ばあや訪ねて森かげの 白い道 かたかたと 馬車は駆けるよ あかい空 青い流れ ばあやの里は なつかしいよ くりの花 かおる道 ほろほろと 夢はゆれるよ 枝の鳥 ちちと鳴いて ばあやの里は なつかしいよ 思い出の 長い道 とぼとぼと 馬車は進むよ 暮れの鐘 招くあかり ばあやの里は なつかしいよ | 由紀さおり | 斎藤信夫 | 海沼実 | | 森かげの 白い道 かたかたと 馬車は駆けるよ あかい空 青い流れ ばあやの里は なつかしいよ くりの花 かおる道 ほろほろと 夢はゆれるよ 枝の鳥 ちちと鳴いて ばあやの里は なつかしいよ 思い出の 長い道 とぼとぼと 馬車は進むよ 暮れの鐘 招くあかり ばあやの里は なつかしいよ |
バラのためいき [WHISPERING ROSE]あーあ 逢いにゆきたいけど うーん 今は真夜中なの あーあ 花は眠りにつく あーあ だけどわたしはだめ あの人のところに 飛んでゆきたいのよ あの腕の中が わたしの生きるとこ あーあ 早く夜明けよきて あーあ この窓に あーあ 夢も浅いままに うーん すぐに目を覚ますの あーあ 暗い夜のなかで あーあ 肩が震えてるの あの人がいたなら この頬の涙に 口づけてくれるは 吸い取ってくれるわ あーあ 早く夜明けよきて あーあ この窓に うーん 早く夜明けよきて あーあ この窓に | 由紀さおり | 山上路夫 | いずみたく | | あーあ 逢いにゆきたいけど うーん 今は真夜中なの あーあ 花は眠りにつく あーあ だけどわたしはだめ あの人のところに 飛んでゆきたいのよ あの腕の中が わたしの生きるとこ あーあ 早く夜明けよきて あーあ この窓に あーあ 夢も浅いままに うーん すぐに目を覚ますの あーあ 暗い夜のなかで あーあ 肩が震えてるの あの人がいたなら この頬の涙に 口づけてくれるは 吸い取ってくれるわ あーあ 早く夜明けよきて あーあ この窓に うーん 早く夜明けよきて あーあ この窓に |
ヴァリーエヴァリーエ 変る変る ヴァリーエ 変る私 ヴァリーエ ヴァリーエ すべてが ヴァリーエ きのうまでと ヴァリーエ ちがう私 ヴァリーエ ヴァリーエ 生まれた 新しいこと 私の為 近づく気配がするのよ ひそかに ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ マイ ヘア ヴァリーエ 幸せが来る 私のもと 近づく足音聞こえる たしかに ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ マイ ヘア ヴァリーエ かわるの | 由紀さおり | 山上路夫 | S・リタルド | | ヴァリーエ 変る変る ヴァリーエ 変る私 ヴァリーエ ヴァリーエ すべてが ヴァリーエ きのうまでと ヴァリーエ ちがう私 ヴァリーエ ヴァリーエ 生まれた 新しいこと 私の為 近づく気配がするのよ ひそかに ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ マイ ヘア ヴァリーエ 幸せが来る 私のもと 近づく足音聞こえる たしかに ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ ヴァリーエ マイ ヘア ヴァリーエ かわるの |
挽歌やはりあの人は 私を送りに来なかった にぎわう夕暮れ人ごみの中 私はただバスを待つ 悲しみだけを道案内に 想い出色の洋服を着て 辛くないと言えば嘘だわ あのひとのことが気がかりだけど 私は今バスに乗る たぶんあのひとは 私を恨んでいるでしょう 冷たい女と思われながら 私はただバスを待つ ひとりで朝は起きられますか ハンカチの場所分かるでしょうか あとの女とうまくやってね うしろ髪ひかれ涙に濡れて 私は今バスに乗る | 由紀さおり | 千家和也 | 浜圭介 | | やはりあの人は 私を送りに来なかった にぎわう夕暮れ人ごみの中 私はただバスを待つ 悲しみだけを道案内に 想い出色の洋服を着て 辛くないと言えば嘘だわ あのひとのことが気がかりだけど 私は今バスに乗る たぶんあのひとは 私を恨んでいるでしょう 冷たい女と思われながら 私はただバスを待つ ひとりで朝は起きられますか ハンカチの場所分かるでしょうか あとの女とうまくやってね うしろ髪ひかれ涙に濡れて 私は今バスに乗る |
ひだまりなぜか あの日の空に 似ている気がして 風のなかに消えた背中を 思い出してた いくつ春を越えたでしょう さよなら越えたでしょう まぶたの奥で あなたは 手を振るだけなの しあわせなんて つかめそうで つかめない 星のひかり だけど不思議ね 追いかけて 追いかけて わたしは今ここにいる 愛していたのと つぶやいてみても 返事はこないの 風が吹くだけ ひだまりのような 優しいおもいで 胸に 胸に 抱きしめ 生きていくだけ 若いふたりの夢など でこぼこだらけで 大きさだけを競いながら じゃれあっていたけど わたし怖かったの 願いが叶うときは はなればなれの道になると わかっていたから こころを決めて 歩いてきた さびしさを知られぬように 夜のつめたさ せつなくて せつなくて なんども頬をぬらした 涙のつづきを 生きていかなくちゃ そう言い聞かせて 笑ってきたのよ いのちをふるわせ ぬくもりに変えた 想い 想い 歌っていけたら 戻れはしないの でもそれでいいわ 出逢いたい明日が わたしにはある ひだまりのような 優しいおもいで 胸に 胸に 抱きしめ 生きていくだけ | 由紀さおり | 水野良樹 | 水野良樹 | 亀田誠治 | なぜか あの日の空に 似ている気がして 風のなかに消えた背中を 思い出してた いくつ春を越えたでしょう さよなら越えたでしょう まぶたの奥で あなたは 手を振るだけなの しあわせなんて つかめそうで つかめない 星のひかり だけど不思議ね 追いかけて 追いかけて わたしは今ここにいる 愛していたのと つぶやいてみても 返事はこないの 風が吹くだけ ひだまりのような 優しいおもいで 胸に 胸に 抱きしめ 生きていくだけ 若いふたりの夢など でこぼこだらけで 大きさだけを競いながら じゃれあっていたけど わたし怖かったの 願いが叶うときは はなればなれの道になると わかっていたから こころを決めて 歩いてきた さびしさを知られぬように 夜のつめたさ せつなくて せつなくて なんども頬をぬらした 涙のつづきを 生きていかなくちゃ そう言い聞かせて 笑ってきたのよ いのちをふるわせ ぬくもりに変えた 想い 想い 歌っていけたら 戻れはしないの でもそれでいいわ 出逢いたい明日が わたしにはある ひだまりのような 優しいおもいで 胸に 胸に 抱きしめ 生きていくだけ |
ひみつの恋あなたがまた見ている 私にはわかるの あなたが今 私を ほしがってる あなたの指 思って そっと目を閉じるの あなたも今 私を 感じてる 誰も知らない 二人だけの歌が 心にひびいている 二人だけの夜の空に 閉じ込めた鳩 放つ ひみつの恋なの それじゃまたねと手を振って それぞれに別れて べつの誰かと歩きながら あなたを思ってる 誰も知らない 二人だけの歌が 心にひびいている 二人だけの夜の空に 月が濡れて満ちていく ひみつの恋なの 互いにさえも 明かさないの 明かせば終わる さだめ 知ってるから 誰も知らない 二人だけの歌を 歌い続ける二人 誰も入れはしない 檻の中で どこへも行けはしない 行きたくない | 由紀さおり | 井上荒野 | アルバート・ハモンド | | あなたがまた見ている 私にはわかるの あなたが今 私を ほしがってる あなたの指 思って そっと目を閉じるの あなたも今 私を 感じてる 誰も知らない 二人だけの歌が 心にひびいている 二人だけの夜の空に 閉じ込めた鳩 放つ ひみつの恋なの それじゃまたねと手を振って それぞれに別れて べつの誰かと歩きながら あなたを思ってる 誰も知らない 二人だけの歌が 心にひびいている 二人だけの夜の空に 月が濡れて満ちていく ひみつの恋なの 互いにさえも 明かさないの 明かせば終わる さだめ 知ってるから 誰も知らない 二人だけの歌を 歌い続ける二人 誰も入れはしない 檻の中で どこへも行けはしない 行きたくない |
白夜のタンゴゆらゆら踊りましょう はなやぐ夜の果てに 別れには似合うでしょう 愛しあった二人 白夜のタンゴ 水に浮かぶレストラン 絹のフロアー 愛が幻になる 今日からは やさしすぎるから あなたの手を離せなくなるのよ 最後の夜を奪って…… ゆらゆら踊りましょう ささやく夜の隅で 悲しみを隠しましょう 抱きしめあう二人 白夜のタンゴ すべるヨットの群れに 黄金(キン)のベール 夜はつかの間の夢 二人には 愛しているから あなたを今離したくないのよ 最後の夜を奪って…… | 由紀さおり | 大津あきら | 服部良一 | | ゆらゆら踊りましょう はなやぐ夜の果てに 別れには似合うでしょう 愛しあった二人 白夜のタンゴ 水に浮かぶレストラン 絹のフロアー 愛が幻になる 今日からは やさしすぎるから あなたの手を離せなくなるのよ 最後の夜を奪って…… ゆらゆら踊りましょう ささやく夜の隅で 悲しみを隠しましょう 抱きしめあう二人 白夜のタンゴ すべるヨットの群れに 黄金(キン)のベール 夜はつかの間の夢 二人には 愛しているから あなたを今離したくないのよ 最後の夜を奪って…… |
