he(r)art」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し

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Theme for“he(r)art”For Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓君に出会った――取り返しようのないくらい。 幻でもなく、間違いでもなく、たしかに。 「東京」と名づけてみたこんな1200万の孤独の群れのただなかで。  光害の夜に君の秘密を浮かべて、 勝手につくった星座に焦がれても、 意味はないの?  求めてるのはハートだけ。 差し出せるのはアートだけ。 君がくれた歌たちを歌い続けてる。 求めてるのはハートだけ。 差し出せるのはアートだけ――そうでしょう?
FloorFor Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓夜を泳ぐように生きて、 つめたい灯りを受けて、 同じ色をした息が消えてゆく雨の果て。 ありふれた歌が鳴るなか、 見つけたあなたの姿は光と影のまやかし。  つたない言葉を探してはうつむくばかり。 呼吸のしかたさえも忘れそう――少しだけ待って。 折り重なる雑音に溺れて悪酔いしてるわたしの耳に、 そっとあなたの声だけ教えて。  アイス・キューブが溶けるまで黙ったまま、 あなたのその踵が跳ねた床の上。 誰かが捨てた吸い殻が灰になるのを見つめてた。 想いは綺麗なあやまち?  気のないそぶりをしないでと願ってみても、 なにも伝わるはずはないとわかってるけど……。 わたしの知らないビートにずっと夢中なせいで、 あなたの心にいつまでも近づけやしないよ。  繰り返されるダンス・ミュージックに ジャスト・チューン・インして踊り明かせたら、 繰り返されるダンス・ミュージックはもういらないはずだと思ってた―― だけどそれは違って、どうも隙間が埋まらないや……。  カクテル色の光線のなか、 揺れるあなたとわかちあえない切なささえも甘くて苦い。 ピント外れの幻でも愛してるから、 胸の奥に焼きついたままどうか消えないでいて。
Echo ParkFor Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓積み上げた言葉じゃいまはまだ届きそうな気がしなくて、ため息。 恋とはもう呼べないようなレンズで、蒸発する時間をただとどめたくて。  窓辺の蔦に搦めとられて、焦燥感に滲んだ景色も水泡のなか。  嘘みたいにこぼれ落ちて、青みたいにつめたく濁っていく、 その声のいちばん綺麗な周波数を探ってみたい。 いま、投げ出す花を溶かした雨も止んで、 街並みはあなたの日々にそっと音楽を添えている。  曖昧な隙間に潜んでいる終わりの季節の気配も、いまはわかるよ。  いつかあなたを汚す奴らの指先さえ掠めない、限られた世界のなか、  夢みたいに美しくて、赤みたいに頬に滲んでいく、 その愛の36℃半に手を伸ばしてみたい。 いま、近づく明日が想いを逸らせて、 額縁に飾れない表情をずっと探している。
アフターダークFor Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓融けてゆく日の名残りが窓にやけに赤く、 街の灯が夜を待ちわびながらともりだすよ。  切りすぎた髪先がくすぐったくて、 なんだか誰かに見せたくて、 あてもなく部屋を飛び出せば、 甘ったるい憂鬱が肺を満たして、 忘れたいことも思い出して、 金木犀の季節だと知るの。  夜しか逢えない君に逢いにゆく。 夢しか見てない目のやわらかさだけを信じてるの。 君しか知らないわたしを教えて。 愛しかいらない、とか、くだらない嘘を束の間わかちあうの。  群青が濃紺に差しかかる通りを抜け、 澄んでゆく呼吸の数で距離を測ってるよ。  いろんなリズムが折り重なって、 思い思いにすれ違って、 なんとなくグルーヴを編み出せば、 足取りの軽さに拍車がかかって、 鼻歌なんか歌ったりして、 両腕を広げて風を感じるの。  ようよう深くなりゆく night time 街を彩り弾ける high time に幸いを祈る aventure その共犯者なら I got you ようよう深くなりゆく night time 街を彩り弾ける high time 小さなシンフォニーが絡まる都会の after dark
DedicationFor Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓静かに揺れるカーテンから床に零れる月の水面。 沈むみたいに息をひそめ、君が話した海の記憶。  拾い集めた言葉を繋げたら、いつかは君をぜんぶ知れるのかな。 積もり積もった感傷もやがてどうか、綺麗な形にして渡せるかな。  藍色に燃える星も、 透き通る夢の花も、 声もなく歌う鳥も、 その傷を憂う風も、 すべて君のために。
Leica DaydreamFor Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓過ぎゆく瞬間が「いま」を都合のいい幻に変えてゆく。 誰もが気づかぬうちに手にしてた、そんなありふれた魔法。  砕けたしゃぼんが音も立てずネイヴィーのブラウスを濡らした、風の日。  ありのままの退屈さえなぜか美しい色になって、 頼りない陽の光のなか、君は記憶の世界で呼吸をする。  ねえ、小さな過去を重ねてやっと巡り会えた愛しい人。 何千の色を束ねた君の光がやがて白になる。  瞬きの狭間で捉えたしぐさ――ときめきはいつも君のそばにある。  「好きな花を選び取っても、そこには永遠はないの」と笑う、 そんな君を永遠にしたくて、僕はファインダーの向こうを覗いて見るよ。  ライカ・デイドリーム……。

