LOST CHILD虚像(うそ)こそ真実と 画面がささやく 蛹のベッドは 背骨が軋む ぼくたちは 強くなりたい 人は争うことばかり 都市は怯える人だかり キレイなふりして お家に帰るの ギブスの翼が 肩に食い込む わたしたち ひとりがこわい 日々は解せないことばかり ママの小言は神がかり | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 虚像(うそ)こそ真実と 画面がささやく 蛹のベッドは 背骨が軋む ぼくたちは 強くなりたい 人は争うことばかり 都市は怯える人だかり キレイなふりして お家に帰るの ギブスの翼が 肩に食い込む わたしたち ひとりがこわい 日々は解せないことばかり ママの小言は神がかり |
星降る夜の天文学腕を伸ばせば 宇宙のベッドの上 吐息の星が 砂金みたいに流れ ふたりの間で 音をたてる 天の河越えて 迷子になる あなたの瞳は 恋しい地球 せつなく遠く近く 目と目が合う 隕石の加速度で あなたに落ちるわ 雲を引き裂き 背中で爪が割れる 天も地もない シーツの天文台 乙女座を満たす 恒星(ひかり)の剣 あまい銀河の 波を昇り 彗星に乗って あなたを回る 死ぬほど熱く深く 融けてゆくわ 太陽に吸い込まれ 炎になるまで せつなく遠く近く 目と目が合う 一億光年の旅 あなたと行きたい 死ぬほど熱く深く 融けてゆくわ 太陽に吸い込まれ 炎になるまで | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 腕を伸ばせば 宇宙のベッドの上 吐息の星が 砂金みたいに流れ ふたりの間で 音をたてる 天の河越えて 迷子になる あなたの瞳は 恋しい地球 せつなく遠く近く 目と目が合う 隕石の加速度で あなたに落ちるわ 雲を引き裂き 背中で爪が割れる 天も地もない シーツの天文台 乙女座を満たす 恒星(ひかり)の剣 あまい銀河の 波を昇り 彗星に乗って あなたを回る 死ぬほど熱く深く 融けてゆくわ 太陽に吸い込まれ 炎になるまで せつなく遠く近く 目と目が合う 一億光年の旅 あなたと行きたい 死ぬほど熱く深く 融けてゆくわ 太陽に吸い込まれ 炎になるまで |
小夜啼鳥(ナイチンゲール)あなたから 愛をついばむほど 哀しい夢 さえずる小鳥 私は 知らない名前を あなたが呼んだの 私 眠るふりして 窓を見る その腕が 夜ごと私の籠 空はもう 広すぎて飛べやしない あなたは冷たい 茨の棘なの いつも私を抱いて 微笑うだけ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | あなたから 愛をついばむほど 哀しい夢 さえずる小鳥 私は 知らない名前を あなたが呼んだの 私 眠るふりして 窓を見る その腕が 夜ごと私の籠 空はもう 広すぎて飛べやしない あなたは冷たい 茨の棘なの いつも私を抱いて 微笑うだけ |
La verite誰もがひとりじゃ生きられないと言う 誰かといつでもつながっていたいと言う だけどほんとは違う 自分ごまかす術 テレビは伝える知らなくていいnews ラジオは聴かせる流されてゆくsongs なにがそんな大事 抱えてるの たくさん 小さな嘘を君がつく 世界が少しひび割れる カラの卵の膜のように 乾いた音が聞こえたって この瞬間も君が好き あり余ってる時間の中で 僕のただひとつの それが真実だから 他人を愛せない人ねと君は言う それなら自分を愛せてるの君は いつも斜めばかり 前が見つからない 素直な僕など見せない 弱さで引き合ったなんて思わない 隠してる闇は けして光と交差しない たぐり寄せるように触れる 愛しい場処を初めて知る 君のただ一度の いまを信じてみて 大きな嘘を誰かつく 世界は傾き揺れても 空は青いと子供は言い そうして回りつづけるんだ この瞬間も君が好き まだ見ぬ風景の中さえ 僕のただ一度の いまが真実なんだ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 誰もがひとりじゃ生きられないと言う 誰かといつでもつながっていたいと言う だけどほんとは違う 自分ごまかす術 テレビは伝える知らなくていいnews ラジオは聴かせる流されてゆくsongs なにがそんな大事 抱えてるの たくさん 小さな嘘を君がつく 世界が少しひび割れる カラの卵の膜のように 乾いた音が聞こえたって この瞬間も君が好き あり余ってる時間の中で 僕のただひとつの それが真実だから 他人を愛せない人ねと君は言う それなら自分を愛せてるの君は いつも斜めばかり 前が見つからない 素直な僕など見せない 弱さで引き合ったなんて思わない 隠してる闇は けして光と交差しない たぐり寄せるように触れる 愛しい場処を初めて知る 君のただ一度の いまを信じてみて 大きな嘘を誰かつく 世界は傾き揺れても 空は青いと子供は言い そうして回りつづけるんだ この瞬間も君が好き まだ見ぬ風景の中さえ 僕のただ一度の いまが真実なんだ |
LabyrinthFlyin' to my Dream ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて 呼びつづけて 私を 自由という名の 迷路の真中で 途方にくれながら 膝を抱えてる 鏡の壁を覗くたび ワタシハ ダレと こだまが問いかけるよ Flyin' to my Dream 凍てついた夜を いくつ壊せば 未来が見えるの Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があるのか 連れて行って 私を 愛という名の 深い森の中で 何度も傷ついて あなた探してる 少女の夢で信じてた 出逢いの奇跡 いつか星が導く Flyin' to your Love ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて Labyrinth of my Heart まだ見ぬ光が 心の隙間 満たすその時 生まれ変われそうなの Flyin' to my Dream 見えない翼は どんな風にも きっとはばたく Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があっても 呼びつづけて ずっと 連れて行って 私を | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | Flyin' to my Dream ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて 呼びつづけて 私を 自由という名の 迷路の真中で 途方にくれながら 膝を抱えてる 鏡の壁を覗くたび ワタシハ ダレと こだまが問いかけるよ Flyin' to my Dream 凍てついた夜を いくつ壊せば 未来が見えるの Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があるのか 連れて行って 私を 愛という名の 深い森の中で 何度も傷ついて あなた探してる 少女の夢で信じてた 出逢いの奇跡 いつか星が導く Flyin' to your Love ひとりじゃないこと あなたの胸で はやく教えて Labyrinth of my Heart まだ見ぬ光が 心の隙間 満たすその時 生まれ変われそうなの Flyin' to my Dream 見えない翼は どんな風にも きっとはばたく Labyrinth of my Heart 幾重にもつづく 扉の向こう 何があっても 呼びつづけて ずっと 連れて行って 私を |
亡き王女のための…生まれても 生まれても お空は暗い 息をして 息をして お歌をうたう つないだ 手と手の中にあるのはなに 子犬の鼓動と 水玉ひとかけら カタリ コトリ 離さないで 戻っても 戻っても 夜明けはこない また死んで また死んで お星が墜ちた 縫われた まぶたの奥にあるのはなに 虫食い胡桃の実 蜥蜴のしっぽの骨 カラリ コロリ さようなら | ALI PROJECT | ARIKA TAKARANO | MIKIYA KATAKURA | | 生まれても 生まれても お空は暗い 息をして 息をして お歌をうたう つないだ 手と手の中にあるのはなに 子犬の鼓動と 水玉ひとかけら カタリ コトリ 離さないで 戻っても 戻っても 夜明けはこない また死んで また死んで お星が墜ちた 縫われた まぶたの奥にあるのはなに 虫食い胡桃の実 蜥蜴のしっぽの骨 カラリ コロリ さようなら |
薔薇娼館濃紅へと沈む夕べに 土に撓まぬまま 少しずつ朽ちるのは また一片の花弁 また一輪の薔薇 蒼ざめ浮き立つ かつての純白 まだ薫りは仄かに まだ記憶を留めて すべて甘やかに 忘れよと告げるように いま私は妬ましい 花の季が 硝子を伝わる水滴眺め 凍えることのない 肌を抱く爪は棘 指先を触れもせず 囁きも交わさずに 遠離る影を 目を閉じ追っても 瞳から植えられて 胸の奥で何度も 開こうと藻掻く 一塊の赤い芽を 恋と呼んで 慈しめばいいのですか まだ一片の花弁 まだ一輪の薔薇 外は騒ぐ風 通り過ぎる修羅 なお薫りは立ち篭め もうひとつあとひとつ この身の代わりに 散り果ててゆくがいい 溜息も零さずに 叫び声も上げずに ただひとりの名を 塗り込め差す紅 ここは蔦の蔓延る 熱の籠もる温室 咲きも枯れもせぬ わが薔薇だけの為の 誰かの手で織り込まれた 造花のような | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 濃紅へと沈む夕べに 土に撓まぬまま 少しずつ朽ちるのは また一片の花弁 また一輪の薔薇 蒼ざめ浮き立つ かつての純白 まだ薫りは仄かに まだ記憶を留めて すべて甘やかに 忘れよと告げるように いま私は妬ましい 花の季が 硝子を伝わる水滴眺め 凍えることのない 肌を抱く爪は棘 指先を触れもせず 囁きも交わさずに 遠離る影を 目を閉じ追っても 瞳から植えられて 胸の奥で何度も 開こうと藻掻く 一塊の赤い芽を 恋と呼んで 慈しめばいいのですか まだ一片の花弁 まだ一輪の薔薇 外は騒ぐ風 通り過ぎる修羅 なお薫りは立ち篭め もうひとつあとひとつ この身の代わりに 散り果ててゆくがいい 溜息も零さずに 叫び声も上げずに ただひとりの名を 塗り込め差す紅 ここは蔦の蔓延る 熱の籠もる温室 咲きも枯れもせぬ わが薔薇だけの為の 誰かの手で織り込まれた 造花のような |
