南の風が消えちゃった南の風が消えちゃった 北風吹いてる焼け跡に 建てた我が家はトタン張り 雨が降ったら水がもり 風が吹いたら屋根がとぶ とてもこれではやってけぬ ワァー 寒いよ この冬 焚くものがない ハクション 風邪をひくのも無理はない 着の身着のまま焼け出され 夏の背広が一張羅 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | | 南の風が消えちゃった 北風吹いてる焼け跡に 建てた我が家はトタン張り 雨が降ったら水がもり 風が吹いたら屋根がとぶ とてもこれではやってけぬ ワァー 寒いよ この冬 焚くものがない ハクション 風邪をひくのも無理はない 着の身着のまま焼け出され 夏の背広が一張羅 |
ホープさん(僕はサラリーマン)朝の小道を 日暮れに帰る 来る日来る日も くり返す 他の道へと 変われぬ弱さ なにも承知が なお哀れ 僕はサラリーマン 会社の手だ足だ とかなんとかおだてられて しまいにゃクビよ ビルとビルとの 間の日なた なまじ日なたが うらめしい 昼の休みに 今日見る雲も たよりない雲 ながれ雲 僕はサラリーマン 会社の手だ足だ とかなんとかかんとかおだてられて しまいにゃクビよ たまに持つから 盃までが 軽くさげすみ 手につかぬ 君はいくつと 年など聞いて われとわが年 嘆いてる 僕はサラリーマン 会社の手だ足だ とかなんとかかんとかおだてられて しまいにゃクビよ ほろかほろりか 酔いなど来ない 今の勤めが ほろりずむ ゆうべと同じに また呼びかけた 月よ照らすな 顔見るな 僕はサラリーマン 会社の手だ足だ とかなんとかかんとかおだてられて しまいにゃクビよ | 三木鶏郎 | サトウハチロー | 三木鶏郎 | | 朝の小道を 日暮れに帰る 来る日来る日も くり返す 他の道へと 変われぬ弱さ なにも承知が なお哀れ 僕はサラリーマン 会社の手だ足だ とかなんとかおだてられて しまいにゃクビよ ビルとビルとの 間の日なた なまじ日なたが うらめしい 昼の休みに 今日見る雲も たよりない雲 ながれ雲 僕はサラリーマン 会社の手だ足だ とかなんとかかんとかおだてられて しまいにゃクビよ たまに持つから 盃までが 軽くさげすみ 手につかぬ 君はいくつと 年など聞いて われとわが年 嘆いてる 僕はサラリーマン 会社の手だ足だ とかなんとかかんとかおだてられて しまいにゃクビよ ほろかほろりか 酔いなど来ない 今の勤めが ほろりずむ ゆうべと同じに また呼びかけた 月よ照らすな 顔見るな 僕はサラリーマン 会社の手だ足だ とかなんとかかんとかおだてられて しまいにゃクビよ |
フラフラ節あちらで 柔道はやるので こちらも 柔道はやります 料理やお花や裁縫を うっちゃらかして 巴投げ フラフラフーラ フラフラフーラ 御免あそばせ エイヤッと ちょいと投げたら アラ大変 マニキュア すっかりはげちゃった ブラジャー 何処かへ消し飛んだ フラフラフーラ フラフラフーラ | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | | あちらで 柔道はやるので こちらも 柔道はやります 料理やお花や裁縫を うっちゃらかして 巴投げ フラフラフーラ フラフラフーラ 御免あそばせ エイヤッと ちょいと投げたら アラ大変 マニキュア すっかりはげちゃった ブラジャー 何処かへ消し飛んだ フラフラフーラ フラフラフーラ |
フラフラ節全権一行 御苦労さん 皆さん おみやげ 何と何 別に土産は ないけれど サインが うまくなりました フラフラフーラ フラフラフーラ 全権一行のエチケット 向こうじゃニコニコ 笑ったが 日本に帰った その途端 苦虫つぶすが エチケット フラフラフーラ フラフラフーラ 全権一行 御苦労さん しゃべってきたのは 二、三人 あとの 五十何人は 空気をパクパク 吸ってきた フラフラフーラ フラフラフーラ | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | | 全権一行 御苦労さん 皆さん おみやげ 何と何 別に土産は ないけれど サインが うまくなりました フラフラフーラ フラフラフーラ 全権一行のエチケット 向こうじゃニコニコ 笑ったが 日本に帰った その途端 苦虫つぶすが エチケット フラフラフーラ フラフラフーラ 全権一行 御苦労さん しゃべってきたのは 二、三人 あとの 五十何人は 空気をパクパク 吸ってきた フラフラフーラ フラフラフーラ |
