わかって下さい貴方の愛した 人の名前は あの夏の日と共に 忘れたでしょう いつも言われた 二人の影には 愛がみえると 忘れたつもりでも 思い出すのね 町で貴方に似た 人を見かけると ふりむいてしまう 悲しいけれどそこには 愛は見えない これから淋しい秋です ときおり手紙を書きます 涙で文字が にじんでいたなら わかって下さい 私の二十才の お祝いにくれた 金の指輪は今も 光っています 二人でそろえた 黄色いティーカップ 今もあるかしら これから淋しい秋です ときおり手紙を書きます 涙で文字が にじんでいたなら わかって下さい 涙で文字が にじんでいたなら わかって下さい | 辰巳ゆうと | 因幡晃 | 因幡晃 | 多田三洋 | 貴方の愛した 人の名前は あの夏の日と共に 忘れたでしょう いつも言われた 二人の影には 愛がみえると 忘れたつもりでも 思い出すのね 町で貴方に似た 人を見かけると ふりむいてしまう 悲しいけれどそこには 愛は見えない これから淋しい秋です ときおり手紙を書きます 涙で文字が にじんでいたなら わかって下さい 私の二十才の お祝いにくれた 金の指輪は今も 光っています 二人でそろえた 黄色いティーカップ 今もあるかしら これから淋しい秋です ときおり手紙を書きます 涙で文字が にじんでいたなら わかって下さい 涙で文字が にじんでいたなら わかって下さい |
長編歌謡浪曲「坂本龍馬」自分が選ぶ道を行く 坂本龍馬が歩み出す 時代の声を聞いたなら 成すべき事が見えて来る 大きな夢を描こうぞ 「乙女姉やん、わしは人間には上も下も無いと思うちゅう。 あるがは、人間が大きいか、小さいかじゃ。 わしはきっと、でかい男になるぜよ」 月の名所は桂浜 土佐から出でて 江戸の桶町千葉道場 剣を鍛える日々なれど 嵐の前の世の動き 黒船来たるをきっかけに 時代は進む幕末へ おのれはいかに進もうか 折しも出会った人物こそ 幕府の軍艦奉行並 海舟 勝麟太郎 龍馬よ 広く世界を見ろよ 国を開いて貿易を 今動かねば この国 日本がだめになる 熱い教えに若き龍馬の眼が開く 「そうじゃ そうじゃ やっぱりそうじゃ。 攘夷じゃ佐幕じゃ、自分の藩がどうしたと、みんなぁ狭い了見で騒ぎゆうが、 そりゃ違うぜよ。時代を知るがじゃ。 日本まるごとを考えにゃいかん。わしらは、日本人ぜよ」 たしかに悟った龍馬の目の前に 拡がる夢は果てしない 海舟仕込みで 海と軍艦しっかりと 知ってようそろ 歴史の大海原に漕ぎ出す 人並み外れた度胸の男 龍馬はゆくぞ西東 人を説くには理屈では足りぬ そこには利益という 花を咲かせて 共に喜び 栄える道を作るのだ どんな身分であろうとも 会う人皆が 皆が龍馬に惹かれゆく 龍馬は、「神戸海軍操練所」、及び、 海舟の「海軍塾」設立のために大いに働き、塾頭に任命され、 海舟の使者として各地を奔走。人に会い、人を動かした。 薩摩の大南洲西郷隆盛にも初めて会った。 やがて操練所と塾が廃止となったのちの慶応元年、 龍馬は長崎に「亀山社中」を作った。これは、 日本初の“株式会社”ともいえる。 そこに働くのは主に操練所出身の若者たち。この社中は、 薩摩藩などからの援助による資金によって商いをし、人を育てた。 そしてまた、この社中を作った龍馬の目的のひとつは、 薩摩藩と長州藩に同盟を結ばせ、幕府を倒し、朝廷の権威を回復させ、 新しい日本を作ることであった。 のちに「亀山社中」は土佐藩の援助となり、「海援隊」と名を変える。 この間(かん)、国の歴史は動いていた。政変、禁門の変、 幕府による長州征伐によって、長州はあわれ窮地にあり。 時は熟しぬいていた。薩長の同盟は急がれた。 慶応元年五月になって、龍馬は西郷、小松帯刀と会い、更に、 桂小五郎とも会って、薩長和解について話し合う。 そして龍馬は、長州が幕府の命で武器を調達できないことから、 亀山社中を仲買役とし、 長崎グラバー商会から薩摩藩名義で武器と軍艦買い入れて、 それを長州に転売す。 長州から薩摩へは、兵糧米を送るように提案し、長州が快諾す。 さてもさても龍馬の働きにより、薩長の同盟への道は確かに整ったり。 慶応二年一月、西郷隆盛と桂小五郎はいよいよ会った。 しかし、薩長同盟締結にたどり着けない。 その原因は、西郷と桂の両人が抱えて悩む、藩と藩との哀しい過去と憤り。 いざや、それを断ち切って、この同盟の申し入れ、どちらが先に動くのか。 だが、時は経てどもお互いに、心を解かず、言い出さず、 さてこそこの大切な同盟話、崩れ去るかと見えた時、 龍馬はそれぞれの元へ走った。 「小五郎!いつまで自分の藩の事ばっかりに縛られゆうがじゃ。 わかっちゅうろう。大事なのは、この先の日本ぜよ」 「西郷君、桂も、この国の行く先を思うちゅう心は同(おんな)じじゃ。 さ、決断しとうせ。時こそ、時こそ今ぜよ!」 桂に迫り 大南洲に迫る龍馬の勢いは 天から使命を授かって 地上に降りた龍のよう 火を吐く言葉が胸をうつ 熱い思いで両雄の心を変えて 薩長同盟とうとう成して 坂本龍馬が鮮やかに 国の夜明けを呼ぶ姿 すぐに起こった寺田屋事件を潜(くぐ)り抜けて、 そして、のちに、船中八策を立てて 大政奉還を説いて その後の新政府の 綱領八策表して あとは皆に任せたぞ わしは世界の海援隊をやるのだと 言った笑顔の爽やかさ 妻のおりょうの惚れた男ぶり 夢の途中でこの世を去るが 続きはきっと誰かがやるさ わしは天翔(あまか)け波頭に立って 日本の国を見守ろう 龍馬の心は生きている | 辰巳ゆうと | 三波美夕紀 | 三波美夕紀 | 隼トシヒデ | 自分が選ぶ道を行く 坂本龍馬が歩み出す 時代の声を聞いたなら 成すべき事が見えて来る 大きな夢を描こうぞ 「乙女姉やん、わしは人間には上も下も無いと思うちゅう。 あるがは、人間が大きいか、小さいかじゃ。 わしはきっと、でかい男になるぜよ」 月の名所は桂浜 土佐から出でて 江戸の桶町千葉道場 剣を鍛える日々なれど 嵐の前の世の動き 黒船来たるをきっかけに 時代は進む幕末へ おのれはいかに進もうか 折しも出会った人物こそ 幕府の軍艦奉行並 海舟 勝麟太郎 龍馬よ 広く世界を見ろよ 国を開いて貿易を 今動かねば この国 日本がだめになる 熱い教えに若き龍馬の眼が開く 「そうじゃ そうじゃ やっぱりそうじゃ。 攘夷じゃ佐幕じゃ、自分の藩がどうしたと、みんなぁ狭い了見で騒ぎゆうが、 そりゃ違うぜよ。時代を知るがじゃ。 日本まるごとを考えにゃいかん。わしらは、日本人ぜよ」 たしかに悟った龍馬の目の前に 拡がる夢は果てしない 海舟仕込みで 海と軍艦しっかりと 知ってようそろ 歴史の大海原に漕ぎ出す 人並み外れた度胸の男 龍馬はゆくぞ西東 人を説くには理屈では足りぬ そこには利益という 花を咲かせて 共に喜び 栄える道を作るのだ どんな身分であろうとも 会う人皆が 皆が龍馬に惹かれゆく 龍馬は、「神戸海軍操練所」、及び、 海舟の「海軍塾」設立のために大いに働き、塾頭に任命され、 海舟の使者として各地を奔走。人に会い、人を動かした。 薩摩の大南洲西郷隆盛にも初めて会った。 やがて操練所と塾が廃止となったのちの慶応元年、 龍馬は長崎に「亀山社中」を作った。これは、 日本初の“株式会社”ともいえる。 そこに働くのは主に操練所出身の若者たち。この社中は、 薩摩藩などからの援助による資金によって商いをし、人を育てた。 そしてまた、この社中を作った龍馬の目的のひとつは、 薩摩藩と長州藩に同盟を結ばせ、幕府を倒し、朝廷の権威を回復させ、 新しい日本を作ることであった。 のちに「亀山社中」は土佐藩の援助となり、「海援隊」と名を変える。 この間(かん)、国の歴史は動いていた。政変、禁門の変、 幕府による長州征伐によって、長州はあわれ窮地にあり。 時は熟しぬいていた。薩長の同盟は急がれた。 慶応元年五月になって、龍馬は西郷、小松帯刀と会い、更に、 桂小五郎とも会って、薩長和解について話し合う。 そして龍馬は、長州が幕府の命で武器を調達できないことから、 亀山社中を仲買役とし、 長崎グラバー商会から薩摩藩名義で武器と軍艦買い入れて、 それを長州に転売す。 長州から薩摩へは、兵糧米を送るように提案し、長州が快諾す。 さてもさても龍馬の働きにより、薩長の同盟への道は確かに整ったり。 慶応二年一月、西郷隆盛と桂小五郎はいよいよ会った。 しかし、薩長同盟締結にたどり着けない。 その原因は、西郷と桂の両人が抱えて悩む、藩と藩との哀しい過去と憤り。 いざや、それを断ち切って、この同盟の申し入れ、どちらが先に動くのか。 だが、時は経てどもお互いに、心を解かず、言い出さず、 さてこそこの大切な同盟話、崩れ去るかと見えた時、 龍馬はそれぞれの元へ走った。 「小五郎!いつまで自分の藩の事ばっかりに縛られゆうがじゃ。 わかっちゅうろう。大事なのは、この先の日本ぜよ」 「西郷君、桂も、この国の行く先を思うちゅう心は同(おんな)じじゃ。 さ、決断しとうせ。時こそ、時こそ今ぜよ!」 桂に迫り 大南洲に迫る龍馬の勢いは 天から使命を授かって 地上に降りた龍のよう 火を吐く言葉が胸をうつ 熱い思いで両雄の心を変えて 薩長同盟とうとう成して 坂本龍馬が鮮やかに 国の夜明けを呼ぶ姿 すぐに起こった寺田屋事件を潜(くぐ)り抜けて、 そして、のちに、船中八策を立てて 大政奉還を説いて その後の新政府の 綱領八策表して あとは皆に任せたぞ わしは世界の海援隊をやるのだと 言った笑顔の爽やかさ 妻のおりょうの惚れた男ぶり 夢の途中でこの世を去るが 続きはきっと誰かがやるさ わしは天翔(あまか)け波頭に立って 日本の国を見守ろう 龍馬の心は生きている |
