Plastic Tree「(Re)quest -Best of Plastic Tree-」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
スピカPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗有村竜太朗北浦正尚・Plastic Tree・増渕東ふたつある星を ひとつの名前で呼ぶって たしか君から聞いたな 夜を拒むように たくさんの灯り いろんな色 飾る東京  夜空探した あれ、どれだったっけな? 何もかも全部 君に向かうから  ほら 星の光で 離れてしまった手と手が繋がるなら 覚えた星の名前が 届かなくなった未来を示すのなら ずっと となり同士 ふたりぼっち 白いスピカ  割りきれない恋 分数で解いた 答えは誰かと同じでいい 月見坂上り 宇宙で道草 唄うよ 猫の鳴き真似で  夜が明けるまで あと、どれくらいだろう? 嘘にならないで、消えていかないで  まだ 星の光が 忘れそうになった想いを繋げるなら 覚えた星の名前が 隠れてしまった未来を照らすのなら きっと となり同士 ふたりぼっち 白いスピカ  ほら 星の光で 離れてしまった手と手が繋がるなら 覚えた星の名前が 届かなくなった未来を示すのなら このまま 星の光が 忘れそうになった想いを繋げるなら 覚えた星の名前が 隠れてしまった未来を照らすのなら ずっと となり同士 ふたりぼっち 白いスピカ  やさしい、やさしい、 声が聴こえた。 悲しい、悲しい、涙堕ちた。 恋しい、恋しい、心には もう、会えないな。 もう、会いたいな―――。  ここから見えるのは とても遠い僕ら 過去にも未来にも見えた
真っ赤な糸Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正明石昌夫硝子の空に台風が来てるってさ すごい風だろ それだけでほら、笑う理由になる二人だよ  光まみれでもう見えなくなった 目を閉じたらこぼれてくコレは何?  さよなら ああ あなたが好きで絡めた想い 真っ赤な糸 ほどけて ああ 魔法が解けた 僕は独りで歩いていけるかな?  硝子の空は割れた 止まっていた世界 動きはじめた 僕ら以外は全部、吹き飛べってはしゃぐんだ  話したい事がたくさんあった 生まれ変わるなら君になりたいな  さよなら ああ 会えなくなるね 結んだ想い 真っ赤な糸 ゆびきり ああ やさしい嘘に騙されながらいれたらいい  うわごと ああ 名前を呼んだ 呪文みたいに繰り返した 忘れない ああ あなたの声も いろんな顔も 紡いだ心も  さよなら ああ あなたが好きで絡めた想い 真っ赤な糸 ほどけて ああ 魔法が解けた 僕は独りで歩いていく さよなら ああ 会えなくなるね 結んだ想い 真っ赤な糸 ゆびきり ああ やさしい嘘に騙されながらいれたらいい さよなら ああ さよなら ああ
ゼロPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正Plastic Tree1と1 足したら2 そこから解ってく世界 この距離も地球儀で見りゃ笑える位置 初めっから想いってさ 伝わらないように出来てるの 知ってたよ  消えちゃっても別にいいの それは嘘 なんだかなぁ 苦しそうにキミは笑うよ  鼓動が刻んで 紡ぐ4拍子 キミの心臓にまで僕よ、届け! 哀しみをあげる 微笑みをあげる あたたかな涙と引き換えにしてあげるよ 奏でる、ゼロ――――。  ケモノ道 焼け野原 僕が歩いていたトコ サナトリウム 乾いた血 僕は少し病気です 記憶から漏れてる風 身支度を軽くして もう行かなきゃな  忘れても別にいいの それも嘘 なんでかなぁ 嬉しそうにキミが泣くんだよ  鼓動が刻んで 紡ぐ4拍子 キミの心臓にまで僕よ、届け! 哀しみをあげる 微笑みをあげる あたたかな涙と引き換えにしてあげるよ 奏でる、ゼロ――――。  1と1 足したら2 それしか在り得ない世界 詩と音に組み替えて観たらキミを見つけた  鼓動が刻んで 紡ぐ4拍子 キミの心臓にまで僕よ、届け! 哀しみをあげる 微笑みをあげる あたたかな涙と引き換えにして 足しても引いても 掛けても割っても 何も変わらない魔法があるなら 明日を呪って 明日を夢見て どこかしら似てるような僕らに祝福を、 ゼロ――――。 奏でてく、ゼロ――――。 響いてく、ゼロ――――。 生まれてく、ゼロ――――。
