昭和純情歌上手に生きて 行けないと 言葉少なに 背を向ける 純な心で 不器用な そんなあなたが 好きでした もういちど 昔のように ひたむきに ひたむきに 一途に生きて 疲れたら わたしの胸で おやすみよ 昭和純情 ああ 熱いひと 傷つくことも おそれずに はじめて親に 逆らった 純なこの恋 つらぬいて ずっとあなたに ついて来た もういちど 昔のように くちびるに くちびるに 恋歌のせて 逝く春を 見送りながら しみじみと 昭和純情 ああ 泣かせるね もういちど 昔のように 夢をみて 夢をみて 微笑みながら 来る春を 待ちわびながら 生きましょう 昭和純情 ああ 熱いひと | あさみちゆき | 星川裕二 | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | 上手に生きて 行けないと 言葉少なに 背を向ける 純な心で 不器用な そんなあなたが 好きでした もういちど 昔のように ひたむきに ひたむきに 一途に生きて 疲れたら わたしの胸で おやすみよ 昭和純情 ああ 熱いひと 傷つくことも おそれずに はじめて親に 逆らった 純なこの恋 つらぬいて ずっとあなたに ついて来た もういちど 昔のように くちびるに くちびるに 恋歌のせて 逝く春を 見送りながら しみじみと 昭和純情 ああ 泣かせるね もういちど 昔のように 夢をみて 夢をみて 微笑みながら 来る春を 待ちわびながら 生きましょう 昭和純情 ああ 熱いひと |
サンゴ草の詩北の最果て 能取湖(のとろこ)の 短い秋を深紅(まっか)に 染める サンゴ草(そう)は 想い草(ぐさ) 遠いあの日に 母さんが 聴かせてくれた 子守唄 そっと歌って 染まります 忘れられない 想い出を 映しています 夕映えの空 サンゴ草(そう)は 想い草(ぐさ) 今は会えない あのひとと 交わした淡い 約束を 胸に灯して 染まります 青い湖面(みなも)に 白い雲 海鳥たちが 集(つど)って遊ぶ サンゴ草(そう)は 想い草(ぐさ) 心燃やして ふるさとを 守って生きた 父さんの 夢をつないで 染まります 夢をつないで 染まります | あさみちゆき | さくらちさと | 杉本眞人 | | 北の最果て 能取湖(のとろこ)の 短い秋を深紅(まっか)に 染める サンゴ草(そう)は 想い草(ぐさ) 遠いあの日に 母さんが 聴かせてくれた 子守唄 そっと歌って 染まります 忘れられない 想い出を 映しています 夕映えの空 サンゴ草(そう)は 想い草(ぐさ) 今は会えない あのひとと 交わした淡い 約束を 胸に灯して 染まります 青い湖面(みなも)に 白い雲 海鳥たちが 集(つど)って遊ぶ サンゴ草(そう)は 想い草(ぐさ) 心燃やして ふるさとを 守って生きた 父さんの 夢をつないで 染まります 夢をつないで 染まります |
さよならをいう気もないハイヒールのかかとが折れて歩けない ああ この先へは進めない 歩けない はしゃぎ過ぎた子供がベソをかくように ああ なんて私 ついてない 運がない 男と女はいつも悲しい手さぐりで 心のやすらぎ求め合うけれど 季節を見送る詩人のように さよならをいう気もない 悲し過ぎて ハイヒールを両手に下げて歩き出す ああ この場所へはとまれない いたくない ミュージカルの場面のようにおかしくて ああ だけど私 歌えない 踊れない 男と女はみんな孤独に気がついて 不幸を忘れてしまいたくなるが 季節を見送る詩人のように さよならをいう気もない 悲し過ぎて 男と女はみんな孤独に気がついて 不幸を忘れてしまいたくなるが 季節を見送る詩人のように さよならをいう気もない 悲し過ぎて | あさみちゆき | 阿久悠 | 大野克夫 | | ハイヒールのかかとが折れて歩けない ああ この先へは進めない 歩けない はしゃぎ過ぎた子供がベソをかくように ああ なんて私 ついてない 運がない 男と女はいつも悲しい手さぐりで 心のやすらぎ求め合うけれど 季節を見送る詩人のように さよならをいう気もない 悲し過ぎて ハイヒールを両手に下げて歩き出す ああ この場所へはとまれない いたくない ミュージカルの場面のようにおかしくて ああ だけど私 歌えない 踊れない 男と女はみんな孤独に気がついて 不幸を忘れてしまいたくなるが 季節を見送る詩人のように さよならをいう気もない 悲し過ぎて 男と女はみんな孤独に気がついて 不幸を忘れてしまいたくなるが 季節を見送る詩人のように さよならをいう気もない 悲し過ぎて |
砂漠のような東京でキザな女と 呼ばれても 愛した人の ためならば 母にもらった この指で 命かけても おしくない 砂漠のような 東京で 貴方(あなた)一人の しもべとなって 夜もねないで 女の真心 私は私は つくすのよ 決して私は 言葉では 愛を知ろうと 思わない 生まれながらの 純情と この手であなたを 受けとめる 砂漠のような 東京で 貴方一人の しもべとなって 花になるのよ 枯れはてるまで 私は私は 決めたのよ 砂漠のような 東京で 貴方一人の しもべとなって 夜もねないで 女の真心 私は私は つくすのよ | あさみちゆき | 橋本淳 | 中村泰士 | | キザな女と 呼ばれても 愛した人の ためならば 母にもらった この指で 命かけても おしくない 砂漠のような 東京で 貴方(あなた)一人の しもべとなって 夜もねないで 女の真心 私は私は つくすのよ 決して私は 言葉では 愛を知ろうと 思わない 生まれながらの 純情と この手であなたを 受けとめる 砂漠のような 東京で 貴方一人の しもべとなって 花になるのよ 枯れはてるまで 私は私は 決めたのよ 砂漠のような 東京で 貴方一人の しもべとなって 夜もねないで 女の真心 私は私は つくすのよ |
砂漠の子守唄ビルの谷間の 三日月に 銀のブランコ 吊りさげて 漕いでいたいよ 夜明けまで 子守唄など 聴きながら あゝ東京は冷たい砂漠 心ぼろぼろ 心ぼろぼろ 淋しいよ いくら恋して 愛しても 赤い花など 咲きゃしない 水をください 一滴(ひとしずく) 子守唄なら 眠らせて あゝ東京は乾いた砂漠 心ひりひり 心ひりひり せつないよ 胸にわたしが 飼っていた 青い小鳥は 逃げたまま おいでもいちど 止まり木に 子守唄でも 歌ってよ あゝ東京は眠らぬ砂漠 心ゆらゆら 心ゆらゆら 恋しいよ | あさみちゆき | 高田ひろお | 杉本眞人 | | ビルの谷間の 三日月に 銀のブランコ 吊りさげて 漕いでいたいよ 夜明けまで 子守唄など 聴きながら あゝ東京は冷たい砂漠 心ぼろぼろ 心ぼろぼろ 淋しいよ いくら恋して 愛しても 赤い花など 咲きゃしない 水をください 一滴(ひとしずく) 子守唄なら 眠らせて あゝ東京は乾いた砂漠 心ひりひり 心ひりひり せつないよ 胸にわたしが 飼っていた 青い小鳥は 逃げたまま おいでもいちど 止まり木に 子守唄でも 歌ってよ あゝ東京は眠らぬ砂漠 心ゆらゆら 心ゆらゆら 恋しいよ |
笹鰈(ささがれい)しあわせは 笹鰈 箸でその身を ほぐしつつ 故郷の かあさんを 思い出す 冬の夜 恋破れ 泣いた夜 これであなたも やさしさの 塩加減 できたねと かあさんが 呟いた 笹鰈 笹鰈 かあさんの かあさんの かあさんの味 しあわせは 笹鰈 一夜気持を 干したあと 泣かないで あのひとに さよならを 伝えたの 女には 海のよな 広い心が あるのよと あのときの かあさんの あの言葉 忘れない 笹鰈 笹鰈 かあさんの かあさんの かあさんの味 笹鰈 笹鰈 かあさんの かあさんの かあさんの味 | あさみちゆき | 高田ひろお | 網倉一也 | 宮崎慎二 | しあわせは 笹鰈 箸でその身を ほぐしつつ 故郷の かあさんを 思い出す 冬の夜 恋破れ 泣いた夜 これであなたも やさしさの 塩加減 できたねと かあさんが 呟いた 笹鰈 笹鰈 かあさんの かあさんの かあさんの味 しあわせは 笹鰈 一夜気持を 干したあと 泣かないで あのひとに さよならを 伝えたの 女には 海のよな 広い心が あるのよと あのときの かあさんの あの言葉 忘れない 笹鰈 笹鰈 かあさんの かあさんの かあさんの味 笹鰈 笹鰈 かあさんの かあさんの かあさんの味 |
五番街のマリーへ五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらし しているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んで いると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらし しているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい | あさみちゆき | 阿久悠 | 都倉俊一 | | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらし しているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んで いると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらし しているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい |
ごはん泣いたあと いつも ほかほかの 白いごはんを そっとそっと たべるのです おかずはたくあん ひと切れ ただそれだけで なんとなく しあわせな気持に なるのです お母さん お母さん 飾りのない 飾らない ごはんのような 人生を わすれていました お母さん かなしみを いつも ほかほかの 白いごはんは そっとそっと つつむのです ふるさと はなれて 暮らして いろいろ恋も したけれど やっぱりひとりに なりました お母さん お母さん 元気だして だいじょうぶ ごはんの湯気が 励ますの あなたのかわりに お母さん お母さん お母さん 飾りのない 飾らない ごはんのような 人生を わすれていました お母さん | あさみちゆき | 高田ひろお | 網倉一也 | | 泣いたあと いつも ほかほかの 白いごはんを そっとそっと たべるのです おかずはたくあん ひと切れ ただそれだけで なんとなく しあわせな気持に なるのです お母さん お母さん 飾りのない 飾らない ごはんのような 人生を わすれていました お母さん かなしみを いつも ほかほかの 白いごはんは そっとそっと つつむのです ふるさと はなれて 暮らして いろいろ恋も したけれど やっぱりひとりに なりました お母さん お母さん 元気だして だいじょうぶ ごはんの湯気が 励ますの あなたのかわりに お母さん お母さん お母さん 飾りのない 飾らない ごはんのような 人生を わすれていました お母さん |
転がる石十五は 胸を患って 咳きこむたびに 血を吐いた 十六 父の夢こわし 軟派の道を こころざす 十七 本を読むばかり 愛することも 臆病で 十八 家出の夢をみて こっそり手紙 書きつづけ ああ ああ ああ ああ… 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 怒りを持てば 胸破れ 昂ぶりさえも 鎮めつつ はしゃいで生きる 青春は 俺にはないと 思ってた 迷わぬけれど このままじゃ 苔にまみれた 石になる 石なら石で 思いきり 転げてみると 考えた ああ ああ ああ ああ… 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 | あさみちゆき | 阿久悠 | 杉本眞人 | | 十五は 胸を患って 咳きこむたびに 血を吐いた 十六 父の夢こわし 軟派の道を こころざす 十七 本を読むばかり 愛することも 臆病で 十八 家出の夢をみて こっそり手紙 書きつづけ ああ ああ ああ ああ… 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 怒りを持てば 胸破れ 昂ぶりさえも 鎮めつつ はしゃいで生きる 青春は 俺にはないと 思ってた 迷わぬけれど このままじゃ 苔にまみれた 石になる 石なら石で 思いきり 転げてみると 考えた ああ ああ ああ ああ… 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所 |
秋櫻の頃いくつかの 盆が過ぎ いくつかの 齢を取る 秋の日和の 陽だまりのなかを 亡き父は 縁側に いつも湯呑みを 置いていた コスモスが 咲いている 風がきて 揺れている そんな風情に 目を細めながら 一服の 茶を啜る 静けさ好む 父でした 取り越し苦労を してきたような 父の目元の 笑い皺 過ぎた昔を 懐かしむように 湯呑みを包む 父の手を おもいだします 今も 今も… こつこつと 働いて 愚痴さえも こぼさずに 妻を愛して 子どもを愛して ささやかな 人生を ひたむきに生きた 父だけど 手にとれば 重たくて 古びてる 欠けている 茶渋のついた 湯呑み茶碗に 亡き父は 何を思い 何を語って いたのでしょう 取り越し苦労を してきたような 父の目元の 笑い皺 揺れるコスモス 慈(いつく)しむような 静かな父の まなざしを おもいだします 今も 今も… 取り越し苦労を してきたような 父の目元の 笑い皺 過ぎた昔を 懐かしむように 湯呑みを包む 父の手を おもいだします 今も 今も… | あさみちゆき | 高田ひろお | 杉本眞人 | 宮崎慎二 | いくつかの 盆が過ぎ いくつかの 齢を取る 秋の日和の 陽だまりのなかを 亡き父は 縁側に いつも湯呑みを 置いていた コスモスが 咲いている 風がきて 揺れている そんな風情に 目を細めながら 一服の 茶を啜る 静けさ好む 父でした 取り越し苦労を してきたような 父の目元の 笑い皺 過ぎた昔を 懐かしむように 湯呑みを包む 父の手を おもいだします 今も 今も… こつこつと 働いて 愚痴さえも こぼさずに 妻を愛して 子どもを愛して ささやかな 人生を ひたむきに生きた 父だけど 手にとれば 重たくて 古びてる 欠けている 茶渋のついた 湯呑み茶碗に 亡き父は 何を思い 何を語って いたのでしょう 取り越し苦労を してきたような 父の目元の 笑い皺 揺れるコスモス 慈(いつく)しむような 静かな父の まなざしを おもいだします 今も 今も… 取り越し苦労を してきたような 父の目元の 笑い皺 過ぎた昔を 懐かしむように 湯呑みを包む 父の手を おもいだします 今も 今も… |
こころのうたもう何年経つのでしょう? あなたと出逢って… 泣くことさえも忘れた私に 優しさを思い出させてくれた 頬を赤くして笑う姿 今にも手に届きそうで ずっとこの場所で生きてゆく きっとこの場所で生きてゆく 一緒に過ごした瞬間(とき)は 生きる私の宝もの いつの日か胸を張って あなたの前で笑いたい 人の心を見つめる心 何も言わず教えてくれた 楽しそうに耳を澄ます姿 今にも手に届きそうで ずっとこの場所を忘れない きっとこの場所を忘れない 一緒に過ごした瞬間(とき)は 生きる私の宝もの ずっとこの場所で生きてゆく きっとこの場所で生きてゆく 一緒に過ごした瞬間(とき)は 生きる私の宝もの 生きる私の宝もの | あさみちゆき | あさみちゆき | 杉本眞人 | | もう何年経つのでしょう? あなたと出逢って… 泣くことさえも忘れた私に 優しさを思い出させてくれた 頬を赤くして笑う姿 今にも手に届きそうで ずっとこの場所で生きてゆく きっとこの場所で生きてゆく 一緒に過ごした瞬間(とき)は 生きる私の宝もの いつの日か胸を張って あなたの前で笑いたい 人の心を見つめる心 何も言わず教えてくれた 楽しそうに耳を澄ます姿 今にも手に届きそうで ずっとこの場所を忘れない きっとこの場所を忘れない 一緒に過ごした瞬間(とき)は 生きる私の宝もの ずっとこの場所で生きてゆく きっとこの場所で生きてゆく 一緒に過ごした瞬間(とき)は 生きる私の宝もの 生きる私の宝もの |
木枯らし一号華やかなポスターを ひきちぎる風が吹く もうこんな木枯らしが 街を過ぎる 夢うつつの 夏秋とは お別れね また だんまりね あと三月(みつき)は 人生など 考えて 生きましょう 寒がりの男と女が寄りそう そんなの厭ね さびしさが愛する理由になったら 切ないでしょう それじゃ それじゃ またね 黄昏の口笛に 似たような風が鳴る 坂道を空缶が 転げ落ちる ハイヒールの千鳥足も おしまいね もう 出来ないね お遊びなら 春の日まで おあずけが いいでしょう ありふれた男と女であっても いきがりたいね 木枯らしの一号吹く日が記念日 いいものでしょう それじゃ それじゃ またね ありふれた男と女であっても いきがりたいね 木枯らしの一号吹く日が記念日 いいものでしょう それじゃ それじゃ またね それじゃ またね… | あさみちゆき | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | | 華やかなポスターを ひきちぎる風が吹く もうこんな木枯らしが 街を過ぎる 夢うつつの 夏秋とは お別れね また だんまりね あと三月(みつき)は 人生など 考えて 生きましょう 寒がりの男と女が寄りそう そんなの厭ね さびしさが愛する理由になったら 切ないでしょう それじゃ それじゃ またね 黄昏の口笛に 似たような風が鳴る 坂道を空缶が 転げ落ちる ハイヒールの千鳥足も おしまいね もう 出来ないね お遊びなら 春の日まで おあずけが いいでしょう ありふれた男と女であっても いきがりたいね 木枯らしの一号吹く日が記念日 いいものでしょう それじゃ それじゃ またね ありふれた男と女であっても いきがりたいね 木枯らしの一号吹く日が記念日 いいものでしょう それじゃ それじゃ またね それじゃ またね… |
