水中モーターくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり | マブチの赤い水中モーター めまぐるしいスクリューで泳ぎ出した 水中モーター水中モグラー 波のない海で泳ぎ出した 背泳少女水着脱いだ 並列つなぎのポリエステル 水中モーター水中モグラー 安全金具 かなぐり捨てる OH 忌まわしきスパイダー かわすクイックターン リニアモーター 遠泳少年左手で呼んだ フレミング回れ水中モーター ちっちゃなころを思い出した リーリーリリーリーリーリリー 併殺打好きベンチウォーマー リーリーリリーリーリーリリー OH 素晴らしきスピードだ まわるハイトルク ブラックモーター 電励少年左手で飛んだ フレミング回れ水中モーター 「君の背中にヒトデがついてるよ このままじゃヒトデ形に日焼けしちまうぜ」 水中モーター水中モグラー みんなでドライブ水中モーター 水中モーター水中モグラー ミラクル呼んだ水中モーター |
ロックンロールくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり | 進めビートはゆっくり刻む 足早にならず確かめながら 涙を流すことだけ不安になるよ この気持ちが止まらないように それでも君は笑い続ける 何事も無かった様な顔して 僕はただそれを受け止めて いつか 止めた時間を元に戻すよ 裸足のままでゆく 何も見えなくなる 振り返ることなく 天国のドア叩く たった一かけらの勇気があれば ほんとうのやさしさがあれば あなたを思う本当の心があれば 僕はすべてを失えるんだ 晴れわたる空の色 忘れない日々のこと 溶けてく景色はいつもこんなに迷ってるのに 8の字描くように無限のビート グライダー飛ぶよ さよなら また明日 言わなきゃいけないな |
東京くるり | くるり | 岸田繋 | 岸田繋 | くるり・佐久間正英 | 東京の街に出て来ました あい変わらずわけの解らない事言ってます 恥ずかしい事ないように見えますか 駅でたまに昔の君が懐かしくなります 雨に降られて彼等は風邪をひきました あい変わらず僕はなんとか大丈夫です よく休んだらきっと良くなるでしょう 今夜ちょっと君に電話しようと思った 君がいない事 君と上手く話せない事 君が素敵だった事 忘れてしまった事 話は変わって今年の夏は暑くなさそう あい変わらず季節に敏感にいたい 早く急がなきゃ飲み物を買いにゆく ついでにちょっと君にまた電話したくなった 君がいるかな 君と上手く話せるかな まぁいいか でもすごくつらくなるんだろうな 君が素敵だった事 ちょっと思い出してみようかな |
青い空くるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり・根岸孝旨 | とぼけるなよ 止まって見えるのは気のせいさ 守るものは此処には何ひとつないさ 伸ばした髪は僕の目や耳を塞いでる こんな事は言いたくないのさ こんな事は言いたくないのさ 腰を上げな わからず屋 全てを破れ 屋根で空が見えないだけ その汗ばんだ肌からは出会った頃の匂い こんな事は言いたくないのさ こんな事は言いたくないのさ 何かが違うと考える頭は真っ白に 何かが違うと考える頭は真っ白に 青い空は遠くなってゆく あなたの言葉やぬくもりを思い出したら 夕凪が言葉も言わず暮れてゆく 僕は今日も変わりなく何かのために生きている こんな事は言いたくないのさ こんな事は言いたくないのさ 何かが違うと考える頭は真っ白に 何かが違うと考える頭は真っ白に |
リボルバーくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり | 解読困難です 伝えるのは言葉じゃないんだろう 実は平坦問題なし 少し寂しいな リボルバー覗くあてどない道 ごめんな守らない約束も ごめんな気持ちが入ってなくて 実弾入ってんです 涙ながら嘘の訴えを 水面跳ねたんです 誰も見てない時に石跳ねた リボルバー覗くあてどない道 気付かない破ったはず約束も 気付かない気持ちが入ってなくても リボルバー覗くあてどない道 リボルバー覗くあてどない道 リボルバー覗くあてどない道 |
男の子と女の子くるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり | 僕達はみんないつでもそうです 女の子の事ばかり考えている 女の子はわがままだ よく分からない生きものだ でもやさしくしてしまう 何もかえってこないのに 小学生くらいの男の子と女の子 男の子同士の遊びは楽しそうだ 割って入ってくる女の子はふてくされ こんな世界はつまらないと ひとりで遊ぶ 小学生くらいの男の子 世界のどこまでも飛んでゆけよ ロックンローラーになれよ 欲望を止めるなよ コンクリートなんかかち割ってしまえよ かち割ってしまえよ 僕達はみんなだんだん齢をとる 死にたくないなと考えたりもする 愛する人よ もうすぐ気付くだろう 僕のやさしさもだんだん齢をとる 大人になった女の子 僕をどこまでも愛してくれよ 何ももて余さないで 好きだという気持ちだけで 何も食べなくていいくらい 愛しい顔を見せてくれよ |
BIRTHDAYくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | 僕の生まれた日は いつもいつもこんな 日なたの若葉薫る風に乗って いつかこんな風にあなたの笑顔につられて 笑ったまま次の雨降る土曜日の朝に 少し濃いめの珈琲たてたら 寝ぼけた夢も君の匂いになる 僕の生まれた日は いつもいつもこんな 日なたの若葉薫る風に乗って 君の生まれた日は ずっとずっと先の 木枯らし吹く毎日のふっと晴れた日で いつもどんな風にあなたは大人になってく 昨日のことみたいに出会った日を忘れないで 少し背丈が伸びたみたいだ 目を閉じれば枯れ葉が春を呼ぶ 新しい世界を迎えることになる 寝ぼけた夢も一つの匂いになる |
Superstarくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり | スーパースターは待っている 芝生の向こうで呼んでいる 誰もがリフレインに涙する 心配性のヴィーナスも ネクラが自慢の少年も 最後はみんな見つめ合い恋をする 今誰もがそんな風になって 忘れたこと思い出せるかな ありがとう僕も愛してる 残り少ない夏の日を 入道雲がちぎれてさよならの合図 さりげない夏のいたずらが あなたの帽子をさらってく 恋のかけらが宙に舞う 今戻って抱きしめて 僕に触ってくれよ 忘れたこと思い出せるから 誰もいない芝生で 全部忘れてしまうよ 何処へ行ってもいいよ さよならスーパースター 目に汗が入ってしまった 心に隙が出来ちまった 誰にも言いたくない本音だよ スーパースターは待っている 芝生の向こうで呼んでいる 誰もがリフレインに涙する 今誰もがそんな風になって 忘れたこと思い出せるかな |
尼崎の魚くるり | くるり | 岸田繋 | 岸田繋 | くるり・佐久間正英 | 踏みつぶされたら初めて気付いたよ 僕は弱いんだ 踏みつけられたら意識は薄れてゆく 僕の身体は余りにも小さすぎて 陸上で暮らすには困難だ 忘れてしまった自分の細かな寸法も 噛みつかれても毒の回らない身体 僕の心はすっかり縮んじまって 肝心の言葉さえ出てこない |
街くるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり・根岸孝旨 | この街は僕のもの 手をとり登った山も あわただしい日々 知らぬ間に蝉時雨もやんで 京阪電車の窓から見える君の背を追って 飛び出して お願い微笑んで 昼も夜も我を忘れ 鍵をなくして さよなら言わなきゃそろそろ 迷わずためらわず 夕暮れのスーパーマーケットの前で吸うタバコや それを見て微笑む愛する君のまなざしも 青すぎる空を飛び交うミサイルがここからは見えない 見る夢はこの日の夢 帰ろうかな やめようかな 鍵をさがして この街は僕のもの この街は僕のもの |
サンデーモーニングくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり・根岸孝旨 | 曇り空の下 毛布にくるまって やり切れないどころか あばらが砕け散る ななめ上から街を見下ろした 祈りましょう きれいな心に若い力に サンデーモーニング 明日は日曜日 今週も八日目 また来週にお別れしましょうよ 疲れた顔で 僕らを見下ろして笑いましょうよ 本当は泣きたいかも知れませんよ サンデーモーニング |
家出娘くるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり | 何がなんでも出てゆこう君は家出娘 荒れた唇隠して君は家出娘 秘密の道草 雨やどり 冷たい肌のアノラック着たままで 頬染めた 君は染めた 夢じゃないか 手をつまんでみた 三秒間だけの旅も 終わりそうな 曇天もようの下で 背筋のばして行こうよ |
HOW TO GOくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | くるり | 昨日の今日からは一味二味違うんだぜ 自信も根拠もしゃれこうべみたいな顔のまま 意識は遠のく まるで昨日の夢のよう さっきまで気にしてた How to play the guitar 灰になる いつかは僕達も離ればなれになるのだろう 僕達は毎日守れない約束ばかりして朝になる 真夏の太陽は少し眩しすぎるかな スマートに大好きなこの曲と旅に出たいのにな 何だかな まったり 夕暮れ待ったり するなよ いつかは想像を超える日が待っているのだろう いつかは想像を超える日が待っているのだろう 毎日は過ぎてく でも僕は君の味方だよ 今でも小さな言葉や吐息が聴こえるよ |