陸と海と空と歩んで行こう 萌える陸の桜咲く大地を 実りの時を繰り返した 神の土地の どんな日があれど 人々は暮らす 目覚めの朝と 眠れる夜と 誰でも生まれた 場所を愛したい たったひとつの 誇る故郷として 僕は家を出た いつか戻る為 まだ先がある 渡って行こう 青い海を 輝ける波間を 赤道線を越えなくとも 君が見える 正義を失う 明日なんか無い 昔の人も 信じつづけた 僕らの頭上に 旗を掲げよう 世界にひとつ この国の紋章を 飾り立てはせず 偽りも持たず 現代(いま)の自分へ 翼に乗ろう 藍の空へ 煙る白い雲へ 天の彼方を知らないから 君に会える 道は分かれても 左右は違わぬ 民 共にあれ 歩んで行こう 萌える陸の菊香る大地を 境界線を越えなくとも 君を守る 渡って行こう 青い海を 輝ける波間を 翼に乗ろう 藍の空へ ああいつまでも | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 歩んで行こう 萌える陸の桜咲く大地を 実りの時を繰り返した 神の土地の どんな日があれど 人々は暮らす 目覚めの朝と 眠れる夜と 誰でも生まれた 場所を愛したい たったひとつの 誇る故郷として 僕は家を出た いつか戻る為 まだ先がある 渡って行こう 青い海を 輝ける波間を 赤道線を越えなくとも 君が見える 正義を失う 明日なんか無い 昔の人も 信じつづけた 僕らの頭上に 旗を掲げよう 世界にひとつ この国の紋章を 飾り立てはせず 偽りも持たず 現代(いま)の自分へ 翼に乗ろう 藍の空へ 煙る白い雲へ 天の彼方を知らないから 君に会える 道は分かれても 左右は違わぬ 民 共にあれ 歩んで行こう 萌える陸の菊香る大地を 境界線を越えなくとも 君を守る 渡って行こう 青い海を 輝ける波間を 翼に乗ろう 藍の空へ ああいつまでも |
天使に寄す天界は今 はるかなる 湖のように 汚れなきその心を 地上へと 映し出す 目覚めよ 天使 さあ 瞳をあけ 濡れた翼は 月の光に ひらくでしょう 生きとし 生けるもの達の 祈り声は風 命の樹木を揺らして 空をふるわせる時 目覚めよ 天使 さあ 腕をのばし 小さな手のひら 抱えきれない 愛がある 謳えよ 天使 永遠なる調べを いつか翼は 誰かの夢を 抱きしめる 目覚めよ 天使 その 薔薇のえくぼで 絶え間なく流れる 涙を止めるため | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 天界は今 はるかなる 湖のように 汚れなきその心を 地上へと 映し出す 目覚めよ 天使 さあ 瞳をあけ 濡れた翼は 月の光に ひらくでしょう 生きとし 生けるもの達の 祈り声は風 命の樹木を揺らして 空をふるわせる時 目覚めよ 天使 さあ 腕をのばし 小さな手のひら 抱えきれない 愛がある 謳えよ 天使 永遠なる調べを いつか翼は 誰かの夢を 抱きしめる 目覚めよ 天使 その 薔薇のえくぼで 絶え間なく流れる 涙を止めるため |
毒味役燃やすのは恐れ 灯すのは命 痺れる記憶 いま在る現は幻覚か わたしをここまで 育み造った 苦く美味なる 闇 微笑む聖女と 嗤える悪魔が 向かい合う晩餐の 銀燭(あかり)に跪き 今宵も渇く喉に 垂らされる 一滴 人は毒味役 受け皿の肉体 嗅ぎ分けていく 見えぬ行く手を 苦しみ藻掻いても 毒に毒を以て 蝕ばまれながら 舌先触れる 微かな甘さに酔い痴れて 生きることを貪る 果敢ない 心を 築いてきたもの 城壁を巡らせ 眠れる王者と 目醒める奴隷は 寝台と牢獄で 同じ夢 彷徨う 頸元に当てられた 赤金の月の刃 忍ぶ暗殺者 すべて消せばいい 断ち切られても この眼は視よう 甘美なる地獄を 燃やしては焦がれ まだ灯る命 痺れる記憶 いま在る現も幻覚か やがて死が充ちてくる 誰も毒味役 受け皿の肉体 試され選ぶ 見えぬ行く手を 悦び喘ぎつつ 毒に毒を以て 蝕ばまれようと 舌に留まる 僅かな甘さに酔い続け 生きることを貪れ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 燃やすのは恐れ 灯すのは命 痺れる記憶 いま在る現は幻覚か わたしをここまで 育み造った 苦く美味なる 闇 微笑む聖女と 嗤える悪魔が 向かい合う晩餐の 銀燭(あかり)に跪き 今宵も渇く喉に 垂らされる 一滴 人は毒味役 受け皿の肉体 嗅ぎ分けていく 見えぬ行く手を 苦しみ藻掻いても 毒に毒を以て 蝕ばまれながら 舌先触れる 微かな甘さに酔い痴れて 生きることを貪る 果敢ない 心を 築いてきたもの 城壁を巡らせ 眠れる王者と 目醒める奴隷は 寝台と牢獄で 同じ夢 彷徨う 頸元に当てられた 赤金の月の刃 忍ぶ暗殺者 すべて消せばいい 断ち切られても この眼は視よう 甘美なる地獄を 燃やしては焦がれ まだ灯る命 痺れる記憶 いま在る現も幻覚か やがて死が充ちてくる 誰も毒味役 受け皿の肉体 試され選ぶ 見えぬ行く手を 悦び喘ぎつつ 毒に毒を以て 蝕ばまれようと 舌に留まる 僅かな甘さに酔い続け 生きることを貪れ |
さいごの戀わたしを映した 綺麗な眸を 胸の奥に広がる 無常の夜空に掛け 月の玉座 星の供物 ありとあらゆる日々に 降りる帳の上 煌めく様に 記憶の糸を織りながら 忘れ得ぬ ぬくもりに触れ 最後の恋のやさしさに 心は枯れずに いつまでも夢を繰るでしょう わたしの名を呼ぶ 愛しい囁き 耳の奥に渦巻く 無窮の海に落とす 波の響き 泡の音色 この世のすべての歌を 奏でたとしても 浮き上がる様に 真珠母の匣 閉じこめた 涙は眠り虹と散る 最後の恋の哀しさに 心は濡れても 朝露に生まれ変われる 恋の終わりを知ればこそ 涙は凍り闇に散る 最後の恋と知りながら 君を抱きしめて いつまでも留まるでしょう なにひとつ 色褪せはしないのだから | ALI PROJECT | Arika Takarano | Mikiya Katakura | 平野義久 | わたしを映した 綺麗な眸を 胸の奥に広がる 無常の夜空に掛け 月の玉座 星の供物 ありとあらゆる日々に 降りる帳の上 煌めく様に 記憶の糸を織りながら 忘れ得ぬ ぬくもりに触れ 最後の恋のやさしさに 心は枯れずに いつまでも夢を繰るでしょう わたしの名を呼ぶ 愛しい囁き 耳の奥に渦巻く 無窮の海に落とす 波の響き 泡の音色 この世のすべての歌を 奏でたとしても 浮き上がる様に 真珠母の匣 閉じこめた 涙は眠り虹と散る 最後の恋の哀しさに 心は濡れても 朝露に生まれ変われる 恋の終わりを知ればこそ 涙は凍り闇に散る 最後の恋と知りながら 君を抱きしめて いつまでも留まるでしょう なにひとつ 色褪せはしないのだから |
Lolita in the garretアトリエの窓辺から ルドン・ブルーの空こぼれ 床(フロア)を塗りつぶす 夜明けまえ去った人 広いシーツは冷たく 変わらぬ朝を包む tu sais, je t'aime この次は どこか私を連れ去って まだ知らぬ自由を覗きたいの 大人のずるさは 知ってるけど 描きかけの自画像と 鏡に映した顔は 夜毎に かけ離れ 恋だけで 息をする わたしは泡沫の日々 浴室で沈めたい tu sais, je t'aime 会えるまで あなたを学びつづけよう カフェ 地下鉄 美術館 どこにいても あなたの視線で なぞってるの tu sais, je t'aime すぐに来て どうかわたしを連れてって 何もかもきらめく その場所へ Monsieur, どうして愛は 移ろい人を変えるのか 汚れない想いが 真実か すべてをあなたに 教えて欲しい | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | アトリエの窓辺から ルドン・ブルーの空こぼれ 床(フロア)を塗りつぶす 夜明けまえ去った人 広いシーツは冷たく 変わらぬ朝を包む tu sais, je t'aime この次は どこか私を連れ去って まだ知らぬ自由を覗きたいの 大人のずるさは 知ってるけど 描きかけの自画像と 鏡に映した顔は 夜毎に かけ離れ 恋だけで 息をする わたしは泡沫の日々 浴室で沈めたい tu sais, je t'aime 会えるまで あなたを学びつづけよう カフェ 地下鉄 美術館 どこにいても あなたの視線で なぞってるの tu sais, je t'aime すぐに来て どうかわたしを連れてって 何もかもきらめく その場所へ Monsieur, どうして愛は 移ろい人を変えるのか 汚れない想いが 真実か すべてをあなたに 教えて欲しい |
カフェテラスでお茶をどうぞカフェテラスで お茶をどうぞ 午後三時の ティータイム おしゃべりな こもれびたち 紅茶にたらした ハチミツのように ほら 時間も溶けてしまう 忙しいあなた ちょっと足を止めて 座っていきなよ しあわせを スプーン一匙でも さしあげられたらいいな カフェテラスで お茶をどうぞ いたづらな そよ風に テーブル中のクロスが舞う (flying flying) あっちこっち 大騒ぎ 午後三時の ティータイム 小鳥たちがウェイトレス ホットなアップルパイに つきさしたフォークで さあ 恋を占いましょう 待ちぼうけの君 信じることも美徳 がっかりしちゃダメ いつでも 変わらない笑顔のまま 逢えたら素敵ね! カフェテラスで ひとやすみ ミルクカップで うたた寝 夢のおかわりは いかが? (glaces glaces) 甘ずっぱいお菓子そえて 初恋の味かしら 胸のなかもクランベリージャム カフェテラスで お茶をどうぞ 悩み事もいっしょに 飲み干してしまえるから (singin' singin') いつ来たって花盛り クリィーミーなときめきを カフェテラスで お茶をどうぞ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | カフェテラスで お茶をどうぞ 午後三時の ティータイム おしゃべりな こもれびたち 紅茶にたらした ハチミツのように ほら 時間も溶けてしまう 忙しいあなた ちょっと足を止めて 座っていきなよ しあわせを スプーン一匙でも さしあげられたらいいな カフェテラスで お茶をどうぞ いたづらな そよ風に テーブル中のクロスが舞う (flying flying) あっちこっち 大騒ぎ 午後三時の ティータイム 小鳥たちがウェイトレス ホットなアップルパイに つきさしたフォークで さあ 恋を占いましょう 待ちぼうけの君 信じることも美徳 がっかりしちゃダメ いつでも 変わらない笑顔のまま 逢えたら素敵ね! カフェテラスで ひとやすみ ミルクカップで うたた寝 夢のおかわりは いかが? (glaces glaces) 甘ずっぱいお菓子そえて 初恋の味かしら 胸のなかもクランベリージャム カフェテラスで お茶をどうぞ 悩み事もいっしょに 飲み干してしまえるから (singin' singin') いつ来たって花盛り クリィーミーなときめきを カフェテラスで お茶をどうぞ |
