定年ラブソング麻生慎二 | 麻生慎二 | 麻生慎二 | 麻生慎二 | 水谷高志 | 定年まで 勤めあげたから お疲れさまと 二人で旅を コーヒー飲みながら 地図を広げて 去年の旅の 想いを語る 初夏の礼文(れぶん)の アツモリ草(そう)と 聳(そび)え輝く 利尻(りしり)富士 定年まで 勤めあげたから お疲れさまと 二人で旅を ワインの香りに 包まれながら 今年の旅の 優しさ想う 秋の輪島の 朝市ふれあい 里山里海 和倉温泉 定年まで 勤めあげたから お疲れさまと 二人で旅を 歴史の渦に 心痛めて 平和の鐘に 祈り響かせ 異国漂う グラバー邸と 優しさ包む 長崎夜景 定年まで 勤めあげたから お疲れさまと 二人で旅を 孫のしぐさに 幸せ目を細め 庭先の花に 微笑みかける 季節の風に 誘われながら 流れ雲追う 幸せ旅巡り 流れ雲追う 幸せ旅巡り |
赤湯の女麻生ちぐさ | 麻生ちぐさ | 山本旅人 | 伊藤雪彦 | 水谷高志 | 赤湯温泉 裏通り 居酒屋「お菊」 やってます 山形美人と 言われても それは昔の 話です ひとり ひっそり 控え目に 笑顔ふりまく 赤湯の女 雪の夜には あつあつの 名物芋煮 お通しは 男と女の 色恋も ひとつふたつは ありました つらさ 哀しさ 乗り越えて 笑顔ふりまく 赤湯の女 赤湯温泉 裏通り お客はふたり 旅のひと 古漬けみたいな 女です みんな飴色 この店も ひとり ひっそり 控え目に 笑顔ふりまく 赤湯の女 |
振袖金魚麻生ちぐさ | 麻生ちぐさ | 山本旅人 | 伊藤雪彦 | 水谷高志 | 余目(あまるめ)駅の お祭り広場 ここであなたと 待ち合わせ 庄内金魚は 振袖金魚 ゆらりゆらゆら 水の中<ソレ> 山形<ハイ> 東京<ハイ> 遠いけど<ソウダ ソウダ> 愛をはぐくむ ふたりです 案内します 庄内町(まち)を だから秋にも 来て欲しい 狩川(かりかわ) 清川(きよかわ) 北月山(きたがっさん)も 見せてあげたい 景色です<ソレ> 一年<ハイ> 一度じゃ<ハイ> さみしいわ<ソウダ ソウダ> 金魚祭りも フィナーレ あなたはいつも 泊らず帰る いなほ特急 最終で 庄内金魚は 振袖金魚 名残り惜しげに 水の中<ソレ> 山形<ハイ> 東京<ハイ> 遠いけど<ソウダ ソウダ> 愛を信じる わたしです |
新宿恋唄遠矢大門 | 遠矢大門 | 内藤綾子 | 西つよし | 水谷高志 | 薄情もんだよ あんな奴 それでも好きでさ 馬鹿だよね 躰の芯まで 惚れ抜いて やっぱりあんたに 抱かれたい ポロリ 涙をこぼしたら よけい男は背をむける 新宿恋唄 あんたが憎らしい おんなの涙が 眠る街 優しくされると不安でさ あんたが何処かへ 消えそうで 抱かれりゃ溺れて 壊されて 心で爪たて またすがる ほろり ため息つくたびに よけい幸せ逃げて行く 新宿恋唄 お酒に酔えばなお あんたが恋しい 雨が降る ポロリ 涙をこぼしたら よけい男は背をむける 新宿恋唄 あんたが憎らしい おんなの涙が 眠る街 |
おまえだけだよ遠矢大門 | 遠矢大門 | 竹盛謙次 | 西つよし | 水谷高志 | ネオン木屋町 雨の夜 長いまつ毛も 濡れている 苦労かさねて きたんだね 笑顔の数だけ 隠した涙 離さない離さない おまえだけだよ これからは 指輪はずした 嵐山 叶わぬ恋と あきらめて 酒場で生きて きたおまえ 涙の数だけ 重ねた月日 離さない離さない 離したくない もう二度と ネオン木屋町 恋の夜 無理してドレス 着たんだね 泣くことないさ これからは 涙の数より 倖せあげる 離さない離さない おまえだけだよ いつまでも |
