You To You (feat. ROTH BART BARON)ASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 山田貴洋・後藤正文 | 後藤正文 | | 札束握りしめて 時間を売って何を買う 亜熱帯のミートボール 投げつけるベースボール お互い首絞めて笑顔ではにかむ 無意識に僕らが踏みつける何かを思う そこじゃないどこか 君じゃない誰か 交差点のポップスター 身に纏うファストファッション 切実な僕らの生活のなかで あなただってそうだろう わたしだってそうでしょう それで良いんだろうか 想い描いて 誰だって輪のなかに在って ほら 糸を手繰って 君をぎゅっと引き寄せ 巡っている ミュージックというディスカバリー 僕たちを繋ぐ線の上 ミュージックというディスカバリー 僕たちを隔てる線の上 NO WHERE 想い描いて 君だって輪のなかに在って ほら 言葉とメロディ それぞれの その声が響いている 想い描いて 誰だって輪のなかに在って ほら 声を聞かせて 今をそっと噛み締めて 歌って ほら |
解放区 / Liberation ZoneASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | Masafumi Gotoh | Takahiro Yamada・Masafumi Gotoh | | 自由の裏路地で魂がカサカサのまま 干からびて 五寸釘で君を呪うくらいなら 僕の名をそっと呼んでくれよ 指で何度も頬骨を撫でて 自由の裏路地で悲しみがしたり顔で喚き散らして コメディのキャストじゃ足りないなら 明日 ちょっとだけ顔を貸すよ 笑えなくなっても 指で何度も頬骨を撫でて 車道を渡って君が走り出す 沿道に立って僕は手を振る 次第に姿が小さくなっても 頬をつたって感情が溢れ出す 沿道に立って僕は手を振る 指で何度も 涙を拭ってたんだよ 高層ビル越しの斜陽 工場街の雑踏 登りつめた先の緩やかな坂道を下る 通り雨の後の草むらの蒸気 ズブ濡れの雑誌 膨れ上がるイメージ 帰る家のない老人と暗い目をした青年 タワーマンションの最上階からバラ撒かれる紙クズ 手垢まみれの貨幣と足跡だらけの地平 地名だけが古いままの新しい地図 解放区 フリーダム 笑い出せ 走り出せ 踊り出せ 歌い出そう 解放! |
DororoASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | Masafumi Gotoh | Takahiro Yamada・Masafumi Gotoh | | この世界を裏切って 腹のなかで蠢いている ハラワタ 食い破って 赤黒く漲っている 焼けた皮膚を破るまで 滾る闇の奥に光が在って 遠く声を確かめ合って 濡れた指先で撫でるように いつか君に触って 人間の残骸 喧噪 ダイナマイト 愛の欠乏を埋めるマネー 応答はない 勝敗もないが 随分 張り込んでいる 焼けた皮膚を破るまで 滾る闇の奥に光が在って 遠く声を確かめ合って 濡れた指先で撫でるように いつか君に触ってみせるよ |
エンパシーASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | ASIAN KUNG-FU GENERATION・Ryosuke Shimomura | 何もない街の静けさ 何もない手の頼りなさ それでも ただ身体ひとつ ふたつ目には まだ夢の残骸よ 音のしない部屋の気まずさ 君のいない日々の味気なさ それでもまた 身体ひとつで立つ 目の前に広がる現在を ときに激しい雨に打たれても 夜にひとり抱えた言葉でも きっと憐れみも悲しみも 煎じ詰めればエンパシーで 僕らの魂の在処かも ほら もう目が覚めた ドアを蹴飛ばして 朝焼けの空を駆け抜けた 今、君の吐息が弾む音 夜明けの街路が露を纏うこと ヨレたフォームで日々を進み アスファルトの海を乗り越えた その果てに自由が見えるでしょう 向こうでは世界が叫んでいるぜ いつでも 生まれた場所に基づく風景を 虹彩や皮膚に紐づけた運命を 打ち消して ただ認め合うような将来を夢見て 夢見て ときに厳しい風に吹かれても 君がひとりこぼした涙でも きっと憐れみも悲しみも 煎じ詰めればエンパシーで 僕らの魂の在処かも ほら もう目が覚めた ドアを蹴飛ばして 朝焼けの空を駆け抜けた 今、君の吐息が弾む音 夜明けの街路が露を纏うこと ヨレたフォームで日々を進み アスファルトの海を乗り越えた その果てに自由が見えるでしょう 向こうでは世界が叫んでいるぜ いつでも 君の名前を |
ダイアローグASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | | 難しいのは いつだって承知の上 星もないなら 夜だって闇のままでしょう ささやかでも 今は弱い光でも 響く速度で 声を聞かせて 届け どこまででも 風が急に乾いて 人々の歩幅が変わって 僕らは衣服を脱いで ほら 溢れる涙で寒中遊泳 マイペース 君はまだ陸の上で 虚しくなって言葉も出ない 声にならない 難しいのは いつだって承知の上 星もないなら 夜だって闇のままでしょう ささやかでも 今は弱い光でも 響く速度で 声を聞かせて 届け どこまででも 水辺に転がる プラスチック製のボトルを掴んで 飛び立つ 水面が波立つ 胸元まで溢れた水溶液に浮かぶ島なら 心配ごともないだろうか 難しいのは いつだって承知の上 星もないなら 夜だって闇のままでしょう ささやかでも 今は弱い光でも 響く速度で 声を聞かせて 届け どこまででも |
De ArribaASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | ASIAN KUNG-FU GENERATION | どんなことだっていいでしょう 彼はもう 降伏したんだから 石を投げたっていいでしょう 躊躇いなら どこにもない 美しさ 過ちのない君の魂よ であれば 次はどうか 僕を燃やして 焼き払ったっていいでしょう 君はノー・ダメージなんだから 誰が死んだっていいでしょう そこからは決して見えはしないこと 見えはしないこと 痛みや 行き先のない その思いも 僕らは誰彼と踏みつけた であれば それぞれの言葉や記憶を遡って もう一度 やり直そう 後ろめたさを抱えて 貧しさを乗り越えて 街明かりが 互いの顔を照らして 温もりや冷たさを取り戻して 僕らはいつまでも すれ違った であれば ささやかな愛を手繰って どこで生きたっていいでしょう 過ちはもう 水に流して 何を書いたっていいでしょう どうせほら 君は読みもしないこと 読みもしないこと |
フラワーズASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | ASIAN KUNG-FU GENERATION・Ryosuke Shimomura・Mariko Hirose | 相変わらず僕らは それぞれの悲しみを携えて 明日が届くことを また 祈ろう 満ち足りない僕らは 様々な役割を抱きしめて 誰かと それぞれを分かち合おう 過ぎ去る景色の猛スピードに溶けて 何もかも色褪せた 街角に佇む若い花売りに 君の影を重ねて思うよ 嗚呼 鐘の音が聞こえて さあ 終わりじゃなくて始まりさ 綺麗に忘れても 未だ どこかで笑っていて 点滅した電球の光 息するように吐き出す偽り ガラクタの山をかき分けて探してる 本当のことを 探してる 懐かしい言葉も 嗚呼 鐘の音が聞こえて さあ 終わりじゃなくて始まりさ 綺麗に忘れても 未だ どこかで笑っていて |
星の夜、ひかりの街 (feat. Rachel & OMSB)ASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文・OMSB・Rachel | ASIAN KUNG-FU GENERATION・GuruConnect | 君が暮らしている街にも グラフィティだらけの路地裏の 彼がマイクを握った夜にも 僕らがはみ出した その訳も 彼女がペンを走らせた日々にも ノートの切れ端を君が拾って そこに連なった思いが 今日 君の胸のなかにだってあるでしょう それを温めて 手放さないで 読み返してみて 憧れるハイエンド 私には書けないけど