移り行く季節の匂い 若い女たちがはしゃいで行く いまはこのサングラス気に入っている 寂しい日が続いても It's all right これでいいのか、なんて It's all right 誰が何と言おうと It's all right 今頃 あのひとは It's all right 空っぽの夢乗せて 午後の陽射し避けながら 車が軋む 爆音残す 知っているかい あのシネマ「アメリカの夜」をさ なにもかもがブルーのフィルターに紛れている そうさ いまこのサングラス気にいっている 目を逸らさないで 今日と云う日に 目を逸らさないで 僕を真正面から見て欲しい 寂しい日が続いても It's all right これでいいのか、なんて It's all right 誰が何と言おうと It's all right 今頃 あのひとは It's all right |
マイ・マンあたしのあのひと そう、あたしの彼は 冷たくじめじめ それにいつも疲れているの 物語に出てくる英雄でもないし ルックスも良くない、コストも大きいったら、 ありゃしない それに彼には いつでも、二三の女が居るらしいの そう それがいま、あたしの彼なのよ あたしが人生を賭けてるなんて あのひとは知らない だけど、いいのよ、オーライ 本当じゃないって、何になるの どうせ、あのひとのところに戻るわ 雨が降ろうと、寒かろうと あのひとは そう、マイ・マン | 浅川マキ | C.Pollak・日本語詞:浅川マキ | Maurice Yvain | | あたしのあのひと そう、あたしの彼は 冷たくじめじめ それにいつも疲れているの 物語に出てくる英雄でもないし ルックスも良くない、コストも大きいったら、 ありゃしない それに彼には いつでも、二三の女が居るらしいの そう それがいま、あたしの彼なのよ あたしが人生を賭けてるなんて あのひとは知らない だけど、いいのよ、オーライ 本当じゃないって、何になるの どうせ、あのひとのところに戻るわ 雨が降ろうと、寒かろうと あのひとは そう、マイ・マン |