紅月ISUZU | ISUZU | 伊藤美和 | HANZO | 水谷高志 | あなたを想えば この胸に 熱い涙が あふれてくるの あなたを知らずに 生きてきた 遠いあの日に もう戻れない 鏡見つめて 重ねる口紅(べに)と罪 いのちを結ぶ 糸の色 何も言わないで ただそばにいて 約束なんか いらないの 優しい瞳に 私が映れば それだけでいいから… 別れる前から 恋しくて 逢えば時間を 止めたくなるの すべてを失くして かまわない もしもあなたと 暮らせるのなら 息をひそめた 夜空に紅い月 心にたぎる 愛の川 何も言わないで ただ抱きしめて 愛したことは 悔やまない あなたに逢うため 生まれてきたこと 現在(いま)想い出したの… 何も言わないで ただそばにいて 約束なんか いらないの 優しい瞳に 私が映れば それだけでいいから… |
うらはらISUZU | ISUZU | 伊藤美和 | HANZO | 水谷高志 | 久しぶりに 会ったのに 今日はなんだか 無口だね 何か言いたげで 言えなくて ボトルのお酒が 減るばかり 優しすぎるの あなたって それは時には 残酷で… あなたはあなたの 私は私の それぞれの道を 歩きましょう 私が代わりに 言ってあげるわ 心うらはら サヨナラを 行かないでと すがったら 涙流して 甘えたら きっと困らせて しまうから 合い鍵奪って 追い出すわ 愛しすぎるの 私って 男を男を ダメにする… あなたはあなたの 私は私の 新しい愛を 見つけましょう あなたのことなら 綺麗さっぱり 今日で忘れて あげるから あなたはあなたの 私は私の それぞれの道を 歩きましょう 私が代わりに 言ってあげるわ 心うらはら サヨナラを |
片割れグラス五代ショウ | 五代ショウ | 日野浦かなで | 徳久広司 | 水谷高志 | 破れた障子を すり抜ける 潮風(かぜ)が心に 沁みる夜(よる) 今夜もひとり 帰らぬ男(ひと)を 浜の酒場で 待ち詫びる 飲めば飲むほど 夢に酔い 涙ぽろぽろ 涙ぽろぽろ 片割れグラス 揃いのグラスを 傾けて 肩を抱かれて 飲むお酒 しゃがれた声の 憎まれ口が 今じゃこんなに 恋しくて 酔えば酔うほど 寂(さび)しさに 浮かぶ面影 浮かぶ面影 片割れグラス 霧笛が啼くたび 振り向けば どこか似たよな うしろ影 おんなの明日(あす)を 預けた胸が 憎い愛しい 零時前 飲めば飲むほど 夢なかば 愛に逸(はぐ)れた 愛に逸れた 片割れグラス |
中州悲恋街五代ショウ | 五代ショウ | 片山ナオ | 片山ナオ | 水谷高志 | 出口の見えない 恋はごめんだ あたしが女で あんたが男 それだけだろ たったそれだけ… 那珂川(なかがわ)に 映る 迷いの口づけ 水面はただ 見つめている 明日(あす)を失くした 幻 最後に… 抱いて 中洲悲恋街 靴擦れをした ヒールを捨てて 似合っているよな 似合わないよな あたしらしい 生き方するさ… 好いとうよ あんた 優しすぎる人 バカねこんな 女のため 夢は捨てたら いかんばい さよなら… あんた 中洲悲恋街 沈まない ネオン 背中で振り切り 愛の証 秘めた胸と ともに滅んで ゆくのさ よかたい… これで 中洲悲恋街 |
奥越雪の火祭五代ショウ | 五代ショウ | 新庄立海 | 笠間千保子 | 水谷高志 | 根雪に埋もれた 勝山城下 清き流れの 九頭龍(くずりゅう)河原 静かに顔だす 猫やなぎ 北風春よぶ 左義長祭 蝶よ花よ 花よのねんねと 大擦(だいずり)太鼓の バチが舞う 粉雪舞いとぶ 街仲通り お国自慢の 櫓(やぐら)が並び 横笛三味線 鉦(かね)太鼓 寒さ蹴散らし お道化て跳ねる 蝶よ花よ 花よのねんねと 競って打込む バチさばき 伝統奇祭が 静かに引けど 今だ覚めずに 心が燃える 月日変われど 春見えず 雪雷(せつらい)ひびいて 囃子に変り 蝶よ花よ 花よのねんねと 大擦太鼓の バチが舞う |
