LACCO TOWER「心臓文庫」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
罪之罰LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWERまた 誰か傷つけて また 傷をつけられて 仕舞いにゃ 繰り返してた  曲がった背骨の中で 金切り声をあげて 仕舞いにゃ 八つ当たりさ  こんな罪の どこだ罰は?  誰だ悪者は 誰だ善い者は 僕は逃げていくよ 罪は花吹雪 罰は風の中 ひらり隠してくよ  ほら また傷ついた ほら また傷つけた 幸せになりたいだけで 不幸なんて要らないだけで 君を撃ち 僕を守る始末  激情の怪物が 噛み付いた心臓は 懺悔に 目を腫らした  こんな罪の どこだ罰は?  幸か不幸だか 罪は生きたまま 僕は逃げていくよ 何度傷ついて 何度傷つけて 何処へ逃げていくの  こんな罰は  誰が悪者だ 誰が善い者だ 僕はどちらだろう 罪は花吹雪 罰は風の中 ひらり隠すんだろう 罪の罰を 教えて
未来前夜LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER目の前に広がった夜 その向こうに明日が覗いて 何かが始まりそうだと 心臓がそっと合図を出した  「何かが変わるかしら」「何かが変わるのかな」 形のない不安に 僕ら手をつないだ  青と黒とが混ざった 星を隠してる夜空に 食べられてしまわないように 明日を眺め続けた  知らないことも 見えないことも 歯がゆいことも 抱きかかえてる まるで夜明けに出発する旅人みたいに 悲しくて ただ切なくて やりきれなくて どうしようもない想い詰め込み 見つめていた未来の前夜  嗚呼  楽しいことは何だろう 胸が震えることは何だろう 簡単な答えのはずが 心臓は首をかしげてしまう  「あれもこれもいいのかな」「あれもこれも嫌だな」 瞬間変わる言葉が 節操ない僕らだ  そう 分かってる 分かりきってる こうだったらなあ なんてイメージ まるでアニメに参上する英雄(ヒーロー)みたいに 輝いて もう眩しくて 最高すぎて どうしようもない そんな何かを 探している未来の前夜  明日は きっと きっと もっと 嗚呼  ほら 悲しくて ただ切なくて やりきれなくて どうしようもない想い詰め込み 出発する旅人みたいに  知らなくて まだ見えなくて 歯がゆいことに 溢れるけれど それでいいんだと 手をつないだ未来の前夜  嗚呼
薄紅GOLD LYLICLACCO TOWERGOLD LYLICLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWERさようならあなた 薄紅の空の下 私は右 あなたは左に  「大好きよ あなたを忘れない」 言葉は 出る前に 心で 死んじゃうけど  二人を塞ぐ 花びらの雨 ひらり 鳴り響く音(メロディー) せめてあなたが 隠れるくらい 薄紅染まれ染まれ  さようなら私 旅立つあなただけを 想っていた せつない私よ  「大丈夫 なんとかなるはずさ」 言葉を 信じれず 「二人」を 消してしまう  稲妻のように 流れた涙 じわり 滲んでく頬に 指輪の消えた 右手で触れた 「じゃあまたいつか」なんて  眩しい朝に 笑う君を 暗い夜に 泣いてた君を 「嬉しい」なんて 笑う君を 隠れながら 泣いてる君を 言えないだろう 当たり前だろう 若い僕には 何もできない 許されるなら いっそこのまま 何も言わずにさらってしまおう  ほらひらりひらりと染まる空よ 強く引き寄せたいこの手を隠して  二人を塞ぐ 花びらの雨 ひらり 切なげな物語(ストーリー) 「私は右に」「僕は左に」 時間よ止まれ止まれ  わかっているわ わかっているよ せめて二人が消えちゃうくらい 薄紅染まれ染まれ さようなら染まれ染まれ