ビリーヴたとえば君が 傷ついて くじけそうに なった時は かならずぼくが そばにいて ささえてあげるよ その肩を 世界中の 希望をのせて この地球は まわってる いま未来の 扉を開けるとき 悲しみや 苦しみが いつの日か 喜びに変わるだろう アイ ビリーヴ イン ザ フューチャー 信じてる もしも誰かが 君のそばで 泣き出しそうに なった時は だまって腕を とりながら いっしょに歩いて くれるよね 世界中の やさしさで この地球を つつみたい いま素直な 気持ちになれるなら 憧れや 愛しさが 大空に はじけてひかるだろう アイ ビリーヴ イン ザ フューチャー 信じてる いま未来の 扉を開けるとき アイ ビリーヴ イン ザ フューチャー 信じてる | 由紀さおり | 杉本竜一 | 杉本竜一 | | たとえば君が 傷ついて くじけそうに なった時は かならずぼくが そばにいて ささえてあげるよ その肩を 世界中の 希望をのせて この地球は まわってる いま未来の 扉を開けるとき 悲しみや 苦しみが いつの日か 喜びに変わるだろう アイ ビリーヴ イン ザ フューチャー 信じてる もしも誰かが 君のそばで 泣き出しそうに なった時は だまって腕を とりながら いっしょに歩いて くれるよね 世界中の やさしさで この地球を つつみたい いま素直な 気持ちになれるなら 憧れや 愛しさが 大空に はじけてひかるだろう アイ ビリーヴ イン ザ フューチャー 信じてる いま未来の 扉を開けるとき アイ ビリーヴ イン ザ フューチャー 信じてる |
ビールの海ジョッキグラス 見つめると 金の海 くるりくるり 魚たち ビールの中 想像をする 波越えて 泳ぐ 自分 しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 金の泡 ぱちん そして しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 夢の海 続く 「ここはどこ?」 「カリブ海 浮かぶ島」 高い太陽 漁師たち 椰子の実が転がる 遠い遠い島に 泳ぎ着いたみたい しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 金の泡 ぱちん そして しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 夢の海 続く ぱちん ぱちん 弾かれ合う 泡と泡が ぱちん ぱちん 重なり合う 人と人が 酔うわ しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 金の泡 ぱちん そして しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 魚と 目が合う しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 夢の海 続く | 由紀さおり | 山崎ナオコーラ | アシャ | | ジョッキグラス 見つめると 金の海 くるりくるり 魚たち ビールの中 想像をする 波越えて 泳ぐ 自分 しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 金の泡 ぱちん そして しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 夢の海 続く 「ここはどこ?」 「カリブ海 浮かぶ島」 高い太陽 漁師たち 椰子の実が転がる 遠い遠い島に 泳ぎ着いたみたい しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 金の泡 ぱちん そして しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 夢の海 続く ぱちん ぱちん 弾かれ合う 泡と泡が ぱちん ぱちん 重なり合う 人と人が 酔うわ しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 金の泡 ぱちん そして しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 魚と 目が合う しゅわわわしゅわ しゅわわわしゅわ 夢の海 続く |
ふらりふられて昔の彼ときたら 朝のコーヒー・タイムから カタログばかりながめてる まるで若者みたいにね べつにふくれた覚えもないけど それが ふらりふられて ふらふら しょうがない あんな日は 何をしてても駄目だもの あっちぶらぶら こっちぶらぶら 前の彼ときたら たまのウィンド・ショッピング ブランドだけを読んでるの まるで学者みたいにね 物欲しそうな顔はしないのに それが ふらりふられて ふらふら しょうがない こんな日は 何をしてても駄目だもの そっちぶらぶら むこうぶらぶら 今の彼ときたら いつもミッドナイトまで オカルトめいた事ばかり なんか易者みたいにね それを笑うはずはないけど きっと ふらりふられて ふらふら しょうがない そんな日は 何をしてても駄目だもの あっちぶらぶら こっちぶらぶら しょうがない そんな日は 何をしてても駄目だもの あっちぶらぶら こっちぶらぶら | 由紀さおり | 島武実 | 宇崎竜童 | | 昔の彼ときたら 朝のコーヒー・タイムから カタログばかりながめてる まるで若者みたいにね べつにふくれた覚えもないけど それが ふらりふられて ふらふら しょうがない あんな日は 何をしてても駄目だもの あっちぶらぶら こっちぶらぶら 前の彼ときたら たまのウィンド・ショッピング ブランドだけを読んでるの まるで学者みたいにね 物欲しそうな顔はしないのに それが ふらりふられて ふらふら しょうがない こんな日は 何をしてても駄目だもの そっちぶらぶら むこうぶらぶら 今の彼ときたら いつもミッドナイトまで オカルトめいた事ばかり なんか易者みたいにね それを笑うはずはないけど きっと ふらりふられて ふらふら しょうがない そんな日は 何をしてても駄目だもの あっちぶらぶら こっちぶらぶら しょうがない そんな日は 何をしてても駄目だもの あっちぶらぶら こっちぶらぶら |
故郷(ふるさと)二度と会えないあなた いつかは私をなつかしむかしら ああ そんな時はひとりで 私のふるさと たずねてほしいの 金色の風が吹く 山かげのあの村 声あげて丘へかけてく 15の私が 今でもいるわ あすは汚れた涙 流して生きてく私たちだけど ああ それが辛くなったら 私のふるさと たずねてほしいの 夕空に雁が鳴き 葉が落ちるあの村 愛という言葉の意味も 知らない私が 今でもいるわ 虫の音がしみわたり 星が降るあの村 いつか会う人を夢見て まどろむ私が 今でもいるわ | 由紀さおり | 山川啓介 | 大野雄二 | | 二度と会えないあなた いつかは私をなつかしむかしら ああ そんな時はひとりで 私のふるさと たずねてほしいの 金色の風が吹く 山かげのあの村 声あげて丘へかけてく 15の私が 今でもいるわ あすは汚れた涙 流して生きてく私たちだけど ああ それが辛くなったら 私のふるさと たずねてほしいの 夕空に雁が鳴き 葉が落ちるあの村 愛という言葉の意味も 知らない私が 今でもいるわ 虫の音がしみわたり 星が降るあの村 いつか会う人を夢見て まどろむ私が 今でもいるわ |
ふるさとはどこですかふるさとはどこですかと あなたはきいた この町の生まれですと 私は答えた ああ、そしてあなたがいつの日か あなたのふるさとへ つれて行ってくれる日を 夢みたの 生まれたてのこの愛の ゆくえを祈ったの ふるさとはどこですかと 私はきいた 南の海の町と あなたは答えた ああ、そして幼い日のことを 瞳をかがやかせ 歌うように夢のように 話したわ ふたりして行かないかと 私にはきこえたの ああ、だけど今では思い出ね あなたはふるさとへ ただひとりただひとり 帰るのね ふるさとはそんなにも あたたかいものなのね | 由紀さおり | 中山大三郎 | うすいよしのり | 坂本昌之 | ふるさとはどこですかと あなたはきいた この町の生まれですと 私は答えた ああ、そしてあなたがいつの日か あなたのふるさとへ つれて行ってくれる日を 夢みたの 生まれたてのこの愛の ゆくえを祈ったの ふるさとはどこですかと 私はきいた 南の海の町と あなたは答えた ああ、そして幼い日のことを 瞳をかがやかせ 歌うように夢のように 話したわ ふたりして行かないかと 私にはきこえたの ああ、だけど今では思い出ね あなたはふるさとへ ただひとりただひとり 帰るのね ふるさとはそんなにも あたたかいものなのね |
