景色沖ちづる | 沖ちづる | 沖ちづる | 沖ちづる | | おわりがくる かぜにのって ひかりはないだろう きみとさよなら くらやみを のどにうつして きみのことばは それでいいのかい このさきまつのは やさしい場所ではない このさききれいな 日常などはない このさきまつのは だれもいないかもしれない このさきみるのは うつくしい海ではない |
小さな丘沖ちづる | 沖ちづる | 沖ちづる | 沖ちづる | | やわらかな風が住む あの匂いが暮らす街 揺らりとボール 跳んで跳ねて消えていった 小さな丘のある楽園 昨日のように歩きたい 壊れたドーム 手を取り合って踊りたい 灰皿の中に小さい幻いれておこう 帰り道は小鳥と共におやつを買って帰ろう やわらかな風が住む あの匂いが暮らす街 揺らりとボール 跳んで跳ねて消えていった 小さな丘のある楽園 昨日のように歩きたい 壊れたドーム 手を取り合って踊りたい |
わるぐちなんて沖ちづる | 沖ちづる | 沖ちづる | 沖ちづる | | よわいやつにかみつくひつようないよ ひどいやつにうたわなくていいよ いかりなんてすごくちっぽけなことさ きみのことをきらうやつもいるよ よわいやつにもうたをあたえれるでしょう やさしいきもち ことばにできるでしょう いかりなんてすごくちっぽけなことさ きみのことをわらうやつもいるよ きみのいいところは他にある気がする きみのすきなところもっと知っている きみのわらうところぼくにはわかる きみがむりすることはなんにもないけれど よわいやつにかみつくひつようないよ ひどいやつにうたわなくていいよ いかりなんてすごくちっぽけなことさ きみのことをきらうやつもいるよ よわいやつにもうたをあたえれるでしょう やさしいきもち ことばにできるでしょう いかりなんてすごくちっぽけなことさ きみのことをわらうやつもいるよ |
広島沖ちづる | 沖ちづる | 沖ちづる | 沖ちづる | | 潮に吹かれている 髪が冷たくなる 天使の導きを ぼくら眺めてる あなたは待っているか 髪の長い犬と くたびれているだろうか ぼくに会うまでも ああ メロディーひとつじゃ何も変わらない ああ 音楽ひとつじゃあなたに愛されない あなたは待っている 枯れたこの海辺で あなたは待っている わたしを待っている |
街の灯かり沖ちづる | 沖ちづる | 沖ちづる | 沖ちづる | | 冬の終わりを雪が教えてくれた 夏の終わりを雨が教えてくれた 街の灯かりが消えて家に帰り 人気(ひとけ)の無い商店街 一人歩いていた この生活がずっと続いてゆく この道はいつか見えなくなる この毎日をずっと過ごしてゆく この街並を眺め死んでゆくまで いつか終わるから辛くはないよ いつか終わるから嘆くこともないよ いつか失うから捨てることもない いつか失うから辞めることもない 春の終わりを風が教えてくれた 秋の終わりを色が教えてくれた 街の灯かりは消えて家に帰り 人気(ひとけ)の無い商店街 一人歩いていた |