忘れたくない恋忘れたくない恋だけど 手紙をあなたに綴った 二人の出会いからの話 ポストに入れたら赤くもえた あんなに熱い心寄せ合って 降りしきる雨の日に二人 さしたひとつの傘も 今はすぼめたままひらかない 銀杏並木が色づいた 季節になると思い出す あなたの最後の姿 足早に歩く靴音 木の葉が散りおちて 雪のように舞い 凍えそうな 冬も 二人しのいだ部屋に もう 灯りさえともらない あしたは忘れるためのシールで閉じた この手紙があなたに届けば それで一つの恋にさようなら | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 忘れたくない恋だけど 手紙をあなたに綴った 二人の出会いからの話 ポストに入れたら赤くもえた あんなに熱い心寄せ合って 降りしきる雨の日に二人 さしたひとつの傘も 今はすぼめたままひらかない 銀杏並木が色づいた 季節になると思い出す あなたの最後の姿 足早に歩く靴音 木の葉が散りおちて 雪のように舞い 凍えそうな 冬も 二人しのいだ部屋に もう 灯りさえともらない あしたは忘れるためのシールで閉じた この手紙があなたに届けば それで一つの恋にさようなら |
マイ・ラブマイ・ラブ 私にそっとおしえて あなたの心を 打ち明けて マイ・ラブ 少しもためらわないで 私はいつでも 受け止めてあげる ねえ 夕べはどうして急に 小雨がほほを濡らす 街角で 「ひとりにして」と そうつぶやいて さよならも言わず 駆けて行ったの マイ・ラブ 私にそっとおしえて あなたの心を 打ち明けて マイ・ラブ 少しもためらわないで 私はいつでも 受け止めてあげる ねえ あれから私は歩いた ネオンが瞼にゆれる 街通り 不機嫌そうな タクシー・ドライヴァー 人と人がすれちがう 誰もがひとり マイ・ラブ 私にそっとおしえて あなたの心を 打ち明けて マイ・ラブ 少しもためらわないで 私はいつでも 受け止めてあげる 私はいつでも 笑顔を待っている 私はいつでも 愛してるあなたを | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | マイ・ラブ 私にそっとおしえて あなたの心を 打ち明けて マイ・ラブ 少しもためらわないで 私はいつでも 受け止めてあげる ねえ 夕べはどうして急に 小雨がほほを濡らす 街角で 「ひとりにして」と そうつぶやいて さよならも言わず 駆けて行ったの マイ・ラブ 私にそっとおしえて あなたの心を 打ち明けて マイ・ラブ 少しもためらわないで 私はいつでも 受け止めてあげる ねえ あれから私は歩いた ネオンが瞼にゆれる 街通り 不機嫌そうな タクシー・ドライヴァー 人と人がすれちがう 誰もがひとり マイ・ラブ 私にそっとおしえて あなたの心を 打ち明けて マイ・ラブ 少しもためらわないで 私はいつでも 受け止めてあげる 私はいつでも 笑顔を待っている 私はいつでも 愛してるあなたを |
おまえ呼べない名前 その名前のいとおしさ おまえは ぷんと横向いた 見えない瞳 その瞳のいとおしさ おまえは 背を向けたまま 会えない昔よ その昔のいとおしさよ あどけなく 笑ってたお前 聞けない言葉 その言葉のいとおしさ “I LOVE YOU” もう終わりにしよう 小さな喧嘩 おまえは 背を向けたまま 会えない昔よ その昔のい | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 呼べない名前 その名前のいとおしさ おまえは ぷんと横向いた 見えない瞳 その瞳のいとおしさ おまえは 背を向けたまま 会えない昔よ その昔のいとおしさよ あどけなく 笑ってたお前 聞けない言葉 その言葉のいとおしさ “I LOVE YOU” もう終わりにしよう 小さな喧嘩 おまえは 背を向けたまま 会えない昔よ その昔のい |
星くずの街もう戻ろうとしない時間(とき)がある 又 生きようとする明日がある 今私の心にはあなたがいる でも ここにはいない だからもう一度 抱きしめて 私の涙止めさせて この瞼 閉じて何が見える あの置き去った昨日の夢 今 私の心にはあなたがいる あ~ 背を向けたまま だからもう一度 ふりむいて 冷えたほほをあたためて もう戻ろうとしない時間(とき)がある 又 生きようとする明日がある 窓の外 星屑の街 誰もがみんな探し求めてる愛 だからもう一度 抱きしめて 私の涙止めさせて | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | もう戻ろうとしない時間(とき)がある 又 生きようとする明日がある 今私の心にはあなたがいる でも ここにはいない だからもう一度 抱きしめて 私の涙止めさせて この瞼 閉じて何が見える あの置き去った昨日の夢 今 私の心にはあなたがいる あ~ 背を向けたまま だからもう一度 ふりむいて 冷えたほほをあたためて もう戻ろうとしない時間(とき)がある 又 生きようとする明日がある 窓の外 星屑の街 誰もがみんな探し求めてる愛 だからもう一度 抱きしめて 私の涙止めさせて |
もっと近くに不思議な夢を見た 今日 夜明けに 白い鳩が翔び発った 地球の中へ 光るしぶきが 空に舞いあがり 島と島を結ぶように 虹がかかっていた それは あなたと私の心 もっと近くに もっと深く あの懐しい瞳(め)の輝きで 見つめあいたい どうして 涙が流れてくるのか 遠い海に沈む陽を眺めていると いつか幼い日 優しく包まれた 思い出めぐる この地球から 離れないと思ってた それは あなたと私の出会い だから近くに ためらわずに 同じ夢を見たあの日のように 空を仰ごう それは あなたと私の未来 まだ 見ぬ星への憧れよりも 今は 今は 愛が欲しい | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 不思議な夢を見た 今日 夜明けに 白い鳩が翔び発った 地球の中へ 光るしぶきが 空に舞いあがり 島と島を結ぶように 虹がかかっていた それは あなたと私の心 もっと近くに もっと深く あの懐しい瞳(め)の輝きで 見つめあいたい どうして 涙が流れてくるのか 遠い海に沈む陽を眺めていると いつか幼い日 優しく包まれた 思い出めぐる この地球から 離れないと思ってた それは あなたと私の出会い だから近くに ためらわずに 同じ夢を見たあの日のように 空を仰ごう それは あなたと私の未来 まだ 見ぬ星への憧れよりも 今は 今は 愛が欲しい |