東方憧憬未見聞録理想の国はどこにある 日の出づる場処その果てに 静かに遙かに夢出づる みんな探している 涙ひとつ落ちることない国 うるおう大地 そよぐは金の稲 極楽鳥の歌を聴いて 香焚き染めた絹震わせながら 梨花の髪に風は舞って いち日が過ぎゆく あしたも同じ 七つの海を行けど けして追いつかない 逃げる蜃気楼 すべてが輝ける黄金の 都に棲むは優し人々 誰もが欲しがった幸福は ぜんぶその島に 生まれていったから 競うように船は行く われ先にと みんな暮らしたい 争いなど起こることない国 よりそう太陽 みのるは金の実 奔馬は駆ける山河巡り 童たちは遊ぶ御伽のなかに 谷の底まで桃源郷 永遠は過ぎよう 真綿のごとく 東の空の彼方 それはまぼろしの楽園 ZIPANGU 原野は夢を見た 金色の 栄えし港 着くは帆船 異国の息吹浴び その島は 溢れる野望を 受け取ってしまった 足早に時は急き 色褪せる 理想の国はどこもない 悲しみの涙がないと よろこびの花は開けない すべてが輝いた黄金の 眠る都の照り射す瓦礫 誰もが欲しがった幸福は ぜんぶその下に 埋もれたというから 地図もなく船は出る 今日もまた | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 理想の国はどこにある 日の出づる場処その果てに 静かに遙かに夢出づる みんな探している 涙ひとつ落ちることない国 うるおう大地 そよぐは金の稲 極楽鳥の歌を聴いて 香焚き染めた絹震わせながら 梨花の髪に風は舞って いち日が過ぎゆく あしたも同じ 七つの海を行けど けして追いつかない 逃げる蜃気楼 すべてが輝ける黄金の 都に棲むは優し人々 誰もが欲しがった幸福は ぜんぶその島に 生まれていったから 競うように船は行く われ先にと みんな暮らしたい 争いなど起こることない国 よりそう太陽 みのるは金の実 奔馬は駆ける山河巡り 童たちは遊ぶ御伽のなかに 谷の底まで桃源郷 永遠は過ぎよう 真綿のごとく 東の空の彼方 それはまぼろしの楽園 ZIPANGU 原野は夢を見た 金色の 栄えし港 着くは帆船 異国の息吹浴び その島は 溢れる野望を 受け取ってしまった 足早に時は急き 色褪せる 理想の国はどこもない 悲しみの涙がないと よろこびの花は開けない すべてが輝いた黄金の 眠る都の照り射す瓦礫 誰もが欲しがった幸福は ぜんぶその下に 埋もれたというから 地図もなく船は出る 今日もまた |
BArADiPArADicA眠らない森へと BArADiPArADicA 猫脚の寝台は 宙を舞う馬車 少女らの行方は 大人がけして 読み聞かせられない ファンタジー わたしの続き運ぶのは 秘密の呪文 現実は小説より奇なり 不思議の国よ 醜いアヒルの子は 雪の羽毛ゆめみる 鏡のゲルダたちは いくらでも着飾れる 今日がまた生まれた BArADiPArADicA 木漏れ日はもがれた妖精の翅 甘い毒林檎をジュースにしよう ガラスの靴を割る プリンセス 救いのお手を 王なるグランドファザー 冒険譚 仲間助けたり 喧嘩してみたり あなたと君と出会うのは 運命かもね ベール剥がし晒した ココロのままが綺麗 矢も剣も跳ね返す 鎧なんていらない 夜がまた目覚める AbulAGedAbuRA 黒い蝶々飛び立ち見えない傷が 月光の輪(リング)で きらり輝く 瑠璃の血で書き足す ダークサイド お導きあれ 魔女なるグランドマザー 裸の唇で BArADiPArADicA 過ぎて行くわたしに二度と戻れない 足跡に咲くのは ひなぎくの花 忘れえぬ 純潔 明日はまだ生まれる BArADiPArADicA 待ち受けるすべてはきっと愛おしい どんな物語も敵わないのよ 新しく始まる ファンタジー また逢いましょう 少女のわたし BArADiPArADicA …良い時をさらに良く、悪い時を少しマシに する、万能の呪文。 AbulAGedAbuRA …どんな暗い闇をも煌めかせてしまう呪文。 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 眠らない森へと BArADiPArADicA 猫脚の寝台は 宙を舞う馬車 少女らの行方は 大人がけして 読み聞かせられない ファンタジー わたしの続き運ぶのは 秘密の呪文 現実は小説より奇なり 不思議の国よ 醜いアヒルの子は 雪の羽毛ゆめみる 鏡のゲルダたちは いくらでも着飾れる 今日がまた生まれた BArADiPArADicA 木漏れ日はもがれた妖精の翅 甘い毒林檎をジュースにしよう ガラスの靴を割る プリンセス 救いのお手を 王なるグランドファザー 冒険譚 仲間助けたり 喧嘩してみたり あなたと君と出会うのは 運命かもね ベール剥がし晒した ココロのままが綺麗 矢も剣も跳ね返す 鎧なんていらない 夜がまた目覚める AbulAGedAbuRA 黒い蝶々飛び立ち見えない傷が 月光の輪(リング)で きらり輝く 瑠璃の血で書き足す ダークサイド お導きあれ 魔女なるグランドマザー 裸の唇で BArADiPArADicA 過ぎて行くわたしに二度と戻れない 足跡に咲くのは ひなぎくの花 忘れえぬ 純潔 明日はまだ生まれる BArADiPArADicA 待ち受けるすべてはきっと愛おしい どんな物語も敵わないのよ 新しく始まる ファンタジー また逢いましょう 少女のわたし BArADiPArADicA …良い時をさらに良く、悪い時を少しマシに する、万能の呪文。 AbulAGedAbuRA …どんな暗い闇をも煌めかせてしまう呪文。 |
誰ソ彼パピヨン回廊灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に その爪先 あと一歩 進めますか どちらへ 見えない前 見ぬ後ろ 選ぶのは此処で あなた お急ぎにならず 考えあそばし 抱きしめて温めて 未も睡りつづける 幸せの繭たちを 傷ついて傷つけて 零してきた涙の 数だけ綺麗な 命が羽化する 幻(ゆめ)と現の狭間 開く扉の鍵は もうとっくにお持ちね 床のうえに 散らばった 星の欠片 花片 赤い魂 青い記憶 生なる日々は紫 沈みゆく刻も 煌めくものです 舞いあがれ その幽体(からだ) 耀く鱗粉(ひかり)浴びて 黄昏の向こう側 追いかけて 引き寄せて 次の世界を創る やさしい思い出を いくつも重ねて 積み上げては壊して なんども生まれ変わる 誰でもない誰かに 灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に 夢見ませ ひたすらに 今 生きているという 唯一の 真実(まこと)を 抱きしめて 胸深く そっと息を潜めた 歓びの繭たちは 傷ついて傷つけて 捧げてきた涙の 数だけ美しい あなたに目覚める 幻と現の狭間 閉じた扉の鍵 もうわたしへお返し | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に その爪先 あと一歩 進めますか どちらへ 見えない前 見ぬ後ろ 選ぶのは此処で あなた お急ぎにならず 考えあそばし 抱きしめて温めて 未も睡りつづける 幸せの繭たちを 傷ついて傷つけて 零してきた涙の 数だけ綺麗な 命が羽化する 幻(ゆめ)と現の狭間 開く扉の鍵は もうとっくにお持ちね 床のうえに 散らばった 星の欠片 花片 赤い魂 青い記憶 生なる日々は紫 沈みゆく刻も 煌めくものです 舞いあがれ その幽体(からだ) 耀く鱗粉(ひかり)浴びて 黄昏の向こう側 追いかけて 引き寄せて 次の世界を創る やさしい思い出を いくつも重ねて 積み上げては壊して なんども生まれ変わる 誰でもない誰かに 灯しましょう パピヨンの 夜に羽ばたく翅を 唯一の 道標に 夢見ませ ひたすらに 今 生きているという 唯一の 真実(まこと)を 抱きしめて 胸深く そっと息を潜めた 歓びの繭たちは 傷ついて傷つけて 捧げてきた涙の 数だけ美しい あなたに目覚める 幻と現の狭間 閉じた扉の鍵 もうわたしへお返し |
修羅と蝶狂える嵐 既に遠く去りて 私の中で眠り睡る修羅 糸に巻かれてたたまれる 千々に裂かれた翅だろうと 血を流した 涙の代わりに 何故それを愛と 名付けようと思うのだろう 病葉にも似た この掌 触れる冥い土 泥濘む皮膚 埋めて探さん 沈める 蛹を 時には赤に 青い黄色に染み 私は知らぬ姿を持つ修羅 溶ける光を焦がれては 心を離れ立ち昇る 棘で記せ 言葉よりも深く ただこれが恋と 穢れたとて消えぬように 色無き葩 固く抱く蕾 開き散ることを 阻む如く 茎ごと手折らん 蠢 蛹を そして蝶は 一斉にと舞う 何故いまが春と お前たちにわかるのだろう 未だ息を運ぶ この胸を 破って最後の ひとひら飛べ 血を流した 涙の代わりに なおいまも愛と 名付けたいと思うのなら 抱きしめよう 過ぎた苦しみも 愛しさが孵す化身として 毀れる抜け殻 羽化した蛹は 私を縫い閉じ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 狂える嵐 既に遠く去りて 私の中で眠り睡る修羅 糸に巻かれてたたまれる 千々に裂かれた翅だろうと 血を流した 涙の代わりに 何故それを愛と 名付けようと思うのだろう 病葉にも似た この掌 触れる冥い土 泥濘む皮膚 埋めて探さん 沈める 蛹を 時には赤に 青い黄色に染み 私は知らぬ姿を持つ修羅 溶ける光を焦がれては 心を離れ立ち昇る 棘で記せ 言葉よりも深く ただこれが恋と 穢れたとて消えぬように 色無き葩 固く抱く蕾 開き散ることを 阻む如く 茎ごと手折らん 蠢 蛹を そして蝶は 一斉にと舞う 何故いまが春と お前たちにわかるのだろう 未だ息を運ぶ この胸を 破って最後の ひとひら飛べ 血を流した 涙の代わりに なおいまも愛と 名付けたいと思うのなら 抱きしめよう 過ぎた苦しみも 愛しさが孵す化身として 毀れる抜け殻 羽化した蛹は 私を縫い閉じ |
花と龍待っておくんなさい そこの兄さんよ 惚れた腫れたなら いっときだけ でも彫りたいのさ 牡丹の緋の色 寒桜の紅 枯れぬ心に 毀れた白刃を翳して 生きる不器用さ赦して 浮き世の裏から表を 覗く きらめきは 恋の炎 一叢 素肌を刺すのは 青い鉤爪と 薄墨の鱗 修羅をくぐり 張っておくんなさい さあ丁か半か 夜風はいずこに 靡くとしても 巡り合うことの定めを 愚かな女 無駄にして 孤独の果てに辿り着く 闇へ 踏み出して この末世に 賭けよか 白衣などいらない わたしの背には龍 涙など持たずに あなたの肩で哭く ひととき抱いていて 蘇った空に 再び何処までも 昇ってゆけるから 人は生まれ落ちた瞬間(とき)に 一度きり賽は投げられ 浮き世の底から天へと 毀れた白刃を翳して 生きる不器用さ赦して 浮き世の裏から表を 覗く きらめきは 恋の命 一片 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 待っておくんなさい そこの兄さんよ 惚れた腫れたなら いっときだけ でも彫りたいのさ 牡丹の緋の色 寒桜の紅 枯れぬ心に 毀れた白刃を翳して 生きる不器用さ赦して 浮き世の裏から表を 覗く きらめきは 恋の炎 一叢 素肌を刺すのは 青い鉤爪と 薄墨の鱗 修羅をくぐり 張っておくんなさい さあ丁か半か 夜風はいずこに 靡くとしても 巡り合うことの定めを 愚かな女 無駄にして 孤独の果てに辿り着く 闇へ 踏み出して この末世に 賭けよか 白衣などいらない わたしの背には龍 涙など持たずに あなたの肩で哭く ひととき抱いていて 蘇った空に 再び何処までも 昇ってゆけるから 人は生まれ落ちた瞬間(とき)に 一度きり賽は投げられ 浮き世の底から天へと 毀れた白刃を翳して 生きる不器用さ赦して 浮き世の裏から表を 覗く きらめきは 恋の命 一片 |