指先記憶装置

Underwater GirlFor Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓息継ぎをしたなら最後、あとはただ沈むだけさ―― 君の目を満たす海へ、君がいない僕の未来へ。 手を伸ばす光はそっと指をすり抜けていく、ずっと。 見つけたはずの答えもとうに消えない疑問符だ。  アクアノートのように揺らぐ横顔が遠くて冷たくて綺麗だ―― 忘れるかな?  失せてゆく感覚はまだ君を探しているけれど、 指先も波打つ髪もいつしか誰かのものになった。 確かめたい言葉はぜんぶ。伝わらない言葉もぜんぶ。 綺麗なままで集めても汚れてしまうから。  その影が溶けて僕ははじめてこの世の叶わなさを知るんだ―― 眩むほどに。  アクアノートのように揺らぐ横顔が遠くて冷たくて綺麗で、 ずるいな。 その影が溶けて僕ははじめてこの世の叶わなさを知るんだ―― 眩むほどに。  幸い、後悔――ねえ、もうどうでもいいの。 愛憎、好き嫌い――それすらなんでもいいの。
Ghost Town PolaroidsFor Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓Say hello. 夢の街の輪郭が融ける夜明け。  それは1991年。 カルミアの庭で君を写した写真。ペパーミント色のスカートが揺れた。  白い指がなぞる静かな体温、やさしさのためのやさしさ。 あどけないままに薄れてくだけの皮膜に想いを閉ざしてみても、 いつかは誰もいなくなると知っていた。  Walk alone. 月明かりが秒針を絡めとる夜。  いまは1999年。 水のないプールを満たす君の声の幻聴に溺れていたいな。  水銀を食べて育った花はプロム・クイーンの夢を見てる。 僕らはみなずっとサタデイ・ナイトに踊ってる亡霊みたいだ―― とっくに誰もいなくなっているのに。
Frozen BeachFor Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓出来の悪い恋のお話は終わり――出来の悪い恋の歌を道連れに。 心もとなげな色がよく似合うふたりにふさわしい日和。  国道沿いに海へすり抜ける―― 過ぎ去りし日々のパラソルだけ、 置き忘れられてゆくためにあるみたいな海へ。 点を結んだ僕の過ち、線を引かれた君の哀しみ、 詰め込んだ瓶は水平線まで。  両腕を広げて抱き寄せた風は、ここにないなにかを探しているよう。 「ひとり」を知る季節、白い時間のなかで、かもめの行方を見つめる。  ホルガはフィルムを残したままうっすら埃を被っている。 街に降るわずかな雪にもほんの少し似てる。  僕らの最後を閉じ込めたら、どんなに寂しい笑顔さえも、綺麗なはずだよ。 忘れないでいい?  国道沿いに海から離れる―― いつかの夏の問いかけはまだ、 不思議なくらいに心に染みついているけれど、 「スノウドームを逆さまにして何回だって繰り返しても、 戻りはしないから」 それが答えだよ。