冬が来たよ冬が来たよ 大寒 小寒 山から 小僧が ぴょんぴょん ぴょんぴょん 飛んで来た 雪が降るよ 真白けの銀世界 赤い眼の うさぎが ぴょんぴょん ぴょんぴょん 飛んで来た ブルルルル ブルルルル 梢をならす ブルルルル ブルルルル 冷たい風が そりが走る サンタクロースのやって来る 季節となれば オヤジがクロースる 町は明るい三味線にぎやか 人目を忍んで 闇の中に 四万台 町は 暖かい 石炭ストーブ 今年も手のとどかぬ ショーウインドウの ガラス越し ブルルルル ブルルルル 木枯らし吹いて ブルルルル ブルルルル からっ風の町に 明るい 暖かい 所があるよ 何所かと 訊いたら ウウ ジャンジャン 江戸の華 冬が来たよ | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | | 冬が来たよ 大寒 小寒 山から 小僧が ぴょんぴょん ぴょんぴょん 飛んで来た 雪が降るよ 真白けの銀世界 赤い眼の うさぎが ぴょんぴょん ぴょんぴょん 飛んで来た ブルルルル ブルルルル 梢をならす ブルルルル ブルルルル 冷たい風が そりが走る サンタクロースのやって来る 季節となれば オヤジがクロースる 町は明るい三味線にぎやか 人目を忍んで 闇の中に 四万台 町は 暖かい 石炭ストーブ 今年も手のとどかぬ ショーウインドウの ガラス越し ブルルルル ブルルルル 木枯らし吹いて ブルルルル ブルルルル からっ風の町に 明るい 暖かい 所があるよ 何所かと 訊いたら ウウ ジャンジャン 江戸の華 冬が来たよ |
東京ランデブー星のふるよな 宵だけど 可愛いあの娘の 手をとって どこへ行こかと 迷う筈 ボクの財布は カラッケツ ランデブー ランデブー 東京ランデブー 上野浅草 春なれば うすくれないの 桜色 あの娘のほっぺた つい見とれ うっかり落ち込む 隅田川 ランデブー ランデブー 東京ランデブー 月の泣くよな 宵だけど 宮城広場に 浜離宮 夏はブンブン 蚊がたかり 冬はブルブル 風邪をひく ランデブー ランデブー 東京ランデブー 新宿 ゴタゴタ 歩くより 御苑で一服 チューリップ お花畑にゴロねして ちょいと監視に 叱られる ランデブー ランデブー 東京ランデブー 渋谷ハチ公 像の前 サボとサボとが ハチ合わせ あの娘とこの娘が ハチ合わせ 女房とメカケが ハチ合わせ ランデブー ランデブー 東京ランデブー 丸子京王 二子から 稲田登戸 奥多摩へ やがてとっぷり 日が暮れて 歩く二人の 足にマメ ランデブー ランデブー 東京ランデブー | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | | 星のふるよな 宵だけど 可愛いあの娘の 手をとって どこへ行こかと 迷う筈 ボクの財布は カラッケツ ランデブー ランデブー 東京ランデブー 上野浅草 春なれば うすくれないの 桜色 あの娘のほっぺた つい見とれ うっかり落ち込む 隅田川 ランデブー ランデブー 東京ランデブー 月の泣くよな 宵だけど 宮城広場に 浜離宮 夏はブンブン 蚊がたかり 冬はブルブル 風邪をひく ランデブー ランデブー 東京ランデブー 新宿 ゴタゴタ 歩くより 御苑で一服 チューリップ お花畑にゴロねして ちょいと監視に 叱られる ランデブー ランデブー 東京ランデブー 渋谷ハチ公 像の前 サボとサボとが ハチ合わせ あの娘とこの娘が ハチ合わせ 女房とメカケが ハチ合わせ ランデブー ランデブー 東京ランデブー 丸子京王 二子から 稲田登戸 奥多摩へ やがてとっぷり 日が暮れて 歩く二人の 足にマメ ランデブー ランデブー 東京ランデブー |