乙女の贖いその白い頬にひと刷けの 春 桃色の 灯り点せるなら こんな私の一生分の 笑顔 微笑み ぜんぶあなたにあげるわ ただそばにいるだけで 何にもできないの もっと苦しみよ あなたの痛みより強く 人は大事な誰かのため 命を捨てる 覚悟だってできる 捧げられるなら何度でも 私は羽根を剥いで 散らしつづけるわ でも指を 離せない 残ったぬくもりを 本当は さみしいの ひとりはなんて冷たいの なぜ すがるのは 儚い祈り 消えそうな どこへ届けたら この歌声は意味を持つ ただそばにいるだけで 何にもできないの そうよ 哀しみは 夢の空白より深く 広がるわ それでいいのよ あなたになれない私の罰 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | その白い頬にひと刷けの 春 桃色の 灯り点せるなら こんな私の一生分の 笑顔 微笑み ぜんぶあなたにあげるわ ただそばにいるだけで 何にもできないの もっと苦しみよ あなたの痛みより強く 人は大事な誰かのため 命を捨てる 覚悟だってできる 捧げられるなら何度でも 私は羽根を剥いで 散らしつづけるわ でも指を 離せない 残ったぬくもりを 本当は さみしいの ひとりはなんて冷たいの なぜ すがるのは 儚い祈り 消えそうな どこへ届けたら この歌声は意味を持つ ただそばにいるだけで 何にもできないの そうよ 哀しみは 夢の空白より深く 広がるわ それでいいのよ あなたになれない私の罰 |
彼と彼女の聖夜(イヴ)ルーベンスの絵のような 雲が空に溶けて 街中にジングルベル 鈴のようにわらう子供 銀のモミの木見上げ ふたり手をつないだ 心はもうどんな日も 凍えたりしない こんなに気持ちが きれいにかがやく夜が来る そっとMerryChristmas 雪のかけら 頬に触れて消えるの ずっとMerryChristmas 終わりのない 愛はあるの? 目を閉じて祈る 白い教会の屋根 ながれる賛美歌 生まれるその前に 聞いた気がするわ 誰もがやさしく 誰かを守ってるいつでも だからMerryChristmas 星は灯る 世界中の窓辺に きっとMerryChristmas 離さないと 約束して それが贈りもの I love you, MerryChristmas 涙になるあふれそうな想いは I love you, MerryChristmas 愛しているだけじゃ とても伝えられないの そっとMerryChristmas 夢が降りる もうひとりじゃないのね ずっとMerryChristmas 終わりのない 愛があるの この胸のなかに | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | ルーベンスの絵のような 雲が空に溶けて 街中にジングルベル 鈴のようにわらう子供 銀のモミの木見上げ ふたり手をつないだ 心はもうどんな日も 凍えたりしない こんなに気持ちが きれいにかがやく夜が来る そっとMerryChristmas 雪のかけら 頬に触れて消えるの ずっとMerryChristmas 終わりのない 愛はあるの? 目を閉じて祈る 白い教会の屋根 ながれる賛美歌 生まれるその前に 聞いた気がするわ 誰もがやさしく 誰かを守ってるいつでも だからMerryChristmas 星は灯る 世界中の窓辺に きっとMerryChristmas 離さないと 約束して それが贈りもの I love you, MerryChristmas 涙になるあふれそうな想いは I love you, MerryChristmas 愛しているだけじゃ とても伝えられないの そっとMerryChristmas 夢が降りる もうひとりじゃないのね ずっとMerryChristmas 終わりのない 愛があるの この胸のなかに |
真偽贋者遊覧会夜の夢こそマコトは 嘘 夢見ることこそ 現 色を一つ差して引いて もう違いがわからない ここが何処かさえも曖昧な 屋根の下 床の上 見つからない人魚のよう 人が抱く幻想は 騙し合って作られた剥製 愛でようか 壊そうか 魔術師(ウィザード)の声で歌い 手品師(マジシャン)の手で持てなす 贋作師(フェイカー)の目で見つめて 詐欺師(ライアー)の舌で語る いっそどうぞ こころゆくまで 騙し絵(トロンプルイユ)を 仮面剥いだ貌が同じ もう誰だかわからない ありのままがいちばん恐ろしい 隠しても 曝しても 超現実主義(シュルレアリスム) 快楽 抽象表現主義(アンフォルメル)の憂鬱 絶対抽象絵画(シュプレマティスム) 禁欲 前衛芸術(アヴァンギャルド)の爆発 枠の中を 抜けて先まで 逆さ絵(トリックアート)で 魔術師(ウィザード)の声で嗤い 手品師(マジシャン)の手で盗んで 贋作師(フェイカー)の目で射ぬいて 詐欺師(ライアーの)舌で騙れ いっそどうぞ ココロひらいて ずっとみんな 姿持たない 歪像画(アナモルフォーズ)ね 歪ム 歪ム 回レ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 夜の夢こそマコトは 嘘 夢見ることこそ 現 色を一つ差して引いて もう違いがわからない ここが何処かさえも曖昧な 屋根の下 床の上 見つからない人魚のよう 人が抱く幻想は 騙し合って作られた剥製 愛でようか 壊そうか 魔術師(ウィザード)の声で歌い 手品師(マジシャン)の手で持てなす 贋作師(フェイカー)の目で見つめて 詐欺師(ライアー)の舌で語る いっそどうぞ こころゆくまで 騙し絵(トロンプルイユ)を 仮面剥いだ貌が同じ もう誰だかわからない ありのままがいちばん恐ろしい 隠しても 曝しても 超現実主義(シュルレアリスム) 快楽 抽象表現主義(アンフォルメル)の憂鬱 絶対抽象絵画(シュプレマティスム) 禁欲 前衛芸術(アヴァンギャルド)の爆発 枠の中を 抜けて先まで 逆さ絵(トリックアート)で 魔術師(ウィザード)の声で嗤い 手品師(マジシャン)の手で盗んで 贋作師(フェイカー)の目で射ぬいて 詐欺師(ライアーの)舌で騙れ いっそどうぞ ココロひらいて ずっとみんな 姿持たない 歪像画(アナモルフォーズ)ね 歪ム 歪ム 回レ |
apres le noirCheri, mon amour 夢で逢う 私はどんなふうに微笑うの? Tu vois lumiere あなたは かがやく私しか 見てない Que fais l'amour ろうそくも 届かない深い闇に もうひとりの私がいて いつでも あなたの まなざしを求めてるのに Je t'aime, je t'aime 囁きが 唇に触れるたび Je vois noir 小さな痛みが 胸を熱く塞ぐ Que fais la vie 甘い薔薇 その陰の棘のように 傷つけ合うときが来て すべてが 消えること 蕾の日から知ってても Que fais l'amour, et que fais la vie もう何にも言わないで 答えは愛しい 瞳の奥にあるはず だからこうして 恋人たち 見つめ合うのね | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | Cheri, mon amour 夢で逢う 私はどんなふうに微笑うの? Tu vois lumiere あなたは かがやく私しか 見てない Que fais l'amour ろうそくも 届かない深い闇に もうひとりの私がいて いつでも あなたの まなざしを求めてるのに Je t'aime, je t'aime 囁きが 唇に触れるたび Je vois noir 小さな痛みが 胸を熱く塞ぐ Que fais la vie 甘い薔薇 その陰の棘のように 傷つけ合うときが来て すべてが 消えること 蕾の日から知ってても Que fais l'amour, et que fais la vie もう何にも言わないで 答えは愛しい 瞳の奥にあるはず だからこうして 恋人たち 見つめ合うのね |
PANDEMIC闇闇たる暗澹たる 眼蓋の向こうへ 昏昏たる混沌たる ワタシは目覚める 手術台めいた寝台で 死せる百合の香に誘われて 凡凡たる洋洋たる 時は沮まれて 亂亂たり絢爛たり 夢は白々と 世界は密かに侵されて 不自由なき無菌の感染 まだ分かり合う意味などある? だれもみんなひとりで ただ自己だけ愛おしがって キレイゴトのママゴト 触れる掴む結ぶ外す奪う握る抱き取る この肉体はまだ器用に君の事捕らえても 頭ばかりずっと遠いところ離れていく 浪浪たる累累たる 溢れる人波 燦燦たれ惨憺たれ 逃げても果てなき 世界は静かに満ちていて 渇望なき不感の伝染 まだ愛し合う意味などある? これ以上望むなら なぜ罪深さ気づく前に 救われたいと願うの 話す叫ぶ歌う笑う黙る喚く唾棄する こんな口は白痴の様に当てもなく饒舌で だから心なんかどこにあるか忘れている まだ繋がったつもりでいる? ぜんぶみんなひとりよ ただ自分だけ厭わしがって エソラゴトのウツビョウ 触れる掴む結ぶ外す奪う握る抱き取る この肉体はまだ器用に君の事捕らえても 汚す穢す犯す壊す倒す殺す滅ぼす まだ互いにどんなことも為してしまうと分かる きっとヒトがヒトで在ることさえ無くなっていく | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 闇闇たる暗澹たる 眼蓋の向こうへ 昏昏たる混沌たる ワタシは目覚める 手術台めいた寝台で 死せる百合の香に誘われて 凡凡たる洋洋たる 時は沮まれて 亂亂たり絢爛たり 夢は白々と 世界は密かに侵されて 不自由なき無菌の感染 まだ分かり合う意味などある? だれもみんなひとりで ただ自己だけ愛おしがって キレイゴトのママゴト 触れる掴む結ぶ外す奪う握る抱き取る この肉体はまだ器用に君の事捕らえても 頭ばかりずっと遠いところ離れていく 浪浪たる累累たる 溢れる人波 燦燦たれ惨憺たれ 逃げても果てなき 世界は静かに満ちていて 渇望なき不感の伝染 まだ愛し合う意味などある? これ以上望むなら なぜ罪深さ気づく前に 救われたいと願うの 話す叫ぶ歌う笑う黙る喚く唾棄する こんな口は白痴の様に当てもなく饒舌で だから心なんかどこにあるか忘れている まだ繋がったつもりでいる? ぜんぶみんなひとりよ ただ自分だけ厭わしがって エソラゴトのウツビョウ 触れる掴む結ぶ外す奪う握る抱き取る この肉体はまだ器用に君の事捕らえても 汚す穢す犯す壊す倒す殺す滅ぼす まだ互いにどんなことも為してしまうと分かる きっとヒトがヒトで在ることさえ無くなっていく |