僕らの太陽は沈まない突然すべてが消えた 話したいこと 沢山あったのに 約束もいっぱいしたのに 苦しみの波が 押し寄せる あの記憶は消えないけど 僕らの心はひとつ 少しずつ癒えてゆく この悲しみ あの記憶は消えないけど もう苦しみはいらない 僕らの太陽は沈まない 朝がやってくる 花は光かがやいて みんなの顔は 誇りに満ちている あの記憶は消えないけど 僕らの心はひとつ 少しずつ癒えてゆく この悲しみ あの記憶は消えないけど もう苦しみはいらない 僕らの太陽は沈まない 川は今も流れている ゆるぎない未来に向かって 愛する君の夢のように これからも僕らの中に生き続ける あの記憶は消えないけど 僕らの心はひとつ 少しずつ癒えてゆく この悲しみ | 由紀さおり | Timothy Nishimoto・Masumi Timson | Phil Baker | Phil Baker | 突然すべてが消えた 話したいこと 沢山あったのに 約束もいっぱいしたのに 苦しみの波が 押し寄せる あの記憶は消えないけど 僕らの心はひとつ 少しずつ癒えてゆく この悲しみ あの記憶は消えないけど もう苦しみはいらない 僕らの太陽は沈まない 朝がやってくる 花は光かがやいて みんなの顔は 誇りに満ちている あの記憶は消えないけど 僕らの心はひとつ 少しずつ癒えてゆく この悲しみ あの記憶は消えないけど もう苦しみはいらない 僕らの太陽は沈まない 川は今も流れている ゆるぎない未来に向かって 愛する君の夢のように これからも僕らの中に生き続ける あの記憶は消えないけど 僕らの心はひとつ 少しずつ癒えてゆく この悲しみ |
慕情小菊模様の服を着て 飛騨の朝市歩きます 自分のために花を買い 自分のために抱えます 恋に別れた女がひとり 耐えてる姿は 昔も今も変りません 母によく似たあねさんかぶり 熱いほうじ茶すすめます 砂の色した服を着て 九十九里浜走ります 束ねた髪が狂おしく 束ねた髪が乱れます 恋に別れた女がひとり 泣いてる姿は 昔も今も変りません 何も知らない浜木綿が 日暮れの海辺に咲いてます 心の中でひっそりと 心の中で祈ります 恋に別れた女がひとり たたずむ姿は 昔も今も変りません 木もれ陽ゆれて見えるのは 涙がにじんでいるのです | 由紀さおり | 菅三鶴 | 平尾昌晃 | | 小菊模様の服を着て 飛騨の朝市歩きます 自分のために花を買い 自分のために抱えます 恋に別れた女がひとり 耐えてる姿は 昔も今も変りません 母によく似たあねさんかぶり 熱いほうじ茶すすめます 砂の色した服を着て 九十九里浜走ります 束ねた髪が狂おしく 束ねた髪が乱れます 恋に別れた女がひとり 泣いてる姿は 昔も今も変りません 何も知らない浜木綿が 日暮れの海辺に咲いてます 心の中でひっそりと 心の中で祈ります 恋に別れた女がひとり たたずむ姿は 昔も今も変りません 木もれ陽ゆれて見えるのは 涙がにじんでいるのです |
街の灯りそばに誰かいないと 沈みそうなこの胸 まるで潮がひいたあとの 暗い海のように ふれる肩のぬくもり 感じながら話を もっともっと出来るならば 今はそれでいいさ 息でくもる窓に書いた 君の名前指でたどり あとの言葉迷いながら そっといった 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ 好きな唄を耳のそばで 君のために低く歌い あまい涙さそいながら そして待った 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ | 由紀さおり | 阿久悠 | 浜圭介 | 坂本昌之 | そばに誰かいないと 沈みそうなこの胸 まるで潮がひいたあとの 暗い海のように ふれる肩のぬくもり 感じながら話を もっともっと出来るならば 今はそれでいいさ 息でくもる窓に書いた 君の名前指でたどり あとの言葉迷いながら そっといった 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ 好きな唄を耳のそばで 君のために低く歌い あまい涙さそいながら そして待った 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ |
真夜中のギター街のどこかに 淋しがり屋がひとり いまにも泣きそうに ギターを奏いている 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね 此処へおいでよ 夜はつめたくながい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ 空をごらんよ 淋しがり屋の星が なみだの尾をひいて どこかへ旅に立つ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ | 由紀さおり | 吉岡治 | 河村利夫 | 坂本昌之 | 街のどこかに 淋しがり屋がひとり いまにも泣きそうに ギターを奏いている 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね 此処へおいでよ 夜はつめたくながい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ 空をごらんよ 淋しがり屋の星が なみだの尾をひいて どこかへ旅に立つ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ |
真綿のように一途に生きた幼い日々は もう戻らないけど あの頃に見た夢を みつめて 今も、ひたむきに… 真綿のようにやさしい言葉 素直な心 縦糸横糸を 大切に織り続けていたい 生きることは 愛すること 愛することは 歌うこと 歌うことが真実 生きてゆく道程(みち) また今日がはじまりのとき ひたむきゆえに傷つけた過去 まだ忘れない あの頃のわたしに恋をした あなた、ありがとう… 真綿のようにたゆまぬ強さ 変わらぬ音色 縦糸横糸を 大切に織り続けていたい 生きることは 愛すること 愛することは 歌うこと 歌うことが真実 生きてきた道程(みち) またわたしがはじまる‘今' 生きることは 愛すること 愛することは 歌うこと 歌うことが真実 生きてゆく道程(みち) また今日からはじまる夢 | 由紀さおり | 由紀さおり・Nao | YUKIYOSHI | | 一途に生きた幼い日々は もう戻らないけど あの頃に見た夢を みつめて 今も、ひたむきに… 真綿のようにやさしい言葉 素直な心 縦糸横糸を 大切に織り続けていたい 生きることは 愛すること 愛することは 歌うこと 歌うことが真実 生きてゆく道程(みち) また今日がはじまりのとき ひたむきゆえに傷つけた過去 まだ忘れない あの頃のわたしに恋をした あなた、ありがとう… 真綿のようにたゆまぬ強さ 変わらぬ音色 縦糸横糸を 大切に織り続けていたい 生きることは 愛すること 愛することは 歌うこと 歌うことが真実 生きてきた道程(みち) またわたしがはじまる‘今' 生きることは 愛すること 愛することは 歌うこと 歌うことが真実 生きてゆく道程(みち) また今日からはじまる夢 |
みち潮海の青さに あなたがいます うつろな私のなかで 遠いあなたが 揺れています なれるなら 海になりたい 思い出のうねりも いつかは岸に打ち寄せて 砕けて白く消えるのに 私の心は揺れつづけて ただいつまでも 揺れつづけて 揺れつづけて 海の響きに あなたがいます すべてをなくしたあとの 深いうずきが 呼んでいます 傷あとも 今はいとしい こんなにも愛して あなたとつけた傷だから 悲しみさえもしあわせ あなたが私に満ちて来ます うしおのように 満ちて来ます 満ちて来ます | 由紀さおり | 保富康午 | 坂田晃一 | | 海の青さに あなたがいます うつろな私のなかで 遠いあなたが 揺れています なれるなら 海になりたい 思い出のうねりも いつかは岸に打ち寄せて 砕けて白く消えるのに 私の心は揺れつづけて ただいつまでも 揺れつづけて 揺れつづけて 海の響きに あなたがいます すべてをなくしたあとの 深いうずきが 呼んでいます 傷あとも 今はいとしい こんなにも愛して あなたとつけた傷だから 悲しみさえもしあわせ あなたが私に満ちて来ます うしおのように 満ちて来ます 満ちて来ます |
みんな夢の中恋はみじかい 夢のようなものだけど 女心は 夢をみるのが好きなの 夢のくちづけ 夢の涙 喜びも悲しみも みんな夢の中 やさしい言葉で 夢がはじまったのね いとしい人を 夢でつかまえたのね 身も心も あげてしまったけど なんで惜しかろ どうせ夢だもの 冷たい言葉で 暗くなった夢の中 みえない姿を 追いかけてゆく私 泣かないで なげかないで 消えていった面影も みんな夢の中 | 由紀さおり | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 坂本昌之 | 恋はみじかい 夢のようなものだけど 女心は 夢をみるのが好きなの 夢のくちづけ 夢の涙 喜びも悲しみも みんな夢の中 やさしい言葉で 夢がはじまったのね いとしい人を 夢でつかまえたのね 身も心も あげてしまったけど なんで惜しかろ どうせ夢だもの 冷たい言葉で 暗くなった夢の中 みえない姿を 追いかけてゆく私 泣かないで なげかないで 消えていった面影も みんな夢の中 |
