リズのきもち 大講堂で初めてキスをした アラジンみてえだ きみはお姫様で 方や俺は元が評判悪いんだって カラオケ屋で始発待ちの 陰口なんて ほっときゃいいのに ビミョーな顔して だって本当は優しいのに きっと俺は 忘れてしまうんだろう 君から教わったこと ダーツの投げ方 外国の言葉も いつまでも 渚のように遠くって 横顔しか知らんかった 世界一可愛い 俺の好きなひと 工業地帯の煤けた町で暮らした プレゼントさえ あまりに遠い ふつうの暮らしが ふたりでいようよ それだけでいい エンドロールのその後は 魔王を倒したその後は ページをめくらなくちゃね きっと君は もっと遠くまで行けるだろう 「もう会えなくなっちゃうの?」 流石に堪えた 馬鹿な俺でさえ あんまりにも 渚は遠すぎた 初めて泣き顔を見た 世界一可愛い 俺の好きなひと レコード 映画 でかい部屋も旅行も 普通の暮らしも 金さえあれば いつか買えるかな さようなら 泣いて中指立てながら ちょっと笑った 世界一可愛い 俺の好きなひと  | The Otals | The Otals | The Otals | | 大講堂で初めてキスをした アラジンみてえだ きみはお姫様で 方や俺は元が評判悪いんだって カラオケ屋で始発待ちの 陰口なんて ほっときゃいいのに ビミョーな顔して だって本当は優しいのに きっと俺は 忘れてしまうんだろう 君から教わったこと ダーツの投げ方 外国の言葉も いつまでも 渚のように遠くって 横顔しか知らんかった 世界一可愛い 俺の好きなひと 工業地帯の煤けた町で暮らした プレゼントさえ あまりに遠い ふつうの暮らしが ふたりでいようよ それだけでいい エンドロールのその後は 魔王を倒したその後は ページをめくらなくちゃね きっと君は もっと遠くまで行けるだろう 「もう会えなくなっちゃうの?」 流石に堪えた 馬鹿な俺でさえ あんまりにも 渚は遠すぎた 初めて泣き顔を見た 世界一可愛い 俺の好きなひと レコード 映画 でかい部屋も旅行も 普通の暮らしも 金さえあれば いつか買えるかな さようなら 泣いて中指立てながら ちょっと笑った 世界一可愛い 俺の好きなひと |
ムテキノユウエンチようこそハロー風船をどうぞ ここはなんでも叶うカジノ 夢も希望もチョコだってある でも他言無用 約束さね おいで 他責思考の暇なお嬢ちゃん ズルもイカサマもあるかボケが! 手元見ずに色目使ってよォ 負けが込んでも騒ぐなクズが! どんどんカジノは飲み込んでく 追いかけあって転げ落ちて 天使が向けるマシンガン 真っ赤な薔薇で彩るカーペット あれあれ?ねえ大丈夫ですか? こっちに出口はありませんが とはいえここまで来ちゃったなら この船の行き先はひとつです レイズ オア コール コール オア フォールド もしもしこちらはサービスセンター またお掃除がいるんですか? 急げ 迅速に 始末 確実に VIPなのは い ま だ け どんどん夜は飲み込んでく ひっぱりあって転げ落ちて 天使が向けるマシンガン 真っ赤な薔薇で彩るカーペット ねえねえ ここからあたしを出して 全全全部壊してあげるよ 天使が捨てたマシンガン どんどんどんどん増えるエージェント ここから出れたらどうしようか バースデーパーティー開いてみたいな ケーキはやっぱいちごのやつで! そこでクラッカーの音が鳴った 汚れた手でも触っていいよ 真っ赤になるカーペットの上 教わってなくて知らないのですが 好きな人がいるのって罪ですか? | The Otals | The Otals | The Otals | | ようこそハロー風船をどうぞ ここはなんでも叶うカジノ 夢も希望もチョコだってある でも他言無用 約束さね おいで 他責思考の暇なお嬢ちゃん ズルもイカサマもあるかボケが! 手元見ずに色目使ってよォ 負けが込んでも騒ぐなクズが! どんどんカジノは飲み込んでく 追いかけあって転げ落ちて 天使が向けるマシンガン 真っ赤な薔薇で彩るカーペット あれあれ?ねえ大丈夫ですか? こっちに出口はありませんが とはいえここまで来ちゃったなら この船の行き先はひとつです レイズ オア コール コール オア フォールド もしもしこちらはサービスセンター またお掃除がいるんですか? 