腕 kaina膝がくずおれる 地に着いた掌 汗と血は 青い砂に染み入る 空と海と 昼と夜の 間を生き 倒れるその身 でも世界は君に積もる 助けなど来ぬことは もう知っていよう 目に見えぬものたちが 行く手を阻んでも 君が居るのは岩間の牢獄じゃない いくらでも変えられる その道の彼方を 私は待とう 光輝く君だけを 一人だと思うときほど 側にあるは影 真の暗闇を けして与えぬように 閉じた瞼には 揺れる残像 風と波と 過去と未来 浮かび沈み 留まらぬ心 まだ世界は果てを持たず 夢を抱く翼には 触れる星遠く 己を護れるのは 己の他にない 君が纏うは鋼の甲冑じゃない 何度でも起き上がれ 痛み伴うなら 私が聴こう 胸裂けるほどの咆哮も 涙では洗い流せぬだろう 何一つ 目に見えぬものたちに 覆い尽くされても 墜ちてゆくのは土底の柩じゃない いくらでも変えられる その道の行方は 待ち続けよう 光輝くそのときを そう 君が死ぬのは 私の腕の中だから | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 膝がくずおれる 地に着いた掌 汗と血は 青い砂に染み入る 空と海と 昼と夜の 間を生き 倒れるその身 でも世界は君に積もる 助けなど来ぬことは もう知っていよう 目に見えぬものたちが 行く手を阻んでも 君が居るのは岩間の牢獄じゃない いくらでも変えられる その道の彼方を 私は待とう 光輝く君だけを 一人だと思うときほど 側にあるは影 真の暗闇を けして与えぬように 閉じた瞼には 揺れる残像 風と波と 過去と未来 浮かび沈み 留まらぬ心 まだ世界は果てを持たず 夢を抱く翼には 触れる星遠く 己を護れるのは 己の他にない 君が纏うは鋼の甲冑じゃない 何度でも起き上がれ 痛み伴うなら 私が聴こう 胸裂けるほどの咆哮も 涙では洗い流せぬだろう 何一つ 目に見えぬものたちに 覆い尽くされても 墜ちてゆくのは土底の柩じゃない いくらでも変えられる その道の行方は 待ち続けよう 光輝くそのときを そう 君が死ぬのは 私の腕の中だから |
血の断章鳩の血のいろ 似合う雪の首 接吻(ベエゼ)より甘い あなたの牙の痕 少女のときから 待ち続けていた 小さな悪夢 つなぎつむぎあわせながら 棘を手折る優雅な指で わたし弔われて眠り 月の柩で目覚めた ただあなたを愛するため 人はこころを 胸の奥隠すけど 宝石匣で わたしは育てるの 永すぎる魔冬 哀しみ抱えた あなたの腕に 放たれ輝けるように 誰も願う 永遠の愛は 初めからここにしかない だから貴いと知るほど ただあなただけ崇める 愛おしい お父様 わたしを 抱いて 蕾散らす懺悔の爪に わたし抉り取られ睡り 薔薇の柩で叶わぬ ただ馨しい死を夢む 無垢なる無為なる 真紅の真白き花嫁 さよなら遠い刻 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 鳩の血のいろ 似合う雪の首 接吻(ベエゼ)より甘い あなたの牙の痕 少女のときから 待ち続けていた 小さな悪夢 つなぎつむぎあわせながら 棘を手折る優雅な指で わたし弔われて眠り 月の柩で目覚めた ただあなたを愛するため 人はこころを 胸の奥隠すけど 宝石匣で わたしは育てるの 永すぎる魔冬 哀しみ抱えた あなたの腕に 放たれ輝けるように 誰も願う 永遠の愛は 初めからここにしかない だから貴いと知るほど ただあなただけ崇める 愛おしい お父様 わたしを 抱いて 蕾散らす懺悔の爪に わたし抉り取られ睡り 薔薇の柩で叶わぬ ただ馨しい死を夢む 無垢なる無為なる 真紅の真白き花嫁 さよなら遠い刻 |
Je te veuxわたしの胸はぴあの ゼンマイ仕掛けの小鳥 くるしい恋の唄ばかり 歌いすぎたみたい やさしく叩いて 壊して わたしの指はミシン 心臓ふちどるビーズ いつも赤い糸ばかり よじれもつれ途切れ 幾重にも絡まる愛の重さ だけど絹(シルク)のように 包んであげるわ 世界中でいちばん あなたが欲しい もう何も誰もいらない わたしのからだはまだ 組み変わってゆくパズル どうぞ恋の欠片ごと 嵌めてつなぎ合わせ ここにあなたが 居るという答え そっと唇寄せて 教えて下さい わたしの目がすべてを 消してしまうまで ずっと | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | わたしの胸はぴあの ゼンマイ仕掛けの小鳥 くるしい恋の唄ばかり 歌いすぎたみたい やさしく叩いて 壊して わたしの指はミシン 心臓ふちどるビーズ いつも赤い糸ばかり よじれもつれ途切れ 幾重にも絡まる愛の重さ だけど絹(シルク)のように 包んであげるわ 世界中でいちばん あなたが欲しい もう何も誰もいらない わたしのからだはまだ 組み変わってゆくパズル どうぞ恋の欠片ごと 嵌めてつなぎ合わせ ここにあなたが 居るという答え そっと唇寄せて 教えて下さい わたしの目がすべてを 消してしまうまで ずっと |
アンジェノワールの祭戯自鳴鐘の音が 消える午前三時 透きとおった 扉に映る影 手招きに 誘われて 花を燃やす香り 噎せるように甘く 漂うなかで 鍵を開けてしまう ざわめきの 声の渦 今宵は 金の美酒 さあ お召しあそばせ 紅 肌を染め ドアの外はカルナバル 見知らぬ人々が踊るの 誰も私にかまわないで 天使のままで生きていたい 貴方の顔さえ 忘れてしまったわ 杯のなか 沈んでゆく涙は 少しずつ 嘘の味 この世は 邪悪の蛇 巻かれて 惑わされ それでも 愛したい 身も心もゆだねる 闇夜の帳の波間に 黒い薔薇の花を抱いて 天使のままで息絶える 今宵は 銀の雨 ああ 熱い矢のよう 終わりの ない祭戯 ドアの外はカルナバル 見知らぬ人々が踊るの 誰も私にかまわないで 天使のままで生きていたい 身も心もゆだねる 闇夜の帳の波間に 黒い薔薇の花を抱いて 天使のままで息絶える | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 自鳴鐘の音が 消える午前三時 透きとおった 扉に映る影 手招きに 誘われて 花を燃やす香り 噎せるように甘く 漂うなかで 鍵を開けてしまう ざわめきの 声の渦 今宵は 金の美酒 さあ お召しあそばせ 紅 肌を染め ドアの外はカルナバル 見知らぬ人々が踊るの 誰も私にかまわないで 天使のままで生きていたい 貴方の顔さえ 忘れてしまったわ 杯のなか 沈んでゆく涙は 少しずつ 嘘の味 この世は 邪悪の蛇 巻かれて 惑わされ それでも 愛したい 身も心もゆだねる 闇夜の帳の波間に 黒い薔薇の花を抱いて 天使のままで息絶える 今宵は 銀の雨 ああ 熱い矢のよう 終わりの ない祭戯 ドアの外はカルナバル 見知らぬ人々が踊るの 誰も私にかまわないで 天使のままで生きていたい 身も心もゆだねる 闇夜の帳の波間に 黒い薔薇の花を抱いて 天使のままで息絶える |
胎内ヒトガタ遊戯手首足首 落として 曲がる腕膝 剥がして 頸と頭を 離して 月の転がる匣の中に 敷き詰める 閉ざさぬ眼球(ひとみ) 映したのは 僕にはけして見えぬ何か いつもと変わらず妬ましく その子を少し憎みました ああ何故あなたは 僕にほんとの痛み 教えてくれなかったの 母さん 床に広がる真っ赤な海と おんなじように 涙の粒も熱いのですか 性はどっちに向かうの 雄も雌にも成りたくない 成れはしない 微笑み行き交う人たちは 僕にはけして知らぬ誰か また今日も人形を抱いて 気づけば壊しているのです 床に広がる真っ赤な海と おんなじように 涙の粒も熱いのですか 性はどっちに向かうの 雄も雌にも成りたくない 成れはしない 微笑み行き交う人たちは 僕にはけして知らぬ誰か また今日も人形を抱いて 気づけば壊しているのです ああ何故あなたは 僕にひとつの愛も 授けてくれなかったの 母さん 胸に溜まった真っ赤な膿に 息を詰まらせ あなたのなかへ 戻してください | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 手首足首 落として 曲がる腕膝 剥がして 頸と頭を 離して 月の転がる匣の中に 敷き詰める 閉ざさぬ眼球(ひとみ) 映したのは 僕にはけして見えぬ何か いつもと変わらず妬ましく その子を少し憎みました ああ何故あなたは 僕にほんとの痛み 教えてくれなかったの 母さん 床に広がる真っ赤な海と おんなじように 涙の粒も熱いのですか 性はどっちに向かうの 雄も雌にも成りたくない 成れはしない 微笑み行き交う人たちは 僕にはけして知らぬ誰か また今日も人形を抱いて 気づけば壊しているのです 床に広がる真っ赤な海と おんなじように 涙の粒も熱いのですか 性はどっちに向かうの 雄も雌にも成りたくない 成れはしない 微笑み行き交う人たちは 僕にはけして知らぬ誰か また今日も人形を抱いて 気づけば壊しているのです ああ何故あなたは 僕にひとつの愛も 授けてくれなかったの 母さん 胸に溜まった真っ赤な膿に 息を詰まらせ あなたのなかへ 戻してください |
un tableau blanc~絵画旅行~Redonのペガサス 神秘の青(ブルー) Rubensの天使は 薔薇いろに微笑う Monetの睡蓮の 庭にたたずみ Rousseauの葉陰で しばし午睡(シエステ) いつでもこころは かがやくパレット 思い出を重ねる Kislingの少年 初恋の瞳 Rossettiの少女は 愛は語らう Cezanneの丘で 樹木を駆け抜け Goghの星月夜 闇を彷徨う わたしのこころは 白いタブロー 未来を描くため この胸には 誰にも描けぬ あなたがいつもいる | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | Redonのペガサス 神秘の青(ブルー) Rubensの天使は 薔薇いろに微笑う Monetの睡蓮の 庭にたたずみ Rousseauの葉陰で しばし午睡(シエステ) いつでもこころは かがやくパレット 思い出を重ねる Kislingの少年 初恋の瞳 Rossettiの少女は 愛は語らう Cezanneの丘で 樹木を駆け抜け Goghの星月夜 闇を彷徨う わたしのこころは 白いタブロー 未来を描くため この胸には 誰にも描けぬ あなたがいつもいる |
若い死者からのレクイエム蒼い皮膚の上に滲む 赤い流星のような血を見て 君は何を想う その心にある 目には出来ぬ疵口の さらに深い痛みと 幻の恐怖 あまい麻酔をあげる もう誰もいない夜 そっと囁くように 声を絞って したたる一滴 今から眠れる 君の闇の中へ 光の出口を ねえ 見つけて 欲しいから もしも世界に醜さが なかったら人は幸福だろうか 影の底で 悶え苦しんで 耐え難き寂しさとを 越えてこそ知っていく 透明な感情 そんな 命をあげる これでもう手放せる とても少ないけれど ぼくが覚えた 笑顔の数も これから目覚める 君の明日の日々へ 君に 死んじゃう前に 出逢えていたらよかった どんな孤独もきっと 払ってくれた あたたかな手を こんな強い温もりを 持ってるから やさしい麻酔をあげる もう誰もいない夜 そっと囁くように 声を絞って したたる一滴 今から眠れる 君の闇の中へ 光の出口で ぼくも 消えて 逝けるから | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 蒼い皮膚の上に滲む 赤い流星のような血を見て 君は何を想う その心にある 目には出来ぬ疵口の さらに深い痛みと 幻の恐怖 あまい麻酔をあげる もう誰もいない夜 そっと囁くように 声を絞って したたる一滴 今から眠れる 君の闇の中へ 光の出口を ねえ 見つけて 欲しいから もしも世界に醜さが なかったら人は幸福だろうか 影の底で 悶え苦しんで 耐え難き寂しさとを 越えてこそ知っていく 透明な感情 そんな 命をあげる これでもう手放せる とても少ないけれど ぼくが覚えた 笑顔の数も これから目覚める 君の明日の日々へ 君に 死んじゃう前に 出逢えていたらよかった どんな孤独もきっと 払ってくれた あたたかな手を こんな強い温もりを 持ってるから やさしい麻酔をあげる もう誰もいない夜 そっと囁くように 声を絞って したたる一滴 今から眠れる 君の闇の中へ 光の出口で ぼくも 消えて 逝けるから |