カフェ・ノワール春になると 沈丁花香り 桜の花園 弥生の空 愛しく思う心は 清らか 愛される気持ちは おだやか 美しいものは 目をさまさせるけど 夢の世界へ 連れてゆく アン・カフェ・ノワール, シル・ブー・プレ アン・カフェ・ノワール, シル・ブー・プレ あなた 私 深い眠りに誘う 地球の重力のように ひきつけられる 抵抗もなく あ~ おちてゆく in Love この目で あなたを見つめてたいのに 何故か リトルベイビー アン・カフェ・ノワール, シル・ブー・プレ アン・カフェ・ノワール, シル・ブー・プレ This is the lovely season This is the lovely season This is the lovely season This is the lovely season アン・カフェ・ノワール, シル・ブー・プレ アン・カフェ・ノワール, シル・ブー・プレ | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 春になると 沈丁花香り 桜の花園 弥生の空 愛しく思う心は 清らか 愛される気持ちは おだやか 美しいものは 目をさまさせるけど 夢の世界へ 連れてゆく アン・カフェ・ノワール, シル・ブー・プレ アン・カフェ・ノワール, シル・ブー・プレ あなた 私 深い眠りに誘う 地球の重力のように ひきつけられる 抵抗もなく あ~ おちてゆく in Love この目で あなたを見つめてたいのに 何故か リトルベイビー アン・カフェ・ノワール, シル・ブー・プレ アン・カフェ・ノワール, シル・ブー・プレ This is the lovely season This is the lovely season This is the lovely season This is the lovely season アン・カフェ・ノワール, シル・ブー・プレ アン・カフェ・ノワール, シル・ブー・プレ |
そして今は夢あなたを 愛したのは 寂しさからじゃない ただ あの日あの場所で偶然会ったから 出会いがしらの恋 胸のときめくままに おさえきれず 二人 おちていったわ 何てすてきなの まるで 仕組まれた 劇のように そして今は夢 あなたを 泣かせたのは 憎しみからじゃない ただ あの日秘密を偶然知ったから 過ぎた日々のリフレイン 胸の傷つくままに おさえきれず 私、おちていったわ 何て皮肉なの まるで 仕組まれた 劇のように そして今は夢 あなたと 別れるのは 切なさからじゃない ただ この日この時が運命(さだめ)のピリオド 明日からは 二人 時の流れるままに 思い出さえ捨てて 生きてゆけるわ 恋はそれだけの まるで 仕組まれた 劇のように そして今は夢 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | あなたを 愛したのは 寂しさからじゃない ただ あの日あの場所で偶然会ったから 出会いがしらの恋 胸のときめくままに おさえきれず 二人 おちていったわ 何てすてきなの まるで 仕組まれた 劇のように そして今は夢 あなたを 泣かせたのは 憎しみからじゃない ただ あの日秘密を偶然知ったから 過ぎた日々のリフレイン 胸の傷つくままに おさえきれず 私、おちていったわ 何て皮肉なの まるで 仕組まれた 劇のように そして今は夢 あなたと 別れるのは 切なさからじゃない ただ この日この時が運命(さだめ)のピリオド 明日からは 二人 時の流れるままに 思い出さえ捨てて 生きてゆけるわ 恋はそれだけの まるで 仕組まれた 劇のように そして今は夢 |
名もなき道行けども 行けども 果てなき道が この目にうつる 雲は形を変えては 風に流れ 空に在る どこまでつづく 名もなき道が ふりむく時間(とき)など ないほどに | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 行けども 行けども 果てなき道が この目にうつる 雲は形を変えては 風に流れ 空に在る どこまでつづく 名もなき道が ふりむく時間(とき)など ないほどに |
国境あなたを思えば なお恋しい 顔も知らない人なのに この血が叫ぶ あいたいと ひた走る この願い 国境越えて ゆきたい 心のふるさとへ 夢に見つづけた故郷の空 いつか知らない街に来て やさしき人に めぐり会い 心はいやされた 国境越えて この愛を 伝えたい 今すぐに この血が叫ぶ あいたいと ひた走る この願い 国境越えて ゆきたい 心のふるさとへ | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | あなたを思えば なお恋しい 顔も知らない人なのに この血が叫ぶ あいたいと ひた走る この願い 国境越えて ゆきたい 心のふるさとへ 夢に見つづけた故郷の空 いつか知らない街に来て やさしき人に めぐり会い 心はいやされた 国境越えて この愛を 伝えたい 今すぐに この血が叫ぶ あいたいと ひた走る この願い 国境越えて ゆきたい 心のふるさとへ |
岐路幕がおりても あなた 忘れないで 今日まで暮らし 過ごした部屋で 互いに分けたものを ドアを閉めたら あなた ふりむかずに 誰かに話す前に かみしめて ぶつけ合った愛 私たちの行く手には さだめられた路がある 今は別れをうたっても それが終わりと いわないで またいつかどこかで きっとめぐり会える その日まで 私たちの行く手には 暗く険しい谷がある それを越えれば たどりつく 星がまたたく大空へ またいつかどこかで きっと語り合える その日まで またいつかどこかで きっとめぐり会える その日まで | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | Michel Bernholc | 幕がおりても あなた 忘れないで 今日まで暮らし 過ごした部屋で 互いに分けたものを ドアを閉めたら あなた ふりむかずに 誰かに話す前に かみしめて ぶつけ合った愛 私たちの行く手には さだめられた路がある 今は別れをうたっても それが終わりと いわないで またいつかどこかで きっとめぐり会える その日まで 私たちの行く手には 暗く険しい谷がある それを越えれば たどりつく 星がまたたく大空へ またいつかどこかで きっと語り合える その日まで またいつかどこかで きっとめぐり会える その日まで |