これしかないんですよ だからもっと繋いでよ ステージもマイクも拍手も無くても 頭の中はずっとこれだけだよ 簡単に 変わっちまったなんて言うなってば 無駄なんか無いけど オジリナルだって無い インプットしてまたアウトプット 1000年とちょっと続く言葉で 皆探してる 寄る辺とWay out いつだって書いて書いて消化 この感情が 本物だって証明した 拙くてもつまらなくても 筆 走らせる あの頃 僕らませたkids イヤホンで塞いだ耳 夕暮れの船だまり 座る君に この曲 聴かせたい きっと歌詞は縦書き その声を確かめて 今 部屋の隅で君が嘆く それは陰り だけど、明かりみたい 正しくないけど 不正解じゃないさ 君はひかり この声が聞こえるかい? 夜更けになって星が集っている あってない様な動機 語る程でもないストーリー 蚊帳の外で見るショービズ 言うだけならフリー孤高のクロオビ top notch,誰よりリッチ、 ひとりぼっち、光ある道 どのみちわかりゃしねぇのスイッチ オン、半笑いで傍観する不一致 まるでakonのロンリー やめ方知らねぇMONKEY 止まる成長期、僻み根性 聴こえない声まるで波の音 喝采の声、残る色濃く 憧れも、与えていこう 何を変えよう、変わらず行こう 当たり前を、鼻で笑おう 過去に追われようと走り切る 常識の外が都合いい やっと息できる思い通り 今やらないと消えていく動機 その声を確かめて 今 部屋の隅で君が綴る それはひかり 暗闇の明かりみたい 正しくないけど 不正解じゃない 言葉はひかり この声が聞こえるかい? 夜更けになって街が光っている |
触れたい 確かめたいASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | Ryosuke Shimomura | 待って それじゃちょっと答えになってないかも 黙って逃げるなんて君らしくないでしょう 触れたい 確かめたい だって 僕の前で笑ったことないだろう 会って 話したって 君はもういないでしょう 触れたい 確かめたい 触れたい 確かめたい 月まで伸びた光を追いかけて 闇を踏み抜いた 帰り道 並んだ影の隙間を走り抜けて 君はどこでなくしてしまった 触れたい 時が経って 君はきっと覚えてなんていないでしょう 綺麗に忘れちゃって 夢にだって見ないでしょう 触れたい 確かめたい 触れたい 確かめたい 積み重なった花びら かき集めて 辿る いつかの帰り道 並んだ影の跡を指で撫でて 過ぎた日々と 今 すれ違って また理由もなく ただ懐かしくなったんだ 触れたい 酔っ払って ときどきは胸がギュってなるけど 君だって切実な日々を生きているでしょう 月まで伸びた光を追いかけて 闇を踏み抜いた帰り道 並んだ影の隙間を走り抜けて 僕ら どこで なくしてしまった 触れたい 確かめたい 触れたい 確かめたい |
雨音ASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 山田貴洋・後藤正文 | 後藤正文 | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 冷めた雨粒が 吹き抜けるように夜をたぐって 君の両肩に 伸し掛かるように鈍く残って 今 消えたひかりから 振り払うように闇を拭う 束の間のため息が白く漂って 空に戻るまで ただ空に戻るまで 確かめるように肌に触る 帳のなかで 酷い夢 取り残されたように笑う 朽ち果てる前の色々 長い雨の後に七色の架け橋 恐る恐る 未来を思って 目を開く 寝静まった街に響く音 不規則な粒の波に浸って 震える瞼 帳のなかで 酷い夢 取り残されたように笑う 朽ち果てる前の色々 長い雨の後に七色の架け橋 恐る恐る 未来を思って 目を開く |
