大石まどか「大石まどか全曲集 京都みれん」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
京都みれん大石まどか大石まどか喜多條忠幸耕平南郷達也あなたひとりの わたしになれる そんな倖(しあわ)せ 夢見てた 五山送り火 あかあかと 今も燃えます この胸で せめて せめて せめて こころだけ 抱いて下さい 未練の炎(ほのお)  橋のたもとで 来ぬ人待てば 京の霧雨 こぬか雨 加茂の流れに この恋を そっと流して 泣きました あなた あなた あなた 憎みます 憎みきれない 未練が憎い  雪の比叡の 冷たさよりも 逢えぬさびしさ 身を縛(しば)る とうに忘れた 恋ですと いつか言えたら 出直せる おんな おんな おんな ひとり旅 春を待てずに 未練が凍(こお)る
深い川大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明ひとりでは ひとりでは 生きて行けない 死ねもせず 追えば溺れる 木の葉舟 情に棹さし 流されて 浮かぶ瀬もない 深い川  髪をなで 髪をなで 俺を捨てろと 詫びたひと 岸の柳が 身をもんで 未練ごころに からみつく 夢も住めない 深い川  明日から 明日から あなた他人に なれますか けじめすんでる はずなのに おんな命は くるおしく 渡りきれない 深い川
忍び里大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也奪って下さい 好きならば 逢えば冬でも 蝶になる 肩で息して 雪の中 日暮れ嵯峨野路 忍び里 ニの字みだれる ニの字みだれる 下駄のあと…  ほんのりうすべに 手鏡の 女みじかい 春を知る 明日がなくても 悔いはない 待てば焦がれる 忍び里 外は静かな 外は静かな ぼたん雪…  信じるだけの 恋だけど 夜に抱かれて 華になり 朝の吐息に 散り急ぐ 帰る裏木戸 忍び里 夢の名残りか 夢の名残りか 今朝の雪…
燃ゆる想い大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明一日あわねば 千日の 燃ゆる想いの 胸の火よ さだめに抗(あらが)う 恋ゆえに こゝろ細れど 身は焦がれ あゝ 爪の先まで 火照ります…  ひと夜の逢瀬が 生きがいの かたい契りの 紅い糸 どんなにたしかな 結びめも 泣けば千切れる 紙の糸 あゝ 未練ばかりが あとをひく…  つれない仕草が なおさらに 燃ゆる想いを つのらせる 夢路に誘(いざな)う やわ肌に 恋の炎が またひとつ あゝ おんな心に 火をともす…
熱き血汐~与謝野晶子「みだれ髪」他詩集より~大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也雪より白い やわ肌の けもののような 血が哀し 百日ぶりの 嬉しさに 書物(ほん)をかさねて 恋まくら やがては崩れる 書斎(へや)のすみ すがるま昼の みだれ髪  今さら道徳(みち)を 説かれても 両手で耳を ふさぎます 誰かにあなた 迷うなら 毒をからめた 蜜をぬり くちびる合わせて 添寝する ついて行きたい どこまでも  見送る肩に 散る花の 夜風にはらり 名残り紅 罪の子抱いた はたち妻 惜しむ別れを 枝折戸(しおりど)が ふたりとひとりを 切り離す 心もつれる みだれ髪
朝霧情話大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明朝霧は こらえ切れない 女の吐息 昨夜(ゆうべ)の名残りか 燗(かん)ざまし 何も言わずに 目で詫びて 背中で別れ 告げるひと あゝ せゝらぎの すゝり泣くよな 風の宿  窓を打つ みぞれ凍(し)ばれて 小雪にかわり あなたを包んで どこへゆく 障子ほそめに 耳を寄せ 消えゆく靴の 音に泣く あゝ むらさきの 恋は幻 風の宿  人なみの 明日(あす)を下さい こぼれた花に ひとりが淋しい しのび酒 箸の袋が 鶴になる 一生ぶんを 愛されて あゝ しめ直す 帯をきりゝと 風の宿
遠灯り大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明風がひゅるひゅる 凍える胸に なじみの船宿 たずねてひとり 窓の向こうはけむる吹雪の 日本海 岬のはずれに 遠灯り つらく つらくはないの… お前は孤独に 耐えてゆけるのね  嘘は男の 優しさだけど 許してみたって 傷つく女 愛に疲れて愚痴も途切れた 旅の宿 飲まなきゃ夜明けが 遅すぎる お酒 お酒が欲しい… お前と仲良し 飲んでねむるまで  過ぎてしまえば いゝ事ばかり やっぱり私は あなたの女 待てば痩せます負けた未練の 風が哭(な)く 涙の向こうに 遠灯り 寒く 寒くはないの… お前は孤独に 耐えてゆけるのね
紅いろ椿大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明蝶の亡きがら 憂しく包み 雨にふるえる 紅いろ椿 生きる別れる どちらもつらい おんな何なく 恋に泣く 伊豆の坂みち ひとり旅…  息をひそめて 抱かれて燃えて 固く結んだ 手猫きの帯は あなた無ければ 崩れてしまう 旅に捨てたい 恋なのに 嘘に逢いたい すがりたい…  しのび泣くよな せゝらぎの宿 凛と咲いてる 紅いろ椿 きしむ鞐(コハゼ)の 足袋はきかえて 障子あければ 雨上り ぬれて色増す 天城やま…