永久戒厳令かつて昔 この地を踏み 大樹の如く 根ざした漢 遙かなりし われらが父 枝葉は繁り 私に触れた 山は木霊の 雄叫びを上げ 轟きとなる 鼓動 なびく風に 海は響く 太古の息吹 宿した女 時与えし われらが母 花は幾重も 連なり実る 唯一の言の葉 伝う歌は この身を巡る 血潮 高く挙げよ 共に腕を 空(くう)を切る そは翼 あの蒼穹(そら)に楔 打たん 守れ抱け 希望(ゆめ) 紅いに 燃やせ生命 明日常しえに つなぎ続く 私は いま有る純血 都辿り 聳ゆる志の 天守の元に 栄えし國よ 満ちる為に われらが子ら 白虎の爪牙 輝け磨け 闇が沈めど 光の刃 誰(た)が見失うだろう 遠く越えよ 命(めい)を受けて 自由舞う たましいの 人 天のそばにあらん 生きよ今日を この戦いを 生きよ過去を 未来(あす)常しえを つなぎ合わせ 刹那は いま在る永劫 高く挙げよ 共に腕を 空を切る そは翼 あの蒼穹に楔 打たん 守れ抱け 愛 紅いに 燃やせ生命 明日常しえに つなぎ続け 私は先立つ 殉國 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | かつて昔 この地を踏み 大樹の如く 根ざした漢 遙かなりし われらが父 枝葉は繁り 私に触れた 山は木霊の 雄叫びを上げ 轟きとなる 鼓動 なびく風に 海は響く 太古の息吹 宿した女 時与えし われらが母 花は幾重も 連なり実る 唯一の言の葉 伝う歌は この身を巡る 血潮 高く挙げよ 共に腕を 空(くう)を切る そは翼 あの蒼穹(そら)に楔 打たん 守れ抱け 希望(ゆめ) 紅いに 燃やせ生命 明日常しえに つなぎ続く 私は いま有る純血 都辿り 聳ゆる志の 天守の元に 栄えし國よ 満ちる為に われらが子ら 白虎の爪牙 輝け磨け 闇が沈めど 光の刃 誰(た)が見失うだろう 遠く越えよ 命(めい)を受けて 自由舞う たましいの 人 天のそばにあらん 生きよ今日を この戦いを 生きよ過去を 未来(あす)常しえを つなぎ合わせ 刹那は いま在る永劫 高く挙げよ 共に腕を 空を切る そは翼 あの蒼穹に楔 打たん 守れ抱け 愛 紅いに 燃やせ生命 明日常しえに つなぎ続け 私は先立つ 殉國 |
帝都乙女決死隊いざ進め 花散らし われらは 乙女戦士 立ち向かう 夕日より 紅燃ゆ この頬を見よ 先立つ不幸を お許しください 手を付く畳は 青く薫り 我を培った 大和の魂 先祖の遺影に 最後の敬礼を 誰を護る何時(いつ)を守る 人は天命に 戦い続けるのだ 悪の為でなく いざ翔ばん 白鳥よ 私は 乙女剣士 羽ばたける 翼こそ 捕らわれない 唯一の自由 女と生まれ 優しきを知り 愛を生む身なれど このまま何もせずに 老いるは死ぬより辛いのです 乳呑み子に飲ます 乳はこの血潮 戻らずも母は お前の中 祖国背負い立つ 強い子に育て 螢になり星になり 見守らん すべて捨てるわけではない 巡りゆく命 明日に在る平和が 無駄にならぬよう いざ進め 帝都行く 私は乙女兵士 舞い落ちる 雪よりも まだ真白く 輝く胸 ああ君に会い 頂いた日々 美しき思い出 それでもこれが定め 留まることはできないのです いざ進め 花散らし われらは 乙女戦士 立ち向かう 夕日より 紅燃ゆ この頬見よ いざ翔ばん 白鳥よ 私は 乙女剣士 羽ばたける 翼こそ 捕らわれない 唯一の自由 女に生まれ 喜びを知り 愛を産む身なれば このまま微笑のまま 赴くことができるのです | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | いざ進め 花散らし われらは 乙女戦士 立ち向かう 夕日より 紅燃ゆ この頬を見よ 先立つ不幸を お許しください 手を付く畳は 青く薫り 我を培った 大和の魂 先祖の遺影に 最後の敬礼を 誰を護る何時(いつ)を守る 人は天命に 戦い続けるのだ 悪の為でなく いざ翔ばん 白鳥よ 私は 乙女剣士 羽ばたける 翼こそ 捕らわれない 唯一の自由 女と生まれ 優しきを知り 愛を生む身なれど このまま何もせずに 老いるは死ぬより辛いのです 乳呑み子に飲ます 乳はこの血潮 戻らずも母は お前の中 祖国背負い立つ 強い子に育て 螢になり星になり 見守らん すべて捨てるわけではない 巡りゆく命 明日に在る平和が 無駄にならぬよう いざ進め 帝都行く 私は乙女兵士 舞い落ちる 雪よりも まだ真白く 輝く胸 ああ君に会い 頂いた日々 美しき思い出 それでもこれが定め 留まることはできないのです いざ進め 花散らし われらは 乙女戦士 立ち向かう 夕日より 紅燃ゆ この頬見よ いざ翔ばん 白鳥よ 私は 乙女剣士 羽ばたける 翼こそ 捕らわれない 唯一の自由 女に生まれ 喜びを知り 愛を産む身なれば このまま微笑のまま 赴くことができるのです |
病める薔薇(そうび)廃屋の庭の隅に 病める薔薇の 一株 匂いの亡霊たちが 過ぎし日々を 呼び覚ます あの人の洩らす言葉 ひとつひとつに 胸を染め 汚れ知らぬ 少女のように すべてを信じた やがて死すべき その葉陰 恋の亡骸も埋もれて なべて 土の中 いまそっと指に触れる 病みしもなお 赤き棘 わが憂い痛ましむ 気高き最後の抗い 忘れ去られし女にも 鮮らかに夢は 訪う 滲む血の如く やがて朽ちゆく その葉陰 面影だけが仄揺れて なべて 闇の中 いつまでも胸の奥に 病める薔薇の 一片 匂いの亡霊たちが 思い出を抱いて薫る 甘く甘く 哀しみを 彩るため | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 廃屋の庭の隅に 病める薔薇の 一株 匂いの亡霊たちが 過ぎし日々を 呼び覚ます あの人の洩らす言葉 ひとつひとつに 胸を染め 汚れ知らぬ 少女のように すべてを信じた やがて死すべき その葉陰 恋の亡骸も埋もれて なべて 土の中 いまそっと指に触れる 病みしもなお 赤き棘 わが憂い痛ましむ 気高き最後の抗い 忘れ去られし女にも 鮮らかに夢は 訪う 滲む血の如く やがて朽ちゆく その葉陰 面影だけが仄揺れて なべて 闇の中 いつまでも胸の奥に 病める薔薇の 一片 匂いの亡霊たちが 思い出を抱いて薫る 甘く甘く 哀しみを 彩るため |
月光浴そびゆる樹木(きぎ)を 足のように 月が 立っている 森は影絵を 切り取られて そっと 眠りにつく 泣くのはおやめよ やさしいけもの 光る泉の水をお飲み あしたという日に 想いは届く 生きる勇気に 出逢えるだろう 花とびをせむ 香りたてて 窓を 叩く月 街は残らず 燈(あかり)を消し 門を 開けるがいい 疲れたつばさを 休めておいで 夢は黄金彩られて 目覚めるその時 心は澄んで そっと静かに 輝くだろう | ALI PROJECT | ARIKA TAKARANO | MIKIYA KATAKURA | | そびゆる樹木(きぎ)を 足のように 月が 立っている 森は影絵を 切り取られて そっと 眠りにつく 泣くのはおやめよ やさしいけもの 光る泉の水をお飲み あしたという日に 想いは届く 生きる勇気に 出逢えるだろう 花とびをせむ 香りたてて 窓を 叩く月 街は残らず 燈(あかり)を消し 門を 開けるがいい 疲れたつばさを 休めておいで 夢は黄金彩られて 目覚めるその時 心は澄んで そっと静かに 輝くだろう |
闇の翼ですべてをつつむ夜のためのアリア叶わぬ 願いは ひとつぶの種 深い夜へ 埋める 月のしずくで 育てたならば どんなふうに芽がのびて そして葩(はな)は何いろで ひっそり 夢のどこかで 咲くのでしょうか もしも 願いが もうここにいないひとに 送るものなら よごとに ますのは 闇の静けさ もういちど あの微笑みと やさしい声に 逢えるなら すべてを 捨てることさえ いとわないのに なみだは 夜露に抱かれ 草に落ちる その葉陰 思い出たちが はらはら踊るよ 見果てぬ 哀しみ 空へ放てば こうもりたちの羽に乗り 夜明けのひかりを浴びて 今宵の 夢の終わりで 消えるでしょうか いつでも想いは 変わることなく 胸の奥に たたずむ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 叶わぬ 願いは ひとつぶの種 深い夜へ 埋める 月のしずくで 育てたならば どんなふうに芽がのびて そして葩(はな)は何いろで ひっそり 夢のどこかで 咲くのでしょうか もしも 願いが もうここにいないひとに 送るものなら よごとに ますのは 闇の静けさ もういちど あの微笑みと やさしい声に 逢えるなら すべてを 捨てることさえ いとわないのに なみだは 夜露に抱かれ 草に落ちる その葉陰 思い出たちが はらはら踊るよ 見果てぬ 哀しみ 空へ放てば こうもりたちの羽に乗り 夜明けのひかりを浴びて 今宵の 夢の終わりで 消えるでしょうか いつでも想いは 変わることなく 胸の奥に たたずむ |
a la cuisineあふれる果実の ジュース 人さし指ですくう ハニー 一晩中 呼びつづけた あなたの名は 何より甘いシュガー こんなに くっついていたら 食べられるのは beiser だけね いくらでも 欲しいけれど ちょっぴりおなかが 鳴っているでしょ もうすぐカフェが できるわ 幸福のレシピを みつけたわ aller a la cuisine シーツを巻きつけて aller a la cuisine l'amour 待ってて 気をつけて 恋の炎は 舌を焦がしそうな いきおいなの | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | あふれる果実の ジュース 人さし指ですくう ハニー 一晩中 呼びつづけた あなたの名は 何より甘いシュガー こんなに くっついていたら 食べられるのは beiser だけね いくらでも 欲しいけれど ちょっぴりおなかが 鳴っているでしょ もうすぐカフェが できるわ 幸福のレシピを みつけたわ aller a la cuisine シーツを巻きつけて aller a la cuisine l'amour 待ってて 気をつけて 恋の炎は 舌を焦がしそうな いきおいなの |
金いろのひつじどんなに離れてても わたしは君を想う 心だけ 翼を持つ ああ風のように 泣かないで そこにいて やさしい唄をあげるから 遠い町 その中で 君の窓だけ輝いて見える いつでも帰る故郷 ある人は幸せだわ たそがれに金の羊 ああ空をのぼる 泣かないで そこにいて 懐かしい声を聞かせて あしたへと つづく道 今宵も君を運ぶよ そっと 泣かないで そこにいて やさしい唄をあげるから 遠い町 その中で 君の窓だけ輝いて見える | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | どんなに離れてても わたしは君を想う 心だけ 翼を持つ ああ風のように 泣かないで そこにいて やさしい唄をあげるから 遠い町 その中で 君の窓だけ輝いて見える いつでも帰る故郷 ある人は幸せだわ たそがれに金の羊 ああ空をのぼる 泣かないで そこにいて 懐かしい声を聞かせて あしたへと つづく道 今宵も君を運ぶよ そっと 泣かないで そこにいて やさしい唄をあげるから 遠い町 その中で 君の窓だけ輝いて見える |