A Day in November

放物線For Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓流れるためだけに時間は存在するよ―― この街はいつでもそんなふうでしょう。 君が忘れてった薄荷煙草の煙が冷ややかな深夜に紛れてゆく。  見上げた空には星は映らなくて、丸すぎる月がきれいごとよりきれいで、  いつだってどこだって、死にたいくらいあたしはあたしだ。 その自覚にただ苛まされてみたって、何ひとつ、誰ひとり、 救ってはくれやしないから。 君にとってもあたしはただの通過点って、 わかってるよ。  モノローグ続きのつまんない映画のよう――語るべき中身もないくせにさ。 すり切れそうな愛をアルコールに溶かして、 わかりあえないってうそぶいてた。  落ちるところまで落ちるのはたやすくて、その浅はかさも君は 見透かしてるようで、  傷ついて傷つけて、心細さばかり競ってる――瑪瑙のような目を ぎらぎら光らせて。 さめざめと混ぜこぜの感情があふれたって君には、 遠い国の名も知らない歌みたいに意味がないな。  どうしたって好きになれる気がしない、君が忘れてった薄荷煙草も、 だらしなく生き延びそうな明日の日も、 もういらないや。 窓を開け放して、 この手から投げ出せば、 きれいな放物線を描いてぜんぶ落ちていくのに、 どうしてあたしは踏み出せずに呼吸を繋いでいるのかな。  明けそうで明けなくて深い夜の底に沈んでるあたしを、 いまでもたしかに月は照らしてる。 いつだってどこだって、死にたいくらいあたしはあたしで、 だから結局あたしは君を愛してしまうって、  わかってるよ。
Just for a NightFor Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓不意に静寂が街をよぎったとき、 僕らはたしかになにかのはじまりを感じていた。 それがなんなのかは僕にはわからず、言葉にすることもできなかった。 ただそっと息をひそめ、みんなと目を見合わせて、うなずくばかりだった。 華やかさを競うようにひしめきあうネオンも、行き交う群衆も、 ぜんぶが透明な嘘のフィルター越しにあるみたいで、 不安で叫びだしたくなるような、 でもこの静けさを破ってはいけないような、そんな気持ちにさせられた。  「僕らが大人たちを追い越したのさ」  ひとりがそう言って笑いだして、みんな彼のほうを見た。  「この街で生きていると、そういう瞬間が訪れるものさ。 たぶんぜんぶ光と音と若さゆえの加速度のしわざだと思う。 そのあいだ僕らはギターを持たないロック・スターで、 国を持たない大統領で、ロケットを持たない宇宙飛行士で、 とにかく無敵の存在なんだ。 そして今夜だけ僕らは、誰にも知られずに永遠の命を手に入れるのさ」
Teen FlickFor Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓嘘っぱちだったあの青い恋の映画は、 月日を無為な憧れに溶かしてしまった。  レンズで見据えて捉えた世界は すぐそばにある現実と瞬時に食い違いだして、 あなたの小指に絡みついている不気味に赤い糸はどこへ繋がっているの?  うそぶくように、欺くように、 いまも枯れてはくれないアネモネ。 いつでもスロウに回り出すストーリー―― そんな幻と、弱い羽の音。  拾ったコンパスじゃ辿り着きはしなかった、 ブランケットのいちばん深くのユートピア。  天の川で星を積み上げて、ずっとあなたは運命の眩さに気を取られている。 伏線めかしたささやき声だけが頭のなかに響いて、この夢は醒めていくの?  裏切るように、抗うように、 いちどだけ掠めあった手と手。 軋む不条理、転がるストーリー―― やがて見つめあうためだけの目。  あなたに包まって眠る夜を探している―― この指の糸は繋がらないままでも。 星座の導き、風に舞って飛んだメロディ、ネオンの灯の揺らぎ―― 混ざり合ってあなたに届け!
TOKYO WILL FIND YOUFor Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓ココアの香りの幸福な朝も、 死にたいあまり泣きそうな夜も、 帰り着くのはいつも同じ、 東京というやさしくつめたい街でした。  誰もがハートを見つけてなくして、 映画を観返すように繰り返す。 飽きもしないで続いてゆくのは、 正しくて綺麗な証なのでしょう。  感性の色はブルーとグレイ。 愛おしいものを着重ねる季節。 冷ややかな空が薄らぐ頃、 見つけだしてあげるよ。
HalationFor Tracy HydeFor Tracy Hyde管梓管梓曖昧を抱いて生きる僕らは、いつのまにかここにいてさ、 人一倍サイダーのガラス瓶を空け、胸のもやを晴らそうとしていた。  海鳥の声が重なって生まれた歌のようには、 いまの僕は笑えなくて、髪を撫でつけた。  光に融けてゆくイメージのなか、君を見てる―― なんにも変わんないのになにか違う笑顔の、かなわない君を。  夕立にでもなりやしないか、淡く期待してみたんだ。 言葉少ない僕らの沈黙を紛らせれば、それでよかったのにな。  臨海線のホームのベンチは錆びついて、 昔書いた君と僕の名前なんて消えちゃうだろうね。  そして天を仰いだ君に滲む、季節の終わり。 「いつかまた会えるさ」 お決まりでも信じきりたいと思った。
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