露地しぐれ大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明忘れなくては いけない人を 送る蛇の目に 涙雨 小さな愛で いゝからと 今日まで今日まで 来たものを 夢が夢が 夢が泣いてる 露地しぐれ  思い切れない 未練がつのる 恋はまぼろし 風の中 あなたにはぐれ ないように 小走りぐせさえ まだ残る 夢の夢の 夢のしずくか 露地しぐれ  花は散るから いとしさ沁みる 人も別れが あればこそ 運命(さだめ)に耐えて 明日(あす)をみて 今日から今日から 生きるのよ 夢を夢を 夢を下さい 露地しぐれ
もどり橋大石まどか大石まどか仁井谷俊也徳久広司前田俊明愛するだけでは 結ばれないと わかっていながら 夢をみた 女ひとりの… もどり橋 別れに泣いたら 涙を見たら きっと苦しむ あゝあのひとが  このまま私と 一緒にいたら あのひと世間を 狭くする 迷い断ちきる… もどり橋 おんなの盛りを ふたりで生きた 悔いはないのよ あゝ何ひとつ  今でも時々 恋しさ憎さ こころで波打つ 渦をまく 女ひとりの… もどり橋 誰よりやさしい あのひと忘れ いつかなりたい あゝ幸せに
うちの人大石まどか大石まどか仁井谷俊也弦哲也前田俊明極楽とんぼと 世間は云うが 惚れて一緒に なったひと 世渡り下手な男(ひと)やから 出世にゃ縁は 遠いけど うちの人… うちの人… あせらずぼちぼち 行きまひょか あんたにゃ私(あたし)が ついてます  ひとつの苦労を ふたりで分ける それが女房と いうもんや 苦しい時は この笑顔 背中を押すわ ささえます うちの人… うちの人… はんぶん子供で 甘えん坊 あんたにゃ私が ついてます  人情浪花の 八百八橋 今日もしあわせ 遠まわり 通天閣に 負けんよな 大きな夢を 咲かせてや うちの人… うちの人… あんじょう気張って 行きまひょか あんたにゃ私が ついてます
北みなと大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明霧笛浅ばし 待ってる女 岬にぽつり 灯がともる 連絡船(ふね)が着いても 帰って来ない わるい噂に 負けそうな やせたおんなを 打つみぞれ むずかる山背の 北みなと  今じゃさびれた 漁場はさむい 男にとって 間違いの 恋に女は 命を削る あんた生まれた 町だもの 夜になったら 出て行くわ いさり火海鳴り 止めないで  霧笛なくから 私も泣ける この冬越せば 春も来る 夏の陽なかを 焦がれて鳴いた 蝉も抜け殻 のこすのに 生きた証(あかし)は 風ん中 むずかる山背の 北みなと
夜の舟大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也前田俊明みぞれが頬うつ 衿を刺す 凍る指先 ふところへ 暖められつ 暖めて 闇に包まれ 身をかくす ひそかに漕ぎ出す 夜の舟  咲いてはいけない 花を知り 責めちゃならない 罪を知る 二人じゃ乗れぬ 一人舟 添えぬさだめに そむいても 身を寄せ漕ぎ出す 夜の舟  涙を集めた 浮世川 渡り切れない 向う岸 分け合う愛の 儚さを 超えて行きたい 恋ひとつ あなたと漕ぎ出す 夜の舟
想い出グラス大石まどか大石まどか土田有紀弦哲也コートの衿に 涙かくして ネオンの海に よろければ 想い出グラスの 止まり木は 氷のすき間に あなたが浮かぶ 頬杖つかなきゃ 崩れそう つのる思いの 忍び雨  私のようね 壁のすみ絵は 春でも咲かぬ 冬ざくら 想い出グラスの 面影に どうにもならない さだめがにくい 飲ませて酔わせて ねむるまで 外は哀しい 泣きしぐれ  セーター肩に かけて見たけど 心のさむさ かわらない 想い出グラスの 止まり木は 飲むほど淋しい 夜明けは遠い ないものねだりを 叱るよな 窓につめたい 夜の雨
恋路ヶ浜暮色大石まどか大石まどか仁井谷俊也弦哲也前田俊明海鳴りが 空で哭く 波が素足に 戯れる 愛する男と 別れたら 女のこころは 脱け殻です  恋路ヶ浜の 風よ夕陽よ 明日から私は どうしたらいいの… 砂浜に 崩れ落ちそな今は- 寄り添ってささえる 道づれが欲しい  足許の 忘れ貝 耳にあてれば あの声が… 想い出さえも 捨てたなら 躰もいのちも 寒すぎます  伊良湖岬を渡る 二羽のカモメよ おまえは倖せ 失くしたら駄目よ… 心細さ身にしむ今は- あたたかい誰かの ぬくもりが欲しい  恋路ヶ浜の 風よ夕陽よ 明日から私は どうしたらいいの… 砂浜に 崩れ落ちそな今は- 寄り添ってささえる 道づれが欲しい
曼珠沙華が咲いた大石まどか大石まどか岡田冨美子幸耕平坂本昌之曼珠沙華が咲いた別れのバルコニー まっ赤な悲しみがゆらゆら燃える 最後の女だと口説かれたあの夜 明日(あす)が欲しくてしがみついたの…… 行かないで 行かないで 服を脱がせたままで 返らない 返らない あなたに捧げる前の 私のきれいなからだ……  あなたに染められてもらったよろこびは 汚(けが)れた偽りのしあわせだった 女な抱かれると勘違いするのね それは愛だと 愛されてると…… 行かないで 行かないで 私泣かせたままで 棄てないで 棄てないで 未練を断ち切らないで 死ぬまで愛していたい……  行かないで 行かないで 服を脱がせたままで 返らない 返らない あなたに捧げる前の 私のきれいなからだ……  曼珠沙華が咲いた 曼珠沙華が咲いた
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