谷山浩子「月に聞いた11の物語」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
きつね谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ嘘つきのきつねがいたよ 絵に描いた宮殿に住んでいた 何もない空間に次々 魔法のように生み出すパラダイス  千の部屋と 千のメイド 何十万冊の本 金のライオン 銀のグリフォン 水晶の竪琴 弾く人魚  展望室には天体望遠鏡 遠くで星が ぶつかり散らばる 見飽きた光景 でもよろしければ ごらんに入れよう まあいつかそのうち  世界中の知識と知恵を 学びつくした僕は 何か少々 厭世的に なってしまっているようだ  言葉を並べ 言葉をあやつり 豊かに深く 愛を語るよ 手品のように 愛が降り注ぎ 煙のように 女をケムに巻く  だけど実は 愛がわからない 学問もかじっただけ 天才詐欺師 いかさまマジシャン 心の中はからっぽの  この宇宙を お作りになった 神様はきっと どんな屑でも 愛してくださる だけど僕は 屑ですらない  嘘つきのきつねがいたよ 絵に描いた宮殿に住んでいた 時が流れ 今ごろ彼は どこにいるか 何をしてるのか  愉快な声と 素敵な服と まやかしを友として 自分のことを愛せないまま 神様に背を向けたまま  きつね きつね 気づかないのか 神様は鏡 きみが笑えば 鏡も笑う きみが憎めば 鏡も  ラララ……
サンタクロースを待っていた谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子蓜島邦明遠くから 近づいてくる シャンシャンシャンシャン 鈴の音が 少しずつ 近づいてくる 森をぬけて 川を越え  少しずつ 近づいてくる きみの家をめざしてくる 聞こえるかい? ほらすぐそこ 門の前で とまったよ  何十年も待っていたんだ 子供の頃からね 何百年も待っていたんだ 奇跡の夜  ついにかなう あの日の夢が ついに今夜 きみを訪れた tinka tonka tinka pla tinka tonka tinka plu  黒い服着たサンタクロース 煙突からはいってきた 黒い服着たサンタクロース 煙突なんてないのにね  白い目玉のサンタクロース 背中で何か 動いている 白い目玉のサンタクロース 袋 もぞもぞ動いてる  悪い子さがしてる きみの顔のすぐそばで 寝ない子さがしてる 息がかかる  何か変だ そもそも今日は 何月何日? 思い出せない tinka tonka tinka pla tinka tonka tinka plu  ごらんよ 窓の外 トナカイは骨だけさ おそらく百年前は 生きてたかも  だけど考えて それならきみは 生きているのかい? それは確かかい? tinka tonka tinka pla tinka tonka tinka plu  静まりかえる真夜中に きみはそっと目をあけてみた 朽ち果てた廃屋の床 ぽとり落ちたしゃれこうべ  不意にまぶたが裏返り やっときみは思い出した 「ぼくはいない。そう、いないんだ」 そして最後の 灯が消えた  ラララ…
旅立ちの歌谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子寺嶋民哉古い港は 夜明け間近 誰にも告げず 家を抜け出した まだ醒めやらぬ 家並(やな)みを抜け 海へと続く ひとすじの道  ここからはひとりきり 孤独な旅が始まる  わたしを包み 育ててくれた 暖かな手に 別れ告げて  おだやかな日々 幼なじみ 笑いこぼれる 南向きの窓 できることなら このままずっと ここにいたいと 願っていた  でも大きな世界へと 心はもう急いでる  誰のためにか 何のためにか わからぬままに 漕ぎ出す舟  風叫ぶ海原へと 心はもう急いでる  さよなら みんな さよなら 町 さよなら いつか 帰る日まで  さよなら みんな さよなら 歌 さよなら いつか 帰る日まで
城あとの乙女谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子寺嶋民哉小高い丘の上 名もなき城あとが 訪れる人もなく ひっそりと眠っているよ  わずかに残る壁 苔むした石段 千年の時を超え 在りし日の夢を語る  あの日高い窓で 娘は待っていた 遠くからもうすぐ帰る愛しい人を  空には鳥が鳴き 小川はきらめき もう二度と会えないこと まだ何も知らなかった  残酷な出来事が すべてを奪い去り 偶然に娘だけが ただひとり生き残った  ひばり ひばり 空を 自由に飛べるなら ひばりになって 彼のところへ 飛んでいきたい  窓から大きく からだをのりだして 降り出した雪の中 まっすぐに 娘は飛んだ  ひばり ひばり 空を 自由に飛べるなら ひばりになって わたしも空を 飛びたかったよ  小高い丘の上 もの言わぬ城あと 山あいに日は落ちて 風の草むら 虫の声  今でも ここにいる 月明かりに浮かび出る 千年の時を超え たたずむ乙女の姿  千年の時を超え 愛しい人を待っている