無縁坂母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登るたび いつもため息をついた ため息つけば それで済む 後ろだけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そういうことって 確かにあると あなたをみてて そう思う 忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生 いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに白い手は とても小さくなった 母はすべてを暦にきざんで 流してきたんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど めぐる暦は 季節の中で 漂い乍ら 過ぎてゆく 忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生 | 由紀さおり | さだまさし | さだまさし | 川口大輔 | 母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登るたび いつもため息をついた ため息つけば それで済む 後ろだけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そういうことって 確かにあると あなたをみてて そう思う 忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生 いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに白い手は とても小さくなった 母はすべてを暦にきざんで 流してきたんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど めぐる暦は 季節の中で 漂い乍ら 過ぎてゆく 忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生 |
ムーンライト・セレナーデ目を閉じて ばらの香りかぐとき 月よりも そっとふれてくるのは あなた 今宵のMoonlight Serenade 星よりも こころ揺らす瞳に 過ぎ去りし日々の痛み 忘れて 愛を告げるの Moonlight Serenade 夜はやさしい船 二人を 遥かな国へと 連れてゆく ひそかに 指先を絡め 見つめ合うとき 胸焦がす思い あふれ続ける 永遠(とわ)に あなたへ Moonlight Serenade | 由紀さおり | MITCHELL PARISH・日本語訳詞:松村由利子 | GLENN MILLER | 川口大輔 | 目を閉じて ばらの香りかぐとき 月よりも そっとふれてくるのは あなた 今宵のMoonlight Serenade 星よりも こころ揺らす瞳に 過ぎ去りし日々の痛み 忘れて 愛を告げるの Moonlight Serenade 夜はやさしい船 二人を 遥かな国へと 連れてゆく ひそかに 指先を絡め 見つめ合うとき 胸焦がす思い あふれ続ける 永遠(とわ)に あなたへ Moonlight Serenade |
めぐり逢いひろい この空の下 あなたに逢えたよろこび 涙はもうみせません 夢を 二人の夢を見つけたから 幸せになります あなたの愛で 幸せになります あなたの愛で 言葉かわさなくても 心がかよいあうなら 何にも もう望まない 他人の目にはささやかな暮しだって この体この手でつくしてみたい 命あるかぎりをあなたのために 生きる夢も望みも 捨てた時に やさしさにあふれた あなたの瞳 美しくなります あなたのもとで 人はめぐり逢うため 別れをくり返すもの 昨日はもう忘れましょう | 由紀さおり | 中里綴 | 川口真 | 川口真 | ひろい この空の下 あなたに逢えたよろこび 涙はもうみせません 夢を 二人の夢を見つけたから 幸せになります あなたの愛で 幸せになります あなたの愛で 言葉かわさなくても 心がかよいあうなら 何にも もう望まない 他人の目にはささやかな暮しだって この体この手でつくしてみたい 命あるかぎりをあなたのために 生きる夢も望みも 捨てた時に やさしさにあふれた あなたの瞳 美しくなります あなたのもとで 人はめぐり逢うため 別れをくり返すもの 昨日はもう忘れましょう |
もし翼があったならもし 孤独を感じたら もし こころが乾いたら 旅に出よう あてもなく 今すぐに 地図にない 遠い国 はるばると この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために もし 空が飛べたなら もし 翼があったなら 飛んでいこう どこまでも 今すぐに 永遠の 故郷を 探すため この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために | 由紀さおり | 五木寛之 | 羽毛田丈史 | 坂本昌之 | もし 孤独を感じたら もし こころが乾いたら 旅に出よう あてもなく 今すぐに 地図にない 遠い国 はるばると この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために もし 空が飛べたなら もし 翼があったなら 飛んでいこう どこまでも 今すぐに 永遠の 故郷を 探すため この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために |
矢車草 ~夢二のおんな~うしろ姿の女の背中に 細い径(みち)がある 径をたどれば女の胸には 涙の谷がある 忘れてくれなんて 言うから忘れない 矢車の矢車の花を一輪 もういちど夢ひとつ 咲かせてみたい 恋をなくした女の頬には 白い河がある 河をくだれば女の瞳に 涙の海がある 愛しすぎたことに どんな罪があるの 矢車の矢車の花は散っても 花びらよ風に乗り あなたに届け 思い出さがす女の心に 暗い坂がある 坂をのぼれば女の棲む町 涙の町がある あなたが帰るまで 心に灯をともし 矢車の矢車の花の命を いつまでもこの胸に 燃やして待つわ | 由紀さおり | 小谷夏 | 中村泰士 | | うしろ姿の女の背中に 細い径(みち)がある 径をたどれば女の胸には 涙の谷がある 忘れてくれなんて 言うから忘れない 矢車の矢車の花を一輪 もういちど夢ひとつ 咲かせてみたい 恋をなくした女の頬には 白い河がある 河をくだれば女の瞳に 涙の海がある 愛しすぎたことに どんな罪があるの 矢車の矢車の花は散っても 花びらよ風に乗り あなたに届け 思い出さがす女の心に 暗い坂がある 坂をのぼれば女の棲む町 涙の町がある あなたが帰るまで 心に灯をともし 矢車の矢車の花の命を いつまでもこの胸に 燃やして待つわ |
やさしいおかあさまわたしがおねむに なったとき やさしくねんねん こもりうた うたってねかせて くださった ほんとにやさしい おかあさま 夏はねびえを せぬように 冬はおかぜを ひかぬよう おふとんなおして くださった ほんとにやさしい おかあさま わたしが大きく なったなら ご恩をお返し いたします それまでたっしゃで まってゝね ほんとにやさしい おかあさま | 由紀さおり | 稲穂雅己 | 海沼実 | | わたしがおねむに なったとき やさしくねんねん こもりうた うたってねかせて くださった ほんとにやさしい おかあさま 夏はねびえを せぬように 冬はおかぜを ひかぬよう おふとんなおして くださった ほんとにやさしい おかあさま わたしが大きく なったなら ご恩をお返し いたします それまでたっしゃで まってゝね ほんとにやさしい おかあさま |
やさしいさよなら終わりにする もう決めたの ちがう夢を探してみるわ 思い出なら すべて捨てた もう電話もかけてこないで チラつく笑顔 気になるじゃない 声も あなたのすべて 愛してたのよ 雨の街で 見つけた恋 雨の中に捨ててゆくから 夏の花火 儚い夢 悲しみだけ 残して消えた 喧嘩ばかり してたけれど 仲直りの Kiss は素敵よ 同じ香りに 包まれてた あの日 昼も夜も あなただけ見てた これでいいの これでいいの 涙なんか流さないから ひとりぽっちに なったことない 私だけれど 終わりにする もう決めたの 涙なんか 流さないから | 由紀さおり | 木暮みき | 美樹克彦 | 坂本昌之 | 終わりにする もう決めたの ちがう夢を探してみるわ 思い出なら すべて捨てた もう電話もかけてこないで チラつく笑顔 気になるじゃない 声も あなたのすべて 愛してたのよ 雨の街で 見つけた恋 雨の中に捨ててゆくから 夏の花火 儚い夢 悲しみだけ 残して消えた 喧嘩ばかり してたけれど 仲直りの Kiss は素敵よ 同じ香りに 包まれてた あの日 昼も夜も あなただけ見てた これでいいの これでいいの 涙なんか流さないから ひとりぽっちに なったことない 私だけれど 終わりにする もう決めたの 涙なんか 流さないから |
