試される〈2020 ver.〉Base Ball Bear | Base Ball Bear | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | 颯爽という字面が似合う 初対面の君と この中の誰かが犯人って状況 孤島の館で5泊 黒髪が(黒髪が) 不安そうに ゆれるから(ゆれるから) 原始的に心惹かれるだろ! 試される 試される やたら僕は 試される 試される 試される ミステリーさ Boy Meets Girl 得してる奴がさらに得して 損な奴はずっと損 あの中の誰かも犯人だが システムを疑えよ 価値観が(価値観が) 悲しそうに ゆれるなら(ゆれるなら) 人間的に抗いたくなるだろ! 試される 試される やたら僕ら 試される 試される 試される トリッキーなこの世界 All Right! (Come on!) さぁ、思い切って謎に迫れよ All Right! (Come on!) 血塗られる前に 出口を見つけろよ その目が(その目が) ごめんねと 潤むから(潤むから) 罪も 罰も 悪も 正義も ゆれるだろ! 試される 試される やたら僕は 試される 試される 試される ミステリーさ Boy Meets Girl 試される 試される 君も僕も 試される 試される 試される トリッキーなこの世界 |
いまは僕の目を見て〈C3 mix〉Base Ball Bear | Base Ball Bear | 小出祐介 | 小出祐介 | | 言葉は穴のあいた 軽い砂袋さ 君まで届ける前に かなりこぼれてしまう 中身をこぼさぬように 隣に座ったら いつもよりも多く 手渡せる気がした フリーハンドで 飛行機雲が 秋空を割ってく 横を見れば 見上げた 君が感心して 「ほほう」 なんて言ってる 君を美しいと感じた そのときにそのまま伝えたら なんて思われるだろう 臆病になってしまう きっと君にあげたいものは 喩えられるようなものじゃない 胸の奥で渦巻いた ありったけの気持ちをすべて 雨けむる窓に書いた 水玉の手紙は 切実な4文字で 届ける前に消した 心と心つなぐ ケーブルがあるなら この悩みはなくなって ただ、歓びも失せてく 焼却炉 昇る煙が 訳もなく寂しい (10月に) 「食べ物が美味しいじゃん」 ああ君がいれば 季節も超えられる 君を大切だと感じた そのときにそのまま伝えたら 何かが変わっていきそうで 不安に飲まれてしまう 「正しく」よりも「間違わずに」 伝えることに慎重になる 手応えばかり求めて 言葉を重ね続ける 足元に 砂だまり ほとんどをこぼしながらも 大切な 残りもの どうかせめて 本当を感じて これまで生きてきたこと 僕を形作ってきたことも わからなくたっていいから いまは僕の目を見て 君を美しいと感じた そのときにそのまま伝えたら なんて思われるだろう 臆病になってしまう きっと君にあげたいものは 喩えられるようなものじゃない 胸の奥で渦巻いた ありったけの気持ちをすべて |
Flame〈C3 mix〉Base Ball Bear | Base Ball Bear | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | 気付くと暗闇にひとり サプライズ 笑うためのあかりを 待っていられる時間も過ぎて 枝振り回し歩いた いたいけだった ビリーバー 泥だらけの顔 照らした 突き刺すような情熱 いくつも吹き消した炎も くすぐったいドラマも 誰もが乗り越えてきた痛みと 言い聞かせる 漂う暗闇に落としたプライズ 拾うためのあかりも いつの間にか なくしてしまって 見えなくなっても手を振ってた すぐに戻ると思ってたから 無邪気な顔 覗いた からっぽの目した死神 いくつも吹き消した炎も くすぐったいドラマも 誰もが乗り越えてきた痛みと 飲み込んで 君が そっと点けてくれた炎も あたたかいトラウマも 誰もが忘れられないかなしみと 引き連れてく 信じすぎることやめた 信じるからこそ ノンビリーバー 煤だらけの顔で 抱きしめた 暮らしの中のフレーム 自分で いくつも吹き消した炎も くすぐったいドラマも 誰もが乗り越えてきた痛みと 飲み込んで もう諦めてた残火を 育てるのは呼吸 これからも忘れられないかなしみを 引き連れてく Birthday |
