タイニーローグ

甘く甘い宝物きみと探しにゆこう

雨降りのココロ満たした水の中から顔を出して
子供みたくいたずらに笑うきみはとてもキレイだった

もう何度目の「好き」になるだろう あたしはあたしに問うけれど
今までとは違う気がしてまた頭を抱えてる

通り過ぎた何かを見逃すことなんて
当たり前にしてきたけど もうやめにしよう

泣いたあたしを包んだその手のひら
大きすぎて困るなあ あたしの手は小さくて
腕を伸ばした 足りない数センチは
ぼくが埋めると笑う 届け 向こう側に

消えないように祈り続ける
重なって広がる世界が晴れた

突然のぞく晴れ間にまぶしくて目を細めてたら
背中に光浴びたきみがやさしく頬を撫でるの

もう何度でも好きになるだろう 朝とともに新しくなって
変わり続けることが答えと思えるような未来を

かかと上げた日々はあたしの物語
そんな日々に手を振るようにページをめくろう

きみが居ないと上手に笑えなくて
素直すぎて困るなあ あたしのココロはいつも
甘く煮詰めた果実のような日々を
ヒトツかじって気付く ココがあたしの場所
そうだよね?

泣いたあたしを包んだその手のひら
大きすぎて困るなあ あたしの手は小さくて
腕を伸ばした 足りない数センチは
ぼくが埋めると笑う 届け 向こう側に

空を仰ぎ夢見てた日に
描いたイメージできみを見つけた

甘く甘い宝物きみと育ててゆこう
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