交差点人波が 行く道ふさぐ 地下鉄の小さな出口 いつだって 遅れてばかり 走り出す 心空回り 通りのむこう あなた待つ cafe スクランブルじゃない 信号は 二回渡らないと たどり着けない 車よ 急いで 流れ去って 点滅 急いで 色を変えて らせん模様の もどかしさ 交差点は赤と青のつむじ風 始まりは いつも突然 一日ですべてが変わる あの日から 慌ててばかり 何をしても 心空回り やっと貴方に たどり着いても 次々割れるシャボン みたいに 会話途切れ途切れ もう泣き笑い 私を ゆっくり 好きになって 時間よ ゆっくり 過ぎて行って 外はすっかり 星の中 交差点を走る人は恋してる 私を ゆっくり 好きになって 時間よ ゆっくり 過ぎて行って 外はすっかり 星の中 交差点を走る人は恋してる | あさみちゆき | 宮田純花 | あさみちゆき | 澤口和彦 | 人波が 行く道ふさぐ 地下鉄の小さな出口 いつだって 遅れてばかり 走り出す 心空回り 通りのむこう あなた待つ cafe スクランブルじゃない 信号は 二回渡らないと たどり着けない 車よ 急いで 流れ去って 点滅 急いで 色を変えて らせん模様の もどかしさ 交差点は赤と青のつむじ風 始まりは いつも突然 一日ですべてが変わる あの日から 慌ててばかり 何をしても 心空回り やっと貴方に たどり着いても 次々割れるシャボン みたいに 会話途切れ途切れ もう泣き笑い 私を ゆっくり 好きになって 時間よ ゆっくり 過ぎて行って 外はすっかり 星の中 交差点を走る人は恋してる 私を ゆっくり 好きになって 時間よ ゆっくり 過ぎて行って 外はすっかり 星の中 交差点を走る人は恋してる |
恋人もいないからひとり寝の 部屋の中 乾いた空気に 咳が出る 昨日忘れたセーターが 壁にだらりと ぶら下がる あのひとの存在は 思っていたより大きかった まぼろしを抱きしめる そんなしぐさも せつないね 恋人もいないから 恋人もいないから おもいでは 重すぎる 真夜中過ぎても 眠れない たった一缶 のこされた ビールさびしい 冷蔵庫 あのひとの将来は わたしに無縁と思ったけれど さよならの その日から 泣いて過ごすも 哀しいね 恋人もいないから 恋人もいないから あの人の伝言は 元気でいろよと そっけないが なぜかしら いいひとに 見えてくるのも たまらないね 恋人もいないのに 恋人もいないのに 恋人もいないのに 恋人もいないのに | あさみちゆき | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | | ひとり寝の 部屋の中 乾いた空気に 咳が出る 昨日忘れたセーターが 壁にだらりと ぶら下がる あのひとの存在は 思っていたより大きかった まぼろしを抱きしめる そんなしぐさも せつないね 恋人もいないから 恋人もいないから おもいでは 重すぎる 真夜中過ぎても 眠れない たった一缶 のこされた ビールさびしい 冷蔵庫 あのひとの将来は わたしに無縁と思ったけれど さよならの その日から 泣いて過ごすも 哀しいね 恋人もいないから 恋人もいないから あの人の伝言は 元気でいろよと そっけないが なぜかしら いいひとに 見えてくるのも たまらないね 恋人もいないのに 恋人もいないのに 恋人もいないのに 恋人もいないのに |
空港何も知らずに あなたは言ったわ たまには一人の 旅もいいよと 雨の空港 デッキにたたずみ 手を振るあなた 見えなくなるわ どうぞ帰って あの人のもとへ 私は一人 去ってゆく いつも静かに あなたの帰りを 待ってるやさしい 人がいるのよ 雨にけむった ジェットの窓から 涙をこらえ さよなら言うの どうぞもどって あの人のもとへ 私は遠い 街へゆく 愛は誰にも 負けないけれど 別れることが 二人のためよ どうぞ帰って あの人のもとへ 私は一人 去ってゆく | あさみちゆき | 山上路夫 | 猪俣公章 | | 何も知らずに あなたは言ったわ たまには一人の 旅もいいよと 雨の空港 デッキにたたずみ 手を振るあなた 見えなくなるわ どうぞ帰って あの人のもとへ 私は一人 去ってゆく いつも静かに あなたの帰りを 待ってるやさしい 人がいるのよ 雨にけむった ジェットの窓から 涙をこらえ さよなら言うの どうぞもどって あの人のもとへ 私は遠い 街へゆく 愛は誰にも 負けないけれど 別れることが 二人のためよ どうぞ帰って あの人のもとへ 私は一人 去ってゆく |
金魚すくい…赤い金魚が欲しかった 私はあなたが欲しかった… 夕暮れ時が 嫌いなわけは 忘れたことを 思い出すから 田舎じゃ今頃 夏祭りだね 持ってきた浴衣 一度も着てないね 人生なんて 金魚すくい 追いかけて 追いかけて 哀しいだけの 金魚すくい つかまえたら 心がやぶけた 今夜できっと 最後になると 冷たい背中 見つめて思う 傷つくことだけ 上手になって 嫌われる前に サヨナラしてしまう 人生なんて 金魚すくい 追いかけて 追いかけて 空しいだけの 金魚すくい ほかの人に 横からとられた …赤い金魚は どこ行った 私のあなたは どこ行った… | あさみちゆき | 田久保真見 | 網倉一也 | | …赤い金魚が欲しかった 私はあなたが欲しかった… 夕暮れ時が 嫌いなわけは 忘れたことを 思い出すから 田舎じゃ今頃 夏祭りだね 持ってきた浴衣 一度も着てないね 人生なんて 金魚すくい 追いかけて 追いかけて 哀しいだけの 金魚すくい つかまえたら 心がやぶけた 今夜できっと 最後になると 冷たい背中 見つめて思う 傷つくことだけ 上手になって 嫌われる前に サヨナラしてしまう 人生なんて 金魚すくい 追いかけて 追いかけて 空しいだけの 金魚すくい ほかの人に 横からとられた …赤い金魚は どこ行った 私のあなたは どこ行った… |
京都から博多まで肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練が重い 鐘が鳴る鳴る 憐れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から博多まで あなたを追って 西へ流れて 行く女 二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて 行く女 京都育ちが 博多になれて 可愛いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢えずに 泣く女 | あさみちゆき | 阿久悠 | 猪俣公章 | | 肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練が重い 鐘が鳴る鳴る 憐れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から博多まで あなたを追って 西へ流れて 行く女 二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて 行く女 京都育ちが 博多になれて 可愛いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢えずに 泣く女 |
吉祥寺グッバイ今夜あなたに 嘘をつく 好きな男(ひと)が 出来ました 今日で終わりに しようねと 何でもないよに 言いたいの 夢をたくさん くれたから そっとさよなら あげたいの ここは終点 吉祥寺 あなたは渋谷に 帰るひと バイバイバイ・ララバイ バイバイバイ・ララバイ 行ったり来たりの 恋を眠らせて 多分あなたは 分かってる それが嘘だと 知っている だけど淋しく 微笑んで 幸せ祈ると 言うでしょう 愛は後悔 しないこと 古い映画を 思い出す ここは終点 吉祥寺 ガードをくぐれば 蒼い空 バイバイバイ・ララバイ バイバイバイ・ララバイ 行ったり来たりの 恋を眠らせて 行ったり来たりの 恋を眠らせて | あさみちゆき | 田久保真見 | 杉本眞人 | | 今夜あなたに 嘘をつく 好きな男(ひと)が 出来ました 今日で終わりに しようねと 何でもないよに 言いたいの 夢をたくさん くれたから そっとさよなら あげたいの ここは終点 吉祥寺 あなたは渋谷に 帰るひと バイバイバイ・ララバイ バイバイバイ・ララバイ 行ったり来たりの 恋を眠らせて 多分あなたは 分かってる それが嘘だと 知っている だけど淋しく 微笑んで 幸せ祈ると 言うでしょう 愛は後悔 しないこと 古い映画を 思い出す ここは終点 吉祥寺 ガードをくぐれば 蒼い空 バイバイバイ・ララバイ バイバイバイ・ララバイ 行ったり来たりの 恋を眠らせて 行ったり来たりの 恋を眠らせて |