やりなおしたいの足音をひきずりながら ビルの谷間を いつのまに この曲り角きていたのよ あれはただ噂がもとの にがいもめごと もう二度と逢えないなんて 私どうするの 夜に浮かんでる 公衆電話のボックス ちょっぴり お酒に酔っているけど ねえ やりなおしたいの ねえ 私のせいなのね ねえ 部屋に誰かいるの ねえ ねえ 誰よ――― あなたが余計離れてしまう 言葉がつまる そのたび こんな時めそめそしたら 多分あなたは さりげなく 受話器を置いてしまうでしょう 静けさをさえぎるように ぽつりぽつりと つよがりのお芝居をして 私せいいっぱい 夜に沈みそう 公衆電話のボックス あなたが声よりずっと遠くて ねえ やりなおしたいの ねえ あの日のことなのね ねえ 誰がいてもいいの ねえ ねえ あなた――― かなしみのそば素通りをして 時間は朝へ 急ぐの | 由紀さおり | ちあき哲也 | 杉本真人 | | 足音をひきずりながら ビルの谷間を いつのまに この曲り角きていたのよ あれはただ噂がもとの にがいもめごと もう二度と逢えないなんて 私どうするの 夜に浮かんでる 公衆電話のボックス ちょっぴり お酒に酔っているけど ねえ やりなおしたいの ねえ 私のせいなのね ねえ 部屋に誰かいるの ねえ ねえ 誰よ――― あなたが余計離れてしまう 言葉がつまる そのたび こんな時めそめそしたら 多分あなたは さりげなく 受話器を置いてしまうでしょう 静けさをさえぎるように ぽつりぽつりと つよがりのお芝居をして 私せいいっぱい 夜に沈みそう 公衆電話のボックス あなたが声よりずっと遠くて ねえ やりなおしたいの ねえ あの日のことなのね ねえ 誰がいてもいいの ねえ ねえ あなた――― かなしみのそば素通りをして 時間は朝へ 急ぐの |
夢もうすこしかおり ふわり あめあがり あなたのかたで のみましょう 水に書いた 言い訳は 一文字ごとに 消えてゆく 夢 もう すこし ゆかすの、すは すだちの、す しぼった ゆびまで いいにおい しぼった ゆびまで いいにおい こころ ゆらり 風さらり あなたのそばで のみましょう 風に揺れる うわさ花 一輪ごとの 薄化粧 夢 もう ひとつ あなたの、なは なごりの、な かさねた ゆびまで ふるえてる かさねた ゆびまで ふるえてる ゆかすの、すは すだちの、す しぼった ゆびまで いいにおい しぼった ゆびまで いいにおい | 由紀さおり | 石井達矢 | 三井誠 | | かおり ふわり あめあがり あなたのかたで のみましょう 水に書いた 言い訳は 一文字ごとに 消えてゆく 夢 もう すこし ゆかすの、すは すだちの、す しぼった ゆびまで いいにおい しぼった ゆびまで いいにおい こころ ゆらり 風さらり あなたのそばで のみましょう 風に揺れる うわさ花 一輪ごとの 薄化粧 夢 もう ひとつ あなたの、なは なごりの、な かさねた ゆびまで ふるえてる かさねた ゆびまで ふるえてる ゆかすの、すは すだちの、す しぼった ゆびまで いいにおい しぼった ゆびまで いいにおい |
ゆらゆらうれしくってゆらゆら せつなくってゆらゆら 男と女は素敵なことね ゆらゆらら 好みのタイプは たまらなくセクシー 見つめられるだけでも 女が揺れる ひと目惚れ恋は 別れても好きな どこかがあの人に よく似てる いまあなたが誘ったなら 心が乱れる いまわたしが許したなら 電話してね 本気ならゆらゆら 浮気ならゆらゆら 好きよとダメよが胸のあたりで ゆらゆらら こころではゆらゆら からだではゆらゆら 男と女は可笑しいものね ゆらゆらら 夢を追う人は どことなくカワイイ あまえられるだけなら わたしの胸で かなわない恋に くすり指泣いて 追いかけたりしたら すぐ逃げる いまあなたが帰ったなら 涙があふれる いまわたしがひきとめたら 困りますね 結ばれてゆらゆら お別れがゆらゆら あなたのためなら命をかけて ゆらゆらら 逢えなくってゆらゆら 嫉妬でゆらゆら 男と女は哀しいものね ゆらゆらら 耳もとでゆらゆらら ささやいてゆらゆら 今夜は二人でお酒飲みましょ ゆらゆらら うれしくってゆらゆら せつなくってゆらゆら 男と女は素敵なことね ゆらゆらら | 由紀さおり | 魚住勉 | 馬飼野康二 | | うれしくってゆらゆら せつなくってゆらゆら 男と女は素敵なことね ゆらゆらら 好みのタイプは たまらなくセクシー 見つめられるだけでも 女が揺れる ひと目惚れ恋は 別れても好きな どこかがあの人に よく似てる いまあなたが誘ったなら 心が乱れる いまわたしが許したなら 電話してね 本気ならゆらゆら 浮気ならゆらゆら 好きよとダメよが胸のあたりで ゆらゆらら こころではゆらゆら からだではゆらゆら 男と女は可笑しいものね ゆらゆらら 夢を追う人は どことなくカワイイ あまえられるだけなら わたしの胸で かなわない恋に くすり指泣いて 追いかけたりしたら すぐ逃げる いまあなたが帰ったなら 涙があふれる いまわたしがひきとめたら 困りますね 結ばれてゆらゆら お別れがゆらゆら あなたのためなら命をかけて ゆらゆらら 逢えなくってゆらゆら 嫉妬でゆらゆら 男と女は哀しいものね ゆらゆらら 耳もとでゆらゆらら ささやいてゆらゆら 今夜は二人でお酒飲みましょ ゆらゆらら うれしくってゆらゆら せつなくってゆらゆら 男と女は素敵なことね ゆらゆらら |
ゆらりろの唄散る花びらを 胸に抱きしめて ゆらりゆらりゆらりろ ゆらりろの歌 洩る月かげを 涙にうかべて ゆらりゆらりゆらりろ ゆらりろの歌 水のきらめき むねのときめき 甘い 想い出 今どここ 夢をしたって 一人口ずさむ ゆらりゆらりゆらりろ ゆらりろの歌 ゆらりろの歌 | 由紀さおり | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 八木正生 | 散る花びらを 胸に抱きしめて ゆらりゆらりゆらりろ ゆらりろの歌 洩る月かげを 涙にうかべて ゆらりゆらりゆらりろ ゆらりろの歌 水のきらめき むねのときめき 甘い 想い出 今どここ 夢をしたって 一人口ずさむ ゆらりゆらりゆらりろ ゆらりろの歌 ゆらりろの歌 |
ユー・アー・マイ・サンシャインあなただけ ひとりだけ 泣くことがあるのは 悲しみに向きあえる 強い人だから わたしだけ知っている 見えないやさしさ 陽だまりのような人 それがあなたよ あなたしか描けない あたたかい景色ね いつまでもいつまでも わたしを照らして わたしだけ知っている 見えないやさしさ 陽だまりのような人 それがあなたよ あなただけ ひとりだけ 泣くことがあるのは 悲しみに向きあえる 強い人だから La La La La La… La La La La La… わたしを照らして わたしを照らして わたしを照らして | 由紀さおり | JIMMIE H DAVIS・日本語訳詞:松尾潔 | JIMMIE H DAVIS | 川口大輔 | あなただけ ひとりだけ 泣くことがあるのは 悲しみに向きあえる 強い人だから わたしだけ知っている 見えないやさしさ 陽だまりのような人 それがあなたよ あなたしか描けない あたたかい景色ね いつまでもいつまでも わたしを照らして わたしだけ知っている 見えないやさしさ 陽だまりのような人 それがあなたよ あなただけ ひとりだけ 泣くことがあるのは 悲しみに向きあえる 強い人だから La La La La La… La La La La La… わたしを照らして わたしを照らして わたしを照らして |
ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥYou'd be so nice to come home to You'd be so nice いつも 甘やかに腕広げた あなたが欲しい 溶けそうな真夏の夜 凍えそうな冬の夜 あなたさえいてくれたら 何も要らない You'd be so nice to come home to You'd be so nice 今も 言の葉のひとつひとつ 噛みしめるだけ 嵐が吹きすさび 心沈むときでも You'd be so nice You'd be paradise 何も要らない 何も要らない 何も要らない | 由紀さおり | COLE PORTER・日本語訳詞:松村由利子 | COLE PORTER | 川口大輔 | You'd be so nice to come home to You'd be so nice いつも 甘やかに腕広げた あなたが欲しい 溶けそうな真夏の夜 凍えそうな冬の夜 あなたさえいてくれたら 何も要らない You'd be so nice to come home to You'd be so nice 今も 言の葉のひとつひとつ 噛みしめるだけ 嵐が吹きすさび 心沈むときでも You'd be so nice You'd be paradise 何も要らない 何も要らない 何も要らない |
