離れないの

ねえ 次の休み何してるの 何したいの
当たり前に送ればまた
会えたりしないかな なんて

ああ 友達には 冗談っぽく話すのにな
帰り道は 溢れたように
また無性に泣きたくなってるの

約束したまんまの心は
代わりも探せず漂うだけ
待ち焦がれていた 見たかった映画
ときめかなくなっていた

君といた日々のぜんぶ
ひとつさえ離れないの
話したくて眠れなくて
寝不足でさえも幸せ

ふたりの間違いぜんぶ
ひとりだけ離せないの
どうしても僕じゃだめなの?
二度と戻ってこないの
わかってるけど
ああ 余るほどに 甘い気持ち言葉にして
君と知ったあたたかさは
何ひとつも嘘じゃなかったよね

「たとえばふたり 想いが揺らぐときも
そのまま好きを 忘れてしまったとしても
そのたび 今の私を 思い出してよ」

壊れた恋の欠片が
情けなく刺さって痛むよ

君といた日々のぜんぶ
ひとつさえ離れないの
傷だらけの自分さえも
手放せない僕は ばかだね

君といた日々がぜんぶ
綺麗すぎて怖いんだ
こんなにただ 一途でいたこと
許したいよ いつの日にか
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