THE PINBALLS 樫の木島の夜の唄歌詞

樫の木島の夜の唄

THE PINBALLS

作詞：古川貴之
作曲：古川貴之
発売日：2014/09/17
この曲の表示回数：15,862回

眠らない男がいて　この世界の何処かの
小さな島の　小さな庭の　樫の木が揺れるのを　眺めている間は
世界では誰一人　悪い夢を見ないと言う
何故なら悪魔もそうさ　死神も
彼の物語に　揺られて眠くなっている

満月が登るたびに
彼は思い出している　物語も願い事も
全て消え去ってしまうよ
だから今　夢を見ること
君は無駄だって思うかい
だから今　夢を見ること

眠らない男が昔　愛していた女は
どこかへ消えた　漁船の絵を残して
どんなに綺麗な記憶も　冗談も
消えていく事を　彼は思い出している
浜辺の絵の具は　今でも白いけれど
少しずつ　風に吹かれて
色を変えていく

夜が星を　飾るたびに
彼は思い出している
流れ星の正体が　綺麗な石じゃなくても
流れ星が消える時の
その美しい最後を
だから今　夢を見ること

宝物も願い事も
全て消え去ってしまうよ
赤い靴も　青い鳥も　思い出も夢もぜんぶ
漁船の絵も風見鶏も雨雲も二人の暖炉も
だから今　夢を見ること
君は無駄だって思うかい
だから今　夢を見ること

GOOD NIGHT
GOOD NIGHT
GOOD NIGHT
GOOD NIGHT

この歌詞をマイ歌ネットに登録 >
このアーティストをマイ歌ネットに登録 >