夜明けのスキャットルルル… ラララ… パパパ… アアア… ルルル… 愛し合う その時に この世は とまるの 時のない 世界に 2人は 行くのよ 夜はながれず 星も消えない 愛の唄 ひびくだけ 愛し合う 2人の 時計はとまるのよ 時計はとまるの | 由紀さおり | 山上路夫 | いずみたく | | ルルル… ラララ… パパパ… アアア… ルルル… 愛し合う その時に この世は とまるの 時のない 世界に 2人は 行くのよ 夜はながれず 星も消えない 愛の唄 ひびくだけ 愛し合う 2人の 時計はとまるのよ 時計はとまるの |
夜霧よ今夜も有難うしのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと云うのさ 夜霧よ今夜も有難う 夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと云うのさ 夜霧よ今夜も有難う | 由紀さおり | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 坂本昌之 | しのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと云うのさ 夜霧よ今夜も有難う 夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと云うのさ 夜霧よ今夜も有難う |
四つのお願いたとえば私が 恋を 恋をするなら 四つのお願い 聞いて 聞いてほしいの 一つ やさしく 愛して 二つ わがまま 言わせて 三つ さみしく させないで 四つ 誰にも 秘密にしてネ 四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は 夢中 恋をしちゃうわ それからあなたが 恋を 恋をするなら 四つのお願い 聞いて 聞いてほしいの 一つ やさしく キスして 二つ こっそり 教えて 三つ あなたの 好きなこと 四つ そのあと わたしにしてネ 四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は 夢中 恋をしちゃうわ 一つ やさしく いつでも 二つ ふたりは しあわせ 三つ いつしか 結ばれて 四つ あなたと わたしは一つ 四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は 夢中 恋をしちゃうわ | 由紀さおり | 白鳥朝詠 | 鈴木淳 | 坂本昌之 | たとえば私が 恋を 恋をするなら 四つのお願い 聞いて 聞いてほしいの 一つ やさしく 愛して 二つ わがまま 言わせて 三つ さみしく させないで 四つ 誰にも 秘密にしてネ 四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は 夢中 恋をしちゃうわ それからあなたが 恋を 恋をするなら 四つのお願い 聞いて 聞いてほしいの 一つ やさしく キスして 二つ こっそり 教えて 三つ あなたの 好きなこと 四つ そのあと わたしにしてネ 四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は 夢中 恋をしちゃうわ 一つ やさしく いつでも 二つ ふたりは しあわせ 三つ いつしか 結ばれて 四つ あなたと わたしは一つ 四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は 夢中 恋をしちゃうわ |
酔って膝まくらほれたあんたと わたしの仲を 麻地に手描きの のれんにしたら 徳利いっぽん お猪口がふたつ 露地のお月さま 酔ったふりして 苦労・修羅場を 知っている そうよ ねえあんた 蔭にまわって 主役を立てる かしこい女だと 世間の噂 だけど二人が かたまるまでは 遊びこりずに 宵の着ながし それが甲斐性と泣かされた そうよ ねえあんた 呑めばつぶれて すぐ膝まくら わたしに敗けてる あんたが可愛い 浮き世つれあい笑って泣いて おひとよしには 夢がお宝 人情ひとつの 江戸気質 そうよ ねえあんた | 由紀さおり | 池田充男 | 船村徹 | | ほれたあんたと わたしの仲を 麻地に手描きの のれんにしたら 徳利いっぽん お猪口がふたつ 露地のお月さま 酔ったふりして 苦労・修羅場を 知っている そうよ ねえあんた 蔭にまわって 主役を立てる かしこい女だと 世間の噂 だけど二人が かたまるまでは 遊びこりずに 宵の着ながし それが甲斐性と泣かされた そうよ ねえあんた 呑めばつぶれて すぐ膝まくら わたしに敗けてる あんたが可愛い 浮き世つれあい笑って泣いて おひとよしには 夢がお宝 人情ひとつの 江戸気質 そうよ ねえあんた |
寄り道ちょいと そこ行くお兄さん そんなに急いで どちらまで 人を押しのけ走るほど 大事なことなどありゃしない ここでしばらく休みませんか? 頃合いよ 恋のひとつも楽しみなさい どうせ 人生 長丁場 今の調子じゃ続かない 亀とうさぎのかけっこで 足が自慢のうさぎより 歩き続けた 歩き続けた 亀が勝ったと 言うけれど…… あ~あ 枠な寄り道 してみたい あなたと……… ちょいと そこ行くお兄さん 抱える荷物が多すぎる 何をお持ちか知らないが すべてが大事じゃ重いだけ ここでどれかを選びませんか? 楽になる 何が一番大切なのか? どうせ 人生 一度きり 早く着いても仏様 きっと 世の中どこかには 亀やうさぎの足よりも 走るだけなら 走るだけなら 速い奴など ざらにいる あ~あ 粋な寄り道 してみたい あなたと……… 道に咲いてる名もない花に 気づかずに 生きた証を見過ごすつもり? どうせ 人生 一度きり 早く着いても仏様 亀とうさぎのかけっこで 足が自慢のうさぎより 歩き続けた 歩き続けた 亀が勝ったと 言うけれど…… あ~あ 枠な寄り道 してみたい あなたと……… | 由紀さおり | 秋元康 | 三木たかし | | ちょいと そこ行くお兄さん そんなに急いで どちらまで 人を押しのけ走るほど 大事なことなどありゃしない ここでしばらく休みませんか? 頃合いよ 恋のひとつも楽しみなさい どうせ 人生 長丁場 今の調子じゃ続かない 亀とうさぎのかけっこで 足が自慢のうさぎより 歩き続けた 歩き続けた 亀が勝ったと 言うけれど…… あ~あ 枠な寄り道 してみたい あなたと……… ちょいと そこ行くお兄さん 抱える荷物が多すぎる 何をお持ちか知らないが すべてが大事じゃ重いだけ ここでどれかを選びませんか? 楽になる 何が一番大切なのか? どうせ 人生 一度きり 早く着いても仏様 きっと 世の中どこかには 亀やうさぎの足よりも 走るだけなら 走るだけなら 速い奴など ざらにいる あ~あ 粋な寄り道 してみたい あなたと……… 道に咲いてる名もない花に 気づかずに 生きた証を見過ごすつもり? どうせ 人生 一度きり 早く着いても仏様 亀とうさぎのかけっこで 足が自慢のうさぎより 歩き続けた 歩き続けた 亀が勝ったと 言うけれど…… あ~あ 枠な寄り道 してみたい あなたと……… |
夜の果てまで抱きよせられて 身体が熟くなる あなたの瞳の奥に 私が見える 抱きしめられて 心が宙に舞う 震える指の先から 命が伝わる はやる気持ち 抑さえて おびえながらも 手と手を 重ねるだけで この世の果てまで行けるの 夜の果てにそっと しのび込んだ二人 声にならない 声で 求めあって二人 夢の中でいつか いつの日か 結ばれる 抱きよせられて 心が火と燃える あなたの瞳の奥に 炎がゆれる 抱きしめられて 涙があふれ出す 薄れる記憶の向こう ぬけがら残る つのる想い 抑えて 言葉もこらえて 指を からめるだけで この世の果てまで行けるの 夜の果てにそっと まぎれ込んだ二人 声にならない 声で 求めあって二人 夢の中でいつか いつの日か 結ばれる | 由紀さおり | 本堂哲也 | 佐藤雅一 | | 抱きよせられて 身体が熟くなる あなたの瞳の奥に 私が見える 抱きしめられて 心が宙に舞う 震える指の先から 命が伝わる はやる気持ち 抑さえて おびえながらも 手と手を 重ねるだけで この世の果てまで行けるの 夜の果てにそっと しのび込んだ二人 声にならない 声で 求めあって二人 夢の中でいつか いつの日か 結ばれる 抱きよせられて 心が火と燃える あなたの瞳の奥に 炎がゆれる 抱きしめられて 涙があふれ出す 薄れる記憶の向こう ぬけがら残る つのる想い 抑えて 言葉もこらえて 指を からめるだけで この世の果てまで行けるの 夜の果てにそっと まぎれ込んだ二人 声にならない 声で 求めあって二人 夢の中でいつか いつの日か 結ばれる |
夜のフェリーボート明日の朝は 遠い南の街へ 私乗せた船は 着くでしょう そこで私は 少しだけ暮らす 忘れた笑顔を 取り戻せるまで さよならあなた 愛していました 夜のフェリーボートは今出てゆきます 港灯り遠くなってゆくわ 愛し合った 街も消えるわ 波に捨てましょう お別れの手紙 未練な言葉は 心にしまって さよならあなた 愛していました 夜のフェリーボートは今出てゆきます さよならあなた 愛していました 夜のフェリーボートは今出てゆきます | 由紀さおり | 山上路夫 | 井上忠夫 | 川口大輔 | 明日の朝は 遠い南の街へ 私乗せた船は 着くでしょう そこで私は 少しだけ暮らす 忘れた笑顔を 取り戻せるまで さよならあなた 愛していました 夜のフェリーボートは今出てゆきます 港灯り遠くなってゆくわ 愛し合った 街も消えるわ 波に捨てましょう お別れの手紙 未練な言葉は 心にしまって さよならあなた 愛していました 夜のフェリーボートは今出てゆきます さよならあなた 愛していました 夜のフェリーボートは今出てゆきます |