情熱太鼓命まるごと ぶつかって やるぞ青春 まっしぐら のぼる朝日の 情熱で 鳴らす一番 夢太鼓 男は こぶしで 勝負する 好きなあの娘を しあわせに 俺がやらなきゃ 誰がやる 仰ぐ夜空に 満ちる月 胸の闘志が また燃える 男は こぶしで 春を呼ぶ 打てば響くよ 人生は それを信じて 握る汗 未来(あす)の扉を 叩くよに 力みなぎる バチさばき 男は こぶしで 勝負する | 辰巳ゆうと | 保岡直樹 | 桧原さとし | 工藤恭彦 | 命まるごと ぶつかって やるぞ青春 まっしぐら のぼる朝日の 情熱で 鳴らす一番 夢太鼓 男は こぶしで 勝負する 好きなあの娘を しあわせに 俺がやらなきゃ 誰がやる 仰ぐ夜空に 満ちる月 胸の闘志が また燃える 男は こぶしで 春を呼ぶ 打てば響くよ 人生は それを信じて 握る汗 未来(あす)の扉を 叩くよに 力みなぎる バチさばき 男は こぶしで 勝負する |
恋愛することに疲れたみたい 嫌いになったわけじゃない 部屋の灯はつけてゆくわ カギはいつものゲタ箱の中 きっと貴方はいつものことと 笑いとばすにちがいない だけど今度は本気みたい 貴方の顔もちらつかないわ 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 多分貴方はいつもの店で 酒を飲んでくだをまいて 洗濯物は机の上に 短い手紙そえておくわ 今度生まれてくるとしたなら やっぱり女で生まれてみたい だけど二度とヘマはしない 貴方になんかつまずかないわ 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 それでも恋は恋 | 辰巳ゆうと | 松山千春 | 松山千春 | 工藤恭彦 | 愛することに疲れたみたい 嫌いになったわけじゃない 部屋の灯はつけてゆくわ カギはいつものゲタ箱の中 きっと貴方はいつものことと 笑いとばすにちがいない だけど今度は本気みたい 貴方の顔もちらつかないわ 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 多分貴方はいつもの店で 酒を飲んでくだをまいて 洗濯物は机の上に 短い手紙そえておくわ 今度生まれてくるとしたなら やっぱり女で生まれてみたい だけど二度とヘマはしない 貴方になんかつまずかないわ 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 それでも恋は恋 |
花吹雪運はめぐると 信じたら 時を待つのさ 時を待つ かたい蕾は まだまだ三分 晴れた空へと 願いこめ いつか咲かせる こころ満開 花吹雪 勘を味方に ひょうひょうと 風を呼ぶのさ 風を呼ぶ 咲くも咲かぬも 五分五分だろか 抜かりしくじり 糧にして あの日誓った 涙一粒 忘れない 傷も誇りと 思うとき 明日が来るのさ 明日が来る ひとつ香れば つぎつぎ香る 夢の景色が 色づいて きっと咲かせる こころ満開 花吹雪 | 辰巳ゆうと | いのうえ佳世 | 影山時則 | 松井タツオ | 運はめぐると 信じたら 時を待つのさ 時を待つ かたい蕾は まだまだ三分 晴れた空へと 願いこめ いつか咲かせる こころ満開 花吹雪 勘を味方に ひょうひょうと 風を呼ぶのさ 風を呼ぶ 咲くも咲かぬも 五分五分だろか 抜かりしくじり 糧にして あの日誓った 涙一粒 忘れない 傷も誇りと 思うとき 明日が来るのさ 明日が来る ひとつ香れば つぎつぎ香る 夢の景色が 色づいて きっと咲かせる こころ満開 花吹雪 |
燕黒い鋼(はがね)で 青空を 斬って眩しい 燕よ 燕 風を信じて 風に乗り 越えた海原 虹いくつ 会いに行きたい 人がいる 熱き翼を だきしめて 沁みる花冷え もどり雨 軒にせつない 燕よ 燕 岬 小島に 城下町 香る山川 故郷(さと)あたり 飛んで行きたい 街がある 疾(はや)き翼で いますぐに 光る切っ先 ひるがえり 影を走らす 燕よ 燕 春のぬくもり 持ち寄って ともに笑う日 涙の日 会いに行きたい 人がいる 強き翼で どこまでも | 辰巳ゆうと | いのうえ佳世 | 影山時則 | 中島慶久 | 黒い鋼(はがね)で 青空を 斬って眩しい 燕よ 燕 風を信じて 風に乗り 越えた海原 虹いくつ 会いに行きたい 人がいる 熱き翼を だきしめて 沁みる花冷え もどり雨 軒にせつない 燕よ 燕 岬 小島に 城下町 香る山川 故郷(さと)あたり 飛んで行きたい 街がある 疾(はや)き翼で いますぐに 光る切っ先 ひるがえり 影を走らす 燕よ 燕 春のぬくもり 持ち寄って ともに笑う日 涙の日 会いに行きたい 人がいる 強き翼で どこまでも |
友よ春に生まれた友は あたらしい風がよく似合う あこがれを仲間と語るもいい 何かを始めてみたくなる 夏に生まれた友は 太陽の申し子のようさ 光といっしょに歌っている 自由に飛び立つ羽もある ララララ ララララ この国は広い こんなに広い 美しい国に生まれたよろこび 秋に生まれた友は 夢の中 やさしいほほえみ 静寂の星月夜 愉しもうか 未来という字をふと思う 冬に生まれた友は つらぬける心根が深い その胸の情熱が氷さえも 溶かしてみせると意志を持つ ララララ ララララ この国は広い こんなに広いから ぼくらの手のひら世界も繋がる ララララ ララララ この国は広い こんなに広い 美しい国に生まれたよろこび ララララ ララララ ラララ ララララ ララララ ラララ ぼくらの手のひら世界も繋がる | 辰巳ゆうと | 水樹恵也 | 鈴木豪 | 鈴木豪 | 春に生まれた友は あたらしい風がよく似合う あこがれを仲間と語るもいい 何かを始めてみたくなる 夏に生まれた友は 太陽の申し子のようさ 光といっしょに歌っている 自由に飛び立つ羽もある ララララ ララララ この国は広い こんなに広い 美しい国に生まれたよろこび 秋に生まれた友は 夢の中 やさしいほほえみ 静寂の星月夜 愉しもうか 未来という字をふと思う 冬に生まれた友は つらぬける心根が深い その胸の情熱が氷さえも 溶かしてみせると意志を持つ ララララ ララララ この国は広い こんなに広いから ぼくらの手のひら世界も繋がる ララララ ララララ この国は広い こんなに広い 美しい国に生まれたよろこび ララララ ララララ ラララ ララララ ララララ ラララ ぼくらの手のひら世界も繋がる |
逢いたかったよ春が来るのを 待ちきれないで 冬に散りゆく 花もある 逢いたかったよ どうしていたのかい 秋の風吹く 隅田のほとり 男同士の 屋台酒 惚れた女が 出来たと云って 離ればなれの この二年 逢いたかったよ どうしたあのひとは こころ破れて かかえた傷の 愚痴もわかるが もうよせよ 時代変われど 変わらぬものは おれとおまえと 空の月 逢いたかったよ 男の友情で 語り明かそう あしたは晴れる 夢は見なけりゃ 夢じゃない | 辰巳ゆうと | 久仁京介 | 四方章人 | 周防泰臣 | 春が来るのを 待ちきれないで 冬に散りゆく 花もある 逢いたかったよ どうしていたのかい 秋の風吹く 隅田のほとり 男同士の 屋台酒 惚れた女が 出来たと云って 離ればなれの この二年 逢いたかったよ どうしたあのひとは こころ破れて かかえた傷の 愚痴もわかるが もうよせよ 時代変われど 変わらぬものは おれとおまえと 空の月 逢いたかったよ 男の友情で 語り明かそう あしたは晴れる 夢は見なけりゃ 夢じゃない |