優しさをそのままで変わらないその愛 くれるのね いつでも たとえ 会えない月日があっても 幸せの他には何もかも充れて 今宵あなたのそばに居るわたし こんな二人をひきさくものも さびしさも苦しみも すべては今日の再会へ結ぶ 道しるべね この世にはいつでも 底しれぬ悲しみ うたい継がれて 心を慰む もしも又 ひとつのその歌がふえたら それはあなたを呼んでるわたしの声 耳をすまして まぶたを閉じて 受けとめて どこに居ても その優しさを失くさないで居て いつまでも こんな二人をひきさくものも さびしさも苦しみも すべては今日の再会へ結ぶ 道しるべね | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | Michel Bernholc | 変わらないその愛 くれるのね いつでも たとえ 会えない月日があっても 幸せの他には何もかも充れて 今宵あなたのそばに居るわたし こんな二人をひきさくものも さびしさも苦しみも すべては今日の再会へ結ぶ 道しるべね この世にはいつでも 底しれぬ悲しみ うたい継がれて 心を慰む もしも又 ひとつのその歌がふえたら それはあなたを呼んでるわたしの声 耳をすまして まぶたを閉じて 受けとめて どこに居ても その優しさを失くさないで居て いつまでも こんな二人をひきさくものも さびしさも苦しみも すべては今日の再会へ結ぶ 道しるべね |
わたしの気持も知らないで恋にとまどう女はきれいだと 煙草をくゆらせながら あなたはそう言う 髪がほつれたその分 待ったのよ 疲れて言うのじゃないけど あなたにはそう見えるのね 私の気持ちも知らないで 憎いことを言うのね 私がすべてを許せるほど 好きだとさえも 夢をためらう男は悲しいと グラスをかたむけながら 私を見つめる それはしあわせ それともふしあわせか 誰も答えを知らず そのまま過ぎてゆく 私の気持ちも知らないで 憎いことを言うのね 私がすべてを許せるほど 好きだとさえも 私の気持ちも知らないで 憎いことを言うのね 私がすべてを許せるほど 好きだとさえも | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | Michel Bernholc | 恋にとまどう女はきれいだと 煙草をくゆらせながら あなたはそう言う 髪がほつれたその分 待ったのよ 疲れて言うのじゃないけど あなたにはそう見えるのね 私の気持ちも知らないで 憎いことを言うのね 私がすべてを許せるほど 好きだとさえも 夢をためらう男は悲しいと グラスをかたむけながら 私を見つめる それはしあわせ それともふしあわせか 誰も答えを知らず そのまま過ぎてゆく 私の気持ちも知らないで 憎いことを言うのね 私がすべてを許せるほど 好きだとさえも 私の気持ちも知らないで 憎いことを言うのね 私がすべてを許せるほど 好きだとさえも |
しほりもう忘れてしまっていた 古びた写真の一日 何げなくみつけた ほこりだらけの恋愛小説 その中に はさんでいた 一枚の写真 そうあれは卒業帰り 街路樹くぐりぬける路 陽だまり数えて はしゃいでいた私をつかまえて あなたが はじめてうつした写真よ それは しほりなの ありえない物語(はなし)を閉じさせた あなたとの出会い ふりむくことなど知らず もえたうるわしい恋人よ あれは春 不思議なほど おだやかな午後だった でも私たちは出てゆく 今日まで暮したこの部屋 何もかも捨てるの 互いにくみかわしたグラスさえ 年月に疲れたすべての形を もう忘れてしまっていた 古びた写真のことは 二人で閉じるの 重ね綴った恋愛小説 最後のページにこの写真はさんで それは しほりなの 行き詰まる物語(はなし)を閉じさせる わかれゆく明日 これほどなつかしい人だけど ふりむいちゃいけない 色あせた写真はあまりにも悲しい あれは春 不思議なほど おだやかな午後だった | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | もう忘れてしまっていた 古びた写真の一日 何げなくみつけた ほこりだらけの恋愛小説 その中に はさんでいた 一枚の写真 そうあれは卒業帰り 街路樹くぐりぬける路 陽だまり数えて はしゃいでいた私をつかまえて あなたが はじめてうつした写真よ それは しほりなの ありえない物語(はなし)を閉じさせた あなたとの出会い ふりむくことなど知らず もえたうるわしい恋人よ あれは春 不思議なほど おだやかな午後だった でも私たちは出てゆく 今日まで暮したこの部屋 何もかも捨てるの 互いにくみかわしたグラスさえ 年月に疲れたすべての形を もう忘れてしまっていた 古びた写真のことは 二人で閉じるの 重ね綴った恋愛小説 最後のページにこの写真はさんで それは しほりなの 行き詰まる物語(はなし)を閉じさせる わかれゆく明日 これほどなつかしい人だけど ふりむいちゃいけない 色あせた写真はあまりにも悲しい あれは春 不思議なほど おだやかな午後だった |
雨の中の二人そぼ降る小雨の中を 二人はひとつの傘に 濡れないようにと 寄りそい歩くのよ サンダルはいてるわたし 裸足の指先には よけきれない雨 冷たくしみるわ だからもっとそばに居てほしいのよと 言いたいのだけれど 胸の奥の 愛は何故か 素直になれないの わたしの涙の理由を あなたは知りたいのね 幸せすぎると優しく言うけれど 今は降るこの雨も いつか止む時が来て あなたも何処の街へと消えるの 恋におちることは夢を見るほどに たやすいものなのね そして誰が あなたの蔭にいようと恐れない だからもっとそばに居てほしいのよと 言いたいのだけれど 胸の奥の 愛は何故か 素直になれないの | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | そぼ降る小雨の中を 二人はひとつの傘に 濡れないようにと 寄りそい歩くのよ サンダルはいてるわたし 裸足の指先には よけきれない雨 冷たくしみるわ だからもっとそばに居てほしいのよと 言いたいのだけれど 胸の奥の 愛は何故か 素直になれないの わたしの涙の理由を あなたは知りたいのね 幸せすぎると優しく言うけれど 今は降るこの雨も いつか止む時が来て あなたも何処の街へと消えるの 恋におちることは夢を見るほどに たやすいものなのね そして誰が あなたの蔭にいようと恐れない だからもっとそばに居てほしいのよと 言いたいのだけれど 胸の奥の 愛は何故か 素直になれないの |
ジェラシーあなたのYシャツの そのほつれたえりを縫ってみたら 見知らぬ アー 巻毛が アー 一本からみついてたわ そうよあなた愛してるわ そんな私につきまとう ジェラシー なんて やりきれないの ジェラシー 本当に 悲しいわ 心変わりなど アー 覚悟しているわたしでも やっぱり アー 切ない アー 胸さわぎにおそわれるの そうよあなた 自由だわ 私だけのものじゃない ジェラシー なんて やりきれないの ジェラシー 本当に 悲しいわ そうよあなた 愛してるわ そんな私につきまとう ジェラシー なんてやりきれないの ジェラシー 本当に 悲しい ジェラシー なんてやりきれないの ジェラシー 本当に 悲しい ジェラシー なんて やりきれないの ジェラシー 本当に 悲しいわ | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | あなたのYシャツの そのほつれたえりを縫ってみたら 見知らぬ アー 巻毛が アー 一本からみついてたわ そうよあなた愛してるわ そんな私につきまとう ジェラシー なんて やりきれないの ジェラシー 本当に 悲しいわ 心変わりなど アー 覚悟しているわたしでも やっぱり アー 切ない アー 胸さわぎにおそわれるの そうよあなた 自由だわ 私だけのものじゃない ジェラシー なんて やりきれないの ジェラシー 本当に 悲しいわ そうよあなた 愛してるわ そんな私につきまとう ジェラシー なんてやりきれないの ジェラシー 本当に 悲しい ジェラシー なんてやりきれないの ジェラシー 本当に 悲しい ジェラシー なんて やりきれないの ジェラシー 本当に 悲しいわ |
