ゼロ地点金で買えるものとは違う 体の芯が反応する振動 行けるギリギリのラインに立って その次を感じていたいんだ 意味 素性 世評 状況 捨て去った先のゼロ地点 好きか嫌いか そこに理由なんてありはしないんだ 衝動が示す自分方向に ただ進むだけなんだ 難しい理屈が塗り潰した 既製のイメージがワクにはめた 光る箱 勝手に喋り続けた 揺れながらこの形に気付いた 同情 過去 打算 事情 捨て去った先のゼロ地点 本当のことを 今よりもっと知りたいだけなんだ 壊し続けるんだ おざなりな現状なんていらないんだ 安心 客観 協調 形状 捨て去った先のゼロ地点 本当のことを 今よりもっと知りたいだけなんだ 壊し続けるんだ おざなりな現状なんていらないんだ | 森広隆 | HIROTAKA MORI | HIROTAKA MORI | 森広隆 | 金で買えるものとは違う 体の芯が反応する振動 行けるギリギリのラインに立って その次を感じていたいんだ 意味 素性 世評 状況 捨て去った先のゼロ地点 好きか嫌いか そこに理由なんてありはしないんだ 衝動が示す自分方向に ただ進むだけなんだ 難しい理屈が塗り潰した 既製のイメージがワクにはめた 光る箱 勝手に喋り続けた 揺れながらこの形に気付いた 同情 過去 打算 事情 捨て去った先のゼロ地点 本当のことを 今よりもっと知りたいだけなんだ 壊し続けるんだ おざなりな現状なんていらないんだ 安心 客観 協調 形状 捨て去った先のゼロ地点 本当のことを 今よりもっと知りたいだけなんだ 壊し続けるんだ おざなりな現状なんていらないんだ |
Pebamaハニー あの木の隣 二人 並んで座ろう 冷たい風に吹かれないように あと少し傍においで あの光を見届けよう また今日と云う日が終わる 眩いその美しさは 刹那の輝き 今 全て赤く染まる 儚きもの その生命が やがて消える時も いつも僕が傍に居るよ ハニー 細波のように 二人 穏やかに過ごそう 愛でるあまり 壊さないように あと少し憂いを抱いて あの光を見続けよう 絶えまなく日々は廻る 水面に今 見える道は 永久へと続く また 僕らに深く刺さる 失ったもの その意味さえ 許して 包み込んでゆく 恐がらなくていいさ 行こう | 森広隆 | HIROTAKA MORI | HIROTAKA MORI | 重実徹 | ハニー あの木の隣 二人 並んで座ろう 冷たい風に吹かれないように あと少し傍においで あの光を見届けよう また今日と云う日が終わる 眩いその美しさは 刹那の輝き 今 全て赤く染まる 儚きもの その生命が やがて消える時も いつも僕が傍に居るよ ハニー 細波のように 二人 穏やかに過ごそう 愛でるあまり 壊さないように あと少し憂いを抱いて あの光を見続けよう 絶えまなく日々は廻る 水面に今 見える道は 永久へと続く また 僕らに深く刺さる 失ったもの その意味さえ 許して 包み込んでゆく 恐がらなくていいさ 行こう |
Trash地上に何ひとつとして無駄なものがないのだとしたら 僕らは何に対してその言葉を使っているのだろう 大地の黒い血の化身 殺された木々の骸 生きとし生けるもの全て 廻るはずの分子たちを 目先だけの利害でもって閉じ込めて名付けた Trash 何を意味するのか 捨てるべきはそれなのか 今は考えずとも過ごせる またそう呼ばれるものを増やしながら 日常の何ひとつとして無から生み出したわけじゃない 僕らは今の営みを創造したと言えるのだろうか Trash 借りを重ね続けて 来る世紀を汚す事が 忌わしい事態 呼び寄せてる すぐ元に戻せるとでも言うのか Trash 何を意味するのか 捨てるべきはそれなのか 今は考えずとも過ごせる またそう呼ばれるものを増やしながら | 森広隆 | HIROTAKA MORI | HIROTAKA MORI | 森広隆 | 地上に何ひとつとして無駄なものがないのだとしたら 僕らは何に対してその言葉を使っているのだろう 大地の黒い血の化身 殺された木々の骸 生きとし生けるもの全て 廻るはずの分子たちを 目先だけの利害でもって閉じ込めて名付けた Trash 何を意味するのか 捨てるべきはそれなのか 今は考えずとも過ごせる またそう呼ばれるものを増やしながら 日常の何ひとつとして無から生み出したわけじゃない 僕らは今の営みを創造したと言えるのだろうか Trash 借りを重ね続けて 来る世紀を汚す事が 忌わしい事態 呼び寄せてる すぐ元に戻せるとでも言うのか Trash 何を意味するのか 捨てるべきはそれなのか 今は考えずとも過ごせる またそう呼ばれるものを増やしながら |
黒い実暗がりに息を潜め 花は不規則な鋭い光を放つ 死せる大地にこの血を与え 生命を保つ日々は続いた 鈍色に絡まる 根を深く這わせて 吸い上げた悪意は 黒い実になり膨らみ始めた 満たすだけの雨が幹を濡らす 陽の当たる高みへと枝は伸びる 甘い香りはこの血に混じり 身を焦がす炎に変わった 鈍色に煌めく 葉を高く広げて 集まった記憶を 黒い実が今 弾けて放った 鈍色に絡まる 根を深く這わせて 光の射す世界を まるで塗り潰すように 黒い実は今 増え始めた | 森広隆 | 森広隆 | 森広隆 | 森広隆 | 暗がりに息を潜め 花は不規則な鋭い光を放つ 死せる大地にこの血を与え 生命を保つ日々は続いた 鈍色に絡まる 根を深く這わせて 吸い上げた悪意は 黒い実になり膨らみ始めた 満たすだけの雨が幹を濡らす 陽の当たる高みへと枝は伸びる 甘い香りはこの血に混じり 身を焦がす炎に変わった 鈍色に煌めく 葉を高く広げて 集まった記憶を 黒い実が今 弾けて放った 鈍色に絡まる 根を深く這わせて 光の射す世界を まるで塗り潰すように 黒い実は今 増え始めた |