夕暮れ時のさびしさに夕暮れ時のさびしさに 金のらっぱを吹いてます 風のささやきかき消して 蠢く音色に酔ってます となりのお寺の墓石に 今日もまっかな夕日が沈む 夕暮れ時のさびしさには 牛乳がよく似合います 夕暮れ時のさびしさに ひとりお米を研いでます いくら研いでもにごる水に 時間の経つのも忘れます となりのお寺のお坊さんたち 息をそろえてたいこをならすよ 夕暮れ時のさびしさには リズミカルすぎる響きです 夕暮れ時のさびしさに ひとり縄とびしています スポーツマンシップにのって 遠くの海へ出かけたいな となりのお寺のお坊さんたち 風船ガムふくらまして空とんでく 夕暮れ時のさびしさには ちょっとなじまない風景です 夕暮れ時のさびしさに 金のらっぱを拭いてます 黒い上等のケースに きれいならっぱが似合います となりのお寺の鐘がなると お坊さんたち次々と不時着する 夕暮れ時のさびしさには 牛乳がよく似合います はは 牛乳で乾杯しましょ | たま | 知久寿焼 | たま | | 夕暮れ時のさびしさに 金のらっぱを吹いてます 風のささやきかき消して 蠢く音色に酔ってます となりのお寺の墓石に 今日もまっかな夕日が沈む 夕暮れ時のさびしさには 牛乳がよく似合います 夕暮れ時のさびしさに ひとりお米を研いでます いくら研いでもにごる水に 時間の経つのも忘れます となりのお寺のお坊さんたち 息をそろえてたいこをならすよ 夕暮れ時のさびしさには リズミカルすぎる響きです 夕暮れ時のさびしさに ひとり縄とびしています スポーツマンシップにのって 遠くの海へ出かけたいな となりのお寺のお坊さんたち 風船ガムふくらまして空とんでく 夕暮れ時のさびしさには ちょっとなじまない風景です 夕暮れ時のさびしさに 金のらっぱを拭いてます 黒い上等のケースに きれいならっぱが似合います となりのお寺の鐘がなると お坊さんたち次々と不時着する 夕暮れ時のさびしさには 牛乳がよく似合います はは 牛乳で乾杯しましょ |
海にうつる月ジュースをのんで ほどけてしまう景色 ひまわりだけ 風がふいてゆれてる 君は大事なリボンをなくし ぼくはじょうぶなカバンがこわれ 静かな光 海にそっとそそいで その時君の声は耳にまぶしい 白い午後に時計の音が とけてきえて ゆるされている 海にうつる月をすくい君は ななめのまま ゆるやかなまま 遠くのまま 不思議と笑ったまま | たま | 滝本晃司 | たま | | ジュースをのんで ほどけてしまう景色 ひまわりだけ 風がふいてゆれてる 君は大事なリボンをなくし ぼくはじょうぶなカバンがこわれ 静かな光 海にそっとそそいで その時君の声は耳にまぶしい 白い午後に時計の音が とけてきえて ゆるされている 海にうつる月をすくい君は ななめのまま ゆるやかなまま 遠くのまま 不思議と笑ったまま |
そんなぼくがすきかなしい夜には 腕時計ふたつ買って 右手と左手で 待ちあわせてあそぶ ネクタイの生えた花壇の前のベンチで待ってるよ 時計をふたつもしてるんだから遅刻はなるべくしないでね かなしい夜には 留守番電話を買って かなしいおもいでを 留守番電話にはなす ロケット花火のふりをしてそのまま空へ消えてった あの子の残したこの星でいちばんきれいなおはなしさ かなしい夜がすきだから かなしい朝はきらい たのしい朝もきらい そんなぼくがすき かなしい夜には 腕時計ふたつ買って 右手と左手が 待ちあわせてあそぶ ネクタイの生えた花壇の前のベンチで待ってるのに のろまなぼくの左手はひとりお部屋であわててる かなしい夜には 腕時計ふたつ買って かなしい夜には 留守番電話を買って かなしい夜には かなしい夜には | たま | 知久寿焼 | たま | | かなしい夜には 腕時計ふたつ買って 右手と左手で 待ちあわせてあそぶ ネクタイの生えた花壇の前のベンチで待ってるよ 時計をふたつもしてるんだから遅刻はなるべくしないでね かなしい夜には 留守番電話を買って かなしいおもいでを 留守番電話にはなす ロケット花火のふりをしてそのまま空へ消えてった あの子の残したこの星でいちばんきれいなおはなしさ かなしい夜がすきだから かなしい朝はきらい たのしい朝もきらい そんなぼくがすき かなしい夜には 腕時計ふたつ買って 右手と左手が 待ちあわせてあそぶ ネクタイの生えた花壇の前のベンチで待ってるのに のろまなぼくの左手はひとりお部屋であわててる かなしい夜には 腕時計ふたつ買って かなしい夜には 留守番電話を買って かなしい夜には かなしい夜には |
まちあわせゲンゲンゲロゲロゲゲゲロロ バス停につかまり赤いバスを待つ 兄さんはヨシムラで ハムカツ買って食べ歩き 粉がついてる口のまわりにハムカツの 粉がついてる口のまわりにハムカツの 粉がついてる口のまわりにハムカツの ゲンゲンゲロゲロゲゲゲロロ 神保町「顔のYシャツ」の前で夜2時15分のまちあわせ 不便だ 不便だ 不便だ 不便だ でも不便の方が便利より大分いい | たま | 石川浩司 | たま | | ゲンゲンゲロゲロゲゲゲロロ バス停につかまり赤いバスを待つ 兄さんはヨシムラで ハムカツ買って食べ歩き 粉がついてる口のまわりにハムカツの 粉がついてる口のまわりにハムカツの 粉がついてる口のまわりにハムカツの ゲンゲンゲロゲロゲゲゲロロ 神保町「顔のYシャツ」の前で夜2時15分のまちあわせ 不便だ 不便だ 不便だ 不便だ でも不便の方が便利より大分いい |