かりんとう夢はみじかい さめればつらい 朝が早くて 夜ほど暗い 眠れないから ひとりで起きて 酒のつまみに かりんとう 想い出ばかりを 追いかけるのは もうこのあたりで終わらせて カリリ響くよ かりんとう 今も甘いよ かりんとう 酒に酔うのは 三日に一度 恋に酔うのは 一年一度 足をとられて つまずいたあと 子供みたいに かりんとう 本気になってはいけないなんて 心に蓋(ふた)して どうするの 奥歯かみしめ かりんとう やはり甘いよ かりんとう 想い出ばかりを 追いかけるのは もうこのあたりで終わらせて カリリ響くよ かりんとう 今も甘いよ かりんとう | あさみちゆき | 阿久悠 | 網倉一也 | | 夢はみじかい さめればつらい 朝が早くて 夜ほど暗い 眠れないから ひとりで起きて 酒のつまみに かりんとう 想い出ばかりを 追いかけるのは もうこのあたりで終わらせて カリリ響くよ かりんとう 今も甘いよ かりんとう 酒に酔うのは 三日に一度 恋に酔うのは 一年一度 足をとられて つまずいたあと 子供みたいに かりんとう 本気になってはいけないなんて 心に蓋(ふた)して どうするの 奥歯かみしめ かりんとう やはり甘いよ かりんとう 想い出ばかりを 追いかけるのは もうこのあたりで終わらせて カリリ響くよ かりんとう 今も甘いよ かりんとう |
紙ふうせんあなたに出逢ってこの胸の つぶれた夢がふくらんだ あなたの吐息でふくらんだ 私はちいさな紙ふうせん 青い空などいらない… あなたのてのひらで飛んでいたい 天まで届けと願っても いつでも夢は落ちてくる 涙の重さで落ちてくる 私はちいさな紙ふうせん 変わる季節を数える… あなたが飽きるまで遊んでいてね 哀しい昨日はかくしても 静かに夢は逃げてゆく 空っぽ心を逃げてゆく 私はちいさな紙ふうせん 優しい別れはいらない… あなたの指先でやぶり捨てて あなたの指先でやぶり捨てて | あさみちゆき | 田久保真見 | 杉本眞人 | 川口眞 | あなたに出逢ってこの胸の つぶれた夢がふくらんだ あなたの吐息でふくらんだ 私はちいさな紙ふうせん 青い空などいらない… あなたのてのひらで飛んでいたい 天まで届けと願っても いつでも夢は落ちてくる 涙の重さで落ちてくる 私はちいさな紙ふうせん 変わる季節を数える… あなたが飽きるまで遊んでいてね 哀しい昨日はかくしても 静かに夢は逃げてゆく 空っぽ心を逃げてゆく 私はちいさな紙ふうせん 優しい別れはいらない… あなたの指先でやぶり捨てて あなたの指先でやぶり捨てて |
金糸雀ブルース歌えないのか カナリヤは それとも 歌を 知らないか 小首傾げて 微笑んで この世の夢も 上(う)わの空 寂しがりやの 寂しがりやの カナリヤブルース 空がいいなら 空へ行く 行く気がなくて 籠にいる 窓にひろがる 大都会 愛するひとも シルエット 涙ばかりの 涙ばかりの カナリヤブルース どんな色だか 形だか 匂いはあるか しあわせは 恋のまぼろし 追った日の 嵐と花を 思いつつ 吐息まじりの 吐息まじりの カナリヤブルース | あさみちゆき | 阿久悠 | 杉本眞人 | | 歌えないのか カナリヤは それとも 歌を 知らないか 小首傾げて 微笑んで この世の夢も 上(う)わの空 寂しがりやの 寂しがりやの カナリヤブルース 空がいいなら 空へ行く 行く気がなくて 籠にいる 窓にひろがる 大都会 愛するひとも シルエット 涙ばかりの 涙ばかりの カナリヤブルース どんな色だか 形だか 匂いはあるか しあわせは 恋のまぼろし 追った日の 嵐と花を 思いつつ 吐息まじりの 吐息まじりの カナリヤブルース |
悲しい場所こんな華やかな街の中だって 悲しい場所がある 日暮れにブランコが ひとりで揺れている こどもが帰ったあとの ほんの一 二分 私は泣きました なぜだか泣きました なみだ なみだ またなみだ それが都会です 裏の坂道の急な石だたみ つまずくハイヒール 夜ふけに風船が しぼんで落ちて来る 天まで行けなくなって ビルにへばりつく 私は泣きました なぜだか泣きました なみだ なみだ またなみだ それが都会です 笑い転げた人のすぐあとを さびしい影法師 夜ふけの交差点 働く信号機 クルマが来なくなっても じっと待っている 私は泣きました なぜだか泣きました なみだ なみだ またなみだ それが都会です それが都会です | あさみちゆき | 阿久悠 | 網倉一也 | | こんな華やかな街の中だって 悲しい場所がある 日暮れにブランコが ひとりで揺れている こどもが帰ったあとの ほんの一 二分 私は泣きました なぜだか泣きました なみだ なみだ またなみだ それが都会です 裏の坂道の急な石だたみ つまずくハイヒール 夜ふけに風船が しぼんで落ちて来る 天まで行けなくなって ビルにへばりつく 私は泣きました なぜだか泣きました なみだ なみだ またなみだ それが都会です 笑い転げた人のすぐあとを さびしい影法師 夜ふけの交差点 働く信号機 クルマが来なくなっても じっと待っている 私は泣きました なぜだか泣きました なみだ なみだ またなみだ それが都会です それが都会です |
かすみ草エレジー生まれたときに 人生が 引き立て役に 決まっていても 哀しいさだめ 恨みもしない ささやかで 強い花 かすみ草 かすみ草 おまえのように なれたなら かすみ草 かすみ草 こわれた夢が 散らばるように 咲いてる 白い花 子供のころは 信じてた 大人になれば 強くなれると 傷つくほどに 優しくなれる 今だって 信じてる かすみ草 かすみ草 おまえのように なれたなら かすみ草 かすみ草 星のかけらが またたくように 泣いてる 白い花 かすみ草 かすみ草 あなたのそばで 生きてゆく かすみ草 かすみ草 あなたの夢に 寄り添いながら 咲きたい 白い花 | あさみちゆき | 田久保真見 | 山崎ハコ | 矢野立美 | 生まれたときに 人生が 引き立て役に 決まっていても 哀しいさだめ 恨みもしない ささやかで 強い花 かすみ草 かすみ草 おまえのように なれたなら かすみ草 かすみ草 こわれた夢が 散らばるように 咲いてる 白い花 子供のころは 信じてた 大人になれば 強くなれると 傷つくほどに 優しくなれる 今だって 信じてる かすみ草 かすみ草 おまえのように なれたなら かすみ草 かすみ草 星のかけらが またたくように 泣いてる 白い花 かすみ草 かすみ草 あなたのそばで 生きてゆく かすみ草 かすみ草 あなたの夢に 寄り添いながら 咲きたい 白い花 |
オレンジの雪黄昏れて オレンジの 街に 雪が舞う 掌に また掬えば なぜか温かい… 母のない 子猫より もっと 傷痕(きず)深く ひもじさに 飢えつづけた あれは誰かしら… 別れた人のしたこと 死ぬまで赦(ゆる)せないけど ふり向く価値もないほど 哀れな男(ひと)だわ 恋なんか もう二度と そう 心に 誓ってみたくせに 神様の プレゼント 今、私はあなたに逢いに行く 今、愛しい時間に逢いに行く 友達が 携帯で 見せるツーショット 親友よ でも裏腹 胸は妬(ねた)んでた… 夏は逝き 秋は暮れ そして冬初め 待っていた この出遭いを まさか知らないで… ごめんね 愛をすぐには 素直に 信じられずに 男は みんな同じと 絶望してたの 吐く息の 色、白く シクラメンの セロファン抱きしめて 淡雪の 舞う舗道(みち)を 今、私はあなたに逢いに行く 今、運命(さだめ)の許へと逢いに行く… | あさみちゆき | ちあき哲也 | 鈴木キサブロー | | 黄昏れて オレンジの 街に 雪が舞う 掌に また掬えば なぜか温かい… 母のない 子猫より もっと 傷痕(きず)深く ひもじさに 飢えつづけた あれは誰かしら… 別れた人のしたこと 死ぬまで赦(ゆる)せないけど ふり向く価値もないほど 哀れな男(ひと)だわ 恋なんか もう二度と そう 心に 誓ってみたくせに 神様の プレゼント 今、私はあなたに逢いに行く 今、愛しい時間に逢いに行く 友達が 携帯で 見せるツーショット 親友よ でも裏腹 胸は妬(ねた)んでた… 夏は逝き 秋は暮れ そして冬初め 待っていた この出遭いを まさか知らないで… ごめんね 愛をすぐには 素直に 信じられずに 男は みんな同じと 絶望してたの 吐く息の 色、白く シクラメンの セロファン抱きしめて 淡雪の 舞う舗道(みち)を 今、私はあなたに逢いに行く 今、運命(さだめ)の許へと逢いに行く… |
織部のちゃわん~あの頃に~十年勤めた 会社を辞めて いま引越しの 最中(さなか)です 最後に残った ダンボール 二人の写真 ポロリと落ちた 覚えてますか 古いアパート いつか大きな お家に住もう 指切りをして 笑う姿が いまは切ない 想い出ですね 帰りたい 帰れない あの頃に 十年通った 駅までの道 肩を並べて 歩いたね ふたり暮らした 年月(としつき)の 想い出だけは 消えたりしない 覚えてますか あの日揃えた あなたの好きな 織部(おりべ)の茶碗 そっと包んで 抱きしめましょう ひとつ欠けても 捨てられなくて 帰りたい 帰れない あの頃に 覚えてますか 小さな窓で 二人並んで 眺めた富士は ビルの狭間(はざま)で 見えなくなった 悲しいですね 都会の空は 帰りたい 帰れない あの頃に | あさみちゆき | 加藤廣 | 杉本眞人 | | 十年勤めた 会社を辞めて いま引越しの 最中(さなか)です 最後に残った ダンボール 二人の写真 ポロリと落ちた 覚えてますか 古いアパート いつか大きな お家に住もう 指切りをして 笑う姿が いまは切ない 想い出ですね 帰りたい 帰れない あの頃に 十年通った 駅までの道 肩を並べて 歩いたね ふたり暮らした 年月(としつき)の 想い出だけは 消えたりしない 覚えてますか あの日揃えた あなたの好きな 織部(おりべ)の茶碗 そっと包んで 抱きしめましょう ひとつ欠けても 捨てられなくて 帰りたい 帰れない あの頃に 覚えてますか 小さな窓で 二人並んで 眺めた富士は ビルの狭間(はざま)で 見えなくなった 悲しいですね 都会の空は 帰りたい 帰れない あの頃に |