夢芝居恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 | 辰巳ゆうと | 小椋佳 | 小椋佳 | 周防泰臣 | 恋のからくり 夢芝居 台詞ひとつ 忘れもしない 誰のすじがき 花舞台 行く先の 影は見えない 男と女 あやつりつられ 細い絆の 糸引き ひかれ けいこ不足を 幕は待たない 恋はいつでも 初舞台 恋は怪しい 夢芝居 たぎる思い おさえられない 化粧衣裳の 花舞台 かい間見る 素顔可愛い 男と女 あやつりつられ 心の鏡 のぞき のぞかれ こなしきれない 涙と笑い 恋はいつでも 初舞台 男と女 あやつりつられ 対のあげはの 誘い 誘われ 心はらはら 舞う夢芝居 恋はいつでも 初舞台 |
初恋五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は 恋をして淋しくて 届かぬ想いを暖めていた 好きだよと言えずに 初恋は ふりこ細工の心 放課後の校庭を 走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を探してた 浅い夢だから 胸をはなれない 夕映えはあんず色 帰り道一人口笛吹いて 名前さえ呼べなくて とらわれた心見つめていたよ 好きだよと言えずに 初恋は ふりこ細工の心 風に舞った花びらが 水面を乱すように 愛という字書いてみては ふるえてたあの頃 浅い夢だから 胸をはなれない 放課後の校庭を 走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を探してた 浅い夢だから 胸をはなれない | 辰巳ゆうと | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 多田三洋 | 五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は 恋をして淋しくて 届かぬ想いを暖めていた 好きだよと言えずに 初恋は ふりこ細工の心 放課後の校庭を 走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を探してた 浅い夢だから 胸をはなれない 夕映えはあんず色 帰り道一人口笛吹いて 名前さえ呼べなくて とらわれた心見つめていたよ 好きだよと言えずに 初恋は ふりこ細工の心 風に舞った花びらが 水面を乱すように 愛という字書いてみては ふるえてたあの頃 浅い夢だから 胸をはなれない 放課後の校庭を 走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を探してた 浅い夢だから 胸をはなれない |
明日へ夢舞台つらい時こそ 背すじを伸ばし 前を見つめて 歩きたい 足踏みばかりの 青春だけど 挫けはしない 明日(あした)があるさ 男は度胸 拍手が聞こえる 人生は夢舞台 汗をぬぐった 拳の中に にじむあの娘の おもかげが 一人じゃないんだ つながる心 願いはひとつ 明日があるさ 男は浪漫 刻んだ足あと 人生は夢舞台 みんな違うさ 十人十色 どこかひと味 光りゃいい 見上げる夜空に 満天の星 みなぎる力 明日があるさ 男は勝負 根性ひとすじ 人生は夢舞台 | 辰巳ゆうと | 保岡直樹 | 桧原さとし | 周防泰臣 | つらい時こそ 背すじを伸ばし 前を見つめて 歩きたい 足踏みばかりの 青春だけど 挫けはしない 明日(あした)があるさ 男は度胸 拍手が聞こえる 人生は夢舞台 汗をぬぐった 拳の中に にじむあの娘の おもかげが 一人じゃないんだ つながる心 願いはひとつ 明日があるさ 男は浪漫 刻んだ足あと 人生は夢舞台 みんな違うさ 十人十色 どこかひと味 光りゃいい 見上げる夜空に 満天の星 みなぎる力 明日があるさ 男は勝負 根性ひとすじ 人生は夢舞台 |
一本道だよ人生は人情ちやほや ただ見せながら 世間わたるは 大苦手(おおにがて) 急ぐな 騒ぐなよ 慌てず諦めず 信じた道だ きっと出番が やってくる 一本道だよ 人生は 何で欲しがる いいことばかり 夢はあとから ついてくる 日陰の 露地にでも やさしい陽だまりが かならずあるさ それを信じて 春を行く 一本道だよ 人生は 浮いて沈んで また浮き上がる つらい我慢の 浮世坂 焦らず 怠(おこた)らず 苦しいその先に 夜明けが待つよ 生きていくって 味なもの 一本道だよ 人生は | 辰巳ゆうと | 久仁京介 | 岡千秋 | 石倉重信 | 人情ちやほや ただ見せながら 世間わたるは 大苦手(おおにがて) 急ぐな 騒ぐなよ 慌てず諦めず 信じた道だ きっと出番が やってくる 一本道だよ 人生は 何で欲しがる いいことばかり 夢はあとから ついてくる 日陰の 露地にでも やさしい陽だまりが かならずあるさ それを信じて 春を行く 一本道だよ 人生は 浮いて沈んで また浮き上がる つらい我慢の 浮世坂 焦らず 怠(おこた)らず 苦しいその先に 夜明けが待つよ 生きていくって 味なもの 一本道だよ 人生は |
踊り子答えを出さずにいつまでも暮らせないバス通り裏の路地 行き止まりの恋だから 何処かに行きたい 林檎の花が咲いてる暖かい所なら 何処へでも行く つまさきで立ったまま 君を愛してきた 南向きの窓から 見ていた空が 踊り出す くるくると 軽いめまいの後 写真をばらまいたように 心が乱れる 表紙のとれてる愛だから かくしあい ボロボロの台詞だけ 語り合う日々が続き 坂道を駆ける子供達のようだった 倒れそうなまま二人 走っていたね つまさきで立ったまま 僕を愛してきた 狭い舞台の上で ふらつく踊り子 愛してる 愛せない 言葉をかえながら かけひきだけの愛は 見えなくなってゆく つまさきで立ったまま 二人愛してきた 狭い舞台の上で ふらつく踊り子 若すぎたそれだけが すべての答えだと 涙をこらえたまま つまさき立ちの恋 | 辰巳ゆうと | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 多田三洋 | 答えを出さずにいつまでも暮らせないバス通り裏の路地 行き止まりの恋だから 何処かに行きたい 林檎の花が咲いてる暖かい所なら 何処へでも行く つまさきで立ったまま 君を愛してきた 南向きの窓から 見ていた空が 踊り出す くるくると 軽いめまいの後 写真をばらまいたように 心が乱れる 表紙のとれてる愛だから かくしあい ボロボロの台詞だけ 語り合う日々が続き 坂道を駆ける子供達のようだった 倒れそうなまま二人 走っていたね つまさきで立ったまま 僕を愛してきた 狭い舞台の上で ふらつく踊り子 愛してる 愛せない 言葉をかえながら かけひきだけの愛は 見えなくなってゆく つまさきで立ったまま 二人愛してきた 狭い舞台の上で ふらつく踊り子 若すぎたそれだけが すべての答えだと 涙をこらえたまま つまさき立ちの恋 |
私鉄沿線改札口で君のこと いつも待ったものでした 電車の中から降りて来る 君を探すのが好きでした 悲しみに心とざしていたら 花屋の花も変わりました 僕の街でもう一度だけ 熱いコーヒー飲みませんか あの店で聞かれました 君はどうしているのかと 伝言板に君のこと 僕は書いて帰ります 想い出たずねもしかして 君がこの街に来るようで 僕たちの愛は終りでしょうか 季節もいつか変わりました 僕の部屋をたずねて来ては いつも掃除をしてた君よ この僕もわかりません 君はどうしているのでしょう 買物の人でにぎわう街に もうじき灯りともるでしょう 僕は今日も人波さけて 帰るだけですひとりだけで この街を越せないまま 君の帰りを待ってます | 辰巳ゆうと | 山上路夫 | 佐藤寛 | 阿部靖広 | 改札口で君のこと いつも待ったものでした 電車の中から降りて来る 君を探すのが好きでした 悲しみに心とざしていたら 花屋の花も変わりました 僕の街でもう一度だけ 熱いコーヒー飲みませんか あの店で聞かれました 君はどうしているのかと 伝言板に君のこと 僕は書いて帰ります 想い出たずねもしかして 君がこの街に来るようで 僕たちの愛は終りでしょうか 季節もいつか変わりました 僕の部屋をたずねて来ては いつも掃除をしてた君よ この僕もわかりません 君はどうしているのでしょう 買物の人でにぎわう街に もうじき灯りともるでしょう 僕は今日も人波さけて 帰るだけですひとりだけで この街を越せないまま 君の帰りを待ってます |