ラストタンゴありふれた恋 つづけてきた ありふれた男 ありふれた夜 甘いお酒がまわるほどに わたし酔ったみたい ここを出て行って 最後まで食えないひとね ものわかり悪いふりして この街でひとりきり生きてゆくのはつらいことだわ それがもし私から決めたことでも 踊りましょう 踊りましょう からだをかさねて 踊りましょう 踊りましょう ふたりきり ラストタンゴ なれあいのキス それさえない なれあいの会話 なれあいの日々 今度ばかりは本気なのよ 錆びかけのナイフ 持ち帰りなさい こんな日がいつか来ること あなただって知っていたはず かりそめのつもりでも こんなにつづいた理由がある だけどもうこれで最後 今日がその夜 踊りましょう 踊りましょう くちびるかさねて 踊りましょう 踊りましょう ふたりきり ラストタンゴ この街でひとりきり生きてゆくのはつらいことだわ それがもし私から決めたことでも 踊りましょう 踊りましょう からだをかさねて 踊りましょう 踊りましょう 今宵きり ラストタンゴ | 由紀さおり | 松尾潔 | 松尾潔・豊島吉宏 | 川口大輔・豊島吉宏 | ありふれた恋 つづけてきた ありふれた男 ありふれた夜 甘いお酒がまわるほどに わたし酔ったみたい ここを出て行って 最後まで食えないひとね ものわかり悪いふりして この街でひとりきり生きてゆくのはつらいことだわ それがもし私から決めたことでも 踊りましょう 踊りましょう からだをかさねて 踊りましょう 踊りましょう ふたりきり ラストタンゴ なれあいのキス それさえない なれあいの会話 なれあいの日々 今度ばかりは本気なのよ 錆びかけのナイフ 持ち帰りなさい こんな日がいつか来ること あなただって知っていたはず かりそめのつもりでも こんなにつづいた理由がある だけどもうこれで最後 今日がその夜 踊りましょう 踊りましょう くちびるかさねて 踊りましょう 踊りましょう ふたりきり ラストタンゴ この街でひとりきり生きてゆくのはつらいことだわ それがもし私から決めたことでも 踊りましょう 踊りましょう からだをかさねて 踊りましょう 踊りましょう 今宵きり ラストタンゴ |
両国橋他人(ひと)から聞いた話だけれど 小雨にぬれてる両国橋で あなたに偶然出会ったら 長い髪した女の人と腕組み 歩いていたそうね 何にも言いたくないけれど 新しい恋始めるならば 両国橋はいけないわ あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから あれから一度も行かないけれど 銭湯帰りの両国橋で あなたは私のイニシャルを ピカピカ光った十円玉に 書いて投げたわ 隅田川 本当は言いたくないけれど 新しい恋始めるならば 両国橋はいけないわ 次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの 次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの | 由紀さおり | 喜多條忠 | 吉田拓郎 | | 他人(ひと)から聞いた話だけれど 小雨にぬれてる両国橋で あなたに偶然出会ったら 長い髪した女の人と腕組み 歩いていたそうね 何にも言いたくないけれど 新しい恋始めるならば 両国橋はいけないわ あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから あれから一度も行かないけれど 銭湯帰りの両国橋で あなたは私のイニシャルを ピカピカ光った十円玉に 書いて投げたわ 隅田川 本当は言いたくないけれど 新しい恋始めるならば 両国橋はいけないわ 次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの 次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの |
りんどう小唄こころは泣いて いたけれど 笑ってそっと 言ったのさ 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに ふたつよりそい 咲きましょう きびすを返して行った人 後を追いかけて 言えたなら 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに よりそい咲きたい私なの 飲めない酒でついたうそ 本当はわかって ほしかった 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに 清らな里で暮らしたい 月がそっと言ったとさ かわいそうなはお前達 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに やさしいしずくを あげましょう ふみにじられた草のよに ふんでふまれた二人でも 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに かわいく結ばれ そいとげましょう | 由紀さおり | 峰森一早季 | 弾厚作 | 荻田光雄 | こころは泣いて いたけれど 笑ってそっと 言ったのさ 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに ふたつよりそい 咲きましょう きびすを返して行った人 後を追いかけて 言えたなら 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに よりそい咲きたい私なの 飲めない酒でついたうそ 本当はわかって ほしかった 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに 清らな里で暮らしたい 月がそっと言ったとさ かわいそうなはお前達 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに やさしいしずくを あげましょう ふみにじられた草のよに ふんでふまれた二人でも 今度生まれてくる時は あのりんどうの花のよに かわいく結ばれ そいとげましょう |
りんどうの花むらさき淡い りんどうは あなたと摘んだ 恋の花 涙にぬれた ふるさとの 淋しい山に 咲いた花 別れのつらさに 死にたいと泣いた 私がいるのに あなたはいないわ 問われるままに りんどうと 答えた花は 愛の花 私も捨てた ふるさとの 夜ごとの夢に ゆれた花 返らぬ心の 旅路はむらさき 私を残して あなたがいないわ 思い出たどれば 旅路はむらさき 私を残して あなたがいないわ | 由紀さおり | 岩谷時子 | いずみたく | | むらさき淡い りんどうは あなたと摘んだ 恋の花 涙にぬれた ふるさとの 淋しい山に 咲いた花 別れのつらさに 死にたいと泣いた 私がいるのに あなたはいないわ 問われるままに りんどうと 答えた花は 愛の花 私も捨てた ふるさとの 夜ごとの夢に ゆれた花 返らぬ心の 旅路はむらさき 私を残して あなたがいないわ 思い出たどれば 旅路はむらさき 私を残して あなたがいないわ |
ルイ並木通りにある 小さな画廊の飾り窓 やせた女のデッサンが 朝の銀座をみつめてる その娘の名前はルイと言い 酒場につとめていた 気だてのいい娘で 浮いた噂の 一つも聞かない 娘だったが ある日絵描きの タマゴと恋に 恋に落ちたよ はたで見るのも いじらしく オトコにつくしてた きっとあのひとは 偉くなるわと くちぐせみたいに くりかえし 飲めぬお酒をむりやり飲んで みつぎ続けた オトコは間もなくフランスへ ひとりで旅立った あとに残された ルイはそのうち 深酒かさねる 日がつづき 彼の帰りを 待たずにひとり 死んでしまった やつれた瞳をして三月あと 戻った恋びとは お金かき集め ルイとゆう名の 小さな画廊を 開いたよ いつもあの娘が どこより好きと 言ってた銀座に 並木通りにある 小さな画廊の飾り窓 やせた 女のデッサンが 雨の銀座をみつめてる | 由紀さおり | 吉田旺 | みなみらんぼう | | 並木通りにある 小さな画廊の飾り窓 やせた女のデッサンが 朝の銀座をみつめてる その娘の名前はルイと言い 酒場につとめていた 気だてのいい娘で 浮いた噂の 一つも聞かない 娘だったが ある日絵描きの タマゴと恋に 恋に落ちたよ はたで見るのも いじらしく オトコにつくしてた きっとあのひとは 偉くなるわと くちぐせみたいに くりかえし 飲めぬお酒をむりやり飲んで みつぎ続けた オトコは間もなくフランスへ ひとりで旅立った あとに残された ルイはそのうち 深酒かさねる 日がつづき 彼の帰りを 待たずにひとり 死んでしまった やつれた瞳をして三月あと 戻った恋びとは お金かき集め ルイとゆう名の 小さな画廊を 開いたよ いつもあの娘が どこより好きと 言ってた銀座に 並木通りにある 小さな画廊の飾り窓 やせた 女のデッサンが 雨の銀座をみつめてる |
