ディストラクションビートミュージックKANA-BOON | KANA-BOON | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | アッパーチューントリップ デストピアから這い上がって 湧いた衝動とトラック デスクトップから飛び立って 吐いた感情とリリック ディスクから脳にリッピング たった一瞬でステップ ディストラクションビートミュージック 喧騒も幻想も前奏で転送です 内乱も大乱も災難もない脳内 残像も難相も伴奏で搬送です 街灯もない ガイドもない せめての気晴らし どこかへ アッパーなビートに任せて ただ体踊らせて 真っ赤な目でもいまに変わっていくから アッパーなビートに合わせて ただ体踊らせて まだまだだろ 間奏へ 買い物もドライブもスポーツも友人の集まりもつまりは性に合わん そこそこドン底のここどこもかしこも居場所のないようなもん ないない これしかないけど ないない 遜色はないから ないない 刺激のない日めくり 目眩く踊り場で アッパーなビートに任せて ただ体くねらせて 真っ赤なメーデーもたまには歓声にして アッパーなビートに合わせて ただ体踊らせて シャッター開いてよそろそろ Upper site What's a tonight? 混ざる汗ベッタリ 朝になったって アッパーなビートに任せて ただ体踊らせて 真っ赤な目でもいまに変わっていくから アッパーなビートを聴かせて まだ終わらせないで またリピートで朝まで |
人間砂漠KANA-BOON | KANA-BOON | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 祭祭 干渉もないよ 群衆のソワレ 橙 街灯がゆらゆら 目がまわる 満員御礼の大都会は人間砂漠 誰もいないような そんなような感じさ あぶれて 溢れて 流され 独りの夜 居所もない 誰も彼も闇の中で凍えた体寄せ合って 暖暖 誰の輪にも誰の話にも入らずともいいさ 威風堂々 喝采 賛同もいらん 馴れ合いはいらない 大概 そんなもん ひらひら掌返しの陽炎 白々しい街の態度が仕様もない 誰も彼も網の中で絡んだ足を取り合って 嘆嘆 冷めた目から 淀んだ目から 見えたものは劣等感の団塊 誰も彼も他人の影で渇いた心寄せ合って 探探 欠けた言葉 足りない何か 満たしたいのなら孤独と論争 |
FighterKANA-BOON | KANA-BOON | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 誰かの叫びが砕け散っている 踏みしめる度 痛みの音が聴こえた 悲鳴にも似た声 聞き慣れたその欠片 本当は自分だと始めから気付いていた 輝きは刹那 戦場で咲く華の様に 美しくあれ戦士よ 愛ない 絶えない退廃 一人のファイター 永遠なくとも 戦い続け 哀ない 罪と痛みない世界へ さあ今 永遠なくとも 手を伸ばせ ファイター 誰にも知り得ぬ苦悩の中で溺れる 孤独の戦場は宇宙の様な海 此処じゃない何処かへ 呼び声待てど待てど 神はもう背を向け、暗闇の中へと 輝きは刹那 燃え尽きるその日まで 美しくあれ戦士よ 愛ない 絶えない退廃 一人のファイター 永遠なくとも 抗い続け 支配から 絡まった糸から抜けろ さあ今 問わなくても 此処じゃない何処かへ 途切れた運命よ ここから動き出せ 愛ない 絶えない退廃 一人のファイター 永遠なくとも 戦い続け 哀さえ愛に変えて鳴らせ ここで さあ今 問わなくても 此処じゃない何処かへ 輝きは刹那 戦場に咲く華の様であれ ファイター |
way back no way backKANA-BOON | KANA-BOON | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 欠けたグラスが言葉話すなら いまの僕になんて言うのかな 冷めたコーヒーが言葉話すなら 残したこと責めるのかな なぜだろう そんなこと考えてる way back no way back 名前呼ばれても way back no way back 帰りたくなっても way back no way back 袖を引かれても ただ黙ったまま しおれた花が言葉話すなら 今更遅いと突き放すかな 帰られないから 変えられないから そう言い聞かせた way back no way back 声を聞かせてよ way back no way back 肩を抱かせてよ way back no way back 伝えられもせず ただ黙ったまま way back no way back 揺れる思い出も way back no way back 本当の願いも way back no way back 誤魔化したままで ただ黙ったまま |