大阪夢あかり毎度おおきに はずむ声 ミナミ 道頓堀(とんぼり) 味なまち 人の情けが 歌になる あの店 この店 かわす言葉に 花が咲く 笑顔が道しるべ 大阪夢あかり 夕陽きらめく 坂がある 心やすらぐ 路地がある こらえきれずに 泣く夜も あの川 この川 水の都を むすぶ橋 やさしさ身にしみる 大阪夢あかり 悩み打ちあけ 北新地 いちょう並木の 御堂筋 明日(あす)を見つめて 灯(ひ)を点す あの町 この町 やる気 負けん気 心意気 未来へつながるよ 大阪夢あかり | 辰巳ゆうと | 保岡直樹 | 影山時則 | 松井タツオ | 毎度おおきに はずむ声 ミナミ 道頓堀(とんぼり) 味なまち 人の情けが 歌になる あの店 この店 かわす言葉に 花が咲く 笑顔が道しるべ 大阪夢あかり 夕陽きらめく 坂がある 心やすらぐ 路地がある こらえきれずに 泣く夜も あの川 この川 水の都を むすぶ橋 やさしさ身にしみる 大阪夢あかり 悩み打ちあけ 北新地 いちょう並木の 御堂筋 明日(あす)を見つめて 灯(ひ)を点す あの町 この町 やる気 負けん気 心意気 未来へつながるよ 大阪夢あかり |
アメリカ橋風が足もとを 通りすぎてゆく 久しぶりだねと 照れてわらいあって アメリカ橋のたもと ふと通うぬくもり やるせない恋 埋めた街 角部屋の灯り 石だたみ 石だたみ 想い出続く いつかいつか 熱かった青春 君は変わらない 月日は過ぎても 髪を切ったので 少し若くなった アメリカ橋のたもと 黄昏が間近い 煙草やめたの いつからと それとなくきいて 眼をそらす 眼をそらす ガラスのむこう 遠い遠い かえらない青春 アメリカ橋のたもと それじゃと手をあげる そっとコートの衿たてた さり気なさおいて 人の群 人の群 誰もが他人 はるかはるか あの頃が青春 | 辰巳ゆうと | 山口洋子 | 平尾昌晃 | 周防泰臣 | 風が足もとを 通りすぎてゆく 久しぶりだねと 照れてわらいあって アメリカ橋のたもと ふと通うぬくもり やるせない恋 埋めた街 角部屋の灯り 石だたみ 石だたみ 想い出続く いつかいつか 熱かった青春 君は変わらない 月日は過ぎても 髪を切ったので 少し若くなった アメリカ橋のたもと 黄昏が間近い 煙草やめたの いつからと それとなくきいて 眼をそらす 眼をそらす ガラスのむこう 遠い遠い かえらない青春 アメリカ橋のたもと それじゃと手をあげる そっとコートの衿たてた さり気なさおいて 人の群 人の群 誰もが他人 はるかはるか あの頃が青春 |
惚れて千両・無法松酒と喧嘩は 度胸と意地で みがき鍛えた 車曳き 姓は富島 名は松五郎 何も持たずに 世に出た命 裸ひとつの 無法松 祇園太鼓を やぐらの上で たたきゃ怒涛の 勇み駒 恋し名を呼びゃ 涙か汗か 情けこがして 提灯ゆれて 夏のさかりを 山車がゆく 小倉雀が かついで騒ぐ おとこそのまた 男だと かつぎだされりゃ 命もかるい かつぎきれない 恋路はおもい 惚れて千両 無法松 | 辰巳ゆうと | 久仁京介 | 影山時則 | 工藤恭彦 | 酒と喧嘩は 度胸と意地で みがき鍛えた 車曳き 姓は富島 名は松五郎 何も持たずに 世に出た命 裸ひとつの 無法松 祇園太鼓を やぐらの上で たたきゃ怒涛の 勇み駒 恋し名を呼びゃ 涙か汗か 情けこがして 提灯ゆれて 夏のさかりを 山車がゆく 小倉雀が かついで騒ぐ おとこそのまた 男だと かつぎだされりゃ 命もかるい かつぎきれない 恋路はおもい 惚れて千両 無法松 |
力いっぱい演歌です叶わぬ夢でも 信じたい 希望という名の 思いを抱いて OK横丁 ちょうちん灯り 酒場詩人も いるという やると決めたら ただやるだけさ 力いっぱい 演歌です 愛して信じる ひとがいる 素敵なことだよ しあわせなんだ スズラン通りに ほほ笑み返る 浮世忘れの 散歩道 人の情けに 寄り添い生きる なみだいっぱい 演歌です たとえば愚痴など こぼしても ほら見たことかと 笑いはしない 赤羽界隈 下町(したまち)気質(かたぎ) 向こう三軒 両隣(りょうどな)り 助けられたり 助けもしたり 力いっぱい 演歌です | 辰巳ゆうと | 久仁京介 | 徳久広司 | 南郷達也 | 叶わぬ夢でも 信じたい 希望という名の 思いを抱いて OK横丁 ちょうちん灯り 酒場詩人も いるという やると決めたら ただやるだけさ 力いっぱい 演歌です 愛して信じる ひとがいる 素敵なことだよ しあわせなんだ スズラン通りに ほほ笑み返る 浮世忘れの 散歩道 人の情けに 寄り添い生きる なみだいっぱい 演歌です たとえば愚痴など こぼしても ほら見たことかと 笑いはしない 赤羽界隈 下町(したまち)気質(かたぎ) 向こう三軒 両隣(りょうどな)り 助けられたり 助けもしたり 力いっぱい 演歌です |
夕焼け人情商店街出世払いと おばちゃんが からあげおまけの 帰り道 売っているのは 品物(もの)じゃない 夢と笑顔と 心意気 赤い夕陽が 目にしみる ああ ここは下町 人情商店街 今日も花屋の マドンナと 目が合うだけで 夢ごこち 時代遅れと 言われても ちょうどいいのさ この街が 雨が降る日も 風の日も ああ ここは駅前 人情商店街 かどの酒屋の おじちゃんは 配達途中で 草野球 小さなふれあい めぐりあい ぬくもり届ける 路地の風 空を見上げりゃ あかね雲 ああ ここは夕焼け 人情商店街 | 辰巳ゆうと | 冬弓ちひろ | 桧原さとし | 塚田剛 | 出世払いと おばちゃんが からあげおまけの 帰り道 売っているのは 品物(もの)じゃない 夢と笑顔と 心意気 赤い夕陽が 目にしみる ああ ここは下町 人情商店街 今日も花屋の マドンナと 目が合うだけで 夢ごこち 時代遅れと 言われても ちょうどいいのさ この街が 雨が降る日も 風の日も ああ ここは駅前 人情商店街 かどの酒屋の おじちゃんは 配達途中で 草野球 小さなふれあい めぐりあい ぬくもり届ける 路地の風 空を見上げりゃ あかね雲 ああ ここは夕焼け 人情商店街 |
さよなら櫻叶わない恋ならば 想いは風吹く櫻 ひらりひらひら 宙(そら)を舞う 人は人に委ね さみしさかくす 人の夢と詠(うた)い 儚さを知る さくら さよなら櫻 真冬の空に咲いて 季節に背いた 花になる 想い出という川は だれもの躰に流れ ゆらりゆらゆら 舟を漕ぐ 嘘に嘘をかさね 強くもなれる 口が虚しいなんて 笑われていい さくら さよなら櫻 ふたたび春に咲いて 陽だまり似合える 花になれ さくら さよなら櫻 ふたたび春に咲いて 陽だまり似合える 花になれ さくら さよなら櫻 さくら ふたりは櫻 氷抱いてもあたたかい やすらぎ背いた 花になる | 辰巳ゆうと | 水樹恵也 | テミヤン. | 友常正巳 | 叶わない恋ならば 想いは風吹く櫻 ひらりひらひら 宙(そら)を舞う 人は人に委ね さみしさかくす 人の夢と詠(うた)い 儚さを知る さくら さよなら櫻 真冬の空に咲いて 季節に背いた 花になる 想い出という川は だれもの躰に流れ ゆらりゆらゆら 舟を漕ぐ 嘘に嘘をかさね 強くもなれる 口が虚しいなんて 笑われていい さくら さよなら櫻 ふたたび春に咲いて 陽だまり似合える 花になれ さくら さよなら櫻 ふたたび春に咲いて 陽だまり似合える 花になれ さくら さよなら櫻 さくら ふたりは櫻 氷抱いてもあたたかい やすらぎ背いた 花になる |