蜂蜜LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER心臓に爆弾を仕掛けられた そんな気持ち 均等にカチカチと刻む音が スピードを上げる  ひい ふう みい カウントが鳴る よお いつ む 幸も不幸も さぁ始めましょう  甘い 甘い 小さな恋が ひっつきあって 全てを隠す 後の祭り 最早手遅れ 嘘も本当も混ざり合っていくよ ぐるぐる 狂狂と  花の吹雪く 真夏の果実 枯れた落葉 白い吐息で 四六時中いついつさえも 少しづつ想い集めているの  例えばその胸に 他の誰が居ても 構いはしないわ  終わりのない この物語 涙で濡れた ページをめくり 遠い遠い 貴方の為に 可愛げのない自分を殺すから  甘い言葉達 煽る期待 今日も「あの人」にそっと寄り添いながら あなたは笑う  甘い 甘い 小さな恋が ひっつきあって 全てを隠す 終わりのない この物語 どうすればいい どうなればいい  甘ったるい 小さな恋を 集める私 他人事あなた 後の祭り 最早手遅れ 嘘も本当も混ざり合っていくよ ほら見て ぐるぐると ほら見て 狂狂と
楽団奇譚LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER咲け 飛べ さぁ 騒げ  顔面暗転 幕開けて 残響共鳴 匣に鳴り 「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼」お待ちかね 「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼」皆の声  感傷も 心傷も 寄っていらして 乳母のように もたれあそばせ  騒げ これが奇譚の世界 夢か現はどうでもいいさ 乾き 枯れた心持ちより 擦り合わせて 涙を燃やせ  さあさあ 眼前おわします 不幸幸福 語り部の 一、二、三、四、五人囃子 五、四、三、二、一で開始  銘銘相互 辛い方 銘銘相互 口開けて 「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼」ちょうだいな 「嗚呼嗚呼嗚呼」有り難き幸せ まだ まだ 叫べ  ほらおいで誰も彼も ほら此処じゃ皆同じ  命短し 奇跡の出会い 願うはこれが別れの終わり 乾き 枯れた心も同じ 傷も 痣も 過去も 共に 笑いあそばせ  騒げ これが奇譚の世界 夢か現はどうでもいいさ 乾き 枯れた心持ちより 擦り合わせて 涙を燃やせ  咲け ほら 騒げ そら そら
LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER夜に溶けそうな信号で ほんのり光った横顔に 「素敵」だと まして「好き」と 言えはしなかった  夕立が去った夜だから 濡れた道は月のせいで きらきらと 輝くから ほら夢みたいだ  人一人分空いた隙間 つなぐように埋めた言葉 楽しそうに 笑う君を 只見つめていた  さようならまでもう少し 君が居なくなる街 涙でにじむ街灯 蛍みたいだった  君が僕を忘れて 僕も君を忘れられたら その顔をまっすぐに 見つめて「またね」と言えるかな 空に咲いた花弁 夜に消えていくその前に この声が枯れるくらい 想いを伝えればよかった  改札前止まる会話 隠れている次の言葉 寂しそうに 笑う君を 只見つめていた  さようならまであと少し 神様がいるのなら 魔法みたいに時間を 止めて欲しかった  最終のベルが鳴り 扉が閉じてしまう前に その腕が取れるくらい 引き寄せる事が出来るかな まるで蛍みたいに 列車の灯りが近づけば その顔をまっすぐに 見つめて言えるかな「待って」と  あと何分だろう あと何秒だろう どうすればいい どうしたらいいのだろう  まるで蛍みたいに 列車の灯りが近づくと その顔からまっすぐに 涙が溢れだしてた  君が僕を忘れて 僕も君を忘れられたら その時はまっすぐに 「好きだった」なんて言えるかな 空に咲いた花弁 夜に消えさったその後で まるで蛍みたいに 列車の灯りも消えていった