Summer Melt〈C3 mix〉Base Ball Bear | Base Ball Bear | 小出祐介 | 小出祐介 | | 明るい風に目を細めて 勘で撮った写真を見れば 無邪気な二人が絵になってた 眩しい想像こびりついてる 忘れなきゃいけないとわかってる 汚して楽になろうとしてる コーヒーの氷は溶け続ける 薄まるの 恋感覚 君に教えてもらったことだって 僕の知識として育ってく 君もそうかなってチクっとする さよならも上手に出来なくて 最初から違ったと思いたい 幸せだった瞬間(とき)があふれる コーヒーの氷は溶け続ける 透明へと 近づいてく 少しずつ そして、氷は溶け続ける そして、氷は溶け続ける そして、氷は溶け続ける そして、氷は溶け続ける 眩しい想像こびりついてる 忘れなきゃいけないとわかってる 「カラン」と音が響いた 秋の始まり |
L.I.L.Base Ball Bear | Base Ball Bear | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | ルーズリーフに書きなぐってた 作文みたいな詩(ポエム) あの続きをまだ詠んでる 夜から夜を越え 夕暮れのバス停で 君のこと待ってた ときめきが きらめきが 時を渡る 聞こえるか 聞こえるか 青い心のメロディー画 何度でも 何度でも なぞるから ふたたびメーター合わせる 440ヘルツ 曖昧なゆらぎの波に 小さな舟を出し 深い朝の町角で 僕は僕と会っては かなしみも 苦しみも 音にかえる 聞こえるか 聞こえるか 明るくて暗いサウンド画 君もまた 君だけで一人 なのさ 生きている 生きている 降り注いでくる 未来に ずぶ濡れでも 笑えたならそう 大丈夫 さぁ、いこう 19時の約束で 君のこと待ってるんだ ときめきや かなしみや 思い出も 予感も 連れて行くよ 生きている 生きている 僕も君も 完全に 言の葉が 舞い踊る このフロアで Oh Baby 聞こえるか 聞こえるか 最高の瞬間 見えそうじゃん 触れそうに 届きそうに 生きているのさ さぁ、おいで |
EIGHT BEAT詩Base Ball Bear | Base Ball Bear | 小出祐介 | 小出祐介・関根史織 | Base Ball Bear | Back to the 2001年 午後イチの体育館で鳴らした精一杯のスーパーカー 別に待たれてないしバズりもしない だけど見えた気がした淡い未来 「今日でやめる」そんな約束 捨てさせた一通のEメール デモテープ 送りつける 正真正銘のグレートハンティング すぐに連絡きて 喜びすぎて 腰が抜けて座り込んで 渡り廊下のストレンジャー 好きにすりゃいいじゃんここでの イス取りゲームは EMIで面談 するつもりはない観光や記念には 速攻でブッキング 初ライブ そして、Studio TERRA デモレコーディング 下北(沢)GARAGE 今じゃ僕らの聖地 出会った年上のバンドマンへ あなたたちにもらった沢山の叡智や友情は心に残るエール くじけそうな時、想う魂 昼まで語ったムダ話 どこからきてどこへ行くのかを綴る これは Just like EIGHT BEAT詩 経て、2005年 決まった事務所はSMA 担当マネージャーは徳留 グランドキャビンで全国を行脚 勉強させてもらう先輩の前座 デビューの準備 日に日に 追い詰められてかなりギリギリ メジャーは厳しい それでもひねり出した「GIRL FRIEND」は金字塔 そして、いつの間にか目の前に広いステージ 風でめくりあがってゆくページ 全くない手応え 響かない声 冷え冷え 壁そびえ立ってるようで なぜだ?なぜだ?なぜだ?なぜだ? ディレクターにたずねた 「その手から誰かの手に渡すのが“表現” どれくらい向き合ってきた?」 聞いてるか? あれから片時も忘れてないし 一生奢るつもりもない 穴のあいた砂袋 中身 君に届けるための苦労に命賭けよう 旅に出て 君の街まで 爆音で胸の奥の奥へ どこからきて どこへ行くのかを探す それは Just like EIGHT BEAT詩 突然もげた片翼 狂うバランス 無様に羽ばたくイカロス 長い青春 終わりのチャイム ……いや、これは逆転のための合図 だったら試す どれっくらいイビツになろうが自力の三点倒立 ギター・ドラム・ベース 輝くフレーズ 駆けてゆく 豊穣の季節 失くしたもの数える作業より想定外の自分を愛しなよ 生まれ変わってきた現実 まさに実践編のchanges示してく 生き様で訴求 刀選ばない侍がいまRock you なおも涸れることのない探究心 両腕で抱いたこのチャップマン・スティック ストーンズのように クラプトンのように いつまでもRollin' Rollin' 出会いがあって別れがある でも、その度 果実の甘味は増す 新しい曲を書いて 旅に出て また次の君の街へ AtoZ 書き足してゆくAとBとC いまも Just Like EIGHT BEAT詩 |