リプレイGOLD LYLICPlastic TreeGOLD LYLICPlastic Tree有村竜太朗有村竜太朗Plastic Tree最終便の観覧車―――。 君と僕が夜に浮かんでく。 星空とパノラマの街の光と光の真ん中らへん。 右手の中にある温もりは、いつか違う人を照らすでしょう。 リズムが早くなりだす鼓動。君の名を叫ぶ心臓です。  約束交わさずに、いつかまた逢えるなんてどんな魔法だろ? ごめん、ありがとう、さようなら、言いたくない言葉しか出なそう。 気が遠くなるほどの未来で、心が重くってうずくまる。 永遠によく似た10分間。その度、思うんだろう。  廻る、廻る、二人がほら夜に闇に光探す。 恋しい、愛しい、想うゆえに胸がひどく苦しい。  真夜中、止まった観覧車―――。 忘れ物を取りに来たんだよ。 瞬間接着剤の涙。開いた傷だってくっつけた。 あー、そうでした。俺、こんなでした。君と会う前、自分嫌いでした。 だから胸のいちばん奥で君の名を呼ぶんだよ。  廻る、廻る、心がまだ夜に闇に君を探す。 恋しい、愛しい、知らない間に消えてしまう光。  確かなものなんていらないや。涙で悲しみを拭く。 大丈夫。それでも僕だった。 何もない右の掌で、残ってる温もりが騒いだって。  まぶた閉じた。記憶墜ちた。星が瞬く隙に歌う。 100年分の鼓動のせて響く、声が届く。  巡る、巡る、君を想う。ひとつ、ひとつ、忘れながら。 廻る、廻る、あの日のまま二人、夜に浮かぶ―――。  あ、また同じとこ。戻ってきたら朝だよ。 赤。青。夢。嘘。色づく空。 帰宅。始発。陽射し。窓。きらめく世界流れた。 もう手を振らなきゃ、 サヨナラだよ―――。
Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗有村竜太朗・長谷川正Plastic Treeこれは多分、恋愛療法。 副作用はいまだ抜けず、 歌にしてみたら5分くらいの麻酔がかかった。 君とじゃない口づけをした。横目で見ていた小さな月。 いちばん遠いもの、ただ想う。  恋煩い。胸に残った君の声、忘れ物です。 眠れない僕の夜はどこつながるんだろ? 星のない夜空へメール、エレクトリックな魔法送って、  青醒めて影。色違いは圏外。出会えるのなら、まほろば―。  ざわめく胸を羽ばたいた。光を忘れながら。 暗闇。君に触れそうな夢見せてよ、梟。 泣いてる片目閉ざした。 記憶の舞台裏でこぼれた涙支払って未来を覗いたら、 恋しくて、愛しくて、切なくて、苦しくて、悲しくって、 見えなくてまばたきをした瞬間、いま刹那スローモーション―。 逢いたくて、逢えなくて、追いかけて触れてみたその花は、 ずぶ濡れて、幻。  恋焦がれ、不意に笑った。 ひとりよがり。壊れた船。 沈んだら、僕も夜とおんなじ温度になった。 訂正の文字だらけで言葉のロジックは解けないままだ。  さかしまな想い。うずまく心模様。巡り逢えれば微睡み―。  軋めく胸が哭き出して、こゝろが壊れるから、 暗闇。君をつれさった夢映して、梟。 いびつに瞼おろして記憶を閉じ込めたら、 散らばる羽根の残像がいくつも宙を舞う。 キスをして、キズつけて、絡まって、重なって、堕ちていって、 永遠を過ぎてってその瞬間、いま刹那アイソレーション―。 何処までも何処へでも君を想い、散らかしたこの花も、 泣き濡れて、陽炎。  最終形の感情論で君に伝えたい事があります。 僕らはみんな誰かよりもちょっとだけ幸せになりたいの。 記憶が息を引き取ってってなくなってく愛の実感が、 いまや消滅してるあの星の光にもよく似ていて心細 く、 送らないメールを書いた儀式も今日を最後に止めにします。 ―で、僕、君、知らなくなる。  「フラ フラ 歩いたら ユラ ユラ 揺らめいて ― キラ キミ 煌いてさ」  ざわめく胸を羽ばたいた。光を忘れながら。 暗闇。君に触れそうな夢見せてよ、梟。 泣いてる片目閉ざした。 記憶の舞台裏に散らばる羽根の残像が、いくつも宙を舞う。 さざめく胸を飛び立った。光を隠しながら。 何度も夜、横切って未来を探してる。 恋しくて、愛しくて、切なくて、苦しくて、悲しくって、 見えなくてまばたきをした瞬間、いま刹那スローモーション―。 逢いたくて、逢えなくて、追いかけて触れていたあの君が、 ずぶ濡れて、幻。
パイドパイパーPlastic TreePlastic Tree長谷川正長谷川正Plastic Tree紫の夜の果て 響きだす銀の笛 今すぐに望むなら その目を覚ましてあげる 夢ばかり見ていても また思い出してしまう 場違いな悲しみや 逃げ出した光だとか  空っぽになってる時間に 戻れない心が 迷ってたループに気付いて ほら、泣き出した  蒼い月の雫が 溶けた闇夜に唄う 踊るグレーの影 浮かべたマイナーキー 鍵を開けた窓には まるで見た事も無い 誘うように舞った 透明な花びら  その手を伸ばしたら 引き寄せてしまうけど さよなら零れ出す まばたきが邪魔をする  ほろぼせない罪だって 残るのは甘い匂い 僕はただ楽しげな 君の声を知りたかった  曇ってしまってる予感を 映し出す心に 触ったらルールに背いて ほら、痛み出す  蒼い月の雫が 溶けた闇夜に唄う 踊るグレーの影 浮かべたマイナーキー 鍵を開けた窓には まるで見た事も無い 誘うように舞った 透明な花びら  その手を伸ばしたら 引き寄せてしまうけど さよなら零れ出す まばたきが邪魔をする  蒼い月の雫が 溶けた闇夜に唄う 踊るグレーの影 浮かべたマイナーキー 鍵を開けた窓には まるで見た事も無い 誘うように舞った 透明な花びら  その手を伸ばしたら 引き寄せてしまうけど さよなら零れ出す まばたきが邪魔をする  霧のようなエコー 君に降り注ぐ雨 素足で歩いたら 忘れるだけの僕ら
みらいいろPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正Plastic Tree果てなき世界ならば この胸には証しを 同じ涙濡れたら 僕ら笑いあおう 解き放ってった現実で 刻む鼓動にフレーズを 共鳴してく心に 音をたてて咲く 名前のない花 おそろいの居場所 僕ら見つける  夢みるように目覚めて 未来までって伸ばした手 つかむ はなす くりかえし探して 思いついてく色で 暗闇だってぬり変えながら きおく きずな きぼうと重ねたら みらいいろ ずっと僕らは描いてく  凹凸の鉄の街 寂しさにつまずいて 痛くないふりをして デタラメに笑う そんなロンリネスな論理なんて 全否定で一歩踏み出すよ 透明めいた心に 憧れて揺れる 壊れそうな花 ツギハギの願い 僕ら捧げて  涙がいつか渇くほど 速く回ってメリーゴーラウンド 遊ぼう 遊ぼう 光まみれになる 思い巡ってく色に 愁しみだって消えていくから きせつ きせき きれいに写してく みらいいろ 望んだのはどんなイメージ?  明日に呼ばれてく 砂時計のルール ひとつ ひとつ 零れていく 忘れてしまうこと 失してしまうもの いくつ いくつ あるの?  夢みるように目覚めて 未来までって伸ばした手 つかむ はなす くりかえし探して 涙がいつか渇くほど 速く回ってメリーゴーラウンド 遊ぼう 遊ぼう 光まみれになる 思いついてく色で 暗闇だってぬり変えながら きおく きずな きぼうと重ねたら みらいいろ ずっと僕らは描いてく きらめきを確かめて描いてく
くちづけPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正Plastic Tree雨音を聞いていた 鍵盤を叩くような 気づいたら 記憶まで滲みだした そんな夜 呼吸する心臓が ざざ鳴りに 重なれば ふたりしかいない国 傘の中で たどり着いてた  見上げても 掴めない 切れてしまう 蜘蛛の糸 問いもない答えなら いっそ 求めないままで  裂けて笑う 傷跡に 触れてみたら 面影 明日さえも手放せば 日々は泡―――――。  瞼を伏せて 花が咲く くちづけは夢 美しい嘘をつく 君と僕 さよならは 胸の内 やまなくて雨 ざわめきも あざむきも 隠す  不確かな永遠で まほろばに結末を 手にいれて 失って 躯 こゝろ きっと忘れる  愛を知った 曖昧なんだ 逢い違って 相果てちゃうの IO エラー 哀憐ばっか 愛情なんて 哀情なんです (哀韻踏んで 哀願しては 哀咽する 哀婉な様)  刻む無情 涙声 微熱 冷めぬばかりだ いつか 失くなってくなら 全部消して―――――。  瞼を伏せて 花が咲く くちづけは夢 美しい嘘をつく 君と僕 鮮やかな透明で 流れ込む雨 受け止めて 受け止めて 瞼を閉じて 花開く くらやみで夢 何処までも 何処へでも 一晩中 さよならは 胸の奥 やまないで雨 ざわめきも あざむきも隠して 隠して
ライフ・イズ・ビューティフルPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗有村竜太朗Plastic Tree左目には泣いて視えました 右目には笑って視えました 目と目の間に処理できない気持ちがいまだになんか在るんです  初めて上野駅へ行ったのは めずらしく雪が降るクリスマス 終電はもう向こう側 遠くに行っちゃう光を見送れば対照的 楽しすぎたから 喋りすぎたから 今度は黙って世界の音に耳を傾けた 公園の奥の消灯している博物館で剥製達は永遠の夢を見てる 例えば こんな美しい今日もそうあるようにと一瞬思う 舞ってる雪は積もりそうにもない  ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフルデイズ  僕は君が好きなふりをして 君が好きなものを好きとして だからまた誰かしらにそんな感情が芽生えるなら 全部そうする これらを録音した僕の歌を逆回転して再生すれば 記憶はキュルキュルキュルキュルキュルキュル虚しい呪文を唱えだして 切って貼っていった言葉全部 散って舞って逝ってしまうようです つまりは僕らは世界でちいさくメラメラ燃えるゴミになるの  ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフルデイズ  ちいさく吹雪く闇が なんでこんなにいつ迄も まだ綺麗 いつも見えない奥が なんか哀しくなるほどに ただ綺麗  そんな感情 なんとか伝達できますようにとタコ足配線で電球を 点滅 明滅 寂滅 消滅 光に気づいた皆様に あらゆる仮面を用意しておかなきゃ 陳腐な怪人百面相だ 泣いてる顔はどうだったろう? 笑ってる顔はどうだったろう? ねぇ?  ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ イズ ビューティフル ライフ ライフ ライフ ライフ ライフ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフル アイ アイ アイ アイ アイマイミーマイン あい あい あい あい あいまいすぎて 愛 愛 愛 愛 愛されたいだけです ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフル ワズ ビューティフルデイズ ワズ ビューティフル ワズ ビューティフルデイズ