おやすみ東京タワーおやすみ 東京タワー あなたも 寒そうだね 木枯らしにふるえながら 三日月を頭に置いている 今日も一日過ぎました 広い都会で ただひとり 夢はまだまだ夢のまま あとは 本当の夢を 眠って見るだけです おやすみ おやすみ わたしの東京タワー おやすみ 東京タワー 今夜は あざやかだね カラフルなドレスみたい 星空を背にして立っている 少しいいことありました それをあなたに 伝えます 人を信じてよかったと 胸を熱くすることに とうとう出会えました おやすみ おやすみ わたしの東京タワー おやすみ おやすみ わたしの東京タワー | あさみちゆき | 阿久悠 | 網倉一也 | | おやすみ 東京タワー あなたも 寒そうだね 木枯らしにふるえながら 三日月を頭に置いている 今日も一日過ぎました 広い都会で ただひとり 夢はまだまだ夢のまま あとは 本当の夢を 眠って見るだけです おやすみ おやすみ わたしの東京タワー おやすみ 東京タワー 今夜は あざやかだね カラフルなドレスみたい 星空を背にして立っている 少しいいことありました それをあなたに 伝えます 人を信じてよかったと 胸を熱くすることに とうとう出会えました おやすみ おやすみ わたしの東京タワー おやすみ おやすみ わたしの東京タワー |
おもいで写真館眠れない 夜は 窓辺に もたれながら やさしい 月明かりに 想い出を 辿る 瞳を とじれば あの日が見える 木枯らしが めくります 遠いアルバム 春の風の道で 真夏の空の下で 秋の野原で 冬の寒い駅で あなたは あなたは いつもわらっていた ささやかな 夢を 今でも 追い続けて 季節は いくつ過ぎて ふり向けば 遥か 誰も ひとりでは 生きてゆけない 傷ついて 知りました 人のぬくもり 何も見えない夜 明日を信じたくて 朝が来るまで あてもなく歩いた あなたを あなたを 想い続けてた 春のれんげ畑 真夏の水平線 秋の夕焼け 冬の星空に あなたは あなたは いつもわらっていた | あさみちゆき | 田久保真見 | 網倉一也 | 宮崎慎二 | 眠れない 夜は 窓辺に もたれながら やさしい 月明かりに 想い出を 辿る 瞳を とじれば あの日が見える 木枯らしが めくります 遠いアルバム 春の風の道で 真夏の空の下で 秋の野原で 冬の寒い駅で あなたは あなたは いつもわらっていた ささやかな 夢を 今でも 追い続けて 季節は いくつ過ぎて ふり向けば 遥か 誰も ひとりでは 生きてゆけない 傷ついて 知りました 人のぬくもり 何も見えない夜 明日を信じたくて 朝が来るまで あてもなく歩いた あなたを あなたを 想い続けてた 春のれんげ畑 真夏の水平線 秋の夕焼け 冬の星空に あなたは あなたは いつもわらっていた |
お月さんとおりゃんせ夜の雀(すずめ)は どこで寝る きっと河原の 竹林(たけばやし) わたししんみり お酒を飲んで 今夜の宿を 探します 憎いあなたを 憎くする 明日(あす)がみえない 夜の闇 捨てたことなど 恨んじゃいない 返してほしい 春の夢 どこで生きても 生きられる なにもなくても 困らない わたし東京に 空ある限り くじけはしない 生きてゆく どうぞお月さん とおりゃんせ 夜があるから 朝がくる 朝の光に この目をさまし がんばるだけよ 今日もまた | あさみちゆき | 高田ひろお | 新井利昌 | | 夜の雀(すずめ)は どこで寝る きっと河原の 竹林(たけばやし) わたししんみり お酒を飲んで 今夜の宿を 探します 憎いあなたを 憎くする 明日(あす)がみえない 夜の闇 捨てたことなど 恨んじゃいない 返してほしい 春の夢 どこで生きても 生きられる なにもなくても 困らない わたし東京に 空ある限り くじけはしない 生きてゆく どうぞお月さん とおりゃんせ 夜があるから 朝がくる 朝の光に この目をさまし がんばるだけよ 今日もまた |
お茶の水暮色聖橋に 灯がともり ニコライの 鐘が鳴る 秋の夕暮れ ためいき 心だけが 走り出す 遠い約束 色褪せぬままに 二年が過ぎた この街で 暮らした日々を あのひとは 忘れたかしら ただ 気に なるの…… 引越しの トラックが 坂道を 降りて行く 冬の木枯らし 吹いた日 離れてから なお募る 胸の想いに 悔いた夜もある 祈った朝も この街の 想い出なんて もうすべて 捨てたのかしら ただ 気に なるの… 駅へ向かう 学生が 通り過ぎてく 橋の上ひとり 佇むわたし 逢いたくて ただ逢いたくて あのひとの 面影探す いま どこ ですか… | あさみちゆき | さくらちさと | 網倉一也 | | 聖橋に 灯がともり ニコライの 鐘が鳴る 秋の夕暮れ ためいき 心だけが 走り出す 遠い約束 色褪せぬままに 二年が過ぎた この街で 暮らした日々を あのひとは 忘れたかしら ただ 気に なるの…… 引越しの トラックが 坂道を 降りて行く 冬の木枯らし 吹いた日 離れてから なお募る 胸の想いに 悔いた夜もある 祈った朝も この街の 想い出なんて もうすべて 捨てたのかしら ただ 気に なるの… 駅へ向かう 学生が 通り過ぎてく 橋の上ひとり 佇むわたし 逢いたくて ただ逢いたくて あのひとの 面影探す いま どこ ですか… |
エリカの花散るとき青い海を見つめて 伊豆の山かげに エリカの花は 咲くという 別れたひとの ふるさとを たずねてひとり 旅をゆく エリカ エリカの花の咲く村に 行けばもいちど 逢えるかと 山をいくつ越えても うすい紅いろの エリカの花は まだ見えぬ 悲しい恋に 泣きながら 夕日を 今日も見送った エリカ エリカの花はどこに咲く 径ははるばる つづくのに 空の雲に聞きたい 海のかもめにも エリカの花の 咲くところ 逢えなくなって なおさらに 烈しく燃える 恋ごころ エリカ エリカの花が散るときは 恋にわたしが 死ぬときよ | あさみちゆき | 水木かおる | 藤原秀行 | | 青い海を見つめて 伊豆の山かげに エリカの花は 咲くという 別れたひとの ふるさとを たずねてひとり 旅をゆく エリカ エリカの花の咲く村に 行けばもいちど 逢えるかと 山をいくつ越えても うすい紅いろの エリカの花は まだ見えぬ 悲しい恋に 泣きながら 夕日を 今日も見送った エリカ エリカの花はどこに咲く 径ははるばる つづくのに 空の雲に聞きたい 海のかもめにも エリカの花の 咲くところ 逢えなくなって なおさらに 烈しく燃える 恋ごころ エリカ エリカの花が散るときは 恋にわたしが 死ぬときよ |
USAGI時代遅れの純な愛が 妙にキラリキラリ光る 吐息ばかりくもる部屋で わたし 沈黙 祈る心もなしに愛し 熱くなってみても つらい 胸の中で迷ううさぎ 哀しみのうさぎ そんな真夜中は 頬杖つくばかり 恋を信じる少女の 青い目になって 心が軽過ぎる やはり 軽過ぎる 部屋の扉に鍵をかけて ほんの二分たてばわかる なぜか少し不幸なのと 心が波立つ もしも何かに膝をついて 願うような日々であれば 出口さがすうさぎなんか 考えもしない 日付変わるころ 素肌を抱きしめて 痛い痛いと感じる 愛をさがしてる 心が軽過ぎる やはり 軽過ぎる 心が軽過ぎる やはり 軽過ぎる | あさみちゆき | 阿久悠 | 三木たかし | | 時代遅れの純な愛が 妙にキラリキラリ光る 吐息ばかりくもる部屋で わたし 沈黙 祈る心もなしに愛し 熱くなってみても つらい 胸の中で迷ううさぎ 哀しみのうさぎ そんな真夜中は 頬杖つくばかり 恋を信じる少女の 青い目になって 心が軽過ぎる やはり 軽過ぎる 部屋の扉に鍵をかけて ほんの二分たてばわかる なぜか少し不幸なのと 心が波立つ もしも何かに膝をついて 願うような日々であれば 出口さがすうさぎなんか 考えもしない 日付変わるころ 素肌を抱きしめて 痛い痛いと感じる 愛をさがしてる 心が軽過ぎる やはり 軽過ぎる 心が軽過ぎる やはり 軽過ぎる |