急げ 迅速に 始末 確実に VIPなのは い ま だ け どんどん夜は飲み込んでく ひっぱりあって転げ落ちて 天使が向けるマシンガン 真っ赤な薔薇で彩るカーペット ねえねえ ここからあたしを出して 全全全部壊してあげるよ 天使が捨てたマシンガン どんどんどんどん増えるエージェント ここから出れたらどうしようか バースデーパーティー開いてみたいな ケーキはやっぱいちごのやつで! そこでクラッカーの音が鳴った 汚れた手でも触っていいよ 真っ赤になるカーペットの上 教わってなくて知らないのですが 好きな人がいるのって罪ですか? |
ドラゴンなんだって月曜でもう3週間 欠席の理由も訊かれなくなった 浮き立った町の雰囲気 カーテンを潜ってくすぐったいや あたしやっぱりドラゴンなんだって 自分のこともわからなくなって センチメンタルなんちゃって ちょっと無理してしまいそう もうどうにもなんないや ほら コンビニのキャンディー転がした 一生この町を出らんないのかな あたしじぶんが嫌になってしまいそうです 君のことすらわからなくなって 「やっぱ嘘です、なんちゃって!」 それは無理がありそうか 「やっぱりあの子 そっとしといてほしいんだって 自分のこともわからないんだって」 噂話になっちゃって 余計出づらくなりそうだ たとえあの子がドラゴンだったって ツノも尻尾も隠せなくたって バスに飛び乗って会いに行く 火を吹くような炎天下 だって心配なんだもん いつだって 自分のことも放り出しちゃうよ 「だってマブじゃん? ウチらって! それは死語か、あーそうか」 あ、笑った? 勘違いか? こっち向いて? 笑ってるじゃん! やったったぜ! ほい! | The Otals | The Otals | The Otals | The Otals | 月曜でもう3週間 欠席の理由も訊かれなくなった 浮き立った町の雰囲気 カーテンを潜ってくすぐったいや あたしやっぱりドラゴンなんだって 自分のこともわからなくなって センチメンタルなんちゃって ちょっと無理してしまいそう もうどうにもなんないや ほら コンビニのキャンディー転がした 一生この町を出らんないのかな あたしじぶんが嫌になってしまいそうです 君のことすらわからなくなって 「やっぱ嘘です、なんちゃって!」 それは無理がありそうか 「やっぱりあの子 そっとしといてほしいんだって 自分のこともわからないんだって」 噂話になっちゃって 余計出づらくなりそうだ たとえあの子がドラゴンだったって ツノも尻尾も隠せなくたって バスに飛び乗って会いに行く 火を吹くような炎天下 だって心配なんだもん いつだって 自分のことも放り出しちゃうよ 「だってマブじゃん? ウチらって! それは死語か、あーそうか」 あ、笑った? 勘違いか? こっち向いて? 笑ってるじゃん! やったったぜ! ほい! |
電気軌道よ春を行け あの漫画ってさ‥ きみ 意外に長いよね、まつ毛? えっとなんの話? あ そうだ!ママレード嫌いだっけ? 大事にしよって特別にしまった チケットは行方不明 いっつもそうだ ねー 探してみせて のぼり/くだり エスカレーター 手を振ってすれ違う瞬間に きみは仕切りを飛び越えたんだ 奇跡なんかじゃないだろう 運命なんかで片付かないだろう 見つけたんだよ ふたりで選んで わかったふりしないでね ずっとずっと驚いて欲しいんだよ わかんねーって言って、呆れたみたいに 実は2人似てない 好きな漫画も映画だって 宇宙人なんてあだ名だけおそろいです 生まれて初めて海を見た まるでそんな感じがした きみが髪を結んでいた時 ドラマチックじゃなくても 神様の導きじゃなくても たどり着いたよ 春を信じて パズルを解いてみせて 100年かけて遊び尽くしてね 四半世紀ぶんのあたしの自信作 ロストボールを探して歩いていた ロストボールを探して歩いていた ママレードこっそり食べてみた 相槌打って突然思いついた 思ったよりも悪くはなかったな 双子だって急に嘘をついた ロストボールを探して歩いた 聞いてないふりで笑ってた 奇跡なんかじゃないけど 運命なんて信じてないけど 見つけてくれて どうもありがとう パズルを解いてみせて 100年かけても解けないワンダー わかんねー って言って 呆れた笑顔をみせて  | The Otals | The Otals | The Otals | | あの漫画ってさ‥ きみ 意外に長いよね、まつ毛? えっとなんの話? あ そうだ!