オリオンビールの唄こんなに雨が降る夜は 裸足でおどるのさ おいらが誰かを愛しても なにかの冗談さ 幽霊たちが手をたたく 自転車工場で パタパタおどるよバレリーナ 最後のフラダンス DON'T WORRY MAMA BABY, DON'T WORRY MA- おやすみの夜はまだ早い DON'T WORRY MAMA BABY, DON'T WORRY MA- 一人じゃやだよ 僕もつれてって アンドロメダに僕は誘われて 夜空ではしご酒だよ オリオンビールをあびながら 僕らは渦の中 野原が僕をよぶ声が 月夜にひびいてる 翼よごらん あれがパリの灯だ 夜空とまちがえた DON'T WORRY MAMA BABY, DON'T WORRY MA- おやすみの夜はまだ早い DON'T WORRY MAMA BABY, DON'T WORRY MA- 一人じゃやだよ 僕もつれって アンドロメダに僕は誘われて 夜空ではしご酒だよ オリオンビールをあびながら 僕らは渦の中 僕らは渦の中 僕らは渦の中 | たま | 柳原幼一郎 | たま | | こんなに雨が降る夜は 裸足でおどるのさ おいらが誰かを愛しても なにかの冗談さ 幽霊たちが手をたたく 自転車工場で パタパタおどるよバレリーナ 最後のフラダンス DON'T WORRY MAMA BABY, DON'T WORRY MA- おやすみの夜はまだ早い DON'T WORRY MAMA BABY, DON'T WORRY MA- 一人じゃやだよ 僕もつれてって アンドロメダに僕は誘われて 夜空ではしご酒だよ オリオンビールをあびながら 僕らは渦の中 野原が僕をよぶ声が 月夜にひびいてる 翼よごらん あれがパリの灯だ 夜空とまちがえた DON'T WORRY MAMA BABY, DON'T WORRY MA- おやすみの夜はまだ早い DON'T WORRY MAMA BABY, DON'T WORRY MA- 一人じゃやだよ 僕もつれって アンドロメダに僕は誘われて 夜空ではしご酒だよ オリオンビールをあびながら 僕らは渦の中 僕らは渦の中 僕らは渦の中 |
かなしいずぼんまっくろい部屋に鍵かけて ぼくはひとりでないてるよ 何にもできなくなっちゃった 何にもできなくなっちゃった かなしいずぼん 遠い昔のぼくらは子供たち 遠い昔のぼくらは子供たち くるおしい 草むらの 物置机の上に 飾ったね ながめたね あかいりぼんにあかいすかあとの きみを 飾ったね ながめたね 飾ったね ながめたね 赤水門にさらわれて ぼくらはいなくなっちゃった まっしろい花で飾られた 四つも葉っぱをたべちゃった かなしいずぼん | たま | 知久寿焼 | たま | | まっくろい部屋に鍵かけて ぼくはひとりでないてるよ 何にもできなくなっちゃった 何にもできなくなっちゃった かなしいずぼん 遠い昔のぼくらは子供たち 遠い昔のぼくらは子供たち くるおしい 草むらの 物置机の上に 飾ったね ながめたね あかいりぼんにあかいすかあとの きみを 飾ったね ながめたね 飾ったね ながめたね 赤水門にさらわれて ぼくらはいなくなっちゃった まっしろい花で飾られた 四つも葉っぱをたべちゃった かなしいずぼん |
あるぴのあるぴの 白くすきとおった身体で あるぴの ぼくをたのしませておくれ あるぴの 白くすきとおった手足と まっかな目をしてどんな夢みていたの 子供のかたちのおばあさんになっても 子供のかたちのおぢいさんになっても 子供のまんまで子供をこさえても 子供のかたちの子供のまま死んでも あるぴの あるぴの 全部ぼくのせいだよ あるぴの あるぴの ぼくをおこら(わすれ)ないでね あるぴの ぼくがきみの神様だから あるぴの きみがぼくの神様だから どこまで行っても空と地面のあいだで あるぴの ぼくらはおんなじところにいるよ あるぴの あるぴの いつかひとりで ひとりでいっしょに水の上を歩こう あるぴの あるぴの | たま | 知久寿焼 | 知久寿焼 | | あるぴの 白くすきとおった身体で あるぴの ぼくをたのしませておくれ あるぴの 白くすきとおった手足と まっかな目をしてどんな夢みていたの 子供のかたちのおばあさんになっても 子供のかたちのおぢいさんになっても 子供のまんまで子供をこさえても 子供のかたちの子供のまま死んでも あるぴの あるぴの 全部ぼくのせいだよ あるぴの あるぴの ぼくをおこら(わすれ)ないでね あるぴの ぼくがきみの神様だから あるぴの きみがぼくの神様だから どこまで行っても空と地面のあいだで あるぴの ぼくらはおんなじところにいるよ あるぴの あるぴの いつかひとりで ひとりでいっしょに水の上を歩こう あるぴの あるぴの |
デキソコナイの行進デキソコナイ達が行進してゆくよ とても楽しそうに旗を振りながら でも旗をつけ忘れたのでそれはただの棒だよ ただの棒を振りまわしながら行進しているよ ラッパを吹きながら行進してゆくよ 調子っ外れの音が町に響き渡るよ 夢中になって吹いているので 大人になったのに誰も気づいてないよ 頭がぼさぼさでも シャツがはみ出てても 気にしない 大丈夫だよ やがてデキソコナイ達の歩調と角度がずれてゆく 空にはカラス カァーと輪を描いた いつのまにかひとりひとりてんでバラバラ 馬鹿だね それじゃもう行進じゃないよ デキソコナイ達の行進がゆくよ デキソコナイ達の行進がゆくよ 地球は丸いからいつかまた会おうね バイバイ | たま | 石川浩司 | 石川浩司 | | デキソコナイ達が行進してゆくよ とても楽しそうに旗を振りながら でも旗をつけ忘れたのでそれはただの棒だよ ただの棒を振りまわしながら行進しているよ ラッパを吹きながら行進してゆくよ 調子っ外れの音が町に響き渡るよ 夢中になって吹いているので 大人になったのに誰も気づいてないよ 頭がぼさぼさでも シャツがはみ出てても 気にしない 大丈夫だよ やがてデキソコナイ達の歩調と角度がずれてゆく 空にはカラス カァーと輪を描いた いつのまにかひとりひとりてんでバラバラ 馬鹿だね それじゃもう行進じゃないよ デキソコナイ達の行進がゆくよ デキソコナイ達の行進がゆくよ 地球は丸いからいつかまた会おうね バイバイ |
レインコート強いひざしも強い影も強くふく風も なんにもなくって雨ばかりだ 雨の音ばかりだ 子供たちはとびはねたレインコート よけいなものまで きっときっと しまいこんでるレインコート いろんな向きで傘をさす人の いろんなその行き先には おんなじ雨がふってるよね 坂道の下につらなる屋根のかず かぞえはじめたらとまらなくて 夢中になってるのがなんだかウレシイのさ ぼくは雨の中にいるよ 笑いだしたらきっととまらないぞ 泣きだしたらきっととまらないぞ そういうかんじだぞ ぼくは雨の中にいるよ 傘をさしてじっとみつめているよ 6月の水たまりの上で 君にあいにいかなくちゃ 君はにてるにおい ドアの把手も部屋のあかりも毎日とどく新聞も ぜんぶとてもとてもよく似てるにおい そこは色のついてない夢 見上げた鉄塔のとがったさきさ | たま | 滝本晃司 | 滝本晃司 | | 強いひざしも強い影も強くふく風も なんにもなくって雨ばかりだ 雨の音ばかりだ 子供たちはとびはねたレインコート よけいなものまで きっときっと しまいこんでるレインコート いろんな向きで傘をさす人の いろんなその行き先には おんなじ雨がふってるよね 坂道の下につらなる屋根のかず かぞえはじめたらとまらなくて 夢中になってるのがなんだかウレシイのさ ぼくは雨の中にいるよ 笑いだしたらきっととまらないぞ 泣きだしたらきっととまらないぞ そういうかんじだぞ ぼくは雨の中にいるよ 傘をさしてじっとみつめているよ 6月の水たまりの上で 君にあいにいかなくちゃ 君はにてるにおい ドアの把手も部屋のあかりも毎日とどく新聞も ぜんぶとてもとてもよく似てるにおい そこは色のついてない夢 見上げた鉄塔のとがったさきさ |