ルーム・ライト(室内灯)あなたが運転手に道を教えはじめたから 私の家に近づいてしまった あの薬屋の角を左に曲ると 車はもうすぐ止まり私はおりる ルームライトにボンヤリ あなたの横顔がみえる そのせいじゃなく 疲れてるみたい 車はこのままずっと走りつづけてはくれない 私の家に近づいてしまった あの薬屋の角を左に曲ると 車はスピードゆるめ私はおりる 忙しさがすっかり あなたを疲れさせてしまい もう話すことさえ 辛いんだなんて あなたが私の手を軽くにぎってくれる頃 私の家が近くなった この薬屋の角を何回曲っただろう 車はもうすぐ止まり私はおりる ルームライトにぼんやり あなたの横顔がみえる もう送られることにも なれてしまった | 由紀さおり | 岡本おさみ | 吉田拓郎 | | あなたが運転手に道を教えはじめたから 私の家に近づいてしまった あの薬屋の角を左に曲ると 車はもうすぐ止まり私はおりる ルームライトにボンヤリ あなたの横顔がみえる そのせいじゃなく 疲れてるみたい 車はこのままずっと走りつづけてはくれない 私の家に近づいてしまった あの薬屋の角を左に曲ると 車はスピードゆるめ私はおりる 忙しさがすっかり あなたを疲れさせてしまい もう話すことさえ 辛いんだなんて あなたが私の手を軽くにぎってくれる頃 私の家が近くなった この薬屋の角を何回曲っただろう 車はもうすぐ止まり私はおりる ルームライトにぼんやり あなたの横顔がみえる もう送られることにも なれてしまった |
ロビーの隅に時刻は丁度 午後十時 回転ドアが 廻わってる 空港からの バスが着く 知らない国の 話し声 ロビーの隅に 立つ私 人待ち顔な 影法師 今日こそ彼と 結ばれる 心の準備 して来たの 私の顔を 知っている 誰かに逢うと 嫌だから 煙草を喫って ふしだらな 女のふりを 女のふりを しているの ガラスの外の 大通り こまかい雨が 降っている 子供を連れた 人がいる 恋人らしい 人もいる ロビーの隅に 立つ私 人待ち顔な 影法師 電話の彼の 約束に 私は愛を 賭けてみる ちょっぴり派手な 服を着て 人眼につくと 恐いから こういう場所に 慣れている 女のふりを 女のふりを しているの | 由紀さおり | 千家和也 | 浜圭介 | | 時刻は丁度 午後十時 回転ドアが 廻わってる 空港からの バスが着く 知らない国の 話し声 ロビーの隅に 立つ私 人待ち顔な 影法師 今日こそ彼と 結ばれる 心の準備 して来たの 私の顔を 知っている 誰かに逢うと 嫌だから 煙草を喫って ふしだらな 女のふりを 女のふりを しているの ガラスの外の 大通り こまかい雨が 降っている 子供を連れた 人がいる 恋人らしい 人もいる ロビーの隅に 立つ私 人待ち顔な 影法師 電話の彼の 約束に 私は愛を 賭けてみる ちょっぴり派手な 服を着て 人眼につくと 恐いから こういう場所に 慣れている 女のふりを 女のふりを しているの |
別れの朝別れの朝 ふたりは さめた紅茶 のみほし さようならの くちづけ わらいながら 交わした 別れの朝 ふたりは 白いドアを 開いて 駅につづく 小径を 何も言わず 歩いた 言わないで なぐさめは 涙をさそうから 触れないで この指に 心が乱れるから やがて汽車は 出てゆき 一人残る 私は ちぎれるほど 手をふる あなたの目を見ていた 言わないで なぐさめは 涙をさそうから 触れないで この指に 心が乱れるから やがて汽車は 出てゆき 一人残る 私は ちぎれるほど 手をふる あなたの目を見ていた あなたの目を見ていた | 由紀さおり | ウッド・ユルゲンス・日本語詞:なかにし礼 | ウッド・ユルゲンス | 坂本昌之 | 別れの朝 ふたりは さめた紅茶 のみほし さようならの くちづけ わらいながら 交わした 別れの朝 ふたりは 白いドアを 開いて 駅につづく 小径を 何も言わず 歩いた 言わないで なぐさめは 涙をさそうから 触れないで この指に 心が乱れるから やがて汽車は 出てゆき 一人残る 私は ちぎれるほど 手をふる あなたの目を見ていた 言わないで なぐさめは 涙をさそうから 触れないで この指に 心が乱れるから やがて汽車は 出てゆき 一人残る 私は ちぎれるほど 手をふる あなたの目を見ていた あなたの目を見ていた |
別れの予感泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを 教えて 悲しくなるその理由(わけ) あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない もう少し綺麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのち出来るなら わたしの人生に あなたしかいらない 教えて 生きることのすべてを あなたの言うがままに ついてくこと それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない | 由紀さおり | 荒木とよひさ | 三木たかし | 川口大輔 | 泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを 教えて 悲しくなるその理由(わけ) あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない もう少し綺麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのち出来るなら わたしの人生に あなたしかいらない 教えて 生きることのすべてを あなたの言うがままに ついてくこと それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない |
わたしのうた季節めぐるごとに 生まれ変わる花 同じようでも ひとつひとつ違う ふりかえれば道は どこもまわり道 迷いながらも いつも空を見てた どこへ行くのも私なら 笑って生きていたいから なにをするのも私です たった一度の私です 思うよりも時は 早く過ぎてゆく 手に残るのは どんな夢のかけら たどり着ける場所は いつかわかるもの 歩き続けて 人は人になれる どこへ行くのも私なら 笑って生きていたいから なにをするのも私です たったひとりの私です 信じていたい心なら 涙も許してあげましょう どこへ行くのも私なら 笑って生きていたいから なにをするのも私です たった一度の私です | 由紀さおり | 松井五郎 | 都志見隆 | 若草恵 | 季節めぐるごとに 生まれ変わる花 同じようでも ひとつひとつ違う ふりかえれば道は どこもまわり道 迷いながらも いつも空を見てた どこへ行くのも私なら 笑って生きていたいから なにをするのも私です たった一度の私です 思うよりも時は 早く過ぎてゆく 手に残るのは どんな夢のかけら たどり着ける場所は いつかわかるもの 歩き続けて 人は人になれる どこへ行くのも私なら 笑って生きていたいから なにをするのも私です たったひとりの私です 信じていたい心なら 涙も許してあげましょう どこへ行くのも私なら 笑って生きていたいから なにをするのも私です たった一度の私です |
私のラビ・アン・ローズビルの谷間のシャンソン喫茶の 私は名もない 貧しい歌い手 いつもおんなじ ステージ衣装で 歌っているわ 「ラビ・アン・ローズ」 お金なんか なくっても 恋人なんか いなくても 歌さえあれば 人生はバラ色 ラビ・アン・ローズ 母が死んだと 知らせが来た日も たしかあいつと 別れた夜にも まるで人生 悟ったみたいに 歌っていたっけ 「ラビ・アン・ローズ」 お金なんか なくっても 恋人なんか いなくても 歌さえあれば 人生はバラ色 ラビ・アン・ローズ いつも空いてる シャンソン喫茶で 五年が過ぎたわ 知らないあいだに たぶんあしたも 両手をひろげて 歌っているでしょう 「ラビ・アン・ローズ」 お金なんか なくっても 恋人なんか いなくても 歌さえあれば 人生はバラ色 ラビ・アン・ローズ | 由紀さおり | 山川啓介 | 前田憲男 | | ビルの谷間のシャンソン喫茶の 私は名もない 貧しい歌い手 いつもおんなじ ステージ衣装で 歌っているわ 「ラビ・アン・ローズ」 お金なんか なくっても 恋人なんか いなくても 歌さえあれば 人生はバラ色 ラビ・アン・ローズ 母が死んだと 知らせが来た日も たしかあいつと 別れた夜にも まるで人生 悟ったみたいに 歌っていたっけ 「ラビ・アン・ローズ」 お金なんか なくっても 恋人なんか いなくても 歌さえあれば 人生はバラ色 ラビ・アン・ローズ いつも空いてる シャンソン喫茶で 五年が過ぎたわ 知らないあいだに たぶんあしたも 両手をひろげて 歌っているでしょう 「ラビ・アン・ローズ」 お金なんか なくっても 恋人なんか いなくても 歌さえあれば 人生はバラ色 ラビ・アン・ローズ |