欠けた心象、世のよすが」の歌詞一覧リスト

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欠けた心象

真昼の月明かり月詠み月詠みユリイ・カノンユリイ・カノン真昼の月の明かりの下 君が幽かに見えたんだよ  ほら もう藍の空に融けた想いに手を振る  アデュー アデュー  悴む指を包む その体温に溶けては滲む痛み  すめく夜に 途切れないように また鍵をかけて  隠していたいとか思ってるって本当のとこは 伝えたいことがあるってことって気付いてる  一秒で過去になるんだ この瞬間さえも そう、昨日の明日に生きながら  明日が人生最後の日だとして 今日なにをしても悔いは残る  ああ「もう消えたい」なんて嘘だ でもどうしてもここが痛いんだ  満ちては欠ける月のように この心もまた形を変える  今を この時の思いも 歌にして綴じ込められるかな  木立と線路に沿い二人が歩いた足跡だけ残る  降り濡つ帰り道 その手を離さずいられたら  ねえ、まだ夢を見てる  全部が嘘みたいだ  ああ 今日まで何度も目覚めて でも僕は今もあの日のまま  終わる日は遠くて近くて  碧落を見上げて 月を待つ  残る人生最初の日が来て 昨日のことさえ忘れていく  どうでもいい 愛も夢も 救えやしないから なにも  もう世界が終わっても構わない とか歌う誰かの嘘が痛い  きっと願っても叶わない でもどこかで期待して生きて  真昼の月の明かりの下 君が幽かに見えたんだよ  ああもう この最後の時まで なあ どうして言葉が出ないんだよ  言えないまま手を振る  アデュー アデュー
カルミア月詠み月詠みとうかさとうかさ心に欲望が住んでいて 欲しいものが手に入らない度 爪を立てる 痛みは感じないのだけど 呼吸にさえ紛れてしまうほど鈍く疼く  どうか笑えますように そして満たせますように 胸に空いた穴を手で塞ぐように 隠す  いつかは喜びも悲しみも気付けば全部消えてしまって 感情のない日々が根差していく どうすれば 虚しくて不甲斐無い私を「全部正解だ」って 許せるのでしょう 解らないよ  後悔は感じないのだけど 閉じ込めた気持ち 内側に軋む痛み  これで笑えますように もう傷つかないように 抜け落ちた淡い感傷に浸るように 沈み込んでいく  ずっと誰かの幸福の形を 心に押し込んで騙していた 埋まることの無い一人遊び 体温が滲んでいく そんな風に 喜びも悲しみも気付けば全部消えてしまって 感情のない日々が根差していた  どうしても 拙くて 変われない 私の全部 抱えて生きて 間違いだらけでも、気付いていく 冴えない日常に 芽吹いていく
絶対零度月詠み月詠みユリイ・カノンユリイ・カノン凍てついた心象に昏れない何かをくれ  のべつ幕無し 飽いたストラテジー 人も歩けば木から落ちるでしょ  苦肉の策で謀り安堵さ 今に手詰まる さながらイカサマ  良いも悪いも知らぬ間に交って 単調な感情に流されていく  問も答も間違いだろうて ああ 馬鹿ばっかだ まさかまだ気付かない?  この絶対零度の心さえ解かす 愛と亦 見紛う 往往  表面上は美しかれ 一寸先は今も暗い暗い  汎用的なセリフは無駄 ちゃちな妄想して溺れる 脳 脳  本当の嘘はノンフィクション 作り話の恋が凪ぐ  事は是非無し メタ的アイロニー 意図も容易く砕けて散るけど  不実な故に嘲りあうのさ いやに諂うペダントも  ああ、なんにもないから なんでもかんでも乞えば もういらないものだけ 掃いて捨てるほどあんだよ  まあ、あんたらなんかに ああだのこうだの説いても無駄って言って どっかでずっと望んでしまってんだ  この絶対零度の心さえ解かす 愛と亦 見紛う 往往  散々 吐いた言葉が刺す その切っ先が今も恐い恐い  例外的な痛みでまた 埒が明かないまま彷徨う 浪々  虚の実の裏の裏 どんな愛憎でも満たせない  灼きつけて 脳裏まで 冷たい夜に紛れて過ぎれ  色のない光景に褪せない何かをくれ  この絶対零度の心さえ解かす 愛と亦 見紛う 往往  表面上は美しかれ 一寸先は今も暗い暗い  絶対零度の心さえ解かす 情に揺れ 燃えてく? ノーノー  本当の嘘の裏の裏 作り話のそれじゃない 世界が色づいた
ネクロポリス月詠み月詠みユリイ・カノンユリイ・カノン何処かに落っことしたの 其れって何だったっけな  最初から何にも持ってない いつまで経っても解んない  如何してこんなんなんだろう まあ、だって違って生まれた  ねえ、待って! それっておかしくない? 人生がそれで決まるの?  この街が捨てた倫理の形など誰も忘れたんだ  息も脈も騙し騙しだ 蹲った僕はしどろもどろ  華やいで廃れて 芽吹いては枯れて 積み上げられた ネクロポリス  狂ってしまえよ 馬鹿になり舞えよ 意のまま踊れ マキャヴェリズム  間違った正しさの前にひれ伏して流されて  どうだいその半生の現評価は 願望・理想 ちょっぴりでも叶ったかい  まあまあ、まだ現状じゃあ不明瞭 大体こんなもんだって思ったら終わってんだ  華やいで廃れて 芽吹いては枯れて 積み上げられた ネクロポリス  狂ってしまえよ 馬鹿になり舞えよ 意のまま踊れ マキャヴェリズム  間違った正しさの前にひれ伏して流されて  嗚呼 また 見えた希望に手を伸ばす 誰かを蹴落として  欲しい物も 手に入れた途端 ガラクタと化した どれもこれも  華やいで廃れて 芽吹いては枯れて 積み上げられた ネクロポリス  狂ってしまえよ 馬鹿になり舞えよ 意のまま踊れ マキャヴェリズム  夢見て破れて 全て均されて 忘れて生きて 死にゆくだけ?  足掻いてみせろよ 笑えよ痴れ者 憚らずいけ ケセラリズム  望んで生まれたんじゃないさ 死に方は選ばせてよ それが正解じゃなくても