桜坂君よずっと幸せに 風にそっと歌うよ 愛は今も 愛のままで 揺れる木漏れ日 薫る桜坂 悲しみに似た 薄紅色 君がいた 恋をしていた 君じゃなきゃダメなのに ひとつになれず 愛と知っていたのに 春はやってくるのに 夢は今も 夢のままで 頬にくちづけ 染まる桜坂 抱きしめたい気持ちでいっぱいだった この街で ずっとふたりで 無邪気すぎた約束 涙に変わる 愛と知っていたのに 花はそっと咲くのに 君は今も 君のままで 逢えないけど 季節は変わるけど 愛しき人 君だけが わかってくれた 憧れを追いかけて 僕は生きるよ 愛と知っていたのに 春はやってくるのに 夢は今も 夢のままで 君よずっと幸せに 風にそっと歌うよ 愛は今も 愛のままで | 辰巳ゆうと | 福山雅治 | 福山雅治 | 阿部靖広 | 君よずっと幸せに 風にそっと歌うよ 愛は今も 愛のままで 揺れる木漏れ日 薫る桜坂 悲しみに似た 薄紅色 君がいた 恋をしていた 君じゃなきゃダメなのに ひとつになれず 愛と知っていたのに 春はやってくるのに 夢は今も 夢のままで 頬にくちづけ 染まる桜坂 抱きしめたい気持ちでいっぱいだった この街で ずっとふたりで 無邪気すぎた約束 涙に変わる 愛と知っていたのに 花はそっと咲くのに 君は今も 君のままで 逢えないけど 季節は変わるけど 愛しき人 君だけが わかってくれた 憧れを追いかけて 僕は生きるよ 愛と知っていたのに 春はやってくるのに 夢は今も 夢のままで 君よずっと幸せに 風にそっと歌うよ 愛は今も 愛のままで |
稲荷町恋唄訳もないのさ あの別れ まばたきする間の 幸せだった 酸っぱい味かよ あゝ初恋は 下谷(したや)神社に そよぐ風 向こう浅草 こっちは上野 ここは稲荷町 恋の町 純なこころが 眩しくて 格好ばかりを 気にしていたよ 失くしたあの日の あゝ忘れ物 探しあぐねて かっぱ橋 右に曲がって 左に折れて ここは稲荷町 まよい町 云えずじまいの 告白じゃ やっぱり遅いと 今さら知った あの娘に逢いたい あゝもういちど 時の流れの 置き土産 鐘は浅草 上野の森か ここは稲荷町 恋の町 | 辰巳ゆうと | 久仁京介 | 徳久広司 | 南郷達也 | 訳もないのさ あの別れ まばたきする間の 幸せだった 酸っぱい味かよ あゝ初恋は 下谷(したや)神社に そよぐ風 向こう浅草 こっちは上野 ここは稲荷町 恋の町 純なこころが 眩しくて 格好ばかりを 気にしていたよ 失くしたあの日の あゝ忘れ物 探しあぐねて かっぱ橋 右に曲がって 左に折れて ここは稲荷町 まよい町 云えずじまいの 告白じゃ やっぱり遅いと 今さら知った あの娘に逢いたい あゝもういちど 時の流れの 置き土産 鐘は浅草 上野の森か ここは稲荷町 恋の町 |
人生横丁風が背中を押すように くぐる のれんの 日暮れどき 赤い灯影が コップの酒に 浮いて とけあう うさばらし あゝ 誰が呼ぶのか ここは裏町 人生横丁 「おっちゃん なんぼなんでも そないに 荒れる酒のんだらあかん そらぁ 世の中 景気は悪いし おもろうないで けどな 酒は楽しむもんや 陽気にいこう 陽気に」 酔えば こころのなぐさめに いつか なじみの 故郷(くに)の歌 どこの誰とも知らないけれど 酒をくみあう 今日は友 あゝ 人情(なさけ)かよわす ここは裏町 人生横丁 「ねえちゃん そっちのおっちゃんにも一杯やってや 酒は焼酎にかぎるで しめっぽい酒のんだら あかん さあ 歌のひとつもいかんかい」 今日と明日の渡し場は 更けて ひと夜の 夢芝居 だれか唄えば 手拍子そえて おもいおもいの夢をみる あゝ 町の片隅 ここは裏町 人生横丁 | 辰巳ゆうと | いではく | 遠藤実 | 松井タツオ | 風が背中を押すように くぐる のれんの 日暮れどき 赤い灯影が コップの酒に 浮いて とけあう うさばらし あゝ 誰が呼ぶのか ここは裏町 人生横丁 「おっちゃん なんぼなんでも そないに 荒れる酒のんだらあかん そらぁ 世の中 景気は悪いし おもろうないで けどな 酒は楽しむもんや 陽気にいこう 陽気に」 酔えば こころのなぐさめに いつか なじみの 故郷(くに)の歌 どこの誰とも知らないけれど 酒をくみあう 今日は友 あゝ 人情(なさけ)かよわす ここは裏町 人生横丁 「ねえちゃん そっちのおっちゃんにも一杯やってや 酒は焼酎にかぎるで しめっぽい酒のんだら あかん さあ 歌のひとつもいかんかい」 今日と明日の渡し場は 更けて ひと夜の 夢芝居 だれか唄えば 手拍子そえて おもいおもいの夢をみる あゝ 町の片隅 ここは裏町 人生横丁 |
獅子になれ山あり谷あり 人生は 夢に真っすぐ 喰らいつけ 転げ落ちたら 爪を立て 天(そら)を睨んで 這い上がれ 今が勝負の 剣が峰 男は燃える 獅子になれ 時には蝶々と 戯れて 春に酔うのも いいだろう 恋は茨と 云うけれど 受けて立つ身の 心意気 雨よ嵐よ どんと来い 男は燃える 獅子になれ わき目もふらずに 全力で 走る情熱 明日(あす)を呼ぶ 風にたてがみ なびかせて 希(のぞ)み千里の 道をゆく いのち雄叫び 高らかに 男は燃える 獅子になれ | 辰巳ゆうと | 保岡直樹 | 桧原さとし | 周防泰臣 | 山あり谷あり 人生は 夢に真っすぐ 喰らいつけ 転げ落ちたら 爪を立て 天(そら)を睨んで 這い上がれ 今が勝負の 剣が峰 男は燃える 獅子になれ 時には蝶々と 戯れて 春に酔うのも いいだろう 恋は茨と 云うけれど 受けて立つ身の 心意気 雨よ嵐よ どんと来い 男は燃える 獅子になれ わき目もふらずに 全力で 走る情熱 明日(あす)を呼ぶ 風にたてがみ なびかせて 希(のぞ)み千里の 道をゆく いのち雄叫び 高らかに 男は燃える 獅子になれ |
浪花の花形己の舞台 逃げ場はないで きばらなあかん あかんのや 甘えたグセは 十八歳(じゅうはち)で きっぱり捨てた 道頓堀(とんぼり)川に 裸一貫 夢一路 浪花 花形 晴れ姿 灯りがつくる 影さえ自分 極めなあかん あかんのや 繕(つくろ)うヘマも ご愛嬌 笑うてくれる 街やから 稽古一心 ひとすじに 男 根性 晴れ姿 千秋楽や おおきにやけど 泣いたらあかん あかんのや 通天閣を 見上げたら 明日(あした)へかかる 虹の橋 拍手喝采 千両の 浪花 花形 晴れ姿 | 辰巳ゆうと | いのうえ佳世 | 影山時則 | 松井タツオ | 己の舞台 逃げ場はないで きばらなあかん あかんのや 甘えたグセは 十八歳(じゅうはち)で きっぱり捨てた 道頓堀(とんぼり)川に 裸一貫 夢一路 浪花 花形 晴れ姿 灯りがつくる 影さえ自分 極めなあかん あかんのや 繕(つくろ)うヘマも ご愛嬌 笑うてくれる 街やから 稽古一心 ひとすじに 男 根性 晴れ姿 千秋楽や おおきにやけど 泣いたらあかん あかんのや 通天閣を 見上げたら 明日(あした)へかかる 虹の橋 拍手喝采 千両の 浪花 花形 晴れ姿 |
長編歌謡浪曲「沖田総司」剣に 剣に生きると 決めたなら 熱い思いを たぎらせて ゆくぞ嵐の 只中へ 誠の道を まっしぐら 総司の闘志は 燃え上がる 時は幕末。京の都では、尊王攘夷、倒幕を目指す人々の動きが活発となり、 徳川幕府は、それを抑えるために新しい力を必要とした。 そして文久三年、「新選組」が誕生。局長・近藤勇、芹沢、新見。 副長・土方歳三、山南(やまなみ)。「誠」一字の旗印のもと、 結束固きこの集団の中で、一番の剣の使い手こそ、沖田総司その人であった。 「名乗ろうか。私は、新選組副長助勤、沖田総司だ」 歳は二十歳で目元涼しく、姿凛々しく美しく。 江戸に生まれて九つで、近藤の家の道場・試衛館に入門し、 十年の内に免許皆伝、師範代。皆に好かれた人柄は、 まことに明るく朗らかで。壬生の屯所の近所の子供たちとは鬼ごっこ。 「では、今度は私が鬼だ。さぁ、十数えるうちに逃げるんだぞ。よいか」 優しい心の持ち主なり。 新選組誕生の翌年、大きな事件が起きる。池田屋事件である。 あるとき、新選組は、尊王攘夷派の企みを知る。彼らは、京の町に火を放ち、 御所に押し入り、天皇を長州に連れ去るという。 また、近々、彼らが宿屋・池田屋に集まることを知る。総司は憤った。 「町じゅうに火をつけられたら、多くの人が家や身内を失うことになる。 許せぬ。絶対に阻止しなければ!」 斯くて、新選組は池田屋へ。その夜、六月五日は祇園祭の宵山で。 日が暮れかかり、鉾や山に灯がともり、祇園囃子が鳴り響く。 新選組のその日の出で立ち、鎖帷子(くさりかたびら)、 胴衣に鉢金(はちがね)、浅葱(あさぎ)の羽織に山道ダンダラ白き木綿の袖印。 沖田総司は筋金入りの鉢巻締めて、役者のような姿なり。 目指す池田屋。