春・のすたるじい街に春はしぐれて 雨化粧した紫陽花 こんな午後には傘をさし 古いラブソングくちずさみ 石だたみ数え歩けば おもいがけなく 面影優しい いつかのあの人に 出会いそうな路 雨は のすたるじい 街に淡い西陽が 灯る頃には何処に 虹のきれはしある筈と あの人はつぶやいた 恋は別離のかげぼうし 想い出にじむ 心の画布(キャンパス) 昔の恋人 今は絵の中に 雨は のすたるじい 雨は のすたるじい 雨は のすたるじい | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 街に春はしぐれて 雨化粧した紫陽花 こんな午後には傘をさし 古いラブソングくちずさみ 石だたみ数え歩けば おもいがけなく 面影優しい いつかのあの人に 出会いそうな路 雨は のすたるじい 街に淡い西陽が 灯る頃には何処に 虹のきれはしある筈と あの人はつぶやいた 恋は別離のかげぼうし 想い出にじむ 心の画布(キャンパス) 昔の恋人 今は絵の中に 雨は のすたるじい 雨は のすたるじい 雨は のすたるじい |
永遠の海さんざん 遊ばせてくれた夏の太陽も すっかりくたびれて 憂い浮かべ 秋を呼んで 静かに沈んでゆく その時水平線には 郷愁の色鮮やかに 季節の終わり告げて せいいっぱいの名残り惜しさをこめていたよ 砂浜に座り ひざをかかえて少年は 海とふたりきり 夏がゆくのを 見送っていた「また来年」と叫び 涙があふれてくる さびしいわけもないのに 命あるものの心は 永遠と云う言葉が好きなのさ 涙があふれてくる さびしいわけもないのに 命あるものの心は 永遠と云う言葉が好きなのさ その時水平線には 郷愁の色鮮やかに 季節の終わり告げて せいいっぱいの名残り惜しさをこめていたよ | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | さんざん 遊ばせてくれた夏の太陽も すっかりくたびれて 憂い浮かべ 秋を呼んで 静かに沈んでゆく その時水平線には 郷愁の色鮮やかに 季節の終わり告げて せいいっぱいの名残り惜しさをこめていたよ 砂浜に座り ひざをかかえて少年は 海とふたりきり 夏がゆくのを 見送っていた「また来年」と叫び 涙があふれてくる さびしいわけもないのに 命あるものの心は 永遠と云う言葉が好きなのさ 涙があふれてくる さびしいわけもないのに 命あるものの心は 永遠と云う言葉が好きなのさ その時水平線には 郷愁の色鮮やかに 季節の終わり告げて せいいっぱいの名残り惜しさをこめていたよ |
雨雨が空から 降りてきて トタン屋根を たたいてる 誰か来たよと 揺れている はだか電球 ゆらゆらと “はいっておいでよ わたしはひとり あなたが来るのを 待ってたの 熱い紅茶でも 飲みながら 語り明かそうよ” “君のうちはトタン屋根 ぼくの好きな トタン屋根 君がいつも ひとりだから 来たんだよ まわりはみんな かわら屋根 ノックできない かわら屋根” 雨が空から 降りてきて トタン屋根を たたいてる | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 雨が空から 降りてきて トタン屋根を たたいてる 誰か来たよと 揺れている はだか電球 ゆらゆらと “はいっておいでよ わたしはひとり あなたが来るのを 待ってたの 熱い紅茶でも 飲みながら 語り明かそうよ” “君のうちはトタン屋根 ぼくの好きな トタン屋根 君がいつも ひとりだから 来たんだよ まわりはみんな かわら屋根 ノックできない かわら屋根” 雨が空から 降りてきて トタン屋根を たたいてる |
少女あたたかい 陽のあたる 真冬の縁側に 少女はひとりで ぼんやりと 座ってた つもった 白い雪が だんだん とけてゆくのを 悲しそうに 見ていたの 夢が 大きな音を たてて 崩れてしまったの あたたかい 陽のあたる 真冬の縁側に 少女はひとりで いつまでも 座ってた 木枯らしが のぞいてる 垣根のすきまから 少女はいつも 遠くを 見つめてた かわいい仔犬たちが 年老いてゆくのを 悲しそうに見ていたの 夢が 風の中で 褪せて 消えてしまったの 木枯らしが通り過ぎる 垣根の向こうに 少女はいつか 行くことを知っていた | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | あたたかい 陽のあたる 真冬の縁側に 少女はひとりで ぼんやりと 座ってた つもった 白い雪が だんだん とけてゆくのを 悲しそうに 見ていたの 夢が 大きな音を たてて 崩れてしまったの あたたかい 陽のあたる 真冬の縁側に 少女はひとりで いつまでも 座ってた 木枯らしが のぞいてる 垣根のすきまから 少女はいつも 遠くを 見つめてた かわいい仔犬たちが 年老いてゆくのを 悲しそうに見ていたの 夢が 風の中で 褪せて 消えてしまったの 木枯らしが通り過ぎる 垣根の向こうに 少女はいつか 行くことを知っていた |
雨宿り駅のホームで見かけた あなたは昔の恋人 その懐しい横顔 思わず声をかけたわたし あなたは驚いたように 煙草を落としてしまった 砕け散った炎の日々が 束の間によみがえり 見つめ合う どうしてる今は あれから君は 元気にしてるわ いつだってわたし お茶でも飲もう 少しの時間 電車は 通り過ぎてゆく あなたはコーヒーカップに 角砂糖ふたつ入れて 今の僕はこんなものさと 笑いながら 髪をかきあげた そう だけど不思議ね あの日別れたことも ただ あまりに若すぎただけだと二人 たがいに許し合える 愛したわ わたし あなたのことを 今は別々の 夢を追うけど めぐり逢いは 素敵なことね 雨宿りするように 二人 愛したわ わたし あなたのことを 今は別々の 夢を追うけど めぐり逢いは 素敵なことね 雨宿りするように 二人 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 駅のホームで見かけた あなたは昔の恋人 その懐しい横顔 思わず声をかけたわたし あなたは驚いたように 煙草を落としてしまった 砕け散った炎の日々が 束の間によみがえり 見つめ合う どうしてる今は あれから君は 元気にしてるわ いつだってわたし お茶でも飲もう 少しの時間 電車は 通り過ぎてゆく あなたはコーヒーカップに 角砂糖ふたつ入れて 今の僕はこんなものさと 笑いながら 髪をかきあげた そう だけど不思議ね あの日別れたことも ただ あまりに若すぎただけだと二人 たがいに許し合える 愛したわ わたし あなたのことを 今は別々の 夢を追うけど めぐり逢いは 素敵なことね 雨宿りするように 二人 愛したわ わたし あなたのことを 今は別々の 夢を追うけど めぐり逢いは 素敵なことね 雨宿りするように 二人 |
