月と天秤

ああ今日も作り笑いだけで
一日をやりすごす
そこら中に夢を振りまいた
バス停のネズミたち

まだ夏が終わらない内に
消える飛行機雲
そこら中に愛を振りまいた
バス停のネズミたち

僕が思ってる以上に
電車のスピードが速いから
また置いてけぼり一人ぼっち
なんだよ神様

君の大事なその宝物
僕にちょっと触らせて
温度を知るだけでいいから
涙と汗が滲む想い出
月と天秤にかけてる
そんなことしなくていいんだよ

あまつさえ雪も降り出した
ちょっと戸惑うけど
街中もこんな感じならば
僕と ねぇ遊ぼうか

フルカラーの空の下で
ファソラシドって歌おうか

君の大事なその宝物
僕にちょっと触らせて
温度を知るだけでいいから
涙と汗が滲む想い出
月と天秤にかけてる
そんなことしなくていいんだよ
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