あんてな夏の時計台の針が 上手にお日様突き刺して ひとさしゆびの乾いたぼくは きみのひらいたスカートの中 アスパラガスみたいな白い脚に耳をくっつけて 真昼の空にかくしておいたお月様とお話しするよ きみからもれる ぼくのためいき 夏の時計台の針が 上手にお日様突き刺して ひとさしゆびを汚したぼくは きみのやぶけたスカートの中 | たま | 知久寿焼 | 知久寿焼 | | 夏の時計台の針が 上手にお日様突き刺して ひとさしゆびの乾いたぼくは きみのひらいたスカートの中 アスパラガスみたいな白い脚に耳をくっつけて 真昼の空にかくしておいたお月様とお話しするよ きみからもれる ぼくのためいき 夏の時計台の針が 上手にお日様突き刺して ひとさしゆびを汚したぼくは きみのやぶけたスカートの中 |
ねむれないさめ眠れないさめ およいでばっかりで 眠っちゃだめだよ 沈んでいっちゃうよ 青いいろ 赤いいろ 腹ペコな気持で お腹はこんなにいっぱい 眠れないさめ 眠れないさめ およいでばっかりで 眠っちゃったら だめ 沈んで死んぢゃうよ 目を開けて 眠ってる おさかなたちの瞳(め)に 閉じこめられた飛行機 眠れないさめ 青いいろ 赤いいろ 腹ペコな気持で お腹はいつでもいっぱい 眠れないさめ | たま | 知久寿焼 | 知久寿焼 | | 眠れないさめ およいでばっかりで 眠っちゃだめだよ 沈んでいっちゃうよ 青いいろ 赤いいろ 腹ペコな気持で お腹はこんなにいっぱい 眠れないさめ 眠れないさめ およいでばっかりで 眠っちゃったら だめ 沈んで死んぢゃうよ 目を開けて 眠ってる おさかなたちの瞳(め)に 閉じこめられた飛行機 眠れないさめ 青いいろ 赤いいろ 腹ペコな気持で お腹はいつでもいっぱい 眠れないさめ |
青い靴僕らはいつからか 破けた青い靴 両手に持ったまま 野原に立っていた 自分の背中に 電話をかけたけど いつまでたっても 誰もでないよ キャラメルのおまけの 列車が来たけれど 僕らの切符は しおれたセロリ みんなもうすでに でかけたのですか それとも僕らが 死んだのですか もっと遊ぼうよ もっと遊ぼうよ 朝の来ない夜に | たま | 石川浩司 | 石川浩司 | | 僕らはいつからか 破けた青い靴 両手に持ったまま 野原に立っていた 自分の背中に 電話をかけたけど いつまでたっても 誰もでないよ キャラメルのおまけの 列車が来たけれど 僕らの切符は しおれたセロリ みんなもうすでに でかけたのですか それとも僕らが 死んだのですか もっと遊ぼうよ もっと遊ぼうよ 朝の来ない夜に |
終わりのない顔そこにあるものはただなんにもないこと 晴れた日の息苦しさ もう目にみえない遠くまでの静けさ 公園も市営プールも死んだふりする セキをするたびにネジがこぼれおちてゆく 夏の自転車でゆこう ぼくは穴のあいたままでふくらむ 青い青さ まぶしいまぶしさ 終わりのない顔 「夏だ」 目をひらいたり たちすくんだり くちびるかんだり 泳ぎながらすぐ何色にもなってしまうよ ここですここにいますってかわりに鳥肌たてて 胸の上にやさしくしっかりだいたピストルで この夏空 キズひとつない空にうち込むよ | たま | 滝本晃司 | 滝本晃司 | | そこにあるものはただなんにもないこと 晴れた日の息苦しさ もう目にみえない遠くまでの静けさ 公園も市営プールも死んだふりする セキをするたびにネジがこぼれおちてゆく 夏の自転車でゆこう ぼくは穴のあいたままでふくらむ 青い青さ まぶしいまぶしさ 終わりのない顔 「夏だ」 目をひらいたり たちすくんだり くちびるかんだり 泳ぎながらすぐ何色にもなってしまうよ ここですここにいますってかわりに鳥肌たてて 胸の上にやさしくしっかりだいたピストルで この夏空 キズひとつない空にうち込むよ |
全裸でゴ・ゴ・ゴー満員電車で毎日通う ジリジリ汗が流れてくるワイ こんなにしてまでどこへゆく バーンとはち切れ踊り出したぜ! 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 人ゴミの中若者だらけだ なぁなぁ言葉で話しているよ 殴りたいけどこっちが負ける 見せてあげようこれが大人だ! 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー コンビニエンスじゃ大わらわ 缶詰ラーメン投げ飛ばし 生野菜ならガッツくぜ 金が欲しいかそらやるよ! 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー あーこれが僕のすべて あーこれが僕の全部 なんだか今日は人出が多い そういう町はお祭りだった ヤグラが見えたぞこりゃ幸いだ ポーンと飛び乗り暴れ太鼓だ 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 警察官が俺を呼ぶ 「おっさんいい子だ、こっちへおいで」 ぶちこまれたよ監獄へ しょうがないからひとり牢屋で 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー | たま | 石川浩司 | 石川浩司 | | 満員電車で毎日通う ジリジリ汗が流れてくるワイ こんなにしてまでどこへゆく バーンとはち切れ踊り出したぜ! 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 人ゴミの中若者だらけだ なぁなぁ言葉で話しているよ 殴りたいけどこっちが負ける 見せてあげようこれが大人だ! 