世界分之一人LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWERねぇ世界 僕の目は 何の為にあるの ねぇ世界 この声は 何の為にあるのでしょう ねぇ  ねぇ世界 僕の目は 泣いているばかりで ねぇ世界 この声は 弱音吐いているばかりで ねぇ  今 なんとか 息をしてるけど そっと 不安は 襲いかかってくる  何でもない僕らが 求め続ける明日は 砕けた 理想に 邪魔をされるけど 「世界分の一人」と 自分を信じたいから ねぇ世界 この目に 希望を 映しておくれよ  平静な 君の目は 何を見つめてるの 無感情そうな その声は 何の為にあるの  夢見た英雄(ヒーロー)の 翼はもう見えないかな  破いて捨てた物で 溢れてしまう目蓋は 抑えた 感情 時に飛び越えた 何万回頭を 抱え続けりゃいいだろう ねぇ世界 少しだけ 失望 隠しておくれよ  ねぇ世界 僕たちが いる意味はあるよな ねぇ世界 僕たちを 必要としてるよな  今 なんとか 息をしているよ 今 なんとか 前を見ているよ  何でもない僕らが 何かになるその為に 破けた 理想も 抱えていくのさ 「世界分の一人」と 自分を信じたいから ねぇ世界 この胸 希望で 満たしておくれよ
秘密LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER幼気(いたいけ)な姿の 言葉が出る口に もう一人の僕 そっと指置いた  「痛い奴」が本性 それは承知の上 隠した影が こっちを見ている  「そうするの?」「それでいいの?」 五月蠅えな 何ならいいのさ?  闇で笑う 秘密の心に 吹き荒ぶ風と 涙の雨 虚言の絵に 描かれた顔が 隠しているのは 本当の僕だ  「異彩」とか「異端」は 綺麗すぎる呼び名 もう一人の僕 「不適合」なだけ  いかがわしい程に 素直すぎる君よ ただ眩しくて 見つめられない  「ああしろよ」「ああなれよ」 五月蠅えな 分かっちゃいるのさ  黒い外套(まんと) 脱ぎ去る怪人 すかすかな身体 魔法のようさ か細い手が 握ったハンマー 壊すべきものは 「嘘」の塗り壁  闇で笑う 秘密の心に 吹き荒ぶ風と 涙の雨 胸の隅で 聖者の行進 「清く正しく」と 笑うのさ 虚言の絵に 描かれた顔が 隠しているのは 本当の僕だ
珈琲LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER夕焼けの交差点 向かい合う二人 「ここだよ」と振った手は 「さようなら」みたい  音のない喫茶店 隣り合う二人 動かない唇は カップにつけて  あら珈琲は冷めたみたい 新しく頼まなきゃ 不思議なものね こうなると 苦い味だけが残る  あと数センチ 二人の距離は なぜか 足りないみたいで 隙間を通る苦い香りが ゆらり 漂っているだけ  胸の底 こびりついた 甘い記憶は 溶けないで 残ってる お砂糖みたい  もう珈琲は冷めたみたい 嫌だけど 冷めたみたい 悲しいものね こうなると 苦い味だけが残る  恋を混ぜれば 浮かぶ記憶(メモリー) どうか 消えて消えないで 「二人のために 世界はある」と どうか 言って言わないで  あと数センチ 二人の距離は なぜか 足りないみたいで 隙間を通る苦い香りが ゆらり 漂っているだけ
相思相逢LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER僕等は 素晴らしい明日を 歩いていく 涙に揺れる声でそっと 「ありがとう」  「しまった」と泣く 僕の横で あなたは只頷いていた 「良かった」と泣く 僕の横で あなたも只泣いていたんだ  希望が不安に 食べ尽くされても 最終の最後に あなたがいると思えば  僕等は 素晴らしい明日を見つめてる 冷たい笑い声も きっと消えるよ  涙も戸惑いも怖さも超えていく 震える手をつないで言った 「ありがとう」  彼には誰が 君には誰が 彼女には誰がいるのだろう 「誰も居ない」と「誰も知らない」二つは似ているようで違うから  「一人」じゃないみたいに 「孤独」じゃないみたいに 「誰か」がいるみたいに 「誰か」と進むように  僕等は 素晴らしい明日を 歩いていく 嬉しいこの想いを そっと伝えよう  涙も戸惑いも怖さも超えていく 震える手を掴んで言った 「ありがとう」
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