ママレード嫌いだっけ? 大事にしよって特別にしまった チケットは行方不明 いっつもそうだ ねー 探してみせて のぼり/くだり エスカレーター 手を振ってすれ違う瞬間に きみは仕切りを飛び越えたんだ 奇跡なんかじゃないだろう 運命なんかで片付かないだろう 見つけたんだよ ふたりで選んで わかったふりしないでね ずっとずっと驚いて欲しいんだよ わかんねーって言って、呆れたみたいに 実は2人似てない 好きな漫画も映画だって 宇宙人なんてあだ名だけおそろいです 生まれて初めて海を見た まるでそんな感じがした きみが髪を結んでいた時 ドラマチックじゃなくても 神様の導きじゃなくても たどり着いたよ 春を信じて パズルを解いてみせて 100年かけて遊び尽くしてね 四半世紀ぶんのあたしの自信作 ロストボールを探して歩いていた ロストボールを探して歩いていた ママレードこっそり食べてみた 相槌打って突然思いついた 思ったよりも悪くはなかったな 双子だって急に嘘をついた ロストボールを探して歩いた 聞いてないふりで笑ってた 奇跡なんかじゃないけど 運命なんて信じてないけど 見つけてくれて どうもありがとう パズルを解いてみせて 100年かけても解けないワンダー わかんねー って言って 呆れた笑顔をみせて |
このまま、海まで いま通り過ぎた交差点を 曲がれば海だと看板が告げる そんな気配もなく あたし土地勘もなく ただ取りこぼした夢のように 車酔いのふりして 窓にもたれている 戻ろうよなんて、子供みたいに 駄々をこねている あんまりに情けなく それでも口をつく 涙のように 溢れるように 子供の頃なんてべつに知らないけれど いま少しイメージが見えるよ このまま海まで 連れてって いま通過中の低気圧を まるで仇みたく恨んでいる 季節外れのあたしたちは 自分で来たのに取り残されたよう 子供の頃なんてべつに知らないけれど いま少しイメージが見えるよ 口を尖らせて目も合わないけれど でも少し近づいたような このまま海まで 連れてって 口からこぼれ落ちそうな憂鬱 古い線路が途切れている 蓋をして押し込めていた I Need You 途切れていく 途切れていく 口からこぼれ落ちそうな憂鬱 古い線路が途切れている 一時のニュータウンの夢のように 途切れていく 途切れていくのに  | The Otals | The Otals | The Otals | | いま通り過ぎた交差点を 曲がれば海だと看板が告げる そんな気配もなく あたし土地勘もなく ただ取りこぼした夢のように 車酔いのふりして 窓にもたれている 戻ろうよなんて、子供みたいに 駄々をこねている あんまりに情けなく それでも口をつく 涙のように 溢れるように 子供の頃なんてべつに知らないけれど いま少しイメージが見えるよ このまま海まで 連れてって いま通過中の低気圧を まるで仇みたく恨んでいる 季節外れのあたしたちは 自分で来たのに取り残されたよう 子供の頃なんてべつに知らないけれど いま少しイメージが見えるよ 口を尖らせて目も合わないけれど でも少し近づいたような このまま海まで 連れてって 口からこぼれ落ちそうな憂鬱 古い線路が途切れている 蓋をして押し込めていた I Need You 途切れていく 途切れていく 口からこぼれ落ちそうな憂鬱 古い線路が途切れている 一時のニュータウンの夢のように 途切れていく 途切れていくのに |