太閤記ブギ日吉丸とは 子供の時で 青年時代が 木下藤吉 秀吉豊臣 その名変われど 変わらぬ姿が 猿面冠者 サルダサルダ サルダサルダ サルダサルダ キャッ! 時は戦国 群雄割拠 火事場泥棒に 戦場荒らし 物を盗めば 泥棒と云われ 城を奪えば 英雄と呼ばる ドロボドロボ ドロボドロボ ドロボドロボ ギョ! かすめ取ったる 六十余州 元をただせば 野武士の子分 位は人臣 摂政関白 語り伝える 太閤一代 タイコタイコ タイコタイコ タイコタイコ キッ! | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | | 日吉丸とは 子供の時で 青年時代が 木下藤吉 秀吉豊臣 その名変われど 変わらぬ姿が 猿面冠者 サルダサルダ サルダサルダ サルダサルダ キャッ! 時は戦国 群雄割拠 火事場泥棒に 戦場荒らし 物を盗めば 泥棒と云われ 城を奪えば 英雄と呼ばる ドロボドロボ ドロボドロボ ドロボドロボ ギョ! かすめ取ったる 六十余州 元をただせば 野武士の子分 位は人臣 摂政関白 語り伝える 太閤一代 タイコタイコ タイコタイコ タイコタイコ キッ! |
選挙くせものこわいもの雨の降る日に 長靴で おえらい お方が てくてくと ちっぽけ間借りの ボクん家へ 泥んこ道を いとやせぬ ちょいと なさけに ほだされて いつも その手で だまされる 選挙くせもの こわいもの 選挙くせもの こわいもの | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | | 雨の降る日に 長靴で おえらい お方が てくてくと ちっぽけ間借りの ボクん家へ 泥んこ道を いとやせぬ ちょいと なさけに ほだされて いつも その手で だまされる 選挙くせもの こわいもの 選挙くせもの こわいもの |
サムライもワイロなつかし時は流れて天下泰平 二百四年の 鎖国の夢に 酔うて 浮かれて 世渡り上手 ああ サムライもワイロなつかし | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | | 時は流れて天下泰平 二百四年の 鎖国の夢に 酔うて 浮かれて 世渡り上手 ああ サムライもワイロなつかし |
キンキラキン(就職運動の巻)天下は泰平になったけど 街にはゴロゴロ 失業者 剣術使いは 指南番 就職するのに 役に立つ エイ コラ ポン | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | | 天下は泰平になったけど 街にはゴロゴロ 失業者 剣術使いは 指南番 就職するのに 役に立つ エイ コラ ポン |
金づまりカンカンカンの金づまり ボクの財布は カラッケツ カンカンカンの金づまり お払いしたくも 金がない 電気に水道 ガス屋さん 大家に配給 保険屋さん カンカンカンの金づまり ボクの財布は カラッケツ | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | | カンカンカンの金づまり ボクの財布は カラッケツ カンカンカンの金づまり お払いしたくも 金がない 電気に水道 ガス屋さん 大家に配給 保険屋さん カンカンカンの金づまり ボクの財布は カラッケツ |
お風呂屋の歌(お風呂や)今日は煙が立ってるぞ 手拭下げて 桶さげて よろこび勇んで出かけたが オヤオヤ値上げだ 50銭 こりゃまた満員溢れてる これが芋ならひともうけ 一寸少々御免なさい 御順に中程願います やっと湯ぶねにたどりつき やっとの思いで出て来たら なんと着物がなくなった おまけに下駄まで盗まれた | 三木鶏郎 | 三木鶏郎 | 河井坊茶・三木鶏郎 | | 今日は煙が立ってるぞ 手拭下げて 桶さげて よろこび勇んで出かけたが オヤオヤ値上げだ 50銭 こりゃまた満員溢れてる これが芋ならひともうけ 一寸少々御免なさい 御順に中程願います やっと湯ぶねにたどりつき やっとの思いで出て来たら なんと着物がなくなった おまけに下駄まで盗まれた |