白雪姫と七人のダイジョーブ谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ僕はきみのために小さな家を建てる 獣や嵐から きみを守る家を  僕はきみのために 井戸掘り 水を引くよ きみがきれいな水を いつも使えるように  甘い夢の中で きみはまどろんでいて きみが幸せなら 僕らは満足さ  僕はきみのために 太陽光で電気を作る 夜も明るい 冬もあたたか 楽しいゲームもできる  僕はきみのために 畑や牧場を作る 僕はきみのために 機械を組み立てる  安全な繭の中で きみは微笑んでいて きみの幸せは全部 僕らが守るから  僕はきみのために 悪い魔女と戦いに行く この森の中までは 誰も来ないよ ダイジョーブ  ケガや病気の時は 僕が治してあげる 強い鎮痛剤もある 一瞬でラクになるよ  安全な繭の中で きみは歌っていてね きみの幸せは全部 僕らが守るから  ダイジョーブ ダイジョーブ 僕らが生きている限り 近ごろ少しくたびれて 眠りにつきたくなるけれど  ダイジョーブ もう少し がんばるよ ダイジョーブ
無限マトリョーシカ谷山浩子谷山浩子谷山浩子Лесной путешественникからくり人形楽団今夜僕は帰らない きらめく星座に導かれ 今夜僕は帰らない 永遠を求めて旅に出る  今夜僕は帰らない 凍てつく大地をひとりゆく 今夜僕は帰らない 永遠を求めてひとりゆく  山を越え 荒れ地を越えて 走れよ橇よ 淋しき鈴の音 故郷(こきょう)ははや遠く 長い長い旅の果て 月日の果てに 夢にまでみた あの森がきっと姿を顕す  無限よ わが愛しきもの ああ無限よ 宇宙を超えるもの きっときっと会いに行く  今夜僕は帰らない きらめく星座に導かれ 今夜僕は帰らない 永遠を求めて旅に出る  その森の内部では あらゆるものがマトリョーシカ その森の内部では 草も木もキツネもマトリョーシカ  脱いでも脱いでもまだ脱げる 剥いても剥いてもまだ剥ける 仮面の下に仮面あり ムササビの中にムササビあり  取り憑かれた旅人が 開き続ける 謎めいた箱を 命の尽きるまで 命尽きたそのあとも 開き続ける からだ朽ち果て 骨になり 魂だけになっても  無限よ わが愛しきもの ああ無限よ 宇宙を超えるもの 我を我を切り分けよ  その森の内部では あらゆるものがマトリョーシカ その森の内部では 草も木もキツネもマトリョーシカ  取り憑かれた旅人が 自分を脱いで 脱いでもまた自分 脱いでもまた自分 脱いでも脱いでもまた自分 数限りなく 花散るごとく 自分自分自分が 舞い踊る  無限よ わが愛しきもの ああ無限よ 宇宙を超えるもの 我を我を切り分けよ  無限よ わが愛しきもの ああ無限よ 宇宙を超えるもの 我を我を抱き留めよ  その森の内部では あらゆるものがマトリョーシカ その森の内部では 思い出も時間もマトリョーシカ  DING-DONG DING-DONG 鐘が鳴る 哀れみのように鐘が鳴る DING-DONG DING-DONG 胸熱く 笑えば 意識も遠くなる
ジリスジュリス谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ走る走るジリス ジリスは地上リス ララ ジュリス ジュリスは樹上リス ララ ジリス ジリスは地上リス ララ ジュリス ジュリスは樹上リス  スキサスキサ ジリス ジリスが恋をした ララ ジュリス ジュリスに恋をした なかなか 珍しいことだが 向こうも わりとその気みたい  こっちへおいでよ遊ぼう 広い野原をふたりで駆けよう ダメよあたしは樹から降りたくない 遊びたいならあなたが登って  意地っ張りのジリス ジリスは登らない ララ ジュリス ジュリスも降りてこない 樹の上と下でにらみあい とても恋してる感じじゃない  どうしたらいいか わからない ほんと どうしたらいいの わからない やがて西にお日さま傾いて ふたりの顔も薄れる夕方  そこへピュンと飛んだモモンガ 夜じゃないけどモモンガ よーおまえたち どうしたの どうもしないわ あっち行け  モモンガ去りて  どうする さてどうする 内心 これにも飽きてきた でも先に 動くのはシャクだし このままいるのも しんどいし  ジリスはジュリスが好きだし そして ジュリスもジリスが好きだし あとは素直に動けばいいだけ それができれば何も苦労はない  そこへピュンと飛んだモモンガ 夜が大好きモモンガ キュッと驚きジュリスは 高い枝から落ちたよ  モモンガ去りて モモンガ去りて  落ちてくる彼女を あわてて ジリスが受け止めた 何もかも忘れて樹を登り 低い枝の上で受け止めた  ありがとうってはにかむ彼女と 優しく抱きしめたジリスと ほんとはわざと落ちたことは 内緒ねってジュリスが目くばせ