泣かないで泣かないで 僕はいつも 君のそばにいるのさ どんなに遠くに 引き裂かれても 離れていても あなた 私 とても寂しいのと 途切れ 途切れに話す 電話の声 一日だけ あわずにいたから それだけでふしあわせなのかい? 泣かないで 僕はいつも 君のそばにいるのさ どんなに遠くに ひき裂かれても 離れていても あなた もしも 二人 別れるなら 黙ったままで 去ってゆかないでと バカなことさ 臆病になって 明日はかならず会えるさ 言わないで もうそれ以上 愛を試しちゃいけない 女は男に 男は女に 帰るものだから | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 泣かないで 僕はいつも 君のそばにいるのさ どんなに遠くに 引き裂かれても 離れていても あなた 私 とても寂しいのと 途切れ 途切れに話す 電話の声 一日だけ あわずにいたから それだけでふしあわせなのかい? 泣かないで 僕はいつも 君のそばにいるのさ どんなに遠くに ひき裂かれても 離れていても あなた もしも 二人 別れるなら 黙ったままで 去ってゆかないでと バカなことさ 臆病になって 明日はかならず会えるさ 言わないで もうそれ以上 愛を試しちゃいけない 女は男に 男は女に 帰るものだから |
ハロー、マイ・フレンドハロー、マイ・フレンド 君にあえてよかった 見知らぬこの港町で 僕はひとりぼっちだった 日暮れの汽笛が空にひびく時 たまらなくさびしくなってはるかな星を見てた ハロー マイ・フレンド 友よ あの歌をうたおうよ 郷里を思い出す懐かしいあの歌を ハロー、マイ・フレンド 無口なはずの僕が 何故か君にあってから 話し好きになってたよ ひなびた酒場のカウンターに座り 互いのグラスみつめながら夜明けまで過ごしたね ハロー、マイ・フレンド 友よ いつか 又 会えたなら その時はきっと 思い出を語ろう ハロー マイ・フレンド 友よ あの歌をうたおうよ 郷里を思い出す懐かしいあの歌を | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | ハロー、マイ・フレンド 君にあえてよかった 見知らぬこの港町で 僕はひとりぼっちだった 日暮れの汽笛が空にひびく時 たまらなくさびしくなってはるかな星を見てた ハロー マイ・フレンド 友よ あの歌をうたおうよ 郷里を思い出す懐かしいあの歌を ハロー、マイ・フレンド 無口なはずの僕が 何故か君にあってから 話し好きになってたよ ひなびた酒場のカウンターに座り 互いのグラスみつめながら夜明けまで過ごしたね ハロー、マイ・フレンド 友よ いつか 又 会えたなら その時はきっと 思い出を語ろう ハロー マイ・フレンド 友よ あの歌をうたおうよ 郷里を思い出す懐かしいあの歌を |
時の流れに~鳥になれ~今 時の流れに この手をひたせば 泡のように浮かび来る それは悲しみたち 泣かさない もう二度と くりかえすこともない 大空にとばしてあげよう 優しい想い出たちと 鳥になれ おおらかな つばさをひろげて 雲になれ 旅人のように 自由になれ 今 過ぎた昔は はるかに遠く 夢のように浮かび来る それは希望たち 泣かないさ もう二度と くりかえすこともない 大空に心を馳せて あなたと歩いてゆける 鳥がとぶ おおらかに つばさをひろげて 今 時は流れて歌う 愛こそ すべて 鳥になれ おおらかな つばさをひろげて 雲になれ 旅人のように 自由になれ | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 今 時の流れに この手をひたせば 泡のように浮かび来る それは悲しみたち 泣かさない もう二度と くりかえすこともない 大空にとばしてあげよう 優しい想い出たちと 鳥になれ おおらかな つばさをひろげて 雲になれ 旅人のように 自由になれ 今 過ぎた昔は はるかに遠く 夢のように浮かび来る それは希望たち 泣かないさ もう二度と くりかえすこともない 大空に心を馳せて あなたと歩いてゆける 鳥がとぶ おおらかに つばさをひろげて 今 時は流れて歌う 愛こそ すべて 鳥になれ おおらかな つばさをひろげて 雲になれ 旅人のように 自由になれ |
空高層ビルの群れが 砂漠の中の蜃気楼に見える 都会の朝 がらんとした空に ひびきわたる鳥の声 忘れられた静けさが今よみがえる 空 空 おまえが生きている こんな日は 心も澄む 空 空 夢はまだ失くさないさ 雨があがった路 水たまりには ゆれる街路樹よ 都会の朝 ぽつんとひとつぶ 名残り惜しむしずく 眠っていたざわめきが 今目をさます 空 空 おまえが生きている こんな日は 心も澄む 空 空 愛はまだこの胸に | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 高層ビルの群れが 砂漠の中の蜃気楼に見える 都会の朝 がらんとした空に ひびきわたる鳥の声 忘れられた静けさが今よみがえる 空 空 おまえが生きている こんな日は 心も澄む 空 空 夢はまだ失くさないさ 雨があがった路 水たまりには ゆれる街路樹よ 都会の朝 ぽつんとひとつぶ 名残り惜しむしずく 眠っていたざわめきが 今目をさます 空 空 おまえが生きている こんな日は 心も澄む 空 空 愛はまだこの胸に |