瞳孔Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正Plastic Tree時間 夢現 眠れなくって朝をただ待ってんの 秘密 呪文 憂いすら微笑みにして ケセラセラ 日々 割れ 笑う 名もない感情の向かうその先は? からっぽの運命論 信じているその理由(ワケ)は?  偽りの両翼で飛んだら 未来 予測 不明 揺蕩うように戯れたくて また目を瞑った  触れない夢に瞳孔が開く 瞬きのちいさな闇に君が ゆらめいてきらめいて いつだって嗚呼 映るけど 瞞  論理(ロジック)  模倣 字詰めて見つめて探す自分を指す言葉 ごらん 外 賑やかな孤独のパレードがきれい  曖昧な存在じゃ否って 泣く 喚く 騒ぐ 饒舌な情熱に飽きて  無言劇の始まり  鈍色な夢が網膜に残る 花降りかかるお終いがきたら 永遠も一瞬も 舞い散って嗚呼 ぐるぐると目眩は螺旋  懺悔日和な晴天にどんな歌が似合うでしょう 繰り返す夢は輪唱 さよならは罅いて残響(エコー)  夜みたいな眼の奥で何を視てる? 表と裏の間 射した光 遮って彷徨って 手を伸ばしても 此れもまた 幻  触れない夢に瞳孔が開く 瞬きのちいさな闇に君が ゆらめいて きらめいて いつだって嗚呼 映り込む 瞞
マイムPlastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正Plastic Tree夜に問う 答えなし 空欄の言葉埋まらず 追憶は刹那放つ お揃いだといいけど  好き 嫌い まばたきの数増えた目に 月の光 さりさり 刺さり やけに煩いから瞼の幕を下ろす  花をつけて 花を散らして 視えないもの演じて僕ら どれもすべて 戯れ言で夢 マイム マイム マイム  もう秘密 触れちゃ駄目 結末すら忘れました あやとりは絡まるだけ もう解くのは無理でしょ?  理論 模倣 自作自演の果てに なに 自問自答してるの? それ 歌にしても不純 金糸雀 幕を引く  花をつけて 花を散らして 視えないもの演じて僕ら どれもすべて 戯れ言で夢 マイム マイム マイム 吐息咲いて こゝろは閉じて 嘘つきの掌が舞う どうせ褪せる色事なのに 奇麗 奇麗 奇麗  夜に恋う 応答願う 空白が静かに騒ぐ 朱頂蘭 毒が廻る 観客は居なくなる  花をつけて 花を散らして 視えないもの演じて僕ら どれもすべて 戯れ言で夢 マイム マイム マイム 記憶だけが瞬くばかり 密やかに滅んで僕ら だから今日は おやすみなさい ネムル ネムル ネムル イナフ イナフ イナフ マイム マイム マイム  ふらふら うれしく はらはら かなしく ひらひら おかしく ぐらぐら なせかい
スロウPlastic TreePlastic Tree有村竜太郎有村竜太郎・長谷川正Plastic Tree365日、ずっと循環してる感情ですが、単純めいて難解なようです。  喜怒哀楽 悲喜交交 どれにもあてはまらないような期限切れの憂愁 小数点のたらればな未練 割り切れないから情念は増える 整数論じゃ僕らは問えません 白か黒か 損か得か いずれにも該当しない事か かくも長き不在  戻れば霧深くて 君何処? 眼を伏せたら枯れてく花 なんで?  ゆっくりと離ればなれになるの さよならを唱えても夢のよう 儚くて やだ 消えなくて まだ 声をかき消して風 記憶見えないのに舞う  感傷主義で上書き消去 運命論も打ち切り終了 完成形は来世へ持ち越し タイムライン 埋葬した自意識を掘り起こしてたら 帰る頃には宇宙  着地出来ず 月面漂う 色がぬけた世界を ただ遊泳  瞬きほどの一秒の闇で はじまりおわりそればかり観てる 刹那くて やだ 消さないで まだ 呼び名告げるけど風 とぎれとぎれだと嗤う  もつれても くずれてく 影絵はもうただの影 むすんでも ひらいてく 掌には何がいま或る?  ゆっくりと離ればなれになるの さよならを唱えても夢のよう 儚くて やだ 消えなくて まだ 故に奇麗 知らぬ間に止まってた時間だから 戻ってみても振り出しのままだ 探しても だめ 騒ぐのは だれ? 声をかき消して風 記憶見えないのに舞う 記憶見えないのに舞う  以上、365日、いつも循環中の感情でした。今日も原因不明で廻ってます。 ではまた明日。