桂花葬盛りの森で わたし眠る あなたの夢を 噎せるような 香りに涵し ここから見上げる 星は 金の鎖 静かな胸を 慄わすのは あなたが去った 足音の凍った欠片 梢に掛かった 星は 銀の斧 金木犀が 揺れてる 人はなぜ はるかなる 天ばかり 仰ぐのだろう 帰ってゆくのは 深い深い土 その下なのに いくつ辿って 思いだせる 痺れるくらい 甘い記憶 ひとつふたつ 指をのばしても 触れるのは 風だけ 金木犀が 散らばる 弔いの列のように 時が 通り過ぎて逝く この目を閉じれば 遠い遠い日に 戻って行ける | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 盛りの森で わたし眠る あなたの夢を 噎せるような 香りに涵し ここから見上げる 星は 金の鎖 静かな胸を 慄わすのは あなたが去った 足音の凍った欠片 梢に掛かった 星は 銀の斧 金木犀が 揺れてる 人はなぜ はるかなる 天ばかり 仰ぐのだろう 帰ってゆくのは 深い深い土 その下なのに いくつ辿って 思いだせる 痺れるくらい 甘い記憶 ひとつふたつ 指をのばしても 触れるのは 風だけ 金木犀が 散らばる 弔いの列のように 時が 通り過ぎて逝く この目を閉じれば 遠い遠い日に 戻って行ける |
灰桜千切って幾千 わが心を はらはら舞わせる 桜の花びら 差せども薄紅 積もれば薄墨 砕いて幾萬 この肉体を ぱらぱら零れる 春の夜の霰 凍えた痛みは 裂けて痣となる どうぞおひとりで お出掛けくださいませ 宵闇にけして 振り向くことなきよう 烟って幾筋 わが命よ はらはら舞い飛ぶ 桜の花びら 天に届くまで 寄り添っておくれ 蛇の目傘閉じて 歩いていてください その肩の先に ひとひら留まるまで どうかおひとりで お出掛けくださいませ 夜風の随(まにま)に呼びます 貴方の名を 蛇の目傘閉じて 歩いていてください その肩にそっと ひとひら融け入るまで | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 千切って幾千 わが心を はらはら舞わせる 桜の花びら 差せども薄紅 積もれば薄墨 砕いて幾萬 この肉体を ぱらぱら零れる 春の夜の霰 凍えた痛みは 裂けて痣となる どうぞおひとりで お出掛けくださいませ 宵闇にけして 振り向くことなきよう 烟って幾筋 わが命よ はらはら舞い飛ぶ 桜の花びら 天に届くまで 寄り添っておくれ 蛇の目傘閉じて 歩いていてください その肩の先に ひとひら留まるまで どうかおひとりで お出掛けくださいませ 夜風の随(まにま)に呼びます 貴方の名を 蛇の目傘閉じて 歩いていてください その肩にそっと ひとひら融け入るまで |
コヒブミどんなにあなたが探したって 見つかるわけない わたしが持つのは黒い羽 天使たちの亡骸 抱いてそして誰もが 泣けばいい 愚かに愛など求めるなら 沈黙の中に 心をおもねるべきだろう 生きるための幻想 死するゆえの純粋 混じり合う ああわたしは知っている 終末の行方さえ 闇の涙で書いた 死後文の切れ端に 最後にもっとも 大切なものは何か 少女たちの亡骸 見詰めそして誰もが 悟ればいい もうあなたは知っている 運命の行方さえ 薔薇の血で認めた 恋文の一節に 最後にもっとも 美しいものは何か | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | どんなにあなたが探したって 見つかるわけない わたしが持つのは黒い羽 天使たちの亡骸 抱いてそして誰もが 泣けばいい 愚かに愛など求めるなら 沈黙の中に 心をおもねるべきだろう 生きるための幻想 死するゆえの純粋 混じり合う ああわたしは知っている 終末の行方さえ 闇の涙で書いた 死後文の切れ端に 最後にもっとも 大切なものは何か 少女たちの亡骸 見詰めそして誰もが 悟ればいい もうあなたは知っている 運命の行方さえ 薔薇の血で認めた 恋文の一節に 最後にもっとも 美しいものは何か |
吾君想う故に吾在り生き霊となりて瞼を抉ろうと 見えるのは同じもの まっすぐ立ってますか 現し世の その わたし 眠るあなたをまた 見下ろしてるの 月を背に影も曳かず たゆたう幻のように 腕もなく足もなく なお指もなく それでもわたし あなたに触れているでしょ 全身全霊 在るのが恨みなら 爪も毒 染めるのに 左の胸の下 溜まる愛 その血だけ 消えた恋を 捉えていられるほど 記憶は意味を持たない 人が生きる場所は何処 今はここでも行方は もうどこにもなく こうしてわたし あなたのそばを巡って 流水落下 月を背に影も曳かず たゆたう幻のように 涙もなく熱もなく なお息もなく それでもわたし あなたに触れているのよ 全身全霊 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 瞼を抉ろうと 見えるのは同じもの まっすぐ立ってますか 現し世の その わたし 眠るあなたをまた 見下ろしてるの 月を背に影も曳かず たゆたう幻のように 腕もなく足もなく なお指もなく それでもわたし あなたに触れているでしょ 全身全霊 在るのが恨みなら 爪も毒 染めるのに 左の胸の下 溜まる愛 その血だけ 消えた恋を 捉えていられるほど 記憶は意味を持たない 人が生きる場所は何処 今はここでも行方は もうどこにもなく こうしてわたし あなたのそばを巡って 流水落下 月を背に影も曳かず たゆたう幻のように 涙もなく熱もなく なお息もなく それでもわたし あなたに触れているのよ 全身全霊 |
絶叫哲学絶叫 喉ヲアケテ モット喚キタマエ 絶唱 歌ウヨリカ ズットイイ声ダワ 擬音操ル 詩人ノ君ト 絶頂 音ヲ立テテ グット響キ合ウノ 絶望 奏デルヨニ キット純粋ダワ キレイナ指ハ ピアノデ殉死 何カ意味アル生キ方シタラ 意味無イノカシラ ハニー 浮世ハ徒然 ワタシダダイスト 夢モ刺激モ気軽ニ買エル 小サナ富デ デモワタシハ喘ギタイノ 戒厳令敷イタ国ノ 抑圧サレテク芸術家ミタイニ 絶叫 拳アゲテ モット壊シタマエ 絶笑 微笑ムヨリ ズットイイ顔ダワ 亀裂ダラケノ 偽善ノマスク ドンナ男(ヒト)ニモ好カレル事ガ 理想ナノカシラ マミィー 最強ロマンス アノ娘ヒロイズム 愛モ正義モ気易ク売レル オイクラデモ デモワタシハ抗イタイ 反勢力消エタ街ノ 地下室ニ隠ル叛逆者ミタイニ 皆ガ讃エル才能アレバ 成レルノカシラ英雄(ヒーロー) 完全無敵ノ和平フィロソフィー 人ハ絆デツナガッテルト 信ジテルノ ソウネ誰モ叫バナイワ 何カ意味アル生キ方シタラ 意味無イノカシラ ハニー 浮世ハ徒然 フタリダダイスト 夢モ刺激モ気軽ニ買エル 小サナ富デ デモワタシハ喘ギタイノ 戒厳令敷イタ国ノ 去勢サレソウナ革命家ミタイニ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 絶叫 喉ヲアケテ モット喚キタマエ 絶唱 歌ウヨリカ ズットイイ声ダワ 擬音操ル 詩人ノ君ト 絶頂 音ヲ立テテ グット響キ合ウノ 絶望 奏デルヨニ キット純粋ダワ キレイナ指ハ ピアノデ殉死 何カ意味アル生キ方シタラ 意味無イノカシラ ハニー 浮世ハ徒然 ワタシダダイスト 夢モ刺激モ気軽ニ買エル 小サナ富デ デモワタシハ喘ギタイノ 戒厳令敷イタ国ノ 抑圧サレテク芸術家ミタイニ 絶叫 拳アゲテ モット壊シタマエ 絶笑 微笑ムヨリ ズットイイ顔ダワ 亀裂ダラケノ 偽善ノマスク ドンナ男(ヒト)ニモ好カレル事ガ 理想ナノカシラ マミィー 最強ロマンス アノ娘ヒロイズム 愛モ正義モ気易ク売レル オイクラデモ デモワタシハ抗イタイ 反勢力消エタ街ノ 地下室ニ隠ル叛逆者ミタイニ 皆ガ讃エル才能アレバ 成レルノカシラ英雄(ヒーロー) 完全無敵ノ和平フィロソフィー 人ハ絆デツナガッテルト 信ジテルノ ソウネ誰モ叫バナイワ 何カ意味アル生キ方シタラ 意味無イノカシラ ハニー 浮世ハ徒然 フタリダダイスト 夢モ刺激モ気軽ニ買エル 小サナ富デ デモワタシハ喘ギタイノ 戒厳令敷イタ国ノ 去勢サレソウナ革命家ミタイニ |
夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。指を組み踊りましょう 揃いの真白い服は 窓と同じ たそがれ色に染まっています あれはダフネ薫る春 この“今”は永遠ではなく ふたり分かつ刻は来ると 悟り泣いたのは ここが黄泉の国ならいい うつろなる蒼き互いの瞳に まだ知らぬ哀しみの代わり 滲ませたい 美しい闇 胸合わせ回りましょう 甘く馨し乙女の姿で 靴音は重なって 響くどこかにある 空の彼方 あなたはわたしの死 わたしはあなたの生 それはひとつの生を 死に続けるための 受け継いだものは何 出会えぬ父さまは誰 格子の外 華やぐ声が通り過ぎます ここは黄泉の地下なのです うつろなる蒼き四っつの瞳は 夜ばかり見つめていたから 一目(ひとつ)に溶けてしまいそう 離れずに巡りましょう 次の世でまた 目覚める一緒に 始めからやり直す 光る朝靄 開かぬ瞼へ あなたはわたしの目 わたしはあなたの目 それなのになぜ 同じ夢を視られないの 胸合わせ回りましょう 甘く馨し乙女の姿で 靴音は重なって 響くどこかにある 空の彼方 わたしはまだ少女 あなたはまだ人形 生も死も同じ舞台の上 グラン・ギニョール | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 指を組み踊りましょう 揃いの真白い服は 窓と同じ たそがれ色に染まっています あれはダフネ薫る春 この“今”は永遠ではなく ふたり分かつ刻は来ると 悟り泣いたのは ここが黄泉の国ならいい うつろなる蒼き互いの瞳に まだ知らぬ哀しみの代わり 滲ませたい 美しい闇 胸合わせ回りましょう 甘く馨し乙女の姿で 靴音は重なって 響くどこかにある 空の彼方 あなたはわたしの死 わたしはあなたの生 それはひとつの生を 死に続けるための 受け継いだものは何 出会えぬ父さまは誰 格子の外 華やぐ声が通り過ぎます ここは黄泉の地下なのです うつろなる蒼き四っつの瞳は 夜ばかり見つめていたから 一目(ひとつ)に溶けてしまいそう 離れずに巡りましょう 次の世でまた 目覚める一緒に 始めからやり直す 光る朝靄 開かぬ瞼へ あなたはわたしの目 わたしはあなたの目 それなのになぜ 同じ夢を視られないの 胸合わせ回りましょう 甘く馨し乙女の姿で 靴音は重なって 響くどこかにある 空の彼方 わたしはまだ少女 あなたはまだ人形 生も死も同じ舞台の上 グラン・ギニョール |