Wind and RosesWind and Roses 風に吹かれて Wind and Roses 春も熟して Wind and Roses そのつぼみ めざめ ほころびる バラ いつしか 私の胸に 飾られた 心のバラよ あなたの 愛が生きている うるわしの花 Wind and Roses ほほえみながら 陽だまりを歩いたあの頃が もう一度 よみがえる季節 あなたは今どこに Wind and Roses 風にゆられて Wind and Roses 花びらが舞い Wind and Roses 風にさらわれて 散っていった バラ Wind and Roses 消えた愛の忘れもの それは思い出よ もう二度と 帰らない季節 二人は別れていった Wind and Roses 泣くのはおよし Wind and Roses 時は移りゆく わたしの 心に咲いている Wind and Roses Forever | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | Wind and Roses 風に吹かれて Wind and Roses 春も熟して Wind and Roses そのつぼみ めざめ ほころびる バラ いつしか 私の胸に 飾られた 心のバラよ あなたの 愛が生きている うるわしの花 Wind and Roses ほほえみながら 陽だまりを歩いたあの頃が もう一度 よみがえる季節 あなたは今どこに Wind and Roses 風にゆられて Wind and Roses 花びらが舞い Wind and Roses 風にさらわれて 散っていった バラ Wind and Roses 消えた愛の忘れもの それは思い出よ もう二度と 帰らない季節 二人は別れていった Wind and Roses 泣くのはおよし Wind and Roses 時は移りゆく わたしの 心に咲いている Wind and Roses Forever |
野性の涙つばさを身につけた鳥が 人に寄りそうように 自由に背いたままで あなたを愛したぼくさ いつかはきっとあの大空に 野性を呼びさまされて 尊い愛さえも置き去り とびたつと あー 知っていながら あなたのあどけない瞳を 見るたび ためらいがちで さよならのひとことさえも 言えずに今日まで来たよ 恋とはきっと夢という名の 甘く悲しいドラマだね あなたもひとりでとびたつ 明日を あー つかんでおくれ いつかはきっとあの大空に 野性を呼びさまされて あなたもひとりでとびたつ 明日を あー つかんでおくれ | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | Michel Bernholc | つばさを身につけた鳥が 人に寄りそうように 自由に背いたままで あなたを愛したぼくさ いつかはきっとあの大空に 野性を呼びさまされて 尊い愛さえも置き去り とびたつと あー 知っていながら あなたのあどけない瞳を 見るたび ためらいがちで さよならのひとことさえも 言えずに今日まで来たよ 恋とはきっと夢という名の 甘く悲しいドラマだね あなたもひとりでとびたつ 明日を あー つかんでおくれ いつかはきっとあの大空に 野性を呼びさまされて あなたもひとりでとびたつ 明日を あー つかんでおくれ |
密会あなた何故か私 急に疲れてしまった あんなに約束 したけど許して あなた窓の外の 空が恋しい 誰でも一度は 死にたいと思うのでしょうか けれど私にはそれができないの あまりにさびしすぎる話だから あなたを愛していると言いながら 私負けたの 街のネオン灯がにじむ あー目にしみるわ にぎわういつもの 店には寄れない そこにあなたがいる 時計を見るあなたがいる いつまで待っても 来やしない女を思って けれど私はもうひきかえせない あまりに切なすぎる恋だから 生きることは何てたやすくないの こんな夜更けには | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | あなた何故か私 急に疲れてしまった あんなに約束 したけど許して あなた窓の外の 空が恋しい 誰でも一度は 死にたいと思うのでしょうか けれど私にはそれができないの あまりにさびしすぎる話だから あなたを愛していると言いながら 私負けたの 街のネオン灯がにじむ あー目にしみるわ にぎわういつもの 店には寄れない そこにあなたがいる 時計を見るあなたがいる いつまで待っても 来やしない女を思って けれど私はもうひきかえせない あまりに切なすぎる恋だから 生きることは何てたやすくないの こんな夜更けには |
残り火雨にうたれて 何故か悲しげな 花は かげろう 秋は 気まぐれ 街の灯りが 蒼くにじむのは 今はもどらぬ あなたのせいよ だけどわたしは 今ここにある 愛の残り火で 色あせた枯葉を もやしながら 過ぎた日のぬくもり 手さぐりで さがしてる 人は季節におどる迷い子 胸にのこされた 古い傷あとを 抱いて息づく 恋はたそがれ そして春を恋う 寒い涙さえ 今はたよれぬ 行きずりの友 だからわたしは 今もう一度 めぐり来る季節の あら波に 小舟を うかべながら あなたの知らない 誰かに身を寄せ 夢路をたどるの あなたを忘れて だからわたしは 今もう一度 めぐり来る季節の あら波に 小舟を うかべながら あなたの知らない 誰かに身を寄せ 夢路をたどるの あなたを忘れて | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 雨にうたれて 何故か悲しげな 花は かげろう 秋は 気まぐれ 街の灯りが 蒼くにじむのは 今はもどらぬ あなたのせいよ だけどわたしは 今ここにある 愛の残り火で 色あせた枯葉を もやしながら 過ぎた日のぬくもり 手さぐりで さがしてる 人は季節におどる迷い子 胸にのこされた 古い傷あとを 抱いて息づく 恋はたそがれ そして春を恋う 寒い涙さえ 今はたよれぬ 行きずりの友 だからわたしは 今もう一度 めぐり来る季節の あら波に 小舟を うかべながら あなたの知らない 誰かに身を寄せ 夢路をたどるの あなたを忘れて だからわたしは 今もう一度 めぐり来る季節の あら波に 小舟を うかべながら あなたの知らない 誰かに身を寄せ 夢路をたどるの あなたを忘れて |
問わず煙草煙草に火をつけてください 見知らぬ あなたよ 問わず語りの寒い心 あたためてほしい あれは三年前のこと 愛しながらも 別れた その人のおもかげ切なく 胸に宿してる どこにでも ある話だねと あなたはつぶやき そしてまだひとりでいるの?と わたしにきいた さびしさなんて捨てたけど 後追う愛が邪魔して 背を向けりゃ 冷たい女と 呼ばれたわたし 煙草に火をつけるしぐさが あの人に似てる だから思わずなつかしさに 話しかけたのよ 忘れることはたやすいと あなたは けむたそうに言う もう一本 煙草を吸ったら 明日が見えてくるよ 問わず煙草に火をつけりゃ 想い出もただの未練 そうね わたしもばかな事を話したものね | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 煙草に火をつけてください 見知らぬ あなたよ 問わず語りの寒い心 あたためてほしい あれは三年前のこと 愛しながらも 別れた その人のおもかげ切なく 胸に宿してる どこにでも ある話だねと あなたはつぶやき そしてまだひとりでいるの?と わたしにきいた さびしさなんて捨てたけど 後追う愛が邪魔して 背を向けりゃ 冷たい女と 呼ばれたわたし 煙草に火をつけるしぐさが あの人に似てる だから思わずなつかしさに 話しかけたのよ 忘れることはたやすいと あなたは けむたそうに言う もう一本 煙草を吸ったら 明日が見えてくるよ 問わず煙草に火をつけりゃ 想い出もただの未練 そうね わたしもばかな事を話したものね |