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー コンビニエンスじゃ大わらわ 缶詰ラーメン投げ飛ばし 生野菜ならガッツくぜ 金が欲しいかそらやるよ! 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー あーこれが僕のすべて あーこれが僕の全部 なんだか今日は人出が多い そういう町はお祭りだった ヤグラが見えたぞこりゃ幸いだ ポーンと飛び乗り暴れ太鼓だ 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 警察官が俺を呼ぶ 「おっさんいい子だ、こっちへおいで」 ぶちこまれたよ監獄へ しょうがないからひとり牢屋で 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー 全裸でゴ・ゴ・ゴー |
なぞのなぞりの旅庭のまん中でまるく小さくなった犬の そのまんままぁるいあくびがひとつふたつみっつ そしてぼくの部屋の窓には真昼の月 半透明の月はざわめきの数だけ空にうかぶ ひどい汗をかいたままで ぼくはぼんやりしてる だけど頭の中ではしゃべってる ほんとう きみなんかよりもずうっとしゃべっている ぬるい真昼の静けさなんて こんなふうにできてる そこに砂ぼこりだ ふいてもふいても砂ぼこり もうぜんぶやめちゃって指先でなぞりはじめるよ グルグル部屋中をめぐるなぞのなぞり旅 そうして気づくんだ君はあの逃げ水の中だってことを ひどい汗をかいたままで ぼくはぼんやりしてる だけど頭の中ではしゃべってる ほんとう きみなんかよりもずうっとしゃべっている ぬるい真昼の静けさなんて こんなふうにできてるんでしょうからね | たま | 滝本晃司 | 滝本晃司 | | 庭のまん中でまるく小さくなった犬の そのまんままぁるいあくびがひとつふたつみっつ そしてぼくの部屋の窓には真昼の月 半透明の月はざわめきの数だけ空にうかぶ ひどい汗をかいたままで ぼくはぼんやりしてる だけど頭の中ではしゃべってる ほんとう きみなんかよりもずうっとしゃべっている ぬるい真昼の静けさなんて こんなふうにできてる そこに砂ぼこりだ ふいてもふいても砂ぼこり もうぜんぶやめちゃって指先でなぞりはじめるよ グルグル部屋中をめぐるなぞのなぞり旅 そうして気づくんだ君はあの逃げ水の中だってことを ひどい汗をかいたままで ぼくはぼんやりしてる だけど頭の中ではしゃべってる ほんとう きみなんかよりもずうっとしゃべっている ぬるい真昼の静けさなんて こんなふうにできてるんでしょうからね |
ここはもののけ番外地ねぇ いっしょにあそんでおくれ 生きてる子供たち 閉店時間も忘れて 死にもの狂いでいつまでも いなくなるためにいるぼくらが いるためにつくったこの町 誰も知らないここいら一帯 時刻はうしうし丑の刻 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 あーぁもののけ番外地 あっちの世界 こっちの世界 そいでなきゃ仲良しで いられたはずなのに バイバイ さよなら 金輪際 ここでならいっしょにあそべたのに いなくなるためにいるぼくらが いるためにつくったこの町 誰も知らないここいら一帯 時刻はもーう丑の刻 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 あーぁもののけ番外地 ねぇ いっしょにあそんでおくれ 生きてる子供たち 入場料払っておくれ 死ぬほどあそんでおくれ ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 あーぁもののけ番外地 | たま | 知久寿焼 | 知久寿焼 | | ねぇ いっしょにあそんでおくれ 生きてる子供たち 閉店時間も忘れて 死にもの狂いでいつまでも いなくなるためにいるぼくらが いるためにつくったこの町 誰も知らないここいら一帯 時刻はうしうし丑の刻 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 あーぁもののけ番外地 あっちの世界 こっちの世界 そいでなきゃ仲良しで いられたはずなのに バイバイ さよなら 金輪際 ここでならいっしょにあそべたのに いなくなるためにいるぼくらが いるためにつくったこの町 誰も知らないここいら一帯 時刻はもーう丑の刻 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 あーぁもののけ番外地 ねぇ いっしょにあそんでおくれ 生きてる子供たち 入場料払っておくれ 死ぬほどあそんでおくれ ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 ものもの けけけけ ものもの けけけけ ここはもののけ番外地 あーぁもののけ番外地 |
パルテノン銀座通りとても君らしい時間に 君がぼくの目の前にいるので どしようもなくってぼくは 顔のない顔の声で話かける ばかげてる風景をまたいでる そんなわけでこなごなだ 陽射しがチリチリしてきたよ ぼくらは恋人どうしだったらよかったのに 何度も同じ場所で何度も似たような事をおもう よくみがいたスプーンにうつる 曲がりきれない毎日 むずかしい事は何一つなくって簡単なことも何一つない こうしているのが楽しいってことだけがみさかいもなくつづくのを願うだけ ぼくらは時々恋人になって くるったように踊りを踊りつづけて ぶっこわれた笑い方を楽しみ そうして 言葉を全部うしなった夜に沈もう 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったままよくうつるように 君の未来が君をさがして君の記憶に散歩して けつまづいてたちどまった時さ 夜空には男花火が打ち上がる ぼくらは時々恋人になって くるったように踊りを踊りつづけて ぶっこわれた笑い方を楽しみ そうして 言葉を全部うしなった夜に沈もう 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったまま よくうつるように ぼくらは時々恋人になって