情なし月夜緑川恵子 | 緑川恵子 | 内藤綾子 | 西つよし | 水谷高志 | 川面に満月 ゆらゆら浮かぶ 触れてみても 掴めない どうせ出て行(ゆ)く男(ひと)だもの 酷い言葉 投げつけた 寝物語に 女はいつも 焦がれ焦がれ 待つばかり ほろり ほろほろり なんで今さら ほろり ほろほろり 泣けてくる 空を見上げりゃ 情なし月夜 優しさだけでは 女はつらい 覚悟なけりゃ 尚つらい 夢はいつしか色あせて 何処を辿る 拠りどころ 愛は寂しい 生き物だから 焦がれ焦がれ 背を向ける しゅるり しゅるしゅるり 心が寒い しゅるり しゅるしゅるり 風も泣く 空を見上げりゃ 情なし月夜 寝物語に 女はいつも 焦がれ焦がれ 待つばかり ほろり ほろほろり なんで今さら ほろり ほろほろり 泣けてくる 空を見上げりゃ 情なし月夜 |
泪の雪列車緑川恵子 | 緑川恵子 | 小山内圭 | 野崎眞一 | 水谷高志 | 女なぜ泣く 北の町 夢が…凍てつきゃ 心も寒い 海沿い行(ゆ)くのは 雪列車 吹雪海鳴り 鴎鳥 か細い翼じゃ これから先は 追って行けない 日本海 夢を追うのが 男だと 利いた…口利き 強がり云った あいつを乗せてく 雪列車 遣(や)る瀬ないのよ 寂(さみ)しくて 失くして知ったの 惚れてたなんて 追って行けない 涙駅 鉛色した 雲が飛ぶ 今日も…吹雪いて 明日(あした)が見えぬ あいつが恋しい 雪列車 連れて帰って この胸に 夢咲く春にも 咲けない女(わたし) 追って行けない 遠い空 |
垂雪~しずりゆき~可愛ゆみ | 可愛ゆみ | 内藤綾子 | 西つよし | 水谷高志 | 山茶花(さざんか) 枝垂(しだ)れて 雪が滑り落ちる まるで二人の別れ せかしてるように あなたしか欲しくない それでも私を 捨てますか あぁキリキリと 素肌が泣いている 命があなたに 泣いている 罪な愛でも これも愛 情けくれぬか 叱るか 垂(しずり)雪(ゆき) 女の 幸せ 口にするのですか 別れ言われる方が 私 不幸せ 優しさが邪魔をする 嘘つき背中に 雪が舞う あぁしんしんと 心に降り積もる あなたの愛さえ あればいい 罪な夢でも これも夢 世間知らずと なじるか 垂(しずり)雪(ゆき) あなたしか欲しくない それでも私を 捨てますか あぁキリキリと 素肌が泣いている 命があなたに 泣いている 罪な愛でも これも愛 情けくれぬか 叱るか 垂(しずり)雪(ゆき) |
花の路・花の時可愛ゆみ | 可愛ゆみ | 内藤綾子 | 西つよし | 水谷高志 | 誰に咲くのか 長谷寺の花 女は男の為に咲く 綺麗な時をあなたと生きた 数えきれない 幸せばかり あゝぁ サクラ色でした 見上げた空には 雲ひとつ あなたの名前 呼びたくて 大和路 ひとり旅 風を道づれ 山の辺の道 両手を合わせた夫婦岩 おみくじ引いて“待ち人来たる” 縁の神様 この大神神社(ばしょ)でした あゝぁ 私見えますか あなたのふるさと 優しくて 心にそっと折りたたむ ふたりの めぐり愛 未練流して 旅立ちますね 想い出せせらぐ佐保川よ あなたの愛に包まれたから 明日(あす)へ真っ直ぐ 歩いて行ける あゝぁ サクラ咲いてます 泣いたら空から 叱ってね も一度 抱いて欲しかった 大和路 ひとり旅 |
運否天賦で行こうじゃないか水前寺清子 | 水前寺清子 | 美樹克彦・学斗 | 岡千秋 | 水谷高志 | 運否天賦で 行こうじゃないか… 天に任せた 運だけで 生きてゆくのも 悪くない 苦労したから 幸福(しあわせ)が やって 来るとは 限らない 運否天賦で 運否天賦で 行こうじゃないか 過ぎた風にも 泳がされ 細く永くも いいけれど 太く短い 人生も あるさ あるのさ 誰にでも お前百寿(ひゃく)まで お前百寿まで わしゃ白寿(くじゅうく)まで 空は快晴 日本(にほん)晴れ 草の根を分け 探しもの やっと見つけた 愛なのさ 天下分け目の 決断も 運否天賦で 運否天賦で 行こうじゃないか |
