愛こそはすべて

もう誰もいないコンサートホール
灯りもおちて静まりかえる
私が歌った愛の詩の数々
その余韻すらもうない

こわいくらいに心から愛し
愛するほどに逃げてゆく人
生きてる痛みに胸をおさえながら
力の限り歌った歌った

鳴りつづくカーテンコール
愛される幸福抱きしめながら
私自身に聞かせるように
歌った「愛こそはすべて」

胸にひろがる悲しみを忘れ
明日はもっと心をこめて
私は歌ういつも愛しつづける
生まれて来たのそのため

もう誰もいないコンサートホール
ステージにひとり私はひとり
もう一度つぶやく愛の詩のフィナーレ
いとしい人はもういないもういない

鳴りつづくカーテンコール
愛される幸福抱きしめながら
私自身に聞かせるように
歌った「愛こそはすべて」

鳴りつづく鳴りつづくカーテンコール
愛される幸福抱きしめながら
私自身に聞かせるように
歌った「愛こそはすべて」
×