新世界から月詠み月詠みユリイ・カノン、mikotoユリイ・カノン行き場のない思いがまた言の葉にならないで散る様 消したくなんかないよまだ なんて狼狽えても変わんないから  届かぬものと諦め 日和見だけで終わる人生 受け入れらんないよ ほら 選択肢はひとつだけじゃないから  線引いた悠遠の その道すがら 何だって描くのは自由だろう  定まった照準の その向こう側に 果てるまで進もうか  きっと何もかも叶えられるような 明日を未来を追いかけていたんだ  目が覚めた今も僕らはまだ夢を見ている  何もかも煌めいていた予想図とは少し違うけど どんな世界でも君ならきっと笑ってくれる  正解だけ選ぶべき 百点を取る それが目的? 間違いさえ選んでいい そんな僕にはただの仮想敵  小さな嘘 重ねたら 本当の気持ちだって見失う 何がしたい 問いかける 涙の意味も知らないまま僕は  過去になっていく 想いも色褪せていく そして人混みの中 息を殺して流されて  そんな月並みな未来ごめんだとか思ったのに なあ あの日の僕が今の僕を見たら何を思う?  何十回 何千回 やり直したって 同じ場所に辿り着くんだろう  傷も 後悔も 全部無く生きていたら それは僕じゃないんだから  きっと何もかも叶えられるような 明日を未来を追いかけていたんだ  目が覚めた今も僕らはまだ夢を見ている  何もかも思い通りにはいかなくたって生きてきたんだろ 馬鹿を見ようとも 譲れないものがあるから  泣きたくなるくらい暗い夜も 朝の光が掻き消していくんだ  振り向いてみれば ほら悪くはないと思える  何もかも煌めいていた予想図とは少し違うけど どんな世界でも どんな歪んだ形でも 僕らはきっと笑っていれる
夜に藍月詠み月詠みエポックエポックあの夏の劣等感に 僕は今日も縋ってる 埃被った何もない日々 溶け出した暮れにサイダー またねって笑う君 僕等 嘘をつく  まるで偽物のようだ この人生も 言葉も  日陰で俯く今日と 自尊心をゴミ箱に捨てた  落ちる夕景 藍の花 花火の匂い いつからか忘れていく  月に群青 ねえきっと僕たちは光だ 暗い水の中で藻掻いている  喪失も永遠も知らないまま ただ、今を歌っている この生命で  何も変われない僕を 縛るだけのあの日の言葉も 忘れてしまえばいいと思うたびに 涙で滲んだ  繋ぐ手と手 暗い夜道 蛍が灯る 淡く先を照らして  月に群青 ねえずっとこのままでいたいんだ 二人、闇の中で手を繋いでいこう  失望も称賛も背負いながら ただ今は歩いて行こう ねえ?  嗚呼、きっと明日だって後悔を唄うけど 青く滲む夜を歩いていけ  月に群青 ねえきっと僕たちは光だ 暗い水の中で藻掻いている  喪失も永遠も知らないまま ただ、今を歌っている この生命で
こんな命がなければ月詠み月詠みユリイ・カノンユリイ・カノン夢も愛も何もない こんな命がなければ 僕ら、傷も嘘も痛みも知らずにいれた 今も 目も綾な思い出が明日を攫う そうだ いっそ朝が来なけりゃいいと思ったんだ  どんなものもいつか終わりがあることを 枯れない花なんてないことだって 疾うにわかってる 吐いて 切らして 欠いて 奪って 繰り返す こんなに無為な鼓動が続く理由は今もわからない  どうして同じ傷なのに まだ僕だけ癒えずに血が流れているんだ 降りた遮断桿の向こう側 あの日のままの君が笑うから  夢も愛も何もない こんな命がなければ 僕ら、 傷も嘘も痛みも知らずにいれた この世界に解はない そんなことわかってるんだよ だけど 一つくらいでいいから 夢を見たい  何度詠っても 何度紡いだって 足りず叫いて 消えないようにと何千回だって君を綴れど どんな言葉も どんな思いだって過去に変わって 君を想っても 痛みのない 時が来てしまうだろうか  「どうか強く生きて」なんて言えないな 消えたい僕が今日ものうのうと、 どうして息をしている?  帰り道の何気ない「さよなら」も いつしか二人を別つ最後になるから  また君を書いて 僕は心を欠いて 然うして大人ぶって失くして 言いたいことなんて きっと何もないんだよ 無様に命が叫んでいるだけだ  嘘だけがこの空白を埋められるのか 傘も差さないまま 雨の中 君を待っていた  夢も愛も何もない こんな命がなければ 僕ら、 傷も嘘も痛みも知らずにいれた この世界に解はない そんなことわかってるんだよ そして 徒爾な人生で終わる それだけだ  違う きっとそうじゃない こんな命がなければ 僕は君に巡り逢えなかったんだよ  「変わらない」「叶わない」「こんな世界」 なんて云うほど 誰も来たる明日を、未来を知り得ないだろう  いつか君が教えてくれた 生きる理由 なら どうか忘れ方も教えてくれよ 歌も 言葉も 人生の価値も 笑い方も 嘘も 優しさも 君がくれた全てが僕を創る  何度詠っても 何度紡いだって 描くのはいつも君だ またいつか逢えるその日まで おやすみ
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