井の頭線物語(「井の頭線」「井の頭線・あれから」より)永福町で電車が停まる 急行の待ち合わせ ドアが開いて吹き抜ける風 想い出が降りてゆく いつもあなたは この手を引いて 急行に乗り換えた 走るように 生きるあなたと 歩くように 生きてた私 いつの間に いつの間に 離れてしまったの… ひとり帰る 井の頭線で 今でも ふと 好きだと思う 下北沢の古道具屋で 風鈴をみつけたね 窓を開けても暑かった部屋 軒先で揺れていた ふたりこれから どうしたらいい? 聞かれても黙ってた 打ち上げ花火 はしゃぐあなたと 線香花火 見つめる私 燃え尽きる 燃え尽きる 速さが違ったの? ひとり帰る 井の頭線で あなたを ふと さがしてしまう 明大前で途中下車して なつかしい駅の裏 古いアパート あの日のままで カーテンが変わってた 私あれから 引っ越したけど またここで暮らしてる 忘れたいと 泣いた夜も 忘れられず 目覚める朝も 少しずつ 少しずつ おもいでにするだけ ひとり帰る 井の頭線で あなたに ふと 呼ばれたようで 池ノ上の踏み切り越えて 暮れなずむ街の色 窓の外には ゆれる菜の花 また春が来たんだね 浜田山から 富士見ヶ丘へ 風の中あるいたの 帰りたいと 思う季節に 帰れないと わかってるから さよならを さよならを 小さくつぶやいた ひとり帰る 井の頭線で あの日の空 思い出してる 今日も帰る 井の頭線で あの日の空 思い出してる | あさみちゆき | 田久保真見 | 網倉一也 | | 永福町で電車が停まる 急行の待ち合わせ ドアが開いて吹き抜ける風 想い出が降りてゆく いつもあなたは この手を引いて 急行に乗り換えた 走るように 生きるあなたと 歩くように 生きてた私 いつの間に いつの間に 離れてしまったの… ひとり帰る 井の頭線で 今でも ふと 好きだと思う 下北沢の古道具屋で 風鈴をみつけたね 窓を開けても暑かった部屋 軒先で揺れていた ふたりこれから どうしたらいい? 聞かれても黙ってた 打ち上げ花火 はしゃぐあなたと 線香花火 見つめる私 燃え尽きる 燃え尽きる 速さが違ったの? ひとり帰る 井の頭線で あなたを ふと さがしてしまう 明大前で途中下車して なつかしい駅の裏 古いアパート あの日のままで カーテンが変わってた 私あれから 引っ越したけど またここで暮らしてる 忘れたいと 泣いた夜も 忘れられず 目覚める朝も 少しずつ 少しずつ おもいでにするだけ ひとり帰る 井の頭線で あなたに ふと 呼ばれたようで 池ノ上の踏み切り越えて 暮れなずむ街の色 窓の外には ゆれる菜の花 また春が来たんだね 浜田山から 富士見ヶ丘へ 風の中あるいたの 帰りたいと 思う季節に 帰れないと わかってるから さよならを さよならを 小さくつぶやいた ひとり帰る 井の頭線で あの日の空 思い出してる 今日も帰る 井の頭線で あの日の空 思い出してる |
井の頭線・あれから明大前で途中下車して なつかしい駅の裏 古いアパート あの日のままで カーテンが変わってた 私あれから引っ越したけど またここで暮らしてる 忘れたいと 泣いた夜も 忘れられず 目覚める朝も 少しずつ少しずつ おもいでにするだけ ひとり帰る井の頭線で あなたにふと 呼ばれたようで 池ノ上の踏み切り越えて 暮れなずむ街の色 窓の外には ゆれる菜の花 また春が来たんだね 浜田山から富士見ヶ丘へ 風の中あるいたの 帰りたいと 思う季節に 帰れないと わかってるから さよならをさよならを 小さくつぶやいた ひとり帰る 井の頭線で あの日の空 思い出してる 今日も帰る 井の頭線で あの日の空 思い出してる | あさみちゆき | 田久保真見 | 網倉一也 | | 明大前で途中下車して なつかしい駅の裏 古いアパート あの日のままで カーテンが変わってた 私あれから引っ越したけど またここで暮らしてる 忘れたいと 泣いた夜も 忘れられず 目覚める朝も 少しずつ少しずつ おもいでにするだけ ひとり帰る井の頭線で あなたにふと 呼ばれたようで 池ノ上の踏み切り越えて 暮れなずむ街の色 窓の外には ゆれる菜の花 また春が来たんだね 浜田山から富士見ヶ丘へ 風の中あるいたの 帰りたいと 思う季節に 帰れないと わかってるから さよならをさよならを 小さくつぶやいた ひとり帰る 井の頭線で あの日の空 思い出してる 今日も帰る 井の頭線で あの日の空 思い出してる |
井の頭線永福町で電車が停まる 急行の待ち合わせ ドアが開いて 吹き抜ける風 想い出が 降りてゆく いつもあなたは この手を引いて 急行に乗り換えた 走るように生きるあなたと 歩くように生きてた私 いつの間に いつの間に 離れてしまったの? ひとり帰る 井の頭線で 今でも ふと 好きだと思う 下北沢の古道具屋で 風鈴を見つけたね 窓を開けても 暑かった部屋 軒先で揺れていた ふたり これから どうしたらいい? 聞かれても 黙ってた 打ち上げ花火 はしゃぐあなたと 線香花火 見つめる私 燃え尽きる 燃え尽きる 速さが違ったの? ひとり帰る 井の頭線で あなたを ふと さがしてしまう ひとり帰る 井の頭線で 今でも そう 好きだと思う | あさみちゆき | 田久保真見 | 網倉一也 | | 永福町で電車が停まる 急行の待ち合わせ ドアが開いて 吹き抜ける風 想い出が 降りてゆく いつもあなたは この手を引いて 急行に乗り換えた 走るように生きるあなたと 歩くように生きてた私 いつの間に いつの間に 離れてしまったの? ひとり帰る 井の頭線で 今でも ふと 好きだと思う 下北沢の古道具屋で 風鈴を見つけたね 窓を開けても 暑かった部屋 軒先で揺れていた ふたり これから どうしたらいい? 聞かれても 黙ってた 打ち上げ花火 はしゃぐあなたと 線香花火 見つめる私 燃え尽きる 燃え尽きる 速さが違ったの? ひとり帰る 井の頭線で あなたを ふと さがしてしまう ひとり帰る 井の頭線で 今でも そう 好きだと思う |
井の頭公園春には 桜が咲き 小さな命が 顔を出す 夏には 緑が深くなり 人の笑顔が 光りだす 不安になったら ここに来よう 泣きたくなったら ここに来よう みんなで一緒に 歩きましょう みんなで一緒に 笑いましょう みんなで一緒に 歌いましょう この井の頭公園で… 秋には 色づく木々が 暖かな景色を 作り出す 冬には 小さな虫たちの 静かな寝息が 聴こえます 迷った時には ここに来よう 疲れた時には ここに来よう みんなで一緒に 歩きましょう みんなで一緒に 笑いましょう みんなで一緒に 歌いましょう この井の頭公園で… みんなで一緒に 歩きましょう みんなで一緒に 笑いましょう みんなで一緒に 歌いましょう この井の頭公園で… | あさみちゆき | あさみちゆき | あさみちゆき | | 春には 桜が咲き 小さな命が 顔を出す 夏には 緑が深くなり 人の笑顔が 光りだす 不安になったら ここに来よう 泣きたくなったら ここに来よう みんなで一緒に 歩きましょう みんなで一緒に 笑いましょう みんなで一緒に 歌いましょう この井の頭公園で… 秋には 色づく木々が 暖かな景色を 作り出す 冬には 小さな虫たちの 静かな寝息が 聴こえます 迷った時には ここに来よう 疲れた時には ここに来よう みんなで一緒に 歩きましょう みんなで一緒に 笑いましょう みんなで一緒に 歌いましょう この井の頭公園で… みんなで一緒に 歩きましょう みんなで一緒に 笑いましょう みんなで一緒に 歌いましょう この井の頭公園で… |
いとし子よいとし子よ いとし子よ 我が腕に抱かれし いとし子よ 泣き声聞きて 喜び思う 変わらぬ愛をこめて 慈しみ育てることを誓う ああ… いとし子よ いとし子よ いとし子よ 我が腕に抱かれし いとし子よ 微笑もちて 我を見つめ 我も微笑 優しく厳しく 慈しみ育てることを誓う ああ… いとし子よ いとし子よ いとし子よ 我が腕に抱かれし いとし子よ 人を愛して 命を愛し 海を愛して 大地を愛す この世の全てを愛せるように ああ… いとし子よ ああ… いとし子よ | あさみちゆき | 小鳥沢 | あさみちゆき | 澤口和彦 | いとし子よ いとし子よ 我が腕に抱かれし いとし子よ 泣き声聞きて 喜び思う 変わらぬ愛をこめて 慈しみ育てることを誓う ああ… いとし子よ いとし子よ いとし子よ 我が腕に抱かれし いとし子よ 微笑もちて 我を見つめ 我も微笑 優しく厳しく 慈しみ育てることを誓う ああ… いとし子よ いとし子よ いとし子よ 我が腕に抱かれし いとし子よ 人を愛して 命を愛し 海を愛して 大地を愛す この世の全てを愛せるように ああ… いとし子よ ああ… いとし子よ |