夫婦さくらんぼ麻生ちぐさ | 麻生ちぐさ | 山本旅人 | 伊藤雪彦 | 水谷高志 | <さくらんぼ ふたつ 手をつないでる> 双子というより 仲のいい 夫婦(めおと)みたいに 見えてくる 山形 寒河江(さがえ) さくらんぼ 見渡すかぎり さくらんぼ ふたつ離れず 手のなかに あんた恋しい ひとり旅 遥(はる)かな霊峰(れいほう) 指さして あれが月山(がっさん) 湯殿山(ゆどのさん) 山形 寒河江 さくらんぼ 紅玉(ルビー)のような さくらんぼ 雪が解けたら また来ます 左沢(あてらざわ)線 走る町 甘さと酸っぱさ ほどよくて まるであんたと 私です 山形 寒河江 さくらんぼ 元気をくれる さくらんぼ 飽きることない 夫婦味 きっと今度は ふたり旅 <さくらんぼ ふたつ 手をつないでる> |
みんなあなたのお陰です麻生ちぐさ | 麻生ちぐさ | なかにし礼 | 浜口庫之助 | 水谷高志 | 昭和のままの 路地裏に ちいさなお店 持ちました 「道頓堀川」 唄っています あなたの いつもの リクエスト いい人ばっかり 集まって みんなみんな みんなあなたのお陰です 浮草だけど 清らかに 私は生きる 生きてます あなたがいたから ここまでこれた 突然 あの世に 逝(い)くなんて 父親みたいな 人でした みんなみんな みんなあなたのお陰です 駅から五分 路地裏に 灯(あか)りがともる またひとつ 「ふたりの大阪」 思い出 胸に 今夜は ひとりで 唄います いい人ばっかり 集まって みんなみんな みんなあなたのお陰です |
酒場のホタル大木あつし | 大木あつし | かず翼 | 田尾将実 | 水谷高志 | 私の過去なら 尋(き)いても無駄よ ホントのことなど 言わないからと 長い髪を かきあげながら 見せる笑顔が どこか淋しい 名前は夏子 ほ ほ 蛍 酒場のホタル 今夜も漂い 恋に遊ぶのか 別れたばかりと グラスを重ね 男はしばらく 御免と微笑(わら)う 過ぎた恋の 哀しい話 聞いてあげるよ 俺でよければ 名前は秋子 ほ ほ 蛍 酒場のホタル そのうちいい奴 きっと出逢えるよ たまにドアを 振り向きながら 誰か待つのか だけど来ないね 名前は冬子 ほ ほ 蛍 酒場のホタル 心にほんのり 灯りともる夜 |
抱いてくれてもいいのに大木あつし | 大木あつし | かず翼 | 田尾将実 | 水谷高志 | 別れ話にうなずく わけがないじゃない 行くなら私の 心も持ってって 明日(あした)からひとりで 生きろと言うの あなた失くしたこの部屋で この街で 抱いてくれてもいいのに 最後にもう一度 女の未練が死ぬほど 死ぬほどつらい やっと出逢えた最後の 恋と信じてた あなたの面影 消せない胸の中 いとしさと憎さは 同じなのね 哀しすぎると涙さえ 逃げて行く 抱いてくれてもいいのに あきらめつくように あなたのぬくもり覚えて 覚えていたい ドアを閉めても他人に なれるはずもない ふたりで重ねた 思い出どうするの 戻っては来ないと わかっていても 鍵も変えずにこの部屋で 暮らしてる 抱いてくれてもいいのに 最後にもう一度 今夜もあなたの夢見て 夢見て眠る |