時計好きです あなた 口には出せないけど こんな時 別れ際 何を言えばいいの つらいわ わたし 唇ふるえるばかり コーヒーカップ細い指 何故か重すぎて 路をゆく人は ガラス越しに 二人を見てるわ 羨むように けれども あなたは はねかえすように 袖口の時計を見た 誰なの あなた これから逢いに行く人は ばかね わたしそんなこと ききたくなかったのに さよなら言えば あなたは席を立つから ふいに言ってしまったの 笑うふりをして しだいに暮れてゆく この街にも やさしく灯るわ水銀灯 けれども あなたは そのぬくもりを わたしには もうくれない 路をゆく人は ガラス越しに 二人を見てるわ 羨むように けれども あなたは はねかえすように 袖口の時計を見た | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 好きです あなた 口には出せないけど こんな時 別れ際 何を言えばいいの つらいわ わたし 唇ふるえるばかり コーヒーカップ細い指 何故か重すぎて 路をゆく人は ガラス越しに 二人を見てるわ 羨むように けれども あなたは はねかえすように 袖口の時計を見た 誰なの あなた これから逢いに行く人は ばかね わたしそんなこと ききたくなかったのに さよなら言えば あなたは席を立つから ふいに言ってしまったの 笑うふりをして しだいに暮れてゆく この街にも やさしく灯るわ水銀灯 けれども あなたは そのぬくもりを わたしには もうくれない 路をゆく人は ガラス越しに 二人を見てるわ 羨むように けれども あなたは はねかえすように 袖口の時計を見た |
抱きしめて (愛は夢のように)ささやかな幸せに 酔いしれていた私 いつかは終わる夢と 心で知りながらも そうよ 私はあなたを死ぬほど 愛してしまったの だから 抱きしめて 何も言わずに 別れをつげるその前に 運命は残酷ね 愛すれば それだけ 明日は ただひとりの さびしさを知るばかり あなたなしでも 私は生きるわ 心配しないでね だから抱きしめて 何も言わずに 涙が涸れて止まるまで だから 抱きしめて 何も言わずに 別れを告げるその前に | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | ささやかな幸せに 酔いしれていた私 いつかは終わる夢と 心で知りながらも そうよ 私はあなたを死ぬほど 愛してしまったの だから 抱きしめて 何も言わずに 別れをつげるその前に 運命は残酷ね 愛すれば それだけ 明日は ただひとりの さびしさを知るばかり あなたなしでも 私は生きるわ 心配しないでね だから抱きしめて 何も言わずに 涙が涸れて止まるまで だから 抱きしめて 何も言わずに 別れを告げるその前に |
ジグソーパズル心にもないことを あなたに言ったのよ 「さよなら」だなんて 言える筈もないのに 好きになる程 別れがつらくなるから わざと子供みたいに こわしてしまう さよならなんて言えない 私はあなたを 愛しすぎてることに とまどうだけなの 人生はゲームだと あなたは言うけれど うたがいがあれば 愛は傷つき終わるの いつかあなたに しあわせと言える時まで 私何度泣いても はなれはしない 愛はジグソーパズル 笑いと涙が 背中合わせのままで 私をまどわせる さよならなんて言わない だからもういちど 愛しているよときかせて 私をみつめて | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 心にもないことを あなたに言ったのよ 「さよなら」だなんて 言える筈もないのに 好きになる程 別れがつらくなるから わざと子供みたいに こわしてしまう さよならなんて言えない 私はあなたを 愛しすぎてることに とまどうだけなの 人生はゲームだと あなたは言うけれど うたがいがあれば 愛は傷つき終わるの いつかあなたに しあわせと言える時まで 私何度泣いても はなれはしない 愛はジグソーパズル 笑いと涙が 背中合わせのままで 私をまどわせる さよならなんて言わない だからもういちど 愛しているよときかせて 私をみつめて |
さよならだけは言わないで別れ雨がわたしの 心を濡らす あなたはもう傘さえ 寄せてくれないのね あの楽しい日々は 愛のかげぼうし 夢だというの この街の角に春が来ても 明日からは ひとり歩くわたしの前に うしろすがたのあなたが見えるだけ 行かないでひとこと ひざまづいても 心の奥のさびしさ いやせはしないのね 今さよならだけは言わないで そんな言葉を 幸せおきざりにたったひとつ そんな言葉を 二人の愛の思い出にしたくない 今さよならだけは言わないで あの楽しい日々は 愛のかげぼうし 夢だというの この街の角に春が来ても 明日からは ひとり歩くわたしの前に うしろすがたのあなたがみえるだけ | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 別れ雨がわたしの 心を濡らす あなたはもう傘さえ 寄せてくれないのね あの楽しい日々は 愛のかげぼうし 夢だというの この街の角に春が来ても 明日からは ひとり歩くわたしの前に うしろすがたのあなたが見えるだけ 行かないでひとこと ひざまづいても 心の奥のさびしさ いやせはしないのね 今さよならだけは言わないで そんな言葉を 幸せおきざりにたったひとつ そんな言葉を 二人の愛の思い出にしたくない 今さよならだけは言わないで あの楽しい日々は 愛のかげぼうし 夢だというの この街の角に春が来ても 明日からは ひとり歩くわたしの前に うしろすがたのあなたがみえるだけ |
運命いつか二人で 歩いたこの路に ひとりたたずめば 寄りそう肩先が恋しい はなればなれで暮らす 日々は運命と 泣かない女でいたいけれど 愛をおぼえた心切なくて あなたに逢いたい 今は春 まぶたとじれば あなたに抱かれてる そう想えるとき 寂しさいくつも越えられた ほこりまみれの古い アルバムひらく 哀しい女にはなれないわ ひとりで生きることが出来なけりゃ あなたを愛せる筈もない はなればなれで暮らす 日々は運命と 泣かない女でいたいけれど 愛をおぼえた心切なくて あなたに逢いたい 今は春 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | いつか二人で 歩いたこの路に ひとりたたずめば 寄りそう肩先が恋しい はなればなれで暮らす 日々は運命と 泣かない女でいたいけれど 愛をおぼえた心切なくて あなたに逢いたい 今は春 まぶたとじれば あなたに抱かれてる そう想えるとき 寂しさいくつも越えられた ほこりまみれの古い アルバムひらく 哀しい女にはなれないわ ひとりで生きることが出来なけりゃ あなたを愛せる筈もない はなればなれで暮らす 日々は運命と 泣かない女でいたいけれど 愛をおぼえた心切なくて あなたに逢いたい 今は春 |