くるったように踊りを踊りつづけて ぶっこわれた笑い方を楽しみ そうして 言葉を全部うしなった夜に沈もう 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったまま よくうつるように 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったままよくうつるように 何度も同じ場所で… | たま | 滝本晃司 | 滝本晃司 | | とても君らしい時間に 君がぼくの目の前にいるので どしようもなくってぼくは 顔のない顔の声で話かける ばかげてる風景をまたいでる そんなわけでこなごなだ 陽射しがチリチリしてきたよ ぼくらは恋人どうしだったらよかったのに 何度も同じ場所で何度も似たような事をおもう よくみがいたスプーンにうつる 曲がりきれない毎日 むずかしい事は何一つなくって簡単なことも何一つない こうしているのが楽しいってことだけがみさかいもなくつづくのを願うだけ ぼくらは時々恋人になって くるったように踊りを踊りつづけて ぶっこわれた笑い方を楽しみ そうして 言葉を全部うしなった夜に沈もう 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったままよくうつるように 君の未来が君をさがして君の記憶に散歩して けつまづいてたちどまった時さ 夜空には男花火が打ち上がる ぼくらは時々恋人になって くるったように踊りを踊りつづけて ぶっこわれた笑い方を楽しみ そうして 言葉を全部うしなった夜に沈もう 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったまま よくうつるように ぼくらは時々恋人になって くるったように踊りを踊りつづけて ぶっこわれた笑い方を楽しみ そうして 言葉を全部うしなった夜に沈もう 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったまま よくうつるように 何度も同じ場所で 何度も似たような事をしよう よくみがいたスプーンにまがったままよくうつるように 何度も同じ場所で… |
ツルラのテーマツルラ ツ・ツ・ツルラ ツルラー ツルラー ツルラー おー ぷりぷり県丸兎湿原は 鶴の一大渡来地 しかしその地下には 地底怪獣ツルラが眠ってた あやうしプリプリ! くちばし強くするどひ眼光 あたりをきょろきょろ見回している 普通の鶴の100倍のにほひ ツルラ ツ・ツ・ツルラ ツルラー おー ツルラ おー 鶴の成分を吸いつつ (チューチュー) 目覚めたツルラは ぷりぷり市をじゅうりんし 首都東京に襲いかかる あやうし東京! 空は飛べなひが地面を掘るぞ 背中の毒針よくよく注意 鶴が痩せたら気をつけろ くちばし強くするどひ眼光 あたりをきょろきょろ見回している 普通の鶴の100倍のにほひ にほひ! ツルラ ツルラ おー ツルラ おー | たま | 吉田戦車・石川浩司 | 石川浩司+知久寿焼・滝本晃司 | | ツルラ ツ・ツ・ツルラ ツルラー ツルラー ツルラー おー ぷりぷり県丸兎湿原は 鶴の一大渡来地 しかしその地下には 地底怪獣ツルラが眠ってた あやうしプリプリ! くちばし強くするどひ眼光 あたりをきょろきょろ見回している 普通の鶴の100倍のにほひ ツルラ ツ・ツ・ツルラ ツルラー おー ツルラ おー 鶴の成分を吸いつつ (チューチュー) 目覚めたツルラは ぷりぷり市をじゅうりんし 首都東京に襲いかかる あやうし東京! 空は飛べなひが地面を掘るぞ 背中の毒針よくよく注意 鶴が痩せたら気をつけろ くちばし強くするどひ眼光 あたりをきょろきょろ見回している 普通の鶴の100倍のにほひ にほひ! ツルラ ツルラ おー ツルラ おー |
満月の丸バナナおなかすかしてどこまでも歩いて行こうまいか 僕らふたりおなかすかして こんな黄色い満月の下 僕はほんとにいつだってほんとに 気になるんだ食べ物も君も だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ 今夜の満月の丸バナナ 僕らふたりおなかすかして こんな黄色い満月の下 僕のおなかグー 君のおなかもグー ふたりおそろいのひもじー気持ち だけど君に 君にあげるよ だけど君に 君にあげるよ だけどそれは 食べられないよ 今夜の満月の丸バナナ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ 今夜の満月の丸バナナ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ 今夜の満月の丸バナナ 今夜の満月の丸バナナ 今夜の満月の丸バナナ | たま | 知久寿焼 | 知久寿焼 | | おなかすかしてどこまでも歩いて行こうまいか 僕らふたりおなかすかして こんな黄色い満月の下 僕はほんとにいつだってほんとに 気になるんだ食べ物も君も だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ 今夜の満月の丸バナナ 僕らふたりおなかすかして こんな黄色い満月の下 僕のおなかグー 君のおなかもグー ふたりおそろいのひもじー気持ち だけど君に 君にあげるよ だけど君に 君にあげるよ だけどそれは 食べられないよ 今夜の満月の丸バナナ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ 今夜の満月の丸バナナ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ だから君に 君にあげるよ 今夜の満月の丸バナナ 今夜の満月の丸バナナ 今夜の満月の丸バナナ |