カゼノッテケみつき愛 | みつき愛 | ハスミン | 岡千秋 | 水谷高志 | ハア ハハハ アーァ 華の人生 咲かせてみませんか 考えたって 始まらない 動いてみなけりゃ 生まれない ハァー 何もやらずに 後悔するより やったもん勝ちなんだよ ヤサエーエン ヤーサーノ ドッコイショ ハァ ドッコイショ ドッコイショ ドッコイショ ドッコイショ ハァー 咲かせましょう 風に向かって ノッて行(ゆ)け やっちまえー イェイ イェイ イェイ ハア ハハハ アーァ 愛の人生 与えてみませんか 出愛 恋愛 助け愛 人の愛こそ 人間味 ハァー つまずいたって 愛に包まれて 生かされてるんだよ ヤサエーエン ヤーサーノ ドッコイショ ハァ ドッコイショ ドッコイショ ドッコイショ ドッコイショ ハァー ありがとう 勇気出して ノッて行け やっちまえー イェイ イェイ イェイ ハア ハハハ アーァ 夢の人生 咲かせてみませんか 自信持って ノッて行け やっちまえー イェイ イェイ イェイ |
想人~オモイビト~みつき愛 | みつき愛 | 内藤綾子 | 岡千秋 | 水谷高志 | “眠りなさい”と 囁(ささや)くのは 優しい記憶 遠い昔の 風の匂いが 心呼び覚醒(さ)ます 宇宙(そら)より果てしないものがある 人は何故に生きてるの 命は誰のもの 一期一会の愛を知って あなたを想う 乾いた喉が ただ欲しいのは 温かな瞳 寄せて返すは 波の音か 揺らぎの声か 道なき道を 辿(たど)り誰もが 迷える旅人 ひと粒ふた粒と雨が降る 人は何故に傷つくの 命は誰のもの 父と母から生まれた日を あなたと紡(つむ)ぐ ささやかでいい ただ願うのは 穏やかな息吹(いぶき) 一期一会の愛を知って あなたを想う 乾いた喉が ただ欲しいのは 温かな瞳 |
ジュテーム八神舞子 | 八神舞子 | 吹越通 | 吹越通 | 水谷高志 | 貴方(あなた)の指と 私の指を そっと絡ませ 夢に舞う 甘く切ない 愛の悦び 貴方の 腕に抱かれ 倖せを 噛み締める 私のこころは 貴方だけなのよ ジュテーム この胸を ジュテーム いつまでも ジュテーム 抱きしめて ジュテーム 離さないで 季節は巡り 木枯らしが吹けば 時の谷間に 枯葉散る いのち儚く 憂いを残し 灯りが 消えた窓に ひとひらの 愛の雪が 私のこころは 貴方だけなのよ ジュテーム 一時の ジュテーム 夢でいい ジュテーム 逢いに来て ジュテーム 愛する人よ 私のこころは 貴方だけなのよ ジュテーム 永遠の ジュテーム 微笑みを ジュテーム 風になり ジュテーム 愛に生きる ジュテーム 愛する人よ |
酒情話八神舞子 | 八神舞子 | 吹越通 | 吹越通 | 水谷高志 | 何処に行ったの 愛しいあんた 私一人を 置き去りに 戻っておくれよ この胸が あんたの帰りを 待っている 薄いライトの 酒場の隅で ひとり詫びしや 手酌の酒は お国訛りに 振り向けば どこか空似の 面影に 何故か この胸 震えます 私の魂(こころ)に 染み付いたのよ あんたの生命(いのち)の 癖までも 涙こらえて 呑む酒は 忘れられない 味がする 今日も一人で 情け酒 まぶた閉じれば 倖せ色に 浮かぶあんたの 優しさ強さ いつか二人で 故郷へ 帰りたいけど 夢の夢 恋しさだけが 空回り |
YOKOHAMAおもいで迷子Den | Den | 内藤綾子 | 水谷高志 | 水谷高志 | 夕暮れどきの 交差点ひとり あてなく今日も 港の見える店 今さら何(なん)で 別れた男(ひと)の 面影ばかりを追いかける あんた 逢いたいよ 逢いたくて YOKOHAMAおもいで迷子 あの頃 愛の深さ 気づきもしなくて ふたりで飲んだ このボトルワイン あれから涙 相手に飲んでいる 優しい笑顔 いつしか消えて 疲れた横顔していたね あんた 淋(さみ)しいよ 淋しくて YOKOHAMAおもいで迷子 諦めきれないのは あたしの方だけ あんた 逢いたいよ 逢いたくて YOKOHAMAおもいで迷子 あの頃 愛の深さ 気づきもしなくて 気づきもしなくて |