ウチは泣きそーです「宇宙飛行士です」 そう答えてた そこにいない理由 尋ねられるたび 興味もないのに 借りた図鑑で 星の名前に 詳しくなった 気づけば内緒 日曜は憂鬱で アニメも共感ができないドラマ 褪せてぼやけた記憶だって 原色の絵の具で塗り直して 「ねーこんな風だったかな?」 なんて笑わせたりしたかった 結局大人になったって 背丈はあんま伸びんかった あー久々擦りむいて 痛みもないのに ウチは泣きそーです 絵本の世界に 夢を託してた ママは好きだよ 友達だってでも いろんなことに 気がつく度に 捨ててったプレゼント 思い出さえも 突然ばったり会ったふり 手紙も読まずに破っちゃった あーぐちゃぐちゃの心は いまだクレヨンで描いたみたいだ 結局ずっと会えなかった あなたをちょっと思い出して あー無視してきたくせに 電話を待ってる 『ちょっと心配で』 奇跡はないと 割り切った途端に 響いた着信音 でも 「ううん、大丈夫 ちょっと寝不足」 ずっと内緒 ウチは泣きそーです ウチは泣きそーです | The Otals | The Otals | The Otals | The Otals | 「宇宙飛行士です」 そう答えてた そこにいない理由 尋ねられるたび 興味もないのに 借りた図鑑で 星の名前に 詳しくなった 気づけば内緒 日曜は憂鬱で アニメも共感ができないドラマ 褪せてぼやけた記憶だって 原色の絵の具で塗り直して 「ねーこんな風だったかな?」 なんて笑わせたりしたかった 結局大人になったって 背丈はあんま伸びんかった あー久々擦りむいて 痛みもないのに ウチは泣きそーです 絵本の世界に 夢を託してた ママは好きだよ 友達だってでも いろんなことに 気がつく度に 捨ててったプレゼント 思い出さえも 突然ばったり会ったふり 手紙も読まずに破っちゃった あーぐちゃぐちゃの心は いまだクレヨンで描いたみたいだ 結局ずっと会えなかった あなたをちょっと思い出して あー無視してきたくせに 電話を待ってる 『ちょっと心配で』 奇跡はないと 割り切った途端に 響いた着信音 でも 「ううん、大丈夫 ちょっと寝不足」 ずっと内緒 ウチは泣きそーです ウチは泣きそーです |
秋を急かす100のこと 旅人みたいな大きなトランクに 無難なよそ行きの笑顔を余分に詰めてる 友だちに合わせて頼んだケーキを 半分残す自分の姑息さに胸を痛めてる きらり きらり 迷い込んだうさぎのように 駆け出していく日暮に追い越されて 神様ひとつ 聞かせてください みんなを元に戻せますか 遮断機の向こうで健気に待ってた 幼い照れた笑顔に決意が揺らいでる 理屈っぽいせいで可愛くなれない 歓楽街を遠く離れて思い浮かべている ひらり ひらり 色づいては散る彩り 目を離せば消えてしまいそうだ ひとつ ひとつ 思い出す昨日のこと もし間違った世界だったって 選択の連続に 失う可能性も 扉の並んだ長い廊下で手を繋いでる 空いた手に持っている 鍵の使い道を 伝えられないまま きらり きらり 迷い込んだうさぎのように 扉の前 躊躇って迷っている 子供の頃の 魔法を叶えよう みんなを元に戻そうよ あなたは違う世界のうさぎ 日が暮れるよ お家にもうお帰り ぽつり ぽつり いま さよならの時 向こうの私とも 仲良くしてね 旅人みたいな大きなトランクに どこにもいない人の思い出をこっそり詰めている  | The Otals | The Otals | The Otals | | 旅人みたいな大きなトランクに 無難なよそ行きの笑顔を余分に詰めてる 友だちに合わせて頼んだケーキを 半分残す自分の姑息さに胸を痛めてる きらり きらり 迷い込んだうさぎのように 駆け出していく日暮に追い越されて 神様ひとつ 聞かせてください みんなを元に戻せますか 遮断機の向こうで健気に待ってた 幼い照れた笑顔に決意が揺らいでる 理屈っぽいせいで可愛くなれない 歓楽街を遠く離れて思い浮かべている ひらり ひらり 色づいては散る彩り 目を離せば消えてしまいそうだ ひとつ ひとつ 思い出す昨日のこと もし間違った世界だったって 選択の連続に 失う可能性も 扉の並んだ長い廊下で手を繋いでる 空いた手に持っている 鍵の使い道を 伝えられないまま きらり きらり 迷い込んだうさぎのように 扉の前 躊躇って迷っている 子供の頃の 魔法を叶えよう みんなを元に戻そうよ あなたは違う世界のうさぎ 日が暮れるよ お家にもうお帰り ぽつり ぽつり いま さよならの時 向こうの私とも 仲良くしてね 旅人みたいな大きなトランクに どこにもいない人の思い出をこっそり詰めている |