ゴーゴー川で泳ごうよもうすぐ夏がくる 来たら野原に飛び出て 汗だらだら垂らせば オー夏満喫 ゴーゴー川で泳ごうよ 海パン昆布腰に巻いて ゴーゴー川で踊ろうよ モンキーダンスお手のもの 屈強な男達を 空にドカンと打ち上げて 線香花火に火をともす 名物 男花火 ゴーゴー川で泳ごうよ 海パン昆布腰に巻いて ゴーゴー川で踊ろうよ モンキーダンスお手のもの カエルもラッキョーも子猫も電柱も 夏がくる夏がくる くるまも茶碗もベンチもペンチも 夏がくる夏がくる 八百屋と肉屋が納豆食べた 夏がくる夏がくる ピアノもらくだもタンスもおっさんも あぁ また包帯を巻いた夏がやってくる… ゴーゴー川で泳ごうよ 海パン昆布ほどけちゃっても ゴーゴー川で踊ろうよ モンキーダンスお手のものだよ ゴーゴー川で泳ごうよ 海パン昆布腰に巻いて ゴーゴー川で踊ろうよ あの娘のボインも大回転 | たま | 石川浩司 | 石川浩司 | | もうすぐ夏がくる 来たら野原に飛び出て 汗だらだら垂らせば オー夏満喫 ゴーゴー川で泳ごうよ 海パン昆布腰に巻いて ゴーゴー川で踊ろうよ モンキーダンスお手のもの 屈強な男達を 空にドカンと打ち上げて 線香花火に火をともす 名物 男花火 ゴーゴー川で泳ごうよ 海パン昆布腰に巻いて ゴーゴー川で踊ろうよ モンキーダンスお手のもの カエルもラッキョーも子猫も電柱も 夏がくる夏がくる くるまも茶碗もベンチもペンチも 夏がくる夏がくる 八百屋と肉屋が納豆食べた 夏がくる夏がくる ピアノもらくだもタンスもおっさんも あぁ また包帯を巻いた夏がやってくる… ゴーゴー川で泳ごうよ 海パン昆布ほどけちゃっても ゴーゴー川で踊ろうよ モンキーダンスお手のものだよ ゴーゴー川で泳ごうよ 海パン昆布腰に巻いて ゴーゴー川で踊ろうよ あの娘のボインも大回転 |
かわいい流れ蛸長いお山の通学路 下の川には流れ蛸 わたしの好きなかわいい流れ蛸 岩魚や山女をたくさん食べて 大きくなってね流れ蛸 夕焼け空の帰り道 橋の下には流れ蛸 わたしの好きなかわいい流れ蛸 とんぼとびけらたくさん食べて 赤ちゃんうんでね流れ蛸 春のお山の日曜日 友だちさそって川遊び みんなが好きなかわいい流れ蛸 山鳩かわせみたくさん食べて 墨を吐いてね流れ蛸 遠いところへお引っ越し 川にきらりと流れ蛸 かわいいかわいい流れ蛸 流れ蛸 木の実や草の実たくさん食べて 元気でいてね流れ蛸 岩魚や山女をたくさん食べて とんぼとびけらたくさん食べて 山鳩かわせみたくさん食べて 木の実や草の実たくさん食べて かわいいかわいい流れ蛸 | たま | 吉田戦車 | 知久寿焼 | | 長いお山の通学路 下の川には流れ蛸 わたしの好きなかわいい流れ蛸 岩魚や山女をたくさん食べて 大きくなってね流れ蛸 夕焼け空の帰り道 橋の下には流れ蛸 わたしの好きなかわいい流れ蛸 とんぼとびけらたくさん食べて 赤ちゃんうんでね流れ蛸 春のお山の日曜日 友だちさそって川遊び みんなが好きなかわいい流れ蛸 山鳩かわせみたくさん食べて 墨を吐いてね流れ蛸 遠いところへお引っ越し 川にきらりと流れ蛸 かわいいかわいい流れ蛸 流れ蛸 木の実や草の実たくさん食べて 元気でいてね流れ蛸 岩魚や山女をたくさん食べて とんぼとびけらたくさん食べて 山鳩かわせみたくさん食べて 木の実や草の実たくさん食べて かわいいかわいい流れ蛸 |
笑う信号青はすすめ 黄色は注意 赤はとまれ 紫笑え (ゲラゲラゲラ) 信号が紫なのに むっつりしたおじさん 交通ルールは 守りましょ 誰ですか青になっても まだ笑ってるのは 真剣に渡らないと 激突の元だよ ほら前からも 人がくる あっちも青なんだ (ゲラゲラゲラ) たとえ3分前に ふられても 紫ついたなら みんなにっこにこ 「だめだー だめだー どうせおれーなんかなー」 信号を渡ろうまいか。でも、赤だ」 「あぁ、生き地獄だにゃあ。 もう、死んじみゃおうかなー」 「あ、紫になったぞ」 「ウホハ ウホハハハ…」 誰ですか赤のうちから もう笑ってるのは 笑いがとまらないと 腹痛くなり それ救急車 病院だ 結局渡れない 赤から青にかわる時の うれしい瞬間 みんな大好きにっこにっこ笑う 紫信号 紫信号 あってよかったね 笑え 笑え 笑え 紫信号 (ゲラゲラゲラゲ) | たま | 石川浩司 | 石川浩司 | | 青はすすめ 黄色は注意 赤はとまれ 紫笑え (ゲラゲラゲラ) 信号が紫なのに むっつりしたおじさん 交通ルールは 守りましょ 誰ですか青になっても まだ笑ってるのは 真剣に渡らないと 激突の元だよ ほら前からも 人がくる あっちも青なんだ (ゲラゲラゲラ) たとえ3分前に ふられても 紫ついたなら みんなにっこにこ 「だめだー だめだー どうせおれーなんかなー」 信号を渡ろうまいか。でも、赤だ」 「あぁ、生き地獄だにゃあ。 もう、死んじみゃおうかなー」 「あ、紫になったぞ」 「ウホハ ウホハハハ…」 誰ですか赤のうちから もう笑ってるのは 笑いがとまらないと 腹痛くなり それ救急車 病院だ 結局渡れない 赤から青にかわる時の うれしい瞬間 みんな大好きにっこにっこ笑う 紫信号 紫信号 あってよかったね 笑え 笑え 笑え 紫信号 (ゲラゲラゲラゲ) |
100mmの雨雨の中で君とまちあわせ これからもずっと雨の中で 傘でかくれた夜空 いつもびしょぬれの犬 今日も100mmの雨 TVにうつる晴れわたる空 雨の音はそれをかきけすの 君の足もとにあるのは 影じゃなくて水たまり 今日も100mmの雨 太陽の絵をかきつづけてる 絵かきの絵の具がにじんでいるよ 死んでもうまくかけそうもない 太陽はこの街にいないよ 今日も100mmの雨 君の耳かざりはかたつむり あじさいの上でステキですね どこもいつもぬれていて きみの気持ちははかれない 今夜はどうなんだ 今日も100mmの雨 | たま | 滝本晃司 | 滝本晃司 | | 雨の中で君とまちあわせ これからもずっと雨の中で 傘でかくれた夜空 いつもびしょぬれの犬 今日も100mmの雨 TVにうつる晴れわたる空 雨の音はそれをかきけすの 君の足もとにあるのは 影じゃなくて水たまり 今日も100mmの雨 太陽の絵をかきつづけてる 絵かきの絵の具がにじんでいるよ 死んでもうまくかけそうもない 太陽はこの街にいないよ 今日も100mmの雨 君の耳かざりはかたつむり あじさいの上でステキですね どこもいつもぬれていて きみの気持ちははかれない 今夜はどうなんだ 今日も100mmの雨 |