いつか聴いたTOO YOUNGごきげん 如何ですか 会社づとめに慣れましたか 自由を愛したあなたの 長い髪の毛はどうなりましたか やっぱり切ったのでしょうね 残念だったでしょうね 春は駆け足で過ぎ やがて夏です しばらく逢わないあなたのことが この頃気にかかります 逢いませんか 逢いませんか 初恋のおもいでの TOO YOUNG を聴きませんか お返事ないのですね そんなつめたい人でしたか 学生ぐらしの私を 子供みたいだと思っていますか 恋人出来たのでしょうか どうやら図星みたいね 夏は空(むな)しく終わり いまは秋です 友だちみたいに云ってたけれど ほんとは愛してました 逢いませんか 逢いませんか もう一度 二人して TOO YOUNG を聴きませんか 逢いませんか 逢いませんか もう一度 二人して 逢いませんか 逢いませんか 初恋のおもいでの TOO YOUNG を聴きませんか | あさみちゆき | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | | ごきげん 如何ですか 会社づとめに慣れましたか 自由を愛したあなたの 長い髪の毛はどうなりましたか やっぱり切ったのでしょうね 残念だったでしょうね 春は駆け足で過ぎ やがて夏です しばらく逢わないあなたのことが この頃気にかかります 逢いませんか 逢いませんか 初恋のおもいでの TOO YOUNG を聴きませんか お返事ないのですね そんなつめたい人でしたか 学生ぐらしの私を 子供みたいだと思っていますか 恋人出来たのでしょうか どうやら図星みたいね 夏は空(むな)しく終わり いまは秋です 友だちみたいに云ってたけれど ほんとは愛してました 逢いませんか 逢いませんか もう一度 二人して TOO YOUNG を聴きませんか 逢いませんか 逢いませんか もう一度 二人して 逢いませんか 逢いませんか 初恋のおもいでの TOO YOUNG を聴きませんか |
居酒屋の箸袋箸袋ひらいて さらさらさらと 恋文を書きます 読んだなら あなたもまた 心を書いてください 音たてて 盃すする くちびるに ふれてみたいと いたずら心 にぎやかな居酒屋の片隅で 若い女と 大人の男 短歌もどきを やりとりし ああ 都会の夜はふける 短冊の代わりは いくつもあると 箸袋 集める 口にする言葉よりも 真実こめて書けます 小悪魔のふりして愛を もてあそび 困る顔見て うれしがりおり ただふたり居酒屋にのこされて 若い女と 大人の男 童話みたいな 恋をして ああ 都会の夜はふける 短歌もどきを やりとりし ああ 都会の夜はふける | あさみちゆき | 阿久悠 | 杉本眞人 | | 箸袋ひらいて さらさらさらと 恋文を書きます 読んだなら あなたもまた 心を書いてください 音たてて 盃すする くちびるに ふれてみたいと いたずら心 にぎやかな居酒屋の片隅で 若い女と 大人の男 短歌もどきを やりとりし ああ 都会の夜はふける 短冊の代わりは いくつもあると 箸袋 集める 口にする言葉よりも 真実こめて書けます 小悪魔のふりして愛を もてあそび 困る顔見て うれしがりおり ただふたり居酒屋にのこされて 若い女と 大人の男 童話みたいな 恋をして ああ 都会の夜はふける 短歌もどきを やりとりし ああ 都会の夜はふける |
雨よ雨よ雨あの日失くした思い出が 今夜もまた部屋に遊びに来て やっと忘れた悲しみを 根ほり葉ほり聞くの皮肉まじりに 雨よ雨よ雨 流してしまえ この街も人も夢もあやまちも 涙の栓が抜けたよな 明日もあさってもただ泣くばかり 歌を忘れて捨てられた 哀れなカナリヤの心がわかる 雨よ雨よ雨 流してしまえ この街も人も夢もあやまちも ベッドの海に一人きり 灯りを消したままただ泣くばかり 涙の栓が抜けたよな 明日もあさってもただ泣くばかり | あさみちゆき | 伊藤薫 | 伊藤薫 | | あの日失くした思い出が 今夜もまた部屋に遊びに来て やっと忘れた悲しみを 根ほり葉ほり聞くの皮肉まじりに 雨よ雨よ雨 流してしまえ この街も人も夢もあやまちも 涙の栓が抜けたよな 明日もあさってもただ泣くばかり 歌を忘れて捨てられた 哀れなカナリヤの心がわかる 雨よ雨よ雨 流してしまえ この街も人も夢もあやまちも ベッドの海に一人きり 灯りを消したままただ泣くばかり 涙の栓が抜けたよな 明日もあさってもただ泣くばかり |
あの日のままのカレンダー10年後の今日 また逢おうと あなたとの約束を まだ覚えてる 若すぎた きっと それだけだった 別れた 理由なんて 10年は 長すぎるよ 待つのには 長すぎる 10年は 短すぎる 忘れるには 短すぎる 心の中に今でも あの日のままのカレンダー 倖せってそう 何だろうと 考えて立ち止まり ふと空を見る 昔より すこし 上手になった 心に 嘘つくこと 10年は 長すぎるよ ひとりでは 長すぎる 10年は 短すぎる 忘れるには 短すぎる 優しい人の隣りで あなたを今も 愛してる 10年は 長すぎるよ 待つのには 長すぎる 10年は 短すぎる 忘れるには 短すぎる 心の中に今でも あの日のままのカレンダー | あさみちゆき | 田久保真見 | 山崎ハコ | 矢野立美 | 10年後の今日 また逢おうと あなたとの約束を まだ覚えてる 若すぎた きっと それだけだった 別れた 理由なんて 10年は 長すぎるよ 待つのには 長すぎる 10年は 短すぎる 忘れるには 短すぎる 心の中に今でも あの日のままのカレンダー 倖せってそう 何だろうと 考えて立ち止まり ふと空を見る 昔より すこし 上手になった 心に 嘘つくこと 10年は 長すぎるよ ひとりでは 長すぎる 10年は 短すぎる 忘れるには 短すぎる 優しい人の隣りで あなたを今も 愛してる 10年は 長すぎるよ 待つのには 長すぎる 10年は 短すぎる 忘れるには 短すぎる 心の中に今でも あの日のままのカレンダー |
あね いもうと姉さんはいつも 華やかで 桜の花の ようでした 私はたぶん 梅の花 春を待てない 寒い花 姉さんがとても 好きでした だけど私は 子供でした 姉さんなんて 大嫌いだと ぶつけた言葉を 取り消せないまま… 逢えなくなって もう何年 今年も春が また来ます 桜吹雪を見るたびに ごめんなさいと 思います 姉さんはいつも 華やかで 桜のようと 言いました 私はいつも 目立たない きっと死ぬまで かなわない 姉さんは少し 悲し気に うらやましいと ひとみ伏せた 桜は散って 終わりだけれど 梅には実のなる 幸せがあると… 逢えなくなって もう何年 今年も春が また来ます 桜吹雪が姉さんの 涙に見えて 綺麗です 逢えなくなって もう何年 娘と花を 買いました 桜吹雪のその中を 花を届けに 歩きます | あさみちゆき | 田久保真見 | 網倉一也 | 宮崎慎二 | 姉さんはいつも 華やかで 桜の花の ようでした 私はたぶん 梅の花 春を待てない 寒い花 姉さんがとても 好きでした だけど私は 子供でした 姉さんなんて 大嫌いだと ぶつけた言葉を 取り消せないまま… 逢えなくなって もう何年 今年も春が また来ます 桜吹雪を見るたびに ごめんなさいと 思います 姉さんはいつも 華やかで 桜のようと 言いました 私はいつも 目立たない きっと死ぬまで かなわない 姉さんは少し 悲し気に うらやましいと ひとみ伏せた 桜は散って 終わりだけれど 梅には実のなる 幸せがあると… 逢えなくなって もう何年 今年も春が また来ます 桜吹雪が姉さんの 涙に見えて 綺麗です 逢えなくなって もう何年 娘と花を 買いました 桜吹雪のその中を 花を届けに 歩きます |
あした一日は長いと 思える時も 一瞬のことだと 感じることも その時の心の ときめきしだい それでも明日は 必ず来るわ 夢を見て明るく 暮らしたことも 生きるのが辛くて 迷ったことも 若い日は明日が すべてに思え 悩みを忘れて 眠りについた 明日来る人 明日逢う人 明日待つ人 明日泣く人 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う この道で生きると 心に決めて 大股で歩いて 転んだことも 世の中が恐いと 突然感じ 踏み出すことを ためらうことも そんなこと誰でも 一度や二度は 悩ましく思うと 気づいた時に 信じたい未来を 一人でたぐり ようやく元気な 気持ちになった 明日来る人 明日逢う人 明日待つ人 明日泣く人 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う | あさみちゆき | 阿久悠 | 大野克夫 | | 一日は長いと 思える時も 一瞬のことだと 感じることも その時の心の ときめきしだい それでも明日は 必ず来るわ 夢を見て明るく 暮らしたことも 生きるのが辛くて 迷ったことも 若い日は明日が すべてに思え 悩みを忘れて 眠りについた 明日来る人 明日逢う人 明日待つ人 明日泣く人 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う この道で生きると 心に決めて 大股で歩いて 転んだことも 世の中が恐いと 突然感じ 踏み出すことを ためらうことも そんなこと誰でも 一度や二度は 悩ましく思うと 気づいた時に 信じたい未来を 一人でたぐり ようやく元気な 気持ちになった 明日来る人 明日逢う人 明日待つ人 明日泣く人 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う |