近藤勇は、総司、永倉、藤堂と、 試衛館仕込みの三名引き連れ、まっすぐ二階を目指したり。 敵の二十数名抜刀す。 沖田総司の燃える刀が唸りを上げて最初の一人を一刀両断。 それが口火で、大激闘。 新選組は勝利した。 と、その時、総司の体に異変が起きた。 総司は喀血をした。 然るに、この池田屋事件をきっかけとして、新選組の名は世に轟き、 幕府も大いに認めた。新選組は一層活躍を続けた。 「総司、体の具合はどうだ。咳がまだ続いているんだろう」 「土方さん、いやだなぁ、咳なんかしてませんよ。大丈夫です」 「ま、とにかく医者に行け。なんなら、俺が付いて行ってやる」 「あ、いえいえ、医者に行くのは気が進みませんが、 ちゃんと一人で行けますから」 医者にかかって見立てられたは、労咳で、命はあと二年。 言われて総司も観念して、医者の元へと通ううち、 折しも出会った医者の娘に、恋をした。けれど、なんで言えようこの思い 「好きだと打ち明けたところでどうなる。私の命は長くない。 私は… 、私は、人を恋してはいけないのだ」 生涯たった一度だけ、胸にともした恋の灯を、総司は自ら吹き消した。 そして、時代は激しく移り変わってゆく。 総司の体は次第に次第に悪くなり、剣の時代も終わりゆく。 菊は栄えて葵は枯れる。歴史の流れは止められず。 慶応三年、将軍・徳川慶喜は朝廷に大政を奉還し、王政復古の大号令。 それからほどなく、近藤勇は鉄砲により狙撃されて傷を負い。 明くる慶応四年、新選組は「鳥羽伏見の戦い」で新政府軍に敗れたり。 この合戦で共に戦えなかったことを、総司は深く悲しんだ。 やがて総司は、敵に見つかるのを避けるため、 江戸は千駄ヶ谷の植木屋平五郎の家の離れに移り住む。 そこは、総司の終(つい)の棲家(すみか)となる。 新選組は、その後の戦いでも敗れ、近藤勇は捕縛(ほばく)され、処刑された。 そのことを総司は知らず、そのふた月のち、総司は誰にも看取られず、 ひとり、死出の旅路のその間際、幻を見ていた。 「あ、近藤先生、土方さん、来てくださったんですか。 総司は、きょうまで、力の限り生きました… 」 慶応四年五月三十日 沖田総司は、この世を去った。 傍らには、愛刀・菊一文字則宗があった。 強く生き、儚く散ったその命。 享年、二十五歳であった。 巡り 巡り合わせた運命を ただまっすぐに生き抜いた 総司の心に 曇りなし 誠を尽くした その姿 語り継ごうぞ いつまでも | 辰巳ゆうと | 三波美夕紀 | 三波美夕紀 | 隼トシヒデ | 剣に 剣に生きると 決めたなら 熱い思いを たぎらせて ゆくぞ嵐の 只中へ 誠の道を まっしぐら 総司の闘志は 燃え上がる 時は幕末。京の都では、尊王攘夷、倒幕を目指す人々の動きが活発となり、 徳川幕府は、それを抑えるために新しい力を必要とした。 そして文久三年、「新選組」が誕生。局長・近藤勇、芹沢、新見。 副長・土方歳三、山南(やまなみ)。「誠」一字の旗印のもと、 結束固きこの集団の中で、一番の剣の使い手こそ、沖田総司その人であった。 「名乗ろうか。私は、新選組副長助勤、沖田総司だ」 歳は二十歳で目元涼しく、姿凛々しく美しく。 江戸に生まれて九つで、近藤の家の道場・試衛館に入門し、 十年の内に免許皆伝、師範代。皆に好かれた人柄は、 まことに明るく朗らかで。壬生の屯所の近所の子供たちとは鬼ごっこ。 「では、今度は私が鬼だ。さぁ、十数えるうちに逃げるんだぞ。よいか」 優しい心の持ち主なり。 新選組誕生の翌年、大きな事件が起きる。池田屋事件である。 あるとき、新選組は、尊王攘夷派の企みを知る。彼らは、京の町に火を放ち、 御所に押し入り、天皇を長州に連れ去るという。 また、近々、彼らが宿屋・池田屋に集まることを知る。総司は憤った。 「町じゅうに火をつけられたら、多くの人が家や身内を失うことになる。 許せぬ。絶対に阻止しなければ!」 斯くて、新選組は池田屋へ。その夜、六月五日は祇園祭の宵山で。 日が暮れかかり、鉾や山に灯がともり、祇園囃子が鳴り響く。 新選組のその日の出で立ち、鎖帷子(くさりかたびら)、 胴衣に鉢金(はちがね)、浅葱(あさぎ)の羽織に山道ダンダラ白き木綿の袖印。 沖田総司は筋金入りの鉢巻締めて、役者のような姿なり。 目指す池田屋。近藤勇は、総司、永倉、藤堂と、 試衛館仕込みの三名引き連れ、まっすぐ二階を目指したり。 敵の二十数名抜刀す。 沖田総司の燃える刀が唸りを上げて最初の一人を一刀両断。 それが口火で、大激闘。 新選組は勝利した。 と、その時、総司の体に異変が起きた。 総司は喀血をした。 然るに、この池田屋事件をきっかけとして、新選組の名は世に轟き、 幕府も大いに認めた。新選組は一層活躍を続けた。 「総司、体の具合はどうだ。咳がまだ続いているんだろう」 「土方さん、いやだなぁ、咳なんかしてませんよ。大丈夫です」 「ま、とにかく医者に行け。なんなら、俺が付いて行ってやる」 「あ、いえいえ、医者に行くのは気が進みませんが、 ちゃんと一人で行けますから」 医者にかかって見立てられたは、労咳で、命はあと二年。 言われて総司も観念して、医者の元へと通ううち、 折しも出会った医者の娘に、恋をした。けれど、なんで言えようこの思い 「好きだと打ち明けたところでどうなる。私の命は長くない。 私は… 、私は、人を恋してはいけないのだ」 生涯たった一度だけ、胸にともした恋の灯を、総司は自ら吹き消した。 そして、時代は激しく移り変わってゆく。 総司の体は次第に次第に悪くなり、剣の時代も終わりゆく。 菊は栄えて葵は枯れる。歴史の流れは止められず。 慶応三年、将軍・徳川慶喜は朝廷に大政を奉還し、王政復古の大号令。 それからほどなく、近藤勇は鉄砲により狙撃されて傷を負い。 明くる慶応四年、新選組は「鳥羽伏見の戦い」で新政府軍に敗れたり。 この合戦で共に戦えなかったことを、総司は深く悲しんだ。 やがて総司は、敵に見つかるのを避けるため、 江戸は千駄ヶ谷の植木屋平五郎の家の離れに移り住む。 そこは、総司の終(つい)の棲家(すみか)となる。 新選組は、その後の戦いでも敗れ、近藤勇は捕縛(ほばく)され、処刑された。 そのことを総司は知らず、そのふた月のち、総司は誰にも看取られず、 ひとり、死出の旅路のその間際、幻を見ていた。 「あ、近藤先生、土方さん、来てくださったんですか。 総司は、きょうまで、力の限り生きました… 」 慶応四年五月三十日 沖田総司は、この世を去った。 傍らには、愛刀・菊一文字則宗があった。 強く生き、儚く散ったその命。 享年、二十五歳であった。 巡り 巡り合わせた運命を ただまっすぐに生き抜いた 総司の心に 曇りなし 誠を尽くした その姿 語り継ごうぞ いつまでも |
センチメンタル・ハート明日きりの命なら 最後に君に逢いたい たとえ空が落ちようと 海より深く 愛している センチメンタル 燃えてもう一度 奪って 奪われ 心をゆだねた 愛は 愛は 何度でも生まれ変わる 空の星が消えたのは 別れる君を抱いた日 どんな涙ながしたら この手に君を 取り戻せる センチメンタル 燃えてもう一度 ためらい 恥じらい 本気で愛した 君を 君を 何度でも好きになれる 投げたキスは君のもの かえして僕の心に 羽をひろげ舞い踊れ 銀河をこえて ラストダンス センチメンタル 燃えてもう一度 奪って 奪われ 心がセキララ 愛は 愛は 何度でも生まれ変わる | 辰巳ゆうと | 咲島レイ | YORI | 野中"まさ"雄一 | 明日きりの命なら 最後に君に逢いたい たとえ空が落ちようと 海より深く 愛している センチメンタル 燃えてもう一度 奪って 奪われ 心をゆだねた 愛は 愛は 何度でも生まれ変わる 空の星が消えたのは 別れる君を抱いた日 どんな涙ながしたら この手に君を 取り戻せる センチメンタル 燃えてもう一度 ためらい 恥じらい 本気で愛した 君を 君を 何度でも好きになれる 投げたキスは君のもの かえして僕の心に 羽をひろげ舞い踊れ 銀河をこえて ラストダンス センチメンタル 燃えてもう一度 奪って 奪われ 心がセキララ 愛は 愛は 何度でも生まれ変わる |