バイバイハローKANA-BOON | KANA-BOON | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 曖昧な空模様 通り雨が繊細な僕らの肩を叩いている 思い出はいつでも虹のように見えるよ 触れないけど 心に寄り添う バイバイハロー 別れと出会い にわか雨の様 バイバイハロー 繰り返す度 雨上がりの様 現在と過去の距離を測れるほど 計算は得意じゃないよ また今日が昨日の様だ バイバイハロー 振り返る度 雨ざらしの様 バイバイハロー それでも晴れ間探している バイバイハロー 繰り返す旅 雨上がりの陽 バイバイハロー 終わりが来ても 風は僕らを運んでゆく |
涙KANA-BOON | KANA-BOON | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 未完成なまま止まった恋とか 返せないまま眠った愛とか 簡単に捨てられないのはきっとまだ続きがあるから 閉じたページから零れる願いと雨 涙が出るよ いつか君も忘れるのかな それでもいいと思えるほど強くも弱くもない 話が合う 可笑しいと笑う ただそれだけでよかったんだ 君のせいにして 本心 嘘にして いつもいつもいつも 幸せになることが怖かった 居心地がよかった 涙が出ると 君の指が恋しくなるよ それでもいまは振り返るわけにはいかないから 流れ 流れ 黙ったまま流れてく 涙が出るよ 戻れないとわかっているけど それでも君を忘れないよ 涙が零れても それでも |
Wake upKANA-BOON | KANA-BOON | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 寝起きの擦り目 TVの前で突っ立って 変わりない一日始めることが憂鬱です 上手く生き抜く為 本心だって引っ込んで 本当の自分 まだベッドの中で就寝です 明けない夜 終わらないんです ねぇ 目覚めよう 心の奥にしまった声を響かせよう 君の言葉を解き放て 生まれ変わるのさ 誰もが眠った街で 新しい朝の輝きを見つけるのさ 太陽が雲に隠れた時を狙って 弱い自分の声が大きくなるんだ 夜が誘ってる 戻っておいでよと まぶたが閉じてく 目を覚ませ あの日心に誓ったことを忘れるな 君の言葉を解き放て 生まれ変わったなら 誰もが眠った街に 新しい朝の産声を届けるのさ 言葉を紡ごう 心を震わそう この声鳴らそう この身で伝えよう 目覚めよう 心の奥にしまった声を響かせよう 君の言葉を解き放て 生まれ変わるのさ 誰もが眠った街で 新しい朝の輝きを見つけるのさ 届けるのさ 伝えるのさ |
Ride on NatsuKANA-BOON | KANA-BOON | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 真夏の暑さも忘れ 溶けた氷 薄くなったソーダ アスファルトの照り返し 君の髪がへばりついて きらりきらり 光る汗に目が離せなくなったら 手遅れってことだろう 喉がカラカラ Ride on 夏 愛がひとつ 花火のように打ち上げて 体温上昇 バイタル上々 止まらない Right on 夏 七色の花火のような君の目に 体温上昇 バイタル上々 冷めない熱 熱帯夜の思し召し 短い丈に 忙しい左心房 風が吹いたら尚良し 君の髪が舞い踊るよ ひらりひらり 焼けた肌に目が離せなくなったら それは濃い季節の始まりかな Ride on 夏 愛がひとつ 花火のように盛り上げて 体温上昇 バイタル上々 止まれない Right on 夏 何万発あったってかなわない花火 体温上昇 バイタル上々 冷めない熱 ふらりふらり 人波に流されてしまいそうになる 思わず伸びた手に伝う熱 Ride on 夏 問いがひとつ 花火のように火をつけて 体温上昇 バイタル上々 もう止まらない Right on 夏 恋がふたつ 花火のように打ち上げて 体温上昇 バイタル上々 冷めない熱 |
ラストナンバーKANA-BOON | KANA-BOON | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 君を待っていた 心舞っていた 胸踊っていた まるで童貞だ 重ねたいのは言葉か手か そんなことばっか考えてしまうのは ライトな感情じゃないから 君の彩度は尋常じゃないから 情けないのは変わらないようだ シラフだったら目も見らんないな 魔性の目力 クラクラクラクラ 魔女の迷路の中 さぁ ラストナンバー こんな淡い期待じゃ探せないや 君のベストアンサー ねぇ ラストナンバー もうちょっと時間をちょうだい あと2、3杯でハイ フリースタイルなんて達者なテクニックはないな プリーズタイム だってこんな手 苦肉の策じゃ フリーズだ 粋がってもさ 木偶の坊やなんだ フリートークなんてそんな しどろもどろだろう ハマってないハマってないハマってないハマってないハマってない? アガってないアガってないアガってないアガってないアガってない? 