Gimme HopeASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 前後不覚 影が濃くなって 通りの流れに逆らって歩く 白いTシャツを焦がして 丸めた背中が刺すように痛む Gimme Hope 戦後だけど戦前の近く 長いヤツらに巻かれて集う 無数の命を燃やした夏は過ぎて 現在に至る Gimme Hope 聞こえなくなった その声も 辿れなくなった 足跡も もう今では 誰も確かめようもないこと 銃を握った 君たちの 指先の掛かった引き金で 誰かを撃つなら僕にして 亡骸は海へ捨ててよ Gimme Hope 感情労働って言うんだぜ 言葉も仕草も商売のひとつ 滴る汗を拭って 通りの流れに逆らって歩く Gimme Hope 聞こえなくなった 歌声も 辿れなくなった 足跡も もう今では 誰も確かめようもないこと 抜け殻になった僕たちの 首に下がった値札も 奪い取ってよ 何もかも あの歌も唄い繋いでよ Gimme Hope この続きを君が唄ってよ Gimme Hope |
C'monASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 有機ガスを吐いて 踏みつけて巡る未踏の大地 類人猿の顔した木彫りの神様 Feel nothing at all カモン イェー 未来予測は最底辺 滅びるまで成長するパーティー 聖人面で大虐殺 ありがとう さようなら Human Being 精一杯の皮肉で骨まで酔って 目一杯の加速ですべてを溶かして それらしく生きろよ バースデイ 誤魔化して滅びよ バースデイ 生まれ変わるその日に ケーキを焼いて待ってるぜ カモン イエー |
再見ASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 後藤正文 | 後藤正文 | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 軽く触れた指の先だけで ほら いとも容易く殻はくだけてしまう 真実を確かめようとも 愚かさを抱きしめようとも 僕たちが優しくどこかで 朽ち果ててしまう その日は来よう 外はひどい嵐 巻き上がる放物線 降り積もった悲しみの端に偏った喜びを 取り戻す点と線 重ね合った手と手 だろう? そうだろう? 加速する何もかも 霞んで行く何もかも 未来すら踏みつけて 永遠を手に入れよう でも 命の鼓動 僕らを満たす音が もう聞こえているんだろう? 降り積もった悲しみの端に偏った喜びを 取り戻す点と線 重ね合った手と手 分かち合った その先の街に広がった景色を見よう 君とやっと会えたって 重ね合った手と手 だろう? そうだろう? やっと会えたよ |
Be AlrightASIAN KUNG-FU GENERATION | ASIAN KUNG-FU GENERATION | 山田貴洋・後藤正文 | 後藤正文 | ASIAN KUNG-FU GENERATION・GuruConnect | 憂鬱 蹴飛ばして 強張ったまま街を行く 勇敢だとか そんな冗談なら止して 生きるためさ 今日という日を 予定もなくなって あの頃に僕らは 「会いたい」なんて シンプルな言葉を手にして ほつれた糸 この春先に買ったコートのポケット 肌荒れた手のひらを ここで温めて 息吸って吐いて Be Alright Be Alright Be Alright 胸の奥で歌ってよ それで We gon be Alright 仲間はずれの日も Be Alright Be Alright だけど ここに集ったろう そうさ We gon be Alright 運命だなんて そりゃないぜ 画面を横切る文字を追って 下向いてちょっとふらついて偏って 善意ぶった悪意たちの脅威 そんなもので溢れかえる今日に 荷物なら 何も持たぬように 放り出して ほら 君が望むように 滑り込んだベンチシート 巻き戻したテープのリール ほつれた糸 この春先に買ったコートのポケット 肌荒れた手のひらを ここで温めて 息吸って吐いて Be Alright Be Alright Be Alright 胸の奥で歌ってよ それで We gon be Alright 仲間はずれの日も Be Alright Be Alright だけど ここに集ったろう そうさ We gon be Alright We gon be Alright Be Alright Be Alright また散らばっても そうさ We gon be Alright |