恋し雨あなたと一緒に 居られるだけで なんにもいらない 欲しくない 雨の路地裏 めぐり逢い 傘をさしかけ あの日から 惚れて惚れられ ほの字のわたし 雨よ雨よ 雨よ見ていて この恋を あなたが灯した 女のあかり 浮気な夜風で 消さないで やけのやんぱち やるせない ひとり待つ身は つらすぎる 惚れた弱みと 笑っちゃうけど 涙 涙 涙ほろりと 泣けてくる あなたに見せたい この胸の中 せつない恋しい 逢いたくて 傘はあなたに 貸したまま 恋の縁(えにし)を 切らないで 惚れて惚れられ ほの字のわたし 雨よ雨よ 雨よあなたを 連れてこい | 辰巳ゆうと | 冬弓ちひろ | 桧原さとし | 塚田剛 | あなたと一緒に 居られるだけで なんにもいらない 欲しくない 雨の路地裏 めぐり逢い 傘をさしかけ あの日から 惚れて惚れられ ほの字のわたし 雨よ雨よ 雨よ見ていて この恋を あなたが灯した 女のあかり 浮気な夜風で 消さないで やけのやんぱち やるせない ひとり待つ身は つらすぎる 惚れた弱みと 笑っちゃうけど 涙 涙 涙ほろりと 泣けてくる あなたに見せたい この胸の中 せつない恋しい 逢いたくて 傘はあなたに 貸したまま 恋の縁(えにし)を 切らないで 惚れて惚れられ ほの字のわたし 雨よ雨よ 雨よあなたを 連れてこい |
赤羽ものがたり夜霧にまぎれて あの娘は消えた 探さないでと 別れ文字 無邪気で可愛い 胸の奥 かなしみ抱えて いたのやら 赤羽銀座の 灯がうるむ 愛していたんだ 理由(わけ)などないよ さだめなんだと 信じてた 男じゃないかよ どこまでも あの娘のゆくえを 追いかける 赤羽駅前 路地しぐれ 帰っておいでよ はぐれぬうちに 夢を探そう もういちど 心がふれあう この街に ふたりのしあわせ きっとある 赤羽人情 朝を呼ぶ | 辰巳ゆうと | 久仁京介 | 徳久広司 | 南郷達也 | 夜霧にまぎれて あの娘は消えた 探さないでと 別れ文字 無邪気で可愛い 胸の奥 かなしみ抱えて いたのやら 赤羽銀座の 灯がうるむ 愛していたんだ 理由(わけ)などないよ さだめなんだと 信じてた 男じゃないかよ どこまでも あの娘のゆくえを 追いかける 赤羽駅前 路地しぐれ 帰っておいでよ はぐれぬうちに 夢を探そう もういちど 心がふれあう この街に ふたりのしあわせ きっとある 赤羽人情 朝を呼ぶ |
北へ帰ろう北へ帰ろう 思い出抱いて 北へ帰ろう 星降る夜に 愛しき人よ 別れても 心はひとつ 離れまい 北へ帰ろう 思いを残し 北へ帰ろう 誰にも告げず 夜露を踏めば ほろほろと あふれる涙 とめどなく 北へ帰ろう 涙を捨てに 北へ帰ろう 星降る夜に みとせの夢よ わが恋よ 君くれないの くちびるよ | 辰巳ゆうと | 徳久広司 | 徳久広司 | 石倉重信 | 北へ帰ろう 思い出抱いて 北へ帰ろう 星降る夜に 愛しき人よ 別れても 心はひとつ 離れまい 北へ帰ろう 思いを残し 北へ帰ろう 誰にも告げず 夜露を踏めば ほろほろと あふれる涙 とめどなく 北へ帰ろう 涙を捨てに 北へ帰ろう 星降る夜に みとせの夢よ わが恋よ 君くれないの くちびるよ |
誘われてエデン甘い香りに ただ誘われて 恋をした 罪でしょうか まどろみに 追いかけた愛は 情熱と 眩暈(めまい)の蜃気楼 その手をつかめば すり抜ける この胸にとまれ こんなにも愛おしいなんて 初めて知る 恋の味 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ大好きさ 心も体も しびれてるよ エデン 恋の虜(とりこ)で もう抜け殻さ 夢でいい そばにいたい 妖(あやか)しを 愛したとしても かまわない 眠りに落ちたいの 貴方の名前を 呼びながら その胸の中で こんなにも狂おしいなんて 死んでもいい 夢のまま 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ大好きさ 心も体も しびれたまま エデン こんなにも愛おしいなんて こんなにも狂おしいなんて 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ大好きさ 心も体も しびれてるよ エデン | 辰巳ゆうと | 咲島レイ | YORI | 野中"まさ"雄一 | 甘い香りに ただ誘われて 恋をした 罪でしょうか まどろみに 追いかけた愛は 情熱と 眩暈(めまい)の蜃気楼 その手をつかめば すり抜ける この胸にとまれ こんなにも愛おしいなんて 初めて知る 恋の味 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ大好きさ 心も体も しびれてるよ エデン 恋の虜(とりこ)で もう抜け殻さ 夢でいい そばにいたい 妖(あやか)しを 愛したとしても かまわない 眠りに落ちたいの 貴方の名前を 呼びながら その胸の中で こんなにも狂おしいなんて 死んでもいい 夢のまま 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ大好きさ 心も体も しびれたまま エデン こんなにも愛おしいなんて こんなにも狂おしいなんて 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ 好きさ大好きさ 心も体も しびれてるよ エデン |
鶴が舞う風のまち 水のまち 利根の川 たたずんで きみ想う 城跡の 水面には いとし幻(ゆめ) 会えますか だめですか 答えをください ここは上州 面影平野 あすに飛べない 羽しかなくて きみの空へと 心だけ ひゅるるひゅるる… 鶴が舞う 絹のまち お湯のまち 月影の 赤城山 目に浮かぶ まぶしい日 弱虫を ぶつけたい 聞けますか やめますか くちびる震える ここは上州 哀愁平野 あすに飛べない 羽しかなくて 見えない糸が 絡みつく ひゅるるひゅるる… 鶴が舞う ここは上州 哀愁平野 夢の続きを さがせるのなら きみの夜へと 心だけ ひゅるるひゅるる… 鶴が舞う | 辰巳ゆうと | 水樹恵也 | 桧原さとし | 中島慶久 | 風のまち 水のまち 利根の川 たたずんで きみ想う 城跡の 水面には いとし幻(ゆめ) 会えますか だめですか 答えをください ここは上州 面影平野 あすに飛べない 羽しかなくて きみの空へと 心だけ ひゅるるひゅるる… 鶴が舞う 絹のまち お湯のまち 月影の 赤城山 目に浮かぶ まぶしい日 弱虫を ぶつけたい 聞けますか やめますか くちびる震える ここは上州 哀愁平野 あすに飛べない 羽しかなくて 見えない糸が 絡みつく ひゅるるひゅるる… 鶴が舞う ここは上州 哀愁平野 夢の続きを さがせるのなら きみの夜へと 心だけ ひゅるるひゅるる… 鶴が舞う |
しょんぼり東京小雨に濡れる 仲見世通り 男のため息 また滲む 便りも途絶えて 今頃は どうしているのか 元気でいるか 噂たずねて 浅草あたり 一人しょんぼり 雨の東京 改札口で 別れた君を 止めれば良かった あの時に 都会の暮らしを 夢に見て どうしているのか 泣いてはないか 傘の花咲く 道玄坂で 一人たたずむ 雨の東京 笑顔が揺れる ふたりの写真 も一度会えたら 離さない あきらめきれない 今もまだ どうしているのか 幸せなのか ビルの谷間の 新宿あたり 一人しょんぼり 雨の東京 | 辰巳ゆうと | 麻こよみ | 影山時則 | 松井タツオ | 小雨に濡れる 仲見世通り 男のため息 また滲む 便りも途絶えて 今頃は どうしているのか 元気でいるか 噂たずねて 浅草あたり 一人しょんぼり 雨の東京 改札口で 別れた君を 止めれば良かった あの時に 都会の暮らしを 夢に見て どうしているのか 泣いてはないか 傘の花咲く 道玄坂で 一人たたずむ 雨の東京 笑顔が揺れる ふたりの写真 も一度会えたら 離さない あきらめきれない 今もまだ どうしているのか 幸せなのか ビルの谷間の 新宿あたり 一人しょんぼり 雨の東京 |