昭和B級下手喰い道舌が肥えたのは ガキの時分から 何でも喰ったから パンの欠片盗んで投獄 ジャン・バルジャンにゃなりたきゃないが 腹の虫は 年がら年中 たかる蝿のごとく鳴き喚く 小銭せびって駆け出す トタンのあばら屋 意地悪バアさんが駄菓子売る 軒先並んだ見目毒々しい チクロにズルチン サッカリン 魅惑の着色 人工甘味に 勝る旨さはない ボクらの未来は明るく輝く 丈夫に健康に 末は社長か総理大臣! 酸いも甘いもどうでもいいほど 大人になってしまうもんさ 金の卵 働きづめお国のため せめて 晩には 裸電球 眩しく妖しい横丁 馴染みの暖簾街 大繁盛 立ち飲み悪酔い シケモク燻して カストリ アブサン デンキブラン モツ焼きヤミ鍋 正体不明の 香ばしいい匂い 食肉解体の放るもんほど 賜るご馳走さ なんでもかんでも とことん味わえ! 現代(いま)では飽食反省大国? マクロビ ビーガン ベジタリアン 無添加推奨 有機栽培も 無くならないアレルギー 飢えとは無縁の乙女はこぞって 気楽なダイエット みんなグルメ 安全第一 素晴らしい未来!! | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | 舌が肥えたのは ガキの時分から 何でも喰ったから パンの欠片盗んで投獄 ジャン・バルジャンにゃなりたきゃないが 腹の虫は 年がら年中 たかる蝿のごとく鳴き喚く 小銭せびって駆け出す トタンのあばら屋 意地悪バアさんが駄菓子売る 軒先並んだ見目毒々しい チクロにズルチン サッカリン 魅惑の着色 人工甘味に 勝る旨さはない ボクらの未来は明るく輝く 丈夫に健康に 末は社長か総理大臣! 酸いも甘いもどうでもいいほど 大人になってしまうもんさ 金の卵 働きづめお国のため せめて 晩には 裸電球 眩しく妖しい横丁 馴染みの暖簾街 大繁盛 立ち飲み悪酔い シケモク燻して カストリ アブサン デンキブラン モツ焼きヤミ鍋 正体不明の 香ばしいい匂い 食肉解体の放るもんほど 賜るご馳走さ なんでもかんでも とことん味わえ! 現代(いま)では飽食反省大国? マクロビ ビーガン ベジタリアン 無添加推奨 有機栽培も 無くならないアレルギー 飢えとは無縁の乙女はこぞって 気楽なダイエット みんなグルメ 安全第一 素晴らしい未来!! |
ダリの宝石店ルビーは蜥蜴の二枚舌 男を騙すにもってこい 真赤なルージュを揃えます 真珠は人魚の喘ぎ声 ベッドの船で舵を取る 貴女の足首飾るため おひとついかが?と囁くペテン師 壜詰めにした恋の涙を ダイヤに変えてご覧にいれましょう ここはダリの素敵な宝石店 彷徨う瞳はエメラルド 金銀星夜に嵌め変えて 終わりのない地図探します きっと貴女は訪れる サファイヤ通りのこの店へ ルーペで心臓覗かれて 今晩お暇?と義眼の魔術師 メッキの愛でもないよりマシなら 豪華に仕立ててリボンで括りましょう ここはダリの不思議な宝石店 最後に貴女の心も肉体も 売り捌くまで出口は開かない ここはダリの素敵な宝石店 | ALI PROJECT | Arika Takarano | Mikiya Katakura | 平野義久 | ルビーは蜥蜴の二枚舌 男を騙すにもってこい 真赤なルージュを揃えます 真珠は人魚の喘ぎ声 ベッドの船で舵を取る 貴女の足首飾るため おひとついかが?と囁くペテン師 壜詰めにした恋の涙を ダイヤに変えてご覧にいれましょう ここはダリの素敵な宝石店 彷徨う瞳はエメラルド 金銀星夜に嵌め変えて 終わりのない地図探します きっと貴女は訪れる サファイヤ通りのこの店へ ルーペで心臓覗かれて 今晩お暇?と義眼の魔術師 メッキの愛でもないよりマシなら 豪華に仕立ててリボンで括りましょう ここはダリの不思議な宝石店 最後に貴女の心も肉体も 売り捌くまで出口は開かない ここはダリの素敵な宝石店 |
楽園喪失馨しき楽園 いく世も 愚かなるその手に滅びゆく 青きこの地上を踏みしめ 抱きしめよ 愛する者たちを 剣を清めん 跪き 涙以て 西空に傾く炎を 仰ぎ見る我らは 果敢なくも つながれる命の灯 未知なる日 光のあることを 天は片目を 半ば閉じ 見守った 祈りの歌声 響けよ 楽園に 青きこの地上を踏みしめ 抱きしめよ 愛する者たちを | ALI PROJECT | Arika Takarano | Mikiya Katakura | 平野義久 | 馨しき楽園 いく世も 愚かなるその手に滅びゆく 青きこの地上を踏みしめ 抱きしめよ 愛する者たちを 剣を清めん 跪き 涙以て 西空に傾く炎を 仰ぎ見る我らは 果敢なくも つながれる命の灯 未知なる日 光のあることを 天は片目を 半ば閉じ 見守った 祈りの歌声 響けよ 楽園に 青きこの地上を踏みしめ 抱きしめよ 愛する者たちを |
Sacrificeガラスの空の下 この都会は瓦礫の森 ネオン色の夢が散る 其処ここに 無惨に綺麗に その間を渡ってく いまあたしは あなたに逢いたい 生きるために 地下室に潜んだ 子供らの 目には目を 裁き合う許し合う ひとりでは 穢れは拭えず 注ぎたい捧げたい ただこの身の 赤い赤い血を 生きる証を 堕落の楽園で 快楽は美徳の神 獣は肉体を喰み 少女らは虚無を孕む もっと光を 地下室に眠れる 子供らの 歯には歯を 御母の御胸は あまりに遠すぎる あふれる愛の炎を さもなくば気高き死を ガラスの空の下 この世中瓦礫の森 | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | 片倉三起也 | ガラスの空の下 この都会は瓦礫の森 ネオン色の夢が散る 其処ここに 無惨に綺麗に その間を渡ってく いまあたしは あなたに逢いたい 生きるために 地下室に潜んだ 子供らの 目には目を 裁き合う許し合う ひとりでは 穢れは拭えず 注ぎたい捧げたい ただこの身の 赤い赤い血を 生きる証を 堕落の楽園で 快楽は美徳の神 獣は肉体を喰み 少女らは虚無を孕む もっと光を 地下室に眠れる 子供らの 歯には歯を 御母の御胸は あまりに遠すぎる あふれる愛の炎を さもなくば気高き死を ガラスの空の下 この世中瓦礫の森 |
堕落論間違いだらけの バイブルを開いたように ときどき人生は 理由もなく憂鬱になる 平穏は ビロオドの柩みたいで このままじゃ埋もれそう あせっちゃって わめいちゃって 何でも放り投げて 遊んじゃって 終わっちゃって 自分に言い聞かせる ねえこんな日も きっと大切だって らくがきだらけの バンビの日記帳に 並んだ アイノコトバ 紛いものの星みたいね しあわせに掟があるなら それに気づいちゃいけない事 はしゃいじゃって ふざけちゃって でも何かおかしくて 恋しちゃって ふられちゃって とつぜん悟ったわ いつもあたし ぜったい本気が足りない あせっちゃって わめいちゃって 部屋中散らかって 疲れちゃって 眠っちゃって ステキなあしたを 夢見るのも きっと才能だわ もう はしゃいじゃって ふざけちゃって 何かが見えてきて まあいいっかって 立ち直って なんだかね 単純なの でも新しいあたしに これで会えるの | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | 間違いだらけの バイブルを開いたように ときどき人生は 理由もなく憂鬱になる 平穏は ビロオドの柩みたいで このままじゃ埋もれそう あせっちゃって わめいちゃって 何でも放り投げて 遊んじゃって 終わっちゃって 自分に言い聞かせる ねえこんな日も きっと大切だって らくがきだらけの バンビの日記帳に 並んだ アイノコトバ 紛いものの星みたいね しあわせに掟があるなら それに気づいちゃいけない事 はしゃいじゃって ふざけちゃって でも何かおかしくて 恋しちゃって ふられちゃって とつぜん悟ったわ いつもあたし ぜったい本気が足りない あせっちゃって わめいちゃって 部屋中散らかって 疲れちゃって 眠っちゃって ステキなあしたを 夢見るのも きっと才能だわ もう はしゃいじゃって ふざけちゃって 何かが見えてきて まあいいっかって 立ち直って なんだかね 単純なの でも新しいあたしに これで会えるの |
Chu Chuある日 目覚めたときに 胸の奥で かすかな痛みとともに あなたを思う Sha La La La 窓で 光たちが 踊っているよ どんな朝より キラキラすべてが 綺麗だと 感じる あなたのことこんなに 好きだなんて 気づいたら もうじっと してられない Chu Chu Chu Chu 小鳥が 私の耳に 愛をうたうよ 服を着ながら とつぜん なみだが こぼれた 一粒だけ Sha La La La みんな 女の子は 生まれる前 可愛い天使だったこと 秘かに思い出す こんなとき Chu Chu Chu Chu あなた 頬に胸に キスを送るわ どんな夜より やさしい夢をあげたいのよ ああ今すぐ | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | ある日 目覚めたときに 胸の奥で かすかな痛みとともに あなたを思う Sha La La La 窓で 光たちが 踊っているよ どんな朝より キラキラすべてが 綺麗だと 感じる あなたのことこんなに 好きだなんて 気づいたら もうじっと してられない Chu Chu Chu Chu 小鳥が 私の耳に 愛をうたうよ 服を着ながら とつぜん なみだが こぼれた 一粒だけ Sha La La La みんな 女の子は 生まれる前 可愛い天使だったこと 秘かに思い出す こんなとき Chu Chu Chu Chu あなた 頬に胸に キスを送るわ どんな夜より やさしい夢をあげたいのよ ああ今すぐ |
Rose Moonああ 逢いたくて 恋の歌さえずる カナリア 吐息の檻の中で 翔び立つことも出来ない じゃあ おやすみと 急ぐように電話は途切れ あなたの香に似た 冷たい闇が降りるわ 恋しさに負けそうになる 奪いたい あなたを 微笑みや言葉や愛 わたしの知らないものから ああ 逢える日の ときめきは 茨の羽根なの 素肌に刻むように あなたを抱きしめるでしょう 心まで裸になれる 瞬間をください 薄紅の薔薇になって その胸の中に 散りたい 恋しさに負けそうになる 壊したい あなたを 想い出や未来や夢 わたしだけ見えるように 心まで裸になれる 瞬間を ください 薄紅の薔薇になって その胸の中に 散りたい その胸の中で 散りたい | ALI PROJECT | 宝野アリカ | 片倉三起也 | | ああ 逢いたくて 恋の歌さえずる カナリア 吐息の檻の中で 翔び立つことも出来ない じゃあ おやすみと 急ぐように電話は途切れ あなたの香に似た 冷たい闇が降りるわ 恋しさに負けそうになる 奪いたい あなたを 微笑みや言葉や愛 わたしの知らないものから ああ 逢える日の ときめきは 茨の羽根なの 素肌に刻むように あなたを抱きしめるでしょう 心まで裸になれる 瞬間をください 薄紅の薔薇になって その胸の中に 散りたい 恋しさに負けそうになる 壊したい あなたを 想い出や未来や夢 わたしだけ見えるように 心まで裸になれる 瞬間を ください 薄紅の薔薇になって その胸の中に 散りたい その胸の中で 散りたい |