学校にまにあわない百万階建ての ビルディングの建設 階段だけしかない それだけの為の建物 ライト兄弟の 飛行機が何百台も 赤トンボのように 横をすりぬけてゆく ロッキー山脈のふもとの 小さな村の人々が アリのようにす早くうごめくのが 肉眼ではっきりみえる 夢うつつの作業現場 鉄のぶつかりあう音 建築の快感 目的の遂行 ある日足場踏み外して そのままの姿勢で墜ちて行く 三年前建築した階 四十年前建築した階 でも下には網が張ってあって 僕はうまいことフィニッシュを決めるのさ 満場のお客様が いっせいに拍手 拍手 でもひとりだけ 後ろをむいている男がいるぞ こいつ前にまわってのぞきこんでやれ あ なんだ僕のお父さんじゃないか 年賀状を配っていく 家族だけの元旦 玄関にはしめ縄で ほかの人を入れなくしておく みんなと遊んでいた うちの近くの第三公園 ひょいと頭 持ち上げると 真夜中になっている ジャングルジムにからまってた 僕のまっ赤なまっ赤なゴムの友達も なんの挨拶もなしに 東北の家に帰って行ってしまった 倒れたラクダの 目玉だけが生きててギョロリと僕を見ている みないようにみないようにしているのだけど どうしても見てしまう ミタナ ボクノ オモイデ キミハ キョウ カワニ ドブント オチルヨ ボクハ クサノシゲミデ キョウカショヲ サガシテル キョウカショガ ミツカラナイ ガッコウニ マニアワナイ ノートモ ドッカ イッチャッタ センセーニ オコラレル 学校にまにあわない… | たま | 石川浩司 | たま | | 百万階建ての ビルディングの建設 階段だけしかない それだけの為の建物 ライト兄弟の 飛行機が何百台も 赤トンボのように 横をすりぬけてゆく ロッキー山脈のふもとの 小さな村の人々が アリのようにす早くうごめくのが 肉眼ではっきりみえる 夢うつつの作業現場 鉄のぶつかりあう音 建築の快感 目的の遂行 ある日足場踏み外して そのままの姿勢で墜ちて行く 三年前建築した階 四十年前建築した階 でも下には網が張ってあって 僕はうまいことフィニッシュを決めるのさ 満場のお客様が いっせいに拍手 拍手 でもひとりだけ 後ろをむいている男がいるぞ こいつ前にまわってのぞきこんでやれ あ なんだ僕のお父さんじゃないか 年賀状を配っていく 家族だけの元旦 玄関にはしめ縄で ほかの人を入れなくしておく みんなと遊んでいた うちの近くの第三公園 ひょいと頭 持ち上げると 真夜中になっている ジャングルジムにからまってた 僕のまっ赤なまっ赤なゴムの友達も なんの挨拶もなしに 東北の家に帰って行ってしまった 倒れたラクダの 目玉だけが生きててギョロリと僕を見ている みないようにみないようにしているのだけど どうしても見てしまう ミタナ ボクノ オモイデ キミハ キョウ カワニ ドブント オチルヨ ボクハ クサノシゲミデ キョウカショヲ サガシテル キョウカショガ ミツカラナイ ガッコウニ マニアワナイ ノートモ ドッカ イッチャッタ センセーニ オコラレル 学校にまにあわない… |
おやすみいのししミシンの上にいのしし眠る夜 ビールの泡はどこまでも どこまでも流れる せっかくの柿の種 湿気ちゃったね 種ヶ島の鉄砲はこわれちゃったね おやすみいのしし おっきな都会のまん中の高層ビルの下 自殺者の身体は朝露にぬれるよ 山のふもとの鳥居の下では 自殺者の身体中でんでんむし這うよ おやすみいのしし テレビの箱に物干し竿ささる まっくろ焦げになった洗濯物さげて 百科事典ではマンモスあばれても ぼくらの足跡は石にもなれないね おやすみいのしし ビールの泡の流れがよどんだら 月の砂漠では身体中痒くてたまらない ミシンかたかた いのしし目覚めたら おてんと様はもう海には沈めない おやすみいのしし | たま | 知久寿焼 | たま | | ミシンの上にいのしし眠る夜 ビールの泡はどこまでも どこまでも流れる せっかくの柿の種 湿気ちゃったね 種ヶ島の鉄砲はこわれちゃったね おやすみいのしし おっきな都会のまん中の高層ビルの下 自殺者の身体は朝露にぬれるよ 山のふもとの鳥居の下では 自殺者の身体中でんでんむし這うよ おやすみいのしし テレビの箱に物干し竿ささる まっくろ焦げになった洗濯物さげて 百科事典ではマンモスあばれても ぼくらの足跡は石にもなれないね おやすみいのしし ビールの泡の流れがよどんだら 月の砂漠では身体中痒くてたまらない ミシンかたかた いのしし目覚めたら おてんと様はもう海には沈めない おやすみいのしし |
オゾンのダンス月の光をあびながら あのこは今夜も踊るのさ はだしでステップふんだとき オゾンの子供が火を吹いた ぐるぐるまわるダンスはどうだ まわってまわってとけるまで 印度の男に教わった コブラの笛が合図だよ 悲しい音色が聞こえたら バルコニーから出ておいで リンゴの木の下でずーっとまってたよ 熟したリンゴが落ちるまで 光と影のように 地球と月のように こんがらがって くっついて もいちど離れる 永久運動 てんてんてんてん てんてんてんてんてん ぼくらは点になる 青い月夜におどる 光の粒になる オゾンのダンス 月の光をあびながら あのこはまたもや踊るのさ 夜風がスカートゆらしたら 見えたよあのこの曼珠沙華 かわいた土手に 水をまこうよ そしたら開くよ 曼珠沙華 まんじゅしゃが まんじゅしゃが まんじゅしゃが | たま | 柳原幼一郎 | 柳原幼一郎 | | 月の光をあびながら あのこは今夜も踊るのさ はだしでステップふんだとき オゾンの子供が火を吹いた ぐるぐるまわるダンスはどうだ まわってまわってとけるまで 印度の男に教わった コブラの笛が合図だよ 悲しい音色が聞こえたら バルコニーから出ておいで リンゴの木の下でずーっとまってたよ 熟したリンゴが落ちるまで 光と影のように 地球と月のように こんがらがって くっついて もいちど離れる 永久運動 てんてんてんてん てんてんてんてんてん ぼくらは点になる 青い月夜におどる 光の粒になる オゾンのダンス 月の光をあびながら あのこはまたもや踊るのさ 夜風がスカートゆらしたら 見えたよあのこの曼珠沙華 かわいた土手に 水をまこうよ そしたら開くよ 曼珠沙華 まんじゅしゃが まんじゅしゃが まんじゅしゃが |