望郷墨絵ぼかしの 一筆書きか かすむ山々 ふるさと帰り 都会のぐちも あるだろう 吐いていけよと いうおやじ むかし五合の 寝酒としゃれた おやじはお猪口(ちょこ)で 千鳥足 渕(ふち)も瀬(せ)もある 都会の川は 風もきついと ふるさとは云う 傷つくことは 怖いけど おやじゆずりの 意地もあり じっとがまんの かあさんがいて 大人になれたと 感謝する わずか三日で 一年分の こころやすらぎ 仕事にもどる あしたの夢は 胸の中 めぐる季節に つかみたい 家(うち)のことなど 心配するな 涙で手をふる 母の顔 | 辰巳ゆうと | 久仁京介 | 四方章人 | 伊戸のりお | 墨絵ぼかしの 一筆書きか かすむ山々 ふるさと帰り 都会のぐちも あるだろう 吐いていけよと いうおやじ むかし五合の 寝酒としゃれた おやじはお猪口(ちょこ)で 千鳥足 渕(ふち)も瀬(せ)もある 都会の川は 風もきついと ふるさとは云う 傷つくことは 怖いけど おやじゆずりの 意地もあり じっとがまんの かあさんがいて 大人になれたと 感謝する わずか三日で 一年分の こころやすらぎ 仕事にもどる あしたの夢は 胸の中 めぐる季節に つかみたい 家(うち)のことなど 心配するな 涙で手をふる 母の顔 |
ふたりの絆うれしくて うれしくて 微笑(ほほえみ)かわす しあわせ陽だまり あなたと歩く はるか大空 描く虹 白い街にも 春は来る 信じてよかった 夢呼ぶ花よ 咲いた咲いた ほのぼの ふたりの絆 苦しくて 苦しくて 泣くしかなくて それでも笑顔で 頑張るあなた そっと背中を 押しましょう まわり道こそ 愛の道 出逢えてよかった 希望の花よ 咲いた咲いた ほのぼの ふたりの絆 やさしくて やさしくて 無器用だけど 誰より私を つつんでくれる 枝をのばして これからも 冬を越えれば ひらく春 支えてよかった 一途な花よ 咲いた咲いた ほのぼの ふたりの絆 | 辰巳ゆうと | 保岡直樹 | 桧原さとし | 塚田剛 | うれしくて うれしくて 微笑(ほほえみ)かわす しあわせ陽だまり あなたと歩く はるか大空 描く虹 白い街にも 春は来る 信じてよかった 夢呼ぶ花よ 咲いた咲いた ほのぼの ふたりの絆 苦しくて 苦しくて 泣くしかなくて それでも笑顔で 頑張るあなた そっと背中を 押しましょう まわり道こそ 愛の道 出逢えてよかった 希望の花よ 咲いた咲いた ほのぼの ふたりの絆 やさしくて やさしくて 無器用だけど 誰より私を つつんでくれる 枝をのばして これからも 冬を越えれば ひらく春 支えてよかった 一途な花よ 咲いた咲いた ほのぼの ふたりの絆 |
男のしぐれしぐれ盛り場 こぼれ灯を 浴びて男の ひとり酒 恋もした 夢もみた 人生の 谷の深さに うろたえる こんなはずでは なかったと 見れば足下(あしもと) 水たまり 次のひとつが ないままに 酒にさだめを あずけてる 明日の日を 夢にみた あのひとを 捨てた悲しみ ひきずって 借りた傘さえ 手に残し 義理も情けも 返せない 一度歩けば 待ったなし 二度と戻れぬ 道ばかり うたかたの この世でも 人生は 咲いて散らせて ひとめぐり 酒が友でも いいじゃないか どこにいようと 夢はある | 辰巳ゆうと | 久仁京介 | 四方章人 | 伊戸のりお | しぐれ盛り場 こぼれ灯を 浴びて男の ひとり酒 恋もした 夢もみた 人生の 谷の深さに うろたえる こんなはずでは なかったと 見れば足下(あしもと) 水たまり 次のひとつが ないままに 酒にさだめを あずけてる 明日の日を 夢にみた あのひとを 捨てた悲しみ ひきずって 借りた傘さえ 手に残し 義理も情けも 返せない 一度歩けば 待ったなし 二度と戻れぬ 道ばかり うたかたの この世でも 人生は 咲いて散らせて ひとめぐり 酒が友でも いいじゃないか どこにいようと 夢はある |
心機一転雪に叩かれ 嵐にもまれ 苦労して咲く 寒椿(かんつばき) きれいごとでは 歩けぬ世間 心機一転 やるぞと決めた 百里行くのが 人生ならば 九十九里(くじゅうきゅうり)が 折り返し 身には菰(こも)着て 縄帯(なわおび)しても こころ濁さぬ 樽の酒 つらい試練は 誰にもめぐる 心機一転 さだめも変えて やがてこの先 日陰の道は 晴れの舞台へ つづく道 義理でせまれば 鴬(うぐいす)さえも 梅をはなれて 藪(やぶ)に棲(す)む 人にやさしく 己(おのれ)にきつく 心機一転 捧げるいのち そうさ理不尽 涙もあるが 仰ぐ空には 夢もある | 辰巳ゆうと | 久仁京介 | 宮下健治 | 石倉重信 | 雪に叩かれ 嵐にもまれ 苦労して咲く 寒椿(かんつばき) きれいごとでは 歩けぬ世間 心機一転 やるぞと決めた 百里行くのが 人生ならば 九十九里(くじゅうきゅうり)が 折り返し 身には菰(こも)着て 縄帯(なわおび)しても こころ濁さぬ 樽の酒 つらい試練は 誰にもめぐる 心機一転 さだめも変えて やがてこの先 日陰の道は 晴れの舞台へ つづく道 義理でせまれば 鴬(うぐいす)さえも 梅をはなれて 藪(やぶ)に棲(す)む 人にやさしく 己(おのれ)にきつく 心機一転 捧げるいのち そうさ理不尽 涙もあるが 仰ぐ空には 夢もある |
おとこの純情恋が破れりゃ 誰でもつらい 木漏れ日浴びて どこかに散った こわれて純情 そんなもの ないものねだりの ご苦労は 世の中あるある 幾つも見たよ 野暮も磨かれ 粋になる 帯もきっちり 裾など端折(はしょ)り いなせな風情 気負いが勝る とことん純情 嘘がない 生きてりゃ涙も 知るだろが いっぽんどっこで 渡っていこう 共によろこび 分け合って 三度やっても 三度の迷い 叶わぬ夢を 叶えるために どっこい純情 未熟者 小出しにするなよ 腹のうち ここぞと云う時 一気にだせよ やれば出来るさ 運も呼べ | 辰巳ゆうと | 久仁京介 | 徳久広司 | 南郷達也 | 恋が破れりゃ 誰でもつらい 木漏れ日浴びて どこかに散った こわれて純情 そんなもの ないものねだりの ご苦労は 世の中あるある 幾つも見たよ 野暮も磨かれ 粋になる 帯もきっちり 裾など端折(はしょ)り いなせな風情 気負いが勝る とことん純情 嘘がない 生きてりゃ涙も 知るだろが いっぽんどっこで 渡っていこう 共によろこび 分け合って 三度やっても 三度の迷い 叶わぬ夢を 叶えるために どっこい純情 未熟者 小出しにするなよ 腹のうち ここぞと云う時 一気にだせよ やれば出来るさ 運も呼べ |
下町純情死ぬの生きるの 泣いてたあの娘が あっと云う間に ちがう恋 赤青黄色に きらめく街は 下町純情 ドラマをつくる ジロジロ見るなよ 他人(ひと)のこと 誰もいちずに 生きている わるい女は 男のあこがれ いつの時代も ある話 一文なしでも 夢やぶれても 下町純情 世間はまわる あくせくするのも 人生よ 愛に出逢える そのために どこが真実 どこから嘘やら 分かるもんかよ 若いとき 苦労で磨いた やる気があれば 下町純情 よいしょと抜ける くよくよするなよ 乗り越えて いつかおまえの 明日(あす)がくる | 辰巳ゆうと | 久仁京介 | 徳久広司 | 南郷達也 | 死ぬの生きるの 泣いてたあの娘が あっと云う間に ちがう恋 赤青黄色に きらめく街は 下町純情 ドラマをつくる ジロジロ見るなよ 他人(ひと)のこと 誰もいちずに 生きている わるい女は 男のあこがれ いつの時代も ある話 一文なしでも 夢やぶれても 下町純情 世間はまわる あくせくするのも 人生よ 愛に出逢える そのために どこが真実 どこから嘘やら 分かるもんかよ 若いとき 苦労で磨いた やる気があれば 下町純情 よいしょと抜ける くよくよするなよ 乗り越えて いつかおまえの 明日(あす)がくる |
雪月花斬るは人より 己の魂(こころ) 斬って次代の 誠を通す なみだ沁み入る だんだら羽織 誰が知ろうか 胸のうち ああ 月よ 何処(いずこ)へ流れゆく 胸に残るは 愛しき女(ひと)の 想い徒花(あだばな) 憂いの花よ 義理と情けに 気持ちは揺れて 武士は日の本 未来(ゆめ)を追う ああ 未練洗えよ 京の雨 鳥羽の川風 伏見の雲よ 散りゆく明日の 儚い大志 負けた刃の 一欠片(ひとかけら)にも 駆ける信念(おもい)は 薄命の ああ 光風霽月(こうふうせいげつ) 青天(あさ)の雪 | 辰巳ゆうと | 原文彦 | 岡千秋 | 石倉重信 | 斬るは人より 己の魂(こころ) 斬って次代の 誠を通す なみだ沁み入る だんだら羽織 誰が知ろうか 胸のうち ああ 月よ 何処(いずこ)へ流れゆく 胸に残るは 愛しき女(ひと)の 想い徒花(あだばな) 憂いの花よ 義理と情けに 気持ちは揺れて 武士は日の本 未来(ゆめ)を追う ああ 未練洗えよ 京の雨 鳥羽の川風 伏見の雲よ 散りゆく明日の 儚い大志 負けた刃の 一欠片(ひとかけら)にも 駆ける信念(おもい)は 薄命の ああ 光風霽月(こうふうせいげつ) 青天(あさ)の雪 |