恋人よ枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり 雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別れ話が 冗談だよと 笑ってほしい 砂利路を駆け足で マラソン人が行き過ぎる まるで忘却のぞむように 止まる私を 誘っている 恋人よ さようなら 季節はめぐってくるけど あの日の二人 宵の流れ星 光っては消える 無情の夢よ 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別れ話が 冗談だよと 笑ってほしい | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり 雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別れ話が 冗談だよと 笑ってほしい 砂利路を駆け足で マラソン人が行き過ぎる まるで忘却のぞむように 止まる私を 誘っている 恋人よ さようなら 季節はめぐってくるけど あの日の二人 宵の流れ星 光っては消える 無情の夢よ 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別れ話が 冗談だよと 笑ってほしい |
リバイバル降りしきる雨の中を 足早に通り過ぎた 夏の日の稲妻のように はかなく消えた二人の恋 アー あれほど激しく燃えた 心が 今は灰色のリバイバル アー くり返すだけの思い出は よみがえらぬ 過去の物語 行きずりの人ならば 忘られもするけれど 涙ぐむラストシーンでは 愛の深さに 気づいていた アー あれほどやさしかった貴方の 面影が 今は蒼ざめたリバイバル アー くり返すだけの思い出は 明日を知らぬ 過去の物語 アー あれほど激しく燃えた 心が 今は灰色のリバイバル アー くり返すだけの思い出は 明日を知らぬ 過去の物語 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 降りしきる雨の中を 足早に通り過ぎた 夏の日の稲妻のように はかなく消えた二人の恋 アー あれほど激しく燃えた 心が 今は灰色のリバイバル アー くり返すだけの思い出は よみがえらぬ 過去の物語 行きずりの人ならば 忘られもするけれど 涙ぐむラストシーンでは 愛の深さに 気づいていた アー あれほどやさしかった貴方の 面影が 今は蒼ざめたリバイバル アー くり返すだけの思い出は 明日を知らぬ 過去の物語 アー あれほど激しく燃えた 心が 今は灰色のリバイバル アー くり返すだけの思い出は 明日を知らぬ 過去の物語 |
熱いさよなら街角のカフェテラス あなたとよく来たものね お似合いのふたりだと 誰からも言われたわ きれいだね いつだって恋のはじめはロマンス ふざけあい抱きしめあった そんな春だった あー あそび上手なふたりの たわむれ劇とわらってよ 涙は未練をさそい 愛にはぐれさせるだけよ わたしに言って あのやさしさで いつかまた会えればいいねと 楽しげにほほえんだ ふたりの思い出写真 目の前の灰皿で そっともやしましょうね 悲しいね いつだって恋のおわりはブルース のみかわすグラスカクテルも 今はほろにがい あー あそび上手なふたりの わすれ話とわらってよ いつしか時の流れに なつかしく思い出す日まで あなたにおくる 熱いさよなら いつかまた会えるといいわね あー あそび上手なふたりの わすれ話とわらってよ いつしか時の流れに なつかしく思い出す日まで あなたとわたし 熱いさよなら いつかまた会えるといいわね | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 街角のカフェテラス あなたとよく来たものね お似合いのふたりだと 誰からも言われたわ きれいだね いつだって恋のはじめはロマンス ふざけあい抱きしめあった そんな春だった あー あそび上手なふたりの たわむれ劇とわらってよ 涙は未練をさそい 愛にはぐれさせるだけよ わたしに言って あのやさしさで いつかまた会えればいいねと 楽しげにほほえんだ ふたりの思い出写真 目の前の灰皿で そっともやしましょうね 悲しいね いつだって恋のおわりはブルース のみかわすグラスカクテルも 今はほろにがい あー あそび上手なふたりの わすれ話とわらってよ いつしか時の流れに なつかしく思い出す日まで あなたにおくる 熱いさよなら いつかまた会えるといいわね あー あそび上手なふたりの わすれ話とわらってよ いつしか時の流れに なつかしく思い出す日まで あなたとわたし 熱いさよなら いつかまた会えるといいわね |
そしてさよなら電車の窓越しに あなたの姿を見た 笑いながら誰かと歩いてた ほがらかになったのね あれから知らぬまに あなたの人生を みつけたのね 命がけの恋にやぶれ 涙の海におぼれ そんなあなたに 手をさしのべた人なの さよなら 今はじめて 心から言える さよなら あなたに ほほえみ向けて どんなに美しい あなたの思い出さえ 捨ててしまうわ もう惜しまずに その恋人のために そうよあなたのために そして私のために 誓うだけ 命がけの恋にやぶれ 涙の海におぼれ そんな私が今 あなたをたたえる さよなら 今はじめて心から言える さよなら もう二度と ふりかえらない さよなら 今はじめて心から言える さよなら あなたに ほほえみ向けて | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 電車の窓越しに あなたの姿を見た 笑いながら誰かと歩いてた ほがらかになったのね あれから知らぬまに あなたの人生を みつけたのね 命がけの恋にやぶれ 涙の海におぼれ そんなあなたに 手をさしのべた人なの さよなら 今はじめて 心から言える さよなら あなたに ほほえみ向けて どんなに美しい あなたの思い出さえ 捨ててしまうわ もう惜しまずに その恋人のために そうよあなたのために そして私のために 誓うだけ 命がけの恋にやぶれ 涙の海におぼれ そんな私が今 あなたをたたえる さよなら 今はじめて心から言える さよなら もう二度と ふりかえらない さよなら 今はじめて心から言える さよなら あなたに ほほえみ向けて |