セプテンバー・ステップス〈C3 mix〉Base Ball Bear | Base Ball Bear | 小出祐介 | 小出祐介・堀之内大介 | | もうタッタッタッタッ……と去ってく夏 熱かっかっかった Heart Beat すぐやってってっ来る 10・11月 青空が爽やかさみしい ベイサイド どしゃぶりの 二人占めの 夜の匂いに 指置いた 拾ったライター 点いてしまった 赤色 手持ち花火 ああ Greenに光る都会 僕の中にもこんな一面があると知った もうタッタッタッタッ……と去ってく夏 君ばっかだったあの日 永遠 遠 遠の7・8月 元気でも どこか かなしい 「グレープ」と「グレープフルーツ」を同じものかと思ってた 笑う君につられ僕も 笑いながら 渡る 土曜の午後 聞きたくなんてなかった 友達の親切で 摘み取ったグレープバインに 募る 色はYellow どろどろの ああ やさしい君が心の 奥で抱きしめてくれるけど もうタッタッタッタッ……と去ってく夏 君ばっかだった あの日 永遠 遠 遠の7・8月 元気でも かなしくて もうタッタッタッタッ……と去ってく夏 熱かっかっかった Heart Beat すぐやってってっ来る 10・11月 幸せは 君の色 もうタッタッタッタッ……と、 さっさっ去ってく、 君ばっかで暑すぎた夏 永遠 遠 遠の7・8月 青空が 爽やか さみしい |
PARK〈C3 mix〉Base Ball Bear | Base Ball Bear | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | 尻尾切られたトカゲ 物陰からTry Again 飛び出して頭下げ 彼のおかげであんな不正も隠蔽 できた でも頭腐魚は唾吐き捨てるだけ アレゴリーの檻 に囚われた 動物たちの棲みか がこのパークさ 管理人はいまだに不在で代表は馬と鹿 だからシカツ シングルマザーのカンガルー パートタイムの休憩で ダッ ガッ ガッ ガッ グローブで壁殴る ムードから風土からルールから負のループ すべての低さ 生きにくさ 広がってく格差 枯れる草 「みんな辛い時代」に慣れてる次第 だけどこのまんまじゃLandslide 冷たい風が頬をさす 青すぎる空 ベンチに座って浮かべる 幸せへのフォーミュラ 貶めていい気のハエや ねじ伏せるつもりのハイエナ 歪みきったヘイト散らすハゲタカ 『明日のエースは君だ!』に学びな 分かるでしょ? グラデーション 7色以上 75億色 雄雌 老い若い 以前に個人でしょ 違うからあるイマジネーション けたたたましいコーション 深くぶつかり合うフラストレーション またセッション show must go on 響けセレブレイション 僕はクラブ活動で知った 自分というキメラ もしくは鵺 力いっぱいで鳴くぜ ドラムゴリラかませっ! 冷たい風が頬をさす 青すぎる空 ベンチで目を閉じれば 誰かの咆哮(シャウト)が 覗き込んだ川面には また仏頂面 雫をひとつ落とせば なみだってる鏡(ミラー) 冷たい風が頬をさす 青すぎる空 ベンチで目を閉じれば 誰かの咆哮(シャウト)が 覗き込んだ川面には また仏頂面 雫をひとつ落とせば なみだってる未来 |
Grape Juice〈C3 mix〉Base Ball Bear | Base Ball Bear | 小出祐介 | 小出祐介・堀之内大介 | | 没入して踊る 点滅が暴れる 不自由な自由に溺れる スリーポイントを決める 記憶・理想がこびりつく 頭の向こう岸で 誰かが僕を見張る 爆音で音楽浴びさせて 甘いジュースを ごくごくして 夢中で ごくごくして 襟まで染めるほど あふれだした ラ でかいギター ひくいベース はやいドラム よ、吹き飛ばして 色んなメッセージを忘れさせて Yeah 意味がないその中に 意味のない圧倒的見つける 境目がくずれる バケモノへと変わる 神じられるのはそうこれだけ かけちがったボタンの 余ったひとつをあげる 代わりにこの穴から 向こう岸確認して 爆音でロックンロールさせて 甘い 甘いジュースを ごくごくして 夢中で ごくごくして 襟まで染めるほど あふれだした ライ やばいギター やばいベース やばいドラム よ、吹き飛ばして 色んなメッセージを忘れさせて Yeah 意味がないその中で 意味のある圧倒的見つめる |