あっけにとられた時のうた朝もはよから父さんが 牛乳屋さんに声かけて 元気にあいさつしたけれど 牛乳屋さん おどろいて ころんじゃったよ お昼すぎたらひと休み 母さんテレビを見ていたら うちのじいさん現れて のど自慢 演歌だよ うたっているよ なんだこりゃ 夢かしら? 鐘は いくつだ 日暮れ前には姉さんが 買い物たのまれスーパーへ あれもこれもと買い込んで おもたーいな よいこらしょ おもたーいな よいこらしょ おもたーいな よいこらしょ おもたーいな よいこらしょ 大丈夫かな おもたーいな よいこらしょ 大丈夫かな よいこらしょ ムリしたら ふくろがやぶけちゃったよ 夜もおそくにこんにちは クラスメイトの とんちんかん こんな時間に何か用? あのねボク 聞きたいこと あるんだけれど 早く言え まだかいな なに?忘れたの!? 聞きたいこと 忘れたら こりゃもうお手あげ | たま | さくらももこ | 知久寿焼 | | 朝もはよから父さんが 牛乳屋さんに声かけて 元気にあいさつしたけれど 牛乳屋さん おどろいて ころんじゃったよ お昼すぎたらひと休み 母さんテレビを見ていたら うちのじいさん現れて のど自慢 演歌だよ うたっているよ なんだこりゃ 夢かしら? 鐘は いくつだ 日暮れ前には姉さんが 買い物たのまれスーパーへ あれもこれもと買い込んで おもたーいな よいこらしょ おもたーいな よいこらしょ おもたーいな よいこらしょ おもたーいな よいこらしょ 大丈夫かな おもたーいな よいこらしょ 大丈夫かな よいこらしょ ムリしたら ふくろがやぶけちゃったよ 夜もおそくにこんにちは クラスメイトの とんちんかん こんな時間に何か用? あのねボク 聞きたいこと あるんだけれど 早く言え まだかいな なに?忘れたの!? 聞きたいこと 忘れたら こりゃもうお手あげ |
リヤカーマンリヤカーマン やってきた リヤカーの上に上半身 すごいスピード 坂道降りる はやいー はやいー 下半身はうちでごはんの用意 下半身はうちでごはんの用意 下半身はうちでごはんの用意 下半身はうちでごはんの用意 軍手マン やってきた 軍手をしたまま数十年 両手をひろげて 町をゆく くさいー くさいー 頭をかく時ちょっとかきづらい 頭をかく時ちょっとかきづらい 頭をかく時ちょっとかきづらい 頭をかく時ちょっとかきづらい のーしんとーマン やってきた 風が吹いてものーしんとー だいたい道に倒れてる よわいー よわいー うつぶせなので顔がわからない うつぶせなので顔がわからない うつぶせなので顔がわからない うつぶせなので顔がわからない はやい・くさい・よわい | たま | 石川浩司 | たま | たま | リヤカーマン やってきた リヤカーの上に上半身 すごいスピード 坂道降りる はやいー はやいー 下半身はうちでごはんの用意 下半身はうちでごはんの用意 下半身はうちでごはんの用意 下半身はうちでごはんの用意 軍手マン やってきた 軍手をしたまま数十年 両手をひろげて 町をゆく くさいー くさいー 頭をかく時ちょっとかきづらい 頭をかく時ちょっとかきづらい 頭をかく時ちょっとかきづらい 頭をかく時ちょっとかきづらい のーしんとーマン やってきた 風が吹いてものーしんとー だいたい道に倒れてる よわいー よわいー うつぶせなので顔がわからない うつぶせなので顔がわからない うつぶせなので顔がわからない うつぶせなので顔がわからない はやい・くさい・よわい |
夜のどん帳三十二色のクレヨンで 夜空のスケッチしたけれど 空にはたくさん星がある ぼくらの知らない星ばかり たった一夜の星のため ぼくは絵筆を握るのさ ペテルシウスの暗号が 星座にかがやく今夜こそ パピルスの謎が解けたのさ 夜のどん帳が落ちてくる 三千世界の彼方から 夜のどん帳が落ちてくる アンモナイトの夢 シーラカンスの骨 イカルスの羽が光ったよ 百万本の薔薇が咲く 月夜の花壇で眠りたい 真珠の扉が開くまで 月夜の花壇で眠りたい たった一夜の薔薇のため ぼくはこんなにやせちゃった コペルニクスの遺言が 砂漠で見つかる今夜こそ パピルスの謎が解けたのさ 夜のどん帳が落ちてくる 三千世界の彼方から 夜のどん帳が落ちてくる 満願成就の夜が来た 星売りの娘の声シャララー パピルスの謎が解けたのさ 夜のどん帳が落ちてくる | たま | 柳原幼一郎 | たま | たま | 三十二色のクレヨンで 夜空のスケッチしたけれど 空にはたくさん星がある ぼくらの知らない星ばかり たった一夜の星のため ぼくは絵筆を握るのさ ペテルシウスの暗号が 星座にかがやく今夜こそ パピルスの謎が解けたのさ 夜のどん帳が落ちてくる 三千世界の彼方から 夜のどん帳が落ちてくる アンモナイトの夢 シーラカンスの骨 イカルスの羽が光ったよ 百万本の薔薇が咲く 月夜の花壇で眠りたい 真珠の扉が開くまで 月夜の花壇で眠りたい たった一夜の薔薇のため ぼくはこんなにやせちゃった コペルニクスの遺言が 砂漠で見つかる今夜こそ パピルスの謎が解けたのさ 夜のどん帳が落ちてくる 三千世界の彼方から 夜のどん帳が落ちてくる 満願成就の夜が来た 星売りの娘の声シャララー パピルスの謎が解けたのさ 夜のどん帳が落ちてくる |
牛乳きのう牛乳を飲み過ぎたので 牛が見ていたはずの夢を見ておきると ぼくのお腹の上で死んだまんま眠ってる猫 きみにあげないばち あたって きみを死なせたばち あたって ぼくのお腹がなってる ごろごろごろごろ泣いてるよ きみがおとなしく 目を閉じて丸くなっている ぼくはそのとなりでおいしそうに牛乳飲んでいる なんにもしてあげないぼくと なんにも欲しがらないきみは 生きているヒトと 死んだふりしたネコだよ 生まれてはじめて きみが火だるまになってる 火事場の馬鹿力で生きかえらないかと思う ああ ひとりになっちゃったぼくらの 夕食の時間だよ だけど いくら台所さがしても どこにもなんにも見つからない | たま | 知久寿焼 | たま | たま | きのう牛乳を飲み過ぎたので 牛が見ていたはずの夢を見ておきると ぼくのお腹の上で死んだまんま眠ってる猫 きみにあげないばち あたって きみを死なせたばち あたって ぼくのお腹がなってる ごろごろごろごろ泣いてるよ きみがおとなしく 目を閉じて丸くなっている ぼくはそのとなりでおいしそうに牛乳飲んでいる なんにもしてあげないぼくと なんにも欲しがらないきみは 生きているヒトと 死んだふりしたネコだよ 生まれてはじめて きみが火だるまになってる 火事場の馬鹿力で生きかえらないかと思う ああ ひとりになっちゃったぼくらの 夕食の時間だよ だけど いくら台所さがしても どこにもなんにも見つからない |