ぬかるみDen | Den | 内藤綾子 | 水谷高志 | 水谷高志 | 泥にまみれてた ガキの頃 写真 懷かしさに見れば 幾年(とき)を経(こ)えても キズは付きもの ふと 我に返る 人生って奴は ぬかるみに倒れ 気づかされるのか 寝返りを打てば 寝息立てている 苦労ばかり掛けてた背中 おまえがいたから そうここまで Ah- 頑張れたのさ 年を取ることは 悪くない やっと そんなふうに思う 夢を語れば きりがないけど まだ やれるだろう 人生って奴は ぬかるみを避けて 通れぬ日もある 横殴りの雨 傘もさせぬまま だけど誰も歩き続ける どうせ生きるなら 悔やまぬように Ah- たゆまず生きる 人生って奴は ぬかるみに倒れ 気づかされるのか 寝返りを打てば 寝息立てている 苦労ばかり掛けてた背中 おまえがいたから そうここまで Ah- 頑張れたのさ |
故郷晩夏村上五郎 | 村上五郎 | 内藤綾子 | 水谷高志 | 水谷高志 | 夏が終わる 茜空は なぜに 故郷(ふるさと) 恋しい 幼き日 その記憶 よみがえる 温もり あの頃に も一度 戻れるものならば 生きる道も 違うか 父が母が 今はただ愛しい この年歳(とし)になって 不甲斐なさを 詫びれど 日々に追われ 時に人は なぜに 故郷 遠のく 夏祭り 蝉の声 懐かしい友さえ 空を行く 季節鳥(とり)たち 心は何処(どこ)にある 拠(よ)りどころは 同じか 父と母の 愛に抱かれた場所 この胸に誰も 宿しものは 故郷 あの頃に も一度 戻れるものならば 生きる道も 違うか 父が母が 今はただ愛しい この年歳になって 不甲斐なさを 詫びれど |
北の漁歌村上五郎 | 村上五郎 | 村上五郎・補作詞:内藤綾子 | 水谷高志 | 水谷高志 | 雪が舞い散る 日本海 秋の訪れ 胸はやる 鮭がもう来ると 三面川(みおもてがわ)に ウライを 仕掛け待つ 歴史絶やさぬ 居操網漁(いぐりあみりょう)に 大漁 願って 北の漁歌 遠い故郷(ふるさと) 忘れずに 鮭が帰るぞ この川に 天の恵みこそ 先人達(せんじんたち)の 努力(おもい)の 賜物(たまもの)さ 舟の手入れに 一汗流せば 笑顔も ほころぶ 北の漁歌 赤く朝焼け 染まる頃 今か今かと 待ち望む 木舟(きぶね)三艘(さんそう)と 三面川で 追い込み 鮭を捕(と)る 呼吸(いき)を合わせて 意地の見せどころ 掛け声 一入(ひとしお) 北の漁歌 |
化粧坂真咲よう子 | 真咲よう子 | 杉田望 | 長浜千寿 | 水谷高志 | ふたりで訪ねたこの街は あなたと私のかくれ里 誰にも言えない恋ひとつ 赤い風鈴揺れてます “すずめのお宿はどこですか 知らぬお方のやさしさよ” 命かけて愛をつらぬく女です 紅も泣いてる化粧坂 小雨に打たれたあじさいも 時が流れて思い出に あなたの胸でしあわせを 沈む夕日がほほそめる “すずめのお宿はどこですか 生きる力をくれますね” あなた強く抱いてくださいもう一度 赤く燃えてる山紅葉 “すずめのお宿はどこですか? しんしん小雪が 肌を刺す” 寒い あなた魂信じて離れない 愛はまほろば 化粧坂 |
箱根 おんな宿真咲よう子 | 真咲よう子 | たかたかし | 中村典正 | 水谷高志 | 一夜(ひとよ)かぎりの 恋なんて いやですわたし いやですよ 白い障子に 椿の花の 紅がもえます ふるえます あぁー、もうだめ… 箱根 おんな宿 膝にわたしを 抱きよせて 冷たい氷を くちうつし ずっとこのまま 体をあずけ 夢をあなたと 見ていたい あぁー、もうだめ… 箱根 おんな宿 忍ぶ逢瀬の かぎりある 時間がふたりに 火をつける 髪のひとすじ あなたの指に 巻いてからめて またすがる あぁー、もうだめ… 箱根 おんな宿 |