ポラリス〈C3 mix〉Base Ball Bear | Base Ball Bear | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | 志ん朝の三枚起請を聴きながら 切れた三弦を張れば 三日月のカーブで見てた 三毛猫が僕に微笑うんだ GとBフラとF ヒントにして 探し出したい ポラリス One&Two&Threeで また掴みそこね 朝寝 三尺玉で 死の星に向け描くさ イーグルとシャークとパンサーか ファルコンとライオンとドルフィン 赤青黄色で ゆれるフロアーで 見つめていたい THE POLICE One&Two&Threeで またカウントして 次の夜へ 街と海と私の三角関係 三部作くらいじゃ終わりそうもない 3つ選択肢があった あり/なし/どちらとも言えない 3つ○をつけたなら トリプティックの向こうまで グーチョキパーで ずっとあいこだね 探さなくていい DAKYOU POINTS One&Two&Threeで また駆け上がって 次のパート ギタードラムベース 輝くフレーズ 結んだ先にポラリス One&Two&Threeで ~180度の可能性 篇~ 『EIGHT BEAT詩』の天 輝くセンテンス 結んだ先にポラリス One&Two&Threeって 旅を続けよう ラララ・トリガーで ギタードラムベース 輝くフレーズ 結んだ先にポラリス One&Two&Threeで また掴みたいな 君のハート |
Cross WordsBase Ball Bear | Base Ball Bear | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | やっと会えた週末 近況の報告 それだけで過ぎてゆく午後 そばで見たかったエピソードばっかだ 楽しいからさみしくて 我慢して 無理して 恋してる日々の中で 聞きたい言葉がひとつあるよ My Darling 水をつぐように僕の名前を呼んでほしい 感じたいんだ ふたりを 同じじゃないから不安になるけど いいんだよ 少しずつ教えて? おはようのついでに 夢夢の話 光のパネルが射す朝 目標の通りにいかない苛立ち 焦げきってしまう目玉焼き 信じてる 信じて でも、未来に縛られないで 伝えたい想いが こぼれ落ちても My Darling 息をするように君の名前を呼びたい 感じてほしい 僕を 埋められない空欄(あな)は今じゃなくても いいんだよ すべてがヒントさ 「どうして」「どうりで」 くりかえす日々の中で 聞きたい言葉が聞けなくても ねぇ、Darling 水をつぐように僕の名前を呼んでほしい 感じたいんだ ふたりを 同じじゃないから不安になるけど いいんだよ 少しずつ教えて? 息をするように君の名前を呼びたい 感じてほしい 僕を 同じでこんなに違うからこそ 愛おしいんだよ すべてがヒントなのさ |
風来Base Ball Bear | Base Ball Bear | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | 音の鳴る方へ すかさず 手を伸ばし止める まだ暗い窓開けると冷たい 2泊で好きになった街に水性のオレンジ 営み 灯る 朝に 左から来たもの右へ手を加え渡し 凝り固まった毎日を噛み続けて 文と文の間の意味は汲みとりすぎて 気づけば味がなくて 短い車両の電車は走る ゆかりのない景色 青い風 ここにいたのか 親指を立てて笑う 綺麗だね 忘れかけてた 光と命がおどる当然 「血のめぐりを固めないためには『同じ姿勢でいないこと』」 パノラマに 白い雲 流れる 日に3度飲んでるサプリ 手を伸ばし止める 反射で開いてたアプリも閉じる しばらく帰ってない故郷(くに)の親の顔浮かぶ 生活ってやつは難く 海岸線をブランコでまたぐ イメージじゃ宙返り 風まかせ 誰もがJourney 小指を交わして約束 あなた宛 書いた手紙 押入れの箱に根を張る 秘密 動くベルトの上で維持してるスタイルに いま接吻(キス)を送る ふかふかの白い飯かきこむ 青い風 もう行けよって 親指を立てて笑う 風まかせ 誰もがJourney 掌を透かして掴む 灯り 「血のめぐりを固めないためには『同じ姿勢でいないこと』」 湯に浸かり 次の旅 思うよ |