剥製Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗有村竜太朗Plastic Treeたのしいことがありますように 逢い引き  アンドロメダへまで  さびしさナイフ 刺さったままで 進めば 目眩の渦のなか  すてきなことがありますように 孔雀はいっせいに夢広げ 思惑通り 夜を迎えた 何も想わずに目を閉じる  空には穴が空いていて ひそかに人々そこに登る  始まりも終わりも わすれていくの こゝろには触れない抜け殻だけど 微笑んで歪んで 君は僕の腕でほら とっても奇麗  うれしいことがありますように 灯を消してく少女たち 醜いものはここにはないよ 気づけば 鏡の行き止まり  夢中で探す蜘蛛の糸 つかめば刹那にそれは切れる  浮かんだり沈んだり 融けなくて不純 声もなく叫んで誰を呼んでる? 1と1足しても 答えなんてないことは 永遠に秘密  ておくれ てのひら 傾いて世界 さかして さがして 暗闇畑 あかくて あおくて 心臓の音 薔薇色で憂鬱  始まりも終わりも わすれていくの こゝろには触れない抜け殻だけど 微笑んで歪んで 君は僕の腕のなか いっつも  ゆうるりと滅べば 静かな躯 傷ばかりいっぱいで何を知れたの? 愛しくて くらくら 胸の奥 並ぶ僕ら どれも奇麗
静かの海Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗長谷川正Plastic Tree目眩渦まく嵐 過ぎて 結論めいた答えが出たら 複雑なのがこゝろなんて 子供騙しかなぁ  どくどく ずっと心臓 君を流す かたかた 書いた 理由ない 比喩表現 うとうと ちょっと眠った 隙に落ちた画面 こんなふうに消えたなら  使えない 伝えない 魔法だけが残る 手を出さず僕らは上の空 かからない つまらない そのくせに笑う 忘れる今日を笑う  記憶が色をなくす頃に 褪せないことを言葉にしたら 綺麗事なの承知だけど そこは自由でしょう  くどくど 何遍同じ 自問自答? だいたい 全部 メタファー 使い切ったろ そろそろ 最後なので まとめてみよう つまり 気持ち不明と理解して  使えない 伝えない 魔法だけが残る 手を出さず僕らは上の空 かからない つまらない そのくせに笑う 忘れた先 響かない 震えない 何も聴こえない 静かの海にある砂の城 崩れない 戻らない 置き去りで笑う 見送る日々を笑う  晴れたら影に 曇りは風に 雨には傘に 君が過れば 探したとして 居ないに飽きて それに気づくたび はなればなれ‥いつか慣れて
エンドロール。Plastic TreePlastic Tree有村竜太朗有村竜太朗Plastic Tree始まりはエンドロール 切り替わる寸劇 なくしてく時間で触れてたのは何? 雨を欲しがったり 海を見たがったり 願い事の分だけ花を摘んだ  日々の中泳ぎ回って 息切れしては沈んでく 泡になって 朝になって また見上げる 空の水槽  古い記憶 どれも君と僕、それ以外 ふたりきりだったのにね 逸れるまでのストーリーは 鮮やかでも幻 覚めないまま微睡み 密やかに何告げた? 見せかけの白昼夢 しらじら 嘘つきは去って きらきら 眩しくって ずっと  別々の心音 重ねて離れて 庇ってた夢まで壊しちゃったなぁ  わがままはすぐ気づくのに 優しさにひどく鈍感で 「全然駄目だ」「これじゃ無理だ」って 声にしたら 風の伴奏  古い記録 どれも君と僕、それ以外 追ってみても 好きと嫌い 答えなんて探せない 忘れるのが怖いから 何処にも行きたくないの いつだって懺悔室の鍵はかかったままだ けらけら 戯れてたの遠く ずきずき 胸の奥 ぎゅっと  イミがなくなったら イマだけ残ったよ 秒針はぜったい戻らない決まりで 足りない未来  古い記憶 どれも君と僕、それ以外 ふたりきりだったけれど 逸れたラストシーンで 海に降る雨を見て おんなじ事思ってた こんな風に在ったとこに 戻れたらいいのにね さらさら 雨音続いて ぽつぽつ 言葉も消えて とくとく 鼓動だけ鳴ってて くらくら 世界が綺麗だ
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