あさがお仕立ておろしの 浴衣着て ひと箸つけた 冷麦の 妹の つたない箸さばき 思い出します あの夏の日 花火見つめる 縁側で ビール片手の 父がいた 傍らで寄り添う 母の手は そっと団扇を あおいでた あの夏は もう帰らない あの夏は もう帰らない 今年の夏も 庭に朝顔は 咲いているでしょうか 鼻緒が切れた 夏祭り ハンカチ裂いて すげ替えた 妹は 片足立ちをして じっと待ってた あの夏の日 氷イチゴと 朝顔と 家族そろった 夏休み 妹も 私も 嫁いでも 忘れられない あの家が あの夏は もう帰らない あの夏は もう帰らない 今年の夏も 庭に朝顔は 咲いているでしょうか あの夏は もう帰らない あの夏は もう帰らない 今年の夏も 庭に朝顔は 咲いているでしょうか 咲いているでしょうか… | あさみちゆき | 高田ひろお | 網倉一也 | 宮崎慎二 | 仕立ておろしの 浴衣着て ひと箸つけた 冷麦の 妹の つたない箸さばき 思い出します あの夏の日 花火見つめる 縁側で ビール片手の 父がいた 傍らで寄り添う 母の手は そっと団扇を あおいでた あの夏は もう帰らない あの夏は もう帰らない 今年の夏も 庭に朝顔は 咲いているでしょうか 鼻緒が切れた 夏祭り ハンカチ裂いて すげ替えた 妹は 片足立ちをして じっと待ってた あの夏の日 氷イチゴと 朝顔と 家族そろった 夏休み 妹も 私も 嫁いでも 忘れられない あの家が あの夏は もう帰らない あの夏は もう帰らない 今年の夏も 庭に朝顔は 咲いているでしょうか あの夏は もう帰らない あの夏は もう帰らない 今年の夏も 庭に朝顔は 咲いているでしょうか 咲いているでしょうか… |
秋いちもんめ故郷(ふるさと)の夕焼けは 柿の木に 咲いている 川をみつめる 眼鏡(めがね)橋 風の匂いも なつかしい 落ち葉まぢかの 秋いちもんめ 故郷(ふるさと)の赤とんぼ 山裾(やますそ)に 群れるころ 母のちいさな 肩先に 羽根をやすめて 何語る 心淋しい 秋いちもんめ 故郷(ふるさと)の遠い空 初恋の 麦畑 語り尽くせぬ 思い出は 風に消えゆく 風車 思いださせる 秋いちもんめ | あさみちゆき | 高田ひろお | 網倉一也 | | 故郷(ふるさと)の夕焼けは 柿の木に 咲いている 川をみつめる 眼鏡(めがね)橋 風の匂いも なつかしい 落ち葉まぢかの 秋いちもんめ 故郷(ふるさと)の赤とんぼ 山裾(やますそ)に 群れるころ 母のちいさな 肩先に 羽根をやすめて 何語る 心淋しい 秋いちもんめ 故郷(ふるさと)の遠い空 初恋の 麦畑 語り尽くせぬ 思い出は 風に消えゆく 風車 思いださせる 秋いちもんめ |
紅い花昨日の夢を 追いかけて 今夜もひとり ざわめきに遊ぶ 昔の自分が なつかしくなり 酒をあおる 騒いで飲んで いるうちに こんなにはやく 時は過ぎるのか 琥珀のグラスに 浮かんで消える 虹色の夢 紅い花 想いをこめて ささげた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 夢ひとつ 悩んだあとの 苦笑い くやんでみても 時は戻らない 疲れた自分が 愛しくなって 酒にうたう いつしか外は 雨の音 乾いた胸が 思い出に濡れて 灯りがチラチラ 歪んでうつる あの日のように 紅い花 踏みにじられて 流れた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 影ひとつ 紅い花 暗闇の中 むなしい恋唄 あの日あの頃は 今どこに 今日も消える 夢ひとつ 今日も消える 夢ひとつ | あさみちゆき | 松原史明 | 杉本眞人 | | 昨日の夢を 追いかけて 今夜もひとり ざわめきに遊ぶ 昔の自分が なつかしくなり 酒をあおる 騒いで飲んで いるうちに こんなにはやく 時は過ぎるのか 琥珀のグラスに 浮かんで消える 虹色の夢 紅い花 想いをこめて ささげた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 夢ひとつ 悩んだあとの 苦笑い くやんでみても 時は戻らない 疲れた自分が 愛しくなって 酒にうたう いつしか外は 雨の音 乾いた胸が 思い出に濡れて 灯りがチラチラ 歪んでうつる あの日のように 紅い花 踏みにじられて 流れた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 影ひとつ 紅い花 暗闇の中 むなしい恋唄 あの日あの頃は 今どこに 今日も消える 夢ひとつ 今日も消える 夢ひとつ |
愛を信じたいきっとあなたと いつの日か めぐり逢う気がしてた 振り向いてしまうほど 近い足音 そんな奇跡を 待ちながら 歩いては来たけれど 悲しみにくれるたび 空を見上げていた 人生は捨てたものじゃない 今さら 教えられた 陽は沈んでも 陽はまた昇る 愛を信じたい ずっと二人で どこまでも あてもなく 旅したら お互いのぬくもりが いつも やすらぎ 生きていくのは 難しい 過ちもあるけれど 無器用な私にも 特はやさしかった 遠まわりも 悪いものじゃない 誰かに 教えましょう 雨の日もある 晴れの日もある 愛があればいい 人生は捨てたものじゃない 今さら 教えられた 陽は沈んでも 陽はまた帰る 愛を信じたい 陽は沈んでも 陽はまた帰る 愛を信じたい | あさみちゆき | 秋元康 | 中崎英也 | | きっとあなたと いつの日か めぐり逢う気がしてた 振り向いてしまうほど 近い足音 そんな奇跡を 待ちながら 歩いては来たけれど 悲しみにくれるたび 空を見上げていた 人生は捨てたものじゃない 今さら 教えられた 陽は沈んでも 陽はまた昇る 愛を信じたい ずっと二人で どこまでも あてもなく 旅したら お互いのぬくもりが いつも やすらぎ 生きていくのは 難しい 過ちもあるけれど 無器用な私にも 特はやさしかった 遠まわりも 悪いものじゃない 誰かに 教えましょう 雨の日もある 晴れの日もある 愛があればいい 人生は捨てたものじゃない 今さら 教えられた 陽は沈んでも 陽はまた帰る 愛を信じたい 陽は沈んでも 陽はまた帰る 愛を信じたい |
愛染桜愛を染める 桜と書いて 愛染桜 兄さん あなたに習って書いた あれは幾つの 春のこと 白い白い 桜が 今年も咲いて 空に舞う 愛って どんな色してるのと 聞いたわね あの日 今も答えは わからないまま 明日 私 嫁ぎます 愛という字 何度も書いて 書いては消した 兄さん あなたは恋していたの 今は知る術(すべ) ないけれど 白い白い はなびら 天から届く 文(ふみ)ですか おまえの色で 愛せばいいと 言ってくれますか 背伸びしないで 歩いて行けと 背中押して くれますか 白い白い 桜が 今年も咲いて 空に舞う おまえの色で 愛せばいいと 言ってくれますね 桜吹雪に つつまれながら 明日 私 嫁ぎます 桜吹雪に つつまれながら 明日 私 嫁ぎます | あさみちゆき | さくらちさと | 鈴木キサブロー | 宮崎慎二 | 愛を染める 桜と書いて 愛染桜 兄さん あなたに習って書いた あれは幾つの 春のこと 白い白い 桜が 今年も咲いて 空に舞う 愛って どんな色してるのと 聞いたわね あの日 今も答えは わからないまま 明日 私 嫁ぎます 愛という字 何度も書いて 書いては消した 兄さん あなたは恋していたの 今は知る術(すべ) ないけれど 白い白い はなびら 天から届く 文(ふみ)ですか おまえの色で 愛せばいいと 言ってくれますか 背伸びしないで 歩いて行けと 背中押して くれますか 白い白い 桜が 今年も咲いて 空に舞う おまえの色で 愛せばいいと 言ってくれますね 桜吹雪に つつまれながら 明日 私 嫁ぎます 桜吹雪に つつまれながら 明日 私 嫁ぎます |
愛するひとよ…季節はずれの 雪が舞う夜 遠い空の あなたを想う 旅に疲れた 心とからだ 誰が そっと 癒すでしょう 心配しても 無駄なことと 胸に 過去を 閉じ込めたけど 愛しさだけは 消えはしない 夜が 更ける ほどに… 愛するひとよ 忘れてないわ 今は ひたすら 待つわ… 少し大人に なったふりして 恋とさよなら 引き換えたけど 二年が過ぎて なみだ涸れても 不幸だとは 思っていない あのとき何も 言えなかった 今も ひとり 悔やんでるけど 愛しさだけは 変っていない いくつ 季節 越えても… 愛するひとよ 帰るところは きっと 私の 胸よ… 愛するひとよ おかえりなさい いつか 私の 胸に… | あさみちゆき | 星川裕二 | 鈴木キサブロー | 矢野立美 | 季節はずれの 雪が舞う夜 遠い空の あなたを想う 旅に疲れた 心とからだ 誰が そっと 癒すでしょう 心配しても 無駄なことと 胸に 過去を 閉じ込めたけど 愛しさだけは 消えはしない 夜が 更ける ほどに… 愛するひとよ 忘れてないわ 今は ひたすら 待つわ… 少し大人に なったふりして 恋とさよなら 引き換えたけど 二年が過ぎて なみだ涸れても 不幸だとは 思っていない あのとき何も 言えなかった 今も ひとり 悔やんでるけど 愛しさだけは 変っていない いくつ 季節 越えても… 愛するひとよ 帰るところは きっと 私の 胸よ… 愛するひとよ おかえりなさい いつか 私の 胸に… |