黙ってないで 待ってないで 割って入って 勝手やって 奪っちまえ 迷ってないで取っ手持って飲んじまえ さぁ ラストナンバー こんな甘い擬態じゃ探せないや 君のベストアンサー ねぇ ラストナンバー もうちょっと時間をちょうだい あと2、3分で終わりにするから さぁ ラストナンバー こんな赤い仮面じゃ探せないか 君のベストアンサー ねぇ ラストナンバー もうちょっと時間をちょうだい あぁ とうに惨敗でもまだ迷路の中 |
バトンロードKANA-BOON | KANA-BOON | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 未来をいまに追い抜いて 足跡で描いた地上絵 その目に宿せ 光と火 重ねた夢の影 迷い顔 映る窓 有象無象 扉の向こうの群青 掴めば夢の影 答えは風の中 きっとまだ見えないもの 渇いた足跡も 辿れば幼き日 瞬きも忘れて 彼方をいまに追い抜いて 空色の日々は満身創痍 バトンロード 不安と荒路 躓きもするけど いまは涙の種だって 咲かせれば偉大な伝承花 その芽に宿せ 君の未来 誰かを妬むこと 誰かを羨むこと きっと避けては通れないけど 理想 思想 君だけの軌道に添うものだけは手離さないでよ 砕けたあの夜も 過去だと笑い飛ばす そんな日が来るから 期待をいまに追い越して 錆色の日でも一心不乱に バトンロード 雨天だろうと構いやしないのさ どんな無様な種だって 咲かせれば偉大な伝承花 その根に宿せ 君の誓い 荒野に引かれた線路 君は過ぎ去る人々の背眺む 足跡つけ続ける日々を嘆かないで 今を誇って 闇間を抜け出すための答えが欲しいなら 闇雲でもその心 篝火を燃やして 彼方をいまに追い抜いて 誰よりも掴んでいたいよ バトンロード 誰がなんと言おうと何度だって言え 未来を君と追い抜いて 見たいのさこの目で新章を バトンロード 振り返ると 君だけの地上絵 いまは涙の種だって 咲かせれば偉大な伝承花 その目に宿せ 光と火 宿せ 君の未来 宿せ いつまでも |
一番星KANA-BOON | KANA-BOON | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 交差点でじっと信号機の赤を見つめていたんだ 気づいたらこぼれてた いつかまた会えるのかな なんてことないって顔で君は言うの 指差しながら 離れても はぐれても あの星が目印になる 街の音をミュートして 君の声に耳を澄ます いつもと違う夕暮れの中で 輝いた一番星を眺め 僕らは話すよ 間違ったり 立ち止まったり そんな日もあるよな 瞬いた隙間から流れた星を抱いて わずかでも希望を持って 待ち合わせしようね ねぇ バイバイ また会う日まで 交差点でずっと信号機の赤を見つめていたんだ 控えめに揺れている掌を思い出してた 薄曇りのため息で うしろめたさ膨らんでった 風船のように飛べはしないよな 輝いた一番星を眺め 僕らは笑った 井の中の蛙でもそれが誇らしかった 瞬いた隙間から流れた星を撒いて 鞄の中 空っぽにして走り出せばよかった ねぇ バイバイ また会う日まで 後悔と嘘 チカチカと青 君の声が あの言葉が 聴こえるよ まだ 輝いた一番星よ 陰りを取り払って 諦めも慰めも置いていくから 瞬いた隙間から流れた星を抱いて 間違っても 立ち止まっても 待ち合わせの場所へ 輝いた一番星を眺め 僕らは話すよ 今までとこれからを 繋ぎ合わせるように 「ねぇ バイバイ また会う日まで」 |
それでも僕らは願っているよKANA-BOON | KANA-BOON | 谷口鮪 | 谷口鮪 | KANA-BOON | 期待が今日も地平線に沈んでゆく 夜の帳 失ったものばかりが光って見えた 戻れない日々の価値に また目を閉ざす さぁ すべて 涙とともに流してしまえよ きりがないほど打ちのめされるけど それでも僕らは願ってしまう 明日は笑っていられますように 彩りのない世界の片隅で 気付けばいつも一人 僕は僕と対峙する そこで見つけた答えを君に歌おう たとえ距離が遠くても それでも 涙とともに流してしまえよ 日々の重さは変わらないとしても それでも少しは軽くなるかな 明日は笑っていられますように 東から西へと沈みゆく太陽 置き去りにされてもさよならは言わないで 涙とともに流してしまえよ いまはわからないことばかりだけど それでも僕らは願っているよ いままでの日々が意味を持つことを 涙の跡が乾いた頃には 君も同じように笑えているかな 願いを込めて僕らは眠るよ 明日は笑っていられますように |