冬ざれ…津軽遠藤じろう | 遠藤じろう | 小山内圭 | 野澤英之 | 水谷高志 | 津軽如月 地吹雪礫(じふぶきつぶて) 荒れて頬ぶつ 痛さより 泣いて胸打つ おまえの拳(こぶし) 凍てつく心に じんとじんとじんとよ 泪溢れて 顔さえ見えぬ 冬ざれ津軽は… 冬ざれ津軽は なかせ里 七日七夜(なのかななよ)を 恨んで泣いて 寂しがりやの あの娘(こ)がよ 夜行列車に 乗ったと聞いた 想いもちぎれて じんとじんとじんとよ 辛さまぎらす 湯呑の酒よ 冬ざれ津軽は… 冬ざれ津軽は うらみ里 心がわりじゃ ないよと詫びる ひとり他国の 寒空か 夢も憔悴(やつ)れた お前を想う 泣いてはいないか じんとじんとじんとよ 恋も涙も 棄てなきゃならぬ 冬ざれ津軽は… 冬ざれ津軽は なみだ里 |
女のねがい八汐亜矢子 | 八汐亜矢子 | 伊吹秀吾 | 片山隼 | 水谷高志 | 女が一人で 待つ部屋は 寒さばかりが 身に沁(し)みる これでいいのと 呟(つぶや)いて お酒にまぎれて いるばかり こぬか雨降る こんな夜は 夢で 夢で 抱かれたい 今宵枕も 泣いてます お前に幸せ あげるから そんな言葉に すがりつき 耐えて忍んで 来た私 切ない運命(さだめ)に 縛(しば)られて 晴れて添えない 身の上の 辛い 辛い 恋に泣く 火照(ほて)る躰(からだ)を 持てあます あなたの為なら 死にもする これが私の 真心(こころ)です 妻と言う字は 無くていい 背中を合わせた 温もりが あれば何んにも 欲しくない いつか いつか 愛おしい 胸に包まれ 甘えたい |
東京レトロ真咲よう子 | 真咲よう子 | 水木れいじ | 鈴木淳 | 水谷高志 | 蒼いガス燈 ともる街角 おもいがけない めぐり逢い どうしていたのと 声かけられて 何も言えずに 涙ぐむ… ああ…恋・恋 レトロな恋ですか 再びの花が咲く 夜の東京 愛しながらも またすれ違う それは運命の いたずらね あの時あなたに すがっていたら 別の人生 あったのに… ああ…恋・恋 レトロな恋ですか うしろ影見送った 雨の東京 帰るあなたの シャツの襟もと わざと口紅 つけてみた 好きなら許して くれるでしょうか 今も綺麗と 抱きしめて… ああ…恋・恋 レトロな恋ですか 倖せにしてほしい 夢の東京 |
女の川真咲よう子 | 真咲よう子 | 水木れいじ | 鈴木淳 | 水谷高志 | 誰が捨てたか 水面にゆれる 都忘れの 花はむらさき まるで私を 見ているようで ふいに涙が あふれてきます 愛しながらも 別れて来たが つのる未練の…つのる未練のひとり旅… 夕日に染まる 橋にたたずみ あなた呼んでる 女の川よ 汽車をおりたら もう秋でした 肩を抱かれて 聞いた鐘の音(ね) そんな想い出 探して歩く 枯葉舞い散る 寺町通り 恋はいつでも 別れたあとで 弱い私を…弱い私を泣かせるの… 面影ばかり 浮かぶ星空 あなた逢いたい 女の川よ 幸せかしら 別れた人は 今はどうして…今はどうしているかしら… 季節はめぐり やがて初雪 あなた恋しい 女の川よ |
紅い橋真咲よう子 | 真咲よう子 | 高畠じゅん子 | 中川博之 | 水谷高志 | 海沿いの 温泉(いでゆ)の宿で おそろいの 浴衣に着がえ 口紅を うすめにさして くる筈もない あなたを待つの 女に 生まれて 来たからは 一度は 行きたい 向こう岸 渡れる つもりが 渡れずに 涙で にじんだ 墨絵ぼかしの 紅い橋 運命(さだめ)には 逆らいきれず 悲しみを ひとりで背負う 愛なんて 他人になれば かげろうよりも はかないものね 尽くして 甘えて 夢をみて 幸せ いちずに 追いかけた わたしの 心を 吹き抜ける 別れの 木枯らし 風もつめたい 紅い橋 女は 小さな 笹の舟 男の 流れに 身をまかす おもいで うつして 水鏡 あの日は まぼろし 花は散る散る 紅い橋 |