季節外れのアイスレモネード

コップには
いくつもの水滴があった
確かあれは 暑い夏の日
アイスレモネード

僕たちはただ見つめ合って黙ってた
緑の中のカフェテリアはパラソルの影が日時計
どこからか聴こえる蝉の鳴き声 (止まぬまま)
こんなにも誰かのこと好きになるなんて (絶対)
ないと思ってたのに 初めてさ

どうやって伝えればいいか 恋する者は (臆病だ)
もし気持ちが伝わらなくても 一緒にいればしあわせだった
空はこんな青かったっけ?

いつものアイスレモネード 僕の喉はカラカラで
ストローなんか使わずに 一気に飲んだ
あの日の甘酸っぱさは青春だ

夏が過ぎ あっという間に秋が来て
ドアを開けたらカーディガンじゃ寒くて冬だと気づいた
木枯らしのテラスには誰もいない (ガラス越し)
付き合って半年が経った今も僕は (君を)
もっと好きになった 言い過ぎかな

そばにいる それだけのことで 伝わったのかな (この愛しさ)
信じ合うってことは落ち葉が舞って積み重なってくようなもので
いつの間にか そこにあるんだ

二人のホットレモネード 寄り添うように温かく…
強い北風が吹こうと歩いて行ける
想いはいつまでも変わらないよ

出会いは何回も巡って (咲かせる花)
君と僕の思い出は永遠

二人のホットレモネード 寄り添うように温かく…
強い北風が吹こうと 寒くないんだ Wow...

僕だけアイスレモネード なぜか頼みたくなった
怪訝(けげん)な顔で見られても 忘れられない味だ
Wow wow wow
景色は変わっても
Wow wow wow
ずっと好きでいる
アイスもホットもどっちでもいい
いつでもずっと
恋とは季節外れのレモネード
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