パズル谷山浩子谷山浩子谷山浩子菊池潤也蓜島邦明違う そこじゃない わたし そこじゃない おかしなかたちの 月が笑い出す 違う そこじゃない わたし そこじゃない もう一度よく見て 制限時間以内に  月のパズル わたし ここにいる? ここにいない? 闇の目をしたウサギが走り出した  1-2-3-4 Now つかまえて 零コンマ1秒で 入れ替わる すり替わる 嘘とほんとに気をつけてね 1-2-3-4 Stop つかまえた それはわたしじゃない うりふたつの人形でした 夢幻の迷宮へようこそ  月は残酷な 運命のミストレス チェスの駒のように わたしを並べて 月は冷酷な 法則の支配者 複雑怪奇な このパズルを組み立てた  あの時から わたしここにいる? ここにいない? 待ち続けてた 自由になれる時を  1-2-3-4 Now つかまえて 逃げていく心を 選び出して たったひとり 他のわたしは全部ダミーよ 1-2-3-4 Stop つかまえた さてそれは誰でしょう? かなうでしょうか わたしの夢 戒厳令下のロマンス  冷たい 淋しい うれしい おかしい 壊れる 千切れる 心 心 光の速さで 光が逃げれば 光の速さを 闇が追い抜く  終わらぬ夜を 終わらぬ夜がなぞる  1-2-3-4 Now つかまえて 揺れ揺れる心を 選び出して たったひとり 他のわたしは全部ダミーよ 1-2-3-4 Stop つかまえた 千の鍵が砕けた ごめんね それも人形でした 無限の迷宮へようこそ
螺旋人形谷山浩子谷山浩子谷山浩子石井AQ蓜島邦明月ねじれて夜ねじれ 窓がねじれて指ねじれ 螺旋階段あらわれ 翼ねじれて飛んでいく  ねじれねじれてぐるぐると 雲をからめて  庭に小さな種を蒔き 花が咲いたらすぐ逃げろ 花咲けばねじれる あたまねじれて飛んでいく  闇をひたひた黒アゲハ 闇をひたひた  jekh duj trin ガラス玉 目の玉 全部でいくつ? jekh duj trin 歳の数 死んだ子の数  月ねじれて夜ねじれ 窓がねじれて指ねじれ 螺旋人形あらわれ 代わりに消える 誰かが  ねじれねじれてぐるぐると 命からめて  庭に大きな蔵を建て 蛇をつるしてすぐ逃げろ 蛇つるせばねじれる からだねじれて飛んでいく  蔵にくらくら黄金虫 蔵にくらくら
秘密の花園谷山浩子谷山浩子谷山浩子新居昭乃保刈久明永遠に 明けない明け方 沈まない三日月 枯れない花  すべてが きみの手の中に すべてを きみが創り出した  動かない 魔法の明け方 眠る宝石たち 黄金の鳥  友だちが(きみは) ほしかったんだよね(ひとりだから) ひどいこと(何も) するつもりじゃなくて(知らずに)  秘密の花園に 彼のこと閉じこめて ふたりで遊べると そう心から信じてたんだ  もう彼は(二度と) 二度と目覚めない(呼びかけても) 美しい(青い) 瞳はガラス玉(ガラス玉)  秘密の花園に 彼のこと閉じこめた 少しだけやりすぎた そう少しだけ ほんの少しだけ  AH 誰もいない(空に) AH きみの声が(響く) こんなに愛してるのに なぜ  長い時 長い長い時 長い長い長い時が過ぎた  永遠に 明けない明け方 永遠に消えない きみはひとり
金色野原谷山浩子谷山浩子谷山浩子谷山浩子寺嶋民哉あなたの声がする かわらぬやさしい声 どんなに離れても もう二度と会えなくても  わたしのそばにいる 見守るように 寄りそうように 生きてゆくわたしの 道を照らす あなたの光  わたしの中にいる たくさんの心たち やさしくて意地悪 強くて 淋しがり屋  めぐりめぐる心 きょうは雨にうなだれても 明日はきっと青空 どこまでも 澄んで広がる  金色に輝く 野原にひとり立てば 花も木もわたしも あなたに抱かれている  悲しむことはない 生きること 死んでゆくこと 命は響きあう 時を超えて わたしの胸に  あなたの声がする かわらぬやさしい声 大きくなりなさい 豊かになりなさい  あなたの声がする
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